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「チョウザメ」とは

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「チョウザメ」とは
 では、世界的稀少魚種『チョウザメ』の種苗生産を行い、
そこで得た稚魚を養殖業者の方々へ、また育成した若魚及びキャビア
用抱卵活魚を外食産業の方々へ販売しております。
1992(平成 4 )年、筑波フジキン研究工場において、民間企業として、日本で初めてチョウザメの人工孵化に成功し、さら
に、1998(平成10 )年には、ながれ(流体)制御技術と環境制御技術を駆使し、世界で初めて、水槽での完全養殖に成功い
たしました。このことから、フジキン産のチョウザメを「 チョウザメ」と命名いたしました。
超 チョウザメ養殖の
「ながれ」
超
チョウザメ養殖は、息の長い事業です。
ふ化から2ヶ月
ふ化
茨城県つくば市の筑波フジキン
超
研究工場。ここで、 チョウザメ
の養殖事業が行われている。
稚魚出荷はこの時点で行われる。
超
チョウザメの水槽。
たくさんの 超
チョウザメが養殖されている。
「チョウザメ」
とは
3 年目
雌雄判別作業を行う。
チョウザメは、
鮫ではありません!
3億年前から地球上に存在する魚「チョウザメ」。
チョウザメは主としてカスピ海、黒海で採取される古代魚であり、その卵はキャビアとして広く世界で珍重されております。
オス
このチョウザメは分類学上ではサメ科とは異なり、シーラカンスと同じ古代魚の残存種といわれております。淡水魚の中では最も多く
卵
(=キャビア)
を持つ魚種で、
1尾当たり数十万粒も産むことができます。
西洋においては王侯貴族の中でロイヤルフィッシュと呼ばれ、
魚肉もその美味なるをもって貴重な食材として提供されてきました。中国
でも煌魚(エンペラーフィッシュ)と謳われております。
チョウザメは近年の乱獲により、今最も絶滅が心配されている
“生きもの”
の一種
であります。
古事によれば、中国において川を遡上するチョウザメを龍とみたてて「昇龍」ある
いは
「登龍門」
の語源になったと伝えられています。
メス
ロシアチョウザメ
アムールチョウザメ
による養殖の歴史
日本初 !
日本初 !
企業初 !
人工ふ化に成功
完全養殖に成功
キャビア初出荷
キャビア販売(7∼8 年目)
選別された雌をその後4∼5年育成
(体重8∼10kg)
し、抱卵したものを
商品とします。
安定供給へ
全メス生産実験
■ キャビアクッキー販売
■ 卵入りチョウザメ活魚販売 ■ 瓶詰めキャビア販売(予定)
これからも、研究開発は
無限に続きます・・・
チョウザメ国際シンポジウム
1987
1992
1998
2002
1987年(昭和 62 年∼)
1998 年(平成10 年∼)
当時弊社の最高技術顧問をされており、弊社とは深いつ
ながりがあった、故・西堀栄三郎先生より「 の
バルブを使ってチョウザメの養 殖を始めてみないか?」と
いうアイデアをご提案頂く。
プロジェクトメンバーが旧ソ連に赴き、チョウザメ養殖場
見学、ロシア漁業省高官との会談。
世 界 初!水 槽 で の 完 全 養 殖
に 成 功 生 残 率 6 0 %までアッ
プ。チョウザメ国 際シンポジ
ウムへ の 参 加をスタート !
■ 新事業の着手
1991年(平成 3 年∼)
■ 種苗生産技術を確立
排卵の促進と帝王切開による種苗生産技術確立。
1992 年(平成 4 年∼)
■ 人工ふ化成功
民間企業初!人工ふ化に成功。しかし初年度生残率 5%。
選別された雄を食肉販売
します。
■ 活け〆ラウンド販売
■ 冷蔵・冷凍フィレー販売
■ 燻製・その他加工品(予定)
2008
2010
■ 完全養殖成功
2002 年(平成14 年∼)
■ キャビア初出荷!
日本初! 完全養殖チョウザメ
「 チョウザメ」
のキャビアを初出荷!
2008 年(平成 20 年∼)
■ 里美養魚場取得
茨 城 県常 陸 太 田市に里 美 養 魚場 取 得。
チョウ ザメ 1 万 匹 以 上を 効 率 飼 育 できる体 制を整 える。
の チョウザメ
養殖事業に関する受賞実績
2006年
2006.08.29
ニッポン新事業創出
大賞・企業部門 特別賞
社 団 法 人 日 本 ニュー ビジ ネス協 議 会 連 合 会 様 主 催
第 1 回 ニッポ ン 新 事 業 創 出 大 賞 表 彰 制 度 におきまし
て、ニッポン 新 事 業 創 出 大 賞・企 業 部 門 特 別 賞 を 受
賞しました。
2008年
2008.07.25
チョウザメの人工授精
の成功とその研究結果
に関して、表彰
全 ロシ ア 水 産 企 業・経 営 者・輸 出 協 会 様 より 、チョウ
ザメ の人 工 授 精 の 成 功 とそ の 研 究 結 果 に 関 して 、表
彰 賜りました。
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