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「住まいのエコ化事業」および「専門家派遣・フォローアップ事業」 (環境省

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「住まいのエコ化事業」および「専門家派遣・フォローアップ事業」 (環境省
「住まいのエコ化事業」および「専門家派遣・フォローアップ事業」
(環境省エコハウスモデル事業の手法をベ スとして)
(環境省エコハウスモデル事業の手法をベースとして)
提案
日本建築家協会
JIA環境行動ラボ 代表 中村勉
日本建築家協会JIA環境行動ラボ(1999~)の実績
日本建築家協会
本建築家協会 JIA環境行動ラボ
環境行動ラ
代表 中村勉
1999年JIA日本建築家協会に環境行動委員会設立(委員長中村勉)
環境セミナ
環境セミナー、環境建築ツアー、環境関連出版等行動を行う。
環境建築ツア
環境関連出版等行動を行う
2000年~JIA環境建築賞創設、毎年15作品表彰
2001年「エコマテリアルここが知りたい」出版(エコマテリアル登録)
2003年~JIA環境データシート出版毎年バージョンアップ
年
環境デ タシ
出版毎年バ ジ
プ
2004年~ 環境省学校エコ改修・環境教育事業
2005年「環境建築読本」出版
環境建築量と面の戦略の時代提案
2007年「2050年から環境をデザインする」出版
2007年「環境建築ガイドブック」出版
2007年環境立国戦略部会委員 環境モデル都市を提案。
日本建築学会 2050年の都市イメージを提案研究
2008年日本建築学会 地球温暖化対策ビジョン策定。
2009年「環境省エコハウス事業と環境教育」事務局 全国20自治体 エコハウス完成
~世界建築家連合 UIA東京大会2011 「DESIGN 2050」
2010年現在 環境省中長期ロードマップ委員会住宅・建築WG委員
2010年現在、環境省中長期ロ
ドマップ委員会住宅・建築WG委員
「住まいのエコ化事業」および「専門家派遣・フォローアップ事業」
(環境省エコハウスモデル事業の手法をベースとして)
(環境省エコハウスモデル事業の手法をベ
スとして)
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1.提案の背景
2.提案の目的
3 提案の内容
3.提案の内容
4.提案のフローチャート
5.提案の効果と課題
1.提案の背景
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1994年
1994年~
UIAの未来の建築WPにてサステイナブル建築を提案
1999年 UIA北京大会にてグローカル建築を提案
2004年 第五世代の環境建築提案
⇒⇒トップランナーの時代から
ト プランナ の時代から 面と量の戦略の時代へ
面と量の戦略の時代
2007年 IPCC第4次報告 2050年までにCO2を450ppm以下に
中央環境審議会環境立国戦略特別部会委員として、
ハイリゲンダムサミットにて2050年までに世界のCO2を半減 宣言
⇒⇒まちに着目し、都市を理想的な環境都市にする提案
⇒⇒環境モデル都市全国15都市 協議会80都市活動中
⇒⇒環境モデル都市全国15都市、協議会80都市活動中
⇒⇒日本建築学会「2050年の都市をデザインする」研究(推進費)
2004年~ 環境省学校エコ改修と環境教育事業を実施
⇒⇒専門家派遣、建築関係者教育、学校教育へ温熱環境を加える
2009年 JIA環境行動ラボが事務局
⇒⇒環境省エコハウスモデル事業を全国20の自治体で同時に展開
環境省 コハウスモデル事業を全国20の自治体で同時に展開
⇒⇒学校エコ改修のノウハウ+専門家派遣=真のエコハウス化実施
2010年 鳩山首相CO2を2020年までに25%、2050年までに80%削減 宣言
2010年 環境省中長期ロードマップ住宅・建築WGにて、すまいのエコ化提案
環境省中長期ロ ドマ プ住宅 建築WGにて すまいの
化提案
2010年 すまいのエコ化事業提案
環境省エコハウスモデル事業2009
THE THEME AND THE AREA OF THE ECO-HOUSE PROJECT 2009
21世紀環境共生型住宅のモデル整備建設促進事業
世紀環境共生型住宅
デ 整備建設促進事業
基本テーマ
地域性
・風土・気候
・伝統的木造
等を活かした住宅の提案
環境性
・外部空間
外部空間
・パッシブ型環境基本性能
・高効率機器導入
・再生可能エネルギー
等によるゼロカーボン住宅
ゼ
ボ
将来性
・人口縮減
人口縮減
・超高齢化
等に対応する
新しいライフスタイルの提案
環境省エコハウス事業2009 SCHEDULE FOR ECO-HOUSE PROJECT
2008
基本方針
2008
PRINCIPLE CONCEPT
20都市採択
第1回全国会議
協議会
勉強会1
20CITIES SELECTED
1ST NATIONAL CONFERENCE
勉強会2
ENV EDUCATION 2
ENV.
勉強会3
CITY PROMOTION COUNCIL
ENV. EDUCATION 1
ENV. EDUCATION 3
設計者選定プロポーザル
基本設計
第2回全国会議
設計レビュー1
設計レビュ
1
設計レビュー2
工事施工者選定
着工
DESIGN PROPOSAL
PRELIMINARY DESIGN
工事レビュー
竣工・運営開始
データ収集
デ
タ収集
第3回全国会議
CONSTRUCTION REVIEW
FINISH
OPEN TO THE PUBLIC
DATA COLLECTION START
3RD NATIONAL CONFERENCE
事業成果検証
2ND NATIONAL CONFERENCE
DESIGN REVIEW 1
DESIGN REVIEW 2
CONSTRUCTION CONTRACT
CONSTRUCTION START
PROJECT REVIEW
環境省エコハウス事業2009 第一回全国会議
1ST NATIONAL CONFERENCE
①FSC認証木材使用、②4世帯・4世代住宅、③温度差通風
④氷雪エネルギー利用の 低炭素な家づくり
美幌町エコハウス
土間空間
祖父母の部屋
父母の部屋
1階平面図
土間と森をつなぐ大きな開口
南側アプローチ
個室棟
子供のスペース
車庫棟
若夫婦の部屋
体験農場
2階平面図
個室棟
土間棟
光を拡散させるカバー
吹抜
吹抜
南側俯瞰
土間でゆるやかに結ぶ
設計:堀尾浩
美幌町エコハウス
①FSC認証木材使用、②4世帯・4世代住宅、③温度差通風
④氷雪エネルギー利用の 低炭素な家づくり
都留市エコハウス
①小型水力発電、②溶岩パネル緑化、③ OMソーラー
④地産地消 県産材、⑤ダイレクトゲイン、⑥ブドウ緑化ルーバー
設計 奥村 利
設計:奥村一利
都留市エコハウス
①小型水力発電、②溶岩パネル緑化、③ OMソーラー
④地産地消 県産材、⑤ダイレクトゲイン、⑥ブドウ緑化ルーバー
水俣市伝統木造エコハウス
設計:古川保
①ライフサイクルCO2削減 ②新エネ採用 ③省エネ ④生態系配慮造成
⑤自然素材活用で化学物質汚染配慮 ⑤高齢者配慮
水俣市伝統木造エコハウス
①ライフサイクルCO2削減 ②新エネ採用 ③省エネ ④生態系配慮造成
⑤自然素材活用で化学物質汚染配慮 ⑤高齢者配慮
宮古島町蒸暑地域のエコハウス
①蒸暑地域住宅研究会 ②市街地型・郊外型 ③RC工法+一
部木屋根 ④日射遮蔽・断熱 外皮熱遮断措置
市街地型
コンクリート造
ンクリ ト造
花ブロックによる
遮光・通風
郊外型
高齢者二世帯住宅
伝統的木造屋根
樹木による日射遮蔽
設計:伊志嶺敏子
+蒸暑研究会
環境省エコハウス事業2009 SCHEDULE FOR ECO-HOUSE PROJECT
2009年度環境省エコハウスモデル事業の事務局
全国
全国20の都市でエコハウス建設.
都市
ウ 建設
① 北海道下川町
②北海道美幌町
③ 山形県
④福島県飯舘村
⑤ 栃木県矢板市
⑥ 群馬県太田市
⑦ 石川県
⑧ 山梨県都留市
⑨ 山梨県山梨市
⑩ 長野県飯田市
⑪ 岐阜県高山市
⑫ 静岡県浜松市
⑬ 滋賀県近江八幡市
⑭ 兵庫県豊岡市
⑮ 岡山県備前市
⑯ 高知県
⑰ 福岡県北九州市
⑱ 熊本県水俣市
⑲ 大分県豊後高田市
⑳ 沖縄県宮古島市
①
⑧
都
留
市
③
⑭
⑮
⑦
⑪
⑯
⑱
下
川
町
②
⑳
⑰
①
④
⑤
⑥
⑨
⑧
⑩
⑬
⑫
⑯
高
知
県
⑲
エコ化事業は
気
①地域性(気候・風土、地域の技術・材料、住まい方への理解)
②健康性(住まい手の体への配慮)
③省エネ性(LCCO2削減の工夫)
2050年低炭素社会を見据えた総合的環境設計手法を用いる。
⑱
水
俣
市
2.提案の目的
背景:住宅関連の補助事業
関係省庁による
全国の住まい・施設・まちづくりに関わる
既存の補助事業
例:
対象省庁: 国土交通省
経済産業省
厚生労働省
農林水産省
等
長期優良住宅
NEDO省エネ
病院、老人ホーム、グループホーム
県産材活用
住宅種類: ①新築戸建住宅 ②新築集合住宅
③既存改修戸建住宅 ④既存改修集合住宅
⑤高齢者福祉施設
(特別養護老人ホーム、グループホームほか)等多数
「住まいのエコ化事業」および「専門家派遣・フォローアップ事業」の目的
長期優良住宅普及促進事業適用事例より
空き地が目立つ中心市街地
町外れに完成した長期優良住宅
田んぼを埋め立てて造成した住宅地に建設
既存の補助事業の例
国土交通省:
・木のいえ整備促進事業
木のいえ整備促進事業
・地域木造住宅市場活性化推進事業
・住まい・まちづくり担い手事業等
「住まいのエコ化事業」および「専門家派遣・フォローアップ事業」の目的
<真のエコハウス普及の加速化をはかる>
真
ウ 普
加速 を
る
住宅関連の補助事業--関係省庁による全国の住まい
住宅関連の補助事業
関係省庁による全国の住まい・施設・まちづくりに関わる既存の補助事業
施設 まち くりに関わる既存の補助事業
住宅既存補助事業+ ①住まいのエコ化事業を付加(工事費10~30%)
「住まいのエコ化事業」---各省庁が連携して行う補助事業実施体制の確立
事業計画
地方自治体の活用
自治体出口キャップによりエコ化意識高める
建設計画
②専門家派遣事業
建物完成までの支援(エコ化事業の的確な実施の担保)
完成後運用
③
③フォローアップ事業
ア プ事業
建物完成後の支援(エコ化事業の成果の検証と普及啓発)
「住まいのエコ化」を全国に飛躍的に普及実現
④
住まい
のエコ化
サポート本部
サポ
ト本部
3.提案の内容
真のエコハウスを全国に普及実現する3つの事業とサポート体制
真のエコハウスを全国に普及実現する3つの事業とサポ
ト体制
(1)「住まいのエコ化事業」---各省庁が連携して行う補助事業実施体制の確立
(2)「専門家派遣事業」---エコ化事業の的確な実施の担保
(3)「フォローアップ事業」---エコ化事業の成果の検証と普及啓発
( )目的遂行を支援するサポ ト本部
(4)目的遂行を支援するサポート本部
(2)「専門家派遣事業」
(1) 「住まいのエコ化事業」
(3)「フォローアップ事業」
省庁 国土交通省 経済産業省 厚生労働省 農林水産省ほか
省庁・国土交通省・経済産業省・厚生労働省・農林水産省ほか
専門家
性能検証専門家
地方公共団体
国 交通省等の研究所
国土交通省等の研究所
大学
民間研究機関
建築関係団体等
応募
事業主
民間事業者(ディベロッパー)
公営住宅
社会福祉法人等
技術支援
支援
国土交通省等の研究所
大学
民間研究機関
建築関係団体等
採択
技術支援
支援
支援
環境省 (4)「住まいのエコ化」サポート本部 (協力者:日本建築家協会JIA環境行動ラボ等)
情報発信、啓発・普及活動
「住まいのエコ化」 全国普及
へ!
4.「住まいのエコ化事業」および「専門家派遣・フォローアップ事業」フローチャート
21年度
0-1、出口キャップを設定
0
1、出口キャップを設定
0 準備段階
0-3、住まいのエコ化サポート本部の設置
1-2、エコ化を推進するための手法の検討
22年度
実施
環境省
エコハウス
モデル事業
1-3、フィージビリティ調査
2-1、「住まいのエコ化事業」推進
2
1、 住まいのエコ化事業」推進
2 事業実施
2-2、「専門家派遣事業」推進
23年度以降
サポート本部
サポ
ト本部
設置
1-1、関係省庁にヒアリング
1
1、関係省庁にヒアリング
1 事業
スキーム整備
22年度
22年度
実施
環境省
エコハウス
モデル事業
環境省
エコハウス
専門化派遣
2-3、「フォローアップ事業」推進
3-1、「住まいのエコ化事業」の拡大
「住ま
化事業
拡大
3 普及拡大
3-2、一般事業でのエコ化普及促進
「住まいのエコ化」全国普及
22年度
環境省
エコハウス
フォローアップ
事業
23年度
以降
事業展開
5.提案の効果と課題
政策の実施によって期待される6つの効果
( )年間数百 住ま
(1)年間数百の住まいのエコ化事業の促進。
化事業 促進。
(2)地域性の技術伝承、地場産材、住まい方の研究から地域活力が向上
(3)専門家派遣事業により確実に真のエコハウスの増加と環境教育の普及。
(4)全国ネットワークによる情報開示と普及促進。
(5)フォロ アップと検証により環境性能手法が毎年洗練
(5)フォローアップと検証により環境性能手法が毎年洗練
(6)日本の亜寒帯から亜熱帯までの地域の知見から、蒸暑気候のアジア地域への指導、世界レ
ベルの温暖化対策へのリーダーシップを発揮。
政策の実施に際し考えられる課題
(1)多様な補助事業に対する具体的な運用
(2)エコ化補助金だけでは十分な真のエコ化にはならない
(3)数百に増える量に対応する専門家の質、体制
各地のJIA支部・地域会会員建築家+地域大学環境工学専門家
(4)各自治体のエコ化への意欲、モチベーションに温度差→出口キャップが有効
「住まいのエコ化」サポ ト本部による早急な体制づくり必要!
「住まいのエコ化」サポート本部による早急な体制づくり必要!
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