...

経営計画の作成は 健康診断と同様に毎年行うべき!

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

経営計画の作成は 健康診断と同様に毎年行うべき!
経営計画の作成は
健康診断と同様に毎年行うべき!
株式会社田畑製作所
代表取締役
田畑 郁 氏
Tabata Kaoru
【会社概要】
東京都区部を中心に、ビル・向上・テナントなどの空調、給排水、衛生設備の設計・施工
を行う総合設備業。
創業は1927年で、社員数8人。
創業は1927年で
社員数8人 3年前から官民比率を逆転させて民間工事中心の売
上計上に成功し、2013年1月期の売上高は民間工事を中心に2億9,000万円。
ていねいで良質な工事が、各方面から高い評価を得ている。
経営計画を作成し始めることで、徐々に会社が「企業」になっていくというて
ごたえを感じています。振り返ると、経営計画を立てる前は目先のみを追い続け
て、明日のことも分からないような状態でした。
しかし、ここ2~3年、社員を交えて経営計画を立てることにより、社員自ら
が目標を話すようになってきました。こんなことは、今までありえませんでした。
今年も社員に参加してもらって経営計画を作成しました。一人ひとりのやるべ
きことが明確になり、目標に対する意識を参加者全員が高めることができたと感
じます。
そんなふうに毎年自身の会社の成長を実感できる経営計画を作成する時間は、
健康診断のように「やらなければならないこと」だと感じています。
健康診断のように「やらなければならないこと」だと感じています
自信をもって経営判断できる
会社のよき羅針盤
株式会社アール・アンド・エー・シー
代表取締役社長
高山 知泰 氏
Takayama Tomoyasu
【会社概要】
業務系のシステム開発を中心に、各種システムの企画・開発・導入コンサルティング、
BPOを手がけている。大手企業との直接取引が多いのが特徴で、消込業務に強い債権
回収パッケ ジ Victory ONE/G3」が好調。2004年の創業以来、8期連続で増収増益。
回収パッケージ「Victory-ONE/G3」が好調。2004年の創業以来、8期連続で増収増益。
2012年9月期の売上高は2億円、社員20名。
売上分類別や経費の細かい予算や予測は、一度も真剣にやったことがありませ
んでした。大枠での目標値などは設定していましたが、細かい分析などは、不要
とすら思っていました。
ところが「将軍の日」に参加し、細かく予算を分析していくと、今まで意識し
ていなかったことが見えてきました。いつごろまでに新製品を検討しなくてはい
けないのか。いつごろに事務所事務所移転を検討しなくてはいけないのか・・・。
5年後を見据えた今年、来年の具体的な行動が見えてきたのです。いままで直感で
経営判断していたため、直前に迷ったり、朝令暮改になっていたケースが多々
あったのです。
1日じっくりと5年後の数値計画を立てることで、明日の具体的な行動に自信
をもって判断できるように。「将軍の日」は、当社にとってよい羅針盤となりま
した。
した
若い経営者こそ
経営計画を立てる必要があると確信
株式会社カッコイイ大人
代表取締役
牛木 章太 氏
Ushiki Syouta
【会社概要】
2013年5月に設立。「カッコイイ大人になるため」をテーマに、教育事業や会員制セミナー
事業を運営。本気で夢に向かい挑戦するための研修、営業で成果を上げる研修などを年
間100本以上開催している。経営理念は「カッコイイ大人を育成、輩出し、日本の未来に
貢献すること」。
貢献すること」
別会社も含め、企業してから5年が経過しましたが、自社の経営計画を考えたこ
となど一度もありませんでした。「5年後にはこんな会社にしたい」という漠然と
したイメージはありましたが、具体的な数字に落とし込んでまとめることはして
いませんでしたね。
将軍の日に参加することで、今後5年間の具体的な売上や今後の課題、そして自
分では気付かなかった自社の強みが見えてきました。
さらにうれしかったのが、会社設立時に自分で考えた経営理念が、MAP経営
の考える理想の経営理念の形とマッチしていたこと。これから会社経営を続けて
いく大きな自信になりました。
日々、現場の仕事が忙しいなか、「将軍の日」でまる1日の時間を確保するこ
とによって、経営についてゆっくり考えることができ、いろいろなアイデアも浮
かんできました。
現在30歳ですが、私のような若い経営者にこそ、経営計画は必要なのだと確信
しました。
自分の想いを計画にすることで
「やるぞ というモチベ シ ンになる
「やるぞ」というモチベーションになる
株式会社日野エンジニアリング
代表取締役社長
遠藤 正美 氏
Endou Masami
【会社概要】
1978年1月に設立。産業用コンピューターの開発・販売で高い実績を持つ。日本大学・筑
波大学と「CABG治療統轄システム」を開発する産学プロジェクトや、2009年よりベトナム・
台湾に進出するなどの事業展開を行っている。
毎年中期計画を立てるようになって、かれこれ7~8年になります。計画を考
える際、常に5年先の経営を読めるわけではありません。しかし「こうした
い!」という自分の想いを計画としてまとめて実行すると、そのいくつかは不思
議と達成してきているんです。
1日かけて自分の思い描く会社の未来を数値化・言語化することで充実感が得
られますし、経営計画書が完成することで「よし、やってみるぞ」と思えるきっ
かけになります。
従業員に対しても、朝礼や会議で経営計画書に基づいた経営方針を繰り返し説
明するようにしています。そして「10年後には借金はゼロにしましょう」「売
上はこれくらいにして、利益はこれくらい出しましょう」と目標を共有できるよ
うになりました。昔なら少し恥ずかしくて言えなかったことも、今でははっきり
口に出せるからこそ実現するんですね。
Fly UP