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授業内容 - 淑徳大学短期大学部

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授業内容 - 淑徳大学短期大学部
W434×H210 DIC266
2014 授 業 内 容
授業内容
2014
SHUKUTOKU
JUNIOR COLLEGE
SHUKUTOKU JUNIOR COLLEGE
2014_短大シラバス_表紙.indd 1
14/03/19 16:40
〔注記〕
1.(単位)に○印で示されている科目は卒業必修科目
2.コース名は次のように略します。
社会福祉コース 社
児童福祉コース 児 医療事務・秘書コース 医
介護福祉コース介
こども学科  こ
3.複数のコースで開講している科目は頁、教員をまとめてあります。
目 次
教 養 科 目
(授 業 科 目 名)
(コース)
(学年)
宗教
社・医・介
1
石上 善應・梅原 基雄
②……
1
宗教
こ
1
石上 善應・名和 清隆
②……
2
社・医・介・こ
1
石上 善應・名和 清隆
②……
3
共生論
共生論
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
こ
1
塩 野 敬 祐
②……
4
文学
社・医・介・こ
1・2
齋 藤 晴 美
2……
5
哲学
社・医・介・こ
1
浅 川 英理子
2……
6
経済学
社・医・介・こ
2
望 陀 芙美子
2……
7
社会学
介・こ
1
阿 部 孝 志
2……
8
社会学
社・医・こ
1
三田寺 裕 治
2……
9
心理学
社・医・介・こ
1・2
井 上 典 子
2……
10
法学(日本国憲法)
社・医・介・こ
1・2
梅 原 基 雄
2……
11
社・医
2
梅 原 基 雄
2……
12
権利擁護と成年後見制度
情報処理演習Ⅰ
社・こ
1
山 本 敏 子
1……
13
情報処理演習Ⅰ
医・こ
1
小 杉 誠 司
1……
14
情報処理演習Ⅰ
介・こ
1
大 野 正 幸
1……
15
情報処理演習Ⅰ
こ
1
東 出 一 洋
1……
16
情報処理演習Ⅱ
医・こ
1・2
小 杉 誠 司
1……
17
情報処理演習Ⅱ
医・こ
1
大 野 正 幸
1……
18
情報処理演習Ⅱ
社・介・こ
1・2
東 出 一 洋
1……
19
情報処理演習Ⅱ
こ
1
山 本 敏 子
1……
20
情報処理演習Ⅲ
社・介
1・2
山 本 敏 子
1……
21
情報処理演習Ⅲ
こ
2
小 杉 誠 司
1……
22
2014_短大シラバス_目次.indd 1
14/03/19 18:15
教 養 科 目
(授 業 科 目 名)
(コース)
(学年)
(担 当 教 員)
英語Ⅰ
社・介
1
スティーブ・マグラー
(単位)
①……
(頁)
23
英語Ⅰ
医・こ
1
岡 本 修
①……
24
英語Ⅰ
こ
1
甲 田 直 喜
①……
25
英語Ⅰ
こ
1
松 崎 武 志
①……
26
英語Ⅱ
社・介
1
スティーブ・マグラー
①……
27
英語Ⅱ
医・こ
1
岡 本 修
①……
28
英語Ⅱ
こ
1
甲 田 直 喜
①……
29
英語Ⅱ
こ
1
松 崎 武 志
①……
30
英語Ⅲ
社・医・介
2
スティーブ・マグラー
2……
31
英語Ⅲ
こ
2
甲 田 直 喜
2……
32
英語Ⅳ
社・医・介
2
スティーブ・マグラー
2……
33
英語Ⅴ
社・医・介・こ
2
ネルソン・リカルド・ルナ
2……
34
英語Ⅵ
社・医・介・こ
2
ネルソン・リカルド・ルナ
2……
35
健康科学論
社・医・介
1・2
中 西 一 弘
1……
36
健康科学論
こ
1
荒 井 迪 夫
1……
37
体育実技
社・医
1
中 西 一 弘
1……
38
体育実技
介
2
中 西 一 弘
1……
39
体育実技
こ
1
荒 井 迪 夫
1……
40
社・医・介・こ
1
畠 山 英 治
2……
41
こ
2
矢 治 夕 起
1……
42
就職支援講座(文章表現)
就職実践講座
2014_短大シラバス_目次.indd 2
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専 門 科 目
健康福祉学科 社会福祉専攻 社会福祉コース 1年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉概論Ⅰ
塩 野 敬 祐
②……… 43
社会福祉演習Ⅰ
梅原 基雄・樋田 幸恵
②……… 44
医学概論
尾 島 正 幸
2……… 46
社会福祉概論Ⅱ
塩 野 敬 祐
2……… 47
ソーシャルワーク総論Ⅰ
樋 田 幸 恵
2……… 49
ソーシャルワーク総論Ⅱ
樋 田 幸 恵
2……… 50
ソーシャルワークの方法Ⅰ
樋 田 幸 恵
2……… 51
社会保障論Ⅰ
大 津 唯
2……… 59
高齢者福祉サービス論
菅 田 理 一
2……… 61
介護福祉論
長谷川 美貴子
2……… 62
障害者福祉サービス論
亀 山 幸 吉
2……… 63
児童・家庭福祉サービス論
佐 藤 純 子
2……… 64
保健医療サービス論
藤 田 則 貴
2……… 66
ソーシャルワーク演習Ⅰ
樋 田 幸 恵
1……… 69
ソーシャルワーク演習Ⅱ
樋 田 幸 恵
1……… 70
ソーシャルワーク実習指導Ⅰ
梅原 基雄・樋田 幸恵
1……… 74
介護の理解Ⅰ
亀山・間瀬田・長崎
2……… 78
介護の理解Ⅱ
秋 元 弘 子
2……… 79
生活支援技術Ⅰ
藤澤 雅子・梶原 尚美
2……… 80
生活支援技術Ⅱ
亀山・藤澤・星野・鈴木
1……… 81
障害者福祉概論
亀 山 幸 吉
2……… 82
社会福祉の歴史
土 井 直 子
2……… 83
インテリア・デザイン論
吉 川 みゆき
2……… 84
福祉環境論
吉 川 みゆき
2……… 86
手話によるコミュニケーション
中 野 佐世子
1……… 87
海外社会福祉事情
梅 原 基 雄
1……… 88
インターンシップ
梅 原 基 雄
2……… 89
2014_短大シラバス_目次.indd 3
14/03/19 18:15
専 門 科 目
健康福祉学科 社会福祉専攻 社会福祉コース 2年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
梅 原 基 雄
②……… 45
社会福祉調査論
三田寺 裕 治
2……… 48
ソーシャルワークの方法Ⅱ
樋 田 幸 恵
2……… 52
ソーシャルワークの方法Ⅲ
塩 野 敬 祐
2……… 53
ソーシャルワークの方法Ⅳ
塩 野 敬 祐
2……… 54
地域福祉論Ⅰ
塩 野 敬 祐
2……… 55
地域福祉論Ⅱ
宗 像 利 幸
2……… 56
福祉行財政と福祉計画
土 井 直 子
2……… 57
福祉サービスの組織と経営
三田寺 裕 治
2……… 58
社会保障論Ⅱ
大 津 唯
2……… 60
公的扶助論
樋 田 幸 恵
2……… 65
就労支援サービス論
宗 像 利 幸
2……… 67
司法福祉論
梅 原 基 雄
2……… 68
ソーシャルワーク演習Ⅲ
菅 田 理 一
1……… 71
ソーシャルワーク演習Ⅳ
塩 野 敬 祐
1……… 72
ソーシャルワーク演習Ⅴ
樋 田 幸 恵
1……… 73
ソーシャルワーク実習指導Ⅱ
樋 田 幸 恵
1……… 75
ソーシャルワーク実習指導Ⅲ
樋 田 幸 恵
1……… 76
ソーシャルワーク実習
梅原 基雄・樋田 幸恵
4……… 77
福祉機器論
斎 藤 之 男
2……… 85
介護請求事務Ⅰ
三田寺 裕 治
2……… 90
介護請求事務Ⅱ
三田寺 裕 治
1……… 91
2014_短大シラバス_目次.indd 4
14/03/19 18:15
専 門 科 目
健康福祉学科 医療事務・秘書コース 1年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉概論Ⅰ
塩 野 敬 祐
②……… 43
社会福祉演習Ⅰ
小杉・水野・三田寺
②……… 44
医療事務基礎Ⅰ
水 野 早 苗
2……… 95
医療事務基礎Ⅱ
水 野 早 苗
2……… 96
医療事務基礎Ⅲ
水 野 早 苗
2……… 97
医療事務基礎Ⅳ
水 野 早 苗
2……… 98
医療事務基礎Ⅴ
水 野 早 苗
2……… 99
医療事務基礎Ⅵ
水 野 早 苗
2……… 100
医療秘書概論
三 宅 いつみ
2……… 101
医事コンピュータ演習Ⅰ
池 田 幸 世
1……… 102
医事コンピュータ演習Ⅰ
山 﨑 美 和
1……… 103
医事コンピュータ演習Ⅲ
池 田 幸 世
1……… 106
医事コンピュータ演習Ⅲ
山 﨑 美 和
1……… 107
歯科医療事務
齋 藤 育 子
2……… 115
薬学入門
河 内 克 敏
2……… 117
医療施設実習指導
小杉・水野・三田寺
1……… 126
社会福祉概論Ⅱ
塩 野 敬 祐
2……… 47
介護福祉論
長谷川 美貴子
2……… 62
医学概論
尾 島 正 幸
2……… 46
福祉環境論
吉 川 みゆき
2……… 86
インテリア・デザイン論
吉 川 みゆき
2……… 84
保健医療サービス論
藤 田 則 貴
2……… 66
手話によるコミュニケーション論
中 野 佐世子
1……… 87
海外社会福祉事情
梅 原 基 雄
1……… 88
インターンシップ
梅 原 基 雄
2……… 89
2014_短大シラバス_目次.indd 5
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専 門 科 目
健康福祉学科 医療事務・秘書コース 2年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
小 杉 誠 司
②……… 92
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
水 野 早 苗
②……… 93
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
三田寺 裕 治
②……… 94
医事コンピュータ演習Ⅱ
池 田 幸 世
1……… 104
医事コンピュータ演習Ⅱ
山 﨑 美 和
1……… 105
医事コンピュータ演習Ⅳ
池 田 幸 世
1……… 108
医事コンピュータ演習Ⅳ
山 﨑 美 和
1……… 109
医療事務実践Ⅰ
水 野 早 苗
2……… 110
医療事務実践Ⅰ
山 﨑 美 和
2……… 111
医療事務実践Ⅱ
水 野 早 苗
2……… 112
医療事務実践Ⅱ
山 﨑 美 和
2……… 113
調剤報酬請求事務
水 野 早 苗
2……… 114
歯科医療事務Ⅱ
齋 藤 育 子
2……… 116
医事関係法規
池 田 幸 世
2……… 118
薬事関係法規
堀 正 美
2……… 119
医療情報システム
清 水 沙友里
1……… 120
介護請求事務Ⅰ
三田寺 裕 治
2……… 90
介護請求事務Ⅱ
三田寺 裕 治
1……… 91
ホスピタリティコミュニケーション
三 宅 いつみ
2……… 121
DPC概論
新 城 大 輔
2……… 122
医療データ解析演習
三田寺 裕 治
1……… 123
医療マネジメント論
三田寺 裕 治
2……… 124
簿記会計入門
田 中 恵美子
2……… 125
医療施設実習
小杉・水野・三田寺
1……… 126
福祉機器論
斎 藤 之 男
2……… 85
2014_短大シラバス_目次.indd 6
14/03/19 18:15
専 門 科 目
健康福祉学科 介護福祉専攻 介護福祉コース 1年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉演習Ⅰ
亀山・藤澤・星野
②……… 44
社会福祉概論Ⅰ
塩 野 敬 祐
②……… 43
社会福祉の歴史
土 井 直 子
2……… 83
手話によるコミュニケーション
中 野 佐世子
1……… 87
海外社会福祉事情
梅 原 基 雄
1……… 88
インターンシップ
梅 原 基 雄
2……… 89
社会保障論Ⅰ
大 津 唯
2……… 59
人間の理解Ⅰ
星 野 和 世
2……… 130
人間の理解Ⅱ
星 野 和 世
2……… 131
介護の基本Ⅰ
亀 山 幸 吉
4……… 132
高齢者介護の基本
梶 川 義 人
2……… 134
日常生活介護技術Ⅰ
星野 和世・梶原 尚美
2……… 139
日常生活介護技術Ⅱ
梶 原 尚 美
1……… 140
生活環境支援技術Ⅰ
秋 元 弘 子
1……… 141
介護過程総論
柴 嵜 典 子
4……… 146
介護総合演習Ⅰ
星 野 和 世
2……… 149
介護実習Ⅰ
亀山・藤澤・星野・梶原・岩原・
2……… 152
秋元・秋山・鈴木・寿山
介護実習Ⅱ
亀山・藤澤・星野・梶原・岩原・
秋元・秋山・鈴木・寿山
発達と老化の理解Ⅰ
井 上 典 子
2……… 156
発達と老化の理解Ⅱ
長谷川 美貴子
2……… 157
障害の理解Ⅰ
秋 山 恵美子
2……… 160
こころの理解
井 上 典 子
2……… 162
からだの理解
長谷川 美貴子
2……… 163
こころとからだのしくみⅠ
原 ちひろ
2……… 164
こころとからだのしくみⅡ
藤 澤 雅 子
2……… 165
医療的ケアⅠ
藤 澤 雅 子
1……… 166
医療的ケアⅡ
藤 澤 雅 子
1……… 167
医療的ケアⅢ
藤 澤 雅 子
1……… 168
2014_短大シラバス_目次.indd 7
3……… 153
14/03/19 18:15
専 門 科 目
健康福祉学科 介護福祉専攻 介護福祉コース 2年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
亀 山 幸 吉
②……… 127
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
藤 澤 雅 子
②……… 128
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
星 野 和 世
②……… 129
社会保障論Ⅱ
大 津 唯
2……… 60
介護の基本Ⅱ
鈴 木 千 鶴
2……… 133
障害者介護の基本
亀 山 幸 吉
2……… 135
介護予防とリハビリテーションの基本
長 崎 重 信
2……… 136
コミュニケーション技術Ⅰ
田 村 惠 一
1……… 137
コミュニケーション技術Ⅱ
田 村 惠 一
1……… 138
日常生活介護技術Ⅱ
梶 原 尚 美
1……… 140
生活環境支援技術Ⅱ
秋 元 弘 子
1……… 142
家庭生活基本技術Ⅰ
矢 島 麻由美
2……… 143
家庭生活基本技術Ⅱ
土 屋 智 子
1……… 144
生きがい生活支援技術
村 杉 誠
2……… 145
介護過程演習Ⅰ
柴 嵜 典 子
2……… 147
介護過程演習Ⅱ
藤澤 雅子・星野 和世
1……… 148
介護総合演習Ⅱ
藤澤 雅子・星野 和世
1……… 150
介護総合演習Ⅲ
星 野 和 世
1……… 151
介護実習Ⅲ
亀山・藤澤・星野・梶原・岩原・
4……… 154
秋元・秋山・鈴木・寿山
介護実習Ⅳ
藤澤 雅子・梶原 尚美
1……… 155
認知症の理解Ⅰ
藤 澤 雅 子
2……… 158
認知症の理解Ⅱ
藤 澤 雅 子
2……… 159
障害の理解Ⅱ
秋 山 恵美子
2……… 161
医療的ケア演習
藤 澤・他
2……… 169
2014_短大シラバス_目次.indd 8
14/03/19 18:15
専 門 科 目
こ ど も 学 科 1 年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
乳幼児福祉論
島 田 恭 子
2……… 170
教育原理
矢 治 夕 起
2……… 171
発達心理学Ⅰ
萩 原 英 敏
2……… 172
発達心理学Ⅱ
長谷部 比呂美
2……… 173
総合演習Ⅰ
浅木・打浪・小薗江・佐藤・塩野・ ②……… 177
田村・萩原・馬場・矢治・矢島
教育方法論
馬 場 結 子
2……… 198
教育方法論
矢 治 夕 起
2……… 199
国語
浅 木 尚 実
1……… 202
国語
清 水 由美子
1……… 203
国語
長谷部 比呂美
1……… 204
造形
丸 山 富 之
1……… 207
造形
山 田 修 平
1……… 208
身体表現
二 瓶 野 枝
1……… 209
身体表現
樋 口 恵理子
1……… 210
自己表現・グループ表現
浅木・中村・藤田
1……… 211
教育課程総論
打 浪 文 子
1……… 212
教育課程総論
鈴 木 香奈恵
1……… 213
教育課程総論
中 村 三緒子
1……… 214
健康
池 田 若 葉
1……… 215
健康
小 山 修
1……… 216
人間関係
小薗江 幸 子
1……… 217
人間関係
野 﨑 恵 子
1……… 218
言葉
岸 澤 藤 子
1……… 220
言葉
橋 本 千 鶴
1……… 221
児童家庭福祉
島 田 恭 子
2……… 227
保育原理
打 浪 文 子
2……… 228
保育原理
馬 場 結 子
2……… 229
社会的養護
加 藤 芳 三
2……… 232
社会的養護
恒 松 大 輔
2……… 233
乳児保育
安 藤 幸 子
2……… 234
乳児保育
溝 口 義 朗
2……… 235
社会的養護内容
加 藤 芳 三
1……… 236
社会的養護内容
恒 松 大 輔
1……… 237
音楽Ⅰ(声楽)
諸井・菅・友渕
2……… 240
音楽Ⅰ(ピアノ)
井田・井下・大塚・上村・唐木沢・菅・ 2……… 241
熊倉・篠塚・野沢・本野・山名・吉崎
子どもの保健Ⅰ
池 田 若 葉
4……… 249
子どもの保健Ⅰ
坂 井 真 紀
4……… 250
障害児援助技術論Ⅰ(肢体不自由児・重症心身障害児) 田 村 惠 一
2……… 259
教育実習Ⅰ
2……… 264
2014_短大シラバス_目次.indd 9
長谷部・他
14/03/19 18:15
専 門 科 目
こ ど も 学 科 1 年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
保育実習Ⅰ− 1
矢 島 麻由美
2……… 266
実習指導Ⅰ
長谷部・他
2……… 268
海外福祉事情
梅 原 基 雄
1……… 273
インターンシップ
梅 原 基 雄
2……… 89
2014_短大シラバス_目次.indd 10
14/03/19 18:15
専 門 科 目
こ ど も 学 科 2 年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
発達心理学Ⅲ
長谷部 比呂美
2……… 174
教育心理学
小薗江 幸 子
1……… 175
教育心理学
長谷部 比呂美
1……… 176
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
荒 井 迪 夫
②……… 178
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
浅 木 尚 実
②……… 179
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
池 田 若 葉
②……… 180
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
打 浪 文 子
②……… 181
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
小薗江 幸 子
②……… 182
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
佐 藤 純 子
②……… 183
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
塩 野 敬 祐
②……… 184
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
田 村 惠 一
②……… 185
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
中 村 三緒子
②……… 186
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
萩 原 英 敏
②……… 187
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
長谷部 比呂美
②……… 188
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
馬 場 結 子
②……… 189
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
諸 井 サチヨ
②……… 190
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
矢 治 夕 起
②……… 191
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
矢 島 麻由美
②……… 192
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
山 田 修 平
②……… 193
教育相談(カウンセリング含)
大 西 頼 子
2……… 194
教師論
小薗江 幸 子
2……… 195
教育社会学
河 野 志 穂
2……… 196
教育社会学
清 水 美 紀
2……… 197
生活
佐 藤 純 子
1……… 200
生活
矢 治 夕 起
1……… 201
表現(リトミック)
森 千恵子
1……… 205
病児・病後児保育
坂 井 真 紀
2……… 206
環境
中 村 輝 美
1……… 219
相談援助
田 村 惠 一
1……… 222
相談援助
藤 森 徳 子
1……… 223
社会福祉
亀 山 幸 吉
2……… 224
社会福祉
塩 野 敬 祐
2……… 225
社会福祉
土 井 直 子
2……… 226
保育者論
浅 木 尚 実
2……… 230
保育者論
馬 場 結 子
2……… 231
障害児保育
打 浪 文 子
2……… 238
障害児保育
佐 藤 キミ男
2……… 239
音楽Ⅱ
井下・菅・熊倉・野沢・本野・丸山
2……… 242
音楽療法
吉 野 良 子
1……… 243
図画工作
丸 山 富 之
1……… 244
図画工作
山 田 修 平
1……… 245
2014_短大シラバス_目次.indd 11
14/03/19 18:15
専 門 科 目
こ ど も 学 科 2 年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
幼児体育
中 西 一 弘
1……… 246
幼児体育
樋 口 恵理子
1……… 247
子育て支援(地域と子ども)
佐 藤 純 子
2……… 248
子どもの保健Ⅱ
池 田 若 葉
1……… 251
子どもの保健Ⅱ
坂 井 真 紀
1……… 252
子どもの食と栄養
高 橋 恭 子
2……… 253
子どもの食と栄養
濱 谷 亮 子
2……… 254
子どもの食と栄養
矢 島 麻由美
2……… 255
家庭支援論
佐 藤 純 子
2……… 256
保育課程論
打 浪 文 子
2……… 257
保育課程論
小薗江 幸 子
2……… 258
障害児援助技術論Ⅱ(知的障害児・発達障害児)
佐 藤 キミ男
2……… 260
児童文化
浅 木 尚 実
2……… 261
育児学
細 井 香
2……… 262
保育相談支援
萩 原 英 敏
1……… 263
教育実習Ⅱ
矢 治・他
2……… 265
保育実習Ⅰ− 2
山 田・他
2……… 267
保育実習Ⅱ
矢 治・他
2……… 269
実習指導Ⅱ
浅木・打浪・小薗江・佐藤・田村・
1……… 270
中村(輝)・中村(三)・馬場・
矢治・山田
保育実習Ⅲ
荒井・井田・唐木沢・佐藤・友淵・
中村・野沢・山名・長谷部・矢治・
水野谷・田村・矢島・馬場・塩野・浅木
実習指導Ⅲ
浅木・打浪・小薗江・佐藤・田村・
中村(輝)・中村(三)・馬場・
矢治・山田
教職実践演習
浅木・荒井・池田・打浪・小薗江・
佐藤・塩野・田村・中村・萩原・
長谷部・馬場・諸井・矢治・矢島・山田
2……… 271
1……… 270
2……… 272
特 例 講 座
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
教育相談(カウンセリング含む)
大 西 頼 子
2……… 274
教師論
小薗江 幸 子
2……… 275
教育社会学
清 水 美 紀
2……… 276
教育方法論
今 井 康 晴
2……… 277
自己表現・グループ表現
中 村 三緒子
1……… 278
教育課程総論
中 村 三緒子
1……… 279
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宗 教 2単位
石上 善應・梅原 基雄
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義は、学祖長谷川良信が提唱した、大乗仏
教精神を根底とした、社会事業・教育についての
理解を深めるため、本学の建学の精神となってい
る大乗仏教精神を理解することにある。
私語をしないということと授業マナーを守るこ
と。大乗淑徳教本の持参を忘れないこと。
教 科 書
授業の概要
・大乗淑徳教本
・
・適宜、印刷物の配布
・
授業は、講義形式で行うが、理解や関心を深め
るために適宜 VTR を使用する。
参考図書
「トゥギャザー ウィズ ヒム ―長谷川良信の生涯―」
長谷川匡俊 著
到達目標
・本学創立者長谷川良信についての理解を深める。
・
・本学の建学の精神についての理解を深める。
・
・本学の宗教行事への参加の意義についての考察
・
を深め理解する。
・宗教のあり方、人としてのあり方についての考
・
察を深める。
成績評価基準
試験(80%)、宗教行事における感想文(10%)、
授業態度(10%)で総合評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス 建学の精神について
創立者長谷川良信について
建学の精神と宗教行事の意義
建学の精神と聖歌・短期大学歌の意味
世界三大宗教について(1)
世界三大宗教について(2)
ブッタの生涯と仏教の創始
日本の宗教についての概説
鎌倉仏教について
仏教とは ―仏像の意味―(1)
仏教とは ―仏像の意味―(2)
法然上人の教えについて(1)
法然上人の教えについて(2)
人間生活と宗教とのかかわり
まとめとして ―宗教とは―
− 1 −
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宗 教 2単位
石上 善應・名和 清隆
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
「宗教」は私たちが生きる現代社会を理解する重
要なキーワードの一つです。この授業では、私た
ちの身近にある宗教現象について学ぶとともに、
仏教の歴史や思想を学ぶ中で、本学の建学の精神
である「大乗仏教精神」について学んでいきます。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
授業の概要
履修上の留意事項・準備学習
授業目的を達成するために、本授業では以下の
4点に焦点を当てて学んでいきます。
①広く「宗教」という現象を様々な視点で分類し
て捉えるとともに、その役割について理解する。
②ブッダの生涯とその教えについて理解する。
③法然上人の生涯とその教えについて理解する。
④大乗淑徳学園の建学の精神である「大乗仏教精
神」について理解する。
下記のテキストの他、随時プリントを配布しま
す。また、ビデオなどの映像資料を用いて授業を
進めます。私語は厳禁です。
到達目標
ブッダの生涯とその教え①
ブッダの生涯とその教え②
ブッダの生涯とその教え③
世界に広がる仏教
日本の仏教
大乗淑徳学園と「大乗仏教精神」
教 科 書
「『ともにいきる』思想から『いかされている』思想へ
宗教断想三十話」
芹川博通 著 北樹出版 1,600 円
参考図書
上記の授業内容それぞれについて、以下の到達
目標を求めます。
①宗教の多様性とともに、それぞれの宗教の持つ
人間観・世界観が如何に人間の生き方の規範と
なっているのかを説明できる。
②ブッダが如何に「世の中のあり方」
「人のあり方・
生き方」を捉えているのかを説明できる。
③法然上人の「人間観」、および教えの特徴につい
て説明できる。
④大乗仏教精神が、「自分の生き方にどのように位
置づけることができるのか」について考えるこ
とができる。
「大乗淑徳教本」
大乗淑徳学園 編 大乗淑徳学園 発行(非売品)
成績評価基準
定期試験 65%、レポート 25%、平常点 10%を
総合的に判断します。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
教本の解説①
~建学の精神、宗教行事について
教本の解説②
~法然上人の教えと月かげのうた
教本の解説③
~法然上人の教えと月かげのうた
宗教とは何か① 身近にある宗教現象
宗教とは何か② 創唱宗教と民俗宗教
宗教とは何か③ 宗教の役割
世界3大宗教① 開祖と教えの概要
世界3大宗教② 世界観と人間観
仏教とはどのような宗教か
− 2 −
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共 生 論 2単位
石上 善應・名和 清隆
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
授業の目標
本学の建学の精神である「大乗仏教精神」を現
代に即して表現すると「共生の精神」となります。
「共生」とは自己中心主義を脱する「共に生きる」
思想です。本授業では、人間社会における個人の
あり方について自覚し、その精神・思想を身につ
けることを目的とします。
授業の概要
10週
11週
12週
13週
14週
15週
対象学年:1年
障がい者と社会③ ディスカッション
仏教と共生の理念
建学の精神としての共生①
建学の精神としての共生②
長谷川良信とその実践
共生体験の振り返り①
共生体験の振り返り②
履修上の留意事項・準備学習
本授業では、講義に加えて、地域における共生
体験よってその学びを深めます。その体験学習は、
異質な他者との出会い、交流する体験であり、そ
の人との出会いを通して自分自身を学ぶ共生体験
となります。それは学生の実践力を高めるために
は有効です。全学生が実践の体験をすることによ
り、 社 会 の 中 に、 学 祖 長 谷 川 良 信 の 提 唱 し た・
「トゥギャザー・ウィズ・ヒム・ノット・フォア・
ヒム」が具現化します。
到達目標
・「ともに生きる」ことの意義に気づき、建学の精
・
神についての理解を深める。(理解)
・自分なりの共生論を構築するための思索をする
・
こと。(想像力)
・人間社会のあり方、人としての生き方について
・
理解を深める。(興味・関心・意欲)
(自己認識・意欲)
・新たな自己発見ができる。
・
・学校で学んでいる知識・技術を活用する機会を
・
することができる。(技能・表現)
・各自の共生体験がコミュニティ・サービスとし
・
て貢献し、一定の社会的評価を得られる。(行動
力・表現)
建学の精神についての理解を深めるとともに、
人間社会のあり方、人としての生き方について考
えてもらうことを望むものである。私語は厳禁。
教 科 書
プリントの配布。
参考図書
「トゥギャザー ウィズ ヒム ~長谷川良信の生涯」
長谷川匡俊 著 新人物往来社
成績評価基準
共 生 体 験 レ ポ ー ト(60 %)、 学 期 末 レ ポ ー ト
(20%)、平常点(20%)を総合的に評価します。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
共生と「ともいき」
共生体験とボランティア活動、具体的な活
動メニューの紹介
レポートの書き方+自己理解と他者理解①
自己理解と他者理解②
社会にある諸問題と「共生」
貧困とホームレスの問題①
貧困とホームレスの問題② ディスカッション
障がい者と社会①
障がい者と社会②
− 3 −
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共 生 論 2単位
塩野 敬祐
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
本学の建学の精神である「大乗仏教精神」を現
代に即して表現すると「共生の精神」となります。
「共生」とは自己中心主義を脱する「共に生きる」
思想であり、専門職を目指す学生にとって、人間
社会における個人のあり方について自覚し、その
精神・思想を身につけることが求められます。本
講座では、講義に加えて、地域における共生体験
によってその学びを深めます。その体験学習は、
異質な他者との出会い、交流する体験であり、そ
の人との出会いを通して自分自身を学ぶ共生体験
となります。それは学生の実践力を高めるために
は有効です。全学生が実践の体験をすることによ
り、 社 会 の 中 に、 学 祖 長 谷 川 良 信 の 提 唱 し た・
「トゥギャザー・ウィズ・ヒム・ノット・フォア・
ヒム」が具現化します。
授業の概要
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
集団演習1(討議)私たちの共生論1
集団演習2(討議)私たちの共生論2
講義:共生体験とボランティア活動の本質
成績評価の仕方(レポートの書き方)
夏の体験ボランティアなどの
各種活動メニューの紹介
各自の共生体験(2種類以上か2日以上)
各自の共生体験(2種類以上か2日以上)
共生体験の振り返り(みなで共有する)1
共生体験の振り返り(みなで共有する)2
履修上の留意事項・準備学習
・共生体験のフィールドは、ボランティアセン・
・
ターなどを訪れて自分で決定すること。
・共生体験先が決定したら、その体験に必要と考
・
えられる事前学習を各自で行うこと。
教 科 書
本学の建学の精神である「共生」を学ぶ場であ
ると同時に、学生一人一人の内奥に秘む豊かな人
間性を湧出させる内容である。
「淑徳短期大学創立 60 周年記念誌」
淑徳短期大学、2007.5. の一部コピー
到達目標
「トゥギャザーウィズヒム 〜 長谷川良信の生涯」
長谷川匡俊 新人物往来社
・「ともに生きる」ことの意義に気づき、建学の精
・
神についての理解を深める。(理解)
・自分なりの共生論を構築するための思索をする
・
こと。(想像力)
・人間社会のあり方、人としての生き方について
・
理解を深める。(興味・関心・意欲)
(自己認識・意欲)
・新たな自己発見ができる。
・
・学校で学んでいる知識・技術を活用する機会と
・
することができる。(技能・表現)
・各自の共生体験がコミュニティ・サービスとし
・
て貢献し、一定の社会的評価を得られる。(行動
力・表現)
参考図書
成績評価基準
平常点(30%) レポート(70%)
授業計画
1週 「共生論」の教育目標の解説 個人演習1
2週 共生体験の関係書類の配布とオリエンテー
ション
3週 講義:長谷川良信先生の共生の思想1
4週 講義:長谷川良信先生の共生の思想2
5週 講義:長谷川良信先生の共生の思想3
6週 個人演習2(ビデオ)
「この子らを世の光に」
− 4 −
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文 学 2単位
齋藤 晴美
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
授業の目標
8週
日本文学は純粋に文学の領域にあるばかりでな
く、日本の文化全体、ものの考え方、美意識、生
活のあり方までにも深い影響を与えている。そこ
には、村上春樹、よしもとばなな、川上未映子な
どという現代の作家ばかりでなく、古くは万葉集
の歌人たち、紫式部や芭蕉、また、名前の伝わら
ない多数の作者が関係している。古代から現代に
至るまで、作者たちは何を書いてきたのか、そし
て人々はどう享受してきたのかを考えることは、
もう一度私たち自身の立脚点を見つめるきっかけ
になるだろう。各時代を代表するいくつかの作品
を取り上げながら、日本文学を考えてみたい。
9週
10週
11週
12週
13週
14週
授業の概要
本講義では日本文学の歩みを、代表的な作品を
取り上げながら全体としての流れに沿って考える。
基本的に毎時間1ないし2作品を取り上げ、時代
背景や社会状況なども併せて考える。授業では作
品の一部に触れ、読むこと、書くこと、考えるこ
とを通じて作品の魅力に迫りたい。なお、講義は
文献資料のみならず、映像や音響資料も使用し多
角的に行っていく。
・日本文学を、歴史の流れと関連させながら考え
・
ることができるようにする。
・近・現代の短編作品をいくつか通読し、自分の
・
考えを明確に述べることができる。
・作品についての視野を広め、理解を深める。
・作家
・
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
はじめに ― 日本文学を学ぶとは
奈良時代の文学 ― 古事記と歌謡
平安時代の文学(1)
物語文学・日記文学の始まり
― 竹取物語・伊勢物語・蜻蛉日記
平安時代の文学(2)源氏物語の世界
中世社会と文学(1)
軍記物と随筆 ― 平家物語・方丈記
中世社会と文学(2)
文学の広がり ― お伽草子と能・狂言
江戸の庶民と文学(1)
元禄文化 ― 芭蕉・近松門左衛門
江戸の庶民と文学(2)
化政文化 ― 一茶・鶴屋南北
日本の近代化と文学(1)
明治と樋口一葉・夏目漱石
日本の近代化と文学(2)
大正デモクラシーと芥川龍之介
日本の近代化と文学(3)
谷崎潤一郎と川端康成の成果
戦後から現代の文学(1)
戦後派 ― 大江健三郎・島尾敏雄
戦後から現代の文学(2)
戦後文学の成果から ― 太宰治と三島由紀夫
戦後から現代の文学(3)
ポストモダン ― 村上春樹・綿矢りさ・川上
未映子
まとめ ― 日本文学を考える
履修上の留意事項・準備学習
講義と演習をおりまぜて行う。事前に短編作品
を読んでレポートを提出するなどの準備がある(3
回を予定)。学生諸君の意欲ある受講を希望する。
教 科 書
適宜プリントを配布する。
到達目標
授業計画
15週
対象学年:社・医1年/介・こ2年
参考図書
「日本文学史序説」 上・下
加藤周一 著 ちくま学芸文庫 各 1,470 円
「日本文学史」
小西甚一 著 講談社学術文庫 924 円
「大人にはわからない日本文学史」
高橋源一郎 著 岩波書店 1,400 円
「日本文学史 古代・中世篇 近世篇 近代・現代篇」
ドナルド・キーン 著
中公文庫 840 ~ 1,000 円
「日本文学史早わかり」
丸谷才一 著 講談社文芸文庫 1,260 円
成績評価基準
試験(70%) 課題レポート(20%)
平常点(10%)
− 5 −
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哲 学 2単位
浅川 英理子
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
この授業のテーマは「自分とはいったい何者な
のか?」という疑問です。自分とはいったいどう
いう人間なのか、今まで考えてみたことはありま
すか?自分の心(魂)、幸福、生きるということ、
愛するということ、そして最終的に必ず訪れる死
について、皆さんがじっくり考えていく機会にし
たいと思います。
授業は講義の形式ですが、参加者の皆さんが自
分の問題として内容を考えてもらえるよう、皆さ
んからの積極的な問題提起を期待しています。事
前に授業のテーマは告知しますので、自分なりの
考えをまとめて来て下さい。
教 科 書
なし。(随時プリント配布)
授業の概要
基本となるのは古代ギリシアの哲学者ソクラテ
スですが、現代の私たちが直面する問題も取り上
げていく予定です。近年出版された哲学の良書『ソ
フィーの世界』、『14 歳からの哲学』も一緒に読み
ながら、「自分とは何者なのか」という問いを考え
て行きます。
到達目標
・自分で考える力を持つ。
・
・人の意見に耳を傾けることができる。
・
・物事を様々な角度から検討することができる。
・
・自分の考えをまとめて、レポートに書き上げる
・
ことができる。
参考図書
「ソークラテースの弁明 クリトーン、パイドーン」
プラトーン 田中美知太郎、池田美恵 訳
新潮文庫 1968 年
「ソフィーの世界」
ヨースタイン・ゴルデル 池田香代子 訳
NHK 出版 1995 年
「14 歳からの哲学」
池田晶子 トランスビュー 2003 年
成績評価基準
定期試験(50%)
平常点(小レポート提出、
授業の取り組み)
(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
自分はいったい何者か?
自分自身を知ろう
心とは? 魂とは?
魂は不滅か?
生きるとは?
幸福に生きるとは?
なぜ愛するか?
愛は人を変えるか?
愛は永遠か?
友情とは何か?
死とは何か?
死の後には何が待っているのか?
死に向かうソクラテス
ただ生きるのではなく、よく生きる
まとめ
− 6 −
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経 済 学 2単位
望陀 芙美子
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
この講義は、基礎的な経済理論を理解すること
により、現実の経済問題を考え、分析する力をつ
けることを目標としている。
・休まず聴講し、自分の頭で考えてもらいたい。
・
・毎日の新聞に目を通しておくこと。
・
授業の概要
教 科 書
授業時に指示。
経済学を初めて学ぼうとする学生のために、や
さしい経済学をしっかり理解できるように進めて
いく。
参考図書
到達目標
成績評価基準
・基礎的な経済理論を理解することができる。
・
・現実の経済問題を考えることができる。
・
・現実の経済問題を分析する力をつけることがで
・
きる。
平常点(10%) リアクションペーパー(20%)
試験(70%)
必要に応じて紹介する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
経済学の基礎1:経済の仕組
経済学の基礎2:経済の循環
経済学の基礎3:モノ、市場、性格、部門
消費論1:消費の重要性、需要曲線、限界
効用
消費論2:需要者が態度を決める原理など
生産論1:生産の三要素、企業の形態と結合
生産論2:供給曲線、供給者が生産量を決
める原理など
価格論1:価格と物価・市場価格の決定と
変動
価格論2:クモの巣の定理など
貨幣論:貨幣の機能、信用の創造、インフレ・
デフレ問題
分配論:国民所得、三面等価の原理、国民
所得の集計
財政問題1:我が国の予算
財政問題2:租税、財政政策
国際経済:国際貿易、国際収支、外国為替
家計の収支:家計簿、エンゲルの法則
− 7 −
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社 会 学 2単位
阿部 孝志
介護福祉コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
現代社会はいったいいかなる社会であるのか。
社会と人間の関係、人間と人間の関係はいかなる
ものであるのだろうか。本講義は、これらの問い
に対して、社会学というフィルターをとおした場
合どのように考えることができるのかを理解する
ことを目的とする。
具体的な現象について想像力を働かせてほしい。
教 科 書
特になし。
参考図書
授業内でその都度指示する。
授業の概要
現代社会において生じている諸問題は、幾多の
諸条件が重層的に絡み合っている。その重層性を、
具体的な、様々な現代社会の現象をとおしてみて
いくことにする。各週はそれぞれ独立した主題を
扱うが、授業の進展に伴いそれまで説明されたこ
とを踏まえる。現象への複眼的視点を通して、現
象の絡み合っている人々の関係のありようをほど
いていく。
成績評価基準
平常点(リアクションペーパー等を含む)
(15%)
試験(85%)
到達目標
・授業で取り上げるいくつかの社会学の概念を参
・
考にしながら、これまで自明であると思われて
いた現象がそうでなくなる様を理解してもらい
たい。
・社会で生じている諸現象が、自身の生活のあり
・
ようと接点や関連性を持っていることを理解し
てもらいたい。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
社会学とは何か
社会と人間の関係について(その1)
社会と人間の関係について(その2)
現代の社会における社会と人間
―世界をみて―
行為について
コミュニケーションについて
家族について
役割について
権力について
性差について(その1)
性差について(その2)
恋愛・性愛について
世界社会と人間
社会福祉にかかわる問題について
まとめ
− 8 −
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社 会 学 2単位
三田寺 裕治
社会福祉/医療事務・秘書コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会学の基本的考え方を学び、わが国で生起し
ているさまざまな社会問題、社会事象について理
解を深める。また、社会調査の目的・意義や社会
調査の手順、調査技術について学ぶ。
学習環境を快適に維持できるよう、受講マナー
を守ること。授業内で指示する箇所(テキスト、
プリント、参考書等)を次回までに熟読し、ノー
トに整理しておくこと。
授業の概要
教 科 書
本講義では、社会学の基礎概念や全体構造、社
会学理論を概説した上で、わが国で生起している
さまざまな社会問題・諸現象及びそれらの発生メ
カニズムについて多角的に考察する。特に「家族」
「地域社会」「ジェンダー」「階層構造」の4つの・
テーマについて、社会学的な視点から理論的に考
察し、日本社会を洞察する社会学的想像力や批判
的視点、分析力を習得する。また、社会調査の種
類や社会調査の方法、研究デザインなど、社会調
査に関する基本的知識・技術について学ぶ。
「よくわかる社会学」
宇都宮京子 編 ミネルヴァ書房 2,625 円
参考図書
参考文献、参考図書等は授業中に紹介する。
成績評価基準
評価は試験(80%)および平常点(20%)でお
こなう。
到達目標
・社会学的な考え方や視点について説明できる。
・
・社会現象、社会問題及びその発生メカニズムに
・
ついて説明できる。
・社会調査の意義・目的・種類を理解している。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
社会学とは何か
家族をめぐる社会学(その1)
家族をめぐる社会学(その2)
地域をめぐる社会学(その1)
地域をめぐる社会学(その2)
メディアと情報化をめぐる社会学(その1)
メディアと情報化をめぐる社会学(その2)
階級・階層をめぐる社会学(その1)
階級・階層をめぐる社会学(その2)
ジェンダー社会学(その1)
ジェンダー社会学(その2)
国際社会とエスニシティ
社会学の歴史
社会の変動と統計的調査、統計調査の特徴
と種類
研究デザイン、量的調査におけるデータ解析
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心 理 学 2単位
井上 典子
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
授業の目標
9週
「相手に寄り添う」姿勢を身につけた対人援助職
が身につけるべき心構えとして、人間の心理的側
面について基礎的な知識を学習する。まず人間の
内面のしくみ(感情、認知、感情などの流れ)に
ついて学び、意欲や行動などとの相互作用や、人
間関係における具体的な応用方法についても学習
する。
授業の概要
人間を理解する上で大切な精神医学や心理学、
社会学などの諸理論をもとに、「こころ」について
の基礎的知識を学ぶ。その上で、社会的な動物で
ある人間同士のやり取りや影響を理解するための
基礎を学ぶ。基本は講義中心だがテーマに沿った
ワークを実施し、レポートの提出を求める。
到達目標
・こころのしくみについての基礎的知識を身につ
・
ける。
・「こころ」の影響についての基礎的知識を身につ
・
ける。
・自分の内面(こころ)と外面(言動や人間関係)
・
の傾向を理解しようとする姿勢を身につける。
・他者を理解しようとする姿勢を身につけ、より
・
快いコミュニケーション・スキルを身につける。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
対象学年:社・医・介1年/こ2年
こころの病気について1
~統合失調症・気分障碍~
こころの病気について2
~神経症群・心身症・パーソナリティ障碍~
心理的スキル1 相談技法
心理的スキル2 交流分析
心理的スキル3 ゲシュタルト療法
心理的スキル4 アサーショントレーニング
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
適宜プリントを配布しワークや課題を課すので
真面目に取り組むこと。点数や単位の取得だけを
目的とせず、個人の内面や人間関係のしくみと影
響を日常の中で意識し、活かして欲しい。また、
自己理解の一手段として発達課題に関係したレ・
ポートを受験資格レポートとして課すので、必ず
提出のこと。
教 科 書
「ワークシート式 はじめての心理学」
井上のり子 経済界 2,000 円 + 税
(※ 講義第2回目に教室内で販売します)
参考図書
講義内で、必要に応じて紹介する。
授業計画
成績評価基準
1週 「心理学」とは何か
2週 こころはどう発達していくのか
~こころの成長は一生続く~
3週 人格とは何か
~私らしさってなんだろう?~
4週 感覚・知覚について
~環境からの情報の入り口~
5週 認知について
~情報をどう把握するのか~
6週 欲求と行動について
~私を突き動かすもの~
7週 感情について
~環境や出来事に対する評価のサイン~
8週 適応・不適応・ストレスについて
~こころと社会の折り合いとは~
定期試験(40%) レポート(20%)
授業態度(30%) 受験資格レポート(10%)
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法 学(日本国憲法) 2単位
梅原 基雄
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
対象学年:社・医・こ1年/介2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
国家の仕組みや国民生活の安定を図るために存
在する法(法律)について、憲法・民法を中心に
学ぶことにより、社会生活における法(法律)の
存在意義についての理解を深めることにある。
・私語は厳禁。授業マナーを守ること。
・
・教科書を持参すること。
・
教 科 書
授業時に指示する。
授業の概要
授業は、シラバスに沿って講義形式で行い、法
の基礎的知識を学ぶ。毎回リアクションペーパー
の配布を行う。
参考図書
到達目標
試験(80%)とレポート(20%)で総合評価する。
授業時に指示する。
成績評価基準
・社会生活における法の役割についての理解を深
・
める。
・人権擁護のために必要な法の存在についての理
・
解を深める。
・社会福祉士・介護福祉士・保育士・幼稚園教諭
・
となるために必要な法的知識の涵養。
・統治構造について学び、国家についての考察を
・
深める。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス、国家の存在と法について
法の一般的基礎知識
憲法とは・明治憲法について
日本国憲法・基本的人権(1)
基本的人権(2)
基本的人権(3)
平和主義・統治構造(1)
統治構造(2)
財政・地方自治・レポート課題
民法(1)・総則
民法(2)・財産編
民法(3)・財産編
民法(4)・家族編
民法(5)・家族編
まとめ
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権利擁護と成年後見制度 2単位
梅原 基雄
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉士及び介護福祉士法の改正により、社
会福祉士国家試験科目となったものであり、日本
国憲法、民法、行政法を含んだ法とのかかわりに
ついて学び、成年後見制度、権利侵害に対する権
利擁護活動について理解し、国家試験合格基準に
達することを目標とするものである。
・授業態度の悪い者には、減点又は履修取り消し
・
にする。私語は厳禁。
・教科書を持参すること。
・
・シラバスにそって予習をしておくこと。
・
授業の概要
講義形式で授業を行うが、授業計画の範囲にお
いて実力判定のために小テストを行う。毎回リア
クションペーパーの配布を行う。
到達目標
・社会福祉士合格基準に達することができる。
・
・権利擁護に関する相談援助を行うことができる。
・
・成年後見制度についての相談援助を行うことが
・
できる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
教 科 書
「権利擁護と成年後見制度
(新・社会福祉士養成講座 19)」
社会福祉士養成講座編集委員会 編集
中央法規出版 2,200 円+税
参考図書
授業時に指示する。
「福祉六法」 ミネルヴァ書房
成績評価基準
定期試験(80%)と授業態度(20%)で総合評
価する。
ガイダンス シラバスについての説明
相談援助活動と法との関係について
日本国憲法の理解(1)
社会権と自由権について
日本国憲法の理解(2)
外国人の人権および新しい人権について
日本国憲法の理解(3)
統治権および地方自治について
行政法の理解(1)行政法とは
行政法の理解(2)
行政事件訴訟・行政不服申立制度について
民法の理解(1)総則・物権について
小テスト
民法の理解(2)契約・不法行為について
民法の理解(3)親族・相続について
成年後見制度(1)成年後見の概要
成年後見制度(2)申立ての流れ
成年後見制度(3)任意後見制度について
日常生活自立支援事業
成年後見制度利用支援事業
まとめ
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情報処理演習Ⅰ 1単位
山本 敏子
社会福祉コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
13週
入力の基本となるタッチタイピングの習得と、
機械の基本操作、表の作成方法等を理解し、自由に、
文書作成、表作成が出来るように、基礎力を身に
つけることを目標とする。
授業の概要
情報化社会の中、コンピュータが様々なところ
で利用 さ れ て い ま す。 こ の 演 習 Ⅰ で は、 日 本 語・
ワープロソフト『Word』を使用し、マウス操作か
らタッチタイピング、基本的な機械操作を繰り返
しながら、作表や文書作成、図形の作成等の操作
方法を学習します。
到達目標
・タッチタイピングの習得
・
・
・基礎的な機械操作を確実なものにし、文書作成
・
表作成などが出来るようにする。
入力練習 ビジネス文書の作成
(ワープロ検定練習問題を使用)
14週 表の入ったビジネス文書の作成
15週 まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・実習授業のため、遅刻・欠席は厳禁です。
・
・遅刻3回で1回の欠席とします。
・
・教材は必ず持参してください。
・
・進行状況が早い場合は、別の課題を指示します。
・
・最初の数回は単純な作業(タイピング練習)と
・
なります。タッチタイピングの習得を意識し、
この数回を飽きることなく、無駄にせず、根気
よく乗り切っていただきたい。
教 科 書
「Word による文書作成」
武市ルミ 著 福山写真製版所 発行 2,000 円
授業計画
参考図書
1週
必要に応じて紹介します。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
アカウント登録 タッチタイピングの必要
性とは? Windows の概略説明 ワードの
起動と終了
起動と終了の確認 タッチタイピングの実習
(①ホームポジションの練習) 保存の方法
ファイルの呼び出し 保存の方法の確認
タッチタイピングの実習(②ホームポジショ
ンの復習、濁音、拗音)
タッチタイピングの実習(③促音、
カタカナ)
削除・挿入の練習 漢字変換
漢字変換(短文・文章の入力)
ページ設定、印刷の方法 フォント、サイズ、
配置変更等の操作
タイピングソフトを使用した練習
長文の入力 編集の練習(削除・挿入、コ
ピーと移動、その他の練習
編集の練習・操作方法の確認 入力練習
入力練習 ビジネス文書の構成要素説明
ビジネス文書の作成
ビジネス文書の作成 構成要素の確認
図の挿入
入力練習 作表練習
入力練習 作表練習・図形描画の作成
ビジネス文書・作表の確認と練習
成績評価基準
授業中の課題・小テスト・平常点(20 ~ 30%)
期末試験(70 ~ 80%)
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情報処理演習Ⅰ 1単位
小杉 誠司
医療事務・秘書コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
現代は情報化社会である。生活や社会のあらゆ
るところでさまざまな情報が扱われ、コンピュー
タが応用されている。それに伴い、個人において
は情報処理能力が必要となってきている。この授
業では、パソコンの具体的操作を通して情報処理
の基本を学ぶ。
・配布したプリントをホチキスなどで閉じてお
・
き、授業にはプリントを忘れずに持参すること。
・遅刻3回で欠席1回とみなします。
・
授業の概要
教 科 書
教員が作成したプリントと教材ファイルを使用。
参考図書
PC の基本的な操作を習得する。ワープロソフト
『Word』を使用して日本語の文書を作成する。速
く正確に日本語の文字入力できるように、タイピ
ングの練習をおこなう。
特になし。
成績評価基準
平常点 20%、試験 80%で評価する。
到達目標
・『Word』を使用して日本語の文書が作成できる。
・
・表を含むビジネス文書が作成できる。
・
・文書の中に図形を描いたり、図を挿入すること
・
ができる。
・速く日本語の文字入力ができる。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
パソコンの基本操作 タイピング練習
『Word』の基本操作
タイピング練習 漢字変換
文書の編集と校正
タイピング練習 文字飾り 罫線①
タイピング練習 罫線②
文書作成と印刷①
タイピング練習 文書作成と印刷②
タイピング練習
文書編集の練習① 文書作成と印刷③
図形描画
図を挿入した文書作成
文書編集の練習② 文書作成と印刷④
復習
複雑な表の作成
複雑な表を含む文書の作成
段組みをした文書の作成
文書編集の練習③ 文書作成と印刷⑤
全体のまとめと復習
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情報処理演習Ⅰ 1単位
大野 正幸
介護福祉コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
情報処理に必要となってきている日本語ワープ
ロソフト Word の習得を目的とする。
到達目標
TA(ティーチングア
・履修者が多い場合、教員と
・
シスタント)の二人で指導する。わからないこ
とがあれば直ぐに質問すること。
30
・やむを得ない場合を除き、遅刻(授業開始後
・
分以内の入室)3回で欠席1回分とし、授業開
始後 30 分を過ぎての入室は欠席扱いとする。
・配布したプリントを忘れずに持参すること。
・
・基本的な文書が作成できる。
・
・文書の簡単な編集ができる。
・
教 科 書
授業の概要
Word による文書の作成、編集を学習する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
利用登録と Windows の基本
文字入力と変換
記号、文字の削除、挿入、複写、移動
文字サイズ、文字飾り、センタリング、
右寄せ、左寄せ、均等割り付け
罫線、印刷、辞書登録
検索、置換、表計算
図形、インデント、左揃えタブ
文書作成1
文書作成2
文書作成3
文書作成4
文書作成5
文書作成6
文書作成7
まとめ
プリントを使用する。
参考図書
特になし。
成績評価基準
試験 70%程度 平常点 30%程度
− 15 −
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情報処理演習Ⅰ 1単位
東出 一洋
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
現代は情報化社会である。生活や社会のあらゆ
るところで様々な情報が扱われ、コンピュータが
応用されている。それに伴い、個人においては情
報処理能力が必要となってきている。
この授業では、パソコンの具体的な操作を通し
て情報処理の基本を学ぶ。
配布したプリントをホチキスなどで閉じておき、
授業にはプリントを忘れずに持参すること。簡単
な日本語の入力や、ファイルの読み込みや保存が
できるようにしておくこと。
教 科 書
教員が作成したプリントと教材ファイルを使用。
授業の概要
タッチタイプとワープロソフト「Word」の取得
を目指す。更にインターネットの利用と情報倫理
についても学ぶ。
参考図書
到達目標
レポート及び試験の結果を総合的に評価する。
配点率は、レポートで 20 〜 30%、試験で 70 〜
80%。
日本語の入力速度を 500 文字/ 10 分、定期試
験で 80 点を取ることを目標とする。
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
①パソコン装置の説明と使用方法及び注意
事項 ②利用登録 ③タイプ練習 タッチタ
イプの基礎
①タイプ練習 ホーム練習
②「Word」の基本操作
①タイプ練習 ホーム練習 ②文字入力
①タイプ練習 文字練習 ②漢字変換
③記号入力
①タイプ練習 語句練習 ②編集と校正
①タイプ練習 語句練習 ②文字飾り
①タイプ練習 文章入力 ②表作成の基礎
①タイプ練習 文章入力 ②表作成の基礎
①タイプ練習 文章入力 ②復習
①タイプ練習 文章入力 ②ビジネス文書の
作成Ⅰ
①印刷スタイルの設定 ②イメージの表示
③印刷 ④文字列の置換 ⑤単語の辞書登録
⑥ビジネス文書の作成Ⅱ
①タイプ練習 文章入力
②図形の作成とクリップアートの利用
①園だよりの作成 ②インターネットの利用
と情報倫理 ③ E メールの利用
①復習 ②まとめ
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情報処理演習Ⅱ 1単位
小杉 誠司
医療事務・秘書コース/こども学科
対象学年:こ1年/医2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
ビジネスの現場で幅広く使われている『Excel』
を 学 習 す る。『Excel』 は 表 計 算、 グ ラ フ 作 成、・
データベースの3つの機能を持つ『統合型表計算
ソフトウェア』である。
配布したプリントをホチキスなどで閉じておき、
授業にはプリントを忘れずに持参すること。
遅刻3回で欠席1回とみなします。
授業の概要
教員が作成したプリントと教材ファイルを使用。
①表の作成、式や関数を用いた計算、罫線や表示
形式の変更
②グラフの作成、グラフ作成後の変更
③ソート、抽出などのデータベースの学習
到達目標
教 科 書
参考図書
特になし。
成績評価基準
平常点 20%、試験 80%で評価する。
①表の作成及び式や関数を用いた計算ができる。
②表のデータを用いてグラフを作成することがで
きる。
③データベースのソートや、データベースから・
データの抽出ができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
①データの入力 ②計算式
③簡単な関数 表示形式の変更 罫線
関数
グラフ作成①
グラフ作成②
グラフ作成③ グラフの変更 印刷
練習問題①
練習問題②
練習問題③
練習問題④
練習問題⑤
練習問題⑥
グラフ作成の復習とまとめ
ソート 抽出 自動集計
表計算とデータベースの復習
全体のまとめ
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情報処理演習Ⅱ 1単位
大野 正幸
医療事務・秘書コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
情報処理に必要となってきている表計算ソフト
Excel の習得を目的とする。
TA(ティーチングア
・履修者が多い場合、教員と
・
シスタント)の二人で指導する。わからないこ
とがあれば直ぐに質問すること。
30
・やむを得ない場合を除き、遅刻(授業開始後
・
分以内の入室)3回で欠席1回分とし、授業開
始後 30 分を過ぎての入室は欠席扱いとする。
・配布したプリントを忘れずに持参すること。
・
授業の概要
Excel による表計算、グラフ作成、データベース
操作を学習する。
到達目標
・基本的な表計算ができる。
・
・基本的なグラフが作成できる。
・
・基本的なデータベース操作ができる。
・
教 科 書
授業計画
特になし。
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
アクティブセルの変更、データ入力、
ファイルの保存、読込み、データの修正
セル番地を使った計算式、関数、
セルの複写、移動
数値の表示形式、文字位置の変更、
行と列の挿入と削除、列幅と行高の変更
罫線、グラフの作成1
グラフの作成2
データベース1
データベース2
印刷、ファイルの結合、リンク
演算表、クロス集計
表とグラフの作成1
表とグラフの作成2
表とグラフの作成3
表とグラフの作成4
表とグラフの作成5
まとめ
プリントを使用する。
参考図書
成績評価基準
試験 70%程度 平常点 30%程度
− 18 −
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情報処理演習Ⅱ 1単位
東出 一洋
社会福祉/介護福祉コース/こども学科
対象学年:こ1年/社・介2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
この授業では、演習Ⅰで日本語ワープロを履修
した学生を対象にビジネスの現場で幅広く使われ
ている「Excel」を学習する。
配布したプリントをホチキスなどで閉じておき、
授業にはプリントを忘れずに持参すること。簡単
な日本語の入力や、ファイルの読み込みや保存が
できるようにしておくこと。
授業の概要
「Excel」は表計算、グラフ作成、データベース
の 3 つの機能を持つ「総合型表計算ソフトウェア」
である。我々の身の回りには、家計簿や住所登録、
会社の決算書など、データを表の形にし、それを
基に計算等の処理をすることが非常に多い。この
ようなときに大変便利である。
教 科 書
到達目標
レポート及び試験の結果を総合的に評価する。
配点率は、レポートで 20 〜 30%、試験で 70 〜
80%。
「Excel」の基本的な使い方を身につける。定期
試験で 80 点を取ることを目標とする。
教員が作成したプリントと教材ファイルを使用。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
① Windows と Excel の基本操作
②データ入力 ③データの修正と消去
①計算式 ②関数 ③式や関数の複写
①表示形式の変更 ②文字位置の変更
③行と列の挿入と削除 ④列幅の変更
⑤罫線
①フォントや文字サイズの変更
②オートフィルタの利用 ③ヘルプの利用法
④復習
表作成の練習問題
①グラフの作成方法 ②グラフの種類の変更
③データ系列の変更 ④項目軸の反転
①折れ線グラフ ② 3D 集合横棒グラフ
③レーダーチャート
①円グラフ ②印刷
①データの並べ替え
②オートフィルタを用いた抽出
①データベースの練習問題 ②自動集計
総合練習問題A
総合練習問題B
アンケート集計の方法
①復習 ②まとめ
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情報処理演習Ⅱ 1単位
山本 敏子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
身近なもので、アルバイトの給与計算、家計簿、
住所録など「Excel」を利用しているものは数多く
あります。そこで、表計算の仕組みを理解すること、
表の作成と、適切なグラフ作成ができるようにし、
「Excel」が使えるようにすることを目的とします。
授業の概要
この授業は『演習Ⅰ』を履修済みの学生を対象に、
表計算ソフトとして広く使われている『Excel』を
使用し、表計算の方法、グラフの作成、データ管
理などの3つの機能の基本操作を学習します。
・毎時間、配布したプリント教材を必ず持参して
・
ください。
・遅刻・欠席は厳禁。遅刻3回で、1回の欠席と
・
します。
・理解を深める為に、段階を追って練習をしてい
・
きます。毎時間きちんと授業に出席し、繰り返
し練習することが大切です。特に、最初の数回
の基本練習が抜けてしまうと、理解しにくくな
りますので、ご注意ください。
教 科 書
プリントを使用します。
到達目標
・基本的な計算方法を理解し、データの入力と、
・
表の作成、計算が出来るようにすること。
・適切なグラフ作成ができるようにすること。
・
参考図書
授業計画
授業中の課題・小テスト・平常点(20 ~ 30%)
期末試験(70 ~ 80%)
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
エクセルの概要説明・基本操作
フォルダ整理 基本操作の復習
データの入力と修正の方法
ページ設定、ヘッダ、フッタ操作
簡単な計算式の作成
表の作成 罫線の引き方練習
関数を利用しての計算、オートフィルタの
利用法 行・列の挿入と削除、列幅の変更
文字の配置、サイズ変更などの操作
表の作成 表示形式の変更方法
簡単なグラフの作成
表とグラフの作成 グラフの編集方法
表とグラフの作成練習 確認テスト
絶対参照・相対参照 割合計算の方法
表とグラフの作成練習
順位計算の方法 表とグラフの作成練習
データの並べ替え、簡単な抽出(オートフ
ィルタの利用) 確認テスト
表とグラフの作成練習 抽出と並べ替えの
練習(フィルタオプション)
データベースの練習 集計の方法
表とグラフの作成練習 抽出と並べ替え
表とグラフの作成練習 抽出と並べ替え
復習
まとめ
必要に応じて紹介します。
成績評価基準
− 20 −
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情報処理演習Ⅲ 1単位
山本 敏子
社会福祉/介護福祉コース
対象学年:社1年/介2年
授業の目標
14週
機械の操作方法の理解を深め、より実践的な文
書作成ができるようにすることと、検定試験の対
策を主に行うため、検定試験を受験し、合格でき
るような力をつけることを目標とする。
授業の概要
既に『演習Ⅰ』を履修済みの学生を対象に、本
校で実施しているワープロ検定試験(中央職業能
力開発協会主催)の対策を主に行います。
この演習では、限られた時間を有効に利用し、
素早くかつ正確に美しい文書が作成でき、効率よ
く校正・編集が行えるよう、操作方法の応用力・
実践力を身につけ、実力をレベルアップさせる授
業です。
15週
時間測定による実践練習 解説
操作方法の確認
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・実習授業のため、遅刻と欠席は厳禁。
・
・遅刻3回で1回の欠席とします。
・
・教材を必ず持参してください。
・
・進行状況が早い場合は、各々の進度にあわせた
・
別の課題を指示します。
教 科 書
「コンピュータサービス機能評価試験
ワープロ部門 実技試験練習問題集」
九州文化出版 1,785 円
到達目標
参考図書
・タッチタイピングをより正確にし、入力速度の
・
レベルアップをする。
・機械操作を確実なものにし、スムーズな文書作
・
成、表作成が出来るようにする。
・検定試験に合格できる力を身につける。
・
必要に応じて紹介します。
成績評価基準
平常点・提出課題・小テスト(20 ~ 30%)
期末試験(70 ~ 80%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
検定試験の実施内容説明と練習
速く・正確なタッチタイピングの練習
作表練習
入力練習 効率のよい表の作り方(作表練習)
入力練習 表の入ったビジネス文書の作成練習
入力練習 校正・編集に関する練習
(簡単な移動・コピー、文字の修飾等の操作確認)
入力練習 時間測定による実践練習
(3課題:入力、文書作成、編集構成)
入力練習 前回分の確認と復習 文書作成練習
入力練習 時間測定による実践練習
(3課題:入力、文書作成、編集構成) 解説
入力練習 実力確認小テスト 解説
入力練習 前回分の確認と復習
時間測定による実践練習 解説
前回分の確認と復習 時間測定による実践練習
時間測定による実践練習 解説
操作方法の確認
前回分の確認と復習
時間測定による実践練習
− 21 −
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情報処理演習Ⅲ 1単位
小杉 誠司
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
すでに情報処理演習Ⅰでワープロソフト『Word』
の学習をしました。タッチタイプもひととおり練
習したと思います。この授業では情報処理演習Ⅰ
で学んだことにさらに磨きをかけ、コンピュータ
サービス技能評価試験・ワープロ部門の2級及び
3級の合格を目指す。
・配布したプリントをホチキスなどで閉じてお
・
き、授業にはプリントを忘れずに持参すること。
・遅刻3回で欠席1回とみなします。
・
教 科 書
教員が作成したプリントと教材ファイルを使用。
授業の概要
参考図書
コンピュータサービス技能評価試験・ワープロ
部門の2級及び3級の練習問題を「Word」を用い
て解く。11 週以降の授業では、学生は2級あるい
は3級の練習問題を選択して解く。
特になし。
成績評価基準
平常点 20%、試験 80%で評価する。
到達目標
本学でおこなっているコンピュータサービス技
能評価試験・ワープロ部門の2級及び3級の合格
を目標とする。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
検定試験概要の説明 演習Ⅰの簡単な復習
3級練習問題
3級練習問題
3級練習問題
3級練習問題
2級課題2の要点
2級課題2の練習問題
2級課題2の練習問題
2級課題3の要点 2級課題3の練習問題
2級課題3の練習問題
2級練習問題と3級練習問題
2級練習問題と3級練習問題
2級練習問題と3級練習問題
2級練習問題と3級練習問題
全体の復習とまとめ
− 22 −
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英 語Ⅰ 1単位
スティーブ・マグラー
社会福祉/介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
英語を理解し、より楽しむ。
ノート/ルーズリーフ、ファイル、辞書を用意。
授業の概要
教 科 書
教科書の他に、教師が作成する様々なテーマ(有
名人、キャラクター etc)の教材を使用。
到達目標
・身近な話題、人気の話題の教材で勉強し、英語
・
を楽しむ。
・文章に対する質問に答えることで、基本的な文
・
章の組み立てを理解する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
Teacher’s material(A trip to France)
Teacher’s material
Teacher’s materialとNEW YORK
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
復習(NEW YORK)
「NEW YORK と LONDON」
JOHN ESCOTT 著
OXFORD UNIVERSITY PRESS 発行
750 円
参考図書
随時紹介。
成績評価基準
宿題等の取り組み(20%) テスト(30%)
CLASSWORK /受講態度(50%)
− 23 −
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英 語Ⅰ 1単位
岡本 修
医療事務・秘書コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
大学で身につけるべきベーシック・レベルの英
語能力の習得を目的とする。
辞書(英和、和英)は必ず持参すること。私語
厳禁。
授業の概要
教 科 書
一度基礎に立ち帰って英語能力の再習得を行う。
具体的には、リーディングでは、スキミング、ス
キャニング等のリーディングスキルの学習を、文
法では、ライティング、スピーキングの前提とな
る文法規則の再習得を、ライティングでは、基本
的英語表現技術の獲得を指導、又、リスニングでは、
スピーキングに通じる実際の英語発音に慣れるこ
とを指導する。
到達目標
「Themes for Today」
L.C.Smith & N.N.Mare 松柏社 1,600 円
参考図書
授業中に必要に応じて指示する。
成績評価基準
定期試験(30%) 小テスト(10%)
平常点(60%)
・比較的短い文章を辞書を使用せず、大意や細か
・
い内容を把握する。
・短いセンテンスを正確に書く。
・
・リエゾン、コントラクションなど実際の英語発
・
音の特徴に慣れる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス:授業の進め方の説明
Ch1. Sharks(1)
Ch1. Sharks(2)
Ch1. Sharks(3)
Ch1. Sharks(4)、小テスト
Ch2. A Brief history of Horses(1)
Ch2. A Brief history of Horses(2)
Ch2. A Brief history of Horses(3)
Ch2. A Brief history of Horses(4)
、
小テスト
Ch4. Food and Culture(1)
Ch4. Food and Culture(2)
Ch4. Food and Culture(3)
Ch4. Food and Culture(4)
Ch4. Food and Culture(5)、小テスト
まとめ
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英 語Ⅰ 1単位
甲田 直喜
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
演習を通して、基本的なリスニング能力を向上
させる。
講義を通して、英語学上の様々な現象を理解・
習得する。
(電子辞書が
・毎時間、必ず辞書を持参すること。
・
望ましい。)
・演習及び講義中、携帯電話・スマートフォン等
・
の機器を使用した場合、次週以降、受講停止と
する。
授業の概要
毎時間、リスニング演習を行う。(到達度の目標
値を、毎時間設定する。)
講義・解説を通して、基本的なリスニング能力
の向上を目指す。
教 科 書
なし。(毎時間、演習プリントを配布する。)
参考図書
講義中に適宜指示する。
到達目標
(設定する目標
・基本的なリスニング能力の向上。
・
値に到達する。)
・英語学上の様々な現状を理解・習得する。
・
成績評価基準
平常点(演習結果の到達度・参加意欲等)
(50%)
試験点(中間試験+学期末試験)(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
講義ガイダンス
演習・講義 1
演習・講義 2
演習・講義 3
演習・講義 4
演習・講義 5
演習・講義 6
まとめの講義・解説(中間)
演習・講義 7
演習・講義 8
演習・講義 9
演習・講義 10
演習・講義 11
まとめの講義・解説(期末①)
まとめの講義・解説(期末②)
− 25 −
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英 語Ⅰ 1単位
松崎 武志
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
近年、グローバル化、ボーダーレス社会化が益々
進んできている。そうした中、国際語としての英
語を扱うスキルの重要性が、一層、増してきてい
るといえる。本科目は、英語への興味、関心を高
めるとともに、コンプリヘンション・スキル、ア
ウトプット・スキルを幅広く底上げすることを目
標とする。
・欠席する場合には、クラスメートに協力を仰ぎ、
・
授業に遅れないようにすること。
・遅刻、授業中の私語は、他の履修生に多大な迷
・
惑をかけることになるので、厳禁。
・
・提出用ノートを一冊、用意すること。
・
(※ 詳細は授業中に告知する。それまでは購入
を控えること。)
授業の概要
教 科 書
様々な英語サンプルを学習題材として、コンプ
リヘンション、アウトプットの指導を行っていく。
到達目標
・英語学習に対するモティベーションを高める。
・
・独学で英語学習を継続していくためのやり方を
・
身に付ける。
・日常英語コミュニケーションで役立つ基礎表現
・
を身に付ける。
・対人英語コミュニケーションの基礎スキルを身
・
に付ける。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
「Speakout Elementary Flexi Course Book 1」
出版社:Pearson Longman
著者:Eales,F. & Oakes,S.
ISBN:9781408291979
価格:¥2,646
※ このテキストを通年で使用します。
参考図書
教員より適宜プリントを配布する。
成績評価基準
授業参加態度(約 40%)
課題・小テスト(約 60%)
ガイダンス:コース概要の説明
リスニング・発音・会話表現①
リスニング・発音・会話表現②
リスニング・発音・会話表現③
リスニング・発音・会話表現④
リスニング・発音・会話表現⑤
リスニング・発音・会話表現⑥
リスニング・発音・会話表現⑦
リスニング・発音・会話表現⑧
音楽・映画を活用した英語学習①
音楽・映画を活用した英語学習②
音楽・映画を活用した英語学習③
音楽・映画を活用した英語学習④
音楽・映画を活用した英語学習⑤
まとめ
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英 語Ⅱ 1単位
スティーブ・マグラー
社会福祉/介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
英語を理解し、より楽しむ。
ノート/ルーズリーフ、ファイル、辞書を用意。
授業の概要
教 科 書
教科書の他に、教師が作成する様々なテーマ(有
名人、キャラクター etc)の教材を使用。
到達目標
・身近な話題、人気の話題の教材で勉強し、英語
・
を楽しむ。
・文章に対する質問に答えることで、基本的な文
・
章の組み立てを理解する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
Teacher’s material(A trip to France)
Teacher’s material
Teacher’s materialとNEW YORK
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
復習(NEW YORK)
「NEW YORK と LONDON」
JOHN ESCOTT 著
OXFORD UNIVERSITY PRESS 発行
750 円
参考図書
随時紹介。
成績評価基準
宿題等の取り組み(20%) テスト(30%)
CLASSWORK /受講態度(50%)
− 27 −
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英 語Ⅱ 1単位
岡本 修
医療事務・秘書コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
実社会に出て対応するための必要最小限の英語
能力の習得。
辞書(英和、和英)は必ず持参すること。私語
厳禁。
授業の概要
教 科 書
英語Ⅰの成果を踏まえて、リーディングでは、
リーディングスキルの一層の向上に必要な語彙、
フレー ズ の 習 得、 ラ イ テ ィ ン グ では、 プ レ ゼ ン・
テーションやスピーキングにも応用可能な単語、
表現パターンの使用方法の学習、リスニングでは、
会話での良く使われる表現、強調された単語の聞
き取りを指導する。
「Themes for Today」
L.C.Smith & N.N.Mare 松柏社 1,600 円
参考図書
授業中に必要に応じて指示する。
成績評価基準
定期試験(30%) 小テスト(10%)
平常点(60%)
到達目標
・リーディングでは、分からない単語、フレーズ、
・
構文を含むある程度の長さの英文のスキミン
グ、スキャニングができる。
・ライティングでは、短いセンテンスを積み重ね
・
て、構成、コンティニュイティの面で整った文
章を書く。
・リスニングでは、聞き取った英文の大意やポイ
・
ントとなる表現を把握する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス:授業の進め方の説明
Ch5. The importance of Exercise(1)
Ch5. The importance of Exercise(2)
Ch5. The importance of Exercise(3)
Ch5. The importance of Exercise(4)
、
小テスト
Ch6. The New York City Marathon(1)
Ch6. The New York City Marathon(2)
Ch6. The New York City Marathon(3)
Ch6. The New York City Marathon(4)
、
小テスト
Ch7. Margaret Mead(1)
Ch7. Margaret Mead(2)
Ch7. Margaret Mead(3)
Ch7. Margaret Mead(4)
Ch7. Margaret Mead(5)、小テスト
まとめ
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英 語Ⅱ 1単位
甲田 直喜
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
演習を通して、基本的なリスニング能力を向上
させる。
講義を通して、英語学上の様々な現象を理解・
習得する。
(電子辞書が
・毎時間、必ず辞書を持参すること。
・
望ましい。)
・演習及び講義中、携帯電話・スマートフォン等
・
の機器を使用した場合、次週以降、受講停止と
する。
授業の概要
毎時間、リスニング演習を行う。(到達度の目標
値を、毎時間設定する。)
講義・解説を通して、基本的なリスニング能力
の向上を目指す。
教 科 書
なし。(毎時間、演習プリントを配布する。)
参考図書
講義中に適宜指示する。
到達目標
(設定する目標
・基本的なリスニング能力の向上。
・
値に到達する。)
・英語学上の様々な現状を理解・習得する。
・
成績評価基準
平常点(演習結果の到達度・参加意欲等)
(50%)
試験点(中間試験+学期末試験)(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
講義ガイダンス
演習・講義 1
演習・講義 2
演習・講義 3
演習・講義 4
演習・講義 5
演習・講義 6
まとめの講義・解説(中間)
演習・講義 7
演習・講義 8
演習・講義 9
演習・講義 10
演習・講義 11
まとめの講義・解説(期末①)
まとめの講義・解説(期末②)
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英 語Ⅱ 1単位
松崎 武志
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
近年、グローバル化、ボーダーレス社会化が益々
進んできている。そうした中、国際語としての英
語を扱うスキルの重要性が、一層、増してきてい
るといえる。本科目は、英語への興味、関心を高
めるとともに、コンプリヘンション・スキル、ア
ウトプット・スキルを幅広く底上げすることを目
標とする。
・欠席する場合には、クラスメートに協力を仰ぎ、
・
授業に遅れないようにすること。
・遅刻、授業中の私語は、他の履修生に多大な迷
・
惑をかけることになるので、厳禁。
・
・提出用ノートを一冊、用意すること。
・
(※ 詳細は授業中に告知する。それまでは購入
を控えること。)
授業の概要
教 科 書
様々な英語サンプルを学習題材として、コンプ
リヘンション、アウトプットの指導を行っていく。
到達目標
・英語学習に対するモティベーションを高める。
・
・独学で英語学習を継続していくためのやり方を
・
身に付ける。
・日常英語コミュニケーションで役立つ基礎表現
・
を身に付ける。
・対人英語コミュニケーションの基礎スキルを身
・
に付ける。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
「Speakout Elementary Flexi Course Book 1」
出版社:Pearson Longman
著者:Eales,F. & Oakes,S.
ISBN:9781408291979
価格:¥2,646
※ このテキストを通年で使用します。
参考図書
教員より適宜プリントを配布する。
成績評価基準
授業参加態度(約 40%)
課題・小テスト(約 60%)
ガイダンス:コース概要の説明
リスニング・発音・会話表現①
リスニング・発音・会話表現②
リスニング・発音・会話表現③
リスニング・発音・会話表現④
リスニング・発音・会話表現⑤
リスニング・発音・会話表現⑥
リスニング・発音・会話表現⑦
リスニング・発音・会話表現⑧
音楽・映画を活用した英語学習①
音楽・映画を活用した英語学習②
音楽・映画を活用した英語学習③
音楽・映画を活用した英語学習④
音楽・映画を活用した英語学習⑤
まとめ
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英 語Ⅲ 2単位
スティーブ・マグラー
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
英語での簡単なマナーを学び、コミュニケー・
ション力と表現力をつける。
ノート/ルーズリーフ、ファイル、辞書を用意。
授業の概要
教科書を使って練習問題を解き、様々な場面で
の会話を練習する。(教師の用意するプリントも使
用。)
到達目標
・日常英会話の学習。
・
・英会話に自信をつける。
・
・間違えることを怖がらない。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
教 科 書
「in English-starter(スターター)」
Peter Viney/Karen Viney
Oxford University Press 2,163 円
参考図書
Additional material from teacher’s material
成績評価基準
テスト(30%) 宿題等の取り組み(20%)
受講態度/ CLASSWORK(50%)
What’s your name?
Are you a student?
Where are you from?
Hello/Goodbye
What is it?
We’re friends
Take out
What colour is it?
This is your room....
Shopping
What have you got?
Families
Instructions
Where do you live?
ふり返り
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14/03/19 16:47
英 語Ⅲ 2単位
甲田 直喜
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
演習を通して、リスニングの基本的技能を向上
させる。
講義を通じて、リスニング学習の方法論を習得
する。
ニュース英語の諸相に触れる。
・毎時間、必ず辞書(電子辞書が望ましい)を持
・
参すること。
・演習中は、担当教員の指示に必ず従うこと。
・
教 科 書
なし。(毎時間、演習プリントを配布する。)
授業の概要
毎時間、リスニング演習を行う。(到達度の目標
値を、毎時間設定する。)
ニュース英語の背景を講義する。
参考図書
到達目標
平常点 50%
(演習の出来具合 40%・小テスト 10%)
試験 50%
(中間試験 25%・学期末試験 25%)
・リスニング学習の方法論を習得する。
・
・リスニングの基本的技能を向上させる。
・
・演習を通じて、英語学習の基本的な方法論を理
・
解する。
topic に通じる。
・ニュース英語を通じて、様々な
・
講義中、適宜指示する。
成績評価基準
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
講義ガイダンス
演習・講義 1
演習・講義 2
演習・講義 3
演習・講義 4
演習・講義 5
演習・講義 6
まとめの講義・解説(中間)
演習・講義 7
演習・講義 8
演習・講義 9
演習・講義 10
演習・講義 11
まとめの講義・解説(期末①)
まとめの講義・解説(期末②)
− 32 −
2014_短大シラバス_本文.indd 32
14/03/19 16:47
英 語Ⅳ 2単位
スティーブ・マグラー
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
英語での簡単なマナーを学び、コミュニケー・
ション力と表現力をつける。
ノート/ルーズリーフ、ファイル、辞書を用意。
授業の概要
教科書を使って練習問題を解き、様々な場面で
の会話を練習する。(教師の用意するプリントも使
用。)
到達目標
・日常英会話の学習。
・
・英会話に自信をつける。
・
・間違えることを怖がらない。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
教 科 書
「in English-starter(スターター)」
Peter Viney/Karen Viney
Oxford University Press 2,163 円
参考図書
Additional material from teacher’s material
成績評価基準
テスト(30%) 宿題等の取り組み(20%)
受講態度/ CLASSWORK(50%)
Times
Asking for directions
Lifestyles
What can you do?
Appointments
What’ s she doing?
Plans
An evening out
Likes/Dislikes
What are you going to do?
The weather
What did you have?
What did you do?
Life events
ふり返り
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14/03/19 16:47
英 語Ⅴ 2単位
ネルソン・リカルド・ルナ
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
基本的な英会話の習得を目指す。
できるだけ多くのことを英語で話し合えるよう
努めてください。日本語を用いて話すことは評価
を下げることになります。
何週かに一度復習テストを行います。実習など
で欠席の場合は授業で行った内容をプリントで渡
しますので、復習テストで回答できるよう目を通
してください。
授業の概要
会話をする上で必要な文法を学ぶため、多様な
トピックを使用して行います。
到達目標
・現在形・未来形での日常会話の習得。
・
教 科 書
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
Lesson 1:自己紹介
Lesson 2:ルーティーンについて
Lesson 3:未来の計画について
Lesson 4:Test# 1(Lesson 1〜3に基づく)
家族について
Lesson 5:人々を描写する
Lesson 6:第三者/仕事について
Lesson 7:Lesson 4~7の復習
Lesson 8:Test# 2(Lesson 4〜7に基づく)
Lesson 9:選択について
Lesson10:買い物
Lesson11:希望や夢について
Lesson12:スキルについて
Lesson13:Lesson 1~6の復習
Lesson14:Lesson 7~ 12 の復習
まとめ
※ 毎授業後に小テストを行う
教科書は特に設けず、プリントを必要に応じて
配布する。
参考図書
英語辞書
成績評価基準
期末テスト(30%) 小テスト(40%)
クラスワーク(30%)
− 34 −
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英 語Ⅵ 2単位
ネルソン・リカルド・ルナ
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
基本的な英会話のさらなる習得を目指す。
できるだけ多くのことを英語で話し合えるよう
努めてください。日本語を用いて話すことは評価
を下げることになります。
何週かに一度復習テストを行います。実習など
で欠席の場合は授業で行った内容をプリントで渡
しますので、復習テストで回答できるよう目を通
してください。
授業の概要
会話をする上で必要な文法を学ぶため、多様な
トピックを使用して行います。
到達目標
・現在形・未来形での日常会話の習得。
・
教 科 書
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
Lesson 1:過去について
Lesson 2:経験について
Lesson 3:あなたの子ども時代について
Lesson 4:レッスン1〜3の復習
Lesson 5:Test# 1(Lesson 1〜3に基づく)
:比較する
Lesson 6:リクエストする
Lesson 7:量を表す
Lesson 8:人々について意見を表す
もとの場所
Lesson 9:レッスン6〜9の復習
Lesson10:Test# 2(Lesson 6〜9に基づく)
Lesson11:旅行について
Lesson12:お気に入りの趣味について
Lesson13:ファイナルテストのための復習①
Lesson14:ファイナルテストのための復習②
まとめ
※ 毎授業後に小テストを行う
教科書は特に設けず、プリントを必要に応じて
配布する。
参考図書
英語辞書
成績評価基準
期末テスト(30%) 小テスト(40%)
クラスワーク(30%)
− 35 −
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健康科学論 1単位
中西 一弘
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース
対象学年:社・医1年/介2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
人体の構造や働き、健康について学び、社会一
般で必要とされる基本的な考え方や知識を身に着
けるために役立つ授業を行う。
また、医療や社会福祉の場で働くために必要な
健康関連の情報を提供する。
・板書を前提とするので、授業用のノートを用意
・
すること。
・毎回の授業を必ず復習すること。
・
教 科 書
授業の概要
特に教科書は使用しない。
必要に応じ資料を配布。
解剖学や生理学の基礎知識、健康づくり・疾病
予防・介護予防などについて学ぶ。
学習者が、自身の健康について考えてゆくこと
ができるよう授業を進めてゆく。
到達目標
参考図書
必要に応じて紹介。
成績評価基準
筆記試験により 100 点満点で評価。
・人体の構造や働き、健康について、社会一般で必
・
要とされる基本的な考え方や知識を身に着ける。
・医療や社会福祉の場で働くために必要な健康関
・
連の情報を知る。
・健康づくり・疾病予防・介護予防などについて
・
理解する。
・健康づくりの大切さを知り、自身の健康のため
・
に高い「健康観」を身に着ける。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
オリエンテーション
身体活動とエネルギー代謝
解剖学概論と人体の諸器官
筋・骨格系の仕組みと働き
循環器、呼吸器の仕組みと働き
神経系の仕組みと障害
健康づくりと疾病予防
まとめ
− 36 −
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健康科学論 1単位
荒井 迪夫
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
ヒトの身体の構造が運動とのかかわりの中でど
のように機能するのかを理解する。
将来保育者として、幼児の運動がどのように発
生し、発展・広がりをしていくかを理解する。
欠席、遅刻のないよう心掛ける。私語は厳禁
授業の概要
参考図書
配布資料をもとに、ヒトの身体の進化の情況。
心と体の発達と運動とのかかわりを学ぶ。
授業時に紹介。
到達目標
筆記試験(100 点満点)により評価する。
教 科 書
使用せず。資料は必要により配布する。
成績評価基準
実技で行う基本的な運動(課題)を自分自身の
身体のどこをどのように動かしたらよいのかを実
技と合わせて考え、認識できるようにする。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
乳幼児の運動発生(生理的早産仮説)
初めての運動認識
各種運動の発生(キネステーゼとアナロゴン)
運動の分類と習熟位相
運動と刺激の伝わり方
運動と骨・筋の役割と名称
運動と血液循環
運動と消費エネルギー、まとめ
− 37 −
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体育実技 1単位
中西 一弘
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
個々の健康体力づくりのために効果的な運動課
題を提供、実践する。
協調性を持って、他者と協力し合いながら、楽
しく積極的な運動実践に導く。
・運動しやすい服装、室内用運動靴を着用するこ
・
と。
・髪が肩に届く場合は束ね、アクセサリーは外し
・
ておくこと。
・参加者数等の関係で内容を変更することがあ
・
る。
授業の概要
個々の健康体力づくりのために効果的な運動を
毎回実践する。
スポーツを通じて仲間と協力し、積極的に楽し
く運動する。
到達目標
教 科 書
特に教科書は使用しない。
参考図書
必要に応じて紹介。
・運動の実践を通じて心身の健康を高め、体力を
・
向上させる。
・スポーツをすることによって仲間とのコミュニ
・
ケーションを獲得する。
・生涯を通じての身体活動や運動に役立つよう、
・
運動する楽しさを体験する。
成績評価基準
授業への参画態度など平常点を重視して評価す
る。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
オリエンテーション
バレーボール、体力づくり運動
バレーボール、体力づくり運動
バレーボール、体力づくり運動
バスケットボール、体力づくり運動
バスケットボール、体力づくり運動
バスケットボール、体力づくり運動
ドッジボール、体力づくり運動
ドッジボール、体力づくり運動
ドッジボール、体力づくり運動
卓球/バドミントン、体力づくり運動
卓球/バドミントン、体力づくり運動
卓球/バドミントン、体力づくり運動
マット運動、体力づくり運動
マット運動、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
− 38 −
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体育実技 1単位
中西 一弘
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
個々の健康体力づくりのために効果的な運動課
題を提供、実践する。
協調性を持って、他者と協力し合いながら、楽
しく積極的な運動実践に導く。
「健康体操」のやさしい指導方法を紹介し、実際
に指導ができるようにする。
授業の概要
20週
21週
22週
指導演習、体力づくり運動
指導演習、体力づくり運動
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・運動しやすい服装、室内用運動靴を着用するこ
・
と。
・髪が肩に届く場合は束ね、アクセサリーは外し
・
ておくこと。
・参加者数等の関係で内容を変更することがあ
・
る。
個々の健康体力づくりのために効果的な運動を
毎回実践する。
スポーツを通じて仲間と協力し、積極的に楽し
く運動する。
「健康体操」のやさしい指導方法を紹介、指導の
練習をする。
教 科 書
到達目標
必要に応じて紹介。
・体力づくり運動の実践を通じて心身の健康を、
・
仲間とのコミュニケーションを獲得する。
・生涯を通じての身体活動や運動に役立つよう、
・
運動する楽しさを体験する。
・簡単な「健康体操」の指導ができる能力を身に
・
付ける。
特に教科書は使用しない。
参考図書
成績評価基準
授業態度 50%、実技試験(指導演習)50%で
評価。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
オリエンテーション
バレーボール、体力づくり運動
バレーボール、体力づくり運動
バスケットボール、体力づくり運動
バスケットボール、体力づくり運動
ドッジボール、体力づくり運動
ドッジボール、体力づくり運動
卓球/バドミントン、体力づくり運動
卓球/バドミントン、体力づくり運動
マット運動、体力づくり運動
マット運動、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目、体力づくり運動
自由選択種目
指導演習、体力づくり運動
指導演習、体力づくり運動
指導演習、体力づくり運動
指導演習、体力づくり運動
− 39 −
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体育実技 1単位
荒井 迪夫
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
将来子どもたちの運動遊びを指導する場面を想
定し、運動課題について印象深い師範を示すこと
が出来るよう、13 の課題を実施できるようにする。
・将来幼児教育に携わる者として相応しい服装・
・
態度で授業に臨む。指示するとき以外は坐らな
い。
・爪は短くし、アクセサリーはすべて外す。
・
・準備、後片付け、清掃を協力して行う。
・
1,000 円程度)
・Tシャツは一括購入(マーク入り
・
授業の概要
毎回、体育館における運動課題の実践学習を通
じて、自身の身体のどこをどのように動かしたら
よいのかを考え、感じ(認識し)ながら出来るよ
うにする。
教 科 書
到達目標
参考図書
13 課題全てを出来るようにし、友人にコツを伝
えられるようにする。
授業時に紹介。
授業計画
課題達成(全課題達成を前提として)(60 点)
服装・授業態度(40 点)
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
各種ステップ、ダルマ転がり
各種ステップ、ダルマ転がり
各種ステップ、ダルマ転がり
各種ステップ、ダルマ転がり
カエルの足打ち、逆上がり
カエルの足打ち、逆上がり
カエルの足打ち、逆上がり
カエルの足打ち、逆上がり
壁倒立、馬跳び、
壁倒立、馬跳び、
壁倒立、馬跳び、
トランポリン連続技、竹馬
トランポリン連続技、竹馬
トランポリン連続技、竹馬
トランポリン連続技、竹馬
なわとび、大きな前転
なわとび、大きな前転
なわとび、大きな前転
なわとび、大きな前転
ボール投げ、ボール蹴り、ボール突き
ボール投げ、ボール蹴り、ボール突き
ボール投げ、ボール蹴り、ボール突き
ボール投げ、ボール蹴り、ボール突き
使用せず。資料は必要に応じて配布。
成績評価基準
− 40 −
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就職支援講座(文章表現) 2単位
畠山 英治
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
文章の基本的な書き方を身につけ、自分の考え
が客観的に述べられるようになる。
また、漢字の誕生と造字の方法について学び、
漢字を成り立ちから認識できるようになる。
課題の提出は期限厳守のこと。
授業の概要
参考図書
文章を書くことに慣れつつ、自分の考えを論理
的に述べられる文章をめざして、書く練習をする。
また、漢字の成り立ちの4つのパターンを学ぶ。
必要に応じ、講義の中で紹介。
対象学年:1年
教 科 書
講義時に示す。
成績評価基準
定期試験を 80%とし、受講態度、授業での文章
作成、課題などを 20%とする。
到達目標
・手紙の形式、敬語の使い分けを習得する。
・
・自分とは逆な立場の意見を視野に入れながら、
・
自分の考えを根拠をもって述べられる。
・漢字を造字法より見分けられる。
・
・いくつにも変身する特殊な部首(手や足など)
・
を同類としてつかめる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
分かりやすい文とは
敬語の使い分け
手紙の形式
履歴書の自己アピール
文章表現1
文章表現2
文章表現3
文章表現4
甲骨文字
象形文字と指事文字
会意文字
形声文字と部首
形声文字と音記号
まとめ
− 41 −
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就職実践講座 1単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
公立保育士(公務員保育士)を目指している学
生を対象として、公務員試験に向けて専門科目を
中心として復習し、筆記試験、小論文、面接など
の対策を行うことを通して、公務員試験本番に臨
む意欲喚起し、その基礎的知識を身につける。
教科書の問題を各自で解く形式の学習が中心と
なる。下記の教科書2冊を購入することが履修の
条件。まだ、毎回必ず教科書を持参すること。
授業の概要
保育士専門科目の復習、一般教養分野について
の理解、小論文対策、履歴書等提出書類作成、面
接対策など公務員試験に向けて必要とされる内容
を網羅する。自治体により試験日が異なるので、
個別対応も行う。
教 科 書
①
「スイスイわかる保育士採用 教養試験
2015 年度版」 一ツ橋書店 1,470 円
②
「スイスイわかる保育士採用 専門試験
2015 年度版」 一ツ橋書店 1,575 円
参考図書
授業中に必要に応じて紹介する。
到達目標
成績評価基準
・公立保育士として必要とされる専門的知識の復
・
習をする。
・公務員試験に向けて学生相互が意欲的に学ぼう
・
とする姿勢を身につける。
・小論文、面接などで求められる技能、態度を学
・
ぶ。
授業への参画態度など平常点を重視して評価す
る。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション、ミニテスト
社会福祉
児童家庭福祉
保育原理
教育原理
一般教養分野① 一般知能
保育の心理学
子どもの食と栄養
子どもの保健
社会的養護
一般教養分野② 一般知識
保育実習理論
作文練習
面接練習
まとめ
− 42 −
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社会福祉概論Ⅰ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース
授業の目標
対象学年:1年
履修上の留意事項・準備学習
人間は必然的に「四苦」(生老病死)を抱えて生
きるものである。さらに、生まれ出でたところの
生活環境、社会環境が原因となってさまざまな問
題を背負いこむこともある。
しかし、人間は、たとえその生活が困難に陥っ
ても、家族で支え合い、地域で助け合う文化をも
っている。さらに、家族・地域ばかりでなく、国
や地方自治体も人間の生活を保障している。
そんな生活保障の体系を学ぶ中で、今日の社会
福祉の概要を理解してほしい、つまり、相互援助
やさまざまな公益活動(宗教的慈善・ボランティ
ア活動、NPO、社会福祉法人など)から公的な社
会保障制度に至る幅広い内容を含んでいる。
授業の概要
児童福祉、障害者福祉、生活保護などの分野別
の社会福祉を共通に貫く「社会福祉とは何か」と
いうことに関して思索する授業とする。
毎回のように予習・復習確認テストを実施する
ので、教科書を繰り返し読むことが求められる。
(予習・復習のポイント)
毎回予告される次回の講義テーマに関すること
が、教科書ではどのような内容で書かれてあるの
かをまず知る。その後、今までの知識で理解でき
るところと理解できないところをチェックする。
理解できなかったところが、講義で理解できたか
を復習して確認する。もし、理解不足の部分が残
っていれば、次回の講義で質問すること。
教 科 書
「現代社会と福祉」
塩野、福田 編 弘文堂 2,625 円(税込)
参考図書
「国民の福祉の動向 2012 / 2013」
(財)厚生統計協会 2,100 円
到達目標
成績評価基準
説明できる。
(知識・
・社会福祉とは何かについて、
・
表現)
・福祉サービス利用者の幸福のあり方に仮説を立
・
てられる。(知識・理解・想像力)
(知識・理解)
・福祉政策の実情を理解できる。
・
・さまざまな生活困難に対する感性を磨くことが
・
できる。(知識・理解・想像力・関心)
①平常点(35%)
②定期試験(65%)
③備 考
授業の進行によっては、①と②の評価割合に変
更が生じる可能性がある。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
社会福祉とは何か(1)
社会福祉とは何か(2)
社会福祉の原理
社会福祉のニーズと資源(1)
社会福祉のニーズと資源(2)
社会福祉の発達条件(1)
社会福祉の発達条件(2)
社会福祉の発達条件(3)
社会福祉の制度と政策
福祉政策の課題
福祉政策の構成要素(1)
福祉政策の構成要素(2)
福祉政策と関連政策
社会福祉の展望(1)
社会福祉の展望(2)、まとめ
− 43 −
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社会福祉演習Ⅰ 2単位
担当教員は下記に示す
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
この演習は学科が総力を結集し重点をおいてい
る特色ある科目の一つである。各コース、担当教
員によって少人数のグループで専門的学習を担当
教員と学生の人格的交流を基盤に進める事を目標
とする。
1年次の演習は専門的な学習課題や、学生個々
の生活課題についても担当教員と学生のより個別
化対応を期待し自己目的の明確化を追求してほし
い。
授業の概要
担当教員の指示に従う。
演習では担当教員のもと、より専門性を発揮で
きるように基礎学力を身につけながら、より高度
な専門職に近づけるべく、担当教員のもとで人格
的にも専門的にも力量を発揮できるような演習展
開が望まれる。
到達目標
健康福祉学科と各コースはそれぞれ卒後の専門
職を目指している。その為の専門科目は基礎から
高度な専門科目として2年間、学生は学ばなけれ
ばならない。順調に進む学生もいるが必ずしもそ
うとは言えない場合もある。そのような学生への
支援も演習の場は機能しうるものと期待したい。
教 科 書
参考図書
担当教員の提示紹介する。
担当教員
〔社会福祉コース〕
梅原基雄 樋田幸恵
〔医療事務・秘書コース〕
小杉誠司 水野早苗 三田寺裕治
〔介護福祉コ−ス〕
亀山幸吉 藤澤雅子 星野和世
成績評価基準
各担当教員の授業計画等に基づき評価基準を初
期段階で公表する。
授業計画
1. 健康福祉学科学生全員を小グループに分け、
それぞれ教員が受け持つ。1グループの学生
数は 10 名〜 20 名程度である。
2. グループ分けはコ−ス別に学生番号によって
分けるのを基本とする。
3. 授業は通年 30 回行う。
4. 入学直後に行われる新入生セミナーは、この
グループ単位で行動する。担当教員のオリエ
ンテーションに始まる指導を受ける。
5. 授業は資料・文献の紹介、テキスト購読、レ
ポート作成・発表、時事問題について状況分析、
ディスカッション。専門的映像の視聴と解説、
検討更に施設見学や調査研究それらをべース
に淑徳祭での研究発表に取り組む事も可能で
あろう。
6. 体育祭参加や淑徳祭参加や地域社会活動参加
も積極的に授業計画として展開が可能である。
− 44 −
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社会福祉演習Ⅱ 2単位
梅原 基雄
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
日本の福祉制度を学び、国家と社会福祉との関
係性を理解し、福祉サービスのあり方について考
察する。
授業の概要
26週
27週
28週
29週
30週
各自研究テーマまとめ(1)
各自研究テーマまとめ(2)
研究テーマ提出
研究テーマ寸評
まとめ
本授業は演習であるので、ゼミ員の授業参加(意
見・発表)を主体的に行うが、2年生であるので
進路相談も積極的に行っていく。また、学校行事
への参加も積極的に行い、ゼミ員相互の親睦も図
る。施設見学も行う。
履修上の留意事項・準備学習
到達目標
参考図書
・福祉制度について説明できる。
・
・福祉サービスについての知識を深め相談援助が
・
できるようになる。
・わが国における福祉問題について説明できる。
・
授業時に指示。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
積極的な授業参加を求めます。
教 科 書
プリントの配布。
成績評価基準
研究テーマ(80%)と発表(20%)で総合評価
する。
ガイダンス
進路相談(1)
進路相談(2)
自己 PR・志望動機の書き方(1)
自己 PR・志望動機の書き方(2)
小論について(1)
小論について(2)
体育祭への参加
日本の社会福祉制度(1)
日本の社会福祉制度(2)
日本の社会福祉制度(3)
日本の社会福祉制度(4)
各自研究テーマについての発表(1)
各自研究テーマについての発表(2)
前期のまとめ
後記授業開始にあたって
進路相談(1)
進路相談(2)
各自研究テーマについての発表(1)
各自研究テーマについての発表(2)
虐待と人権問題(1)
虐待と人権問題(2)
虐待と人権問題(3)
淑徳祭参加について(1)
淑徳祭参加について(2)
− 45 −
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医学概論 2単位
尾島 正幸
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
将来目指す業務で必要となるであろう基本的な
医学知識の習得。
重要項目のプリント配布は予定しているが、配
布の有無に関わらず原則授業で触れた項目や内容
について自主的に教科書および参考図書等を参照
し復習することを前提とする。自主学習のために
も毎回指定された教科書並びに参考図書の持参を
必須とする。また前週の授業内容についての小テ
スト(リアクションペーパー)を毎回授業の最後
に行うので、必ず復習等の自学自習用のツールと
しても活用すること。なお、授業計画は状況や進
度に応じ順序および内容等について適宜変更する
場合がある。
授業の概要
責任ある社会人として求められる「健康の捉え
方」を背景に、人の成長・発達と共に人体の心身
機能と身体構造を学ぶことによって関連する疾病
や障害、更にはリハビリテーション等に至るまで
を広く理解する。
到達目標
単に教科書や授業等の内容を機械的に覚えよう
とするのではなく、健康や人体の構造と機能、そ
の異常としての主要疾患や障害等について興味を
持つと共にプロ意識を持って自主的に学べるよう
になること。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
教 科 書
「人体の構造と機能及び疾病
(社会福祉シリーズ1)」
朝元美利 編集責任 弘文堂 2,500 円
参考図書
1. 健康の捉え方
2. 人の成長・発達(1)
人の成長・発達(2)
3. 心身機能と身体構造および
関連する疾病と障害の概要(2)
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
4. リハビリテーションの概要
5. 国際生活分類(ICF)の基本的考え方と
概要
まとめ
「人体のしくみと病気がわかる事典」
奈良信雄 監修 西東社 1,800 円
成績評価基準
平常点と小テスト(リアクションペーパー)
(30%)
定期試験(70%)
− 46 −
2014_短大シラバス_本文.indd 46
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社会福祉概論Ⅱ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
分野別に現代社会における福祉制度の意義を理
解する。また、それぞれについて福祉政策との関
係や今後の課題を考える。
他に、ソーシャルワークと福祉政策との関連、
地域福祉の考え方、さらに、ソーシャル・インク
ルージョン等の現代的課題について現実に即して
考える力を身に付ける。
・属性分野ごとの社会福祉については、教科書の
・
記述は少ないので毎回プリントを配布する。
教材を観た後、自分で考察ポイントを挙げ
・DVD
・
て、それに添って考えられるように練習する。
・学習意欲の乏しい学生は再試験を受けることに
・
なる確率の高い科目である。選択科目であるか
ら、平常点・定期試験それぞれ厳しい評価をす
ることを覚悟して履修選択してほしい。
・私語は厳禁とする。
・
授業の概要
前期の社会福祉概論Ⅰで「社会福祉とは何か」
について充分な理解が得られたことを前提に、専
門知識の上積みを図る。
到達目標
・「福祉の心」について、自分なりの考え方の枠組
・
みが構築できる。(知識・理解・関心・意欲・行
動力)
・「ソーシャルインクルージョン」の意味を、排除
・
されている人々、孤立している人々のことを想
像しながら理解し、さらに改善策を考えること
ができる。(知識・想像力・関心)
・属性分野ごとの社会福祉について基礎知識を持
・
てる。(知識・理解)
(知識・理解・考察力)
・考察力を磨く。
・
教 科 書
「現代社会と福祉」
塩野、福田 編 弘文堂 2,625 円(税込)
参考図書
「国民の福祉の動向 2012 / 2013」
(財)厚生統計協会 2,100 円
成績評価基準
平常点(50%) 後期定期試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
貧困と社会福祉
児童福祉 児童虐待の対策
高齢者福祉
障害者福祉総論 知的障害者の支援
身体障害者の自立
精神保健福祉の問題
社会福祉と医療・保健
相談援助活動と福祉政策の関係(1)
相談援助活動と福祉政策の関係(2)
地域福祉
市民的公共
分権化と地方自治(1)
分権化と地方自治(2)
これからの福祉と全体社会の問題
まとめ
− 47 −
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社会福祉調査論 2単位
三田寺 裕治
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
10週
ソーシャルワーク実践にあたって必要となる社
会調査の基礎的知識・技術を習得する。
授業の概要
福祉課題を解決するためには、科学的な調査に
基づく正確な現状分析が欠かせない。本講義では、
社会調査の意味や目的、歴史を概説した上で、実
際の社会調査を紹介しながら、調査の設計、標本
抽出、データの処理・集計、データ分析など、社
会調査の手順と調査技術について解説する。また、
後半では、実際に小・中規模な調査を企画・実施し、
社会調査の一連のプロセスを体験する。
到達目標
・社会調査の意義・目的・種類を理解している。
・
・質的調査、量的調査の実施方法、データ分析方
・
法について理解している。
・社会調査の倫理や個人情報保護について理解し
・
ている。
IT の活用方法につい
・社会調査実施にあたっての
・
て理解している。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
ガイダンス、社会調査の意義・目的
社会調査の歴史、社会福祉学における社会調査
社会調査の種類と特徴
(質的・量的調査とその得失)
統計調査の特徴と種類 その1
統計調査の特徴と種類 その2
社会調査の企画・設計
調査票の作成方法、ワーディングの諸問題
質問文の形式と選択肢の設け方、表紙の作成
量的調査におけるデータ解析(その1)
単純集計やクロス集計、基本統計量(平
均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差)
、
エラボレーションなど、社会調査における
基本的な集計・分析方法について説明する。
11週
12週
13週
14週
15週
量的調査におけるデータ解析(その2)
母集団と標本データ、帰無仮説・対立仮
説と検定の概念、統計的「有意」とは、第
一種の過誤と第二種の過誤、両側検定と片
側検定、パラメトリック検定とノンパラメ
トリック検定など、検定に関する基本的知
識と考え方を説明する。また、相関分析と
回帰分析についても概説する。
量的調査におけるデータ解析(その3)
重回帰分析、分散分析、因子分析など、
いくつかの発展的統計手法について、実際
の調査データを用いながら概説する。
質的調査の特徴と種類
質的調査の手法、質的調査におけるデータ
分析
社会調査における倫理と個人情報保護
社会調査の実施にあたっての IT の活用方法、
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・学習環境を快適に維持できるよう、受講マナー
・
を守ること。
・授業内で指示する箇所(プリント、参考書等)
・
を次回までに熟読し、ノートに整理しておくこ
と。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
「ソーシャルワーカーのための社会福祉調査法」
平山尚、武田丈、呉裁喜、藤井美和、李政元
ミネルヴァ書房 2003 年
「社会調査法入門」
盛山和夫 著 有斐閣 2004 年
「SPSS でやさしく学ぶ統計解析」
室淳子、石村貞夫 著 東京図書 2002 年
成績評価基準
評価は試験(80%)および平常点(20%)でお
こなう。
− 48 −
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ソーシャルワーク総論Ⅰ 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
9週
本科目は、社会福祉士法令指定科目「相談援助
の基盤と専門職」にあてはまる科目です。
この講義では、社会福祉士として「相談援助」
を行なっていく際に、基盤となる知識の理解と習
得をはかることが目的です。
授業の概要
講義を通じて、「社会福祉士とはどういった職業
であるのか」「相談援助とは何か」そして「職業と
しての社会福祉に大事なことは何か」を考えてい
きます。
到達目標
①社会福祉士の役割と意義を理解する。
「社会福祉士は、どのような役割があるのか、自
分の言葉で説明できる」
②相談援助の概念と範囲について理解する。
「相談援助って何なのか、誰に、どのような事を
する事なのかを説明できる」
③相談援助の理念について理解する。
「相談援助において大事な事を、自分の言葉で説
明できる」
④相談援助における権利擁護の意義と範囲につい
て理解する。
「権利擁護とは何か、その意味と意義について説
明できる」
⑤相談援助にかかる専門職の概念と範囲及び専門
職倫理について理解する。
「専門職とは何か、どのような事が求められてい
るのかを説明できる」
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
4−3 ソーシャルケースワークの統合化
ジェネラリストソーシャルワーク
5−1/5−2 相談援助の理念1
実践と価値について
5−3 ソーシャルワーク実践と権利擁護
6−1 クライエントの尊厳と自己決定
6−1 エンパワメントとストレングス視点
6−2 ノーマライゼーションと社会的包摂
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・
・毎回、レジュメ(講義の要旨)を配布する。
・
ファイリングをしてください。当日以外の過不
足には対応しません。
・レジュメと教科書の両方を使って、講義をすす
・
めます。
・大事な事も主に口頭で述べます。聴いて、書き
・
取ってください。
・暗記科目ではありません。ただし、専門用語に
・
ついては、用語と内容を理解する必要がありま
す。
教 科 書
「相談援助の基盤と専門職」
社会福祉士養成講座編集委員会 編 中央法規
参考図書
「国民の福祉の動向 2012 / 2013」
(財)厚生統計協会 2,100 円
成績評価基準
定期試験(80%) 課題(20%)
ガイダンス
1−2 現代社会の特徴
1−1 社会福祉士の役割と意義
2−1 ソーシャルワークの概念
2−2 ソーシャルワークの構成要素
3−1 相談援助の形成過程1
ソーシャルワークの始まり
3−2 ソーシャルケースワークの母
:リッチモンド
4−1 ソーシャルケースワークの発展期
4−2 ソーシャルケースワークの展開期
− 49 −
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ソーシャルワーク総論Ⅱ 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本科目は、社会福祉士法令指定科目「相談援助
の基盤と専門職」にあてはまる科目です。
この講義では、社会福祉士として「相談援助」
を行なっていく際に、基盤となる知識の理解と習
得をはかることが目的です。
教 科 書
「相談援助の基盤と専門職」
社会福祉士養成講座編集員会 中央法規
授業の概要
参考図書
講義を通じて、「社会福祉士とはどういった職業
であるのか」「相談援助とは何か」そして「職業と
しての社会福祉に大事なことは何か」を考えてい
きます。
成績評価基準
定期試験(100%)
到達目標
・専門職としての価値を知り、理解する。
・
・どのような時に、専門職は悩むのかを知り、そ
・
の解決方法を知る。
・援助活動の基盤となる倫理綱領を知り、自分の
・
行動の指針として身につける。
・地域社会での相談援助の全体像を知る。
・
・地域を基盤としたソーシャルワークの専門的機
・
能を知る。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
専門職倫理とは何か
専門職倫理とディレンマ1
専門職倫理とディレンマ2
専門職倫理とディレンマ3
総合的かつ包括的な相談援助の全体像
総合的かつ包括的な相談援助を支える理論1
総合的かつ包括的な相談援助を支える理論2
相談援助にかかる専門職の概念と範囲1
相談援助にかかる専門職の概念と範囲2
総合的かつ包括的な相談援助における
専門的機能1
総合的かつ包括的な相談援助における
専門的機能2
総合的かつ包括的な相談援助における
専門的機能3
総合的かつ包括的な相談援助における
専門的機能4
まとめ
− 50 −
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ソーシャルワークの方法Ⅰ 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義は、社会福祉士法令指定科目「相談援助
の理論と方法」に該当する科目である。実習や演
習でソーシャルワークの技術を訓練する時に、基
礎となる技術の知識を習得する。従って、用語の
理解のみだけではなく、方法論(how to)の原則
を理解する事を目的とする。
・授業前に、テキストの該当する部分を読んでお
・
くと理解しやすい。
・授業後に、毎回配布する資料と教科書での復習
・
を勧める。
・テキストの事例を良く読み込む事を勧める。
・
授業の概要
相談援助における人と環境との交互作用につい
て理解をします。そのうえで、相談援助の過程や、
援助関係を学ぶ。ソーシャルワーク総論や各分野
論での学びを基礎にし、相談援助の流れを理解す
る。
教 科 書
「新・社会福祉士養成講座7
相談援助の理論と方法Ⅰ」
中央法規
参考図書
到達目標
成績評価基準
演習や実習において、本科目で学ぶ諸理論、諸
技術の基本が実践できるようになる。
筆記試験(80%) レポート等の課題(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
相談援助とは ソーシャルワーカーの仕事
相談援助とは ソーシャルワーカーの職場
相談援助の構造と機能
人と環境の交互作用
相談援助における援助関係
援助関係の意義
援助関係の質と自己覚知
相談援助の展開過程Ⅰ 全体像
インテーク 問題把握~ニーズ確定
アセスメント 支援標的・目標設定
プランニング~支援の実施
相談援助の展開過程Ⅱ モニタリング
再アセスメント
支援の終結
まとめ
− 51 −
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ソーシャルワークの方法Ⅱ 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義は、社会福祉士法令指定科目「相談援助
の理論と方法」に該当する科目です。実習や演習
でソーシャルワークの技術を訓練する時に、基礎
となる技術の知識を習得します。従って、用語の
理解のみだけではなく、方法論(how to)の習得
することを目的とする。
ソーシャルワークの方法Ⅰを基礎にして学習が
進むので、丁寧に復習をしてほしい。
授業の概要
相談援助における人と環境との交互作用につい
て理解をします。そのうえで、相談援助の過程や、
援助関係を学び、実際に体験する事で、相談援助
に必要な面接技法、記録技法等を習得する。
教 科 書
「新・社会福祉士養成講座7
相談援助の理論と方法Ⅰ」
中央法規
参考図書
成績評価基準
筆記試験(80%) レポート等の課題(20%)
到達目標
演習や実習において、本科目で学ぶ諸理論、諸
技術の基本が実践できるようになること。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
ソーシャルワークの展開過程1
ソーシャルワークの展開過程2
アウトリーチの技術1
アウトリーチの技術2
契約の技術
アセスメントの技術1
アセスメントの技術2
介入の技術
モニタリング・再アセスメント
面接の技術1
面接の技術2
記録の技法
交渉の技術
まとめ
− 52 −
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ソーシャルワークの方法Ⅲ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
実践能力のある社会福祉士を養成するために、
基礎的な援助技術の知識・技能・技術を理解させ
るとともに、想像力・判断力を働かせることので
きる応用力の獲得を目指す。この科目が、実習と
連動することにより、相談援助についての包括的
な視野を身につけ、相談室のみならず、集団や地
域に自分の仕事の対象を広げられる出発点になっ
てほしい。
授業の概要
事例をシステマティックに分析する概念枠組を
前提に相談援助の基礎を学ぶ。
到達目標
毎回のように予習・復習確認テストを実施する
ので、教科書を繰り返し読むことが求められる。
(予習・復習のポイント)
毎回予告される次回の講義テーマに関すること
が、教科書ではどのような内容で書かれてあるの
かをまず知る。その後、今までの知識で理解でき
るところと理解できないところをチェックする。
理解できなかったところが、講義で理解できたか
を復習して確認する。もし、理解不足の部分が残
っていれば、次回の講義で質問すること。
この科目の授業計画の一部を「ソーシャルワー
クの方法Ⅳ」に繰り越すことがある。
教 科 書
・総合的かつ包括的な相談援助技術が、実際の・
・
ケースにおいてどのように展開されるのかにつ
いて、直接・間接・関連の各種援助技術をふま
えて理解できる。(知識・理解)
・さまざまな実践モデルとアプローチを学び、そ
・
の違いを理解した上で、実際の場面での活用を
想像できる。(技能・技術)
・実習に向けて、ソーシャルワークの現場におい
・
て学ぶ動機付けを高揚させることができる。(興
味・関心・意欲)
「相談援助の理論と方法Ⅱ
(新・社会福祉士養成講座8)」
社会福祉士養成講座編集委員会 編
中央法規出版 2,600 円+税
参考図書
「相談援助の理論と方法Ⅱ
(社会福祉士シリーズ8)」
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
弘文堂 2,500 円+税
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
①授業中に実施する小テスト・レポート(50%)
②最終試験(50%)
③備 考
授業の進行によっては、①と②の評価割合に変
更が生じる可能性がある。
相談援助における対象の理解(1)
相談援助における対象の理解(2)
相談援助における対象の理解(3)
相談援助における対象の理解(4)
ケースマネジメントとケアマネジメント(1)
ケースマネジメントとケアマネジメント(2)
コーディネーションとネットワーキング(1)
コーディネーションとネットワーキング(2)
スーパービジョンとコンサルテーション
様々な実践モデル(1)
様々な実践モデル(2)
様々な実践モデル(3)
様々なアプローチ(1)
様々なアプローチ(2)
まとめ
− 53 −
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ソーシャルワークの方法Ⅳ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
実践能力のある社会福祉士を養成するために、
基礎的な援助技術の知識・技能・技術を理解させ
るとともに、想像力・判断力を働かせることので
きる応用力の獲得を目指す。この科目が、実習と
連動することにより、相談援助についての包括的
な視野を身につけ、相談室のみならず、集団や地
域に自分の仕事の対象を広げられる出発点になっ
てほしい。
授業の概要
ケースに対する様々なアプローチを使い分けら
れるように、その違いを理解するための事例検討
を行う。
到達目標
・
・相談援助における社会資源の意義を知り、活用
・
調整のための技術、開発のための技術を身につ
けることができる。(知識・技術)
・ケースカンファレンスの意義と方法を知り、そ
・
の実際の展開技術を身につけることができる。
(知識・技能・技術)
・事例によって学び、そして研究することの意義
・
と方法を知り、将来、現場においての学ぶ姿勢
を身につけることができる。(興味・関心・意欲)
毎回のように予習・復習確認テストを実施する
ので、教科書を繰り返し読むことが求められる。
(予習・復習のポイント)
毎回予告される次回の講義テーマに関すること
が、教科書ではどのような内容で書かれてあるの
かをまず知る。その後、今までの知識で理解でき
るところと理解できないところをチェックする。
理解できなかったところが、講義で理解できたか
を復習して確認する。もし、理解不足の部分が残
っていれば、次回の講義で質問すること。
「ソーシャルワークの方法Ⅲ」の授業計画から一
部、この科目に繰り越すことがある。
教 科 書
「相談援助の理論と方法Ⅱ
(新・社会福祉士養成講座8)」
社会福祉士養成講座編集委員会 編
中央法規出版 2,600 円+税
参考図書
「相談援助の理論と方法Ⅱ
(社会福祉士シリーズ8)」
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
弘文堂 2,500 円+税
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
4週
①授業中に実施する小テスト・レポート(60%)
②最終試験(40%)
③備 考
授業の進行によっては、①と②の評価割合に変
更が生じる可能性がある。
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
様々なアプローチ(1)
様々なアプローチ(2)
様々なアプローチ(3)
相談援助における社会資源の活用・調整・
開発(1)
相談援助における社会資源の活用・調整・
開発(2)
ソーシャルアクション
ケースカンファレンス(1)
ケースカンファレンス(2)
個人情報の保護 情報通信技術(IT)の活用
事例研究(1)
事例研究(2)
事例研究(3)
相談援助の実際
まとめ
− 54 −
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地域福祉論Ⅰ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
福祉サービス利用者の地域での自立生活を支援
する「地域福祉の推進」は今日の社会福祉の基調
をなすものである。その意味で、地域福祉の理解は、
福祉政策や福祉実践の展開にとって不可欠なもの
となっている。前期の「地域福祉論Ⅰ」では、そ
の概要を講義し、後期の「地域福祉論Ⅱ」の事例
検討のための概念枠組を用意する。
テキストの予習テストあるいは理解確認テスト
を授業中に適宜実施するので、テキストの予習復
習は必ず行うこと。
ソーシャルワーク演習Ⅳと連動しているので合
わせて履修すること。
授業の概要
「地域包括ケアシステム」に含まれる、福祉・医
療・保健等の相互連携と互助・共助の仕組につい
ての理解を目指す。同時に、実践上求められる住
民主体の主体形成の方法について、現状認識と今
後の展開方法を考えられるようにする。
到達目標
・地域福祉の歴史的展開を踏まえて、新しいサー
・
ビスシステムとしての地域福祉を理解できる。
・住民主体の地域福祉のあり方を理解し、まちづ
・
くりの方法を構築できる。
などの市民活動の原理を理
・ボランティア・NPO
・
解し、コーディネートの方法を身に付ける。
教 科 書
「MINERVA 社会福祉士養成テキストブック8
地域福祉の理論と方法」
市川一宏、大橋謙策、牧里毎治 編著
参考図書
特に定めない。
成績評価基準
授業中に実施する小テスト・レポート(40%)
定期試験(60%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
地域福祉の構成要素
参加と協働の地域福祉システム(1)
参加と協働の地域福祉システム(2)
地域社会の現状とコミュニティ(1)
地域社会の現状とコミュニティ(2)
まちづくりの実際
福祉教育と住民参加
地域福祉の源流と発展過程
地域福祉におけるニーズ把握
地域福祉の財源
コミュニティソーシャルワーク
福祉コミュニティの担い手(1)
福祉コミュニティの担い手(2)
地域福祉計画
諸外国の地域福祉、まとめ
− 55 −
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地域福祉論Ⅱ 2単位
宗像 利幸
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
前期「地域福祉論Ⅰ」で総論となる大まかな概
念枠組みを学んだことを前提にして、後期では、
その概念枠組みに沿って、グループワークの手法
での事例検討を中心にして、福祉政策や福祉実践
の展開に寄与するものとする。
前期の「地域福祉論Ⅰ」を常に念頭に置きながら、
グループワークの手法を使い、参加と協働で授業
を進めるので、積極的な参加を期待する。同じ社
会福祉を学ぶ学生同士がピア(対等)な関係性を
築けるように、お互いに協力して授業の進行につ
とめてほしい。
授業の概要
「地域包括ケアシステム」に含まれる、福祉・医
療・保健等の相互連携と互助・共助の仕組につい
ての理解を目指す。同時に実践上求められる住民
主体の主体形成の方法について、精神保健福祉分
野の事例を中心に入れて、現状認識と今後の展開
方法を考えられるようにする。
教 科 書
「MINERVA 社会福祉士養成テキストブック 8
地域福祉の理論と方法」
市川一宏、大橋謙策、牧里毎冶 編著
参考図書
特に定めない。
到達目標
・地域福祉の歴史的展開を踏まえて、新しいサー
・
ビスシステムとしての地域福祉を理解できる。
・住民主体の地域福祉のあり方を理解し、まちづ
・
くりの方法を構築できる。
などの市民活動の原理を理
・ボランティア・NPO
・
解し、コーディネートの方法を身に付ける。
・互助・共助の方法をグループワークの手法を通
・
して学び、コミュニティソーシャルワークの実
践に生かす。
成績評価基準
グループワークへの参加とレポート(50%)
定期試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
地域福祉とソーシヤルワーク
バリアフリーの社会づくり
福祉コミュニティの形成
参加と協働の実際(1)相互支援
参加と協働の実際(2)パートナーシップ
参加と協働の実際(3)エンパワメント
参加と協働の実際(4)アドボカジー
社会的排除の中での地域福祉課題
地域福祉サービスの経営
ソーシャルサポートネットワークの活用
福祉コミュニティビジネスとその展開方法
地域福祉を進める組織としくみ
当事者組織(1)
当事者組織(2)
まとめ
− 56 −
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福祉行財政と福祉計画 2単位
土井 直子
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉の行財政の提供体制と実施体制は、福
祉多元化の動向により、2000 年以降は大きく変化
してきた。
実際の福祉現場で働く職員として、理解してお
くべき基礎知識を習得することによって、社会福
祉の仕組みをより考察し、社会福祉の今後につい
て洞察することができるようになると考えている。
・社会福祉行財政に関するニュースに興味を持つ
・
こと。
・授業中の私語は厳禁。
・
授業の概要
・『厚生労働白書』などを活用し、社会福祉の行財
・
政に関する知識を講義する。
・グループワークなどを通して、現在の、社会福
・
祉の実施体制に関する問題点を考察する。
・具体的な福祉計画を読むことによって、今後の
・
行財政システムの課題を検討する。
教 科 書
「よくわかる福祉行財政」 ミネルヴァ書房
参考図書
成績評価基準
平常点(40%) 定期試験(60%)
到達目標
・社会福祉の行財政の提供体制についての基礎知
・
識を習得する。
・社会福祉の行財政の実施体制についての基礎知
・
識を習得する。
・福祉計画の意義と目的を理解する。
・
・福祉計画の種類と内容についての基礎知識を習
・
得する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
社会福祉行財政の実施体制
社会福祉行財政の実施体制における問題点
社会福祉行財政の提供体制
社会福祉の財源
社会福祉行財政の仕組み
国の役割
地方自治体の役割
さまざまな提供主体
福祉計画の種類
福祉計画の主体
福祉計画の問題点
住民参加の意義
グループワーク
まとめ
− 57 −
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福祉サービスの組織と経営 2単位
三田寺 裕治
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
9週
福祉サービスに係る組織・団体や福祉サービスの管理運
営の方法とその実際について学ぶ。
10週
授業の概要
11週
社会福祉基礎構造改革により、福祉サービスは行政によ
る措置制度から契約制度へと大きくシフトすることとなっ
た。契約制度下において福祉サービス事業者が継続して安
定的に事業活動を遂行するためには、安全管理やサービス
の質の確保といったオペレーション上のリスクへの対応だ
けでなく、労務関連リスクや制度・政策リスク、競争リス
クなど事業活動に付随する広範囲にわたるリスクに対して
も、的確に対応していかなければならなくなってきている。
本講議では、福祉・介護サービスの基本的理念や特性、社
会的責任について整理した上で、リスク管理や経営戦略、
人的資源管理、会計・財務管理など、これからの福祉・介
護事業経営において求められる経営管理手法について講義・
演習を通じて実践的に学ぶ。
12週
・・ 福祉・介護事業の特性、福祉・介護事業者における倫理
的責任とガバナンスの重要性を理解している。
・・ 福祉・介護分野における規制と競争、経営管理の必要性
について理解している。
・・ リスクマネジメントシステム構築の手順について理解し
ている。
・・ 人的資源管理の諸領域と具体的機能、人材管理にかかわ
る法制度について理解している。
・・ ストレスマネジメント、キャリア開発について理解して
いる。
・・ リーダーシップの理論について理解している。
・・ 社会福祉法人における会計制度、財務諸表の見方・活用
方法について理解している。
授業計画
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
14週
15週
履修上の留意事項・準備学習
到達目標
1週
13週
福祉サービスの管理運営の方法(4)
人事・労務管理①
福祉サービスの管理運営の方法(5)
人事・労務管理②
福祉サービスの管理運営の方法(6) 経営管理と人材育成
福祉サービスの管理運営の方法(7)
社会福祉法人の経営と財務管理、資金の流れ、財務
管理の目的
福祉サービスの管理運営の方法(8)
社会福祉法人の財務管理の特殊性、社会福祉法人に
おける会計制度、財務諸表の見方・使い方
福祉サービスの管理運営の方法(9)
福祉事業経営に必要な情報管理、個人情報保護と情
報開示
福祉サービスの管理運営の方法(10)
介護サービス情報の公表制度、パブリック・リレー
ションズ
福祉・介護事業の特性、福祉・介護事業者における
倫理的責任とガバナンスの重要性
福祉・介護分野における規制と競争、経営管理の必
要性
福祉サービスにかかわる組織や団体、社会福祉法
人、特定非営利活動法人、その他の組織や団体
福祉サービスの組織と経営の基礎理論(1)
戦略の基礎概念、経営戦略策定プロセス、事業計画
福祉サービスの組織と経営の基礎理論(2)
組織構造と組織原則、管理運営の基礎理念
福祉サービスの管理運営の方法(1)
サービス管理、サービスの質の評価
福祉サービスの管理運営の方法(2)
苦情対応
福祉サービスの管理運営の方法(3)
リスクマネジメント
学習環境を快適に維持できるよう、受講マナーを守ること。
授業内で指示する箇所(プリント、参考書等)を次回ま
でに熟読し、ノートに整理しておくこと。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
「福祉労働とキャリア形成 − 専門性は高まったか」
染谷俶子 ミネルヴァ書房 2007 年
「社会福祉施設経営論」
宇山勝儀 光生館 2005 年
「介護事故とリスクマネジメント」
柴尾慶次 旬報社 2003 年
「介護リスクマネジメント」
増田雅暢、菊池馨実 旬報社 2003 年
「新しい人事労務管理(第3版)」
佐藤博樹、八代充史、藤村博之
有斐閣 2007 年
「非営利組織のマーケティング戦略(第6版)」
フィリップ・コトラー・アランR .
アンド リーセン 第一法規出版 2005 年
成績評価基準
評価は試験(80%)および平常点(20%)でおこなう。
− 58 −
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社会保障論Ⅰ 2単位
大津 唯
社会福祉/介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
私たちの生活や社会のなかで、社会保障は大き
な役割を果たしている。授業では、社会保障の仕
組みを学び、介護実践の場や日常生活で活用でき
るような知識の習得を目指す。
日頃からテレビや新聞、インターネットなどの
社会保障関係のニュースに目を通しておくこと。
教 科 書
「最新介護福祉全書2 社会の理解」
メヂカルフレンド社
授業の概要
社会保障の基本的な考え方や歴史、理念、機能
などを学び、社会保障の全体像を把握したうえで、
年金制度、医療保険制度、労働保険制度などの各
制度を具体的に学ぶ。
到達目標
社会保障制度の成り立ちや仕組みを理解したう
えで、私たちの生活や社会のなかで社会保障が果
たしている役割や、社会保障が直面している課題
について、考えることができる。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
平常点(20%) リアクションペーパー(30%)
期末試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
社会保障とは
社会保障の理念と機能
社会保障制度の歴史(1)
社会保障制度の歴史(2)
社会保障制度の歴史(3)
社会保障の財政
年金制度(1)
年金制度(2)
医療保険制度(1)
医療保険制度(2)
労働保険制度
社会福祉制度
生活保護制度
現代社会の変容と社会保障の課題
まとめ
− 59 −
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社会保障論Ⅱ 2単位
大津 唯
社会福祉/介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
私たちの生活や社会のなかで、社会保障は大き
な役割を果たしている。授業では、社会保障の仕
組みを学び、介護実践の場や日常生活で活用でき
るような知識の習得を目指す。
日頃からテレビや新聞、インターネットなどの
社会保障関係のニュースに目を通しておくこと。
教 科 書
「最新介護福祉全書2 社会の理解」
メヂカルフレンド社
授業の概要
社会保障の基本的な考え方や歴史、理念、機能
などを学び、社会保障の全体像を把握したうえで、
年金制度、医療保険制度、労働保険制度などの各
制度を具体的に学ぶ。
到達目標
社会保障制度の成り立ちや仕組みを理解したう
えで、私たちの生活や社会のなかで社会保障が果
たしている役割や、社会保障が直面している課題
について、考えることができる。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
平常点(20%) リアクションペーパー(30%)
期末試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
社会保障とは
社会保障の理念と機能
わが国の社会保障制度の歴史(1)
わが国の社会保障制度の歴史(2)
社会保障の財政
世界の社会保障制度
年金制度(1)
年金制度(2)
医療保険制度(1)
医療保険制度(2)
労働保険制度
社会福祉制度
生活保護制度
現代社会の変容と社会保障の課題
まとめ
− 60 −
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高齢者福祉サービス論 2単位
菅田 理一
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
高齢者福祉の理念とそのサービスの現状を概観
しながら、超高齢社会における福祉の諸問題を検
討したい。
受講期間中は、高齢者の衣・食・住や心身につ
いて意識的に考え、さらに可能であれば身近な高
齢者の実状を調査してみることをお勧めします。
授業中に教科書の指示する箇所は、次回までに読
んできて下さい。
授業の概要
高齢者福祉の理念とそのサービスの現状を概観
しながら、超高齢社会における福祉の諸問題を検
討したい。
まず高齢者の心身の特性を把握し、高齢者とそ
の家族についての理解を深める必要がある。同時
に高齢者福祉の歴史を学び、現在の介護保険制度
および高齢者に関する諸制度の目的・仕組みを理
解したい。さらに、独居高齢者、高齢者虐待、介
護予防などにわたり、高齢者がどんなことで困っ
ていたり、何を望んでいるかを具体的に取り上げ
る予定である。
教 科 書
「新・社会福祉士養成講座 第 13 巻
高齢者に対する支援と介護保険制度」
社会福祉士養成講座編集委員会 編
中央法規出版 2,730 円(税込)
参考図書
必要に応じて、その都度紹介します。
成績評価基準
定期試験(60%) 平常点(20%)
提出物(20%)
到達目標
・高齢者の心身の特性、高齢者と家族について正
・
しく理解する。
・高齢者保健福祉制度の発展過程と介護保険制度
・
創設の社会的背景を理解する。
・介護保険サービスの種類、利用条件や利用方法
・
について説明できる。
・独居高齢者への対応等について、事例に応じた
・
支援方法を提案することができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
高齢者福祉サービスとは
高齢者の特性
少子高齢社会と高齢者
高齢者を取り巻く諸問題
高齢者保健福祉制度の歴史的展開
高齢者支援の関係法規
介護保険制度の概要
介護保険制度の仕組み
介護保険制度における居宅サービス
介護保険制度における施設サービス
高齢者を支援する組織と役割
高齢者を支援する専門職の役割と実際
高齢者支援の方法と実際(1)
ケアマネジメントを含む
高齢者支援の方法と実際(2)
まとめ
− 61 −
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介護福祉論 2単位
長谷川 美貴子
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
5週
わが国は急速な少子高齢社会を迎え、家族形態
や生活様式、人々の価値観が変化しただけでなく、
国の施策としても在宅医療・福祉・介護を強力に
支援する方向にある。介護保険法が 2000 年に施
行され、その後の改正で高齢者支援の内容も多様
化し、2006 年には障害者自立支援法も施行されて
いる。そのような福祉の過渡期にあって、社会福
祉士は対象者の人権や尊厳を守るため、専門職と
しての倫理性の高次化が求められている。また、
新たに生じてきている介護予防、認知症介護、終
末期介護といった課題に応えていけるよう、介護
福祉に関する基本的知識・技術の理解や倫理観を
身につけることは、とても重要なことである。
授業の概要
人々の QOL 向上を目指す社会福祉士にとって、
他者を援助するとはどういうことなのか、介護の
概念や ICF 概念、ノーマライゼーションの考え方、
自律するとはどういうことなのかについて、具体
的に自分自身で考えていくことが大切である。さ
らに、介護・福祉業務は多職種との連携が重要と
なるので、それぞれの役割や専門性についての知
識を獲得する。
到達目標
・介護の概念や理念を理解し、自分の意見を述べ
・
ることができる。
・人権と尊厳を支えるための方法を考えることが
・
できる。
を高める介護過程の方法を理解することが
・QOL
・
できる。
・自律支援の意義を理解し、そのための方法を考
・
えることができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
Ⅰ 介護の概念や対象
① 介護の意義とそれを支える理念
② 介護の定義と利用者の理解
Ⅱ 介護過程と介護予防
① 介護過程の概要と展開技法
② 介護予防の重要性
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
Ⅲ 人権と尊厳を支える介護
① 人権を尊重する考え方
(ICF・QOL・ノーマライゼーションなど)
② 認知症ケアと尊厳の保持
(虐待防止、身体拘束など含む)
③ 終末期ケアと尊厳の保持
(個人の権利を守るさまざまな制度)
Ⅳ 自立に向けた介護
① 自立支援の意義と介護予防
② 居宅介護支援における住環境整備
③ 日常生活動作における自立支援
Ⅴ 高齢者を支援する専門職の役割と実際
① 介護職の役割と専門性
② 他職種との連携と専門職としての職業倫理
③ 介護における安全確保とリスクマネジメント
(事故予防・安全対策、緊急時・感染症対策)
④ 介護職の安全と心身の健康管理
これからの介護福祉の課題とまとめ
履修上の留意事項・準備学習
・教科書に沿って授業を行っていきます。
・
・学習に対する積極的な態度を期待します。
・
また「介
・本科目は社会福祉士の必修科目であり、
・
護職員初任者研修」の 15 時間分の読み替え科目
でもありますので、注意して受講して下さい。
教 科 書
「新・社会福祉士養成講座 13
高齢者に対する支援と介護保険制度
−高齢者福祉論−」
川廷宗之 他編 中央法規出版 2,600 円
「介護職員初任者研修テキスト」
財団法人介護労働安全センター 5,900 円
参考図書
その都度プリントにして配布します。
成績評価基準
課題レポート(20%) 試験(80%)
− 62 −
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障害者福祉サ−ビス論 2単位
亀山 幸吉
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉士、ケ−スワ−カ−、医療事務・秘書
は福祉、医療機関において何らかの障害者と関わ
る事は必須であろう。その際、障害に関する専門
的理解に基づき、具体的な生活支援、自立支援サ−
ビスが求められる。そのような状況に充分対応で
きる能力を習得する事を目標にする。
ビデオ等による実際の事例を基に具体的事例を
分析、方法論の習得を目指すので極力、障害当事者、
家族、施設との接点を確保、体験を望みたい。
授業の概要
具体的な個々の障害実態、事例に基づき、どの
ような支援方法を学ぶ。
教 科 書
特に指定しない。資料はかなり配布するので管
理して置くこと。
参考図書
「障害者福祉論」
到達目標
成績評価基準
障害は身体、知的、精神、発達等、多岐に亘る。
それらを個別化しその特徴と支援方法が可能にな
る事を目標とする。
リアクションペ−パ−(40 点) 試験(60 点)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテ−ション
障害者の生活実態
ICF(国際生活機能分類の理解
障害者総合福祉法の理解
障害者福祉サ−ビスの実際
障害者施設の支援方法論
在宅、地域における障害者福祉サ−ビス
障害者ケアマネジメント
身体障害者福祉サ−ビス
知的障害者福祉サ−ビス
精神障害者サ−ビス
発達障害者福祉サ−ビス
重症心身障害児福祉サ−ビス
性同一性障害者福祉サ−ビス
家族支援サ−ビス
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児童・家庭福祉サービス論 2単位
佐藤 純子
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
児童・家庭福祉サービス論では、主に子どもと
その家庭をめぐる福祉の実際について知識を習得
することを目標としている。具体的には、児童家
庭福祉サービスの内容を学ぶために現代家族の生
活実態とそれらを取り巻く社会状況を把握すると
ともに諸政策や法制度を習得していく。
・実習などを通じて職員が利用家庭に対してどの
・
ような支援をしているのかその実践をよく観察
すること。
・児童福祉や家族に関する新聞記事を日頃から読
・
むように心掛けること。
授業の概要
子どもやその家庭を取り巻く教育環境や地域社
会の変容にともなう児童家庭福祉サービスの必要
性や制度の概要を学んでいく。事例などを踏まえ
て行政、事業者、市民の果たすべき役割と展望を
学ぶ。
到達目標
・児童・家庭福祉政策の発展過程や法制度につい
・
て理解する。
・児童福祉施設の機能と行政の役割について理解
・
する。
・具体的な児童・家庭支援策について様々な角度
・
から理解することができ、実践に役立つ力を養
う。
教 科 書
「子どもと福祉 子ども・家庭支援論」
林浩康 著 福村出版 2,415 円
参考図書
「新・よくわかる福祉事務所のしごと」
結城康博、嘉山隆司、佐藤純子、本多敏明
ぎょうせい 2,500 円
成績評価基準
リアクションペーパー(30%) 平常点(20%)
試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
児童の定義と権利:子ども福祉の意義
児童・家庭福祉の展開過程
現代社会における児童・家庭の状況
児童・家庭福祉サービスの需要と実際
子ども・家庭支援の基本的な考え方
児童福祉関連法・制度・関連機関
家庭内暴力(DV /児童虐待)の現況と対策
児童・家庭に関わる福祉・保健
養護児童の生活状況と社会的支援
非行やひとり親家庭について考える
障碍児とその家族への支援
地域子育て支援
児童・家庭福祉の担い手とネットワーキング
まとめ
− 64 −
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公的扶助論 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本科目は社会福祉士国家試験科目の「低所得者
に対する支援と生活保護制度」に対応する科目で
ある。
本科目では、私達の生活を保障する最終的な手
段である公的扶助制度に関し、その理念と制度の
内容、実施機関である福祉事務所の現状と課題等
への理解を深める事を目的とする。
・授業前に、テキストの該当する部分を読んでお
・
くと理解がしやすい。
・毎回配布する資料と教科書の復習を勧める。
・
・新聞等で話題になっている社会保障制度の問題
・
点等に関心を持ち、なぜ問題になっているのか
を考えるようしてほしい。授業内容についての
理解が深まるだろう。
授業の概要
教 科 書
公的扶助制度の詳細だけではなく、「貧困」への
理解も同時に深めていきたい。貧困は、多種多様
な原因から生み出される。それ故、社会福祉の知
識だけではなく、社会保障制度や経済、労働など
の幅広い知識が要求されるが、可能な限り事例を
用いて講義を行う予定である。講義を通じて、今
後の公的扶助のあり方や低所得者援助に対する基
本的な視座に関しても考えていきたい。
「低所得者への支援と生活保護制度」
渋谷哲 編 (株)みらい 2,300 円
参考図書
成績評価基準
試験(80%) 課題(20%)
到達目標
・国民的最低限(ナショナル・ミニマム)を制度
・
的に理解する。
・歴史をふまえた上で、現在の生活保護法を理解
・
する。
・貧困を多様な側面から考察し、自らの意見を根
・
拠を持って述べることができる。
授業計画
1週 「貧困」は国際的にどう決められているのか
2週 社会保障制度と貧困の関係
(教科書第1章・第2章)
3週 低所得者への社会福祉サービス(第 10 章)
4週 イギリスにおける救貧史(第 12 章)
5週 日本における救貧史1(第 12 章)
6週 日本における救貧史2(第 12 章)
7週 生活保護の実施体制(序章・第3章)
8週 生活保護制度の原理・原則(第4章)
9週 生活保護基準と要否判定(第5章)
10週 最低生活費の実際
11週 専門職の役割と相談援助活動(第7章)
12週 自立支援プログラムによる相談援助
(第8章・第 13 章)
13週 スティグマについて
14週 生活保護の動向と財源(第6章)
15週 貧困の多様性(第9章)
− 65 −
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保健医療サービス論 2単位
藤田 則貴
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
13週
相談援助活動の際に必要となるであろう医療保
険制度や保健医療サービスを支える社会福祉関連
制度を総合的に理解する。
14週
15週
授業の概要
保健医療サービスにおける専門職の連携の
実際
保健医療サービスにおける地域の社会資源
との連携と実践
まとめ
社会福祉専門職として必要とされる保健医療関
連諸制度の理解、社会福祉専門職としての役割、
資質等の実際、さらには、他職種との連携・協働
について事例も踏まえながら理解する。
履修上の留意事項・準備学習
到達目標
教 科 書
・保健医療制度及び関連制度・政策を理解できる。
・
・医療ソーシャルワーカーの沿革や業務の枠組み
・
を理解できる。
・事例を通して医療ソーシャルワーカー又は、社
・
会福祉専門職としての資質や態度について理解
できる。
・保健医療サービスに必要不可欠な社会資源の実
・
際を理解できる。
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
「保健・医療・福祉ネットワークのすすめ〔第3版〕
―ヒューマンサービスの実践―」最新版
宮崎徳子、立石宏昭 編著 ミネルヴァ書房
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
定期試験(60%) 平常点(20%)
リアクションペーパー等の課題(20%)
授業計画
1週
2週
医療現場に興味関心があり、授業に主体的に取り
組むことが求められる。また、参加型の授業のため、
事前準備や課題に対する積極性も求められる。
オリエンテーション
保健医療サービスの変化と社会福祉専門職
の役割(構成要素)
保健医療サービスの変化と社会福祉専門職
の役割(保健医療サービスの整備)
保健医療サービスを提供する施設とシステム
(医療施設の概要①)
保健医療サービスを提供する施設とシステム
(医療施設の概要②)
保健医療サービスにおける医療ソーシャル
ワーカーの歴史と業務の枠組み
保健医療サービスの専門職の概観
保健医療サービスの専門職の基本的姿勢
保健医療サービスの提供と経済的保障①
(医療保険制度)
保健医療サービスの提供と経済的保障②
(介護保険制度)
保健医療サービスの提供と経済的保障③
(自立支援医療)
保健医療サービスにおける専門職の連携方
法と基礎知識
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就労支援サービス論 2単位
宗像 利幸
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
相談援助活動において必要となる各種の就労支
援制度について理解し、就労支援にかかわる組織、
団体及び専門職について理解を深める。さらに、
就労支援分野との連携について学ぶことを目標と
する。
労働に関する諸法は、私たちの生活に密接な法
律であり、社会人として知っておきたい知識の一
つでもある。自らの将来に役立つ知識として積極
的に参加することが、同時に障害者や低所得者等
の就労支援の実践に生かされる。新聞やテレビ等
の情報に敏感になり、雇用制度や経済の動きにも
注目してほしい。
授業の概要
障害者や低所得者などの生活及び就労の現状を
知り、就労支援の仕組についての理解を目指す。
同時に実践上求められるケアマネジメントやネッ
トワーキングの方法について、今後の展開方法を
考えられるようにする。
到達目標
・各種の就労支援制度について理解できる。
・
・就労支援にかかわる組織、団体及び専門職につ
・
いて理解できる。
・ケアメンジメントやネットワーキングの方法を
・
理解し、実践の方法を身に付ける。
・新たで独自な就労支援であるソーシャルファー
・
ムについて理解できる。
教 科 書
「新・社会福祉士養成講座 18
就労支援サービス 第3版」
社会福祉士養成講座編集委員会 編集
中央法規出版株式会社
参考図書
特に定めない。
成績評価基準
1週から7週までの内容の試験(50%)
8週から 15 週までの内容の試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
障害者雇用・就労の動向
障害者就労施策の概要
障害者支援にかかわる組織・団体の役割と
実際
就労支援にかかわる専門職の役割と実際
就労支援分野との連携と実際
まとめ
現代の労働を取り巻く現状
労働に関する法律と制度
低所得者と就労支援1
低所得者と就労支援2
就労支援とマネジメント
就労支援の連携とネットワーキング
様々な働き方の支援
まとめ
− 67 −
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司法福祉論 2単位
梅原 基雄
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉士及び介護福祉士法の改正により、社
会福祉士国家試験科目となったものであり、更生
保護制度および医療観察制度について学び、犯罪
者・非行少年の社会復帰を支援するものであり、
保護観察官の役割を理解するとともに国家試験合
格基準に達することを目標とするものである。
・授業態度の悪い者には、減点または履修取り消
・
しとする。私語は厳禁。
・教科書を持参すること。
・
・シラバスにそって予習をしておくこと。
・
教 科 書
『更生保護』第2版
若穂井透 他 編著 ミネルヴァ書房
授業の概要
講義形式で授業を行うが、授業計画の範囲にお
いて実力判定のために小テストを行う。毎回リア
クションペーパーを配布する。
到達目標
・社会福祉士合格基準に達することができる。
・
・保護観察官の仕事を理解し、犯罪予防に貢献で
・
きる。
・医療観察制度についての理解を深め、精神障害
・
者に対する支援をすることができる。
参考図書
授業時に適宜指示する。
『福祉六法』
ミネルヴァ書房
成績評価基準
テスト 80%・授業への取り組み姿勢 20%を総
合判断し、一定基準に達した者を評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス・更正保護とは
(更生保護の歴史を含む)
刑事司法
仮釈放
保護観察
更正緊急保護、恩赦
保護観察官、保護司
更正保護施設、民間協力者
検察庁との連携
裁判所との連携・小テスト
矯正施設との連携
就労機関・団体及び福祉機関・団体との連携
医療観察制度の概要(1)
医療観察法に基づく処遇制度
医療観察制度の概要(2)
生活環境の調査・調整
更生保護の実際と今後の展望
更正保護制度を学んでの総括
− 68 −
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ソーシャルワーク演習Ⅰ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本演習は、社会福祉士法令指定科目「相談援助
演習」の一部に該当する演習である。本演習を通
して、基本的なコミュニケーション技術及び基本
的な面接技術を体験的に習得する事を目的とする。
社会福祉士に関する田の専門科目を履修してい
る事が望ましい。またソーシャルワーク実習を履
修するためには、本科目の履修が条件となってい
るので注意する事。
授業の概要
教 科 書
集団指導及び、個別指導を通じて、社会福祉士
に必要とされるコミュニケーション技法をを学び、
習得する。
参考図書
到達目標
・自己と他者の違いを理解する。
・
・社会福祉の専門職者として必要とされるコミュ
・
ニケーション技術と基本的な面接技法の習得を
する。
・専門職倫理とは何かを考えられるようになる。
・
成績評価基準
実技試験(80%) 平常点(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
自己理解・自己覚知1
自己理解・自己覚知2
自己理解・自己覚知3
自己開示と他者理解
基本的なコミュニケーション技術の習得1
基本的なコミュニケーション技術の習得2
基本的なコミュニケーション技術の習得3
基本的なコミュニケーション技術の習得4
基本的なコミュニケーション技術の習得5
価値観と倫理1
価値観と倫理2
集団援助の技法1
集団援助の技法2
まとめ
− 69 −
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ソーシャルワーク演習Ⅱ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本演習は、社会福祉士法令指定科目「相談援助
演習」の一部に該当する演習である。本演習を通
して、基本的なコミュニケーション技術及び基本
的な面接技術を体験的に習得する事を目的とする。
社会福祉士に関する田の専門科目を履修してい
る事が望ましい。またソーシャルワーク実習を履
修するためには、本科目の履修が条件となってい
るので注意する事。
授業の概要
教 科 書
集団指導及び、個別指導を通じて、社会福祉士
に必要とされるコミュニケーション技法を学び、
習得する。
参考図書
到達目標
・社会福祉の専門職者として必要とされるコミュ
・
ニケーション技術と基本的な面接技法の習得を
する。
・専門職倫理とは何かを考えられるようになる。
・
・記録技法を習得する。
・
成績評価基準
実技試験(80%) 平常点(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
インテーク面接1
インテーク面接2
アセスメント1
アセスメント2
アセスメント3
アセスメント4
プランニング1
プランニング2
支援の実施1
支援の実施2
モニタリング
効果測定
終結とアフターケア
まとめ
− 70 −
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ソーシャルワーク演習Ⅲ 1単位
菅田 理一
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本演習の目的は、ソーシャルワークの原理を学
び、福祉サービスに携わる者にとって必要な事項
を体験的に理解することです。
社会福祉の専門的援助を必要とする人々の具体
例を検討します。集団討議、ロールプレイなどを
織りまぜて進める予定です。受講者には積極的な
参加を期待します。なお、各自の意見や感想を全
員で共有できるように、演習の最後に各自毎回ま
とめを提出していただく予定です。配布資料につ
いて指示した箇所は、次回までに読んできて下さ
い。
授業の概要
ソーシャルワークは、人間の尊厳を重視した社
会作りを目指し、衣食住や心身の健康を一定の状
態に維持することができない人々を援助すること
にあります。援助を行う者には、援助を必要とす
る人々を的確に把握し、それらの人々と対面し、
継続的な関わりを保ちながら、問題解決に向かお
うとする態度が求められます。社会福祉の援助を
必要とする人々の具体例について事例研究を行う
ことで、ソーシャルワークに求められる基本的な
倫理と高度な技術を身につけるよう努めます。
到達目標
・相談援助活動をイメージできるようになる。
・
・ソーシャルワークの原理と福祉現場での援助の
・
つながりについて理解できる。
・演習で体験したことを正しく記録できる、実習
・
記録に記載すべき内容について説明できる。
教 科 書
テーマごとに資料を配布する予定です。
参考図書
必要に応じて、その都度紹介します。
成績評価基準
定期試験(40%) 平常点(20%)
提出物(40%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
ソーシャルワークとは
社会的排除(1)
社会的排除(2)
児 童(1)
児 童(2)[虐待を含む]
高齢者(1)
高齢者(2)[虐待を含む]
障害者(1)
障害者(2)
家庭内暴力(D.V)(1)
家庭内暴力(D.V)(2)
低所得者
ホームレス
その他の危機状態にある相談援助事例(1)
[権利擁護活動を含む]
15週 その他の危機状態にある相談援助事例(2)
[権利擁護活動を含む]
− 71 −
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ソーシャルワーク演習Ⅳ 1単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
相談援助演習の中で、この科目は「地域福祉の
基盤整備と開発」にかかる具体的な相談援助事例
を取り上げる。少人数グループにおける討議や個
別演習による指導を通して、知識として学んだ・
「ソーシャルワークの方法」を実践的に習得する場
とする。
授業の概要
さまざまな「事例検討」を学生自らがやったあ
とで、教員がその事例を分析して解釈し、学生の
理解を深めさせる内容である。
到達目標
・「地域福祉の基盤整備と開発」に関して、自分な
・
りの考え方の枠組みを表現できる。
(知識・理解・
表現)
・アウトリーチの方法をいくつか身につけ、それ
・
ぞれの事例によって使い分けができる。(技能・
技術)
・地域福祉の計画を立案する際の住民参加のワー
・
クショップを企画運営できる。(技能・技術)
・ネットワーキング、あるいは、プラットフォー
・
ムの現場に臨んで、組織運営ができる。(技能・
技術)
(技能・技術)
・社会資源の活用・調整ができる。
・
(技能・技術)
・サービスの評価ができる。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
地域福祉の基盤整備と開発について(1)
地域福祉の基盤整備と開発について(2)
地域住民に対するアウトリーチ(1)
地域住民に対するアウトリーチ(2)
地域福祉の計画(1)
地域福祉の計画(2)
ネットワークとプラットフォーム
ネットワークとプラットフォームの実践体験(1)
ネットワークとプラットフォームの実践体験(2)
ネットワークとプラットフォームの実践体験(3)
社会資源の活用・調整・開発(1)
社会資源の活用・調整・開発(2)
社会資源の活用・調整・開発(3)
サービスの評価
まとめ
(予習・復習のポイント)
毎回予告される次回の演習テーマに関すること
が、教科書ではどのような内容で書かれてあるの
かをまず知る。その後、今までの知識で理解でき
るところと理解できないところをチェックする。
理解できなかったところが、演習で理解できたか
を復習して確認する。もし、理解不足の部分が残
っていれば、次回の講義で質問すること。
(演習のポイント)
小集団で行う演習では積極的に発言をし、互い
の意見から学びあう。個人で行う演習では、演習
後のレポートで、学習ポイントを決めて深く考察
すること。
(学外実践体験)
地域福祉活動の実践現場をいくつか紹介するの
で、そこで観察したことを考察し発表すること。
教 科 書
演習事例のプリントを毎回配布するので、教科
書は用いない。
参考図書
「相談援助演習(社会福祉士シリーズ 21)」
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
弘文堂 2,500 円+税
成績評価基準
①授業中に実施する小テスト・レポート(30%)
②演習レポート(30%)
③最終試験(40%)
④備 考
授業の進行によっては、①、②、③の評価割合
に変更が生じる可能性がある。
− 72 −
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ソーシャルワーク演習Ⅴ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本演習は、社会福祉士法令指定科目「相談援助
演習」の一部に該当する演習である。本演習では、
ソーシャルワーク実習において体験した内容を題
材に、援助技法の振り返りおよび事例検討を行う。
相談援助に関する知識と実習での体験を通じ、
自分の援助方法に関する特徴の理解と、自らの今
後の課題をみつける事ができる事を目的とする。
演習の内容上、ソーシャルワーク実習の履修者
を対象とする。また、個別指導も多くなる為、真
剣に取り組んでほしい。
授業の概要
実習での体験をもとにして、個別指導および集
団指導を通じて、より良い援助技法について考察
を深めていく。
教 科 書
参考図書
成績評価基準
実技試験(100%)
到達目標
・自らの相談援助技法について振り返る事ができ
・
る。
・自らの相談援助技法の特徴を述べる事ができ
・
る。
・今後の課題をみつける事ができる。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
実習での個別事例のまとめ1
実習での個別事例のまとめ2
実習での個別事例のまとめ3
実習での個別事例のまとめ4
実習での個別事例のまとめ5
実習での個別事例のまとめ6
実習での個別事例のまとめ7
相談援助技法の振り返り1
相談援助技法の振り返り2
事例発表の準備1
事例発表の準備2
事例発表の準備3
実習での個別事例の発表1
実習での個別事例の発表2
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ソーシャルワーク実習指導Ⅰ 1単位
梅原 基雄・樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本科目は、ソーシャルワーク実習指導Ⅱ・Ⅲ及
びソーシャルワーク実習と連結し、ソーシャル・
ワーク実習にかかる知識と技術等を習得すること
を目的とする。
ソーシャルワーク実習の事前学習として実施す
る演習なので、遅刻・欠席の多い学生については、
履修の取り消しを行うので、注意する事。
授業の概要
相談援助にかかる実践的な技術および知識の習
得を行う。
到達目標
・ソーシャルワーク実習において必要とされる知
・
識の習得。
・社会人として必要となるマナーを理解し、実際
・
に行動できる。
教 科 書
参考図書
成績評価基準
課題(100%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
ソーシャルワーク実習の意味1
ソーシャルワーク実習の意味2
実習施設・機関等の理解1
実習施設・機関等の理解2
実習施設・機関等の理解3
実習配属の為の個別指導1
実習配属の為の個別指導2
分野別学習1
分野別学習2
分野別学習3
社会人としてのマナーについて1
社会人としてのマナーについて2
社会人としてのマナーについて3
まとめ
− 74 −
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ソーシャルワーク実習指導Ⅱ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本科目は、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅲ及
びソーシャルワーク実習と連結し、ソーシャル・
ワーク実習にかかる知識と技術等を習得すること
を目的とする。
ソーシャルワーク実習の事前学習として実施す
る演習なので、遅刻・欠席の多い学生については、
履修の取り消しを行うので、注意する事。
授業の概要
相談援助にかかる実践的な技術および知識の習
得を行う。
到達目標
・ソーシャルワーク実習において必要とされる知
・
識の習得。
・「実習計画書」の作成ができる。
・
・社会人として必要となるマナーを理解し、実際
・
に行動できる。
教 科 書
参考図書
成績評価基準
実習計画書の作成(80%) および課題(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
配属先最終確認1
配属先最終確認2
実習施設および社会福祉士の仕事
学外講師の講演
実習計画書の作成1
実習計画書の作成2
実習計画書の作成3
実習計画書の作成4
実習計画書の作成5
実習計画書の作成6
実習ノートの作成について1
実習ノートの作成について2
実習ノートの作成について3
実習ノートの作成について4
まとめ
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ソーシャルワーク実習指導Ⅲ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本科目は、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ及
びソーシャルワーク実習と連結し、ソーシャル・
ワーク実習にかかる知識と技術等を習得すること
を目的とする。
ソーシャルワーク実習の事後学習をする演習な
ので、遅刻・欠席の多い学生については、履修の
取り消しを行うので、注意する事。
授業の概要
相談援助にかかる実践的な技術および知識につ
いて、自ら今後の課題を発見できるようになる。
到達目標
・実習で学んだことを再度振り返る事ができる。
・
・実習での学びを他者に伝える事ができる。
・
・今後の専門職としての自分の課題を明確にでき
・
る。
教 科 書
参考図書
成績評価基準
実習報告書の作成(80%) および課題(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
実習内容に関する振り返り1
実習内容に関する振り返り2
実習内容に関する振り返り3
実習内容に関する振り返り4
実習内容に関する振り返り5
実習内容に関する振り返り6
実習内容に関する振り返り7
実習事例の検討(個別発表)1
実習事例の検討(個別発表)2
実習事例の検討(個別発表)3
実習事例の検討(個別発表)4
実習事例の検討(個別発表)5
実習報告会
まとめ
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ソーシャルワーク実習 4単位
梅原 基雄・樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
相談援助業務に関する知識と技術について、具
体的・実践的に理解することにある。
・実習指導及び学内での授業、事前学習において
・
十分に知識を養っておくこと。実習期間中は、
実習施設・機関等の定める服務規程に従って行
動し、全て実習担当者の指示に従うこと。服装・
礼儀に注意し、遅刻・欠席は厳禁。
・ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと連結し
・
ており、この科目単独での単位の付与は行わな
いので注意すること。実習態度の悪い学生は、
実習途中であっても実習を中止し、単位の付与
は行わない。
授業の概要
希望施設における実習。
到達目標
社会福祉士として求められる資質・技能・倫理
など、総合的な能力の習得。
授業計画
(1)実習先オリエンテーション
(2)実習
巡回指導における指導の留意点
①利用者やその関係者、施設・事業者・機関・
団体等の職員、地域住民やボランティア等と
の基本的なコミュニケーションや人との付き
合い方などの円滑な人間関係の形成について
②利用者理解とその需要の把握及び支援計画の
作成について
③利用者やその関係者(家族・親族・友人等)
との援助関係の形成について
④利用者やその関係者(家族・親族・友人等)
への権利擁護及び支援(エンパワメントを含
む)とその評価について
⑤多職種連携をはじめとする支援におけるチー
ムアプローチの実際について
⑥社会福祉士としての職業倫理、施設・事業者・
機関・団体等の職員の就業などに関する規定
への理解と組織の一員としての役割と責任へ
の理解について
⑦施設・事業者・機関・団体等の経営やサービ
スの管理運営の実際について
⑧実習先が地域社会の中の施設・事業者・機関・
団体等であることへの理解と具体的な地域社
会への働きかけとしてのアウトリーチ、ネッ
トワーキング、社会資源の活用・調整・開発
に関する理解について
教 科 書
必要に応じて紹介する。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
実習意欲、実習態度、実習先からの評価を基に
行う。
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介護の理解Ⅰ 2単位
担当教員は下記に示す
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
本科目は、「介護職員初任者研修」資格の取得に
必修な 130 時間のカリキュラムのうち、12 科目合
計 24 時間分を1つの科目としてまとめたものであ
る。
15週
16週
介護・福祉サービスの理解と医療の連携①
介護・福祉サービスの理解と医療の連携②
履修上の留意事項・準備学習
介護職の役割及び老化・認知症・障害を理解す
るために、講義・演習を中心とした授業を行う。
本資格を取得する学生は、全時間を出席し履修
しなければならない。1回でも欠席した場合は、
原則として翌年度にその回の内容の授業を受講し
なければならない。また、土曜日や補講期間にも
数回授業を行うことがある。
到達目標
教 科 書
授業の概要
・「在宅におけるケア」等の実践について、介護職
・
がどのような環境、どのような形で、どのよう
な仕事を行うのか、具体的イメージを持って実
感し、以降の研修に実践的に取り組めるように
なる。
・加齢・老化に伴う心身の変化や疾病について、
・
生理的な側面から理解することの重要性に気付
き、自らが継続的に学習すべき事項を理解して
いる。
・介護において認知症を理解することの必要性に
・
気付き、認知症の利用者を介護する時の判断の
基準となる原則を理解している。
ICF、障害者福祉の基本的な考え
・障害の概念と
・
方について理解し、介護における基本的な考え
方について理解している。
・医療との連携とリハビリテーションの理念につ
・
いて理解している。
「介護職員初任者研修テキスト」
出版:財団法人介護労働安全センター 他
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
評価は、平常点 20%、試験 80%の割合で行う。
担当教員
亀山幸吉、間瀬田京子、長崎重信
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
職務の理解(1)
職務の理解(2)
職務の理解(3)
職務の理解(4)
老化の理解(1)
老化の理解(2)
老化の理解(3)
老化の理解(4)
認知症の理解(1)
認知症の理解(2)
認知症の理解(3)
認知症の理解(4)
障害の理解(1)
障害の理解(2)
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介護の理解Ⅱ 2単位
秋元 弘子
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
1. 介 護 職 と し て、 高 齢 者 や 障 害 者 と 良 好 な コ・
ミュニケーションが図れる。
2. 介護技術の根拠となる人体の構造や機能を理
解し、安全で適切な介護が実施できる。
3. 高齢者や障害者の尊厳を尊重し、自立及び自
律を支援するための知識や技術を理解する。
本資格を取得する学生は、全時間を出席し履修
しなければならない。1回でも欠席した場合は、
翌年度にその内容の授業を受講することが原則。
また、土曜日や補講期間にも授業を行うこともあ
る。
授業の概要
本科目は、「介護職員初任者研修」資格の取得に
必修な 130 時間のカリキュラムのうち、「 介護に
おけるコミュニケーション技術 」 及び「こころと
からだのしくみと生活支援技術」領域における5
科目合計 18 時間を1つの科目としてまとめたもの
である。
到達目標
1. 高齢者や障害者のコミュニケーションの特徴
を 理 解 し、 初 任 者 と し て 必 要 コ ミ ュ ニ ケ ー・
ション技術を理解する。
2. 人体の構造・機能に関する知識を習得し、安
全な介護サービスの提供や基礎的な一部また
は全介助等の介護が実施できる。
3. 尊厳を保持し、その人の自立及び自律を尊重
し、持てる力を発揮してもらいながら、在宅・
地域等での生活を支える介護技術や知識を習
得する。
教 科 書
「介護職員初任者研修テキスト」
出版:財団法人介護労働安全センター
参考図書
随時紹介する。
成績評価基準
演習・グル―プワーク等への参加状況・提出物(自
己紹介・グループワーク評価用紙等)50%、筆記
試験 50%の割合で評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(授業の概要・自己紹介等)
介護におけるコミュニケーション①
介護におけるコミュニケーション②
介護におけるコミュニケーション③
介護におけるコミュニケーション④
介護の基本的な考え方①
介護の基本的な考え方②
介護に関するこころのしくみの基本的理解①
介護に関するこころのしくみの基本的理解②
介護に関するこころのしくみの基本的理解③
介護に関するからだのしくみの基本的理解①
介護に関するからだのしくみの基本的理解②
介護に関するからだのしくみの基本的理解③
まとめ①
まとめ②
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生活支援技術Ⅰ 2単位
藤澤 雅子・梶原 尚美
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
10週
本科目は、「介護職員初任者研修」資格の取得に
必要な 130 時間のカリキュラムのうち、「こころと
からだのしくみと生活支援技術」領域における 14
科目合計 42 時間を1つの科目としてまとめたもの
である。
「こころとからだのしくみと自立に向けた介護」 睡眠・移動・移乗・整容・食事・排泄・入浴
「死にゆく人に関したこころとからだのしくみと終
末期介護」
講義と実技を組み合わせ、必要に応じて視聴覚
教材(DVD・ビデオ等)を使用する。
到達目標
・介護技術の根拠となる人体の構造や機能に関す
・
る知識を習得し、安全な介護サービスの提供方
法を理解し、基礎的な一部または全介助等の介
護が実践できる。
・尊厳を保持し、その人の自立及び自律を尊重し、
・
持てる力を発揮してもらいながらその人の住
宅・地域等での生活を支える知識を習得し、介
護技術を実践できる。
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
睡眠に関したこころとからだのしくみと
自立に向けた介護(1)
睡眠に関したこころとからだのしくみと
自立に向けた介護(2)
移動・移乗に関連したこころとからだの
しくみと自立に向けた介護(1)
移動・移乗に関連したこころとからだの
しくみと自立に向けた介護(2)
整容に関連したこころとからだのしくみと
自立に向けた介護(1)
整容に関連したこころとからだのしくみと
自立に向けた介護(2)
食事に関連したこころとからだのしくみと
自立に向けた介護(1)
食事に関連したこころとからだのしくみと
自立に向けた介護(2)
排泄に関連したこころとからだのしくみと
自立に向けた介護(1)
12週
13週
授業の概要
授業計画
11週
14週
15週
排泄に関連したこころとからだのしくみと
自立に向けた介護(2)
入浴、清潔保持に関連したこころとからだの
しくみと自立に向けた介護(1)
入浴、清潔保持に関連したこころとからだの
しくみと自立に向けた介護(2)
死にゆく人に関したこころとからだのしくみ
と終末期介護(1)
死にゆく人に関したこころとからだのしくみ
と終末期介護(2)
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
本資格を取得する学生は、全時間を出席し履修
しなければならない。1回でも欠席した場合は、
翌年度にその回の内容の授業を受講しなければな
らない。また、土曜日や補講期間にも数回授業を
行うことがある。
教 科 書
「介護職員初任者研修テキスト」
財団法人介護労働安定センター 出版
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
評 価 は、 平 常 点 20 %、 基 本 的 知 識 の 理 解 度
40%、生活支援技術の習得状況 40%の割合で行う。
− 80 −
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生活支援技術Ⅱ 1単位
担当教員は下記に示す
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本科目は、「介護職員初任者研修」資格の取得に
必修な 130 時間のカリキュラムのうち「こころと
からだのしくみと生活支援技術」領域における4
科目合計 16.5 時間と研修全体の振返りとしての合
計4時間を1つの科目としてまとめたものである。
本資格を取得する学生は、全時間を出席し履修
しなければならない。1回でも欠席した場合は、
翌年度にその回の内容の授業を受講しなければな
らない。なお、本科目は、2〜3月に集中授業に
て行う。
授業の概要
教 科 書
「こころとからだのしくみと生活支援技術」領域
における演習並びに研修全体の振り返りを行い、
介護職員初任者研修課程における最終的な「修了
評価」(筆記試験)を実施する。
「介護職員初任者研修テキスト」
出版:財団法人介護労働安全センター 他
参考図書
必要に応じて紹介する。
到達目標
・介護技術の根拠となる人体の構造や機能に関す
・
る知識を習得し、安全な介護サービスの提供方
法等を理解し、基礎的な一部または全介助等の
介護が実施できる。
・尊厳を保持し、その人の自立及び自律を尊重し、
・
持てる力を発揮してもらいながらその人の在
宅・地域等での生活を支える介護技術や知識を
習得する。
・介護職員初任者研修課程全体を振り返り、本研
・
修を通じて学んだことについて再確認を行うと
ともに、就業後も継続して学習・研鑽する姿勢
の形成、学習課題の認識をはかる。
・本研修課程における「修了評価」において所定
・
の水準(70 点以上)を超えること。
成績評価基準
評価は、平常点 20%、生活支援技術の習得状況
20%、筆記試験 60%の割合で行う。
担当教員
亀山幸吉、藤澤雅子、星野和世、鈴木千鶴
授業計画
この授業は、以下の内容について2月〜3月に
集中授業形式で行う。
(1)
(2)
(3)
:4.5 時間
・生活と家事 ・
(1)
(2)
(3)
(4)
:
6時間
・・ 介護過程の基礎的理解 (1)
(2)
(3)
(4)
:
6時間
・・ 総合生活支援技術演習 (1)
(2)
(3)
:4時間
・振り返り ・
(筆記試験)
:2時間 ・
・修了評価 ・
(その他 0.5 時間分含む)
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障害者福祉概論 2単位
亀山 幸吉
社会福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉士やケ−スワ−カ−を目指す者にとっ
て障害者福祉に関する理解は必須である。理念、
現状、問題点、課題そして実践的方法論について
学ぶ。
ビデオ等による実際の事例をもとに現実を深め
問題点や課題を理解し自らも障害当事者や施設見
学を試みてほしい。
授業の概要
資料を配布するので特に指定しない。
障害当事者にとってその≪障害≫とは何かを究
明し、その現実を理解する中で解決方法論を実践
的に理解する。
到達目標
障害者基本法は改正され、障害のある者もない
者も共に生きる社会の実現を目指しますがそれを
阻んでいる障害を追究し政策や実践方法論を理解
する。
教 科 書
参考図書
「障害者福祉論」
亀山幸吉 他 編著 メヂカルフレンド社
成績評価基準
リアクションペ−パー(40 点)
試験(60 点)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテ−ション
障害者問題の理解
障害の概念
ノ−マライゼ−ションの理念
バリアフリ−について
障害者福祉の史的展開
障害者福祉の法制度
障害者基本法の理解
障害者マネジメント
身体障害者福祉
知的障害者福祉
精神障害者福祉
重症心身障害児福祉
施設福祉
在宅福祉
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社会福祉の歴史 2単位
土井 直子
社会福祉/介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉の歴史を知ることによって、現在の社
会福祉の問題解決についても、何らかの視点を形
成できるものと考えている。日本や諸外国の社会
福祉の発達史を学ぶことは社会が人々の抱える困
難を、どう解決して来たのか、また、解決して来
れなかったのかを知ることである。歴史を学ぶ楽
しさを知ってほしい。
・楽しく歴史を学んでほしいので、積極的に講義
・
に参加してほしい。
・私語厳禁。
・
授業の概要
・映像教材によって、明治・大正・昭和といった
・
時代がどんな様子だったのかを理解していく。
・グループワークを通して、戦前期の新聞記事を
・
読み、人々が何を困っていたのかを考察する。
・映像教材によって、諸外国の福祉の様子を理解
・
する。
教 科 書
使用しない。
参考図書
成績評価基準
平常点(40%) 定期試験(60%)
到達目標
・日本の社会福祉発達史の時期区分を理解する。
・
・社会事業の分野で活躍してきた人物についての
・
基礎知識を得る。
・諸外国の福祉について興味を持つようになる。
・
・今後の福祉の在り方について考えるようにな
・
る。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
聖徳太子と慈悲
戦国武将の思惑
二宮金次郎の思想
近代国家の形成と慈善事業
婦人慈善会の活動
米騒動と社会事業の成立
厚生事業の展開
福祉 3 法体制の成立
スウェーデンの福祉
デンマークの福祉
イギリスの福祉
アメリカの福祉
アジアの福祉
まとめ
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インテリアデザイン論 2単位
吉川 みゆき
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
高齢者が安全に生活するための基本的技術を学
びます。
また、色彩が心に与える影響を理解して、精神
状況に合わせたコーディネートへ応用し彩りのあ
る生活の重要性を学びます。
・この授業では、福祉住環境コーディネーター3
・
級の資格取得を考慮して学習します。
・また、色彩感覚を養うために色鉛筆を使用した
・
着色演習を行いますので各自色鉛筆を持参して
下さい。
授業の概要
教 科 書
住宅のバリアフリーに関する基本的技術を居室
ごとに詳細な学習をします。
住宅の屋外におけるバリアフリー手法を具体的
に学習します。
到達目標
・住環境のバリアフリー手法を理解すること。
・
・段差解消や介助スペース確保、落下防止などの
・
家庭内事故防止方法を身につける。
・色彩が心に及ぼす影響を理解すること。
・
「福祉住環境コーディネーター検定試験3級
公式テキスト」
東京商工会議所編 2,500 円(税別)
参考図書
成績評価基準
平常点(50%) 試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
インテリアデザイン論の概要
インテリアコーディネート
【自分の部屋のイメージ作り】
インテリアコーディネート
【みんなの部屋のイメージ作り】
安全な屋外移動に関する環境整備方法
安全な屋内移動に関する環境整備方法
トイレの整備方法
洗面室の整備方法
浴室の整備方法
台所の整備方法
木製建具のいろいろ
窓辺を飾るインテリアについて
色の基本
色彩が人の心におよばす影響
インテリアコーディネート
【自分の部屋のイメージ作り】
家具のレイアウトテクニック
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福祉機器論 2単位
斎藤 之男
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
障害者および老人の増加傾向にある介護・介助は、人的
対応では難しくなりつつある。この社会的問題を解決する
方法は、技術的な介護・介助の支援こそ必要不可欠な手法
である。ここでは、この技術支援を総称して福祉機器と言う。
今日、福祉機器は単にヒトに優しい機器では解決しない。
老老介護は、できるだけ簡単に、しかも介護者の肉体的、
精神的な負担にならない毎日の作業が要求される。その解
決法の一つが技術支援である。それには、コンピュータ機
能を応用したヒトとの情報伝達―いわゆるマン・マシン・
インターフェイスこそがヒトと機械を結びつける要となる。
人間に優しい機械とは、電気とは、この答えは工学からの
説明ではなく人体との関わりから理解してこそ近い将来の
介護・介助の姿となる。
授業の概要
講義は座学により授業用資料を中心に、パワーポイント
を用いながら学習する。また、コンピュータ搭載の福祉機
器を身体運動学的な機能で位置付け、疾患や障害とどのよ
うな形で人間と共生していくかをやさしく関連付けて述べ
ていく。既に、携帯電話による徘徊防止や排泄を家庭内で
行う機械など身近になったことを図や写真を用いて理解す
ると共に技術支援にも身体的に限界のあることを学ぶ。
到達目標
・・ 福祉機器の役割として、QOL を高める機器の必要性を理
解することができる。
・・ そのためには、人間の機能を医学的、生理学的、身体運
動学的な関連から納得できる。
・・ さらに、マン・マシン・インターフェイスとしての位置
付けや日常生活で利用するための方法を学ぶ。
・・ 授業終了時には小演習問題を毎回行い、各論に対する自
己採点により確認することができる。
7週
手の装具と手・腕の訓練方法
<手や腕の障害を支える装具とは、自立するための
工夫などを講義する>
8週
歩行測定と障害歩行
<健常者の歩行と障害者の歩行例の差と歩行を支
える骨格構造・筋力や腱とダメージを解説する>
9週
歩行訓練装置と歩行補助具・装具
<寝たきりにさせない工夫は歩行訓練が重要であ
る。さらに、歩行補助具・装具を解説する>
10週
体のめまいの測定とバランス訓練
<高齢者特有の「めまい」の動揺測定と訓練から転
倒防止を解説する>
11週
なぜロボットが障害者を支援できるのか
<福祉用ロボットの基本機能と時には癒しさえ与
える要素を解説する>
12週
ヒトによる介護・介助とロボット支援との違い
<例えば、おむつ交換を比較すると介護者の腰痛や
時間的な制約を具体的に解説する>
13週
移乗支援ロボット/お風呂支援ロボットの効果
<ベッドから車椅子へ、お風呂での老老介護は可能
である。その条件を分かり易く講義する>
14週
輸送支援と環境整備機器
<社会参加を支える輸送支援と環境条件を整備す
る手段などを幅広く学ぶ>
15週
まとめ
<これまでの福祉機器を総合的に捉えたまとめ>
履修上の留意事項・準備学習
授業計画
・・ 福祉機器を製品別に縦割りにせず、また、授業でカタロ
グの解説をするわけではない。
・・ 毎回、必要な資料(関連データや図をまとめた教科書の
細分化したもの)を配布し、板書による説明を行う。し
たがって、ノートを取ることが重要となる。その際、資
料を適当に切り貼りして自分のノートを作ることを進め
ている。
1週
教 科 書
福祉機器概論
<日本における福祉機器の変遷と将来の動向を横
断的に解説する>
2週
脳の機能と神経系
<脳の働きは、運動機能を左右する。神経信号は四
肢の運動機能の伝達と仕組から障害を理解>
3週
リハビリテーションとヒトの運動解析
<人体のモデリングと動作の計測法>
4週
腕の動作と機能
<大脳からの運動指令と四肢障害の運動について
基本的な理由を学ぶ>
5週
手の機能・腕の機能の関連
<健常者と障害の手や腕の動作範囲、発生力と障害
を比較することで理解>
6週
幼児から成人までの電動義手とは
<手の欠損理由と幼児から成人まで必要とする新
しい義手の機能を解説>
特に定めず、毎回資料を配布する。
参考図書
授業中に必要に応じ紹介する。
成績評価基準
定期試験(60%)、ノートのまとめ方(20%)、毎回の小
演習(20%)から評価する。
− 85 −
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福祉環境論 2単位
吉川 みゆき
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
高齢者が急速に増加する日本の現況を把握して、
福祉にかかわる法整備の経緯や改正を学びます。
その上ですべての人の多様なニーズに応えられる
知識と豊かな心を身につけます。
この授業では、介護職員初任者研修と福祉住環
境コーディネーター 3 級の資格取得を考慮して学
習します。
また、住宅の理解を深めるために図面のトレー
ス(複写)なども行います。
授業の概要
日本の高齢者人口推移と家族構成の変化及び日
本の財政状況を把握し、高齢者の健康維持の必要
性を理解して家庭内事故を防止するための住環境
整備を学びます。
また、高齢者や障害者 、 妊婦 、 こどもなどすべて
の人に使い安く安全な製品や住環境について学び
ます。
教 科 書
「福祉住環境コーディネーター検定試験3級
公式テキスト」
東京商工会議所編 2,500 円(税別)
参考図書
到達目標
成績評価基準
・高齢者や障害者に関する福祉施策の変遷を把握
・
すること。
・すべてに人に使い安く安全な製品や住環境の知
・
識を身につけること。
平常点(50%) 試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
福祉環境論の概要
地震による建築物の被害など
住宅の構造
高齢化社会の問題を考える
住環境の問題点と家庭内事故
介護保険制度
障害者自立支援法
ノーマライゼーション、健康な一生をおく
るための役立つ老化のとらえ方
元気な高齢者をめざすための必要な食事の
改善
障害者が生活の不自由を克服するための住
宅改修
バリアフリーとユニバーサルデザインを考える
生活を支える様々な用具
(共用品、福祉用具貸与と購入費)
高齢者が安心して住み続けるための住宅改修
図面の書き方の説明と演習
本学周辺の道路・公園などを散策し、バリ
ヤフリーの現状について小グループで討論
する
− 86 −
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手話によるコミュニケーション 1単位
中野 佐世子
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
聴覚・言語障害者とは、単に「聞こえない・話
せない」ということにとどまらず、情報が得にくい、
人とのコミュニケーションが取りにくい、そのた
めに豊かな人間関係が築きにくいといった様々な
教育的・文化的・社会的な問題を抱えている人達
のことである。
このような問題を正しく理解し、手話でコミュ
ニケーション出来る力を養うことを目的とする。
下記の授業計画に沿い、聴覚障害者の理解と、
そのコミュニケーション方法について学ぶ。
毎回手話の実技も行う。
到達目標
・聴覚障害者の特性を理解し、個々の状況に合わ
・
せたコミュニケーションが取れる。
・簡単な自己紹介や接客が出来る手話表現能力を
・
身に付ける。
授業計画
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
重複障害者Ⅱ <ろう知的障害者>
先天性聴覚障害者と中途失聴者
聴覚障害者を取り巻くユニバーサルデザイ
ン、補助犬 まとめ
履修上の留意事項・準備学習
初回から毎回の出席が出来るものを対象とする。
教 科 書
毎回資料を配布する。
授業の概要
1週
13週
14週
15週
参考図書
「手話ソングブック1、2」
中野佐世子 共著 鈴木出版 1,890 円
「手話ゲームブック」
中野佐世子 共著 鈴木出版 1,680 円
成績評価基準
毎回講義の最後にリアクションペーパーに記入
する。この内容と受講態度で 50%、テスト 50%
で評価を決定する。
聴覚障害者とは
<ろうあ者、ろう者、難聴者、中途失聴者>
聴覚障害とは
<聞こえのしくみ、伝音性難聴、感音性難聴、
混合性難聴>
聴覚障害者とのコミュニケーション手段Ⅰ
<手話、指文字>
聴覚障害者とのコミュニケーション手段Ⅱ
<読話、発語、補聴器>
聴覚障害者とのコミュニケーション手段Ⅲ
<筆談、空書、身振り>
聴覚障害児教育の現状と問題点
聴覚障害者の生活
歴史の中の聴覚障害者Ⅰ<ろうあ被爆者>
歴史の中の聴覚障害者Ⅱ
<沖縄の風疹障害児>
聴覚障害者への情報保障Ⅰ
<手話通訳活動の現状と問題点>
聴覚障害者への情報保障Ⅱ
<新聞のテレビ欄、ニュース、字幕>
重複障害者Ⅰ
<盲ろう者とそのコミュニケーション手段>
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海外社会福祉事情 1単位
梅原 基雄 他
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉先進国デンマークを中心に、社会福祉
政策のレクチャーを受けるだけでなく、各施設を
視察し、研修を行うことで、日本の社会福祉との
違いを理解することにある。
海外の福祉事情のプリントを配布。
授業の概要
参考図書
デンマーク、スウェーデンにおける社会福祉に
ついて学び、海外へ出かけるための意識確認を行
う。
特に指定しない。
教 科 書
特に指定しない。
成績評価基準
海外研修に参加すること(80%)
報告書の提出(20%)
到達目標
・デンマークの社会福祉を理解すること。
・
・日本の福祉とデンマークの福祉との違いを理解
・
すること。
・日本の福祉政策について理解すること。
・
・福祉についての見識を深めること。
・
授業計画
1週〜9週
事前学習
10週・11週
デンマーク・パリでの福祉事情の研修
12週〜 15週
報告書の作成
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インターンシップ 2単位
梅原 基雄
社会福祉/医療事務・秘書/介護福祉コース/こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
一定期間就学経験をすることで、個々人の実務
能力の開発を支援することにより、職業に対する
自己の興味や関心の明確化をはかり、自己の適正
について考察する。
授業の概要
・実習期間は、受け入れ企業にもよるが、原則と
・
して夏期休暇中2週間で行う。
・教育の一環としての就学経験であるので、アル
・
バイト感覚での参加は不可である。
・就学経験の事前学習であるので、実習派遣をし
・
ない学生については単位を付与しない。
本授業では、就学経験するための知識とマナー
についてを学ぶ。
教 科 書
プリントの配布。
到達目標
・就学体験により自己の職行適正を理解すること
・
ができる。
・社会人としてのマナーを身につけることができ
・
る。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
実習先からの評価表(80%)と実習報告書(20%)
で総合評価する。
ガイダンス
個人面接(1)
個人面接(2)
インターンシップ先の選択(1)
インターンシップ先の選択(2)
事前学習講座(1)
事前学習講座(2)
事前学習講座(3)
事前学習講座(4)
事前学習講座(5)
就学経験とは(外部講師)
実習先決定
実習先企業研究
実習報告書の作成(1)
実習報告書の作成(2)
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介護請求事務Ⅰ 2単位
三田寺 裕治
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
介護保険制度の概要を理解するとともに、介護
報酬の算定方法および請求書(レセプト)の作成
方法について理解を深める。
本講義は、技能認定振興協会(JSMA)「介護事
務管理士」の資格取得を目標に授業を展開する。
介護事務管理士技能認定試験を受験する場合、受
験料(5,000 円)が必要となる。
学習環境を快適に維持できるよう、受講マナー
を守ること。
授業の概要
本講義では、介護保険制度の仕組みをはじめ、
介護サービスの種類や内容、介護報酬の算定方法
および請求書(レセプト)の作成方法について学
習する。また、目標資格である技能認定振興協会
(JSMA)「介護事務管理士」の試験対策も行う。
到達目標
・介護保険制度創設の背景及び介護保険の目的に
・
ついて説明できる。
・保険者、被保険者、財源、支給限度額、利用者
・
負担、サービス提供の流れについて説明できる。
・サービスの種類と内容について説明できる。
・
・介護報酬の特徴と原則を説明できる。
・
・介護レセプト作成の流れ、書き方を説明できる。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
介護保険制度の概要
介護サービスの種類と内容
支給限度額、請求と支払い、介護報酬算定
の原則
介護報酬の算定 居宅サービス①
介護報酬の算定 居宅サービス②
介護報酬の算定 居宅サービス③
介護レセプトの書き方 居宅サービス①
介護レセプトの書き方 居宅サービス②
介護レセプトの書き方 居宅サービス③
介護報酬の算定 支援サービス
介護報酬の算定 地域密着型サービス、
施設サービス①
介護報酬の算定 地域密着型サービス、
施設サービス②
介護報酬の算定 地域密着型サービス、
施設サービス③
公費負担医療との関係
まとめ
教 科 書
①介護保険制度のしくみ
②介護報酬の算定
③介護レセプトの書き方
④利用者負担とケアプラン
⑤学習サポートブック
⑥レセプト用紙
上記①~⑥すべてを使用する(ソラスト発行)。
参考図書
参考図書等は授業中に紹介する。
成績評価基準
評価は試験(80%)および平常点(20%)でお
こなう。
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介護請求事務Ⅱ 1単位
三田寺 裕治
社会福祉/医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
介護報酬の算定方法および請求書(レセプト)
の作成方法について理解を深める。また、介護請
求ソフトを用いて入力演習を行い、電子請求の基
本的なオペレーションスキルを習得する。
本講義は、技能認定振興協会(JSMA)「介護事
務管理士」の資格取得を目標に授業を展開する。
介護事務管理士技能認定試験を受験する場合、受
験料(5,000 円)が必要となる。学習環境を快適
に維持できるよう、受講マナーを守ること。。
授業の概要
本講義では、介護報酬の算定方法および請求書
(レセプト)の作成方法について学習する。また、
事業者やスタッフ間の連絡調整、受付業務の基本
知識やマナーなど、介護事務業務に必要な知識・
技術もあわせて学習する。さらに、後半では、介
護請求ソフトの操作を行い、ケアプランの作成か
ら保険請求業務まで、実務の流れを体系的に学習
する。 ま た、 目 標 資 格 で あ る 技 能認 定 振 興 協 会
(JSMA)「介護事務管理士」の試験対策も行う。
到達目標
・医療保険、公費負担医療との関係について説明
・
できる。
・介護レセプト作成の流れ、書き方を説明できる。
・
・給付管理業務について説明できる。
・
・守秘義務の重要性について理解している。
・
・コンピュータ(介護請求ソフト)を使用して、介
・
護給付費明細書を作成できる。
教 科 書
①介護保険制度のしくみ
②介護報酬の算定
③介護レセプトの書き方
④利用者負担とケアプラン
⑤学習サポートブック
⑥レセプト用紙
上記①~⑥すべてを使用する(ソラスト発行)。
「PC 演習用 介護保険演習問題集」
ケア & コミュニケーション 発行 2,500 円
参考図書
参考文献、参考図書等は授業中に紹介する。
成績評価基準
評価は試験(80%)および平常点(20%)でお
こなう。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
介護レセプトの書き方 施設サービス①
介護レセプトの書き方 施設サービス②
介護レセプトの書き方 施設サービス③
介護レセプトの書き方 施設サービス④
受付の基本知識・マナー、ケアマネジャー
の業務内容①
受付の基本知識・マナー、ケアマネジャー
の業務内容②
ケアプラン作成の流れ、電子請求の基礎
介護請求事務演習(PC)①
介護請求事務演習(PC)②
介護請求事務演習(PC)③
介護請求事務演習(PC)④
介護請求事務演習(PC)⑤
介護請求事務演習(PC)⑥
介護請求事務演習(PC)⑦
まとめ
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社会福祉演習Ⅱ 2単位
小杉 誠司
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
大学の授業では、多くの専門的な知識を効率よ
く与えることを目的とする授業が多い。しかしこ
の演習では、自分が興味・関心を持っていること
を研究テーマに設定し、研究レポートを作成する
ことを目標とする。
授業の概要
教員と議論してテーマを決定し、充分に時間を
かけて調査・考察し、それをレポートにまとめる。
また研究発表をとおしてプレゼンテーション能力
を育成する。さらに教員との議論を通して考える
力を養成する。
到達目標
26週
27週
28週
29週
30週
研究レポートの作成⑩
研究レポート提出
研究レポート集製作
研究レポート報告会①
研究レポート報告会②
履修上の留意事項・準備学習
・学園祭にはゼミで参加するので、積極的に参加
・
すること。
字以
・研究レポートはワープロで作成し、4,000
・
上のものを提出すること。
教 科 書
特に指定しない。
・レポートを作成する力を養う。
・
・自主的・主体的に考える力を養う。
・
参考図書
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
レポート内容(50%程度)
平常点・学習態度・積極性等(50%程度)
ガイダンス
研究テーマの設定①
研究テーマの設定②
研究テーマの設定③
文献検索①
文献検索②
文献検索③
文献検索④
文献検索⑤
第1回報告(レポート概要の報告)①
第1回報告(レポート概要の報告)②
研究レポートの作成①
研究レポートの作成②
研究レポートの作成③
研究レポートの作成④
中間報告①
中間報告②
研究レポートの作成⑤
研究レポートの作成⑥
研究レポートの作成⑦
学園祭発表の準備①
学園祭発表の準備②
学園祭発表
研究レポートの作成⑧
研究レポートの作成⑨
必要に応じて紹介する。
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社会福祉演習Ⅱ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
平成 26 年度診療報酬改正を理解し、医療現場に
おける課題や特性に対応した「医療人教育」を目
指す。さらに実習で学んだ経験を活かし、「相手の
立場に立った行動を」の意義を研究する。そして
仲間との協調性、コミュニケーション能力を高め、
「なりたい自分」になれるよう社会人スキルを身に
付けることを目的とする。
授業の概要
平成 26 年 4 月診療報酬改定を徹底研究し、自ら
改正資料作成や発表等を行う。また、実習・就職
活動として、業界研究、自己分析、履歴書作成、
面接演習などを行っていく。また、ビジネス文書、
ビジネススキルを研究し、自然な立ち振る舞いの
できる社会人になれるよう助言・指導を行う。
到達目標
・社会人として必要な基本的ビジネススキルを身
・
につける。
・医療従事者として、コミュニケーション能力に
・
優れ、臨機応変な対応のできる即戦力な人材に
なる。
・少し先の自身を見据えて就職活動・研究をする
・
ことで、個あるいはグループディスカッション
を通して積極性を養い、自ら進んで行動できる
力を身につける。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
実習まとめ
実習まとめ
実習まとめ
個人研究・論文作成
個人研究・論文作成
個人研究・論文作成
淑徳祭準備
淑徳祭準備
淑徳祭準備
個人研究論文作成
個人研究論文作成
個人研究論文発表・質疑応答
個人研究論文発表・質疑応答
個人研究論文発表・質疑応答
個人研究論文仕上げ・後期まとめ
履修上の留意事項・準備学習
学校行事は、原則として必ず全員参加すること。
個人研究では図書館等で参考文献等をしっかり読
むこと。パソコンでのデータ検索で終わらせない
ように文章読解能力をしっかり身に付けてほしい。
実習・就職活動など学生生活で一番忙しい時期と
なるが、一人で悩まずに必ず相談すること。
教 科 書
授業内で随時指示する。
参考図書
授業内で随時指示する。
オリエンテーション・診療報酬改正研究
診療報酬改正研究
診療報酬改正研究・就活対策(業界研究)
実習・就活対策(応募書類・面接マナー)
実習・就活対策(患者心理研究)
実習・就活対策(患者心理研究)
就職活動(筆記・面接対策他)
就職活動(筆記・面接対策他)
就職活動(筆記・面接対策他)
ビジネスマナー等
ビジネスマナー等
ビジネス文書等
ビジネス文書等
個人研究計画
個人研究計画書作成
成績評価基準
レポート、プレゼンテーション(80%)
平常点(20%)
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社会福祉演習Ⅱ 2単位
三田寺 裕治
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
本演習では医療機関や一般企業で働く人に共通
して求められる「社会人基礎力」の養成を目指す。
授業の概要
本演習では以下の取り組みを通して、「社会人基
礎力」の養成を目指す。
①医療保険制度や医療経営に関する基礎知識の習
得(医療保険制度の概要及び診療報酬制度のシ
ステム、医療法規、医療行政、医療技術、医療
情報システムの知識など)
②経営課題を解決するための分析力、実践力の習
得( 経 営 戦 略、 リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト、 マ ー ケ・
ティング、プロモーション戦略など)
③統計解析ソフトによるデータ解析方法の習得
④問題解決手法とロジカルシンキングの習得
⑤PowerPoint によるデジタルプレゼンテーション
力の習得。
なお、4 月~ 5 月は、就職対策として、企業・
医療分野の業界研究、エントリーシートの書き方&
面接対策、自己分析の方法、キャリアデザインに
関する授業を展開する。
到達目標
・医療保険制度及び診療報酬制度について理解し
・
ている。
・医療経営にかかわる法制度やマネジメントに関
・
する諸理論を理解している。
・論文の検索方法、専門書・学術論文の読み方、
・
執筆のルールについて理解している。
・統計解析ソフトを用いてデータ解析を実施し、
・
分析結果を適切に解釈できる。
・効果的なプレゼンテーションコンテンツを制作
・
できる。
・・ 明快で説得力のあるプレゼンテーションが行える。
授業計画
1週〜5週
論文の書き方、専門書の読み方、資料探索方
法の習得、執筆のルール
6週〜 10週
医療保険制度に関する基礎知識の習得(病院
の仕組み、医療法規・医療行政、医療技術、
医療情報システムの知識など)
11週〜 13週
医療経営に関する幅広い知識や経営課題を解
決するための分析力、実践力の習得(経営戦
略、リスクマネジメント、マーケティング、
プロモーション戦略、医療・介護の連携など)
14週〜 15週
問題解決手法とロジカルシンキングの習得
16週〜 18週
統計解析ソフトによるデータ解析方法の習得
( 医 療・ 経 営 デ ー タ を 用 い て、IBM SPSS
Statistics の基本操作や基礎統計、多変量解析
の方法を習得する)
19週〜 30週
個人研究(各人が研究テーマを設定し、実際
に小・中規模な調査を企画・実施する。成果
はレポートにまとめるとともに、PowerPoint
あるいは Keynote でプレゼンテーションする)
履修上の留意事項・準備学習
本演習では、IBM SPSS Statistics SPSS を使用す
るため、必ず「医療データ解析演習」を履修し、
SPSS の基本的操作方法及び医療統計、研究デザイ
ンに関する基礎を習得すること。学習環境を快適
に維持できるよう、受講マナーを守ること。授業
内で指示する箇所(テキスト、プリント、参考書等)
を次回までに熟読し、ノートに整理しておくこと。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
授業中に紹介する。
成績評価基準
成績評価は、レポートやプレゼンテーションの
内容、発表方法、発表後の質疑応答、発表に至る
までの主体性・積極性などによって総合的におこ
なう。
レポート試験(40%)
プレゼンテーションの内容(40%)
平常点(20%)
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医療事務基礎Ⅰ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
前期では「医療事務基礎Ⅲ・Ⅴ」と連動し、現
在の医療保険制度の概要を理解し、医療事務の基
礎となる診療報酬のしくみや算定ルールを学び、
外来・入院のレセプト作成能力も含め、基礎的レ
ベルを身につけることを目的とする。
・診療報酬点数表、トレーニングブック、レジュ
・
メ、電卓等、忘れ物を絶対にしないこと。
・復習は必ず行うこと。課題を必ずやること。
・
・「医療機関に従事する」という意識を持って授業
・
に臨むこと。
授業の概要
教 科 書
平成 26 年4月診療報酬改定を踏まえ、レジュメ
を使用し、解説しながら授業を行っていく。医療
保険制度をはじめ、保険が使える診療や労災、自
賠責などについても触れ、また医療費の具体的な
算定ルール等と請求書(レセプト)作成能力を身
につけ、資格取得レベルまでをしっかりと身につ
けていく。
到達目標
・医療保険制度をはじめ、諸制度について理解で
・
きる。
・医療現場の話も交えて、ただ診療報酬を学ぶの
・
ではなく、実践的な医療人意識を育てる。
・基礎的な入院外・入院レセプト作成ができるよ
・
うになる。
「診療点数早見表」 医学通信社
「医療事務トレーニングブック」 (株)ソラスト
「医科医療事務管理士試験問題集」 (株)ソラスト
参考図書
授業内で随時指示する。
成績評価基準
課題提出(10%) 授業姿勢(10%)
随時試験(20%) 定期試験(60%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(医療事務とは)
医療保険制度
保険給付等
初・再診料等
初・再診料等
投薬料
レセプト演習
処置料
手術料
麻酔料
レセプト演習
検査料
検査料
病理診断料
まとめ
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医療事務基礎Ⅱ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
後期では「医療事務基礎Ⅳ・Ⅵ」と連動し、各
種保険制度の概要を理解し、患者様に説明ができ
るレベルの診療報酬のしくみや算定、さらに資格
取得に向けてレセプト演習などを行い、総合実践
力を身につけることを目的とする。
・診療報酬点数表、参考資料、問題集、電卓等、
・
忘れ物を絶対にしないこと。
・復習は必ず行うこと。課題を必ずやること。
・
・「医療機関に従事する」という意識を持って授業
・
に臨むこと。
授業の概要
教 科 書
平成 26 年4月診療報酬改定を踏まえ、レジュメ
を使用し、前期の復習を行いながら授業を行って
いく。またレセプト演習、学科対策など、資格取
得を目的とした授業展開を行う。また、模擬試験
形式での演習も行い、個々の到達度を確認し指導
していく。
「診療点数早見表」 医学通信社
「医療事務トレーニングブック」 (株)ソラスト
「医科医療事務管理士試験問題集」 (株)ソラスト
「受験対策と予想問題集」 医学通信社
参考図書
授業内で随時指示する。
到達目標
・医療保険諸制度について理解し、患者応対がス
・
ムーズにできる知識を身につける。
・医療現場の話も交えて、ただ診療報酬を学ぶの
・
ではなく、実践的な医療人意識を育てる。
・資格取得を目標に、応用的な入院外・入院レセ
・
プト作成ができるようになる。
成績評価基準
課題提出(20%) 授業姿勢(10%)
定期試験(70%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(制度の概要等)
レセプト演習(前期復習)
画像診断料(エックス線診断)
入院料等
入院料等
医学管理等
医学管理等
リハビリテーション料
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
まとめ
− 96 −
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医療事務基礎Ⅲ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
前期では「医療事務基礎Ⅰ・Ⅴ」と連動し、現
在の医療保険制度の概要を理解し、医療事務の基
礎となる診療報酬のしくみや算定ルールを学び、
外来・入院のレセプト作成能力を身につけること
を目標とする。
・診療報酬点数表、トレーニングブック、レジュ
・
メ、電卓等、忘れ物を絶対にしないこと。
・復習は必ず行うこと。課題は必ず行うこと。
・
・「医療機関に従事する」という意識を持って授業
・
に臨むこと。
授業の概要
教 科 書
平成 26 年4月診療報酬改定を踏まえ、レジュメ
を使用し、解説しながら授業を行っていく。医療
保険制度をはじめ、保険が使える診療や労災、自
賠責などについても触れ、また医療費の具体的な
算定ルール等と請求書(レセプト)作成能力を身
につけ、資格取得レベルまでをしっかりと身につ
けていく。
到達目標
・医療保険制度をはじめ、諸制度について理解で
・
きる。
・医療現場の話も交えて、ただ診療報酬を学ぶの
・
ではなく、実践的な医療人意識を育てる。
・基礎的な入院外・入院レセプト作成ができるよ
・
うになる。
「診療点数早見表」 医学通信社
「医療事務トレーニングブック」 (株)ソラスト
「医科医療事務管理士試験問題集」 (株)ソラスト
参考図書
授業内で随時指示する。
成績評価基準
課題提出(10%) 授業姿勢(10%)
随時試験(20%) 定期試験(60%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(制度、医学知識)
諸制度の概要
保険給付等
初・再診料等
投薬料
注射料
処置料
手術料
麻酔料
レセプト演習
検査料
検査料
画像診断料(エックス線診断)
レセプト演習
まとめ
− 97 −
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医療事務基礎Ⅳ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
後期では「医療事務基礎Ⅱ・Ⅵ」と連動し、各
種保険制度の概要を理解し、患者様に説明ができ
るレベルの診療報酬のしくみや算定、さらに資格
取得に向けてレセプト演習などを行い、総合実践
力を身につけることを目的とする。
・診療報酬点数表、参考資料、問題集、電卓等、
・
忘れ物を絶対にしないこと。
・復習は必ず行うこと。課題は必ず行うこと。
・
・「医療機関に従事する」という意識を持って授業
・
に臨むこと。
授業の概要
教 科 書
平成 26 年4月診療報酬改定を踏まえ、レジュメ
を使用し、前期の復習を行いながら授業を行って
いく。またレセプト演習、学科対策など、資格取
得を目的とした授業展開を行う。また、模擬試験
形式での演習も行い、個々の到達度を確認し指導
していく。
「診療点数早見表」 医学通信社
「医療事務トレーニングブック」 (株)ソラスト
「医科医療事務管理士試験問題集」 (株)ソラスト
「受験対策と予想問題集」 医学通信社
参考図書
授業内で随時指示する。
到達目標
・医療保険諸制度について理解し、患者応対がス
・
ムーズにできる知識を身につける。
・医療現場の話も交えて、ただ診療報酬を学ぶの
・
ではなく、実践的な医療人意識を育てる。
・資格取得を目標に、応用的な入院外・入院レセ
・
プト作成ができるようになる。
成績評価基準
課題提出(20%) 授業姿勢(10%)
定期試験(70%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(前期の復習)
レセプト演習
画像診断料
入院料等
医学管理等
在宅医療
精神科専門療法料
試験対策(学科)
試験対策(学科)
試験対策(学科)
試験対策(学科)
試験対策(学科)
試験対策(学科)
試験対策(学科)
まとめ
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医療事務基礎Ⅴ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
前期では「医療事務基礎Ⅰ・Ⅲ」と連動し、現
在の医療保険制度の概要を理解し、医療事務の基
礎となる診療報酬のしくみや算定ルールを学び、
外来・入院のレセプト作成能力を身につけること
を目標とする。
・診療報酬点数表、トレーニングブック、レジュ
・
メ、電卓等、忘れ物を絶対にしないこと。
・予習はしなくてもいいが、復習は必ず行うこと。
・
課題を必ず提出すること。
・「医療機関に従事する」という意識を持って授業
・
に臨むこと。
授業の概要
平成 26 年4月診療報酬改定を踏まえ、レジュメ
を使用し、解説しながら授業を行っていく。医療
保険制度をはじめ、保険が使える診療や労災、自
賠責などについても触れ、また医療費の具体的な
算定ルール等と請求書(レセプト)作成能力を身
につけ、資格取得レベルまでをしっかりと身につ
けていく。
教 科 書
「診療点数早見表」 医学通信社
「医療事務トレーニングブック」 (株)ソラスト
「医科医療事務管理士試験問題集」 (株)ソラスト
参考図書
授業内で随時指示する。
到達目標
成績評価基準
・医療保険制度をはじめ、諸制度について理解で
・
きる。
・医療現場の話も交えて、ただ診療報酬を学ぶの
・
ではなく、実践的な医療人意識を育てる。
・基礎的な入院外・入院レセプト作成ができるよ
・
うになる。
課題提出(10%) 授業姿勢(10%)
随時試験(20%) 定期試験(60%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(医療保険制度)
諸制度の概要
保険制度の概要(小テスト)
投薬料
投薬料、レセプト記載要領
注射料
処置料
手術料
麻酔料
レセプト演習
検査料
検査料
画像診断料(エックス線診断)
レセプト演習
まとめ
− 99 −
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医療事務基礎Ⅵ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
後期では「医療事務基礎Ⅱ・Ⅳ」と連動し、各
種保険制度の概要を理解し、患者様に説明ができ
るレベルの診療報酬のしくみや算定、さらに資格
取得に向けてレセプト演習などを行い、総合実践
力を身につけることを目的とする。
・診療報酬点数表、参考資料、問題集、電卓等、
・
忘れ物を絶対にしないこと。
・予習はしなくてもいいが、復習は必ず行うこと。
・
課題を必ず提出すること。
・「医療機関に従事する」という意識を持って授業
・
に臨むこと。
授業の概要
平成 26 年4月診療報酬改定を踏まえ、レジュメ
を使用し、前期の復習を行いながら授業を行って
いく。またレセプト演習、学科対策など、資格取
得を目的とした授業展開を行う。また、模擬試験
形式での演習も行い、個々の到達度を確認し指導
していく。
到達目標
教 科 書
「診療点数早見表」 医学通信社
「医療事務トレーニングブック」 (株)ソラスト
「医科医療事務管理士試験問題集」 (株)ソラスト
「受験対策と予想問題集」 医学通信社
参考図書
授業内で随時指示する。
・医療保険諸制度について理解し、患者応対がス
・
ムーズにできる知識を身につける。
・医療現場の話も交えて、ただ診療報酬を学ぶの
・
ではなく、実践的な医療人意識を育てる。
・資格取得を目標に、応用的な入院外・入院レセ
・
プト作成ができるようになる。
成績評価基準
課題提出(20%) 授業姿勢(20%)
定期試験(60%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(前期の復習)
確認テスト
レセプト演習
入院料等
医学管理等
在宅医療
放射線治療料
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
試験対策(実技)
まとめ
− 100 −
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医療秘書概論 2単位
三宅 いつみ
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
①医療秘書・医療事務スタッフとして即戦力とな
るために必要な知識や秘書業務について学ぶ。
②社会人として必要な一般常識を習得するととも
に、秘書検定2級(または3級)の合格を目指す。
・秘書検定実問題集を解き、提出すること。
・
・授業中の言葉遣いや挨拶、態度に留意すること。
・
教 科 書
必要に応じてプリントを配布
授業の概要
①毎回、医療に関する記事についてのスピーチを
数名ごとに行う。
②毎回、秘書検定実問題集を解くことを宿題とす
る。
③ペアトレーニングやロールプレイングを多く取
り入れて体得に繋げる。
参考図書
「秘書検定実問題集2級」
早稲田教育出版 実務技能検定協会 編
1,200 円
成績評価基準
平常点(10%) 提出物(10%)
筆記試験(80%)
到達目標
・医療機関の組織や機能などについて学び、医療
・
事務・秘書としての役割や仕事を理解する。
・医療事務・医療秘書として相応しい言葉遣いや
・
業務(受付応対、電話応対、文書作成、等)に
ついて習得する。
・秘書検定2級(または3級)を取得する。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
日本の医療、病院組織と機能
医療従事者とその業務(グループワーク)
医療従事者とその業務(グループワーク)
日本の医療供給体制の現状、医療事務の役割
医療事務と医療文書
医療秘書の役割と業務
医療秘書実務:言葉遣い
医療秘書実務:言葉遣い
医療秘書実務:電話応対
医療秘書実務:電話応対
医療秘書実務:文書作成
医療秘書実務:文書作成、メール作成
総合実務演習
秘書検定対策
秘書検定対策、まとめ
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医事コンピュータ演習Ⅰ 1単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
医療機関の IT 化も進み、ほとんどの保険医療機
関において医事コンピュータにより診療報酬明細
書が作 成 さ れ て い る。 こ の 授 業 で は、 医 事 コ ン・
ピュータの操作方法を学び、カルテ及び診療伝票
から診療内容を読み取り、正しいレセプトを作成
する能力を身につける。
・医科診療点数早見表・早見表・カルテ例題集は
・
必ず持参する事。
・医療機関に従事する事を意識して授業を行って
・
いく。
教 科 書
授業の中で随時指示する。
授業の概要
「医療事務基礎」で学習した既習内容を確認しな
がら、症例トレーニングを行う。また、入力技術
と共に医事コンピュータ技術検定試験に対応した
対策も行っていく。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
試験(70%) 平常点(30%)
到達目標
・医事コンピュータの操作が滞りなくできる。
・
・カルテから患者様の基本情報を読み取り、正確
・
に入力することができる。
床未満)から診療内容を読み
・外来カルテ(200
・
取り、正しいレセプト作成ができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
(医事コンピュータについて)
患者情報・病名入力
外来カルテ入力演習(投薬・医学管理)
外来カルテ入力演習(医学管理・注射)
外来カルテ入力演習(処置)
外来カルテ入力演習(処置)
外来カルテ入力演習(手術)
外来カルテ入力演習(手術)
外来カルテ入力演習(検体検査)
外来カルテ入力演習(検体検査)
外来カルテ入力演習(生体検査)
外来カルテ入力演習(病理診断)
外来カルテ入力演習(画像診断)
外来カルテ入力演習(画像診断)
まとめ
− 102 −
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医事コンピュータ演習Ⅰ 1単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
医療機関の IT 化も進み、医療事務従事者にとっ
てコンピュータ操作能力は必須である。この演習
では、医療事務及びコンピュータの操作方法を学
び、外来カルテを読み取り、正しい会計入力とレ
セプトを作成する能力を習得する。
・医療機関に従事することを意識して授業に取り
・
組むこと。
・「医療事務基礎」で学習した内容が基本となるた
・
め、復習をしておくこと。
授業の概要
新患登録(患者情報)、傷病名を正確に入力し、
外来会計入力は、「医療事務基礎」で学習した内容
も必要となるため、カルテの見方、初・再診料の
算定、医学管理料、検査の併算定可否等の既習内
容の確認を繰り返し行う。
教 科 書
PC カルテ例題集、「医療事務基礎」のテキスト
及びプリント。
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
到達目標
成績評価基準
医療機関に従事することを意識し、次の内容を
到達目標とする。
・保険証の見方を学び、患者登録、傷病名を正確
・
に入力することができる。
・外来カルテの内容を理解し、会計入力ができる。
・
・会計入力の順番を理解し、正確な点数の算定が
・
できる。
・医療機関や診療内容によって算定できない項目
・
等を理解している。
平常点(20%) 小テスト(20%)
定期試験(60%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス:医療事務コンピュータについて
患者情報・病名入力
外来カルテ入力演習(医学管理・投薬・注射)
外来カルテ入力演習(処置)
外来カルテ入力演習(手術)
外来カルテ入力演習(手術)
外来カルテ入力演習(検体検査)
外来カルテ入力演習(生体検査)
外来カルテ入力演習(病理診断)
外来カルテ入力演習(画像診断)
外来カルテ入力演習(画像診断)
外来カルテ入力演習(在宅医療)
外来カルテ入力総合演習
外来カルテ入力総合演習
まとめ
− 103 −
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医事コンピュータ演習Ⅱ 1単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
1年次に学習した基本の入力操作に加え、実践
を意識し、早く正確にレセプト作成を行える能力
を身につける。また、「医事コンピュータ技能検定
試験3級」を目標に、医療事務及びコンピュータ
についての基礎知識も学習し、検定対策も行う。
医科診療点数早見表・サポートブック・カルテ
例題集・医事コンピュータ技能検定試験問題集は
必ず持参すること。レセプト作成のみではなく、
医療従事者としての心構えや実践の難しさ等につ
いても授業を通して学んでもらいたい。また、医
事コンピュータ技能検定試験対策が中心になるこ
とから、自主的な学習意欲が必要である。
授業の概要
「Ⅰ、Ⅱ」で学習した既習内容を確認しながら、
症例トレーニングを行う。
「医事コンピュータ技能検定試験3級」の対策と
して、医療事務及びコンピュータについての基礎
知識も学習する。
到達目標
・医事コンピュータの操作が滞りなくできる。
・
・外来カルテから診療内容を読み取り、早く正確
・
にレセプト作成ができる。
・入院カルテから診療内容を読み取り、正しいレ
・
セプト作成ができる。
「医科診療点数早見表」
「サポートブック」
「カルテ例題集」
「医事コンピュータ技能検定試験問題集」
他は授業の中で随時指示する
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
定期試験(70%) 平常点(30%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
教 科 書
ガイダンス:検定について
外来カルテ入力演習
外来カルテ入力演習
外来伝票入力演習
外来伝票入力演習
検定対策(医事コン検定学科問題について)
検定対策(医事コン検定学科問題について)
検定対策(コンピュータの基礎知識について)
検定対策(直前対策)
検定対策(直前対策)
入院カルテの見方と入力方法
入院カルテ入力演習
入院カルテ入力演習
入院伝票入力演習
まとめ
− 104 −
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医事コンピュータ演習Ⅱ 1単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
1年次に学習した基本の入力操作、外来会計業
務、レセプト作成を復習する。入院カルテ・伝票
を読み取り、正しい会計入力とレセプトを作成す
る能力を習得する。
「医事コンピュータ技能検定試験3級」の対策も
行う。
医療機関に従事することを意識して授業に取り
組むこと。
授業の概要
2014 年4月の診療報酬改定の内容を確認し、検
定対策を主として授業を行う。
カルテ形式、伝票形式の検定試験過去問題から
レセプト(診療報酬明細書)を作成し、学科問題
も繰り返し行うことで、「医事コンピュータ技能検
定試験3級」合格を目指す。
入院会計入力を学び、外来診療費と入院診療費
の算定の違いを習得する。
教 科 書
PC カルテ例題集、「医療事務実践」のテキスト
及びプリント。
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
平常点(20%) 小テスト(20%)
定期試験(60%)
到達目標
医療機関に従事することを意識し、次の内容を
到達目標とする。
・入院カルテの内容を理解し、会計入力ができる。
・
・外来診療費と入院診療費の算定方法の違いを理
・
解している。
・入院中の患者や手術等を行った患者に対して、
・
算定できない項目を理解している。
・「医事コンピュータ技能検定試験3級」合格。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス:医事コンピュータ検定について
外来カルテ入力演習
外来カルテ入力演習
外来伝票入力演習
検定対策(医事コン検定学科問題)
検定対策(医事コン検定学科問題)
検定対策(医事コン検定学科問題)
検定対策(直前対策)
検定対策(直前対策)
入院カルテ入力演習
(入院料・入院料等、食事療養費)
入院カルテ入力演習
入院カルテ入力演習
入院伝票入力演習
外来・入院カルテ入力総合演習
まとめ
− 105 −
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医事コンピュータ演習Ⅲ 1単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
この授業は「医事コンピュータⅠ」と連動し、
主に「Ⅰ」で学習した入力方法を基に演習問題、
レセプト作成の実戦能力を身につける。
・医科診療点数早見表・早見表・カルテ例題集は
・
必ず持参する事。
・医療機関に従事する事を意識して授業を行って
・
いく。
授業の概要
毎回、「Ⅰ」の学習内容を確認し、基礎固めを確
実にしていく。また、「医療事務基礎」で学習した
既習内容を確認しながら、症例トレーニングを行
う。また、入力技術と共に医事コンピュータ技術
検定試験に対応した対策も行っていく。
教 科 書
到達目標
成績評価基準
・医事コンピュータの操作が滞りなくできる。
・
・カルテから患者様の基本情報を読み取り、正確
・
に入力することができる。
床以上)から診療内容を読み
・外来カルテ(200
・
取り、正しいレセプト作成ができる。
試験(70%) 平常点(30%)
授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
基本的な操作方法と入力
外来カルテ入力演習(初・再診料)
外来カルテ解答・解説(投薬・医学管理)
外来カルテ解答・解説(医学管理・注射)
外来カルテ解答・解説(処置)
外来カルテ解答・解説(処置)
外来カルテ解答・解説(手術)
外来カルテ解答・解説(手術)
外来カルテ解答・解説(検体検査)
外来カルテ解答・解説(検体検査)
外来カルテ解答・解説(生体検査)
外来カルテ解答・解説(病理診断)
外来カルテ解答・解説(画像診断)
外来カルテ解答・解説(画像診断)
まとめ
− 106 −
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医事コンピュータ演習Ⅲ 1単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
医療機関の IT 化も進み、医療事務従事者にとっ
てコンピュータ操作能力は必須である。この演習
では、医療事務及びコンピュータの操作方法を学
び、外来カルテを読み取り、正しい会計入力とレ
セプトを作成する能力を習得する。
・医療機関に従事することを意識して授業に取り
・
組むこと。
・「医療事務基礎」で学習した内容が基本となるた
・
め、復習をしておくこと。
授業の概要
新患登録(患者情報)、傷病名を正確に入力し、
外来会計入力は、「医療事務基礎」で学習した内容
も必要となるため、カルテの見方、初・再診料の
算定、医学管理料、検査の併算定可否等の既習内
容の確認を繰り返し行う。
教 科 書
PC カルテ例題集、「医療事務基礎」のテキスト
及びプリント。
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
到達目標
成績評価基準
医療機関に従事することを意識し、次の内容を
到達目標とする。
・保険証の見方を学び、患者登録、傷病名を正確
・
に入力することができる。
・外来カルテの内容を理解し、会計入力ができる。
・
・会計入力の順番を理解し、正確な点数の算定が
・
できる。
・医療機関や診療内容によって算定できない項目
・
等を理解している。
平常点(20%) 小テスト(20%)
定期試験(60%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
患者情報・病名入力
外来カルテ入力演習(医学管理・投薬・注射)
外来カルテ入力演習(処置)
外来カルテ入力演習(処置)
外来カルテ入力演習(手術)
外来カルテ入力演習(検体検査)
外来カルテ入力演習(検体検査)
外来カルテ入力演習(生体検査)
外来カルテ入力演習(病理診断)
外来カルテ入力演習(画像診断)
外来カルテ入力演習(画像診断)
外来カルテ入力演習(在宅医療)
外来カルテ入力総合演習
外来カルテ入力総合演習
まとめ
− 107 −
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医事コンピュータ演習Ⅳ 1単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
この授業は「医事コンピュータⅡ」と連動し、
1年次に学習した基本の入力操作に加え、実践を
意識し、早く正確にレセプト作成を行える能力を
身につける。また、「医事コンピュータ技能検定試
験3級」を目標に、医療事務及びコンピュータに
ついての基礎知識も学習し、検定対策も行う。
医科診療点数早見表・サポートブック・カルテ
例題集・医事コンピュータ技能検定試験問題集は
必ず持参すること。レセプト作成のみではなく、
医療従事者としての心構えや実践の難しさ等につ
いても授業を通して学んでもらいたい。また、医
事コンピュータ技能検定試験対策が中心になるこ
とから、自主的な学習意欲が必要である。
授業の概要
「Ⅰ、Ⅱ」で学習した既習内容を確認しながら、
症例トレーニングを行う。
「医事コンピュータ技能検定試験3級」の対策と
して、医療事務及びコンピュータについての基礎
知識も学習する。
到達目標
・医事コンピュータの操作が滞りなくできる。
・
・外来カルテから診療内容を読み取り、早く正確
・
にレセプト作成ができる。
・入院カルテから診療内容を読み取り、早く正確
・
にレセプト作成ができる。
・「医事コンピュータ技能検定試験3級」資格取得
・
教 科 書
「医科診療点数早見表」
「サポートブック」
「カルテ例題集」
「医事コンピュータ技能検定試験問題集」
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
試験(70%) 平常点(30%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
外来カルテ入力演習
外来カルテ入力演習
外来カルテ入力演習
外来伝票入力演習
外来伝票入力演習
検定対策(医事コン検定学科問題について)
検定対策(医事コン検定学科問題について)
検定対策(コンピュータの基礎知識について)
検定対策(直前対策)
検定対策(直前対策)
入院カルテ入力演習
入院カルテ入力演習
入院カルテ入力演習
入院カルテ入力演習
まとめ
− 108 −
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医事コンピュータ演習Ⅳ 1単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
1年次に学習した基本の入力操作、外来会計業
務、レセプト作成を復習する。入院カルテ・伝票
を読み取り、正しい会計入力とレセプトを作成す
る能力を習得する。
「医事コンピュータ技能検定試験3級」の対策も
行う。
医療機関に従事することを意識して授業に取り
組むこと。
授業の概要
2014 年4月の診療報酬改定の内容を確認し、
検定対策を主として授業を行う。
カルテ形式、伝票形式の検定試験過去問題から
レセプト(診療報酬明細書)を作成し、学科問題
も繰り返し行うことで、「医事コンピュータ技能検
定試験3級」合格を目指す。
入院会計入力を学び、外来診療費と入院診療費
の算定の違いを習得する。
教 科 書
・PC
・ カルテ例題集
・「医療事務実践」のテキスト及びプリント
・
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
平常点(20%) 小テスト(20%)
定期試験(60%)
到達目標
医療機関に従事することを意識し、次の内容を
到達目標とする。
・入院カルテの内容を理解し、会計入力ができる。
・
・外来診療費と入院診療費の算定方法の違いを理
・
解している。
・入院中の患者や手術等を行った患者に対して、
・
算定できない項目を理解している。
・「医事コンピュータ技能検定試験3級」合格。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
外来カルテ入力演習
外来カルテ入力演習
外来伝票入力演習
検定対策(医事コン検定学科問題)
検定対策(医事コン検定学科問題)
検定対策(医事コン検定学科問題)
検定対策(直前対策)
検定対策(直前対策)
検定対策(直前対策)
入院カルテ入力演習
(入院料・入院料等、食事療養費)
入院カルテ入力演習
入院カルテ入力演習
入院伝票入力演習
外来・入院カルテ入力総合演習
まとめ
− 109 −
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医療事務実践Ⅰ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
「医療事務基礎」で学習してきたものをもとに、
平成 26 年4月の診療報酬改定に対応した授業を行
い、診療報酬請求事務能力認定試験合格を目指す。
また実習も踏まえ、さまざまなカルテ演習を行い、
医療現場での状況や改正情報なども提議し、自ら考
えて工夫する能力を身につけることを目的とする。
・診療報酬点数表、参考資料、問題集、電卓等、
・
忘れ物を絶対にしないこと。
・課題を必ず提出すること。毎回、自分の弱点・
・
ノートを記入すること。
・「医療従事者」意識と「レベルアップ」意識を持
・
って、授業に参加すること。
授業の概要
教 科 書
平成 26 年4月診療報酬改定を踏まえ、レジュメ
を使用し、1年生で学んだ診療報酬の基礎から改
正後の動向を把握し、復習を行っていく。基礎で
は触れなかった施設基準、届出状況なども新点数
表を使用し、医学知識も交えて解説を行っていき、
資格取得を目指す。
「診療点数早見表」 医学通信社
「医療事務トレーニングブック」 (株)ソラスト
「受験対策と予想問題集」 医学通信社
参考図書
授業内で随時指示する。
到達目標
成績評価基準
・医療保険諸制度について理解し、患者応対がス
・
ムーズにできる知識を身につける。
・医療現場の話も交えて、現場のプロとしての実
・
践的な医療人意識を育てる。
・資格取得を目標に、応用的な入院外・入院レセ
・
プト作成ができるようになり、就活につなげる。
課題提出(20%) 授業姿勢(10%)
定期試験(60%) 随時試験(10%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
医療制度(確認テスト)
レセプト演習
レセプト演習
学科対策
レセプト演習
学科対策
レセプト演習
レセプト演習
過去問演習
過去問演習
過去問演習
受験直前対策
受験直前対策
まとめ
− 110 −
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医療事務実践Ⅰ 2単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
2014 年4月の診療報酬改定内容を学習し、1年
次に学んだ基礎の再確認を行う。
カルテの読み取り方、正しい診療報酬明細書(レ
セプト)を作成する能力、診療報酬点数表の内容
を理解する能力をつける。
医療機関に従事することを意識して授業に取り
組むこと。
授業の概要
教 科 書
1年生「医療事務基礎」で使用したテキスト及
びプリント。
他は授業の中で随時指示する。
2014 年4月の診療報酬改定の内容を確認し、レ
セプト点検・レセプト作成・文章問題を繰り返し
行い、検定対策を主として授業を行う。
参考図書
到達目標
成績評価基準
医療機関に従事することを意識し、次の内容を
到達目標とする。
年4月改訂の内容(新点数)を理解して
・2014
・
いる。
・外来診療費と入院診療費の算定方法の違いを理
・
解している。
・入院中の患者や手術等を行った患者に対して、
・
算定できない項目等を理解している。
・診療報酬算定にあたり、点数表から必要な事項
・
を検索できる。
・「医科医療事務管理士検定」合格。
・
平常点(20%) 小テスト(20%)
定期試験(60%)
授業の中で随時指示する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス:授業内容、検定について。
1年次復習
医科医療事務管理士検定対策(投薬)
医科医療事務管理士検定対策(注射)
医科医療事務管理士検定対策(初・再診)
医科医療事務管理士検定対策(医学管理)
医科医療事務管理士検定対策(在宅)
医科医療事務管理士検定対策(処置)
医科医療事務管理士検定対策(手術)
医科医療事務管理士検定対策(麻酔)
医科医療事務管理士検定対策(検体検査)
医科医療事務管理士検定対策(生体検査)
医科医療事務管理士検定対策(画像)
医科医療事務管理士検定対策(入院)
医科医療事務管理士検定対策(入院)
まとめ
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医療事務実践Ⅱ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
「医療事務基礎」で学習してきたものをもとに、
平成 26 年4月の診療報酬改定に対応した授業を行
い、診療報酬請求事務能力認定試験、医療秘書検
定準1級合格を目指す。またさまざまなカルテ演
習を行い、医療現場での状況や改正情報なども提
議し、自ら考えて工夫する能力を身につける。
・診療報酬点数表、参考資料、問題集、電卓等、
・
忘れ物を絶対にしないこと。
・課題を必ず提出すること。毎回、自分の弱点・
・
ノートを記入すること。
・「医療従事者」意識と「レベルアップ」意識を持
・
って、授業に参加すること。
授業の概要
教 科 書
平成 26 年4月診療報酬改定を踏まえ、前期で学
んだ診療報酬の改定動向を把握し、より実践に近
い講義内容が増えてくる。実習で学んだことで今
の自分たちに足りないところを棚卸し、さらに資
格取得でレベルアップを図る。レセプトチェック
や患者様に対応できるような医療事務実践知識も
身につける。
到達目標
・医療保険諸制度について理解し、患者応対がス
・
ムーズにできる知識を身につける。
・医療現場の話も交えて、現場のプロとしての実
・
践的な医療人意識を育てる。
・資
・ 格 取 得 を 目 標 に、 応 用 的 な レ セ プ ト 作 成・・
チェックができるようになり、就活につなげる。
「診療点数早見表」 医学通信社
「医療事務トレーニングブック」 (株)ソラスト
「受験対策と予想問題集」 医学通信社
参考図書
授業内で随時指示する。
成績評価基準
課題提出(20%) 授業姿勢(10%)
随時試験(10%) 定期試験(60%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
医療保険制度(確認テスト)
医学知識、医療用語
診療記録の知識
診療記録の知識
試験対策
試験対策
試験対策
試験対策
試験対策
試験対策
医療事務実践演習
医療事務実践演習
医療事務実践演習
まとめ
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医療事務実践Ⅱ 2単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
前期に学んだ知識をもとに検定対策を行う。
カルテの読み取り方、正しい診療報酬明細書(レ
セプト)を作成する能力、診療報酬点数表の内容
を理解する能力をつける。
公費負担医療、レセプトチェックの例題を用いて、
実践に必要な請求事務を学習する。
医療機関に従事することを意識して授業に取り
組むこと。
授業の概要
2014 年 4 月の診療報酬改定の内容を確認し、レ
セプト点検・レセプト作成・文章問題を繰り返し
行い、検定対策を主として授業を行う。公費負担
医療等実践的な授業も行う。
教 科 書
1年生「医療事務基礎」で使用したテキスト及
びプリント。
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
平常点(20%) 小テスト(20%)
定期試験(60%)
到達目標
医療機関に従事することを意識し、次の内容を
到達目標とする。
年 4 月改訂の内容(新点数)を理解してい
・2014
・
る。
・外来診療費と入院診療費の算定方法の違いを理
・
解している。
・入院中の患者や手術等を行った患者に対して、
・
算定できない項目等を理解している。
・診療報酬算定にあたり、点数表から必要な事項
・
を検索できる。
・結核医療等の公費負担医療を理解し、レセプト
・
を作成できる。
・「医科医療事務管理士検定」合格。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス:授業内容、前期復習
医科医療事務管理士検定対策
医科医療事務管理士検定対策
医科医療事務管理士検定対策
医科医療事務管理士検定対策
医科医療事務管理士検定対策
医科医療事務管理士検定対策
医科医療事務管理士検定対策
医科医療事務管理士検定対策
公費負担医療の請求について①
公費負担医療の請求について②
公費負担医療の請求について③
レセプトチェック①
レセプトチェック②
まとめ
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調剤報酬請求事務 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
国の推進により「医薬分業」が進み、保険調剤
薬局においての地位が確立し、調剤薬局での事務
スタッフの需要も伸び、調剤報酬算定知識や患者
応対スキルなどが必要になっている。この授業で
は、調剤事務管理士、調剤報酬請求事務専門士の
資格取得と、現場での実践力を養うことを目的と
する。
・テキスト、問題集、レジュメ、電卓、定規等、
・
忘れ物を絶対にしないこと。
・復習を必ず行うこと。課題を必ず提出すること。
・
毎回、自分の弱点ノートを記入すること。
・「医療従事者」意識と「レベルアップ」意識を持
・
って、授業に参加すること。
授業の概要
平成 26 年4月調剤報酬改定を踏まえ、調剤事務
における患者様サービス向上がクローズアップさ
れていることより、調剤報酬算定知識はもちろん、
患者様応対にまで及ぶ講義を行う。そして、調剤
報酬請求事務専門士1、2級合格を目標とした実
践的な講義を行う。
教 科 書
「調剤報酬テキスト」 日本医療総合支援評議会
「処方せん問題集」
参考図書
授業内で随時指示する。
成績評価基準
課題提出(20%) 授業姿勢(10%)
随時試験(10%) 定期試験(60%)
到達目標
・医療保険諸制度について理解し、患者応対がス
・
ムーズにできる知識を身につける。
・医療現場の話も交えて、現場のプロとしての実
・
践的な医療人意識を育てる。
・資格取得を目標に、調剤報酬のしくみを覚え、
・
あらゆるパターンのレセプト作成ができるよう
になる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(保険調剤とは)
薬学の基礎知識
保険制度、薬担規則等
調剤報酬の算定
調剤報酬の算定
調剤報酬の算定
調剤報酬の算定
調剤報酬の算定
調剤報酬の算定
調剤報酬の算定
学科・レセプト演習
学科・レセプト演習
試験対策
試験対策
まとめ
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歯科医療事務Ⅰ 2単位
齋藤 育子
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
歯科疾患、治療法を学ぶと共に診療録(カルテ)
から点数算定をし診療報酬明細書作成の要領を身
につける。また、口腔に関心を持ち「健康」とい
うものを意識して欲しい。
数多くの症例に慣れるためレセプト作成等家庭
学習が必要と思われる。
教 科 書
授業内指示。
授業の概要
・歯科治療の方法と流れを理解する。
・
・点数算定をしレセプトの作成をする。
・
参考図書
到達目標
成績評価基準
・歯科疾患の特性を理解する事ができる。
・
・それぞれの疾患に対する治療法を理解する事が
・
できる。
・点数算定の仕組みを理解する事ができる。
・
・レセプト作成を速く正確に作成する事ができ
・
る。
定期試験(50%) レポート提出(30%)
平常点(20%)
授業内指示。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
歯科医療事務への導入
歯の基礎知識・診療報酬明細書について
基本診療料・投薬・医学管理
検査・画像診断・麻酔
歯冠修復①
歯冠修復②
歯冠形成・支台築造・印象、咬合採得
う蝕症
歯髄炎
根尖性歯周炎
手術・口腔軟組織疾患
歯周疾患
欠損補綴①
欠損補綴②
まとめ
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歯科医療事務Ⅱ 2単位
齋藤 育子
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
検定試験を意識した症例を中心に学習する。
数多くの症例に慣れるためレセプト作成等家庭
学習が必要と思われる。
授業の概要
1年次に学んだ基礎症例に加えて広い範囲にわ
たる症例を学ぶ。
教 科 書
到達目標
参考図書
・う蝕症の症例(応用編)ができる。
・
・歯内療法の症例(応用編)ができる。
・
・手術の症例(応用編)ができる。
・
・欠損補綴の症例(応用編)ができる。
・
授業内指示。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
授業内指示。
成績評価基準
定期試験(50%) レポート提出(30%)
平常点(20%)
保険点数の算定方法①(う蝕症)
保険点数の算定方法②(歯内療法)
保険点数の算定方法③(歯内療法)
保険点数の算定方法④(歯周疾患)
保険点数の算定方法⑤(歯周疾患)
保険点数の算定方法⑥(口腔軟組織)
保険点数の算定方法⑦(手術)
保険点数の算定方法⑧(欠損補綴)
保険点数の算定方法⑨(欠損補綴)
保険点数の算定方法⑩(欠損補綴)
検定試験対策(学科問題)
検定試験対策(学科問題)
検定試験対策(実技問題)
検定試験対策(実技問題)
まとめ
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薬学入門 2単位
河内 克敏
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
・医療スタッフとして必要かつ実践的な医薬品の
・
知識を身に付ける。
・代表的な薬の効く仕組み・主作用・副作用を説
・
明できるようにする。
・医薬品は人の生命や健康に直接かかわるものだ
・
という認識を持ち、正確な知識を一つ一つ身に
付けること。
・授業の最初に確認テストを実施するので、前回
・
までの内容をしっかり復習して臨むこと。
授業の概要
・病院で処方される薬を中心に、薬局で買える薬
・
までイラストを用い基礎から分かりやすく学習
する。
・ダイエットの薬や美容のサプリメント、栄養ド
・
リンクや化粧品など生活に役立つ知識を身に付
ける。
・成分を見て症状に合った適切な薬を選ぶトレー
・
ニングをする。
到達目標
・薬が効く仕組みを説明できる。
・
・主な薬の主作用・副作用が説明できる。
・
・成分を見て症状に合った薬を選ぶことができ
・
る。
・知らない薬について調べることができる。
・
教 科 書
プリント。
参考図書
「よくわかる薬理学の基本としくみ
(図解入門 メディカルサイエンスシリーズ)」
當瀬規嗣 秀和システム 1,800 円
成績評価基準
授業態度(20%) 小テスト(30%)
試験(50%)
授業計画
1週 「くすり」とはどういうもの?
2週 くすりの用法
3週 消化器系とくすり
4週 炎症反応とくすり
5週 病原体とくすり
6週 皮膚とくすり
7週 呼吸器とくすり
8週 脳とくすり
9週 アレルギーとくすり
10週 漢方薬・健康食品
11週 サプリメント・化粧品
12週 くすりの選び方
13週 医薬分業
14週 ジェネリック医薬品
15週 まとめ
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医事関係法規 2単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
医療の世界では、医療機関も医療従事者も様々
な法律により厳しく律せられている。本講義では、
現場において必要な医療制度や保険診療制度を身
につけるために、医療保険各法、公費負担各法を
理解することを目的とする。
・準備学習は特に必要なし。
・
・「財団:診療報酬請求事務能力認定試験」の学科
・
試験対策になるので、受験希望者は履修が必要
と考えられる。
・自主的な学習意欲が必要である。
・
授業の概要
教 科 書
法律は幅広く、難しいものと捉えがちであるが、
本講義では演習も交えながら要点を分かりやすく
講義していく。
「財団:診療報酬請求事務能力認定試験」の学科
問題にも対応し、過去問を使いながら展開してい
く。
授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
試験(70%) 平常点(30%)
到達目標
・医療現場において必要な医療制度や保険診療制
・
度を理解し説明できる。
・「財団:診療報酬請求事務能力認定試験」の学科
・
問題を正確に解くことができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(医療事務と法規)
社会福祉と社会保障
医事関連法規(医療施設に関する法規)①
医事関連法規(医療従事者に関する法規)②
医事関連法規(医療従事者に関する法規)③
医事関連法規(予防衛生に関する法規)④
医事関連法規(保健衛生に関する法規)⑤
医事関連法規
(環境安全および環境整備関係法規)⑥
保険診療関係法規(医療保険に関する法規)①
保険診療関係法規(医療保険に関する法規)②
診療報酬に関する法規
労働および公務災害に関する法規
社会福祉関係法規①
社会福祉関係法規②
まとめ
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薬事関係法規 2単位
堀 正美
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
医療現場において必要な薬事関係法規、医薬品
の知識及び病気とくすりの関係をわかりやすく講
義することにより、第一線で活躍できる人材を育
成する。
・自主的な学習意欲を持つことが必要である。
・
・医療機関や調剤薬局等に従事することを意識し
・
て受講すること。
・ミニテストを実施するので復習をすること。
・
授業の概要
教 科 書
薬事関係法規(医療関係法規、薬事法、毒物及
び劇物取締法、麻薬及び向精神薬取締法等)を中
心に、医薬品開発の流れ、ジェネリック医薬品、
医薬品の分類、人体の働きと医薬品、病気とくす
り等、幅広い項目について要点をわかりやすく講
義する。
基本的にプリントを使用する。
参考図書
必要な時は授業中に指示をする。
成績評価基準
試験(70%)(ミニテストを含む)
平常点(30%)
到達目標
・薬事関係法規の基礎をポイントを絞り修得させ
・
る。
・医薬品全般及び病気とくすりの基礎を修得させ
・
る。
・その他、実社会(医療現場)で活用できる知識
・
を修得させる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(医療事務と医薬品)
医療関係法規、薬事法
薬事法、毒物及び劇物取締法
麻薬及び向精神薬取締法
医薬品開発の流れ
ジェネリック医薬品
医薬品の分類
人体の働きと医薬品Ⅰ
人体の働きと医薬品Ⅱ
人体の働きと医薬品Ⅲ
薬の働く仕組み
病気とくすりⅠ(循環器系)
病気とくすりⅡ(消化器系)
病気とくすりⅢ(呼吸器系)
まとめ
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医療情報システム 1単位
清水 沙友里
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
地域や医療機関で稼働している医療情報システ
ムの概要を理解し、電子カルテ操作を習得するこ
とを目的とする。
授業の概要
10週
11週
12週
13週
医療情報の IT 化に伴い、医療の現場では電子カ
ルテをはじめとする各種業務を支援する多様な医
療情報システムの知識とスキルが必須である。本
講義では、医療情報システムの成り立ちから現在
の状況、将来的なシステムの展望に関して、日本
の医療制度を取り巻く状況や医療政策の動向、海
外における医療制度という視点から多角的に解説
を行う。また、実際に電子カルテシステムの操作
を体験し、電子カルテの機能と基本的操作方法を
習得する。
到達目標
14週
15週
理論編まとめ
電子カルテオペレーション①
(ソフトの操作方法、例題演習)
電子カルテオペレーション②
(演習問題)
電子カルテオペレーション③
(演習問題)
電子カルテオペレーション④
(演習問題)
医療の現場から
ゲストスピーカーによる講義
履修上の留意事項・準備学習
学習環境を快適に維持できるよう、受講マナー
を守ること。
教 科 書
授業の中で指示する。
・医療機関で導入されている多様な医療情報シス
・
テムについて理解する
・医療情報システムが導入された制度的背景・目
・
的・システムが管理する個々の業務の内容を理
解する
・我が国の医療政策の流れと医療情報システムの
・
関連を、大局的な視点から捉えることができる
・電子カルテの機能と基本的操作方法を習得す
・
る。
参考図書
「医療情報システム入門」
保健医療福祉情報システム工業会 編
社会保険研究所 2,520 円
成績評価基準
リアクションペーパー(30%)
平常点(20%) 試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
日本の医療制度と医療情報システム
(医療機関における医療情報システム)
基幹システム①オーダリングシステム
基幹システム②電子カルテシステム
部門システム①医事会計システム
部門システム②
検査システム、医用画像システム
部門システム③
物流システム、栄養システム
リスク管理システム
(医療・介護事故とアクシデントレポートシ
ステム)
医療情報倫理と情報セキュリティ
地域医療ネットワークと今後の医療情報シ
ステム
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ホスピタリティ・コミュニケーション 2単位
三宅 いつみ
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
①ホスピタリティの考え方・必要性について自ら
考え気づき、ホスピタリティマインドを言葉や
行動で表せる。
②実社会で求められる接遇マナー、接遇知識を身
につけると共に、コミュニケーション力を高め
る。
・学習内容の体得を目指すことから、授業中の言
・
葉遣いや態度にも留意すること。
・グループワークや演習を多く取り入れるため、
・
欠席・遅刻をしないこと。
教 科 書
必要に応じてプリントを配布。
授業の概要
①
「話す力」「伝える力」を磨くため、数名による
1分間スピーチを毎授業行う。
②グループワーク、演習、ペアワーク等、体験型
学習によりコミュニケーションスキルの体得に
繋げる。
到達目標
参考図書
授業中に適宜紹介。
成績評価基準
小テスト・提出物(20%) 発表(10%)
定期試験(レポート)(70%)
・他者を尊重し、共感の言葉を使いながら、他者
・
の話を聴くことができる。
・自分の考えや情報を他者に正確に分かり易く伝
・
えられる。
・自分の行動傾向を理解した上で、他者と円滑な
・
コミュニケーションを図ることができる。
・社会人として必要な接遇マナーを身につける。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ホスピタリティマインドについて考える
接遇の5原則 ― 挨拶の効果、挨拶の仕方
接遇の5原則 ― 身だしなみ、
慶弔時の服装、
贈答の知識
接遇の5原則 ― 態度、所作、表情
接遇の5原則 ― 言葉遣い
来客応対(名刺交換、紹介、案内の仕方)
、
訪問時のマナー
来客応対(出迎え~取次、案内~入室、茶
菓子の出し方)
「聴き方」ワーク ― 促し・繰り返しの技法
「聴き方」ワーク ― 要約・質問の技法
他者理解 ― 価値観の多様性と共感的理解①
他者理解 ― 価値観の多様性と共感的理解②
自己理解 ― 自己分析①
自己理解 ― 自己分析②
交流分析
まとめ ― 総合演習
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DPC概論 2単位
新城 大輔
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
平成 15 年度より急性期入院医療を対象とした診
療報酬の包括評価制度である DPC/PDPS に関する
基本的な知識と制度の理解を得る。
学習環境を快適に維持できるよう、受講マナー
を守ること。
授業の概要
授業内で指示。
DPC/PDPS は、診断群分類による1日あたり包
括支払い方式を示すが、制度導入の本来的な目的
は医療の透明化・効率化・標準化・質の向上にある。
DPC/PDPS は日本の病床の約半数に導入されるま
で拡大しており、その知識と制度の理解は医療事
務関係者にとって必須となっている。
到達目標
制度の仕組みを理解する
・DPC/PDPS
・
と診療報酬の関係を理解する
・DPC/PDPS
・
データの利活用状況を理解する
・DPC/PDPS
・
教 科 書
参考図書
「基礎から読み解く DPC
―実践的に活用するために―(第 3 版)」
松田晋哉 著 医学書院 3,570 円
成績評価基準
定期試験の試験結果(50%)とリアクション・
ペーパー(50%)により評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
診断群分類とは何か(前編)
診断群分類とは何か(後編)
DPC と診療報酬(前編)
DPC と診療報酬(後編)
患者さんからみた DPC
DPC とデータのみかた
DPC と病院比較(基本編)
DPC と病院比較(応用編)
DPC を活用した病院機能と臨床指標
DPC を用いた病院マネジメント
DPC と GIS を用いた政策分析
諸外国の状況
医療の現場から
~ゲストスピーカーによる講義~
まとめ
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医療データ解析演習 1単位
三田寺 裕治
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
8週
統 計 の 基 礎 的 な 考 え 方 を 学 習 す る と と も に、・
データ解析技術やデータ分析に基づく問題解決能
力を身につける。
9週
授業の概要
本演習では、科学的な根拠に基づいた経営実践
を行うために必要となる「データリテラシー」を
学習する。具体的には、統計学の基礎を解説する
とともに、統計解析ツール「IBM SPSS Statistics」
の基本操作と各種分析手法を実践的に学習する。
また、授業後半では、グループごとに調査の企画
立案からデータ解析までを行い、医療現場で活か
せるデータ分析能力の習得を目指す。
到達目標
・研究デザインの種類と基本的方法論を理解して
・
いる。
・統計的仮説検定の考え方や統計手法に関する基
・
礎的知識を有している。
・データ分析の基本的な考え方と分析手法につい
・
て理解している。
・解析ソフトを使用して実践し、分析結果を適切
・
に解釈できる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
イントロダクション、医療データの見方と
まとめ方
研究デザインの種類と原理1
研究デザインの種類と原理2
調査方法の種類、調査票の作成方法、
ワーディングの諸問題
質問文の形式と選択肢の設け方
統計基礎1
(母集団と標本データ、帰無仮説・対立仮説
と検定の概念、統計的「有意」とは、第一
種の過誤と第二種の過誤、両側検定と片側
検定、パラメトリック検定とノンパラメト
リック検定など、検定に関する基本的知識
と考え方を説明する。また、相関分析と回
帰分析についても概説する)
統計基礎2
(重回帰分析、分散分析、因子分析など、い
くつかの発展的統計手法について、実際の
調査データを用いながら概説する)
10週
11週
12週
13週
14週
15週
SPSS 演習1
(データ入力 ・ 読み込み方法、データの定義、
変数の加工)
SPSS 演習2
(度数分布表、記述統計量の算出)
SPSS 演習3(クロス集計、χ2 検定)
SPSS 演習4(クロス集計、χ2 検定)
SPSS 演習5(t 検定、分散分析)
SPSS 演習6(相関分析)
SPSS 演習7(重回帰分析)
調査における倫理と個人情報保護、まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・学習環境を快適に維持できるよう、受講マナー
・
を守ること。
・授業内で指示する箇所(プリント、参考書等)
・
を次回までに熟読し、ノートに整理しておくこ
と。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
「すぐわかる SPSS によるアンケートの調査・集計・
解析」
内田治 東京図書 2010 年
「SPSS で学ぶ医療系多変量データ解析」
東対馬栄輝 京図書 2008 年
「診療情報管理士のためのやさしい医療統計学」
日本病院会診療情報管理士教育委員会 監修
じほう 2010 年
成績評価基準
評価は試験(80%)および平常点(20%)でお
こなう。
− 123 −
2014_短大シラバス_本文.indd 123
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医療マネジメント論 2単位
三田寺 裕治
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
8週
医療経営にかかわる法制度やマネジメントに関する諸理
論とその実際について学ぶ。
9週
授業の概要
医 療 安 全 の 確 保 や ア カ ウ ン タ ビ リ テ ィ の 推 進、DPC
(Diagnosis Procedure Combination)の導入など、病院を
取り巻く経営環境は大きく変わりつつある。こうした劇的
に変化する経営環境に的確に対応し、継続して安定的に事
業活動を遂行するためには、現場の主要労働力である医師
や看護師のみならず、事務の面から医療現場を支える医療
事務スタッフにおいても、医療経営にかかわる法制度やマ
ネジメントに関する諸理論を習得する必要がある。
本講義では、医療サービスの特性や医療サービス提供に
おける倫理的責任、わが国の医療保障制度の特徴と医療サ
ービスの供給体制等について整理した上で、リスク管理や
経営戦略、人的資源管理、会計・財務管理など、これから
の医療経営において求められる経営管理手法ついて講義・
演習を通じて実践的に学ぶ。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
到達目標
・・ 医療サービスの特性及び倫理的責任とガバナンスの重要
性を理解している。
・・ 医療機関が直面するリスクの種類及びリスク管理の具体
的方法について理解している。
・・ 医療事故・医療過誤訴訟の現状、医療事故の概念と法的
責任について理解している。
・・ 人的資源管理の諸領域と具体的機能、人材管理にかかわ
る法制度について理解している。
・・ 競争環境の分析方法及び戦略的ポジショニング、事業・
ポートフォリオについて理解している。
・・ 安全衛生管理、労働時間管理、ストレスマネジメント、
キャリア開発について理解している。
・・ 医療法人における会計制度、財務諸表の見方・活用方法
について理解している。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
医療サービスの特性、医療サービス提供における倫
理的責任とガバナンスの重要性
わが国の医療保障制度の特徴、医療サービスの供給
体制、診療報酬制度
医療分野における規制と競争、経営管理の必要性、
マネジメントの理解
「質確保とリスク管理(1)
」
医療機関が直面する代表的なリスクとその対処法
「質確保とリスク管理(2)
」
医療事故・医療過誤訴訟の現状、医療事故の概念と
法的責任
「質確保とリスク管理(3)
」
リスクマネジメントプロセス、安全文化の形成に向
けた組織改革、チェンジマネジメント
「質確保とリスク管理(4)
」
危険予知訓練(KYT)
、Root Cause Analysis、SHELL
分析 FMEA、HAZOP など、危険予知能力、危険感
受性を高めるためのトレーニング方法及びリスク分
析手法
「人的資源管理と人材開発(1)」
人的資源管理の定義・諸領域、具体的機能、人材管
理にかかわる法制度
「人的資源管理と人材開発(2)」
人事考課の目的・種類・評価方法、人事考課の代表
的なエラーと防止策、MBO(目標管理制度)
「人的資源管理と人材開発(3)」
勤務環境の管理(安全衛生管理、労働時間管理、ス
トレスマネジメント、福祉厚生等)キャリア開発
「経営戦略と組織管理(1)」
組織管理の基本的理解、ガバナンス、内部統制、経
営戦略の概念と意義
「経営戦略と組織管理(2)」
競争環境の分析方法及び戦略的ポジショニング、事
業ポートフォリオ
「経営戦略と組織管理(3)」
小・中規模病院における経営戦略の実際
「医療機関における会計・財務管理」
医療法人の経営と財務管理、資金の流れ、医療法人
における会計制度、財務諸表の見方・活用方法
「医療のイノベーション」
メディカルツーリズム等、医療・介護とその周辺産
業の連携強化による新規ビジネスモデル開発の可
能性
履修上の留意事項・準備学習
学習環境を快適に維持できるよう、受講マナーを守ること。
授業内で指示する箇所(プリント、参考書等)を次回まで
に熟読し、ノートに整理しておくこと。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
「医療マネジメント」
真野俊樹 日本評論社 2004 年
「進化する病院マネジメント
―医療と経営の質がわかる人材育成を目指して」
川淵 孝一 医学書院 2004 年
「戦略医業経営の 17 章―最先端の企業経営に学ぶ」
医学通信社 2000 年
「新しい人事労務管理(第3版)」
佐藤博樹・八代充史・藤村博之 有斐閣 2007 年
「非営利組織のマーケティング戦略(第6版)」
フィリップ・コトラー・アランR.アンドリーセン
第一法規出版 2005 年
成績評価基準
評価は試験(80%)および平常点(20%)でおこなう。
− 124 −
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簿記会計入門 2単位
田中 恵美子
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
企業の経営成績や財政状態を読み解く知識は、
現代社会で活躍するビジネスパーソンに必須の基
本的能力と言われています。そこでこの講義では、
こうした知識獲得の基礎となる複式簿記の理解と
会計技術の修得を目的とします。
・毎回、電卓とテキストは必ず持参してください。
・
(携帯電話、スマートフォンの電卓機能の使用は
不可。)
・テキストおよび演習問題を反復練習する必要が
・
あります。
授業の概要
教 科 書
簿記の基本原理、企業の財務管理に役立つ記帳
技術、財務諸表の作成方法を、日商簿記検定 3 級
程度の内容を中心に、平易に講義していきます。
到達目標
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
参考図書
開講時に指定します。
・企業会計の基礎となる簿記一巡が理解できる。
・
・記帳、試算表、精算表の作成を通じて、簿記の
・
基本知識と技術の理解・修得ができる。
授業計画
「精説 簿記論」
田中恵美子 著 大学教育出版 ¥2,000 +税
成績評価基準
小テスト(20%) 平常点(30%)
試験(50%)
総論
簿記の基本構造
取引
勘定と仕訳
試算表と小テスト
商品売買取引
現金・預金取引
手形取引
その他の債権・債務
固定資産取引
有価証券取引
個人企業の資本取引
決算(Ⅰ)
決算(Ⅱ)
精算表の作成とまとめ
− 125 −
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医療施設実習指導 1単位
医療施設実習 1単位
担当教員は下記に示す
医療事務・秘書コース
対象学年:1・2年
授業の目標
医療施設実習の意義・目的を理解するとともに、
医療施設での実際の業務を体験し、現場で必要と
される実践力やコミュニケーション能力、職業倫
理の重要性について学ぶ。
授業の概要
医療機関での現場実習を行い、医療事務の業務
全般を体験する。具体的には、患者対応から会計・
請求業務など、実際の業務を通して、現場での多
様かつ複雑な課題に取り組むための実践力やコ・
ミュニケーション能力を身につける。また、個人
情報保護や守秘義務など、職業倫理の重要性につ
いて理解を深める。
到達目標
・患者受付、応対業務、会計・請求業務など、医
・
事課の一連の業務について理解し、実践するこ
とができる。
・個人情報保護や守秘義務の重要性について理解
・
し、実践することができる。
・「報・連・相」を守り、実践することができる。
・
・適切な表現で分かりやすく簡潔に実習日誌を書
・
くことができる。
授業計画
(実習前)
・実習先の概要(診療科目、病床数、医療設備、
・
IT 化の状況、DPC、基本理念、基本方針など)
について理解する。
・実習課題と目標を考え、実習ノートにまとめる。
・
・配属施設におけるオリエンテーションに参加し
・
事前指導を受ける。
・医療現場を理解する(先輩の実習体験談から学
・
ぶ)
・「実習日誌」の書き方について学ぶ。
・
・挨拶の仕方、表情、お辞儀、言葉遣いなど接遇
・
の基本を学ぶ。
・実習施設における留意事項を確認し、実習に向
・
けて各自準備を行う。
・わからないことが発生した場合は、勝手に判断
・
せず、実習指導者の指示を仰ぐ。
・毎日、実習内容を振り返り、反省点や感想を実
・
習日誌に記録する
(実習後)
実習終了後は、実習での学びや体験を振り返る
とともに、実習を通して学んだことや反省点等を
実習報告会において報告する。この報告会は、学
生全員が参加し、学びを深め、知り得た知識や技
術を共有財産にするために行う。そこでは、実習
に対する基本的態度や実習目標に対する達成目標
などを総合的に振り返る。実習生が実習体験を発
表し合うことで、他の学生の考え方や感じ方を知
り、自己の学びの振り返りにもなる。さらに多様
な意見にも触れることができ、新たな課題の整理
ができる。
履修上の留意事項・準備学習
・実習期間は、受け入れ先医療機関によるが、5
・
月~7月の間の約3週間である。通常の授業時
の出席・遅刻状況や授業態度、事前面談の評価
により、実習を見合わせる場合がある。また、
実習態度に問題がある場合には、実習を途中で
中止する場合がある。
・授業内で指示する箇所(プリント、参考書等)
・
を次回までに熟読し、ノートに整理しておくこ
と。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
成績評価基準
実習先評価(70%)および平常点(20%)、実
習日誌(10%)でおこなう。
担当教員
小杉誠司、水野早苗、三田寺裕治
(実習中)
・患者受付、応対業務、会計・請求業務など、医
・
事課の一連の業務について学ぶ。
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社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
亀山 幸吉
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉を前提に介護福祉の特徴を踏まえた演
習を行う。
ゼミメンバ−の交流親睦を図り人間的ふれあい
を期待しゼミ向上委員を中心に進めてほしい。
授業の概要
教 科 書
我が国の介護専門職は介護士ではなく介護福祉
士であり、その内容を演習では理解していく過程
にしたい。
特に指定はしない。
参考図書
随時紹介する。
到達目標
介護福祉士として科学的介護論の理解しつつ、
より豊かな人間性を身につけてほしい。
成績評価基準
発表(40 点) 平常点(60 点)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
前期オリエンテ−ション
ゼミの進め方
ゼミ交流
進路指導
高齢者施設と介護
障害者施設と介護
介護保険制度の改正点
体育祭準備
予行演習
授業の進行と意欲
前期試験対策
第3段階実習に向けて
就職活動
淑徳祭
前期まとめ
後期オリエンテ−ション
ゼミ合宿
淑徳祭にむけて
淑徳祭にむけて
研究活動にむけて
研究活動にむけて
研究活動にむけて
進路指導
介護観作成
介護観作成
Christmas
新年会 & 成人式
卒業試験対策
卒業試験対策
亀山ゼミ卒業式
− 127 −
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社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
命の大切さ、人間の尊厳が改めて問われる今日、
人間の命の有限性を認識することで人が人として
生きることの意味や大切さを「死生学」を通して
考えを深めていく。将来、介護の現場で利用者の「そ
の人らしい生き方」を支援していく上で、必要な
人間の生と死について学ぶ。その他、介護に必要
な知識・技術の習得のための学習を随時取り入れ、
専門職としての学びを広げていく。
授業の概要
絵本・ビデオなど様々な教材を活用しながら「死
生学」について学んでいく。また、課題に対して
レポートをまとめ、発表し、意見交換を行う。ま
とめたレポートは印刷・製本する。
到達目標
20週 淑徳祭研究発表の準備③
21週 淑徳祭研究発表の準備④
22週 葬儀のデザイン
23週 自分らしく生きること・死ぬこと
24週 「生きるということ」ビデオ学習
25週 介護現場の看取りについて
26週 前期テーマ別研究発表①
27週 前期テーマ別研究発表②
28週 前期テーマ別研究発表③
29週 別れの手紙
30週 まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・各自が学習者としての自覚を持ち、積極的に、
・
また協調性をもってゼミに参加してほしい。
・自分の意見や考えを他者に解り易く伝える方法
・
や、他者の考えや意見を傾聴し受け入れる姿勢
を身につけることを意識しながら学習に取り組
んでほしい。
・自分らしく生きること、自分らしく死ぬことに
・
関して自らの考えを述べることができる。
・安楽死・尊厳死・ターミナルケア等、死生学に
・
関連する用語の意味を理解し説明できる。
・他者の死生観を肯定的に受け止める姿勢を身に
・
つけ、自らの死生観を述べることができる。
教 科 書
授業計画
随時紹介する。
1週 オリエンテーション
2週 「死生学」とは
3週 1年生&2年生の交流会
4週 「死をみつめて」ビデオ学習
5週 体育祭の準備(参加競技等の決定他)
6週 老いるということ
7週 病気を抱えるということ
8週 障がいを負うということ
9週 課外学習(健康な高齢者の理解)
10週 課外学習(健康な高齢者の理解)
11週 課題学習①
12週 課題学習②
13週 課題学習③
14週 課題学習④
15週 まとめ
16週 「生と死をみつめて」ビデオ学習
17週 前期課題のレポート印刷・製本
18週 淑徳祭研究発表の準備①
19週 淑徳祭研究発表の準備②
なし。
参考図書
成績評価基準
レポート&発表(50%)
平常点(50%)
− 128 −
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社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
本演習では、まず人間関係形成の基礎である基
本的なコミュニケーションを振り返り、その上で
介護現場における利用者との信頼関係を築けるコ
ミュニケーション能力を高齢者施設及び障害者施
設での実践的な活動を通して身につけることを学
習する。
また、後期には将来、介護職員として遭遇する
であろう問題・課題を取り上げ、問題のポイント・
解決への考え方を学ぶとともに、卒業共通試験に
向けての学習対策にも取り組む。
授業の概要
学内でのグループワークを中心とした学習に加
え高齢者福祉施設および知的障害者通所授産施設
に訪問し、利用者と実際に関わる体験の中からコ
ミュニケーションへの理解を深めていく。
到達目標
・コミュニケーションの基礎を身につけ介護現場
・
における様々な場面に対応できる。
・知的障害者とふれ合い、非言語的コミュニケー
・
ションを活用し相手の思いを受け止めることが
できる。
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
グループ研究
グループ研究(まとめ)
生活を支える福祉用具の研究①
生活を支える福祉用具の研究②(報告会)
介護現場における課題研究①(サービス)
介護現場における課題研究②
(コミュニケーション)
介護現場における課題研究③
(リスクマネージメント)
卒業共通試験対策学習
卒業共通試験対策学習
卒業共通試験対策学習
まとめ①
まとめ②
履修上の留意事項・準備学習
学習方法としてグループワークを中心にするた
め、自分の考えや意見を他人にわかりやすく伝え
ること、他人の考えや意見を受け入れることを身
に つ け て く だ さ い。 積 極 的 に 参 加 し、コミュニ・
ケーション能力を高め、自分自身の介護観を見い
出せる取り組みをして下さい。
教 科 書
特に使用しません。
授業計画
1週 オリエンテーション
2週 福祉現場実習の振り返り
3週 「コミュニケーション」とは
4週 介護現場におけるコミュニケーションの専門性①
5週 介護現場におけるコミュニケーションの専門性②
6週 介護現場におけるコミュニケーションの専門性③
7週 コミュニケーショングループワーク①
8週 コミュニケーショングループワーク②
9週 コミュニケーショングループワーク③
10週 現場実習に向けて①身だしなみのマナー
11週 現場実習に向けて② 話し方・言葉遣いのマナー
12週 現場実習に向けて③ 就業・報告・連絡のマナー
13週 現場実習に向けて④ 実習記録の振り返り
14週 前期まとめ①
15週 前期まとめ②
16週 後期学習方法
17週 グループ研究(研究テーマの設定)
18週 グループ研究
参考図書
随時紹介します。
成績評価基準
授業態度(70%) レポート・研究発表(30%)
− 129 −
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人間の理解Ⅰ 2単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
12週
「人間」の理解を基礎として、人間としての尊厳
の保持と自立・自律した生活を支える必要性につ
いて学ぶ。さらに、介護場面における倫理的課題
について対応できるための基礎となる能力を養う。
13週
14週
生活における尊厳の保持②
専門職としての価値観・倫理観
生活における尊厳の保持③
普遍的な尊厳と個別的な尊厳(事例演習)
生活における尊厳の保持④
自立・自律した状態を支える介護
生活における尊厳の保持④
自立・自律した状態を支える介護(事例演習)
授業の概要
15週
介護の基礎である人間理解のために、講義を通
して人間を多面的に捉え、「生きている」「生活し
ていく」ことの意味について学ぶ。また、実際の
事例を取り上げて人権を尊重したり、権利を擁護
していく具体的方法を学ぶ。
履修上の留意事項・準備学習
到達目標
・「人間の尊厳」を理解するために「尊厳」の内容
・
を具体化し、介護を受ける人の尊厳を守ること
の意義や配慮すべきことを説明することができ
る。
・自立・自律像の多様性を理解し、生活モデルを
・
基盤とした生活支援の必要性を説明することが
できる。
30 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
教 科 書
「最新介護福祉全書1 人間の理解」
メヂカルフレンド社
参考図書
随時紹介。
成績評価基準
レポート・授業態度(20%) 試験(80%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
人間の多角的理解①
人間の多面的理解の意義
人間の多角的理解②
福祉における人間の理解の重要性
人間の多角的理解③
人間のもつ様々な側面
人間の多角的理解④
人間のもつ様々な側面(事例演習)
人間の多角的理解⑤
対象理解を実現させる技術
人間の尊厳と自立・自律①
人間の尊厳と福祉の関係
人間の尊厳と自立・自律②
基本的人権の理念と私たちの日常生活
人間の尊厳と自立・自律③
人権侵害に関する諸問題(事例演習)
人間の尊厳と自立・自律④
自立と自律概念の区別と福祉
人間の尊厳と自立・自律⑤
自立・自律生活の多様性(事例演習)
生活における尊厳の保持①
尊厳ある状態を支える介護
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人間の理解Ⅱ 2単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
12週
介護実践のために必要な人間の理解や他者への
情報の伝達に必要な基礎的なコミュニケーション
能力を養う。
授業の概要
講義・演習(ロールプレイ)を通して、自己覚知・
他者理解・ラポールを理解し、対人関係における
コミュニケーションの意義・概要を学ぶ。
到達目標
・介護実践の基礎となる信頼関係構築に必要であ
・
る基礎的コミュニケーションを理解し、実践す
ることができる。
・障害等によってコミュニケーションに障害があ
・
る利用者とも意思疎通し、利用者の思いを受け
止めることができる。
コミュニケーションの基礎⑦
コミュニケーションの技法
(受容・共感・傾聴:演習)
13週 コミュニケーションの基礎⑧
機器を用いたコミュニケーション
14週 コミュニケーションの基礎⑨
記述によるコミュニケーション
15週 コミュニケーションの基礎⑩
介護場面におけるコミュニケーション
(事例演習)
履修上の留意事項・準備学習
30 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
教 科 書
「最新介護福祉全書1 人間の理解」
メヂカルフレンド社
授業計画
参考図書
1週
随時紹介。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
人間関係の形成過程①
人間関係の心理と介護
人間関係の形成過程②
自己理解と他者理解、ラポール
人間関係の形成過程③
自己理解と他者理解(演習)
人間関係の形成過程④
人間関係形成のプロセス
人間関係の形成過程⑤
介護福祉士をめぐる人間関係(事例演習)
コミュニケーションの基礎①
対人関係におけるコミュニケーションの意義
コミュニケーションの基礎②
コミュニケーションの要素と種類
コミュニケーションの基礎③
コミュニケーションを促す環境
コミュニケーションの基礎④
コミュニケーションの技法
(対人距離:演習)
コミュニケーションの基礎⑤
コミュニケーションの技法
(言語・非言語:演習)
コミュニケーションの基礎⑥
コミュニケーションの技法
(質問・問いかけ:演習)
成績評価基準
発表・授業態度(20%) 試験(80%)
− 131 −
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14/03/19 16:47
介護の基本Ⅰ 4単位
亀山 幸吉
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
介護の意義と役割及び専門性について、介護の
歴史や関連法規を通して理解する。また、介護実
践の基本的姿勢についてノ−マライゼ−ションや
ICF の考え方を通して理解する。特に「尊厳を守る
介護」、「自立に向けた介護」という新しい介護の
考え方を理解していく。
授業の概要
介護福祉士を取り巻く状況や介護福祉士の役割
と機能を支えるしくみ、そして尊厳を支える介護
福祉士を理解するように進める。
到達目標
27週
28週
29週
30週
施設介護の特徴と課題
在宅介護の特徴と課題
介護福祉士の現状と課題
介護福祉士の展望
履修上の留意事項・準備学習
この科目はまさに介護の基本で介護福祉士とし
てこの理論を理解し今後の実習を意識し、更に卒
業後の実践を意識し学んでほしい。
教 科 書
「介護の基本」
西村洋子 編著 建巾社
尊厳を守る介護、自立に向けた介護を基本に介
護の専門性を習得する。
参考図書
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
リアクションペ−パー(40 点)
試験(60 点)
前期オリエンテ−ション
介護の歴史の概要
介護の歴史(欧米)
介護の歴史(日本)
介護と看護
介護福祉士の定義
介護福祉士の義務
介護福祉士の倫理
名称独占と業務独占
専門職能団体の活動
QOL の考え方
QOL の実際
QOL と ADL の違い
QOL の課題
前期のまとめ
後期オリエンテ−ション
ノ−マラゼ−ションの考え方
ノ−マライゼションの実際
ノ−マライゼションの課題
尊厳と基本的人権の尊重
国際生活機能分類(ICF)の考え方
ICF の特徴
ICF の構成要素
利用者主体の考え方
利用者主体の実現
認知症介護の特徴と課題
随時紹介する。
− 132 −
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介護の基本Ⅱ 2単位
鈴木 千鶴
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
10週
介護実践の基本的姿勢について介護の倫理、職
業倫理などを通して理解を深める。ケアマネジメ
ントやリスクマネジメント、介護従事者の健康管
理やチームケアのあり方などについて学び、安全
で安心できる介護や信頼のおける介護の実現を目
指すための知識を獲得していく。また、介護の専
門性を理解し、利用者が安心して生きがいのもて
る生活が営める生活環境を整えることが可能とな
るよう、危機管理や関係職種間の連携のあり方な
どを理解していく。
11週
12週
13週
14週
15週
介護におけるリスクマネジメント
(介護における安全の確保①)
介護におけるリスクマネジメント
(介護における安全の確保②)
介護におけるリスクマネジメント
(介護における安全の確保③)
介護におけるリスクマネジメント
(感染予防、衛生管理)
介護従事者の安全管理
(心身の健康管理、感染予防)
まとめ
授業の概要
履修上の留意事項・準備学習
専門職として、介護を実践する上で必要である
倫理観や他職種との連携、利用者に安全安楽な介
護を提供するための基礎となる理念や枠組みを、
講義を中心に視聴覚教材・事例検討を通して学び、
理解を深める。
30 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする
到達目標
・自立支援の観点から介護の実践方法を説明でき
・
る。
・リスクマネジメント等、利用者の安全に配慮し
・
た介護の実践方法を説明できる。
・他職種協働やケアマネジメントの仕組みを説明
・
できる。
・介護従事者の倫理、また心身の健康管理につい
・
て説明できる。
教 科 書
「介護福祉士養成テキスト5・6
介護の基本Ⅰ・Ⅱ 」
建帛社
参考図書
随時紹介。
成績評価基準
定期試験(70%) 小テストおよび平常点(30%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
介護従事者の倫理(介護専門職としての倫
理・介護実践の場で求められる倫理)
介護従事者の倫理(利用者の人権と介護①)
介護従事者の倫理(利用者の人権と介護②)
介護従事者の倫理(プライバシーの保護)
介護実践における連携
(他職種連携、チームアプローチ)
介護実践における連携
(他の福祉職種の機能と役割、連携)
介護実践における連携
(保健医療職種の機能と役割、連携)
介護実践における連携
(地域連携の意義と目的)
介護実践における連携(地域包括支援セン
ターや都・市町村の機能と役割、連携)
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高齢者介護の基本 2単位
梶川 義人
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
12週
「尊厳保持」、「自立支援」、「生活の観点から捉え
る」、「介護における安全やチームケア」について
理解する。また、利用者及び家族への精神的支援、
介護過程の展開に必要な多職種協働、ケアマネジ
メント、利用者の安全に配慮した介護に関する基
本的な知識と技能の獲得を目指す。
13週
14週
15週
介護実践における地域連携と多職種連携・
演習と講義
従事者の職業倫理、人権と介護、プライバ
シー保護・講義
介護における安全確保、危機管理、感染対策・
講義
従事者の安全と心身の健康管理・講義
授業の概要
履修上の留意事項・準備学習
福祉士養成のガイドラインに準拠した講義が中
心となるが、演習的な要素をも取りいれて、参加
者の実践能力を養い、その目標到達を支援する。
学生の主体的、積極的な参加を期待する。
到達目標
目的に示した事項に関する知識を、他者に説明
出来るようになる。また、必要な技能に関する自
己効力感を、開講時より向上させる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
オリエンテーションと事前アンケート
介護対策の歴史と将来像(介護福祉士の役
割と機能を含む)・講義
介護とはなにか①
尊厳を支える介護・QOL、ノーマライゼー
ション、利用者主体・演習と講義
介護とはなにか②
自立支援、個別ケア、ICF、リハビリテー・
ション・演習と講義
高齢者の理解①
機能・知能・心理・病気の多様性と複雑性・
講義
高齢者の理解②
けがと事故、脱水症、誤嚥性肺炎、在宅介護・
講義
高齢者の理解③
社会的側面と生活資源的側面、家族介護、
介護予防・講義
介護サービス①
介護保険、介護サービス、保健福祉サービス・
講義
介護サービス② 要介護認定・講義
介護サービス③
サービスの種類と利用法・講義
ケアマネジメント・演習と講義
教 科 書
「介護サービスの基礎知識 第5版」
三浦文夫、竹内孝仁 自由国民社
2,150 円(税別) ISBN 978-4-426-11448-0
参考図書
「介護福祉用語事典 第5版」
福祉教育カレッジ 編 医学評論社
2,600 円(税別) ISBN 978-4-86399-159-0
成績評価基準
定期試験(50%)、レポート(50%)、総合的に
勘案する。
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障害者介護の基本 2単位
亀山 幸吉
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
我が国の介護福祉士資格の目的は高齢者のみな
らず障害者も介護の対象と位置づけている。障害
者はさまざまな障害があり、また先天性、後天性
障害によっても特性があり、それらをよく理解し
自立支援を専門的に展開すべく習得する事を目標
とする。
卒業後、高齢者施設を就職希望であっても何ら
かの障害を保有している場合が多々あるので疎か
にせず、真摯に学んでほしい。
授業の概要
さまざまな障害別に介護の視点、具体的支援方
法論を学ぶ。
到達目標
障害の特性を個別的によく理解し介護が展開で
きるようになる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテ−ション
障害者介護の基本理念
障害者介護の方法論
障害者の心理
身体障害者の介護
知的障害者の介護
精神障害者の介護
発達障害者の介護
難病者の介護
重症心身障害児の介護
障害者施設介護
在宅障害者の介護
高齢者介護と障害者介護の共通点と違い
諸外国の障害者介護
障害者介護の課題と展望
教 科 書
特に指定はしないが資料を配布するので管理し
国家試験等に対応出来るように心掛けてほしい。
参考図書
「障害者福祉論」
亀山幸吉 編著 メヂカルフレンド社
「障害者の心理」
亀山幸吉 著 淑徳大学通信課程テキスト
成績評価基準
リアクションペ−パー(40 点)
試験(60 点)
− 135 −
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介護予防とリハビリテーションの基本 2単位
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
9週
リハビリテーションを目指すものは、疾病や外
傷などにより障害が残存した人々に、社会の一員
としての参加を可能にし、生き甲斐のある生活を
送り得るよう支援することである。そのためには、
保健・医療・福祉や生活に関わるあらゆる人々に
よる連携のとれた協働作業が不可欠である。この
ことを踏まえ、リハビリテーションの基本的な考
え方、様々な障害像、チームアプローチの進め方
などについて理解を深める。
授業の概要
講義を中心行なうが、リハビリテーションの実
践をビデオ等の視聴覚教材を用い、理解が深まる
よう工夫し、視聴した内容に対する理解を確認す
るためにレポートの提出を求める。
到達目標
・リハビリテーションの理念と基本原則を理解す
・
る。
・障害の程度とその影響を理解する。
・
・リハビリテーションの展開過程について理解す
・
る。
・日常生活の自立支援および社会生活能力の維持
・
拡大への援助について理解する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
長崎 重信
10週
11週
12週
13週
14週
15週
障害別リハビリテーションの実際
脳卒中、心肺機能障害
脊髄損傷、慢性関節リウマチ
パーキンソン病、老化
精神障害、発達障害
地域リハビリテーションサービス
(目標、考え方、援助の実際)
終末期の介護
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
授業は月曜1限の予定ですので、遅刻3回で1
回欠席と見なします。合計5回を越えると試験は
受けられません
教 科 書
「リハビリテーション論」
澤村誠志 編集 メヂカルフレンド社
2,310 円
参考図書
成績評価基準
小テスト(20%) レポート(20%)
定期試験(60%)
リハビリテーション概論
(理念と定義、歴史的変遷)
リハビリテーションサービスの概要
(障害の階層、体系・種類)
リハビリテーション援助に関わる専門職群
の役割、チームワーク
リハビリテーション過程における評価
(ADL、筋力、関節可動域、その他)
リハビリテーションに関する社会資源
社会資源とは、福祉資源とは
リハビリテーションにおける福祉用具の役
割 福祉用具の意義、目的、種類(含補装具)
住環境とリハビリテーション
(住環境と障害の関係、住宅改善の意義、方法)
リハビリテーション介護の考え
(リハ介護とは、基本技術)
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コミュニケーション技術Ⅰ 1単位
田村 惠一
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
近年、介護を必要とする人々の生活支援におけ
る QOL の向上が課題となっており、介護福祉士に
求められていることは、利用者の個々のニーズに
応じた介護実践が求められている。このことから
現場で必要とされる人間形成のための「コミュニ
ケーション技術」を理解する。
介護現場において、援助技術がどのように活用
され展開されているかを具体的な事例を紹介し、
かつ討議やロールプレイを通して意見の交換や援
助の実際についての疑似体験ができる機会をつく
りながら授業を展開するので積極的な参加が望ま
れる。
授業の概要
教 科 書
介護実践に必要な人間の理解や他者への情報の
伝達に必要な基礎的コミュニケーション能力を養
うため、ロールプレイなどをとり入れた授業を展
開する。
到達目標
参考図書
・利用者や家族に対する援助的コミュニケーショ
・
ン能力を身につける。
・利用者に関わる人たちと利用者との関係調整能
・
力を習得する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
「最新 介護福祉全書4
介護コミュニケーション技術」
松井奈美 編集 メヂカルフレンド社
1,890 円
オリエンテーション
ひとを援助するということ
介護福祉実践におけるコミュニケーション
の意義
コミュニケーションの目的と役割
利用者との関係づくり
家族との関係づくり
会話における敬語の使い方
他者を知るうえでの自己理解
他者を理解するための基礎情報
話の聴き方
言語的・非言語的コミュニケーション
利用者の心に変化を与えるコミュニケーション
介護場面におけるコミュニケーション
家族とのコミュニケーション
まとめ
「対人援助とコミュニケーション」
諏訪茂樹 著 中央法規
1,900 円+税
成績評価基準
口頭発表の内容、討論においての積極性、態度、
出席状況を含めた平常点(60%)と試験(40%)
を考慮して評価する。
− 137 −
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コミュニケーション技術Ⅱ 1単位
田村 惠一
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
介護実践の場におけるコミュニケーション技術
のうち、コミュニケーションに障害のある高齢者
や障害者の障害特性を理解し、適切なコミュニ・
ケーションが図れるよう技術を身につける。
介護現場において、援助技術がどのように活用
され展開されているかを具体的な事例を紹介し、
かつ討議やロールプレイを通して意見の交換や援
助の実際についての疑似体験ができる機会をつく
りながら授業を展開するので積極的な参加が望ま
れる。
授業の概要
障害をもつ人々の障害特性を理解し、個別対応
できるよう、事例を提示しながらロールプレイな
どを導入し授業を展開する。また、介護場面で重
要な関係機関や関連施設との連携も重要なため、
チームワーク、チームアプローチについても理解
が図れるようにする。
到達目標
授業計画
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
「最新 介護福祉全書4
介護コミュニケーション技術」
松井奈美 編集 メヂカルフレンド社
1,890 円
参考図書
・障害をもつ人々の障害特性を理解することがで
・
きる。
・特性に応じた個別対応ができるコミュニケー・
・
ション技術が使える。
・チームアプローチが重要なことから、情報伝達
・
の方法、会議のもち方、情報管理の方法などを
習得する。
1週
2週
3週
4週
5週
教 科 書
「対人援助とコミュニケーション」
諏訪茂樹 著 中央法規
1,900 円+税
成績評価基準
口頭発表の内容、討論においての積極性、態度、
出席状況を含めた平常点(60%)と試験(40%)
を考慮して評価する。
オリエンテーション
傾聴の基本と話し方の基本
認知症をもつ利用者とのコミュニケーション
視覚障がい者とのコミュニケーション
聴覚・言語機能障がい者とのコミュニケー
ション
肢体不自由者とのコミュニケーション
精神障がい者とのコミュニケーション
知的障がい者とのコミュニケーション
難病をもつ人とのコミュニケーション
介護現場における記録の意義と目的
記録の種類と構成
記録の方法と管理
報告と申し送り
会議のもち方の基本とその方法
まとめ
− 138 −
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日常生活介護技術Ⅰ 2単位
星野 和世・梶原 尚美
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
19週
尊厳の保持の観点から、どのような身体的・精神的状態
であったとしても、その人の自立・自律を尊重し潜在能力
を引き出したり、見守ることも含めた適切な移動・食事・
排泄・着脱の介護技術を実践できる能力を養う。
これらの介護技術の動作のメカニズムについて、アセス
メントでき、根拠に基づいた安全で安心できる介護技術を
習得する。
20週
授業の概要
25週
実技演習を中心とし、講義・視聴覚教材を通して、「利用
者の尊厳と自立・自律した生活を支える」観点から自立に
向けた基本的な日常生活動作の介護技術を学ぶ。
到達目標
・・ 移動動作・食事動作・排泄動作・衣類着脱動作のメカニ
ズムを理解し、アセスメントすることができる。
・・ 利用者の心身の状態・状況に応じ、自立を目指した介助
方法の実践ができる。
・・ 身体の状態である麻痺・障害・痛みなどを考慮して、安
全・安楽に十分配慮することができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
21週
22週
23週
24週
ガイダンス、生活環境整備の意義、
衣類・寝具の衛生管理
リネン類のたたみ方、ベッドメーキングの意義・方法
ボディメカニズムの理解、移動の意義と目的、
移動に関するアセスメント(ICF の視点)
安楽な体位の保持、体位変換
安全で気兼ねなく動けることを支える介護
(外出、社会参加、余暇活動等)
座位、立位への移動、車いすへの移乗、車いすの介助
利用者の状態・状況に応じた移動の介助
①感覚機能が低下している人の移動介助
②運動機能が低下している人の移動介助
③認知・知覚機能が低下している人の移動介助
歩行の介助、杖歩行の介助
車いすの介助(外出)
移動のまとめ、他職種の役割と協働
食事の意義と目的、食事に関するアセスメント
(ICF の視点)
「美味しく食べる」ことを支える介護の工夫(環境
作り、食器・献立の工夫)おかし体験、口腔ケア
感覚・運動機能が低下している人の食事介助、
誤嚥・窒息の防止
認知・知覚機能が低下している人の食事介助、
脱水の予防、水分の体験
安全で的確な食事介助の技法、さまざまな形態の食事
認知・知覚機能が低下している人の食事介助、
脱水の予防、水分の体験
脱水の予防、さまざまな形態の食事水分体験
食事介護のまとめ、他職種の役割と協働
26週
27週
28週
29週
30週
排泄の意義・目的、排泄に関するアセスメント
(ICF の視点)
気持ちのよい排泄を支える介護の工夫
(トイレ、ポータブルトイレ)
陰部清拭、陰部洗浄
爽快感・安楽を支える排泄介護の工夫
感覚感覚・知覚機能が低下している人の排泄介助
おむつ・布おむつ・紙おむつの介助
認知・知覚機能が低下している人の排泄介助、
失禁時の介護
便秘・下痢の予防、尿回数が多い人への留意点
排泄介助のまとめ
トイレ誘導〜おむつ交換まで
衣類着脱介助の留意点
衣類着脱の介助(かぶり・前開き・上衣下衣)
座位での介助
実技のおさらい(事例に基づく)
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・・ 服装はジャージとトレーナーにエプロン(本学指定・名
前添付)、上履き。(忘れた者は授業を受けられない)
・・ 準備及び後片付けはグループ毎に行い、教員のチェック
を受けて終了。
・・ 学んだ介護技術については空き時間に何度も練習するこ
と。(実習室使用許可は学生支援センターで受ける)
・・ 30 分以上の遅刻・早退は欠席扱いとなる。(着替えの時
間を考慮して集合)
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座7 生活支援技術Ⅱ」
中央法規出版
参考図書
プリントを配布していきます。
成績評価基準
試験(80%) レポート・授業態度(20%)
− 139 −
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日常生活介護技術Ⅱ 1単位
梶原 尚美
介護福祉コース
対象学年:1・2年
授業の目標
尊厳の保持の観点から、どのような身体的・精
神的状態であっても、その人の自立・自律を尊重し、
潜在能力を引き出したり、見守ることも含めた適
切な清潔・整容動作・衣類着脱の介護技術を実践
できる能力を養う。
清潔動作・衣類着脱のメカニズムに基づいてア
セスメントでき、これらを根拠として安全で安心
できる清潔保持・整容動作の介護技術を習得する。
授業の概要
到達目標
・在宅介護に必要な介護技術を学び、その意義・
・
目的を理解できる。
・利用者の生活環境・心身の状況に合わせた適切
・
な生活支援を習得し説明できる。
・介護の原則「尊厳の保持・自立支援・安全・安楽」
・
を踏まえた介護技術が実践できる。
授業計画
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
15週
16週
17週
18週
19週
利用者の在宅生活を支える清潔保持・整容動作・
衣類着脱の介護技術、その根拠を理解する。
講義と実技を組み合わせ、入浴介助やベッド上
での清潔保持を学ぶ。
1週
13週
14週
ガイダンス、入浴の意義と目的 入浴に関
するアセスメント(ICF の視点)爽快感・安
楽を支える入浴介助の工夫
観察とバイタルサイン
利用者の状態・状況に応じた入浴・清潔保
持の介助
特殊浴による入浴の介助方法
入浴ができない場合の清潔保持
手浴・マッサージ
足浴・マッサージ
入浴介助のまとめ、他職種の役割と協働 罨法
身じたくの意義と目的、身じたくに関する
アセスメント(ICF の視点)生活習慣と装い
の楽しみを支える介護の工夫
利用者の状態・状況に応じた身じたくの介
助、浴衣の着脱(臥位)衣類の着脱(臥位)
整容行動・衣生活を調整する能力のアセス
メントと介助方法
整容介助(洗面・整髪・ひげの手入れ・爪・
化粧)
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
口腔の清潔
身じたくに関する他職種の役割と協働
実技のおさらい
半期まとめ
ガイダンス、介護実習における介護技術の
振り返り
在宅介護の生活支援① シーツ交換(利用者
臥位の状態)一人で行うシーツ交換
在宅介護の生活支援②
排泄介護(尿便器の種類と特徴)
在宅介護の生活支援③
排泄介助(尿器・便器の介助方法)
在宅介護の生活支援④
清潔保持(全身清拭・部分清拭)
在宅介護の生活支援⑤
清潔保持(清拭の実技)
在宅介護の生活支援⑥ 洗髪
在宅介護の生活支援⑦
洗髪(ベッド上での洗髪実技)
在宅介護の生活支援⑧ 入浴(家庭浴)
在宅介護の生活支援⑨ 入浴(家庭浴の実技)
感染予防
日常生活介護技術Ⅰ・Ⅱの振り返り・総括
実技総括 事例に基づく介護技術①
実技総括 事例に基づく介護技術②
実技総括 事例に基づく介護技術③
半期まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・実習での服装・準備・後片付け等は、前期日常
・
生活介護技術Ⅰに準ずる。
・30
・ 分以上の遅刻・早退は欠席扱いとなる。(着
替えの時間を考慮して集合)
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座7 生活介護技術Ⅱ」
中央法規出版
参考図書
プリントを配布していきます。
成績評価基準
定期試験(80%)、課題レポート・小テスト・
授業態度(20%)の評価とする。
− 140 −
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14/03/19 16:47
生活環境支援技術Ⅰ 1単位
秋元 弘子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
尊厳保持の視点から心身の状態に合わせた、利
用者の自立・自律を尊重し、適切な睡眠・終末期
の介護技術が実践できる能力を習得する。
30 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座7 生活支援技術Ⅱ 」
中央法規出版
授業の概要
睡眠・終末期における介護職の役割を理解する
ために、講義・演習・グループワークを中心とした、
授業となる。
参考図書
到達目標
成績評価基準
睡眠・終末期における利用者の状況の観察に基
づいてアセスメントし、個々の状況に合わせた介
護技術が実践できる。
随時紹介する。
演習・グループワーク等の参加状況・提出物等
(50%)、定期試験(50%)の配点で評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
(授業の概要・評価方法・自己紹介等)
睡眠のメカニズム
睡眠の意義・目的
高齢期の睡眠の特徴・睡眠障害
睡眠に関する観察・アセスメント
不眠時の対応・安眠のための介護
状態別睡眠の介助と留意点①
状態別睡眠の介助と留意点②
終末期における介護の意義・目的
終末期における観察・アセスメント
医療との連携
終末期における介護
臨終時の介護
グリーフケア・家族支援
まとめ
− 141 −
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生活環境支援技術Ⅱ 1単位
秋元 弘子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
尊厳保持の観点から、どのような心身状態で・
あっても利用者の自立・自律を尊重し適切な生活
支援や居住環境整備を実践できる能力を習得する。
30 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座6 生活支援技術Ⅰ 」
中央法規出版
授業の概要
生活支援及び住環境の整備における介護職の役
割を理解するために、講義・演習・グループワー
クを中心とした、授業となる。
参考図書
到達目標
成績評価基準
・生活支援・住環境整備の必要性が理解できる。
・
・利用者の生活支援、居住環境に関する観察に基
・
づいてアセスメントができ、適切な介護技術が
実践できる。
随時紹介する。
演習・グループワーク等の参加状況・提出物等
(50%)、定期試験(50%)の配点で評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション(授業の概要・評価方
法等)、生活の理解① 生活とは
生活の理解②
生活形成のプロセス・生活経営
生活支援の対象者・生活支援の考え方
ICF の視点に基づくアセスメント
自立に向けた住環境整備の視点
住居環境整備の目標
住居環境整備における問題点
高齢期の多様な住まいの種類
心身機能の対応した高齢期の住まい
住宅における居住環境整備①
住宅における居住環境整備②
施設における居住環境整備①
施設における居住環境整備②
ユニバーサルデザインの広がり
まとめ
− 142 −
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家庭生活基本技術Ⅰ 2単位
矢島 麻由美
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
尊厳の保持を踏まえて自立を尊重した、利用者
の状況に応じた家事援助(主に調理・掃除)を行
う為の、基本的な知識と技術を学び習得すること。
(授業の前後に必ず、そ
・無断欠席をしないこと。
・
の都度理由を報告すること)
・提出物の期限を守ること。
・
・調理実習では、身支度、手洗いなどの衛生への
・
配慮を怠らないこと。
・授業を妨げるような行為は減点対象とする。
・
・30
・ 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとなる。
授業の概要
尊厳の保持の観点から、その人の自立に向けた
適切で安全な家事援助(主に調理・掃除)を行う
為の、基本的な知識と技術を学ぶ。さらに実習を
通して、利用者の状況に応じた介護支援(食事提
供など)が出来る実践力を身に着けることを目標
とする。
教 科 書
「最新介護福祉全書6」
メヂカルフレンド社
到達目標
参考図書
・「食と栄養」の現状を理解できる。
・
(食事計画と実施)の手法を理解できる。
・家事援助
・
・食事と栄養の基礎知識を理解できる。
・
・介護食の特徴を学び調理実習を行う事ができる。
・
・高齢者の栄養の現状と問題点と援助法を理解で
・
きる。
・衛生管理の重要性を理解できる。
・
・家事の意義、家事援助の目的を理解できる。
・
・自分自身の栄養の過不足を自覚・コントロール
・
できる。
必要に応じてプリント資料として配布。
成績評価基準
定期試験(60%)
提出物・課題・授業実習態度(40%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション、家事の意義・目的
食事・栄養の基礎知識①
食事・栄養の基礎知識②
生活習慣病予防・健康・栄養
衛生管理 ・ 食品の安全性
家事の介護・援助・掃除①
家事の介護・援助・掃除②
家事計画と実施(献立・調理)①
家事計画と実施(献立・調理)②
通常食の調理・機能低下への援助
介護食の調理①
介護食の調理②
介護食の調理③
介護食の調理④
まとめ
− 143 −
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家庭生活基本技術Ⅱ 1単位
土屋 智子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
尊厳の保持の観点から、どのような身体的・精
神的状態であっても、その人の自立・自律を尊重し、
潜在能力を引き出したり、見守ることも含めた、
適切で安全な家事援助(特に裁縫・洗濯)を行な
うことができる知識や技術を習得する。
前向きな授業態度で受講することを望む。
授業の概要
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座6
生活支援技術Ⅰ 第2版」
中央法規 ¥2.200
自立に向けた家事(特に裁縫・洗濯など)の介護。
被服の意義を実験や実習を通して家事に参加する
ことを支える介護の工夫を学ぶ。
参考図書
到達目標
レポート・試験(60%) 作品(20%)
平常点(20%)
・被服の繊維についての知識・理解ができた。
・
・洗濯(特にしみ抜き)の知識、技術を習得した。
・
・裁縫(手縫い、ミシン縫いなど)で基本的な縫
・
い方を習得した。
・家事に参加することを支える介護の工夫を習得
・
した。
随時、紹介する。
成績評価基準
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
家庭生活の意義(役割と機能・経済)
被服の意義(役割と機能、素材、燃焼実験)
被服と保健衛生
被服の選択と管理
家事の介助の技法(裁縫・基礎縫い)
衣類・寝具の衛生管理(基礎手縫い)
洗濯(しみ抜き実験)
家庭経営・家計の管理
家事に参加することを支える介護の工夫
家事に参加することを支える介護の工夫
(リフォーム・リサイクルで小物作り)
家事に参加することを支える介護の工夫
(リフォーム・ミシン縫い)
利用者の状態・状況に応じた生活・被服援助
利用者の状態・状況に応じた生活・被服援助
(感覚機能が低下している人への援助)
利用者の状態・状況に応じた生活・被服援助
(運動・認知・知覚機能が低下している人へ
の援助)
他の職種の役割と協働・まとめ
− 144 −
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生きがい生活支援技術 2単位
村杉 誠
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
福祉利用者にとって生きる喜びを感じることは
大変重要なことです。その援助者となるための人
間性や技術を利用者の生活を見据えながら学んで
いく。
授業の概要
生活をしていく上での喜びや心地よさ「生活の
快」という観点から、利用者の過ごしてきた時代
と生活を知り日常生活に関する雑学について学習
する。
到達目標
・生活の快を正しく理解することができる。
・
・人間理解(利用者理解)がきちんとできる。
・
・利用者の生きてきた時代を知ることができる。
・
・利用者の生きがい作りのプログラムを作ること
・
ができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
レクリエーションからアクティビティ・サー
ビスへ
生活の快論と社会福祉
アクティビティ・サービスとは・生きがい
援助を支えるもの
生きがい援助の基本はコミュニケーション
アクティビティ・サービスに必要な話すこ
ととは
日常生活援助に果たすアクティビティ・サー
ビスの効果
利用者の生活と生きがい援助
アメリカにおけるアクティビティの考え方
援助者の資質
援助の基本、利用者の権利の保障と自分へ
の気づき
専門職の仕事と援助の体系
援助の体系と連携
援助のための人間理解1
援助のための人間理解2
前期ふり返り、まとめ
生活環境の全体整備1「衣」「食」の話題
生活環境の全体整備2「住」「生活の知恵や
知識」の話題
情報の提供について 現状と課題
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
生きがいに関する情報提供
安全管理 リスクマネージメントとは
援助に必要な雑学
アクティビティ・サービスと死1
アクティビティ・サービスと死2
生きがい援助のプログラム
個別的援助・集団的援助
リアリティ・オリエンテーション
計画の立て方
アクティビティ・プログラム 8 つの要素
プログラムの評価
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
福祉現場において、利用者の援助をするという
ことを真剣に受けとめ、日常生活を振り返りなが
ら、前向きな授業態度で受講することを望む。
教 科 書
「アクティビティ・サービス(新訂)」
特定非営利活動法人
アクティビティ・サービス協議会 編集
中央法規出版 2,400 円(予価)
参考図書
随時紹介。
成績評価基準
小テスト、提出物、定期試験などにより総合的
に評価する。
平常点(20%) 小テスト・提出物(20%)
定期試験(60%)
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介護過程総論 4単位
柴嵜 典子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
介護は、介護を必要とする人の個別性を理解し
「その人らしい」「より良い生活」を支援すること
です。介護過程とは、この個別性のある介護を提
供するために必要な思考過程(問題解決思考)を
指します。介護の思考過程である介護過程の4つ
構成要素を学習し、介護過程の意義とそのプロセ
スを理解します。
授業の概要
講義と演習を取り入れながら行います。演習で
は、グループワークを通じて、他の人の意見の聞
き方や意見交換の方法、グループの意見のまとめ
方を学習し、カンファレンスを疑似的に体験する
場とします。また、演習を通じ自己の考えを文章
で表現できる力を養います。
到達目標
・介護過程の必要性を理解することができます。
・
・介護を必要とする人の個別性(生活背景・価値
・
観)を理解することができます。
・介護過程の構成要素理解し、介護計画が立てら
・
れます。
・自分の考えを文章で表すことができます。
・
介護計画の立案②(グループワーク)
介護計画の立案③(グループワーク)
介護計画の実施における注意点(記録の書き方)
介護計画の評価、計画の見直し
事例演習①(アセスメント)
事例演習②(介護計画立案)
事例演習③(ケースカンファレンス)
事例演習④(ケースカンファレンス)
事例演習⑤(発表)
実習における介護過程の展開①
実習における介護過程の展開②
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
介護過程は、他の関連科目の知識や技術をを統
合しなければ展開できません。予習、復習をしな
がら理解を深めてください。グループワークが多
くありますので積極的に参加し、自分の考えを発
言してください。
教 科 書
特に定めない。
参考図書
「新・介護福祉士養成講座9 介護過程」
中央法規出版 \2,200
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
介護過程の概要・意義
介護過程(問題解決思考)の構成要素
問題解決思考の理解(演習)
介護実践における介護過程の意義
アセスメント①(情報収集の視点)
アセスメント②(ICF の概念と情報収集)
アセスメント②(身体的側面の情報収集)
アセスメント③(精神的側面の情報収集)
アセスメント④(社会的側面の情報収集)
アセスメント⑤(情報分析)
アセスメント⑥(生活課題の明確化)
アセスメント⑦(演習)
アセスメント⑧(演習)
アセスメント⑨(課題の優先順位)
情報収集・分析・課題の明確化のまとめ
介護計画の意義
目標の設定(長期目標・短期目標)
介護計画の立案①(演習)
成績評価基準
定期試験(40%) 小テスト(10%)
提出物(20%) 授業への取り組みの姿勢(30%)
− 146 −
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介護過程演習Ⅰ 2単位
柴嵜 典子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
介護過程演習に引き続き、既習の「人間と社
会」、「こころと体のしくみ」の知識や技術を統合
させて、利用者を主体とする支援について考える
能力を養うために、さまざまな事例を基に介護過
程の考え方や実践的な展開方法を身につけます。
また、多職種協働によるチームアプローチの必要
性について理解します。
授業の概要
介護実習での体験を基に、介護過程演習で学習
した内容を振り返ります。その後、さまざまな状況、
状態にある対象者の事例で介護過程を展開し、多
職種協働の必要性を理解します。また、グループ
ワーク通じて、他の人の意見の聞き方や意見交換
の方法、グループの意見のまとめ方を学習しカン
ファレンスを疑似体験します。
到達目標
・他の関連科目の知識や技術を統合させ、利用者
・
主体とする介護支援を考ることができます。
・さまざまな事例を学ぶことで、適切な介護支援
・
を考えることができます。
・多職種協働によるチームアプローチの必要性を
・
理解します。
・グループワークを通じて自己評価することがで
・
きます。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
介護過程総論の振り返り(意義・目的)
アセスメントの実際①(見直しと修正)
アセスメントの実際②(見直しと修正)
介護計画の立案①
介護計画の立案②
介護過程と多職種協働によるチームアプローチ
ケアプラン(介護サービス計画)と介護過程
事例演習Ⅰ①(アセスメント)
事例演習Ⅰ②(目標の設定)
事例演習Ⅰ③(介護計画の立案)
事例演習Ⅰ④(介護計画の見直しと修正)
介護計画の実施
介護計画の評価
実習における介護過程の展開
まとめ
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
介護過程の実際(グループワーク)
介護過程展開の振り返り①
介護過程展開の振り返り②
介護過程展開の振り返り③
事例演習Ⅱ①(アセスメント)
事例演習Ⅱ②(目標設定)
事例演習Ⅱ③(介護計画の立案)
事例演習Ⅱ④(カンファレンス)
事例演習Ⅲ①(アセスメント)
事例演習Ⅲ②(目標設定)
事例演習Ⅲ③(介護計画の立案)
事例演習Ⅲ④(カンファレンス)
介護過程の全体の復習①
介護過程の全体の復習②
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
介護過程は、演習科目であり、他関連科目の知
識や技術を統合しなければ展開できません。また、
介護実習Ⅲでは実際に対象者を選んで介護過程を
展開するため、介護実習の準備からみても重要な
科目となります。予習、復習をしながら理解を深
めるようにしてください。
教 科 書
特に定めません。
参考図書
「新・介護福祉士養成講座9 介護過程」
中央法規出版 ¥2,200
成績評価基準
定期試験(40%) 小テスト(10%)
提出物(20%) 授業への取り組み(30%)
− 147 −
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介護過程演習Ⅱ 1単位
藤澤 雅子・星野 和世
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
介護福祉実習体験での個々の学習を振り返り、
自分の行った介護過程の展開(情報収集・全体像
の理解・ニーズの把握・目標設定・具体策立案・
実施・評価)を振り返る中から自分の介護観を明
らかにし、自ら成長する能力を養う。
30 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
教 科 書
「最新介護福祉全書7 介護過程」
メヂカルフレンド社
授業の概要
参考図書
介護実習で受け持った利用者に対する介護過程
の展開の実際を整理し、報告を行う。さらに、そ
うした介護過程の展開を通して、自分自身の介護
観をまとめて発表する。その際、文献を活用し自
分の考えを深める方法を学ぶ。
随時紹介。
到達目標
・受け持ち利用者の介護過程を展開できる。
・
・自らの介護観を明確にし、発表できる。
・
成績評価基準
介護過程:
レポート(20%) 発表及び報告(20%)
介護観:
論文(30%) 発表及び報告(20%)
授業態度(10%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
介護過程報告会の意義と方法、レジメの書き方
受け持ち利用者の全体像の整理
(アセスメント・ニーズの把握)
受け持ち利用者の介護過程の整理
(目標・具体策)
受け持ち利用者の介護過程の整理
(実施・評価)
報告会の役割分担、報告の仕方
介護過程の報告会①
介護過程の報告会②
介護観論文の意義と書き方
テーマの設定、参考文献の活用方法及び
文献の検索
介護観論文の作成
特別講演
介護観論文の作成・修正
介護観の発表の仕方、知識の共有化の重要性
介護観の発表①
介護観の発表②
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介護総合演習Ⅰ 2単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
実習の教育効果を上げるために、介護実習前に
は、介護実習に向けての心構え、動機づけ等の準備、
介護技術の確認、施設等のオリエンテーションを
学ぶ。実習後は実習報告会を設け、学生一人ひと
りが十分な振り返りを行うことにより、効果的な
介護実習を行えるようにする。実習に必要な知識
や技術について個別の学習到達状況に応じた総合
的な能力を養う。
授業の概要
介護実習Ⅰ・Ⅱに向け、事前の学習および実習
後の振り返り・報告会を演習と講義を通して学ぶ。
到達目標
・介護実習前に自己の目標・課題を明確にし、実
・
習に向けての心構えや準備をすることができる。
・介護実習後において、十分な振り返りを行い、
・
自己の反省点や今後の課題を客観的に分析し、
実習報告会において発表できる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週 個人票の作成
24週 先輩に聞く
25週 実習記録の書き方①
26週 実習記録の書き方②
27週 実習準備
28週 巡回指導教育
29週 「私の介護観」発表会①
30週 「私の介護観」発表会②
履修上の留意事項・準備学習
介護総合演習については実習と組み合わせて総
合的な学習とする。
教 科 書
「最新介護福祉全書8 介護総合演習」
メヂカルフレンド社 2,900 円+税
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
レポート・発表(70%) 授業態度(30%)
介護総合演習で何を学ぶか
介護実習で何を学ぶか
介護実習前後の流れ
実習先の概要①
実習先の概要②
実習先の概要③
先輩に聞く/施設希望
個人票の作成
実習Ⅰの展開①
実習Ⅰの展開②
実習記録の書き方①
実習記録の書き方②
実習準備
巡回指導教育
実習準備最終確認
実習報告会準備
実習報告会①
実習報告会②
実習Ⅱの展開①
実習Ⅱの展開②
実習Ⅱの展開③
実習先の概要
− 149 −
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介護総合演習Ⅱ 1単位
藤澤 雅子・星野 和世
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
12週
介護実習Ⅱの振り返りを行い、学生自身が主体
的に自己の課題を見出すことによって、介護実習
Ⅲがより効果的な学習の場となるようにする。介
護実習Ⅲ・Ⅳに向けて準備を行い、個々の利用者
の尊厳や自立を尊重し、実際場面に適用できる応
用力や判断力を身につけることができるようにす
る。
授業の概要
介護実習Ⅲオリエンテーション②
(自己課題の確認)
13週 介護実習Ⅲオリエンテーション③
(毎日の記録の書き方)
14週 介護実習Ⅲオリエンテーション④
(プロセスレコードなどの書き方)
15週 介護実習Ⅲにおける実習施設別個別指導
履修上の留意事項・準備学習
30 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
介護実習Ⅱの振り返り学習(学びの整理・自己
の課題等)のため、グループ討議、報告会を行う。
介護実習Ⅲ・Ⅳの意義、心構え、予備知識、実習
記録の書き方などを理解し、実習に対して積極的
に取り組むことができるようにする。
到達目標
教 科 書
「最新介護福祉全書」 メヂカルフレンド社
「介護福祉実習ハンドブック」
参考図書
随時紹介。
・第2段階実習を振り返り、今後の自己の実習課
・
題を明確にできる。
・第3段階実習の目的・内容を理解し、積極的に
・
実習にとりくむことができる。
・多様な居宅介護支援の意義と種類を理解し、説
・
明できる。
成績評価基準
レポート(40%) 報告(40%) 平常点(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
介護総合演習Ⅱの意義とオリエンテーション
介護実習Ⅳオリエンテーション①
(意義・目的・心構え・注意点)
介護実習Ⅳオリエンテーション②
(居宅介護支援事業・介護保険制度について)
特別講演(居宅介護実習での留意事項等、
実習指導者からの講義)
介護実習Ⅳオリエンテーション③
(記録の書き方・マナー)
介護実習Ⅳに関する特別講演
(現場で働くケアマネージャーからの講義)
居宅介護支援事業に関する学習発表会
介護実習Ⅱの振り返り(グループ演習①)
介護実習Ⅱの振り返り(グループ演習②)
介護実習Ⅱ振り返り報告会①
介護実習Ⅱ振り返り報告会②
介護実習Ⅲオリエンテーション①
(意義・目的・心構え・注意点)
− 150 −
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14/03/19 16:47
介護総合演習Ⅲ 1単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
1年次より学んできた介護福祉士資格取得に関
する学習の総まとめとして学ぶ。自らの介護福祉
士像を明確にするとともに国家試験合格レベルの
学習到達度を目指す。
・介護福祉士としての知識・技術を再確認し、理
・
解を深められるよう、積極的に取り組むこと。
・配布されたプリントは振り返りが出来るように
・
各自でファイリングをし、卒業試験対策に臨む
こと。
授業の概要
過去の卒業共通試験等を始め各教科ごとに国家
試験レベルの問題に取り組む。
到達目標
教 科 書
教科書は特に指定せず、必要に応じてプリント
を配布する。
介護福祉士の専門職において必要となる知識・
学力を習得し、国家試験合格範囲で問題に解答す
ることができる。
参考図書
授業計画
授業態度(80%) 試験(20%)
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
授業の中で随時指示する。
成績評価基準
オリエンテーション
模擬試験
科目別学習(人間の尊厳と自立)
科目別学習(人間関係とコミュニケーション)
科目別学習(社会の理解)
科目別学習(発達と老化の理解)
科目別学習(認知症の理解)
科目別学習(障害の理解)
科目別学習(こころとからだのしくみ)
科目別学習(介護の基本)
科目別学習(コミュニケーション技術)
科目別学習(生活支援技術)
科目別学習(介護過程)
まとめ、卒業試験対策①
まとめ、卒業試験対策②
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介護実習Ⅰ 2単位
担当教員は下記に示す
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
介護施設での実体験の中でコミュニケーション
を通して利用者(高齢者・障害者)と人間的なふ
れあいをし、利用者の需要(ニーズ)と介護施設
や事業所の機能ならびに介護職員の役割を学ぶ。
・実習中は実習指導者の指導を受ける。
・
・実習記録は実習終了後1週間以内に施設に持参
・
して提出。
・実習の意義を理解し、事前学習に努めること。
・
授業の概要
教 科 書
特別養護老人ホーム・老人保健施設・障害者支
援施設にて施設実習指導者ならびに教員の巡回指
導を受けながら実習を展開していく。
到達目標
「最新介護福祉全書8 介護総合演習」
メヂカルフレンド社
参考図書
必要に応じて紹介する。
・利用者の生活環境や一日の生活を理解すること
・
ができる。
・利用者とコミュニケーションを深め利用者の・
・
ニーズを把握することができる。
・利用者の日常生活支援の見学および実施をする
・
ことができる。
・施設職員の一般的役割を知り、職員と利用者と
・
の関わり方を理解することができる。
成績評価基準
実習施設評価(50%) 実習記録(20%)
実習態度・巡回教員評価(30%)
担当教員
亀山、藤澤、星野、梶原、岩原、秋元、秋山、
鈴木、寿山
授業計画
1.
2.
実習期間
2014 年8月9月
2週間集中
実習施設
介護実習指定施設において行う。
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介護実習Ⅱ 3単位
担当教員は下記に示す
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
実習Ⅰでの基礎的実習をふまえて、利用者(高
齢者・障害者)の個別性を理解し、障害のレベル
に応じた介護援助技術について学ぶ。また、医療・
看護と連携を図り、介護施設における各職種の専
門性を理解する。
・実習中は実習指導者の指導を受ける。実習記録
・
は実習終了後1週間以内に施設に持参にて提
出。
・実習の意義を理解し、事前学習に努めること。
・
授業の概要
教 科 書
特別養護老人ホーム・老人保健施設・重症心身
障害児(者)施設・救護施設・障害者支援施設に
て施設実習指導者ならびに教員の巡回指導を受け
ながら実習を展開していく。
到達目標
・利用者の個別性を理解し、障害の状況に応じた
・
個々の介護援助方法を実践することができる。
・非言語的コミュニケーションを活用し、利用者
・
との関わりの場面をプロセスレコードに起こす
ことができる。
・受け持ち利用者の情報を収集し、全体像を把握
・
した上でニーズに対応した援助の方向性に気づ
くことができる。
・他職種の役割と他職種との連携について理解す
・
ることができる。
参考図書
成績評価基準
実習施設評価(50%) 実習記録(20%)
実習態度・巡回教員評価(30%)
担当教員
亀山、藤澤、星野、梶原、岩原、秋元、秋山、
鈴木、寿山
授業計画
1.
2.
実習期間
2015 年2月3月
3週間集中
実習施設
介護実習指定施設にて行う。
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介護実習Ⅲ 4単位
担当教員は下記に示す
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
個別ケアを行うために個々の生活リズムや個性
を理解し、利用者の課題を明確にするための利用
者ごとの介護計画の作成、実施後の評価や修正と
いった介護過程を展開し、他科目で学習した知識
や技術を総合して、具体的な介護サービスの提供
の基本となる実践力を習得する。
授業の概要
特別養護老人ホーム・老人保健施設・重症心身
障害児(者)施設・救護施設・障害者支援施設で
の実習において一人の利用者を担当し、全体像の
把握、介護過程の展開(介護計画立案、実践、評価)
を行う。
のカンファレンスに参加し、その必要性を理解す
る。教員の巡回指導を受け、自分自身の目標や課
題が達成できるように自ら考え成長していく能力
を養う。
履修上の留意事項・準備学習
・実習先でのマナー・服装・態度には十分に気を
・
付けること。
・介護保険制度について学習を行い、理解したう
・
えで実習に臨むこと。
教 科 書
「最新介護福祉全書8 介護総合演習」
メヂカルフレンド社
到達目標
参考図書
・介護過程を展開し個別ケアの実践を行うことが
・
できる。
・利用者の自立支援とチームの一員としての介護
・
福祉士の専門性を理解することができる。
特になし。
授業計画
介護実習Ⅲでは、「介護過程」で学んだ解決思考
過程を、実際の利用者を受け持つことによって実
践することを目的とする。利用者の日々の状況に
応じて、学生が適切な介護を提供できるよう、実
習施設との連携に留意する。
たとえば、受け持ち利用者の選択をしたり、全
体像を理解したり、ニーズの把握、介護計画立案、
計画実践、実践の評価や修正においては、実習指
導者をはじめとした介護職員と相談しながら常に
指導を受け行う。
①利用者の生活課題を明確にするために、必要な
情報収集を行うことができる。
②自立支援の視点から、利用者の生活課題を明確
化することができる。
③アセスメントによって明確になった課題に対し
て、適切な介護計画を立案できる。
④介護計画に基づき、適切な介護が実践できる。
⑤自分の実践に対して評価や計画の修正を行うこ
とができる。
個々の利用者の生活背景や生活リズムを理解し、
必要な情報を収集し、自立支援の観点から実際の
場面での介護過程の展開能力を育成する。施設で
成績評価基準
実習施設評価(50%)
教員評価(記録 20%・実習状況 30%)
担当教員
亀山、藤澤、星野、梶原、岩原、秋元、秋山、
鈴木、寿山
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介護実習Ⅳ 1単位
藤澤 雅子・梶原 尚美
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
個々の生活リズムや個性を理解するという観点
から、様々な生活の場においての個別ケアを理解
し、利用者・家族とのコミュニケーションの実践・
介護技術の実践・他職種との協働や関係機関との
連携を通じてチームの一員としての在宅介護にお
ける介護福祉士の役割について理解する。
・実習先でのマナー・服装・態度には十分に気を
・
つけること。
・自らが感染源にならないように健康管理には十
・
分に留意すること。
・介護保険制度について学習を行い、理解した上
・
で実習に臨むこと。
授業の概要
教 科 書
居宅介護支援事業所などの在宅介護実習施設(事
業所)において訪問介護実習・通所介護実習・グ
ループホーム実習を行う。
到達目標
「介護総合演習」 メジカルフレンド社
「介護福祉実習ハンドブック」
参考図書
・在宅介護における介護福祉士の役割と支援内容
・
を説明できる。
・施設(事業所)の機能を理解し、在宅介護にお
・
ける基本的ケアが実践できる。
・在宅における個別ケアの実践の重要性を説明で
・
きる。
・利用者がその人らしさを維持しながら生活する
・
状況について理解し説明できる。
成績評価基準
施設(事業所)からの評価(60%)
記録・提出物・実習状況(40%)
授業計画
1.
実習期間および日数
2 年次の 5 月~ 7 月、10 月~ 12 月
訪問介護実習 2 日間
通所介護実習 3 日間
グループホーム実習 2 日間
合計 7 日間の実習を各施設(事業所)にお
いて、3 回に分けて集中実習を行う。
2. 実習の方法
①実習毎に実習課題・目標を立てる
②各実習施設(事業所)の指導者の下で、介護
の実践活動を体験する。
③毎日の実習を記録し、指導者に提出して評価
を受ける
④実習前オリエンテーション、実習後の反省会
などは各施設ごとに設ける。
⑤実習終了後、1週間以内に記録をまとめ、各自、
提出する。(但し、事業所により提出日が異な
ることもあるが、1週間以内は厳守する)
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発達と老化の理解Ⅰ 2単位
井上 典子
介護福祉コース
対象学年:1年
11週
授業の目標
老化に伴う心身変化と影響②
身体的機能(五感を主として)の変化とその影響
老化に伴う心身変化と影響③
認知機能(注意や記憶など)の変化とその影響
老化に伴う心身変化と影響④
知的機能の変化について
老化に伴う心身変化と影響⑤
老化に伴う心身変化(適応力など)について
まとめ
まず人間の成長と発達について理解した上で、
発達の観点から老化に伴って生じるこころとから
だの変化について基礎的知識を学ぶ。また、これ
らの学習を通して老年期にある人を多面的に理解
するとともに、老いや死を肯定的に捉えたり、老
年観・人生観・死生観などについて考えたりなど
の機会を持つ。
12週
授業の概要
履修上の留意事項・準備学習
人間の身体機能と精神機能の年齢に伴う変化と
その日常生活への影響についても理解する。まず、
発達の観点から『老化』を理解し、次に老化に関
する心理や身体機能の変化の特徴に関して、基礎
的知識を身につけていく。講義中心に行い、適宜、
ビデオ学習やディスカッション、課題レポート提
出を求める。
適宜プリントを配布し、課題を課す。点数や単
位の取得だけを目的とするのではなく、老化やそ
の影響を身近なものとして捉えて欲しい。発達に
ついてより深く考える機会として、発達課題に関
係したレポートを受験資格レポートとして課すの
で、必ず提出のこと。
到達目標
1)人間の成長と発達の基礎的理解ができる
2)
『
老年期』の発達と成熟について理解ができる
3)老化に伴うこころとからだの変化と、それに
より日常生活に及ぶ影響について理解できる
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
人間の成長・発達における基礎的理解①
成長・発達の定義
人間の成長・発達における基礎的理解②
ライフステージ、ライフサイクル
人間の成長・発達における基礎的理解③
人格の尊厳、老いの価値、喪失体験
老年期の発達と成熟① 老年期の定義
老年期の発達と成熟② 老年期の発達課題
老年期の発達と成熟③ 老いの意味、人生の
円熟期である老年期について
高齢者の心理①
高齢者の老化や障害の受容について
高齢者の心理②
社会状況と高齢者の気持ちについて
高齢者の心理③ 死別と高齢者について
老化に伴う心身変化と影響①
老化に伴う精神的機能の変化と日常生活へ
の影響
13週
14週
15週
教 科 書
「発達と老化の理解―こころとからだのしくみ
(最新介護福祉全書9)」
林泰史、長田久雄 編著 メヂカルフレンド社
2,400 円+税
参考図書
「ワークシート式 はじめての心理学」
井上のり子 経済界 2,000 円 + 税
成績評価基準
定期試験(40%) レポート(20%)
授業態度(10%) 平常点(20%)
受験資格レポート(10%)
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発達と老化の理解Ⅱ 2単位
長谷川 美貴子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
介護福祉士は高齢者の QOL 向上に向けて、高齢
者に寄り添い直接的に生活全般を支援していく。
高齢者の生活の質、生命の質、人生の質を高める
ためには、利用者一人ひとりのニーズや身体的能
力の理解・判断が欠かせなくなる。よって特に、
加齢に伴う身体的諸機能の変化のメカニズムを理
解するとともに、介護を実践する上で理解してお
くべき高齢者に特徴的な疾病の作用機序や症状、
介護の方法について理解することを目的とする。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
4)脳血管障害
5)糖尿病
6)肺炎
7)骨折、骨粗鬆症
8)ドライスキンなど
6.まとめ
履修上の留意事項・準備学習
老化(加齢に伴う身体の諸機能の変化)について、
人間の成長と発達の観点から理解した上で、高齢
者に多くみられる特徴的な疾病の作用機序や症状、
治療、予後を含め、生活上の留意点や看護・介護
の方法について理解する。
重要項目のプリントは配布しますが、原則的に
は教科書に沿って講義を進め、また教科書の図表
を利用するので、毎回授業には指定された教科書
を持参すること。さらに、教科書をよく読んでき
て予習をしてくるように。毎回小テストを授業の
最後に行い、次の授業のはじめに返却、解説をす
るので遅刻や欠席をすると、内容が理解できなく
なっていきます。その小テストを活用しながら復
習を行ってください。
到達目標
教 科 書
授業の概要
・加齢に伴う変化と日常生活上の留意点について
・
考えることができる。
・高齢者に多い循環器系の病気とケアについて、
・
理解することができる。
・高齢者に多い脳神経系の病気とケアについて、
・
理解することができる。
・高齢者に多い呼吸器系の病気とケアについて、
・
理解することができる。
・高齢者に多い内分泌系の病気とケアについて、
・
理解することができる。
・高齢者に多い運動器の病気とケアについて、理
・
解することができる。
「発達と老化の理解(最新介護福祉全書第9巻)」
メヂカルフレンド社 2,200 円
参考図書
随時紹介。
成績評価基準
小テスト(20%) 試験(80%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
1.加齢または老化の特徴
2.加齢に伴う変化と日常生活上の留意点
1)脳神経・循環器・呼吸器系
2)消化器・腎臓・泌尿器系
3)内分泌・運動器・感覚器系
3.身体機能低下の予防
4.高齢者に多い症状
5.高齢者に多い病気・ケア
1)高血圧、高脂血症
2)動脈硬化症
3)心不全、心筋梗塞
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認知症の理解Ⅰ 2単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
認知症を取り巻く歴史的背景、施策や現状を理
解し、その上で認知症の原因となる主な病気や症
状の特徴を学び、それらによってひき起こされる
機能の変化や日常生活への影響についてなど、認
知症に関する基礎的知識を習得する。
・30
・ 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
・授業内配布資料は各自きちんとファイルするこ
・
と。
教 科 書
「介護福祉士養成テキスト 15 認知症の理解」
建帛社
授業の概要
認知症を取り巻く状況、医学的側面からみた認
知症の基礎について、講義・ビデオ学習・グルー
プワークを通して学び、理解を深めていく。
参考図書
到達目標
成績評価基準
・認知症の歴史・施策・現状を説明できる。
・
・認知症の原因となる主な病気や症状の特徴を説
・
明できる。
・認知症により引き起こされる機能の変化や日常
・
生活への影響について説明できる。
定期試験(80%) 提出物(10%)
平常点(10%)
随時紹介する
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
認知症とは
認知症ケアの歴史
認知症ケアの現状・ケアの理念・倫理
認知症に関する行政の方針と施策
脳の障害と認知症の症状
認知症による障害 ① 中核症状
② BPSD
認知症と間違えられやすい症状
アルツハイマー型認知症
血管性認知症
レビー小体型認知症
前頭側頭葉変性症(ピック病)
MCI 若年性認知症、その他の認知症
事例に対するグループワーク
まとめ
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認知症の理解Ⅱ 2単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
「認知症の理解Ⅰ」の基礎的知識を基盤としなが
ら、認知症のある人の体験や意思表示が困難な特
性を理解する。
更にそれらが及ぼす本人の心の変化や生活面へ
の影響についてアセスメントする能力を養う。そ
して個々にあった。
的確なケアが提供できる為の知識や、家族を含
めた支援体制のあり方等、具体的な取り組み方法
について習得する。
・30
・ 分以上の遅刻・早退は原則として欠席扱いと
する。
・授業内配布資料は各自きちんとファイルするこ
・
と。
・グループワークにおいては積極的に参加し、自
・
ら学習を深めること。
授業の概要
認知症の人の特徴的な心理・行動、それに伴う
機能の変化と日常生活への影響、認知症の人を支
援するために必要なコミュニケーションやサポー
ト体制、および家族支援について講義・ビデオ学習、
グループワークによる事例学習を通して学ぶ。
到達目標
教 科 書
「介護福祉士養成テキスト 15 認知症の理解」
建帛社
参考図書
随時紹介する。
成績評価基準
レポート課題(80%) 授業内提出物(10%)
平常点(10%)
・認知症に伴う心の変化、日常生活面への影響に
・
ついて説明できる。
・家族支援およびサポート体制の重要性と具体的
・
支援方法が説明できる。
・認知症の方の個々の状況を的確にアセスメント
・
し、介護方法や支援方法を説明できる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
認知症が及ぼす心理的影響
認知症のある人の特徴的な心の理解
認知症に伴う機能の変化と日常生活への影響
認知症支援の基礎① 理念
認知症支援の基礎② 原則
認知症支援の基礎③ 倫理
認知症支援の基礎④ コミュニケーション
家族への支援①
家族への支援②
地域におけるサーポート体制
グループワーク(事例学習)①
グループワーク(事例学習)②
グループワーク(事例学習)③
グループワーク(事例学習)④
まとめ
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障害の理解Ⅰ 2単位
秋山 恵美子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
障害の概念や障害者福祉の基本理念を理解する。
さらに障害のある人を理解するために、障害のあ
る人の身体機能や病態など医学的基礎知識を習得
する。その基礎知識から、日常生活に及ぼす影響
を理解し、障害のある人の日常生活における体験
を理解する。同時に本人のみならず家族を含めた
周囲の環境にも配慮した介護の視点を習得する学
習とする。
・教科書に沿ったパワーポインとレジュメを用い
・
て授業を進めますので、必ず指定された教科書
を持参してください。
・隔週ごとに小テスト実施をし、理解の定着を深
・
めていきますので復習を行ってください。
・授業には、積極的な姿勢でのぞんでください。
・
教 科 書
「最新介護福祉全書 11 障害の理解」
谷口敏代 編 メヂカルフレンド社 2,730 円
授業の概要
障害の基本的理解を図り、障害の医学的側面から
の基礎知識として、身体障害、内部障害、難病につ
いて学ぶ。この学びは、障害の病態や合併症などが
日常生活に及ぼす影響を理解する上で、生活支援を
行うための根拠となる知識として習得する。
参考図書
成績評価基準
授業態度(20%) 隔週ごとの小テスト(20%)
定期試験(60%)
到達目標
・障害の基本的理解ができる。
・
・障害の医学的側面における基礎知識が理解でき
・
る。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
授業ガイダンス 障害の基礎的理解(1)
障害の基礎的理解(2)
障害の基礎的理解(3)
肢体不自由(運動機能障害)の基礎的理解(1)
肢体不自由(運動機能障害)の基礎的理解(2)
内部障害の定義と動向
内部障害の病態と疾患の理解 心臓機能障害(1)
内部障害の病態と疾患の理解 心臓機能障害(2)
内部障害の病態と疾患の理解 呼吸機能障害(1)
内部障害の病態と疾患の理解 呼吸機能障害(2)
内部障害の病態と疾患の理解 膀胱・直腸機能障害(1)
内部障害の病態と疾患の理解 膀胱・直腸機能障害(2)
内部障害の病態と疾患の理解 小腸機能障害
難病の基礎的理解
まとめ
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障害の理解Ⅱ 2単位
秋山 恵美子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
9週
障害の概念や障害者福祉の基本理念を理解する。
さらに障害のある人を理解するために、障害のあ
る人の身体機能や病態など医学的基礎知識を習得
する。その基礎知識から、日常生活に及ぼす影響
を理解し、障害のある人の日常生活における体験
を理解する。同時に本人のみならず家族を含めた
周囲の環境にも配慮した介護の視点を習得する学
習とする。
授業の概要
到達目標
・障害のある人の心理が理解できる。
・
・障害に伴う心身の機能と日常生活への影響が理
・
解できる。
・多職種との連携と協働、家族への支援が理解で
・
きる。
授業計画
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
11週
12週
13週
14週
「障害の理解Ⅰ」で、学んだ基礎的知識を基盤と
しながら、障害のある人の体験を理解し、障害が
及ぼす心理的影響や障害の受容、日常生活への影
響について学ぶ。さらに、障害のある人の特性を
含めたアセスメントの基本視点を学び、自立に向
けた支援体制や多職種との連携や協働、家族を含
めた周囲の環境にも配慮した介護の視点を習得す
る。
1週
10週
視覚障害のある人の理解 ①基礎知識 ②心理的影響
③日常生活への影響とアセスメント
聴覚障害のある人の理解 ①基礎知識 ②心理的影響
③日常生活への影響とアセスメント
言語障害のある人の理解 ①基礎知識 ②心理的影響
③日常生活への影響とアセスメント
発達障害のある人の理解 ①基礎知識 ②心理的影響
③日常生活への影響とアセスメント(1)
発達障害のある人の理解 ①基礎知識 ②心理的影響
③日常生活への影響とアセスメント(2)
精神障害のある人の理解 ①基礎知識 ②心理的影響
③日常生活への影響とアセスメント(1)
精神障害のある人の理解 ①基礎知識 ②心理的影響
③日常生活への影響とアセスメント(2)
高次機能障害のある人の理解 ①基礎知識
②心理的影響 ③日常生活への影響とアセスメント(1)
15週
高次機能障害のある人の理解 ①基礎知識
②心理的影響 ③日常生活への影響とアセスメント(2)
肢体不自由(運動機能障害)のある人の理解
①心理的影響 ②日常生活への影響とアセスメント
内部機能障害のある人の理解 ①心理的影響
②日常生活への影響とアセスメント(1)
内部機能障害のある人の理解 ①心理的影響
②日常生活への影響とアセスメント(2)
全介助を要するおよび難病の人の理解
①心理的影響 ②日常生活への影響とアセスメント
障害者介護における連携と協働 障害をもつ家族への支援
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・教科書に沿ったパワーポインとレジュメを用い
・
て授業を進めますので、必ず指定された教科書
を持参してください。隔週ごとに小テスト実施
をし、理解の定着を深めていきますので復習を
行ってください。
・授業には、積極的な姿勢でのぞんでください。
・
教 科 書
「最新介護福祉全書 11 障害の理解」
谷口敏代 編 メヂカルフレンド社 2,730 円
参考図書
成績評価基準
授業態度(20%) 単元ごとの小テスト(20%)
定期試験(60%)
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こころの理解 2単位
井上 典子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
10週
介護技術の根拠となる人間の心理的側面につい
て理解する。特に、人間の欲求の基本的な理解や
感情、思考等について学び、QOL を高めるような
生活支援ができるための基礎的知識を習得する。
また、こころとからだは相互に影響しあい、意欲
や行動などへ影響を及ぼしていることを学習する。
授業の概要
到達目標
・「こころ」のしくみについての基礎的知識を身に
・
つける。
・「こころ」の日常生活への影響についての基礎的
・
知識を身につける。
・こころとからだのしくみを理解した上で、介護
・
場面でのさまざまな配慮や安全の視点を身につ
ける。
授業計画
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
14週
15週
人間を理解する上で大切な精神医学や心理学、
社会学などをもとに基礎的知識を学ぶ。また『健康』
の意味や『発達』の観点を身につけ、加齢やさま
ざまな疾患・障碍によってどのような生活障碍が
生じるのかを理解するための基礎を学ぶ。講義中
心に行い、適宜、ビデオ学習やディスカッション、
課題レポート提出を求める。
1週
11週
12週
13週
導入 「健康」とは何か
定義とそれぞれの健康観
こころのしくみの理解① 基礎と諸理論1
こころのしくみの理解② 基礎と諸理論2
こころのしくみの理解③
人間の欲求について 基本的欲求、社会的欲求など
こころのしくみの理解④ 発達について
こころのしくみの理解⑤
自己概念について 形成過程/影響要因/自己概念と尊厳
こころのしくみの理解⑥
自己概念と自立への意欲について
こころのしくみの理解⑥
感覚について 五感を中心に
こころのしくみの理解⑦
認知機能について1 理解や把握の仕方
こころのしくみの理解⑧
認知機能について2 記憶と学習
こころのしくみの理解⑨ 知能について
こころのしくみの理解⑩ 感情について
こころのしくみの理解と応用
心理的ケアについて
こころとからだのしくみの理解
終末期のこころとからだについて
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
適宜プリントを配布し、課題を課すので真面目
に取り組むこと。点数や単位の取得だけを目的と
するのではなく、こころのしくみやその影響を日
常生活の中で意識し、活かせるスキルとして捉え
て欲しい。なお、真面目に学習する学生の権利を
侵害する行為に対しては、厳しく対処する。
教 科 書
「こころとからだのしくみ(最新介護福祉全書 12)
」
小板橋喜久代、松田たみ子 編著
メヂカルフレンド社 3,200 円 + 税
参考図書
「ワークシート式 はじめての心理学」
井上のり子 経済界 2,000 円 + 税
成績評価基準
定期試験(40%) レポート(20%)
授業態度(20%) 平常点(20%)
− 162 −
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からだの理解 2単位
長谷川 美貴子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
介護福祉士には、介護を必要とする幅広い利用
者に対して介護を提供できる能力が求められてい
る。年齢や性別、病気または療養している場所を
問わず、すべての対象者を援助できなければなら
ない。よって、幅広く人間全般のからだの構造や
機能について理解している必要がある。また、介
護は多職種との連携によって成立する業務である
ため、医学や看護の知識も理解する必要があり、
さらに予防からリハビリテーション、看取りまで、
利用者の状態の変化に対応できるようになること
も大切である。
からだ全般の構造と機能について、基本的な知
識を習得することを目的とする。
授業の概要
生活援助の方法の科学的根拠といえる「身体の
構造と機能」について、医学的知識を理解していく。
そうした身体的メカニズムを理解することによっ
て、後期で勉強する病気についても理解可能と・
なっていく。さらに、介護援助を行う上で必要と
なってくる身体上の障害や機能低下についての基
本的知識を学習していく。
到達目標
・からだの構造と名称を述べることができる。
・
・循環器系の構造(名称)と機能を述べることが
・
できる。
・運動器系の構造(名称)と機能を述べることが
・
できる。
・消化器系の構造(名称)と機能を述べることが
・
できる。
・呼吸器系の構造(名称)と機能を述べることが
・
できる。
・腎臓・泌尿器系の構造(名称)と機能を述べる
・
ことができる。
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
5)消化器系
6)腎臓・泌尿器系
7)生殖器・内分泌系
8)循環器系
3.介護に関する運動器系
4.生活援助における構造と機能
1)移動に関連する機能低下
2)食事に関連する機能低下
3)清潔に関連する機能低下
4)排泄に関連する機能低下
5.まとめ
履修上の留意事項・準備学習
重要項目のプリントは配布しますが、原則的に
は教科書に沿って講義を進め、また教科書の図表
を利用するので、毎回授業には指定された教科書
を持参すること。さらに、教科書をよく読んでき
て予習をしてくるように。毎回小テストを授業の
最後に行い、次の授業のはじめに返却、解説をす
るので遅刻や欠席をすると、内容が理解できなく
なっていきます。その小テストを活用しながら復
習を行ってください。
教 科 書
「最新介護福祉全書 12 こころとからだのしくみ」
小板橋喜久代
メヂカルフレンド社 2,800 円
参考図書
その都度プリントにして配布します。
成績評価基準
小テスト(20%) 試験(80%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
1.健康概念・身体の理解概要
2.身体の構造と機能
1)脳神経系
2)運動器系
3)感覚器系
4)呼吸器系
− 163 −
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こころとからだのしくみⅠ 2単位
原 ちひろ
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
14週
介護技術の根拠となるこころとからだに関する
知識を学ぶ。そして、利用者の残存能力・潜在能
力を引き出し、個人の尊厳を尊重し自立を支援す
るための、移動や食事、排泄に関する適切な介護
方法を導き出すための知識を習得する。
授業の概要
15週
生活場面におけるこころとからだの変化の
気づきと医療職との連携
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
授業中随時指示。
教 科 書
移動・食事・排泄に関連したこころとからだの
しくみと基礎知識を学ぶ。また、加齢に伴う機能
低下・障害が生活場面に及ぼす影響を知り、利用
者の変化に気づく能力を養う。
到達目標
「最新介護福祉全書 12 こころとからだのしくみ」
小板橋喜久代、松田たみ子 編
メヂカルフレンド社 2,800 円(税別)
参考図書
随時紹介。
・こころとからだのしくみについて基本的な知識
・
を理解し、生活支援に必要な介護方法の根拠が
説明できる。
・医療職との連携をふまえ、利用者が望む環境の
・
中で支援するための適切な介護方法を導き出せ
る。
成績評価基準
リアクションペーパー(30%)
試験(70%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
活動に関する基礎知識
活動性を高めることによる心身機能の活性
化のしくみ
移動に関連したこころとからだのしくみ
機能の低下・障害が及ぼす移動への影響
こころとからだの変化の気づきと医療職と
の連携
食事・排泄に関する基礎知識
食事・排泄に関する基礎知識
食事・排泄に関する基礎知識関連したここ
ろとからだのしくみ
食事・排泄に関する基礎知識関連したここ
ろとからだのしくみ
機能の低下・障害が及ぼす食事と排泄への
影響
機能の低下・障害が及ぼす食事と排泄への
影響
安全な食事のための日常生活での留意点
生活場面におけるこころとからだの変化の
気づきと医療職との連携
− 164 −
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こころとからだのしくみⅡ 2単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
介護技術の根拠となる人体の構造や機能および
介護サービス提供における安全への留意点や心理
的側面への配慮について理解する。こころとから
だの両面から利用者の状態をみで、根拠に基づき
個々の利用者に合わせたて季節な介護方法を導き
出すための知識を習得する。
配布プリント、小テストなどは各自きちんと・
ファイルしておくこと。
授業の概要
入浴・清潔保持、身じたく、睡眠および死にゆ
く人のこころとからだのしくみにおける基礎知識
の習得、および機能低下・障害が及ぼす影響や生
活場面における変化の気づきと医療職との連携に
ついて学ぶ。
教 科 書
「最新介護福祉全書 12 こころとからだのしくみ」
小板橋喜久代、松田たみ子 編
メヂカルフレンド社 2,800 円(税別)
参考図書
随時紹介。
成績評価基準
定期試験(60%) 小テスト(40%)
到達目標
・人体の構造や機能について基本的な知識を理解
・
し、生活支援に必要な介護方法の根拠が説明で
きる。
・対象者が望む環境の中で支援するための適切な
・
介護方法を説明できる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
入浴・清潔保持に関連する基礎知識
入浴・清潔保持に関連したこころとからだ
のしくみ
機能低下・障害が及ぼす入浴・清潔保持へ
の影響
生活場面におけるこころとからだの変化の
気づきと医療職との連携
身じたくに関連する基礎知識
身じたくに関連したこころとからだのしくみ
機能低下・障害が及ぼす身じたくへの影響
生活場面におけるこころとからだの変化の
気づきと医療職との連携
睡眠に関する基礎知識およびこころとから
だのしくみ
機能低下・障害が及ぼす睡眠への影響
生活場面におけるこころとからだの変化の
気づきと医療職との連携
「死」のとらえ方
終末期から危篤、死亡時のからだの理解
「死」に対するこころの理解。・医療職との
連携
まとめ
− 165 −
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医療的ケアⅠ 1単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
医療職との連携のもとで医療的ケアを安全・適
切に実施できるよう必要な基礎知識を習得する。
法令により、全ての授業に出席しなければなら
ない。(原則として1回でも欠席した場合は単位認
定しない)
授業の概要
医療的ケア実施にあたっての基礎知識として、
関連する法制度や倫理、関連職種の役割、救急蘇
生法、感染予防及び健康状態の把握などを修得す
る。
到達目標
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座 別巻 医療的ケア」
中央法規
参考図書
・医療的ケアに関してチーム医療と連携の必要性
・
が説明できる。
・安全にたんの吸引や経管栄養を提供する重要性
・
を説明できる。
・感染予防について説明できる。
・
・健康状態の把握ができ、急変状態の対応と報告
・
ができる。
成績評価基準
試験(筆記試験)(90%) レポート(10%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
人間と社会(①個人の尊厳と自立 ②医療の
倫理 ③利用者や家族の気持ちの理解)
保健医療制度
医行為に関する法律とチーム医療と介護職
員との連携
安全な療養生活(1)痰の吸引の安全な実施
安全な療養生活(2)経管栄養の安全な実施
安全な療養生活(3)痰の吸引と経管栄養の
リスクマネジメント、ヒヤリハット
安全な療養生活(4)救急蘇生法①
安全な療養生活(5)救急蘇生法②
清潔保持と感染予防(1)
感染予防、職員の感染予防
清潔保持と感染予防(2)
療養環境の清潔、消毒法
清潔保持と感染予防(3)滅菌と消毒
健康状態の把握(1)身体・精神の健康
健康状態の把握(2)
健康状態の観察法、バイタルサイン
健康状態の把握(3)急変状態について
まとめ
− 166 −
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医療的ケアⅡ 1単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
たんの吸引を安全・適切に実施できるよう、必
要な知識・技術を習得する。
法令により、全ての授業に出席しなければなら
ない。(原則として1回でも欠席した場合は単位認
定しない)
授業の概要
喀痰吸引に必要な人体の構造と機能、小児の吸
引、急変状態への対応など、喀痰吸引を実施する
ために必要な基礎的知識と実施手順を修得する。
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座 別巻 医療的ケア」
中央法規
到達目標
参考図書
・呼吸のしくみと痰の吸引について説明できる
・
・安全で適切なたんの吸引の手順が説明できる。
・
・たんの吸引を必要とする人の日常生活の変化に
・
気づき、医療者に報告することができる。
成績評価基準
試験(筆記試験)(90%) レポート(10%)
授業計画
高齢者及び障害児・者の「たん吸引」概論
1週 呼吸のしくみとはたらき
2週 いつもと違う呼吸状態
3週 たんの吸引とは
4週 人工呼吸器と吸引①
5週 人工呼吸器と吸引②
6週 子どもの吸引について
7週 吸引を受ける利用者や家族の気持ちと対応、
説明と同意、呼吸器系の感染と予防、
8週 たんの吸引により生じる危険、
事後の安全確認
9週 急変、事故発生時の対応と事前対策
高齢者及び障害児・者の「たん吸引」実施手順解説
10週 たんの吸引で用いる器具・機材とそのしくみ、
清潔の保持
11週 吸引の技術と留意点(1)
必要物品の準備と利用者の状態観察
12週 吸引の技術と留意点(2)
吸引の実施手順と留意点
13週 吸引の技術と留意点(3)
吸引実施に伴う利用者の身体変化
14週 吸引の技術と留意点(4)
吸引物の確認、記録と報告 痰の吸引に伴うケア、後片付け
15週 まとめ
− 167 −
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医療的ケアⅢ 1単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
経管栄養を安全・適切に実施できるよう、必要
な知識・技術を習得する。
法令により、全ての授業に出席しなければなら
ない。(原則として1回でも欠席した場合は単位認
定しない)
授業の概要
経管栄養に必要な人体の構造と機能、小児の経
管栄養、急変状態への対応など、経管栄養を実施
するために必要な基礎的知識と実施手順を修得す
る。
到達目標
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座 別巻 医療的ケア」
中央法規
参考図書
・経管栄養のしくみについて説明できる。
・
・安全で適切な経管栄養の手順を説明できる。
・
・経管栄養を受けている人の日常生活の変化に気
・
づき、医療者に報告することができる。
成績評価基準
試験(筆記試験)(90%) レポート(10%)
授業計画
高齢者及び障害児・者の「経管栄養」概論
1週 消化器系のしくみとはたらき
2週 消化、呼吸とよくある消化器系の症状
3週 経管栄養法とは、注入する内容に関する知識
4週 経管栄養実施上の留意点、
5週 こどもの経管栄養について
6週 経管栄養に関係する感染と予防
経管栄養を受ける利用者や家族の気持ちと
対応、説明と同意
7週 経管栄養により生じる危険、注入後の安全
確認
8週 急変・事後発生時の対応と事前対策
高齢者及び障害児・者の「経管栄養」実施手順解説
9週 経管栄養で用いる器具・器材とそのしくみ、
清潔の保持
10週 経管栄養の技術と留意点(1)
必要物品の準備と設置利用者の状態観察
11週 経管栄養の技術と留意点(2)
経管栄養の実施手順と留意点
12週 経管栄養の技術と留意点(3)
経管栄養実施に伴う利用者の身体変化
13週 経管栄養の技術と留意点(4)
片づけ、医療者への報告
14週 経管栄養に必要なケア、報告及び記録
15週 まとめ
− 168 −
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医療的ケア演習 2単位
藤澤 雅子 他
介護福祉コース
対象学年:2年
授業の目標
医療職との連携のもとで医療的ケアを安全・適
切に実施できるよう必要な知識・技術を習得する。
授業の概要
たんの吸引、経管栄養及び緊急蘇生法について、
各シミュレーター等を用いて演習を行う。
到達目標
医療的ケアを安全・適切に実施できる。
・たんの吸引について、シミュレーターを用いて、
・
効果的に演習でき一人で実施できる。
・経管栄養について、シミュレーターを用いて、
・
効果的に演習でき一人で実施できる。
・救急蘇生法をシミュレーターを用いて実施でき
・
る。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
たんの吸引(1):口腔内吸引の演習①(2 回)
〃
たんの吸引(2):口腔内吸引の演習②(3 回)
〃
たんの吸引(3):鼻腔内吸引の演習①(2 回)
〃
たんの吸引(4):鼻腔内吸引の演習②(3 回)
〃
たんの吸引(5):
気管カニューレ内部の演習①(2 回)
〃
たんの吸引(6):
気管カニューレ内部の演習②(3 回)
〃
たんの吸引のまとめ
〃
経管栄養(1):
胃ろうまたは腸ろうの演習①(2 回)
〃
経管栄養(2):
胃ろうまたは腸ろうの演習②(3 回)
〃
経管栄養(3):経鼻経管栄養の演習①(2 回)
〃
経管栄養(4):経鼻経管栄養の演習②(3 回)
〃
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
経管栄養のまとめ
〃
救急蘇生法の演習②(1 回)
〃
救急蘇生法の演習②(1 回)
〃
まとめ
〃
履修上の留意事項・準備学習
教 科 書
「新・介護福祉士養成講座 別巻 医療的ケア」
中央法規
参考図書
成績評価基準
試験(筆記試験)(90%) 平常点(10%)
実技試験は、痰の吸引(口腔内吸引、鼻腔吸引、
気管カニューレ内部)経管栄養(胃ろうまたは腸
ろう、経鼻)のそれぞれを一人で5回以上実施で
きて合格となる
− 169 −
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乳幼児福祉論 2単位
島田 恭子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本科目は施設保育士、特に乳児院に就職を希望
する人に対して役立つ基礎知識を教授することを
目的としている。人間形成の土台となる乳幼児期
の関わりの重要性を学び、保育士の役割とその重
要性を確認します。
・授業は指定教科書を使用した幅広い知識を理解
・
するため、教科書の購入は勧めます。
・視聴覚等の学び、ディスカッション等による授
・
業進行もある。
・現場で活用できる活きた知識を学ぶ場であるこ
・
とを意識すること(希望者には施設見学を実施
する)
授業の概要
乳児院養育指針をもとに乳幼児の生活援助の基
本を学びます。理論だけではなく、乳幼児の現場
をイメージできるビデオや事例をもとに、即戦力
となるための知識を学びます。後半ではカリキュ
ラムの作り方や乳児保育の実践としてベビーヨガ
等の実技を学びます。
到達目標
教 科 書
「新版 乳児院養育指針」
全国社会福祉協議会 全国乳児福祉協議会
定価 2,500 円
参考図書
適宜、資料を配布する。
1.
2.
知識・理解
乳児保育の現場で役立つ知識を身に付ける。
興味・関心
強制ではありませんが、乳児院の現場で見
学実習して、授業での学びを更に深める。
3. 態度
乳児院は全国で 130 か所しかありません。
しかし、乳幼児期は人間としての基礎を培い
ます。その大切な時期に関わることの重要性
を真剣に考えること。
成績評価基準
定期試験(80%) 授業まとめのレポート(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
乳児院養育指針の理念と原則・総論
乳児院養育指針の理念と原則・各論
子どもの発育
子どもの発達とアタッチメント
乳児の生活
養育の内容
保健管理・疾病への対応
事故防止と安全対策
養育計画作成上の留意事項
関係機関との連携
入所からアフターケアまでの支援
かかわりの難しい事例と対応
乳児院の現状と課題(ベビーヨガの実習)
まとめ
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教育原理 2単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
13週
幼稚園教育要領についての理解、教育の本質、
教育の必要性や目的、思想、制度など、教育に関
する基礎的知識を獲得し、幼児「教育」に携わる
者としての素地を培うことを目的とする。
14週
15週
授業の概要
教育実習Ⅰに向けて幼稚園教育要領の内容の理
解に努める。その後、「教育」の語源、幼児教育の
思想、日本における幼稚園と保育所の変遷、制度
としての学校(幼稚園)など幅広い内容を学ぶ。
子どもを取り巻く環境の変化と幼児教育の
あり方
保育制度改革の動向
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
毎回、レジュメを配布するので、講義の内容を
必要に応じて記入すること。幼児教育を含む教育
全般についての情報に関心をもつよう努める。
教 科 書
特に使用しない。
到達目標
・幼稚園教育要領の内容について理解する。
・
・教育の本質、目的、制度など教育の基礎的知識
・
を習得する。
・日本の保育の歴史について大まかな流れが理解
・
できる。
・保育に関する自己の考えを確立していくための
・
基礎を作る。
参考図書
実習指導で購入する「幼稚園教育要領・保育所
保育指針」(チャイルド本社、400 円)を使用する
ので1週〜3週は必ず持参すること。
成績評価基準
平常点(30%)と筆記試験(70%)で評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
幼稚園教育要領を理解する①
―改訂の背景・改訂のポイント、
「第1章 総則」を理解する
幼稚園教育要領を理解する②
―「第2章 ねらい及び内容」について
幼稚園教育要領を理解する③
―「第3章 指導計画及び教育課程に係る教
育時間終了後等に行う教育活動などの留
意事項」について
教育とは何か
人間の発達と教育の必要性①
―ポルトマンの研究から
人間の発達と教育の必要性②
―「教育」が欠かせない理由
子ども観の変遷と幼児教育思想①
―ルソー、フレーベル
子ども観の変遷と幼児教育思想②
―モンテッソーリ、倉橋惣三
日本における幼稚園・保育所の変遷
公教育制度の成立①-学校制度
公教育制度の成立②-義務教育制度
教育基本法・学校教育法における幼児教育
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発達心理学Ⅰ 2単位
萩原 英敏
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
人間の子供はどの子も、早かれ遅かれ同じ道筋
を通って発達してくる。この動物の決まりである
発達の様子を、知覚 絵画 運動能力 情緒 愛
着 社会性 言語 人格 精神分析理論等から、
見ていくのが、主たる目標である。
・前にすわるように、そして講義開始時には、き
・
ちんと受講の準備をしているように。
・私語をコントロール出来ない場合、ペナルティ
・
を課す場合がある。
・スマホ等は、机のうえに置かないように。
・
授業の概要
教 科 書
この発達の過程や、その子の理解、又その子に
適した対応など、将来保育所、幼稚園、子ども園
その他種々な児童福祉施設の保育者として、身に
つけていなければならない事柄について、教授・
伝授し、現場に身を置いたとき、この授業から得
たものが、役に立つ様に実施していく。
到達目標
・各機能の発達の道筋を理解させる。
・
・発達の個人差、及び問題をかかえる子の状態を
・
理解させる。
・保育者の発達の道筋に応じた、対応を理解させ
・
る。
・問題をかかえる子の、対応を理解させる。
・
「図でよむ心理学 発達 改訂版」
川島一夫 編著 福村出版 2,200 円+税
参考図書
「情報社会の心理学」
滝沢武久、萩原英敏 他著 八千代出版
2,625 円
成績評価基準
定期試験(一切持ち込み不可)(100%)だが、
授業態度で、プラス、マイナス(最大 20%)する
場合がある。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
心理学とは 発達とは
精神分析の各理論
精神分析の発達論及び退行論
知覚の発達
絵画の発達
運動能力と身体の発達
脳神経の発達とレディネス論
幼児期の認知の発達
感情・情緒の発達
愛着と養育態度
愛着障がいと退行現象
社会性の発達
言語能力・動機の発達
知能・人格の発達
まとめ
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発達心理学Ⅱ 2単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
人間の生涯発達の視点から、幼児期以降、児童期・
青年期を中心とした心理発達の諸相について学ぶ。
また、子どもの発達に与える社会的・文化的環境
の影響についても理解し、広い視野から子どもの
こころや行動の発達をとらえることを目標とする。
演習的な内容も含まれるので、主体的に取り組
むことを期待する。
授業の概要
誕生から小学校入学前までの乳幼児期に焦点を
あてた発達心理学Ⅰに引き続き、児童期以降、青
年期から老年期にいたる心理的発達について概観
する。さらに、子どもの心理発達についての比較
文化的研究の知見を取り上げ、健やかな発達・育
ちを支える保育・教育のあり方をより広い視点か
ら考察する。
到達目標
教 科 書
「保育の心理を学ぶ」
日比、山岸、長谷部 著 ななみ書房
1,890 円(税込み)
参考図書
授業において、随時紹介する。
成績評価基準
学期末定期試験(60%)と平常点(授業におけ
る意欲・態度、小テスト、小レポート等)(40%)
により総合的に評価を行う。
・生涯発達という視座について理解を深める。
・
・社会文化的影響も含めた視点から心身の発達に
・
ついて理解する。
・乳幼児期から児童期への発達の連続性に配慮し
・
た支援のための正しい知識を習得する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
:生涯にわたって発達する人間
生涯発達における乳幼児期の意味
幼児期から児童期
:ことばの発達とコミュニケーション
児童期:社会性の発達
児童期:知的発達
青年期:体の発達、発達加速現象
青年期:アイデンティティの確立
成人期〜老年期
発達の社会文化的要因とは
比較研究(1):アタッチメント
比較研究(2):母子関係と育児習慣
比較研究(3):幼児教育
発達を支える保育・幼児教育
保育・幼児教育実践
まとめ
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発達心理学Ⅲ 2単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
発達心理学Ⅰ・Ⅱでの学習をベースとして、保
育所や幼稚園での園生活における子どもの問題行
動について、子どもの発達の基本的な諸問題と関
連づけて理解する。ADHD・自閉症スペクトラム等
の軽度発達障害を中心とした乳幼児期の発達の障
害について理解し、そのアセスメントの基礎的知
識や技術について理解を深めることを目標とする。
演習的な内容も多く含まれるので、主体的に取
り組むことを期待する。
教 科 書
授業において紹介する。
参考図書
随時、紹介する。
授業の概要
自閉症スペクトラムや ADHD、学習障害(LD)
など、近年、保育園や幼稚園においてその増加が
いわれている軽度発達障害の子どもの発達上の特
徴を学ぶ。その上で、保育・幼児教育実践におけ
る軽度発達障害の子どもの事例を取り上げながら、
適切なかかわり方・支援の方法を考察する。
成績評価基準
学期末定期試験(50%)と平常点(授業におけ
る意欲・態度、小テスト、小レポート等)(50%)
により総合的に評価を行う。
到達目標
・子どもの心理発達と問題行動の関連について理
・
解する。
・発達に障害をもつ子どもの心理発達の特徴を理
・
解する。
・軽度発達障害の子どもへの適切な支援のあり方
・
を検討できるようになる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
特別な配慮の必要な子ども①
特別な配慮の必要な子ども②
子どもの問題行動と保育・教育①
子どもの問題行動と保育・教育②
発達障害と発達アセスメント概説①
発達障害と発達アセスメント概説②
自閉症スペクトラム ― アセスメントと支援①
自閉症スペクトラム ― アセスメントと支援②
ADHD ― アセスメントと支援①
ADHD ― アセスメントと支援②
発達検査①
発達検査②
発達検査③
まとめ
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教育心理学 1単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
13週
目的や意図をもって学習者に関わっていく教育
的行為について理解し、教師としての目的に合っ
た実践的行為ができるようにする。
授業の概要
生涯を通しての人間の発達、学習、認知や意
欲のメカニズムについて学び、子ども理解に繋げ
る。広く教育にかかわる知見をとりあげ、実習学
の具体的実践と関連づけて学ぶ。
発達障害についてメカニズムと指導法について
学ぶ。
個人差の理解 性格、知能等
(クレッチマーの性格検査を体験)
14週 道徳性と向社会性の発達的変化
(コールバーグの発問に答えて検討する)
15週 発達障害の理解と指導 まとめ
(到達度について確認する)
履修上の留意事項・準備学習
ミニテスト、相互授業の実施、演習レポートで
理解の徹底を図るので、遅刻、欠席は厳禁である。
教 科 書
「教育心理学 保育者を目指す人へ」
石井正子、松尾直博 樹村房 2,100 円
到達目標
・教育心理学の知見や概念と、受講者自身の体験
・
や実習場面の経験に重ね合わせた理解ができる。
・教育心理学の知見や概念を使って状況や現象を
・
説明できるようにし、適切な支援や指導ができ
るようになる。
参考図書
「保育の心理学を学ぶ」
長谷部比呂美、日比暁美、山岸美智子
ななみ書房 1,890 円
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
平常点(40%) テスト(60%)
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
オリエンテーション、教育心理学概論
保育と教育心理学、乳幼児の学習と教育
様々な児童観・教育観を俯瞰する
(性善説、性悪説、白紙説など)
発達を規定するものとしての遺伝、環境、
輻輳説、相互作用説について学ぶ
発達段階と発達課題
エリクソンとハヴィガーストを例にとり学ぶ
思考の発達と教育 ピアジェ等
(感覚運動段階と前操作期)
思考の発達において言葉の持つ意味
(ヴィゴツキーとピアジェの比較)
古典的条件付けによる学習
(具体的事例を作り出し検討する)
道具的条件付けによる学習
(具体的事例を作り出し検討する)
記憶の発達的変化とメカニズム
(数字の順唱、逆唱を体験的に学ぶ)
やる気と意欲と動機付け
(マクギル大学感覚遮断の実験、動因低減説)
内発的動機付けと外発的動機付け
(アンダーマイニング効果の実例を作成)
− 175 −
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教育心理学 1単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
子どもの知性や人間性を育む保育者として必要
な教育心理学の基礎的理論を学び、子どもの主体
的な学びを支援できる知識を身につけることを目
標とする。また、幼稚園での教育実習や保育実習
において観察した事例や子どもとの関わりのなか
で実際に経験したことについて教育心理学の視点
から考察する。
・「主体的に学ぶ」ことを授業において実践して欲
・
しい。
・授業時間内に小レポートや確認テストを実施す
・
る。
授業の概要
教育心理学とはどのような学問なのか、まずそ
の基礎的理論や研究法について概説する。その上
で、乳幼児期から児童期にかけての認知発達、学
習過程や動機づけ等、広く教育にかかわる心理学
の知見を取り上げ、幼児教育・保育の具体的な実
践と関連づけて学んでいく。
到達目標
教 科 書
「保育の心理を学ぶ」
日比、山岸、長谷部 著 ななみ書房
1,890 円(税込)
参考図書
授業において、随時紹介する。
成績評価基準
学期末定期試験(60%)と平常点(授業におけ
る意欲・態度、小テスト、小レポート等)(40%)
を総合的に評価する。
・教育心理学の基本的な用語・概念について正し
・
く理解する。
・幼児教育・保育実践において一人ひとりの子ど
・
もの心理発達や行動について教育心理学の観点
から理解し、適切な支援・指導ができるように
なる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション:
教育心理学の領域とアプローチ
児童観・教育観
―子どもの健全な発達への影響
成長・発達を規定するもの ―遺伝と環境
生涯発達 ―各発達段階と発達課題
学習 ―古典的条件づけ、道具的条件づけ
学習意欲と動機付け
記憶・学習と情報処理
パーソナリティの発達
社会性の発達 ―向社会性、道徳性
教授 - 学習過程
教授 - 学習理論と保育実践
教育評価
発達の遅れ(自閉症スペクトラム)と特別な支援
発達の遅れ(LD、ADHD ほか)と特別な支援
まとめ
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総合演習Ⅰ 2単位
担当教員は以下に示す
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
①教師と学生、学生相互の人間的な交流を基盤と
して、ゼミナール形式で、専門的な学習を進め
ていく基礎学力を身につける。
②担当教員は個々の学生のアドバイザーとして、
学生の学習、学校生活、進路に関して相談に応
じたり、助言を行う。
・毎回のゼミに真摯に取り組み、教員・ゼミ生と
・
の相互理解と人間関係作りにも努めること。
・図書館など文献・資料のある施設に積極的に足
・
を運び、有効活用するよう努めること。
教 科 書
特に定めない。
授業の概要
①クラスごとに 26 名程度のゼミに分け、10 名の
教員が受け持つ。
②授業は通年 30 回行う。
③新入生セミナーなどの諸行事も基本的にはこの
ゼミ単位で行動する。
④授業内容は各教員の専門領域を反映した多彩な
形式で行われる。
⑤11 月に開催される淑徳祭にゼミ単位で参加し、
研究発表などを行う。
到達目標
参考図書
必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価基準
レポート・提出物など(50%)
口頭発表の内容や授業への参画態度など(50%)
担当教員
浅木尚実、打浪文子、小薗江幸子、佐藤純子、
塩野敬祐、田村惠一、萩原英敏、馬場結子、
矢治夕起、矢島麻由美
・自ら調べ、考える主体的な学習態度を身につけ
・
る。
・資料や文献の読み方、調査・研究の進め方、レ
・
ポートの書き方などを習得する。
・2年次の総合演習Ⅱ(専門的演習)を進めるの
・
に必要とされる知識・技能を習得する。
授業計画
①こども学科1年全員を学籍番号により 20 名程度
のゼミに分け、13 名の教員が受け持つ。
②授業は通年 30 回行う。
③入学直後に行われる新入生セミナーなどの諸行
事も、基本的にはこのゼミ単位で行動する。担
当教員のオリエンテーションに始まる指導を受
ける。
④授業は、資料・文献の紹介、テキストの購読、
レポートの作成・発表、時事問題についての討
論、専門的な事項に関する映像の視聴と解説、
絵本読解と絵本作成、造形作品や論文集の作成、
芸術作品の鑑賞、各種施設の見学など、各教員
の専門領域を反映した多彩な形式で行われる。
⑤11 月に開催される淑徳祭にゼミ単位で参加し、
研究発表等を行う。
− 177 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
荒井 迪夫
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
将来保育者として、幼児の運動がどのように発
生し、発展・広がりをしていくかを理解する。
1年生で獲得した基本的運動課題の運動感覚(キ
ネステーゼ)を基に、そこに至るまでの類似運動(ア
ナロゴン)は何があるかを考え、身体知を高める
ための運動遊びを効果的に進める方法を考えます。
日常生活における運動についても積極的に考え
る。
授業の概要
毎回、講義(討議)と実技を合わせて行い、運
動に関する理解を深めるとともに、各々のキネス
テーゼを高める。
教 科 書
使用せず。資料は必要により配布する。
参考図書
「新しい体育授業の運動学」
三木四郎 著 明和出版 2,100 円
成績評価基準
授業態度(50%) 提出物(50%)
到達目標
各々の運動を行うときに、「自分の身体のどこを
どのように動かしたらよいのか」を考えられるよ
うにする。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーションと役割分担
児童文化と運動
こどもの運動発生
各種運動の発生(キネステーゼとアナロゴン)
運動の局面構造
自己観察によるキネステーゼの確認
運動の分類
体育祭の運営と反省
テーマの設定
テーマの学習と自己観察
レポート作成
淑徳祭準備
淑徳祭
レポート作成
まとめ
− 178 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
将来の職業である保育士、幼稚園教諭としての
専門性を高め、自己のライフワークを充実させる
ためには、生涯に亘って学習に取り組む姿勢を忘
れてはならない。本演習では、自分の興味、関心
に従って、テーマを選びながら、研究に適した方
法やアプローチの仕方、まとめ方、および発表の
仕方を身に付けることを目標とする。
・日頃から、興味関心の視野を広め、情報収集に
・
努めること。
・ゼミでの活動に積極的に参加、運営すること。
・
授業の概要
・研究テーマの設定
・
・調査、研究の方法
・
・レポートのまとめ方
・
・プレゼンテーションの方法
・
必要に応じて紹介する。
参考図書
適宜、紹介する。
各 自、 興 味、 関 心 の あ る 領 域 の 中 か ら、 研 究・
テーマを設定し、卒業研究或いは卒業制作に取り
組む。
到達目標
教 科 書
成績評価基準
授業への参加態度、ゼミへの貢献度、出欠状況
(50%)
研究レポート或いは卒業制作、発表(50%)
以上を踏まえての総合的な評価。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
参考文献の探し方
読書会①
読書会②
読書会③
各自研究テーマの設定
グループワーク①
グループワーク②
研究テーマと文献収集
レポートのまとめ方
発表の仕方
研究報告①
研究報告②
研究報告③
まとめ
− 179 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
池田 若葉
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講座では自らの興味関心について調査分析し、
その結果をまとめ発表することを目的とする。活
動を通じ、資料収集やデータ整理、分析、プレゼ
ンテーションといった研究方法について学ぶ。
・日頃から子どもの保健領域に関する最新情報や
・
問題について関心を持つよう心掛けてほしい。
そのためにも新聞や文献を読む習慣を身に付け
ておくこと。
400 字詰め原稿用紙 10 枚以上、全
・卒業論文は
・
てワープロ打ちとする。
授業の概要
「子どもの保健領域」に関する各自設定したテー
マに基づき調査研究を進め、最終的にそれらの結
果を論文(4,000 字以上)にまとめる。
教 科 書
到達目標
参考図書
・文献等資料収集ができるようになる。
・
・情報処理の技術を身に付ける。
・
・データ整理及び分析ができるようになる。
・
・プレゼンテーション力を身に付ける。
・
適宜プリントを配布する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
指定なし。
成績評価基準
論文・発表内容(40%) 提出物(30%)
平常点(30%)
オリエンテーション
調査研究とは
研究テーマの設定
参考文献の探し方
研究内容の相談
研究推進
論文・報告書の書き方
論文執筆①
論文執筆②
論文執筆③
論文執筆④
論文提出
研究報告会①
研究報告会②
総まとめ
− 180 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本演習では,言語的なコミュニケーションが難
しい存在(特に障害児・者、異文化・外国籍の子
ども、0〜1歳児など)とのかかわり、およびそ
れらに関連する保育の現代的な諸問題について、
各人の考えを深める。
プレゼンテーションを多く取り入れるため、受
講生の積極的な参加が望まれる。
授業の概要
参考図書
各自の設定した子どもの教育や保育に関するテー
マに基づいて,調査・研究を進める。なお可能であ
れば、障害児保育や非言語コミュニケーションに関
する保育現場の視察なども行いたい。
本演習の成果は卒業レポートとして論文にまと
める。
必要に応じて紹介する。
教 科 書
なし。
成績評価基準
平常点(30%) 演習内での発表(20%)
論文内容(50%)
到達目標
・コミュニケーションが難しいことによって起こ
・
る諸問題について理解・推測できるようになる。
・自らの興味・関心について考えを深め、論証し、
・
考察できるようになる。
・自分の考えをまとめたプレゼンテーションを行
・
える表現力・説得力を身に付ける。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
研究テーマの設定
研究テーマの設定・調整
文献選択
研究内容・方法のチェック
各自の研究内容の整理・調査等①
各自の研究内容の整理・調査等②
各自の研究内容の整理・調査等③
報告準備
報告準備
研究報告①
研究報告②
研究報告③
研究報告④
研究報告⑤
まとめ
− 181 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
すぐ近い将来に、子どもたちのより良い育ちを
意図して、子ども集団の育て方を見通し、工夫す
る力をもつ必要がある。よい保育を目指すために
は、保育者集団の質の向上はかかせないので、個
の成長と集団の質を高める実践ができるゼミ集団
を作っていくことを目指す。
授業の概要
ゼミ集団としての学校行事への取り組みを協力
し合って行う。研究テーマを設定して問題意識を
探求する。実践的なエピソード論文をゼミ集団で
読みあうことで子ども理解の視点を確立する。実
習後の報告を論文や報告で確認し合い、エピソー
ド論文を書き上げるための省察の力を養う。
到達目標
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
振り返り実習での研究視点の確認
振り返り実習での観察の視点の検討
淑徳祭準備討論
淑徳祭を中間発表に位置付ける
研究推進、レポート・論文執筆
研究推進、レポート・論文執筆
研究推進、レポート・論文執筆
研究推進、レポート・論文執筆
レポート論文提出
ゼミ内研究発表
ゼミ内研究発表
履修上の留意事項・準備学習
教 科 書
なし。
・保育場面での省察が自分の力できるようにな
・
る。
4,000 字を作
・卒業研究としてのエピソード論文
・
成する。
・子ども集団を育て、保育者集団を育てながら、
・
自分自身の成長を図る姿勢を確立する。
授業計画
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
参考図書
「保育者のためのエピソード記述入門」
鯨岡峻 ミネルバ書房
成績評価基準
平常点(30%) 論文(70%)
オリエンテーションと任務分担
実習・研究・就職を見通す年間計画
研究テーマのイメージ作り
エピソード記述についての共通理解
エピソード記述論文を読む①
エピソード記述論文を読む②
エピソード記述論文を読む③
体育祭総括
施設実習総括
教育実習視点つくり
教育実習視点の検討
教育実習総括
研究テーマの設定に向けての討論
研究テーマの構想発表
研究方法についての検討
後期オリエンテーション
最終保育実習の総括
研究視点の変化、揺らぎについての報告
研究視点の変更について確認
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
佐藤 純子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
総合演習Ⅱは、保育・教育・福祉といった総合
的な視座に基づき、各ゼミ生の選定した課題を調
査し、分析や検討を重ね、研究を行っていくこと
を目標としている。
・日頃から、各自のテーマに関する新聞記事の収
・
集や文献購読の習慣を身につけておくこと。
・グループ研究は、淑徳祭にて展示発表する。
・
12 月中旬とし、分
・卒業論文(ゼミ論)の提出は
・
量は 3,800 字以上。全員、ワープロ打ちとする。
授業の概要
現代の子育て・子育ち事象や社会状況を概観す
るために、
「子育て支援の実態(日本および諸外国)」
「子どもの育成環境」「保育者や親の役割」などを
調査・研究を通じて具体的に学んでいく。
教 科 書
必要に応じて指定する。
参考図書
随時、ゼミ内で紹介する。
到達目標
・子ども、家族・家庭、地域社会について、それ
・
ぞれの役割について理解する。
・グループや個人による文献および調査研究を行
・
うことで、各学生が探究したい分野の知識を深
めることができる。
「保育観」を構築し、研
・自分自身の「子ども観」
・
究成果を論文として作成する能力を培う。
成績評価基準
論文内容・発表(70%)
平常点・提出物(30%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
グループ研究のテーマ選出
参考文献の探し方・リストの作成法
グループワーク
発表の方法と作法
グループ発表会①
グループ発表会②
個人研究のテーマ選出
先輩の論文読解・要約
ゼミ論の文献収集
ゼミ論の書き方・相談
個人研究
ゼミ論発表会①
ゼミ論発表会②
製本・総まとめ
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
塩野 敬祐
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
卒業後、福祉実践の現場で研究を通して自らの
知見を深め、社会に対してその知見を発表できる
ようにする。
・卒業論文作成過程では、自宅や図書館で各自の
・
研究活動を行い、レジュメを用意してゼミで発
表を行う。
・文献・資料等収集の際は、図書館を積極的に活
・
用することが望ましい。(文献コピー代は、各ゼ
ミの教材費から出される。)
字 20 枚以上。
・卒業論文は、400
・
授業の概要
各自が児童福祉に関する問題意識に基づきテー
マ設定を行い、交代で研究発表をしたり、卒業論
文をまとめたりする。
到達目標
特に定めない。
各自がテーマについての考え方の枠組みをつく
ることができ、それに基づいて情報をまとめるこ
とができ、文書でそれを要約し発表することがで
き、さらに、テーマに沿った議論ができること。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
教 科 書
メンバー間のアイスブレーキング
オリエンテーション
レジュメ作成の方法
討議の方法
図書館オリエンテーション
さまざまなテーマで小論文を作成する訓
練を行い、概念枠組を自分なりにもてる
ようにする。
図書館において、自分の問題意識に従っ
て文献を収集し、その文献の概念枠組を
明らかにして発表する。
卒業論文のオリエンテーション
淑徳祭における研究発表準備
論文報告会
卒業論文の全体的な指導、まとめ
参考図書
特になし。
成績評価基準
平常点(40%) レポート(20%)
卒業論文(40%)
− 184 −
2014_短大シラバス_本文.indd 184
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
田村 惠一
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本演習では、障害をもつ児童や成人に対する援
助、とりわけ社会支援システムのうち家族支援シ
ステムについて、学生の主体的学習活動によって
理解を深めたい。また、障害をもつ本人および父母・
家族の「いたみ」や「つらさ」を共感しつつ共生
への志向を学びとることができるように、ともに
考えて行くことが、このゼミのねらいである。
前期は授業計画にもとづく課題について基本的
な視点について討議する。後期は各自が希望する
テーマをもとにグループ別に研究を行い発表する。
なお、状況に応じて障害をもつ本人・家族などを
招聘し交流をはかりたい。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
授業の概要
障害児・者に対する各種福祉サービス事業は、
障害児・者自身の成長発達を促進させ併せて生活
に対する援助と同時に、障害児・者をもつ家族に
向けられた援助でもある。とりわけ入所療育から
始まった福祉サービスは、今日では在宅サービス
を基点としたサービス内容の再編が進行している。
そこで、在宅サービスを中心として今日施行され
ている主な福祉制度の実態と課題について調査研
究し、レポートにまとめ発表する。
到達目標
・障害をもつ子どもやその家族のおかれている状
・
況を理解する。
・障害をもつ子どもやその家族が利用できる社会
・
資源や福祉制度を理解し、保育現場でそれらを
紹介し、専門機関や専門職と連携を図ることが
できる能力を習得する。
参考図書
「新・社会リハビリテーション」
小島容子、奥野英子 編著(他)
誠信書房 4,120 円
「福祉制度要覧」
社会資源研究会(他) 川島書店
5,700 円(+税)
成績評価基準
口頭発表の内容、討論においての積極性、態度、
出席状況を含めた平常点(70%)とレポートの内
容(30%)を考慮して評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ゼミの目的および進め方についての確認
家族の中における障害児の出現
家族員の障害受容のプロセス
障害児とその家族が利用できる社会資源
障害児とその家族が利用できる福祉制度
個別研究テーマの設定・発表
各テーマのアプローチ方法についての助言
文献の収集
文献の収集
レジュメの作成
レジュメの作成
研究発表
研究発表
研究発表
総まとめ
− 185 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
中村 三緒子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
卒業後保育者、社会人として活躍するために、
保育・教育に関して疑問に思ったことは理解を深
め、考察し、自分なりの保育者像・社会人像を設
計できるようにする。
・保育・教育問題に日頃から関心を持ち、将来に
・
ついて深く考えるように努めて下さい。
・意見交換を行いますので積極的に参加してくだ
・
さい。
授業の概要
教 科 書
現代の保育・教育に関する様々な問題のうち、
特に関心の深いテーマについて、発表や意見交換
などを交えながら研究を進め、自分なりの保育者
像・社会人像を設計する。
必要に応じて紹介する。
到達目標
成績評価基準
これまでに保育や教育に関して疑問に思ったこ
とを解決し、自分なりの保育者像・社会人像を設
計する。
平常点(20%) 発表(40%) レポート(40%)
参考図書
授業時に随時紹介します。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
研究テーマの設定①
研究テーマの設定②
文献検索・レジュメ作成について
研究テーマの設定と整理①
研究テーマの設定と整理②
中間報告
研究レポートの作成①
研究レポートの作成②
研究レポートの作成③
研究発表①
研究発表②
論文作成①
論文作成②
論文報告
− 186 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
萩原 英敏
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
保育・教育の本質的問題や現代的課題について、
各自がテーマを選択し、その課題について追求し、
その過程や結果が、将来現場に出た時、活かされ
る事を目標とする。
400 字 10 枚以上の原稿を 12 月初旬
・一人当たり
・
目処に提出すること。
・文献・資料等は、図書館およびインターネット
・
を積極的に活用すること。
・文献コピー代は、この教科の教材費から出る。
・
授業の概要
各自が選んだテーマについてそれを明らかにす
る為には、専門図書やインターネット情報の検索、
又観察、調査等があり、その資料などをどの様に
整理して結果を出し、論述するかを教授する。
教 科 書
無
参考図書
無
到達目標
・研究テーマの設定とその方法の構築ができる。
・
・具体的やり方の提案ができる。
・
・結果の整理と考察ができる。
・
・論文記述と報告書作成ができる。
・
成績評価基準
論文内容・報告内容(80%)、授業態度(20%)
で評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
図書館で文献を読む
研究テーマの設定
文献選択、研究方法のチェック
文献内容のチェック
第1回報告会
調査における質問等のチェック
調査等の実施
調査等の実施
調査結果の整理
学園祭発表の準備
学園祭発表
原稿執筆
原稿提出とチェック
論文集製作
論文報告会
− 187 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本演習では、卒業後、保育専門職に就くことを
めざす者として、保育・幼児教育に対する意識を
高め、自らの資質能力を向上させることを目的と
して研究を行う。誕生から老年期まで、人間は成
熟と学習を続けるが、とりわけ乳幼児期の発達の
重要性を深くうけとめ、子どもの発達を真に支援
するために必要なかかわりについて考察すること
を目標とする。
総合演習の時間だけでなく、日頃から図書館な
どを利用して幅広く図書・文献にあたり興味や関
心を広げ深めるように努めること。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
参考図書
随時、紹介する。
授業の概要
発達心理学や教育心理学の分野のなかから、子
どもの発達や保育・幼児教育をめぐって各自の興
味関心にそった研究テーマを設定し、調査の実施
や文献収集を行い、分析検討する。
成績評価基準
研究に取り組む姿勢、ゼミへの参加態度(50%)、
研究レポート・発表(50%)を総合的に評価する。
到達目標
・人間の生涯にわたる発達の過程において、ここ
・
ろや行動の発達をとらえ理解を深める。
・将来、保育現場で的確な支援ができるようにな
・
るための基礎力を身につける。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
前期オリエンテーション
研究テーマ設定に向けての助言
研究テーマ設定に向けての助言
各自の研究テーマ設定
関連文献の収集
関連文献の収集
文献整理とそのレジュメ作成
文献整理とそのレジュメ作成
研究の進捗状況についての報告
研究の進捗状況についての報告
研究レポートの執筆作成
研究レポートの執筆作成
研究レポートの執筆作成
研究発表
まとめ
− 188 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
馬場 結子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
幼稚園教諭・保育士になるために、実技に考慮
しながら、さらに幼児教育の研究ができるように
卒業論文を作成する。論文作成には多くの文献を
読まなければならない。この授業を通して保育の
総合力を実につけることができるようにしていき
たい。
図書館を積極的に活用しながら、論文作成を進
めること。
授業の概要
必要に応じて紹介する。
子どもの教育とは何かという問題についてさま
ざまな角度からアプロ-チする。どのようなテ-
マを取り上げても、子どもの自己実現の可能性を
ひろげるために必要なことは何かという問いをた
てながら、子どもにとっての教育の意味を考察し、
児童中心主義の思想を深めるようにしていきたい。
卒業論文を作成し、発表会をおこなう。また、実技・
製作なども取り入れて、ダイナミックに幼児教育
の問題に関わっていく。
教 科 書
適宜、資料を配布する。
参考図書
成績評価基準
卒業論文(50%)、平常点(50%)で評価する。
到達目標
・実技・製作(淑徳祭で展示・発表)
・
・卒業論文の作成・発表
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
卒業論文について
研究テ-マの設定
文献の収集1
文献の収集2
小論文の提出・発表
製作1
製作2
製作3
実技1
実技2
論文指導1
論文指導2
卒業論文提出
卒業論文・発表会
まとめ
− 189 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
諸井 サチヨ
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
幼児期に音楽が与える影響や効果について理解
を深め、また、保育現場での音楽活動の重要性に
ついて理解していく。
様々な音楽的活動を通して、表現力豊かな保育
者を目指す。
演習形式の取組みになるので、欠席しないよう
心がけてほしい。
授業の概要
参考図書
歌唱や器楽演奏等、保育で必要な音楽活動をグ
ループ単位でおこない、研究、発表をおこなって
いく。様々な活動を通して、それぞれの音楽的感
性を一層刺激し、お互いを評価し合いながら、表
現力向上に役立てていく。
必要に応じて授業内で紹介する。
教 科 書
教科書の指定はなし。
成績評価基準
平常点(30%) 発表(50%) 課題提出(20%)
到達目標
・保育現場での音楽活動やその意義について理解
・
を深める。
・1年次に習得した音楽の知識をさらに深め、技
・
術を向上させる。
・アンサンブルの楽しさを感じる。
・
・積極的に表現できるようになる。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
幼児期に音楽が与える影響や効果について
幼児期に音楽が与える影響や効果について
保育における音楽活動の重要性について
手遊び歌
手遊び歌、わらべうた
楽器の扱い方、合奏
劇遊びについて
発表にむけて課題決め
研究推進
研究推進
研究推進
研究推進
発表
相互評価、まとめ
− 190 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
保育・幼児教育における子どもの生命・環境・
福祉等の領域の中から、各自が興味・関心を持っ
たテーマについて研究を進め、研究論文としてま
とめる。個人研究ではあるが、情報を共有し合う
ことを通して、保育者としてお互いを高め合うよ
う努める。
毎回、レジュメを配布するので、講義の内容を
必要に応じて記入すること。幼児教育・小学校教
育を含む教育全般についての情報に関心をもつよ
う努める。
教 科 書
特に使用しない。
授業の概要
各自テーマを決め、研究計画を立て、研究を進
める。中間発表を行い、情報を共有する。最終的に、
各自 PC を使ってデジタルデータの形で研究論文を
提出する。淑徳祭に向けては、ゼミの共通テーマ
で協同しながら研究を行い発表する。
到達目標
参考図書
必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価基準
主体的な研究態度、活動への参画の積極性、研
究論文の成果等で総合的に評価する。
・自己の研究に対して主体的に取り組む。
・
・テーマに関する情報を発表・討論することで学
・
びを共有する。
・論文作成を通して、問題意識を深め、知識を広
・
げ、「保育を総合する眼」を養う。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
研究テーマの設定、研究計画の検討
研究推進①
研究推進②
研究推進③
中間発表
研究計画の再検討・修正
淑徳祭テーマ決め
淑徳祭テーマの協同研究①
淑徳祭テーマの協同研究②
論文執筆①
論文執筆②
論文執筆③
研究論文発表会
まとめ
− 191 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
矢島 麻由美
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
11週
子どもの「心と体を育てる」ための「食育」の
手法を学ぶと共に、学生の自分自身への「食育」
の方法を学ぶことを目的とする。さらにゼミ生相
互の親睦を深めることも大きな目的とする。
授業の概要
この総合演習Ⅱでは、子どもの「心と体を育てる」
という大きな目的を含む「食育」の意義を理解し、
その方法論と実技を学ぶと共に、それらを実践す
るために不可欠な学生自身による自分への「食育」
も学習する。さらにこの実習で学んだことを現場
で活かす為の、社会人としての心構えやマナー、
そして互いに協力する心なども同時に学んで行く。
到達目標
・「食育」の背景と必要性を理解できる。
・
・「心と体を育てる食育」を理解できる。
・
「衛生管理と食の安全」について理
・「食と健康」
・
解できる。
・自分自身の食と栄養の過不足やコントロール法
・
を理解できる。
・食育テーマの設定ができる。
・
・食育研究と制作の計画ができる。
・
・制作と発表が実行できる。
・
・制作、発表について評価できる。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
12週
13週
14週
15週
各班(又は個人)のテーマによる食育研究
と制作(発表と評価、討論、研究)
フィールドワークに向けて
フィールドワークに向けて
フィールドワークに向けて
事後指導とまとめ
履修上の留意事項・準備学習
・欠席、遅刻の場合は授業の前後に必ずその理由
・
を報告すること。
・実習や現場ですぐに活かせる食育を目指せる様
・
な積極性を心がけること。
・食育を実践するためには、自分自身への食育を
・
常に心がけること。
・授業を妨げる様な行為は減点対象とする。
・
・30
・ 分以上の遅刻や早退は原則欠席扱いとする。
・ゼミと仲間への貢献度は評価対象とする。
・
教 科 書
検討中、後に掲示する。
参考図書
必要に応じてその都度紹介する。
成績評価基準
製作・提出物・発表など(60%)
授業・実習態度(40%)
オリエンテーション
心と体を育てる食育とは何か?
食と健康について
食育テーマの設定
食育方法の種類と事例
各班(又は個人)のテーマによる食育研究
と制作(計画)
各班(又は個人)のテーマによる食育研究
と制作(計画)
各班(又は個人)のテーマによる食育研究
と制作(教材制作)
各班(又は個人)のテーマによる食育研究
と制作(教材制作と練習)
各班(又は個人)のテーマによる食育研究
と制作(発表と評価、討論、研究)
− 192 −
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総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
山田 修平
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
子どもたちの目を輝かせる表現、空間、コンテ
ンツについて追及します。身近な素材を使った造
形遊びを体験、考察、企画をし、実践をします。
子どもたちを導く根本は、保育者自身がその喜び
を知っていることにあります。その喜びを子ども
たちに伝え、導き、共感する視点を学び、実践、
研究していきましょう。
・活動に集中できるよう、動きやすく、汚れても
・
いい格好(エプロン等)、工夫をすること。
・工具等使用するため、安全に留意する。
・
・作品、表現体験とともに制作のプロセス、指導
・
のポイントを持ち帰ること。
教 科 書
随時必要に応じた資料を配布する。
授業の概要
造形遊びの研究を行い、指導計画を立て、実践
を行います。また、卒業制作として紙芝居舞台を
制作します。
参考図書
到達目標
リアクションペーパー(30%)
提出物(レポート)(40%) 平常点(30%)
・様々な造形遊びを学び、実践することができる。
・
・他者の多様な表現を受け止め、評価することが
・
できる。
・授業内容を参考に、年齢に応じた指導案を作成
・
し、保育に活かすことができる。
・舞台制作を通じて様々な工具を扱うことができ
・
る。
必要に応じた資料を配布する。
成績評価基準
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション 造形遊びについて
造形遊び研究
造形遊び研究
造形遊び企画、実践
造形遊び企画、実践
造形遊び企画、実践
造形遊び企画、実践
造形遊びまとめ考察
紙芝居舞台作成
紙芝居舞台作成
紙芝居舞台作成
紙芝居舞台作成
紙芝居舞台作成
紙芝居舞台作成
まとめ
− 193 −
2014_短大シラバス_本文.indd 193
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教育相談(カウンセリング含む) 2単位
大西 頼子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
12週
子どものこころを理解し、育てるための教育相
談カウンセリングのあり方について学ぶ。子ども
の健やかな発達の支援のために、日々の保育の中
での個々の子どもの特徴やニーズ、発達等につい
て、教育相談カウンセリングの観点からの理解を
深め、かかわり方を身につける。
13週
14週
15週
教育カウンセリングの方法(2)
非言語的技法
教育カウンセリングの方法(3)
事例研究
保育者間連携、保護者との連携、地域社会・
外部専門機関との連携
試験、まとめ
授業の概要
履修上の留意事項・準備学習
カウンセリングの基礎的な知識・態度や技法に
ついて学ぶ。特に、幼稚園や保育所における子ど
もや保護者との日常的なかかわりの中での支援の
あり方や、地域社会・関連する外部専門機関との
連携・協力について理解を含める。ピアヘルパー
資格を取得できるような内容を含む。
グループワークやロールプレイ、自己理解・他
者理解を深めるためのカウンセリング・エクササ
イズ等も含まれるので、主体的に参加することが
求められる。
授業において紹介する。
到達目標
・教育相談の知識・観点から子どもを理解し、子
・
どもの言動に適切に対応できるようになる。
・教育相談の知識をもとに、保護者対応ができる
・
ようになる。
・教育相談の観点から、保育者同士や外部との連
・
携ができるようになる。
・ピアヘルパー資格が取得できるような知識・理
・
解をもてるようになる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
教 科 書
参考図書
「幼児理解と保育援助」
森上史朗、浜口順子 ミネルヴァ書房 2003
フォーラム 21「困難をかかえた子どもを育てる」
浜谷直人 新読書社 2004
成績評価基準
定期試験(60%)
授業への参加意欲・態度(20%)
グループワークへの参加意欲・態度(20%)
教育相談とは何か
幼稚園・保育所における教育相談
現代の子どもをとりまく環境
保育環境
子どもの心理と行動
子どもたちにみられる問題(1)
環境とのかかわりから生じる問題
子どもたちにみられる問題(2)
生得的な要因による問題
心理アセスメントと心理テスト(1)
観察法
心理アセスメントと心理テスト(2)
心理検査、知能検査
カウンセリングの理論
教育カウンセリングの方法(1)
言語的技法
− 194 −
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教 師 論 2単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
就業前教育で果たしてきた教師の役割について
学び、幼保一元化していく今後の保育の世界での
保育者像、教師像が描けるようにする。
よい成長や学びのできるクラス集団作り、クラ
スの人間関係作りをしつつ授業に臨んでください。
授業の概要
授業のなかで紹介。
教育基本法、学校教育法、小学校教育要領、幼
稚園教育要領、保育士倫理綱領を学び、保育者・
教師の資質、専門性について考察し、深める。
到達目標
・幼稚園教諭の仕事の内容が分かる。
・
・幼稚園教諭の専門性がわかり、それを高めるた
・
めの努力ができるようになる。
・幼稚園教諭の役割がわかり、異なる職種や地域
・
の他の機関と協働関係がもてるように学び準備
する。
教 科 書
参考図書
「幼稚園教育要領」
「保育士倫理綱領」
「教育基本法」
「学校教育法」「小学校教育要領」「日本国憲法」
成績評価基準
平常点、レポート(50%) テスト(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
日本国憲法、教育基本法から学ぶ
学校教育法、小学校教育要領から学ぶ
小学校教育の目指すものを理解する
幼稚園教育要領から学ぶ
生きる力の基礎を育てることの理解
環境を通して保育することの理解
人的環境としての保育者の理解
愛着の対象としての保育者の役割の理解
保育内容や文化伝統を仲介する役割
保育者の専門性、求められる資質とは
保育内容の変遷
5領域時代と6領域時代の保育内容のとら
え方のちがいについて理解
保育者の役割の変化、地域での役割
特別なニーズをもつこどもへの対応
子ども理解と適切な支援が根底にあること
を理解
保育士倫理綱領を学ぶ
8項目について徹底理解を図る
保育者集団と子ども集団 まとめ
(到達度を確認するための小論文を課す)
− 195 −
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14/03/19 16:47
教育社会学 2単位
河野 志穂
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
教育社会学は、教育にかんする様々な事象を社
会学的視点から捉える学問です。この授業では、
教育社会学独自の視点や考え方の基礎を学び、教
育に関する世間の<常識>や、今みなさんが持っ
ている教育にかんする知識や理解を相対化するこ
とを目的としています。
講義を中心としますが、授業内容等にかんして
ディスカッションやグループワークを行うことも
あります。みなさんの積極的な授業参加を期待し
ます。また、授業内にリアクションペーパーを記
入したり、授業外の宿題としてミニレポートを作
成したりすることがあります。
授業の概要
教 科 書
教育社会学において重要な考え方である「社会
化(社会の成員性の獲得)」について具体的に学ん
だのち、社会と家庭教育の関係、社会と学校(特
に幼稚園)教育の関係を考えます。授業で学んだ
ことを踏まえて、あなたの経験やあなたの考えを、
リアクションペーパーに書いたり、クラスメイト
と話し合ったりする機会を設けます。
なし。特に指定しません。(授業中にプリントを
配布します)
参考図書
「教育の社会学 新版 ―〈常識〉の問い方 , 見直し方」
苅谷剛彦、濵名陽子、木村涼子、酒井朗
有斐閣 2,100 円
到達目標
成績評価基準
・教育社会学の基礎的知識や考え方を理解し、説
・
明できるようになる。
・教育社会学の基礎的知識や考え方を使って、各
・
自の経験を意味づけることができるようになる。
・基礎的な統計データを読めるようになる。
・
受講態度・リアクションペーパーなどの提出物
をふくむ平常点(40%)、期末試験(60%)で総
合的に評価します。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
イントロダクション―教育社会学とは何
か?
社会化とは何か?
家庭教育1―児童虐待を考える
家庭教育2―早期教育を考える
家庭教育3―社会階層とペアレントクラシー
家庭教育4
―ペアレントクラシーと見えない教育方法
教育の機会均等を考える
家庭と教育機関との連携を考える
学校教育1―学級崩壊と小1プロブレム
学校教育2―ジェンダーと隠れたカリキュラム
学校教育3―インクルージョン教育
学校教育4
―ゆとり教育からみる教育政策の変遷
学校教育5―世界の幼児教育の動向
学校教育6―子どもの発達保障としての幼保
まとめ
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教育社会学 2単位
清水 美紀
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本授業では、教育社会学の視点・考え方の基礎
を学びます。そして、教育に関係する様々な現象
への社会学的な「見方」、「捉え方」を習得するこ
とを目的とします。
授業は講義形式をとりますが、皆さんの考えや
意見を伺うことがあります。授業内容に関する皆
さんの身近にある事例や教育事象について紹介し
てもらうなど、授業への積極的な参加を期待しま
す。また、授業内にはリアクションペーパーへの
記入や、授業外の宿題としてミニレポートを課す
こともあります。
授業の概要
授業では、最新の研究動向を踏まえ、教育社会
学におけるテーマや視点を総合的に扱います。と
くに、具体的な「教育」や「子ども」に関する話
題を取り上げながら、教育社会学の知識や考え方
の基礎を学んでいきます。
到達目標
教 科 書
特に定めません。毎回、レジュメや資料を配布
します。
参考図書
・教育社会学の基礎的な知識や考え方を理解し、
・
説明できること。
「社会学
・教育に関する自身の経験やトピックを、
・
的な」観点から眺めることができるようになる
こと。
「教育の社会学 新版
―〈常識〉の問い方、見直し方―」
苅谷剛彦、濱名陽子、木村涼子、酒井朗
有斐閣(アルマ) 2,100 円
(その他、必要に応じて授業中に紹介します)
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
リアクションペーパー・ミニレポートなどの提
出物(40%)、筆記試験(60%)で総合的に評価
します。
11週
12週
13週
14週
15週
教育社会学とは何か
教育と社会の関わり
「教育問題」の社会学(1)不登校
「教育問題」の社会学(2)いじめ
「教育問題」の社会学(3)児童虐待
「幼児教育」の社会学(1)家庭生活・子育て
「幼児教育」の社会学(2)早くからの教育
「幼児教育」の社会学(3)選択される幼児教育
「幼児教育」の社会学(4)身近な事例から
「ジェンダーと教育」の社会学(1)
ジェンダー形成
「ジェンダーと教育」の社会学(2)
ジェンダーとカリキュラム
「教師」の社会学
「階層と教育」の社会学(1)学力と階層
「階層と教育」の社会学(2)子どもの貧困
まとめ
− 197 −
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教育方法論 2単位
馬場 結子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
幼稚園(および小学校)においてどのような教
育方法を展開していけばよいのか、子どもの発達
過程を踏まえながら、教育理論をもとにその指導・
援助のための方法論を導きだしていく。子どもの
主体性を生かした教育方法を提示していきたい。
日頃から子どもの遊具や教材について関心をも
ち、実際にそれらを使用してみること。
授業の概要
参考図書
子どもは誕生時においていわゆる「白紙」であ
るが、さまざまな経験をするなかで成熟した大人
になっていく。子どもがどのような経験をするの
か、またどのような方法で大人が子どもに教育的
体験をさせるのか、それらを検討することによっ
て子どもの教育内容は豊かなものになっていく。
この講義では幼稚園および小学校においてどのよ
うな教育方法を展開するべきなのか、遊具や教材、
さらに大人と子どもの関係に注目しながら論を進
めていく。幼稚園教育要領・保育所保育指針に沿
って、幼児教育に関するさまざまな場面における
指導・援助法について説明する。
幼稚園教育要領・保育所保育指針
チャイルド本社 400 円
教 科 書
適宜、資料を配布する。
成績評価基準
定期試験(80%)、平常点(20%)で評価する。
到達目標
・教育理論をもとにしながらその方法論を展開し
・
ていくことができる。
・子どもの遊具や教材の使い方を知る。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
教育方法論を学ぶために
幼児教育の基本的概念
教育の理論と方法
子どもの遊び
いろいろな遊具
遊びと学習
学びのデザイン
教材について
カリキュラム
幼稚園における教育方法1 課題活動の指導
幼稚園における教育方法2 育ち合うクラスづくり ―個と学級の関係―
小学校における教育方法
教育方法論にみる大人と子ども
教育方法論における今後の課題
まとめ
− 198 −
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教育方法論 2単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
保育の基本とされる「環境を通して行う保育」
を理解し、子どもの発達過程を踏まえた指導・援
助法などについての基本的知識の習得を通して、
保育を構想する力や子どもの活動にそって総合的
に指導する力を身につける。
授業の概要
子どもは誕生時においていわゆる「白紙」であ
るが、さまざまな経験をするなかで成熟した大人
になっていく。子どもがどのような経験をするの
か、またどのような方法で大人が子どもに教育的
体験をさせるのか、それらを検討することによっ
て子どもの教育内容は豊かなものになっていく。
幼児期の保育の基本について幼稚園教育要領・保
育所保育指針に則って説明し、その上で、保育の
様々な場面における指導・援助法についての理解
を図る。
到達目標
・幼児期の保育の基本について理解する。
・
・保育の環境構成について理解する。
・
・保育内容の指導法・援助法について理解する。
・
11週
12週
13週
14週
15週
保育内容の指導法④ - 課題活動の指導
保育内容の指導法⑤
- 育ちあうクラスづくり
保育内容の指導法⑥
- 園内外の環境を活かした保育
保育者に求められる専門性
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
毎回、レジュメを配布するので、講義の内容を
必要に応じて記入すること。幼児教育を含む教育
全般についての情報に関心をもつよう努めること。
教 科 書
特に使用しない。
参考図書
「幼稚園教育要領・保育所保育指針」
チャイルド本社 400 円
成績評価基準
平常点(20%)と筆記試験(80%)で評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
幼児教育の基本① - 保育とは
幼児教育の基本②
- 幼稚園教育要領・保育所保育指針
幼児教育の基本③
- 園生活の内容とその構造
(カリキュラムについて)
幼児理解とは
幼児の発達をとらえる、個と学級の関係を
とらえる
保育環境の構成①
- 環境を通して行う保育
(小学校教育との違い)
保育環境の構成② - 保育の環境構成の実際
保育内容の指導法① - 遊びの援助
保育内容の指導法②
- 遊びを中心とした総合的な指導
(教材について)
保育内容の指導法③
- 基本的生活習慣の形成
− 199 −
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生 活 1単位
佐藤 純子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
生活科の指導方法やその理念を学び、小学校教
育のあり方について探究することを目標としてい
る。さらに児童の立場に立つことで、身の回りの
社会・自然環境を理解していく。
・身近なところから生活科の授業に活用できる教
・
材を発見すること。
・低学年の子どもたちに関連する書籍を読むこ
・
と。
授業の概要
教 科 書
生活科について科目設定の誕生の経緯や変遷を
知り、教科の目標と内容、指導計画、教材の提供
について具体的に学んでいく。さらに、生活科の
課題を追求し、その解決法について考察していく。
小学校学習指導要領解説 「生活編」
*その他、必要な資料は印刷し配布する。
参考図書
必要に応じて紹介する。
到達目標
・児童の生活環境について理解を深めることがで
・
きる。
・生活科の目標、内容について理解する。
・
・生活科の教材について考えることができ、具体
・
的な指導方法や評価方法についての知識を習得
する。
成績評価基準
平常点・提出物(50%) 試験(50%)
授業計画
1週 オリエンテーション
2週 「生活」を考える(インタビュー)
3週 生活科誕生の経緯
4週 学校と生活
5週 家族・家庭と生活
6週 地域社会と生活
7週 自然環境と生活
8週 公共物について
9週 身近な人々について
10週 生活科の教材とは
11週 指導方法を考える
12週 評価方法を考える
13週 生活科をめぐる配慮事項
14週 生活科のこれからを考える
15週 まとめ
− 200 −
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生 活 1単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
幼稚園教育要領に記されている「幼児期にふさ
わしい生活」とはどのようなものなのか考察し、
幼稚園教育との共通点が多い小学校低学年の「生
活科」についての学び、小学校低学年の教育を視
野に入れた保育のできる保育者を目指す。
毎回、レジュメを配布するので、講義の内容を
必要に応じて記入すること。幼児教育・小学校教
育を含む教育全般についての情報に関心をもつよ
う努める。
授業の概要
特に使用しない。
子どもの「生活」の変化や、幼稚園における子
どもたちの「生活」について考察する。さらに、
小学校低学年の「生活科」誕生の背景・経緯、「生
活科」に関する基本的知識を学び、幼稚園教育と
小学校教育の連続性・連携について考察する。
教 科 書
参考図書
必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価基準
平常点(30%)と筆記試験(70%)で評価する。
到達目標
・「幼児期にふさわしい生活」について自己の考え
・
を深める。
・小学校の「生活科」についての基本的知識を習
・
得する。
・幼稚園教育と小学校教育の連続性や連携につい
・
て理解する。
授業計画
1週 「生活」を考える①
2週 「生活」を考える②
3週 幼稚園教育要領と「生活」
4週 昔の子どもたちの「生活」と
今の子どもたちの「生活」①
5週 昔の子どもたちの「生活」と
今の子どもたちの「生活」①
6週 幼稚園における子どもたちの「生活」①
7週 幼稚園における子どもたちの「生活」②
8週 幼稚園における子どもたちの「生活」③
9週 これからの小学校教育の方向・視点
10週 生活科誕生の背景・経緯とその意義
11週 生活科の視点、生活科の目指す学力
12週 生活科学習の基本課程と単元構成
13週 小学校「生活」についての理解
14週 幼稚園教育と生活科との連携
15週 まとめ
− 201 −
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国 語 1単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
わらべうた、絵本、言葉遊び、紙芝居等の児童
文化財を使いながら、学生の国語力の育成を目指
すとともに、乳幼児が関心を持てる言葉環境構成
能力の獲得を目的とする。
・毎回ミニレポートを実施する。
・
・各学生による読書計画に従った読書活動、報告
・
を行う予定である。
授業の概要
教 科 書
特になし。
母国語である日本語を正しく、美しく伝え、受
けとる技術を学ぶ。幼児教育現場では、乳幼児の
国語力を育成する能力や子どもや保護者等大人と
のコミュニケーション技能が大きく問われている。
学生は自身の国語力―読む・書く・話す・聞く能
力の向上も必要である。本講義は、国語について
の技能、指導法を学ぶ。
参考図書
その都度、紹介する。
成績評価基準
平常点(20%) レポート(50%)
発表(30%)
到達目標
・基本的な国語知識を体得する。
・
・幼児への国語のさまざまな指導法を学ぶ。
・
・紙芝居の製作をしながら、国語力を磨く。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
わらべうたの特色
聞く・話す技術 ― 早口ことば・ことば遊び
読む・聞く技術 ― 絵本
話す・書く技術 ― 敬語の TPO
読む・聞く技術 ― 昔ばなし
読む・書く技術 ― 論文の読み方
読む・書く技術 ― 論文の書き方
聞く・話す技術① ― ストーリーテリング
聞く・話す技術② ― 紙芝居
脚本製作
脚本製作
脚本製作
発表
発表
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国 語 1単位
清水 由美子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会人として周囲の人たちと円滑なコミュニュ
ケーションを取るのに必要な日本語の知識を養う。
一回目の授業で、スピーチや漢字小テストの予
定、提出物の提出期限などを説明するので、それ
に従って自主的に凖備したうえで授業に臨むこと。
授業中は他の学生のスピーチの感想や問題の解答
など、発言を求めることが多いので、積極的に参
加すること。
授業の概要
期間中を通して、一人三分間のスピーチ、幼児
教育に関する漢字を中心とした書き取りの小テス
ト、提出物(一般教養のテストなどで出題される
ことの多い国語に関する知識の練習問題)の提出
がノルマである。その他に、敬語の使い方や小論
文の書き方、書簡文の書き方などといった、日本
語に関する様々な知識についての講義ならびに練
習問題を解くなどの作業が中心となる。
到達目標
教 科 書
特になし。レジュメを配布する。
参考図書
適宜、授業内で紹介する。
成績評価基準
・わかりやすく好印象を与える話し方を身につけ
・
る。
簡潔で、美しい文章を書けるようにする。
・正しく、
・
・新聞の論説程度の文章を正しく理解できるよう
・
にする。
・幼児教育の現場で特に必要と思われる国語に関
・
する知識を身につける。
基本的には、スピーチ(10%)、漢字小テスト
(30%)、提出物(20%)、期末テスト(40%)の
割合で評価する。さらに授業中の態度なども参考
に総合的に判断する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
授業ガイダンス・スピーチについて
話し言葉と書き言葉・書き言葉の技能1
(仮名遣いの原則と原稿用紙の使い方)
書き言葉の技能2(文の組み立て)
書き言葉の技能3(呼応する言葉)
書き言葉の技能4(わかりやすい文)
話し方の技能1(敬語の基本)
話し方の技能2(敬語の応用)
話し方の技能3(注意すべき敬語の用法)
話し方の技能4(上手に伝える方法)
書簡文の書き方1(手紙)
書簡文の書き方2(案内文や通知)
文章の要約(要旨のまとめ方)
意見文と小論文の書き方
総合応用問題(国語の力をつける)
習熟度確認・補足・総括
− 203 −
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国 語 1単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
将来、幼稚園・保育園における教育・保育に携
わる者として、正しい言語の知識を身につけ、豊
かな言葉の感覚を磨くことを目標とする。また、
幼児の言葉への興味や関心・言語活動を育むため
に、言語能力が日々大きく成長する幼児期の言語
発達の特徴についても理解を深め、指導者として
求められる基本的能力を習得することをめざす。
日頃からさまざまな分野の読書を心掛け、新聞
に目を通すなど活字に親しむこと。
教 科 書
授業において毎回教材資料を配布する。
参考図書
随時、紹介する。
授業の概要
日本語の読解力・表現力を身につけ、感性を磨
くために、詩・文学・論説文などさまざまな題材
を取り上げながら、「話すこと」「聞くこと」「読む
こと」「書くこと」について実践的に学ぶ。また文
章表現力を身につけるために手紙や作文・小論文
の書き方についても課題とする。
成績評価基準
学期末定期試験(50%)と授業中の語句テスト、
作文、小論文作成等への取り組み(50%)により
評価を行う。
到達目標
・正確な読解や表現に必要な語句を習得し、語彙
・
力を伸ばす。
・言葉に対する感性を豊かにする。
・
・保育者として、実際に保育・幼児教育実践に役
・
立つ文章表現力を培う。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
言語教育と「幼稚園教育要領」・「小学校指
導要領」
言葉の魅力:詩の響き
言葉の魅力:漢字と熟語の構造
絵本の世界:読み語り①
絵本の世界:読み語り②
あいさつ・電話の応対
敬語の用法①
敬語の用法②
文・文章の構成
手紙①:気持ちをあらわす
手紙②:正確に伝える
レポート・案内状などの書き方
プレゼンテーションの方法
まとめ
− 204 −
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表 現(リトミック) 1単位
森 千恵子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
・保育現場における音楽表現【歌唱・器楽・身体
・
表現】などの指導力を身につける。
・幼児の発達をふまえた、表現活動を体験する。
・
・動きやすい服装(アクセサリーや短いスカート
・
は不向き)
・シューズ(底が比較的薄いもの・ヒールの高い
・
ものやミュールは不向き)
・積極的に授業に臨むこと。
・
授業の概要
ダルクローズのリトミックの教育理念をもとに、
歌や手遊び、リズム遊びを体験し、保育者として
必要な表現力やリズム感を養い、保育実践に活か
せるようにする。
到達目標
教 科 書
必要に応じてプリント等を配布。
参考図書
必要に応じて参考資料を配布。
・幼児期の音楽とのふれあいや、表現活動の重要
・
性を理解する。
・自身のリズム感や表現力を身につけ、保育者と
・
して、感性豊かな指導ができるようにする。
・幼児の発達や心理を理解し、適切な指導内容が
・
考えられるようにする。
・自分自身が、音楽を楽しみ、保育者として指導
・
することの喜びを感じることができるようにす
る。
成績評価基準
平常点(40%) 発表(30%) 試験(30%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション・楽しいリトミックの
経験
リトミックについての講義と音楽と動きの
経験
音楽を通じてのコミュニケーション/ビート
即時反応を使ったリトミックの経験/拍子
遊び方の種類におけるミュージカルゲーム
/音価の表現
年齢に応じた道具の使い方と、表現の指導法
道具をつかって、より音楽を感じるための
指導法
楽器を使った表現と遊びの指導法
/2拍子の基礎リズム導入
ハンドベルを使った指導法
/2拍子の基礎リズムの熟練
絵本をつかった音楽表現の経験と指導法
絵本をつかった音楽表現の研究
(グループ発表)
グループワークの発表
音楽鑑賞と動きの経験と指導法
ボディーパーカッションの経験
まとめ
− 205 −
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病児・病後児保育 2単位
坂井 真紀
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
子どもの病気や生活の変化、成長との関連性を
理解し、病児・病後児保育の専門性について学習
する。
毎回の授業時に配布する出席カードに授業の感
想・質問等を記入してください。評価の対象にな
るとともに次回以降の授業に反映します。配布プ
リントは試験まで保管してください。
授業の概要
近年、共働き世帯の増加に伴い、保育ニーズ及
び病児保育事業の整備への期待は年々高まってい
る。病児・病後児保育の必要性を理解するととも
に保育者としての役割について考えていく。
教 科 書
到達目標
随時、紹介します。
・病児・病後児保育の専門性を保育者の役割と結
・
びつけて説明できる。
・医療的ケアを必要とする子どもの保育について
・
具体的に説明できる。
・病児の親の心理を理解し、その支援について考
・
えることができる。
指定教科書はなし。
適宜、資料を配布します。
参考図書
成績評価基準
2/3以上の出席を評価対象とします。平常点
及び確認テスト(30%)と試験(70%)により評
価を行います。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
病児と家族をとりまく環境
病児・病後児保育の専門性
子どもの観察と対応
急性疾患児の保育
慢性疾患児の保育
医療的ケアを必要とする子どもの保育
病児の親の心理
家族への支援と連携
医療保育士の活動:病児の遊びと生活
医療保育士の活動:医療者との協働
入院中の子どもの生活と保育
ノーマライゼーション
地域との連携
まとめ
− 206 −
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造 形 1単位
丸山 富之
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
この授業は、描画材、造形素材との身体的な関
わりをもとにした造形体験の場である。
ここで重要なのは、作品が出現することの中で
の作者の心の動き。キーワードは、夢、驚き、不
思議、出会い、発見、想像。
この教室を、受講生全員で、有機的で動きのあ
る想像に満ちた生きた空間にすること。
そして、将来のあなたと子供たちの教室を有機
的で動きのある想像に満ちた生きた空間にするこ
とが、この授業の目的となる。
公認も含めやむをえず欠席した時の実技につい
ては各自で補習して作品提出を行うこと。
教 科 書
特に使用しません。
参考図書
随時紹介。
成績評価基準
すべての作品の提出、採点を行い、その総合点
と平常点により成績評価とする。
提出作品の総合点(50%)
造形活動に取り組む姿勢(50%)
授業の概要
1〜6週
描画材と手の関わりを主とした描画体験。
7〜 13 週
素材と身体の関わりを主とした造形体験。
14 〜 15 週
グループによる大型作品の制作。
到達目標
・ひとつひとつの造形活動の中で、夢、驚き、不
・
思議、出会い、発見、想像に満ちた体験を数多
くすること。
・その内容を理解して他者に伝えることができる
・
ようにすること。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
描画体験 1. 絵の具
2. 絵の具(三原色)
3. クレヨン
4. マジックインク
5. 墨
造形体験 1. 新聞紙
2. 画用紙
3. 石膏
4. 粘土(成型)
5. 粘土(着彩)
6. 石
7. 木
空間体験 1. ダンボール
2. ダンボール まとめ
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造 形 1単位
山田 修平
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
子どもたちの豊かな感性、表現に気づき、受け
止め、育むには保育者自身の表現体験、鑑賞体験、
活動を共有する体験が必要である。
本科目では、様々な造形活動を経験することで
【1. 子どもの表現を受け止め、共感し、育む視点】、
【2. 造形活動を立案する視点】、【3. 様々な画材・
素材・メディアの表現方法】を学ぶ。
授業の概要
・活動に集中できるよう、動きやすく、汚れても
・
いい格好(エプロン等)、工夫をすること。
・グループによる制作が含まれるため、遅刻、欠
・
席のないように。
・作品、表現体験とともに制作のプロセス、指導
・
のポイントを持ち帰ること。
教 科 書
随時必要に応じた資料を配布する。
描画体験、造形体験の中で様々な素材に出会い、
幅広い表現を学ぶ。子どもたちの豊かな表現活動
を広げるきっかけや環境づくりについて学ぶ。他
者の表現を認め、表現の豊かさを学ぶ。グループ
表現活動の豊かさを学ぶ。
参考図書
幼稚園教育要領
成績評価基準
提出物(作品、レポート)(50%)
平常点(50%)
到達目標
・造形体験の中で不思議、出会い、発見、創造に
・
満ちた体験をし、その内容を理解し、他者に伝
えることができる。
・他者の多様な表現を受け止め、評価することが
・
できる。
・様々な表現、様々な素材の活用法を身につける。
・
・授業内容を参考に、年齢に応じた指導案を作成
・
し、保育に活かすことができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション 豆絵本づくり
描画体験【絵具】
描画体験【絵具、三原色】
描画体験【クレヨン】
描画体験【マジック】
描画体験【墨】
造形体験【新聞紙】
造形体験【画用紙】
造形体験【石膏】
造形体験【粘土】
造形体験【粘土(紙粘土、小麦粉粘土)
】
空間体験【ダンボール】
空間体験【風船】
空間体験【新聞紙】
まとめ 半期作品鑑賞
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身体表現 1単位
二瓶 野枝
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
8週
本講義では心と体の健康が相互に密接な関係で
あることを理解し、幼児が自己の存在感や充実感
を味わいながら、身体を動かすことの楽しさを体
験できるような身体表現やリズム表現を取り上げ
る。
授業の概要
9週
10週
11週
柔軟な身体作り、身体活動の楽しさや重要性を
理解するための実践、身体表現の創作の実践、幼
児への指導法の習得。
到達目標
・幼児の発育と表現活動の重要性を理解し、各年
・
齢の特性や身体能力に応じた身体表現活動の援
助法、創作法を学ぶ。
「手遊び」
「リズム遊び」
「ゲーム遊び」
・「運動遊び」
・
を取り込みながら、実践的に使えるダンスを体
験し、創作技能を習得する。
・完成度の高い身体表現、及びさまざまな状況に
・
即した幼児への指導法を習得し、リズム運動や
各種ゲームの創作力のレベル向上を目指す。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
オリエンテーション
授業内容概要、評価方法の説明、
グループ決め
ストレッチ・基礎運動・プチゲーム
ストレッチ、歩く、走る、ゲーム
運動遊びとコミュニケーションワーク(1)
幼児と共に遊べる児童遊びを体験する
・リズミカルな運動
・レクリエーションスポーツを使った体力作り
・チャレンジ・ザ・ゲームと知覚運動スキル
運動遊びとコミュニケーションワーク(2)
ネイチャーゲーム
屋外の遊びを紹介・体験
素材を用いた表現活動(1)
身近にあるものを利用し、その特性を生
かし積極的に動きを発展させる。
素材を用いた表現活動(2)
12週
13週
14週
15週
幼児体操、ダンス(1)振付の習得
グループに分かれ、身近にあるものを使っ
て運動やゲームを作ってみる。子供もでき
る、さまざまな幼児体操、幼児ダンス、幼
児体操を紹介。
幼児体操、ダンス(2)発表、教授法
幼児体操、ダンス(3)構成法
実践的なプログラムの企画実践(1)創作
幼児体操、またはキッズダンスをグルー
プごとに創り、創作法、構成法を学び、
発表する
実践的なプログラムの企画実践(2)構成
実践的なプログラムの企画実践(3)指導法
実技試験、創作作品発表、鑑賞
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
動きやすい服装(やわらかい素材のものが好ま
しい)、室内用の運動靴及び靴下を着用。その他必
要なものがある場合はその都度、掲示もしくは口
頭で伝える。
教 科 書
参考図書
「幼稚園教育要領」
成績評価基準
授業態度(50%)・中間発表(20%)・実技試験
(30%)によって評価を行う。
積極的な受講態度を重視する。
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身体表現 1単位
樋口 恵理子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
11週
本講義では子どもが0歳から6歳までに身につ
けておくべき身体意識と表現を経験することを目
的に、子どもの心とからだの発達に必要な身体表
現あそびをいろいろな視点・角度から取り上げて
いく。
授業の概要
12週
13週
14週
15週
1. 身体表現あそびに関する基礎知識や指導法に
ついて「発達発育」
「身体表現論」の立場から、
発育段階における子どもの身体と心の発達を
理解する。
2.「表現あそび」
「ゲーム」
「身体運動あそび」
「身
体表現あそび」「キッズレクリエーション」な
ど実際に幼稚園や保育園で行われている実技
を習得する。
3. 集団生活の中でのプログラム作成法や支援法、
および言葉がけなどを学ぶ。
キッズレクリエーション
(プログラムの展開方法を学ぶ)
キッズレクリエーション
(子どもへの言葉がけ、対応法を学ぶ)
実践的なプログラムの企画(指導案作成)
実践的なプログラムの企画
(模擬授業プレゼンテーション)
実践的なプログラムの企画
(模擬授業フィードバック)
履修上の留意事項・準備学習
・動きやすい服装で、室内用の運動靴および靴下
・
を着用すること。
・更衣は更衣室で済ませ、貴重品のみアリーナに
・
持参すること。
教 科 書
「幼稚園教育要領」ほか
到達目標
参考図書
1. 子どもの発達段階に応じて必要な支援を理解
し、適切なプログラムを提供できる。
2. 幼児に必要な表現課題を理解し、
「表現あそび」
「運動あそび」「レクリエーション」など各領
域のプログラムが作成できる。
3. アイスブレーキングやコミュニケーション・
ワークなどの展開法を理解し、効果的な進行
が出来る。
必要に応じて、授業内で適宜紹介する。
成績評価基準
積極的な受講態度を最重視する。
受講態度(50%)+ 実技テスト(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
オリエンテーション
(授業の概要、計画、成績評価などについて)
身体表現あそびとゲーム
(アイスブレーキングと仲間づくり)
身体表現あそびとゲーム
(コミュニケーションワーク)
身体表現あそびとゲーム
(協力する体験とチームづくり)
身体運動あそび(からだあそびを楽しむ)
身体運動あそび(意欲を引き出す)
身体運動あそび(ルールを理解する)
身体表現あそび(自己を表現する)
身体表現あそび(個性を知る)
身体表現あそび(仲間と協力する)
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自己表現・グループ表現 1単位
担当教員は以下に示す
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義では、多くの実践学習を通して、学生自
身の表現能力や指導力を高めるとともに、実際に
子どもと関わる際の遊びに関する保育技能の向上
を体得することを目標とする。
・制作や発表の課題提出期限を守るように計画的
・
に準備すること。
・積極的な授業参加が望まれる。
・
授業の概要
教 科 書
「幼稚園教育要領解説」 フレーベル館
乳幼児の心身の発達にとって欠かせない表現活
動は、心が満たされる楽しい体験である。自らの
感性を育て、創造性を培い、生きる力育成にもつ
ながる経験となる。乳幼児の遊びに関する知識と
技能を高め、子どもの表現に共感し、意欲や感性
を育むための実技や教材研究などを行う。
参考図書
授業時に随時紹介します。
成績評価基準
平常点(20%) 発表・レポート(80%)
到達目標
担当教員
・生活や遊びの中で表れる子どもの表現を総合的
・
に捉える視点を身につける。子どもの表現する
意欲・感性を育む保育者の関わり方を理解し、
保育技術を身につける。
浅木尚実、中村三緒子、藤田佳子
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
表現活動の役割
あそびとは
乳幼児とあそび
あそびと表現活動
表現教材の製作①「アイディア作り」
表現教材の製作②「準備」
表現教材の製作③「制作」
表現教材の製作④「仕上げ」
グループ表現活動とは
グループ演習 表現活動の発表①「準備」
グループ演習 表現活動の発表②「練習」
グループ演習 表現活動の発表③「発表」
グループ演習 表現活動の発表④
「学生間討議」
まとめ
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教育課程総論 1単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義では、教育課程・保育課程に関する基本
的な考えを理解すること、実際に指導計画を作成
することができる要点を理解し習得することを目
的とする。
講義形式を主とするが、グループで取り組む課
題などを取り入れるため、受講生の積極的な参加
が望まれる。
授業の概要
講義内で実際に教育課程の編成及び指導計画を
作成することを通じて、幼稚園指導要領や保育所
保育指針、そして各種指導計画について理解を深
める。指導計画の作成は講義内で編成するグルー
プごとに行う。
到達目標
・「教育課程」及び「指導計画」について理解する。
・
・幼稚園教育要領の理解を深める。
・
・各種指導計画を作成するための要点を理解し、
・
計画を作成できるようになる。
教 科 書
「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」
その他、適宜プリントを配布する。
参考図書
「最新保育講座⑤ 保育課程・教育課程総論」
柴崎正行、戸田雅美、増田まゆみ 編著 2009
ミネルヴァ書房
成績評価基準
平常点(30%)、レポート・課題(20%)、定期
試験(50%)で評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
幼児教育の基本と教育課程
保育内容の変遷と教育課程
遊びと学び
発達課程とその理解
長期計画と短期計画
教育課程の立案・評価・改善の方法
教育課程編成の実際①
〜0, 1歳児の指導案〜
教育課程編成の実際②
〜2歳児の指導案〜
教育課程編成の実際③
〜3歳児の指導案〜
教育課程編成の実際④
〜4歳児の指導案〜
教育課程編成の実際⑤
〜5歳児の指導案〜
指導案の実践と自己評価
時代の変化と新たな教育課程
まとめ
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教育課程総論 1単位
鈴木 香奈恵
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
教育課程・保育課程に関する基本的な考えを理
解すること、実際に指導計画を作成することがで
きる要点を理解し習得することを目的とする。
レポート課題や指導案作成を取り入れるため、
受講生の積極的な参加が望まれる。
なお、受講生のニーズや実態に即して履修内容
を若干変更することがある。
授業の概要
幼稚園教育要領における保育の目標、乳幼児期
の発達、保育内容の基本を理解する。教育課程、
指導計画等について学び、保育の統合性を知る。
実際の保育場面をイメージしながら、日案や部分
保育指導案を作成する。
教 科 書
「保育所保育指針・幼稚園教育要領」
参考図書
授業時に随時紹介する。
到達目標
成績評価基準
・幼稚園教育要領の理解を深める。
・
・保育内容と教育課程の基本を学ぶ。
・
・各種指導計画を作成するための要点を理解し、
・
計画を作成できるようになる。
平常点(授業への参加度、課題提出等)50%、
試験 50%で評価する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
幼稚園の保育内容
幼稚園教育要領と保育所保育指針
乳児期の発達
幼児期の発達
保育のねらいと内容
保育の記録
教育課程・長期の指導計画
教育課程の実際①(0, 1歳児の指導案)
教育課程の実際②(2歳児の指導案)
教育課程の実際③(3歳児の指導案)
教育課程の実際④(4歳児の指導案)
教育課程の実際⑤(5歳児の指導案)
これから求められる教育課程
まとめ
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教育課程総論 1単位
中村 三緒子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
教育課程について理解を深め、基本的な指導案
の立て方を学ぶ。また、自らも指導案を立てるこ
とができる力を身につける。
・配布資料を読んで、考えをまとめておいてくだ
・
さい。
・意見交換を行いますので積極的に参加してくだ
・
さい。
・ノート代わりとなるプリントや参考資料を配布
・
します。授業中配布するプリントは専用のファ
イルに綴じて整理してください。
授業の概要
幼稚園・保育所における計画について理解する
ことを目的とする。具体的には、幼稚園における
様々な計画について知り、それらの計画が、実際
の保育の展開の中でどのような意義を持っている
かを理解する。指導案を作成し、指導案に基づい
た実践をする。
教 科 書
『幼稚園教育要領解説』 フレーベル館
幼稚園教育要領・保育所保育指針
到達目標
参考図書
・「教育課程」及び「指導計画」の意味と考え方を
・
理解する。
・幼稚園教育要領の理解を深め、指導案の書き方
・
が分かり、書くことが出来るようになる。
授業時に随時紹介します。
成績評価基準
平常点(20%) 発表(40%) 試験(40%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
教育課程・保育課程とは
教育課程・保育課程を編成する上での条件
計画立案の基本とは
行事の意味と取り上げ
教育課程と指導計画
計画、実践、反省、改善の過程による保育
士の質の向上
指導案の作成① ―0,1歳児の指導案
指導案の作成② ―2歳児の指導
指導案の作成③ ―3歳児の指導案
指導案の作成④ ―4歳児の指導
指導案の作成⑤ ―5歳児の指導
指導案の実践と自己評価
今後の保育との教育課程
まとめ
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健 康 1単位
池田 若葉
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
保育所や幼稚園では、生きる力の育成をスロー
ガンに掲げている。この生きる力の基礎となる項目
①子ども達に体を積極的に動かすこと、②主体的
に生活習慣に取り組むこと、③多様な体験を通し
て自ら積極的に学んでいくこと、④その過程にお
いて周りの人々と話し合いコミュニケーションを
取ること、⑤多様な表現を楽しむこと、以上5点
について理解できるようにする。
座席は学籍番号順とする。配布プリントは試験
まで保管すること。
授業の概要
保育所や幼稚園において、子ども達の心と体の
健康を培っていくためには、どのような園生活を
大切にしていけばよいのか。保育環境や具体的な
援助としては何を大切にしていけばよいのか。さ
らには保育者間の連携や保護者との連携、地域の
専門家との連携をどのように進めていくのか等、
実践的に学ぶ。
教 科 書
・幼稚園教育要領
・
・適宜プリントを配布する。
・
参考図書
最新保育講座7 保育内容「健康」
河邉貴子、柴崎正行、杉原隆 編
ミネルヴァ書房 2,200 円
「保育実践を支える 健康」
村岡眞澄、小野隆 編著
福村出版 2,100 円
「新 保育ライブラリー7
保育内容・方法を知る 保育内容 健康」
穐丸武臣、民秋言 編著 北王子書房 1,700 円
到達目標
成績評価基準
・保育の基本をどのように考えればよいのか、生
・
きる力の基礎となる豊かな体験の保育内容をど
のようにしてとらえ、保育に取り入れていくの
か、等について具体的に考えることができるよ
うにする。
・講義や演習を通じ、保育内容と計画との関連性
・
や領域「健康」の捉え方について理解する。
平常点(40%) 試験(40%) 提出物(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
領域「健康」の変遷
領域「健康」のめざすもの
幼児の健康観
幼児の発達理解① ―運動機能の発達―
幼児の発達理解② ―こころの発達―
幼児の生活スタイル
幼児の体格・運動能力の現状と問題
幼児のあそびの発達と健康① ―遊びの意義―
幼児のあそびの発達と健康② ―健康と環境―
幼児の安全管理と安全教育
応急手当法
運動体験を広げる体育的行事
保育計画と指導案
まとめ
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健 康 1単位
小山 修
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
乳幼児期は、一生涯の基礎をつくる大切な時期
であり、養育者をはじめ保育者の影響が大きい。
私たちは子どもの身体や心の発達の特徴を理解す
るとともに、病気や障碍の有無にかかわらず、す
べての子どもの伸びる力を最大限に発揮させる役
割を持っている。子どもの健康に強い保育士、幼
稚園教諭になることを目標として講義を行う。
・講義はそのつど資料を配布する。
・
・講義終了時に、出欠を兼ねて毎回ミニテストを
・
実施する。
教 科 書
「領域健康」
近藤充夫 編 同文書院 1,900 円
授業の概要
参考図書
講義は配布資料と板書によって進める。主な内
容は、子どもと大人の健康の相違、子どもの身体
と心の成長の特色と病気の特色、感染症の発見と
予防、注意すべき事故とその防止、遊び、運動・
体力等の生活リズムの重要性、生活環境からの影
響と公的サービスなどについて講義する。講義終
了後、毎回ミニテストを行う。
保育内容「健康」
杉原隆、柴崎正行、河邊貴子 編
ミネルヴァ書房 2009 年 2,200 円
保育内容「健康」を学ぶ
村岡眞澄、竹本洋 編著
福村出版 2011 年 2,100 円
保育所保育指針解説書
厚生労働省 編
フレーバル館 2008 年 190 円
幼稚園教育要領解説
文部科学省
フレーバル館 平成 20 年 190 円
到達目標
感染症を始め、月例、年齢ごとの発育発達の特
色を理解したうえで、子どもの生活リズム、遊び、
病気や事故との関連について学び、集団保育の特
性と病気の早期発見の方法(触診、視診、聴診)
を習得できることを到達目標とする。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
成績評価基準
定期試験(90%) ミニテスト(10%)
健康を考える
子どもの健康の考え方
子どもの健康問題
子どもの身体の発育と健康
子どもの運動機能の発達と健康
子どものこころの発達と健康
子どもの遊びの意義と健康
子どもの健康と自立(生活リズム)
子どもの安全能力と事故防止
子どもの疾病予防
保育所・幼稚園での子どもの健康管理
子どもの健康と環境
子どもの健康・体力づくり
子どもの健康対策
まとめ ― 子どもの健康と保育者の役割
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人間関係 1単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
7週
乳幼児が人と関わる力を付けていく道筋を理解
し、保育者の役割について理解を深め、乳幼児が
豊かな人間関係を持てるように保育者として有効
な行為ができるような力を付けることを目標にす
る。
8週
9週
授業の概要
幼稚園教育要領と保育指針における人間関係領
域について徹底理解する。6領域時代の社会と5
領域時代の人間関係の違いについて学ぶ。人との
関わりを乳幼児がどのように変化させながら育っ
ていくのか、発達の道筋を理解し、有効な保育的
行為について豊かにイメージできるよう事例を通
して学ぶ。
・幼稚園教育要領の人間関係領域について理解す
・
る。
・保育所保育指針の人間関係領域について理解す
・
る。
・乳幼児の社会性の発達について理解する。
・
・乳幼児の人間関係を豊かにする遊びについて必
・
要な時に取り出せる力を付ける。
授業計画
2週
3週
4週
5週
6週
11週
12週
到達目標
1週
10週
オリエンテ―ション、レポート作成
(乳幼児期の人間関係の記憶についてレポー
トを作成する)
特別な人的環境としての保育者
(人的関係でありながら特別の意味をもつ保
育者の役割を理解する)
6領域の社会と5領域の人間関係の違い
(戦後の保育内容のとらえ方の変化について
歴史的に学ぶ)
幼稚園教育要領の人間関係
(現在の要領における人間関係領域の内容を
学ぶ)
保育所保育指針の人間関係
(現在の指針における人間関係領域の内容を
学ぶ)
子どもの育ちにおける道徳性の意味
(社会性の順調な育ちの結果としての道徳性
について学ぶ)
13週
14週
15週
保育者がチームで保育する問題
(チームで保育することの意味と方法につい
て学ぶ)
家庭での子育てを支援する必要性
(子育て支援が必要な社会的背景について理
解する)
社会性の発達 間情動性を中心に
(乳児期の情動共有や情動調律の重要性を理
解する)
社会性の発達 間意図性を中心に
(乳幼児期のコミュニケーションの始まりに
ついて学ぶ)
生涯発達における愛着の持つ意味
(乳幼児期に得た愛着の対象の働きを生涯を
通して見わたす)
他者とイメージを共有することの意味
(乳幼児が子ども同士でかかわりあうことの
意味について学ぶ)
イメージの共有と遊びの持つ意味
(乳幼児期の遊びの果たす役割について学ぶ)
人間関係に問題を持つ子どもの理解
(人と関わることが困難な子ども トラブルの考え方について学ぶ)
人間関係の育て方、まとめ
(理解の到達度を確認する)
履修上の留意事項・準備学習
学び合う関係における自分自身と学生集団の成
長に寄与できるところまで人間関係の理解の深ま
りを求めます。よい学びや成長のできるクラス集
団作り、クラスの人間関係作りをしつつ授業に臨
んでください。
教 科 書
「保育内容 人間関係」
民秋言、小田豊
北大路書房 1,785 円
参考図書
「幼稚園教育要領」
「保育指針」
成績評価基準
平常点(30%) テスト(70%)
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人間関係 1単位
野﨑 恵子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
10週
本講では、子どもにとっての人とのかかわりの
重要性や、子どもの人とのかかわりを育てる保育
者の役割などについて総合的に学び、理解するこ
とを目的とする。
授業の概要
授業は適宜、他の文献(授業時に紹介する)に
より教科書の内容を補いながら進める。子どもの
人とのかかわりを支えるものは何か、子どもは人
とのかかわりをどのように広げていくのかなどに
ついて概説し、演習やリアクションペーパーの記
入を通して、子どもの人とのかかわりを支え、育
てる保育者の役割などについて考えてもらう。
到達目標
・子どもにとって人とのかかわりがいかに重要で
・
あるかを理解し、説明できる。
・子どもが周囲の人々との関係のなかで人とかか
・
わる力を形成することを理解し、説明できる。
・子どもの人とのかかわりを支える保育者の役割
・
を理解し、説明できる。
・人の意見にきちんと耳を傾ける姿勢を養い、文
・
章で自分の考えを表現する力をつける。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
保育の基本と人とのかかわり①
(「生きる力」の原点としての人間関係)
保育の基本と人とのかかわり②
(幼稚園教育要領・保育所保育指針について 等)
人とのかかわりの発達①
(乳児期の人とのかかわり 等)
人とのかかわりの発達②
(幼児期の人とのかかわり)
子どもの生活と人とのかかわり①
(家庭での人間関係)
子どもの生活と人とのかかわり②
(家庭での人間関係・仲間とのかかわり)
遊びのなかで育つ人とのかかわり①
(保育における遊びの大切さ 等)
遊びのなかで育つ人とのかかわり②
(遊びのなかでの人とのかかわり 等)
人とのかかわりの育ちを見る視点①
(信頼関係・道徳性の発達 等)
11週
12週
13週
14週
15週
人とのかかわりの育ちを見る視点②
(ルールの理解・いざこざ 等)
人とのかかわりを育てる保育の実践①
(人とかかわれない子どもたち 等)
人とのかかわりを育てる保育の実践②
(保護者への対応 等)
人とのかかわりを育てる保育者の役割 他
領域「人間関係」をめぐる諸問題
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
講義が中心ではあるが、学生自身が「主体的に
考える」ことを望む。毎回、授業時にはプリント
を配付し、特に復習してほしい点を「ポイント」
として紹介する。予習箇所も連絡する。
教 科 書
最新保育講座 8 保育内容「人間関係」
森上史朗、小林紀子、渡辺秀則 編著
ミネルヴァ書房 2,200 円+税
参考図書
「保育所保育指針」
厚生労働省 フレーベル館 120 円+税
「幼稚園教育要領」
文部科学省 フレーベル館 100 円+税
成績評価基準
期末試験(60%) リアクションペーパー(20%)
演習への積極的参加(10%) 平常点(10%)
− 218 −
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環 境 1単位
中村 輝美
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
13週
時代と共に変化していく子どもたちの環境に触
れながら、子どもが健康・安全で自己を十分に発
揮し活動できるような環境づくりについて学んで
いく。まず、子どもたちの身近な環境について、様々
な視点からその意味や環境の大切な要素の確認を
行い、さらに実習を通して見たり体験したりして
きたことを基に子どもにとって望ましい環境につ
いて考え構成できる力を養う。
授業の概要
子どもにとって身近な環境である身のまわりの
物や、人・自然・社会など環境を構成する要素や
観点から分類し、それぞれをテーマに授業を進め
ていく。特に、子どもとさまざまな環境とのかか
わりの様子や活動のメインとなるあそびの環境づ
くりに焦点をあてて一緒に考えていきたい。
到達目標
・保育現場における環境とは何かについて理解す
・
ることができる。
・子どもがいかに環境とかかわっているのかを理
・
解することができる。
・様々な実習現場で見てきた環境構成について振
・
り返り、考察することができる。
・保育現場の環境のあり方について考え、実際に
・
環境を構成することができる。
14週
15週
3・4・5歳児の遊び環境づくりについて
具体的に考え文章化や作図を試みる。
子どもにみる情報環境の広がりについて理
解を深める。
まとめと考査。
履修上の留意事項・準備学習
毎回の授業の最後に、感想や質問、課題に対す
る考えなどを書いてもらう予定である。実習など
を振り返り、保育現場の室内・屋外の環境を思い
起こしておくこと。
教 科 書
なし。主にプリントを使用する。
参考図書
「保育所保育指針」
「幼稚園教育要領」
成績評価基準
毎回のリアクションペーパー提出などの平常点
(60%)
試験(40%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
授業のオリエンテーション及び環境につい
て概観する。
領域「環境」のねらいと内容を確認する。
身近なものとのかかわりについて理解を深める。
主に玩具とのかかわりについて理解を深める。
自然や動物とのかかわりについて理解を深める。
自然や植物とのかかわりについて理解を深める。
人や地域とのかかわりについて理解を深める。
数量とのかかわりについて理解を深める。
文字とのかかわりについて理解を深める。
時間や季節とのかかわりについて理解を深める。
乳幼児の安全環境について、実習現場での
振り返りを行い考察を深める。
0・1・2歳児の遊び環境づくりについて
具体的に考え文章化や作図を試みる。
− 219 −
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言 葉 1単位
岸澤 藤子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
乳幼児期の言葉の発達過程や、
「幼稚園教育要領」
「保育所保育指針」に記されている領域「言葉」の
ねらいや内容について理解し、将来の保育者とし
て、適切な環境構成、援助ができるようにする。
また、多くの児童文化財に触れ、それぞれの特色
を理解して、技能の習得を図る。
授業の概要
教 科 書
「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」に記され
ている領域「言葉」のねらいや内容について読み
深めるとともに、子どもの言葉の獲得について、
視聴覚映像、教科書等を使って学ぶ。また、さま
ざまな児童文化財について、選定、制作、実演す
ることを通して、保育者としての実践力を養う。
到達目標
「保育所保育指針」に記され
・「幼稚園教育要領」
・
ている領域「言葉」のねらいや内容について理
解する。
・乳幼児期の言葉の発達や、言葉をめぐる諸問題
・
について説明できる。
・児童文化財について積極的に学び、将来の保育
・
者として必要な知識や技能を身につける。
・子どもの発達に合った絵本、紙芝居、素話、劇
・
遊び等を選ぶことができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
・常日頃から身近にいる乳幼児の言葉に耳を傾
・
け、関心を寄せる。
、
「保育所保育指針」の領域「言
・「幼稚園教育要領」
・
葉」を読み進めておく。
・保育者になる自覚をもちながら、積極的に講義、
・
実技に取り組む。
「演習 保育内容 言葉」
戸田雅美 編著 建帛社 1,470 円
「幼稚園教育要領解説」
平成 20 年 10 月 文部科学省
フレーベル館 190 円
「保育所保育指針解説書」
2008 年 厚生労働省 編
フレーベル館 190 円
参考図書
「子どもとことば」
岡本夏木 著 岩波新書 700 円
他、授業で適宜紹介する。
成績評価基準
試験(40%)
授業への取り組み(実技・意欲態度)(30%)
提出物(30%)
オリエンテーションと素話
子どもの発達と言葉の発達(0~2歳期)
子どもの発達と言葉の発達(3~6歳期)
領域「言葉」のねらいと内容について
実技① 物語の解釈と絵本の読み聞かせ
実技② 絵本の読み聞かせ
実技③ 紙芝居の読み聞かせ
実技④ 素話の発表
実技⑤ 劇遊び(エプロンシアター他)
実技⑥−1 グループワーク(準備、制作)
実技⑥−2 グループワーク(練習)
実技⑥−3 グループワーク(発表会)
オノマトペ(実践例から)
言葉の育ちに関わる問題
まとめ
− 220 −
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言 葉 1単位
橋本 千鶴
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
乳幼児期の言葉の発達過程や、
「幼稚園教育要領」
「保育所保育指針」に記されている領域「言葉」の
ねらいや内容について理解し、将来の保育者とし
て、適切な環境構成、援助ができるようにする。
また、多くの児童文化財に触れ、それぞれの特色
を理解して、技能の習得を図る。
授業の概要
教 科 書
「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」に記され
ている領域「言葉」のねらいや内容について読み
深めるとともに、子どもの言葉の獲得について、
視聴覚映像、教科書等を使って学ぶ。また、さま
ざまな児童文化財について、選定、制作、実演す
ることを通して、保育者としての実践力を養う。
到達目標
「保育所保育指針」に記され
・「幼稚園教育要領」
・
ている領域「言葉」のねらいや内容について理
解する。
・乳幼児期の言葉の発達や、言葉をめぐる諸問題
・
について説明できる。
・児童文化財について積極的に学び、将来の保育
・
者として必要な知識や技能を身につける。
・子どもの発達に合った絵本、紙芝居、素話、劇
・
遊び等を選ぶことができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
・常日頃から身近にいる乳幼児の言葉に耳を傾
・
け、関心を寄せる。
、
「保育所保育指針」の領域「言
・「幼稚園教育要領」
・
葉」を読み進めておく。
・保育者になる自覚をもちながら、積極的に講義、
・
実技に取り組む。
「演習 保育内容 言葉」
戸田雅美 編著 建帛社 1,470 円
「幼稚園教育要領解説」
平成 20 年 10 月 文部科学省
フレーベル館 190 円
「保育所保育指針解説書」
2008 年 厚生労働省編
フレーベル館 190 円
参考図書
「子どもとことば」
岡本夏木 著 岩波新書 700 円
他、授業で適宜紹介する。
成績評価基準
試験(40%)
授業への取り組み(実技・意欲態度)(30%)
提出物(30%)
オリエンテーションと素話
子どもの発達と言葉の発達(0~2歳期)
子どもの発達と言葉の発達(3~6歳期)
領域「言葉」のねらいと内容について
実技① 物語の解釈と絵本の読み聞かせ
実技② 絵本の読み聞かせ
実技③ 紙芝居の読み聞かせ
実技④ 素話の発表
実技⑤ 劇遊び(エプロンシアター他)
実技⑥−1 グループワーク(準備、制作)
実技⑥−2 グループワーク(練習)
実技⑥−3 グループワーク(発表会)
オノマトペ(実践例から)
言葉の育ちに関わる問題
まとめ
− 221 −
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相談援助 1単位
田村 惠一
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉は実践の科学といわれており、対象に
対する正確な認識とともに、現実の問題に対して
一定の解決に向けた援助活動を展開しなければな
らないことから、相談援助を行ううえでの知識・
技術を理解する。
保育場面において、援助技術がどのように活用
され展開されているかを具体的な事例を紹介し、
かつ討議やロールプレイを通して意見の交換や援
助の実際についての疑似体験ができる機会をつく
りながら演習を展開したい。また実習における実
践やそこで生じたことを通してスーパービジョン
の方法もとりいれるため、積極的な発言を期待し
たい。
授業の概要
本講では、保育場面における相談援助の概要の
理解と方法・技術について理解するとともに、課
題の解決に向けた援助の実際を、事例を提示し討
議やロールプレイを通して授業を展開する。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
到達目標
参考図書
・保育場面におけるソーシャルワーク技術の応用
・
を図ることができるようにする。
・事例を通して対象への理解を深める。
・
・相談援助できる、知識・技術・技能を習得する。
・
随時、紹介します。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
成績評価基準
口頭発表の内容、態度、討論においての積極性、
出席状況を含めた平常点(50%)、提出レポート
の内容(50%)を考慮して評価する。
相談援助の意義と概要
事例を通して援助方法の習得
事例を通して各種援助技術の確認
インテーク面接
アセスメント
プランニング
介入の実際
介入の実際
介入の実際
介入の実際
介入の実際
社会資源の活用
社会福祉制度の活用
自己覚知について考える
まとめ
− 222 −
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相談援助 1単位
藤森 徳子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義は、保育場面における相談援助の概要の
理解とその方法・技術について理解するとともに、
課題の解決に向けた援助の具体的展開について理
解する。さらに、保育におけるソーシャルワーク
の応用と事例分析を通して対象への理解を深める
ことを目標とする。
本講義は受け身の講義形式だけではなく、ロー
ルプレイなどを用いた演習も行うため、学生の積
極的な発言など、授業への積極的な参加姿勢を求
めます。
教 科 書
指定教科書はありません。毎回プリントを配布
します。
授業の概要
本講義は、講義形式の授業だけではなく、ロー
ルプレイなどを用いた演習も行っていきます。演
習ではより実践的な内容として、様々な事例から
保護者の生活課題を把握し、援助の展開例などを
考えていきます。講義では、相談援助の基本とな
る対象理解、ソーシャルワークの知識と技術など
を深めます。
到達目標
参考図書
随時紹介します。
成績評価基準
口頭発表の内容、態度、討論における積極性、
提出レポートの内容を含めた平常点(50%)、定
期試験(50%)を考慮して評価する。
・相談援助の対象となる保護者を理解することが
・
できる。
・共感的理解と傾聴ができるようになる
・
・バイスティックの原則を理解し、実践できるよ
・
うになる。
・子どもだけではなく、家族全体の生活課題を把
・
握することができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
相談援助とソーシャルワーク
相談援助の理論と意義
相談援助の機能と技術
相談援助の原則と倫理
相談援助者の価値観
相談援助の対象
相談援助の過程
相談援助展開に必要なスキル(記録)
相談援助展開に必要なスキル
(コミュニケーション)
相談援助展開に必要なスキル
(共感的理解と傾聴)
相談援助展開に必要なスキル(自己覚知)
関連機関・専門職との連携及び社会資源
事例分析(児童虐待への対応事例)
事例分析
(障害のある児童と保護者への対応事例)
まとめ
− 223 −
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社会福祉 2単位
亀山 幸吉
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
保育士や幼稚園教諭を目指す上で、その基本的
視点はこどもや家庭の福祉、幸せの実現を目指す
事に集約される。そのような観点から社会全体の
福祉実現にむけた理論と実践方法論を真摯に学ん
でほしいと思う。
授業方法は実際を知って貰うためにビデオ等を
使用する。教科書は特に使わないか資料を毎回使
うので纏めて管理してほしい。
教 科 書
資料を配布するので特に指定はしない。
授業の概要
授業は目標に照らして社会福祉の理念、歴史、
各分野、方法論、課題や展望を学ぶ事になる。
到達目標
保育士や幼稚園教諭として社会福祉との接点、
到達点や問題点、課題、展望を理解し実践的に展
開できる事を望みたい。
参考図書
「新・社会福祉」
亀山幸吉 他 著 中央法規 2,500 円
「新版・社会福祉」
亀山幸吉 他 著 チャイルド社 1,800 円
「よくわかるファミリーソーシャルワーク」
亀山幸吉 他 著 ミネルヴァ書房 2,500 円
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
リアクションぺ−パ−(40%) 試験(60%)
オリエンテ−ション(学ぶ意義)
社会福祉の範囲
欧米の社会福祉の歴史
日本の社会福祉の歴史
社会福祉の基本理念
児童福祉
家庭福祉
女性福祉
障害者福祉
高齢者福祉
社会福祉方法論
海外の社会福祉
社会福祉の今後の課題と展望
社会福祉専門職の動向
保育士や幼稚園教諭と社会福祉の接点
− 224 −
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14/03/19 16:47
社会福祉 2単位
塩野 敬祐
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
人間は必然的に「四苦」(生老病死)を抱えて生
きるものである。さらに、生まれ出でたところの
生活環境、社会環境が原因となってさまざまな問
題を背負いこむこともある。
しかし、人間は、たとえその生活が困難に陥っ
ても、家族で支え合い、地域で助け合う文化をも
っている。さらに、家族・地域ばかりでなく、国
や地方自治体も人間の生活を保障している。
そんな生活保障の体系を学ぶ中で、今日の社会
福祉の概要を理解してほしい、つまり、相互援助
やさまざまな公益活動(宗教的慈善・ボランティ
ア活動、NPO、社会福祉法人など)から公的な社
会保障制度に至る幅広い内容を含んでいる。
・予習復習確認テストを実施するので、教科書を
・
繰り返し読むことが求められる。予告される次
回の範囲の中で、理解しづらいところをチェッ
クし、講義の中で理解に至ったかを振り返り、
不十分であれば質問する習慣を身につけてもら
いたい。
教材を観た後、自分で考察ポイントを挙げ
・DVD
・
て、それに添って考えられるように練習するこ
と。
授業の概要
教 科 書
「現代社会と福祉」
塩野、福田 編 弘文堂 2,625 円(税込)
参考図書
児童福祉、障害者福祉、生活保護などの分野別
の社会福祉を共通に貫く「社会福祉とは何か」と
いうことに関して思索する授業とする。
到達目標
「国民の福祉の動向 2012 / 2013」
(財)厚生統計協会 2,100 円
成績評価基準
平常点(50%) 定期試験(50%)
説明できる。
(知識・
・社会福祉とは何かについて、
・
表現)
・福祉サービス利用者の幸福のあり方に仮説を立
・
てられる。(知識・理解・想像力)
(知識・理解)
・福祉政策の実情を理解できる。
・
・さまざまな生活困難に対する感性を磨くことが
・
できる。(知識・理解・想像力・関心)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
社会福祉の定義
社会福祉の理念と概念
社会福祉の対象と主体
社会福祉ニーズの変容
社会福祉の発展
社会福祉法制の体系
社会福祉のサービスの実施体系
社会福祉サービスの評価と情報提供
社会福祉の財政と費用負担
社会福祉サービスにおける公私の役割
社会保障及び関連制度の理解
社会福祉専門職
少子高齢社会への対応
利用者保護制度の概要
まとめ
− 225 −
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社会福祉 2単位
土井 直子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉に関する基礎的理解を深めることに・
よって、ソーシャルワークと社会福祉システムの
活用との関係性を把握することができるだろう。
社会における福祉に関する問題に興味をもつこと
は、現場の実践者としても非常に重要なことであ
る。社会福祉の今後の在り方についても考察して
いきたい。
・正確な知識の習得の為に、しっかりと復習をす
・
ること。
・私語厳禁。
・
授業の概要
・ニュースやドキュメンタリーなどの、映像教材
・
を活用し、タイムリーな問題に就いての考察を
深める。
・社会福祉に関する基礎知識を得るため、用語や
・
法律についての復習ワークを行う。
・グループワークを通して、現在の社会福祉の問
・
題点について検討する。
教 科 書
「よくわかる社会福祉」 ミネルヴァ書房
参考図書
成績評価基準
平常点(40%) 定期試験(60%)
到達目標
・社会福祉に関する用語の基礎知識を習得する。
・
・社会福祉に関する法律の基礎知識を習得する。
・
・社会福祉に関する現状の問題点を理解する。
・
・社会福祉に関する今後の課題を考察できるよう
・
になる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス
社会福祉とは
社会福祉の法律
社会福祉の制度
社会福祉の政策
社会福祉の理念
社会福祉の範囲
高齢者問題を考える
児童問題を考える
婦人問題を考える
低所得問題を考える
社会福祉の歴史(日本)
社会福祉の歴史(諸外国)
国際福祉の動向
まとめ
− 226 −
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児童家庭福祉 2単位
島田 恭子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
福祉を担う保育士は、子ども達が幸せに活き活
きと生活できる道しるべを示すことが必要です。
そのためには、子どもが本来持っている力を信じ
て見守り、子どもの人権を認めて権利を護ること
が必要です。その基盤となる児童福祉の理念をも
とに、その行使のための各規範や制度を学び、子
どもの自己実現に寄り添える保育士育成を目指し
ます。
・授業は指定教科書を使用した講義が中心である
・
ため、指定教科書は各自で準備すること。
・視聴覚等の学び、ディスカッション等による授
・
業進行もある。
・将来の現場で活用できる活きた知識を学ぶ場で
・
あることを意識すること。
授業の概要
指定教科書に添い、毎回の授業では児童家庭福
祉の現場のエピソードやビデオや事例を提供して、
保育士としての現場力を培います。授業毎の小テ
ストで今日の学びを確認します。
教 科 書
「児童の福祉を支える 児童家庭福祉」
吉田眞理 著
萌文書林 定価(本体 2,000 円+税)
参考図書
適宜、資料を配布する
到達目標
成績評価基準
1. 知識・理解
指定教科書の内容を理解し、実践に結び付
ける
2. 興味・関心
授業で知った知識をもとに児童家庭に関心
を持ち、ボランティア活動に興味を持つ
3. 態度
将来の保育士像を自ら描き、その実現のた
めに学生の主体的学びを前提とし、他者の授
業の妨げとなる行為は避ける
定期試験(80%) まとめの小テスト(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
児童家庭福祉の理念と概念
児童家庭福祉の構造と児童観
児童家庭福祉と保育
子どもの権利を護る仕組み
子ども観の変遷
小まとめ
児童家庭福祉の制度と法体系
社会的養護と児童福祉施設等
児童家庭福祉の専門職・実施者
児童虐待への取り組み
子育て支援サービス
障害のある児童・少年非行
現代の児童家庭福祉の課題と展望
まとめ
− 227 −
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保育原理 2単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義では、保育の理念や変遷について様々な
角度から学び、「保育」についての基礎的な知識を
理解すると共に、「保育」についての各自の考えを
確立できるようになることを目的とする。
講義形式を主とするが、レポートや課題を取り
入れるため、受講生の積極的な参加が望まれる。
教 科 書
なし。適宜プリントを配布する。
授業の概要
主に前半では、保育や子ども概念のこれまでの
変遷や発展を学ぶ。
後半は現行の「保育所保育指針」の詳細につい
て内容を深め、実際の保育に関して念頭に置いて
おくべき理念・事項について学ぶ。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
リアクションペーパー(30%) 試験(70%)
到達目標
・保育所保育についての基本的な考えを理解する。
・
・「保育」の概念の変遷、諸外国の制度や思想につ
・
いて理解する。
・「保育所保育指針」の具体的内容について理解す
・
る。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
保育とは
子どもの発達と理解
諸外国の保育と歴史①
諸外国の保育と歴史②
日本の保育と歴史①
日本の保育と歴史②
子ども観・保育観の変遷
保育所保育指針①
保育所保育指針②
保育所保育指針③
保育所保育指針④
現代の保育の課題①
現代の保育の課題②
まとめ
− 228 −
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保育原理 2単位
馬場 結子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
授業を通して保育について自分の考えや意見を
もつことができるようにすること。
日頃から「保育とは何か」を考えておくこと。
授業の概要
適宜、資料を配布する。
保育についてその理論と方法を学びながら、子
どもにとって望ましい保育とはどのようなものか
を考察する。保育の歴史や子ども観の変遷を示し、
子どもの立場を考慮した保育について検討しなが
ら、保育の形態を考察し、子ども中心主義の思想
を深めるようにしていきたい。さまざまな保育の
事例を具体的に紹介する。
教 科 書
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
定期試験(80%)、平常点(20%)で評価する。
到達目標
・保育の理論を保育の現場で生かしていけるよう
・
に、具体的にイメ-ジしながら考えることがで
きる。
・望ましい保育のあり方を考えることができる。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
保育原理を学ぶために
保育の本質
保育と子ども
保育の歴史 外国1
保育の歴史 外国2
保育の歴史 外国3
保育の歴史 日本1
保育の歴史 日本2
保育の歴史 日本3
幼稚園における保育
保育所における保育
保育所保育指針について1
保育所保育指針について2
保育所保育指針について3
まとめ
− 229 −
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保育者論 2単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義は、高い専門性を持ち、子どもにとって
魅力的な保育士としての姿とはどうあるべきかを
問うことを目的とする。
二年間の総復習的な内容となるため、予習、復
習を行うことが望ましい。
授業の概要
特になし。
保育士は子どもの発達に適した保育を行うだけ
でなく、養護と教育に必要な知識、技術、態度、
倫理・道徳観も兼ね備えていなければならない。
そのためには、豊かな感性を磨き、人間力を高め
ることが不可欠である。総合的な保育士として、
人間としてのあり方を学ぶ。
教 科 書
参考図書
その都度、紹介する。
成績評価基準
平常点(20%) 試験(80%)
到達目標
・さまざまな保育方法の多面的な理解
・
・子どもと文化、子どもと自然の関わりについて
・
の広い視野の育成
・保育実技の習熟
・
授業計画
1週 オリエンテーション
2週 魅力的な保育者とは?
3週 子ども観
4週 自己分析
5週 愛着形成
6週 達成感・自己肯定感
7週 豊かな文化
8週 自然との出会い
9週 子ども理解
10週 主体性を育てる
11週 「見える保育」「見えない保育」
12週 保育方法
13週 道徳観・倫理観
14週 子育て相談
15週 まとめ
− 230 −
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保育者論 2単位
馬場 結子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
受講生は保育所や幼稚園を念頭におきながら、
今後どのような保育者になるべきか、自分の保育
のあり方を検討しながら具体的に考えること。
日頃からさまざまな保育の形態に触れながら、
理想の保育者像を追求すること。
授業の概要
適宜、資料を配布する。
子どもは一人ひとり異なるばかりではなく一人
の子どももその時その時の状況によって異なって
いる。そうした子どもの姿を理解することが保育
者には求められる。また、早期教育が求められる
今日において、知的教育を子どもに施すあまり、
子どもの想像力や感性が失われつつある。このよ
うな点に注意を向けながら、子どもの立場を理解
した保育者とはどのようなものかを考えていきた
い。
教 科 書
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
定期試験(80%)、平常点(20%)で評価する。
到達目標
授業で紹介した保育者を参考にしながら、受講
者がどのような保育者になるべきかを具体的にイ
メ-ジしながら語ることができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
保育者論を学ぶにあたって
保育と子ども1
保育と子ども2
保育と子ども3
保育者の専門性1
保育者の専門性2
保育者の専門性3
幼稚園・子ども・大人
保育所・子ども・大人
子どもを取り巻く問題
保育者の連携
保育者と家庭・地域社会との関わり
保育の課題1
保育の課題2
まとめ
− 231 −
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社会的養護 2単位
加藤 芳三
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
5週
・近年の子どもと家庭をめぐる複雑・困難な状況
・
を理解し、問題解決に向けた質の高い知識・技
術の習得をめざす。
・現代社会のニーズに的確に応えるべく、新しい
・
教育、保育、子育て支援を創造し、実践力を発
揮できる人材を育成する。
・常に子どもに寄り添い、子どもの伸びゆく力を
・
信頼して、援助・支援することのできる教育者・
保育者の育成を図る。
6週
7週
8週
9週
10週
授業の概要
・「児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
・
(児童家庭福祉論)の概要」をテーマに特別講義
を実施する。
・適時に「研究課題」を設けるとともに、ゲスト
・
スピーカーを招き、直接当事者や担当者から現
場の生の話が聞けるように配慮する。
・毎回、授業の最後に「振り返りミニテスト」を
・
実施することで、確かな “気づき” と知識の点検・
確認を実施する。
11週
到達目標
15週
・社会的養護の果たすべき役割と児童福祉施設等
・
における社会的養護の実際について考察し、今
後の課題を理解する。
・児童福祉施設等で生活する子どもの具体的な事
・
例を通して、子どもへの生活援助と自立支援の
あり方を学ぶ。
・児童福祉施設等で働く保育士(生活支援員等)
・
として、児童家庭福祉分野の専門的知識と技術
を持ち備えた、即戦力としての人材の育成に寄
与する。
授業計画
1週
12週
13週
14週
社会的養護の対象と体系
…社会的養護とは何か?
【研究課題】児童虐待の防止と子どもの権利
擁護とは…!!
社会的養護の理念と基本原理
…子ども家庭支援の必要性
児童福祉施設等での社会的養護の支援内容
…子どもの生活援助と自立支援のあり方
【ゲストスピーカー】「幼いときからの全身
性障碍者の「生きる」という話!!」
児童福祉施設等での社会的養護における援
助技術…援助・支援の方法とあり方
【ゲストスピーカー】
「幼稚園・保育園・児
童福祉施設での仕事!!」~それぞれの職
場で知っておきたいこと
児童福祉施設の運営管理
…施設における運営管理の理念と原則
社会的養護の今後の課題
…施設養護中心から家庭的養護中心への社
会的養護体系の転換
【研究課題】社会的養護の課題と将来像への
取り組み!!
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
常に良好で、快適な学習環境を維持できるよう、
全員が最低限度の受講マナーを遵守すること。ま
た、子どもや家庭に関する新聞や雑誌のニュース
等をチェックし、各自が子どもと家庭に関する最
新の情報を把握し、積極的に質問できるよう努力
すること。なお、必要に応じてゲストスピーカー
を招き、直接当事者や担当者の現場の話が聞ける
よう配慮する。
教 科 書
特別講義Ⅰ
「児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉
制度(児童家庭福祉論)の概要」
(前編)
2週 特別講義Ⅱ
「児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉
制度(児童家庭福祉論)の概要」
(後編)
3週 現代社会と社会的養護問題
…現代の家族と児童の権利擁護
4週 社会的養護の国際的発展とわが国の特徴
…社会的養護の歴史と現状
「社会的養護(新・保育ライブラリー保育・福祉を知る)」
櫻井慶一 編薯 北大路書房 1,785 円(税込み)
参考図書
「社会福祉小六法」(2014 年版)
ミネルヴァ書房 1,680 円(税込み)
成績評価基準
定期試験(80%)
授業態度(含、小テスト、提出物等)(20%)
− 232 −
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社会的養護 2単位
恒松 大輔
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
児童福祉施設等を学び、社会的養護全般を理解
する。
児童福祉法で規定されている施設を中心に児童
の福祉全般を理解する。
・授業中は私語を慎み、質問等を通して積極的に
・
授業に参加してください。
・質問用紙を出してもらえれば、毎回答えていき
・
たい。
・一方的な講義ではなく、会話・やり取りを多く
・
したい。
到達目標
教 科 書
児童福祉施設の制度など学び、支援の実際を学
ぶことができる。
特になし。
授業計画
特になし。
授業の概要
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
子どもの社会的養護
ワーク
家庭支援の理論と実践
日本における社会的養護の仕組み
健全育成のための制度と施設、事業
DV と母子生活の支援
家庭的養護の理念と里親制度
乳幼児の生命と健やかな育ちの保障
非行のある子どもの自立支援
情緒障害のある子どもの社会的養護
知的・身体障害のある子どもの社会的養護
児童養護の役割と歴史の変遷
児童養護施設の役割
施設からの旅立ちと自立への課題
まとめ
参考図書
成績評価基準
授業態度及びリアクションペーパー(20%)
試験(80%)
− 233 −
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乳児保育 2単位
安藤 幸子
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
15週
発表(学生考案の乳児向け手作り玩具)
乳児期は生涯に渡る発達の基礎を築く大切な時期
16週
乳児の身体機能の発達と保育者の援助
である。乳幼児保育の需要が高まる中、保育者とし
17週
保育者の援助のポイント(6か月未満)
て3歳未満児についての正しい知識と適切な関わり
18週
保育者の援助のポイント(6か月~1歳)
方を身につける必要がある。また、保護者とのパー
19週
保育者の援助のポイント(1歳~1歳半)
トナーシップを築き、関連機関との連携を図ること
20週
保育者の援助のポイント(1歳半~2歳)
も求められている。授業では、乳児保育の理念や歴
21週
子どもの生活と保育者の援助
史的変遷、役割などについて学び、さまざまな乳児
保育の現場における現状と課題について理解する。
(授乳・食事・食具の使い方など)
22週
子どもの生活と保育者の援助
(健康管理・排泄・着脱・睡眠など)
授業の概要
23週
子どもの生活と保育者の援助
(言葉・人間関係など)
保育者として「子どもの最善の利益」を考慮した
乳児保育に必要な知識、技術を事例や課題に取り組
24週
乳児期の保育課程及び指導計画作成の視点
む中で体得し、実践に繋げることができるようにす
25週
デイリープログラム作成のポイント
る。保護者支援や地域支援、関連機関との連携など
26週
社会的責任が求められている保育所の役割を学び、
保育者として主体性をもった人としての育ちを育む。
27週
28週
心地よく生活できるような保育の計画ができる。
29週
・・ 3歳未満児の発達と適切な関わり方を理解し、演
習を通して乳児の育ちを支える保育者としての知
識、技術を身につける。
・・ 乳児保育の特性を理解し、保護者とのやり取りに
ついて具体的な事例を通して学ぶ。
地域子育て支援・家庭的保育・乳児関連機関
との連携
・・ 乳児保育の意義と重要性を理解し、日々、乳児が
発表(学生一人ひとりが乳児保育についての
課題を設定する)
30週
これからの乳児保育の課題、まとめ
履修上の留意事項・準備学習
講義及び演習などを通して乳児保育に関する知識・
技術を習得し、実践に活かせるようにする。
授業計画
学生一人ひとりが学習に意欲的に取り組めるよう
に課題を設定し、グループ討議・発表の機会を設ける。
1週
乳児保育とは
2週
乳児保育の歴史的変遷
3週
乳児保育の役割と機能
4週
保育所における乳児保育
5週
乳児院における乳児保育
6週
家庭的保育における乳児保育
7週
乳児の発達と保育 胎児期から誕生
8週
新生児から6か月未満児の発達に即した保育
教 科 書
「乳児の生活と保育」
松本園子 編著 ななみ書房 2,100 円
参考図書
9週
6か月~1歳3か月未満の発達に即した保育
10週
1歳3か月~2歳未満の発達に即した保育
11週
2歳の発達に即した保育と幼児に繋げる保育
12週
乳児保育の内容と方法
「演習 乳児保育の基本」
阿部和子 萌文書林 2,100 円
「保育所保育指針解説書」
厚生労働省 編 フレーベル館 190 円
成績評価基準
(抱き方・寝かせ方・おむつ交換など)
乳児保育の内容と方法
筆記試験(60%) 発表(20%)
(沐浴・身辺ケア・授乳・離乳食など)
14週
保護者とのパートナーシップ
(連絡帳の書き方、個人面談での話し方など)
到達目標
13週
保育日誌の書き方ポイント
(職員間の連携・協働など)
毎回提出するリアクションペーパー(20%)
グループ演習
(わらべ歌・あやし唄・乳児向け手作り玩具など)
※授業回数の3分の1を超える欠席は成績評価の
対象としない。
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乳児保育 2単位
溝口 義朗
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
保育所保育を中心に、乳幼児の育ちとその環境
(物的、人的)について学ぶ。家庭での子育てのみ
ならず、社会の中で子どもが育っていくことの意
義について考えていく。また、実際の保育の中で
必要となる技術的な側面の基本(授乳、調乳、離
乳食、睡眠、遊びなど)をとらえることで、技術
とともにその根底にある間主観的な育ち合い、
「人」
と「人」の関係についても学んでいく。
授業の概要
講義形式の授業を中心にしながら、数回の実習
を行う。講義では、乳児保育の全般について広く
講義する中で、特に重要かつ必要な部分について
重点的に講義し、課題提出等も求める。実際の子
どもの様子の写真、動画などを多用し、論理的な
部分と実践がイメージしやすく結びつきやすいよ
うに講義していく。
到達目標
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
乳児の遊びと環境②
まとめと課題。
諸外国に見る保育。比較保育論①。
乳児の生活①。
(睡眠)
乳児の生活②。
(授乳期)
乳児の生活③。
(離乳期・完了期)
乳児の生活④。
(排泄・身辺)
乳児の生活⑤。
(生活環境)
調乳実習。
おむつ交換、身辺処理実習。
これからの保育。
(小規模・家庭的等)
これからの保育。
(地域・家庭支援)
諸外国に見る保育。比較保育論②
何故、人の心がわかるのか。①(関わり)
何故、人の心がわかるのか。②(環境)
何故、人の心がわかるのか。③(まとめ)
まとめ。
履修上の留意事項・準備学習
特になし。
・乳児を中心とした乳幼児期の人の育ちについて
・
学ぶ。
・母子関係を中心にするものの、社会の関係の中
・
での子どもの育ちについて学ぶ。
・実際の乳児期の保育環境について学ぶ。特に、
・
間主観的な関わりの中での育ちについて学ぶ。
・環境(人的・物的)を構成する中で、子どもそ
・
のものが主体的に育つ方法について学ぶ。
教 科 書
「乳児の生活と保育」
松本園子 編著 ななみ書房
2,205 円
参考図書
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
課題提出(15%) 平常点(15%) 試験(70%)
はじめに。乳児保育とは。
保育所って何。保育所保育について。
子どもってなんだろう。子ども観①。
子どもってなんだろう。子ども観②
グループワーク。あなたの考える子ども
乳児保育の歩み。歴史的にみる乳児。
保育所の一日。乳児院の一日。
養護と教育について。保育の計画①。
養護と教育について。保育の計画②
身体機能と保育①
身体機能と保育②
身体機能と保育③
乳児の遊びと環境①
− 235 −
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社会的養護内容 1単位
加藤 芳三
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
7週
・子どもの人権を守り、地域や社会の教育力、保
・
育力を高めることをめざして、自らが考え行動
できる人材を育成する。
・子どもに寄り添い、子どもの伸びゆく力を信じ
・
て支援することのできる教育者、保育者の育成
をめざす。
・近年の施設養護中心から家庭的養護中心への社
・
会的養護システムの転換に向けた動向を理解
し、その一端を担える人材の育成をめざす。
8週
9週
10週
11週
授業の概要
※【グループ活動・調査】①
(1グループ5~6名で指定された児童福祉
施設等の援助・支援内容等を調査する。
)
※【グループ活動・調査】②
※【グループ発表】
(1)
①乳児院 ②母子生活支援施設 ③児童養護施設
※【グループ発表】
(2)
④知的障がい児施設 ⑤肢体不自由児施設
⑥児童自立支援施設 ⑦重症心身障がい児施設
※【グループ発表】
(3)
⑧情緒障がい児短期治療施設 ⑨盲ろうあ児
施設 ⑩里親制度等の家庭的養護の内容
児童福祉施設の援助者
…援助者に求められる役割と基本的態度
家庭支援の基本とその内容
…子どもの状況に合った家庭支援の実際
児童福祉施設における社会的養護(援助・
支援)の課題…児童虐待の防止と自立支援
まとめ
・「子どもの人権を守る~子どもと家庭の総合的・
・
一体的支援の必要性」をテーマに特別講義を行う。
・研究課題として、1グループ5~6名で指定さ
・
れた児童福祉施設等での援助や支援内容等を調
査し、発表する。
・社会福祉小六法を活用して、実際の法律の条文
・
や各種条約の文章等が引用できるようにする。
12週
到達目標
履修上の留意事項・準備学習
・児童福祉施設等で生活する子どもたちの具体的
・
事例を通して、社会的養護に係わる子どもへの
援助のあり方を習得する。
・近年の子どもと家庭をめぐる複雑・困難な状況
・
を理解し、グループ活動を通して、実践的な問
題解決能力を身につける。
・子どもへの生活支援や家族支援等に係わる「計
・
画」から「援助の実際」までの具体的なプロセ
スを理解する。
常に、良好で快適な学習環境が維持できるよう、
全員が最低限度の受講マナーを守ること。子ども
や家庭に関する新聞や雑誌の記事等を常にチェッ
クし、理解を深めること。また、グループによる
研究課題に対する調査・発表に積極的に参加する
こと。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
特別講義Ⅰ「子どもの人権を守る~子どもと
家庭の総合的・一体的支援の必要性」(前編)
特別講義Ⅱ「子どもの人権を守る~子どもと
家庭の総合的・一体的支援の必要性」(後編)
児童福祉施設における児童の社会的養護
(援助・支援)…児童への援助・支援の実際
児童福祉施設における子どもの心の理解
…子どもの心のサインへの気づき!!
児童福祉施設における社会的養護(援助・支
援)の理念…子どもの権利保障と生活支援
児童福祉施設における社会的養護(援助・支
援)の内容…日常生活での援助・支援の方法
13週
14週
15週
教 科 書
「社会的養護内容
(新・保育ライブラリー保育内容・方法を知る)」
徳永博文 編著 北大路書房 1,785 円(税込み)
参考図書
「社会福祉小六法」(2014 版)
ミネルヴァ書房 1,680 円(税込み)
成績評価基準
定期試験(80%)
授業態度(含、小テスト、提出物等)(20%)
− 236 −
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社会的養護内容 1単位
恒松 大輔
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
児童福祉施設で生活する児童の事例を通して、
子どもの生活への具体的援助のあり方を学ぶ。
各テーマにそって子ども達の支援の実際を理解
する。
・授業中は私語を慎み、質問等を通して積極的に
・
授業に参加してください。
・質問用紙を出してもらえれば、毎回答えていき
・
たい。
・一方的な講義ではなく、会話・やり取りを多く
・
したい。
到達目標
教 科 書
・具体的テーマや子どもの抱える課題についての
・
実践的能力を身に付ける
・援助者としての施設職員のあり方について理解
・
する
特になし。
授業計画
成績評価基準
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
授業態度及びリアクションペーパー(20%)
試験(80%)
授業の概要
10週
11週
12週
13週
14週
15週
社会的養護とは
親権と子どもの権利について
社会的養護に関わる専門職
施設の運営と組織について
子どもの支援における記録について
自立支援について①
自立支援について②
子どものセクシュアリティについて
特定の課題を持った子ども達への援助に
ついて
家族関係の支援について
子ども達が進路を切り拓くための支援に
ついて
子ども達への進路保障について
子どもの生活と職員の援助
施設職員として望まれるもの
まとめ
参考図書
特になし。
− 237 −
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障害児保育 2単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
保育者として現場で「障害」を持つ子どもと関
わることは、専門性をもっとも要求される場面の
1つである。本講義では、保育の専門家として必
要な「障害」に関する知識・技能を身に付けるこ
とを目的とする。
授業の概要
前期は各障害の詳細について学び、「障害」を持
つこと、「障害」を持つ子どもの保育へのまなざし
のあり方を考える。後期は、「障害」を持つ子ども
の保育における具体的な配慮の方法についてディ
スカッションを行いながら学びを深め、よりよい
支援のあり方を考える。
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
環境づくりへの配慮
コミュニケーションへの配慮
友達関係の育成への配慮
遊びの技能の育成への配慮
クラスづくりへの配慮
これからの障害児保育の課題①
これからの障害児保育の課題②
後半の内容の振り返り
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
前期は講義形式を主とするが、後期はグループ
課題や実践を多く取り入れるため、受講生の積極
的な参加が望まれる。
到達目標
教 科 書
・各障害の詳細と配慮すべき点について理解する
・
・統合保育における環境づくりやコミュニケー・
・
ションへの配慮を理解する
・障害に対する総合的・複眼的な考えや見通しを
・
持って支援方法を考案できるようになる
なし。適宜プリントを配布する。
授業計画
リアクションペーパー(30%)
グループ課題(30%) 試験(40%)
※ グループ課題は講義内で課す。
1週 オリエンテーション
2週 「障害」とは何か
3週 障害児保育・特別支援教育の変遷
4週 障害児保育・特別支援教育の現状
5週 視覚障害児の保育①
6週 視覚障害児の保育②
7週 聴覚障害児の保育①
8週 聴覚障害児の保育②
9週 知的障害児の保育①
10週 知的障害児の保育②
11週 発達障害児の保育①
12週 発達障害児の保育②
13週 肢体不自由児の保育①
14週 肢体不自由児の保育②
15週 前半の内容の振り返り
16週 障害児保育と個別計画①
17週 障害児保育と個別計画②
18週 家庭への支援①
19週 家庭への支援②
20週 専門機関・専門家との連携
21週 小学校との連携
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
− 238 −
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障害児保育 2単位
佐藤 キミ男
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
16週
「 障碍児保育は保育の原点 」 といわれることがあるよう
に、本講義では、さまざまな障碍について「正しく」理解
するとともに、障碍のある子どもとのかかわりの実際を学
ぶことによって、障碍児保育、また障碍の有無に関わらな
い本来の保育の営みについて考え、理解することを目標と
する。
17週
18週
19週
20週
授業の概要
子どもは 「 いま、ここ 」 に生きている。それは、障碍の有
無に関わらない。近年、「 発達障碍 」 として括られる子ども
が増えているが、保育の現場においても、「 発達障碍 」 のあ
る子を含め、「 気になる子 」「 扱いが難しい子 」 として対応
される子どもが急増している。「 障碍 」 に着目し、その障碍
の特性を知って、支援するポイントを学ぶことは大切であ
るが、その方法を知れば問題が解決するのかどうか。この
ような難しさをつねに抱えながらも、日々子どもたちが生
活している保育の現場を念頭に置き、授業をすすめる。
21週
到達目標
26週
・・ 障碍のある子どもの保育を支えている理念やその変遷を
学ぶ。
・・ さまざまな障碍についての知識を身につけ、保育場面に
おける具体的なかかわり(エピソード)を通して、障碍
のある子どもの理解を深める。
・・ 地域の関係機関などの種類や機能を学び、保護者と子ど
もとの関係を総合的に捉えた援助について学習する。
27週
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
障碍児保育とは何か
3週
乳幼児期の発達課題と障碍特性①
4週
乳幼児期の発達課題と障碍特性②
5週
障碍児保育の歴史的変遷
6週
障碍のある子どもとライフコース
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
障碍のある子どもの理解と保育での支援①
知的障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援②
自閉症スペクトラム
障碍のある子どもの理解と保育での支援③
注意欠陥多動性障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援④
学習障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援⑤
視覚障害・聴覚障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援⑥
肢体不自由・言語障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援⑦
情緒障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援⑧
虐待・不適切なかかわり
「育ち合い」としての統合保育
〜みんなちがって、みんないい ⁉ 〜
22週
23週
24週
25週
28週
29週
30週
「問題行動」をどう捉えるか
〜「問題行動」はつくられる?!〜
「気になる子ども」の気づき
〜子どもへの「まなざし」〜
障碍のある子どもを支える支援体制
〜一人ひとりと、みんなと〜
幼稚園・保育所と小学校・特別支援学校との連携 〜あらたな世界とのであい〜
障碍のある子どもの家族への支援①
〜障碍受容・親と子の関係への支援〜
障碍のある子どもの家族への支援②
〜「きょうだい」への支援〜
障碍のある子どものアセスメント①
〜保育現場での子ども理解〜
障碍のある子どものアセスメント②
〜総合的な子ども理解と支援へ〜
地域の関係機関等との連携①
〜療育的かかわりを中心に〜
地域の関係機関等との連携②
〜子どもの「居場所」をつくること〜
障碍のある子どもの育ちを支えるさまざまな技法①
〜「医療的」なアプローチから〜
障碍のある子どもの育ちを支えるさまざまな技法②
〜「関係発達的」なアプローチから〜
障碍のある子どもの保育にかかわる現状と課題①
〜子どもの育ちを支える “場” をデザインする〜
障碍のある子どもの保育にかかわる現状と課題②
〜子どもとともに生きる保育者を目指して〜
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
授業に参加する前と後の変化を一人ひとりが感じられる
ような授業でありたい。できるだけ丁寧に伝え、応えてい
きたいので、積極的に授業に参加すること。
教 科 書
授業の内容に応じて、適宜、テキストを指示、あるいは
プリント等を配布する。
参考図書
「育ての心(上)」 倉橋惣三 フレーベル館
「保育者の地平」 津守真 ミネルヴァ書房
成績評価基準
受講態度(予習、話し合い、発表を含む)(25%)
試験(40%) 小テスト(15%)
平常点(リアクションペーパーを含む)(20%)
− 239 −
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音 楽Ⅰ(声楽) 2単位〔声楽・ピアノ合わせて〕
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
将来、乳幼児の保育や教育にたずさわるために
必要な音楽の基礎知識を深め、歌唱やその他の音
楽表現について学び、技術を習得していく。
授業の概要
・声楽では、多くの幼児歌曲を実際に歌ってみる
・
ことで、正しい呼吸法、発声法を学ぶ。
・実際の保育現場での音楽活動を意識して、グ・
・
ループもしくは個人での活動・発表をおこなう。
・音楽の基礎理論について学ぶ。
・
到達目標
・音楽の基礎理論を理解する。
・
・正しい発声、正しい発音で歌えるようになる。
・
・歌唱力を向上させる。
・
・保育現場でおこなわれる音楽活動に対応できる
・
技術を習得する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
オリエンテーション
発声・呼吸法について
幼児歌曲:保育必須曲
音楽理論:音符の書き方
幼児歌曲:季節の歌
音楽理論:音名と記号
幼児歌曲:季節の歌
中間まとめ
幼児歌曲:季節の歌
音楽理論:音階について
音楽理論:音階について、音楽標語
幼児歌曲:季節の歌
幼児歌曲:季節の歌
グループ活動
前期まとめ(発表)、夏休み課題について
幼児歌曲:教育実習にむけて
幼児歌曲:季節の歌
保育で役立つ手遊び、行事の歌
音楽理論:音程
音楽理論:音程
幼児歌曲:季節の歌
幼児歌曲:季節の歌
後期中間まとめ
幼児歌曲:季節の歌
25週
26週
27週
28週
29週
30週
音楽理論:理解度確認
幼児歌曲:季節の歌
幼児歌曲:季節の歌
幼児歌曲:季節の歌
幼児歌曲:保育実習にむけて
成果発表
履修上の留意事項・準備学習
・グループあるいは個人での取り組みや発表をお
・
こなうため、授業には欠席せずに積極的に参加
すること。
・各自音楽ノート(五線が書いてあるもの)を用
・
意すること。
教 科 書
「音楽通論」
真篠将 著 全音楽譜出版社
参考図書
必要に応じて紹介していく。
成績評価基準
定期試験実技(50%) 課題提出(20%)
平常点(30%)
担当教員
諸井、菅、友渕
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音 楽Ⅰ(ピアノ) 2単位〔声楽・ピアノ合わせて〕
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
将来、乳幼児の保育や教育にたずさわるために
必要なピアノ演奏技術、弾き歌いの演奏技術を習
得していく。
27週
28週
29週
30週
授業の概要
履修上の留意事項・準備学習
・各自の実力に応じて、進度票に記載されている
・
課題に従って、担当教員と相談しながら進めて
いく。
・クラス編成はグループ単位だが、個人レッスン
・
の形態で指導していく。
・技術習得で最も大切なことは日々の練習を怠ら
・
ないこと。欠席をせず、積極的に授業に参加す
ること。
・課題の曲目については、授業内で配布される進
・
度票を確認すること。
・試験曲だけでなく、積極的に多くの曲目に取り
・
組み、レパートリーを増やすこと。
到達目標
練習曲、幼児歌曲
保育実習にむけて
幼児歌曲、自由曲
総まとめ
・保育に必要なピアノの演奏技術を習得する。
・
・弾き歌いの演奏技術を習得する。
・
・自信をもって、演奏できるようになる。
・
教 科 書
授業計画
参考図書
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
必要に応じて紹介していく。
オリエンテーション
楽譜の基礎、ステップ決め
練習曲、音階
練習曲、幼児歌曲
練習曲、保育必須曲
練習曲、保育必須曲
練習曲、保育必須曲
前期中間まとめ
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
幼児歌曲
前期進度確認
教育実習にむけて
教育実習にむけて
教育実習にむけて
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
後期中間まとめ
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
練習曲、幼児歌曲
初回授業時に指示する。
成績評価基準
定期実技試験(50%) 進度状況(30%)
平常点(20%)
担当教員
井田、井下、大塚、上村、唐木沢、菅、熊倉、
篠塚、野沢、本野、山名、吉崎
− 241 −
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音 楽Ⅱ 2単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
・1年次に習得した技術を土台とし、将来、保育
・
現場で役立たせるよう、更なる技術の上達を目
指す。
・幅広い課題に取り組み、自信を持って、表現で
・
きるようにする。
・簡易伴奏法を理解し、簡単な伴奏付けができる
・
よう、技術を学ぶ。
授業の概要
・各自の実力に応じて、進度票に記載されている
・
課題に従って、担当教員と相談しながら進めて
いく。
・クラス編成はグループ単位だが、個人レッスン
・
の形態で指導していく。
到達目標
・1年次より技術を向上させ、自信をもって表現
・
できるようになる。
・コードネームや簡易伴奏法を理解し、簡単な伴
・
奏付けができるようになる。
・幼児歌曲以外にも幅広いジャンルの曲が弾ける
・
ようになる。
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
幼児歌曲
幼児歌曲
幼児歌曲
後期中間まとめ(進度確認)
ポピュラー曲
ポピュラー曲
ポピュラー曲
自由曲
自由曲
後期最終進度確認
総まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・日々の練習を心がけ、欠席しないよう積極的な
・
態度で授業に参加すること。
・課題の曲目については、授業内で配布される進
・
度票を確認すること。
教 科 書
「楽しい歌とあそび」
鳥居美智子 他 音楽之友社
その他の教科書については、初回授業時に指示
する。
授業計画
参考図書
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
必要に応じて紹介していく。
オリエンテーション
1年次の復習・ステップ決め
季節の歌
簡易伴奏法:伴奏のつけ方
簡易伴奏法:伴奏のつけ方
コードネームについて
コードネームについて
中間まとめ(進度確認)
保育必須曲・実習にむけて
実習にむけて
簡易伴奏曲①(伴奏付け)
簡易伴奏曲②(伴奏付け)
簡易伴奏曲③(伴奏付け)
幼児歌曲
前期進度確認・まとめ
夏休み課題の確認・就職試験にむけて
就職試験にむけて
幼児歌曲
幼児歌曲
成績評価基準
定期実技試験(50%) 平常点(30%)
進度状況(20%)
担当教員
井下、菅、熊倉、野沢、本野、丸山
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音楽療法 1単位
吉野 良子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
12週
この授業では、保育士、幼稚園教諭、福祉の分
野などで特別に援助を必要とする対象児・者に対
し、音楽を通して働きかける音楽療法の多様な側
面を知り、必要な知識・技能・心構えなどを確認し、
音楽療法に関する基礎知識について学ぶ。
授業の概要
音楽療法の基礎を講義し実際の映像と模擬実践
を行う。対象児・者の発達を有効に育成するため
に音楽の持つ様々な働きをどのように活用してい
くべきなのかを音楽療法側面から考える。
定義、音楽療法における音楽の役割、対象とそ
れぞれの目的、歴史の中で古代医療から音楽療法
への発展、音楽の作用、集団・個人音楽療法、受
動的・能動的音楽療法、実践を進める際の諸技術、
活動の意味を体験を通して理解する。
音楽療法の実際Ⅱ
(対象児・者検討、目標に合わせた諸技術を
体験する)
13週 音楽療法の実際Ⅲ
(グループによる発表と実践)
14週 総復習
(活動の意味を体験を通して考える、質問など)
15週 まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・授業ごとにレポートを作成し提出する。
・
・体験実践への参加意欲・参加態度を重視する。
・
教 科 書
必要に応じプリント配布。
参考図書
「音楽療法の基礎」
到達目標
村井靖児 著 音楽之友社
・音楽療法のプロセスを理解し、レクリエーショ
・
ンや教育活動との違いがわかるようにする。
・子ども(障害児を含む)を対象とする場面を想
・
定し、目標に合わせた音楽活動(歌唱、楽器、
身体表現)教材の使い方とはどういう意味を持
つのか、模擬実践を通して認識する。
授業計画
「保育のピアノ伴奏」
幼稚園 保育園 現場の声から選ばれた全 100 曲
新星出版社
成績評価基準
授業態度(40%) 試験(40%)
授業後の小レポート(20%)
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
授業内容の説明(音楽療法の定義)
音楽療法の考え方(音楽の役割)
音楽療法の対象と目的
音楽療法の歴史と現状
音楽の作用Ⅰ(生理的作用・心理的作用)
音楽の作用Ⅱ(社会的作用)
子どもの成長と音楽Ⅰ(集団、個人の事例)
子どもの成長と音楽Ⅱ
(同質への原理 異質への転導)
9週 音楽療法の方法と内容Ⅰ
(受動的と能動的音楽療法)
10週 音楽療法の方法と内容Ⅱ
(子どもの音楽療法事例)
11週 音楽療法の実際Ⅰ
(グループごとに実際にあたっての手順作成)
− 243 −
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図画工作 1単位
丸山 富之
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
この授業では、造形で実践した描画体験、造形
体験をもとにそれを造形表現にまで高めていく。
ここで重要なのは作品の完成に至るまでの心の動
き、時間の密度。キーワードは、夢、驚き、不思議、
出会い、発見、想像。作品はその時間の密度の結
果である。
この教室を受講生全員で有機的で動きのある想
像に満ちた生きた空間にすること。そして、将来
のあなたと子供達の教室を有機的で動きのある想
像に満ちた生きた空間にすることがこの授業の目
的となる。
14週
15週
4. 大型作品(グループ制作)
4. 大型作品(グループ制作)
、まとめ
履修上の留意事項・準備学習
公認も含めやむをえず欠席した時の実技につい
ては各自で補習して作品提出を行うこと。
教 科 書
特に使用しません。
参考図書
随時紹介。
授業の概要
成績評価基準
1〜6週
手を通して物質と関わることにより作品を現す。
7〜9週
身体を通して空間と関わる空間体験。
8〜 15 週
表現としての作品制作。
すべての作品の提出、採点を行い、その総合点
と平常点により成績評価とする。
提出作品の総合点(50%)
造形活動に取り組む姿勢(50%)
到達目標
ひとつひとつの造形活動の中で、夢、驚き、不
思議、出会い、発見、想像に満ちた体験を数多く
すること。その内容を理解して他者に伝えること
ができるようにすること。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
オリエンテーション
手を通して物質とかかわる
1. 絵の具
2. 絵の具
3. 古新聞紙
4. 粘土
5. ビニール
身体を通して空間とかかわる
1. 大きな絵の中の私
2. 等身大の私
3. 包まれる私
表現として 1. デザイン
2. 版画
3. 石をみがく
3. 石をみがく
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図画工作 1単位
山田 修平
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
こどもたちの表現に寄り添い、表現を広げ、共
感するには、指導者自身が表現の体験が豊かであ
り、造形活動に対してポジティブであることが重
要である。そのために以下のテーマで造形を楽し
み、グループで作り上げる喜びを経験し、共感、
鑑賞、発達に応じた題材設定の視点を身につける
ことを目的とする。
・活動に集中できるよう、動きやすく、汚れても
・
いい格好(エプロン等)、工夫をすること。
・グループによる制作が含まれるため、遅刻、欠
・
席のないように。
・作品、表現体験とともに制作のプロセス、指導
・
のポイントを持ち帰ること。
授業の概要
教 科 書
随時必要に応じた資料を配布する
様々な素材、身近な素材を使った表現を学ぶ。
遊びながら表現を楽しむ造形あそびのスタイルで
授業を行い、保育者も楽しみつつ子どもたちの表
現活動を広げていく視点を学ぶ。集団で表現をす
る活動を多く取り入れ、グループでの活動の豊か
さを学ぶ。
到達目標
参考図書
必要に応じて紹介する
成績評価基準
リアクションペーパー(30%)
提出物(作品、レポート)(40%)
平常点(30%)
・様々な表現、様々な素材の活用法を身につける。
・
・他者の多様な表現を受け止め、評価することが
・
できる。
・授業内容を参考に、年齢に応じた指導案を作成
・
し、保育に活かすことができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション 造形遊びとは
造形あそび【部屋一面新聞紙の大海】
造形あそび【新聞紙タワー】準備
造形あそび【新聞紙タワー】制作
造形あそび【新聞紙ドーム】制作
造形あそび【紙コップを使った造形】
造形あそび【積み木を使った造形】
造形あそび まとめ 指導案づくり
デジタルカメラ表現研究
【ぱらぱらマンガ】構想
デジタルカメラ表現研究
【ぱらぱらマンガ】作成
デジタルカメラ表現研究
【ぱらぱらマンガ】鑑賞
描画体験【大きな紙に描く】
立体【粘土、ボンドを使った立体表現】制作
立体【粘土、ボンドを使った立体表現】制作
まとめ 半期作品鑑賞
− 245 −
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幼児体育 1単位
中西 一弘
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
幼児が楽しく自発的に体を動かして遊びながら
多様な動きを身に付けることができるように、様々
な遊びを体験させるための運動課題や内容を提示
し理解を深めさせる。
運動や遊びを通じて、様々な活動への意欲や社
会性、創造性などを育むことができるよう、幼児
に対して積極的に働きかける姿勢を身に着けさせ
る。
幼児期の体を動かす遊びの中で、対人関係など
コミュニケーションが構築され、心身の健全な発
達に役立つことの理解とそれを指導に生かす能力
を養う。
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
鉄棒・ボールを使った運動
なわを使った運動
模擬授業
みんなで楽しむ運動
みんなで楽しむ運動
模擬授業
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・運動しやすい服装、室内用運動靴を着用するこ
・
と。
・髪が肩に届く場合は束ね、アクセサリーは外し
・
ておくこと。
授業の概要
教 科 書
具体的な運動や遊びを紹介しながら、それぞれ
の課題に対しての適切で効果的な指導の方法を具
体的に提示する。
グループディスカッションや模擬授業を通じて、
学生自らが指導内容を計画、工夫しながら指導現
場で役立つ実践的な指導能力を身に着けるための
課題を学習する。
特に使用せず、必要に応じ資料を配布する。
参考図書
必要に応じ紹介する。
成績評価基準
授業態度(50%) 模擬授業評価(50%)
到達目標
・適切な配慮に基づいた指示や言葉かけなど、よ
・
り良いコミュニケーションによって幼児の意欲
を引き出すことができる。
・幼児が楽しく体を動かし、多様な動きを身に付
・
けるための、様々な遊びが体験できる適切な運
動課題が提示できる。
・生涯にわたって運動・スポーツを楽しむため、
・
幼児期に必要な基礎的な体力や運動能力を発達
させる基盤づくりのための効果的な運動指導が
できる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
オリエンテーション
基本運動
基本運動…指導演習
リズム運動
リズム運動…指導演習
マットを使った運動
とび箱・平均台を使った運動
模擬授業
− 246 −
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幼児体育 1単位
樋口 恵理子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
11週
本講義では幼児期の心と体の発達に必要な運動
あそびをいろいろな視点・角度から取り上げ、子
どもの発達や状況に合わせた課題設定ができるこ
と、集団の中での個々の学びと成長のサポートが
出来るようになることを目標とする。
授業の概要
1. 幼児体育に関する基礎知識や指導法について
「発達発育」「幼児体育論」の立場から、発育
段階における幼児の身体と心の発達を理解す
る。
2.「基本運動」「機械運動」「リズム運動」「手具
の運動」「野外活動」「ボール遊び」「ゲーム遊
び」など実際に幼稚園や保育園で行われてい
る実技を習得する。
3. 集団生活の中でのプログラム作成法や支援法、
および言葉がけなどを学ぶ。
12週
13週
14週
15週
レクリエーションスポーツ
(キンボール、ドッチビーなど)
レクリエーションスポーツ
(カップスタキング、チャレンジザゲームなど)
実践的なプログラムの企画(指導案)
実践的なプログラムの企画(模擬授業)
実践的なプログラムの企画(模擬授業)
履修上の留意事項・準備学習
・動きやすい服装で、室内用の運動靴および靴下
・
を着用すること。
・更衣は更衣室で済ませ、貴重品のみアリーナに
・
持参すること。
教 科 書
「幼稚園教育要領」ほか
参考図書
必要に応じて、授業内で適宜紹介する。
到達目標
1. 子どもの発達段階に応じて必要な支援を理解
し、適切なプログラムを提供できる。
2. 幼児に必要な運動課題を理解し、「基本運動」
「 リ ズ ム 運 動 」「 手 具 の 運 動 」「 野 外 活 動 」・
「ゲーム遊び」など各領域のプログラムが作成
できる。
3. アイスブレーキングやコミュニケーション・
ワークなどの展開法を理解し、効果的な進行
が出来る。
成績評価基準
積極的な受講態度を最重視する。
受講態度(50%)+ 実技テスト(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
オリエンテーション
(授業の概要、計画、成績評価などについて)
運動あそびとゲーム
(レクリエーションと体力づくり)
運動あそびとゲーム
(コミュニケーションワーク )
運動あそびとゲーム(アイスブレイキング)
手具を使った運動(ボールで遊ぶ)
手具を使った運動(ロープで遊ぶ)
手具を使った運動(フープで遊ぶ)
基本運動とリズム運動(パラバルーン)
基本運動とリズム運動(キッズダンス)
基本運動とリズム運動(マーチング)
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子育て支援(地域と子ども) 2単位
佐藤 純子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
わが国では、少子高齢化・都市化・核家族化が
進行し、「子育て」をめぐる社会的環境に変容が見
られて久しい。本講義では、保育者・親・地域社
会がいかに連携をし、子どもを育成することが望
ましいのかを探究していくことを目標としている。
・学内の海外研修とリンクさせた内容にもふれて
・
いく。海外研修に参加予定の学生や海外の福祉
事情に関心のある学生に対しても履修を奨めた
い。
・他学科の学生についても履修を受けつけたい。
・
授業の概要
教 科 書
本講義では、理論だけでなく、日本や世界の「子
育て」について事例や実践を通じて学んでいく。
具体的には、子育て支援者や現場保育士から「子
育て支援の実際」についての講演会を数回設ける
ことにする。さらに、子育て支援現場へのフィー
ルドワークを行い、授業内で討議していく。
必要な資料やレジュメを印刷し、配布する。
到達目標
・日本や諸外国の家庭支援政策と各国の実践につ
・
いて理解する。
・家庭・保育者・地域社会の役割について考察し、
・
明確化する力を培う。
・具体的な家庭支援策について様々な角度から理
・
解することができ、実践に役立つ力を養う。
参考図書
「21 世紀の子育て支援・家庭支援」
伊志嶺美津子、新澤誠治 フレーベル館
「世界に学ぼう!子育て支援」
汐見稔幸 編著 フレーベル館
成績評価基準
平常点・提出物(50%) 試験(50%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
子育て支援とは何か
子育て支援とは誰を支援するのか
事例研究:カナダ
子育て支援の実際・カナダ(講演)①
事例研究・ニュージーランド
子育て支援の実際・NZ(講演)②
子育て支援センター・つどいの広場事業
保育現場における支援(講演)③
子育て支援施設訪問(見学・参加実習)
子育て支援施設訪問(講義)
支援現場を視察して(ポスター発表)
親が親として成長する ―Parenting―
これからの子育て支援
まとめ
− 248 −
2014_短大シラバス_本文.indd 248
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子どもの保健Ⅰ 4単位
池田 若葉
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
乳幼児保育において必要な乳幼児の心身の発育・
発達や健康の保持増進の大切さを理解し、実践す
べき活動について習得することを目指す。
授業の概要
保育者の重要な役割として「子どもの命を守る、
子どもの命を預かっている」という責任がある。
子どもの病気や事故を未然に防ぐ、緊急時の対応
を行うためには、医学的・看護学的知識が必要で
ある。
本講座を通じ、乳幼児保育において必要な医学
的・看護学的基礎知識を学ぶ。
到達目標
・保育における小児の健康の意味を認識し、保育
・
実践における保健活動の重要性を理解する。
・今日発生している小児の心身の健康問題の原因
・
が、養育環境や養育方法にあることを認識し、
それらの問題に適切に対処できるようになる。
・小児の疾病異常や事故の特徴とその予防につい
・
て理解し、さらに緊急時の基礎的対応が可能に
なる。
・小児の健康が家庭や地域との密接な関係がある
・
ことを認識し、家庭や地域との連携を通じた保
健活動の重要性を理解する。
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
健康評価
日常にみられる症状とケア
小児に多い疾患:感染症①
小児に多い疾患:感染症②
小児に多い疾患:感染症③
小児に多い疾患: 慢性疾患
最近の園における健康問題①
最近の園における健康問題②
障害のある子どもへの対応:発達障害
病児保育と医療保育士
事故対策緊急時の対応
心肺蘇生
養育上の問題と母子の心の健康
児童福祉施設の保育活動の目的と実際
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・日頃から乳幼児の健康に関するニュースに関心
・
を持つよう心掛けてほしい。
・座席は学籍番号順とする。配布プリントは試験
・
まで保管すること。
教 科 書
「改訂1版 新保育士養成講座第7巻
子どもの保健」
新 保育士養成講座編纂委員会 編 1,900 円
授業計画
参考図書
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
適宜指示する。
オリエンテーション
子どもの健康と保健の意義
健康の概念と健康指標
地域における保健活動と児童虐待
生物としてのヒトの成り立ち
身体発育と保健
生理機能の発達と保健
運動機能の発達と保健
精神機能の発達と保健
小児の骨と歯の発育と健康
小児の栄養と意義
小児各時期の食生活の実際
小児期の健康状態の評価
小児期健康づくりの意義と実践
まとめ
成績評価基準
平常点(40%) 試験(40%) 提出物(20%)
− 249 −
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14/03/19 16:47
子どもの保健Ⅰ 4単位
坂井 真紀
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
乳幼児保育において必要な乳幼児の心身の発育・
発達や健康の保持増進の大切さを理解し、実践す
べき活動について習得することを目指す。
授業の概要
保育者の重要な役割として「子どもの命を守る、
子どもの命を預かっている」という責任がある。
子どもの病気や事故を未然に防ぐ、緊急時の対応
を行うためには、医学的・看護学的知識が必要で
ある。
本講座を通じ、乳幼児保育において必要な医学的・
看護学的基礎知識を学ぶ。
到達目標
・保育における小児の健康の意味を認識し、保育
・
実践における保健活動の重要性を理解する。
・今日発生している小児の心身の健康問題の原因
・
が、養育環境や養育方法にあることを認識し、
それらの問題に適切に対処できるようになる。
・小児の疾病異常や事故の特徴とその予防につい
・
て理解し、さらに緊急時の基礎的対応が可能に
なる。
・小児の健康が家庭や地域との密接な関係がある
・
ことを認識し、家庭や地域との連携を通じた保
健活動の重要性を理解する。
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
子どもの症状の見かた
日常にみられる症状とケア1
日常にみられる症状とケア2
小児期に多い疾患:概論
小児期に多い疾患:感染症1
小児期に多い疾患:感染症2
小児期に多い疾患:アレルギー
小児期に多い疾患:慢性疾患
緊急時の対応、心肺蘇生
事故対策
養育上の問題と乳幼児精神保健
保育環境
児童福祉施設の保育活動の目的と実際
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・日頃から乳幼児の健康に関するニュースに関心
・
をもちましょう。
・座席は学籍番号順とします。配布プリントは試
・
験まで保管してください。
教 科 書
「改訂1版 新保育士養成講座第7巻
子どもの保健」
保育士養成講座編纂委員会 編
全国社会福祉協議会 出版
授業計画
参考図書
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
適宜、プリントを配布予定。
オリエンテーション
母子保健サービス
こどもの健康に影響を及ぼす要因
身体発育
身体発育の評価
生理機能の発達
精神運動発達1
精神運動発達2
発達援助と保育1
発達援助と保育2
発達評価
歯の健康
母子相互作用
小児の精神保健1
まとめ
小児の精神保健2
成績評価基準
2/3以上の出席を評価対象とします。
平常点及び確認テスト(30%) 試験(70%)
− 250 −
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子どもの保健Ⅱ 1単位
池田 若葉
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
子どもの健康状態並びに発育・発達の把握、健
康増進及び安全な環境を基礎とし、保育の場にお
いて実践できる応用的能力を養う知識と技術を習
得することを目標とする。
・1年次に使用した教科書、プリントを使用する
・
場合がある。
・座席は学籍番号順とする。配布プリントは試験
・
まで保管すること。
授業の概要
教 科 書
子どもの保健Ⅰで学習した内容に基づき、演習
を通じて保健活動に必要な知識と技術の習得する。
到達目標
・子どもの健康及び安全に係る保健活動の計画及
・
び評価について学ぶ。
・子どもの健康増進及び心身の発育・発達を促す
・
保健活動や環境を考える。
・子どもの疾病とその予防及び適切な対応につい
・
て具体的に学ぶ。
・緊急時の対応や事故防止、安全管理について学
・
ぶ。
・現代社会における心の健康問題や地域保健活動
・
について理解する。
「改訂1版新 保育士養成講座第7巻
子どもの保健」
新保育士養成講座編纂委員会 編 1,900 円
適宜、プリントを配布する。
参考図書
適宜指示する。
成績評価基準
平常点(40%) 試験(40%) 提出物(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
健康状態の観察と記録
生理機能の測定と評価
身体計測の方法
精神・運動機能発達と評価
最近の園における健康問題
症状への対応
慢性疾患のある子どもへの対応
感染症の予防と対策①
感染症の予防と対策②
事故防止と安全管理
救急処置①
救急処置②
保健活動の計画及び評価
まとめ
− 251 −
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子どもの保健Ⅱ 1単位
坂井 真紀
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
子どもの健康状態並びに発育・発達の把握、健
康増進及び安全な環境を基礎とし、保育の場にお
いて実践できる応用的能力を養う知識と技術を習
得することを目標とする。
・1年次に使用した教科書、プリントを使用する
・
場合があります。
・座席は学籍番号順とします。配布プリントは試
・
験まで保管してください。
授業の概要
教 科 書
子どもの保健Ⅰで学習した内容に基づき、演習
を通じて保健活動に必要な知識と技術の習得する。
指定教科書はなし。
適宜、資料を配布します。
到達目標
参考図書
・子どもの健康及び安全に係る保健活動の計画及
・
び評価について学ぶ。
・子どもの健康増進及び心身の発育・発達を促す
・
保健活動や環境を考える。
・子どもの疾病とその予防及び適切な対応につい
・
て具体的に学ぶ。
・緊急時の対応や事故防止、安全管理について学
・
ぶ。
・現代社会における心の健康問題や地域保健活動
・
について理解する。
「改訂1版新 保育士養成講座第7巻
子どもの保健」
新保育士養成講座編纂委員会 編 1,900 円
適宜、プリントを配布予定です。
成績評価基準
2/3以上の出席を評価対象とします。
実技試験(20%) 試験(60%)
平常点及びリアクションペーパー(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
健康状態の観察と記録
身体計測と評価
生理機能の測定と評価
精神・運動発達の評価
養育環境と健康増進、発達援助
感染症の予防と対策1
感染症の予防と対策2
日常にみられる症状の看護1
日常にみられる症状の看護2
事故防止と安全管理
救急処置
日常生活のケア
保健活動の計画及び評価
まとめ
− 252 −
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子どもの食と栄養 2単位
高橋 恭子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
10週
栄養や食品についての基本的な知識を習得する
とともに、子どもの栄養と食の体験が生涯にわた
る健康と健全な生活の基盤になるものであること
を理解し、子どもの栄養特性や食生活のあり方、
社会的背景などを総合的に考えて、発育・発達に
応じた適切な食育と保護者への支援を行う力を養
う。
11週
12週
13週
14週
15週
授業の概要
2コマ続きの授業である。栄養に関する基本的
な事項や、子どもの発育・発達と食生活の関連に
ついて学ぶ。また子どもの食生活の現状について
調べ、保育士としての対応を考える。講義に加え、
調乳実習、離乳食・幼児食の調理実習、食育計画
の立案などを行いながら実践的に学ぶ。
到達目標
・栄養や食品の基本的な事項を理解し自分の食事
・
を改善することができる。
・子どもの発育・発達と食生活の関連を理解し説
・
明することができる。
・子どもの食の問題を把握し保育士としての対応
・
を考えることができる。
・食育の基本を理解し保育所における子どもの食
・
の体験を計画することができる。
子どもの発育・発達と食生活
⑧生涯発達と食生活
食育の基本
食育の計画
家庭や児童福祉施設における食事と栄養
特別な配慮を要する子どもの食事と栄養
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
子どもの食育にかかわる者として、まず自分の
食生活を振り返り、バランスの良い楽しい食事を
実践していただきたい。調理実習の際には安全や
衛生に留意すること。
教 科 書
「最新子どもの食と栄養」
飯塚美和子 他編 学建書院 2,400 円+税
参考図書
「子どもかがやく乳幼児の食育実践へのアプローチ」
(財)児童育成協会 児童給食事業部
1,500 円 他、適宜紹介する。
成績評価基準
定期試験(70%) 提出物(20%)
受講態度(10%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
食生活の意義
栄養の基本的知識 食事摂取基準
子どもの発育・発達と食生活
①胎児期
子どもの発育・発達と食生活
②乳児期 母乳・人工栄養・調乳
子どもの発育・発達と食生活
③乳児期 離乳の意義
子どもの発育・発達と食生活
④乳児期 離乳の支援
子どもの発育・発達と食生活
⑤幼児期 幼児食の基本
子どもの発育・発達と食生活
⑥幼児期の食における問題
子どもの発育・発達と食生活
⑦学童期
− 253 −
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子どもの食と栄養 2単位
濱谷 亮子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
小児期の望ましい食生活と適切な栄養摂取は身
体の発育のみならず、発達において重要な意義を
もつ。本授業では講義や実習を通して子どもの発
育発達と食生活の関連を学び、子どもの食と栄養、
食育の基本的な理論を体系的に理解するとともに、
発達段階にあった食品の選択や調理法、食事の与
え方を判断する力を身につけることを目標とする。
・専門関連科目で学んだ小児期の発育・発達の特
・
徴について理解を深めて授業に臨むこと。
・演習では、清潔なエプロンと三角巾、ハンドタ
・
オルを用意し衛生と安全に留意すること。
授業の概要
乳幼児期の食事内容の把握(調乳、離乳食、幼
児食、アレルギー対応食)、ならびに保育者として
食育活動を展開できる基礎的能力を培うための演
習(計画・発表・評価)を行う。
教 科 書
「最新子どもの食と栄養
―食生活の基礎を築くために―」
飯塚美和子 桜井幸子 他 編
学健書院 2,520 円
参考図書
プリント等を参考資料として配布。
到達目標
成績評価基準
乳幼児期の発育、発達と栄養・食生活の関連を
説明できる。小児期疾患の特徴、特別な配慮を必
要とする子どもの食事内容を説明できる。子ども
を取り巻く食環境と食生活の問題点を理解し、保
育者として食育活動を展開することができる。
定期試験(60%)
課題(指導案・発表・レポート)(40%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
子どもの健康と食生活の意義
乳児期栄養(調乳)
離乳期栄養(離乳初期・中期の調理)
離乳期栄養(離乳後期・完了期の調理)
乳児期栄養・離乳期栄養の摂食機能
幼児期・学童期の心身の発達と食生活・
児童福祉施設における食事と栄養
特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養
保育者による食育
食育の計画・実施・評価①
食育の計画・実施・評価②
食育の計画・実施・評価③
食育の計画・実施・評価④
食育の計画・実施・評価⑤
食育の計画・実施・評価⑥
まとめ
− 254 −
2014_短大シラバス_本文.indd 254
14/03/19 16:47
子どもの食と栄養 2単位
矢島 麻由美
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
子どもたちが生涯にわたって健康で質の高い生
活を送る為には、基本としての「食を営む力」の
育成が必要である。そしてその基礎を培う為には、
保育者の指導力が不可欠となる。よってこの授業
では、保育者に対する「子どもの食と栄養」に関
する指導力の養成を目的とする。
授業の概要
「食育」には、今や、広くて深い様々な意味と期
待が込められている。特に子どもの「心と体を育
てる」という意味においては、「食と栄養」は一生
を左右する大きな柱となるものである。「適切な栄
養量」と「安全で楽しい食の重要性」を理解する
ことは今や必須事項である。そしてここで理解し
たことを基に、今度は「食育」を通じて子ども達
と保護者等に「食べること」と「食べ物」の大切
さについて、伝え導いて行かなければならない。
理論と実践を通して、保育者としての食育に対す
る適切な指導力を養成する。
到達目標
・子どもたちの「食と栄養」の実態を理解できる
・
・調理実習を実際に行う事ができる
・
・栄養の基礎知識を理解できる
・
・子どもの成長、発達を理解できる
・
・小児期の栄養、食生活を理解できる
・
・児童福祉施設の食生活を理解できる
・
・食育を理解できる
・
・自分自身の栄養の過不足を自覚・コントロール
・
できる
12週
13週
14週
15週
食育教材の作成と練習
食育の発表
福祉施設・配慮の必要な食事・栄養
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・無断欠席をしないこと(授業の前後に、その都
・
度、必ず理由を報告すること)
・提出物の期限を守ること
・
・活発な質問や意見は授業への貢献として評価す
・
る
・授業を妨げる様な行為は減点対象とする
・
・30
・ 分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする
教 科 書
検討中、後に掲示する。
参考図書
必要に応じてプリント資料として配布。
成績評価基準
定期試験(60%)
提出物・課題・授業実習態度(40%)
授業計画
1週 「食と栄養」の現状と「食育」の必要性
2週 栄養の基礎知識
3週 小児の成長と発達、栄養・食生活
4週 乳汁期の栄養、離乳期の栄養と食
5週 幼児期の食生活、衛生管理
6週 講義と実習(調乳)
7週 講義と実習(離乳食)
8週 講義と実習(幼児食)
9週 講義と実習(幼児期のおやつ)
10週 保育所における給食の実践例と課題
11週 食育の計画
− 255 −
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家庭支援論 2単位
佐藤 純子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
現代家族が置かれている状況を理解するととも
に、子どもの養育家庭に対する社会的支援の実際
について学んでいく。具体的には、現場における
家庭支援や子育て支援、保護者支援の現況把握と
支援の方法論などを学び知識を習得する。さらに、
保育者としての役割についても深く考えることを
目標とする。
・実習などを通じて保育者や職員が利用家庭に対
・
してどのような支援をしているのかその実践を
よく観察すること。
・児童福祉や家族に関する新聞記事を日頃から読
・
むように心掛けること。
授業の概要
家族や家庭の定義、それらが持つ機能を学び、
なぜ現代社会において子育て家庭を支援すること
が求められているのかを理解する。講義では、具
体的な事例や子ども・子育てに関わる制度や政策
の動向を明らかにし、支援者としての心構えや支
援法を学び、実践へとつなげていく。
教 科 書
「保育者養成シリーズ 家庭支援論」
林邦雄、谷田貝公昭 監修 中野由美子 編者
一藝社 2,200 円
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
リアクションペーパー(30%)
平常点(20%) 試験(50%)
到達目標
・現代家族における子育てのあり方や子どもの育
・
成環境について理解する。
・子育て支援や家庭支援をめぐる諸制度を理解す
・
る。
・親子対応に必要な知識や方法論、留意点を学び、
・
支援者としての基本姿勢を習得する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
子どもが育つ場としての家庭・家族
子育て環境の変化と家庭支援の必要性
映像にみる家族、そして子ども
家庭支援の歴史
保育の場における家庭支援
子育て支援・家庭支援① 制度編
子育て支援・家庭支援② 実際編
子育て支援・家庭支援③ 課題編
ネグレクト・不適切な養育家庭への支援
児童虐待への対応とネットワーキング
障碍児の家族と支援のあり方
家庭・地域・関連機関との連携
家庭支援がつくる未来
まとめ
− 256 −
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保育課程論 2単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義では、保育内容の充実と質の向上のため
に、保育所の保育課程および指導計画に関する基
礎的な考えを理解することを目的とする。例の紹
介や指導計画の作成を通じて、保育所保育指針を
具体的な計画や評価にどう反映させるかについて、
理解を深める。
講義形式を主とするが、グループで取り組む課
題を取り入れるため、受講生の積極的な参加が望
まれる。
授業の概要
参考図書
保育課程の基礎について講義形式で学んだのち、
実際にグループ課題を行って指導計画作成の実際
を学ぶ。後半は、保育の評価や多様な保育形態に
ついて講義形式で学ぶ。
必要に応じて紹介する。
到達目標
教 科 書
なし。適宜プリントを配布する。
成績評価基準
リアクションペーパー(30%)、グループ課題
(20%)、定期試験(50%)で評価する。
・「保育課程」及び「指導計画」とは何かについて
・
理解する。
・「保育所保育指針」の内容について理解を深める
・
・指導計画の作成の要点を理解する。
・
・多様な保育の実際、および保育の現代的課題に
・
ついて理解する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
保育とカリキュラム
保育課程の基礎
保育所における保育課程の実際
指導計画の基礎
保育の計画の方法と技術
保育所における保育の計画① 保育所における保育の計画②
保育所における保育の計画③
保育の評価の基礎
保育の評価の方法と技術
保育所における保育の評価
多様な保育の計画と評価①
多様な保育の計画と評価②
まとめ
− 257 −
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14/03/19 16:47
保育課程論 2単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
子どもの育ちを見通し、その実現のために能動
的に保育の計画・実践・評価する力量をつけ、評
価に基づきさらに子どもへの理解を深めさらに実
践作りを繰り返していく力量をつけることを本講
座の目標とする。
教 科 書
授業の概要
「新保育ライブラリ 保育課程論」
北野幸子 編著 北大路書房 1,700 円+税
参考図書
保育現場におけるカリキュラムについて理解し、
計画と評価について意義を理解し具体事例をまな
びながら、自分で作成もし、実習経験の自己評価
を行う。また保育評価、保育要録について学習し、
実際に備える。
到達目標
「保育所保育指針」
「幼稚園教育要領」
成績評価基準
平常点およびレポート(50%)
テスト(50%)
・保育課程及び保育の計画について理解する。
・
・保育所の各年齢児の日案を作成できるようにな
・
る。
・実際の保育経験をとおして省察を行い、自己評
・
価ができるようにする。
・実習の記録を整理しながら、保育の省察ができ
・
るようになる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
カリキュラムと保育課程の関係を学ぶ
保育内容と発達過程について学ぶ
発達過程について徹底理解を図る
幼児理解と保育のサイクルについて
環境を通して行う保育と保育計画
保育課程と長期保育計画
長期保育計画と短期保育計画
短期保育計画と個別保育計画
3歳児クラスの日案を作成
2歳児クラスの日案を作成
1歳児クラスの日案を作成
記録の方法と省察について学ぶ
保育の評価とは何を指すか
実収での自己評価の観点と実際
保育要録のかきかた、まとめ
− 258 −
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障害児援助技術論Ⅰ(肢体不自由児・重症心身障害児) 2単位
こども学科
田村 惠一
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
保育者が行う援助技術のうち、障害をもつ子ど
もの療育実践の場で必要な個別的、具体的な状況
に適した援助方法について理解を深めることを目
標とする。
対象に対する正確な認識とともに現実の問題に
対し、一定の解決に向けた援助活動や技能が活用、
展開されているかを具体的事例を通じ援助の実際
について疑似体験ができるよう授業を展開する。
また、保育・教育上の問題点についても討議する。
授業の概要
本講では、多様な障害のうち、特に肢体不自由
児や重症心身障害児を対象とした事例を通して、
その理解と援助の実際についてロールプレイや疑
似体験できるよう、授業を展開する。
到達目標
・療育の理念を理解する。
・
・障害の特性と必要な援助方法を理解し、対応で
・
きる技術を習得する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
授業の目的・授業計画
障がいの概念とその捉え方
療育とは
療育の理念とその歴史
障がい特性の理解(視覚・聴覚障害)
障がい特性の理解(肢体不自由・重症心身障害)
障がいをもつ児童への接遇(視覚・聴覚障害)
障がいをもつ児童への接遇
(肢体不自由・重症心身障害)
個別援助技術の基本原理・原則
個別援助技術の展開過程
福祉機器を活用した障がい児疑似体験
バリアフリーとユニバーサルデザイン
家族ぐるみのリハビリテーション
社会資源・福祉制度の活用
障がい児援助の基本原則・まとめ
教 科 書
必要に応じてその都度紹介する。
参考図書
「新・社会リハビリテーション」
児島容子、奥野英子 編著(田村惠一)
誠信書房
「福祉制度要覧」
社会資源研究会 編(田村惠一) 川島書店
「日常生活の法律全集」
田村惠一 他 自由国民社
成績評価基準
口頭発表の内容、討論においての積極性、態度、
出席状況を含めた平常点(60%)と試験(40%)
を考慮して評価する。
− 259 −
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障害児援助技術論Ⅱ(知的障害児・発達障害児) 2単位
こども学科
佐藤 キミ男
対象学年:2年
授業の目標
13週
本講義では、「子ども」と「大人」の関係のあり
ように主眼を置き、「人間性」を基盤とした保育・
教育・援助の「本質」について考察を行う。子ど
もたちとともに過ごし、戸惑いや葛藤を経験しつ
つも、子どもたちとともに歩み続けようとする資
質をもつ者となることを目標とする。
授業の概要
子どもは、「いま、ここ」という時空間を精一杯
生きようと保育者(援助者)の「かかわり」を求
めている。保育者・教育者・援助者は、一人ひと
りがよりよく生きられるようにと「真実性」を・
もって子どもたちと「かかわる」。子どもの障碍(知
的障碍・発達障碍)の有無に関わらず応答的関係
が子どもたちの暮らしを支える基盤となることを
理解し、子どもと「かかわる」者として必要なス
キルや知識を身につける。
地域で育つ子どもたちとともに
― 「 居場所 」
14週 「いま」を生きる ~対応から理解へ~
15週 まとめ
履修上の留意事項・準備学習
授業に参加する前と後の変化を一人ひとりが感
じられるような授業でありたい。できるだけ丁寧
に伝え、応えていきたいので、積極的に授業に参
加すること。
教 科 書
授業の内容に応じて、適宜、テキストを指示、
あるいはプリント等を配布する。
参考図書
「育ての心(上)」 倉橋惣三 フレーベル館
「保育者の地平」 津守真 ミネルヴァ書房
到達目標
成績評価基準
・知的障碍児、発達障碍児(ともに、見えづらい
・
障碍)を対象に、保育・療育的な課題や教育上
の問題点などについて、学習の過程を通じて理
解を深める。
・保育者(援助者)としての自己理解、技術・知
・
識を深める。
課題レポート(40%)
受講態度(話し合い、発表を含む)(45%)
平常点(リアクションペーパーを含む)(15%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
オリエンテーション ~遊びと生活~
子どもの世界をどうみるか
子どもで 「 ある 」 こと、大人に 「 なる 」 こと
人と人との間で「育つ」ということ
子どもを理解するということ
― 「 気になる子ども 」
受けとめること、応えること ― 「 愛着 」
「 ありのまま 」 を受けとめる ― 「 二次障碍 」
子どもとかかわる ― 「 関係性障碍 」
子どもの虐待と発達障碍
子どもの行為を表現として捉える
― 「 こだわり 」
子どもと「共に生きる」ということ
― 「 共感 」
子どもの傍らに在ること ― 「 専門性 」
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児童文化 2単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本講義は、乳幼児の発達に欠かせない児童文化
財―特に玩具、絵本、昔話、手袋人形の特色を理
解し、保育技術を学び、高めることを目標とする。
授業で紹介された絵本を積極的に読む。
教 科 書
その都度紹介する。
授業の概要
児童文化は子どもをとりまく生活文化全体がい
かにあるべきかを問う学問である。児童文化財の
中でも、玩具、絵本、昔話、手袋人形の知識を学び、
活用法や保育技術に習熟する。
参考図書
その都度紹介する。
成績評価基準
出席・平常点・制作・発表(40%)
試験(60%)
到達目標
・保育現場で最も活用される絵本への幅広い視野
・
を持つために、配布するリストにある絵本を多
読する。
・おはなしのレパートリーを広げる。
・
・手袋人形を制作し、演じることができるように
・
する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション・児童文化の誕生
子ども観
おもちゃ論
絵本の歴史:『ピーターラビット』等
乳児と絵本:「赤ちゃん絵本」の活用
幼児と絵本:ロングセラー絵本を学ぶ
科学絵本で遊ぶ
絵本グループ演習
絵本グループ演習
人形制作①
人形制作②
おはなし講義
昔話とは
おはなしを語る
アニメーション
− 261 −
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育 児 学 2単位
細井 香
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
地域の子育て支援に携わる「子育ての専門家」
となるために、アタッチメントベビーマッサージ
インストラクターおよび育児セラピストとして必
要な専門的知識、技能を習得することを目標とす
る。
資格取得には、教材の購入が必須。
授業の概要
・アタッチメントや発達心理学、自己心理学など
・
の理論を育児と関連づけて学び、グループワー
クを通して、育児セラピストとして必要な技能
を体験的に学ぶ。
・ベビーマッサージの理論や手技を、人形を使っ
・
て実践的に学ぶ。
到達目標
・育児セラピストの資格の取得に必要な知識と技
・
能を身につけること。
・アタッチメントベビーマッサージインストラク
・
ターとしての知識と技能を身につけること。
・子育ての専門家としての知識や技能を、子育て
・
支援の現場で伝えられるようになること。
教 科 書
「育児セラピスト」
「ABM アタッチメントベビーマッサージ
インストラクター養成講座」
「インストラクター用 DVD」
ハッピーチャイルド(出版社)
合計 10,000 円(税別)
参考図書
「アタッチメントベビーマッサージ」
廣島大三 著 保健同人社 1,200 円(税別)
「6歳までのアタッチメント育児」
廣島大三 著 合同出版 1,400 円(税別)
成績評価基準
期末テスト(60%)
小テスト・グループワーク参加態度(20%)
課題(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
アタッチメント育児Ⅰ
アタッチメント育児Ⅱ
育児に役立つ発達心理学Ⅰ
育児に役立つ発達心理学Ⅱ
アタッチメントワーク
自己心理学
コフートワーク 振り返りとワークの意義
育児現場における自己対象体験カウンセリング
ベビーマッサージ理論
アタッチメントベビーマッサージ
インストラクションⅠ
アタッチメントベビーマッサージ
インストラクションⅡ
アタッチメントベビーマッサージ
インストラクションⅢ
アタッチメントベビーマッサージ
インストラクションまとめ & 実技確認
総まとめ
− 262 −
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保育相談支援 1単位
萩原 英敏
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会的支援が必要とされる今日の親子に対し
て、この支援を行なう為の基礎知識や、支援の仕
方を知っている事は、必要不可欠である。将来現
場に立ち、これらの知識と経験で、相談支援が出
来る保育者を育てる事が目標である。
・席は一つ空かせて座るように、そして講義開始
・
時にはきちんと受講の準備を。
・私語をコントロール出来ない場合、ペナルティ
・
を課す場合がある。
・スマホ等は、机の上に置かないように。
・
授業の概要
教 科 書
今日核家族、少子化など家族形態に変化が生じ、
保護者への負担が増大する傾向にある。それを少
しでも軽減する為に、身近に相談相手となる保育
者に子どもの知識の深化と、親への支援の仕方を
教授する。
必要に応じて資料を配布する。
参考図書
「子どもの精神保健」
萩原英敏 編著 健帛社 1,900 円 + 税
到達目標
成績評価基準
・今日の家族を囲む環境の理解ができる。
・
・社会資源とその活用方法の理解ができる。
・
・問題を持っている子どもの理解ができる。
・
・相談の技術的方法の理解ができる。
・
定期試験(一切持ち込み不可)(100%)だが、
授業態度で、プラス、マイナス(最大 20%)する
場合がある。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
保護者に対する相談支援の意義
環境評価
保育上での問題点
問題点への対応・支援の仕方
子どもの特性
情緒障がいとは
種々なる情緒障がい
情緒障がいへの対応
知的障がい
知的障がいへの対応
虐待と保護者支援
地域資源の活用と連携
共感、自尊心を高める
受容、秘密保持、自己決定
まとめ
− 263 −
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教育実習Ⅰ 2単位
長谷部・他
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
幼稚園教育の実際を体験的に学び、幼稚園の役
割や機能を理解する。就園している子どもや幼稚
園教諭の職務内容についての理解を深め、教育援
助の方法を習得することを目標とする。
・学習態度に問題がある場合には、実習資格を失
・
う場合がある。
・実習中の態度に問題がある場合には、実習を中
・
止する場合がある。
・実習に際しては十分な健康管理をし、本学の学
・
生としての自覚と責任をもち、実習生としての
礼儀・心構え・目標・自己課題をもって実習に
臨むこと。
授業の概要
教育実習Ⅰは幼稚園教諭免許(2種)の取得に
関わる必修科目である。教育実習(幼稚園)の意義・
目的等を理解した上で、幼稚園現場において実習
担当者の指導を受け実習を行う。各自の実習目標
を設定し、1年次 10 月におおむね2週間の観察・
参加実習に取り組む。
教 科 書
「実習の手引き」
その他、実習指導の授業において随時紹介する。
到達目標
参考図書
・幼稚園の役割・機能、幼稚園教諭の職務内容に
・
ついて理解する。
・就園児の実態について理解を深め、子どもとの
・
かかわり・教育援助のあり方を習得する。
・部分実習の指導計画を立案し、実施する。
・
実習指導の授業において随時紹介する。
授業計画
成績評価基準
実習園の指導担当者による評価(60%)、実習
日誌(20%)、報告発表・レポート(20%)の割
合で総合的に評価する。
1.(実習前)
①幼稚園教育について各科目の授業で学んだ知識
を整理して学習し、実習目標を立てる。
②実習園におけるオリエンテーションに参加し指
導を受ける。
・園の沿革、教育方針、地域環境等
・
・実習スケジュール、担当クラス、実習内容
・
・実習生の諸心得、職務内容・勤務の仕方、実
・
習事前準備
2.(実習中)
①実習園の先生方の指導を受けながら、子どもに
愛情ある関わりを心がけ、積極的に学ぶ。
②教育援助の方法を習得する。
③自らの実習内容、反省・感想を日誌に記録し、
指導をあおぐ。
④一日の実習内容を振り返り、反省点や成果をま
とめ、翌日の課題や目標を把握する。
3.(実習後)
実習期間を通しての自らの実習内容を振り返
り、自己評価を行う。
− 264 −
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教育実習Ⅱ 2単位
矢治・他
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
幼児や幼稚園の実際について全般にわたる理
解を深め、具体的な実践を通して幼児教育の内容・
方法や保育者に求められる資質や専門性について
学習することを目的としている。実習前の準備と
実習後の振り返りをしっかりと行い、実習をより
有意義な経験に高め、保育者としての自己の適性、
将来の目標について考える機会とする。
授業の概要
教育実習Ⅱは幼稚園教諭免許(二種)の取得に
関わる必修科目であり、2 年次の 6 月に 2 週間、参
加実習・指導実習(責任実習)を中心に行う。1
年次の教育実習Ⅰ(見学・参加実習)における経
験を踏まえ、自ら全日(一日)と主活動の指導案
を作成し、それに基づいて「指導実習(責任実習)」
を行う。
到達目標
・これまでに学習してきた幼稚園教育に関わる専
・
門的な学習を実践と有機的に結び付ける。
・受け持ちクラスの実態に即した全日(一日)と
・
主活動の指導案を作成し、実践する。
・「子どもの視点」で保育を理解し、子どもの内面
・
や心情に向き合う体験を積む。
・保育者に求められる能力や資質について実践か
・
ら学ぶ。
授業計画
1.(実習前)
①1年次の実習で得た反省・課題を踏まえ、早い
時期から事前学習、事前相談、事前準備を怠ら
ないようにする。
②配属園におけるオリエンテーションに参加し、
指導を受ける。
・園の保育方針、保育計画、実習スケジュール、
・
配属クラス、実習内容
・実習生をしての勤務の仕方、実習に向けて事前
・
準備
・園内見学、諸資料
・
③オリエンテーションの指導内容に沿って、指導
案の作成など、実習に向けての準備を行う。
④実習に向けて自己の課題と目標を明確にする。
2.(実習中)
①参加実習
実習担当教諭、クラス担任の指導の下、教材・
教具の準備、指導の展開、クラス経営、保育室
や園舎・園庭の整備、保育事務、保護者への具
体的な対応などの各分野を実地に経験する。
②部分実習・全日(一日)指導(責任)実習
クラス担任の指導の下、指導案を作成し、一
日の流れの中で部分的に担当する経験を得て、
全日(一日)実習に取り組む。
指導案は早めに作成し、事前に十分な指導を
受ける。
③自己評価・反省
毎日、保育者の活動についての考察を欠かさ
ず、自己の評価・反省を行い、翌日の課題を明
確にして準備する。
3.(実習後)
自らの実習内容(態度、姿勢、成果など)を振
り返り、今後の課題を明確にする。
履修上の留意事項・準備学習
・実習指導Ⅱ、その他の科目で学習態度に問題が
・
ある場合は、実習不可となる場合がある。
・実習中の態度に問題があった場合、実習中止と
・
なる場合がある。
・実習に際しては、十分に健康管理を行い、実習
・
生としての礼儀、心構え、目標・課題を持って
実習に臨むこと。
教 科 書
「幼稚園教育要領・保育所保育指針」
チャイルド本社 400 円
(実習指導Ⅰで購入したもの)
参考図書
実習指導Ⅱの授業において、随時紹介する。
成績評価基準
実習施設の指導担当者による評価(80%)、実
習日誌(10%)、報告発表・レポート(10%)に
より総合的に評価する。
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保育実習Ⅰ−1 2単位
矢島 麻由美
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
保育実習Ⅰ─1は、保育所における実習で、保
育士資格取得に関わる必修科目である。
保育実習Ⅰ─1のねらいは、保育所に関する基
礎的基本的な事項を理解し認識を深めること、保
育士という職業、保育の深さ、面白さ、楽しさを
実感すること、保育に対する情熱を高めることに
ある。この実習は、保育者としての資質を高める
ために、自らの将来や就職を考える上に、きわめ
て重要な学習の機会になるであろう。
授業の概要
実習は、理論と実践、思考と体験を有機的に結
びつける実践学習である。これまでの学習や研究
を基礎として、すべての知識、技能、理論を実践
を通して理解し、現場のニーズに対応させつつ総
合的に応用する力、実践する力を養う機会とする。
到達目標
有意義な実習になるよう、以下についてしっか
り受けとめ、真剣に取り組んでほしい。
1. 保育所の設置の目的、基本方針、環境、保育
計画、保育の流れ
2. 乳幼児期の心身の発達
3. 乳幼児期のものの見方や考え方、行動のしかた
4. 乳幼児の内面の動きや揺れ、葛藤
5. 子どもとのかかわり、援助、その留意点
6. 保護者とのかかわり、連携
7. 保育士、その他の職員の職務内容、役割、使命、
連携
8. 現状における保育所の役割、機能、等々
授業計画
③配属園の指導内容に沿って、実習に向けて各自
で十分な準備を行う。
2.(実習中)
①見学実習・観察実習、参加実習(部分実習)
②毎日、自らの実習内容を振り返り、反省点や成
果をまとめ、翌日の課題や目標を把握する。
③毎日、自らの実習内容、反省・感想を日誌に記
録し、指導をあおぐ。
3.(実習後)
実習の感想・反省・成果・課題について検討し、
次の実習に備える。
履修上の留意事項・準備学習
・実習においては、単位さえ取れればよいという
・
安易な態度は許されない。
・学習態度に問題がある場合には、実習配属の取
・
り消し、あるいは、実習を延期する場合がある。
・実習態度に問題がある場合には、実習を中止す
・
る場合がある。
・実習に際しては、淑徳短期大学の学生としての
・
自覚と責任をもって臨むこと。
・実習生としての礼儀・心構え・目標・自己課題
・
をもって実習に臨むこと。
・実習に際しては、十分な健康管理をしておくこ
・
と。
・保育士免許取得に必要な必須科目の履修状況を
・
自己点検する。
教 科 書
授業において紹介する。
参考図書
実習指導Ⅰの授業において随時紹介する。
学内での事前学習を経て、1年次の 2 月末に、
保育所において2週間実施する。
実習の進め方は、一般に以下の通りである。
1.(実習前)
①勉強してきたこと研究してきたことを整理し、
それらを基盤に実習目標を立て準備する。
②配属園におけるオリエンテーションに参加し指
導を受ける。
・園の保育方針、保育計画、実習スケジュール、
・
配属クラス
・実習生としての勤務の仕方、実習事前の準備
・
・園内見学、諸資料を見せていただく
・
成績評価基準
実習施設の指導担当者による評価(70%)、実
習日誌(10%)、レポート(20%)の割合で総合
的に評価する。
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保育実習Ⅰ−2 2単位
山田・他
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
保育実習Ⅰ−2の目的は、児童福祉施設におけ
る養護(保護、養育、育成、療育、治療、自立支援)
の実際を理解し、施設における保育士の役割・基
本的な態度・技術・理論を体験を通じて理解し習
得することである。児童福祉施設、入所者につい
て深く理解し、福祉、養護に関わる視点を築いて
ほしい。
授業の概要
保育実習Ⅰ−2は、児童福祉施設(保育所・児
童館以外)における実習で保育士資格に関わる必
修科目である。2年次4月からの期間に配属施設
にて2週間の実習を行う。多くは泊まり込みの実
習であり、入所者の生活に参加し、生活援助等を
行う。実習期間中は施設の実習担当者の指導を受
ける。
到達目標
・実習施設の目的、方針、機能、環境について理
・
解する。
・対象児童の実態、背景について理解する。
・
・養護の流れの理解と、養護に必要な知識や技能
・
を習得する。
・保育士、その他の職員の職務内容、援助計画、
・
役割、使命、チームワークを理解する。
・安全及び疾患予防への配慮について理解する。
・
授業計画
1.(実習前)
①施設や対象児童について学習し、実習目標を立
てる。
②配属施設におけるオリエンテーションに参加し
指導を受ける。
・施設の沿革、概略、地域環境、職務内容
・
・児童擁穫の方針、実習内容、実習スケジュール、
・
担当児童
・実習生の諸心得、勤務の仕方、実習事前準備
・
③配属施設の指導内容に沿って、実習に向けて各
自で十分な準備を行う。
2.(実習中)
①実習担当者の指導を受けながら、児童になれ親
しみ、愛情ある関わりを心がけ、施設養護につ
いて積極的に学ぶように努める。
②職務肉容に伴うさまざまな援助技術や支援方法
の習得に励む。
③自らの実習内容を振り返り、反省点や成果をま
とめ、翌日の課題や目標を把握する。
④毎日、自らの実習内容、反省・感想を日誌に記
録し、指導をあおぐ。
3.(実習終了目、終了後)
①実習中に滞在した部屋を清掃・整頓する。
②実習の感想・反省・成果・課題・養護について
の報告・検討する。
履修上の留意事項・準備学習
・学習態度に問題がある場合には、実習配属の取
・
り消し、あるいは、実習を延期する場合がある。
・実習態度に問題がある場合には、実習を中止す
・
る場合がある。
・実習に際しては、本学の学生としての自覚と責
・
任をもって臨むこと。
・実習生としての礼儀・心構え・目標・自己課題
・
をもって実習に臨むこと。
・実習に際しては、十分な健康管理をしておくこ
・
と。
教 科 書
「実習の手引き」
その他、実習指導の授業において随時紹介する。
参考図書
実習指導の授業において随時紹介する。
自発的に積極的に参考図書等に目を通しておく
こと。
成績評価基準
実習施設の指導担当者による評価(80%)、実
習日誌(10%)、レポート(10%)の割合で総合
的に評価する。
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実習指導Ⅰ 2単位
長谷部・他
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
保育実習Ⅰ(保育所・児童福祉施設)・教育実習
Ⅰ(幼稚園)の意義と目的について理解する。各
実習のねらい・実習内容・実習課題について明確
にし、実習の事前準備を行う。事後には、実習体
験を整理して振り返り、省察・自己評価を通して、
以後の学習課題・実習課題を明確にすることを目
標とする。
授業の概要
1年次 10 月の教育実習Ⅰ(幼稚園)・1年次2
月の保育実習Ⅰ−1(保育所)の事前・事後指導
を行う。実習前に、各実習の意義・位置づけ・心
構え・実習課題・内容について理解し、実習(日誌)
記録の方法や部分実習の指導計画の立案と指導案
作成について学ぶ。実習事後指導として、実習内
容の振り返り・省察を行い、次回実習にむけての
自己の実習課題を明確にできるよう指導を行う。
到達目標
・各実習の意義・位置づけ、心構え・実習課題・
・
内容について理解する。
・実習記録の意義を理解し、実習日誌の記載方法
・
を習得する。
・部分実習の指導計画を立案し、指導案作成を行
・
う。
・実習内容を省察し、自己の実習課題を明確にす
・
る。
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
部分実習指導計画の立案・作成
教材の準備
教育実習後の振り返りと礼状の執筆
教育実習省察と次回実習課題の明確化①
教育実習省察と次回実習課題の明確化②
保育実習(保育所)にむけての心構え
事前訪問(オリエンテーション)について
保育実習日誌の記載方法①
保育実習日誌の記載方法②
保育指導計画について①
保育指導計画について②
保育教材の準備
実習事後指導(振り返りと礼状の執筆)
保育実習体験の整理
保育実習省察と次回実習課題の明確化
保育実習(児童福祉施設)について
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
授業態度や出席状況に問題がある場合には、実
習配属の取り消し、あるいは、実習を延期する場
合がある。時間割に掲載されている曜日の他にも
適宜授業が設定されるので掲示等に留意して出席
すること。
教 科 書
「実習の手引き」
その他、実習指導の授業において随時紹介する。
授業計画
参考図書
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
実習指導の授業において随時紹介する。
保育実習Ⅰ(保育所・施設)の意義・目的
教育実習Ⅰ(幼稚園)の意義・目的
各実習の概要と内容の理解①
各実習の概要と内容の理解②
実習施設の理解(幼稚園)
実習施設の理解(保育所)
実習施設の理解(児童福祉施設)
保育者の役割と求められる倫理
教育実習(幼稚園)にむけての心構え
実習記録(日誌)の意義・方法①
実習記録(日誌)の意義・方法②
教育実習目標の設定
実習圏(幼稚園)でのオリエンテーション
について
成績評価基準
授業に取り組む態度(60%)
、報告発表・レポー
ト等(40%)
、総合的に評価する。
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保育実習Ⅱ 2単位
矢治・他
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
保育実習Ⅱは保育所における実習で、幼児や保
育所の実際について全般にわたる理解を深め、具
体的な実践を通して保育の内容・方法や保育者に
求められる資質や専門性について学習することを
目的としている。実習前の準備と実習後の振り返
りをしっかりと行い、実習をより有意義な経験に
高め、保育所保育士としての自己の適性、将来の
目標について考える機会とする。
授業の概要
保育実習Ⅱは保育士資格取得に関わる必修科目
であり、2年次の9月に2週間、参加実習・指導
実習(責任実習)を中心に行う。1年次の保育実
習Ⅰ(見学・参加実習)における経験を踏まえ、
自ら全日(一日)と主活動の指導案を作成し、そ
れに基づいて「指導実習(責任実習)」を行う。
到達目標
・これまでに学習してきた保育所保育に関わる専
・
門的な学習を実践と有機的に結び付ける。
・受け持ちクラスの実態に即した全日(一日)と
・
主活動の指導案を作成し、実践する。
・「子どもの視点」で保育を理解し、子どもの内面
・
や心情に向き合う体験を積む。
・保育者に求められる能力や資質について実践か
・
ら学ぶ。
授業計画
1.(実習前)
①1年次の実習で得た反省・課題を踏まえ、早い
時期から事前学習、事前相談、事前準備を怠ら
ないようにする。
②配属園におけるオリエンテーションに参加し、
指導を受ける。
・園の保育方針、保育計画、実習スケジュール、
・
配属クラス、実習内容
・実習生をしての勤務の仕方、実習に向けて事前
・
準備
・園内見学、諸資料
・
③オリエンテーションの指導内容に沿って、指導
案の作成など、実習に向けての準備を行う。
④実習に向けて自己の課題と目標を明確にする。
2.(実習中)
①参加実習
実習担当教諭、クラス担任の指導の下、教材・
教具の準備、指導の展開、クラス経営、保育室
や園舎・園庭の整備、保育事務、保護者への具
体的な対応などの各分野を実地に経験する。
②部分実習・全日(一日)指導(責任)実習
クラス担任の指導の下、指導案を作成し、一
日の流れの中で部分的に担当する経験を得て、
全日(一日)実習に取り組む。
指導案は早めに作成し、事前に十分な指導を
受ける。
③自己評価・反省
毎日、保育者の活動についての考察を欠かさ
ず、自己の評価・反省を行い、翌日の課題を明
確にして準備する。
3.(実習後)
自らの実習内容(態度、姿勢、成果など)を
振り返り、今後の課題を明確にする。
履修上の留意事項・準備学習
・将来、保育所への就職を考えている学生は、保
・
育実習Ⅱを選択することが望ましい。
・実習指導Ⅱ、その他の科目で学習態度に問題が
・
ある場合は、実習不可となる場合がある。
・実習中の態度に問題があった場合、実習中止と
・
なる場合がある。
・実習に際しては、十分に健康管理を行い、実習
・
生としての礼儀、心構え、目標・課題を持って
実習に臨むこと。
教 科 書
「幼稚園教育要領・保育所保育指針」
チャイルド本社 400 円
(実習指導Ⅰで購入したもの)
参考図書
実習指導Ⅱの授業において、随時紹介する。
成績評価基準
実習施設の指導担当者による評価(80%)、実
習日誌(10%)、報告発表・レポート(10%)に
より総合的に評価する。
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実習指導Ⅱ 1単位
実習指導Ⅲ 1単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
実習指導Ⅰでの学習成果を踏まえ、実習と学習
を通して自己の課題を明確にする。保育者として
の専門性や能力を培い、保育業務を遂行する能力
をさらに高めるとともに、社会人として求められ
る必須の知識や社会性を身につける。
授業の概要
事前指導:
①実習における学びを有意義なものにするため、
各実習の意義・目的、実習の内容を理解し、自
己の課題を明確にする。
②年齢・発達段階に応じた指導案を作成する技術を学ぶ。
事後指導:
①実習先での学習を客観的に振り返る。
②自己の今後に繋がる成果と課題を明らかにする。
③自己の 5 回の実習での学びを 1 年生に伝える。
到達目標
・実習の目的・内容について理解する。
・
・実習の中で意欲的に学ぶ姿勢を身につける。
・
・年齢・発達段階に応じた指導案(日案・細案)
・
が作成できる。
・実習の総括と自己評価を行い、新たな課題と学
・
習目標を明確にする。
授業計画
22週〜 25週
実習報告会資料の作成①〜④
26週 実習報告会リハーサル
27週〜 28週
実習報告会①〜②
29週 実習報告会の振り返り
30週 実習指導のまとめと振り返り
履修上の留意事項・準備学習
実習指導は卒業後、保育現場で信頼される保育
者になるために、実際の保育現場で実践体験を積
むための指導の場である。実習の時だけでなく、
普段の授業においても常に積極的に学習に取り組
み、挨拶や礼儀などを身につけることを意識して
臨むこと。授業において実習に必要な提出書類の
説明や注意事項の説明などがあるので、授業には
必ず出席すること。欠席・遅刻が多い、提出物の
期限が守れないなどの場合、実習中止の措置もあ
りうるので、規則正しい基本的な生活習慣を身に
つけ、健康管理を怠らないこと。
教 科 書
「実習の手引き」 淑徳短期大学刊
「幼稚園教育要領・保育所保育指針」
チャイルド本社 400 円)
参考図書
1週 責任実習・指導案の作成に関する全体説明など
2週 指導案作成の個別指導
3週 保育実習Ⅰ(施設実習)に関する全体説明
4週 保育実習Ⅰ(保育所)の事後指導
5週〜6週
保育実習Ⅰ(施設実習)の事前指導①〜②
7週〜9週
教育実習Ⅱの事前指導①〜③
10週 保育実習Ⅰ(施設実習)の事後指導
11週 教育実習Ⅱの事前指導④
12週 教育実習Ⅱの自己評価・事後指導
13週〜 16週
保育実習Ⅱの事前指導①〜④
17週 保育実習Ⅱの自己評価・事後指導
18週〜 20週
個人の実習報告作成①〜③
21週 個人の実習体験の総括報告
「実習の記録と指導案」
田中亨胤 監修 ひかりのくに 1,470 円)
「新訂 知りたいことがすぐわかる
幼稚園・保育所・児童福祉施設等実習ガイド」
石井裕子、林幸範 監修 同文書院 2,100 円
成績評価基準
授業への参画の積極性(40%)
提出物等(30%) 実習施設による評価(30%)
担当教員
浅木、打浪、小薗江、佐藤、田村、中村(輝)、
中村(三)、馬場、矢治、山田
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保育実習Ⅲ 2単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
主として将来児童福祉施設に保育士として就職
を希望している者が選択することが望ましい。
保育所を除く児童福祉施設において、実習施設
の業務内容、その中での保育士の役割や職務内容、
他職種の職務内容との連携のあり方などを知る。
また、対象児童に直接接することによって、その
養護に必要な知識や技能の概要を習得し、さらに
対象児童そのものへの理解を深めることを目的と
した科目である。
実習の概要
各実習施設の指導者のもとに実習を行い、子ど
もの生活状況・治療や機能訓練・学習状況、そし
て保育者の児童との関わり方や関係職員の関わり
方、さらに保護者や地域社会との関わり方などを
実習を通して理解する。
到達目標
・施設の役割・機能について理解する。
・
・子どもの生活の実情にふれ、置かれている状況
・
を理解する。
・保育者の果たす役割を理解し、実践に移すこと
・
ができる。
・保護者との関係を観察を通して理解し、置かれ
・
ている状況を理解する。
・地域や地域資源との関係を理解する。
・
実習計画
方 法
多くの場合が泊まり込みの実習で、実習期間
は原則として2週間(実質 12 日)である。なお
実習期間中は、施設の実習担当者を中心に施設
側が指導に当たる。
実習前
実習の準備は保育実習指導の授業を通じて行
う。その中で、実習施設や対象児童に関する予
備知識を得る。実習目標を立て、それをもとに
ある程度の計画を設定する、さらに実習に臨む
際に必要な注意事項、特に社会性や生活力全般
を身につけるなどの準備をする。
実 習
施設の指導のもとに行い、実習生は日々の実
習内容や疑問点、反省事項などを実習日誌に毎
日記述する。実習の全体的流れとしては、施設
側からの指導を受けながら、前半に観察・参加
実習、中盤から後半で部分実習、指導実習を行
う。部分実習、指導実習については、施設の都
合で行えない場合もある。実習中に一度、本学
の教員が施設を訪問し、実習状況の報告を受け
助言・指導にあたる。
終 了
実習終了後は、実習事後指導の時間に、施設
ごとに、実習の成果、感想、反省点などを報告
してもらい、スーパービジョンを受ける。
履修上の留意事項・準備学習
・実習に臨んでは、児童に接する際には養護の基
・
本をわきまえて、対応すること。
・児童からみれば実習生といえども大人、施設職
・
員側に立つわけであるから、それにふさわしい
姿勢や態度をとることが要求される。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
施設側の評価(80%)、実習日誌(20%)で評
価する。
巡回指導担当教員
荒井・井田・唐木沢・佐藤・友淵・中村・野沢・
山名・長谷部・矢治・水野谷・田村・矢島・馬場・
塩野・浅木
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教職実践演習 2単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:2年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
この授業は、免許・資格取得に関わる学習の総
まとめとして、自らの科目履修状況やこれまでの
実習を振り返り、幼稚園教諭および保育士として
求められる知識や技能が習得できているかを確認
することを目標としている。
授業の概要
現職幼稚園教諭(卒業生)からの講義(求めら
れる教師像、資質・技能)等から、学生自らの学
びを検証するとともに自己課題を確認していく。
具体的には、責任実習や振り返り実習を通じて、
園の環境構成の工夫や観察対象児の成長ぶりを実
感する。また、模擬保育によるロールプレイング
を行うことで、不足する知識・技能を補う努力を
重ねていく。
到達目標
この授業は後期開講科目となるが、総合演習Ⅱ
(前期)と相互に乗り入れながら展開していく。
教 科 書
「幼稚園教育要領・保育所保育指針」
チャイルド社
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価基準
平常点(30%) レポート・課題・発表(70%)
担当教員
浅木、荒井、池田、打浪、小薗江、佐藤、塩野、
田村、中村、萩原、長谷部、馬場、諸井、矢治、
矢島、山田
・使命感や責任感、教育的愛情を持って幼児を理
・
解する。
・学級経営力や保育指導力を養う。
・
・保育専門職として必要な社会性や対人関係能力
・
を高める。 ・保育内容に関する知識や技能を身につけ、工夫
・
することができる。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション、自己評価シート
1年間の振り返りと自己課題の明確化
現職幼稚園教諭の講義①
現職幼稚園教諭の講義②
グループ討議
教育実習の反省と課題の確認
修正指導案
模擬保育・ロールプレイング
観察実習に向けて
実習園での観察実習①
実習園での観察実習②
観察実習の振り返り①環境構成の工夫
観察実習の振り返り②観察対象児の見とり
ポートフォリオ、科目履修確認(最終)
まとめ
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海外福祉事情 1単位
梅原 基雄 他
こども学科
対象学年:1年
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉先進国デンマークを中心に、社会福祉
政策のレクチャーを受けるだけでなく、各施設を
視察し、研修を行うことで、日本の社会福祉との
違いを理解することにある。
海外の福祉事情のプリントを配布。
授業の概要
参考図書
デンマーク、スウェーデンにおける社会福祉に
ついて学び、海外へ出かけるための意識確認を行
う。
特に指定しない。
教 科 書
特に指定しない。
成績評価基準
海外研修に参加すること(80%)
報告書の提出(20%)
到達目標
・デンマークの社会福祉を理解すること。
・
・日本の福祉とデンマークの福祉との違いを理解
・
すること。
・日本の福祉政策について理解すること。
・
・福祉についての見識を深めること。
・
授業計画
1週〜9週
事前学習
10週・11週
デンマーク・パリでの福祉事情の研修
12週〜 15週
報告書の作成
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教育相談(カウンセリング含む)【特例講座】 2単位
大西 頼子
授業の目標
子どもの健やかな発達の支援のためには、その
子がもてる力を発現し、他者や事物と生き生きと
かかわって豊かな時間を過ごしていけるよう、日々
の保育の中で個々の子どもの特徴・ニーズ・発達
を理解した対応が求められる。本時間では、高い
専門性を備えた、子どものこころを理解し育てる
ためのあり方について学ぶ。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
授業の概要
幼児理解の専門的な知識・方法をもとに、子ど
ものこころの理解を深める。特に、社会の変化に
伴って子ども理解も難しくなっている現在、心理
学的な幼児理解の知識・方法を身につけた対応が
欠かせない。日常的なかかわりの中での子どもの
言動について、的確な理解、具体的な支援のあり
方を学ぶ。
到達目標
・子どもとの日常的なかかわりの中で、高い専門
・
性を備えた適切な対応ができるようになる。
・子どもの言動について、的確な観察と理解がで
・
きるようになる。
・
・子どもの言動に対して、幼児理解の十分な知識
・
観点をもって、適切な考察・判断・対応ができ
るようになる。
・子どもの発達支援のために、適切な保護者対応、
・
保育者同士や外部との連携がスムースにできる
ようになる。
幼児の心理と行動(3)自己制御とは何か
幼児にみられる問題と保育(1)
環境とのかかわりから生じる問題行動と保育
幼児にみられる問題と保育(2)
障がいのある子どもの問題行動と保育
幼児にみられる問題と保育(3)事例研究
保育者間の連携、保護者との連携、地域社会・
外部専門機関との連携
試験とまとめ
履修上の留意事項・準備学習
グループワークやロールプレイ、自己理解・他
者理解を深めるためのエクササイズ等も含まれる
ので、主体的に参加することが求められる。
教 科 書
「幼児理解と保育援助」
森上史朗、浜口順子 編 ミネルヴァ書房 2003
参考図書
フォーラム 21「困難をかかえた子どもを育てる」
浜谷直人 新読書社 2004
「幼児期―子どもは世界をどうつかむか」
岡本夏木 岩波新書 2005
成績評価基準
試験(60%) 授業への参加意欲・態度(20%)
グループワークへの参加意欲・態度(20%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
教育相談とは何か、幼稚園・保育所における
教育相談
教育カウンセリングの理論と方法
心理アセスメントと心理テスト
現代の子どもをとりまく環境・保育環境の
問題
幼児理解の理論及び方法(1)
幼児理解の視点 保育者の自己理解
幼児理解の理論及び方法(2)観察法
幼児理解の理論及び方法(3)行動分析
幼児の心理と行動(1)
感情の発達とコントロール
幼児の心理と行動(2)良い子とは何か
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教師論【特例講座】 2単位
小薗江 幸子
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
就業前教育で果たしてきた教師の役割について
学び、幼保一元化していく今後の保育の世界での
保育者像、教師像が描けるようにする。
保育所での実践例や省察など紹介し合いながら、
省察に役立てたい。
授業の概要
授業のなかで紹介。
教育基本法、学校教育法、小学校教育要領、幼
稚園教育要領、保育士倫理綱領を学び、保育者・
教師の資質、専門性について考察する。教科と領
域の違い、生きる力を育てることと生きる力の基
礎を培うことの違いについて学ぶ。環境を通して
行う保育、遊びを通して行う教育について学ぶ。
到達目標
教 科 書
参考図書
「幼稚園教育要領」「保育士倫理綱領」
「教育基本法」「学校教育法」「小学校教育要領」
「日本国憲法」
成績評価基準
平常点、レポート(50%) テスト(50%)
・幼稚園教諭の仕事の内容が分かる。
・
・幼稚園教諭と保育士の現段階での職業上の違い
・
について理解する。
・領域についての観点、環境をとおして行う保育
・
について理解する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
日本国憲法、教育基本法から学ぶ
学校教育法、小学校教育要領から学ぶ
小学校教育の目指すものを理解する
幼稚園教育要領から学ぶ
生きる力の基礎を育てることの理解
環境を通して保育することの理解
人的環境としての保育者の理解
愛着の対象としての保育者
保育内容や文化伝統を仲介する役割
保育者の専門性、求められる資質とは
保育内容の変遷
保育者の役割の変化、地域での役割
特別なニーズをもつこどもへの対応
保育士倫理綱領を学ぶ
保育者集団と子ども集団 まとめ
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教育社会学【特例講座】 2単位
清水 美紀
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
本授業では、教育社会学の視点・考え方の基礎
を学びます。そして、教育に関係する様々な現象
への社会学的な「見方」、「捉え方」を習得するこ
とを目的とします。
授業は講義形式をとりますが、皆さんの考えや
意見を伺うことがあります。
授業内容に関する皆さんの身近にある事例や教
育事象について紹介してもらうなど、授業への積
極的な参加を期待します。
また、授業内にはリアクションペーパーへの記
入や、授業外の宿題としてミニレポートを課すこ
ともあります。
授業の概要
授業では、最新の研究動向を踏まえ、教育社会
学におけるテーマや視点を総合的に扱います。
とくに、具体的な「教育」や「子ども」に関す
る話題を取り上げながら、教育社会学の知識や考
え方の基礎を学んでいきます。
到達目標
・教育社会学の基礎的な知識や考え方を理解し、
・
説明できること。
「社会学
・教育に関する自身の経験やトピックを、
・
的な」観点から眺めることができるようになる
こと。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
教育社会学とは何か
教育と社会の関わり
「教育問題」の社会学(1)不登校
「教育問題」の社会学(2)いじめ
「教育問題」の社会学(3)児童虐待
「幼児教育」の社会学(1)家庭教育・子育て
「幼児教育」の社会学(2)早くからの教育
「幼児教育」の社会学(3)
選択される幼児教育
「幼児教育」の社会学(4)身近な事例から
「ジェンダーと教育」の社会学(1)
ジェンダー形成
「ジェンダーと教育」の社会学(2)
ジェンダーとカリキュラム
「教師」の社会学
「階層と教育」の社会学(1)学力と階層
「階層と教育」の社会学(2)子どもの貧困
まとめ
教 科 書
特に定めません。毎回、レジュメや資料を配布
します。
参考図書
「教育の社会学 新版
―〈常識〉の問い方、見直し方 ―」
苅谷剛彦、濱名陽子、木村涼子、酒井朗
有斐閣(アルマ) 2,100 円
(その他、必要に応じて授業中に紹介します)
成績評価基準
リアクションペーパー・ミニレポートなどの提
出物(40%)、筆記試験(60%)で総合的に評価
します。
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教育方法論【特例講座】 2単位
今井 康晴
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
教育方法の歴史的変遷、在り方、カリキュラム
との関わりなどについて、学ぶことを目標とする。
昨今問われている「保育の質」をふまえ、演習、
グループワークを通して、質の高い保育方法を身
に付けることを目標とする。
保育経験を生かした積極的な授業参加、活発な
議論を期待する。
また日常における教育、保育に関心をもち、新聞、
ニュースなどをチェックしておくこと。
授業の概要
特に定めません。
適宜、スライド、資料を配布する。
本講座は、保育実務経験3年以上が対象となる。
そこで全 15 回の授業の半分は講義形式で行い、教
育方法に関する知見を学ぶ。残り半分はグループ
ワーク、演習を行い、様々な園での取り組み、保
育内容について共有し、「自ら学び考える授業」を
目指す。
教 科 書
参考図書
必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価基準
授業態度(20%)、提出物(20%)、最終試験
(60%)で総合的に評価する。
到達目標
・現場で求められる物事を考える論理的思考力と
・
行動に移す実践的思考力を形成する。
・保育現場での保育技術を探求する姿勢を培う。
・
・具体的な保育を構築するための方法を習得する。
・
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
教育方法の系譜①
教育方法の系譜②
教育方法の種類
子どもの遊びと学び①
子どもの遊びと学び②
保育の評価と記録
保育における教材
3,4,5歳児の発達特性と教育方法
3歳児の教育方法の在り方
4歳児の教育方法の在り方
5歳児の教育方法の在り方
今日の教育課題と教育方法①
今日の教育課題と教育方法②
まとめ
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自己表現・グループ表現【特例講座】 1単位
中村 三緒子
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
幼児の表現行動の基本的な特徴などの理論に基
づき、子どもの表現を総合的に捉え、表現する意欲・
感性を育む保育者の関わり、保育計画を理解する。
意見交換を行いますので積極的に参加してくだ
さい。
授業の概要
教 科 書
「幼稚園教育要領解説」フレーベル館
生活や遊びの中で子どもが表現する姿を事例な
どから検討するとともに、子どもの表現の発達過
程や特徴を学ぶ。子どもの表現に共感し、意欲や
感性を育むための実技や教材研究などを行う。
到達目標
参考図書
授業時に随時紹介します。
成績評価基準
平常点(20%) 発表(40%) レポート(40%)
・生活や遊びの中で表れる子どもの表現を総合的
・
に捉える視点を身につける。
・子どもの表現する意欲・感性を育む保育者の関
・
わり方を理解する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
表現活動の役割
あそびと表現活動①
あそびと表現活動②
あそびと表現活動③
表現を楽しむ①
表現を楽しむ②
表現活動の実践①
表現活動の実践②
表現にかかわる指導計画
グループ活動 表現活動の実践①
グループ活動 表現活動の実践②
グループ活動 表現活動の実践③
子どもの表現にかかわる保育者の援助
まとめ
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教育課程総論【特例講座】 1単位
中村 三緒子
授業の目標
履修上の留意事項・準備学習
教育課程について理解を深め、さらに指導計画
についての理解と実際の活用について学ぶ。
意見交換を行いますので積極的に参加してくだ
さい。
授業の概要
教 科 書
教育課程の意義とその編成方法について具体的
に学ぶ。教育課程を土台とした指導計画の考え方
を立案することで、それに基づいた保育の実践、
反省・評価についても理解を深める。
到達目標
「幼稚園教育要領解説」 フレーベル館
「教育課程総論」
小田豊、神長美津子 北大路書房
参考図書
授業時に随時紹介します。
環境をとおして行う教育を基本とする幼児教育
における教育課程の意義と役割を理解し、幼児の
充実した園生活を作り出すために不可欠な教育課
程を作成できる。
成績評価基準
平常点(20%) 発表(40%) 試験(40%)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーション
教育課程・保育課程とは
保育内容の変遷
現代の保育内容
遊びと学び
幼稚園と小学校の連携
教育要領と教育課程の編成
あそびをとおしての総合的な指導①
あそびをとおしての総合的な指導②
特色ある幼稚園づくりと教育課程の編成①
特色ある幼稚園づくりと教育課程の編成②
教育課程の評価・改善の考え方①
教育課程の評価・改善の考え方②
幼稚園における教育課程編成の実際
まとめ
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2014 授 業 内 容
授業内容
2014
SHUKUTOKU
JUNIOR COLLEGE
SHUKUTOKU JUNIOR COLLEGE
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