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障がいの排せつ介助のための大人用ベッド設置について
●障がい者の排せつ介助のための大人用ベッド設置について Q. 障がいがあり、車いすを使用している方を連れて外出しましたが、排せつ介助をする 際に、大人用のベッドが設置されているところがなく、おむつ交換が大変でした。大人 用ベッドを設置してください。 (平成 27 年 7 月受付) A. 排せつ介助など、多目的に利用できる大人用ベッドは、ユニバーサルシートとも呼ば れています。おむつ交換のほか、一時的に荷物を置くなど、さまざまな用途で使用でき るため、多目的トイレに設置されている場合があります。近年整備されている多目的ト イレは、障がいの有無にかかわらず、どなたでも利用できるというユニバーサルデザイ ンの考え方に従って、車いすの利用者に対応するだけでなく、高齢者や妊婦にはベンチ やベッド、乳幼児のおむつ替えシート、ベビーチェア、人工肛門などの方に対応した設 備、最近では洋服を着替えられるように収納式の着替え台なども設置されているものも あります。 市では、「新潟県福祉のまちづくり条例」の整備基準に従って、高齢者や障がい者が 積極的に外出できるよう公共的な施設への多目的トイレの整備を推進してきたところ ですが、大人用のベッドについては、市内には新潟県立新発田病院に 2 箇所、イオン新 発田店に 1 箇所設置されている現状であると聞いておりますが、現在、市の施設におい ては、トイレに広いスペースが必要になることから、残念ながら設置されておりません。 平成 29 年 1 月の開庁を目指して建設中の市役所新庁舎には、多目的トイレに大人用 ベッドを設置することとしておりますし、今後も、スペースの確保ができる場合は、障 がい者や高齢者、妊婦、小さいお子さんをお連れの方など、全ての方が安心してトイレ を利用できるよう配慮しながら整備していきたいと考えております。 また、市では、障害者手帳をお持ちの方には、外出時の支援事業として排せつ介助に ついても支援対象としておりますので、社会福祉課障がい支援係にご相談くださいます ようお願いします。 (平成 27 年 8 月 5 日回答) ※上記の回答内容はすべて回答日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。