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単元名 「スマイル! 安全 私たちのまち」 小学校6年

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単元名 「スマイル! 安全 私たちのまち」 小学校6年
『横浜の時間』基本単元Ⅰ
小学校6年
単元名 「スマイル! 安全 私たちのまち」
1 子どもの問題意識
私たちのまちに「こども110番の家」ってたくさんあるな。いざというときに私たちを守ってくれる大切
な存在だ。まちの安全を守ってくれる人はもっといるのかな。まちの安全を守ってくれる取組はもっとあるの
かな。安全なまちをつくるにはどうしたらよいのだろう。
2 単元の意図【 安全・まちの特色 】
防犯の面で、現在行われているまちの安全を守る取組や守ってくれている人たちの思いを知ることから、自
分たちとまちとのつながりに気付かせたい。その気付きが、自分たちも地域社会の一員として、安全なまちを
つくるためにできることを実行しようとする実践的な態度につながっていく。
(公)
また、安全な社会をつくるうえで人と人とのコミュニケーションが大切であることを理解させ、地域に進ん
で関わろうとする気持ちを育てたい。
(開)
3 単元目標
自分たちの安全を守っている人々の思いを感じ取り、まちの安全について自分たちに何ができるか考えるこ
とを通して、安全なまちづくりで大切なことは、人と人とのコミュニケーションであることを理解し、自分た
ちの生活の中で実現しようとする。
4 身につける資質・能力・態度
学 習 方 法 に ○ まちの安全を守るという視点で、まちの取組について調べたり、情報を発信したり、自分た
ちがすべきことを考えたりする活動計画を立てることができる。
関すること
○ 安全に関わるまちの調査やまちの人へのインタビューを通して、地域や行政機関の取組につ
いて整理・分析し、考察することができる。
○ まちの安全を守るために調査したことや考えたことを目的や伝える相手を意識してわかり
やすく表現したり、発信したりすることができる。
自 分 自 身 に ○ まちの安全を守るために自分たちに何ができるか、あきらめずに探究する。
○ 安全を守る取組を発信することを通して、まちの安全のために自分ができることを進んで取
関すること
り組むことができる。
他 者 や 社 会 ○ まちの安全を守る取組をしている人に対して、共感、感謝、尊敬の気持ちをもって接するこ
とができる。
とのかかわ
り に 関 す る ○ 地域行事などに進んで参加するなど、地域とのかかわりを大切にしようとする。
○ まちや行政関係者の人の話を聞いたり、自分の思いを伝えたりすることで、様々な人との交
こと
流を深める。
5 関連する教科等
教科等名
学
習
内
容
・伝えたいことを自分の考えが分かるように筋道を立てて、相手や目的に応じた適切
国語
な言葉遣いで話す。
・全体の構成を考え、目的に応じて話の組み立てを工夫する。
道徳
・郷土や我が国の文化と伝統を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心を
もつ。
・時と場をわきまえて、礼儀正しく真心をもって接する。
特別活動 ・ 心身ともに健康で安全な生活態度の形成
・ 学校における多様な集団の生活の向上
時間数
4
2
2
6 基本構想図
スマイル! 安全 私たちのまち(『横浜の時間』52時間)
1 発進!まちの安全調査隊
(総合10時間)
○
○
○
○
「安全」の視点で、まちを見つめに出かける。
安全調査隊を結成し、調査隊の活動内容を決める。
グループごとに調査をする。
まちの安全を守ってくれている取組や人について、分かったことを「安全調査隊ガイド」に
まとめる。
道徳1時間
○ 報告会を開く。
まちの安全を守るためにたくさんの取組があり、多くの人ががんばってくれているんだな。
まちでよく会う○○さんも、こんな取組をしてくれていることを初めて知った。
たくさんの人にこのことを知ってもらいたいな。
2 発信!まちの安全伝え隊
○
○
○
○
○
○
(総合18時間)
報告会での話から、
「調査隊」を「伝え隊」に再結成する。
伝え隊の活動計画を立てる
伝える場所や活動をじっくりと観察し、工夫してまとめる。
【子どもの社会的スキル横浜プログラム】活用 「犯罪から自分の身を守ろう」
まちの安全につながる発表になるように準備をする。
国語4時間 特活1時間
まちの安全につながる発表会を開く。
安全なまちにするためには、粘り強く取り組んでいくことが大切だということが分かった。毎日続け
ていくのは、簡単なことではないね。
一番大切なことは、まちの人同士がつながることかな・・・。
そのためにはどうしたらよいだろう。
3 笑顔で行動!まちのスマイルつなぎ隊
(総合10時間)
○ まちとつながるため何ができるか考える。
○ 「伝え隊」の活動を「スマイルつなぎ隊」に発展させる。
○ まちの人たちとなかよく、そして町の人たち同士がなかよくなれるために活動をしてみる。
道徳1時間
わたしたちの活動を多くの人が励ましてくれた。自分たちにもできることってたくさんあるね。
低学年や幼稚園の人たちにも、安全のことを分かりやすく伝えたいね。
自分たちの活動で、町の人の笑顔をつないでみようよ。
そのためにはどうしたらよいだろう。
4 スマイルつなぎ隊出動! 広がる笑顔
(総合6時間)
○ 町の笑顔を広げるために何ができるか考える。
○ まちの公園で、スマイル集会を開く。
○ スマイル集会の体験を、残りの小学校生活に生かしていこう。
特活1時間
7 指導計画
横浜の時間52時間 【 総合44時間・国語4時間・道徳2時間・特別活動2時間 】
活動内容
時間数
指導のポイント・関連する教科等
1 まちの安全について防犯の面から調査する。
総合 10 ・まちの安全に関わっている人の思いや願いを
○ 「安全」の視点で町を見つめに出かける。
理解するようにする。
○ 調査隊の活動内容について話し合い、計画を
・4年生で学習した「私たちの生活には、行政
立てる。
機関の働きが反映していること」を思い出す
・ねらいの確認
ようにする。
・調査内容
・まちの人に対して共感、感謝、尊敬の気持ち
(まちの安全を守る取組、守っている人など)
をもって接するよう指導する。
・調査する場所や相手
(補)話し方や接する態度など、マナーについ
(まち、行政関連機関など)
て指導する。
(地域の方、町内会長、行政関係者、警官な
道徳1
ど)
道徳:まちの安全を守るために努力した人の思
・調査方法
(まち歩き、インタビューなど)
いを知るとともに、自分たちのまちを愛
○ グループで調査をする。
する心をはぐくむ。
○ 調べたことをわかりやすくまとめる。
(報告書、新聞など)
社会:行政機関に関わる方へのインタビューや
○ 報告会を開く。
2 まちの安全について伝えたいことを発信する。 総合 18
聞き取りを通して、行政機関の防犯に対
○ 伝え隊の活動内容について話し合い、計画を
する取組を知る。
立てる。
・調べて分かったことを整理・分析し考察する
・発信する内容
中で、共通する思いや願いに気付くようにす
(まちの安全を守る取組、人の思いの紹介、
る。
まちの安全を守るための提案など)
(補)場所、時間、相手など、情報を整理する
・発信する相手
ための視点を与える。
(全校児童、地域の方、行政関連機関など)
・調査結果だけではなく、自分たちの考えや提
・発信する方法
案も入れるように助言する。
(プレゼンテーションや劇化など相手や目
(補)相手意識をはっきりもたせ、それに合っ
的に合った表現方法)
た考えや提案となるよう助言する。
・発信する場(学校、まちの施設など)
(発)様々な人たちの視点から、自分たちの提
○ まちの安全につながる発表になるように準備
案について考えるように助言する。
をする。
国語4 国語:目的や意図に応じて、事柄が明確に伝わ
○ まちの安全につながる発表会を開く。
特活1 るように話の構成を工夫しながら話す。
3 まちの人とつながるために何ができるか考え、 総合 10 特活:
(健康安全)犯罪から身を守る
実行する。
【社会的スキル横浜プログラム活用】
○ まちとつながるため何ができるか考えよう。
○ まちの人たちとのコミュニケーションを深め
・まちの環境を整備すること以外に、何が必要
る。
なのか考えるようにする。
・校内、まちでのあいさつ運動を提案する。
・まちの人たちとコミュニケーションを深める
・公園そうじに参加する。
活動に結びつけ実践する。
・まちの人たちとの安全ミーティングを開く。 道徳1 道徳:町の人とのふれあい体験から、時と場を
など
わきまえて、真心をもって接する大切さ
4 さらに笑顔が広がる取組を考え実践していく。
総合6
を学ぶ。
○ さらに笑顔が広がるためにできることを話し 特活1 特活:学級会「笑顔いっぱいスマイル集会を開
合おう。
こう」
○ まちの公園に低学年(幼稚園児)を招待して、
・ さらに笑顔が広がることを目指して、スマ
スマイル集会を開こう。
イル集会をまちの公園で開く。
○ スマイル集会の体験から、残りの小学校生活
・ここまでの体験を生かして生活していく。
を充実させていこう。
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