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第5期周南市公民館運営審議会 第2回
第5期周南市公民館運営審議会 期周南市公民館運営審議会 第2回 日 時 平成24年6月22日(金) 9:30~11:40 場 所 周南市市民館2階大会議室2 委員9人 小川会長、山崎副会長、梅田委員、岡委員、福田委員、 福井委員、藤本委員、大寺委員、福本委員 出席者 事務局8人 生涯学習課:福谷課長、中村係長、大竹、有福、千原 中央公民館:林館長、村上館長補佐、藤井 会議内容 【事務局】 事務局】 みなさんおはようございます。定刻となりましたので、審議会をはじめさせていただきま す。本日は、千葉委員さん、布施委員さん、松田委員さんがご欠席というご連絡を受けております。本 日ご出席の委員さんは 9 名いらっしゃいます。過半数に達しておりますので、本日の審議会は成立いた します。皆さんにご報告申し上げます。それでは、ただいまより第 5 期第 2 回周南市公民館運営審議会 を開催させていただきます。本日はお忙しいところ、ご出席いただきまして誠に有難うございます。 ────────────────────────────── 【事務局】 それでは、最初に周南市民憲章の唱和を行いたいと思います。恐れ入りますが皆様ご起立 をお願いいたします。 市民憲章唱和 市民憲章唱和 【事務局】 ご唱和有難うございました。ご着席ください。 ────────────────────────────── 【事務局】 それでは続きまして、前回の審議会をご欠席されました委員さんをご紹介させていただき ます。福本委員さんは学識経験者というお立場でお願いしております。よろしくお願いいたします。 【委員】 皆さんおはようございます。前回は初回ということでしたけれど、都合により欠席させてい ただきました、福本と申します。よろしくお願いいたします。私は、鹿野のちょっと山奥で、今農業を 営んでおりまして、非常に人口の少ない過疎地に近い所で、皆さんの田や畑を預かって今やっているよ うな状況です。鹿野のまちの中でまちづくりのために、コミュニティの協議会やまちづくりのグループ に参加して色々とやっております。よろしくお願いいたします。 【事務局】 前回の審議会におきまして、会長に小川委員さん、副会長に山崎委員さんが決定しており ます。それでは、これからの議事進行につきましては、小川会長さんにお願いしたいと思います。 なお、会議の終了予定時間は、11 時 30 分頃予定しております。議事進行が円滑に進みますよう皆様 のご協力をよろしくお願いいたします。それでは、小川会長さんよろしくお願いします。 【会長】 皆さんおはようございます。前回、実際に櫛浜公民館を見ていただきまして、現状を概ねお 分かりいただいたことと思います。建て替えということが必要になってくるのですが、国の方でも消費 税をどうするかということで、財源がないということで議論しておりますけれども、地方自治体も当然 同じような状況にある訳です。そんな中で公民館だけでなく色んな公共施設を見直していかないといけ ない状況にあるのですが、そういうふうに考えると非常に後ろ向きになってしまって、ネガティブにな ってしまいますので、是非そういう状況の中で、いかにしてまちを盛り上げていくか、そのきっかけに なるのが、公民館の整備なんだというふうに前向きに捉えていただいて、お金はないけれど、まちを盛 り上げたり、人々が繋がる場をどういうふうに整備していくかという視点で是非議論していけたらなと 思います。どうぞよろしくお願いします。 それでは、先ずは会議の公開について、事務局より説明がございます。 【事務局】 本日の会議は、公開会議となっておりますので、議事録につきましては市のホームページ 及び市役所の情報公開窓口において公開させていただきたいと思います。どうぞご了承いただきたいと 思います。 【会長】 いかがでしょうか。毎回この審議会で協議された内容は公開されるということですので、よ ろしくお願いいたします。それでは、次に議事に入ります前に、議事録の署名をしてくださる委員の方 を2名指名することになりますので、皆さまからの同意をお願いいたします。これについては、事務局 の方で案がございますか? 【事務局】 それでは事務局の方から案ということでお諮りしたいと思います。前回の議事録の署名は 梅田委員さんと大寺委員さんにお願いしました。署名については、審議会ごとに2名ずつ順番でお願い したいと思っております。今回は岡委員さんと千葉委員さんとなりますけれど、本日は千葉委員さんが ご欠席ですので、福井委員さんにお願いしたいと思います。岡委員さんと福井委員さん、本日の議事録 の署名についてご了承いただけますでしょうか。 【委員】はい。 【委員】 【会長】ご了承いただけたということで、順番ですのでよろしくお願いいたします。署名については、 【会長】 議事録を見ていただいて間違いがないか確認していただくということですので、本日の会議の後、数日 内に事務局から届くと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございます。 それでは、本日の議事に入りますが、メインは周南市公民館施設整備計画(素案)についてお諮りし たいと思っております。前回もスケジュールを確認したのですが、秋9月までには最終の審議をしたい ということだったんですけれども、一つの問題がありまして、行政改革推進室の方で今公共施設の整備 の見直しを全体的にやっておりまして、その計画がどうも年度末に確定することになりそうだというこ とで、それが全体の枠を決めるものになりますので、それに先じて公民館の方だけ計画を定めてしまう ということはなかなかできないという事情が出てまいりました。ということで、我々も年度末に合わせ て、この計画については、賛否をしていくということにしたいと思っております。その辺をご了承して いただきたいと思います。詳しくもう一度スケジュールを含めまして、事務局の方から素案について説 明いただきたいと思います。よろしくお願いします。 【事務局】 周南市公民館施設整備計画(素案)説明 【会長】はい、それでは今ご説明いただいた訳なんですけれども、素案とはいえ、なかなかしっかりま 【会長】 とめていただいていて、このままでもいいのではないかと思ったのですが、実際公民館を利用されてい る委員の皆さまからすれば、ここは足りないとか色々なご意見があるかと思いますので、どんな簡単な ことでもいいかと思いますので、ご意見がありましたら順番にお願いしたいと思います。ご意見のある 方からしていきましょうか。いかがでしょうか。 時間的には、レジュメにこの議題については、10 時 55 分ぐらいまで予定していますので、まだ 50 分 ぐらいございます。順番に発言していただいても、十分時間あるか思いますので、順番にまいりましょ うかね。よろしいでしょうか。 【委員】良く分からないんですけれど、よく市の方としてはしっかりやっていらっしゃるなとは思いま 【委員】 す。それで色々と説明いただいて、私もちょっと考えたんですけど、今の公民館(大向)には、ホール という所がないような気がするんです。5ページ6番の所で、今からの建てる場合はこういうふうって 説明がございました。規模が大変大きなようなので、今からは必要かと思いますが、今の現状でみると、 みんなが集うという、何かグループとかサークルとかは色々大向でも利用されております。ちょっと寄 るとか、ちょっと暑いから公民館でどなたかと話したいなあとか、そういうのが、前はお店屋さんがあ ったり、ちょっと休んでお話をする、お花の事とか最近の季節の事とかという場があったのですが、段々 お店もなくなりまして、私がふと考えたら公民館なんか、そういう風な椅子をテラスみたいに出してい ただいて、集う・話をするという所があったら、いいんじゃないかなあと思っていたんです。そしたら この5ページでホールで一番下に、ロビーで住民の交流や団らんを図れるよう工夫し、廊下を含めて大 きな㎡でその空間が作られるようになっていますけれど、非常に必要な事だと思います。田舎は田舎で なかなか大変なんです。話をしようと思っても、みんなも電動の自転車みたいのにお年寄りは乗ったり して、だから今から作られるという事を考えると、あそこに行ったらどなたかと話ができるとかそうい うのを考えたら、この6番は非常にいいんじゃないかと思います。他の公民館はよく分かりませんが、 集う・話をする、みんなで季節の話題ができる、無理にお茶とかコーヒーを飲まなくてもいいんです。 あそこに行ったら、誰かに会えるとか、ちょっと本を読んだり、花が枯れていれば摘んであげるとか、 そういうのを考えたら、これからの公民館は非常に集える所を作ってほしい。サークルで事前に申し込 みを公民館にしますし、使った後も使用状況を書かないといけないし、型苦しいことをしなくても、ち ょっとホッとできるような場があったらいいんじゃないかと思います。 【会長】このホール(共用部分)130~150 ㎡これぐらい広い所があれば、これでいいという事ですかね。 【委員】はい。 【委員】 【会長】ありがとうございます。これでは足りないという話かなと思ったんですけど。 【会長】 【委員】田舎では十分です。 【委員】 【会長】ありがとうございます。それでは一通りいきたいと思います。次の方、お願いいたします。こ 【会長】 れでは足りないという部分を特にお願いしたいと思います。 【委員】今、ちょっとぱっと思いつかないことがあるんですけど、今一番身近で、私が鹿野に住んでお 【委員】 りますので、鹿野の実情で考えながら今聞いておりましたが、今鹿野の場合はコアプラザ鹿野という大 変良い施設がありまして、そこに公民館機能が移転しておりますので、施設の面では非常に、これ以上 文句を言うことはないんじゃないかなと思っておりますが、後は機能をいかに使うかというだけの問題 かなと思っていますが、後は元の公民館(今の公民館)の、その使い方が地域でも色々と話題になって、 浮かんでは沈み、浮かんでは沈みという状況になっていますけれど、その辺のところで、鹿野の学校が 今まで沢山ありましたが、それぞれ学校が廃校になりました。廃校になった関係で、その文化財という か、古い学校の備品を残そうということで、今公民館の中に色々置いておりますが、それをどういうふ うにしようかと、今まちづくりグループの中でも一つ課題が挙がったりしておりまして、それから文化 財、元々ある民具も、今公民館の中に入っておることとかありますけれど、それをどういうふうにしよ うかとコミュニティやまちづくりグループで色々と検討しておりますけれども、鹿野公民館がいかに有 効に使えるかということと、今講堂はここに書いているように使っておられて、劇団「和」がありまし て、それが今使っていらっしゃるんですけど、これは講堂が意外とレトロ調で、いつも見ておったら、 そんなに思わないんですけれども、意外と、よそから来られた方とか地元でもそうなんですが、意外と 人気があって、講堂をどう生かしていくかという事で色々と考えておりますが、今特に整備計画の中で、 今ここをどうしたら良いか、どういうふうに考えたら良いかすぐに思いつきません。協議の中で色々お 話できたらと思っております。 【会長】ありがとうございます。コアプラザ鹿野に大部分の機能は移転しているとはいうものの、未だ 【会長】 公民館のニーズがあるということですね。さらにどう活用していったら良いかという事が課題になって いる。やっぱり公民館自体も今後も必要だということですか? 【委員】そうですね。公民館自体せっかくあるので、どういうふうに使っていくのか、だから生涯学習 【委員】 機能とか地域活動機能というのは、コアプラザでほとんどやっていまして、我々もまちづくりグループ やコミュニティとかでいつも使っておって、機能としてはもうほとんど十分足りる状況がありまして、 公民館をどういうふうに使ったら良いか、いつも非常に思っておりますけど、それで今言ったような、 備品とか民具とか文化財とか旧岩崎家関係の文化財とかが色々あるんですけれども、そういうものが整 備統合されて、館としても利用できるし、前に葬祭場とか話があがっていたが立ち消えになりましたし、 どういう機能を持たせて、どういうふうにやったらいいのか、今コミュニティでもグループでも考えて いる。市の方に要望できるのであればしたらよいのかなあ、どうなのかなと検討している所です。 【会長】ありがとうございました。色々な類似施設との関係も考えて議論していかなければと思うんで 【会長】 すが。それでは、次の方、お願いします。 【委員】分からない点が多々あって、質問になるかと思いますが、1点は基本的な考え方等には全然異 【委員】 論はないですが、建て替えるという31のコミュニティを考えていると言われましたが、最後のコミュ ニティ区域図の中には鹿野プラザは書いていないし、耐用の年数からいったら戸田公民館がありき、四 郎谷・津木公民館は耐用年数がトップ3に入っている。その観点から言うと建て替える必要はないとい う判断なのかよく分からないし、Is値が最小値の所から順番にいくわけでもなく、残年数で先程やら れると言われていましたから、まあ総合的に判断されるのでしょうけど、Is値を、その為にお金をか けて2次診断をされるのでしょうけど、先程の説明だとやっぱり耐用年数と言われるし、その辺の整合 性が見えてこないし、もうちょっとこの図面が、ここまで書いていただけるのであれば、戸田であれば 将来的に戸田公民館だけでいいからとか、分かりやすくしてもらわないと。鹿野についても鹿野だけ1 か所しか書いていない。他はコミュニティセンターとか書いているが、分類がどうなっているのかよく 分からない。それと、2ページの地区別の公民館数を足していったら、38にしかならない。小学校や コミュニティセンターを足したら、逆に増えるんですけれど、41というのは、この図面の中に全部書 いてある数字なんですかね。コアプラザ鹿野を外した数が現状の数なのか、交流プラザとか全て含んだ 数なのか、ちょっとその辺がはっきりしない。基本的に返って我々に求めているのは何なのか。優先順 位をつけて、我々のコンセンサスを取って、ここから建てていこうと求めているのか、それとも単にこ ういう現状だからと説明されているだけなのか、よく分からないので、簡単でいいのでお願いします。 【会長】ありがとうございます。一応3つ程ありましたが、先ず建て替えの基準についての優先順位が 【会長】 分かりにくいということなので、再度ご説明いただければと思いますが、耐震診断の結果を最優先とい う事なのか、残年数なのかというような話がありました。 【委員】もう1点、建て替えないといけない場合、基本的に先程言われましたように、これからの施設 【委員】 ということで基準値が設けられていますが、基準値で行おうとすれば、当然今の立地条件では不可能な 公民館が結構あると思います。スペース的な面もあるし、立地的な面もありますので、それを新たな場 所の用地買収をしてやられる方向性なのか、その事が書いていないので、本当にここに書いているとお りにやっていただければすばらしいものが出来ると思うので、そうなのかどうかという点ですね。 【会長】ありがとうございます。ですから4点ですよね。最初に基準についての方針を今一度明確にし 【会長】 てほしい。2番目に41館という事がどういう事なのか。もう一度説明していただきたい。それから3 番目は、そもそも審議会でどこまで議論していけばいいのかということだったんですが、これについて は、この素案自体がこういう考え方でいいのかということを我々の方で判断していくという事になるの ではないかと思いますが。最後に言われた全く新たな立地で用地買収して建てることも有り得るのかと いう事だったと思うんですが、それでは以上4点につきまして、事務局の方でご説明をお願いいたしま す。 【事務局】先ず最初に基準、整備する順番ですね。これは今、第2次耐震診断を今年から2館、遠石と 【事務局】 久米公民館を始めとしまして第2次診断に取りかかっています。第2次診断の方は予算の関係上、何館 ずつという計画をなかなか立てられていないが、随時行っていくこととなります。その結果が分かり次 第、もし 0.7 を下回るようなことがあれば、もうこれは耐用年数の残よりも優先させまして、数値によ って緊急性があると判断した場合には、耐用年数の残よりも耐震診断結果を優先して整備してまいりた いと思います。 次に、コアプラザ鹿野が入っていないというご指摘がありましたが、ただの記載漏れですので申し訳 ありません。鹿野公民館とコアプラザ鹿野が鹿野地区にはございます。記載が漏れております。 それと審議会のスタンスというか、この審議会には施設整備計画(素案)を今現在示しておりますが、 こちらの方を見ていただきご意見いただきまして、そのご意見をまとめまして、それを踏まえまして施 設整備計画を年度末に策定しようと考えております。 新たな建設での立地条件等につきましては、これから各館ごとに耐用年数の残が 10 年未満のものなど そういったものにつきましては、各館ごとに、改修していくとか、統合するとか、行政改革推進室の方 が進める計画を考慮しながら、各館ごとの改修や統合等について、施設整備計画の方には記載しようと 思っております。 以上でよろしいでしょうか。 【会長】私の方から確認なんですけれど、4番目の部分ですが、新たな立地も各館ごとで検討すること 【会長】 も有り得るということですね。今のご回答は。 【事務局】そうですね。はい。 【事務局】 【会長】それもあり得るということですね。 【会長】 【事務局】耐震結果が悪くて、その土地では耐震改修ができない。そういった場合には、やはり耐震診 【事務局】 断が悪いままで、置いておくことができませんので、その辺も踏まえた検討をしていく必要があると思 います。 【会長】ありがとうございます。只、この中には表記はないですよね、新たな立地確保も含めたという 【会長】 ようなですね、そういう表現が必要でしょうか。 【委員】当然ですね。当然これを建て替える場合には、無駄のないように、目標に沿うようにしようと すれば、当然それが発生してくるはずなんで。1点漏れているんですけど、最初にちょっと言ったと思 う戸田公民館(戸田地区)などをみてみると、31のコミュニティを考えて作られるのであれば、当然 四郎谷・津木は別口で入っているんですけど、耐震は考えないよというふうに考えていらっしゃるので あれば、整合性がない。櫛浜公民館・櫛浜コミュニティセンターが耐用年数とか築年数の表記がないの で分からないですが、将来的にコミュニティ単位で作られるということであれば、今度の櫛浜公民館、 我々もこの間勉強させてもらいました、本当にとてもひどい、よく使っていらっしゃるなあと思うほど、 今の現状はひどいと思うのですが、そういうことであれば、コミュニティセンターと2つになりますよ ね。私が聞きたいのは、31あるので、これから建てていくのかそれともそうじゃないのか、やっぱり 統一しないといけないと思うんですよね。戸田地区については、住民も少ないし、使用頻度も少ないか らそこについては1館だけで、櫛浜についてはものすごい人口も多いし、使用頻度が高いから2館必要 なんだと判断があったというのであれば、まだ納得もできますけれど、そういうのがなしで、ただ単に 数字だけで判断されたのであれば、説明不足ではないかと私は感じている。別に悪いということではな いが、決められていることなので、いけないということではないんですが、やっぱりその辺がちょっと 説明がないのではないかと思います。31コミュニティ(公民館)もしくはセンターでこれから代用し ていくのであれば、ここはどうなのかという説明が必要ではないかと思うし、どうでしょうか。 【会長】それでは、お願いします。コミュニティありきなのかということですね。 【会長】 【事務局】今言われましたように、もちろん利用者人数や利用の目的等も勘案して、公民館が3館ある 【事務局】 所や分館がある所、類似施設がある所につきましては、その地域の利用されている状況、その施設の維 持管理のコスト面、そういったことをすべて総合的に判断しまして、行政改革推進室の動きも含めなが ら、将来的には1コミュニティ1公民館というふうにしてまいりたいと考えております。今から支所機 能等の再編等も行政改革推進室の計画の中に含まれるかどうか分かりませんが、そういった動きを見な がら、最終的にそういった事を施設整備計画の方でうたってまいりたいと思います。 【会長】31コミュニティに1つというのが大前提ではないということでよろしいでしょうか。今のご 【会長】 回答は。 【事務局】いえ、31コミュニティ、1コミュニティに1公民館ということを大前提に、各施設・類似 【事務局】 施設の統合等を考えていきたいと考えております。 【会長】なるほど。例外も有り得るということですかね。 【会長】 【事務局】その辺は、やはり地域の利用者数等にも関係すると思いますし、その機能がその地域で足り 【事務局】 ているのかどうか、逆に機能が足りていないところには機能強化しまして、必要な機能を追加していく、 そういった事を含めまして、将来的には1コミュニティに1公民館というのが適正配置ではないかと 考えております。 【会長】大前提は1コミュニティ1公民館だけれども、実情に応じて例外も考慮する余地があるという 【会長】 ことと受け取ってよいでしょうか。そういうふうに3ページの3の①と読めないこともないですけれど、 又、場合によっては、表現を議論する中で、もう少し分かりやすく表現していってもいいかなと思いま した。 それでは、次の方、お願いします。 【事務局】今の補足ですけれど、現在行革の方でも市内の各公民館だけではなく、小・中学校とかコミ 【事務局】 ュニティ施設・スポーツ施設等が合わせて、公共施設の適正配置について色々協議をしておりまして、 これが年度末に策定完了という計画でございます。それと併せて、公民館の方も進めていくということ で、公民館の整備計画を皆さんのご意見をお伺いしながら、進めておるところなんですけれど、どうし ても他の課が所管しているコミュニティ施設とかがありますので、それぞれが協議をしながら、行革の 方も公民館はどういう進め方をしているかというやり取りもありますので、調整しながら進めていくよ うになろうと思います。公民館運営審議会の委員さんのご意見も尊重させていただきながら、我々は公 民館をどういうふうに整備していくか考えている途中でございます。先程のご質問にもありましたけれ ど、櫛浜であれば、コミュニティセンターがある。戸田であれば、津木・四郎谷はどうなるんだろうか というご意見でしたが、これもですね、1コミュニティに1施設の方向で 進めながら、行革の方針も勘案しながら、例えば、まだはっきり断定したものの言い方はできないんで すけど、津木・四郎谷は例えば、地元譲渡という形になるかも分かりません。そして戸田公民館の拠点 性を高めるという形になるかも分かりませんし、櫛浜であれば、櫛浜公民館が新しくなれば、コミュニ ティセンターについては地元譲渡となり、これもコミュニティ推進課の意向もありますので、はっきり したことは言えませんが、そういう方向で進めていくようになるのではないかと思います。以上、補足 です。 【会長】補足していただいたとおりで、全体をまとめる所がここではないということですので、なかな 【会長】 かその辺が難しい面があるのですが、公民館としてはどうかという事で意見を出していけばいいと思い ますので、そういう前提でご意見をいただければと思います。それでは、次の方、お願いいたします。 【委員】6月2日・3日に広島県の奥に安芸太田町というのがあります。あそこで活性化するというの 【委員】 がありまして行って来たのですが、村の活性化には公民館がなくてはならないと言われるんですね。そ うして限界集落がどんどん増えておるから、それを統合して中央部に施設の良いのを作ってという話が ありまして、消費税の落ち込み、林業の衰退そういう事は非常に大切だと。元々は1地区で家が3軒ぐ らいでも簡単な公民館を作っている。しかし、これではやれないから全部中央に集めるという考えがあ ります。現在の状況から見たら、必要性の主旨については理解できると思います。確かに公民館という のは非常に大切な施設ですけど、数が多いからいいというものではないし、5ページ目ですか、機能を 十分配慮していただきまして、整備をやっていただくという考えを持っております。3ページに気にな ることがありまして、4番目の市が協働で進めるというところがありますね。色々と意見があると思い ますが、ここで一番大事なことは経験から思ったんですが、地域の住民に対しての説得、住民への話し 合いやご理解をよくやっていただきたいと希望します。市はこうしたいから、こうなったから、金がな いから、あなた達はこうしなさい、必要だったら中央公民館まで行きなさいという話にならないように 整備計画の推進にあたっては、地域の人たち・コミュニティの意見を聞いて、官・民連携と言いますか、 むしろ官・民融合ぐらいの形で、考えていければもっと良いのではなかろうかと思います。その辺を十 分配慮してやっていただきまして、この計画が明確に進むように進めていただきたいと思います。なか なかお金が十分ある時代ならいいんですけど、ある程度統合して、統合したとこの施設をより良くする、 利用しやすいようにすることが非常に大事なことだと思いますので、具体的な政策にあたりまして、そ れぞれの説明をよくして、お互い納得し合って、次は本当に良いものができるから楽しみだというそう いう雰囲気になっていけば、整備計画がスムーズにいくのではなかろうかと思いまして、経験を通して お話いたしました。 【会長】今ご意見いただきまして、とりわけ1コミュニティと市が協働して進めようとしている整備、 【会長】 3ページ4番の④ここのところを実際にしっかりやっていくべきではないかというご意見だったとは思 いますが、表現として一応地域コミュニティと市が協働で施設整備を進めるというのがありますので、 この表現としてはよろしいですよね。もっと強調して表現した方が良いですかね。 【委員】例えば、菊川地区では分館を含めて3つになりますね。加見分館をやめて、菊川に来なさいと 【委員】 言えば、加見の人たちは今までの歴史もありますので、しっかり意見を聞きながらやっておかないとな かなか後になって色々な要望が出ます。それなら早く言ってくれたら良かったのにとか、市の方は早く 計画を公表してくれれば良かったということになりますから、これからは整備計画については特に配慮 をお願いということですね。 【会長】事務局の方、よろしいですか。場合によっては表現の方で「特に」というニュアンスが出るよ 【会長】 うにしていってもいいかと思います。それでは、次の方、私の段取りが悪くて時間を押しておりまして、 重なる所もありますかと思いますので申し訳ございませんが、手短にお願いいたします。 【委員】整備計画についてではないですけど、福川の方の現状を言わせていただきますと、福川南地区 【委員】 と福川地区とふれあいセンターの3館あるので、それぞれの地域で色々なコミュニティ的なことを、や られていらっしゃいます。ふれあいセンターにおきましては、毎月1回、福市があるものですから色ん な方が集うんです。そういうことで、福川地区におきましては問題はございません。以上でございます。 【会長】今、福川地区についての現状をお話しいただいたので、これはよろしいですかね。ありがとう 【会長】 ございます。それでは、次の方、お願いします。 【委員】私は2期目でやっと公民館の全貌が見えてきたんですけど、いつも思うですが9番の中央地区 【委員】 別館ってどこですか。公民館一覧表の中央地区別館、これが分からないですね。熊毛公民館が一番新し く出来ているんですけれど、一番後ろの図で、熊毛公民館はどこの地区にあるのでしょうか。公民館と いっても、例えば今宿公民館といっても西松原分館とかもありますよね。施設を見たら古い順番に、も ちろん建て替えとか検討していくのでしょうが、例えば岐山地区の耐震は第2次診断を終わっているの でしょうか。それをお尋ねしたいです。以上です。 【会長】3点ございました。中央地区別館というのはどういうものなのかということと、地図の中で熊 【会長】 毛公民館はどこかということ。岐山の耐震2次診断は終わっているのかというご質問でした。 【事務局】中央地区別館につきましては、中央地区公民館がございます。その隣に1階が保育園、2階 【事務局】 が公民館機能等で、4階部分がくすのきラウンジというものがございます。不登校児の教室がある建物 が中央地区公民館の隣にございます。 【委員】建物は別なんですか。 【委員】 【事務局】別でございます。 【事務局】 【委員】意識の中に別というのはなかった。分かりました。 【委員】 【事務局】一応中央地区別館という扱いになっています。それと熊毛公民館につきましては、これもコ 【事務局】 ミュニティ区域図の中に入れるべき施設でございます。 【委員】どこの地区にあるの。 【委員】 【事務局】勝間地区にあります。この熊毛公民館につきましては、合併前は熊毛の中央公民館という機 【事務局】 能で、熊毛総合支所(新しいきれいな建物)の中にございます。11ページの35番の熊毛公民館、元 中央グラウンドの上にあったものを、現在は熊毛総合支所の敷地内に移っています。 【委員】その地区は勝間地区にあたるのですか。 【委員】 【事務局】勝間地区・三丘地区・高水地区が主になると思われます。 【事務局】 【委員】いや、地域としては、どこの位置に。 【委員】 【事務局】位置としては、勝間地区呼坂というところです。 【事務局】 【委員】あそこにあって、勝間ふれあいセンターは別にあるということですね。分かりました。 【委員】 【事務局】それと岐山公民館の第2次診断は、平成 24 年度に第1次診断を行います。今年度は、第1次 【事務局】 診断を6館行いまして、第1次診断は、対象外を除いたすべての館で終わります。それから2次診断の 方をやってまいりますので、岐山公民館については、24 年度に第 1 次診断を行うということになります。 【委員】建築の古い順番にそれをしないで、久米なんかは第2次診断が今年にあるわけですよね。なぜ、 岐山地区は第 1 次も無視されているのですかね。 【事務局】第1次診断の結果を見ていただきますと、久米公民館と中央地区公民館別館、遠石公民館の 【事務局】 数値が0.7よりかなり下回っているということ、第2次診断の方を早急に実施する必要があると考え て、今年度久米地区と遠石地区の公民館は、第2次診断に入っております。中央地区公民館別館につき ましては、機能的にくすのきラウンジや1階が保育園ということでございますので、他課と協議を進め ながら検討してまいりたいと思います。 【委員】はい、分かりました。 【委員】 【会長】次の方、お願いします。 【会長】 【委員】時間を過ぎておりますので、一言お願いということで、直接どうかなと、新人で分からないの 【委員】 ですが、ページで言えば5ページと2ページに関わることで、私は今、子どもの文化研究会に所属して いますので、その中でも5ページの図書室で、ミニ図書館という事なんですけど、最近本屋さんに行か れてお気付きだと思いますけど、ちょっとしたスペース、本屋さんによっては広いスペースを取って、 お話会というのを月1回されて、私たちもそこに行くんですけれど、やっぱり先程の夢を持って、ソフ ト面なんですけどその本がある部屋の中でお話会がちょっとできるスペースを考えて図書室というもの を入れていただいたらいいかなと思います。具体的にどのぐらいでどうこうと分からないんですけど、 可能な限りただ単に本があるだけではなく、ちょっとしたスペースでそこに行った子どもたちにお話を 聞かせたり、紙芝居を読んだりできるようなスペースがあるといいなあと思っています。これはお願い です。以上です。 【会長】ありがとうございました。実はですね、今日欠席の委員さんから意見をいくつかいただいてお 【会長】 りまして、今のお話に関連することなので、私の方からご紹介させてもらいたいのですが、反対に千葉 委員さんからは図書室を別途設置する必要があるのかなあという事で、ロビーの一角とかでもいいんじ ゃないかなというご意見も有ったのですが、今、岡委員さんのお話をお伺いして、その辺は確かに図書 室を設ける意義はあるなあと私も思ったんですが、よろしいですか、事務局の方で何か一言あれば、図 書室の件で、2つの違う意見が出ておりますけど。 【事務局】やはり図書室は、図書を整備して、その地域の方にこちらの図書館まで来られるのでなくて、 気軽に公民館に小学生など学校帰りに寄っていただいて、図書室を利用していただいて、又会議室とし ての利用もできるような部屋として、ロビーの一角に設けるのではなくて、部屋としまして利用が多い 場合等、簡単な会合とかは図書室でやられてもいいのではないかと思っております。やはり先程ご意見 がでましたけれど、読み聞かせ等できるようなものが、面積的にちょっとなかなか難しいとは思うんで すが、そういった活用ができれば、一番良いのでないかなと考えて図書室の設置は行おうと考えており ます。 【会長】ありがとうございます。それでは次の方、お願いいたします。 【会長】 【委員】時間が過ぎていますし、私もよく分かっていませんので、意見はないんですけれど、一番最後 【委員】 のページのコミュニティ区域図の記載漏れが高水地区にももう一つ高水ふれあいセンターがあるので、 それも記載漏れなのかあと思っています。熊毛公民館については、こちらにいらっしゃる職員さんがご 尽力されて大変すばらしいものが出来ておりますので、もし良かったら一度見学されたらいいのではな いかな。ソフト面はすばらしく充実していると思いますので、見学されたらいいのではないかなと思い ます。以上です。 【会長】ありがとうございました。最後地図の方で高水の漏れがあったと、これも抜けているという事 【会長】 でよろしいですか。 【事務局】高水ふれあいセンターも高水公民館の敷地内にございます。高水ふれあいセンターも全く公 【事務局】 民館と同じような利用されている事から表記しておりませんでしたが、施設名・施設としては2つあり ますので、高水ふれあいセンターも表示したいと思います。 【会長】ありがとうございます。あと一言なんですが、先程、欠席の委員さんからご意見いただいてい 【会長】 る事が少しありまして、ちょっとご紹介させていただきます。まず1点目は、5ページの6の施設の基 準の中に、避難所としての機能の記載がない。3ページの4の②には、災害時の避難所という話が出て くるのですが、施設基準の中にその辺の話がないが・・・と言われています。もう一つは、駐車場台数 の表記等がない、これでよいのでしょうかということ。それから最後に、8ページ公民館耐震診断状況 の中で、第2次耐震診断が必要と思われる館のうち、予定が2館だけ記載されている。それ以外の予定 はどうなっていますかというお尋ねがありました。簡単にお答えいただけますでしょうか。 【事務局】6の施設基準についてということで、5ページの方に避難所としての事が記載されておりま 【事務局】 せん。ホール部分、共用部分で倉庫等も検討していく必要があると考えます。避難所としての機能もこ こに記載する必要があると思いますので、その記載もしていこうと思っております。それと、駐車場の 表示につきましては、もっと詳しい施設の基準、面積等表示できればと思っております。その中で駐車 場等の敷地面積、延床面積、駐車可能台数等を施設整備計画の中では、うたっていこうと思います。 【会長】最後の耐震のところはいかがでしょうか。 【会長】 【事務局】これはですね。第 2 次診断を 24 年度に実施するものしか記載しておりません。その後の計画 【事務局】 も、きちんと協議して、1 館当たり 200 万円かかるということで、なかなかスムーズに進まない状況にな るかもしれませんが、中央公民館としましては、できるだけ多くの公民館の第 2 次診断がスムーズに行 えるように各課と協議をして、第 2 次診断を早期に行えるように進めてまいりたいと思っております。 【会長】ありがとうございます。私から1点だけなんですが、施設の基準についての所で、これから新 【会長】 しい公民館ということですので、視聴覚室設備・IT設備こういったものについても、明記していただ けるといいかなと思いました。それでは、すみません予定がちょっと押してしまいましたが、もう一つ 議題がございますので、素案についての議論は取りあえずここまでにしておきたいと思います。ただ最 初に申し上げましたように、当初の予定より、大分余裕が出来ましたので、また次回の 9 月にも議論で きるかと思いますので、今日の議論を踏まえまして、また素案を修正しまして皆さまに議論していただ きたい、機会を設けたいと思います。 それでは5分間、トイレ休憩をとります。 《休憩》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【会長】それでは時間になりました。次の議題も十分時間をかけたいところですが、次回また9月にも 【会長】 ですね、継続して議論できますので、今日は時間で、お昼で、皆さんご都合もおありでしょうから、時 間でだいたい切っていこうと思います。二つ目の議題、地域参画型公民館いわゆる中央7館の検証につ いて、これも当審議会に委ねられている事項でございますので、審議してまいりたいと思います。先ず、 事務局の方から資料について説明をお願いいたします。 【事務局】 地域参画型公民館について 説明 【会長】ここで、この議題について何を議論するかという事なんですが、大きく2点あると思うんです 【会長】 よね。1つ目は、そもそも地域参画型公民館という手法を中央7館以外の他の公民館にも適用していく というのはどうかという事を、先ず議論したいと思っております。その前提として、地域参画型公民館 中央7館でやってきたことは、良かったのかどうか、どういう事をやってきたのかというのを検証しな いといけない訳ですが、その方法として、今4番ですね4つ程挙げていただいております。利用状況を 調べ、アンケート調査を実施する等あるんですが、こういう方法でそれが果たして計れるのかどうかと いう事についても、ここでご意見をいただきたいと思っております。大きく分けてその2つになる訳で すけれども。これについては、何かご意見のある方は自由にご発言いただきたいと思います。 それでは、次の方お願いします。 【委員】本当に素晴らしいことだと思います。よそではNPOが関わっている所がありますけれど、 【委員】 将来そういう方向性はないのかどうかを聞いてみたい。中央7館の公民館実施事業一覧で見て、すごく 充実していると思いますから、そういうことが一番大切なことで、とりあえず健康寿命の方が取りさだ たれていますが、健康寿命とか国民総幸福とかという事がありますから、それを少しずつ広げてもらっ て、周南市の市民は非常に元気がいいと言えるように、地域に広げられるということはいい事ではない かなと思いまして、本当に素晴らしい活動で関心しながら意見を言いました。 【会長】 【会長】利用状況を見ると、非常に地域住民が主体的に参加していいんじゃないかという感想だと思い 長】 ますが、ご質問としては、NPOによる運営ということはどうかということだと思うのですが、いかが でしょうか。 【事務局】それについては即答はできませんが、やはり今まで取り組んでこられた中央7館のやり方、 【事務局】 それが良いという事が分かれば、それに沿ったような運営の仕方、お金のことを先程長く説明しました が、自由に使ってもいいよと言われると、本気で考えます。地区の子どもたちの為に、高齢者の為に何 ができるだろうかというふうに本気で考えて行われる事業は、良いものができるはずです。そういった 所を取り上げて、NPOになるかどうかは分かりませんが、こういった取り組みは波及していくのでは ないかと考えています。 【会長】ありがとうございました。次の方、よろしくお願いします。 【会長】 【委員】すみません。中央7館でずっと一緒に活動してきていますので、現状を話させてもらいますが、 市の方はとても良い制度であると盛んに強調されますが、実情としては、今中央7館で運営ができてい るのは、ボランティアの部分に依存する部分がほとんどです。というのは、交付金がございますが、こ のうちの8割弱は団体職員2名の給料ですね。残りは、自由に使っていい予算って言われますが、予算 書にはちゃんと配分が決まっておりまして、どこから転用という事を書くようになっています。それ自 体おかしいことで、自由に使っていいのであれば自由に予算を、ここにいくら使うと計上させていただ きたいのですが、市の方の予算書をもらう段階では、ちゃんと賃金はいくら、厚生費がいくら需用費が いくらという項目が上がっておりまして、実際に使うのは自由に使わしていただいていますが、その辺 の枠組みもおかしいと思いますし、何よりも一番大事なのは、嘱託職員、館長さんそのものも、地元で 適切な方がいらっしゃればいいのですが、そうでない時はどうするのかとか、その館長さんの舵取りに よって公民館の舵取りも変わってきます。他の館は市の職員がやられている場合が、ほとんどですので、 公平・公正で、絶対的なものがある程度担保されておりますが、嘱託職員の主事も、時間にものすごく 制約がございます。地区も何かイベントをやる場合は、ほとんど週末とか日曜・祭日ですね、これは当 然出勤になっていないはずでございます。すべて準備にかかる時間も、夜多分にかかりますが、嘱託職 員ということであれば、限られた時間ものすごい短い時間しか給料として払われておりません。そうい ったのをカットして進めていくということはどこかで破たんが来ると思います。ですから、もっと皆さ ん現状を知っていただきたい。私は最初からこの中央7館は問題があると提起してまいりましたが、も っと突っ込んだ話合いをしないと、すべて個人のやる気とボランティア精神に関わってくる。それって いうのは正しい行政かどうかというのは、今一度考えていただきたい。他との費用対効果でいうと、も のすごい効果ですよ。でも、それだからと言って、その人たちに、今回遠石の若い主事さんはやめまし た。給料が少ないからですね。ずっとやりたかったのですが、辞めざるを得ない。結婚して生活ができ ないような給料、そういったので、昔から人が大事というのに、人にお金をかけない。今の現状という のは、私はどうだろうかと思います。もっとやっぱり他との差別をなくしていただかないと到底、7館 には尊い心を持っている方がたくさんいらっしゃるので、なんとかやっている現状でございますけれど、 これをカットするのは市として如何なものかなと私は感じております。 【会長】今のは本当に貴重なご意見で、実際にやられている現状をよく御存知の委員さんですね。ある 【会長】 意味で、地域参画型公民館の負の部分だと思うんですけれども、結局その住民主体でいうことだと、お 金がかからない訳ですから、少ない費用で済むということで、必然的にその住民のボランティアに委ね られてくる訳ですね。それはその市全体としては、財政の面から考えるといいかもしれない。あるいは 市民の主体的な参画ということではいいかもしれない。けれども、実際にはその不安定な地位でやらな いといけない方が出てくるという問題が、これはもう公民館に限らず、住民参画でやっていくという時 には、常に問題となる事ではあるんですけれども、この辺について事務局の方でどのように考えていら っしゃるか、基本的なところ、スタンスをお聞かせ願えればと、思うんですが。 【事務局】今、おっしゃったのが、他の公民館には職員がいるではないかというご意見だと思います。 【事務局】 けれども、今から公民館を考えていくときにすべての公民館に職員を配置するか、今職員がいる公民館 についてもそのままかという議論にもなってくると思います。ですので、これまでの中央7館の取り組 みが応用できないかと考え、この度の審議会にもご意見を賜りたいと思っているところですので、今あ る職員がいる所も公民館がそのままであるという前提は、違うのでないかと思っています。また、市の 立場からしましても、人件費の削減というのは大きな課題でもあるかとは思いますので、中央 7 館の現 状は、今おっしゃることは大変良く分かるんですけれども、良い所については何か応用できないかとい うのが、こちらからのお答えです。 【会長】なかなか、ちょっとかみ合わない所もあるかとは思いますけれど、大事なことはですね、もち 【会長】 ろん地域参画型公民館のいい所はいっぱいあるわけですね。先程ご指摘いただいたとおり、いっぱいあ るんですけれども、他の委員さんが言われるように負の部分をどうやって最小限に抑えながら、進めて いけるかという事だと思います。それにかかっていると思うんですね。そこについては、これから十分 議論していかないといけない部分だと思いますので、今日は残念ながら時間がないんですけれども、是 非次回、これは事務局の方も、各委員さんもアイディアを出していただいて、深い議論ができるように 考えていただければなあというふうに思います。 どうでしょう。それを宿題にするとして、他にも次回につながる何かご意見があれば、もう一つぐら いお聞きしておきたいと思うんですが、どうでしょうか。特に中央 7 館、地域参画型公民館というもの がどういうものなのか。ご理解いただけましたでしょうか。自分の所でやっていないと、なかなか何の 事かよく分からないということはあるとは思いますが、今、首を振られている方もいらっしゃいました けれども、ちょっとまだ分からないという所ですかね。具体的にここが分からないということがあれば。 【委員】すべてです。すべて分からないですが。 【委員】 【委員】説明で概ねニュアンスは分かりましたけれども、もうちょっと、具体的に言葉で説明されても 【委員】 分かりにくいので、そういう部分をすべて書類上に書いていれば分かりやすいと思うんですけれど、口 頭での指示だとなかなか分かりにくい。紙に書くと難しいとは思うんですけれども。 以上です。 【委員】私自分が審議委員になって、初めて自分の地区の公民館が地域参画型ということを実は知った 【委員】 んですけど。ここの職員構成ですよね。館長と主事。若い主事さんの相談を受けたんです。私、 「生活出 来んのなら、やめた方が良いんじゃないの。」と彼に言いましたよ。「思いだけで生きておられんのよ、 人間は。」って。 「それより市の職員になる事を考えた方がいいんじゃないの。」と彼に言ったことがある んですけれど。団体職員2名、パートは分かるんですよ。3時間 19 日って。私の地区の公民館では団体 職員が誰にあたるのかなという事が自分では分からないんですよ。館長が地域に適した人って、その基 準は何を以てそれを決めるのかということですよ。うちの自治会から館長が出ており、うちの会合にも 出てこない人が館長なんですよ。 「こんなのがありなのかねって。自治会の総会にも出てこない、掃除に も出てこない人が館長?初めて知ったいね。 」って。 「いったいこれどういうこと。 」って。そういうのっ て現実的にいっぱいあると思うんですよ。特にこれを運営していくにはお金が当然伴いますよね。館長 にいくら払っているんだとか、主事にいくら払っているんだとか、私は知りたい。公民館を利用してい ても全然分からないし、団体職員って誰のこと?思い当たらないんですよ。電話しても誰もいない日も あるし、主事さんという人はやっぱりちゃんと一日中居て、色々と防災機能とか色んなことがあるので あれば、住民の安心・安全を守る起点になる訳だから、やっぱりきちんとした人に、きちんとしたお金 を払って居てもらいたいなあと思います。館長とかはボランティアでもいいじゃないですか。ある意味、 顔な訳で、だいだい校長先生を退職された方がよくなっていますが、ダイレクトにいうと。そんな感じ ですよ。その方々たちは、経済的にも裕福な方だから、はっきり言ってボランティアでもいいんですよ。 私館長をやれと言われましたら、ボランティアでやりますよ。それぐらいのやっぱり思いのある人も、 今からは出てくると思うけど、なんだか知らないけれど校長先生を退職した人がそのまんま顔で、公民 館の館長とかいうそういうシステムも、やっぱりここで見直していかなければならないといけないじゃ ないかなと思います。 【委員】今年若い主事さんが中央7館に4人ですかね。やめられたんですかね。生活ができないって。 【委員】 【委員】そうです。現実。 【委員】 【会長】 会長】分かりました。今さらにご自分の地区の報告で、現状をお聞きしたんですけれども、他の方が 言われたように、これだけでは分からないということですので、この議論を深めるためにも、もう少し 資料を事務局の方で具体的なところを用意していただいて、館長の選定基準とかそういうものも教えて ほしいということですので、できる限り実情が分かるような資料を出していただくということでよろし いでしょうか、お願いしても。 はい。それを基にもう一度議論をしていきたいと思います。時間がちょっと過ぎてしまいましたので、 整備計画の方も、それから中央7館のあり方についても、ちょっと深めることはできなかったんですが、 只、問題意識を持っていただくということでは意義があったのかなと思っております。是非、次回、引 き続き問題点について話し合ってまいりたいと思います。それでは、本日はありがとうございました。 それでは事務局の方でお願いします。 【事務局】本日は、長時間にわたりまして貴重なご意見、大変ありがとうございました。ちょっと時間 【事務局】 は過ぎましたけど、充実したご協議ありがとうございました。どうも失礼いたします。