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第61期年次報告書
イトーキ通信 第61期 年次報告書 平成22年1月1日から平成22年12月31日まで 証券コード:7972 株主様をはじめとしたステークホルダーの皆様と 感動を分かち合える業界の リーディングカンパニーを目指す 事業紹介 部 門 主な商品 オ フ ィ ス 関 連 事 業 ワークステーションシステム、 デスク、 ローパーティション、事務・会議チェア、 テーブルなど 設 備 機 器 関 連 事 業 1 建材事業 オフィス建材内装設備、 移動間仕切・稼動間仕切など その他の 事 業 セキュリティ設備機器、 工場・物流設備機器、研究施設機器など 家 庭 用 関 連 事 業 学習デスク・チェア、書斎・SOHO用家具、 乳幼児家具・遊具、福祉・介護用品など 保守サービス 関 連 事 業 什器の修理、各種機器のメンテナンスなど ITOKI CORPORATION セグメント別売上高構成比 保守サービス関連事業 10億43百万円 家庭用関連事業 32億5百万円 (1.3%) (3.8%) 売上高 設備機器関連事業 328億50百万円 (39.5%) 832億 53百万円 オフィス関連事業 461億53百万円 (55.4%) 財務ハイライト ■ FINANCIAL HIGHLIGHTS 売上高 ■ 経常利益・売上高経常利益率 (%) (単位 : 百万円) (単位 : 百万円) 120,000 ■ 4,000 106,246 79,436 83,253 60,000 2.3 0.6 0 533 0.0 △2,000 △2.0 △4,000 △4.0 △6,000 △6.0 186 △6,500 △7,000 △7,500 △8,000 △6.2 第59期 (2008年度) 第60期 (2009年度) 第61期 △8,000 (2010年度) 1株当たり当期純利益 第59期 (2008年度) ■ (単位 : 円) 20.00 798 500 0 30,000 ■ 1,000 2.0 △4,901 0 (単位 : 百万円) 4.0 2,423 2,000 90,000 当期純利益 第60期 (2009年度) 第61期 100,000 90,000 10.00 3.70 47.3 第59期 (2008年度) 第60期 (2009年度) (ROA) 総資産・自己資本比率 49.0 △9,000 (2010年度) ■ (単位 : 百万円) 15.75 △8.0 △8,272 △8,500 45.4 90,763 (ROE) 総資産当期純利益率 / 自己資本当期純利益率 (%) (%) 50.0 4.0 40.0 第61期 (2010年度) 0.0 ROA 0.9 1.8 0.5 ROE 0.2 △4.0 80,000 0 74,612 77,551 30.0 70,000 20.0 60,000 10.0 △150.00 △8.0 △12.0 △11.1 △16.0 △160.00 第59期 (2008年度) △163.14 第60期 (2009年度) 第61期 (2010年度) 0 第59期 (2008年度) 第60期 第61期 (2009年度) (2010年度) 0.0 △20.0 △24.0 △20.7 第59期 (2008年度) 第60期 (2009年度) 第61期 (2010年度) ITOKI CORPORATION 2 トップメッセージ ご あ い さつ TO OUR STAKEHOLDERS 株主の皆様には、ますますご清栄のことと お喜び申し上げます。 高収益体質を確立し、新たな成長 「中期経営計画ローリング 平素は格別のご支援を賜り、厚く御礼申し 上げます。 厳しい環境の中で業績回復を果たし 2010年12月 期 の 業 績 概 況 の ご 報 告 と、 収益面は大きく改善 このたび策定した中期経営計画について ご紹介いたします。 2010年における日本経済は、一部で企業収益の改善が見 られたものの、急激な円高の進行などにより停滞し、本格的 な回復には至りませんでした。当業界におきましても、各企 業が設備投資を抑制し、先行きに対する慎重な姿勢をくずさ なかったことから、 引き続き厳しい状況で推移しました。 このような事業環境のもと、当社グループは2009年に落 ち込んだ業績を早期に回復し、安定した高収益体質を再構築 するため、中期経営計画を策定し、各施策に取り組んできま した。顧客第一主義という経営の原点に立ち返り、ソリュー ション型営業とトータル提案力を強化するとともに、独創的 な新商品開発とオンリーワン商品の重点販売に注力しまし た。この結果、売上高は832億53百万円 (前連結会計年度比 4.8%増) となりました。 代表取締役社長 松井 正 また、製販連携による効率的な生産体制の確立やムダの排 除によるコストダウンの徹底を図り、営業利益は前連結会計 年度比48億43百万円改善しましたが、競争激化による販 売価格下落により、営業損失は4億82百万円(前連結会計年 3 ITOKI CORPORATION TOP MESSAGE 軌道を目指す プラン2013」を推進 進捗状況を見直し、 計画を修正する方式のことです。 「中期経営計画ローリングプラン2013」の位置付け 2010 2011 度は53億26百万円の損失)となりました。一方、経常利益 中期経営計画 2013 当 期 純 利 益 は1億86百 万 円( 前 連 結 会 計 年 度 は82億72 新たな成長に向けた スタート 百万円の純損失)となり、ともに黒字化を達成することがで 環境変化を乗りきるだけの「守り」から 2013 ローリングプラン は5億33百万円(前連結会計年度は49億1百万円の損失)、 きました。 2012 到達したい企業像 感動を分かち合える 業界No.1企業を目指す 中期経営計画 (2012) 第三次構造改革 復活 (成長) 復活に向けた準備 新たな成長軌道を自ら描く「攻め」の姿勢へ 当社グループを取り巻く事業環境は、オフィス関連や設備 「中期経営計画ローリングプラン2013」では、将来に到達 機器を中心として回復基調にありますが、落ち込んだ需要を したい企業像として「感動を分かち合える業界No.1企業を 取り戻す力としてはまだ弱く、今後も厳しい状況が続くもの 目指す」というビジョンを掲げ、この3年間を基礎固めとし と予測されます。当社グループとしましては、このような需 て、環境変化を乗りきるだけの「守り」の姿勢から、新たな 要低迷期においても、安定した収益を持続的に確保する強い 成長ステージへの飛躍を目指した「攻め」に転じる期間と 企業体質への変革が急務となっています。 位置付けています。そして、最終年度の2013年には成長を また、既存事業を強化しながらも、成長分野へと経営資源 実感できる実績を達成するとともに、次世代事業を確立す をシフトし、新たな成長軌道を描く体制を構築しなければな るなど、次なるステージへステップアップすることを最大 りません。そのための施策として、新たに2011年を起点と の目標としています。 する 「中期経営計画ローリングプラン2013」を策定しまし た。ローリングプランとは、3年を1期間として、1年ごとに ITOKI CORPORATION 4 トップメッセージ 生産、開発、営業の組織を再編成し 顧客ニーズに迅速に対応 「中期経営計画ローリングプラン2013」では、他社を圧 倒的に凌駕する業界No.1企業を目指して、8つの基本戦略 を掲げています。全ての戦略は自律的に成長するために必 要な競争力強化へと連携、集約させます。そのために戦略の ことによって、顧客ニーズにすばやく応え、市場での優位性 を高めていきたいと考えています。 「中期経営計画ローリングプラン2013」の基本戦略 1. 業界No.1の生産体制を実現する 2. 業界No.1の営業力を構築する 基盤となる「生産力」 「 開発力」 「 営業力」の強化を目指して、 3. オフィス事業を業界No.1にする 2011年1月に組織体制を再編成しました。 4. ECO・ICT・FM関連領域を統合した まず、生産力の強化のために関連会社も含めた購買、物流 次世代ソリューションを提供する を統括する生産管理部門を生産本部の傘下に置き、受注から 5. 建材事業を高収益事業として確立する 生産、納品、アフターサービスまでを“一気通貫”で管理する 6. オフィス事業以外の事業を拡大し 体制を構築しました。これにより、リードタイムの短縮や品 質管理の徹底、コスト削減を実現していく考えです。 開発力においては、商品企画・開発部門を生産本部の傘下 に置き、開発における一連のプロセスを同時進行する製販 統合のコンカレント活動を推進。商品開発件数の拡大や開 次世代事業の柱を確立する 7. 研究施設分野で新たなトップブランドを 確立する 8. アジアにおける 業界リーディングカンパニーを目指す 発スピードの短縮化を図ります。 営業力については、営業本部を再編し、営業戦略統括部を 新設しました。この部門は全社的な戦略企画を立案するとと もに、各部門間の営業情報を統括する営業管理機能を持たせ ています。営業戦略統括部の指揮のもと、各部門の連携を深 め、当社グループの商品・サービスをトータルに提案してい 5 業績目標 (連結) 項目 総資産当期純利益率〈 ROA 〉 *2 自己資本当期純利益率〈ROE〉 売 上 高( 百万円 ) 営 業 利 益( 百万円 ) きます。 経 常 利 益( 百万円 ) これら生産力、開発力、営業力を三位一体で強化していく 当期純利益( 百万円 ) ITOKI CORPORATION 2013年度 *1 3.0 % 7.0 % 122,500 4,100 4,650 2,780 *1 ROA(総資産当期純利益率)= 当期純利益/( (前期末総資産+当期末総資産)/2)×100 *2 ROE(自己資本当期純利益率)= 当期純利益/( (前期末自己資本+当期末自己資本)/2)×100 TOP MESSAGE 業務の効率化・ 迅速化を実現し ソリューション力に おいて他社を凌駕 コア事業である 営業力 オフィス関連事業を推進するとともに 次世代事業の育成や海外展開も強化 連携 強化 具体的な営業戦略として、オフィス関連事業では、官公庁 や医療福祉施設、図書館、学校、金融機関などを重点的に営業 生産力 開発力 展開する方針を掲げ、大手デベロッパーとの連携を強化し、 新築物件の需要獲得を目指します。新規顧客の開拓に向けて は、エコニファ、LANシートなど独創的で市場優位性を持つ していく方針です。また、シンガポールやインドネシアなど 商品を切り口として販路を拡大します。 ASEAN諸国の現地ネットワークの強化、さらには日系企業 オフィス関連事業以外では、セキュリティ設備機器の地 の進出増が予想されるインドへの事業展開を推進します。こ 銀・信金などへのアプローチ強化や物流機器の工場・物流セ うした事業を着実に実行し、持続的な成長と企業価値の向上 ンターへの販売を拡大します。 を図り、 その成果を株主の皆様に還元する所存です。 建材事業では、新商品開発と既存商品のバリエーション 株主の皆様には、今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜り 追加を進め、大規模テナントビルへの営業提案を推進して ますよう、 よろしくお願い申し上げます。 いきます。 次世代の柱となる事業の育成については、2010年度に 資本・業務提携した株式会社ダルトンの主力事業である科 学研究施設などを対象とした研究設備機器関連製品に注力 する方針です。既に両社製品の相互販売を進めるなど、子会 社化に向けた連携を強化しています。 一方、海外においては、中国、ASEAN、インドを戦略地域 と位置付け、海外関連の売上高を2010年度比2.5倍の60 億円を目標に事業を推進していきます。中国では現地企業の 需要獲得のために地元企業と連携を図り、市場シェアを獲得 ITOKI CORPORATION 6 新製品紹介 NEW PRODUCTS 1 オフィス空間の異なる用途に 多彩に応えるパネル。 FZRパネル FZRパネルは、エントランスや執務空間、会議室など、オ フィスのさまざまな空間のパーテーションとして、多彩に 利用できるパネルです。空間の用途や機能によって、クロ ス、スチール、ガラスなど5種類の素材から選択可能。表裏 異種素材なので、空間のイメージや機能に合わせて内側と 外側を変更できます。高さは1,040~2,135mmまで、多 彩なバリエーションを揃えています。 NEW PRODUCTS 2 あらゆるオフィス空間に溶け込み、 ワーカーに快適な座り心地を提供。 ヴェントチェア アルミダイキャストを用いた高級感のある質 感と、伸びやかなR形状、繊細なエッジや面の切 り返しによる陰影など、ディテールにこだわった 「ヴェントチェア」。オートマチックランバーテン ション機構によって、背骨が直立時には背もたれ がS字カーブに、後傾時はI字カーブを保持するな ど、理想的なVDT作業姿勢と休息姿勢を自動的 に調整します。 7 ITOKI CORPORATION NEW PRODUCTS NEW PRODUCTS 3 日本人の体格に合うデスクの高さと スマートなケーブリングを実現。 CZRデスク 日本人の平均身長や作業姿勢の変化に合わせて、デスク の高さを720mmに設定。作業がしやすく、足元に余裕が 生 ま れ ま す。ま た、オ フ ィ ス のICT化 に 応 え る た め、配 線 ダクトを豊富にご用意し、スマートなケーブリングを実現。 さらに、センター引き出しにはオプションで錠前を装備で きます。曲線や凹凸を削ぎ落としたクセのないシンプルな デザインなので、さまざまなオフィス空間にマッチします。 トピックス スピーナ チェア TOPICS 「スピーナ」がタスクチェア初の カーボン・オフセット認証を取得。 環境省主催の「平成22年度カーボン・オフセットモデル 事業」として、当社の高機能オフィスチェア 「スピーナ」 が採 択されました。当社は、1999年よりユニバーサルデザイ ン(Ud)とエコロジー(Eco)を重視したモノづくりを実践 カーボン・オフセットとは 温室効果ガスの削減活動に投資 することなどにより、自社から 排出される温室効果ガスを埋め 合わせる(オフセット)という考 え方です。 「 スピーナ」の製品ラ イフサイクルにおいて排出され る温室効果ガスは、一般的な仕 するユーデコスタイルを企業コンセプトに掲げてきまし 様で144.6kg-CO2eです*。 た。そのユーデコスタイルをさらに進化させ、 地球環境保全 *:kg-CO2e… 温 室 効 果 ガ ス にも配慮した新ユーデコスタイルの取り組みの一環として、 カーボン・オフセット対象製品「スピーナチェア」を2011 年1月より発売開始しました。 (GHG)である6ガス (二酸化炭 素、メタン、亜酸化窒素など)の 排出量を二酸化炭素に換算し、 合計した数値の単位のこと。 ITOKI CORPORATION 8 営業の概況 オフィス関連事業 ■ 売上高(単位:百万円) 60,000 ■ 事業別売上シェア(%) 57,270 44,046 設備機器関連事業 46,153 55.4% 売上高(単位:百万円) 20,000 20,000 第59期 第60期 第61期 0 第59期 事業別売上シェア(%) 39.5% 43,372 40,000 (2008年度) (2009年度) (2010年度) ■ 60,000 40,000 0 30,506 32,850 第60期 第61期 (2008年度) (2009年度) (2010年度) オフィス関連事業で 設備機器関連事業では、日本初の人体通信エントランスシステ は、首 都 圏 や 主 要 都 市 で ムを発売するなど、建材・物流設備・セキュリティ設備・研究設備・ の新築需要、移転需要、リ 商業施設設備等における独創的な差別化製品の開発と市場投入 ニューアル需要に対して、 多様化するワークスタイ ルへの対応や地球環境に 配慮した商品の提供に加 え、セキュリティに関するコンサルティング力を強化したソリュー ション型営業に努めました。地域材を活用した街づくりをサポートす る「エコニファ」、当社だけが提案できる二次元LANシステム「LA Nシート」などが商談機会拡大に寄与しています。 また当期発売の新製品、 「エピオス」と「トルテ」は、多機能ながらも の継続およびオフィス関連事業との相乗効果を図るトータルソ リューション提案に努めました。 研究施設機器事業部門では、平成22年3月11日に株式会社ダ ルトンと資本・業務提携契約を締結し、 この分野における将来の事 業強化・拡大を図る成長戦略への取り組みをスタートさせました。 これらの結果、売上高は328億50百万円 (前連結会計年度比 7.7%増) となりました。 損益面につきましては、 売上原価、 販売費及び一般管理費などあ 低価格でコストパフォーマンスに優れたオフィスチェアとして、市場 らゆるコストの削減に から高い評価をいただき、順調に売上を伸ばしています。このような より利益確保に努めま 商品を中心に販売促進活動を展開した結果、売上高は461億53百万 し た が、営 業 損 失 は13 円(前連結会計年度比4.8%増)となりました。 億3百万円 (前連結会計 損益面につきましては、競争激化による販売価格の下落などのマイ ナス要因もありましたが、あらゆる面でコスト削減に努めました結果、 営業利益は7億58百万円(前連結会計年度は21億76百万円の損失) となりました。 9 ■ ITOKI CORPORATION 年 度 は32億55百 万 円 の損失) となりました。 BUSINESS OVERVIEW 家庭用関連事業 ■ 売上高(単位:百万円) ■ 4,000 事業別売上シェア(%) 3.8% 6,000 4,525 保守サービス関連事業 3,823 3,205 2,000 0 ■ 売上高(単位:百万円) 1,200 ■ 1,078 1,059 1,043 第59期 第60期 第61期 事業別売上シェア(%) 1.3% 800 400 第59期 第60期 第61期 (2008年度) (2009年度) (2010年度) 0 (2008年度) (2009年度) (2010年度) 家庭用関連事業では、主力の学習家具事業でデザイン面での 保守サービス関連事業では、連結子会社の株式会社イトーキ 独自性と機能面の完成度を高めた高付加価値商品を中心にライ テクニカルサービスが主体となり、什器の修理や各種機器のメン ンアップを絞り込み、採算を重視した適正規模へ向けた事業展開 テナンス等のサービスを行っています。当社グループの得意先を を図りました。高価格帯の学習チェアの新製品 「トワイス」が売上 中心に積極的な営業活動を展開しましたが、売上高は10億43 を伸ばしましたが、景気後退による個人消費の落ち込みの影響を 百万円(前連結会計年度比1.5%減)となりました。 受け、売上高は32億5百万円(前連結会計年度比16.2%減)と なりました。 損益面につきましては、さまざまな業務合理化などの努力を 損益面につきましては、販売費及び一般管理費などの削減に より利益確保に努めました結果、営業利益は72百万円(前連結会 計年度比18.1%減)となりました。 行いましたが、営業損失は10百万円(前連結会計年度は17百万 円の利益)となりました。 ITOKI CORPORATION 10 連結財務諸表(要旨) ■ 連結貸借対照表 (単位:百万円 単位未満切り捨て) 当 期 平成22年12月31日現在 前 期 □ 資産の部 流動資産 32,815 現金及び預金 10,940 9,697 受取手形及び売掛金 20,684 16,465 174 272 商品及び製品 2,759 2,703 仕掛品 1,133 1,992 927 852 32 27 原材料及び貯蔵品 繰延税金資産 その他 1,057 968 貸倒引当金 △179 △163 40,020 41,797 固定資産 有形固定資産 26,309 28,901 建物及び構築物 13,782 14,607 機械装置及び運搬具 4,007 5,471 土地 7,676 7,710 建設仮勘定 147 247 その他 695 864 無形固定資産 803 609 のれん 28 39 その他 775 570 12,907 12,286 7,141 7,178 450 485 投資その他の資産 投資有価証券 長期貸付金 繰延税金資産 135 141 その他 6,561 5,927 貸倒引当金 △981 △1,045 関係会社投資損失引当金 資産合計 11 ITOKI CORPORATION 平成22年12月31日現在 前 期 平成21年12月31日現在 □ 負債の部 37,531 有価証券 当 期 平成21年12月31日現在 △400 △400 77,551 74,612 流動負債 支払手形及び買掛金 短期借入金 1年以内に返済する長期借入金 未払法人税等 未払消費税等 設備関係支払手形 賞与引当金 役員賞与引当金 受注損失引当金 違約金損失引当金 その他 固定負債 長期借入金 繰延税金負債 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 製品自主回収関連損失引当金 負ののれん その他 負債合計 28,208 15,767 6,368 1,481 138 411 227 449 23 62 127 3,152 13,325 4,064 734 4,890 69 286 20 3,258 41,534 26,672 15,378 6,808 604 144 40 112 114 11 124 - 3,332 11,674 2,490 766 4,741 68 560 34 3,012 38,346 35,057 5,277 13,021 17,936 △1,177 118 250 △131 840 36,017 77,551 35,365 5,277 13,021 18,003 △937 △70 29 △100 970 36,266 74,612 □ 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 少数株主持分 純資産合計 負債純資産合計 CONSOLIDATED FINANCIAL STATEMENTS ■ 連結損 益 計 算 書 (単位:百万円 単位未満切り捨て) 当 期 平成22年 1 月 1 日から 平成22年12月31日まで 売上高 前 期 79,436 売上原価 57,401 55,786 売上総利益 25,852 23,649 26,335 28,976 482 5,326 営業外収益 1,428 896 営業外費用 412 472 533 △4,901 特別利益 1,144 439 特別損失 1,192 364 営業損失 経常利益又は経常損失(△) 税金等調整前当期純利益又は 税金等調整前当期純損失(△) 485 △4,827 法人税、住民税及び事業税 257 288 法人税等調整額 △10 3,189 少数株主利益又は少数株主損失(△) 53 △31 当期純利益又は当期純損失(△) 186 △8,272 (単位:百万円 単位未満切り捨て) 当 期 平成21年 1 月 1 日から 平成21年12月31日まで 83,253 販売費及び一般管理費 ■ 連結キャッシュ・フロー計算書 平成22年 1 月 1 日から 平成22年12月31日まで 前 期 平成21年 1 月 1 日から 平成21年12月31日まで 営業活動による キャッシュ・フロー 2 △314 投資活動による キャッシュ・フロー 1,497 △4,552 財務活動による キャッシュ・フロー 1,211 502 現金及び現金同等物に 係る換算差額 △10 △45 現金及び現金同等物の 増減額(△は減少) 2,701 △4,409 現金及び現金同等物の 期首残高 8,087 12,212 - 284 10,788 8,087 連結の範囲の変更に伴う現金及び 現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物の 期末残高 ITOKI CORPORATION 12 会社情報 (平成22年12月31日現在) CORPORATE INFORMATION 会社概要 会 社 本 東 京 本 役 員 (取締役および監査役) 名 株式会社イトーキ ITOKI CORPORATION 代 表 取 締 役 会 長 山 田 匡 通 〒536-0002 大阪市城東区今福東1丁目4番12号 TEL. 06-6935-2200(代表) 代 表 取 締 役 社 長 社 松 井 正 取締役専務執行役員 野 口 創 取締役専務執行役員 近 光 勝 取締役常務執行役員 橋 本 清 美 取締役常務執行役員 細 田 久 雄 永 田 宏 社 〒104-0042 東京都中央区入船3丁目2番10号 創 業 明治23年12月1日 取 締 役( 社 外 ) 設 立 昭和25年4月20日 常 勤 監 査 役 志 村 政 俊 常 勤 監 査 役 鈴 木 宏 和 資 従 本 業 員 金 5,277,857,009円 数 2,119名(単体)注)従業員数は就業人員であります。 ホームページ http://www.itoki.jp/ 監 査 役( 社 外 ) 北 村 巖 監 査 役( 社 外 ) 横 手 恒 夫 注) 取 締役橋本清美氏、 監査役志村政俊氏、 北村巖氏及び横手恒夫氏は、 平成23 年3月25日開催の第61回定時株主総会終結の時をもって退任しております。 連結子会社 会社名 ㈱イトーキマーケットスペース 資本金 当社の議決 権比率(%) (百万円) 200 100.0 商業設備機器の販売 ㈱タイメック 97 100.0 電子機器の製造・販売 ㈱イトーキ大阪工務センター 10 100.0 工事の施工・監理 ㈱イトーキテクニカルサービス ㈱シマソービ 伊藤喜(蘇州)家具有限公司 100 100.0 保守・サービス 98.8 事務用家具等の販売 ㈱上田商事 25 98.4 家具調度品等の販売 富士リビング工業㈱ 60 87.1 鋼製・木製家具の製造・販売 ㈱イトーキ東光製作所 70 84.5 鉄扉・貸金庫等の製造 891 82.2 鋼製家具・機器の製造・販売 14 48.1 工事の施工・監理 注)1.㈱イトーキテクニカルサービスの議決権比率には、間接所有分の20.0%を 含んでおります。 2.㈱上田商事の議決権比率には、間接所有分の2.0%を含んでおります。 13 ITOKI CORPORATION 執 行 役 員 10 100.0 事務用家具等の販売 40 ㈱イトーキ工務センター 常務執行役員 1,000 100.0 事務・店舗用什器等の製造・販売 ㈱イトーキ北海道 伊藤喜オールスチール㈱ 執行役員 主要な事業内容 久 保 順 一 伊原木 秀 松 下 條 順 孝 古 澤 可 彦 国 本 哲 郎 曻 正 明 植 田 隆 晴 村 上 利 晴 三津井 啓 人 袋 洋 志 河 手 健 一 柿 木 細 田 洋 道 神 渡 邉 博 之 牧 国 沢 敬二郎 西 秀 嗣 浩 野 健 司 谷 和 彦 注)平成23年1月1日現在の執行役員は下記のとおりとなっております。 常務執行役員 久保 順一 執 行 役 員 細田 洋道 村上 利晴 牧野 健司 伊原木 秀 松 下條 順孝 渡邉 博之 袋 洋志 西谷 和彦 国 沢 敬二 郎 柿木 秀嗣 森谷 仁昭 曻 神 正明 浩 株式情報 & 株主メモ STOCK & STAKEHOLDERSʼ INFORMATION 株 式 の 状 況 (平成22年12月31日現在) 発行可能株式総数 149,830,000株 発行済株式の総数 52,143,948株 7,283名 100株 株 主 単 元 株 数 式 数 株 主メモ 事 業 年 度 毎年3月 株 主 確 定 の ための 基 準 日 定時株主総会 期末配当金 中間配当を行う場合 大株主(上位10名) 持株数 持株比率 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 2,591 5.21 株主名 (千株) (%) 株式会社みずほコーポレート銀行 2,171 4.36 日本生命保険相互会社 2,170 4.36 伊藤 七郎 1,877 3.77 イトーキ協力会社持株会 1,699 3.42 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1,596 3.21 株式会社アシスト 1,586 3.19 イトーキ従業員持株会 1,170 2.35 株式会社三井住友銀行 1,069 2.15 912 1.83 伊藤 裕子 株主名簿管理人 東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 株主名簿管理人 事務取扱場所 東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部 [ 株式に関する手続きのお申し出先 ] ○ 証券会社に口座をお持ちの場合 お取引の証券会社にお申し出ください。 【 ご注意 】 ・未払配当金の支払、支払明細発行については、下記の「特別口座の場合」 の郵便物送付先/電話お問い合わせ先・お取扱店をご利用ください。 ○ 特別口座の場合 所有者別株式分布状況(株式数) 証券会社 641,287株(1.23%) 外国法人等 2,380,049株 (4.56%) 52,143,948株 個人その他 (自己株式含む) 26,712,929株 (51.23%) 金融機関 15,178,601株(29.11%) 株価推移 郵便物送付先/ 電話お問い合わせ先 〒168-8507 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 みずほ信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0120-288-324(フリーダイヤル) お取扱店 みずほ信託銀行株式会社 本店および全国各支店 みずほインベスターズ証券株式会社 本店および全国各支店 【 ご注意 】 ・単元未満株式の買取・買増請求以外の株式売買はできません。 ・電子化前に名義書換を失念してお手元に他人名義の株券がある場合は、 至急上記電話お問い合わせ先までご連絡ください。 公 (単位:円) 12月31日 12月31日 6月30日 (その他必要がある場合には、あらかじめ公告をして基準日を定めます。) 注)持株比率は自己株式(2,438,995株)を控除して計算しております。 その他の国内法人 7,231,082株(13.87%) 毎年1月1日から12月31日まで 定時株主総会 告 方 法 電子公告 400 http://www.itoki.jp/company/ir/notification.html 300 (ただし、電子公告によることができない事故その他の やむを得ない事由が生じた場合は、日本経済新聞に掲 載して行います。) 200 100 0 2009年 1月 3月 5月 7月 2010年 9月 11月 1月 3月 5月 7月 2011年 9月 11月 1月 上場証券取引所 株式会社東京証券取引所 市場第1部 株式会社大阪証券取引所 市場第1部 証 券 コ ー ド 7972 ITOKI CORPORATION 14 ▲ 61 IT O K I ▲ IT O K I 61 CZRデスク 多様に変化するオフィス。 今求められるのは、 飽きのこない デザインと高い機能性を備えたデスクです。 CZRデスクは、 研ぎ澄まされたムダのないシンプルデザイ ンとデスク高さ720mmをスタンダードに、現代のワーク スタイルに対応。 さまざまなオフィスの要望に応えます。 ○上場株式配当等の支払に関する通知書について 租税特別措置法の平成20年改正(平成20年4月30日法律第23 号)により、平成21年1月からお支払する配当金について、支払 配当金額や源泉徴収税額等を記載した支払通知書を通知すること となっております。 今回の配当金については、支払通知書の法定要件を満たした配当 当社に関する情報はホームページでもご覧いただけます。 http://www.itoki.jp/ 金計算書を同封しておりますので、平成24年の確定申告の際の添 付資料としてご使用ください。 また、平成23年にお支払しました配当金を株式数比例配分方式に よりお受取の場合、源泉徴収税額の計算は証券会社等にて行われ ますので、平成24年の確定申告の添付書類としてご使用いただけ る支払通知書につきましては、お取引の証券会社等へご確認くだ さい。 免責情報 本報告書に記載している将来に関する予想について は、現在入手可能な情報から得られた当社の経営者 の判断に基づいています。実際の業績は、さまざま な要因の変化により、異なる場合があることをご承 知おきください。 本 社:〒536-0002 大阪市城東区今福東1丁目4番12号 TEL. 06-6935-2200(代表) この印刷物は、環境にやさしい植物 性大豆油インキを使用しています。