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学名:Limnodrilus claparedianus Ratzel, 1868
環形動物門 > 貧 毛綱> イ トミミ ズ目> ミズ ミミズ科> イト ミミズ 亜科 学名: Limnodrilus claparedianus Ratzel, 1868 和名:モトムラユリミミズ 特徴: ユリミミズに似るが、剛毛末端の上歯は下歯よりも長く、先端に三角型のフードを つけた非常に細長い陰茎鞘をもつことで区別できる。 湖内での分布:北湖および南湖湖岸の一部で採集された。 モトムラユリミミズの陰茎鞘 (撮影 大高明史) モトムラユリミミズの 陰茎鞘先端 (大高明史 原図) モトムラユリミミズの 腹側剛毛 (撮影 大高明史) 1988-1990 モトム ラユ リミ ミズ の 分布 図中の黒い点(・)は 調査地点を表す 本ページの写真の無断使用を禁じます 参考文献: 1. Ohtaka, A. (1985) Limnodrilus species Taxonomical (Oligochaeta, revision Tubificidae). of three Japanese Proceedings of the Japanese Society of Systematic Zoology, 30:18-35. 2. 大 高 明 史 ( 1992) 日 本 産 水 生 ミ ミ ズ 類 ユ リ ミ ミ ズ 属 ( イ ト ミ ミ ズ 科 ) の分 類について. 弘前大学教育学部紀要, 68:27-40. 3. 大高明史 (1993) ミミズ(貧網)綱.p.18-41.西野麻知子(編),びわ湖の 底 生 動物 -水 辺 の 生 き も のた ち - III. カ イ メ ン動 物 、 扁 形 動 物 、 環 形動 物、触手動物、甲殻類編.滋賀県琵琶湖研究所 4. Ohtaka, A. and M. Nishino (1995) Studies on the aquatic oligochaete fauna in Lake Biwa, central Japan. I. Checklist with taxonomic remarks. Japanese Journal of Limnology, 56: 167-182. 5. Nishino, M., A. Ohtaka and T. Narita (1999) Studies on the aquatic oligochaete fauna in Lake Biwa, central Japan. III. Distributions of respective species. Japanese Journal of Limnology, 60: 539-558. *執筆 大高明史