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事業評価調書

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事業評価調書
事業評価調書
◎基本情報
年度
2012
一般会計
会計コード
10
事業コード
21047
事業名 奨学金支給費
評価担当 所属コード 教育委員会学校教育部教育推進課学事係
課
担当者名 大西
電話番号 211-3851
政策名
主 1-2-1 学びの意欲を育てる学校教育の推進
施策名
副
事業の性質 ● 経常経費 [ ○ 内部管理 ● 内部管理以外 ]
○ 臨時的経費
意欲や能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学困難な学生又は生徒に奨学金を
支給し、もって有用な人材を育成することを目的とする。
①奨学金支給費
奨学資金(月額)大学等:国公立) 6,000円、私立) 9,000円
高校等:国公立) 5,000円、私立) 8,000円
入学支度資金 大学等:国公立) 14,000円、私立) 21,000円
高校等:国公立) 10,000円、私立) 15,000円
②奨学審議委員会関係費
奨学金審議委員会の委員報酬、会場使用料など。
目的と
事
業 取組の
内 内容
容
主たる受益者
事業の
必要性
札幌市奨学金受給者
札幌市奨学金に対する応募が増加し、平成24年度の募集時には、現下の厳しい経済情勢の
中、前年度と同水準の2,369人の応募があり、採用倍率は全体で1.9倍であった。本市奨学金は給
与制を採用していることから、独立行政法人日本学生支援機構をはじめ多くの奨学金を運営して
いる団体が採用している貸与制とは別の需要がある。
また、本事業は、主に本市奨学金の目的に賛同した篤志家の寄付などを積立てた基金の運用
益により賄われていることから、事業の継続が寄付を受けた者の責務として必要である。
開始 1951
実施期間 ○ 単年度
● 単年度継続
○ 複数年継続
実施形態 ● 直営 ○ 一部委託
○ 全部委託 ○ 補助・助成 ○ その他
札幌市奨学金支給条例
関連法令
年度
終了
大半の政令市が独自の奨学金制度を設けている。
他都市
の状況
http://www.city.sapporo.jp/kyoiku/top/information/syogakukin.html
関係HP
新まちづくり計画 ○ 対象
関連計画
その他関連計画
● 対象外
計画コード
年度
短縮コード:21047
◎事業費
(単位:千円)
22年度決算
事業費(A)
特
定
財
源
国・道
市 債
その他
一般財源
人工
人件費(B)
計(A+B)
事業費の
内訳
101,547
0
0
37,323
64,224
2.0
15,400
116,947
23年度決算
100,355
0
0
35,503
64,852
2.0
15,200
115,555
24年度予算
99,370
0
0
37,045
62,325
2.0
14,800
114,170
24年度決算
98,941
0
0
37,044
61,897
2.0
14,800
113,741
25年度予算
100,419
0
0
35,481
64,938
2.0
14,600
115,019
(24年度決算)
①奨学金支給費 97,821千円、②奨学審議委員会関係費 1,120千円
(25年度予算)
①奨学金支給費 99,399千円、②奨学審議委員会関係費 1,020千円
◎指標
指標名
奨学生人員数
高等教育就学への支援策として、事業規模の推移の把握に資するため。
設定理由 平成24年度の実績が1,300人を下回ったことについては、予算要求時に想定していた公私比率
指
と
と比較し、私立高校の割合が高くなったこと、辞退者が発生したことにより未達成となった。
標 結果分析
1
目標・実績
21年度実績
1,169
22年度実績
1,307
23年度実績
1,310
24年度目標
1,300
24年度実績
1,273
21年度実績
22年度実績
23年度実績
24年度目標
24年度実績
21年度実績
22年度実績
23年度実績
24年度目標
24年度実績
21年度実績
22年度実績
23年度実績
24年度目標
24年度実績
21年度実績
22年度実績
23年度実績
24年度目標
24年度実績
指標名
設定理由
指
と
標 結果分析
2
目標・実績
指標名
設定理由
指
と
標 結果分析
3
目標・実績
指標名
設定理由
指
と
標 結果分析
4
目標・実績
指標名
設定理由
指
と
標 結果分析
5
目標・実績
◎検証(振り返り)
【事業所管局】
短縮コード:21047
申請者の学業成績や世帯収入などを取り扱うため、市民参加には、なじまない。
市民自治の 周知については、学校を通しての案内のほか、広報さっぽろ及びホームページによる広報活動
観点からの を行っている。
評価
奨学生が無事に卒業したことが、一つの成果である。
文部科学省が実施している「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」にお
いて、高等学校の中途退学者の割合は1.6%程度(22、23年度)で推移しているが、本市奨学生
の同割合は0.3%程度で推移している。
事業成果 奨学金支給による経済的支援が、一定の成果を挙げていると考えている。
事業水準
の妥当性
事
業
事業手法
の
の適切性
検
証
大半の政令市が独自の奨学金制度を設けており、本市奨学金制度についても妥当であると考
える。
なお、奨学生採用増については、第2次新まちづくり計画に基づき、平成22年度に達成してお
り、今後は同規模の奨学生採用を維持することを目標とする。
奨学生の募集については、来春に高校・大学等の新1年生になる者を対象とした予約採用と、
既に高校・大学等に在籍する者を対象とした補充・継続採用を実施しており、志願者が必要とし
ている時期に適切に実施できていると考えている。
〔1〕奨学金制度については、日本学生支援機構、北海道高等学校奨学会などが貸与型として
存在するが、給付型を実施している団体(あしなが育英会、交通遺児育英会、その他民間企業
等)は少ない状況にある。
現下の厳しい経済情勢の中、貸与型奨学金の返済に困窮する者が社会問題となっていること
選択項目 などを勘案すると、本市が給付型の奨学金事業を実施していく必要性は高いと考えている。
による検証
将来的には、奨学金への寄付などを積立てた基金の運用益だけで賄われることが望ましいこと
から、引き続き奨学基金への寄付を増やす取り組みを続けていくことが必要である。
課題
今年度予算で
の見直し内容
●A
○B
○C
○D
○ 評価省略対象事業
今後、国において高校授業料無償化の制度見直し、給付型奨学金の創設等、状況の変化が
あった場合には、本市奨学金としての対象者、給付金額等、検討する必要があると考えてい
A:効果的・効率的 る。
自己評価
に行い、十分な成
果が出ている
B:部分的な改善・
見直しが必要
C:全体的な改善・
見直しが必要
D:廃止を含めた
あり方の検討が必
要
○ 拡充
● 現状維持 ○ 縮小
現状の採用者数を維持する。
次
年
度
予
算
に
向
け
て
○ 休止・廃止 ○ その他
どのよう
な取組
にするか
(方向性)
奨学基金への寄付を増やすことが必要である。
改善
内容
これまで取り組んできた改善・見直しの内容
【全庁的な視点による検討課題の提起・外部評価からの指摘】
【上記指摘に対する改善・見直しの検討結果】
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