Comments
Description
Transcript
平成28年2月受付分市民の声 [2件、PDFファイル/130KB]
市民の声(2 月分) 意見 24 H28.02.15 改修後の袖ケ浦駅構内の清掃状態について (1)フロアーに汚れが多いことまた、隅にホコリが溜まっている (2)たばこの吸い殻が落ちている (3)階段のて手すりが汚れている 私は北口へ月7~8回通行し、JR利用は月2回ですが、徐々に汚くなってきています。 これは清掃を実施してないか?清掃契約をしてないか、いずれかと考えます。ちょっ とした小さな汚れでも、五井駅や姉ケ崎駅、都内の駅と比較しても汚い状況です。 関係者の努力で素晴らしい新袖ケ浦駅が完成し、市民としても自慢の駅です。 その駅が、汚れていては袖ケ浦市民として恥ずかしい。(アウトレット利用者等 も乗降する)JRと相談のうえ改善されるよう宜しくお願いします。 回答 H28.03.04 担当課 土木管理課 日頃より市行政に対し、ご理解ご協力をいただき、ありがとうございます。 JR袖ケ浦駅構内につきまして、袖ケ浦駅南北自由通路及び北口公衆トイレは袖ケ 浦市で、改札からホームにかけての鉄道施設はJR東日本で管理しております。また、 清掃につきまして、北口公衆トイレ及び鉄道施設は毎日、南北自由通路は 2 日に 1 度 の頻度で、委託業者による清掃を実施しているところです。 現場を確認いたしましたところ、南北自由通路内に砂埃の堆積やたばこの吸い殻が 確認できましたので、早々に清掃を実施いたしました。 現在、JR袖ケ浦駅構内からロータリーにかけて、たばこの吸い殻やごみのポイ捨 て等の被害が増加しております。市としましては、啓発看板の掲示、職員による見回 り等、利用者のマナー向上に向けて引き続き取り組むとともに、清掃委託業者やJR 東日本等関係機関と連携し、適切な維持管理に努めてまいりますので、ご理解くださ いますようお願いいたします。 このたびは貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。 H28.02.15 先日、新しい給食センターが出来てからHPに記載された資料を拝見しました。 最新設備でアレルギー対応施設もあるということ、また、袖ケ浦・千葉県産の食材 が60%を達成しているとの報告を見て安心しました。 今後も100%を目指して、積極的に地産地消を推進していってもらいたいと思いま す。 さらに、私が最も要望したいのは、この食材たちが有機(オーガニック)食材であ ってほしいということです。私は農業に関わる地区に住んでいますが、地元の野菜や 米には未だに個人での空中農薬散布や化学肥料を大量に使用した栽培が行われてお り、こういったものが子どもたちの口に入るのが心配です。 どうか今後、有機農法を浸透させて、袖ケ浦市の農法(ブランド力にもなる)にし てほしいと思います。 農業政策は教育政策と別管轄かもしれませんが、これは長期的地域社会の発展に関 連性のある問題です。 将来、子どもたちが袖ケ浦市住民として誇りを持って地元の農業に従事したり、地 意見 25 元の食材を愛することができるよう、有機農法を積極的に推進するよう生産者への指 導と支援、そこに給食指導や農業体験を始めとした食育を組み合わせ、地産地消や地 域愛を活性化していくプログラムを期待しています。 例えば、有機農法をブランド化してPRする→学校教育で子どもは有機農法を体験し たり、給食だより等で地元生産者の顔が見える食材を紹介する→一般市民向けに定期 的に市場を開く(袖ケ浦マルシェ)→子どもから大人まで地元食材の魅力が浸透、農 業の発展という循環を作っていけると思います。 アメリカやフランスでは、すでに先進的に地産地消と有機農法を学校教育に取り入 れている地域があり、子どもたちが環境や地域に関心を持ち、豊かな心と郷土愛を育 む成果が現れています。 小さな都市ですが、農業・畜産が充実しており、教育活動にも力を入れている袖ケ 浦市なら、これらの先進例に習って、循環型社会の理想を実現できると思います。 ※袖ケ浦マルシェは地産地消を促すとても良いアイディアだと思います。これからも 季節に応じて、定期的に開催してほしいと思います。有機農法をもっとアピールした 生産品が増えればもっと良いと思います。 長くなってしまい、論点が定まらないところもあると思いますが、関係者方々へ の期待という形で受け取っていただければ、幸いです。 回答 H28.03.04 担当課 農林振興課、学校教育課、学校給食センター 初めに、学校給食における有機(オーガニック)食材の使用についてですが、有機 食材につきましては、後段に述べます理由等により、一般的に流通量が少なく、通常 の食材と比較すると価格が高くなります。学校給食については、多種多様な食材を大 量に使用することから、食材が毎日確実に納品されることが必要であり、また、食材 の購入を主に保護者の負担する給食費によって賄っていることから、食材の価格につ いても配慮しなければなりません。そのため、学校給食の食材として有機(オーガニ ック)食材を使用することは、現時点では難しいと考えております。 しかし、完全な有機農法ではありませんが、市内には、化学合成農薬や化学肥料の 使用量を基準値の半分以下に減らして栽培し、千葉県から認証を受けた「ちばエコ農 産物」が数多くあります。これらのうち、米については、袖ケ浦稲作研究会の皆さん を中心に栽培に取り組み、 「ちばエコ農産物」の認証を受けた「袖ぴかり(コシヒカ リ)」や「ゆりの雫(ふさおとめ)」があります。 学校給食センターでは、袖ケ浦産のコシヒカリを 100%使用していますが、その中 でも「ちばエコ農産物」の認証を受けた米を優先的に使用しております。その使用割 合は、平成 26 年産の米では全体の約 50%でしたが、平成 27 年産の米では約 70%を 占めるまでになっています。米以外にも、平成 26 年度における袖ケ浦・千葉県産の 食材の使用状況では、牛乳と鶏卵は 100%、野菜は 52%が地元産です。今後も、地元 産の食材の使用を増やし、積極的に地産地消を推進してまいります。 次に、有機農法の推進については、農薬を全く使用しない場合には病害虫の防除に 高い栽培技術が必要であり、雑草の管理にも手間がかかることから、多くの生産者が 積極的に取り組み、有機食材を大量に生産することは難しいと考えております。 そのため、市では、有機農法よりも栽培が容易な「ちばエコ農産物」の生産を推進 しており、野菜では、現在、レタスの「エコたす」をはじめ、23 品目で 74 件が「ち ばエコ農産物」の認証を受けております。今後も、こうした農業の推進を図りながら、 安全安心な農産物の供給に努めてまいります。 また、農業施策と教育施策の連携については、市内小中学校では、地域の産業や文 化に関心を持たせ、農業等に従事している方々に対する感謝の気持ちを育むため、学 校給食における地産地消を推進するほか、給食センター等の職員が各学校に赴き、食 に関する指導を行っております。さらに、保健体育科、家庭科、特別活動等の授業を 通じた指導も行っております。 そのほか、ひらおかの里農村公園では、市内の児童・園児や公募した家族を対象に 米作りや野菜の収穫を行うなど、農業体験を実施しているところです。 今後も、地産地消や食の安全、本市農業への理解を深め、豊かな心と郷土愛を育む ことができるよう、これらの取組を充実させていきたいと考えております。 なお、食の魅力をテーマに、農業・商業・工業・観光に携わる人たちが一体となっ て開催した「そでがうらマルシェ 2015」は、市内外から約 4,000 人の来場者があり、 大変盛況でした。来年度以降も開催する予定でございます。 このたびは、貴重な意見をお寄せいただき、ありがとうございました。