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ロシアの気鋭若手研究者、ジャーナリストら12名来日
PRESS RELEASE 2013 年 2 月 22 日 No.867 ロシアの気鋭若手研究者、ジャーナリストら12名来日 現代日本探訪∼若者が直面する課題を通じて∼ 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、隣国ロシアで日本に関する研究を行う気鋭の若 手研究者や大学院生、ジャーナリストら12名を招き(滞日期間:2月25日∼3月6日)、日本の 若者との対話を通じて、「キャリア」、「ジェンダー」など両国で共通する関心事項についての現代日 本を探る事業を行います。 ロシアの研究者たちは日本の若者の生活の現状と将来への展望や不安感について理解を深めた後、 大阪を訪問し、若者が投入される日本経済の一側面を、ワークライフ・バランスの実情や、高度な技術を 集積する東大阪の町工場から見つめます。一方、そんな都会を離れて地方に移り住むのも若者が見せ る動態の一つ。農業やカフェ経営を始めた家族を淡路島に訪ね、ロシアでも進む過疎化に対するヒントを 探します。 日本の若者の姿に 彼らの仕事という観点 から接した後は、文化 的背景が如実に表れ る家族の関係に着目 します。若い家族の家 庭内ジェンダーについ て日本とロシアの実情 を比較し、最も近い人 間関係をテーマに議 論します。 (写真は、昨年の本事業で討論するロシアの若手研究者たち) 参加者/性別 ルキヤノヴァ・ユリヤ/女性 職業(所属) テレビ番組ディレクター (100TV) 専門 アフチェンコ・ヴァシーリー/男性 新聞記者 (Novaya Gazeta 紙) ヤゾフスカヤ・オリガ/女性 大学院生 (ウラル連邦大学) 国家イデオロギーと伝統宗教・神話 ヴォルキナ・クセニヤ/女性 ブィコワ・エレナ/女性 大学院生 (極東研究所) 一級司書・日本語教師 (ケメロヴォ国立大学) 日本における家族関係(古代から現代) 日本史におけるジェンダー ワシリエヴァ・アンナ/女性 准教授 教育における人文科学の役割 グバイドゥリナ・グリナラ/女性 ジュニア研究員 ジャーナリズム 経済(日本中古車輸入ルポ『右ハンドル』 (2009)が複数の文学賞候補となる) (トムスク国立教育大学) (サラトフ国立社会経済大学) 革新的アイデアを生み出す教育制度 クルジャエヴァ・ナジェジュダ/女性 大学講師 (太平洋国立大学) 若者の社会適応(専門は景観建築) ソシュキナ・リュボフィ/女性 主任司書 (サハリン州立図書館) 現代日本文化情報の紹介方法 シェプキン・ワシーリー/男性 オシキナ・アンナ/女性 ジュニア研究員 (東洋写本研究所) 大学講師 (高等経済大学) 江戸時代の日本人の隣国に対する意識 日本中世文学の中の「十六夜日記」 スタロドゥブツェヴァ・アンナ/女性 大学院生 現代日本語のコーパス言語学的研究 (ロシア国立人文大学) お問い合わせ : 日本研究・知的交流部 欧州・中東・アフリカチーム 担当:高口 電話:03−5369−6071 〒160-0004 東京都新宿区四谷 4-4-1 www.jpf.go.jp