...

債務整理パンフレット(報酬、店舗案内なし) .cdr

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

債務整理パンフレット(報酬、店舗案内なし) .cdr
■ 借金問題解決ガイド
借金問題の正しい解決法
過払金?
出資法?
自己破産…?
グレーゾーン金利?
任意整理?
個人民事再生?
総量規制?
支払督促 !?
その悩み、ベストファームが解決します
すっき
り
解決
!!
相談
無料
分割
可能
着手金
不要
!
!
を
活
心の生
安
実績
多数
秘密
厳守
お客様の身近な方に借金の問題でお困りの方がいらっしゃるという場合もご相談を承っております。
また、このパンフレットをお渡しいただければなお幸いです。パンフレットが必要な場合は遠慮なくお申し出下さい。
手続きコンビニ
ベストファーム
作成:司法書士法人ベストファーム、ベストファーム東京司法書士法人
ご相談・ご依頼までの流れ
ベストファームに債務整理手続をご依頼いただく場合、以下のようにお願いしております。
1
ご希望の店舗をお選び下さい
ベストファームのいずれの店舗でも、経験豊富な司法書士が在籍しております。
別紙、店舗一覧のうちからお客様のご都合に合わせてお選びいただき、お電話・メールにて
「債務整理の相談の予約が取りたい」とお申し付け下さい。
2
ご予約をお取り下さい
ベストファームでは、お客様の状況をしっかりと把握した上で、お客様に最も適した手続をご
提案するとともに、お客様にご納得いただいた上で手続をご依頼いただきたいと考えております。
そのため、ご相談の際には、ご来所日時について事前予約のうえ、店舗へのご来所をお願いし
ております。
ご予約の際に、いくつかご質
問をさせていただく場合がござ
います。右に記載した各事項に
ついて、ご回答をまとめておい
ていただけると、スムーズです。
3
① 借入先業者名(住宅ローン等も含む)
② 既に完済した業者名 ③ 借入金額(現在残っている金額)
④ 各社から初めて借入れをした時期
⑤ 延滞、裁判の有無
⑥ 現在の職業、手取収入額
予約日時にご来所下さい
ご予約の店舗にご来所の上、受付担当者にお名前をお伝え下さい。
ベストファームには様々な相談内容のお客様がご来所されます。 そのため、お客様がどのような相談内容でお越しになったかは、他のお客様には 分かりませんので、安心してお越し下さい。
<ご相談時のお持ち物>
① 業者との取引の資料(カード・契約書・請求書・領収書など)
② 給料明細など収入額の分かる資料(最近2ヶ月分)
③ 毎月の家計簿(つけていない場合は1ヶ月分を簡単にまとめてみて下さい)
④ 印鑑(認印で結構です。但し、シャチハタは不可です)
⑤ 通信費3000円(ご契約の場合にお預かりさせていただきます) 4
疑問点は遠慮なくお尋ね下さい
5
契約の締結後、手続を開始します
ベストファームでは、お客様の納得の上で債務整理手続に着手する方針をとっています。
手続に関する疑問点やご不安な点については、お気軽にご質問下さい。
ご相談の上、ベストファームに手続をご依頼いただける場合には、契約書を取り交わします。
契約書の内容についても、ご不明な点などございましたら遠慮なくお尋ね下さい。
よくあるご質問について
債務整理手続を行なうにあたっては、以下の点にご注意下さい
1
2
信用情報機関への登録について
債務整理手続に着手することで、その旨が信用情報機関に登録されます。
今後5年間~7年間程度は、新たな融資を受けることが難しくなったり、クレジットカードの審
査が通りずらくなります。(一般的に「ブラックリストに載る」と表現しています) ローン支払中の自動車はどうなりますか
自動車ローンについて債務整理に着手すると、ローン会社から車両の返還を求められます。 そのため、一般的には自動車を手元に残しておくことは出来ません。(所有権留保といいます)
自動車を残したい場合には、① 当該ローン会社を手続からはずす(任意整理方針の場合のみ可
能です。個人再生や自己破産では全ての債権者を対象にする必要があるため、自動車ローンのみ
を手続から除外することは出来ません)、 ② 第三者がローン残額を全額支払う、といった対応が
必要となります。
なお、ローンを支払済みの自動車についても、自己破産の場合で20万円以上の価値があるとさ
れる場合には、裁判所から処分を命ぜられる場合があります。
3
(連帯)保証人への影響はありますか
債務整理手続に着手することで、残債務について保証人に対して請求がなされることになりま
す。受任通知で請求がとまるのは、ご本人のみであって、保証人への請求までが停止するもので
はありません。
債務整理の効果は、原則としてご本人にのみ効力が発生するものです。つまり、破産手続で免
責決定を受けても保証人の支払い義務までが免除されるものではなく、保証人には依然として支
払い義務が残ります。
債権者から請求された保証人が支払い困難な場合には、保証人も債務整理に着手し、ご本人と
ともに解決を図ることも必要となります。
4
家族に秘密で手続は行えますか
「手続が可能かどうか」との点だけを見れば、概ね可能です。ベストファームからご本人以外
の方に手続き着手の事実を公表することはありません。(守秘義務があります)
但し、「手続をうまく進め解決する」という点から見れば、家族に秘密にしておくことはお勧
めできません。今後、いざという時に事情を把握し協力してくれる方がいるのは心強いことです。
また、個人再生や自己破産の場合には、同居の家族に関する書類の提出を要することもありま
すので、その際には、家族への協力が求められるものと思います。
5
知人や親には返済をしてもいいですか
今後の処理方針が「任意整理」であり、かつ知人や親への返済と同時にそれ以外の債権者への
返済が継続できるのであれば、返済を行っても問題はないと言えます。
しかし、知人や親への返済のために、他の債権者へ返済ができなかったり、方針が個人再生・
自己破産の場合には、返済を行なうべきではありません。
特に自己破産の場合には、「偏頗弁済」として免責が認められなくなる可能性があります。
債務整理手続の流れ
ベストファームに債務整理手続をご依頼いただいた場合、以下のように手続を進めていきます。
<受任からの期間>
手続開始
即日ないし翌日
2週間~2ヶ月
(相手により異なる)
随時
1ヶ月~2ヶ月後
債務調査完了
1. 面談・委任契約
依頼をご希望の店舗にて、手続についてのご説明をいたします。
ご不明な点は遠慮なくご質問下さい。
2. 受任通知発送
契約後、直ちに各債権者へ介入の通知をします。通知により電
話・手紙による返済請求が止まります。返済も一旦停止します。
3. 取引履歴の開示請求
正確な債務額を把握するために、各債権者から取引履歴を取り寄
せます。
4. 利息引直し計算
利息制限法超過の利率による取引がある場合には、法律に定める
正しい利息で再計算をして本来の債務額を確定します。
5. 過払金返還請求交渉
利息引直し計算の結果、払い過ぎた利息(過払金)を貸金業
者から取り戻せる見込みがある場合には、返還交渉をします。
6. 過払金返還請求訴訟
交渉では満足のいく過払金額の返還を受けられない場合
には、貸金業者に対し裁判を提起します。
7. 処理方針の決定
確定した残債務額について、処理の方針を正式決定します。
任意整理・個人民事再生・自己破産のいずれかを選択します。
(時期は目安です)
8. 各方針による処理
決定した方針に沿って手続を進めます。
詳細は各手続の説明ページをご覧ください。
ご注意いただきたい点
● ご相談の際には、現在借入・ご利用のある債権者は全て申告して下さい 。その上で、どの債権者に
ついて 手続へ着手するかを打合せいたします。一部の債権者を隠すことは絶対にやめて下さい。
● 受任後は債権者との連絡・交渉などをお客様に代わってベストファームが行いますが、
あくまで手続の当事者はお客様でありスムーズな解決にはお客様のご協力が不可欠です。
● 受任通知により請求や返済が一時的に止まるのは着手した債権者のみです。 着手しない債権者がある場合、当該債権者には従前どおりの返済を行う必要があります。
● 受任後、一旦返済を停止するのは債務額調査期間における暫定の措置です。
ベストファームへ依頼したことのみをもって債務の返済義務がなくなるものではありません。
● 受任からの期間は、おおよその目安です。実際に要する期間はお客様個々の状況により変動します。
また上記は債務額調査の期間であり、その後、各方針に従った手続の期間を要します。
過払金返還請求の流れ
利息引直し計算の結果、過払金が発生している場合、以下のような流れで返還請求をします。
過払金発生の見込み
※ 一部の貸金業者については、
任意交渉を行なわずに訴訟提起
をすることがあります。
また、特定の貸金業者につい
ては、共同訴訟を原則としてい
ます。
任意交渉
和解成立
和解不成立
訴訟提起
代理訴訟・本人訴訟
※ 請求額が140万円を超える場合
は本人訴訟とするか、弁護士への
委任となります。
判決言渡し
訴訟外和解成立
支払あり
入金待ち
過払金返還請求に関する留意点
支払なし
控訴審
強制執行
※ 貸金業者が任意に支払わない場合は
資産を差押えて強制的に回収を図ります。
● 過払金は100%確実に取り戻せるものではありません。
→ 貸金業者の経営状況が悪い場合などには、取り戻せない可能性もあります。
● 任意交渉では計算上の過払金全額を回収するのは極めて困難です。
→ あくまで「交渉」であり、強制力がないためです。交渉がまとまらない場合には訴訟を提起します。
● 請求額が140万円以上となる場合には、本人訴訟の方針をとっています。(弁護士へ依頼することも可)
→ 認定司法書士の代理権限を超えてしまうため、お客様ご本人に裁判所へ出向いていただく必要が生じます。
その場合でも、ベストファームが事前打合せや書類作成業務を通じてお客様をしっかりサポートします。
● 勝訴判決を受けても、回収には強制執行をしなければならないこともあります。
→ 裁判で負けても任意に支払わない業者も存在します。その場合、強制執行による回収を図りますが、さらに時
間と費用が必要となります。それでも満足が得られない可能性もあります。費用対効果が重要となります。
● 控訴をされる可能性もあります。
→ 裁判所の判決に不服がある場合には、貸金業者が上級の裁判所に訴える(控訴する)可能性があります。
控訴審は地方裁判所で行なわれるため、お客様ご自身に裁判所へ出向いていただく必要が生じます。
● 過払金の回収には相当の時間がかかります。
→ 和解成立まででも3ヶ月以上を要し、実際に返金を受けるまでにはさらに数ヶ月を要することもあります。
訴訟による回収を図る場合も、実際に回収するまでには半年以上がかかることもあります。
任意整理手続の流れ
任意整理とは・・・
債権者と交渉し、利息引直し計算後の残債務について、分割払いで返済を行う手続です。
「残った債務額を3年間(36回払い)で返済できるか」が手続選択の一つの目安となります。
裁判所を通さない手続であるため、お客様の状況にあわせた柔軟な対応が可能です。
<任意整理手続の流れ>
1
返済プランの打合せ
毎月返済可能な金額を基に、返済月額・返済回数・支払日など
を決定し、返済プランを作成します。
2
債権者との和解交渉
返済プランを基に各債権者と交渉し、調整を図ります。
交渉の経過によっては返済プランの見直しが必要な場合があります。
3
和解成立・返済開始
決定した返済プランに従い、お客様にて返済を行なっていただきます。
各債権者指定の口座への銀行振込による返済となります。
長所
● 着手する債権者を任意に選択できる。
→ 住宅ローンや自動車ローンは着手しないことで、家や自動車を手放さずにすみます。
● (原則として)計算後の残元金を分割払いすればよく、将来の利息は付さないようにできる。
→ 返済額と同額の元金が減少していくので、完済の目処が非常に立ちやすくなります。
● 手続期間が短くすみ、手続費用(実費)も安価ですむ。
→ 依頼者ご本人に行っていただくことがあまりありません。裁判所を利用しないので実費も少額ですみます。
短所
● 残元金については、全額を返済する必要がある。
→ 残元金を分割払いにはできますが、残元金を下回る返済額にはできません。(債務のカットはできない)
● 債権者との交渉経過によっては、返済プランを見直す必要が生じる可能性がある。
→ あくまで「交渉」であり強制力がありません。そのため、余裕をもった返済プランを立てる必要があります。
手続選択のポイント
● 残債務を3年間(36回払い)で支払えるだけの返済月額が確保できるか
→ 3年以上の長期分割となると債権者が応じないことも多く、長期の返済はお客様自身にとっても負担が大きくなります。
● 返済期間に継続して安定した収入を得られる見込みがあるか
→ 収入状況が安定しない場合には、ムリをせずに自己破産を考えることも必要と考えます。
個人民事再生手続の流れ
個人民事再生とは・・・
裁判所の許可を得て、債務の一部について支払義務の免除を受け、残部分について3年間の分割払
いで返済する手続です。(特別な事情がある場合には返済期間を5年まで延長することが可能です)
任意整理では返済が困難であり、一方で自己破産を選択できない事情のある方に適しています。
<返済額の目安>(最低弁済額基準)
債務総額
返済額
返済月額の例(カッコ内60回)
100万円未満
全額
100万円~500万円
100万円
500万円~1500万円
債務総額の5分の1
1500万円~3000万円
300万円
3000万円~5000万円
債務総額の10分の1
28,000円
83,500円(50,000円)
※ 但し、申立時に保有する財産額よりも多く返済しなければなりません。(清算価値基準)
つまり、財産を120万円持っている人は、返済額も120万円以上である必要があります。
※ 給与所得者等再生手続を利用する場合には、可処分所得基準が加わります。
<住宅資金特別条項について>
住宅ローンについては返済を継続することで、
持ち家を手放さずに、他の債務のみを大幅に圧縮
することが可能です。この特則を利用するには一
定の要件を満たす必要があります。
要件の一部例
① 債務者が所有する不動産(居宅)であること
② 分割払いの住宅ローンであること
③ 住宅ローン以外の担保権が付されていないこと
④ 保証会社の代位弁済から6ヶ月以内であること
長所
● 返済すべき債務額を大幅に圧縮できる。
→ 返済総額が少なくなるため、当然ながら毎月必要となる返済額も少なくなります。
● 借金を負った理由が問われません。
→ ギャンブルや浪費による借金など(破産の免責不許可事由がある場合)でも手続を利用することができます。
● 住宅資金特別条項を利用することで自宅(持ち家)を手放さずにすむ。
→ 一定の要件を満たすことで、住宅ローンについては従来通りの返済を継続し、居住し続けることが可能です。
短所
● 全ての債権者を対象としなければならない。(住宅ローンを除く)
→ 着手する債権者を選ぶことができません。親・知人などからの借入れも裁判所に申告する必要があります。
● 手続期間が長く、書類収集など依頼者自身の負担がやや生じる。また裁判費用が23万円程度かかる。
→ 着手から1年程度を要します。裁判所へ提出する書類の収集や、個人再生委員との面談を行っていただきます。
手続選択のポイント
● 返済期間(3年間ないし5年間)に安定した収入と返済月額が確保できるか
→ 返済期間に返済を継続できる見込みがない場合には、返済計画が認可されません。
● (住宅ローン特則を利用する場合は特に)住宅ローンに加えて、他の債権者への返済額を確保できるか
→ 両者を合わせると相当の返済月額が必要となります。その確保ができなければなりません。
自己破産手続の流れ
自己破産とは・・・
債務の返済が不能となってしまった場合に、裁判所の監督の下、自己の所有する高価な財産を処
分することで可能な限りの債務を弁済し、支払いきれない債務については、裁判所に対し支払義務
を免除する旨の許可(免責決定)を求める手続です。
<破産手続の流れ>
管財事件になると裁判
費用として20万円程度を
納める必要があります。
申立書類の収集・作成
裁判所への申立て
(事案の内容、裁判所によって
金額は異なります。)
裁判官との面談
破産手続開始決定
管財事件
同時廃止事件
破産管財人選任決定
「自己破産手続」は、以下の2つ
の手続から構成されています。
同時廃止決定
破産手続
財産を処分する手続
通常は「破産管財人」が選任
されますが、特段の財産がな
い時など、選任されない場合
もあります。(=同時廃止)
破産管財人との面談
財産の換価処分
配当 or 異時廃止
免責不許可事由の調査
不許可事由あり
免責手続
支払義務を免除するかを判断
する手続。
免責不許可事由に該当する場
合には免責が許可されない可
能性もあります。
不許可事由なし
裁量免責相当
免責不許可決定
免責許可決定・確定
<管財事件と同時廃止事件の振分けの目安>
※ あくまで目安ですのでご了承願います。
職業
会社員・無職
あり(20万円以上)
財産の有無
なし
多額
債務額
少額
あり
ギャンブル・浪費
なし
該当あり
免責不許可事由
該当なし
同時廃止の
可能性あり
管財事件に
なりやすい
自営業・経営者
自己破産手続の流れ
<免責不許可事由について>
法律に定めるいくつかの事由に該当する場
合には、免責が認められない場合があります。
但し、該当する場合でも、程度が軽微であ
ることなどから裁判官の裁量によって免責が
①
②
③
④
⑤
ギャンブルや著しい浪費による借金
特定の債権者だけに偏って返済を行った
一部の債権者を隠して裁判所に申立てをした
財産を隠したり、不当に処分をした
過去7年以内に免責決定を受けたことがある
①
②
③
④
公租公課(税金・罰金)
不法行為を原因とする損害賠償等の債務
養育費など法律が特に定める家族間の債務
申立時に故意に申告しなかった債務
認められる可能性もあります。
<非免責債権について>
免責が認められた場合、債務の支払い義務
は免除されますが、一部の特定の債務につい
ては、免除の対象とならず、引き続き支払い
義務を負うこととなります。
<破産者の職業制限について>
破産手続開始決定後、免責許可を得て復権
するまでの間、一定の職業に就くことが制限
されています。該当する方は留意下さい。
但し、免責決定が確定をすれば、破産法上
資格制限の一例(多種多様なため詳細はご確認下さい)
弁護士・司法書士・税理士・公認会計士・警備員
保険外交員・宅地建物取引主任者 など
の資格制限はなくなります。
長所
● 免責許可を得ることで、将来の返済が残らないため、経済的再建には最も効果的である。
→ 破産手続開始決定後に得た財産は、自己の生活のために処分が可能です。
● 高価な財産を保有していない場合は、裁判費用が1万5000円程度で済む。
→ その他、財産がなく事案が複雑でない場合は、司法書士の書類作成報酬も比較的低額で済みます。
短所
● 全ての債権者を対象としなければならない。(住宅ローン・自動車ローンも含む)
→ 着手する債権者を選ぶことができません。親・知人などからの借入れも裁判所に申告する必要があります。
● 手続期間がやや長く、書類収集や裁判所への出頭など、依頼者自身の負担が発生する。
→ 着手から免責確定までは、6~8ヶ月程度を要します。裁判書に提出する申立書類作成や、裁判官との面談の ために裁判所へ出向いていただきます。(同時廃止の場合で2回程度)
● 家や自動車など、価値が20万円以上の財産は、原則として処分を命ぜられる。(裁判所の運用により異なります)
→ 価値が20万円以下の場合には、裁判所の判断で保有できる場合もあります。
● 免責不許可事由に該当する場合など、免責が認められない場合もある。
→ 申立てれば100%認められるものではありません。不許可事由がある場合は個人再生の利用も要検討です。
● 自営業をやめる覚悟があるかどうか。
→ 借金の主な理由が「事業の運転資金」である場合には、裁判所が自営業の継続を認めない場合もあります。
その場合は、転職をしていただくか、個人再生の利用を検討する必要があります。
費用の積立てについて
各種手続の費用は分割でのお支払いも可能です。 ※ 手続費用については別紙を参照願います。
手続のスケジュールに合わせて概ね下記の期間で積立てを行っていただいております。
手続の方針
(積立期間)
任意整理
(4ヶ月間)
着手
自己破産
個人民事再生
(11ヶ月間)
同時廃止(8ヶ月)・ 管財事件(10ヶ月)
債権者への返済ストップ
1ヶ月目
債務額の調査
債務額の調査
債務額の調査
債務額の調査
4ヶ月目
和解案作成
和解交渉
書類収集
申立書類作成
書類収集
申立書類作成
書類収集
申立書類作成
5ヶ月目
債権者へ返済開始
2ヶ月目
3ヶ月目
積立金調整期間
6ヶ月目
7ヶ月目
裁判期間
8ヶ月目
再生手続開始決定
再生計画案作成
書面決議決定
再生計画案認可決定
再生計画案認可確定
9ヶ月目
10ヶ月目
裁判期間
破産手続開始決定
同時廃止決定
免責決定
免責確定
積立金調整期間
裁判期間
破産管財人選任
破産手続開始決定
破産手続廃止決定
免責決定
免責確定
11ヶ月目
12ヶ月目
債権者へ返済開始
※ 上記の期間は一般的な目安です。
お客様の状況により異なることもあります。
積立金についての留意点
● 手続費用の分割払いを希望されるお客様には、債務整理手続き着手後、債権者への支払いが停止して
いる期間に、手続に要する費用を積み立てていただいております。
● 毎月指定の日までに、決められた金額を指定銀行口座へお振込みいただくか、店舗へご持参願います。
● お客様からの積立金の入金が確認できない場合には、手続を先に進めることが出来ません。
また、積立金の滞納は、委任契約解除の事由にも該当しますのでご注意下さい。
● 積立金の月額については、上記の各手続における標準期間、およびお客様のご事情をふまえて決定し
ます。しかしながら、あまりに長期間となると債権者から訴訟を提起され、給与差押え等のリスクが 生じることもあるため、分割回数には一定の限度を設けております。
Fly UP