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第19号 2007.10.31発行(通巻1157号)

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第19号 2007.10.31発行(通巻1157号)
本号の内容
・附属病院総合がん診療センターの
開所式
・スポーツ界で活躍した体育専門学
群生が学長を表敬訪問
・防犯パトロール実施
・魅力ある大学院教育「実践
力を備
えた高度情報学人材育成」プログラ
ム システム開発型研究プロジェ
クトの一般公開実施
・第回太平洋地域新第三系層序に
関する国際会議開催
・農林技術センターでゆりのき保育
所が遠足を実施
・チリ教育省・チリ大学とチリ国
内都市で算数授業研究会開催
・「病院教授」の称号付与
・附属桐が丘特別支援学校が東京都
教職員研修事業協力
・附属桐が丘特別支援学校施設併設
学級で火災避難訓練
・平成年度入学希望者体験学習
お知らせ
……………………………
・夏の省エネルギーキャンペーン実
施結果
・「第回全日本大学女子選抜駅伝競
走」ボランティア募集
・平成年度暖房の実施期間
・筑波大学・アジア太平洋経済協力 ()国際会議開催
・シンポジウム「世紀のウエルネ
スとイノベーション」開催
・年 筑 波 ア ジ ア 農 業 教 育 セ ミ
ナー(
)開催
・平成年度学長主催外国人留学生
懇談会開催
・第回知的コミュニティ基盤研究
センター研究談話会開催
・公開講座『発達障害の科学と実践』
開催
・第回うしく現代美術展開催
・第回筑波大学附属小・中・高等学
校体育・保健体育科合同研究会開催
各種表彰等
…………………………
年号(通巻1157号)
発行: 筑波大学
編集: 総務・企画部
発行日:平成年月日
ノーベル平和賞受賞のIPCCに
本学教員2名が執筆者として貢献
(気候変動に関する政府間パネル:
)
の
これまでの活動が「人為的に起こる地球温暖化の認知を高めた」と高く評価され,
アル・ゴア氏(前アメリカ合衆国副大統領)とともに今年のノーベル平和賞に選ば
れました。
第
次評価報告書(
)の作成には,内山洋司教授(システム情
報工学研究科,リスク工学専攻(環境システム分析))及び本田靖教授(人間総合
科学研究科,ヒューマン・ケア科学専攻(環境保健学))の
名が執筆者として貢献
しました。
の第
次報告には,日本人研究者
人が執筆や査読などに貢献しており,両氏
は
つの作業部会(第
:自然科学的根拠,第
:影響・適応・脆弱性,第
:気候変
動の緩和策)のうち,第
作業部会(本田教授)
,第
作業部会(内山教授)でそれぞ
れ代表執筆者(:リード・オーサー)として参加しました。
(参考)
は,国連環境計画()と世界気象機関()の附属機関とし
てジュネーブに本部を置いていま
す。世界の科学者が参加し,最新の
研究成果を基に,人為的な気候変動
リスク,影響及び対策オプションに
関する最新の科学的・技術的・社会
経済的な知見を取りまとめて評価
し,各国政府に政策立案等に関連し
た情報を提供することを目的とした
政府間機構です。
平成年度学年暦
…………………
内山教授
本田教授
附属病院総合がん診療センター
社会的要請の強いがん医療の充実,地域医療機関との連携,専門的人材の育成等を
の開所式
目的に新たに設置された「附属病院総合がん診療センター」の本格的な運用の開始
を記念し,
月
日,茨城県医師会会長,茨城県保健福祉部保健予防課長,文部科
学省がんプロフェッショナル養成プラン共同実施の千葉大学及び埼玉医科大学の関
係者,茨城県地域がん診療連携拠点病院及び近隣病院の関係者,並びに本学関係者
の出席のもと,附属病院特別第
会議室において開所式が開催されました。
式では,山田信博附属病院長から挨拶があった後,原中勝征茨城県医師会会長及び
岩崎洋一学長から祝辞をいただきました。また,赤座英之副病院長兼総合がん診療
センター部長により,同センター概略の説明が行われました。
引き続き,同センター(病棟
階
室)前に場所を移し執り行われた看板上掲式で
は,岩崎学長,山田病院長,赤座副病院長兼同センター部長及び原中県医師会会長
の手によって看板が掲げられ,同センターの発展と順調な運営が祈念されました。
同センターは,がん患者の登録,先進的ながん治療,茨城県地域がん診療連携拠点
病院等地域医療機関との連携,がん医療の専門的人材の育成,がん患者・家族の相
談・支援などを行い,今後,地域におけるがん医療の水準向上・均てん化を図って
いくことにしています。
左:祝辞を述べる岩崎学長
右:看板を上掲する岩崎学長(左),
山田病院長
スポーツ界で活躍した体育専門
月
日,最近スポーツ界で活躍した体育専門学群生が岩崎洋一学長を表敬訪問し
学群生が学長を表敬訪問
ました。
柔道では,
月
∼
日にタイ・バンコクで開催された第
回ユニバーシアード競技
―学生部学生生活課―
大会において福見友子選手(体育専門学群
年)が,
級において見事優勝しまし
た。さらに,
月
,
日に開催された全日本学生柔道体重別選手権大会(男子
回,女子
回)では,男子
級で秋元希星選手(体育専門学群
年)が,女子
級で伊部尚子選手(同
年)が優勝しました。
またダンス部は,唯一の全国大会である第
回全日本高校・大学ダンスフェスティ
バル(神戸)において,最高位の文部科学大臣賞を昨年度に続き受賞するとともに,
特別賞(舞台美術)も併せて受賞しました。表敬訪問には宗宮悠子ダンス部長(体
育専門学群
年)及び津曲晴子選手(同)が出席しました。
席上,岡田弘隆柔道部総監督(人間総合科学研究科,准教授)及び村田芳子ダンス
部顧問(同,教授)より大会の概要や選手達の活躍についての説明があり,岩崎学
長を囲んで和やかな懇談の時間がもたれました。
左から,腰塚武志副学長(学生生活),津曲選手, 懇談の様子
宗宮ダンス部長,岩崎学長,福見選手,秋元選手
防犯パトロールを実施
セーフティプロジェクトでは,
月
日
:
∼
:
にかけて学内の防犯パトロー
−セーフティプロジェクト−
ルを実施しました。夜間にもかかわらず,執行部をはじめ,教職員及び学生等のボ
ランティアが約
名参加したほか,つくば中央警察署からも
名の警察官にご協力
いただきました。
プロジェクトのリーダーである吉武博通理事・副学長(総務・企画)からの挨拶の
後,構内のペデストリアンデッキを中心に,一の矢学生宿舎周辺,平砂・追越学生
宿舎周辺の
コースに分かれ,自転車や徒歩で通行中の学生等に対し安全を呼びか
けながらパトロールを実施しました。
今後も,毎月
回程度,夜間の防犯パトロールを実施します。引き続きボランティア
を募集していますので,参加を希望される方は,以下のセーフティプロジェクト事
務局までご連絡ください。
事務局:総務・企画部総務課業務企画係 中泉
,
:
吉武リーダー(中央)からの挨拶
魅力ある大学院教育「実践
力
月
日,総合交流会館において,魅力あ
を備えあた高度情報学人材育
る大学院教育「実践
力を備えた高度情
成」プログラム システム開発
報学人材育成」プログラムで行われてい
型研究プロジェクトの一般公開
る「システム開発型研究プロジェクト」
を実施
の公開展示会が,システム情報工学研究
−システム情報工学研究科−
科コンピュータサイエンス専攻主催によ
パトロール中の様子
り開催されました。
この一般公開では,学生主導のプロジェ
クトにおいて,システム設計から開発ま
でを提案し実践することを目標に,
件
のポスター発表及びデモ実演が行われま
した。
公開当日は,約
名の参加者のもと熱
心な質問や意見が飛び交いました。詳細
については,同プログラムホームページ
(
)を
ご覧ください。
上:会場全体
中及び下:発表の様子
第回太平洋地域新第三系層序
第
回 太 平 洋 地 域 新 第 三 系 層 序 に 関 す る 国 際 会 議(
に関する国際会議を開催
)が,
月
∼
日,大学会館国際会議室及び産業技術総
合研究所共同講堂大会議室を主会場に開催され,無事に終了しました。
−生命環境科学研究科−
本会議は,国際地質科学連合(
)層序委員会の中の小委員会である国際
組織委員会(
)及び国内実
行委員会(委員長:小笠原憲四郎教授(生命環境科学研究科,地球進化科学専攻)
)
主催,生命環境科学研究科及び産業技術総合研究所(地質情報研究部門)共催,さ
らに日本古生物学会,日本地質学会及び石油技術協会後援で開催されたものです。
本会議の後,
月
∼
日の
泊
日で,米国,ロシア及び日本からの
名の参加者で,
常磐炭田と仙台地域の第三系を対象とした地質野外巡検が実施され,この巡検も無
事に実施されました。
本会議の主題は,太平洋地域の新生代層序と年代,地質学事件の解明でした。科学
プログラムでは,初日に「最近の太平洋地域各国の新生代層序の進歩」を課題にし
たミニ・シンポジウムが開催されました。講演は,招待講演
件,口頭発表
件,ポ
スター発表
件の合計
件の発表が行われました。特に
日間にわたり配置された
件の招待講演は,各
分の時間で,それぞれ最新の年代・層序や古環境復元,地質
学的事件の詳細やその原因など,非常に充実した内容のあるものでした。これらの
講演の内容は,本会議の一般の講演から投稿される論文とともに,平成
年
月に刊
行予定の本会議
(地質調査所研究報告の特別号)に掲載される予定です。
本会議では,ヵ国
名程度の方々が事前に参加登録を行い,さらに同研究科地球
進化科学専攻の教員と院生などが加わり,充実した議論がなされました。
月
日には,大学会館においてヵ国
名の国際組織委員会を開催し,今回の開催
準備と参加状況報告,特別表彰,
刊行計画,次回第
回の開催場
所と
の選出等について議論さ
れました。その結果,
名に国際組織委
員会から特別表彰をすること及び
の編集体制が承認されまし
た。さらに次回の開催は,ニュージーラ
ンドが積極的に引き受けることで了承さ
れ,
の選出も同国側の委員に
一任することで了承されました。
農林技術センターでゆりのき保
月
日,ゆりのき保育所の秋の遠足が農林技術センターで行われました。
育所が遠足を実施
農林技術センターへの遠足は,春に続いて
回目となります。
当日は,坂井直樹農林技術センター長や林久喜准教授(生命環境科学研究科,農林
技術センター作物班主任教員),横山和人技術専門職員(同センター作物班長)の
案内によりサツマイモ堀りを体験しました。
土の中に埋まっているサツマイモにびっくりする子供たち,真剣な顔で土と格闘す
る子供たちなど,初めての体験における思わぬ反応に,樫村秀子ゆりのき保育所長
や保育士たちも,子供たちの新たな面を発見したようでビックリしていました。収
穫されたサツマイモは調理され,子供たちは美味しそうに食べていました。
今後とも,農林技術センターではゆりのき保育所の子育て支援のお手伝いをさせて
いただくことを願っています。
さつま芋を掘ったり食べたり,
遠足を楽しむ園児たち
チリ教育省・チリ大学とチリ
教育開発国際協力研究センター(
)はチリ教育省・チリ
大学とチリ国内
国内都市で算数授業研究会を
都市で算数授業研究会を開催し,チリで全国報道されました。
開催
−教育開発国際協力 同センターでは,
との連携融合事業の一環として,チリ教育省及びチリ
大学
研究センター−
との共同授業研究会を
月
∼
日実施しました。算数・数学の教員養成,現職研修
の改善を課題とするチリで同センターは,教員養成・現職教員研修を実施するチリ
大学教員への研修()を,附属小学校算数部・附属中学校数学科と共同して行っ
ています。その一貫として,今回チリにおける第
回公開授業研究会をチリ国内都
市で実施しました。チリ国内ではこれまで授業参観し授業改善について語り合う機
会がなく,参加者からは日本で授業研究の結果生まれた子どもの活動を基盤にした
指導法が優れていることが指摘されました。来年はチリ側の授業提案も行われるこ
とになりました。各大学の学長,教育学部長をはじめ,教
育学部教員,学生,現職教員,各州教育省次官,教育委員
会,報道関係者など総計
名が参加しました。チリの新
聞(基幹全国紙)
紙が「チリが注目する教育モデル:日
本」としてそれぞれ1面報道し,夜のニュースでも全国
報道されるなど全国レベルで反響を呼びました。
月
日
には,バルパライソ・カトリック大学で,スペイン語版
「図でみる日本の算数数学授業研究」
(
,
,
編)の出版記念会も開催されました。日本の授業研究がラ
テン諸国で浸透しています。今回は附属小学校から細水保
宏教諭,附属中学校から大根田裕教諭,同センターから礒
田正美准教授及(人間総合科学研究科)び林大樹技術職員
スペイン語版「図でみる日
本の算数数学授業研究」
が参加しました。
チリ授業研究会の様子
「病院教授」の称号を付与
附属病院における診療・研究・教育の充実の
ため,特に臨床面で優れた業績が認められる
者に対し付与される病院教授の称号が「筑波
大学附属病院病院教授の称号の付与に関する
要項」に基づき,
月
日付けで
名が選考さ
れ,山田信博附属病院長から辞令が交付され
ました。
病院教授の称号を付与されたのは,本間 覚
氏及び寺島秀夫氏の
名です。
附属桐が丘特別支援学校が東京
都教職員研修事業に協力
称号を授与された本間氏(前列右)と寺島
氏(前列左)
月
日,東京都教職員研修センター主催の平成
年度研修事業の
つである選択
課題研修・特別支援教育(理解指導)Ⅱ「肢体不自由,病弱のある児童・生徒へ
の指導の充実」の第
回「授業を基にした指導と評価の改善」が,附属桐が丘特別支
援学校で行われました。同校では,研修協力として,都の研修受講者に同校の授業
検討会に参加してもらう形をとり,当日は
名が参加しました。特殊教育から特別
支援教育へと時代の大きな転換を迎え,各特別支援学校は,支援に向けてどのよう
にその専門性を発揮していくかということが期待されているなか,同校では,平成
年
月
日(木)
及び
日(金)
に行われる肢体不自由教育実践研究協議会に向けて,
「センター的機能を果たす特別支援学校のあり方−肢体不自由教育が培ってきた専
門性に基づく連携体制とその拡充−」をテーマに全校的な研究活動に取り組んで来
ています。
当日の授業はその研究活動の一環として,同校の年間研究計画の流れの中で実施さ
れたものですが,当日の参加者には普通校の先生方も多く,行われた授業を基に,
双方にとって意義深い意見交換がなされました。
附属桐が丘特別支援学校施設併
月
日,附属桐が丘特別支援学校施設併設学級において,火災避難訓練が行われ
設学級で火災避難訓練を実施
ました。
同校の施設併設学級は,隣接する心身障害児総合医療療育センター内の肢体不自由
児施設である整肢療護園に入園した子どもたちが,手術及びその後のリハビリを受
ける期間の教育を担うキャンパスです。この施設併設学級に在籍する間は,子ども
たちが普段にも増して体の動きが不自由な状態にある時なので,同校の教職員は火
災や地震などの災害時の子どもたちの安全確保に腐心しています。
当日は板橋区の消防署から消防車が“出動”し,署員の方が火災時の耐火服など完
全装備でホースカーを動かして見せたりしました。子どもたちだけでなく教職員
も,普段はなかなか知られていない消火時の苦労などがわかったようです。
平成年度入学希望者体験学
月
日,附属桐が丘特別支援学校小学部では,平成
年度入学希望幼児・保護者を
習を実施
対象に,同校小学部
年生の授業を体験していただく機会を設けました。
−附属桐が丘特別支援学校−
これは,お子さんの授業参加の様子を保護者の方にも参観していただき,平成
年
度の入学先の選択をする時の参考にしていただこうという同校の試みです。毎月実
施されている学校見学日に同校を訪れた方の参加も多く,お子さんのために学校を
選択する時の保護者の熱心かつ慎重な思いが伝わりました。
●お知らせ
夏の省エネルギーキャンペーン
重点目標として「電気使用量の削減に向けて」をテーマに,エネルギー消費量の
%
実施結果
を占める電気使用量の削減を中心に進めてきました。特に基礎部分の消費電力(深
【平成年度上半期中間報告】
−副学長(財務,施設)
泉 紳一郎−
夜から朝にかけての最も電力需要の少ないときの消費電力)削減について,平成
年度夏の省エネルギーキャンペーンを実施しました。今回も全代会の参加を得て,
ポスターやステッカーの作成やパソコン等の節電について,積極的に活動してもら
いました。
次の表に示すように電気使用量は全体では
%の増となりましたが,校舎(セン
ターや附属病院を除く)は節電等により
%減となりました。燃料は高温水ボイラ
の更新により燃料を変更したため,都市ガスが増加し,重油が減少しました。燃
料の熱量換算では猛暑の影響と冷房運転日数の増により
%の増となりました。
全体として,エネルギー使用量の増により二酸化炭素排出量は
%増加し,光熱水
費の金額は単価アップも加わり,
%の増加となりました。引き続き,より一層の
省エネルギーに向け協力をお願いします。
また,
「地球温暖化対策に関する計画」策定委員会が本年
月に設置されました。
「京
都議定書」を踏まえた本学としての温室効果ガス(主に二酸化炭素)排出抑制等の
ための実施計画や削減計画を策定し,全学で温室効果ガスの具体的削減量に向けて
取り組んでいくこととなりますで,併せて協力をお願いします。
○平成
年度上半期(
∼
月)省エネルギーの状況について
項 目
年度
上半期①
年度
前年比
上半期② ③=②−①
割 合
③/①
備 考
(千
) (千
) (千
)
電
気
都
市
使
燃 ガ
ス
用
重
料 油
熱
量
換
算
量
上
水
道
下
水
道
(%) @
円
千円
@
円
千円
《
》 《
》《▲
》 《▲
》《》は計算科学,プラズ
マ,病院を除いた値
(千)
(千)
(千)
(
)
(
)
(
)
▲
(
)
(
)
(
)
(千)
(千)
(千)
▲
(千)
(千)
(千)
▲
二酸化炭素 (
)(
)(
)
排 出 量
エネルギー
消 費 熱 量
金 額
(
)
(%) @
円
千円
@
円
千円
(%) ▲
@
円
千円
@
円
千円
(%)
(%) ▲
@
円
千円
@
円
千円
(%) ▲
@
円
千円
@
円
千円
(%)
(
)
(
)
(%)
(千円) (千円)
(千円)
(%)
※使用量の数値は,筑波キャンパス(春日地区を除く。)の数値
○エネルギー使用量等の比較 平成
・
年度(
∼
月の比較)
「第回全日本大学女子選抜駅
社団法人日本学生陸上競技連合及びテレビ東京が主催となり,本学やつくば市等が
伝競走」ボランティア募集につ
後援する「第
回全日本大学女子選抜駅伝競走」が昨年度に引き続き,筑波大学を主
いて−総務・企画部総務課−
会場(スタート:つくば中央公園,ゴール:陸上競技場)として行われます。実施
に当たっては,コース沿道での多くのサポート要員を必要としています。
つきましては,同要員を以下の要領で募りますので,ご協力願います。
なお,レースの模様は,テレビ東京系列各局で全国生中継されます。
期 日:
月
日(月・祝)
時 間:集合 :
,解散
:
※いずれも予定
内 容:駅伝の円滑な運営のためのコース沿道整理
※大会オリジナルウインドブレーカー支給
対 象:健康な方
謝 礼:クオカード(
円分)
申 込 先:総務・企画部総務課総務係
,
:
申込方法:メールにて,氏名・所属・連絡方法(携帯電話番号又はメールアドレス)
をお知らせください。
※メールの件名に「駅伝ボランティア」と明記願います。
申込締切:
月
日(木)
平成年度暖房の実施期間に
本年度の暖房の実施期間については,気象庁による中期予報等を勘案し,平年通り
ついて
の運転期間として,学生及び教職員に快適な室内環境の提供を図ることとします。
−財務部,施設部−
○暖房の実施概要
・運転期間
過去のヵ年の気象データや中期予報を参考に,外気温
℃ 以下を目安に運転
を行います。本年度は土日,祝祭日を除く
月
日(火)から翌
月
日
(水)
ま
でを予定しています。
・運転時間
:
∼
:
まで。なお,室内温度の設定は
℃
とします。
○省エネ等への協力要請
暖房運転には多くのエネルギーを必要とします。本学では,省エネルギー,二酸
化炭素()排出量削減を推進しているところであり,学生・教職員各位にお
かれては省エネ等についてご理解とご協力をお願いします。なお,
月に節電の
取り組みを中心とした「冬の省エネキャンペーン」の実施を予定していますので,
ご協力をお願いします。
○参考
平成
年度暖房の実施期間 平成
年
月
日∼翌
月
日
平成
年度暖房の実施期間 平成
年
月 日∼翌
月
日
※平成
年度は高温水ボイラの更新工事のため,暖房開始日を平年より遅らせま
した。また,暖房終了日は暖冬のため予定より
日間短縮しました。
筑波大学・アジア太平洋経済協
筑波大学では,本学に起源する日本の授業研究を世界の教育の質の改善に役立てる
力()国際会議の開催に
ため,筑波大学・アジア太平洋経済協力()国際会議「授業研究による算数・
ついて
数学教育の革新(Ⅲ)−伝えあい深めあう活動を通して子どもの考えを育てる−」
を開催します。皆様のご参加をお待ちしています。
日 時:
月
日(日)∼
日(金)
場 所:東京,金沢
主 催:筑波大学
共 催:文部科学省,金沢大学,
(タイ)
後 援:独立行政法人国際協力機構(
)
,日本数学教育学会,日本科学教育学会
Ⅰ.公開シンポジウム/東京セッション(同時通訳付/要申込/無料)
○
月
日
(日):表現と話し合い
時 間:
:
∼(受付開始
:
)
会 場:
国際協力総合研修所(東京,市ケ谷駅徒歩
分)
◆基調講演
・中原忠男日本数学教育学会会長(環太平洋大学教授)
表現を通して数学的な考え方を育てる:表現体系の活用
・坪田耕三附属小学校副校長
これからの日本の算数授業の在り方:子どもの心を惹き付ける授業づくり
・
氏(オランダ・フロイデンタール研究所)
仮題「教科書を通して表現活動をデザインする」
“
”
◆公開授業
・授業者:坪田附属小学校副校長/附属小学校
年生
テーマ:算数の表現と話し合い
◆パネルディスカッション&ワーキンググループ
・パネラー:細水保宏教諭(附属小学校),夏坂哲志教諭(同)他
○
月
日(月):練り上げ−振り返りと論駁,論証
時 間:
:
∼(受付開始
:
)
会 場:
国際協力総合研修所
◆基調講演
・根本 博教授(茨城大学,前文部科学省主任視学官)
数学教育と反省的経験:数学理解における『学びほぐす』ことの意義
・田中博史教諭(附属小学校)
子どもの『例えば』『だって』『もしも』『だったら』を育てる算数授業:
『語
り始めの言葉』に着目して授業を創る
・
氏(米国・カリフォルニア大学サンディエゴ校)
・仮題「子どもが説明することから論証力を育てる」
“
”
◆公開授業
・授業者:田中博史教諭/附属小学校
年生
テーマ:コミュニケーション
◆パネルディスカッション&ワーキンググループ
・パネラー:山本良和教諭(附属小学校),盛山隆雄教諭(同)他
Ⅱ.専門家会合/金沢セッション(要事前登録)
○
月
日
(水)
会 場:金沢大学教育学部附属小学校ホール
午 前:公開授業者 橋田真由美氏/金沢大学附属小学校
年生,協議会
午 後:ワーキンググループ
○
月
日
(木)
会 場:同附属中学校ホール
午 前:公開授業 松原敏治氏/同中学校
年生,協議会
午 後:ワーキンググループ
○
月
日
(金)
総括と研究計画
組織委員会:礒田正美准教授(プロジェクト代表者,組織委員長,人間総合
科学研究科)
,清水静海准教授(東京セッション実行委員長,人間総合科学研究科)
,
大谷実氏(金沢セッション実行委員長,金沢大学),馬場卓也氏(広島大学),齋藤
昇氏(鳴門教育大学),服部勝憲氏(同),小原豊氏(立命館大学),岸本忠之氏(富
山大学)
,吉田稔氏(信州大学)
,西谷泉氏(群馬大学)
,二宮裕之氏(埼玉大学),
大久保和義氏(北海道教育大学)
申込先:
問合せ:教育開発国際協力研究センター(
)
,
:
シンポジウム「世紀のウエル
シンポジウム「
世紀のウエルネスとイノベーション“
ネスとイノベーション」の開催
”
」
を以下のとおり開催します。聴講は無料ですので,奮ってご参加くだ
について
さい。
主 催:筑波大学,日本医療政策機構
協 力:つくばウエルネスリサーチ,データ,大塚製薬,オムロンヘルスケ
ア,損保ジャパン,地域交流センター,(財)日本ウエルネス協会
日 時:
月
日(木) :
受付開始 :
∼
:
場 所:東京コンファレンスセンター・品川(品川駅港南口から徒歩
分)
プログラム:
:
受付開始
:
∼ :
開会の挨拶 山田信博理事・附属病院長
シンポジウムの主旨説明 久野譜也准教授(人間総合科学研究科,
シンポジウム実行委員会)
:
基調講演
:
∼
:
辻哲夫氏(厚生労働省顧問・前事務次官)
:
∼
:
黒川清氏(日本医療政策機構代表理事・内閣特別顧問)
:
∼
:
生駒俊明氏(科学技術振興機構センター長)
:
∼
:
「予防による健康づくりの社会的意義を考える」
パネリスト 黒川清氏,生駒俊明氏,関英一氏(厚生労働省健康
局生活習慣病対策室長)
司会 近藤正晃ジェームス氏(日本医療政策機構副代表理事)
:
∼
:
「健康づくりと社会保障制度の連関を考える」
パネリスト 林芳正氏(自民党参議院議員),古川元久氏(民主党
衆議院議員),松田晋哉氏(産業医科大学教授),今村聡氏(日本
医師会常任理事)
,健康保険組合連合会(調整中)
,渡辺俊介氏
(日本経済新聞論説委員)
司会 駒村康平氏(慶應義塾大学経済学部教授)
:
∼
:
「予防による健康づくりのフロンティアとは」
パネリスト 久住時男氏(新潟県見附市長),信友浩一氏(九州大
学医学部教授),橋本正洋氏(企画調整部部長・元経済産業
省サービス産業課長),攝津浩義氏(大塚製薬専務執行役員)
,小
澤正彦氏(損保ジャパンヘルスケア事業開発部長),吉田和正氏
(インテル代表取締役共同社長),安倍孝治氏(ワールド健康保険
組合専務理事)
司会 久野譜也准教授(人間総合科学研究科)
:
∼
:
シンポジウム総括
近藤正晃ジェームス氏(日本医療政策機構副代表理事・シン
ポジウム実行委員会)
:
∼
:
懇親会
※登壇者,プログラムは変更になる場合があります。
定 員:
名(完全予約制です。)
に
申込方法:氏名,ふりがな,ご所属,役職,懇親会参加の有無を明記し,
てお申込ください。
:
申込締切:
月
日(月)
参加登録通知:参加登録が確定した方には事務局より最終プログラムを添えて,
にて連絡します。
事 務 局:人間総合科学研究科久野研究室(
)
:
∼
:
に懇親会(会費
,
円)も予定しています。
そ の 他:
年筑波アジア農業教育セ
年筑波アジア農業教育セミナー(
)が,以下のとおり開催されます。
ミナー(
)の開催に
参加無料ですので,多数の方々の参加をお待ちしています。
ついて
テーマ:アジア・太平洋地域における参加型アプローチを通じた持続的地域水資源
管理と環境保全
会 場:大学会館特別会議室
日 時:
月
日(水),
日(木) :
∼
:
講演者:
月
日
・
(
(
),アフガニスタン)
・
(
,インド)
・
(
,
,韓国)
・
(
,スリランカ)
講演者:
月
日
・
(
,米国)
・
(
,タイ)
・
(
,ベトナム)
・
(
)
主 催:農林技術センター,日本ユネスコ国内委員会
共 催:
(独)
国際協力機構 筑波国際センター(
),附属坂戸高等学校
問合せ:農林技術センター
(
,
)
平成19年度学長主催外国人留
学長主催外国人留学生懇談会を次のとおり開催します。今年度新たに入学した外国
学生懇談会の開催について
人留学生を歓迎するとともに,本学外国人留学生,指導教員,関係教職員,チュー
ター及び学外関係者が懇談の機会を持つことによって相互の親睦を図ることを目的
としています。
また,懇談会に先立ち,地域団体等と留学生受入れに伴う様々な問題及び留学生の
支援事業についての意見交換会も開催します。
日 時:
月
日(火) :
∼
:
(受付
:
∼
:
)
場 所:
棟大食堂
問合せ:留学生センター(
)
第回知的コミュニティ基盤
知的コミュニティ基盤研究センターでは,本センターの研究領域に関する分野にお
研究センター研究談話会の開催
ける最新の研究成果や話題について研究談話会を開催しています。事前の申し込み
について
は必要ありませんので,どなたでも自由にご参加ください。
日 時:
月
日(火) :
∼
:
(質疑込み
時間)
場 所:筑波キャンパス春日地区 情報メディアユニオン
階共同研究会議室
講 演 者:豊田正史准教授(東京大学生産技術研究所) タイトル:大規模なウェブの構造とその変遷を探る
概 要:
は膨大な文書の集合であると同時にハイパーリンクで結合された文
書の巨大なネットワークでもある。
ページは,生成,更新,および
消滅の過程を経て日々変化しており,それに応じて
のリンク構造も
動的に変化を続けている。
に現れる話題の大域的な構造を把握し,
その変化を追跡することは,実社会に起きる事象の背景や予兆を探る上
で有用と考えられるが,直近のスナップショットしか検索できない現状
の検索エンジンでこれを達成することはできない。我々は,
の過去
から現在に至る履歴を蓄積するアーカイブを構築し,様々な手法を用い
て
の空間構造および時系列変化の分析を行っている。本講演では,
の構造を俯瞰するコミュニティ地図の自動生成,その発展過程抽出
手法をはじめとする様々な
時空間分析手法を紹介する。
問 合 せ:知的コミュニティ基盤研究センター
,
:
公開講座『発達障害の科学と実
世紀プログラム拠点「こころを解明する感性科学の推進」における精神機能
践』の開催について
障害学グループの研究成果発表とともに,関連する話題についての公開講座を開催
することとなりましたのでご案内いたします。
午前中は学術的内容の発表,午後は実践的な内容の発表が中心となる予定です。学
術的内容の発表につきましては,教員がその発表の意味内容を一般の方にもご理解
いただけるよう解説します。
入場無料で,どなたでも参加できますので,たくさんの方々のご参加をお待ちして
います。
日 時:
月
日(日) :
∼
:
(開場 :
)
会 場:大学会館ホール
最寄りバス停:筑波大学循環バス「大学会館前」
定 員:
名(先着順:定員に余裕のある場合は,当日の参加申込も可能ですが,配
付資料の用意等の関係で,できるだけ事前にお申し込みくださるよう,お
願いいたします。)
プログラム(予定)
特別講演:
・山形崇倫准教授(自治医科大学小児科)
自閉症の遺伝学(仮題)
関連発表:大学院生の発表と教員による解説
・宮本信也教授(人間総合科学研究科)他
自閉症における社会情報の処理
・園山繁樹教授(同)他
自閉症児に対する応用行動分析による介入
・堀 正士准教授(同)・岡崎慎治講師(同)
高等教育機関における発達障害のある学生への支援
・宇野 彰准教授(同)他
発達性読み書き障害について
実践講座:
・園山繁樹教授
自閉症児者支援における視覚手がかりの活用
申 込:お名前,ご連絡先,ご職業,公開講座への参加希望の旨を明記のうえ,以
下まで,
,
又は郵便(ハガキ可)でお申し込みください。
・
:
・
問合せ:総合研究棟
号室 世紀事務局
その他:プログラム等の詳細は,決定次第,ホームページ
(
)に掲載します。
第回うしく現代美術展の開
第1
3回うしく現代美術展が以下のとおり開催されます。本学関係者も出品します
催について
ので,ぜひご高覧ください。
なお,入場は無料です。
会 期:11月18日(日)∼12月1日(土)
※11月26日(月)は休館
会 場:牛久市中央生涯学習センター,牛久市女化青年研修所
時 間:10:00∼16:30(入館は16:00まで)
※最終日:中央生涯学習センターは16:00まで
女化青年研修所は15:00まで
本学関係出品者:
◆現教員(人間総合科学研究科)
田代 勝教授 (彫 塑) 中村義孝教授 (彫 塑)
藤田志朗教授 (日本画) 太田 圭准教授(日本画)
仏山輝美准教授(洋 画) 程塚敏明准教授(日本画)
森岡 隆准教授( 書 ) ◆旧教員 山本文彦筑波大学名誉教授(洋 画)
◆在学生 星 美加氏(人間総合科学研究科(博士課程後期1年),洋 画)
◆O B
加藤 修氏 (洋 画) 北澤茂夫氏 (洋 画)
太田泰助氏 (日本画) 水見 剛氏 (日本画)
エリザベス・ロブレス氏 (立 体) 後藤雅宣氏 (デザイン)
問合せ:牛久市教育委員会生涯学習課
(
)
第回筑波大学附属小・中・高
附属小・中・高等学校体育科・保健体育科では,一昨年・昨年度に引き続き平成
等学校体育・保健体育科合同研
年度も小・中・高の授業の一貫性をテーマに,第回筑波大学附属小・中・高等学校
究会の開催について
体育・保健体育科合同研究会『小・中・高「体育・保健体育科」授業の一貫性につ
いて考える」 −基本の運動・ダンスを中心に−』を以下のとおり開催することにし
ました。第
回目の研究会では,基本の運動やダンスを題材にした小・中・高の授業
を公開し,その基本的な考え方や授業の構成・進め方などを切り口に研究協議を行
いたいと考えています。
なお,今年度の研究会は附属中学校の研究協議会にあわせて開催します。講演は,
安彦忠彦教授(早稲田大学教育学部)による「最近の教育改革と小中高一貫教育の
可能性」をテーマとしています。奮ってご参加ください。
日 時:
月
日(土) :
∼
:
会 場:附属中学校・附属高等学校(〒
東京都文京区大塚
)
企画・主催:附属小・中・高等学校体育・保健体育科,附属中学校研究部,附属学
校教育局
日 程:
○受付 :
○講演(全体会) :
∼
:
「最近の教育改革と小中高一貫教育の可能性」
講師 安彦忠彦教授(早稲田大学教育学部)
○公開授業 :
∼
:
小学校:清水 由教諭(附属小学校)
年男女,基本
の運動
年男女,ダンス
:
∼
:
中学校:七澤朱音教諭(附属中学校)
:
∼
:
高等学校:宮崎明世教諭(附属高等学校)
年女子,
ダンス
○研究協議 :
∼
:
司会進行 小山 浩教諭(附属中学校)
授 業 者 清水教諭,七澤教諭,宮崎教諭
講 師 村田芳子教授(人間総合科学研究科)
参加費:一般
円,学生
円
※学生については体育・保健体育科研究会のみの参加の場合は無料となり
ます。
申込先及び問合せ:附属中学校保健体育科 関野 〒
東京都文京区大塚
:
(代表),
(保健体育科準備室)
※事前連絡ができない場合には当日も受付けます。
その他:・昼食については,弁当販売をご利用いただくか,各自でご準備いただく
ようお願いします。
・ビデオやカメラを用いての撮影や録音についてはご遠慮願います。
●各種表彰等
山村泰久講師が年度日本
山村泰久講師(数理物質科学研究科,化学専攻)が,
熱測定学会奨励賞を受賞
年度日本熱測定学会奨励賞を受賞しました。受賞題目
は,
「負の熱膨張物質の熱力学的特性と相転移現象」で
す。この賞は,満
歳に達しない者を対象とし,熱測定
に関する先導的,開拓的な優れた研究業績を挙げ,その
研究のさらなる発展が期待される個人に授与されるもの
です。山村講師の熱力学的手法を取り入れた負の熱膨張
物質に関する研究業績が顕著であると認められ,受賞に
至りました。
岡本栄司教授,
岡本栄司教授(システム情報工学研究科,リスク工学専攻)
研 究 員 が
において
及び
研究員(同)が,
月,オーストリアの
を受賞
ウィーンで開催された
(
)において,
を受賞し
ました。
受賞論文は,
(
(
),
)及
び
(
(
),
)と
“
ともに執筆したもので,タイトルは,
”です。
(岡本研究室にて)
主催(
)
の本会議は,暗号のハードウェア実装に関して世界トップ
レベルのものです。世界
ヵ国から,
の投稿論文中,厳
正な審査の結果選ばれた
件の優秀論文のうちのひとつと
して選ばれたものです。
田島淳史准教授が「平成年度
田島淳史准教授(生命環境科学研究科,農林技術センター)が「平成
年度全国大
全国大学農場教育賞」を受賞
学農場教育賞」を受賞しました。この賞は,フィールド科学の教育に顕著な貢献し
た者に対して授与されます。
今回の受賞業績は「わが国における農学教育カリキュラムの分析によるフィールド
サイエンスセンター教育構築へのアプローチ」です。田島准教授を中心とする農林
技術センターの研究グループが,
年以降に日本の農学関連大学で開講された全
ての農学教育カリキュラムをデータベース化し詳細に分析したこと,明治時代から
現在に至るまでの日本の大学における農学教育の歴史的
発展過程を
期に分類しうることを明らかにしたことな
どが評価されました。一連の研究成果は日本国内のみな
らず,,,国連大学などが主催する数
多くの国際会議で発表されるとともに,日英両語で書か
れた書籍として出版されました。
農学教育カリキュラムデータベースに収録されている
データ総数は現時点で
万件を超え,現在も毎年約
万
件のデータが精力的に追加されています。これらの業績
は,フィールドサイエンスセンターにおける未来の農学
教育をデザインする際の有用な基礎情報として,各方面
から大きな期待が寄せられています。
茂呂雄二教授の研究室の論文
茂呂雄二教授(人間総合科学研究科,心理学系)研究室の論文が
年度日本教育
が年度日本教育心理学会優
心理学会優秀論文賞をダブル受賞しました。受賞対象となったのは以下の共著論文
秀論文賞をダブル受賞
です。
・田島充士氏(前特別研究員,現聖徳大学非常勤講師)
,茂呂雄二(
)
:科学的
概念と日常経験知間の矛盾を解消するための対話活動を通した概念理解の検討 教育心理学研究
,
,
.
・香川秀太氏(前特別研究員,現技術
補佐員),茂呂雄二(
)
:看護学
生の状況間移動に伴う「異なる時間
の流れ」の経験と生成−校内学習か
ら院内実習への移動と学習過程の状
況論的分析− 教育心理学研究
,
左:田島氏
右:香川氏
,
.
礒田正美准教授,清水静海准教
礒田正美准教授(人間総合科学研究科,教育開発国際協力研究センター),清水静海
授が,アジア・太平洋経済協力
准教授(人間総合科学研究科)が,アジア・太平洋経済協力()人材養成部
()プロジェクトを受託
門より,タイ・コンケン大学と共同で
年度「授業研究による算数数学教育の革
新∼数学的コミュニケーション能力の育成」プロジェクト(
,
ドル)を受
託しました。では,各国・地域の情報化,数学・理科,英語,学校経営の改
善に取り組んでいます。本プロジェクトは,本学に起源する授業研究を
ヵ
国・地域の教育の質の改善ツールとして活用します。本プロジェクトは,例年,
月ないし
月に日本で国際会議を持ち,各国の授業研究課題と確定します。
月から
月まで,各国で授業研究を行い,
月
にタイで成果会合を持ち,
月から
月まで,教員研修教材を開発する計画
で進展します。受託経費は,主として
ヵ国・地域の専門家会合に出席する
途上国関係者の旅費として利用されま
す。
左:礒田准教授
右:清水准教授
高橋智教授が年度の内藤
高橋智教授(人間総合科学研究科,分子情報・生体統御医学専攻,生命科学動物資
記念科学奨励金(研究助成)に
源センター)が,
年度の内藤記念科学奨励金(研究助成)に採択されました。
採択
内藤記念科学振興財団は,人類の疾病の予防と治療に関する自然科学の研究を奨励
し,もって学術の振興および人類の福祉に寄与することを目
的として,エーザイ(株)の創業者内藤豊次氏及びエーザイ株
式会社の出捐により,昭和
年に設立されました。人類の健
康の増進に寄与する自然科学の基礎的研究に対し,研究助成
を行うものです。同教授は,
「大
群転写因子の細胞分化と
疾患発症における機能解析」というテーマで,主に動脈硬化
病巣形成における大
群転写因子の機能解析を行う予定
です。
佐々木恵美講師が第回全国
佐々木恵美講師(人間総合科学研究科,臨床医学系(精神医学))は,
月
,
日
大学保健管理研究集会において
に行われた第
回全国大学保健管理研究集会において,優秀演題賞を受賞しまし
優秀演題賞を受賞
た。本研究集会は,学生が心身ともに健康で有意義な生活が送れるように,各大学
において取り組んでいる保健管理の経験及び種々の問題に関する調査・研究の成果
を発表・討議することにより,大学における保健管理の一層の充実と発展を図るこ
とを目的としており,今回は,「大学全入時代における保健管理とは」をテーマに
開催されたものです。
谷口祥一教授が年度日本
谷口祥一教授(図書館情報メディア研究科)が
年度日本図書館情報学会賞を受
図書館情報学会賞を受賞,同教
賞しました。受賞対象となった図書は,“
授指導の図書館情報メディア研
”
(ひつじ書房,
)です。この賞は前年度に刊行
究科年鴇田拓哉氏が同学会奨
された図書を対象に選考が行われ授与されるものです。
励賞を受賞
また,同教授指導の図書館情報メ
ディア研究科
年鴇田拓哉氏(博士後
期課程)が,
年度日本図書館情
報学会奨励賞を受賞しました。受賞
対象となった論文は「電子資料を対
象としたモデルの展開」です。
この賞は同学会誌に掲載された前年
度の論文の中から優秀な論文を表彰
するものです。
谷口教授(右)と鴇田氏
山本芳嗣教授指導のシステム情
山本芳嗣教授(システム情報工学研究科)指導のシステ
報工学研究科年流王智子氏が
ム情報工学研究科
年流王智子氏(社会システム工学専
日本オペレーションズ・リサー
攻)は,その卒業論文「順序付け尺度のゲーム論的解釈
チ学会第回学生論文賞を受賞
と数値計算による検証」により,日本オペレーションズ・
リサーチ学会第
回学生論文賞を受賞しました。
なお,この論文は今年度の学生論文賞受賞論文
篇中,唯
一の卒業論文でした。
王碧昭教授指導の生命環境科学
王碧昭教授(生命環境科学研究科,生命産業科学専攻)
研究科年小室俊輔氏が,第
指導の生命環境科学研究科
年小室俊輔氏(生物資源科学
回日本生物工学会・生体医用工
専攻,細胞組織再生工学研究室)は,第
回日本生物工
学人工臓器分野において最優秀
学会・生体医用工学人工臓器分野において,「クリニカル
学生発表賞を受賞
マテリアルとしての
単離・培養法の開発」の課
題発表により最優秀学生発表賞を受賞しました。この賞
は,同大会の
部会が学部・修士課
程の学生の口頭発表において最も優れた研究発表と認め
たもので,同部会長より表彰状が授与されました。
氷鉋揚四郎教授指導の農学研究
氷鉋揚四郎教授(生命環境科学研究科,持続環境学専攻)指導の農学研究科平成
科究科平成年度修了生のワ
年度修了生のワルダトゥル アクマム博士(農林工学専攻,現ラジャヒ大学准教
ルダトゥル アクマム博士が日
授)
)は,日 本 地 域 学 会 第
回 年 次 大 会 に お い て,博 士 論 文“
本地域学会第回学会賞「田中
啓一賞(博士論文賞)
」を受賞
回学会賞「田中啓一賞(博士論文賞)
」
”
に対し,日本地域学会第
及び環境科学研究科平成年
を受賞し,表彰されました。
度修了生の三橋幹太氏が日本地
この賞は,故田中啓一氏(日本大学)の日本地域学会における業績と貢献を顕彰し,
域学会第回学会賞「修士論文
かつ同氏に敬意を表すことを目的として創設されました。今年度は経過措置で過去
賞」を受賞
年間の学会関係者が指導した学生の博士論文が特に優秀と認められるものに対し
て,授賞されました。アクマム氏は
名の表彰者の一人です。
また,同教授指導の環境科学研究科平成
年度修了生の三橋幹太氏(環境科学専攻,
(現
(株)
データ))は,同学会第
回年次大会において,修士論文「東京都にお
ける新エネルギー利用による環境負荷削減効果に関する研究」に対し,日本地域学
会第
回学会賞「修士論文賞」を受賞し,表彰されました。
この賞は,修了後
年以内(今年度は経過措置で過去
年間)で,その論文が特に優
秀と認められるものに与えられるもので,今年度から設定された賞であり,
名の表
彰者の一人です。同学会は,地域に関する総合的で学際的な学術研究の進展をはか
り,地域科学の進歩発展に貢献することを主旨に昭和
年に設立された学会です。
アクマム博士
三橋氏
小川俊樹教授,
小川俊樹教授(人間総合科学研究科,ヒューマン・ケア科学専攻,臨床心理学分野)
,
講師及び秋山佳代技術専門職員
講師(数理物質科学研究科,化学専攻)及び秋山佳代技術専門職員
が
に掲
(人間総合科学等支援室)は,それぞれ伝統ある
版
の
に掲載されることになりました。小川教授は,心理査
載される
定,特にロールシャッハ法に関する研究が評価されたこと,
講師は,近年の優れ
た研究業績が国際的に評価の高い学術書及び化学雑誌で発表されたことによるもの
です。また,秋山技術専門職員(博士)は,須藤伝悦技術専門官(人間総合科学等
支援室)と共同で,脳内活性物質の分布解析装置を開発し,様々な疾病の発症機序
を研究しています。特に,脳の研究で権威を持つ国際誌“
”に発表し
た「音楽による脳機能調節」の論文は,
ヵ月間を通じて最も注目された研究
として公表され,各国から講演依頼が
殺到していました。
この人名録は,世界的に権威のあるも
ので,様々な分野において世界的に優
れた業績を残した
ヵ国以上約
万
左:講師
右:秋山技術専門職員
人の人物情報が収録されています。
弥永真生教授が“
弥永真生教授(ビジネス科学研究科)が,
“
”
”
の準会員へ選考されました。“
”は
年オ
の準会員へ選考される
ヵ国
ランダ・ハーグで設立され,現在メンバーは,会員・準会員を合わせて世界
にまたがる
名です。新規会員は,既存会員による選考により指名されるもので,
弥 永 教 授 の 選 考 に つ い て は,
月
日,同 会 の
で あ る
氏より通知を受けたものです。
第7回全国障害者スポーツ大会
第
回全国障害者スポーツ大会(厚生労働省
(厚生労働省他主催)
で附属視覚
他主催)が,
月
∼
日,秋田県で開催
特別支援学校の選手が活躍
されました。
附属視覚特別支援学校からは,東京都代表
として陸上競技に
名の選手が出場し,次
の通り優秀な成績を収めました。
浦郷こずえさん(高等部
年):
走
位
(
秒
),
走
位(
秒
),松田英之
皆川春雄校長へ報告する選手と,祝福に来た
小学部の児童。前列向かって右から浦郷さ
ん,皆川校長,谷口さん,松田さん
さん(高等部
年):
走
位(
分
秒
),
走
位(
分
秒
(大会新記
走
位(
録),谷口真大さん(同):
分
秒
(大会新記録)),
走
位(
分
秒
(大会新記録))
第回関東聾学校卓球大会で
月
∼
日の
日間にわたり,山梨県甲府市の緑が丘スポーツ公園体育館で,第
回
附属聴覚特別支援学校卓球部女
関東聾学校卓球大会が行われ,参加した附属聴覚特別支援学校卓球部が女子団体戦
子が団体戦準優勝,第回全国
で準優勝を果たしました。準優勝のメンバーは,定野和沙さん,八百谷美希さん,
聾学校陸上競技大会で同校陸上
山本佐和子さん,工藤千佳さん,白井弘子さん,中川由貴さん,森川真椰さんの
名
競技部が男女アベック優勝(女
です。また,個人戦の結果は次のとおりです。
子は年連続回目,男子は年
部(高等部)
:定野和沙さん(ベスト
)
,八百谷美希さん(ベスト
)
,稲川直樹さん
ぶり回目)
(同)
,多田篤志さん(同),
位)
,遠藤奈津美さん
部(専攻科):石川竜弥さん(準優勝),篠原隆行さん(第
(同),加藤直志さん(ベスト
)
また,
月
,
日の
日間にわたり,茨城県笠松運動公園陸上競技場で第
回全国
聾学校陸上競技大会が行われ,同校は,総合得点で
部(高等部)女子が
連覇を,
また
部男子も
年ぶり
回目の優勝を飾ることができました。
位までの入賞者は
以下のとおりです。
部(高等部):男子
×
リレー
位
(田上さん,天野さん,堀口さん,菊地さん),
女子
×
リレー
位
(西村さん,大須賀さん,新留さん,川越さん),
大須賀麻衣子さん(
位)
,戸石鈴さん(
位−大会新,
位),神田祐太郎さん(
位,
位)
,堀口昂誉
さん(三段跳
位,走幅跳
位),天野貴博さん(走幅跳
位,
位)
,須藤有紀さん(
位,
位),杉山夏実さん(走高
位)
,新 留 和 恵 さ ん(走 幅 跳
位)
,古 屋 寛 喬 さ ん
跳
位,走 幅 跳
(
位),吉武麻奈恵さん(
位),川越美佳さん(
位),菊地勝昭さん(
位),杉山航さん(
位)
部(専攻科):渡邊麻友さん(
位,
位)
左:卓球部女子
右:陸上競技部
●「速報つくば」について
「速報つくば」の次回(通巻
号)の発行日は
月
日(水)です。原稿の提出は
月
日
(水)
の午前中までにお願いします。
学内行事,イベント情報及び職員サークル活動などの記事も募集しています。
なお,
「速報つくば」への寄稿に際しては,次の事項に留意ください。
◆できるだけ電子メールや電子メールへの添付ファイル等にしてください。
◆表彰関係記載項目については,受賞者氏名,所属,受賞名,簡単な賞の説明,受
賞対象論文名等(掲載誌のページ等は省略願います。)とし,授賞式の日時,場所
等については,必要がある場合等を除き,省略願います。
◆シンポジウム等の開催案内でシンポジウム等の概要を記す場合は,なるべく
字以内としてください。
◆簡潔に記載してください。
◆採用の原稿は,
上に掲載しますので,了承願います。また,文教速報(官庁
通信社発行)
,文教ニュース(文教ニュース社発行)及び(学生部発
行)等からの情報提供依頼があった場合は,掲載情報(写真等を含む。
)を提供し
ますので承知願います。
「速報つくば」の版は,次ので閲覧できます。
学内ニュース,写真の提供及び掲載内容への意見は広報課(
,
)
へお願いします。
:
電子メールで寄稿された方には,原稿受付等の返信メールを送りますので,ご確認
ください。なお,返信メールが届かない場合は,広報課までご連絡をお願いします。
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