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小商圏型、複合大型書店の全国展開を目指す
3058 中日新聞IRセミナー資料 2007年2月3日 小商圏型、複合大型書店の全国展開を目指す ホームページ: http://www.sanyodo.co.jp/ 本資料の取り扱いについて 本資料は当社の事業及び業界動向についての当社による現在の予定、推定、見込み又は予想に基づいた将来 の展望についても言及しています。 これらの将来の展望に関する表明は様々なリスクや不確かさが伴っています。既に知られたもしくはいまだ知ら れていないリスク、不確かさその他の要因が、将来の展望に対する表明に含まれる事柄と異なる結果を引き起 こさないとも限りません。当社は将来の展望に対する表明、予想が正しいと約束することはできず、結果は将来 の展望と著しく異なるか、さらに悪いこともありえます。 本資料における将来の展望に関する表明は、2007年1月31日現在において利用可能な情報に基づいて、当社 により2007年1月31日現在においてなされたものであり、将来の出来事や状況を反映して将来の展望に関する いかなる表明の記載をも更新し、変更するものではありません。 1 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 業績見通し Ⅰ.会社概要 1.当社の概要 会社名 設立年月 事業概要 株式会社三洋堂書店 1978年12月 複合大型書店チェーンの経営 2007年3月期(予想) 25,836百万円 600百万円 234百万円 281名 (他、平均臨時雇用者数816名) (888名) 82店舗 78店舗 2006年3月期 24,782百万円 売上高 512百万円 経常利益 338百万円 当期純利益 269名 従業員数 店舗数 3 Ⅰ.会社概要 2.複合化を進め堅実に成長 店 億円 100 350 ’’02 リサイクル部門を導入 02 リサイクル部門を導入 300 ’’01 MEDISITE1号店を開店 01 MEDISITE1号店を開店 250 80 ’’97 セルAV部門を導入 97 セルAV部門を導入 200 60 ’’92 チェーンオペレーションの仕組み作り本格化 92 チェーンオペレーションの仕組み作り本格化 150 100 40 ’’87 ビデオ・CDレンタル部門を導入 87 ビデオ・CDレンタル部門を導入 20 50 0 0 '79 '82 '85 '88 売上高 '91 '94 '97 '00 '03 '06 '09計画 店舗数 決算期変更 ’93年8月期(9ヶ月決算)、’05年3月期(7ヶ月決算) ‘07年3月期計画、’08年3月期計画、’09年3月期計画 4 Ⅰ.会社概要 3.東海地区を中心に店舗を展開 2002 2003 2004 2005 2006 2007 関東圏での出店も視野に 愛知県 28 27 27 25 28 29 岐阜県 21 24 24 26 26 27 三重県 5 4 7 7 8 9 滋賀県 7 7 7 7 7 7 その他 4 7 10 10 9 10 合計 65 69 75 75 78 82※ 注) 2007年1月末時点 5 4.書店業界でのポジション(売上高・経常利益) 単位:百万円、店 社名 順位 売上高 店舗数 順位 社名 1 紀伊国屋書店 120,691 56 1 ヴィレッジ・ヴァンガード 2 丸善(10ヶ月決算) 83,411* − 2 3 文教堂 52,872 228 4 有隣堂 52,090 5 ジュンク堂書店 6 経常利益 店舗数 1,582 173 フタバ図書 881 65 3 未来屋書店(ブックバーン) 790 148 39 4 ジュンク堂書店 586 26 34,846 26 5 有隣堂 536* 39 未来屋書店(ブックバーン) 30,634 148 6 三洋堂書店 527 78 7 フタバ図書 28,627 65 7 紀伊国屋書店 444 56 8 三省堂書店 27,892 36 8 精文館書店 428 42 9 三洋堂書店 24,782 78 9 あおい書店 368 49 10 カルチェ・イケダ 23,341 83 10 明屋書店 364 33 11 リブロ 22,889 61 11 カルチェ・イケダ 297* 83 12 トップカルチャー 22,252 54 12 文真堂書店 258 54 13 文真堂書店 19,224 54 13 文教堂 189 228 14 明林堂書店 17,253 104 14 リブロ 177* 61 15 ブックエース 15,180 34 15 オーエンターテインメント 139 46 出典:日経MJ「第34回 日本の専門店調査業種別売上高ランキング/書籍・文具部門」及び日経MJ「第39回 日本の小売業調査」より当社編集、加工 ※有隣堂、カルチェ・イケダ、オーエンターテインメントは経常利益が不明なため’05年申告所得を使用しています。 ※日経MJではブックオフ社も含まれておりましたが、ブックオフ社は中古本販売でありますので記載を省いています。 6 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 業績見通し Ⅱ.当社を取り巻く環境 1.書籍・雑誌販売金額の推移 インターネットやフリーペーパーの普及などによる情報入手手段の多様化から、 長期にわたる販売金額の減少が続いている。 億円 30,000 雑誌 書籍 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 '80 '83 '86 '89 '92 '95 '98 '01 '04 出典:出版科学研究所「2005出版指標 年報」、「出版月報」より 8 Ⅱ.当社を取り巻く環境 2.進む専門小売店の法人化、チェーン化 50,000 食肉小売業 45,000 40,000 個人 法人 35,000 30,000 20,000 ビデオレンタル店・CDレンタル店 18,000 16,000 25,000 14,000 CDVJ店 20,000 12,000 JVA加盟店 15,000 10,000 10,000 8,000 5,000 6,000 0 '72 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 '97 '99 '02 '04 4,000 2,000 70,000 鮮魚小売業 0 '72 60,000 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 '97 '99 '02 '04 '97 '99 '02 '04 個人 50,000 法人 40,000 30,000 20,000 10,000 30,000 書籍・雑誌小売業 0 '72 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 '97 '99 '02 '04 25,000 個人 20,000 50,000 法人 野菜小売業 45,000 15,000 40,000 個人 法人 35,000 10,000 30,000 25,000 5,000 20,000 0 15,000 '72 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 10,000 5,000 0 '72 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 '97 '99 '02 '04 出典:経済産業省商業統計調査より当社作成 単位:事業所数 9 Ⅱ.当社を取り巻く環境 3.書店業界における成功条件 • • 書店業界は商品や価格で差別化できない 書店業界の成功条件は「立地」と「規模」と「品揃え」 – 遠くより近くの店が良い – 小さな店より大きな店が良い – 多様な品揃えの店が良い →小商圏化 →大型化 →複合化 売場規模別で見ると売上高は300坪以上の店舗が伸びている 4.0% 2.0% 20坪以下 21坪 ∼40坪 41坪 ∼60坪 61坪 ∼80坪 81坪 ∼100坪 101坪 ∼150坪 151坪 ∼200坪 201坪 ∼300坪 0.0% 300坪以上 -2.0% -4.0% -6.0% 2004年度伸長率 2005年度伸長率 -8.0% 出典: ㈱トーハン「平成18年度版書店経営の実態」より当社作成 10 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 業績見通し Ⅲ.当社の特徴 1 複合大型書店を展開 2 空白市場への出店 3 独自のオペレーションシステム 12 Ⅲ.当社の特徴 1 .複合大型書店を展開 複合 大型書店とは? 当社では「MEDISITE」というブランドで展開 13 Ⅲ-1.複合大型書店を展開 ① 大型店が主体 売り場面積300坪以上の店舗が7割以上 売り場面積300坪以上の店舗が7割以上 店 30 24 20 18 15 11 10 8 6 0 200坪以下 201坪∼300坪 301坪∼400坪 401坪∼500坪 501坪∼600坪 601坪∼ 14 Ⅲ-1.複合大型書店を展開 ② .複合化の効果 ②.複合化の効果 • • 小商圏における採算売上高の確保 →購買頻度を高め、利益率を向上させることが必須条件 書籍以外の顧客を呼び込むための商材を導入 →多様なエンタテイメントの受け皿となる 複合化の効果(榛原店’06年3月期の事例) 60% 50.4% 50% 部門別売上総利益率 榛原店 売上総利益率 32.4% 40% 31.0% 30% 24.6% 28.0% 21.6% 20% 10% 0% 書店 文具 セルAV リサイクル レンタル 15 Ⅲ-1.複合大型書店を展開 ③ .非書店部門の拡大 ③.非書店部門の拡大 非書店部門の売上高比率は約4割へ 非書店部門の売上高比率は約4割へ 100% 80% 60% 40% 20% 36.1% 4.8% 0% '91年11月期 書店部門 '96年8月期 レンタル部門 '01年8月期 セルAV部門 文具部門 '06年3月期 リサイクル部門 16 Ⅲ-1.複合大型書店を展開 ④. 大型店の比率が増加 ④. 大型店の比率が増加 平均店舗面積は 15年間でおよそ2倍に 平均店舗面積は15年間でおよそ2倍に 坪 500 391 400 309 300 231 200 178 100 0 '91年11月期 '96年8月期 '01年8月期 '06年3月期 17 Ⅲ-1.複合大型書店を展開 ⑤.MEDISITE型店舗の例 • • • • • 三洋堂書店本巣店 450坪一層、MEDISITE型標準店舗 2005年12月16日(金)開店 岐阜県本巣市(旧本巣町 ※人口8,361人) 半径3Km人口 ※20,912人 注:人口データは東洋経済新報社「都市データパック2003年版」、2000年国勢調査より 18 19 20 21 Ⅲ-1.複合大型書店を展開 ⑥ 店舗レイアウト例 ワンフロアー・ワンカウンター レンタル DVD 雑 誌 書籍 レンタルCD 文具 リサイクル ゲーム セル CD/DVD レジ 出入口 作業場 22 Ⅲ.当社の特徴 1 複合大型書店の積極展開 2 空白市場への出店 3 独自のオペレーションシステム 23 Ⅲ-2.空白市場への出店 ①.小商圏対応の店舗運営 商圏人口 2万人で、書店経営を可能とする 商圏人口2万人で、書店経営を可能とする ローコストオペレーション ローコストオペレーション いかに低い売上高で経営を可能にするかを追求 坪当たり売上高が低くても利益を生む仕組みを確立 当社 全国平均 :93万円/坪(2006年3月期) :210万円/坪(平成14年商業統計 書籍・雑誌小売業) 競合店では難しい人口希薄地域への 出店を可能にした 24 Ⅲ-2.空白市場への出店 ②.3km人口2万人未満商圏 店段階利益 商圏人口2万人未満の市場で店段階で利益を出している (人、千円) 45,000 40,000 35,000 3km以内人口 店段階利益 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 榛原 川辺 高月 北勢 国府 南濃 岩村 大和 (2006年3月期) 25 Ⅲ-2.空白市場への出店 ③.北勢店 • • • • • • • 2001年12月14日 開店 売場面積347坪 駐車台数230台(共用) 社員:2人、 パート・アルバイト:24人 三重県いなべ市北勢町 人口:14,033人 半径3Km人口:11,447人 年商:300,956千円 坪当り売上高:867千円 注) 社員、パート・アルバイトの人数ならびに年商、坪当り売上高は 2006年3月期末データ 人口データは東洋経済新報社「都市データパック2003年版」 及び2000年国勢調査より 26 Ⅲ-2.空白市場への出店 ④.立地別店舗数 50 店 複合店 物販店(レンタルなし) 40 30 34 20 29 10 12 0 ロードサイド 4 3 NSC・隣接 インショップ 2007年1月末時点 27 Ⅲ.当社の特徴 1 複合大型書店を展開 2 空白市場への出店 3 独自のオペレーションシステム 28 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ①.商品管理システム 経験の浅い担当者でもお客様が満足する商品が揃った棚を作る ① インテリジェント発注システム ① インテリジェント発注システム • • Aが売れると、Aの属する分類リストの上位銘柄から、自店在庫の無いA´が 自動的に発注される仕組み。 店舗で在庫調整や発注を行わなくても、棚の商品が自然に良くなっていく仕組み。 ② カテゴリーディレクター制 ② カテゴリーディレクター制 • • 棚1段から2段の、極限られたカテゴリー(小分類)を監督 専用P.C.が支給され、毎日のように担当カテゴリーのリストを更新 29 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ②.インテリジェント発注システム 代替品を自動補充する仕組み • • Aが売れると、Aの属する分類リストの上位銘柄から、自店在庫の無いA´が自 動的に発注される仕組み。 店舗で在庫調整や発注を行わなくても、棚の商品が自然に良くなっていく仕組み。 売れた本 売れた本 売れた本 売れた本 売れた本 売れた本 週次更新の優先順位のリスト 売れた本 もっと売れる 本 もっと売れる もっと売れる 本 本 もっと売れる もっと売れる 本 本 もっと売れる もっと売れる 本 本 同じものではなく、リスト内の優先順位の高いもの(=もっと売れる本)を発注する 30 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ③.カテゴリーディレクター制 書店の棚の品揃えは、専門知識のある人が見ると、 死に筋だらけの酷い売場だが、書店員はそれに気づけない。 一人の人間が、極限られた範囲に限って品揃えを追求すると、 専門知識のある人も認める「売れる棚」を作ることができる。 カテゴリーディレクター制 • • 棚1段から2段の、極限られたカテゴリー(小分類)を監督 専用P.C.が支給され、毎日のように担当カテゴリーのリストを更新 31 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ④.カテゴリーディレクター制の成果 ディレクター名 TM TU YK SS MI SS TH YK HM KM TI MI AN SI MI AN ST KM TK ゾーン 暮し・婦人 趣味・娯楽 ビジネス書 趣味・娯楽 児童書 趣味・娯楽 趣味・娯楽 ビジネス書 暮し・婦人 就職・資格 趣味・娯楽 暮し・婦人 暮し・婦人 暮し・婦人 暮し・婦人 暮し・婦人 趣味・娯楽 趣味・娯楽 趣味・娯楽 スパン名 出産・育児 美術・工芸 仕事の技術 スポーツ 学習まんが スポーツ スポーツ 法律・労務 家庭医学 資格試験 スポーツ 冠婚葬祭 出産・育児 園芸 冠婚葬祭 出産・育児 美術・工芸 くるま・バイク 料理 3面プレート名 2006.06 2005.06 しつけ・育児 2,954 1,036 絵画技法 1,976 552 自己啓発 2,904 2,287 野球 1,359 993 日本の歴史 833 467 サッカー 1183 824 武道・格闘技 819 467 会社法 379 41 病気療法 873 561 資格各種 899 686 はじめてのゴルフ 485 282 手紙・文書の書き方 639 467 妊娠・出産 950 795 家庭菜園 880 757 行事の挨拶 250 164 名付け 663 582 マンガの描き方 317 268 麻雀 212 170 ソフトドリンク 165 139 冊数差 1,918 1,424 617 366 366 359 352 338 312 213 203 172 155 123 86 81 49 42 26 前年比 2.85 3.58 1.27 1.37 1.78 1.44 1.75 9.24 1.56 1.31 1.72 1.37 1.20 1.16 1.52 1.14 1.18 1.25 1.19 32 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ⑤.高い労働生産性と低い労働分配率 • • 10,000 業界平均よりも38.6%高い労働生産性を実現。 労働分配率は業界平均の53.3%に対し、41.1%と12.2%も 低い水準。 千円 60% 従業者一人当り粗利益高 53.3% 8,000 6,519 6,000 労働分配率 41.1% 40% 4,701 4,000 20% 2,000 0 0% 業界平均 三洋堂書店(全社計) 業界平均 三洋堂書店(全社計) 当社数値は2006年3月期時点 出典: 業界平均値は㈱トーハン「平成18年度版書店経営の実態」より当社計算 33 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ⑥.リースをしない リースは資産の経費化により簿外債務を発生させる。 その分、見かけ上資本回転率が上がりR.O.I.が高まるが、当社はそれを実態とは 異なる数値と考える。 よって、リースによる資産の取得は行っていない。 総資産額対未経過リース料残高 A社 7.35% B社 1.97% C社 6.86% 12.20% D社 三洋堂書店 0.00% 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% A社:主に関東圏での複合大型店を展開 B社:主に首都圏を中心に書店を展開 C社:リサイクル、レンタルの複合型店舗を展開 D社:主に上信越・関東域で複合大型書店を展開 34 Ⅲ‐3.独自のオペレーションシステム ⑦.レンタル商品の即時償却 レンタル商品(ビデオ、CD、DVD)は10万円未満の少額資産なので、即時償却が 可能。 当社は、初期在庫を即時償却するので開店時に大きな減益要因となるが、 見かけ上の収益確保よりも財務の健全性を優先する。 レンタル商品の償却期間 A社 24 B社 24 C社 24 D社 36 三洋堂書店 1 0 5 10 15 20 25 30 35 40ヶ月 A社:主に関東圏での複合大型店を展開 B社:主に首都圏を中心に書店を展開 C社:リサイクル、レンタルの複合型店舗を展開 D社:主に上信越・関東域で複合大型書店を展開 35 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ⑧.定期借地権建物の契約期間減価償却 通常、建物は残価10%、法定耐用年数(34年が多い)均等償却で経費計上さ れる。 当社は、残価0、20年均等償却で経費計上(有税償却)している。 税法による法定耐用年数を用いる場合に比べ、約1.6倍の経費増となるが、店舗 寿命を考慮すると、有税でも契約期間で償却すべきと考える。 定期借地権建物の減価償却期間 法定償却期間 34 三洋堂書店 20 0 5 10 15 20 25 30 35 40 年 36 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 業績見通し Ⅳ.業績見通し 1.2007年3月期見通し 単位:百万円、% 2007年 2007年3月期見通し 金額 売上高 構成比 2006年 2006年3月期 金額 構成比 増減額 増減率 構成比 差異 25,836 100.0 24,782 100.0 +1,054 +4.3 − 営業利益 631 2.4 520 2.1 +111 +21.3 +0.3 経常利益 600 2.3 512 2.1 +88 +17.0 +0.2 当期純利益 234 0.9 338 1.4 ▲104 ▲30.9 ▲0.5 102.48 − 173.12 − − − − 1株当当期純利益(円) 38 Ⅳ.業績見通し 2.今期出店一覧 店名 開店年月 所在地 立地 備考 せき東店 2006年 5月 岐阜県関市 郊外型 大安寺店 2006年 7月 奈良県奈良市 郊外型 垂井店 2006年 9月 岐阜県不破郡垂井町 N.S.C型 バロー 砂田橋店 2006年11月 名古屋市東区 N.S.C型 マックスバリュ 白塚店 2006年12月 三重県津市 N.S.C型 マックスバリュ 下恵土店 2007年 2月(予定) 岐阜県可児市 郊外型 ※N.S.C(ネバフッド・ショッピング・センター):商圏人口3.5万人程度の小型のショッピングセンター。 39 Ⅳ.業績見通し 3.株主様に対する還元策 ①上場記念配当の実施 平成19年3月期末 1株当たり期末配当:15円 内訳 普通配当:10円 記念配当: 5円 ②株主優待制度の導入 保有株式数100株以上の株主様※1人当たり 額面500円の全国共通図書カード1枚 注)2007年3月31日現在の株主名簿及び実質株主名簿に記載、 または記録された100株以上の株式を保有されている株主様。 40 4.複合型書店の出店余地 2万人商圏における複合型書店の出店余地は、約5,000店 既存店舗, 1,375店 空白マーケット, 4,909店 三洋堂書店, 66店 商圏人口2万人と仮定した場合 1.27億人÷2万人=6,350店 既存の複合型書店は当社を含め1,441店舗 したがって、 6,350店−1,441店=4,909店 既存店舗数:日本レコード協会による訪店調査(2005年4月∼7月) 41 5.三洋堂書店の目指すもの 「本とのであいのおてつだい」 日本最大級の直営複合大型書店チェーンをつくることで 高効率の商流を構築し、 全国の書店空白地区(町村)を無くし、 子供からお年寄りまで、どこに住んでいても 本(CD・DVD)と気軽に出会えるようにしたい。 42 3058 中日新聞IRセミナー資料 2007年2月3日 小商圏型、複合大型書店の全国展開を目指す ホームページ: http://www.sanyodo.co.jp/