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スポーツ科学センター関連用語

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スポーツ科学センター関連用語
スポーツ科学センター関連用語
あ
アイシング
負傷・疾病に対する処置で、氷や水などを用いて身体を局所的に冷却すること。
アイソメトリック(等尺性筋収縮)トレーニング
関節を動かさずに、筋肉を短縮させたり、伸張させたりして筋肉向上を図るトレーニン
グで、弱い筋肉の強化、筋骨格の障害予防に適し、安全性が高いこともあり、外傷や手術
後の早期リハビリにも用いられる。筋肉の長さを変えずに筋収縮が行われる状態。
秋田県スポーツ振興基本計画
平成21年に「スポーツ立県あきた」を宣言し、その趣旨を具現化するための施策を示
したもの。平成22年度から25年度の4箇年を計画期間として「スポーツ立県あきた」
の推進プランとして策定された。
あきた元気アップ円熟塾
加齢に伴う体力低下に不安をもつ県民を対象に、体力の向上と健康増進を目的に、基本
的な筋力トレーニングや健康体操などを行う教室のこと。
AKITAスーパーわか杉っ子発掘プロジェクト
秋田県内の優れた素質をもった子どもたちを発掘し、国際舞台で活躍できるトップアス
リートを育成する事業のこと。
(フェンシングをパイロットスタディとして実施している。)
秋田県8人制バレーボール
秋田県で考案された、従来の革ボールを、ビニールボール(秋田県スポーツ推進委員連
絡協議会推薦ボール)またはゴムボール(日本レクリェーション協会3号)を使用し、8
人で行うバレーボールのこと。男女別、年齢、体力、経験、技術等のレベルに応じて、多
様な楽しみ方ができるスポーツで、基本技術が安全・容易にできるのが特徴である。
コート(ネットの高さ2.1m、奥行きと巾が5×7m=いずれも変更可能)は狭いが、すべ
ての競技者に対して等しくプレーするチャンスがある。
秋田ノーザンハピネッツ
秋田県を本拠地として2010年日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)に所
属するプロバスケットボールチームのこと。
アシスタントマネジャー
総合型地域スポーツクラブなどにおいて、クラブ会員が充実したクラブライフを送るこ
とができるよう、クラブマネジャーを補佐し、クラブ運営のための諸活動をサポートする
人のこと。
アスリート
運動選手、スポーツマンという意味。
アスリート診断
県の競技団体強化指定選手・中学校強化指定選手、高等学校強化拠点校を対象に体力診
断を行い、測定結果や事前の調査等のデータをもとに個々に応じたトレーニング方法、コ
ンディショニング、メンタル、栄養等の指導を行うこと。
新しい公共
公共サービスを市民自身やNPOが主体となり提供する社会、現象、または考え方。こ
れまでの公共サービスは、行政が管理的に提供する立場、市民は供給される立場であった。
新しい公共では市民も公共サービスの提供者となること、行政は市民に場を提供し、信頼
し、権限を移譲することが求められる。
い
育成プログラム
AKITAスーパーわか杉っ子発掘プロジェクトにおけるオーディションに合格した選手を対
象にした、将来国際舞台で活躍できるトップアスリートを育成するためのトレーニングプ
ログラムのこと。
- 1 -
一般体力診断
一般の方を対象とした体力診断のこと。
インターンシップ
高校生・大学生に対し、企業等で就業体験を行うことにより、望ましい職業観や勤労観
の育成や、社会奉仕の精神の涵養に資することを目的としている。特に当センターでは将
来の進路目標に対応したカリキュラムを作成し、将来「スポーツ立県あきた」を支える人
材となってくれることを期待し実施している。
え
エアロバイク
有酸素運動を目的とした自転車型の運動器械のこと。(コナミスポーツ&ライフ社の商品名)
SC全国ネットワーク
「都道府県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会」の略。全国に育成された総合型地域
スポーツクラブの活動が、より強固に定着、発展していくよう、各総合型クラブにおける
活動のノウハウや抱える諸課題をクラブ間で共有し、課題解決に向けて協議する場を定期
的・継続的に構築する必要があるとの観点から、2009(平成21)年2月に日本体育協会組織内
組織として設立された。
また、47 の各都道府県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会と連携し、大きく次の3つ
のビジョンを掲げて活動を展開している。
1 我が国における総合型クラブ間の全国的なネットワークの構築
2 総合型クラブ間の情報交換及び交流の機会等を設け、各クラブの自立を促進する
3 総合型クラブの社会的認知度のさらなる向上を図り、総合型クラブの意義や役割に
関する広報活動を推進する
NPO法人
「特定非営利活動法人」の略で、日本の特定非営利活動促進法に基づいて特定非営利活動を
行うことを主たる目的とし、同法の定めるところにより設立された法人。
※総合型クラブがNPO法人格を取得する意義と意味
1)「運営委員一人一人の自発的な意識・思考に基づく、ボランティア精神に則った人的
結合組織」により公益事業を非営利目的で行っている組織として社会的に認められる
ことになる。なお、法人格を取得すると、事業報告書や収支計算書などを公開しなけ
ればならず、活動の透明化が図られる。
2)非営利の目的なので、収益事業で生じた利益は法人の目的を果たすための公益事業へ
還元することになる。
3)法人格取得によりクラブが公益事業を行う非営利組織であると社会から認識され、一
層地域住民にとって期待される事業展開を図ることを望まれるようになる。
4)クラブ活動についての責任と義務が明確になる。任意団体と違って、クラブ自身が財
産登記等の権利主体となることができる。法人として、クラブ自身が様々な主体との
契約が可能になる。
か
開眼片足立ち
目をあけたまま片足で身体のバランスを保つ平衡性テストのこと。
き
キネシオテープ
患部の治療を助けるテーピング用テープの一つである。キネシオロジーテープとも呼ば
れている。筋肉と同じくらいの伸びがあり、患部を固定するのではなく、伸びすぎた、あ
るいは収縮しすぎた筋肉に沿って貼る。人間の体の動きを研究する学問を「キネシオロジ
ー」といい、名前はここに由来する。
脚伸展力
座位姿勢において腰部を固定した状態で、脚の伸展動作を全力で行った際の発揮パワー
を測定する瞬発力テストのこと。
競技団体強化指定選手
将来全国規模の大会で上位入賞することが出来るように、医科学サポートなどを受ける
ことができる競技団体から指定を受けた選手のこと。
- 2 -
競技パフォーマンス
その競技に必要な能力を表現すること。
間欠性持久力テスト
短い休息を挟んで激しい運動を繰り返す持久力テストのこと。
く
クライミング
自己の技術と体力で岩を登ること。当センターでは「トップロープクライミング」を意
味して、クライマー(登る人)と、ビレイヤー (ロープを操作して、落下時に確保する人)の
二人一組で行う。
クライミングウォール
よじ登るための突起をつけた人工の壁のこと。ビルの外壁や室内に設ける。
クラブマネジャー
総合型地域スポーツクラブなどにおいて、クラブの経営資源を有効に活用し、クラブ会
員が継続的に快適にクラブライフを送ることができるよう健全なマネジメントを行う人の
こと。
クレアチンキナーゼ
酵素の一種で筋肉細胞におけるエネルギーの代謝に関連した重要な働きをしている。心
筋や骨格筋、平滑筋などに多く含まれているほか、脳細胞にも含まれている。一方、臓器
や血球などの細胞にはほとんど含まれていない。
け
形態測定
身長、体重、体脂肪等の身体的特徴を測定すること。
血清フェリチン
血液中に含まれており、鉄をためることができるタンパク質。
健康寿命
日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のこと。WHOが2000年に
この言葉を公表した。平均寿命から介護(自立した生活ができない)を引いた数が健康寿
命になる。
県庁出前講座
産業・教育・福祉・環境などの分野から、関心が高い施策や制度、最新の情報を県民の
要請に応じて、県職員が講師として出向き行う講座のこと。県民への理解を図るとともに、
県民の学びの機会を図る目的で実施されている。
こ
広域スポーツセンター
国の「スポーツ基本法」及び「秋田県スポーツ振興基本計画」に基づき、地域住民が主
体的に運営・管理し、地域のスポーツ施設等を拠点としながら、誰もが年齢、障がいの有
無等にかかわらず、「いつでも、どこでも、いつまでも」参加できる総合型地域スポーツク
ラブの設立や運営、活動とともに、県内のスポーツ活動全般について効率的に支援する機
関。
高等学校強化拠点校
国民体育大会、全国高等学校総合体育大会等の全国規模の大会で上位入賞を目指す本県
高校生の選手強化及び競技力向上を図るため、県内高等学校の中から、これまでの実績等
を考慮して指定された高等学校のこと。
呼気ガス測定
トレッドミルや自転車エルゴメーターを使用して呼気中の酸素および二酸化炭素の濃度
と容積を分析すること。
- 3 -
国民体育大会
毎年1月のスケート・アイスホッケー競技会、2月のスキー競技会、9~10月の本大
会の3つの節に分かれて行われる日本スポーツの祭典である。大会は、正式種目の順位を
得点に置き換えて都道府県対抗で実施され、男女総合順位の1位に「天皇杯」女子の総合
1位に「皇后杯」が贈呈される。
国立スポーツ科学センター(JISS)
国が定めた「スポーツ振興基本計画」の政策目標を達成するため、日本のスポーツの国
際競技力向上を目的に、スポーツ競技団体・スポーツ研究機関などと連携して、研究の推
進・トップレベルの競技者及びチームの国際競技力向上への支援を行う、東京都北区西が
丘に設置されたスポーツ科学・医学・情報研究推進の中核機関。
骨密度
単位体積あたりの骨量のこと。
コンディショニング
ケガ・故障等の有無、動作チェック、ストレッチング、リハビリのための補強運動等の
アドバイスを行うこと。
さ
笹川スポーツ財団
「スポーツ・フォー・エブリワン(社会)※」を推進している財団で、国民一人ひとりの
スポーツライフを豊かにするために、スポーツ振興に必要な情報の収集・分析・発信、施
策提言を行っている。
特に、チャレンジデー実施自治体を中心に「地域スポーツの現状・実態に関する確度の
高い情報(定量および定性情報)」を積極的に収集し、且つ財団が定期的に実施する国民の
スポーツライフに関する調査や国・自治体のスポーツ施策を対象とした調査等の結果から、
チャレンジデー実施自治体のスポーツ振興策に有益となる情報を共有化している。
※一人ひとりの国民が生涯を通じて、それぞれが望むかたちでスポーツを楽しみ、そこに幸福を
感じ続けられるライフサイクルが保障された社会
サプリメント
不足しがちなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素を補給するもので栄養補助食
品、健康補助食品とも呼ばれる。
3B体操
ボール(ドッヂボール並の大きさ)、ベル(手かせのような形をしたクッション)、ベル
ダー(ゴムの輪がいくつもつながってできたもの)を使用する健康体操のこと。ボール・
ベル、ベルダーの三つのBから3B体操という。
し
指定管理者制度
公の施設の管理を外部に委ねる場合、地方公共団体が指定する法人その他の団体(民間
事業者を含む)に管理を代行させる制度のこと。(地方自治法244条の2第3項)民間事
業者のノウハウを活用することにより、利用者に対するサービスの向上や管理に要する経
費の縮減等が図られ、多様化する住民ニーズに、より効果的、効率的に対応することが期
待される。
自転車エルゴメーター
自転車に模した装置で,車輪を回転させ,それを運動負荷として負荷量と生体の反応を
観察するための装置のこと。
自動体外式除細動器(AED)
心臓の動きを機械が自動的に診断して、音声により手順を教えてくれる。一刻も早い除
細動が傷病者の救命や予後の改善につながるため、2004(平成16)年7月から市民もAEDを使
用できるようになった。
シャトルラン
2地点間(20m)を合図に合わせて往復する全身持久力テストのこと。
- 4 -
ジャンパー膝
ジャンプ動作などの繰り返しにより発生するスポーツ障害の一つ。
ジュニアチャレンジスクール
学校ではなかなか体験できないスポーツを体験することで、小学生にスポーツの楽しさ
を学んでもらうためのプログラムのこと。
除脂肪体重
体重から体脂肪を除いた値のこと。
心理的競技能力診断(DIPCA.3)
スポーツ選手の心理的競技能力をいくつかの項目に分けて診断する検査方法のこと。
す
スキーアルペン
スキー競技の種目の内、滑降(ダウンヒル:DH)、スーパー大回転(スーパーG:SG)
大回転(GS)、回転(SL)の4種目を意味する。
スクワット
ウエイトトレーニングの基本種目の一つである。直立した状態から膝関節の屈曲・伸展
を繰り返す運動で、下半身、特に大腿四頭筋・下腿三頭筋・大臀筋・中臀筋などの筋力ア
ップ、筋肥大に大きな効果がある。
ストレッチ
筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を伸ばし、筋肉の柔軟性を高めること。
ストレッチポール
2000年に開発された健康器具で、現在は株式会社LPNが製造・販売元として、その商標を
登録している。ストレッチポールの上に寝てエクササイズを行うことで、本来人の手が届
かないからだの深層部にある筋群・関節をゆるめ、骨格を整えることができるとされる。
スポーツ基本計画
文部科学省では、スポーツ基本法の理念を具体化し、今後の我が国のスポーツ施策の具
体的な方向性を示すものとして、国・地方公共団体及びスポーツ団体等の関係者が一体と
なって施策を推進していくための重要な指針として位置付けている。
スポーツ基本法
スポーツに関する施策の基本となる事項を定めた法律で、平成23年(2011)施行。昭
和36年(1961)制定のスポーツ振興法を全面改定したもの。
スポーツコード
スポーツシーンの映像を分類しデータベース化することで、数値データでは見えない映
像情報を基に、ゲーム分析、評価を行うことができるビデオ分析システムのこと。
スポーツ指導者の養成
スポーツ指導者を対象に、スポーツ医科学に関する研修等を行う事で指導方法や競技力
向上を目指した事業。
スポーツ振興くじ(toto)助成
スポーツ振興のために必要な財源確保の手段として、平成10年に「スポーツ振興投票
の実施等に関する法律」が公布され、独立行政法人日本スポーツ振興センターがスポーツ
振興くじの実施主体になるとともに、その収益を財源として、スポーツ団体や地方公共団
体等が行うスポーツ振興事業に対して助成する役割を担っている。
スポーツ推進委員
「スポーツ基本法」に基づき、市町村の教育委員会が依嘱する(非常勤)。当該市町村に
おけるスポーツの推進のため、事業実施に係る連絡調整や住民に対するスポーツの実技指
導、その他スポーツに関する指導、助言を行う。
スポーツビジョン
スポーツに必要な8種類の視機能検査。
- 5 -
スポーツ吹矢
5~10m離れた円形の的をめがけて息を使って矢を放ち、その得点を競うスポーツで、
性別・年齢を問わず誰でも手軽にでき、ゲーム感覚で楽しみながら健康になれるのが特徴
である。
スローエアロビック
子どもから大人まで誰もが知っている身近な音楽を使って行う身体に優しい運動。
せ
静的筋力
一定の角度で筋肉が固定されて発揮する力で、力を発揮する際に筋肉の長さがほとんど
変化しないことから等尺性筋力とも呼ばれる。
セカンドスクール
児童・生徒が学校を離れた場所で、様々な自然体験や共同生活体験等を行い、その活動
を教科学習として授業時数にカウントできるシステムで、児童生徒の自ら学ぶ意欲や社会
の変化に主体的に対応できる能力(生きる力)を育むことをねらいとしている。
セルフコントロール能力
自分の感情を制御する能力のこと。
全国高等学校総合体育大会
全日制高校生のスポーツの祭典であり、通称インターハイや高校総体と呼ぶことが多い。
(定時制・通信制の高校生は全国高等学校定時制通信制体育大会に参加)全国高等学校体
育連盟の主催で、夏季大会は7,8月に、冬季大会は1,2月に開催される全国の高校生
によるスポーツの総合競技大会である。
全身反応時間
体重を負荷とした全身的動作を伴う反応の速さをみて、反応開始の合図から足が跳躍台
を離れるまでの時間を測る敏捷性テストのこと。
そ
総合型地域スポーツクラブ
地域の住民が自ら運営・管理するシステムで、子供から高齢者まで、だれもが、いつで
も、いつまでも、自分の好きなスポーツを行うことのできる地域住民のためのスポーツク
ラブである。総合型には、「種目・世代・技術レベル」における多様性があり、それぞれの
目的に合わせて、だれでも参加できるものであり、従来の単一種目からなるスポーツ団体
(クラブ等)と趣を異にしている。
現在の設立状況(平成25年4月1日現在)
設立済クラブ:25市町村62クラブ(県北19・県央26・県南17)
設立準備中クラブ:4市町村7クラブ(県北2・県央1・県南4)
総合型地域スポーツクラブ創設支援クラブ
地域型地域スポーツクラブ設立に向けて、公益財団法人日本体育協会を通じてスポーツ
振興くじ助成(総合型地域スポーツクラブ創設支援事業)を受けて活動するクラブ。
た
体脂肪率
動物の体内に含まれる脂肪の重量の割合のこと。通常、人の場合をいう。
体幹
体の主要部分で胴体の筋肉群のこと。(主に前体幹筋の腹直筋、腹横筋と後体幹筋の広背
筋、脊柱起立筋などの筋群)
大腿四頭筋
膝関節の伸展時に使用する太もも前面の筋群の総称のこと。
大臀筋
人間の腸骨の筋肉で股関節の伸展(特に屈曲位から)、外旋を行う。
- 6 -
タイム・アップ・ゴー(TUG)
体力診断種目の一つ。自分が最も動きやすくかつ安全な速度で、以下①~④の動作を行ったと
きの総所要時間を計測し、総合的な移動能力を評価する。
①「椅子から立ち上がり」②「3m歩行し」③「180度回転し」④「再び椅子に戻り座る」
タオルトレーニング
タオルを使ってのトレーニング。タオルを使うと負担が少なく自分でも負荷を調整でき
るため、無理なくからだを伸ばすことができる。肩こり、腰痛解消などのストレッチ効果
だけでなく、筋力トレーニングとしても活用できる。
多関節運動
複数の関節を使用し一度の動作でたくさん筋肉を動かす運動のこと。(ベンチプレス、ス
クワット、デッドリフト等のトレーニング動作)
タレント発掘事業
平成19年度から文部科学省委託事業「国際舞台で活躍するアスリート輩出のためのタ
レント発掘モデル事業」を受託し、「AKITAスーパーわか杉っこ発掘プロジェクト」として
取組を進め6年目の事業である。平成21年度からは、「体育学習熟」をイメージした「ジ
ュニアチャレンジスクール」を開講し、プログラムを本格的に開始している。
本県では、競技人口は少ないものの、これまで国際舞台で活躍している選手やコーチを
数多く排出するとともに、小学生から成人までの一環指導に取り組み、成果を上げている
フェンシング競技をモデルとして、選手な発掘・育成の効果的なプログラムを構築する。
ち
チャレンジデー
5月の最終水曜日に世界各地で行われている市民スポーツの祭典で、人口規模の近い自
治体同士が15分間以上継続して運動・スポーツを実施した住民の「参加率」を競う。
笹川スポーツ財団が日本における“チャレンジデー”を主催するとともに、実施自治体
に対して、住民一人ひとりが地域社会の中でスポーツライフを楽しめるようなシステムを
提案している。
また、実施自治体を中心に全国の自治体と連携を図りながら、スポーツ基本法に明記さ
れる「地方スポーツ推進計画」策定につながる提案、情報提供等を行っている。
中学生強化指定選手
将来、高等学校において、国民体育大会・全国高等学校総合体育大会等の全国規模の大
会で上位入賞できるよう、中学校から高等学校へと一貫した指導体制のもと、選手強化及
び競技力向上を図るため、県内中学生の中からこれまでの実績等を考慮して、各競技団体
から推薦され、さらには、在籍中学校長・保護者・本人の同意が得られ指定された中学生
のこと。
長座体前屈
床に座って膝を伸ばし、指先を前に押し出すようにして股関節から 上体を前に倒す柔軟
性テストのこと。
腸腰筋
腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群の総称。主に股関節を屈曲させる働きをする。
て
デッドリフト
下背部・臀部・脚部を鍛える代表的なウエイトトレーニングの種目である。主に広背筋、
僧帽筋、脊柱起立筋、大臀筋、ハムストリングスが鍛えられる。
手指体操
手指の動きを通しての脳への刺激は、体の他の部位以上に脳を活性化させることができ
るため、手指を使った作業はとても有効な脳トレーニングになる。脳に刺激を与えると脳
の神経細胞が増え、認知症の予防につながる。
と
等速性収縮
動く速度が一定の運動で、等速性収縮の運動のために作られた機械で行う。
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動的筋力
筋の長さを変えながら張力を発揮する筋収縮形態のこと。
トレッドミル
屋内でランニングやウオーキングを行うための運動器械のこと。
トレーナー
主にスポーツ競技選手の健康や体調の管理をしたり、技術指導を行う人物の総称のこと。
トレーナー派遣事業
国民体育大会や東北総体、強化合宿等に派遣し、競技力向上のためのサポートを行う事
業のこと。
な
ナショナルトレーニングセンター(NTC)
スポーツ振興基本計画に基づき、我が国におけるトップレベル競技者の国際競技力の総
合的な向上を図るトレーニング施設のこと。中核拠点には命名権が導入され、平成21年
5月11日より「味の素ナショナルトレーニングセンター」と呼ばれている。
に
ニュートリション
管理栄養士から、血液検査結果や食事習慣調査、面談を通して、日頃の食生活について
アドバイスを行うこと。
尿酸値
細胞の燃えカスでプリン体という物質からできており、通常は老廃物として尿と一緒に
排出される。しかし、尿酸が腎臓からうまく排出されなかったりすると、尿酸塩という細
かいガラスの破片のようになり、足の親指や膝の関節にひっかかって炎症を起こし、やが
て激しい痛み発作が起きるようになる。これが「痛風」である。
認知症
いったん発育した脳が損傷し、それまでに獲得した知的能力が低下してしまう状態をい
う。日本では長い間「痴呆(ちほう)」という呼称を用いてきたが、2004年に厚生労働
省が、一般的な用語や行政用語としては「認知症」が適当であるとの見解を示した。
は
バイオデックス
関節運動で出力される筋力を計測し、解析することができる筋機能評価運動装置のこと。
ハイスピードカメラ
スポーツ競技者の動作を500〜10,000コマ/秒で捉えることにより躍動する筋肉、各種用
具のインパクトの瞬間などを観察し、解析することができる器械のこと。
パイロットスタディ
あとから見て判断の指標となるような、試験的な調査・研究などのこと。先導的な例。
ハムストリング
膝関節の屈曲時に使用する太もも後面の筋群の総称をいう。
バランスボール
Gボールやエクササイズボールとも呼ばれ、直径20~120cmくらいのPVC素材の重荷重
にも耐えられるように作られたボールで、体のバランスを整えたりダイエットに役立てた
り、筋肉トレーニングに使用されたりしている。
パワーマックス
最大無酸素パワーとそのスピード持久力の向上をはかる自転車エルゴメーター型インタ
ーバル・トレーニングマシンのこと。
- 8 -
ひ
100キロチャレンジマラソン
毎年9月に「北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン大会実
行委員会」が主催し、秋田県仙北市角館町から北秋田市鷹巣までの100キロで開催され
ているマラソン大会のこと。(大会は50キロの部と100キロの部がある。)
ふ
ファンクショナル・リーチ(FR)
体力診断種目の一つ。立位中に、最大限前方に腕を伸ばす距離を計測することで、動的なバラ
ンス能力を評価する。
フィジカル
肉体的、身体的、体力的
フィジカルトレーニング
運動能力、体力の維持・強化や健康保持などを目的とした運動の総称をいう。
フィードバック
選手自身の活動内容や方向性を修正することを目的とし、体力測定で得た成果や評価な
どの情報を、選手自身に伝えること。
ブラウブリッツ秋田
サッカー「JFL」に所属するクラブチーム。Jリーグ昇格を目指している。プロ選手
とアマチュア選手の混合。運営会社は秋田フットボールクラブ(株)。
プロテイン
健康食品の一種でタンパク質を主成分とする栄養補助食品のこと。
へ
閉眼片足立ち
目を閉じたまま片足で身体のバランスを保つ平衡性テストのこと。
ペアストレッチ
2人組のストレッチ体操のこと。ペアの力を借りて筋肉を伸ばすストレッチでは、セル
フストレッチ(1人でのストレッチ)のようにポーズをとる際に他の部位に力を入れて行う
必要がなく、関節をより大きく動かすことができ、1人では伸ばしにくい筋肉を伸ばすこ
とができる。
ほ
ボルダリング
ロープを使わずに低い岩や岩壁を登るクライミング。ロープ使わない代わりに厚い着地
マットを敷いて行う。
ま
マタニティビクス
体内に酸素をたくさん取り入れながら全身運動を行うエアロビクス理論に基づき、医学
的な研究結果から生まれた妊婦のためのエアロビクスエクササイズのこと。
む
無酸素性パワー
酸素を必要としない筋肉活動中に発揮される力発揮能力のこと。
め
メディカル
スポーツドクターから、採血・採尿検査結果や問診等を行い、貧血や筋肉のダメージ、
- 9 -
ケガ・故障についてアドバイスを行うこと。
メンタル
知能や精神的にかかわるさま。精神的。心理的競技能力診断による分析から、アスリー
トとして、求められるメンタル強化方法、トレーニング手段等、アドバイスを行うこと。
メンタルトレーニング
スポーツで自分の精神状態を良い方向にもっていくためのトレーニングのこと。
ゆ
有酸素運動
好気的代謝によって得られるエネルギーを主とする、長時間継続できる運動のこと。脂
肪を燃焼させるのに効果的で、身体の大きな筋肉を使う。ウオーキング、ランニング、水
泳、エアロビクス、ダンスなど。
ユニカール
長野オリンピック等で有名になったカーリングを手軽に体育館などで楽しめるようルー
ル等を工夫したニュースポーツ。3人対3人(1人対1人でも可能)で、特殊なカーペッ
トの上で、3個のストーン(特殊合成樹脂製)を滑らすように投げ、円形の目標地点によ
り近づけることにより獲得される得点を競う。
ら
ラージボール卓球
レクリエーション用に開発された新卓球。従来の卓球ボールよりひとまわり大きくて軽
い、直径44mm、重さ2.2~2.4gのオレンジ色無光沢のボールを使用し、さらに
ラケットは日本卓球協会が公認した表ソフトラバーのみを使用する。ボールが大きくて軽
い分だけ空気抵抗が大きく、ボールの速度や回転も減る。ネットは従来の卓球より2cm
高く、初心者や高齢者でも楽しめるように工夫されている。
ランジ
ウエイトトレーニングの基本種目の一つである。主に大臀筋、大腿四頭筋に刺激を与え
る。ハムストリングスにも負荷がかかる。背中の自然なアーチをつくり、動作中に背中を
丸めないようにする。
り
リハビリ
スポーツ障害などによる外傷を負った者に訓練を施し、復帰を可能にすること。
る
ルーティーン
きまりきった手続きや手順を行い、集中力を高める方法。
ろ
ロコモティブシンドローム
骨、関節、筋肉など体を支えたり動かしたりする運動器の機能が低下し、要介護や寝た
きりになる危険が高い状態。運動器症候群。
- 10 -
欧文略語(ABC順)
ADL(Activities of Daily Living)
日常生活動作。食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本
的行動。
JOC(Japanese Olympic Committee)
公益財団法人日本オリンピック委員会。国際オリンピック委員会(IOC)に承認された日
本の国内オリンピック委員会である。代表は竹田恒和会長。
JSC(Japan Sport Council)
独立行政法人日本スポーツ振興センター。独立行政法人日本スポーツ振興センター法に
基づいて設置されている独立行政法人。我が国の「スポーツの振興」と「児童生徒等の健
康の保持増進」を図るための中核的機関である。
QOL(Quality Of Life)
生活の質。一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指
し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出してい
るか、ということを尺度としてとらえる概念。
- 11 -
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