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今から始める介護予防

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今から始める介護予防
シルバー世代もボランティア活動で生き生き元気!
市では、地域の介護保険施設でボランティア活動をする
高齢者の皆さんを支援します。ボランティア活動を通じて
得られるやりがいなどが、自分自身の介護予防につながり
ます。地域の人を支えるボランティア活動で介護予防を始
めて み ま せ ん か 。
問い合わせ 地域包括支援センター︵☎
2745︶
ることも、介護予防の目的の
一つです。
あまり外に出掛けなくなっ
た、人や社会と接する機会が
少なくなったなど、活動量が
減ると、心や体の機能が低下
していく恐れがあります。い
つまでも自分らしい生活を送
るため、日頃から積極的に外
出して地域の活動などに参加
しましょう。人との交流を通
じて生きがいややりがいを見
つけることが、自分自身の介
護予防につながります。
地域包括支援センターは
高齢者の総合窓口です
こう くう
ずく、物忘れが多くなった、
何でもいいから活動がしたい
など、介護予防に関すること
について気軽に相談してくだ
さい。介護予防教室や各種講
座の紹介など、その人に合っ
た介護予防を提案します。
また地域包括支援センター
では、5月に 歳以上の人を
対象とした介護予防に関する
基本チェックリストを送付し
ました。その回答を基に、7
月から順次、介護予防教室へ
の参加の案内を郵送していま
す。介護予防教室では運動機
能の向上や栄養改善、口腔機
能の向上を図るためのプログ
ラムを用意しています。案内
が届いた人はぜひ参加してく
ださい。
高齢者介護支援ボランティア
事業が始まります
市では、市内の介護保険施
設でボランティア活動をする
歳以上の人を支援します。
研修を受け、市が指定する施
設でボランティア活動をする
と、実績に応じてポイントが
もらえます。そのポイントは
1ポイ ン ト 10 0 円︵ 上 限
ポ イン ト ︶と し て 換 算 し 、 翌
年度に交付金として受け取る
ことができます。
社会参加・生きがいづくり
のため、ボランティア活動を
しながら自分自身の介護予防
を始めてみませんか。すでに
ボランティア活動をしている
人も、これから始めてみよう
と考えている人も、まずは研
修会に参加してください。
︻研修会︼
期日 8月 日︵金︶
時間 午前 時∼正午
会場 市役所東館5階第1会
議室
対象 市内に在住で、要支援・
要介護認定を受けていない
歳以上の人
参加料 無料
申し込み 7月 日︵金︶から
8月8日︵金︶までに介護保険
被保険者証を持って直接地域
包括支援センターまたは伊勢
崎 市 社 会 福 祉 協 議 会︵ 上 泉 町
151番地︶へ
交付金
絣の郷でのADL教室
2
2014年(平成26年)7月16日号
広報いせさき
3
ポイント
年度ポイント
を交付金に
をする
ポイント
伊勢崎市ADL介護予防ボラン
ティアの会に所属。自身が民生
委員を務める今井町区のミニデ
イサービスなどで、会で学んだ
ADL体操を伝えている。
※対象となる活動
は、お茶出し、移
動の補助、行事の
手伝い、話し相手、
レクリエーション
の指導などです
5 申請により翌
4 ポイント付与
3 ボランティア活動
2 手帳の交付
武藤 洋子 さん(中町)
1 研修を受ける
こ
よう
とう
む
(27)
市役所本館1階にある地域
包括支援センターでは、高齢
者に関するさまざまな相談に
応じています。最近よくつま
ADL体操で元気に介護予防
50
65
高齢者介護支援ボランティア事業の流れ
―ADL体操とはどういうもので
すか
日常生活の中で必要とされる動
―やっていて良かったことを教え
てください
私は今井町区で民生委員をやっ
ているのですが、町内のミニデイ
サービスでADL体操を教えてい
ます。地域の介護予防の推進に貢
献でき、体操をすることで自分自
身も健康になりました。
10 29
25
―どういった活動をしていますか
絣の郷、ふくしプラザ、境地域
福祉センターで定期的にADL体
操の教室を開催しています。地区
のミニデイサービスや介護予防教
室などでも教えています。平成25
年度は延べ1万人近い人が参加し
てくれました。
65
私たち、ボランティアで元気です!!
65
介護保険施設での演奏会
伊勢崎市介護予防推進協議会会
長。伊勢崎ボランティア協会、
伊勢崎朗読奉仕会などにも所属
し、精力的にボランティア活動
に取り組んでいる。
介護 予 防 し て い ま す か
自分でできることに目を向けて
現在、日本は平均寿命が
歳を超え、世界有数の長寿国
となっています。長寿社会の
中で自分らしく元気に人生を
過ごすためには、心と体の機
能の維持・向上を図ることが
大切です。日常的に介護を必
要としないで、自立した生活
ができるよう、介護予防を始
めましょう。
介護予防の目的は、介護が
必要な状態になることをでき
る限り防ぐ
︵遅らせる︶
こと、
また介護が必要となってもそ
の悪化を防ぎ、心と体の状態
を改善することです。単に介
護が必要な状態になるのを防
ぐためだけでなく、高齢者一
人一人が活動的で生きがいを
持って生活を送れるようにす
瀬川 裕子 さん(除ケ町)
80
―どのくらいボランティア活動を
していますか
20年くらいになります。仕事
を辞めた時、時間に余裕ができた
ので何か新しいことを始めようと
思い、アコーディオンサークルに
入りました。今はもう退会してし
まいましたが、そこで出会った皆
さんと一緒に、高齢者施設や地区
の行事などでアコーディオンの演
奏をしています。
―これからボランティア活動を始
める人にアドバイスを
ボランティアは何か特別なこと
をするものではありません。自分
ができることで、誰かを喜ばせた
り、人のためになれたりすればい
いと思います。私にとってはそれ
がアコーディオンでした。ボラン
ティアという言葉にこだわらず、
何かを必要としている人に優しく
手を差し伸べてください。ボラン
ティアを通じて生まれた絆は、大
きな財産になります。
―自身で介護予防を意識して行っ
ていることはありますか
特に意識してやっていることは
ありません。普段から、家事や庭
仕事などでよく動いています。ア
コーディオンの演奏は指を使いま
すし、運ぶのにも10キロあって大
変です。そういうことが介護予防
につながっているかもしれません。
こ
ひろ
がわ
せ
きの維持・向上を目的とした、高
齢者のための体操です。誰でも気
軽に楽しみながら行えます。
―ボランティア活動を始めたきっ
かけを教えてください
自分の体を丈夫にしたいと思い、
地域包括支援センターで開催して
いた、介護予防サポーターの研修
を受けました。一緒に研修を受け
た皆さんと、ADL体操を推進す
る「伊勢崎市ADL介護予防ボラ
ンティアの会」を立ち上げました。
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