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低所得者福祉を充実する
平成22年度施策評価票 施策№ 1-3-3 基本施策名 低所得者福祉を充実する 主管部課名 (政策名) 自立と社会参加を推進するまちをつくる 関連部課名 健康福祉部社会福祉課 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 4.基本施策の評価 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○生活に困窮した人に対し必要な支援を行います。 ○被保護者の自立に向けた支援体制を強化します。 ○自立する被保護者の人数は、目標値の平成28年(70人)と比較しても大幅な伸びを示している。セーフティネット支援等対策 事業における就業支援による就業開始者数も計画通りとなっている。国の新たなセーフティネット事業として平成21年に始まっ た住宅手当緊急特別措置事業においても計画を上回る状況であり、生活保護に至る前の生活支援として一定の効果を示している 成果指標推移 。 ○景気の低迷は底を脱したと言われているものの、雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、低所得者を取り巻く環境は厳しい ものとなっている。 ○低所得者層の生活基盤安定化のための相談・指導の充実を図ります。 ○自立について被保護者の自覚を促すとともに、必要な助言・指導を行います。 ② 目標達成の ○自立支援プログラムの活用により、更なる自立を促進します。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○低所得者の生活の安定に向けては、生活保護法に基づく各種扶助費の支給をはじめ、自立に向けた支援プログラムを実施して いるところであるが、経済情勢・雇用状況の改善が認めにくいこともあり、要保護世帯は増加傾向にある。これらの問題の根本 的な解決については、市独自の取り組みは難しいものの、公共職業安定所や庁内外の関係機関との連携強化に努めていく。 事業進捗 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ・生活保護法に基づく各種扶助費 ・セーフティネット支援等対策事業 (参考) ・住宅手当緊急特別措置事業 施策体系の中の 主な事務事業 ○経済状況や雇用情勢の悪化により、生活安定のための支援、低所得者の福祉の充実を求める要請が高まっている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標) ⑴ 自立する被保護者の人数(年間) ⑴ 保護廃止世帯のうち死亡・転出を除いた世帯数 ⑵ 就業支援事業による就業開始者数 ⑵ 就業支援事業による就業開始者数 成果指標名 ③ 次年度の取組み及び進め方 ○低所得者の生活の安定に向けた生活保護費の支給 ○被生活保護世帯への自立に向けた支援プログラムの実施 就労、日常生活、社会生活の3つの自立形態を促進するため、プログラムの策定と事業実施を推進する。 計算式等 ⑶ 住宅手当の支給世帯数 ⑶ 住宅手当の支給世帯数 ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成21年度 平成22年度 平成23年度 最終目標値 (平成28年度) 95人 95人 95人 70人 93人 95人 - - 35人 35人 35人 35人 30人 35人 - - 36世帯 57世帯 57世帯 未定 9世帯 57世帯 - - ⑴ ○住宅手当の支給 生活保護対象世帯に至る前の段階において住宅手当を支給し、生活の安定を図る。 ○低所得者の生活の安定には、就労支援が重要な位置を占めることから、公共職業安定所をはじめ庁内外関係機関との連携によ 取組み改善の り、低所得者の支援にあたる。 視点 (他団体との連 携・補助事業の 活用・補助金の 適性化等) ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○憲法第25条に定める「健康で文化的な最低限度の生活」の実現に向け、生活保護費の給付やセーフティネット支援等対策事業 と並行して、国の新たなセーフティネット対策として生活保護に至らない低所得者層の生活の安定に向けた住宅手当の支給など 、低所得者向けの支援が強化されてきている。 ①生活保護法に基づく各種扶助費の支給 ②セーフティネット支援等対策事業による支援 ⑶ 特に必要とされ ③住宅手当緊急特別措置事業による住宅手当の支給 支給対象者の常用就職を支援するため、さまざまな訓練事業の紹介や就労支援事業に取り組む。 る事務事業 ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成22年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 2,654,836 611,329 2,699,223 620,325 151,192 事業費等 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○昨今の経済情勢により被保護者数は増加しており、低所得者の生活基盤の安定化及び生活保護世帯の自立化等を強化していくものとする。 ○特に、自立に向けた対応としては、セーフティネット支援等対策事業を軸とし関係機関との連携を強化して取り組むことにする。とりわけ、 就労支援については、就労意欲の喚起を図るとともに庁内関係各課の委託就労等の振分け等による雇用の場の創出等も検討していくものとする 。 また、扶養義務関係の維持は重要であり、自立に向けての相談や支援等が可能となるように、ケースワーカーと被保護者、扶養義務者との関 係強化に努める。 ○さらに、生活保護世帯に至る前の段階での支援は重要であり、離職者住居対策など国県の事業を有効に活用しながら、扶養義務者への協力要 請や就労情報の提供等を図っていくものとする。 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-3-3-1 担当部課名 施 策 名 生活の安定への支援 継 生活保護法に基づく各種 健康福祉部 1 続 扶助費 社会福祉課 施策№ 1-3-3-2 事業の概要 住宅手当緊急特別措置事 健康福祉部 2 継 続 業(離職者住居対策) 社会福祉課 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は、事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成22年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (人件費) 今後の方針 低所得者の生活の安定を図るため、生活保護を行う。 生活に困窮している世帯に対し当該世帯が 景気低迷が続いている現状においては、派 その利用し得る資産、能力、民法に定める扶 法 直 遣切りや期間労働者の削減等の人員削減が続 養義務者からの援助など、あらゆるものを利 現行のとおり行う 用してもなお最低限度の生活が維持できない 定 営 いており、生活困窮世帯の増加により生活保 護申請件数が増加している。 場合、生活保護を行う。 施 策 名 自立への支援 セーフティネット支援等 健康福祉部 1 継 続 対策事業 社会福祉課 法 定 ・ 自 主 国の委任事務でありながら、地方負担 があることから、全額国の責任において 2,606,697 負担するよう要請していく。 国 ・ 601,892 県 2,658,830 ・ 他 国 ・ 614,924 県 ・ 他 130,203 19,871 1,118 今後の方針 低所得者の生活の安定と貧困からの自立を促進するため、就労支援等さまざまなプログラムの実施により自立を支援する。 就労支援相談員や退院促進アドバイザー、 事業の実施により、被保護者の自立支援と 日常生活支援員、高校就学支援員、学童生活 、保護の適正運用に努め、生活保護費の圧縮 支援員の配置や診療報酬明細書の点検充実、 法 直 に取り組んでいるものの、景気の低迷が続く 扶養義務者への援助依頼、嘱託医の活用など 定 営 現状においては新規生活保護世帯の増加もあ 現行のとおり行う をとおし、生活保護受給者の自立支援を図る ることから、実質的な成果が見えにくい状況 とともに、医療扶助をはじめとする保護の適 にある。 正な実施に努める。 景気の低迷は底を脱したとはいうものの、 雇用情勢は引き続き厳しいことから、国にお いては、平成22年4月より住宅手当の支給対 国の新たなセーフティネット対策として離 直 象資格の緩和とともに、現在の住宅手当受給 現行のとおり行う 職者の生活及び求職活動を支援するため、住 法 定 営 者のうちある一定の条件のもとに支給期間の 宅手当を給付する。 3ヶ月(当初6ヶ月から最長9ヶ月)間が延 長されることとなった。本市の住宅手当受給 者数は増加傾向にある。 変更なし 変更なし 40,021 国 ・ 9,436 県 ・ 他 24,612 国 ・ 5,400 県 ・ 他 8,118 県 1 ・ 他 15,781 県 1 ・ 他