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東京理科大学 森戸会館 案内図 東京都新宿区神楽坂4-2-2 文部科学省平成23年度先導的大学改革推進委託事業 シンポジウム ―大学における教育研究活動の評価をどう考えるか― 日時 2011年12月11日(日)13:30∼17:00 会場 東京理科大学森戸記念館 参加 無料 プログラム 開会挨拶 植木 正彬(東京理科大学副学長) ………………………………………… 13:30 北原 和夫(東京理科大学教授、調査研究代表者) 第 1 部 調査研究の成果報告 ………………………………………………… 13:40 「評価をめぐる国内外の動向」二宮 祐(一橋大学専任講師) 「国立大学法人制度と評価」田中 弥生(大学評価・学位授与機構准教授) 「今後の社会と大学」白川 優治(千葉大学助教) ー休憩10分ー ● 東京メトロ飯田橋駅B3出口より徒歩4分 ● JR 飯田橋駅より徒歩6分 第 2 部 パネル討論 ー大学における教育研究活動の評価をめぐってー… 14:40 テーマ1「教育の内部質保証と評価」 テーマ2「大学と社会の関係の再構築と評価」 パネリスト: 上山 隆大(上智大学教授) 塩川 徹也(東京大学名誉教授) お申込み方法:12月9日(金) までに以下のアドレスにメールでお申込み下さい。 (五十音順) 田辺 国昭(東京大学教授) 早田 幸政(大阪大学教授) 申し込み先▶E-mail : [email protected] 藤田 英典(共栄大学教授) 吉田 文(早稲田大学教授) Fax▶03-5228-7345 司 会: 広田 照幸(日本大学教授) 閉会挨拶 常盤 豊(文部科学省大臣官房審議官) 主 催: 東京理科大学 後 援: 日本学術会議/財団法人高等教育評価機構/財団法人大学基準協会/社団法人国立大学協会 社団法人公立大学協会/私立大学団体連合会/独立行政法人大学評価・学位授与機構/朝日新聞社 (いずれも依頼中) 主 催: 東京理科大学 後 援: 日本学術会議/財団法人高等教育評価機構/財団法人大学基準協会/社団法人国立大学協会 社団法人公立大学協会/私立大学団体連合会/独立行政法人大学評価・学位授与機構/朝日新聞社 (いずれも依頼中) シンポジウムを行うにあたって 現代社会が直面する諸課題に、 ユニバーサル化した大学はどのように貢献することができるのでしょうか。過去の 歴史を検証しつつ、 新しい時代を見据えた大学像が求められています。本調査研究では、 こうした問題意識を根 底に抱きつつ、 大学の教育研究活動の評価の在り方について検討を重ねて参りました。 この検討は、 日本学術会 議が検討を進めてきた大学教育の分野別質保証の問題、 さらに遡れば、 中央教育審議会の答申「学士課程教 田中 弥生(たなか・やよい) (独)大学評価・学位授与機構准教授 国際公共政策博士 非営利組織論 評価論。東京大学工学系研究科客員助教授、国際協力銀行評価 室参事役などを経て現職。財務省財政制度審議会委員、総務省政策評価・独立行政法人評価委員など。 「市民社会政策論」 (明石書店) 「NPOが自立する日」 (日本評論社)、 「NPOと社会をつなぐ」 (東京大学 出版会)、訳書にP.F.ドラッカー編著「非営利組織の成果重視マネジメント」等。 育の構築」 とも深く関わっています。昨年開催された3認証評価機関と日本学術会議との共催シンポジウムでは、 各大学による自律的な質保証と大学コミュニティーによる相互支援とが大学教育の質保証の根幹をなすものであ ることが共同声明として出されていますが、 認証評価と国立大学法人の評価が開始されて7年が経過した現在、 評価に関する様々な課題も浮かび上がってきており、 さらに具体的な検討を深めることが求められています。本調 査研究の委託が決定されたのは3月11日でした。 その日を境に大きく変化した日本にあって、 大学と社会、 もしくは 学術と社会との関係の再構築が強く求められていることを感じつつ、 具体的な制度から理念的な問題にいたるま 田辺 国昭(たなべ・くにあき) 東京大学公共政策大学院院長 1984 年東京大学法学部卒。専門は、 行政学、 政策科学、 政策評価、 社会保障政策。 東京大学公共政策大学院院長、 同大学大学院法学政治学研究科教授。 著書に「市場と政府−財政投融資制度の転換と金融自由化−」 (城山英明/大串和雄編『政策革新の理 論』、 東京大学出版会) 、 「政策評価」 (森田朗編『行政学の基礎』、 岩波書店) がある。 で、様々な観点から評価をめぐる問題について精力的に考えて参りました。今回のシンポジウムにおきまして、 いま までの調査研究の結果をご報告しつつ、 大学の教育研究活動の評価をめぐる諸課題にどう対応していくべきか、 皆様とともに考えを深めることができることを念願しております。 研究代表者 北原 和夫 二宮 祐(にのみや・ゆう) 一橋大学大学教育研究開発センター専任講師 専門は、高等教育論、高等教育政策史。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。 2008年4月から現職。論文に「産学連携の政策過程―技術科学大学の設立を事例として」 『 公共政策 研究』6巻、 「『受託研究』の政策過程―産学連携前史における漸増主義による慣行の制度化」 『 人文・自 ■ 登壇者のご紹介(五十音順) 上山 隆大(うえやま・たかひろ) 上智大学経済学部教授 専門は経済史、科学技術史、科学技術政策。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。スタン フォード大学大学院歴史学部博士課程修了。 (Ph.D.)。ロンドン大学・ウェルカム医学史研究所研究員、 スタンフォード大学客員教授などを経て、2000年から現職。著作にHealth in the Marketplace (SPOSS Inc.)、 『アカデミック・キャピタリズムを超えて』 (NTT出版) がある。 北原 和夫 (きたはら・かずお 東京理科大学教授) 東京工業大学名誉教授 国際基督教大学名誉教授 東大大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了。ベルギー政府給費生としてブリュッセル自由大学物 理化学科留学、 同大学にて理学博士取得。MIT化学科研究員、 東大理学部物理学科助手を経て静岡大学 教養部助教授。東工大理学部応用物理学科助教授、同大学教授。国際基督教大学教授。2011年4月よ り現職。2002年日本物理学会会長。日本学術会議・物研連委員長・若者の科学力増進特別委員会委員長 を経て 2008年より日本学術会議『大学教育の質保証の在り方検討委員会』委員長。 塩川 徹也(しおかわ・てつや) 東京大学名誉教授 然研究』 (一橋大学)3号などがある。 早田 幸政(はやた・ゆきまさ) 大阪大学大学教育実践センター教授 高等教育論、 教育法・憲法。 中央大学法学部法律学科・同大学院法学研究科博士 (前期) 課程修了。 地方自治総合研究所常任研究員、大学基準協会大学評価・研究部長、金沢大学大学教育開発・支援セン ター教授を経て現職。主著に「大学評価システムと自己点検・評価」 (エイデル研究所)、 「アメリカ公共政 策大学院の認証評価システムと評価基準」 (公人の友社) がある。 広田 照幸(ひろた・てるゆき) 日本大学文理学部教授 専門は教育社会学、教育史、社会史。 東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得の上退学。南山 大学文学部講師・助教授、東京大学大学院教育学研究科助教授・教授を経て2006年10月から現職。著 書に「陸軍将校の教育社会史」 (世織書房)、 「格差・秩序不安と教育」 (世織書房)、 「ヒューマニティーズ 教育学」 (岩波書店) などがある。 藤田 英典(ふじた・ひでのり) 共栄大学教育学部教授・学部長 東京大学名誉教授 東京大学教養学部卒。パリ・ソルボンヌ大学博士課程修了。京都大学教養部、東京大学文学部、同大学院 専門は教育社会学。スタンフォード大学教育系大学院修了 (PhD) 。名古屋大学助教授、 東京大学大学院 人文社会系研究科で教鞭を取り、現在東京大学名誉教授、 日本学士院会員。長年フランス語フランス文 教育学研究科教授・学部長、国際基督教大学教授、立教大学特任教授を経て2011年4月から現職。著 学の教育に携わると同時に、 パスカルを中心する近世フランスの文学・思想・宗教の研究に取り組んでき た。最近の著作は、 『 発見術としての学問―モンテーニュ、 デカルト、 パスカル』 (岩波書店、2010年)。 白川 優治(しらかわ・ゆうじ) 千葉大学普遍教育センター助教 高等教育論、 教育社会学、 教育行政学を専攻。 早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。 早稲田大学教育・総合科学学術院助手を経て、2008年4月より現職。2011年より千葉大学アカデミッ クリンクセンターを兼務。最近の出版物として、 『大学生活ナビ 第2版』 (玉川大学出版部、 2011年、 1章 分を分担執筆) など。 書: 「教育改革」 (岩波新書)、 「家族とジェンダー」 (世織書房)、 「義務教育を問いなおす」 (ちくま新書)、 「誰のための「教育再生」か」 (編著・岩波新書) など。 吉田 文(よしだ・あや) 早稲田大学教育・総合科学学術院教授 博士(教育学) 専門は、教育社会学。東京大学大学院教育学研究科満期退学。 メディア教育開発センター助教授・教授、 カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員などを経て、2008年より現職。著書に、 「アメリカ高等教 育とeラーニング」 (東京電機大学出版局)、 「大学教育を科学する」 (東信堂、共著)、 「航行をはじめた専 門職大学院」 (東信堂、共著)、 などがある。