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再生可能エネルギー発電設備に関するガイドラインについて 11

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再生可能エネルギー発電設備に関するガイドラインについて 11
再生可能エネルギー発電設備に関するガイドラインについて
東日本大震災を起因とした福島第一原発事故を契機に再生可能エネルギーが見直され、さらに国による固
定価格買取制度が追い風となり、全国的に再生可能エネルギー導入が拡大しています。
茅野市では、平成24年度に県内でも一早く「自然エネルギー推進室」を設置し、再生可能エネルギーの普
及に力を入れてきました。最近市内でも再生可能エネルギーの、特に太陽光発電設備の設置箇所が急激に増
加しています。発電事業としては、工場の屋根にソーラーパネルを載せるもの、空き地を利用するもの、農
地を転用して行うもの、更には山林を切り開いて行う比較的規模の大きなものなどがありますが、市民から
生活環境や自然環境に与える影響を心配する声が上がるなど、いくつかの課題も見えてきました。
再生可能エネルギーに関する茅野市の考え方
茅野市では、平成11年に「茅野市環境にやさしいまちづくり条例」を制定
しています。この条例の前文では「すべての市民は、健全で豊かな環境の恵
沢を享受する権利を有するとともに、この環境を将来の世代に引き継いでい
く責務を担っている。ここに、すべての市民の参加と協力の下、人と自然が
共生し、環境への負荷の少ない持続的な発展が可能な環境にやさしいまちを築くため、この条例を制定す
る。」と述べています。また、平成21年に制定した「茅野市景観づくり条例」の前文では、
「私たちは、貴重な
財産である美しいふるさとの景観を守り、育て、作り出し、将来の世代に引き継ぐため、条例を制定す
る。」と述べています。これらの条例の基本理念に照らせば、市において再生可能エネルギーによる発電事
業を行う場合、市民生活や身近な自然、景観への影響を慎重に測る必要があります。
再生可能エネルギーの開発は、自然環境の保護や生活環境の保全等が前提であり、これらの環境を壊して
まで、行うものではないと考えます。例えば、大規模な森林の皆伐や土地の形状変更を伴う事業は、自然保
護や災害防止などの観点から、市民生活への影響が大であると評価せざるを得ません。
そこで、この度「茅野市再生可能エネルギー発電設備の設置等に係るガイドライン」を制定し、市民相互の
理解のもと円滑に再生可能エネルギーの導入を推進してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
茅野市長
(内線412)
問い合わせ 産業経済部 自然エネルギー推進室 ☎72−2101
家庭ごみの野外焼却(野焼き)の禁止について
一部の例外を除き廃棄物の野外焼却は禁止されています
「廃棄物の処理および清掃に関する法律」により、次の例外を除いて廃棄物(ごみ類)の野外焼却(野焼き)
は禁止されています。また、一定の基準を満たしていない焼却炉については使用が禁止されています。地
面に穴を掘っての焼却、ドラム缶による焼却などは「野焼き」と同じです。付近の住民の方への迷惑、有害
物質の発生の原因にもなりますので「野焼き」はやめましょう!
《例外事項》
○廃棄物処理基準に従って行う廃棄物の焼却 ○病害虫が付着した木の枝の焼却など ○河川管理者が行
う伐採した草木の焼却など ○災害の予防や復旧等のために必要なもの ○どんど焼き、キャンプファイ
ヤーなど地域の行事での焼却など ○田畑でのワラの焼却など、農業などのためにやむを得ないものとし
て行われるもの ○庭先での落ち葉たきなど日常生活を営むための軽微なもの
※例外事項の焼却についても、周囲に迷惑をかけないことが基本です。やむを得ず焼却するときは、風向
き・燃やす量・時間帯・よく乾燥させるなどに気をつけ、周囲に迷惑をかけないように注意しましょう。
《注意事項》
これからの時期は、畑の作物がらや雑草、田んぼのワラ等の焼却に対する苦情が大変多くなります。や
むを得ず焼却するときは、天気のよい日に2・3日よく乾燥させて、風向き・焼却する量・時間帯などに
気をつけましょう。
煙が道路に流れると、運転者の視界を遮り事故の原因になることもあり危険です。
違反者に対して罰則規定が定められており、廃棄物を焼却した場合には、5年以下の懲役もしくは
1,000万円以下の罰金(またはこの併科)が科せられます。また、法人に対しては、3億円以下の罰金が科
せられます。不法焼却を目的として廃棄物の収集または運搬をした場合には、3年以下の懲役もしくは300
万円以下の罰金
(またはこの併科)が科せられます。
※家庭の庭から出た草木はなるべく焼却しないで、堆肥化するなどして、土に還しましょう。また「燃え
るごみ」として処分できます。よく乾燥させて、指定袋(可燃ごみ)に入れて、ごみステーションへ出し
てください。
(内線263・264)
問い合わせ 生活環境課 公害衛生係 ☎72−2101
11
広報ちの 2014.11
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