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2016年度 数理情報学科 特別研究・セミナー 担当教員:池田 勉 テーマと

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2016年度 数理情報学科 特別研究・セミナー 担当教員:池田 勉 テーマと
2016年度 数理情報学科 特別研究・セミナー
担当教員: 池田 勉
テーマと実施形態:
個々の配属学生は次のテーマ1,2のいずれかに取り組むことになります.
テーマ1: シミュレーション& アニメーション
テーマ2: リズム現象の実験&コンピュータ・シミュレーション
【テーマ1】自然現象や社会現象を表す数理モデルを数値シミュレーションに
よって解き,その結果をアニメーションに仕上げ,ウェブに公開します.扱う
数理モデルは,微分方程式や偏微分方程式で表現されています.したがって,
・ 微分方程式や偏微分方程式の数値シミュレーション方法の学修がまず必要
です.数値シミュレーションの結果として得られる数値データを使って絵を描く
ためには OpenGL を使います.保存された画像を連続再生すればアニメーショ
ンになりますから
・ OpenGL の使用方法(画像の保存法を含む)の学修
がつぎのステップです.重いアニメーションはウェブでは大変迷惑ですから,
・ ウェブ向けの軽やかなアニメーションの作成
がゴールです.
【テーマ2】同じ壁に架けられた2つの振り子時計の振動がいつの間にか揃う
ことが17世紀から知られていました.同期現象とか引き込み現象とか呼ばれ
るこのようなリズム運動をメトロノームの同期振動,塩水振動子,ペットボト
ル振動子などで体験します.ついで,ペットボトル振動子の数理モデルの調査と
コンピュータ・シミュレーションを行い,実験データと比較します.コンピュー
タ・シミュレーションの結果のグラフィックス表現も試みる予定です.
注意事項:
(1) 池田研究室では個々の学生の卒業論文と発表会での資料をウェブに最低5
年間は公開することをご了解下さい:
http://www.math.ryukoku.ac.jp/∼tsutomu/undergraduate.html
(2) 特別研究・セミナーの配属に関する挨拶や面接は不要です.
(3) 実質的な質問は歓迎します.11 月 27 日(金)の 11 時 30 分∼18 時 30 分,12
月 1 日(火)の 13 時 30 分∼18 時 30 分,および,12 月 4 日(金)の 11 時 30 分
∼13 時には,みなさんからの実質的な質問に対応できる予定です.なお,自己ア
ピールをしたい方は電子メールでお願いします([email protected]).
(4) 就職活動の時期と重なりますが,池田研究室では,最終面接などの重要な
局面以外は「特別研究・セミナー」の方が優先します.大学生として適切な学
習・研究を維持することが活発な就職活動に繋がります.
「特別研究・セミナー」
を優先することによる不利は発生しませんから,心配は不要です.
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