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バックアップリストアガイド

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バックアップリストアガイド
「ActiveImage Protector」を用いて CloudModel をバックアップ/リストアする方法を御案内します。
1.インストール
①Launch.exe を実行してインストール ランチャーを起動します。インストール ランチャー上で
[ActiveImage Protector のインストール]をクリックして、インストーラーを開始します。
※Setup.exe を直接実行して、インストーラーを開始することもできます。
②[ActiveImage Protector セットアップ ウィザードへようこそ]が表示されますので、[次へ]を
クリックします。
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③[ライセンス契約書]が表示されますので、内容を理解した上で[このライセンス契約書に同意します]を選
択し、[次へ]をクリックします。
※ActiveImage Protector をインストールするには、ライセンス契約書に同意する必要があります。
ライセンスに同意しないと、インストールを続行することができません。ライセンス契約書に同意しな
い場合は、[キャンセル]をクリックしてインストール操作を中止してください。
④[プロダクト キー]が表示されますので、プロダクトキーを入力して[次へ]をクリックします。
「インストー
ル完了後、アクティベーションを行う(インターネット接続が必要)」をチェックすると、自動的にアクティ
ベーションが実行されます。
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⑤[セットアップ タイプの選択]が表示されますので、[標準]のインストール タイプを選択して[次へ]をク
リックします。
※カスタムセットアップ時は、インストール先のパスが変更可能になりますが、CloudModel 上では不要
です。
⑥インストールする言語パックとして、[日本語]がチェックされていることを確認します。[次へ]をクリッ
クします。
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⑦[インストールの準備完了] ウィンドウが表示されますので、[インストール]をクリックし継続します。
⑧セットアップ ウィザードの完了ウィンドウが表示されますので、[完了]をクリックしサーバを再起動する
とインストール完了です。※すぐにサーバを再起動できない場合は「後で手動で再起動する」を選択してく
ださい。
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2.アクティベーション
① インストールした ActiveImage Protector を起動します。[ヘルプ]メニューから[アクティベーション]
を選択します。
②下記に必要な情報を入力して[アクティベーション]をクリックします。
③アクティベーションが成功すると以下のように表示されます。
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3.バックアップ
ActiveImage Protector にて、下記構成におけるバックアップ手順を例示します。
●ローカルディスク(CloudModel 単体)へのバックアップ
⇒D:ドライブのデータを、バックアップパーティションである E:ドライブへバックアップ
●バックアップサーバ(もう 1 台の CloudModel)へのバックアップ
⇒D:ドライブのデータを、ネットワークの共有フォルダーへバックアップ
3-1.手動バックアップ
① [バックアップ]-[今すぐバックアップ]を使用して、指定したボリュームをバックアップします。
バックアップを実行するには、バックアップ対象コンピュータの管理者グループのメンバーである必要があり
ます。
②バックアップ元の選択では[ボリューム]を選択します。リストアップされたシステム上のボリューム
からバックアップ対象として D:ドライブをチェックし[次へ]をクリックします。
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※ディスク全体を選択してのバックアップは、システムのバックアップになります。
バックアップソフトによるシステムバックアップは CloudModel ではサポートしておりません。
③作成するイメージファイルの名称(任意)を「ファイル名:」に入力します。
イメージファイルの保存先の指定し[次へ]をクリックします。保存先の指定は、
「保存先:」テキストボッ
クスにフルパスを入力して指定するか、[・・・]ボタンをクリックして行います。
フルパスで入力する場合は以下のように入力します。
 ローカル
ストレージ:"E:\BACKUP"
 ネットワークの共有フォルダー:"\\ARCH1\ADMIN" (UNC パス)
※ネットワークの共有フォルダーへイメージファイルを保存する場合は、指定したフォルダーに対するアク
セス許可が必要です。ネットワーク認証ダイアログに、必要な認証情報を入力してください
④オプションを選択します。必要な項目を設定したら[次へ]をクリックします。
各項目の内容については下記をご覧ください。

重複排除圧縮;
バックアップイメージのサイズをさらに縮小できることができる重複排除による圧縮を行います。
※重複排除圧縮により作成されたバックアップ イメージ ファイルに対して操作を行う場合、
通常圧縮により作成されたイメージに対する操作に比べて処理に時間がかかる場合があります。
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[レベル 1] - 最高レベルで重複排除を行います。処理にかかる時間は長くなりますが、
イメージ ファイルを最も圧縮することができます。
[レベル 2] - 処理時間、圧縮率ともにバランスのとれた設定です。デフォルトでは推奨値
としてこのレベルが設定されています。
[レベル 3] - イメージ ファイルの圧縮率は小さくなりますが、処理に必要な時間は最も
短くなります。

通常圧縮;
バックアップ イメージを標準の形式で圧縮します。圧縮率は高速・高圧縮から選択できます。
[高速] - バックアップに要する時間とディスク使用量のバランスがとれています。
[高圧縮] - システム リソースを最大限活用し圧縮を行います。
[高速]よりファイル サイズは
小さくなりますが、実行速度は遅くなります。

パスワード保護;
イメージ ファイルにパスワードを設定できます。暗号化する際にも設定が必要です。
英数字を組み合わせることでイメージ ファイルに対するセキュリティをより高めることが可能です。

暗号化(要パスワード)
;
バックアップイメージを暗号化できます。暗号化アルゴリズムは以下の中から選択します。
[RC5]
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RC5 256bit を使用して暗号化を行います。
[AES(128 ビット)]
AES 128bit を使用して暗号化を行います。
[AES(256 ビット)]
AES 256bit を使用して暗号化を行います。
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⑤設定を確認し、[完了]をクリックしてバックアップを開始します。
⑥ 「現在のタスク」で実行中のバックアップタスクの進行状況を確認できます。
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3-2.スケジュールバックアップ
① [バックアップ]-[バックアップ スケジュールの作成]を使用して、指定したボリュームをバックアップしま
す。バックアップを実行するには、バックアップ対象コンピュータの管理者グループのメンバーである必要が
あります。バックアップ元・保存先の設定手順については「3-1 手動バックアップ」をご参照ください。
②スケジュールの設定ウィンドウが表示されます。
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③はじめにスケジュールの有効化期限を指定します。有効化開始日時はあらかじめウィザード開始時刻の 10
分後が指定された状態となっています。期限を指定しない場合は、スケジュールは期限なしで動作します。
④ベース、または増分スケジュールのトリガー タイプをコンボボックスから指定します。指定可能なタイ
プは週単位、月単位、指定日時です。チェックボックスのチェックを外すことで、設定したトリガーを削除
せずに無効にすることができます。不要になったトリガーは
で削除できます。スケジュールを作成する
ためには少なくとも有効なスケジュールが 1 つ以上必要です。
※週単位:実行する曜日と時刻を指定することができます。
週単位の増分バックアップでは以下の設定ができます。
· 一定間隔で複数回実行 - 指定した日の実行時間帯と実行間隔を指定できます。
· 一回のみ実行 - 実行時刻を指定できます。
※月単位:実行する日と時刻を指定することができます。
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月単位の増分バックアップでは以下の設定ができます。
· 一定間隔で複数回実行 - 指定した日の実行時間帯と実行間隔を指定できます。
· 一回のみ実行 - 実行時刻を指定できます。
※指定日時:実行する日時を指定できます。このトリガーは、ベース バックアップに対してのみ設定
できます。
実行トリガーは以下をクリックすると追加できます。
イベント バックアップで[システムのシャットダウン/再起動時]を有効にするとシステムのシャットダウ
ン、または再起動時にバックアップを実行します。
⑤[OK]をクリックします。設定したスケジュールのサマリが表示されます。
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※「3 スケジュール」 オプション の解説:
· リコンサイル イメージを有効にする - 何らかのトラブルにより増分イメージ ファイルが破損、削除、作
成に失敗など発生した場合、前回までの増分イメージ ファイルを使用して続けて増分イメージ ファイルを
作成します。これを設定しない場合、次回増分バックアップではベース イメージ ファイルが作成されます。
· 保有ポリシーを有効にする - 保有するバックアップ イメージ ファイルの世代数を制限できます。世代と
は、ベース イメージ ファイルとそれに関連する増分、または差分イメージ ファイルのことです。保有制限
に達すると、次のバックアップ イメージ ファイルが作成された後に、最も古いバックアップ イメージ世代
が削除されます。削除タイプは以下から選択できます。
· 保有対象外となった世代のイメージ ファイルを全て削除 - イメージ保存ポリシーに基づいて破棄される、
世代内のフルと増分の両方のイメージ ファイルを削除します。
· 保有対象外となった世代のフル以外のイメージファイルを削除 - 増分バックアップ イメージ ファイルの
みを削除します。フル バックアップ イメージ ファイルは削除されません。
· E メール通知を行う - 指定したステータスでタスクが終了した場合に E メール通知ができます。あらか
じめ[環境設定]の[E メール通知設定]で送信設定をする必要があります。
· タスクの優先順位 - タスクの実行優先順位を指定できます。
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4.リストア(復元)
ActiveImage Protector にて、下記構成におけるリストア手順を例示します。
●ローカルディスク(CloudModel 単体)からのリストア
⇒バックアップパーティションである E:ドライブのバックアップデータを、D:ドライブにリストア
●バックアップサーバ(もう 1 台の CloudModel)からのリストア
⇒ネットワークの共有フォルダーのバックアップデータを、D:ドライブにリストア
①[復元]タブをクリックすると、[イメージの復元]が表示されます。復元したいイメージファイルを、[復
元するイメージの選択…]をクリックし、選択します。
②復元したいイメージファイルを選択し、[開く]をクリックします。イメージファイルが CloudModel の共
有フォルダ上に存在する場合は、ネットワークのツリーから保存先の共有フォルダを参照します。また、UNC
パスをテキストボックスに直接入力することもできます。
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③選択したイメージファイルのディスクマップが表示されます。復元したいボリュームが存在するディスク
番号のチェックボックスにチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
④イメージ内のボリューム構成は、
「復元するアイテム」として表示されます。「復元の設定」には、
現在システムに接続されているすべてのディスクが表示されます。復元するアイテム上のボリュームを左ク
リックすると、選択した内容はドラッグされ、復元先のディスク上のパーティションへドロップすることで、
イメージファイルの復元先の設定は完了します。
※[ディスク全体]は、システムディスク全体の復元の際に必要となりますが、バックアップソフトによ
るシステム復元は CloudModel ではサポートしておりません。
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⑤復元先のディスク上のボリュームへのドロップをおこなうと、つぎのように復元の設定が更新されます。
設定が完了後、[次へ]をクリックします。
⑥クリックするとサマリが表示されます。復元後の状態が表示されます。誤りが無いことを確認して、[完
了]をクリックします。復元処理が開始されます。
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5.付録:オンプレミス環境上のデータをクラウド上の仮想サーバへ移行
ActiveImage Protector を用いたオンプレミス環境上のデータを CloudModel へ移行する方法を
ご案内します。
①オンプレミス側のサーバにセットした ActiveImage Protector を起動し、オンプレミス側のボリュームの
バックアップイメージファイルを作成します。オンプレミスからクラウドへの受け渡しの経路が暗号化され
ていない場合は、必要に応じてイメージファイルを暗号化してください。
[< 高度な設定]-[バックアップの高度な設定:]-[MD5 ファイルを作成する]を有効にしてイメージファイル
を作成すると、イメージファイルの保存先に、イメージファイルの MD5 チェックサムを記録したファイル
があわせて生成されます。オンプレミスからクラウドへの受け渡しの際に、ファイルの破損がないことを確
認する際に利用できます。
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②オンプレミス側で稼働する WWW サーバ(もしくは FTP サーバ)の公開用ディレクトリに、手順①で作成
されたバックアップイメージファイルをコピー(アップロード)します。ここでは WWW サーバにファイルを
アップロードしています。なお、ファイルの転送には、P2P、オンラインストレージなどを利用することも
できます。
③クラウド側の Web ブラウザを使用して、上記公開ディレクトリにアップロードされたバックアップイメー
ジファイルをダウンロードします。
以上の操作によりオンプレミス側のサーバ上で取得したバックアップイメージファイルがクラウド上の
サーバにコピーされます。転送されたイメージファイルの破損がないことを、イメージファイルの MD5
チェックサム(ハッシュ値)の確認により確認することを推奨します。
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④クラウド上にコピーされたオンプレミス側のサーバボリュームのバックアップイメージファイルをクラウ
ド上の仮想サーバのボリュームに復元します。
※イメージファイルは復元先のボリュームとは異なるパスに保存する必要があります。手順は 4.リスト
ア(復元)と同様です。
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