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GPS ECU ロガー シャシーダイナモ CO2 排出量推計モデル パラメータ

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GPS ECU ロガー シャシーダイナモ CO2 排出量推計モデル パラメータ
低炭素型交通の実現に向けた対策と評価
~速度データを用いた二酸化炭素排出量の推計~
目的地分布
GPS
速 度
位 置
時 刻
ECU
ロガー
燃費消費
モーダルシフト施策立案
CO2 排出量推計モデル
※ ECU:エンジン制御
コンピュータ
速度
詳細排出状況
車両スペック
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駆動力
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『普段の運転』
→制限速度をしばしば超過して車群をすいすい抜いていく
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エンジンマップ
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速度をあげた
ものの信号停止
制限速度以上
への加速
こまめに車間距離
を調節する
『エコドライブ』
→やや低い速度で信号に引っかからない車群を形成する
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(km/ᤨ)
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50∼60
60∼
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(g-CO2/km)
CO2
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ゆっくりした
スムースな加速
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なるべく低回転で
速度を一定に保つ
アクセルを
早めに離す
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エコドライブ診断・評価
パラメータ取得
区間排出状況
最高速度、加減速度
シャシーダイナモ
交通流シミュレーション
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経路選択
交通流対策評価
独立行政法人国立環境研究所
社会環境システム研究領域
交通・都市環境研究室
GPS データを活用した簡易な
エコドライブ評価手法の開発
背 景
◦エコドライブには、10 ~ 20% の CO2 削減効果があるといわれており、即効性のある交通の温暖化対策として期待
されています。
◦しかし、講習会などでエコドライブ方法を習得した後、日常走行で継続的にエコドライブが実施できているかは、データ
収集に用いる計測装置が高価であることなどから、十分に把握されていません。
◦そこで、GPS で得られる速度データを活用した簡易なエコドライブ評価手法の開発をおこなっています。
データ収集方法の比較
従 来 法
GPS データを活用した簡易手法
計測装置
測定イメージ
計測装置
ECU
ECU ロガー
GPS ロガー
車両制御を行っている ECU( エンジン制御コンピュータ ) 車両に GPS ロガーを設置し、GPS データを収集 ・ 記録
から、データを収集・記録する方法
する方法
測定できる項目 速度、エンジン回転数、エンジン水温、CO2 排出量
※1
コスト
対応車種
CO2 排出量の
計測法
用 途
など
速度、位置情報(緯度、経度、高度)、時刻
△高コスト(1 台あたり 10 ~ 20 万円)
○ 低コスト(安価なもので、1 台当たり 4 千円程)
○ 多くの車種に対応しているが、利用できない車種も
◎ 車種を問わず利用できる。
ある。(外車、古い車種は不可)
○ 燃料噴射に関するデータを用いるため、比較的正確な △ 燃料消費に関するデータは収集できず、速度データ
計測ができる。
から推定する。
エコドライブ講習会での指導効果の計測などで
日常のエコドライブ状況把握などの多サンプル計測で
※1 正確には、燃料噴射量に関するデータを収集しています。燃料中の炭素分のほとんどは、燃焼によって二酸化炭素になるため、
燃料消費量に係数をかけることで、二酸化炭素排出量を算出できます。
評価手法の概要 日常でのエコドライブ効果
◦ 被験者 10 名、ショートトリップ距離 300m-1000m の例
エコドライブ
日常の走行
日常の走行
講習会
1 週間(受講前)
1 週間(受講後)
(1 日間)
GPS 速度データ収集
GPS 速度データ収集
◦ 10 人中4人の被験者で、有意(※)なエコドライブ効果を確認
◦ 10 人の平均で、2.9% のエコドライブ効果
改善率
◦速度データをショートトリップ毎に分割
(1 ショートトリップは、発進から次の発進まで)
◦データの精査:測定精度の悪いデータを除外
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駆動力
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車両スペック
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CO2
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エンジンマップ
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-10%
150
CO 2 排出量推計モデル
㪏㪇
改善率
0%
CO2 排出量
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平均 CO2 排出係数 (g/km)
速度
10%
◦ショートトリップ距離毎に、受講前後の CO2 排出係数を比較して、
エコドライブ効果を評価
受講後
140
130
120
110
100
◦ショートトリップの走行距離毎にグルーピング
→受講前後の利用特性の違いを除いて、評価できる。
受講前
全体※
A※
B※
C※
D※
E
F
G
H
I
J
被験者
独立行政法人国立環境研究所
社会環境システム研究領域
交通・都市環境研究室
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