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当社グリーンアップル水口SSの 土壌汚染に関する新聞報道について

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当社グリーンアップル水口SSの 土壌汚染に関する新聞報道について
2012 年 6 月 4 日
お客様各位
藤野商事株式会社
代表取締役 藤野滋
当社グリーンアップル水口SSの
土壌汚染に関する新聞報道について
皆様には日頃より何かとお世話になり誠にありがとうございます。また、当ホームペー
ジをご閲覧いただき、心より感謝しております。
さて、6 月 3 日付各紙新聞報道でもご承知の通り、当社グリーンアップル水口SSにおい
て過去に油漏れの事故があり、今回行政のご協力を得て周辺地域の水質調査を行うことに
なりました。皆様にとっては突然の報道にて、ずい分ご心配をおかけしたことと思います。
誠に申し訳ありません。
以下、今回の件につき、おおまかな経緯をお知らせするとともに当社の今後の対策につ
いてご説明します。
経緯
○平成 18 年
当社水口 SS 改装に際し土壌掘削を行ったところ、地下の汚染が確認されました。過去
の役員等への聞き取り調査によって、以前(正確な時期は不明)に地下タンクと計量
機をつなぐパイプの一部が損傷し、その時に漏洩(油種不明)したものではないかと
のことでした。ただちに専門業者を呼び、土壌浄化のための工法を検討、地域消防の
許可を得て、全面改装工事を行いました。施工に際しては県ならびに地元行政の環境
対策部署にもご報告を行っています。地下水の流れを遮断するための鋼板打設後、搬
出した土砂は 1,208t、ダンプカー97 台分。これらは県内施設にてバイオ処理後、適
法に埋め立て処理されています。
また、当社の自主的な対策として地下水を定期的にモニタリングするための設備を構
内 5 か所に設け、その後、年 1 回の水質検査を定期的に行いました。
○平成 24 年 2 月
定期のモニタリング調査において、今まで順調に低下していたベンゼン値が上昇して
いる地点が見つかりました。
○同 4 月
専門業者に依頼し、新たに 20 か所の土壌および水質検査を行ったところ、一部箇所に
高濃度のベンゼンの残留が認められました。これらは前回工事において除去し切れて
いなかった残留物が溶出したものと思われます。
○同 5 月 31 日
調査結果を県の担当部局、そして消防にご報告しました。
○同 6 月 2 日
県による周辺地域の地下水調査が行われるとの連絡を受け、近隣への周知のため報道
機関への情報提供を当社から行いました。また、翌日には地元自治会ならびに近隣の
お宅を訪ね、お詫びにあがりました。
今後の対策
地下に存在するベンゼンを土壌を撤去することなく除去するには、ベンゼン分を分解す
るバクテリアを土壌に直接注入し短期(約半年)に処理する方法とバクテリアを含んだ水
を地下に循環させて長期的(3~4 年)に分解する方法の 2 つの工法が知られています。現
在、工法の決定と業者の選定を同時に進めており、当局の許可がおり次第、早急に処置を
実施する予定です。
以上、今回の報道にいたるまでの経緯と今後の対策について述べさせていただきました。
現在、周辺地域にお住いの皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけしています。当社と
しましても今後とも住民の皆様の不安が少しでも軽くなるよう、行政のご指導のもと、最
善の努力をいたす所存です。
今回の件に付き、皆様に多大なご心配をおかけしたことを改めてお詫びするとともに、
今後とも変わらぬご厚情をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
※この件につきましてのお問い合わせは
藤野商事株式会社総務部 市田
℡0748-48-2055
mail: [email protected]
までお願いします。
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