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平成25年度事業報告 - 藤沢市産業振興財団
平 成 25年 度 事 業 報 告 総括 的事項 平成25年度の当財団事業については、公益財団法人への移行を円滑に進めるとともに、産業拠 点への移転とこれに伴う財団事業への影響を見据えた準備を進めた。また、事業の一層の効率的 な運営による経費削減を徹底するとともに、様々な変化に対応する経営改善に取り組み、平成26 年度からの短中期計画である「中期経営計画」を策定した。 地域産業の振興発展と中小企業勤労者等の福利 厚生の向上を目的とする各事業分野については 、 効率的な運営に努め、適宜必要な見直しを図った。 収益事業である「施設運営事業」においては、「藤沢産業センター」の能率的・弾力的運営に 努めたが、平成25年度末の施設廃止の影響もあり、施設利用は前年を割ることとなった。 公益目的事業である「産業支援事業(CM/IM/融資)」について、コンソーシアム・マネジメント事 業(CM)では、産学官の連携のもと、新事業・新産業創出や既存企業の第二創業を支援し、インキュベ ーション・マネジメント事業(IM)では、インキュベーションマネージャーによる入居企業等の育成を 図った結果、特に中小企業を対象とした公的機関の補助金等申請支援では17件、175,600千円が採択となっ た。 また、藤沢市中小企業融資制度運営事業では、金融機関および神奈川県信用保証協会とも連携し、市内 中小企業の資金ニーズに対応する制度融資事業等を実施した。 収益事業である「情報化支援事業(ASP/ISP/データ入力)」について、情報活用事業(ASP) では、ホームページの効率的作成や地域支援型サービスの拡充を図り、地域産業の情報化を支える情報シ ステム運営事業(ISP)では、装備の軽量化とシステムの効率化に取り組んだ結果、全体の収益力が向 上した。 また、データ入力事業では、身近な営業展開を図り収益性の向上を図った。 公益目的事業である「湘南勤労者福祉サービスセンター事業」については、統合・広域化によるスケー ルメリットを生かすとともに、県下共済会等との多様なネットワークを活用し、会員ニーズの変化に対応 した柔軟なサービスの提供を図り、制度の充実と積極的な会員拡大を展開した結果、会員数の拡大や事業 参加者の大幅な増加が図られた。 また、レイ・ウェル鎌倉(鎌倉市勤労福祉会館)指定管理事業については、省エネと効率的な運営管理 に努めるとともに、利用者の視点に立った施設利用受付業務、主に勤労者を対象とした自己啓発事業・余 暇活動事業等を行ったが、平成25年7月に鎌倉市が実施した建物の耐震診断の結果、耐震強度が不足してい ることが判明したため、平成25年11月末をもって施設利用が中止となった。 1- 1 1.施設運営事 業 (1)藤沢産業センター施設運営管理事業(定款第4条第7号) ①目 的 藤沢産業センター施設の能率的・弾力的な運営管理を図るとともに、サービスの向上と 利用の増進に努め、広く藤沢市の産業振興に寄与する。 ②事業内容 藤沢産業センター施設を運営管理した。 単位:% 年間 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均 H 24 H 25 料金ベース 49.9 51.5 51.3 51.6 48.9 55.0 54.9 56.1 45.5 46.2 47.6 55.3 51.2 時間ベース 65.4 67.3 66.2 68.1 65.3 69.9 63.3 70.6 61.2 61.4 63.6 69.7 66.0 料金ベース 45.4 49.8 52.5 47.8 39.7 47.9 54.7 57.6 39.0 40.7 42.1 35.9 46.1 時間ベース 61.0 64.0 64.6 63.6 56.9 62.2 67.3 68.7 53.6 49.3 50.7 45.4 58.9 *平成26年3月23日をもって貸し館業務の廃止 (2)イングリッシュスクール・文化講座(定款第4条第11号) ①目 的 産業人及び市民の生涯教育の一環として、生きがいと心のゆとりを求める市民文化の向 上を支援する。 ②事業内容 3コース Aコース年3回 B,Cコース年6回 講座名 開催予定 参加費 (1H×12回)×15コース 25,200円 A:イングリッシュスクール (1.5H×12回)×3コース 37,800円 B:万葉集への旅 1.5H×4日×6回 5,000円 C:読んで楽しむ太平記 1.5H×4日×6回 5,000円 ③参加者数 第4回 単位:人 第5回 合計 第1回 第2回 第3回 イングリッシュスクール 9 8 9 万葉集への旅 20 19 20 20 20 99 太平記を読む 6 6 6 6 6 30 26 (3)情報総合事業(定款第4条第3号) ①目 的 地域産業界等との情報収集・情報交換、交流を深める。 ②事業内容 地域産業関係団体等との交流や経済産業関連団体、四市産業振興財団、ベンチャー関連 団体等の事業参加を促進した。 (4)新春経済講演会(定款第4条第2号) ①目 的 急速に変化する内外の経済情勢に対応し、時代を切り開く事業経営等について、内外の 1- 2 最先端の視点を持つ有識者あるいは最先端の事業に係る経営者等から学び、もって市内企 業の経営刷新に資する。 ②事業内容 市内中小企業等を対象に、講演会を開催した。 テーマ:「今年の日本経済!私はこう見る」~Prof.CHINOの大胆予測!~ 講 師:電気通信大学特任教授(元日刊工業新聞社長)千野俊猛氏 ③開催日時 平成26年1月10日(金) ④参加者数 144名 (5)自動体外式除細動器(AED)設置事業(定款第4条第7号) ①目 的 藤沢産業センターにおける安全な施設利用を図る。 ②事業内容 AEDを設置した。 (藤沢市からの負担金事業) 2.産業支援事 業 Ⅰ.産学公民協 働運営事業 (CM) (1)湘南ビジネスコンテスト事業(定款第4条第2号及び第3号) ①目 的 藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町において、成長性や将来性に富む企業、特に新規の事業展開を図る企 業に対し、コンテスト形式によるビジネスプラン発表会を開催して事業アピールを図るとともに、 ブラッシュアップならびにフォローアップの各種支援により企業成長の加速と地域定着化を目指す。 ②事業内容 仮申請、本申請の2段階の申請により、第一次審査(非公開書類審査)、第二次審査(公開 プレゼンテーション審査)を経て、受賞者を選出した。 なお、応募から第二次審査に至るまで、応募者のスキルアップを目的に次の『成長支援 システム』を実施し、コンテスト終了後はフォローアップを行った。 a.成長支援システム (a)書類審査フォローの実施 (b)スキルアップ勉強会の開催 (c)専門家による個別指導の実施 (d)プレ・プレゼンテーションの実施 (e)終了後の応募者全員を対象とした、終了後の経営戦略フォローの実施 b.受賞者一覧 (a)ビジネス大賞【事業・研究助成金 30万円】 発表名 : 最新ITアプリ“ネオポスター”の地域ビジネス展開 発表者名: 森 康祐氏 (b)ビジネス準大賞【事業・研究助成金 5万円】 ※評点が僅差だったため、助成金額を変更して2社に授与した。 ア.発表名 : 防災アプリ/企業内避難訓練 web ソリューション 発表者名: Fujisawa upps! 中道 洋平 イ.発表名 : 災害用水洗トイレシステム 発表者名: 株式会社井戸屋 (c)来場者賞【事業・研究助成金 3万円】 発表名 : 最新ITアプリ“ネオポスター”の地域ビジネス展開 発表者名: 森 康祐氏 c.審査員 審査委員長 審査員 谷本 敏夫 氏(湘南工科大学 教授) 出縄 良人 氏(日本クラウド証券株式会社 取締役会長) 土屋 善敬 氏(TAO税理士法人 代表社員) 1- 3 原田 努 氏 (株式会社ジャステックス 代表取締役社長) 鹿住 倫世 氏(専修大学 商学部 教授) 特別審査員 管野 宏哉 氏(日本経済新聞社 川崎支局 支局長) ③開催時期 平成25年11月8日 ④応募者数 応募者 仮申請40件、本申請27件 ⑤参加者数 143名 ⑥参加費 申請費 一般 2千円/コンソーシアム正会員 千円/学生 無料 参加費 ビジネスプラン発表会 無料/レセプション 2千円 ⑦主な成果 a. 開業等の実現 (a)平成25年4月に、第12回(平成23年度)受賞者の(株)AAGが、食品部門ビジ ネスを展開し、 「日本料理 鎌倉阿寓」(本社 藤沢市大鋸/店舗 鎌倉市二階堂)を開店 した。 (b)平成25年9月に、第14回(平成25年度)応募者の女性起業家が、映画配給宣伝、 イベント企画などの事業を行うための個人事業を藤沢市内で開業した。 (c)平成25年10月に、第13回(平成24年度)受賞者の秋山氏が、リンパ専門訪問看 護サービス「らくんと」を茅ヶ崎市内で開業した。 b. 受賞等の実績 平成25年、第11回出場者(平成22年度開催)の(有)オフィス結アジアが、「かながわ 産業 Navi 大賞 2013」の特別賞「福祉支援賞」を受賞した。 c. 公的助成金等の獲得 (a) (有)オフィス結アジアが、平成25年5月公募「平成25年度 中小企業技術革新挑 戦支援事業」に採択された。 (b)第12回受賞者のドルフィンスルー(株)が、平成25年8月公募「平成25年度 小 規模事業者活性化補助金」に採択された。 (c)第14回応募者の女性起業家が、平成25年12月公募「平成24年度補正予算 創業 補助金(地域需要創造型等起業・創業促進事業)【第3回募集】 」に採択された。 (藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町からの負担金事業) (2)湘南発!産学交流テクニカルフォーラム事業 (定款第4条第2号及び第3号) ①目 的 5大学の研究シーズを一堂に会し、企業と大学との産学連携を視野に入れたビジネスマッチング を創出する。また、企業に出展を呼びかけ、日本の産業を支える技術力をPRすることで、産学お よび産産連携の一端とするほか、市民一般に対して研究開発への取り組みを周知し、かつ“ものづ くり”の将来を担う子供たちへ“きっかけ”の場を提供する。 ②事業内容 初日の対象を企業、2日目の対象を市民・一般とし、2日間にわたって開催。 初日は、成果報告会を経て特別講演・研究技術展示の見学・レセプションまでをプログラムとし て組み、2日目の対象を“市民・一般”と位置づけ、研 究 技 術 展 示 に 加 え 小 学 生 を 対 象 に し た「 も の づ く り 体 験 教 室 」、 「 コマ大戦 ~藤沢場所~」、「 展 示 即 売 会 」な ど を 実 施 し た 。 a.成果報告会 前年度のテクニカルフォーラムを契機とした、日本大学生物資源科学部と藤沢市内の飲食店 との共同開発「生ハムの発酵技術」について経過報告を行った。 報告者:日本大学生物資源科学部 准教授 鳥居 恭好 氏 1- 4 b.特別講演 (a)特別講演①「<3Dプリンターブーム>のウソとホント」 講 師:株式会社ジェイ・エム・シー 代表取締役 渡邊 大知 氏 (b)特別講演②「スマートフォン時代の企業広報戦略について」 講 師:文教大学情報学部 准教授 池辺 正典 氏 c.研 究 技 術 展 示 ( 全 1 7 ブ ー ス ) (a) 『 大 学 』 ア.日本大学生物資源科学部 (ア)森林利用学研究室:大学演習林の未利用バイオマス資源の有効利用の検討 (イ)酵素化学研究室 :紅麹色素同族体を用いた新規天然色素の開発と機能性天然着色料としての応用 (ウ)ミルク科学研究室:プロバイオティクス含有ミルクデザートの創製 イ.慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (ア)高汐研究室:Sociable Robots – Making robots more acceptable – ウ.湘南工科大学 (ア)尾崎研究室:高齢者生活支援ロボットの研究 (イ)佐藤研究室:環境にやさしい“乗りもの”の研究開発 (ウ)谷本・野中研究室:ユーザに優しいスポーツ用装具や防具の研究開発 (エ)本多研究室:障がい者・高齢者のパソコン操作支援 エ.文教大学湘南校舎 (ア)川合研究室:環境デザイン領域における情報デザイン (イ)高田研究室:立体視による3Dキャラクター表現 (ウ)広内研究室:立体写真ズーム表示ソフトSPVを用いた3Dコンテンツの制作 オ.横浜国立大学 大学院工学研究院 (ア)丸尾・向井研究室:高精度次世代3Dプリンティング (b)『 企業等 』 ア.神奈川県 :さがみロボット産業特区について イ.富士ソフト(株) ロボット事業部:コミュニケーション パートナーロボット PALRO ウ.CYBERDYNE(株) 事業推進部 :ロボットスーツHAL福祉用~ロボットスーツが拓く未来~ エ.トピー工業(株) サイエンス事業部:クローラーロボット オ.全日本製造業コマ対戦実行委員会:全日本製造業コマ大戦について d.レセプション 来場企業と出展者とのさらなる交流を図った。 e.ものづくり体験教室 (a) 「身近なものでロボットを作ろう」 日常生活での電子技術の活用に触れ、紙コップ等を使いロボットを作った。 参加者数 56名 (b) 「自分のコマを作って勝負しよう」 製作キットを用いてコマ作りを実施した。中小企業の技術が身の回りで、どのように使わ れているかなどミニ講座も併せて実施した。 参加者数 30名 f.全日本製造業コマ大戦 ~ 藤沢場所 ~ 中小企業の技術が集約された金属製コマを土俵で競わす大会を実施した。 g.ハム・ソーセージ・花の即売会 日本大学生物資源科学部で製造されたハム・ソーセージ等の加工食品、および栽培された生 花の即売会を実施した。 1- 5 ③開催時期 平成25年12月6日(金)、7日(土) ④来場者数 1,018名 ⑤主な成果 a.藤沢市内の企業(製造業)と湘南工科大学との間で技術相談の橋渡しを行った。 b.前年度のテクニカルフォーラムを契機に始まった日本大学生物資源科学部と、藤沢市内企業 との共同開発「生ハムの発酵技術」において、藤沢市内に工場が設立された。 (藤沢市、茅ヶ崎市からの負担金事業) (3)中小企業イノベーション支援事業(定款第4条第3号) ①目 的 藤沢市に立地する中小企業を対象に大学および研究機関のシーズ、または大企業の有する技術に 関する企業ニーズとのマッチング支援および知的財産に関する支援を総合的・包括的な支援を実施 し、中小企業への技術移転を促進するとともに、企業が保有または取得予定の知的財産権について、 専門家による特許流通支援・特許戦略などの相談対応を推進し、もって中小企業の技術革新の進展 に寄与する。 ②事業内容 a. 「ものづくり支援部会」との連携を強め、“企業ニーズからアプローチ”と“研究 シーズからのアプローチ”による2つの入口を設けた。 (a)企業ニーズからのアプローチ 企業の抱える技術的・知財的課題などを掘り起し、ニーズにより神奈川県産業技術 センターを始めとする関係機関、周辺大学との橋渡しを行なった。 企業の抱える課題に対し、各種専門家による相談対応などサポート支援を実施し (ベンチャー支援スタッフマネージ事業との連携)、技術指導・助言、助成金獲得な ど技術士等による支援を行なった。 企業訪問数 13社 (b)研究シーズからのアプローチ 見学会の開催によりシーズを紹介し、企業のニーズ発掘へ繋げるべく努めた。 b. 見学会の実施 <湘南工科大学> 地域ものづくり大学の研究施設や取り組みなどを学習し、企業の抱える課題の解決や研究開 発のヒントを得る機会を設け、産学連携・共同開発などによる地域間交流の促進と企業の発展 を目指し開催した。 (a)オリエンテーションⅠ (b)研究室見学 ・耐雷研究センター 『電気電子工学科 関岡昇三 教授』 ・伊藤研究室 『コンピュータデザイン学科 伊藤康之 教授』 ・文沢研究室 『機械工学科 文沢元雄 教授』 ・村木研究室 『機械工学科 村木正芳 教授』 ・次世代3Dセンター 『情報工学科 坂下善彦 教授』 (c)オリエンテーションⅡ 参加者数 8名 c. 助成金情報をメルマガにて配信し、配信後もHPで閲覧可能とした。 1- 6 ③主な成果 a. 産学連携への橋渡し 4件 (a)藤沢市内企業(サービス業)と日本大学生物資源科学部生命化学科による共同研究の実 現 (b)藤沢市内企業(製造業)と湘南工科大学への橋渡し (c)藤沢市内企業(医療業)と文教大学健康栄養学部 管理栄養学科への橋渡し (d)企業の人材確保に関する相談のため大学の就職関係部署へ斡旋 b. 企業連携への橋渡し 2件 藤沢市内企業(製造業)の試作品開発において、必要とする金属部分の製作について 橋渡しを行った。 c. 知的財産や経営といった様々な企業課題の解決支援 9件 (a)資金調達関係(4件) (b)経理財務関係(1件) (c)販路開拓・マーケティング関係(2件) (d)特許・知的財産権関係(1件) (e)事業計画関係(1件) (藤沢市からの負担金事業) (4)地域力創生事業(定款第4条第4号) ①目 的 藤沢市の地域資源を活用し、主に食農分野における農商工等連携や地産地消などの取り 組みから、地域力(地域問題の解決や地域としての価値を創造していくための力)の創生・ 醸成を図るとともに、その活用による産業の成長と発展を目指す。 ②事業内容 昨年度に商品化した「ふじさわTOMATO」に続く、地域産品を扱った商品として、「藤沢菓子 組合(和・洋菓子)がプロデュースするお土産に適した湘南トマト菓子」をテーマに、 『湘南野菜ワ ーキンググループ』として新商品開発を進めた。 a. 開 催 日 :平成25年 7月 2日(火) 平成25年10月24日(火) 平成26年 2月20日(木) b. 組 織 :藤沢菓子組合 組合長 宮崎 昇 氏 藤沢菓子組合 総務理事 渡部 直也 氏 さがみ農業協同組合 藤沢地区運営委員会事務局 副調査役 内田 貴之 氏 藤沢商工会議所 主 査 高橋 理 氏 藤沢市(農業水産課・産業労働課) ③主な成果 藤沢市農産物の歴史と過去の経験等から、取り扱う素材として再びトマトを選定し、さまざまな 試作開発を行った。その結果、商品は「アマンディーヌ」、内容量、価格、日持ち期間などもそれぞ れ決定し、商品化を目前とする最終形態に仕上げた。 また「ふじさわTOMATO」については、NHK「あさイチ」(平成25年7月11日放送)の 藤沢特集内で紹介され、認知度向上と売上増加に繋がった。 (藤沢市からの負担金事業) (5)コンソーシアム会員交流事業(定款第4条第2号) ①目 的 コンソーシアム会員向けサービスの拡充により、会員のスキルアップ、ならびに会員相 互のネットワークの強化を図る。 ②事業内容 a. 創業支援事業 起業家・中小企業向け「何でも相談会」の開催 1- 7 (a)平成25年10月16日(水) 相談案件:製造・販売している商品のリース販売について (b)平成25年11月20日(水) 相談案件:開業後の確定申告等について b. 会員勉強会の開催 (a)平成25年7月20日(土) 10時30分~17時00分 参加者24名 「“これなら事業家になれる!”ビジネスプランの作り方講座」 講師:コンセイユ・モビリエ 代表 井上 真伯 氏 (b)平成25年10月22日(火) 18時~20時 参加者10名 「グッとひきつけ、伝える!ビジネスシーンに合わせたプレゼンテーションのポイント」 講師:株式会社クリアリンクファーム 代表取締役 臼井 真美 氏 (c)平成26年3月14日(金) 18時~20時 参加者6名 「金持ちオーナーが実践している会社のお金を残す方法」 講師:株式会社IPJ シニアコンサルタント 佐藤 徳志 氏 (6)ベンチャー支援スタッフマネージ(コンソーシアム事務局運営事業) (定款第4条第1号から第4号) ①目 的 湘南新産業創出コンソーシアム事業を円滑に進めるため、運営委員会や各種部会を実施 し、事業全体の拡充と事業促進を図る。さらに新産業の発掘育成と既存産業の成長支援を 行うため、インキュベーションマネジャーによる経営資源に関する様々な個別支援を実施 する。 ②事業内容 a.運営委員会 (a)平成25年6月26日(水)第55回 運営委員会 (b)平成25年8月27日(火)第56回 運営委員会 (c)平成26年3月25日(火)第57回 運営委員会 b. 部 会 (a)平成25年4月30日(火) コンテスト部会 (b)平成25年5月30日(木) 大学間交流部会 (c)平成25年7月 2日(火) 食農支援部会(湘南野菜ワーキンググループ) (d)平成25年7月10日(水) 創業支援部会 ③主な成果 企業等からの相談対応:34件 (藤沢市からの負担金事業) (7)地域景気動向調査事業(定款第4条第4号) ①目 的 藤沢市域の景気動向と企業ニーズを的確に把握し、行政の経済施策や市内企業の事業展開を指針 とする。 ②調査対象 市内企業350社 ③事業内容 9月期、3月期の基準月の前月に調査票を発送。アンケート回収・集計・分析を行い、 翌月に報告書を作成し、調査報告を行った。 ④調査回数 第65回 平成25年9月(4月~9月期) 第66回 平成26年3月(10月~3月期) ⑤調査結果 藤沢市公式ホームページにて公開 ⑥主な成果 既存企業の実態や企業ニーズおよび動向を調査により把握し、支援の方策検討および実 行材料とすることができた。 (藤沢市からの受託事業) 1- 8 (8)コミュニティビジネス支援事業(定款第4条第2号及び第3号) ①目 的 地域に密着し社会的貢献を目指した団体・組織等に対して、コミュニティビジネス(C B)としての組織発展にむけた手法等を指導・支援する。 ②事業内容 CBの発展のためネットワークを形成し、セミナー、相談会の開催等により有益な情報を提供す ることで、CBと支援機関・団体との結び付きを拡大した。 a.CB支援担当者会議の開催 3回 (a)平成26年3月8日(土) 参加者:40名 (b)平成26年2月26日(水) 東北工業大・テクノプラザみやぎとの意見交換 (c)平成26年2月27日(木) コミュニティビジネスシンポジウムへの参加(関東経産 局) b.CBセミナーの開催 2回 (a)平成25年7月24日(水) 、31日(水) コミュニティビジネスをはじめようセミナ ーの開催 参加者:8名 (b)平成25年11月27日(水) 事業者見学ツアーの開催 参加者:7名 c.CB事例発表会の開催 1回 (a)平成26年3月8日(土) 参加者:40名 d.CB経営相談の実施 19件(うち専門家相談3件) e.CB情報の提供 ③主な成果 CBの有用性を内外にPRし、発展へと結びつけ、シニア世代の発掘・育成に努めた。 (藤沢市からの負担金事業) (9)新製品等開発支援事業(定款第4条第4号) ①目 的 消費者を中心とした新しいライフスタイルの提案や、現在の消費者の日常生活に合った 製品・サービスを開発する「ユーザエクスペリエンスデザイン」が重要視されていること を踏まえ、藤沢市域を中心とする中小企業等の新製品の開発支援を行い「売れる」製品作 りを支援する。 ②事業内容 藤沢市域を中心とする中小企業等からの依頼により、下記等のユーザエクスペリエンス に係わる調査業務を行った。 a.関係企業等との調整 b.各調査のスペシャリストの紹介 c.被験者の選出、調整 d.調査用機器の貸出し e.調査オンライン中継サービス f.調査に係る資料・報告書の作成 g.翻訳者の紹介 ③主な成果 受託調査6件 (10)海外事業展開等支援事業(定款第4条第2号及び第3号) ①目 的 中小企業の海外における販路拡大等を支援するため、(独)日本貿易振興機構(JETRO)や神 奈川県等との連携により、中小企業と海外企業とのビジネスマッチングを促進する。 ②事業内容 平成24年度まで3カ年にわたって実施したJETRO補助金事業の地域間交流支援事 業(以下、「RIT事業」という。)に参加した企業を中心に、ビジネスマッチング支援 を行なうとともに、フィンランドをはじめとした海外展開支援団体と連携に伴う支援を行 う。 <主な業務> a. 相談支援業務 (a)平成25年5月28日(火) オウル副市長来日対応 (b)平成25年5月29日(水) オウル市企業と市内企業のマッチング (c)平成25年5月30日(木) フランスブルターニュ地方企業団と藤沢サスティナブルスマートタウン(パナソ ニック)の仲介とアテンド業務 (d)平成25年10月24日(木) ビジネスオウルとの意見交換 1- 9 b. セミナーの開催 海外展開を図る上で、現地の状況や先行事例、スムーズに進出を行なうためのノウ ハウについて、JETROや県等と協力してセミナーを開催した。 (a)研究会開催 ・平成25年7月18日(木)海外基礎調査研究会 企業7社、8名参加 ・平成25年11月22日(金)海外基礎調査研究会、海外出張調査研究会 企業7社、8名参加 ・平成26年1月29日(水)海外出張調査研究会 企業3社、4名参加 ※海外出張調査 平成25年12月15日(日)~20日(金) (b)セミナー「ベトナム産業の現状とビジネスマッチングの可能性」 平成26年1月29日(水) 46名参加 (c)交流会「ベトナムICT企業との交流セミナー」 平成26年2月21日(金) 27企業、42名参加 (d)セミナー「メコン進出セミナー」 平成26年3月13日(木)※神奈川県との共催 90名参加 ③主な成果 市内中小企業からのベトナムとのビジネス交流要望に基づき、平成25年度のRIT事 前調査事業(JETRO補助金事業)に採択されるとともに、平成26年度のRIT事業 に採択された。 (藤沢市からの負担金事業) Ⅱ.起業家支援 事業(IM ) (1)都市拠点型起業家育成施設支援事業(定款第4条第3号) ①目 的 都市拠点型起業家育成施設(「湘南インキュベートルーム」)の入居企業等を育成する。 ②事業内容 「湘南インキュベートルーム」の運営管理とともに、インキュベーションマネジャー(以下、 「IM」という。)による総合的支援を行った。 場 所:藤沢市鵠沼東1-1玉半ビル3階 建物延べ床面積:189.24㎡ 部屋数:11部屋 当施設の入居については、平成26年3月末をもって廃止。 会 社 名 業 種・事業内容 1 個人(起業準備中) 計測機器等の設計・開発 2 (株)水素調理 水素水を用いた調理器具等の設計・開発・販売 3 (株)はばたきケア 4 Bright MEI-COLOR 在宅訪問鍼灸サービスの展開 5 (有)オフィス結アジア ソフトウェア設計・開発・販売 6 (株)分析屋 情報処理サービス業 7 NATAC(株) 非破壊検査装置の設計・開発・販売 8 (有)レーザー分光 工学機器の設計・開発・販売 9 (株)フジマニパブリッシング 出版・イベント企画 10 (株)wh 自然再生エネルギーを利用した企画・販売 カラーセラピーを活用したサービス業 ③主な成果 J-COM湘南の番組『湘南プレミアム』で「湘南インキュベートルーム」が取り上げられ、施 設の紹介と併せて入居企業の(有)オフィス結アジアと(株)水素調理の2社が取り上げられた。 その他、入居各社については以下のとおり。 a. 『(株)水素調理』: 藤沢市内の飲食店と提携し、開発製品を用いて調理した料理を提供するに至った。 (a)「テクニカルショウ ヨコハマ2014」に出展 1- 10 b. 『(有)オフィス結アジア』: 利用者の代わりに発声するタブレット端末・スマートフォン向けアプリ「指伝話」をインス トールしたiPad miniを平成25年5月21日に藤沢市へ寄贈した。また、藤沢市の協力のもと、 障害者自立支援法に基づく日常生活用具に認定された。 (a) 「かながわ産業 Navi 大賞 2013」の特別賞「福祉支援賞」を受賞 (b)平成 25 年度「中小企業技術革新挑戦支援事業」に採択 (c)フィンランド共和国の全国紙「KALEVA」に記事掲載 (d) 「テクニカルショウ ヨコハマ2014」に出展 c. 『株式会社分析屋』: 11名の従業員を雇用し、大手製薬企業・大手広告代理店から業務を受注するように なった。 d. 『NATAC(株)』: 市場を中国(香港・上海等)に定めて事業所を設立し、事業を展開している。現地で 試験導入されていた非破壊検査装置の採用が見込まれつつある。 (藤沢市からの負担金事業) (2)大学連携型起業家育成施設支援事業(定款第4条第3号) ①目 的 藤沢市に定着する成長性・将来性ある起業家の育成を主眼におき、慶應藤沢イノベーシ ョンビレッジ運営を通じて、産学官連携の推進、大学シーズからの技術移転、大学研究者 との共同研究などを促進するとともに、地域に事業所を有する中小企業とのネットワーク 構築、地域で活動する専門家等からの指導や交流を行い、藤沢市内における大学連携型の 新産業育成に資する。 ②事業内容 財団IM(インキュベーションマネジャー)によるビジネスプラン指導、産学・産産連 携マッチング支援、経営資源サポートなどを行うほか、セミナーやフォーラムなどの各事 業を定期的に開催し、入居企業のスキルアップ、企業アピールを行った。 ③主な成果 部屋数34部屋 入居部屋数30部屋 入居者数19社 入居率85% a. メディア戦略支援 日刊工業、毎日新聞、The Japan Times、朝日新聞、交通新聞、月刊ニューメディア、 神奈川新聞、TEIKOKU NEWS神奈川版、週間東洋経済、TBS「マツコの知らない世 界」製品紹介、日本テレビ「アソビラボ」、J-WAVE、BS日テレなどにより事業アプロ ーチ。 b. 受賞・採用等の実績 (a)(株)シュアールは、台湾で開催された「APEC Start-up Accelerator Leadership Summit2013」(主催: Intel・台湾政府経済部中小企業処)で「Early Stage Award」 を受賞した。 (b)(株)シュアールは、「経産省のがんばる中小企業300社」に選出された。 (c)スペースリンク(株)は「CNTキャパシタ搭載ハイブリッド型家庭用蓄電池」が ポラスグループ分譲住宅に採用された。 c. 公的助成金等の獲得 (a)(株)アンドウ・ディーケー、スペースリンク(株)、(株)音力発電などの複 数の入居者は、平成25年4月、7月公募事業「ものづくり中小企業・小規模事業 者試作開発等支援補助金」にそれぞれ採択された。 (b)(株)StudioOusiaは平成25年4月公募分、スペースリンク(株)は平成25 年8月公募分の「平成24年度補正 新事業創出のための目利き・支援人材育成等 事業」にそれぞれ採択された。 (c)(株)サザン音響や(株)IMAGINEは、平成25年10月公募「平成24年度補 正地域力活用市場獲得等支援事業「新商品新サービス開発支援事業」3次募集」に 採択された。 (藤沢市からの受託事業) 1- 11 (3)IM研修事業(定款第4条第2号) ①目 的 IM養成機関から研修生を受け入れることで、インキューベーション・ネットワークを 拡充し、また当財団IMを養成機関へ派遣し研修を積むことでスキルアップを図り、企業 支援の基盤をより強化する。 ②事業内容 a. 研修の受入 (財)日本立地センター主催のIM養成研修の現地研修機関に登録し、研修者を受け 入れ、これまで培った企業支援等に関するノウハウを伝えた。 期 間:平成25年8月8日(木)~8月9日(金) 受入人数:4名 b. JBIA(日本ビジネス・インキュベーション協会)の認定IM 登録の継続。IM:7名 ③主な成果 各地から集まるIM研修生との交流を活用した広域的な連携により、企業支援における 支援の選択肢を増加させた。 ((一財)日本立地センターからの受託事業) Ⅲ.藤沢市中小企業融資制度運営事業(定款第4条第13号) ①目 的 市内中小企業の振興と経営の安定により、地域経済の発展と活性化を図る。 ②事業内容 a.藤沢市中小企業融資制度の受付業務 (平成 26 年 3 月末現在) 区 新規申請 分 件数 新規貸付 金額 件数 年度末貸付残 金額 件数 金額 中小企業支援資金 58件 636,672千円 48件 529,108千円 185件 1,293,225千円 景気対策特別資金 65件 508,367千円 56件 403,400千円 608件 2,614,202千円 小規模企業緊急資金 4件 5,800千円 2件 2,300千円 25件 15,922千円 雇用安定対策特別資金 1件 9,500千円 0件 0千円 2件 16,293千円 合 計 128件 1,160,339千円 106件 934,808千円 820件 3,939,642千円 b. 利子補給・信用保証料補助業務 区分 利子補給 信用保証料補助 件数 金額 市制度融資 56件 2,292,412円 県創業支援融資 55件 2,860,600円 市制度融資 99件 13,848,546円 県創業支援融資 17件 2,170,964円 c. セーフティネット保証(経営安定関連保証)の認定業務 [認定状況] 区 分 5号認定 (平成 26 年 3 月末現在) 件 数 180件 備 考 建設業55件、製造業45件 その他80件 d. 小売店等小企業緊急資金融資事業の債権管理業務 [管理状況] 区 分 件 数 (平成 26 年 3 月末現在) 期首貸付残高 貸付増加額等 貸付減少額等 残 高 4件 0件 0件 4件 金 額 4,101,546円 (藤沢市からの受託事業) 0円 150,000円 3,951,546円 1- 12 3.情報化支援 事業 Ⅰ.情報活用事業(ASP ) (1)「広報ふじさわ」ホームページ作成事業(定款第4条第3号及び第5号) ①目 的 広報ふじさわホームページをインターネット上に公開し、24時間広報情報を入手でき る環境を整備する。 ②事業内容 広報ふじさわホームページの作成及び管理・運用業務。 ③主な成果 毎月10日号・25日号をホームページ化(パソコン版・スマートフォン版)し、期間 内で12回更新作業を行った。 また、小学生版の広報ページ「キッズ広報」については、年3回更新(7月・12月・ 3月)のうち1回分の更新作業を実施した。 (藤沢市からの受託事業) (2)インターネットセキュリティ対策委託事業 (定款第4条第3号及び第5号) ①目 的 藤沢市役所ホームページコンテンツの暗号化や改竄防止機能を導入し、インターネット におけるセキュリティを確保する。 ②事業内容 ホームページ改竄防止機能および、市役所ホームページのSSL機能の提供。 ③主な成果 年間を通じてホームページ改竄防止機能の稼働と、SSL機能の提供により、安定した インターネット環境を提供した。 (藤沢市からの受託事業) (3)IT経営セミナー(定款第4条第2号) ①目 的 中小企業におけるITを利用した経営、営業戦略を支援するセミナーを開講する。 ②事業内容 ITを活用したビジネスセミナーを商工会議所・商店会連合会と連携して開 催した。 ③主な成果 平成26年2月19日(水)にセミナーを実施した。 セミナー内容:わかりやすい『ホームページ改善/活用』講座 参加者:29名 (4)ふじさわ観光名産品ホームページ事業(定款第4条第3号及び第5号) ①目 的 ふじさわ観光名産品ホームページの運営を補助する。 ②事業内容 ふじさわ観光名産品ホームページの定例的な修正及び更新業務。 ③主な成果 随時ホームページの更新を行い、広く情報提供を行った。 (ふじさわ観光名産品協議会からの受託事業) (5)看護専門学校ホームページ作成業務(定款第4条第3号及び第5号) ①目 的 看護専門学校のホームページをインターネット上に公開し、24時間情報を提供するこ とにより、市民に看護専門学校の取り組みを分かりやすく紹介するための業務を行う。 ②事業内容 看護専門学校ホームページの管理・運用及び作成・更新業務。 ③主な成果 随時ホームページの更新を行い、広く情報提供を行った。 (藤沢市からの受託事業) (6)平成25年度ビジネスマッチング業務(定款第4条第3号) ①目 的 大和市中小企業の経営安定のため、企業が有する特殊技術や独自技術等を活用して、新 規顧客や提携先を開拓する。 ②事業内容 企業が有する特殊技術・独自技術等の内容及び販路拡大に関するニーズ等を 把握し、支援企業に対するビジネスマッチングを実施する。 ③主な成果 マッチング先となる企業を紹介しながら、販路拡大に繋がるような支援を行った。 1- 13 期間内に行ったマッチングは計19件(うち藤沢市内の企業や支店は10件。) (大和市からの受託事業) Ⅱ.情報システ ム運営事業 (ISP ) (1) インターネット運営事業(定款第4条第5号) ①目 的 市内中小企業の情報発信機能を高め、市域の情報化を推進する。 ②事業内容 企業 及び市 民を対象 にイン ター ネットサー ビスプロ バイダ 事業の運 営を行う。 a.フレッツ接続サービス b.ダイヤルアップ接続サービス ③会員状況 平成26年3月現在 会員数2,681名 (ブロードバンド1,547名、ダイヤルアップ1,134名) ④主な成果 安定した運用を行った。 (2)インターネット活用事業(定款第4条第5号) ①目 的 藤沢市ホームページのコンテンツを円滑に更新し、効果的な情報提供を図る。 ②事業内容 藤沢市ホームページ「電縁都市ふじさわ」の更新支援、アクセス集計及びサ ーバ機器維持運営。 ③主な成果 年間を通じて、安定したホームページ運営を行った。 また、毎月アクセスランキングとバナー掲載企業のアクセス数の集計を行った。 (藤沢市からの受託事業) (3)文書館サーバ運営事業(定款第4条第5号) ①目 的 藤沢市文書館の資料のデジタルアーカイブ化を推進することで、文書館業務の普及啓発 や市民の利便性向上を図る。 ②事業内容 文書館Webサーバの維持管理業務。 ③主な成果 年間を通じて、安定したサーバの維持管理を行った。 (藤沢市からの受託事業) (4)文書目録公開用サーバ管理事業(定款第4条第5号) ①目 的 藤沢市文書目録公開用サーバの機器設置及び稼動に必要な環境の提供を行い、システム の安全な運用環境の提供を図る。 ②事業内容 藤沢市公開文書サーバの維持管理業務。 ③主な成果 年間を通じて、安定したサーバの維持管理を行った。 (藤沢市からの受託事業) (5)ゴミ検索システム構築事業(定款第4条第5号) ①目 的 藤沢市内のゴミ検索システムの構築・管理により、利便性の向上を図る。 ②事業内容 ゴミ検索システムの構築、サーバの維持管理、ゴミデータベースの維持管理 業務。 ③主な成果 藤沢市のゴミの収集日やゴミの分別を簡単に検索できる情報環境を提供した。 (藤沢市からの受託事業) (6)情報検索WEBサーバ運営管理事業(定款第4条第5号) ①目 的 藤沢市作成の永年文書の目録情報と藤沢市発行の刊行物のうち市政情報コーナー、文書 館市民資料室にある刊行物を電子化し、利便性の向上を図る。 ②事業内容 WEBサーバの機器運営管理業務。 ③主な成果 年間を通じて、安定したサーバ機器の運営管理を行った。 (藤沢市からの受託事業) 1- 14 (7)藤沢市役所WEBサーバ移行事業(定款第4条第5号) ①目 的 藤沢市ホームページサーバのハード老朽化に伴い、コンテンツの円滑な移行を図る。 ②事業内容 新たなサーバを用意し、現在稼働している藤沢市ホームページデータを移行 する。 ③主な成果 サーバ機器の老朽化に伴い、新しいハードを用意し、サーバの移行作業を実 施し、移行後についても、正常稼働を確認し、安定したホームヘージ環境を 提供した。 (藤沢市からの受託事業) (8)公開用GISサーバハウジング事業(定款第4条第5号) ①目 的 市民向け公開用GISサービスのサーバ機器のハウジングにより、円滑なサービスの運 用を図る。 ②事業内容 市民向け公開GISサービスのハウジング業務を行う。 ③主な成果 サーバ機器のハウジングおよび監視等により、市民向け公開用GISサービ スの安定した運用を行った。 (藤沢市からの受託事業) (9)商店街システム維持管理事業(定款第4条第5号) ①目 的 商店街システムの維持管理により、システムの安定した運用を図る。 ②事業内容 システムのソフト・ハード保守。店舗情報の更新作業。 ③主な成果 システムの安定した運用を行った。 また、毎月1回商店街の店舗を取材しホームページ上で紹介した。 (藤沢市商店会連合会からの受託事業) (10)電子会議室サーバ運営事業(定款第4条第5号) ①目 的 電子会議室に投稿された過去のデータをインターネット上に公開し、利便性の向上を図 る。 ②事業内容 旧電子会議室システムで投稿された過去のデータを、閲覧専用として引き続 きインターネット上に公開するための環境を提供する。 ③主な成果 平成24年から新たなシステムに移行したが、旧システムで投稿された過去のデー タを引き継ぐことができないため、閲覧専用として引き続きインターネット上に公開 した。 (藤沢市市民活動推進センターからの受託事業) (11)環境ポータルサイトシステム運営管理事業 (定款第4条第5号) ①目 的 環境ポータルサイトシステムのサーバ管理および運営により、環境管理課で保存してい る環境データや騒音情報、大気汚染情報をホームページ上でも公開し、利便性の向上を図 る。 ②事業内容 サーバの機器運営管理。 ③主な成果 安定したサーバ機器の運営管理を行い、環境ポータルサイトを通じて情報提供を行っ た。 (NPO法人地域魅力からの受託事業) (12)環境ポータルデータ移行事業(定款第4条第5号) ①目 的 環境ポータルシステムのサーバ移行に伴い、コンテンツの円滑な移行を図る。 ②事業内容 サーバのハード老朽化に伴い、新たなサーバを用意し、現在稼働している環 境ポータルサイトのデータを移行する。 ③主な成果 サーバ機器の老朽化に伴い、新たなサーバを用意し、移行作業を実施した。 (平成25年7月)移 行にあたっては、切替手順を明確にし、安定的な移行作業を実施した。 また、移行後についても、正常稼働を確認し、安定した環境を提供した。 (藤沢市からの受託事業) 1- 15 (13)子育て情報プラットフォーム運営支援事業 (定款第4条第5号) ①目 的 子育てポータルサイトを通じた様々な情報提供により、利便性の向上を図る。 ②事業内容 子育てポータルサイトの機器運営保守。 ③主な成果 子育てのための拠点型サービスを活用できない親のために、子育てポータルサイト を開設し、ポータルサイトを通じて様々な情報を提供した。 (NPO法人地域魅力からの受託事業) Ⅲ. データ入力 事業 (1)情報管理データ入力業務(定款第4条第6号) ①目 的 藤沢市等の行政情報その他の情報管理業務を受託し、地域情報化に寄与するとともに、 地域情報拠点として機能充実を図る。 ②事業内容 藤沢市の行政情報等のデータ入力業務(納税、教育、福祉、医療他) ③主な成果 パンチ件数 (平成26年3月末現在) 藤沢市からの受託事業 862,575件 その他受託(全国社会福祉協議会等) 52,494件 (藤沢市からの受託事業) 4.湘南勤労者福祉サービスセンター事業 (しおかぜ湘南)(定款第 4 条第 8 号から第 12 号) ①目 的 藤沢市、鎌倉市および茅ヶ崎市の事業所で従業員300人以下の事業主と従業員 を対象に、ひとり月額500円の会費で中小企業が独自で行うことが難しい福利厚生 事業等を実施し、中小企業の勤労者および事業主の福祉向上と企業の経営安定を図る。 (会費は一人月額500円で原則事業主負担) ②事業内容 a.加入状況 (平成 26 年 3 月末現在) 区 分 全 体 藤沢市 鎌倉市 茅ヶ崎市 企業数(件) 2,072 1,584 414 74 前年数字 2,076 1,617 421 38 △4 △33 △7 36 会員数(人) 10,454 7,005 2,635 814 前年数字 10,009 6,833 2,855 321 445 172 △220 493 5,320 5,315 5 ― 前年数字 5,888 5,883 5 ― 前年比 △568 △568 0 ― 前年比 前年比 ※口 数(口) (※口数とは、退職金共済加入口数) 加入状況 807 企業 1,728 人 1- 16 b.慶弔給付金事業 (慶弔給付金支給状況) 区 分 件 古 希 祝 金 区 2,360 (81) (1,620) 99 3,630 (92) (3,190) 155 1,550 (136) (1,360) 261 1,305 (170) (850) 162 3,240 (141) (2,820) 結婚記念祝金 入 学 祝 金 額(千円) 118 結 婚 祝 金 出 産 祝 金 数 金 (平成 26 年 3 月末現在) 分 件 永年勤続報奨金 合 計 金 額(千円) 59 1,215 (52) (1,155) 273 3,490 (226) (2,760) 516 4,255 (517) (3,625) 1,643 21,045 (1,415) (17,380) 傷病見舞金 死亡弔慰金 数 ( )内は前年数字 c.厚生事業 会員、家族の旅行、余暇活動、健康促進、自己啓発等を目的に「ジャガイモ掘り&とうもろ こし狩り」 「ゴルフコンペ」 「地引網」「人間ドック検診補助」「宿泊補助」「チケットあっせん」 などを実施した。募集は、年6回(偶数月発行)の会報誌で実施した。 (平成 26 年 3 月末現在) 区 分 参 大人(人) レクリエーション事業 (地引網、バス旅行、他54事業) 計(人) 3,806 (3,340) 579 ― 579 (534) ― (534) 4,909 273 5,182 (4,014) (193) (4,207) 32,351 1,757 34,108 (23,483) (1,350) (24,833) 543 15 558 (434) (12) (446) 41,876 2,357 44,233 (ディズニー利用券、キッツ利用券) あっせん事業(映画鑑賞チケット等) 地区自主事業 計 小人(人) 数 312 (140) 保養施設およびレジャー施設等利用補助事業 合 人 3,494 (3,200) 人間ドックおよび一般検診補助事業 (109シネマズ映画他107件) 加 (31,665) (1,695) (33,360) ( )内は前年数字 ※共同事業・・・事務効率化、相互協力等を目的に「ゴルフコンペ」「地引網」「チケットあっせ ん」の事業を県下共済会と共同で実施し、双方共済会の会員サービス向上に努めている。 「地引網(6 月) 」 「とうもろこし狩り(7 月)」 1- 17 「ソフトボール大会(9 月)」 d.あっせん事業 (a)生活資金(中央労働金庫)50万円(3年以内) (b)火災共済、マイカー共済等(全労済) (c)退職金共済(中小企業退職金共済、小規模企業共済) e.退職金共済事業(積立金) 1口800円~最高5口4,000円の積立 (任意) ただし、平成17年5月で新規取り扱いを中止している。 (a)福祉年金・・満60才で脱退したとき10年間支給する。 (b)脱退一時金・・福祉年金を受ける前に脱退または福祉年金を選択しないときに支給する。 (c)遺族一維持金・・会員が死亡した場合に遺族に支給する。 (d)退職慰労金・・退職金共済事業に加入して5年を超えて脱退したときに支給する。 給付状況 (平成 26 年 3 月末現在) 区 分 脱退一時金(減口分含む) 人 数 金 額 186人 136,542千円 福祉年金 3人 993千円 遺族一時金 7人 5,278千円 退職慰労金 182人 26,440千円 f.勤労者福祉業務 鎌倉市内に在住在勤の広範な勤労者を対象とし、映画会や各種セミナー等を開催した。 事業種別 事業名 実施日 参加人数 備考 自己啓発に TOEIC 5月11日~ 15人 全8回 係る業務 テスト講座 余暇活動に レイ・ウェル 5月18日 421人 最強のふたり 係る業務 鎌倉映画会 余暇活動に レイ・ウェル 7月20日 350人 白雪姫と鏡の王女 係る業務 鎌倉映画会 余暇活動に レイ・ウェル 9月21日 478人 レ・ミゼラブル 係る業務 鎌倉映画会 自己啓発に FP技能士 中止 ― 最少催行人数割れ 係る業務 3級対策講座 老後生活に レイ・ウェル使用中止 介護セミナー 中止 ― のため 係る業務 余暇活動に レイ・ウェル レイ・ウェル使用中止 中止 ― のため 係る業務 鎌倉映画会 財産形成に 相続税 1月25日 34人 大船消防署で実施 係る業務 セミナー 自己啓発に 鎌倉彫体験教 3月9日 14人 鎌倉彫会館で実施 係る業務 室 合計 1,312人 ※レイ・ウェル鎌倉の使用中止に伴い、映画会は 11 月以降中止。セミナーは会場を変更して 実施した。 g.勤労者福祉相談業務及び就職支援相談業務 鎌倉市内に在住在勤の広範な勤労者を対象とし、労働問題に関する相談や就職支援相談等を 実施した。 (a)労働相談事業 労使間で生じる労働問題や勤労者にかかる問題を、相談事業(メール相談含む)を実施 した。 1- 18 相談者数 4月 5月 4人 1人 (1) (0) 6月 7月 8月 9月 10 月 3人 2人 1人 2人 4人 (0) (1) (0) (0) (0) ※カッコ内の数字はメールによる相談の数 ※レイ・ウェル鎌倉の使用中止に伴い 12 月以降は中止 11 月 1人 (0) 合計 18 人 (2) (b)労働法律相談事業 勤労者が法的判断を必要とするような職場の問題について、解決の糸口を見いだすため の相談事業を実施した。 相談者数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 合計 7人 0人 3人 4人 4人 4人 4人 1人 27 人 ※レイ・ウェル鎌倉の使用中止に伴い 12 月以降は中止 (c)メンタルヘルスカウンセリング事業 勤労者の職場等でのストレス性疾患に関するカウンセリング、また、その家族や労務担 当者等に対し、周囲からのサポートアドバイス等を実施した。 相談者数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 合計 2人 1人 2人 3人 3人 3人 3人 3人 20 人 ※レイ・ウェル鎌倉の使用中止に伴い 12 月以降は中止 (d)就職支援相談業務 求職者を対象に雇用のミスマッチ解消や円滑な就職に導くためのカウンセリングを実施 した。 相談者数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 合計 0人 1人 4人 3人 0人 2人 4人 0人 14 人 ※レイ・ウェル鎌倉の使用中止に伴い 12 月以降は中止 (e)広告宣伝事業 労働相談・労働法律相談・メンタルヘルスカウンセリング事業及び就職支援相談業務の 周知につき、ポスター等を作成することにより広告宣伝を実施した。 (鎌倉市からの受託事業) 5.レイ・ウェル鎌倉管理運営事業 (定款第4条第7号) ①目 的 「勤労市民の福祉の増進と文化の向上を図る」というレイ・ウェル鎌倉の設置目的を達成するた め、設備管理等を担当する和光産業㈱と共に指定管理を行う「レイ・ウェル鎌倉管理運営共同事 業体」の代表団体として、施設の管理運営等の業務を行う。 ②事業内容 a.施設運営事業 (a)会館窓口総合業務(貸会議室・料金収受・予約管理・利用者応対等) (b)備品購入・修繕業務(会館内備品管理・50 万円以下施設修繕の実施) (c)防災管理(防火管理業務、避難訓練の実施、防犯対策等) 1- 19 施設利用状況 4月 368 件 数(件) 38.45 利用率(%) 3,898 人 数(人) 料 金(円) 462,300 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 合計 392 39.60 4,369 507,950 444 46.39 5,311 546,500 409 41.31 4,989 495,407 335 33.84 2,953 416,800 404 42.22 5,502 611,650 467 47.17 5,248 564,891 500 52.25 5,315 485,874 3,319 42.65 37,585 4,091,372 b.自主事業 勤労者の自己啓発、余暇活動、その他支援(少子高齢化・子育て等支援)を目的として、「自 己啓発事業」「余暇活動事業」 「その他の事業」を実施した。募集はしおかぜ湘南会報誌の他、 広報かまくらへの掲載、ちらし配布で実施した。 区 分 参加人数(人) 自己啓発事業 1 講座(歩き方教室) 19 余暇活動事業9講座(おしゃれ草花盆栽教室 他) 356 その他の事業1講座(作って学ぼう「笛と音」) 17 合計 392 ※レイ・ウェル鎌倉の使用中止および大雪のため中止にとなった事業が2事業あった。 なお、鎌倉市が実施したレイ・ウェル鎌倉建物耐震診断の結果、耐震強度が不足していることが判 明したため、平成 25 年 11 月末をもって施設の使用中止となった。 1- 20