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J-Link/J-Link for PC カタログ

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J-Link/J-Link for PC カタログ
J-Link/J-Link for PC
カタログ
2004 年 04 月
ご注意
(1) 本カタログの内容の一部または全部を無断転載することはご遠慮ください。
(2) 本カタログの内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3) 本カタログの内容については万全を期して作成しましたが、万一ご不審な点や誤り、記載漏れなど
お気づきのことがありましたらご連絡ください。
Microsoft、Windows、Windows NT は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における
商標または登録商標です。
その他、本カタログに記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
J−Link
J−Link
J−Link
for
PC
1
J−Linkは、
日本チェーンストア協会発行の「取引先データ交換標準通信制御手順(JCA 手順)」に
準拠したファイル転送プログラムで、取引先機能(端末)を提供します。
J−Linkは、
日本チェーンストア協会発行の「取引先データ交換標準通信制御手順(JCA 手順)」に
準拠したチェーンストア機能(センタ)を有する相手と接続し、センタからのデータを
端末にて受信する機能(配信機能)と、端末のデータをセンタへ送信する機能(集信機
能)を提供します。
J−Linkは、
Express5800/100,600(Express5800/610 スタンドアロン/ワークステーションモデ
ルは除く)シリーズ上で動作する「J-Link」と PC 上(AT 互換機)で動作する
「J-Link for PC」があります。それぞれ必須ソフトウェア/ハードウェアが異なります
のでご注意ください(詳細は動作環境を参照してください)。
J−Linkは、
GUI によるオペレータによる会話型転送機能、バッチファイルやコマンドによる一括転送
機能を提供します。
2
J−Link製品紹介
J−Linkは、
・Express5800/100,600(Express5800/610 スタンドアロン/ワークステーションモデルは
除く)シリーズ上で動作する「J-Link」と PC(AT 互換機)上で動作する「J-Link for PC」
があります。
「J-Link」は「ベーシック通信手順ライブラリ」を経由して、日本チェーンストア協会発行の
「取引先データ交換標準通信制御手順(JCA 手順)」に準拠したセンタ機能を有するコンピ
ュータとファイル転送をおこなう機能(取引先機能)をサポートします
「J-Link for PC」はインターコム社が提供する通信ソフト「Biware for Windows
(Biware32/BSC-PCI)」を経由して、日本チェーンストア協会発行の「取引先データ交換標準
通信制御手順(JCA 手順)」に準拠したセンタ機能を有するコンピュータとファイル転送を
おこなう機能(取引先機能)をサポートします
注)「ベーシック通信手順ライブラリ」および「Biware for Windows(Biware32/BSC-PCI)」に
ついての詳細は、以下のHPをご覧ください。
「ベーシック通信手順ライブラリ」:http://www.ace.comp.nec.co.jp/bsc/
「Biware for Windows(Biware32/BSC-PCI)」
:http://www.intercom.co.jp/bw/bsc/index.html
J−Linkは、以下の転送方法を提供します。
・GUI によるファイル転送
オペレータが画面を見ながら操作をおこない、ファイル転送を実現します。転送中のファイ
ル情報や実行結果を画面でリアルタイムに監視することができます。
サンプル画像:[ファイル転送ツール]
3
サンプル画像:[転送情報画面]
・コマンドによるファイル転送
画面操作を一切おこなわず、コマンドラインやバッチファイルからファイル転送を実現しま
す。
サンプル画像:[コマンドラインからのファイル転送画面]
4
・API を利用したファイル転送
ファイル転送をプログラムへ取り込めるように、利用者プログラムインタフェース(API)を
提供します。API を利用することにより、お客様のニーズに合わせたファイル転送プログラ
ムが実現できます。
関数インタフェース
形式
int
JCAFTR(hwnd, parafile, option)
HWND
hwnd;
char
*parafile;
char
*option;
戻り値
正常終了時 ・・・ 0
異常終了時 ・・・ 終了コードが返却されます
5
J−Link特長
●業界標準のJCA手順をサポート
J-Link では、日本チェーンストア協会発行の「取引先データ交換標準通信通信制御手順(JCA 手順)」
に準拠した端末側機能を提供します。
同手順に準拠したホスト側機能を有するソフトウェアとの通信が可能です。
●転送機能
・再送処理
転送途中でエラーが発生した場合、次回の転送でエラーが発生したデータから再送すること
ができます。
再送処理の設定は、パラメータ設定ツールにておこないます。
・複数起動
ファイル転送ツールを複数起動することにより、1台の端末から複数のセンタへファイル転
送をおこなえます。
※「J-Link for PC」では複数起動には対応していません
●データ編集機能
・コード変換機能
ファイル送信時にデータをJIS8コードからEBCDICコードに、受信時にEBCDI
CコードからJIS8コードに変換するよう指定できます。
コード変換機能の設定は、パラメータ設定ツールにておこないます。
6
●便利な環境設定ツール、保守ツールを提供しています
・環境設定ツール
システムおよびトレースファイルサイズに関する環境について設定します。
サンプル画像:[環境設定ツール]
※「J-Link」の場合の環境設定ツールの画像サンプルです。
「J-Link for PC」の場合の環境設定ツールとは異なりますので、ご注意ください。
[ヒストリ出力の形式]
ヒストリ出力の有無、形式を設定することができます。INI 形式と CSV 形式の両方の形式
のファイルを同時に出力することも可能です。
・INI形式
ヒストリファイルを Windows®の初期化ファイル形式で出力することができます。
ヒストリ表示ツールで参照する場合は、INI 形式で出力する必要があります。
・CSV形式
ヒストリファイルを CSV 形式で出力することができます。
ユーザ独自にヒストリを履歴を加工・利用する場合には、CSV 形式で出力してください。
「J-Link」では、CSV 形式表示用のツールは用意していません。
7
・パラメータ設定ツール
「J-Link」では、転送相手や、転送方向(集信/配信)、転送ファイル名など、転送に必要
な情報(パラメータ)を格納したファイルを「パラメータファイル」と呼んでいます。「パ
ラメータ設定ツール」を利用して、画面を見ながらパラメータファイルの項目を設定するこ
とにより、パラメータファイルが作成されます。
このパラメータファイルを指定することによって、「J-Link」はファイル転送をおこないま
す。
サンプル画像:[パラメータ設定ツール]
[レコード長の設定機能]
パラメータファイル毎にレコード長の長さを設定することができます。
ここで設定できるレコード長は、JCA 手順にて規定されている値です。
・回線種別が加入電話網のとき
選択肢:128/256バイト
・回線種別がISDN網のとき
選択肢:128/256/512/1024/2048バイト
8
[電文長不一致の場合の動作を選択する]
受信するファイルのレコード長と「レコード長」にて設定している値が異なっていた場合
の動作を指定します。
・電文出力
受信したデータをそのまま配信ファイルへ書き込みます。
・レコード出力
受信したデータが J-Link 設定のレコード長より長い場合は切り捨てます。受信したデータ
が J-Link 設定のレコード長より短い場合はスペースを付加します。
・異常終了
異常終了とします。
[再送機能]
前回おこなった転送の結果が異常終了の場合に、再送する際の要求方法を指定することが
可能です。
利用者(オペレータ)が転送開始時にダイアログボックスにて再送方法を選択する方法と、
あらかじめパラメータファイルにて再送方法を指定しておく方法があります。
・再送(続きから)
再送要求電文により前回エラーが発生したデータ以降のデータを要求します。
・開始
再送要求電文により前回エラーが発生したデータ以降のデータを要求します。
・再送(1件目から)
再送要求電文によりデータの1件目から要求します。
[次プログラム起動機能]
プログラム名と引数を指定して、ファイル転送終了後に起動することができます。
9
・ヒストリ表示ツール
転送結果や運転日付、転送件数等の履歴内容を確認することができます。ヒストリ表示ツー
ルは、INI 形式にて出力されたヒストリを表示することができます。
ヒストリ出力の有無は、環境設定ツールにて設定します。
サンプル画像:[ヒストリ表示ツール]
10
[ヒストリ日付画面]
転送日付一覧が表示されますので、この中から表示したい日付を選択します。
[ヒストリ一覧画面]
「ヒストリ日付画面」で選択した日付のヒストリ一覧画面が表示されます。
[詳細表示画面]
「ヒストリ一覧画面」で選択した転送結果の詳細が表示されます。
[パラメータ表示画面]
「詳細表示画面」で表示している転送結果で使用した情報(パラメータ)が表示されます。
[ヒストリファイル自動削除]
ヒストリファイルの保存日数を指定することにより、指定した保存日数を超えると、余分な
ヒストリファイルを古い順から自動的に削除することができます。
・オンラインヘルプ
機能や操作方法、パラメータの解説等を画面上で参照できます。
・リモートコントロール(Windows®95/98 は除く)
LAN 接続された別の端末から、離れた場所にあるJ-Link の操作を実現します。
・スケジューラ
指定した時間に指定したプログラムを起動することができます。
このスケジューラを利用することにより、J-Link の自動運転(指定した日時に、指定
したパラメータファイルで転送を開始)が可能になります。
●その他
・プログラム起動
ファイル転送終了後に指定したプログラムを起動することができます。
起動するプログラムの設定は、パラメータ設定ツールにて設定します。
11
J−Link動作環境
動作環境
J-Link
J-Link for PC
対象機種
Express5800/100、600 シリーズ
対応OS
Microsoft®Windows®2000Server
Microsoft®Windows®2000
Microsoft®Windows®2000AdvancedServer
Microsoft®WindowsNT® 4.0
Microsoft® Windows NT® Server 4.0
Microsoft® Windows® 95/98
Microsoft®Window
J-Link Ver3.0 より以下に対応します
クライアントOS用製品ですので対応予定
s®Server2003
Microsoft®Windows®Server2003
はありません
対応状況
Standard Edition,32-bit Enterprise Edition
Microsoft®Window
サーバOS用製品ですので対応予定はありませ
J-Link for PC Ver3.1 より以下に対応します
s®XP
ん
Microsoft®Windows®XP Professional
対応状況
注(1)
PC98-NX シリーズ、PC/AT 互換機
メモリ
2MB 以上
注(2)
2MB 以上
注(3)
ハードディスク
5MB 以上
注(2)
5MB 以上
注(3)
必須ソフトウェア
ベーシック通信手順ライブラリ
Biware for Windows
(Biware32/BSC-PCI)
通信ボード
※
高速回線ボード
インテリジェント通信アダプタ
V.24 高速多回線ボード
モデム/TA
※
DATAXCOM2400AAⅢ(電話型公衆回線)
Aterm110/30(ISDN)
通信回線
※
注(4)
電話型公衆回線
ISDN
通信速度
※
2400bps(電話型公衆回線)
9600bps(ISDN)
伝送制御手順
※
取引先データ交換標準通信制御手順(JCA 手順)
注(1) Express5800/610 スタンドアロン/ワークステーションモデルは除きます。
注(2) 「ベーシック通信手順ライブラリ」の使用量を加算する必要があります。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/bsc/をご覧ください。
注(3) 「Biware for Windows(Biware32/BSC-PCI)」の使用量を加算する必要があります。
詳細はhttp://www.intercom.co.jp/bw/bsc/index.htmlをご覧ください。
注(4) V25bis 準拠のモデムまたは TA
※
「J-Link」の場合、詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/bsc/をご覧ください。
「J-Link for PC」の場合、詳細はhttp://www.intercom.co.jp/bw/bsc/index.htmlを
ご覧ください。
12
J−Link価格
価格
型名
品名
UL1110-202
J-Link Ver3.0
希望小売
月額標準
価格
サポート料金
備考
150,000 円
1,900 円 注(1)
100,000 円
1,300 円 注(2)
(WindowsNT®版)
UL0110-312
J-Link for PC Ver3.1
(Windows®2000/Windows®98 版)
注(1) 「ベーシック通信手順ライブラリ」
+
高速回線/多回線ボードが必要となります。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/bsc/をご覧ください。
注(2) インターコム社の「BSC 手順用通信ソフト
+
インテリジェント通信アダプタ」が
必要となります(型番:Biware32/BSC-PCI)。
詳細はhttp:// www.intercom.co.jp/をご覧ください。
[添付マニュアル]
J-Link
「J-Link Ver3.0(WindowsNT(R)版)ユーザーズマニュアル」
J-Link for PC
「J-Link for PC Ver3.1(Windows(R)2000/Windows(R)98 版)ユーザーズマニュアル」
・NEC では本ソフトウェア製品をより一層ご活用いただくために、PP・サポートサービスをご用意
しております。万が一の時、疑問点を解決したい時にタイムリにお応えします。
また、バージョンアップ/アップデート物件のご提供や各種情報のご案内も行っております。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/support/pp/をご覧ください。
・サポート料金は、NEC が直接サービスを提供する場合の料金です。詳しくは、ご担当の NEC 営
業または、購入された販売店にご確認ください。
13
J−Link関連製品
関連製品
●J−Linkが動作するために必要な通信ドライバ
・ベーシック通信手順ライブラリ
「J-Link」が動作するために必要なドライバで、Windows®2000/WindowsNT®環境で
BSC 手順、JCA 手順、全銀協手順、レベル 2A/2B 手順を使用して相手局と通信する API
(利用者プログラムインタフェース)とその実行環境を提供するライブラリです。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/bsc/をご覧ください。
・Biware for Windows(Biware32/BSC-PCI)
「J-Link for PC」が動作するために必要なドライバで、Windows®98/WindowsNT®/
Windows®2000 環境で BSC 手順を使用して相手局と通信する API(利用者プログラムイン
タフェース)その実行環境を提供するライブラリです。
詳細はhttp:// www.intercom.co.jp/をご覧ください。
●JCA 手順に準拠したプロダクト
・J-Server
JCA 手順によるファイル転送をおこなう際の「センタ」側の機能を実現します。JCA 手順
に準拠する「端末」側の機能をもつシステム(J-Link 等)と公衆回線や ISDN を介して
ファイル転送をおこなうソフトウェアです。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/j-server/をご覧ください。
●全銀協手順に準拠したプロダクト
・F-Link
全銀協手順によるファイル転送をおこなう際の「端末」側の機能を実現します。全銀協手
順に準拠する「ホスト」側の機能をもつシステム(F-Server 等)と公衆回線や ISDN を介
してファイル転送をおこなうソフトウェアです。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/f-link/をご覧ください。
・F-Server
全銀協手順によるファイル転送をおこなう際の「ホスト」側の機能を実現します。全銀協
手順に準拠する「端末」側の機能をもつシステム(F-Link 等)と公衆回線や ISDN を介し
てファイル転送をおこなうソフトウェアです。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/f-server/をご覧ください。
14
●全銀協 TCP/IP 手順に準拠したプロダクト
・T-Link
全銀協 TCP/IP 手順によるファイル転送をおこなう際の「端末」側の機能を実現します。
全銀協 TCP/IP 手順に準拠する「ホスト」側の機能をもつシステム(T-Server 等)と LAN
を介してファイル転送をおこなうソフトウェアです。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/t-link/をご覧ください。
・T-Server
全銀協 TCP/IP 手順によるファイル転送を行おこなう際の「ホスト」側の機能を実現しま
す。
全銀協 TCP/IP 手順に準拠する「ホスト」側の機能をもつシステム(T-Link 等)と LAN
を介してファイル転送をおこなうソフトウェアです。
詳細はhttp://www.ace.comp.nec.co.jp/t-server/をご覧ください。
製品のお問合せは、http://www.ace.comp.nec.co.jp/mail.htmをご覧ください。
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J−Link注意事項
注意事項
●「J−Link」/「J−Link
for
PC」注意事項
・格納ディレクトリについて
インストールしたファイルは、すべて同一ディレクトリに格納してください。また、イ
ンストール後に、格納ディレクトリを移動しないでください。ディレクトリを変更する
場合は、アンインストール後、再インストールしてください。
・システムファイルについて
システムファイルとして次のファイルを使用します。
環境設定ファイル(JCAFT.ini)
メッセージファイル(JCAFT.msg)
パラメータファイル(xxxxxxxx.jtp)
‥
下線部は、ユーザ指定
ヒストリファイル(INI 形式)(yyyymmdd.jth) ‥
下線部は転送年月日
ヒストリファイル(CSV 形式)(JTyyyymmdd.csv)
‥
下線部は転送年月日
環境設定ファイル、パラメータファイル、ヒストリファイルは、それぞれ編集または表
示するためのツールが用意されています(メッセージファイルは編集する必要はありま
せん)。CSV 形式以外のファイルをテキストエディタなどで編集しないでください。編
集した場合、それ以降の動作は保証されません。
・簡易転送時のオペレータ介入について
簡易転送では、指定するパラメータファイルで「再起動時の自動復旧」を“オペレータ
介入する“と選択しても、オペレータの介入はできません。このような設定のときに、
前回の転送が異常終了していた場合には、次の転送の要求方法を自動的に“前回の続き
から”とします。
・ヒストリファイル格納ディレクトリの変更について
一度設定した「ヒストリファイル格納ディレクトリ」を変更すると、変更前のディレク
トリにあるヒストリは表示できなくなります。
・パラメータファイル名の入力について
パラメータファイル名として入力できる文字数は、フルパスで最大127桁です。[パ
ラメータ設定]ツールや、ファイル転送画面でファイル名のみ入力すると、「パラメー
タ格納ディレクトリ」、または「J-Link」をインストールしたディレクトリと連結され、
フルパスで表示されますが、フルパスが127桁を超えた場合、それ以降のファイル名
は切り捨てられます。
16
・スケジューラについて
スケジュール情報で、追加/変更/削除をおこなった場合は、一旦スケジューラを停止
して開始しなおしてください。
・リモートコントロールについて
リモートサーバおよび EDI サ−ビスの起動アカウントは、「コントロールパネル」→
「サービス」で変更することができます。
●「J−Link」注意事項
・伝送ブロック長の設定について
[パラメータ設定]ツールで設定する「レコード長」が、「ベーシック通信手順ライブラ
リ」のSGツールで指定した「伝送ブロック長」よりも長くなった場合、データはET
B分割され送信されてしまいます。ETB分割されての送信は、JCA手順ではサポー
トされていないためエラーになりますので、「ベーシック通信手順ライブラリ」のSG
ツールの「伝送ブロック長」には、公衆回線の場合 256 バイト、ISDNの場合 2048
バイトを設定するようにしてください。
・電話番号について
電話番号は、「ベーシック通信手順ライブラリ」の SG ツールで設定する「ダイアル番
号」と、J-Link の[パラメータ設定]ツールで設定する「相手電話番号」の2つがあり
ますが、どちらか一方は、省略することができます。両方に電話番号を設定した場合、
[パラメータ設定]ツールで設定した「相手電話番号」が優先されます。
また、どちらにも設定されなかった場合は、発信はおこなわれません。
・「ベーシック通信手順ライブラリ」の通信制御モジュールの起動について
J-Link を開始させる前に、必ず「ベーシック通信手順ライブラリ」サービスを開始して
ください。
●「J−Link
for
PC」注意事項
・ディレクトリ構成について
「Biware for Windows」が呼び出された場合、W32BIW.dll∼W32BIW4.dll は、カレ
ントディレクトリを参照し、BTAM.FMT ファイルを読み込みます。その他のディレク
トリは参照しません。そのため、W32BIW.dll∼W32BIW4.dll および BTAM.FMT の
「Biware for Windows」の提供ファイルは、J-Link と同じディレクトリにコピーして
通信をおこなってください。
17
・伝送ブロック長の設定について
送信時に、[パラメータ設定]ツールで指定した「レコード長」の長さが[環境設定]
ツールで指定した「最大送信ブロック長」よりも長くなった場合、データは ETB 分割
され送信されてしまいます。ETB分割されての送信は、JCA手順ではサポートされ
ていないためエラーになりますので、「環境設定」ツールで設定する「最大送信ブロッ
ク長」は、[パラメータ設定]ツールで設定する「レコード長」と同じ長さか、それより
も大きい値を設定してください。
・使用する回線について
回線構成において、ISDN の2線式には対応しておりません。ISDN で使用される場合
は、相手ホストの回線構成を4線式に設定してください。
・リモートコントロールについて
リモートサーバは、WindowsNT®および Windows®2000 でのみ提供される機能です。
Windows®98 には対応していません。
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J-Link/J-Link for PC
カタログ
発行元
NEC ソリューションズ
コンピュータソフトウェア事業本部
第二コンピュータソフトウェア事業部
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