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日本会計年度 インベストメント・バンキング・レビュー
Reuters /Jamal Saidi 日本 会計年度 インベストメント・バンキング・レビュー 2015年度 2015年度 (2015年4月1日 - 2016年3月31日) 日本 M&A 日本M&A 20兆円超え | 金融が首位 | IN-OUT案件数は過去最高 日本案件情報 2015年度の日本関連M&A案件は、20.8兆円と前年度比55.7%増加し、1999年度の26.5兆円に次ぐ高水 準となった。1000億円超の案件は、昨年度から17件増加の42件、総額14.8兆円が公表され全体の71%を 占有した。被買収側の業種別でみると、前年度に続き金融が5.5兆円で首位。東京海上日動火災保険に よるHCCインシュアランスの買収や日本生命保険と三井生命保険の統合案件など、保険業界の再編が進 み、IN-OUT市場のみならず国内市場においても最も活発であった。国内案件は8.8兆円を記録、 前年度比153.4%と大幅増、2011年度以来増加に転じ、上位10案件中4件を占めた。案件数ベースでは 前年度から184件増の2060件となり、2009年度以降6年ぶりに2000件台に戻した。IN-OUT案件は、案件 数ベースで715件を記録し過去最高となったが、取引金額ベースでは最高額を記録した前年度から2.1% 縮小の7.8兆円となった。買収のターゲット先となったのは、昨年に続き米国が首位で5割を占める4.3兆円 を記録、2位は英国で9165億円、11.8%を占有した。 日本関連M&A公表案件 日本関連M&A公表案件 ランクバリューの構成比(4-3月期) 3081 3129 3057 3061 2867 2696 20 2714 2825 2864 3500 2000 1500 10 ランクバリュー(兆円) 15 案件数 ランクバリュー(兆円) 3000 20 2500 3000 2691 2500 25 1000 5 500 0 1500 10 2007 2008 2009 上半期 2010 2011 下半期 2012 2013 2014 1000 5 500 0 0 2006 0 2006 2000 15 案件数 25 2007 2015 通年案件数 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 IN-IN 取引金額 OUT-IN 取引金額 IN-OUT 取引金額 IN-IN 案件数 OUT-IN 案件数 IN-OUT 案件数 2015 日本企業関連 公表案件 上位10位 全不動産案件を除く 被買収側 被買収側 国籍 順位 ランク日 買収側 1 2015年11月10日 新関西国際空港 - 運営権 日本 関西エアポート 2 2015年6月10日 HCCインシュアランス・ホールディングス 米国 東京海上日動火災保険 3 2015年10月19日 日本郵政 日本 4 2016年3月17日 東芝メディカルシステムズ 5 2015年9月8日 6 買収側 国 籍 ランクバリュー (億円) 被買収側マクロ業種 被買収側アドバイザー 買収側アドバイザー 22050.0 工業 SMBC日興証券/シティ 三菱UFJモルガン・スタンレー/バンクオブアメリカ・メリルリンチ/ロスチャイルド 日本 9252.6 金融 ゴールドマン・サックス クレディスイス/エバーコア・パートナーズ 日本郵政 日本 7309.6 卸売、サービス - - 日本 キヤノン 日本 6655.0 ヘルスケア 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー アムリン 英国 三井住友海上火災保険 日本 6316.6 金融 エバーコア/ロスチャイルド/三菱UFJモルガン・スタンレー/Numis証券 ゴールドマンサックス/野村證券/SMBC日興証券 2015年7月23日 スタンコープ 米国 明治安田生命 日本 6147.9 金融 ゴールドマン・サックス 三菱UFJモルガン・スタンレー 7 2015年9月29日 レイノルズ・アメリカン -ナチュラル・アメリカンスピリット事業 米国 日本たばこ 日本 5995.7 食品、生活雑貨 JPモルガン/ラザード/シティ - 8 2015年12月15日 GE - 日本リース事業 日本 三井住友ファイナンス&リース 日本 5750.0 金融 三菱UFJモルガン・スタンレー/JPモルガン ゴールドマン・サックス SMBC日興証券 9 2015年8月11日 シメトラ・フィナンシャル 米国 住友生命保険 日本 4745.9 金融 三菱UFJモルガン・スタンレー ゴールドマン・サックス 10 2015年10月15日 ユニーグループ・ホールディングス 日本 ファミリーマート 日本 4624.3 小売 野村證券/三菱UFJモルガン・スタンレー Citi/KPMG FAS/SMBC日興証券 日本、フランス https://www.thomsonone.com 2015年度 (2015年4月1日 - 2016年3月31日) 日本 M&A 上位5業種別ファイナンシャル・アドバイザー上位3位 (AD19a) 日本企業関連 公表案件 (AD19a) 不動産案件除外 ランクバリュー (億円) 順位 市場占有率 ランクバリューベース 案件数 金融 54,935.5 三菱UFJモルガン・スタンレー 43,638.6 1 47.6 22 ゴールドマン・サックス 42,225.5 2 46 10 野村證券 33,721.0 3 36.7 23 工業 47,655.4 三菱UFJモルガン・スタンレー 29,874.0 1 43.3 30 ロスチャイルド 29,052.2 2 42.1 7 三井住友フィナンシャルグループ 28,107.8 3 40.8 63 ハイテクノロジー 20,901.4 三菱UFJモルガン・スタンレー 14,604.2 1 38.1 みずほフィナンシャルグループ 12,567.6 2 9,730.0 3 JPモルガン 食品、生活雑貨 189 2015年4月1日 アドバイザー 493 ランクバリュー (百万円) 順位 2016年3月31日 市場 占有率 2014年4月1日 - 案件数 ランクバリュー (百万円) 順位 前年同期比 (%) 2015年3月31日 市場 占有率 案件数 ランクバリュー 三菱UFJモルガン・スタンレー 9,746,187.2 1 46.7 69 3,116,230.1 3 23.2 61 212.8 野村證券 6,503,160.1 2 31.2 130 3,667,961.2 2 27.4 109 77.3 三井住友フィナンシャルグループ 5,395,261.1 3 25.8 165 970,753.1 13 7.2 142 455.8 ゴールドマン・サックス 4,762,993.6 4 22.8 17 2,276,149.1 4 17.0 19 109.3 29 シティ 4,252,212.3 5 20.4 14 1,535,436.3 7 11.5 18 176.9 32.8 57 ロスチャイルド 3,705,419.0 6 17.8 10 395,749.8 24 3.0 13 836.3 25.4 9 みずほフィナンシャルグループ 3,214,210.7 7 15.4 169 3,766,252.7 1 28.1 167 -14.7 JPモルガン 3,023,003.1 8 14.5 25 2,246,000.4 5 16.8 17 34.6 521 14,982.3 256 シティ 8,182.4 1 33.6 2 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 2,755,054.5 9 13.2 13 2,053,088.3 6 15.3 12 34.2 三菱UFJモルガン・スタンレー 7,219.5 2 29.7 9 エバーコア・パートナーズ 1,812,829.2 10 8.7 8 567,985.2 18 4.2 7 219.2 JPモルガン 7,019.8 3 28.8 2 アドバイザー分計 18,318,253.3 87.7 1,010 11,842,631.3 88.3 1,025 54.7 2,559,918.9 12.3 2,047 1,568,585.1 11.7 1,839 63.2 20,878,172.2 100.0 3,057 13,411,216.4 100.0 2,864 55.7 卸売、サービス 14,688.3 385 野村證券 5,237.1 1 24.7 22 みずほフィナンシャルグループ 3,369.6 2 15.9 39 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 2,413.8 3 11.4 2 その他 市場合計 (注)表中の*は同順位を表す 日本企業関連 公表案件 中規模市場 (MM15b1) 国内M&A市場(被買収側-日本国籍、買収側-日本国籍) 公表案件 不動産案件除外 不動産案件除外 金額非開示およびランクバリュー100百万米ドル以下 (ランクバリューベース) ランクバリューベース 2015年4月1日 - 2016年3月31日 アドバイザー ランクバリュー (百万円) 順位 市場 占有率 前年同期比 (%) 2014年4月1日 - 2015年3月31日 案件数 ランクバリュー (百万円) 順位 市場 占有率 案件数 ランクバリュー 野村證券 256,170.8 1 15.3 82 211,389.0 1 13.3 70 21.2 三井住友フィナンシャルグループ 139,718.1 2 8.3 146 128,205.0 3 8.1 119 9.0 みずほフィナンシャルグループ 109,536.4 3 6.5 135 190,222.3 2 12.0 141 大和証券グループ本社 103,138.0 4 6.2 43 117,463.9 4 7.4 三菱UFJモルガン・スタンレー 70,780.2 5 4.2 27 65,230.7 7 プルータス・コンサルティング 58,166.8 6 3.5 44 44,536.1 フロンティア・マネジメント 49,017.4 7 2.9 33 デロイト 45,043.0 8 2.7 KPMG 41,063.7 9 GCAサヴィアングループ 40,680.9 10 アドバイザー ランクバリュー (百万円) 順位 市場 占有率 前年同期比 (%) 2014年4月1日 - 2015年3月31日 案件数 ランクバリュー (百万円) 順位 市場 占有率 案件数 ランクバリュー 野村證券 4,953,467.7 1 56.2 102 1,333,463.3 1 38.3 72 271.5 三菱UFJモルガン・スタンレー 4,129,508.8 2 46.8 31 435,961.0 6 12.5 28 847.2 -42.4 三井住友フィナンシャルグループ 2,299,851.6 3 26.1 145 546,235.2 5 15.7 120 321.0 54 -12.2 みずほフィナンシャルグループ 1,862,145.3 4 21.1 135 797,530.8 3 22.9 122 133.5 4.1 29 8.5 ゴールドマン・サックス 1,153,281.6 5 13.1 4 288,945.2 8 8.3 4 299.1 9 2.8 34 30.6 シティ 1,026,374.7 6 11.6 5 81,300.0 13 2.3 3 1162.5 13,909.9 19 0.9 35 252.4 大和証券グループ本社 902,773.3 7 10.2 51 799,577.3 2 23.0 57 12.9 52 67,782.3 6 4.3 66 -33.5 JPモルガン 744,102.6 8 8.4 4 555,298.3 4 16.0 5 34.0 2.5 53 81,151.7 5 5.1 59 -49.4 プライスウォーターハウスクーパース 730,889.3 9 8.3 27 75,651.5 14 2.2 11 866.1 2.4 32 29,161.9 11 1.8 22 39.5 KPMG 516,981.1 10 5.9 25 332,084.6 7 9.5 39 55.7 アドバイザー分計 867,500.9 51.8 866 980,601.6 61.8 882 -11.5 その他 808,168.2 48.2 2,018 606,713.9 38.2 1,809 33.2 1,675,669.1 100.0 2,884 1,587,315.6 100.0 2,691 5.6 市場合計 2015年4月1日 - 2016年3月31日 アドバイザー分計 7,328,098.3 83.1 681 2,849,823.4 81.9 662 157.1 その他 1,491,030.1 16.9 1,379 630,324.5 18.1 1,214 136.5 市場合計 8,819,128.5 100.0 2,060 3,480,147.9 100.0 1,876 153.4 (注)表中の*は同順位を表す https://www.thomsonone.com 2015年度 (2015年4月1日 - 2016年3月31日) 日本 株式資本市場 株式・株式関連 5.4兆円 | 新規公開案件123%増加 株式・株式関連推移 2015年度の日本の株式・株式関連市場における資金調達額は、前年度より1.6兆円(43%)増加となる5.4兆 円であった。同水準は金融機関の資金調達ニーズが高かった2009年度の7.7兆円以来の高水準となる。一 方で、案件数においては2年連続減少の242件となった。新規公開案件についてみると、取引金額は、日本 郵政グループ3社同時上場に牽引され、前年度比123.3%の増加となる1.9兆円に達し、2000年以降で最も 高い水準となった。他の内訳においても、既公開案件、転換社債型新株予約権付社債案件ともに前年度比 増加を記録し、それぞれ16.6%、26.1%の増加となった。 取引金額(千億) 18 200 187 180 160 14 140 12 98 10 8 62 6 34 4 100 92 2 100 80 61 37 40 400 350 282 6 300 255 242 5 250 194 4 200 156 3 113 113 150 112 100 61 1 50 0 0 2006 20 0 394 2 60 22 20 120 450 7 (4-3月期) 16 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 0 2006 2007 2008 2009 2010 取引金額 2011 2012 案件数 2013 2014 2015 既公開 グローバル株式・株式関連(C1e) - 日本 ブックランナー 取引金額 (百万円) 順位 前年同期比 (%) 2014年4月1日 - 2015年3月31日 市場占 有率 案件数 取引金額 (百万円) 順位 市場占 有率 案件数 1 27.8 77 1,453,444.3 1 38.1 94 4.0 三菱UFJモルガン・スタンレー 901,213.1 2 16.6 35 299,545.0 5 7.9 25 みずほフィナンシャルグループ 726,518.4 3 13.4 54 399,606.4 4 10.5 三井住友フィナンシャルグループ 718,781.0 4 13.2 71 650,081.8 2 大和証券グループ本社 584,199.5 5 10.7 53 502,245.3 ゴールドマン・サックス 357,520.6 6 6.6 10 JPモルガン 342,941.8 7 6.3 UBS 147,702.9 8 シティ 63,127.0 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 35,314.4 5,440,800.8 CB 案件数 2015年4月1日 - 2016年3月31日 取引金額 1,511,105.3 野村 IPO グローバル新規公開(C7d) - 日本 2015年4月1日 - 2016年3月31日 市場合計 8 案件数 20 9 取引金額(兆円) 新規公開推移 (4-3月期) 案件数 日本案件情報 ブックランナー 取引金額 (百万円) 順位 前年同期比 (%) 2014年4月1日 - 2015年3月31日 市場占 有率 案件数 取引金額 (百万円) 順位 市場占 有率 案件数 取引金額 野村 309,588.9 1 16.6 29 321,831.8 1 38.6 30 -3.8 200.9 三菱UFJモルガン・スタンレー 298,143.3 2 16.0 10 112,369.8 3 13.5 6 165.3 44 81.8 みずほフィナンシャルグループ 245,771.9 3 13.2 20 102,305.6 4 12.3 10 140.2 17.1 61 10.6 三井住友フィナンシャルグループ 230,219.6 4 12.4 25 133,142.9 2 16.0 16 72.9 3 13.2 72 16.3 大和証券グループ本社 225,486.4 5 12.1 18 61,004.4 5 7.3 25 269.6 141,547.7 6 3.7 10 152.6 ゴールドマン・サックス 210,938.4 6 11.3 4 24,529.3 7 2.9 2 759.9 10 40,757.4 10 1.1 5 741.4 JPモルガン 206,853.8 7 11.1 4 6,160.4 10 0.7 2 3,257.8 2.7 14 69,665.8 9 1.8 9 112.0 UBS 55,691.8 8 3.0 4 27,663.3 6 3.3 2 101.3 9 1.2 6 11,612.0 12 0.3 3 443.6 シティ 47,874.7 9 2.6 3 2,597.1 13 0.3 1 1,743.4 10 0.7 5 102,776.0 8 2.7 9 -65.6 SBIホールディングス 11,420.5 10 0.6 8 9,707.8 9 1.2 8 17.6 100.0 242 3,811,345.3 100.0 255 42.8 100.0 100 834,499.5 100.0 92 123.3 市場合計 1,863,459.9 https://www.thomsonone.com 2015年度 (2015年4月1日 - 2016年3月31日) 日本 債券資本市場 円債総合2%増加 | 証券化案件1.4兆円増加 日本案件情報 サムライ債 発行体国籍地域分析 2015年度の円債総取引金額は、前年度比1.6%増加 となる18.4兆円。案件数においては、70件の減少とな る980件であった。案件数ベースでは減少がみられた ものの、金融セクターにおける大型案件の存在や、 証券化案件セグメントにおける大幅な取引金額の増 加が寄与し、前年度比増加となった。 (4-3月期) 国内主要債券分類別 取引金額 (億円) 案件数 25000 92 78 81 20000 国内主要債券分類別でみると、普通社債が1.8兆円 の減少となった一方で、証券化案件においては1.4 兆円の増加がみられた。証券化案件取引金額は、 4.5兆円と2000年度以降でみると2005年度の6.4兆円 、2006年度の6.2兆円、2007年度の5.8兆円に次いで 高い水準となった。 4.5 2.0 1.6 6.7 90 76 3.1 2.2 1.3 8.5 2014 80 70 57 15000 60 3.2 2.2 1.5 7.8 2013 50 40 10000 サムライ債取引金額は、2兆円と高水準であった2014 年度の2.2兆円と比較し、11.3%の減少となった。発 行体国籍地域別分析でみると、欧州勢が取引金額 1.5兆円で、前年度比13%の減少となったが、市場占 有率76%で引き続き市場の牽引役となった。一方、 南北アメリカ国籍発行体における取引金額は、前年 度比約半減となり、市場占有率は6%へ後退した。ア ジア太平洋地域国籍発行体における取引金額は、 前年度比唯一増加の13%増となった。 3.6 1.5 1.9 7.5 2012 30 20 5000 0 0 2011 アジア太平洋 2012 欧州 2013 南北アメリカ 2014 0 2015 アフリカ/中東/中央アジア 2 4 6 8 4.1 2.0 1.8 8.2 2011 10 円債総合(AP5) 10 12 14 16 18 取引金額(兆円) 案件数 普通社債 あ 財投機関債 サムライ債 ABS/MBS サムライ債 (AP1) 2015年4月1日 - 2016年3月31日 主幹事 2015 100 (4-3月期) 取引金額 (百万円) 市場 順位 占有率 前年同期比 (%) 2014年4月1日 - 2015年3月31日 案件数 取引金額 (百万円) 市場 順位 占有率 案件数 2015年4月1日 - 2016年3月31日 取引金額 主幹事 取引金額 (百万円) 市場 順位 占有率 前年同期比 (%) 2014年4月1日 - 2015年3月31日 案件数 取引金額 (百万円) 市場 順位 占有率 案件数 取引金額 みずほフィナンシャルグループ 4,126,501.4 1 22.4 570 4,209,387.1 1 23.2 549 -2.0 野村 376,115.0 1 19.3 47 283,633.3 5 12.9 38 32.6 三菱UFJモルガン・スタンレー 3,710,253.0 2 20.1 409 3,124,547.9 2 17.2 408 18.7 三菱UFJモルガン・スタンレー 338,216.7 2 17.3 54 406,283.3 2 18.5 46 -16.8 野村 2,609,615.5 3 14.2 377 3,117,445.4 3 17.2 377 -16.3 みずほフィナンシャルグループ 324,841.7 3 16.7 49 313,555.0 4 14.3 37 3.6 三井住友フィナンシャルグループ 2,536,908.4 4 13.8 357 2,752,426.1 4 15.2 381 -7.8 大和証券グループ本社 316,193.3 4 16.2 48 444,945.0 1 20.2 60 -28.9 大和証券グループ本社 2,276,349.4 5 12.4 354 2,692,529.7 5 14.8 364 -15.5 三井住友フィナンシャルグループ 312,791.7 5 16.0 48 351,211.7 3 16.0 48 -10.9 三井住友トラスト・ホールディングス 447,469.9 6 2.4 12 151,700.0 11 0.8 8 195.0 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 45,825.0 6 2.4 5 69,895.0 6 3.2 11 -34.4 ゴールドマン・サックス 368,885.7 7 2.0 36 269,375.5 7 1.5 39 36.9 ドイツ銀行 45,000.0 7 2.3 2 56,900.0 7 2.6 2 -20.9 三菱UFJフィナンシャル・グループ 336,658.8 8 1.8 25 222,470.8 9 1.2 27 51.3 バークレイズ 42,033.3 8 2.2 6 47,500.0 8 2.2 8 -11.5 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 333,608.6 9 1.8 39 362,766.5 6 2.0 43 -8.0 シティ 35,000.0 9 1.8 1 34,480.0 10 1.6 6 1.5 バークレイズ 227,633.3 10 1.2 16 138,017.9 12 0.8 19 64.9 ナティクシス 33,600.0 10 1.7 8 43,026.7 9 2.0 7 -21.9 100.0 980 18,147,749.4 100.0 1,050 1.6 1,951,000.0 0 100.0 76 2,198,750.0 100.0 81 -11.27 市場合計 18,436,844.5 市場合計 https://www.thomsonone.com 2015年度 (2015年4月1日 - 2016年3月31日) 日本 シンジケートローン 日本市場 案件数、組成金額ともに減少 | 工業セクターが市場を牽引 日本案件情報 主要地域の市場動向 2015年度の日本シンジケートローン市場(ブックランナー付ベース)は、組成金額ベースで前年度 比5.4%の減少となる23.2兆円、案件数ベースでは同比8.3%減少の1842件となった。 (4 - 3月期) 6000 350 セクター別にみると工業が、案件数462件からなる組成金額5.3兆円で、市場全体の21.8%を占めて 日本市場を牽引した。2位のエネルギー電力は、取引金額3.1兆円で、組成金額ベースで前年度比 18.5%増加した。これは今年度最大案件となったイクシスLNG PTYによる約6千億円のタームローン 案件が寄与している。 300 5000 250 ファイナンシャル クローズ日 借入人名 取引金額(億円) ブックランナー 1 2015/9/30 2015/6/30 イクシスLNG PTY JXホールディングス 5,969.3 2 4,300.0 三菱東京UFJ銀行/みずほ銀行/三井住友銀行 みずほ銀行 3 2015/12/11 三菱商事 4,100.0 三菱東京UFJ銀行 4 2015/9/30 東芝 4,000.0 みずほ銀行/三井住友銀行 5 2015/10/28 アジア・テーマパーク・インベストメント 4,000.0 三井住友銀行 6 2015/4/17 旭化成 3,963.1 三菱東京UFJ銀行 7 2015/6/26 伊藤忠商事 3,500.0 みずほ銀行 8 2016/2/24 住友商事 3,300.0 三井住友銀行 9 2015/7/31 ソニー 3,000.0 三井住友銀行 10 2016/3/31 丸紅 3,000.0 みずほ銀行 200 3000 150 2000 100 1000 50 0 0 2011 業種別 取引金額割合 2012 2013 2014 組成金額-南北アメリカ 組成金額-EMEA 組成金額-アジア 件数-日本 件数-南北アメリカ 件数-EMEA 件数-アジア 日本 シンジケートローン-ブックランナー(S12b) (ファイナンシャルクローズ日ベース) 2015年4月1日 - 2016年3月31日 エネルギー電力 4.2% 4.0% 原料、材料 6.9% 21.8% 2015 組成金額-日本 工業 金融 案件数 2015年度 トップ案件 取引 引金額(兆円) 4000 ブックランナー 取引金額 (百万円) 市場 順位 占有率 前年度比 (%) 2014年4月1日 - 2015年3月31日 案件数 取引金額 (百万円) 市場 順位 占有率 案件数 取引金額 みずほフィナンシャルグループ 8,585,117.8 1 37.0 497 9,356,963.9 1 38.1 503 三井住友フィナンシャルグループ 6,633,372.0 2 28.6 564 5,972,136.2 3 24.3 598 11.1 三菱UFJフィナンシャル・グループ 5,712,472.0 3 24.6 594 7,012,496.6 2 28.6 664 -18.5 日本政策投資銀行 275,915.4 4 1.2 24 264,017.6 6 1.1 25 4.5 三井住友トラスト・ホールディングス 217,090.7 5 0.9 26 267,235.9 5 1.1 35 -18.8 りそなホールディングス 197,880.5 6 0.9 55 275,359.5 4 1.1 101 -28.1 BNPパリバ 146,132.6 7 0.6 26 91,144.0 11 0.4 16 60.3 ヘルスケア シティ 141,651.1 8 0.6 3 168,582.8 9 0.7 4 -16.0 政府、政府系機関 クレディ・アグリコル 141,340.9 9 0.6 10 82,147.0 12 0.3 5 72.1 通信 あおぞら銀行 137,554.6 10 0.6 33 209,607.9 7 0.9 38 -34.4 100 1,842 24,562,045.6 100 2,008 -5.4 ハイテクノロジー 7.1% 不動産 卸売、サービス 12.8% 8.1% 食品、生活雑貨 小売 メディア、エンターテイメント 8.7% 11.7% 10.2% 市場合計 23,231,000.5 -8.2 https://www.thomsonone.com 2015年度 (2015年4月1日 - 2016年3月31日) ランキング・クライテリア概要 クライテリアに関するご質問、また案件情報のご登録に 関してのお問い合わせ先: 注意: M&Aデータは2016年4月1日、株式・債券データは2016年4月4日、シンジケートローンデータは2016年4月6日時点のものである。また、案件提出には締 め切りが適用される。 <M&A> 対象期間中に公表された案件を対象とする。合併、買収、市場を介さない自己株式取得、スピン・オフ、公開買付による自社株買い、少数株主持ち分(50%以 下)の株式取得、及びデット・リストラクチャリング案件を含むが、エクイティー・カーブアウト及び市場での自社株買い案件は対象外となる。 リーグテーブルの金 額は全て日本円で表示される。 取引金額のついていない場合も対象となり、その場合取引金額は表示されない。また、取引金額は対象企業に提示された条 件に基づき算定される。日本のプレスリリースにおける全データ及びリーグテーブルは、不動産及び信託受益権の取得を含む全不動産案件を除外したランキ ングとなっている。 <M&A> 本橋 馨 電話: 03-6441-1338 <株式・株式関連> 対象期間中にプライシングされた日本国籍企業による株式案件の国内および海外発行分に加え、国内・海外株式関連案件を対象とする。IPO(新規公開)、既 公開、アクセラレイテッド・ブックビルディング及びブロック・トレード(但し一定の制限に基づく)、CBを含む。 償還日もしくはコール/プットの権利行使開始日が 受渡日より360日以内に設定されているCBはリーグテーブル対象外となる。リーグテーブルの金額は、発行額(合計発行額又は株数 × 発行価格)を集計す る。ブックランナーにフルクレジットが付与され、ジョイントブックの場合、各ブックランナーに均等にクレジット配分される。 プレスリリースに関してのお問い合わせ先: 松島 由起子 電話:03-6441-1617 [email protected] [email protected] <株式・債券> 佐藤 亜紀 電話: 03-6441-1120 [email protected] <シンジケートローン> 橋本 藍 電話: 03-6441-1155 <債券> 対象期間中に発行された日本国籍企業の国内及び海外発行分に加え、海外国籍の円建て債券を対象とする。また、証券化案件は裏付け資産の所在地が日 本のものを対象とする。償還日もしくはコール/プットの権利行使開始日が、受渡日より360日以内に設定されている案件はリーグテーブル対象外となる。リーグ テーブルの金額は、発行額(合計発行額×発行価格)を集計する。日本APシリーズ(除くAP1)リーグテーブルは按分でクレジット配分される。AP1(サムライ債) リーグテーブルは均等でクレジット配分される。 <シンジケートローン> 対象期間中にファイナンシャルクローズを迎えたシンジケートローン案件を対象とする。 相対ローン、セルフ・アレンジローン、関連会社間の案件、期日がファ イナンシャルクローズ日より90日未満の案件は対象外となる。リーグテーブルの金額は取引金額ベース、また対象市場ベースである。ブックランナーリーグテー ブルではブックランナーに全クレジットが付与され、ジョイントブックランナーの場合、各ブックランナーに均等にクレジット配分される。 [email protected] ここに掲載の三菱UFJフィナンシャル・グループおよびモルガン・スタンレーのリーグテーブル・クレジットは、日本における合弁会社(三菱UFJモルガン・スタン レー証券及びモルガン・スタンレーMUFG証券)の設立後の状況を反映している。新設合弁会社のクレジットはモルガン・スタンレーへ集計されている。日本企 業関連のリーグテーブル上では、モルガン・スタンレーは「三菱UFJモルガン・スタンレー」として表示されている。 本書に表示される如何なるグラフ又は図の複製を希望される場合、松島 由起子(まつしま ゆきこ) ([email protected]) 又は[email protected] までお問い合わせ下さい。 トムソン・ロイターは本書で提供される情報が、発行時点において正確であり、最新のものであることを確保するよう合理的な努力をしていますが、トムソン・ロイター又はトムソン・ロイターの第三者コンテンツ・プロバイダー も、本書に含まれる情報の誤謬、不正確又は遅延、或いはそれらに依拠してなされた行為についても、何らの責任も負うものではなく、また、第三者コンテンツ・プロバイダーの如何なる見解又は意見を是認するものでは ありません。法律により認められる限度において、トムソン・ロイターは明示又は黙示を問わず、提供されたコンテンツの正確性又は完全性、或いは如何なる目的における目的適合性に関する保証をすべて明示的に排 除します。本コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供しません。また、証券の売り買い等を 含む、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。トムソン・ロイターは、本書に関連した、如何なる者による又は如何なる者に対する証券の売り買いに関し、責任・義務を負 いません。 © 2016 Thomson Reuters. All rights reserved. Thomson Reuters及びThomson Reutersロゴは、Thomson Reutersの商標であり、登録商標となっています。本書に言及される如何なる第三者の名称又はマークは、当該第三者に帰属します。 https://www.thomsonone.com Thomson Reuters Solutions for the Deal Making Community トムソン・ロイターの案件コミュニティ向けソリューション提供 FOR INFORMATION PROFESSIONALS FOR STRATEGY AND PLANNING TEAMS SDC Platinum は、New Issues(株式 / 債券)M&A、シン Thomson Reuters Deals Business Intelligence で は、Deals 情報専門家向け ジケート・ローン、プライベート・エクイティ、プロジェ クト・ファイナンス、ポイズン・ピル等を含む世界最 大の金融案件データベースです。 戦略および企画チーム向け 及び 手数料データを加工することにより、アドホック・ レポート作成や市場傾向の分析、貴社の業績評価など を行うことが可能です。すべての作業を Excel® 上で行 えることで、時間の短縮や競争力強化に繋がります。 提供ソリューション: • マーケット分析&傾向 ( 地域、セクター、資産クラス、 取引タイプ、取引規模など ) 提供ソリューション: • 案件組成 ( 負債満期分析、プライベート・エクイティ を含む企業のライフサイクル ) • 業績のベンチマーキング、競合他社のモニタリング • ピッチング ( 企業実績、代表的な買収側 ) • M&A ターゲット ( アクティブな戦略 / スポンサー買 収側、ターゲット情報スクリーナー ) • 市場分析や、傾向の特定 • ウォレットサイズや銀行取引関係に基づく顧客ター ゲット • ロスト案件の評価・分析をすることによる効率的な リソースの配分 • 交渉 (T&C ベンチマーキング ) FOR INVESTMENT BANKERS 投資銀行向け Thomson Reuters Eikon は、情報の最先端を行く、最 提供ソリューション: も直観的で包括的なツールです。ナチュラル・ラン • クライアント・リレーションシップの管理 ゲージによる検索により、グローバルな情報、ニュー • 案件組成 ス、チャートや分析などが迅速に入手できます。企 業や業種の状況一覧ではトップレベルの概要を提供 し、詳細情報はクリックするだけで入手可能です。 また、新しい機会を見出したり、市場、業種、企業 や事象について深い理解を得ることができます。 Thomson Reuters Eikon には、Microsoft® Office 用のア ドインも含まれており、スクリーニングからターゲッ ト指定、比較分析、リーグテーブルの作成、企業の 価値査定、クライアント・ピッチ・ブックの開発まで、 すべて Microsoft Office で効率的に行えます。Excel の 検索と自動提案機能を駆使し、モデル構築も容易に なっています。 © 2016 Thomson Reuters. 49001546 04/14. 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