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通信 - 兵庫県立教育研修所

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通信 - 兵庫県立教育研修所
兵庫県立兵庫高等学校 SGH 推進委員
発行
9/27 創造基礎 B
兵 庫 高 校
後期(自然科学分野)スタート!
通信
「神大院生によるプレゼンテーション」
本校同窓会館ゆ~かり館において、創造基礎Bの
授業「神大院生によるプレゼンテーション」が行わ
10 月号(第 6 号)
れました。創造基礎Bでは、前期は社会科学分野の
2016 年 10 月 11 日発行
探究活動を行ってきましたが、後期は自然科学分野
のテーマについて、神戸大学大学院人間発達環境学
2学期も探究活動はとまらない!
研究科の大学院生とともに共同研究を行います。今
回、同大学院 教授 伊藤真之氏と大学院生8名に来
♦ 創造科学科1期生 ♦
ていただき、ご自分の研究課題や、今後生徒と共に
9/13 創造基礎 B
取り組む予定の研究内容について、プレゼンテーシ
前期(社会科学分野)最終発表会
ョンを行っていただきました。以下は研究(あるい
本校同窓会館ゆ~かり館において、創造基礎Bの
は今回の発表の)テーマです。
前期最終発表会「“輝ける未来創造都市”神戸の実現
に向けて、高校生の力を発揮しよう!」を行いまし
・好熱性シアノバクテリアが有する高機能性 RuBisCO の解析
た。ゲストとして、長田区役所まちづくり推進部 ま
(修士1年)
ちづくり課 課長 田中丈之氏、兵庫県企画県民部ビ
・“生物多様性”って何?
ジョン班長 青木勝一氏、FMわぃわぃパーソナリテ
(修士2年)
・足の裏にかかる摩擦力計測のための薄くて柔軟なセンサの
ィの和田幹司氏と佃由晃氏、神戸大学 学生ボランテ
開発
ィア支援室 東末真紀さんの5名をお招きし、質疑応
(修士1年)
・寄生者ハリガネムシによる宿主カマキリの操作について
答や講評等を行っていただきました。
(修士1年)
・環境 DNA 分析手法を用いた生態学調査
(修士1年)
・振動分光法を用いた高分子材料の劣化イメージングと劣化
挙動の解析
(修士1年)
・気球搭載望遠鏡によるガンマ線観測,加速器によるニュー
トリノに関する実験
(修士2年)
・月周回衛星「かぐや」が観測したデータを用いた月の放射
線環境調査
(修士1年)
大学院生の方々からの発表後、どのテーマに沿って
研究を進めていくのかを各班で考えました。大学院
自分たちが設定した課題を解決するために、約4か
生に質問をしながら、班員の考えをすりあわせて、
月にわたり行ってきたフィールドワークや話し合い
研究したいテーマを絞り込みました。
の結果を発表しました。今後は、実践活動とその成
果に注目していきたいところです。
-1-
9/6 RRE「The Great Barrier Reef」
2学期の RRE ではテーマを「環境」とし、学期末
のくぎ煮を使ったアイ
デアレシピを提案して、
にパワーポイントを用いたプレゼンテーション、外
アドバイスを頂きまし
国人留学生との交流会を行います。今回の授業では、
た。また、食都神戸をア
その導入として、本校 ALT が母国オーストラリアの
ピ ー ル す る 「 FIND
世界自然遺産 The Great Barrier Reef についてプ
KOBE」の成果やアンケートデータについての説明
レゼンテーションを行いました。その後、プレゼン
をして頂きました。
テーションの内容を日本語で要約し、感想を英語で
書きました。
≪ 生徒の感想 ≫
いかなごと合う食材を自分たちなりに考え、肉ま
ん・おかゆ・たこ焼き・十字包というパンの4つが
イベントなどで使う試食品として挙げられたので今
回のフィールドワークでは、自分たちで試作してみ
た感想を前田さんに報告し、さらにご意見をいただ
きました。すると、いかなごを焼いたり、煮込んだ
≪ 生徒の感想 ≫
りすると魚の生臭さだけが残ってしまうということ
The presentation had a lot of pictures, so it was
を教えていただきました。お話をする中で前田さん
very easy to understand. The most interesting
が、お知り合いであるフードコーディネーターのチ
story was about the starfish. I thought it was a
ュー・イン・メイさんに、このことについて意見を
little ironical for humans trying to help the coral.
聞くことができるとおっしゃっていたので、もしか
I had a great time. I want to go to Australia
するとイベントで使う試食品の実現に向けて大きな
someday.
一歩になるかもしれないと思いました。
「長田ソースの挑戦」
実践活動に向けたフィールドワークもいよいよ大詰め…!
8/31「異文化理解のための地域活動の研究」
9/6「長田ソースの挑戦」をテーマに研究している
「異文化理解のための地域活動の研究 ~地域活
社会科学分野1班の生徒が、大開通近くのコップン
性イベントへ向けて~」をテーマに研究している社
カフェにおいて、店主の権内さんとの打ち合わせを
会科学分野3班が、FM わぃわぃにおいて、同総合
行いました。10月21日に開催される丸五アジア
プロデューサー金千秋氏から再びお話しを伺いまし
横丁ナイト屋台(通称 丸五ナイト)にて、長田のソ
た。今回は、多文化共生を何のためにするのか、自
ース文化を広めるために、
「長田ソース」を使ったお
分たちの活動目的は何か
にぎりを出店する予定にしています。今回はそのお
など、これまで考えてき
にぎりの試食を、丸五ナイトで出店協力をしていた
たことを金さんに聞いて
だく権内さんにお願いし、アドバイスをいただきま
いただき、深めていきま
した。
した。
9/5「長田のいかなごを世界へ広めよう!」
「長田のいかなごを世界へ広めよう」をテーマに
研究している社会科学分野6班が、駒ヶ林浦漁業会
館において、神戸市漁業協同組合理事 前田勝彦氏か
9/16 神戸市長田区の丸五市場において、実践活動
らお話を伺いました。まず、班員で考えたいかなご
として行う長田ソースを使ったおにぎりの出店の下
-2-
見を行いました。出店予定先の丸五ナイトの様子を
頑張って活動したいです。
実際に見学し、雰囲気を味わうことができました。
9/29「長田デートで若者を呼び込もう!」
≪ 生徒の感想 ≫
今回のフィールドワークは、来月僕たちが出店さ
新長田周辺において、
「長田デートで若者を呼び込
せていただく、丸五ナイトアジア横丁の下見という
もう!」をテーマに研究している社会科学分野8班
ことでした。行ってみると、思っていたよりも大人
が、長田でさまざまな地域活動を実践している FM
な感じで、入るのが怖かったのですが、入ってみる
わぃわぃパーソナリティ和田幹司氏の案内のもと、
と、明るくてとても楽しい場でした。歩いていると、
まち歩きをしました。新長田大正筋商店街で「お茶
FM わいわいの和田さんがたくさんの食べ物をごち
の味萬」の抹茶モナカや「千鶴屋精肉店」のコロッ
そうしてくださりました。ありがとうございました。
ケなど路面店を中心にリサーチし、駒ヶ林港周辺の
特に感じたのは、人が多いとはいえ、これだけ賑や
駒ヶ林神社や腕塚堂などを散策しました。最後に二
かで店の数も多いので、たくさん売ることは難しい
葉学舎でレトロな雰囲気のなかで何かできないか思
のでは?ということです。だから、少しでも目立つ
いをめぐらしました。
≪ 生徒の感想 ≫
ために、大きな声で、高校生らしく元気よく呼びか
けたいと思います。成功といえるものにできるよう、
頑張ります。
今日はFMわぃわぃ
の和田さんに新長田、駒
ヶ林を案内して頂いた。
9/14
今回のフ ィールドワー
「妊産婦とその子どもを虫歯から救え!in 兵庫区」
クの目的は新長田での「高校生なりの楽しみ方」を
兵庫ユースステーションにおいて、
「妊産婦とその
見つけるためのものであったが、まだ私たちは指摘
子どもを虫歯から救え!in 兵庫区」をテーマに研究
をうけた食レポの域を抜けられていないと感じた。
している社会科学分野4班が、第1回平成28年度
私を含む班員は、みんな食べ歩きはとても楽しんで
兵庫区青少年記者クラブ編集会議に出席しました。
いたが、紹介されたスポットにはあまり興味を示し
この企画では兵庫区の委託を受けた NPO 法人こう
ていなかった。もう少し、三宮や梅田と差別化した
べユースネットが中心となって、神戸新聞社の協力
遊び方を考えていかなければならないと感じた。今
を得ながら高校生が記者として取材し、年に1回兵
回のフィールドワークは沢山の新長田の魅力を新た
庫区に配布される「Hyogo Pepper」を作成していき
に知ることができる非常に良い機会であり、有意義
ます。今回は、こうべユースネットの荒尾太介氏に
な時間を過ごすことができたと思う。
よる趣旨の説明と、神港高校・神港橘高校の生徒会
~ 実践活動の予告 ~
の生徒との顔合わせを行いました。
≪ 生徒の感想 ≫
10/21(金) 1班
会議では、荒尾さんから、Hyogo Pepper について
丸五アジア横丁ナイト屋台出店
〈丸五市場にて〉
の説明をしていただいたり、これまでに発行された
10/29(土) 2班
Hyogo Pepper を見せていただいたりして、これか
染色体験実施
〈駒ヶ林会館にて〉
らどのような記事を作りたいか、以前より具体的に
考えることができまし
た 。 こ れ か ら Hyogo
pepper が完成する3月
までの間、より良い虫歯
予防啓発ができるよう、
-3-
♦ 未来創造コース2期生 ♦
生物」に、新たに「都市工学」を加えた5科目とな
9/14 創造応用ⅠL「研究テーマ設定に向けて」
っています。生徒たちは、1学期の創造応用ⅠSの
ゆ~かり館において、コース2期生の文系選択者
時間に受けた講義や実験・実習をもとに、科目を一
が、自身の研究テーマと研究内容、研究の進め方を、
つ選び、より専門性の高い探究活動を行っていくこ
大阪大学の先生、大学院生、本校教員に対して説明
とになります。
しました。1学期の終わりからテーマを考えてきま
【数学】活動 2 回目より
したが、テーマの絞り込みがあまりできておらず、
数学を選択した生徒2名を対象に、神戸大学大学
テーマ設定や研究の進め方をアドバイスいただきま
院人間発達環境学研究科准教授 稲葉太一氏による
した。生徒たちも熱心にアドバイスに耳を傾けてい
最初の講義を行っていただきました。用意されたプ
ました。今後の展開が楽しみです。
リントを用いて、前回の内容の「基本統計量の計算」
≪ 生徒の感想 ≫
を演習しました。Σ記号・平均値・二乗和・自由度・
自分の研究すること
平方和・分散・数値変換法等の説明があり、その後、
があまりにも大きく、至
演習問題を解きました。授業の後半は、検定の考え
らないところがあるか
方についての講義と演習を行いました。帰無仮説・
を確認する良い機会に
対立仮説・第1種の誤り・第2種の誤り・棄却域・
なりました。前々から指摘されていた研究課題、ト
有意水準・検出力等の説明があり、最後に、用意さ
ピックが研究する分野としてあまりにも大きすぎる
れたプリントを用いて、演習を行いました。
点についてですが、自分ではトピックをより小さく
し、細分化したつもりが、そこからさらに小さくする
よう指摘されました。また、自分の研究したいこと
について研究しなさいという指摘もいただきました。
研究の説明が終わったあと、
「君が本当にその研究を
したいのかについて疑問に思った。」と言われ、「自
【化学】活動 1 回目より
分の研究したいこと」という根本からもう一度自分
化学を選択した生徒7名を対象に、神戸大学大学
自身へ問い直し、研究することの細分化とともに考
院理学研究科准教授 大堺利行氏をお招きし、今年の
えていきたいと思いました。その他にも、質的デー
テーマである「泥の電池」についての研究を行うに
タと量的データの違い、参考にする文献の選び方、
あたり、電池の仕組みや電気エネルギーについての
研究のまとめ方についてもアドバイスをいただきま
講義を行っていただきました。その後、燃料電池を
した。質的データは例えばインタビュー等がありま
利用した自動車走行実験を行い、電気エネルギーの
すが、インタビューは聞いた話を一字一句漏らさず
活用について実感することができました。最後に、
打ち込み、そこから必要なデータを取るため、先行
今後の活動予定について話し合い、次週は実際に準
研究に使われている他人の質的データは使いづらい
備した泥を用いて電池をつくり、どの程度の起電力
そうです。研究を進めるにあたって、先述した質的
を得ることができるのか試してみることになりまし
データの話のようなためになるお話をたくさん聞け
た。
ました。今後の研究に活かしていきたいと思います。
【物理】活動 4 回目より
物理を選択した生徒6名は、大阪大学理学部物理
創造応用ⅠS 探究活動(1~4 回目)
系総合研究棟を訪問し、大阪大学大学院理学研究科
コース2期生の理系選択者26名は、創造応用Ⅰ
教授 下田正氏と共に、研究テーマを決定するための
Sの時間において、探究活動を始めました。探究活
話し合いを前々回に引き続き行いました。前回の「衝
動の科目は、前年度と同様の「数学・物理・化学・
-4-
突球の実験とそれから派生したアイディア」の内容
でその個所を示す
を検討し、衝突球の任意の1球をゴムで覆い、非弾
目的で、拡大印刷し
性衝突の場合の実験を行いました。その後ゴムで覆
た1枚の地図に貼
う球を2球に増やし衝突の様子を観察しました。他
っていき、坂の多い
にも衝突球の実験に関する切り口を探りましたが、
街での様々な情報
これだというテーマには至りませんでした。2時間
をまとめることができました。改善点については、
ほど議論しましたが、手詰まり感が出はじめ、もう
「すぐに実施できること」と「じっくり取り組むこ
一度全員に一人一つアイディアを出してもらいまし
と」また「自分たちでできること」と「自治体に依
た。そこで出てきた「ミルククラウン現象」という
頼すること」の4つのフェイズに分類されることを
テーマに一同の関心が集まりました。ミルククラウ
学びました。また、街の復興の歴史や建築物や道路
ン現象の撮影に取り組んだところ、成功したので、
の法的制約など、さまざまな条件下で今の街がある
液体密度やその他のパラメータを変化させて、クラ
ことを学びました。その後、まとめた地図を手に、
ウンの突起数との関係を探ることになりました。物
再度、街歩きを行いました。兵庫高校の西地区は坂
理班の探究活動のテーマは「ミルククラウン現象」
が多いうえに路地が複雑に入り組んでおり、松本先
に決定し、当面は現象の再現と撮影技術の確立に取
生の目から見たこの街の特徴を生徒たちは学びとっ
り組み、ゆくゆくは物理法則の抽出と、その原理お
ていました。
よび数理解析を行う予定となります。
ここ数回の活動でのハイライトを抜粋して、その内
容を掲載しました。各回での詳細は兵庫高校のブロ
グに掲載しておりますので、ぜひご覧になってみて
下さい。
【生物】活動 1 回目より
神戸大学洲崎研究室を訪問し、生物を選択した生
♦ グローバルリサーチⅠ(1年生)♦
9/6「ユニセフ・南スーダン現地報告会」参加
徒6名を対象に、神戸大学大学院理学研究科准教授
コープこうべ住吉事務所において、本校グローバ
洲崎敏伸氏による探究活動のガイダンスを行ってい
ルリサーチⅠを受講している生徒2名(普通科1年)
ただきました。昨年度の研究論文をもとに、研究目
が、ユニセフ・南スーダン現地報告会に参加し、南
的や実験内容等の質問、説明を受けた後、今年度の
スーダン事務所モニタリング評価担当官 幸村真希
研究テーマを検討するために研究室で飼育、培養し
さんからお話を伺いました。南スーダンがどのよう
ている生物(主に原生生物)の観察を行いました。
な国なのか、政治・社会・経済的状況はどうなって
原生生物の特徴やまだ解明されていない点、細胞内
いるのかといった南スーダンの概要や、紛争が子ど
共生がどのように行われていくのかなど、現在の研
もに与える影響、ユニセフの人道支援活動等につい
究テーマに関する説明も受けることができました。
てお話しいただきました。また、報告会終了後、生
【都市工学】活動 4 回目より
徒たちは幸村さんに直
大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学
接質問し、疑問点等につ
専攻 助教 松本邦彦氏にお越しいただき、都市工学
いて深く知ることがで
を選択した生徒4名を対象に、講義をしていただき
きました。
≪生徒の感想≫
ました。まず、先週実施した街歩きの結果の共有を
行いました。各自の気付き点を、
「街の良い点」「改
善点」
「危険個所」などに分類し、色分けしたシール
今回の報告会で印象
に残ったのは、ユニセフの人道支援活動で大切なこ
とです。必ず活動を行う国の政府に許可を得たうえ
-5-
で支援する、ということと、政府と反政府、民族の
違いなどとは関係なく支援する、ということの二つ
です。しかし、現地では援助従事者へのハラスメン
トや支援の妨害が実際に起きるそうです。私は、上
に書いた二つのことを守らなければ、人道支援は成
り立たなくなるだろうと思いました。最後に、ユニ
セフの人道支援活動に携わる幸村さんの思いを聞く
ひょうご・こうべ保健・医療ハイスクールサミット
9/10「宣言文進呈式」
ことができました。
「もしその国で内戦が起こってい
たとしても、それは大人たちが始めたことであって、
子どもたちには何の罪もない。」と幸村さんは話して
くださいました。
兵庫県公館において、ハイスクールサミット実行
委員の宣言文グループである未来創造コース1期生
の生徒1名および2期生の生徒2名が、8月21日
に開催された「ひょうご・こうべ保健医療ハイスク
9/24 関学「国際ボランティアフォーラム」参加
関西学院大学上ヶ原キャンパスにおいて、グロー
バルリサーチⅠを受講している生徒6名(普通科1
年)が、
「国際ボランティアフォーラム」に参加し
ました。これは、関学の国際教育・協力プログラム
「国際ボランティア」に参加し、開発途上国に5か
月間派遣された学生の帰国報告会です。
≪生徒の感想≫
ールサミット」でまとめた宣言文(詳細は前号をチ
ェック!)を WHO 事務局長のマーガレット・チャ
ン氏に手渡しました。そのうち藤本真椰さんと酒井
希実さんが実行委員を代表して英文の宣言文を読み
上げました。坂部和希君は G7 サミットの主要なテ
ーマである薬剤耐性菌について創造応用の授業やベ
トナム研修を通じて研究した内容を宣言文に盛り込
みました。
私は PBSP でフィリピンに派遣されたお二方と
PRRM でフィリピンに派遣されたお二方のお話を
聴いた。PRRM では、生活向上支援、つまり現地の
人々と一緒に働くといった活動をしていたそうだ。
断水、停電は当たり前の過酷な場所で、言葉の通じ
ない人々と暮らし、働いていたのがすごいと思った。
≪ 生徒の感想 ≫
まさに私が憧れている活動だなと思った。
県の公館で WHO の事務局長であるマーガレッ
♦ グローバルリサーチⅡ(2年生)♦
9/26 ベトナム研修事後指導
ト・チャンさんに、私たちが作ったハイスクールサ
ミット宣言を手渡しました。先生方がとてもわくわ
本校化学教室において、グローバルリサーチⅡ受
くしていたのが印象的です。人前で英語を読むのは
講生のうちベトナム研修に参加した生徒7名(普通
とてもプレッシャーで本番もとても緊張しました。
クラス2年)が、ベトナムのフエ医科大学における
手と足と声がとても震えました。でも自分的にはま
実習の続きの実験を行いました。ベトナム研修で同
あまあよかったと思います。四月の終わりからやっ
行いただいた兵庫県立大学環境人間学部 教授 村上
てきたことがひとつの形となって無事に終えること
明氏のもとにフエ医科薬科大学のフン先生より送ら
ができてホッとしています。貴重な経験になったと
れてきた漢方薬のサンプルを活用し、抗酸化作用を
思います。これからも地域や世界の抱える問題に目
測る実験を行いました。今後、11 月 6 日に京都大学
を向けて視野を広くしていきたいです。
にて行われる高大連携課題研究合同発表会での発表
に向けて、実験を重ねていく予定です。
-6-
藤本さんたちの活躍は、神戸新聞の密着取材により
神戸新聞NEXTに掲載され、9月12日(月)のN
KHニュースでも大きく取り上げられました。
「神戸新聞 NEXT」(2016/09/10)
〈 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201609/0009475517.shtml 〉
🍎 SGH/未来創造コース/創造科学科関連行事予定
10月予定表
SGH/コース/学科 関連行事
学校行事
土曜教室
数学特別授業〔3年希〕
SGH/コース/学科 関連行事
1
土
2
日
3
月
4
火
野活結団式〔1年〕
5
水
野外活動〔1年〕
6
木
7
金
8
土 GRⅡベトナムチーム/ 事後研修〈兵庫県立大〉
24 月
9
日
25 火
1-8/ 創造基礎B(7限実施)〈コ ンピューター室〉
GRⅠ/15:40~ 〈会議室〉
17 月
18 火
中間考査(1日目)
保護者会〔3年〕
19 水
中間考査(2日目)
保護者会〔2年〕
20 木
中間考査(3日目)
創造基礎B 社会科学分野1班/ 丸五市場出店
21 金 〈丸五市場〉
イギリス研修参加希望者 選考面接
中間考査(4日目)
保護者会〔1年〕
22 土
校外学習〔2・3年〕
10 月
11 火
学校行事
体育の日
1-8/ 創造基礎B(6・7限実施)〈ゆ~かり館〉
神大院生ゼミ
23 日
西大和模擬国連大会〈大和大学〉
中間考査(5日目)
通学路清掃
壮行会
秋期定期戦
〈兵庫高校〉
26 水
27 木
2-8/ 創造応用(5・6限)
12 水 I L : 探究活動⑤
I S : 探究活動⑤
28 金
GRⅡ/ スライド(パワーポイント)提出
イギリス研修参加者発表(予定)
全国記述模試〔2年〕
13 木
29 土
創造基礎B 社会科学分野2班/ 染色体験実施
〈駒ヶ林会館〉
全国記述模試〔1・2年〕
14 金 16:00 イギリス研修申込み締め切り・説明会
全国記述模試〔3年〕
30 日
GRⅠ/ 講義 15:40~ 〈ゆ~かり館〉
「日本企業の海外進出」 三ツ星ベルト
15 土
31 月
16 日
備考
今後の主
な
予定
佐用町さつまいも掘り
GRⅡベトナムチーム/ 事後研修 〈化学教室〉
兵庫県立大学 環境人間学部
教授 村上明氏
GRⅠ: グローバルリサーチ受講者(普通科1年生),GRⅡ: グローバルリサーチ受講者(普通クラス2年生)
11月6日(日) 高大連携課題研究合同発表会/ GRⅡ(12班・ベトナムチーム)〈京都大学〉
11月7日(月)・14日(月) GRⅡ口頭発表会
-7-
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