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平成27年度消費者教育カタログ化事業業務 提案説明書 1 業務名 平成
平成27年度消費者教育カタログ化事業業務 提案説明書 1 業務名 平成27年度消費者教育カタログ化事業業務 2 本書の目的 本書は、札幌市市民まちづくり局が「平成27年度消費者教育カタログ化事業業務」の契約 候補者を選定する公募型企画競争の実施に関して、必要な事項を定めることを目的とする。 3 業務概要 (1) 業務の背景 これまで消費者教育は、消費者の自立支援を旨として、消費者被害の未然防止のための 知識を提供する講座など、消費者個人の安全・安心を確保することに重点を置いてきた。 しかし、平成24年度に制定された「消費者教育の推進に関する法律(以下「推進法」と いう。)」では、消費者教育の目的について、これまでの消費者個人の安全・安心の確保 という視点を踏まえつつ、「消費者が主体的に消費者市民社会の形成に参画することの重 要性について理解及び関心を深めるための教育を含む。」とし、消費者市民社会の形成へ の参画に視野を広げている。 ●消費者市民社会とは 推進法では、「消費者市民社会とは、消費者が、個々の消費者の特性及び消費生活の多様性を相互に尊 重しつつ、自らの消費生活に関する行動が現在及び将来の世代にわたって内外の社会経済情勢及び地球 環境に影響を及ぼし得るものであることを自覚して、公正かつ持続可能な社会の形成に積極的に参画する社 会」と定義している。 こうしたことから、これからの消費者教育は、「自身で安全・安心や豊かな生活を確保 できるよう消費者を支援するもの」のみにとどまらず、「自分の周りだけでなく、他の人々 や将来世代にまで思いを馳せたライフスタイルを選択できること」や「自分の行動が社会 や経済に与える影響を理解して、自ら主体的に社会に関わることができること」を学ぶこ とができるものまで、その範囲は大きく広がっている。 また、消費者教育の推進にあたっては、推進法では「幼児期から高齢期までの各段階に おいて、体系的に、消費者の特性に配慮した適切な方法で行われるものであること」や、 「多様な主体及び他の消費者政策との連携」が求められている。 1 このように、これからの消費者教育では、これまでは消費者教育と位置付けられてこな かった取組を含め、あらゆる消費者教育の取組を体系的に整理し、かつ、多様な主体が連 携して取り組むことができる体制が必要となっている。 (2) 業務の目的 札幌市では、平成27年3月に「札幌市消費者教育推進プラン」を策定した。同プランにお いては、このような消費者教育の範囲の広まりを踏まえ、様々な消費者教育の場について 情報を把握し、広く市民に情報共有を図るとともに、消費者教育の担い手の連携促進や個々 の取組の充実を推進することとしている。 本業務は、その取組として、市内における消費者教育の取組の調査・分析を行い、その 情報を共有するための「消費者教育カタログ」をパンフレットとして制作し、消費者教育 の意義や効果への理解促進を含め、市民に周知を図るものである。 なお、本年度の業務には含まれていないが、次年度以降に、調査対象の追加、調査結果 のデータベース化並びにウェブ上での公開を予定しており、その基礎データの収集も業務 の目的とする。 (札幌市消費者教育推進プランについて http://www.city.sapporo.jp/shohi/sesaku/shohishakyoiku.html) (3) 業務規模 13,899,600円(うち消費税額1,029,600円)を上限とする。 (4) 履行期限 平成28年3月31日(木) 4 業務内容 (1)消費者教育の取組事例の調査 札幌市内において、消費者教育の取組が、どのように存在しているかについて調査を行 う。 ア 調査対象 講座、講師派遣、体験学習、PRイベント、社員研修等の学習機会(但し、学校教育に おける生徒等への授業は含まない。)、小冊子やパンフレット等の教材等とする。また、 原則として平成26年度から平成27年度に実施・制作された(又はその予定の)ものを対 象とするが、平成25年度までに実施・制作したものの中で先進事例等があれば、対象と 2 して差し支えないものとする。 なお、ある取組が消費者教育といえるものであるかどうかについては、担当課との協 議の上、個別に判断する必要があるが、本業務における調査対象の基本的な考え方は下 記に示したとおりである。 【基本的な考え方】 各取組の内容等から、下記のように分類したうえで、①~③を対象とする。 なお、消費者教育の側面があるかどうかについては、消費者庁作成「消費者教育イメー ジマップ」(注)における各領域との関わり合いから判断することとする。 (注 消費者教育イメージマップについて http://www.caa.go.jp/kportal/consumer/about.html) 分類 ①消費者教育そのものと 認識している(されてい る)もの 取組の具体例 イメージマップの該当領域 悪質商法による被害防止を学ぶ講座 ⇒ トラブル対応能力 食品表示を学ぶ講座 ⇒ 消費生活情報に対する批判的 思考力 ②消費者教育としての側 ごみの排出削減に向けた市民向けPR ⇒ 消費がもつ影響力の理解 面があり、現状でも消費 パンフレット 地産地消の促進を目的とした調理教室 ⇒ 持続可能な消費の実践 金銭管理、家計管理を学ぶ講座 ⇒ 生活を設計・管理する能力 ③消費者教育としての側 パソコン・インターネットの使い方教 ⇒ 情報社会のルールや情報モラ 面があるが、消費者教育 室 者教育として位置づける ことが可能なもの として位置づけるには、 何らかの加工・修正を要 するもの ルの理解 様々な市民活動事例を紹介するパンフ ⇒ レット ④消費者教育としての側 もっぱら学術や科学技術、芸術、文化、 ⇒ 面があるとは言い難いも 保健、スポーツ等の振興を目的とした の 講座・イベント イ 消費者の参画・協働 (該当なし) 調査項目 各取組について、実施主体、取組種類、対象者数、名称、内容、実施時期、主な対 象者、消費者教育イメージマップ(別添)における該当領域、問合せ先、イメージ(写 3 真)等の項目について調査・情報収集する。また、下記(3)の業務において制作する 消費者教育カタログへの掲載可否についても確認するものとする。 なお、各取組のうち、全国的に利用可能なものについては、取組の実施主体に対し、 消費者庁「消費者教育ポータルサイト」(注)への掲載を促すこととする。 (注 ウ 消費者教育ポータルサイトについて http://www.caa.go.jp/kportal/index.php) 調査範囲 調査を行う範囲は下記の(ア)~(カ)が実施する取組とするが、業務スケジュール や事業予算の都合上、一部に限った調査とすることも可能とする。 (ア)札幌市役所及び関連施設 (イ)市内の行政機関及び関連施設 (ウ)事業者 (エ)各種団体(事業者団体、消費者団体、市民活動団体、地域団体)等 (オ)学校(但し、生徒等への授業は除く。) (カ)その他の団体、個人 エ 調査方法 各主体の発行する広報誌やウェブサイト、一般情報紙等による情報収集のほか、各 主体へのアンケート、ヒアリング等、適切な方法を選択する。なお、上記ウの調査範 囲ごとに調査方法を変える等しても差支えない。 オ 納品 調査結果については、上記イの項目に沿ってMicrosoft Excel形式(Microsoft Office2010)に整理(但し、イメージについては別添とする。)し、DVDその他の外部 記録媒体にデータを格納して納品すること。 (2)調査結果に基づく分析報告 上記(1)の調査により得られた結果に基づき、札幌市内における消費者教育の現状につい ての分析を行い、好事例・先駆的取組の抽出や課題の提起、今後必要とされる施策の方向 性等について報告書の作成を行う。なお、報告書はA4版とし、DVD等の外部記録媒体に Microsoft Word形式(Microsoft Office2010)等の電子データを格納して納品すること。 (3)消費者教育カタログの制作 これからの消費者教育の意義や効果への理解を促し、講座・教材等の利用による消費者 4 自身の学びを促進するとともに、多様な担い手間の連携や、個々の取組の充実を支援する ことを目的として、消費者及び消費者教育の担い手へ、消費者教育の取組事例を紹介する パンフレットを制作する。 なお、主に下記のような活用例を想定して制作すること。 消費者教育の担い手 ・関連する分野の他の担い手と連携し、共催講座を企画 ・他の取組を参考に、自身の取組の改善・レベルアップを検討 消費者 ・親子で参加可能な消費者教育イベントの開催予定を確認 ・地域の集会等へ派遣可能か講師を探して、勉強会を開催 ア 内容 (1)により得られた結果をわかりやすく整理・編集し、様々な消費者教育の取組を紹 介するパンフレットとして制作する。但し、名称は「消費者教育カタログ」に限るもの ではない。 なお、内容には各取組を整理したものの他に、特に消費者教育の意義や効果への理解 を促すため、複数の好事例を利用した「これからの消費者教育のモデルイメージ図(注)」 を必ず掲載するものとする。 注 これからの消費者教育モデルイメージの例⽰ (カッコ内は、市役所や市内事業者等が実施している講座等の事例を掲載) レベル 1 被害に遭わない市⺠ (-をなくす) (被害防⽌の講座や、消費者被害の構造、商品知識、安全に関 する知識など) レベル 2 正しい知識と判断で、よりよい⽣活ができる市⺠ (個人 に+) (質の⾼い商品を選ぶための正しい知識、上⼿な買い物の仕⽅、 お⾦がたまる⽇常⽣活のコツ、インターネットとの正しい付き合い⽅ など) レベル 3 ⾃分の⽣活が、社会にいい影響を与える市⺠ (個人も、 社会も+) (フェアトレードを意識した商品選択、リサイクルのメリットと積極的な 活⽤、⾷品ロスを少なくする⼀週間の献⽴ など) * 3 つのレベルの知識・能力が全て身についた状態が『消費者市民社会に参画する市民』 5 イ 規格・仕様 A4以下、カラー、小冊子。 なお、ページ数は32ページ以上、部数は10,000部程度とするが、ページ数及び制作 部数は必要に応じて増減可能とする。 (4)市民向けPRの実施 (3)の成果物を広く市民にPRするため、広告・周知イベントの実施や啓発物の制作等を 行う。 なお本業務については、経費や業務スケジュールの都合上、実施を見合わせることも 可能であるが、その場合は後述の6評価基準の⑥については0点とする。 5 企画提案を求める項目 企画全体として事業の目的に沿った効果的かつ効率的な事業計画となるよう、企画・運営 に関する事項や具体的な実施方法等を提案すること。 また、それぞれの項目について提案を求める内容は次の通りである。 (1) 業務の遂行能力全般 本業務を実施するにあたって、 ①消費者教育の推進に向けて、どのような視点・考え方を重視して本業務に取り組む必 要があると考えるか ②実施体制 ③調査開始から事業終了報告までのスケジュール ④それぞれの業務に関する、過去5年間(平成21年度から平成26年度まで)の類似業務の 実績 を明らかにすること。 (2) 調査業務の実施方針 基本的な考え方や工夫の他、調査を行う範囲や具体的な調査手法等について提案するこ と。 (3) 分析業務の実施方針 基本的な考え方や工夫、具体的手法について提案するとともに、それにより得られる成 果の見通しを示すこと。 6 (4) 消費者教育カタログの制作方針 基本的な考え方や工夫について提案するとともに、可能な限り具体的な制作イメージを 示すこと。 (5) 市民向けPRの実施方針 実施が可能な場合は、どのようなPR事業を実施するか、具体的な実施手法、事業規模 及びその効果について提案すること。 6 評価基準 適格性 本事業における企画提案に対する評価基準は次表の通りとする。 ①確実かつ効果的な □効果的に事業を実施する人材や連携先、確実に事業を遂行す 業務遂行体制 る体制を擁しているか (35点) (20点) □事業内容やスケジュールが現実的な内容となっているか □同種業務の実績があり、本業務を確実に遂行する見込みがあ るか 事業の有効性 (65点) ②消費者教育並びに □消費者教育の意義及び本業務の目的について十分に理解し、 本業務に対する理解 それに沿った企画提案となっているか (15点) ③調査 調査手法 □具体的な調査手法が適切に設定されており、消費者教育の取 業務 (20点) 組について、漏れなく情報収集することが見込めるか (30点) その他 (10点) □調査範囲の設定は適切か。 □本業務の目的を踏まえた工夫がなされているか ④分析業務 □分析の方針と手法が適切に設定されており、具体的な成果が (10点) 見込める内容となっているか □本業務の目的を踏まえた工夫がなされているか ⑤カタログ制作業務 □それぞれの情報が、消費者、担い手双方にとって利用しやす (15点) く整理されることが見込めるか □これからの消費者教育イメージについて、読者に的確に伝え ることが期待できる内容となっているか □本業務の目的を踏まえた工夫がなされているか ⑥市民向けPR □市民の消費者教育への理解を深めるにあたって、効果的・独 (10点) 創的な事業提案となっているか 7 7 参加資格 (1) 地方自治法施行令(昭和22 年政令第16 号)第167 条の4の規定に該当しない者である こと。 (2) 平成27・28 年度札幌市競争入札参加資格者名簿(物品・役務)において、業種分類「情 報サービス、研究・調査企画サービス業」若しくは「広告業」又はその両方に登録されて いる者であること。 (3) 会社更生法による更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法による再生手 続開始の申立てがなされている者(手続開始の決定後の者は除く。)等経営状態が著しく 不健全な者でないこと。 (4) 札幌市競争入札参加停止等措置要領の規定に基づく参加停止の措置を受けている期間中 でないこと。 8 提出書類 (1) 参加意向申出書(様式1) (2) 企画提案者概要(様式2) (3) これまでの類似業務実績及び実施体制(様式3) (4) 企画提案書(自由様式) 企画書の分量は、添付資料も含めて最大でA4判20ページまでとする。なお、添付資料 についても極力A4版とすること。 (5) 積算書(自由様式) 企画提案書で提案された項目を全て掲載の上、予算を超えることのないようにその全て を積算した上で作成すること。なお、本積算額(合計額)は評価対象とはしない。 また、本積算額は、企画提案が選定された者との契約額を確約するものではない。 (6) 再委託予定先の一覧(自由様式) 本業務の全部を第三者に委託してはならない。ただし、業務遂行上本業務の一部を再委 託する必要がある場合は、以下の事項を記載すること。 ア 会社名 再委託予定先の会社名を記載すること。なお、副本では、事業者が特定できないよう、 「○○社」など(複数ある場合は、その別が分かるように)の表現を使い記載すること。 また、様式2に記載した再委託予定先と同一の表現を使うこと。 8 イ 所在地 再委託予定先の所在地を記載すること。なお、副本では、事業者が特定できないよう、 「北海道札幌市」など市町村までを記載すること。 ウ 再委託する業務の範囲 再委託を予定している業務の範囲について記載すること。 エ 再委託が必要な理由 再委託を必要とする理由について記載すること。 9 提出方法等 (1) 提出部数 下記ア及びイについて、それぞれ1部ずつクリップ留めにして提出すること。なお、特別 の製本等は行わないこと。 ア 正本 8 提出書類における(1)~(6)の構成で一式とし、1部提出すること。 イ 副本 8 提出書類における(3)~(6)の構成で一式とし、9部提出すること。 (2) 提出先 〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目札幌市役所13 階 札幌市市民まちづくり局市民生活部消費者センター:手塚 電話:011-211-2245 FAX:011-218-5153 (3) 提出期限 平成27年9月30日(水)17 時必着 (4) 提出方法 郵送又は持参による。 10 企画提案書等の作成・提出にあたっての留意事項 (1) 正本を除き、会社名(再委託予定先含む。)及び会社名を類推できる表現や氏名を入れ ず、会社名については「弊社」若しくは「○○社」、氏名については、「○○」といった表現 で記載すること。ただし、これらが混在しないように留意すること。 また、所在地についても、正本を除き、「北海道札幌市」など市町村までの記載とし、 9 会社を特定できないように留意すること。 (2) 提出できる企画は、1 提案者につき1 案までとする。複数案の提案は認めない。また、 1案の中に複数パターンの企画が含まれる提案(提案の全てを実施した場合、入札金額を 上回ることになる提案)も認めない。 (3) 評価基準に該当する事項の記載が漏れていた場合、その部分は0点とする。 (4) 企画内容は、提案者が確実に実現できる範囲で記載すること。企画提案書に記載した内 容は、提案金額の中で実施できるものとみなす。 11 質問の受付及び回答 本業務の企画提案に関する質問は、「質問書」(様式4)を提出するものとする。 (1) 質問受付 ア 受付期間平成27年9月7日(月)~9月18日(金)17 時 イ 提出方法 EメールまたはFAX で「質問書」を受け付ける。Eメールでの送付の場合、件名は「平 成27年度消費者教育カタログ化事業業務企画提案に関する質問」とすること。なお、電 話での質問は受け付けない。 ウ 提出先 9(2)の提出先に同じ。 Eメールアドレス:[email protected] (2) 回答 質問に対する回答は、ホームページに随時掲載する。なお、提出期限までに到着しなか った質問に対しては、回答しない。 12 説明会の開催 企画競争に関する説明会を以下の日時・会場で行う。なお、参加にあたり説明会の出席を 必須としない。 (1) 日時 平成27年9月14日(月) 11時~12時 (2) 会場 札幌市役所13階市民まちづくり局会議室(所在地:札幌市中央区北1条西2丁目) ※ 説明会の参加にあたっては、平成27年9月11日(金)17時までに、9(2)の担当あてに 参加の旨を連絡すること。 10 13 参加資格の審査について 参加意向申出書の提出を行った企画提案者については、上記8の参加資格の審査を行い、 その結果について、平成27年10月5日までに個別に通知する。 14 企画提案の審査 提出された企画提案については、札幌市の関係部局の職員及び外部有識者からなる「平成 27年度消費者教育カタログ化事業業務に係る企画競争実施委員会」(以下、「実施委員会」 という。)において審査を行う。 審査に当たっては、企画提案書に基づく企画提案者のプレゼンテーションを実施すること とし、実施委員会の各委員が、上記6 評価基準に基づき、100 点満点で採点し、最も優れた 企画提案を提出した参加者を本件業務の契約候補者として決定する。 なお、審査対象が1者の場合でも審査を実施することとし、各委員の評価点がいずれも最 低基準点(60 点)以上で、かつ評価基準③「調査方法」が15点(5割)を超える場合には 契約候補者として選定する。 また、最も高い評価を得た提案が複数あった場合、評価基準③の評価点を比較し、より高 い評価を得たものを契約候補者として選定する。評価基準③も同点だった場合は、同様に①、 ②、④、⑤、⑥の順に評価点を比較することとし、それでもなお同点の場合は、審査委員長 によるくじ引きにより選定する。 (1) 予備審査(書類審査) 多数の企画提案書の提出があった場合には、企画提案参加者を5者程度選考するため、 実施委員会による予備審査を行うことがある。 なお、予備審査の結果は、確定後速やかに対象者全員に郵送、FAX またはEメールによ り通知するが、審査の過程は公表しない。 (2) 企画提案書に基づくプレゼンテーションの実施 ア 日時 平成27年10月14日(水)(予定) イ 会場 札幌市役所市民まちづくり局会議室(予定) ※ ウ 日時及び会場は別途通知する。 発表方法 企画提案書を用いた説明を原則とするが、パソコンによるプレゼンテーションソフト 11 の使用を認める。プレゼンテーションソフトを使用する場合は、プレゼンテーション実 施の2日前正午までに業務担当者へ連絡すること。なお、プロジェクター及びスクリー ンは札幌市にて用意するが、パソコンは応募者が持参すること。 また、発表の内容は企画提案書の内容の範囲内とし、企画提案書に記載されていない 新たな提案であると判断する部分については、評価の対象から除くものとする。 エ 発表時間について 1応募者あたりプレゼンテーション20 分、質疑10 分(予定)。なお、応募件数に応 じて変更する可能性がある。 15 企画競争実施に係るスケジュール(予定) 企画競争実施の告示(市ウェブサイトに掲載) 9月3日(木) 質問の受付 9月7日(月)~9月18日(金) 質問の回答 ~9月25日(火)期限内に随時実施 企画競争に関する説明会の開催 9月14日(月)11時 企画提案書等関係書類の提出期限 9月30日(水)17時 企画提案書審査の実施(プレゼンテーション) 10月14日(水) 契約候補者等の発表 10月16日(金) 契約候補者との契約に関する準備 10月16日(金)~10月26日(月) 契約締結予定日 10月下旬予定 16 企画提案書の取扱い (1) 提出後の企画提案書の訂正、追加及び再提出は認めない。 (2) 提出された企画提案書は返却しない。 (3) 企画案の著作権は各提案者に帰属する。 (4) 札幌市が本件企画競争の実施に必要と認めるときは、企画案を札幌市が利用(必要な改 変を含む。)することに許諾するものとする。この場合は、あらかじめ提案者に通知する ものとする。 (5) 提案者は、札幌市に対し、提案者が企画案を創作したこと及び第三者の著作権、著作人 格権及びその他特許権、商標権を含むいかなる知的財産権を侵害するものではないことを 保証するものとする。 (6) 企画案の利用について、第三者から権利侵害の訴えその他の紛争が生じたときは、提案 12 者は、自己の費用及び責任においてこれを解決するものとし、かつ委託者に何らかの損害 を与えたときは、その損害を賠償するものとする。 (7) 提出された企画案その他本件企画競争の実施に伴い提出された書類について、札幌市情 報公開条例(平成11年条例第41号)に基づき公開請求があったときは、同条例の定めると ころにより公開する場合がある。 17 その他 (1) 参加資格の喪失 以下の場合は、参加者は企画競争への参加資格を喪失する。なお、その場合は、参加者 へ書面により通知する。 ア 参加資格を満たしていないことが判明し、又は満たさないこととなったとき。 イ 企画提案書に虚偽の記載・申告があることが判明したとき。 ウ 不正な利益を図る目的で実施委員会委員と接触し、または利害関係を有することと なったとき。 (2) 企画競争の費用 企画提案書の作成・提出、プレゼンテーションに係る一切の費用は、参加者の負担とす る。 (3) 委託契約時における著作権の取扱について 企画競争により選定した者との委託契約における著作権の取扱については、下記ア~エ の通りとするので留意すること。 ア 受託者は、委託者に対し、本件契約に基づく成果物(以下「本著作物」という。)に 関連する著作権(著作権法(昭和45年法律第48号)第27条及び第28条に規定する権利 を含む。)を、譲渡するものとする。 イ 受託者は、成果物に関する著作者人格権を、委託者又は委託者が指定する第三者に 対して行使しないものとする。 ウ 受託者は、委託者に対し、受託者が本著作物を創作したこと及び第三者の著作権、 著作人格権及びその他特許権、商標権を含むいかなる知的財産権を侵害するものでは ないことを保証する。 エ 本著作物の利用について、第三者から権利侵害の訴えその他の紛争が生じたときは、 受託者は、自己の費用及び責任においてこれを解決するものとし、かつ委託者に何ら 13 かの損害を与えたときは、その損害を賠償するものとする。 14