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4月 - 那覇市
発行:アースの会 【平成 28 年度】2016 年4月 エコマール那覇プラザ棟ニュース NO.227 〒901-1105 南風原町字新川 641 ( 電 話 ) 098-889-5396 (開館) 8:30~17:15(月~金) (ファックス ) 098-835-6253 10:00~15:00(第 2・第 4 土・日) ( e-mail) re-plaza@m1.cosmos.ne.jp (休館) 第 2・第 4 以外の土・日、祝日、年末年始 (ホームページ) http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/haikibututaisaku/20141222purazatou.html 4月の講座 プラザ棟の講座を通して、ごみ減量・環境問題の取り組みにお役立てください。 日 月 火 水 木 金 土 1 2 ◆「なんくるどうくるコーナー」を活用して下さい。(要予約) 閉館 自分のペースでリメイク作品を作りたい方のスペースです。 個人でも少人数の仲間でも利用できます。布ぞうりや裂き織りコースターの備 品を貸し出します。説明用の DVD の貸出もしています。リメイク講座を受講 した方で、ミシンの取り扱いができる方は、自分でリメイクの作業をすること ができます。 *材料は、ご自分で用意して下さい。 3 閉館 4 5 6 7 ◆ 開館日に、随時対応する講座もあります!!(要予約) ① 簡単リサイクル(所要時間1時間) *裂き織りコースターと牛乳パックからのハガキ作り *ご希望により、廃油石けんの作り方を説明します。 ② 生ごみ処理(所要時間1時間) *水を切った生ごみを持参して下さい。 ③ 風呂敷の活用方法 ⇒ *マイバッグの作り方 10 11 12 13 開館 17 18 19 24 20 古布で作る 端午の節句かぶと飾り (定員 10 人) 午前 10 時~13 時 材料費 無料 裁縫道具持参 閉館 25 26 開館 ◆再生工房 家具抽選会 (第2回目) 午前 11 時 50 分頃 に行ないます。 27 古着で作る 布ぞうり (定員 5 人) 12時30分~ 16時30分 ・T シャツ5枚 布切ハサミ持参 ・ヒモ代 30 円 ■講座参加に関するお願い■ ◎講座受付は那覇市内在住・在勤の方を優先します。 (市外の方は、同じ月に受講できる講座は2講座までです。) ◎各講座は、講座の2週間前からの受付です。 ◎キャンセルの場合は必ずご連絡下さい。 ◎準備・片付けのご協力をお願いします。 ※平日の最終日は、館内清掃のため閉館です。 今月の閉館日:4月28日(木) 14 8 ◆再生工房 家具抽選会 (第1回目) 9 開館 合同見学 エコマール那覇 ①リサイクル棟 ②プラザ棟 10時~12時 15 16 古布で作る 端午の節句人形飾り (定員 10 人) 午前 10 時~13 時 材料費 無料 裁縫道具持参 古着で作る 布ぞうり (定員 5 人) 閉館 21 22 9時~13時 ・T シャツ5枚 布切ハサミ持参 ・ヒモ代 30 円 高機による裂き織り 刃物の研ぎ講座 タペストリー講座 10 時~12 時 10時~13時 定員5人 材料費 縦糸代 10cm で 60 円 28 閉館 館内清掃の為 臨時休館 (無料)定員 10 人 包丁・ハサミ持参 29 閉館 昭和の日 23 開館 古着・古布の 藍染め講座 (定員 10 人) 10時30分~ 12時30分 200g程度の 古着で 300 円 30 閉館 ・電話対応は 行ないます。 ■リユース市 (資源化物衣類の中からスタッフが選り分けたものを販売します。) ・オープン時間:月曜日~金曜日:午後 1 時~3 時 第4日曜日 :午前 10 時~12 時 ■再生工房(再利用可能な家具の展示販売) ・見 学:開館時間中は、いつでも見学ができます。 ・抽選会: 第2金曜日(4/8)と第4日曜日(4/24) ※両日とも午前 11 時 50 分頃 19 年間の軌跡 展示会の作品に感動の声! 去った3月2日(水)~12 日(土)の間、19 年間で作成したリメイク作品の展示会を行いました。 講座受講生をはじめ、リユース市にいらした方、展示会があると知って初めていらした方など、9日間 で約 150 人の方がいらっしゃいました。 展示作品は、講座で作成したものだけでなく、リユース市で購入した着物地を自己流にアレンジした ブラウスやチュニック、帯の飾り物など、とても丁寧にそして機能的に作られた作品ばかりでした。 また、ワンピースの裾の部分を利用して、半袖ワンピースを七分袖ブラウスにリメイクした作品は、 目立つ存在ではなかったものの、服のリメイクの原点のような存在として、興味深く見る人が多かった です。 今回の展示会に、沢山の方が足を運んで下さり、スタッフ一同感謝申し上げます。 ▼見学者からのアンケートの一部をご紹介します▼ 【感想】 ・皆さんのアイデアと想像力にびっくりです。刺激を受けました。 ・どの作品も素晴らしい。これからも、こういう展示会をして下さい。 ・予想通り、素晴らしい作品ばかりでした。古い服や布を生かして活用することは、地球にとっても、 個人にとっても良いことだと思います。 ・アイデア満載で、素晴らしい。家の中を見直します。 ・とても素敵な作品展です。私も何回か参加していますが、今までの作品を一堂に展示されてスタッフ の努力の賜物ですね。 【要望等】 ・紐を利用する「吊るし飾り」の講座を開催して欲しい。 ・土曜日や午後の時間帯に講座を開催してもらえたら助かります。 ・端午の節句に関する小物作りをして欲しい。 ・においが気になります。ハーブ・アロマなどを取り入れて、臭い消しや良い香りにできたら、と思い ます。 【スタッフより】 アンケートに書かれたリクエストには、今後出来る限り対応していきたいと思います。 フロアの臭いに関しては、展示会の前に廃油石鹸で掃除したこともあり、その油臭さも影響している かもしれません。 「通気性を良くする」「消臭剤を利用する」などの対処で、不快な臭いを発生させない ように心掛けます。 また、この施設はごみ収集車が通ったり、資源化物分別施設や草木のストックヤードがあるため、草木 の発酵臭が発生することもあり、どうしても臭いから避けられない環境にあります。この状況を利用者の 方々にはご理解いただけたら、と思います。 「なんくるどぅくるコーナー」は、 グループにも開放しています リメイクの作業をするために開放されているのが、 「なんくるどぅくるコーナー」です。 これまで、布ぞうり作りやリメイク講座の作品仕上 げなど、主に個人の利用が多かったのですが、古布の リメイク作業であれば、少人数のグループでも利用可 能です。この場所で、アイデアやノウハウを提供しあ って、個人・グループでリメイクを楽しみませんか。 【利用条件】 ①必ず予約して下さい。 (布ぞうりを作るための備品やミシンを使用する場 合も、予約時に伝えてください。 ) ②講座やイベントのある日は利用できません。 ③高機・ミシンは、講座受講した方で、自分で取り扱 いできる方に限ります。 ④指導料を徴収する講習会などには利用できません。 ⑤この場所での飲食はご遠慮ください。 ◆「沖縄の昔あれこれ」は、お休みします。 再生工房 =4月から展示期間が変わります= (ご理解・ご協力をよろしくお願いします。 ) (変更前)抽選日の翌日から次回の抽選日まで (変更後)抽選日の翌々日から次回の抽選日まで ※抽選日の翌日は、準備日となります。 あんな家に住んでみたいな。 =小澤さん宅 ミニツアー報告= 去った 3 月 12 日(土) 、古布リメイクの達人 「小澤喜美子さん」のご自宅を訪ねました。色とり どりの飾り物(ひな人形、金魚の吊るし飾りなど)、 センスの良いブラウスやパッチワークの数々。コー ヒーとお菓子のおもてなしまであり、まるでギャラ リーカフェに来たよう。参加者の感嘆のため息が、 あちらこちらから聞こえてきました。 古布のリメイクのお手本として、大いに参考にな る素敵な時間を過ごしました。 よしみじいちゃんのお知恵拝借 その21 = 収納タンスが、様々な形に生まれ変わる = 昨年の 3 月、ある宿泊施設から廃棄処分になった収納タンス35個が搬入されました。そのタンスは、 よしみじいちゃんの手で本棚に見事に生まれ変わったことは、昨年の6月号でお知らせしました。あれから よしみじいちゃんは、このたくさんのタンスを活かす方法を思い巡らせていました。昨年は、このうち11 個を衣装レンタルコーナーの展示用タンスに作り変えました。開きドアと背面の板を取り除くことによって、 吊るした衣装を両面から見ることが出来るように工夫しました。 (文章にすると何気ない作業に思えますが、現場で見ていると、この発想にたどり着いたことに感激!) そして、今回完成したのが、 「作品展示用の棚」です。作業の過程を見たスタッフは、その形状が 変わっていたことに驚きました。タンスのドアを取っ払った後、よしみじいちゃんは、ノコギリで外枠を斜め に切り落としていました。「展示物を置くためには、圧迫感をなくした方がいい」という思いから、上部の奥 行きを短くして、斜めにカットしたわけです。切り落とした箇所は、廃材で補強し、もともとこの形であった かのように、上手にリフォームされました。後から取り付けられた棚は、そのタンスのドアの部分を使い、全 てリユースの材料で出来上がりました。あまりに見事な出来栄えなので、「これは販売しないのですか?」と 聞かれたほどです。 よしみじいちゃんは、形やその用途を変えたりして、 廃棄された家具に命を吹き込んでいるのですが、本人いわく 「モノが私に教えてくれるんだよ」と言います。 さて、今年度はどんなユニークなアイデアが生まれるのでしょうか? ■昨年度、沖縄タイムス住宅新聞に、 『よしみじいちゃんの「R」な暮らし』が1年間連載されました。 そのおかげで、たくさんの方がよしみじいちゃんを訪ねにいらしています。いろいろな人との出会いや 旧友との再会もあり、よしみじいちゃんの励みになりました。 お待たせしました! 目からウロコの生ごみ処理 「バクテリア de キエーロ」の紹介 先月号で、神奈川県葉山に在住する松本さんが考案した生ごみ処理容器「バクテリア de キエーロ」のこ とを紹介しました。これは、①キエーロを設置し、必要量の土を入れたら、その後何も追加することなく継 続的に使い続けられる。②虫や臭いを発生させず、容積も増えない…(他、様々な利点あり)という、特長 がある画期的な方法です。考案者の松本さんは、生ごみ処理や微生物について長年研究し「キエーロ」を開 発しました。今回は、松本さんから伺った「キエーロ」の仕組みと“目からウロコ”の処理方法をお伝えし ます。 ◆「キエーロ」の本体は、縦 60 ㎝✕横 110 ㎝×高さ(前)35 ㎝・ (後)45cm(傾斜をつけるため、)の木枠 の箱(底はありません)。そして、ポリカ波板の屋根が斜めに取り付けられています。これは、①太陽の 光を取り込み、容器内部の温度を高めるため②雨水を防ぐため③木枠と屋根との隙間を作り、内部の通気 性を保つためだそうです。屋根設置は、生ごみを効率よく分解させるための工夫ですね。これを日当たり と風通しのよい土の上に設置し、ここに園芸用の土など 100 ㍑を入れます。 ◆「キエーロ」とは、こんな形です。 ここから風が 通る 45 ㎝ 65 ㎝ *「キエーロ」を設置する条件として 「日当たりと風通しが良い所」 。 水に濡れてもなかなか乾かない場所は NG。 「生ごみ処理容器は、 設置する場所が重要」 と、松本さんはおっしゃっていました。 110 ㎝ ◆生ごみの処理の仕方(下線部は、特に重要です) ①生ごみは、なるべく細かくする。しかし、水分は切らなくて良い。 ②キエーロの中の土を深く掘り(約 30cm) 、生ごみを入れ、掘った土の一部とよく混ぜ合わせる。 この時に、乾燥気味だったら、水を加えて良く混ぜる。 ③よく混ざったら、②で掘った土の残りをかぶせてフタをする。 表面にかぶせた土は、絶対に濡らさない。キエーロの屋根で下ろして、終了! ◆夏場なら、3,4 日で生ごみの姿がなくなり、臭い・虫の発生もないそうです。 「えっ!本当にこれだけ? しかも、水分を足す?」と疑問が湧いてきますね。従来型の生ごみ処理では、腐敗と虫発生の元である「水 分を切ること」が鉄則。その疑問に対する答えや市販のコンポスターとの違いなどは、次号で紹介します。 日常見かける環境問題 №127 絵・文 奥山 仁志(環境部クリーン推進課) エコマール那覇プラザ棟では、ごみ減量 のためにさまざまな活動をしています。 ・環境講座、イベント開催 ・ごみ処理施設見学対応 ・エコイベント推進のためのリユース食器貸し出し (イベントの容器ごみ削減のために、貸し出ししています。 ) *衛生的に管理するため食器洗浄機で高温洗浄しています。 そのための洗剤代をご負担していただきます。 ・学習発表会等への衣装レンタル (資源化物衣類の再利用) ・リユース市(古着・古布の販売)開催 ・環境書籍の貸し出し ・環境に関する情報の展示・相談 ・生ごみ処理実践、生ごみ堆肥を利用した植栽管理 ・再生工房の管理 *再利用可能な家具の展示販売*市民からの家具の持込みも受付けしています。 (再生工房専用 HP)http://ecmnaha.info/ 「再生工房」 「エコマール那覇」と検索すれば出てきます。スタッフのブログ「再生工房の日々」と 「よしみじいちゃんの作業日記」も更新しています。 プラザ棟ニュースは再生紙を使用しています ☆「エコマール那覇プラザ棟」の啓発部門は「アースの会」が受託運営しています。 ☆「アースの会」は地球環境に負担をかけない暮らしの情報発信やグリーンコンシューマー(環境 市民)を増やすための活動をしています。