Comments
Description
Transcript
会議資料1(50KB)(PDF文書)
平成21年度第20回(通算118回)都市経営戦略会議資料 都市局まちづくり推進部まちづくり総務課 平成21年10月2日 「資料1」 与野都市開発㈱の経営再建について 3.現状等 主な固定負債(H21.4 時点) 総額 11F 10F 9F 8F 7F 6F 5F 4F 3F 2F 1F B1 <B館>専有面積 21,047 ㎡ 供用面積 3,257 ㎡ 総面積 24,304 ㎡ 駐車場(会社所有) 駐車場(会社所有) 書楽(北与野エステート) 書楽(北与野エステート) 書楽・レストラン(北与野エステート) 書楽(北与野エステート)・小口テナント クィーンズ伊勢丹 ( ) 1Fの一部は会社外 2名が区分所有 2.与野都市開発株式会社経緯 H 1.11 資本金:3 億円(内さいたま市 現在:2.1 億円/70%) 会社設立 株主:さいたま市、埼玉りそな銀行 H 4. 4 市施行再開発事業保留床A・B館床取得(費用 63 億 500 万円) 資金調達 日本開発銀行 15 億円、市中金融機関 15 億円、建設協力金等 33 億円 ほか19者(金融機関、地権者等) 【※B館商業床共有分の 80%を取得、残りの 20%は4者(個人2、法人2)。 他に区分所有者2者存在⇒店舗及びコージェネレーション施設】 H 4.5 B館のキーテナント「忠実屋」(現:ダイエー)出店 H 7. 2 ダイエー撤退 H 8. 2 ダイエーに対し未払い賃料請求訴訟提訴 H 8.10 訴訟和解【①旧賃料の 7 割を 7 年間支払、②預り敷金は原状回復費と相殺、 ③預り保証金返済期間の 10 年から 20 年への延長 etc】 H 8.12 クィーンズ伊勢丹出店(B館地下 1F) H 9. 1 支払利息軽減のため、日本開発銀行からの借入金を市中金融機関へ借換 H 9. 7 北与野エステート(書楽)出店(B館 1∼4F) H14. 5 建設協力金(預り保証金)の償還開始 H18.11 都市経営戦略会議<結果、指示事項> ・企業診断を実施のうえ、再建方策案を再度戦略会議に諮ること。 ・市が債権放棄をする場合の対応策等について、他自治体事例を参考に検討を行うこと。 H19∼20 企業診断・経営再建策検討 H21.9∼ 金融機関との協議・今後ダイエーとの協議 H22.3 今年度末時点での想定現預金残額 1.3 億円 営業キャッシュフロー1.4 億円 毎年1.2億円の現預金の減少 内訳 屋上駐車場(供用) 約36.2億円 年(負債)返済額2.6億円 19.5億円 ダイエー保証金 会社含む5者共有 権利者 牛山興産 区分所有 1.アルーサ北与野概要 <A館> 専有面積 8,201 ㎡ 供用面積 1,175 ㎡ 総面積 9,376 ㎡ (牛山興産) 埼玉中小企業家同友会 Mio 新都心(武蔵野創業) Mio 新都心(武蔵野創業) Mio 新都心(武蔵野創業) Mio 新都心(武蔵野創業) Mio 新都心(武蔵野創業) 会議室(埼玉県) 創業ベンチャー支援センター他(埼玉県) 市(貸付) 会社 市(東京入国管理局) (駐車場)、 市(機械室) 14.3億円 6金融機関借入金 書楽、伊勢丹敷金 2.4億円 他、小口テナント敷金 22年度上期に資金ショート 破 産 4.経営再建案(市の支援内容) 経営コンサルの調査を踏まえ、様々なスキームを検討(別紙2参照)した結果 ①会社が有する長期債務の借換資金の支援等による条件変更(リスケジュール) ②金融機関が会社に対して有する貸付金債権の買取(担保保全が可能) ③ダイエーが会社に対して有する保証金債権の買取(大部分の担保保全が可能) のいずれかの支援により、会社の経営再建を図ることが望ましいと考えているが、 再建型の他に清算型も併せて8パターンのスキームを検討したことから、これらを 含めて、市、会社及び地域等にとって望ましい選択肢を客観的に検討いただくべく 専門家及び有識者からなる外部委員会に諮り、その審議結果を踏まえて、最終的な 方策を決定したいと考えている。 5.スケジュール(予定)・・・(詳細は別紙3参照) H21年10月 2日 都市経営戦略会議 10月 8日 外郭団体経営改革推進委員会 10月15日 外郭団体経営改革推進委員会 10月末∼11月初 外郭団体経営改革推進委員会より提言 9∼12月 債権者(㈱ダイエー及び6金融機関)との協議 (協議が整った場合) ↓ H22年 3月 2月定例会へ議案提出(補正予算議案)及び支援実施 ※会社の資金状況から、支援実施期限(タイムリミット)は22年3月末