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「自分の町を良くするしくみ」(赤い羽根共同募金).

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「自分の町を良くするしくみ」(赤い羽根共同募金).
びょう
さ
ん
びょ
う
三錨
本気に
元気に
Ⅳ
四日市市立富洲原小学校
学
校
だ
よ
り
平 成 27年 11月 5日 (木 )
№28
根気よく
「 じ ぶ ん の 町 を 良 く す る し く み 」( 赤 い 羽 根 共 同 募 金 )
町や電車内等で胸に「赤い羽根」をつけている人が増えてきました。今年も本校では 児童会
が主体となり,10月19日(月)~23日(金)の5日間,
「赤い羽根共同募金」を行いまし
た。14日(水)の「認証式」で任命を受けた児童会役員と学級代表委員(5・6年生)の子
どもたちが朝早くから児童昇降口に募金コーナーを設け,
「あいさつ運動」をしながら,積極的
に取り組んでくれました。
【募 金 に 来 た 子を に こ やか に 迎 え る 児童 会 役 員たち 】
【共同募金の意味と歴史】
(※中央共同募金会ホームページから引用掲載)
赤い羽 根共 同募 金は ,民 間の運 動と して 戦後 直後 の 1947 年(昭 和 22 年)に,市民 が主 体の
取り組 みと して スタ ート しまし た。
当初は 戦後 復興 の一 助と して,戦 争の 打撃 をう け た福祉 施設 を中 心に 資金 支援す る活 動と して
の機能 を果 たし てき まし た。
その後 ,「社会 福祉 事業 法(平 成 12 年社 会福 祉 法に改 正 )」と いう 法律 をもと に「 民間 の社 会
福祉の 推進 」に 向け て, 社会福 祉事 業の 推進 のた めに活 用さ れて きま した 。
そして 60 年 以上 たっ た 今,社 会が 大き く変 化す る中で ,さ まざ まな 地域 福祉の 課題 解決 に取
り組む ,民 間団 体を 支援 する仕 組み とし て,また ,市 民のや さし さや 思い やりを 届け る運 動と し
て,共 同募 金は 市民 主体 の運動 を進 めて いま す。
赤い羽 根共 同募 金は ,市 民自ら の行 動を 応援 する ,「 じぶ んの町 を良 くす るしく み 。」で す。
この「共同募金」の歴史と趣旨を踏まえ,毎年,全国の多くの小中学校や地域 の自治会,企
業等が募金に参加しており,本校も毎年児童会が1学期の「ユニセフ募金」と並ぶ大きな募金
活動として長年取り組んできています。
募金の期間,始業前の朝休みの時間を利用して募金活動を行いましたが, 多くの子どもたち
が募金に来てくれました。自分のお小遣いから協力してくれた子,ご両親や祖父母の方々が配
慮してお金を持たせてもらった子など,背景は 様々ですが,「人々の役に立ちたい!」「自分た
ちの町をより良くしたい!」という気持ちが募金活動に表れていて,募金の「しるし」である
「赤い羽根」を大切に持っていく 子がたくさんいました。ご家庭や子どもたちの真心からの募
金が昨年度を大幅に上回り10,001円 集まりました。所定の手続きを行い,中央共同募金
会に入金させていただきま す。ご理解ご協力ありがとうございました。
「 防 災 博 士 に な ろ う ! ! 」( 4 年 生 防 災 学 習 )
【はじめに消防団の方々の話を真剣に聴く】
【消防団倉庫の中には,何があるのかな?】
4年生は社会科で「安全なくらしを守る」という学習しました。そ こから発展させて,総合
的な学習で「防災博士になろう」という テーマで身近な富洲原地区に関わることとして,地震
や津波等から命を守るためにはどうすれば良いのか等の課題を設定して学習を進めています。
そんな中で,10月15日(木)には,富洲原消防分団の皆さんにお世話になり,消防分団
の仕事について学習しました。まずは ,市民センターで,仕事の内容について説明していただ
きました。普段は違う仕事をしながら ,富洲原地区のために,災害時に活動をしたり ,そのた
めに普段から訓練をしたりしているなどのお話を うかがいました。その後,市民センター敷地
内にある消防分団の車庫を見せてもらいました。こんな身近なところに消防自動車があると知
って子どもたちは大変驚いていました。
【意外と重い「消防服」を着させてもらう】
【みんなが子ども消防士(放水訓練の体験)】
見学後は,小学校の運動場に移動し,放水体験をさせていただきました。はじめに,消防自
動車から伸びた太いホースをプールに差し入れます。そうすると ホースが水を吸い上げ,消防
自動車の放水用ホースからプールの水が勢いよく出てきます。子どもたち全員が ,消防服を着
用させていただき,ホースを持って放水活動をさせていただきました。水の勢いに 振り回され
ないように気をつけて行いました。
「ホースをきちんと押さ えてないと,ホースが暴れて振り回
されると思った。」
「プールの水が火事の時役に立つのだな。」などの意見が出ていました。直後
にお話をうかがい,全員が体験させていただくことで,より一層,消防団員の方々の苦労や ,
防災に対して地域の中にいろいろな工夫がされていることに気付 く子がいたようです。自分た
ちの安全な暮らしがいろいろな方々の努力で守られていることを理解するとともに ,自分自身
も地域の一員としてできることはないのかと考えることができるようになってほしいと思いま
す。そんな思いを持って 11 月 8 日(日)に計画されている「地区総合防災訓練」にもご家族
の皆さんと共に参加してほしいと思います。
(本号の執筆:西村園子教頭)
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