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行政評価結果報告書
平成23年度 行政評価結果報告書 平成23年11月 会津若松市 目 次 第1編 平成23年度行政評価の概要 1.行政評価の目的・位置づけ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2.行政評価の対象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 3.行政評価の方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 4.外部評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 5.行政評価の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 6.基本施策の成果指標及び施策評価票 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 基本施策の成果指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 施策評価票の見方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 基本施策一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 施策評価票 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 第2編 平成23年度外部評価結果報告書 第3編 平成23年度行政評価地域活力の再生(復興対策など)に向けた取組みについて 平成23年度行政評価の概要 1.行政評価の目的・位置づけ (2) 評価方法 本市では、計画・実施・評価・改善のマネジメントプロセスを通して、限られた行政資源 ① 施策評価 の適正配分と市民満足度(市民ニーズの変化など)の視点に立った行政運営を行うことを 各部局において施策評価票を作成し、第6次長期総合計画の基本施策における成果指 目的として、平成13年度より行政評価に取り組んでいます。 標の推移や取り組みの状況(前年度最終評価で掲げた取り組みを含む)、計画初年度 特に平成22年度からは、第6次長期総合計画の基本施策の進捗状況や社会情勢等を踏ま (平成19年度)からの状況の変化等を検証し、施策内での事務事業(新規事務事業を え、次年度において『特に必要とされる事業』の推進や事業連携等の取り組みなど、 『各部のマ 含む)の優先順位を踏まえて、次年度の取り組み(重点的に取り組む内容・取り組みの ネジメント力の強化』に主眼を置き、行政自らの政策の質的向上を図って行くこととしまし 改善・特に必要とされる事務事業)について評価を行いました。 た。 また、最終評価については、基本施策における今後の取り組み(方針など)について、 行政評価の結果は、次年度の予算編成や施政方針の策定に活用するとともに、市民に広く 市としての考えを示しました。なお、外部評価の結果についても、最終評価を決定する際 公表し、市の行政政策の意思決定過程の透明性を確保し、説明責任を果たして行くものです。 の意見として反映しました。 ② 事務事業評価 2.行政評価の対象 既存事務事業については、取り組みの状況や課題を検証し、施策内における優先度を 評価対象は、第6次長期総合計画の政策・施策体系に基づく全ての基本施策と、施策の目 踏まえて、今後の方向性(事業実施期間を含む)や事業のあり方、手法の改善について、 的を達成するための全ての事務事業(新規事務事業を含む)としました。 各部局による評価(マネジメント)を基本に検討を行いました。 新規事務事業については、妥当性、有効性、見込まれる費用、及び施策内における優先 度等を踏まえ、実施の可否について評価を行いました。 3.行政評価の方法 (1) 評価主体 4.外部評価 評価主体は、施策・事務事業に最も精通している各部局による評価(マネジメント)を 基本とし、行政評価推進会議(※1)による協議・調整を経て、経営戦略会議(※2)に 評価の客観性・信頼性・公平性を確保する観点から、外部評価委員会を開催し、委員から おいて最終評価を決定しました。 の意見は、最終評価の決定に反映しています。 外部評価の対象施策については、第6次長期総合計画のまちづくりの基本政策の6つの柱 (※1)市長、副市長、企画政策部長、財務部長、総務部長で構成 の中から、外部評価委員会にて選定していただいた基本施策9項目(事務事業115項目) (※2)市長、副市長、水道事業管理者、教育長、各部長等で構成 としました。 なお、外部評価の内容・結果については、第2編「平成23年度外部評価結果報告書」をご 覧ください。 1 5.行政評価の流れ 6.基本施策の成果指標及び施策評価票 基本施策の成果指標及び個別の施策評価票については、以下をご覧ください。 平成 23 年 8 月 ・基本施策58項目 経営戦略会議 ・事務事業829項目(新規事務事業を含む) 行政評価実施方針決定 平成 23 年 8 月 各 部 各部評価 (各部マネジメントによる 施策・事務事業の評価) 平成 23 年 8 月~ 10 月 行政評価推進会議 平成 23 年 8 月~ 10 月 外部評価委員会 各部ヒアリング (評価内容の協議・調整) 外部評価 (第三者の視点による評価) 平成 23 年 11 月 経営戦略会議 最終評価決定 結果公表 今後、行政評価の結果を踏まえ、総枠配分方式による予算編成において、次年度の事業構築 を図ってまいります。 なお、今回公表する行政評価結果については、現段階における評価の結果であり、今後の社 会経済情勢の変化や緊急課題の発生など、新たな行政ニーズや緊急に対応が必要とされる事 業等が生じた場合には、あらためて対応してまいります。 2 基本施策の成果指標 政策の柱1:福祉健康 政策1-1:子育てがしやすいまちをつくる 基本施策1-1-1:少子化対策を推進する 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 出生数(年間) 1,074人(H17) 1,028人 1,074人(H28) 保育所待機児童数 4人(H18.4.1) 0人 0人(H28) こどもクラブの待機児童数 41人(H18.4.1) 5人 0人(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 24,547人(H17) 25,769人 27,980人(H26) 49.7%(H17) 49.4% 45.7%(H26) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 5,558人(H17) 6,299人 6,669人(H28) - 3人 17人(H23) 政策1-2:高齢者が元気に暮らせるまちをつくる 指標名 基本施策1-2-1:高齢者の生活環境を充実する 要介護認定を受けていない高齢者の数 基本施策1-2-2:介護関連サービスを充実する 要介護認定者のうち軽度の認定者の割合(要介護2~5 以外の認定者数/全要支援・要介護認定者数) 政策1-3:自立と社会参加を推進するまちをつくる 指標名 基本施策1-3-1:地域福祉を推進する 福祉ボランティアの登録者数 基本施策1-3-2:障がい者福祉を充実する 施設入所者の地域生活移行者数 基本施策1-3-3:低所得者福祉を充実する 自立する被保護者の世帯数(年間) 40世帯(H17) 71世帯 70世帯(H28) 就業支援事業による就業開始者数 - 30人 35人(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 男性40代:60.3%(H17) 女性40代:71.6%(H17) 男性40代:54.2% 女性40代:68.0% 男性40代:70.0%(H28) 女性40代:75.0%(H28) 男性50代:63.0%(H17) 女性50代:69.9%(H17) 男性50代:60.8% 女性50代:69.1% 男性50代:70.0%(H28) 女性50代:75.0%(H28) 結核の新登録者数(年間) 5人(H17) 16人 0人(H28) 麻しんの罹患者数(年間) 0人(H17) 0人 0人(H28) - 39,659人 36,000人(H28) 98.3%(H17) 99.1% 100.0%(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 生涯学習指導者登録者数 107人(H17) 81人 300人(H28) 公民館活動に参加している市民の割合(主催・共催事業 等参加者数/人口) 18.4%(H17) 21.2% 22.4%(H28) - 207,930冊 741,000冊(H28) 152,948人(H17) 129,013人 381,000人(H28) - - (平成23年度開館) 844,500人(H28) 政策1-4:健康づくりが充実したまちをつくる 基本施策1-4-1:健康づくりを推進する 基本施策1-4-2:感染症対策を推進する 指標名 適正体重者の割合(BMI18.5以上25未満の人数/基本健 康診査受診者数) 基本施策1-4-3:医療体制を充実する 救急医療機関における受診者数 基本施策1-4-4:医療保険制度を充実する 国民健康保険特別会計の健全性(一般会計基準外繰入 金を除く国民健康保険特別会計歳入決算額/国民健康 保険特別会計歳入決算額) 政策の柱2:教育文化 政策2-1:誰もが生涯にわたり学習できるまちをつくる 基本施策2-1-1:生涯学習活動を支援・促進する 指標名 図書館の貸出冊数(本館・移動図書館) 基本施策2-1-2:学ぶ場を整備する 中央公民館・会津図書館の利用者数(年間・延べ人数) 生涯学習総合センターの来館者数(年間・延べ人数) 3 基本施策2-1-3:高等教育機関との連携を強化する コミュニティカレッジ修了者の就職率(就職者数/修了者 数) 58.2%(H17) コミュニティカレッジ終了 コミュニティカレッジ終了 - 61人 244人(H28) 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 公立小中学校の耐震化率(耐震基準を満たす棟数/全棟 数) 49.6%(H17) 63.4% 87.2%(H28) 学校給食の強化磁器食器導入率(強化磁器食器導入校 数/給食実施校数) - 27校/34校園 32校/33校園 「学校が好きな児童生徒」の割合(「学校が好き」と答えた 児童生徒の数/回答総数) - 88% 100.0%(H28) 全国学力平均との比較値(本市の学力平均値と全国の学 力平均値の比較) - 全国学力テストが 抽出方式に変更のため 比較できない 小学校:A・B問題とも 上回っている(H28) 中学校:A・B問題とも 上回っている(H28) 96.7%(H16) 100.0% 100.0%(H28) 61.5%(H16) 100.0% 100.0%(H28) 12.1人(H17) 12.4人 8.8人(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 604,010人(H17) 934,813人 1,000,000人(H28) 1団体(H17) 2団体 5団体(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 76.6%(H17) 67.4% 81.0%(H28) 248,000人(H17) 220,461人 263,000人(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 3,153,000人(H17) 2,780,000人 4,000,000人(H28) 583,000人(H17) 500,510人 745,000人(H28) 3,153,000人(H17) 2,780,000人 4,000,000人(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 製造品出荷額(年間) 289,233百万円(H16) 218,424百万円 324,233百万円(H28) 経営品質取組企業数 51社(H17) 78社 130社(H28) 10,014百万円(H16) 6,371百万円 12,500百万円(H28) - 4社(うち新規2社) 20社(うち新規10社) (H28) 32社(H17) 40社 70社(H28) 奨学寄附金を活用した講座の受講者数(累計) 政策2-2:豊かな心と確かな学力を身につけた子どもを育むまちをつくる 基本施策2-2-1:教育環境を充実する 基本施策2-2-2:特色ある学校づくりを推進する 基本施策2-2-3:思いやりの心を持った青少年を育成する あいづっこ宣言の認識度(宣言を見聞きしたことのある児 童の数/小学5年生児童アンケート調査数(市内各校1ク ラス)) あいづっこ宣言の実践度(宣言の内容を実践している児童 の数/小学5年生児童アンケート調査数(市内各校1クラ ス)) 少年非行の割合(1,000人当たり) 政策2-3:スポーツ・レクリエーションが盛んなまちをつくる 基本施策2-3-1:スポーツ・レクリエーションを振興する 指標名 スポーツ施設利用者数(年間・延べ人数) 総合型地域スポーツクラブの設立数 政策2-4:歴史・文化を守り育てるまちをつくる 基本施策2-4-1:歴史・文化を継承し文化活動を振興する 指標名 會津風雅堂ホール稼働率(年間・稼動日数/開館日数) 文化施設鑑賞・利用者数(年間・延べ人数) 政策の柱3:産業経済 政策3-1:観光を振興し活気のあるまちをつくる 指標名 基本施策3-1-1:誘客宣伝活動と誘客受け入れ体制を充実する 観光客入込数(年間) 基本施策3-1-2:地域資源をいかした観光を推進する 鶴ケ城登閣者数(年間) 基本施策3-1-3:広域観光を推進する 観光客入込数(年間)※再掲 政策3-2:商工業を振興し経済活力あふれるまちをつくる 基本施策3-2-1:地場産業をはじめとする既存産業を振興する 指標名 地場産業製造品出荷額(年間) 基本施策3-2-2:企業立地と新規産業の創出を促進する 企業立地件数 ベンチャー企業数 4 政策3-3:中心市街地を活性化し賑わいのあるまちをつくる 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 基本施策3-3-1:商店街の魅力を向上し中心市街地の賑わいを創出する 中心市街地における歩行者通行量(12時間当たり) 平日:28,109人(H17) 休日:22,830人(H17) 平日:26,583人 休日:16,091人 平日:40,000人(H28) 休日:30,000人(H28) 基本施策3-3-2:中心市街地の環境の整備と地域個性を創出する 中心市街地における歩行者通行量(12時間当たり)※再 掲 平日:28,109人(H17) 休日:22,830人(H17) 平日:26,583人 休日:16,091人 平日:40,000人(H28) 休日:30,000人(H28) 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 基本施策3-4-1:雇用環境を充実する 有効求人倍率(年間)※会津若松公共職業安定所本所管 内 0.71倍(H17) 0.47倍 1.00倍(H28) 基本施策3-4-2:勤労者福祉を充実する 市内事業所における週休2日制の実施率 85.3%(H15) 調査終了のため 算出できない 調査終了のため 算出できない 中小企業勤労者福祉サービスセンター入会率(会員数/ 中小企業就労者数) 5.0%(H17) 4.4% 6.5%(H28) 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 食料自給率(超過生産量を含まない供給量/消費量(カロ リーベース))※供給可能な農産物に限定して算定 88.7%(H16) 調査終了のため 算出できない 調査終了のため 算出できない 地産地消認識度(認識者数/調査対象者数) - 76% 90%(H28) 地産地消協力店数 - 125店舗 80店舗(H28) 農業産出額(年間) 10,450百万円(H16) 調査終了のため 算出できない 調査終了のため 算出できない 認定農業者数 275人(H17) 357人 450人(H28) 効率的かつ安定的な農業経営体への農用地の集積率( 担い手に集積された農用地面積/総農用地面積) 39.4%(H17) 54.8% 70.0%(H28) 基本施策3-5-3:交流と共生により農業・農村を活性化する グリーンツーリズムによる都市農村交流人口(年間) 560人(H17) 5,256人 3,000人(H28) 基本施策3-5-4:農業生産基盤と農村環境を整備する ほ場整備率(ほ場整備面積/農地面積) 85.5%(H17) 88.3% 90.1%(H28) 基本施策3-5-5:森林を保全し林業を活性化する 森林施業面積(累計) 557ha(H17) 912ha 1,917ha(H28) 3,472ha(H17) 3,433ha 4,880ha(H28) 842ha(H17) 1,477ha 2,112ha(H28) 13,407百万円(H17) 11,474百万円 13,407百万円(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 20校(H17) 33校 33校(H28) 0.7mg/ℓ(H17) 1.1mg/ℓ 0.5mg/ℓ(H28) 12箇所(H17) 17箇所 24箇所(H28) 4.5mg/ℓ(H17) 2.8mg/ℓ 3.0mg/ℓ以下(H28) 100.0%(H17) 95.8% 100.0%(H28) 政策3-4:雇用を安定的に確保し労働福祉が充実したまちをつくる 政策3-5:生産性の高い農林業がいきづくまちをつくる 基本施策3-5-1:消費者の視点に立った安全な食料の安定供給を図る 基本施策3-5-2:担い手の育成により地域農業の持続的発展を図る 保安林整備面積(累計) 間伐実施面積(累計) 基本施策3-5-6:卸売市場の利用を促進する 市場の卸売業者の売上高(年間) 政策の柱4:生活環境 政策4-1:環境と調和した地球にやさしいまちをつくる 基本施策4-1-1:地球環境保全活動を推進する 指標名 学校版環境ISO参加校数 猪苗代湖の水質(湖心部COD) ゲンジボタル生息地 基本施策4-1-2:生活環境を保全する 湯川の水質(下流地点BOD) 騒音環境基準の達成率(環境基準達成地点数/騒音調 査地点数) 5 政策4-2:環境への負荷が少ないまちをつくる 基本施策4-2-1:資源循環型社会を実現する 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 1人1日当たりのごみ排出量 1,147g(H16) 1,070g 988g(H27) 資源物のリサイクル率(集団回収及び市収集資源物量/ ごみ発生量) 15.6%(H16) 15.8% 17.0%(H27) 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 36件(H17) 32件 28件(H28) 97.5%(H18.4.1) 96.1% 100.0%(H28) 917件(H17) 648件 537件(H28) 1,950件(H17) 1,666件 1,386件(H28) 0.9%(H17) 1.0% 1.8%(H28) 1,542件(H17) 903件 1,311件(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 565,179件(H17) 1,242,507件 1,500,000件(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 80人(H18.4.1) 70人 100人(H28) 公園緑化愛護会数 76団体(H18.4.1) 80団体 86団体(H28) 植栽を実施する公共施設数 109箇所(H18.4.1) 110箇所 112箇所(H28) 3.9mg/ℓ(H17) 3.0mg/ℓ 3.0mg/ℓ以下(H28) お濠の透明度(平均値) 45.3cm(H17) 50.0cm 50.0cm(H28) 会津総合運動公園供用面積割合(供用済面積/都市計 画決定面積) 70.0%(H17) 75.3% 100.0%(H28) 街区公園数 34箇所(H17) 41箇所 42箇所(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 市街化区域低未利用地 11.8ha(H12) 8.5ha 6.7ha(H28) 建築確認の完了検査率(完了検査申請件数/建築確認 申請件数) 66.9%(H17) 63.0% 95.0%(H28) 扇町土地区画整理事業宅地整備率 63.0%(H17) 80.1% 100.0%(H35) 扇町土地区画整理事業区画道路整備率 52.6%(H17) 73.4% 100.0%(H35) 景観協定地区の認定地区数 12地区(H17) 12地区 15地区(H28) 歴史的景観指定建造物指定件数 25件(H17) 34件 34件(H28) 自然景観指定緑地の指定件数 24件(H17) 32件 32件(H28) 政策4-3:安全で安心できるまちをつくる 基本施策4-3-1:消防防災体制を充実する 火災発生件数(年間) 消防団員定数充足率(団員実員数/団員定数) 基本施策4-3-2:交通防犯体制を充実する 交通事故発生件数(年間) 犯罪発生件数(年間) 基本施策4-3-3:消費者保護体制を充実する 消費者啓発度(各種講座参加者及びパンフレット配布者 /人口) 消費者相談件数(年間) 政策4-4:情報化が進んだまちをつくる 基本施策4-4-1:地域情報化を推進する 指標名 市ホームページアクセス件数(年間) 政策の柱5:都市基盤 政策5-1:花と緑にあふれたまちをつくる 基本施策5-1-1:花と緑のある都市環境を創出する 基本施策5-1-2:市民に親しまれる潤い環境を整備する 指標名 花と緑のスタッフ登録者数 お濠のBOD 政策5-2:快適な都市空間が形成されたまちをつくる 基本施策5-2-1:総合的かつ計画的な都市づくりを推進する 基本施策5-2-2:魅力ある景観を創造する 指標名 6 政策5-3:都市交通対策が進んだまちをつくる 基本施策5-3-1:総合的な道路網を整備する 基本施策5-3-2:身近な道路環境を整備する 基本施策5-3-3:公共交通機関の利用を促進する 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 都市計画道路の整備率(整備済延長/都市計画決定延 長) 58.7%(H17) 60.8% 70.0%(H28) 幹線市道の整備率(Ⅰ・Ⅱ級市道整備済延長/Ⅰ・Ⅱ旧 市道認定延長) 91.3%(H17) 91.3% 97.0%(H28) 生活道路の整備率(3・4級市道整備済延長/3・4級指導 認定延長) 56.3%(H17) 59.9% 60.0%(H28) 歩道整備による安心感割合(安心と感じる人/アンケート 回答者数) 60.0%(H17) - (アンケートなし) 70.0%(H28) 道路台帳整備率(台帳整備済延長/市道認定実延長) - 100.0% 100.0%(H28) 道路愛護活動への市民参加の延べ人数 - 11,535人 13,000人(H28) 道路・河川巡視員による年間補修箇所数 - 5,783箇所 5,000箇所(H28) - ※平成18年10月運行開始 24,692人 48,000人(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 46.78㎡(H12) 48.90㎡ 75㎡(H28) 3.2%(H12) 5.9% 20.0%(H28) 水道普及率(給水人口/人口) 93.7%(H17) 95.4% 95.7%(H28) 汚水処理人口普及率(汚水処理施設整備人口/人口) 67.9%(H16) 76.8% 81.1%(H28) 溢水対策事業(短期計画)の進捗率(累計実施済額/計 画事業費) 52.9%(H17) 47.8% 100.0%(H25) 溢水対策事業(長期計画)の進捗率(累計実施済額/計 画事業費) 7.2%(H17) 16.1% 100.0%(H30) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 450m(H17) 450m 3,160m(H28) 4.9km/台(H17) 4.74km/台 4.2km/台(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 32.2%(H13) - (アンケートなし) 60.0%(H28) - - 60.0%(H28) 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 25.5%(H18.4.1) 19.9% 30.0%(H28) 巡回バス輸送人員数(年間) 政策5-4:身近な住環境が整備されたまちをつくる 基本施策5-4-1:良質な住宅環境を提供する 基本施策5-4-2:上下水道の整備を推進する 基本施策5-4-3:総合的な治水対策を推進する 指標名 賃貸住宅環境充足度【面積】※国の第8期住宅建設5ヵ年 計画の「都市居住型誘導居住水準」における人員3人の場 合の目標住戸面積 賃貸住宅環境充足度【バリアフリー】※国の第8期住宅建 設5ヵ年計画の「住宅性能水準」におけるバリアフリー住宅 ストックの目標面積 政策5-5:雪に強いまちをつくる 基本施策5-5-1:雪対策を推進する 指標名 歩道融雪整備延長 除雪車1台当たりの除雪延長 政策の柱6:協働参画 政策6-1:ユニバーサルデザインによるやさしいまちをつくる 基本施策6-1-1:ユニバーサルデザインの理念に基づくまちづくりを推進する 指標名 ユニバーサルデザインの認知度(ユニバーサルデザイン の考え方を知っている人/アンケート回答者数(会津地方 振興局管内)) ユニバーサルデザインの認知度(ユニバーサルデザイン の考え方を知っている人/アンケート回答者数(市政モニ ター)) 政策6-2:男女がともに自立して尊重しあうまちをつくる 基本施策6-2-1:男女共同参画を推進する 指標名 市の委員会・審議会における女性委員の割合(女性委員 数/委員総数) 7 政策6-3:市民活動が活発なまちをつくる 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 基本施策6-3-1:ボランティア・NPOなどの活動を振興する 市民活動団体数 86団体(H17) 192団体 220団体(H28) 基本施策6-3-2:地域コミュニティを活性化する 町内会加入率(町内会加入世帯数/全世帯数) 96.5%(H17) 93.4% 99.0%(H28) 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 会津若松市国際交流協会に加入している市民の割合(会 員数/人口) 0.5%(H17) 0.46% 1.0%(H28) 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 行政革新度(日本経済新聞社と日経産業消費研究所が実 施する「行政サービス調査」による) 全国35位(H18) - (調査なし) 全国10位以内(H28) 指標名 現状値(基準時) 実績値(H22) 最終目標値(目標時) 1,147人(H17.11.1) 1,001人 919人(H28) 実質公債費比率 - 18.5% 14.2%(H28) 標準財政規模に対する財政調整基金額の割合 - 5.2% 10.0%(H28) 市税徴収率(市税収入額/調定額) - 95.11% 96.50%(H28) 政策6-4:連携と交流が盛んなまちをつくる 基本施策6-4-1:広域的交流を推進する 計画の推進に向けて 7-1:市民満足度を重視するまちづくりを推進する 7-1-1:PDCAサイクルによる行政運営を行う 7-2:行財政改革を推進し効率的な行政運営を行う 7-2-1:効率的で効果的な行政運営を行う 職員数 8 平成23年度施策評価票 施策№ 施策評価票の見方(次ページ以降に、個別の事務事業を記載しています。) 基本施策名 (政策名) 評価する基本施策の名称(長期総合計画の基本施策名) を記載しています。 長期総合計画の体系で、この基本施策の上位にある 政策名を記載しています。 1.基本施策の概要 主管部課名 評価・とりまとめを行う 部課名を記載しています。 4.基本施策の評価 主管部課以外で、基本施策を構成する 事務事業を行う部課名を記載しています。 関連部課名 4.5.では、基本施策の状況を分析・評価し、今後の方針を記載しています。 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない 1.2.3.では、基本施策の概要や状況を記載しています。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 成果指標推移 基本施策の成果指標の推移、事業の進捗状況についての分析や評価を記載しています。 この基本施策では何を目標として行うのか、 長期総合計画の基本施策の目標、目標達成のための方針を記載しています。 ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) この基本施策では今年度はどのような方針や考え方で取り組みを行うのか、 前年度の最終評価を記載しています。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 長期総合計画初年度(平成19年度)からの社会状況等の変化、法や制度の変化を記載しています。 (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 この基本施策ではどのような事務事業を実施しているのか、 基本施策を構成する主な事務事業を記載しています。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ ⑴ ⑵ 成果指標名 この基本施策でどのような成果を求めるのか、 長期総合計画の基本施策の主な指標の指標名を ⑶ 記載しています。 ⑵ 計算式等 ⑷ 重点的に 取組む内容 ⑷ 平成22年度 年 度 成果指標の計算方法を記載しています。 ⑶ 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 成果指標の推移や社会状況の変化などを踏まえて、各部局で考える次年度の取り組みや進め方を 記載しています。 取組み改善の 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ - ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ⑶ - - 基本施策の成果指標の長期総合計画最終年度(平成28年度)の目標とそれに向けた推移について 目標値(上段)と実績値(下段)を記載しています。 ※基本施策によっては、最終目標年度が平成28年度でない場合や、 根拠となる計画の見直し等により、最終目標値が長期総合計画と異なる場合等があります。 - - - - - - ・重点的に取組む内容 基本施策を推進する上で、重視する点とその対応策を記載しています。 ・取組み改善の視点 基本施策を効率的に推進するために改善を行う内容を記載しています。 ・特に必要とされる事務事業 基本施策を推進する上で、特に必要とされる事務事業を、次ページ以降の基本施策を構成する 事務事業の中から抽出し、記載しています。 特に必要とされ る事務事業 ⑷ 5.最終評価 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 事業費等 0 うち一般財源 事業費 うち一般財源 この基本施策にかかる費用はどの程度か、 0 0 0 基本施策を構成する全ての事務事業の経費(見込)の合計を記載しています。 基本施策における今後の取り組み(方針など)について、市としての考え方を記載しています。 (人件費) 0 9 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 施策№ 1 2 担当部課名 6.では、基本施策の構成する個別の事務事業を記載しています。 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 施 策 名 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 基本施策を構成する全ての事務事業(新規事務事業を含む)について、施策内の優先順に並べています。 事務事業の概要等を記載しています。 ・継続・新規 「継続」は今年度実施している事務事業、「新規」は次年度実施を考えている事務事業です。 ・事務事業名 事務事業の名称を記載しています。 ・担当部課名 3 事務事業を実施する担当部課を記載しています。 ・事業の概要 事務事業の内容、やり方、手順等を記載しています。 ・法定・自主 「法定」は法律で市が実施しなければならないとされた事務事業で、「自主」はそれ以外の 事務事業です。 4 ・実施方法 「直営」は市が直接業務を実施している事務事業、「一部委託」は業務の一部を外部に 委託している事務事業、「委託」は業務のほとんどを外部に委託している事務事業、 「補助金等」は補助金の交付や助成等を行っている事務事業です。 施策№ 施 策 名 今後の事業の展開に向けた考えを記載しています。 事務事業の経費(参考として次年度事業費見込)を 記載しています。 ・事業を取り巻く状況・課題 事務事業に関する社会的な状況や市民ニーズ、課題など、事務事業を取り巻く現状を記載しています。 ・今後の方針 事業を取り巻く状況・課題などを踏まえて、進め方や重視する内容など、事務事業の今後の方針を 記載しています。(新規事務事業の場合は”-”としています。) ・事業のあり方の変更・手法等の改善 事務事業の手法の改善や変更点などを記載しています。(新規事務事業や今年度で終了を考えている 事務事業の場合は”-”としています。) ・事業費 事業の総額を記載しています。(事業を行わない 年度は”-”としています。) ・うち一般財源 事業費のうち、国や県などからの補助金などを 除いた、市が一般財源で負担する金額です。(事業 を行わない年度は”-”としています。) ・補助 補助金などを受ける場合は、どこから受けている か記載しています。(「他」は国や県以外です。) ・(人件費) 参考として、事業実施のために必要と思われる 人件費を記載しています。 今後の方針 1 2 3 4 施策№ 施 策 名 今後の方針 1 2 3 4 10 基本施策一覧 ページ 13 19 23 27 31 39 41 45 47 49 51 55 57 59 65 69 71 75 79 81 85 87 93 97 99 101 105 107 111 117 121 127 131 133 137 139 141 143 145 147 151 153 157 161 163 167 169 173 175 179 181 施策№ 1-1-1 1-2-1 1-2-2 1-3-1 1-3-2 1-3-3 1-4-1 1-4-2 1-4-3 1-4-4 2-1-1 2-1-2 2-1-3 2-2-1 2-2-2 2-2-3 2-3-1 2-4-1 3-1-1 3-1-2 3-1-3 3-2-1 3-2-2 3-3-1 3-3-2 3-4-1 3-4-2 3-5-1 3-5-2 3-5-3 3-5-4 3-5-5 3-5-6 4-1-1 4-1-2 4-2-1 4-3-1 4-3-2 4-3-3 4-4-1 5-1-1 5-1-2 5-2-1 5-2-2 5-3-1 5-3-2 5-3-3 5-4-1 5-4-2 5-4-3 5-5-1 基本施策名 少子化対策を推進する 高齢者の生活環境を充実する 介護関連サービスを充実する 地域福祉を推進する 障がい者福祉を充実する 低所得者福祉を充実する 健康づくりを推進する 感染症対策を推進する 医療体制を充実する 医療保険制度を充実する 生涯学習活動を支援・促進する 学ぶ場を整備する 高等教育機関との連携を強化する 教育環境を充実する 特色ある学校づくりを推進する 思いやりの心を持った青少年を育成する スポーツ・レクリエーションを振興する 歴史・文化を継承し文化活動を振興する 誘客宣伝活動と誘客受け入れ体制を充実する 地域資源をいかした観光を推進する 広域観光を推進する 地場産業をはじめとする既存産業を振興する 企業立地と新規産業の創出を促進する 商店街の魅力を向上し中心市街地の賑わいを創出する 中心市街地の環境の整備と地域個性を創出する 雇用環境を充実する 勤労者福祉を充実する 消費者の視点に立った安全な食料の安定供給を図る 担い手の育成により地域農業の持続的発展を図る 交流と共生により農業・農村を活性化する 農業生産基盤と農村環境を整備する 森林を保全し林業を活性化する 卸売市場の利用を促進する 地球環境保全活動を推進する 生活環境を保全する 資源循環型社会を実現する 消防防災体制を充実する 交通防犯体制を充実する 消費者保護体制を充実する 地域情報化を推進する 花と緑のある都市環境を創出する 市民に親しまれる潤い環境を整備する 総合的かつ計画的な都市づくりを推進する 魅力ある景観を創造する 総合的な道路網を整備する 身近な道路環境を整備する 公共交通機関の利用を促進する 良質な住宅環境を提供する 上下水道の整備を推進する 総合的な治水対策を推進する 雪対策を推進する 担当部課 外部評価 健康福祉部 児童家庭課 健康福祉部 高齢福祉課 健康福祉部 高齢福祉課 健康福祉部 社会福祉課 健康福祉部 社会福祉課 健康福祉部 社会福祉課 健康福祉部 健康増進課 ○ 健康福祉部 健康増進課 健康福祉部 健康増進課 ○ 健康福祉部 国保年金課 教育委員会 生涯学習総合センター ○ 教育委員会 生涯学習総合センター 企画政策部 地域づくり課 教育委員会 教育総務課 教育委員会 学校教育課 あいづっこ育成推進室 教育委員会 教育委員会 スポーツ振興室 教育委員会 文化課 ○ 観光商工部 観光課 観光商工部 観光課 観光商工部 観光課 観光商工部 商工課 観光商工部 企業立地推進課 観光商工部 商工課 観光商工部 商工課 観光商工部 商工課 観光商工部 商工課 農政部 農政課 ○ 農政部 農政課 農政部 農政課 農政部 農林課 農政部 農林課 地方公設卸売市場 農政部 ○ 市民部 環境生活課 市民部 廃棄物対策課 市民部 廃棄物対策課 ○ 市民部 防災安全課 市民部 防災安全課 市民部 環境生活課 総務部 情報政策課 建設部 花と緑の課 建設部 花と緑の課 建設部 都市計画課 建設部 都市計画課 ○ 建設部 道路建設課 建設部 道路維持課 企画政策部 地域づくり課 建設部 建築課 水道部 建設部 道路維持課 建設部 道路維持課 ページ 183 185 187 189 191 193 195 11 施策№ 6-1-1 6-2-1 6-3-1 6-3-2 6-4-1 7-1-1 7-2-1 基本施策名 ユニバーサルデザインの理念に基づくまちづくりを推進する 男女共同参画を推進する ボランティア・NPOなどの活動を振興する 地域コミュニティを活性化する 広域的交流を推進する PDCAサイクルによる行政運営を行う 効率的で効果的な行政運営を行う 担当部課 企画政策部 企画調整課 企画政策部 企画調整課 企画政策部 企画調整課 市民部 環境生活課 総務部 総務課 企画政策部 企画調整課 企画政策部 企画調整課 外部評価 ○ 12 平成23年度施策評価票 施策№ 1-1-1 基本施策名 少子化対策を推進する 主管部課名 (政策名) 子育てがしやすいまちをつくる 関連部課名 健康福祉部児童家庭課 4.基本施策の評価 企画政策部北会津支所住民福祉課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○子育てに関する意識改革や就労・生活環境の充実など、子育てをみんなで支えるまちづくりを推進します。 ○出産や子育てにおける精神的・身体的・経済的不安感を除去し、子どもを産みやすく、育てやすいまちづくりを推進しま ① 目標 す。 (長期総合計画に ○子どもたち一人ひとりが健康で、個性と可能性が尊重されるまちづくりを推進します。 おける基本施策 の目標) ○出生数については、経済状況が悪化した平成21年度と比較すると若干の増加が見られる。これは全国の数値も同様である。 ○国基準の保育所待機児童については、平成20年2月以降ゼロとなっている。特定の保育所を希望している場合や求職中の理由 などにより入所できない、いわゆる潜在的待機児童は、4月に認定こども園が3園開園したことにより大幅に減少している。 成果指標推移 ○こどもクラブの待機児童数は減少しているが、いくつかのクラブでは待機児童が発生している。タクシーでの移送により、こ どもクラブを利用できない児童数をできるだけ減らす取り組みを行っている。 ○子どもが健全に育成されるための様々な活動や虐待の防止など、子どもを取り巻く環境を充実します。 ○子育て支援施設などを拠点として多様な子育て支援策を推進します。 ○ゆとりある子育てをするための環境整備を推進します。 ② 目標達成の ○出産や育児に対する情報の提供や情報を取得・活用しやすくするための体制を充実します。 ための方針 ○子どもや保護者が心身ともに健康な生活が送られるよう、子育て家庭の負担軽減のための保育などの各種サービスの提供 (長期総合計画に や経済的支援を行います。 おける基本施策 ○子どもがその個性を伸ばし、心身ともに健やかに成長できるよう体験活動の充実を図ります。 の目標達成の ○母子や父子など、ひとり親家庭への支援と相談体制を充実します。 ための方針) ○少子化対策については、国の動向を注視し、次世代育成支援行動計画(後期計画)を踏まえ、子育てしやすい環境づくりを推 進する。 ○保育所については、平成23年4月に国の新たな施策でもある「認定こども園」が開園(3園で定員90人)し、いわゆる潜在的 待機児童が減少するとともに、認定こども園においても各種子育て支援事業を実施している。 事業進捗 ○こどもクラブについては、平成24年4月に第二小金井こどもクラブを開所するための準備を進めているが、その他の新興住宅 (前年度最終 地等でも待機が発生している。小学校内に余裕教室がない等の問題もあり、問題解決に至っていないが、今後、各小学校の余裕 評価に係る取 教室等の状況を踏まえ、待機児童減少のためにさまざまな検討を行う必要がある。 組みを含む) ○乳幼児医療費助成については、平成23年10月より子ども医療費助成として、入院を中学校3年生、通院を小学校3年生までに対 象年齢の拡大を行い、子どもの健康と子育てにおける経済的負担の軽減を図っている。 ○現在、国において、子ども・子育て新システムの検討がされていることから、国の動向を注視しながら今後の取り組みを検討 する。 ○少子化対策については、国の動向を注視し、次世代育成支援行動計画(後期計画)を踏まえ、子育てしやすい環境づくり を推進していくものとする。 ○特に、乳幼児医療費助成については、子育てにおける経済的負担の軽減を図る観点からは有効であると考えるが、次年度 ③ 前年度最終 の子ども手当についても地方自治体負担等不明であり、動向を注視しながら、事業の効果や市民への分かりやすさ等を考慮 し改善を行っていくものとする。 評価 (今年度の取組み ○また、子育て支援については、児童館、こどもクラブ、放課後児童活動事業、放課後子ども教室推進事業等児童の放課後 方針・考え方) 対策の点では同様であるが、対象者等要件もそれぞれ異なることから、関係法や事業のあり方等を教育委員会と連携し検討 するものとする。 ○このような事業展開により、子育てしやすい環境づくりを推進していくものとするが、環境整備には行政・地域・家庭の 役割分担のもと緊密な連携が必要であり、対応を検討していくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○共働き世帯の増加により、保育所入所及びこどもクラブ利用を希望する人が増えている。特にこどもクラブにおいては、保護 者から、預かり時間の延長や対象学年の拡大を求める要望も出されている。現在、国の子ども・子育て新システムの検討の中で 、開所時間や対象学年等の基準を国が一律に設定することが検討されており、4年生以上の対象拡大と開所時間の延長などが検 社会状況・ 討されている。 市民ニーズの ○子ども医療費については、今年度に対象年齢の拡大を行ったものの、未だ県内でも低い水準にあり、さらなる対象年齢の拡大 変化 について要望が寄せられている。 ○児童や家庭をめぐる問題が増加の傾向にあり、内容も複雑・多様化していることから、相談や虐待通告等への迅速な支援体制 が求められている。 ・子ども手当 ・子ども医療費助成事業 ・児童虐待防止対策事業 ・ファミリー・サポート・センター事業 (参考) ・中央保育所子育て支援センター事業 ・保育所運営委託及び公立保育所運営事業 施策体系の中の ・特別保育事業 ・へき地保育所運営事業 主な事務事業 ・乳幼児健康支援一時預かり事業 ・認可外保育施設助成事業 ・民間保育園運営事業補助金 ・会津若松市保育士会補助金 ・保育所マイクロバス運行管理事業 ・児童健全育成事業(民間及び市直営・川南こども広場) ・児童館運営事業 ・ひとり親家庭医療費助成事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 出生数(年間) ⑴ 出生数(年間) ⑵ 保育所待機児童数 ⑵ 保育所待機児童数 成果指標名 計算式等 ⑶ こどもクラブの待機児童数 ⑶ こどもクラブの待機児童数 ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 1,074人 1,074人 1,074人 1,074人 1,028人 - - - 0人 0人 0人 0人 0人 0人 - - 0人 0人 0人 0人 5人 5人 - - - - - ○子どもが健やかに成長できる環境づくり 子ども医療費助成についてさらなる対象年齢の拡大を検討するとともに、要保護児童への支援体制強化のためのしくみづくり を行う。 ○保育の充実 民間保育所への運営委託及び直営により保育の充実を行う。河東地区については、引き続き大田原保育所を休所し、閉所に向 けた検討を行う。八田保育所については、入所児童数が減少していることから、入所状況によっては、保育環境に考慮し休所す る。また、財政基盤の弱い民営保育所及び認可外保育所への財政支援を行うとともに、特別保育の充実により、多様な保育ニー ズに応える。なお、北会津地区の保育所マイクロバス運行管理事業については、継続とする。 ○放課後児童の健全育成 こどもクラブの待機解消のため、タクシー移送を継続するとともに、小学校余裕教室だけでなく、他の資源発掘に努める。ま た、川南こども広場事業を継続する。 ○子どもの育成支援のための各施策については、次世代育成支援行動計画(後期計画)を踏まえ、次世代育成支援地域協議会の 取組み改善の 意見を聴取しながら進行管理を行っていく。 視点 ○要保護児童対策については、要保護児童地域協議会との連携を図りながら、児童の虐待防止、養育支援を行っていく。 (他団体との ○児童館が老朽化していることから、児童館の機能や配置についての見直しを検討していく。 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○国においては、幼保一体化を含め、制度・財源・給付について、包括的・一元的な制度構築のために、子ども・子育て新シス テム関連法案の提出に向け準備が進められている。 ○子ども手当については、国の方針決定がされておらず、先行きが不透明である。 ○平成23年6月に児童福祉施設最低基準が改正され、母子生活支援施設の基準が改定された。 ○こどもクラブの拡充(児童健全育成事業・こどもクラブシステム機器導入及びシステム保守) 現在、待機児童が発生しているが、国の基準の見直しにより、対象年齢が拡大される見込みがあることから、さらに、小学校 の余裕教室に限らず専用スペースの確保に努め、こどもクラブの分割または新設により待機児童の解消を図る。また、入退会と 利用料徴収を一元管理できるシステムを導入し、事務の効率化を図る。 特に必要とされ ○要保護児童への支援体制の強化(児童虐待防止事業・要保護児童管理システム機器導入及びシステム保守) 相談や虐待通告等への迅速な支援体制が求められていることから、システムの導入によりケース管理の効率化を図り、迅速か る事務事業 つきめ細やかな相談支援体制に努める。 ○子ども医療費助成(子ども医療費助成事業) 県内他市町村の多くは、義務教育終了までの子どもに対して医療費助成を行っている。今後も、県へ対象年齢拡大と補助金積 算上の利用者一部負担金撤廃の要請を行うとともに、対象年齢の拡大に努める。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○少子化対策の推進にあたっては、国における子ども・子育て新システムの検討動向を注視し、あいづわかまつこどもプラン(後期行動計画) を踏まえ、子どもが健やかに成長できる環境づくり、保育の充実、及び放課後児童の健全育成に努めていくものとする。 ○特に、子ども医療費助成については、医療費の推移等を踏まえながら対象年齢の拡大を検討するものとする。 ○要保護児童対策については、要保護児童地域協議会との連携を図りながら支援体制の強化に努めるものとする。 ○また、保育環境の充実に向けては、住民ニーズや幼保一体化の視点から教育委員会と連携し対応していくものとする。 ○なお、こどもクラブについては、小学校の余裕教室のみならず他の資源の活用や分割等の運営手法により待機児童の解消を図るものとする。 ○このように、子育てをしやすい環境づくりには、行政のみならず地域や家庭との緊密な連携が必要であり、今後ともその強化に努めていくも のとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 5,995,735 1,696,817 6,025,581 1,850,889 697,044 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 13 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-1-1-1 担当部課名 1-1-1-2 実 施 方 法 施 策 名 計画的な少子化対策の推進 あいづわかまつこどもプ 健康福祉部 1 継 続 ラン(後期行動計画)の 児童家庭課 推進 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 平成21年度に次世代育成支援対策推進法に 基づき策定した、地域における子育ての支援 、母性並びに乳児及び幼児の健康の確保及び 法 直 増進、その他の次世代育成支援対策の実施に 定 営 関する行動計画である「あいづわかまつこど もプラン(後期行動計画)」の推進を図る。 施 策 名 子どもが健やかに成長できる環境づくり 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 経済情勢の悪化、雇用不安、結婚によ る女性のキャリアが継続できないことに よる生涯未婚率の上昇、晩婚化、仕事と 子育ての両立の困難さ、家事育児に対す る性別役割分担意識、経済的な負担感に よる合計特殊出生率の低下等の様々な課 題から、総合的な子育て支援の施策が必 要となる。 平成17年度より10年間の時限立法であ る次世代育成支援対策推進法に基づき策 定が義務付けられた「あいづわかまつこ どもプラン(後期行動計画)」の推進を 変更なし 図るものであり、安心して子どもを産み 育てることができる環境づくりのために 、継続した取組みを行う。 子育て家庭における経済的負担を軽減 国の制度変更への確実な対応と市民へ することにより、安心して出産し、子ど もを育てることができる環境整備を図っ 変更なし の周知が必要となる。 ていく。国の動向を注視しながら事業を 行っていく。 健康福祉部 児童家庭課 関係機関、関係団体及び児童の福祉に関連 する職務に従事するもの等によるネットワー クを構築し、要保護児童、要支援児童、特定 法 直 妊婦等の早期発見、早期対応、適切な支援に 定 営 努める。また、児童虐待の未然防止のための 啓発活動や関係機関等の構成員の資質向上の ための研修会を実施する。 関係機関等との適切な連携によるネッ トワーク機能の強化及び地域協議会構成 員の資質の向上を図る。また、児童虐待 防止啓発活動を推進する。 児童や家庭をめぐる問題が増加の傾向 にあり、内容も複雑・多様化しているこ とから、相談や虐待通告等への迅速な支 援体制が求められる。 要保護児童管理システム 機器導入及びシステム保 健康福祉部 3 新 規 守 児童家庭課 相談履歴等の一元管理と個人情報の安全性 の確保及び業務の効率化を図るためシステム 法 直 定 営 を導入する。 児童や家庭をめぐる問題が増加の傾向 にあり、内容も複雑・多様化しているこ ー とから、適切な相談管理と迅速な支援体 制の整備が求められる。 ー うち 補 (人件費) 一般財源 助 140 140 140 150 国 268,231 ・ 2,473,281 県 2,659,268 国 0 ・ 県 3,347 - - 国 272,156 ・ 県 7,817 3,347 国 0 ・ 県 11,094 3,581 0 県 1,263 保育施設では対応できない多様なニー ズに対応した子育て支援は、安心して子 どもを産み育てることができる環境づく りのために重要であることや、住民によ る自主的な子育て支援活動が活発となる 変更なし ことは、子育てを地域全体で支えること につながるため、さらにファミリー・サ ポート・センターの支援体制の強化を図 るものとする。 3,300 0 国 3,500 0 国 76 支援センター担当者の研修研鑽の場を 企画するなど、市内の子育て支援センタ ーの中核的役割を強めるとともに、子育 て支援の情報やサービスが広く届くよう 変更なし に取り組みの強化を図る。 市内各子育て支援センターのアドバイ ザー的役割の強化を図る。 82 -60 国 82 -60 国 9,007 医療機関との連携により、安定した環 境の整備に努め、妊産婦を適切な環境で 変更なし 助産させ、母子の健康と福祉の増進を図 る。 1,540 国 385 ・ 県 1,540 国 385 ・ 県 196 298,738 234,939 県 404,074 340,275 県 9,326 511 171 県 511 171 県 70 中央保育所子育て支援セ 健康福祉部 5 継 続 ンター事業 児童家庭課 子育てに関する相談事業・子育て支援に関 する情報の集約と発信・あそびに関する場の 提供と指導・保護者向けの子育て講座を開催 法 直 するとともに、支援担当職員向けの研修会や 定 営 交流の企画立案・他機関との連携による支援 活動など子育て支援センターとして幅広く事 業を展開する。 6 継 続 助産施設入所措置 健康福祉部 児童家庭課 経済的理由により入院助産を受けることが できない妊産婦からの申請に基づき、妊産婦 法 直 を助産施設に入所させて、助産を受けさせる 定 営 とともに、これに係る分娩費等を公費負担す る。 不安定な社会情勢により経済的困窮者 が増加する中、妊産婦を適切で安定した 環境で助産させ、母子の健康と福祉の増 進を図る必要が求められる。 健康福祉部 児童家庭課 平成23年9月診療分までは、小学校就学前 までの乳幼児を対象に、市の国民健康保険加 入者は、現物給付方式、それ以外の社会保険 等加入者については、受領委任払い方式で保 護者に医療費を支給している。平成23年10月 診療分からは、対象年齢を通院は小学校3年 自 直 生まで、入院は中学校3年生までに拡大し、 主 営 社会保険等加入者についても、現物給付方式 により支給している。 なお、対象年齢拡大に伴い、事業名を「乳 幼児医療費」から「子ども医療費」へ変更し た。 近年、少子化対策として独自に助成対 象年齢の拡充を行う市町村が増えてお り、本市でも平成23年10月診療分か ら、助成対象年齢の拡充を行った。 また、10月診療分より審査支払事務を 社会保険診療報酬支払基金及び国保連合 会へ委託して現物給付による助成とし、 これまで煩雑だった申請手続きや支払事 務が簡素化、効率化された。 児童館を拠点として、親子の交流行事や家 庭養育の研修、地域行事などを行い、地域の 自 補 中で児童健全育成を進めている地域組織(母 主 助 金 親クラブ)に対して補助金を交付し、その活 等 動を支援する。 地域住民が子育てへの関心・理解を高 め、地域全体で子育て家庭を支える意識 づくりができるとともに、遊びを通じて の仲間関係の形成や社会性の発達などを 促し、子どもの健全育成が図られる。 地域全体で子育て家庭を支えるしくみ 変更なし 補助金は児童厚生施設やその他公共施 として、継続して支援を続ける。 設と有機的な連携を持つ組織に交付して いる。その他公共施設と有機的な連携を 持つ組織が他にないことにより、現状と しては3団体に留まっている。 健康福祉部 児童家庭課 事業費 就労形態や就労時間などの多様化によ り、保育施設では対応できない、子育て を一時的または補助的に手助けすること により、仕事と子育ての両立を支援する とともに、緊急時の対応など、専業主婦 家庭を含めたすべての家庭への支援を行 うことで、子育ての負担感や不安感が軽 減され、安心して子どもを産み育てるこ とができる環境が整備される。 潜在的なニーズは高まっているが、情 報やサービスがまだ全体的なものになっ ていない。専用スペースが無いため、制 限される活動や事業がある。 課題としては、他機関や行政機関との 連携をさらに深め、公立保育所としての 支援機能を高め、また市内支援センター 間のアドバイザーとしての機能を果たせ るようにしていく。 仕事と子育ての両立のための基盤を整備し 、安心して子育てができる環境づくりを行う 法 補 ため、国で定めるファミリー・サポート・セ 定 助 金 ンター事業を実施する者に対し、補助金を交 等 付する。 8 継 続 地域組織活動の推進 140 関係機関等との連携体制を強化し、児 童虐待の未然防止、早期発見、早期対応 ケース管理の電算化を図ることによ の徹底に努め、地域の実情に応じた地域 り、迅速かつきめ細やかな相談支援体制 協議会への参加機関の拡大と市民への児 に努める。 童虐待防止啓発活動の充実に努める。 ファミリー・サポート・ 健康福祉部 4 継 続 センター事業 児童家庭課 継 7 続 子ども医療費助成事業 うち 補 一般財源 助 今後の方針 少子化対策を推進する上で、経済的負担の軽減や身体的・精神的負担の軽減を含め、安心して子どもを産み育てられる環境づくりは重要である。また、児童虐 待等問題を抱える家庭が増加の傾向にあることから、支援体制の強化に努める。なお、子ども手当の制度変更等について国の動きを注視する。 中学校終了前までの児童の保護者等に対 直 し、受給資格を認定し、子ども手当を支給す 法 定 営 る。 2 継 続 児童虐待防止対策事業 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 今後の方針 行政のみならず、家庭・地域・企業等が一体となった次世代育成支援対策の推進が求められており、計画の進行管理を十分に行いながら、事業の推進を図る。 健康福祉部 児童家庭課 1 継 続 子ども手当 平成23年度予算(千円) 子どもの疾病・負傷の早期治療を促進 し、保健の向上を図るために重要な事業 である。義務教育修了まで助成すべきと いう方針から、今後外来についても中学 校3年生まで拡大する方向で検討してい く。 14 対象年齢については、入院・外来とも 中学校3年生までとする市町村が増えて おり、本市も外来の助成対象を将来的に 中学校3年生まで拡大すべく検討してい く。 また、県の補助対象は小学校就学前ま でであり、小学生以上の助成額について は全額市の負担となることから、県へ基 準年齢の拡大、ならびに所得制限の廃 止、千円までの自己負担の廃止を引き続 き要望していく。 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 9 継 続 児童遊園施設管理事業 施策№ 1-1-1-3 健康福祉部 児童家庭課 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 児童遊園の維持管理を通して、児童に健全 自 直 な遊び場を与え、児童の健康の増進と豊かな 主 営 情操の育成を図る。 施 策 名 保育の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 児童に健全な遊び場を提供することに 児童健全育成を推進するため事業を継 続する。ただし、農村公園や都市公園な 児童の健康を増進し、豊かな情操の育 より、健康の増進と豊かな情操の育成が 図られることから、他の公園施設との一 ど、他の類似施設との一元的管理による 成を図っている。 元的な管理による経費削減、管理業務の 事務の効率化、事業経費の削減など、管 効率化を検討しながら継続していく。 理業務の効率化を検討する必要がある。 平成23年度予算(千円) 事業費 889 うち 補 一般財源 助 889 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 889 うち 補 (人件費) 一般財源 助 889 226 今後の方針 少子化が進行する一方で、核家族化や夫婦共働き家庭が増加し、通常保育や特別保育に対するニーズも高まっており、より一層子どもを産み育てやすい環境整 備を進めていく。 児童福祉法第24条に基づき、両親の就労な どにより保育に欠ける乳幼児の保育を実施す 法 委 るため、認可保育所等に対し国で定める運営 定 託 費を支出し保育を委託する。 児童福祉法第24条により、市は保育に 欠ける児童を保育所において保育しなけ ればならないとされており、国の基準に 基づき運営費を支払い民間の保育所に保 育を委託している。近年夫婦共働き家庭 の増加や核家族化の進行などに伴い、入 所希望者が増加している。 国においては、子ども・子育て新システ ムについて検討を重ねており、保育にか かる給付についても改革が行われる予定 であり、今後動向を注視していく必要が ある。 希望する保育所に入所できない児童の 解消や、充実した保育を実施するため、 変更なし 引き続き保育所運営の委託について対応 していく。 健康福祉部 児童家庭課 両親の就労などにより保育に欠ける乳幼児 に対し、公立の認可保育所において保育を実 法 直 施する。子育て支援拠点施設として、地域お 定 営 よび市内全域を対象とした子育て支援を展開 する。 核家族化の進行や保護者の就労形態の 多様化により、保育を取り巻く環境は日 々変化している。 本市においても、現 在公立保育所は6ヶ所あるが、そのあり 方について国の子ども・子育て新システ ムで保育改革が行われる予定であり、今 後全体的な見直しを図っていく必要があ る。 公立保育所として先駆的役割を果たす とともに、一定の保育水準を示す役割を 果たしている。また、産休明け保育も実 施しており、高まる産休明け保育のニー ズに応えている。障がい児保育について も、困難なケースを受け入れるなどの役 割を果たしている。 また、北会津地区の保育所のあり方に ついては、住民ニーズや幼保一体化の視 点を踏まえ、教育委員会と連携し対応す る。 健康福祉部 児童家庭課 仕事と子育ての両立を支援するとともに子 育ての負担を軽減し、安心して子育てができ る環境を推進するため、延長保育、一時保育 、特定保育、休日保育、子育て支援センター 法 補 、保育所地域活動の6事業を実施し、児童福 定 助 金 祉の向上を図る。 等 各事業とも国及び県において実施要綱が定 められており、県の承認を受けた事業を保育 所において実施し補助金を交付する。 近年、核家族化、共働き世帯の増加等 、児童を取り巻く環境は大きく変化し、 家庭や地域社会における子どもの養育環 境が低下してきている。それに伴い、多 様な保育サービスの提供及び在宅乳幼児 も含めた子育て支援の充実が求められて いる。 国においては、子ども・子育て新シス テムについて検討しており、今後その改 革についても動向を注視していく必要が ある。 国 ・ 364,772 県 1,655,465 ・ 他 国 ・ 381,943 県 ・ 他 15,145 51,328 県 -52,307 ・ 他 51,328 県 -52,307 ・ 他 476,379 各種保育サービスについて、利用者の ニーズや利用実態を把握しながら、実施 変更なし している事業内容を精査していく必要が ある。 272,969 国 126,969 ・ 県 275,699 国 128,239 ・ 県 1,842 健康福祉部 児童家庭課 交通条件に恵まれない湊町の就学前の児童 を「湊しらとり保育園」で集団保育すること 法 委 により、児童の社会性を育むとともに児童福 定 託 祉の増進を図る。 平成21年度から、湊地区の4つのへき 地保育所を統合し、会津若松市社会福祉 少子化により対象者の減少が見込まれ 協議会を指定管理者として「湊しらとり 変更なし る。 保育園」での集団保育を開始したところ であり、今後とも湊地区の児童福祉増進 のため、保育の充実を図っていく。 48,337 46,337 国 48,421 46,421 国 673 乳幼児健康支援一時預か 健康福祉部 5 継 続 り事業 児童家庭課 病気のため集団保育が困難であるが、日中 保護者が家庭で保育することができない児童 法 委 を、病院に付設された専用スペースにおいて 定 託 一時的に預かる。 児童福祉法第21条の9に規定する 「子育て支援事業」であり、国の「病 児・病後児保育事業実施要綱」に基づき 子育てと就労の両立支援のため、今後 変更なし 実施している。本市においては、医療法 も継続していく。 人社団新生会へ業務を委託している。 10,160 3,394 県 10,160 3,394 県 151 児童福祉法第51条第1項第3号及び第4 号に基づき市が支弁した保育費用について、 法 直 同法第56条に基づき、扶養義務者の所得に 定 営 応じた保育料を賦課し、徴収する。 景気が低迷状況にある中で保育所負担 金の滞納額が年々増加傾向にある。経済 状況の悪化に伴う扶養義務者の収入の減 少が原因と考えられるが、保育料は所得 に応じた額で決定していることから、滞 納の放置は大多数の保育料納入者との公 平性を欠くことになる。 徴収体制強化のため、平成21年10月よ り任期付短時間勤務職員を配置し、平成 22年度における徴収実績は対前年比で 1%増加した。 しかしながら、従来の納付勧奨による 手法では強制力が無く、徴収率向上には 限界があるため、滞納処分(強制執行) の実施を検討している。 6人以上の児童が入所している認可外保育 法 補 施設に対し、入所児童の処遇の向上及び保育 定 助 金 の充実を図るため補助金を交付する。 等 認可外保育施設に対する県の助成事業 (福島県地域保育施設助成事業)に基づ く事業である。 認可外保育施設は保護者の勤務形態の 多様化や途中入所等で認可保育所に入所 保護者の就労と子育ての両立支援、入 できない児童を受け入れるなど重要な保 所児童の保育の充実と処遇向上のため維 変更なし 育資源である。しかしながら、収入は保 持していく。 育料のみであるため、その財源基盤は弱 く、補助金を交付することで入所児童の 処遇の向上と保育の充実が図られてい る。保育料の減収等で施設単独では保育 内容の充実は困難な施設が多い。 1 継 続 保育所運営委託 2 継 続 公立保育所運営事業 3 継 続 特別保育事業 4 継 続 へき地保育所運営事業 健康福祉部 児童家庭課 保育所負担金賦課・徴収 健康福祉部 6 継 続 事務 児童家庭課 健康福祉部 7 継 続 認可外保育施設助成事業 児童家庭課 児童福祉法に基づく市の保育費用支弁 は毎年発生するため、保育所利用者の保 育費用の一部負担は、公平性の確保から も重要である。 今後も継続して保育料の徴収に取り組 む。 15 平成22年4月から休所している大田 原保育所を、引き続き休所し、閉所に向 けた検討を行う。八田保育所について は、入所児童数が減少していることか ら、入所状況によっては、保育環境に考 慮し休所する。 国においては幼保一体化の推進など保 育改革の検討が行われており、本市にお いても今後の国の動向を注視しつつ、公 立保育所のあり方について、総合的な検 討を行っていく。 年々増加する滞納額に対する抜本的な 対策が必要である。 国は「子ども・子育て新システム」に おける保育制度改革を検討しており、今 後その動向を注視していく。 1,579,663 2,822 2,822 2,822 2,822 3,863 1,599 県 3,863 1,599 県 20,271 602 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 民間保育所施設整備事業 健康福祉部 8 新 規 補助金 児童家庭課 民間保育所の施設整備を充実させることに より、保育水準の向上と待機児童の解消を図 法 直 るため、社会福祉法人が経営する保育所の施 定 営 設整備や設備整備に要する経費を補助する。 東日本大震災による人的被害は無かっ たが、今後の災害に備えた施設整備を図 ー ることが必要である。 ー - - 3,385 健康福祉部 9 新 規 保育所給食食材検査事業 児童家庭課 東日本大震災による原子力発電所事故に伴 う保育施設等の入所児童が受ける放射線量の 自 委 低減化を図るため、保育所等の給食食材の安 主 託 全確保の取組として食品放射線測定器による 測定及び結果の情報提供を行う。 原子力発電所事故による本市の放射線 量は健康への影響はないと考えられる が、子どもへの影響に対する不安が解消 ー されない現状にある。 ー - - 18,141 18,141 1,353 民間保育園運営事業補助 健康福祉部 10 継 続 金 児童家庭課 民間認可保育所および運営する法人に対し 自 補 、職員の労働条件の向上、入所児童の処遇改 主 助 金 善を目的として補助金を交付する。 等 現在20ヶ所ある認可保育所のうち、 公立が6ヶ所であり、保育行政で民間保 育所の果たす役割は大きく、この事業に よる補助金が特別保育事業をはじめ、事 業の充実を図るための重要な財政的支援 となっており、その適正な運営を支援す る必要がある。職員の労働条件の向上、 入所児童の処遇向上により、保育環境の 充実が図られる。 民間保育所は、特別保育への積極的な 取組みなど、地域の子育て拠点としての 役割が大きく、保育の質の維持やさらな 変更なし る多様な保育ニーズに対応していくため の支援が必要であるため、保育所運営に かかる経費の支援の継続が必要である。 100,354 98,954 98,954 76 会津若松市保育士会補助 健康福祉部 11 継 続 金 児童家庭課 市内の認可保育所に勤務する保育士、調理 師、栄養士等の職員で構成される会津若松市 自 補 保育士会が、調査研究及び研修活動等を実施 主 助 金 する場合に、経費の一部について補助金を交 等 付する。 保育に対するニーズが多様化してお 保育士等の資質の向上が図られ、保育 り、また障がい児など特殊な事例も増え 所利用者に対してより質の高い保育サー ているため、今後も研修等の機会を設け 変更なし ビスを提供している。 保育士等の資質の向上を図っていく必要 がある。 135 135 135 135 19 保育所マイクロバス運行 企画政策部 12 継 北会津支所 続 管理事業 住民福祉課 荒舘・川南保育所に入所する3歳以上の児 自 委 童を対象にマイクロバスを運行し、児童を送 主 託 迎する。 都市化の進展や産業構造等の変化に伴 い、入所児童の保護者の就労形態も大き く変化している。マイクロバスは児童の 送迎のほか、園外保育への活用も図られ 保育所運営に大きな役割を果たしている が、購入年度が荒舘保育所は平成2年度 、川南保育所においても平成6年度とど ちらも16年以上使用の車両のため今後 、故障時等への対応が求められてくる。 保育所所管の児童家庭課にて新市建設 計画の統合保育所整備を認定こども園を 含め、公立保育所の今後のあり方と併せ 変更なし た中で検討する必要があり、新たな施設 整備までの間、現行のとおり継続してい く。 4,448 4,448 4,448 4,448 459 13 継 続 地域子育て創生事業 「福島県安心こども基金」を活用し、地域 補 の実情に応じた子育て支援活動を支援し、安 自 助 心して子どもを育てることができる環境を整 主 金 備する。 等 国の幼保一体化を始めとした「子ど も・子育て新システム」の検討状況によ り、子育て支援活動への支援のあり方も 変わってくることから、国の動向を注視 する必要がある。 財源となる「福島県安心こども基金」 が平成23年度での終了が予定されている ため、平成23年度をもって本事業は完了 とする。 ー なお、「福島県安心こども基金」が平 成24年度以降も延長された場合には、事 業内容を検討する。 5,500 施策№ 1-1-1-4 健康福祉部 児童家庭課 施 策 名 放課後児童の健全育成 継 児童健全育成事業(こど 健康福祉部 1 続 もクラブ市直営分) 児童家庭課 保護者が昼間家庭にいない小学校1~3年生 (河東は4年生)までの児童を対象に、児童 法 直 館及び小学校の余裕教室等を活用して、指導 定 営 員を配置し、適切な遊びと生活の場を与え、 児童の健全育成を図る。 児童健全育成事業(こど 健康福祉部 2 継 続 もクラブ民間委託分) 児童家庭課 保護者が昼間家庭にいない小学校1~3年生 (河東は4年生)までの児童を対象に、児童 法 委 館及び小学校の余裕教室等を活用して、指導 定 託 員を配置し、適切な遊びと生活の場を与え、 児童の健全育成を図る。 こどもクラブシステム機 健康福祉部 3 新 規 器導入及びシステム保守 児童家庭課 業務の効率化を図るため、入会、退会およ 法 委 び継続利用の情報と利用料徴収を一元管理で 定 託 きるシステムを導入する。 98,954 県 0 県 - 1,128 県 - 301 - 今後の方針 共働き家庭やひとり親世帯の増加などにより、こどもクラブの利用希望者は増加しており、保護者の就労支援や児童の健全育成の観点からも、待機児童を出さ ない取り組みを行っていくものとする。また、地域ぐるみで児童の健全育成に関わっていくものとする。 児童数は減少するが、こどもクラブ利 用希望者は、共働きの増加などにより増 加すると考えられる。 利用希望数は、地域で偏りがあり、希 望者が多い地域については、待機児童が 発生しやすいため、 待機児童解消策を 図る必要がある。国では 「子ども・子 育て新システム」のなかで、対象年齢の 拡大や開所時間の延長等を検討している 。 児童数は減少するが、こどもクラブ利 用希望者は、共働きの増加などにより増 加すると考えられる。 利用希望数は、地域で偏りがあり、希 望者が多い地域については、待機児童が 発生しやすいため、 待機児童解消策を 図る必要がある。国では 「子ども・子 育て新システム」のなかで、対象年齢の 拡大や開所時間の延長等を検討している 。 こどもクラブ事業において、専用のシ ステムがないために情報管理に苦慮して いる。また現在、国においては、対象学 年の拡大も検討されており、今後利用者 数の増加が見込まれる。住基システムと 連携するシステムを導入することで、新 年度利用者登録の事務軽減が図られ、事 業経費の削減が見込まれる。 また、システムを導入することで、入 所状況の検索や照会が容易となり、入所 問い合わせ等、窓口対応のサービス向上 も期待できる。 専用の施設と公園などを保有し、児童 の育成には恵まれた環境にある。また、 専門的知識を持つ職員の配置により、多 様な取り組みがなされている。民間委託 のこどもクラブを先導する役割を果たし ており、市における放課後児童健全育成 事業の中核を担っている。 国においては「子ども・子育て新シス テム」を検討している。児童健全育成事 業については、放課後児童給付(仮称) としてサービスを提供し、対象学年の拡 大、開所時間の延長、補助金のあり方等 も検討されている。今後も国の動向を注 視していく。 1,160 県 -14,979 ・ 他 1,160 県 -15,064 ・ 他 64,407 平成24年度に(仮称)小金井第二こ どもクラブを開所する。 また、待機児童の解消を図るためタク シー移送を網羅し、空きのあるこどもク ラブの利活用を図る。 国においては「子ども・子育て新シス テム」を検討している。児童健全育成事 業については、放課後児童給付(仮称) としてサービスを提供し、対象学年の拡 大、開所時間の延長、補助金のあり方等 も検討されている。今後も国の動向を注 視していく。 174,837 県 99,317 ・ 他 178,741 県 106,658 ・ 他 7,817 ー ー 8,306 0 県 940 16 - - 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 健康福祉部 児童家庭課 「こどもの遊び場と居場所の確保」、「遊 びを通しての人格形成」、「放課後児童の健 法 直 全育成・指導」を基本理念とし、子育て支援 定 営 の充実を図る。 現在の施設は老朽化が進んでいること から施設の改修が課題であるが、一方で はドーナツ化現象により人口が減少して 児童館の機能や配置について見直しを いる市の中心部にしか児童館が設置され 変更なし ていないという現状にあることから、施 検討していく。 設の設置位置を含めた検討が課題となっ ている。 6,082 5,479 他 6,380 5,875 他 31,441 児童健全育成事業(川南 健康福祉部 5 継 続 地区放課後児童対策事業 児童家庭課 ) 保護者が日中不在となる家庭の川南小学校 1年生から3年生までの児童に対し、川南幼 直 稚園園舎等を活用して、指導員の指導のもと 自 で、遊びを主とした活動を異年齢集団で行う 主 営 。 こどもクラブとしての事業運営できる 専用スペースの確保が難しい。 こどもクラブの平成25年度開所に向 こどもクラブを立ち上げるまでの暫定 けて、空き施設の確保に努めるとともに 変更なし 事業(平成24年度まで)としての位置 運営手法を含めて検討を行っていく。 づけである。 1,992 1,982 他 1,992 1,982 他 5,956 6 継 続 幼児クラブ支援事業 家庭保育を実施している親と満1歳以上の 児童を対象に、交流の場の提供と育児指導を 自 直 行い、育児不安の解消と親同士の交流を図る 主 営 。 保育所、幼稚園、子育て支援センター 児童館機能や配置の見直しにあわせ においても子育て支援事業を実施してお て、当該事業のあり方について検討して 変更なし り、長期的にはそれらとの統合化を検討 いく。 していく余地がある。 40 40 4,612 継 4 続 児童館運営事業 施策№ 1-1-1-5 健康福祉部 児童家庭課 施 策 名 ひとり親家庭への支援 40 40 今後の方針 母子家庭等の生活基盤の安定支援策、自立に向けた就労支援施策の取り組みを強化していくものとする。 離婚等により父又は母と生計を同じくして いない児童を養育している母又は父、又は父 法 直 母に代わって養育している人に対して手当を 定 営 支給し、生活の安定と自立の促進を通じて児 童の健全育成を図る。 法定事務であり、また、ひとり親家庭 国の制度に基づき、母子世帯又は父子 等に対する福祉需要は高いことから、ひ 世帯、及び父母のいない児童のいる世帯 とり親家庭等の生活安定と自立促進のた 変更なし の生活の安定と自立を助けている。 め、制度の周知徹底を図りながら、事業 を継続していく。 継 母子生活支援施設運営事 健康福祉部 2 続 業 児童家庭課 児童福祉法に基づく児童福祉施設として、 法 直 配偶者のない母子を保護し、母とともに児童 定 営 の福祉を図り自立に向けた支援を行う。 平成22年度に1世帯が退所し、平成 23年4月より休所しているが、緊急入 所に備え、いつでも開所できる体制をと 平成23年6月に児童福祉施設最低基 っている。 準が改正され、母子室の面積は30㎡以上 母親自身が問題を抱えている場合や、 緊急入所に備え、今後も継続して開所 とし、室内に調理設備、浴室及び便所を 子どもに障がいや問題行動がある場合、 するための体制整備を行う。 設けるものと定められた。現在の施設で 経済的な問題など母子家庭が抱える問題 は、面積及び設備とも基準を満たしてい は複雑化しており、在宅では支援が困難 ないが、必要が生じた場合には、暫定的 なケースが増加しているが、施設内に入 に受入れを行う。 浴設備がなく施設の老朽化が著しいため 、新たな入所者がいない状況にある。 健康福祉部 3 継 続 母子・寡婦福祉資金貸付 児童家庭課 母子家庭や寡婦で生活費や就学等の貸付を 必要とする者に対し、母子・寡婦福祉資金の 法 直 貸付に必要となる書類を揃えて、福祉事務所 定 営 長の意見を付し、県に送付する。 母子家庭及び寡婦の福祉の増進が図ら 母子家庭や寡婦の生活を安定させるこ れるよう、経済的な自立を支援してい とにより、就学・就職の機会を得やすく 変更なし る。 し、経済的な自立につなげていく。 ひとり親家庭医療費助成 健康福祉部 4 継 続 事業 児童家庭課 18歳未満の児童を養育しているひとり親家 庭の親と児童及び父母のない児童を対象に、 自 直 保険適用分医療費について、同一受診月ごと 主 営 に一つの世帯の自己負担額を合算して1,000 円を超えた金額を助成する。 医療費の一部を助成することにより、 医療機関を受診しやすい環境をつくり疾 病の早期回復が図られ、ひとり親家庭の 経済的負担を軽減し、生活の安定と自立 が促進される。 ひとり親家庭に対する支援の中で重要 なものであり、生活の安定と自立を促進 申請者の手続きの簡素化・迅速化のた し健康と福祉の増進を図るため継続して めの手法を検討していく。 いく。 48,902 25,326 県 42,193 21,811 県 4,482 小学校1年、中学校1年の就学遺児の保護者 自 直 に対し、激励の手紙を添えて激励金を支給す 主 営 る。 就学遺児が健やかに成長し勉学の励み となるよう支給しているが、支給対象を 父や母を亡くした遺児が健やかな成長 毎年5月5日現在において小・中学校第 学習用品の購入など、勉学の励みとし を遂げられるように激励し、就学遺児の 1学年に在学する就学遺児としているた て活用され、就学遺児の健全な育成を図 健全な育成に寄与するため、事業を維持 め、5月6日以降に父母が死亡した場合 っている。 していく。 は支給対象とならず、同学年に在学して いる児童間で不公平が生じていることか ら、支給基準の見直しを図る。 755 705 他 755 755 他 188 継 1 続 児童扶養手当 5 継 続 就学遺児激励金 施策№ 1-1-1-6 健康福祉部 児童家庭課 健康福祉部 児童家庭課 施 策 名 相談体制の充実 健康福祉部 1 継 続 女性福祉相談室相談業務 児童家庭課 継 健康福祉部 2 続 家庭児童相談室相談業務 児童家庭課 施策№ 1-1-1-7 701,357 468,191 国 705,000 470,000 国 10,665 2,817 国 1,793 ・ 県 6,849 国 2,814 ・ 県 9,453 0 0 0 0 196 今後の方針 家庭内での問題を解決し、家庭生活の充実・安定に寄与することから、離婚の増加や家庭環境の変化など、複雑化する相談内容に対応できる体制整備を行う。 主に18歳以上の女性からの電話や来庁によ 法 直 る相談に対し、女性相談員が指導、助言、情 定 営 報提供を行う。 悩みのある女性にとって、本事業の果 たす役割は大きく、離婚の増加や家庭環 DV被害や離婚の相談など、相談件数 境の変化、DVなど、複雑化する相談内 増加している。相談内容も複雑化してい 容に対応するため、相談体制の強化・充 ることから、今後も常時対応できる体制 実の検討を行いながら、継続していく。 を継続していくことが必要である。 また、相談窓口の時間延長や土日、祝日 祭日の開設についても手法などを検討、 改善しながら継続していく。 離婚の増加や家庭環境の変化に伴い、 相談内容が複雑化してきている。また、 DVなどの問題もあることから、引き続 き女性相談員2名体制できめ細かい対応 を行っていく。 5,342 国 2,114 ・ 他 5,342 国 2,114 ・ 他 196 家庭相談員を2名配置し、電話や面接によ 法 直 り、児童の養育や家庭問題等、様々な相談に 定 営 応じた助言や指導を行う。 核家族の増加により、相談件数も多く なっている。また、低所得者への対応に は他の課との連携を深める必要がある。 また、障がい等子どもの問題を早期に発 見し対応するため、保育所・学校などと 連携を図っている。 児童虐待の未然防止、早期発見の役割 も果たしており、複雑化する相談内容に 対応するため、心理カウンセラー等のよ り高い専門性を持った相談員の配置等も 検討しながら、継続すべきである。また 、相談窓口の時間延長や土日、祝日祭日 の開設についても手法などを検討、改善 しながら継続していく。 精神的疾患を持つ親・子に対応するた め、心理カウンセラーや精神保健福祉士 など、より高い専門性を持った相談員の 配置等も検討していく。 5,057 5,031 他 5,057 5,031 他 195 施 策 名 母子保健の推進(1-4-1-2として掲載) 今後の方針 17 18 平成23年度施策評価票 施策№ 1-2-1 基本施策名 高齢者の生活環境を充実する 主管部課名 (政策名) 高齢者が元気に暮らせるまちをつくる 関連部課名 健康福祉部高齢福祉課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、生きがいをもって生活できるように、地域社会に積極的に参加できる仕組みを充 実します。 ○高齢者の地域での支え合いを促進することにより、安心して暮らせる環境を整備します。 ○一時的な傾向と思われるが、ここ1~2年における本市の高齢者数は減少に転じている。 ○一方、要介護認定を受けている高齢者数は増加傾向にあることから、『非認定者数』については、結果して減少傾向を示して いる。 成果指標推移 ○ただし、平成22年度ベースで比較した場合、第1号被保険者数に占める『非認定者数の割合』は、第4期計画の目標値として は81.67%(26,431人/32,365人)、実績値では81.36%(25,769人/31,671人)という状況にあり、目標値に近い水準で推移し ているものと考えられる。 ※なお、平成26年度の目標は、81.16%(27,980人/34,473人)である。 ○高齢者福祉計画に基づき、高齢者の積極的な社会参加と能力の発揮が可能となるよう、高齢者の学習機会の拡充や就労機 会の確保等、社会参加活動の促進を図ります。 ② 目標達成の ○高齢者を地域で支え合う体制づくりなど高齢者の生活基盤の整備を推進します。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○高齢者の生きがいづくり、健康づくり、社会参加の促進などの観点から、あいづわくわく学園及びゆめ寺子屋事業の充実を図 るとともに、老人クラブ及びシルバー人材センターに対しては、積極的な支援を継続している。 ○高齢者を地域で支え合う体制の構築に向けて、地域包括支援センターの機能を活用するとともに、町内会役員・民生委員・老 人福祉相談員など関係者、さらには市社会福祉協議会など関係機関との連携を確保しながら、地域ふれあい事業及び地域支援ネ 事業進捗 (前年度最終 ットワークボランティア事業などの取り組みを推進している。 評価に係る取 ○敬老事業、とりわけ敬老会については、合併に伴う経過措置が終了し本年度から北会津及び河東地区においても実行委員会に 組みを含む) よる開催方式に移行した経過にある。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○今後の高齢社会の進展を踏まえると、高齢者の積極的な社会参加の促進、高齢者を地域で支え合う体制づくり等は必要で あり、行政と地域、ボランティアを含めた地域住民との協働のあり方については、今後ともより実効性の高いものとし、計 画策定に盛り込んでいくものとする。 ③ 前年度最終 また、ボランティアについては、まちづくりの視点から有償を含めたあり方や役割(活動)等について、検討する時期に 来ていると考えられることから、庁内において十分に協議を行うこととする。 評価 (今年度の取組み ○特に、地域支援ネットワークボランティアについては、外部評価にもあるようにボランティア活動を活かした地域福祉サ 方針・考え方) ービスのあり方について、社会福祉協議会と協力して整理していくものとする。 ○敬老事業については、地域の特色を活かしながらも合併後の一体化を進めていくものとし、地域住民の理解が得られるよ う周知に努めるものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○高齢者の意識・価値観はより多様化しており、組織的・団体での活動等を敬遠する方々の割合が増加している。 ○一方、東日本大震災の教訓を踏まえ、改めて地域コミュニティと人間関係について考える機運が高まってきており、高齢者を 地域で支え合う体制の整備・充実が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの ○本格的な高齢社会を迎えたことから、ユニバーサルデザインの考え方を踏まえた高齢者の外出支援及び移動の円滑化に関わる 施策の充実が求められている。 変化 ・あいづわくわく学園事業 ・老人福祉相談員事業 ・ゆめ寺子屋事業 ・ふれあいセンター運営事業 (参考) ・単位老人クラブ補助事業 ・高齢者虐待防止事業 施策体系の中の ・老人クラブ連合会補助事業 ・高齢者等世話付住宅生活援助員派遣事業 主な事務事業 ・シルバー人材センター事業補助金 ・地域ふれあい事業 ・敬老事業 ・地域支援ネットワークボランティア事業 ○特になし 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 要介護認定を受けていない高齢者の数 ○平成23年度中に策定する『高齢者福祉計画』に掲げる施策及び事業の着実な推進を図る。 ○会員数の減少に歯止めがかからない『老人クラブ』は、地域社会における相互交流やボランティア団体としても重要な役割を 担う組織であり、さらには、高齢者の社会参加、生きがいづくり対策としても一定の効果が期待されることから、加入者増加に 向けた取り組みを検討する。 ○高齢者等(及び障がい者)の外出を促進するとともに、移動を支援するための施策の方向性について検討を進める。 ⑴ 要介護認定を受けていない高齢者の数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 最終目標値 (平成26年度) 平成22年度 平成23年度 26,431人 26,730人 25,769人 25,470人 (6月現在) - - - - - ⑴ 平成24年度 ○地域支援ネットワークボランティア事業については、周知広報の充実、リーダーとなる運営委員の育成等に努めるとともに、 市社会福祉協議会との連携強化を図る。 取組み改善の ○老人福祉相談員事業については、平成22年度において訪問対象者や訪問頻度の見直しを行った経過にあるが、引き続き訪問 視点 件数の推移など相談員の活動実態を踏まえつつ、訪問対象拡大(高齢者のみ世帯等)の可能性について検討していく。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) 現在策定中の第5期介護保険 現在策定中の第5期介護保険 事業計画において、数値目標 事業計画において、数値目標 を設定する を設定する ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○生きがいづくりの推進 あいづわくわく学園事業、ゆめ寺子屋事業、老人クラブ・シルバー人材センターへの支援、敬老事業 ○高齢者地域支援の推進 特に必要とされ 老人福祉相談員事業、ふれあいセンター運営事業、高齢者虐待防止事業、高齢者等世話付住宅生活援助員派遣事業、地域ふれ あい事業及び地域支援ネットワークボランティア事業 る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 ○高齢者がいつまでも住み慣れた地域で生きがいをもって生活するためには、生きがいづくりや高齢者を地域で支え合える体制づくりなどの環 境整備が重要であり、高齢者福祉計画に掲げる施策及び事業を着実に推進していくものとする。 ○特に、高齢者の生きがいづくりについては、あいづわくわく学園や老人クラブ等の関連する事業の役割や機能を精査し、より魅力ある事業と なるよう検討していくものとする。 ○また、東日本大震災の教訓を踏まえ、高齢者を地域で支えるにあたり地域コミュニティやボランティアの機能強化・充実が求められているこ とから、地域ふれあい事業や地域支援ネットワークボランティア事業などの支援体制の強化を図りながら、高齢者が安心して暮らせる環境づく りを推進するものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 106,665 88,301 108,205 87,205 20,285 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 19 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-2-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 明るく活力に満ちた高齢社を確立するため、高齢者が自らの知識や経験を生かして、積極的に地域社会の中に参加していく社会づくりを推進するとともに、高 齢者がその能力を生かして就業や社会活動に参加し地域のために活躍できる場や機会の提供に努める。 施 策 名 高齢者の生きがいづくりの推進 法 直 定 営 平均寿命の推移などを踏まえ、対象者 の範囲及び金品贈呈のあり方については 不断の見直しが不可欠である。 合併に伴う経過措置が終了し、本年度 地域の実情を踏まえ、地元住民との協 から北会津及び河東地区は実行委員会に 働による敬老会が開催できるよう検討を よる開催方式に移行、今後も地域との連 進める。 携による敬老会の充実を図る。 63,408 61,372 64,676 62,599 6,765 シルバー人材センター事 健康福祉部 2 継 続 業補助金 高齢福祉課 補 会津若松市シルバー人材センターに対し、 法 助 運営費の補助を行う。 定 金 等 会員数は若干減少傾向にあるものの、 今後もより安定的な運営を継続させるた め、自主財源の確保及び経費削減への指 導・支援を検討する必要がある。 高年齢者の生きがいづくりや社会参加 の促進を図り活力ある地域社会を構築す るため、企画提案型事業「剪定枝を活か 変更なし した資源リサイクル事業」も含め支援を 継続する。 10,532 10,532 10,532 10,532 188 継 健康福祉部 3 続 あいづわくわく学園事業 高齢福祉課 3年間のカリキュラムは、月2回程度の様 自 直 々な内容の座学、歴史の現地学習、自主研究 主 営 で構成され、高い出席率で実施されている。 県から県社会福祉協議会を通して交付 されていた負担金が廃止されたことから 、平成23年度より会津若松市社会福祉協 議会との共催により学園を運営している 。 当該事業は、高齢者の生きがいづくり 及び地域社会におけるリーダーの育成に 重要な役割を果たしていることから、現 行の実施内容を基軸とし継続する。 3,390 1,730 3,390 1,730 3,909 継 4 続 ゆめ寺子屋事業 受講登録した400人以上の高齢者を対象に 自 直 、文化センターを拠点としながら月2~3回 主 営 の講座を実施している。 平成10年度までは県長寿社会推進機構 との共催により運営、平成23年度より会 津若松市社会福祉協議会との共催により 運営している。 当該事業は、高齢者の健康保持・増進 及び生きがいづくりに重要な役割を果た 財源確保策などの含め、市社会福祉協 していることから、ボランティアとして 議会との共催のあり方について引き続き 運営に参画いただいている世話人会との 検討していく。 連携を確保しながら、今後も継続して実 施する。 健康福祉部 5 継 続 単位老人クラブ補助事業 高齢福祉課 老人クラブ連合会補助事 健康福祉部 6 継 続 業 高齢福祉課 1 継 続 敬老事業 健康福祉部 高齢福祉課 健康福祉部 高齢福祉課 ア 敬老会の開催及び記念品の贈呈 イ 敬老祝金の支給 ウ 100歳賀寿事業 エ 老人の日作文の募集 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 受講生が定員に達しない場合もあるこ とから、募集方法及び講座内容などにつ いては「運営委員会」において協議し、 適宣改善を図る。 2,200 国 ・ 187 県 ・ 他 奉仕・友愛・健康など様々な分野の活動を 自 補 展開する各単位老人クラブに対し、運営費の 主 助 金 補助を行う。 等 単位老人クラブは、地域社会における 相互交流やボランティア団体としても重 要な役割を担う組織であり、さらには、 単位老人クラブ数及び会員数は年々減 高齢者の社会参加、生きがいづくり対策 少しており、組織の活性化を図る必要が としても一定の効果が期待されることか 変更なし ある。 ら、今後とも運営費に係る財政支援を継 続するとともに、活動内容の周知を図る など加入者増加に向けた取り組みを検討 する。 2,592 補 会津若松市老人クラブ連合会に対し、運営 自 助 費の補助を行う。 主 金 等 加盟する単位老人クラブ数は、減少傾 単位老人クラブ数及び会員数は年々減 高齢者の健康増進及び生きがいづくり 向に歯止めがかからない状況にあること 少しており、組織の活性化を図る必要が 対策など施策目的の実現に向け市老人ク から、連合会組織のあり方については単 ある。 ラブ連合会への財政的支援を継続する。 位老人クラブ等の意向・要望等を踏まえ た検討を行う。 2,927 20 2,200 国 ・ 187 県 ・ 他 3,909 1,440 県 2,556 1,420 県 1,053 2,717 県 2,724 203 県 301 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-2-1-2 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 高齢者地域支援の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 健康福祉部 高齢福祉課 高齢者の増加に伴い、被虐待高齢者の 増加が危惧される中、高齢者の虐待を防 止するためには、高齢者虐待ネットワー クを有効に機能させるための取り組みや 市民への周知広報を継続的に実施してい く必要がある。 平成18年4月1日から施行された「高齢 者の虐待防止、高齢者の養護者に対する 支援などに関する法律」により、市に求 められる役割は大きくなってきており、 変更なし 高齢者を虐待から守ることにより、暮ら しやすい生活環境の推進が図られること から、今後も周知広報を継続実施する。 ふれあいセンター運営事 健康福祉部 2 継 続 業 高齢福祉課 天神ふれあいセンター及び園芸ふれあいセ 自 委 ンターにおいて、趣味の活動や各種講座等を 主 託 開催する。 高齢社会の進展に伴い独居高齢者が年 々増加するとともに、家族や友人、地域 との交流が減少しつつある虚弱または閉 じこもりがちな高齢者に対する社会参加 の機会の拡充が求められている。 高齢者が住み慣れた地域の中で健康で いきいきとした生活を継続するため社会 居宅に閉じこもりがちな高齢者などに 参加の機会を増やし、介護予防事業とし 対する事業の周知・広報を工夫する。 ても効果が期待されることから今後も継 続して実施する。 高齢者等世話付住宅生活 健康福祉部 3 継 続 援助員派遣事業 高齢福祉課 高齢者等世話付き住宅の入居者に対し、安 否確認、生活相談・指導、一時的な家事援助 自 委 等のサービスを提供する生活援助員を派遣す 主 託 る。 国庫補助により建設された市営住宅の 一部を高齢者等世話付住宅として位置づ けたことに伴い始められた事業であるが 、その後、介護保険制度の導入など社会 状況も変化してきていることから、事業 のあり方も含め国の動向等を注視してい く必要がある。 生活援助員による安否確認・生活相談 及び行事の開催などを通じ、今後も高齢 変更なし 者等の安全かつ快適な生活環境を保全す る。 老人福祉相談員が対象者を月1回以上訪問 自 直 し、話し相手や必要に応じて相談に応じる。 主 営 老人福祉相談員が訪問することにより 、高齢者の状況を確認できるため、要援 護高齢者の早期発見につながっている。 しかし、老人福祉相談員一人当たりの訪 問対象者が80人を超える地域もあり、ゆ っくりと話を聞くこともできない状況の ところもあり、訪問対象者や訪問頻度に ついて検討し、よりよい事業実施にして いく必要がある。 高齢者の精神的孤独感の解消を図ると ともに、要援護高齢者の早期発見にもつ ながっており、地域包括支援センターが 中心となって進めている高齢者を支える 地域のネットワークづくりにおいても重 要な役割を担っていることから、今後も 、事業を継続実施していく。 継 4 続 老人福祉相談員事業 5 継 続 地域ふれあい事業 健康福祉部 高齢福祉課 健康福祉部 高齢福祉課 地域支援ネットワークボ 健康福祉部 6 継 続 ランティア事業 高齢福祉課 うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 高齢者及び要介護等認定者が増加するなか、高齢者を地域で支える体制づくりなど、高齢者の生活基盤の整備が必要であり、地域社会の構築という面からも、 今後の方針 本施策の推進に向け各種事業を実施していく。 市と地域包括支援センターが協力して構築 する「高齢者虐待防止ネットワーク」を活用 し、高齢者虐待の防止から個別支援にいたる 法 直 各段階において、関係機関・団体等と連携協 定 営 力し、虐待のおそれのある高齢者や養護者・ 家族に対する支援を行う。 継 1 続 高齢者虐待防止事業 平成23年度予算(千円) 0 0 0 0 1,128 2,968 2,968 2,968 2,968 602 474 10,223 国 ・ 3,871 県 ・ 他 10,223 国 ・ 3,871 県 ・ 他 一人暮らし高齢者が今後増加すると予 想される中で、介護保険制度の普及によ り定期的な介護サービス利用で安否確認 等がなされているケースもあることから 、平成22年11月より訪問対象者や訪問頻 度の見直しを行ったところであるが、今 後も引き続き訪問件数の推移をみながら 、対象世帯の拡大(高齢者のみ世帯等の 訪問対象)について検討していく。 8,237 国 3,296 ・ 県 8,741 国 3,500 ・ 県 722 地域ふれあい事業は、町内会や民生委員、 老人福祉相談員等の世話人が中心となり、1 ~2ヶ月に一回程度、身近な集会所等におい 自 直 て、高齢者等を対象に地域住民が自主運営し 主 営 ている交流活動であり、市は講師派遣や世話 人の交流会開催等の支援を行っている。 地域において高齢者が年々増加し、家 族や友人、地域との交流が疎遠になる傾 向にある中、当該事業は、地域住民相互 のきずなを深め、支えあう地域づくりを 推進するとともに、居宅に閉じこもりが ちな高齢者が、社会参加の機会を得るこ とから、寝たきりや認知症など介護予防 にも効果的であるが、地域においてはボ ランティアの世話人としての役割を担う 人材が不足している。 高齢者が住み慣れた地域で安心して自 立した生活を継続できるようにするため 地域包括支援センターによる本事業等 に、今後も本事業が全市に広がるよう、 の地域自主活動組織の立ち上げ・継続支 社会福祉協議会と連携を図りながら支援 援を強化する。 を継続していく。 0 0 0 0 151 登録されたボランティア協力者が、支援を 自 直 必要とする世帯等からの依頼により、家庭的 主 営 な軽度の支援等を実施する。 地域によって登録者数が少なく、支援 内容によっては対応できない状況である ため、本事業の周知広報を強化し、ボラ ンティア登録者を増やす必要がある。ま た、行政主導型からボランティアが主体 的となるよう、リーダーとなる運営委員 の育成・支援を実施してきたが、今後も 継続していく必要がある。 地域住民がともに支えあい安心して暮 らせるまちづくりを推進するとともに、 元気な高齢者の生きがいづくりや健康づ くりにも繋がることから、社会福祉協議 会との連携を図りながら、今後も継続実 施していく。 ボランティア協力員の登録者を増やす ために、事業の周知広報に努める。 行政主導型からボランティアが主体と なるよう、リーダーとなる運営委員等の 育成・支援の強化に努める。 社会福祉協議会との連携の強化を図る 。 188 188 195 195 1,083 21 22 平成23年度施策評価票 施策№ 1-2-2 基本施策名 介護関連サービスを充実する 主管部課名 (政策名) 高齢者が元気に暮らせるまちをつくる 関連部課名 健康福祉部高齢福祉課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○高齢者がいつまでも住み慣れた地域で安心して生活することができるよう支援します。 ○介護や支援を必要とする高齢者に対して、個人としての尊厳を保持しながら自立した高齢期を過ごすことが可能となるよ ① 目標 う支援します。 (長期総合計画に ○要介護状態への移行を防止するとともに、要介護状態からの自立を促進します。 おける基本施策 の目標) ○平成20年度以降において、軽度認定者(要支援1、2及び要介護1)の割合は増加傾向を示し一定の成果が認められるところ であり、引き続き目標値以上の成果を期して各種施策・事業に取り組む必要がある。 成果指標推移 ○介護保険事業計画に基づき、適切な介護サービスの提供が図られるよう、円滑に介護保険制度を運営します。 ○一定の生活圏域ごとに設置した地域包括支援センターを最大限に活用し、総合的な相談支援や予防事業及び地域の様々な ② 目標達成の 資源を活用したネットワークづくりを推進します。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○要介護認定者数の増加と合わせ、介護保険サービスの利用に伴う保険給付費の増加傾向が継続している。 ○合併に伴う経過措置として継続していた生きがいデイサービス事業(北会津)及び託老事業(河東)は平成22年度をもって廃 止、一次及び二次予防事業に移行するとともに、市社会福祉協議会においてもデイサービスセンター交流会などの独自事業を展 開し介護予防の推進に努めている。 事業進捗 (前年度最終 ○このように、地域包括支援センターなどの機能を効果的に活用した介護予防事業等の取り組みを通して、市民に対しては介護 評価に係る取 予防の重要性を啓発するとともに、要介護等認定者にあっては、要介護度の重度化の防止及び改善等に一定の効果が見られたこ 組みを含む) とから、創意と工夫により引き続き事業を展開していく必要がある。 ○高齢者が住み慣れた地域で安心して生活ができるように、高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定にあたっては、市民 ニーズを的確に捉え、必要な介護関連サービスの提供が可能となるようにする。 ○特に、介護予防の推進については、より多くの人が参加し、継続的に実施できるよう、開催場所や手法について検討する ③ 前年度最終 。 ○また、「当分の間現行どおりとする」事業については、事業の有効性・公平性・効率性等を考慮し、関連事業等との整理 評価 (今年度の取組み を行っていくものとする。 方針・考え方) ○以上の取り組みの他、例えば、通院や買物等に不便な一人暮らし老人に対する自立支援策として、高齢者の利便性を確保 するとともに、住宅の住み替え策を考えていくなど、土地の有効活用を図る戦略的な支援策についても、その方策などを研 究していくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○介護保険法が施行されて10年以上が経過し、介護を社会全体で支える制度として定着したところであるが、将来的にも安定的 な制度運営を行うためには、要介護認定者数の増加に伴う保険給付費の増加に歯止めをかける必要があることから、介護予防事 業の充実及び介護サービスの質の向上が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの ○さらには、介護保険の法定サービスと相互に補完しあう関係にある各種福祉サービスの充実を図りつつ、高齢者が住み慣れた 地域で自立し生活を送ることができるよう支援していく必要がある。 変化 ・介護保険特別会計事業 ・老人ホーム措置事業 ・介護保険利用者負担軽減事業 ・緊急通報体制等整備事業 (参考) ・老人福祉施設整備補助金 ・家族介護者支援事業 施策体系の中の ・包括的支援事業(地域包括支援センター) 主な事務事業 ・一次予防事業 ・二次予防事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 要介護2~5以外の認定者数/全要支援・要介 ⑴ 護認定者数 ⑴ 要介護認定者のうち軽度の認定者の割合 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○地方自治法の一部改正(平成18年)に伴い、行政財産の貸付が可能となる要件、範囲等が拡大 ○厚生労働省所管一般会計補助金等に係る財産処分承認基準の施行(平成20年4月)に伴い、整備後10年を経過した補助対象財 産の処分に係る手続きが弾力化 重点的に 取組む内容 最終目標値 (平成26年度) 平成22年度 平成23年度 45.9% 46.0% 49.4% 50.1% (6月現在) - - - - - - - - - - - ⑴ 平成24年度 ○国における社会保障制度改革に係る動向に注視しつつ、『高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画』の策定に合わせ、地域 取組み改善の の現状を踏まえた各種福祉サービスを見込み、適正な介護サービスの提供に努めていく。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) 現在策定中の第5期介護保険 現在策定中の第5期介護保険 事業計画において、数値目標 事業計画において、数値目標 を設定する を設定する ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○平成23年度中に策定する『高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画』に掲げる施策及び事業の着実な推進を図る。 ○とりわけ、認知症高齢者、独り暮らし高齢者、さらには高齢世帯に対する生活支援サービスの充実を図る。 ○高齢者等(及び障がい者)の外出を促進するとともに、移動を支援するための施策の方向性について検討を進める。 ○市は老人デイサービスセンターを4施設、認知症対応型グループホームを1施設所有しているところであるが、市域内におけ る介護保険サービス提供基盤の整備状況等を勘案し、事業主体として関与する意義及び合理的な理由も含めて今後のあり方につ いては検討が必要である。 ○介護保険特別会計事業 要介護者の増加に対応した在宅サービス等の量的、質的な充実 ○介護予防の推進 包括的支援事業(地域包括支援センター)、一次予防事業、二次予防事業及び認知症予防事業など 特に必要とされ ○高齢者の福祉サービスの充実 緊急通報体制等整備事業、訪問給食サービス事業及び寝たきり高齢者等紙おむつ等給付事業など る事務事業 ○老人ホーム措置事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○高齢者が住み慣れた地域で生活するためには、介護関連サービスの充実は必要であり、「高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画」に基づ き適切なサービス提供に努めるものとする。 ○とりわけ、増加傾向にある一人暮らし高齢者や高齢者のみ世帯、認知症高齢者に対しては、法定サービスのほかボランティアを含めた各種福 祉サービスの充実を図っていくものとする。 ○また、介護予防及び要介護状態の悪化予防については、地域包括支援センター、民生児童委員、区長会等と連携し、一層の周知・広報に取り 組むものとする。 ○このような事業を推進するにあたり、介護保険財政の安定化は必要であり、介護保険料の徴収体制の強化に努めていくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 9,281,386 1,561,557 9,409,831 1,579,499 190,043 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 23 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-2-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 介護サービスの適切な提供 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 介護保険制度の円滑な運営を通して要介護者等に対し適正な介護サービスを提供することにより、高齢者の尊厳ある生活を支援する。 健康福祉部 高齢福祉課 介護保険の保険者として特別会計を設置し 法の規定に基づく介護保険サービスの提供を 行っている。 平成18年の制度改正においては、介護予防 法 直 を重視する仕組みへの転換と合わせて、高齢 定 営 者が住み慣れた地域での生活を継続できるよ う日常生活圏域を単位としたサービス提供基 盤の整備・充実を目標として掲げ、現在に至 っている。 介護保険制度は、介護を社会全体で支 える制度として定着してきているものの 、高齢社会の進展に伴う要介護者等の増 加に合わせて介護給付費は年々増加傾向 を示しており、第5期計画の策定にあた っては、サービス供給見込量等を適切に 算定し新たな保険料を設定する必要があ る。 介護保険は、介護を社会全体で支える 有効な制度として定着してきていること から、本年度中に策定する第5期事業計 画に基づき各種介護保険サービスの安定 変更なし 供給を確保し、要介護者の生活を支援す るとともにその家族等の介護に係る負担 軽減を図る。 デイサービスセンター運 健康福祉部 2 継 続 営事業 高齢福祉課 デイサービスセンター(片柳・南花畑・北 会津の3施設)の運営を指定管理者に委託し 自 委 、介護保険サービスを安定的に確保すること 主 託 により、高齢者及びその家族の福祉の増進を 図る。 デイサービス施設については、現在、 多数の民間事業者が参入し業務を実施し ていることから、市として実施する合理 的な意義・理由も含め今後のあり方を検 討する必要がある。 事業の趣旨及び利用者の利用状況から も必要な事業ではあるが、県や他の自治 体が老人福祉施設を民間に譲渡している 事例があることや、当該3施設は、建設 後10年以上が経過し今後修繕等に多額の 費用が必要となってくることが予想され ることなどから、施設のあり方について 検討していく。 デイサービス施設については、現在、 多数の民間事業所が参入し業務を実施し ていることから、市として実施する合理 的な意義・理由も含め今後のあり方を検 討していく。 2,880 継 健康福祉部 3 続 老人福祉施設整備補助金 高齢福祉課 補 特別養護老人ホーム等の高齢者福祉施設の 自 助 建設等を行った社会福祉法人に対し、借入償 主 金 還金を補助する。 等 特別養護老人ホーム等の入所待機者数 に係る実態等を的確に把握しつつ、今後 、施設整備や支援のあり方全般について 検討する必要がある。 債務負担行為の議決を受けている5法 人5施設については、それぞれ借入金の 返済が終了するまで補助を継続するもの 高齢者福祉施設のみならず、社会福祉 の、極めて手厚い補助(支援)内容とな 施設全般について、施設整備のあり方を っていることから、施設整備及び支援の 検討していく。 あり方については今後検討していく。 146,631 継 地域介護・福祉空間整備 健康福祉部 4 続 等補助金及び介護基盤緊 高齢福祉課 急整備等臨時特例補助金 介護保険事業計画に基づくサービス提供基 盤の整備にあたり工事費等の一部を補助する 自 補 (介護療養型医療施設の老人保健施設への転 主 助 金 換、既存グループホーム等へのスプリンクラ 等 ー整備費も補助対象)。 当該事業により認知症高齢者グループ ホーム及び小規模多機能型居宅介護拠点 に対するスプリンクラーの整備は完了す る見込みであるが、老人保健施設への転 換整備については、対象法人が整備時期 を調整している。 国・県の補助率が100%の事業である ことから、引き続き当該事業を有効に活 用しながら本市における介護保険サービ 変更なし スに係る提供基盤の充実を図る。 45,030 国 0 ・ 県 39,000 国 0 ・ 県 226 介護保険利用者負担軽減 健康福祉部 5 継 続 事業 高齢福祉課 低所得で生計が困難である者について、介 補 護保険サービスの提供を行う社会福祉法人等 自 助 が、その利用者負担額を軽減することにより 主 金 介護保険サービスの利用促進を図る。 等 社会福祉法人等による利用者負担軽減 制度については、平成17年10月の改正に より認定要件が一部緩和されたことによ 低所得者に対する生活支援の観点から り認定者数が増加傾向にある。また、認 、介護保険サービスの安定的な給付を行 変更なし 定者に係るサービス利用状況としては、 うため今後も継続して実施する。 介護老人福祉施設の利用者(入所者)が 増加傾向にある。 1,055 323 県 1,160 355 県 827 障がい者施策によるホームヘルプサービス 補 を利用していた者が、65歳到達等になった場 自 助 合における訪問介護サービス利用料の軽減を 主 金 行う。 等 平成18年4月の制度の一部改正に伴い 、『障がい者自立支援法によるホームヘ ルプサービスの利用において境界層該当 として定率負担額を0円で利用していた 者』が対象者と規定され、その範囲は縮 小された経過にある。 平成20年7月1日から『障害者自立支 援法によるホームヘルプサービスの利用 において境界層該当として定率負担額を 0円で利用していた者』が制度の対象者 変更なし とされその範囲は縮小されたが、障がい 者が介護保険の被保険者に移行する際に は必要な制度であることから継続して実 施する。 282 71 県 282 71 県 113 1 継 続 介護保険特別会計事業 訪問介護利用者負担軽減 健康福祉部 6 継 続 事業 高齢福祉課 24 国 国 ・ ・ 8,586,860 1,090,177 県 8,715,664 1,106,530 県 ・ ・ 他 他 1,040 国 146,631 157,836 967 967 902 143,966 143,966 113 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-2-2-2 担当部課名 実 施 方 法 施 策 名 介護予防の推進 継 包括的支援事業(地域包 健康福祉部 1 続 括支援センター) 高齢福祉課 二次予防事業対象者把握 健康福祉部 2 継 続 事業 高齢福祉課 3 継 続 二次予防事業 事業の概要 法 定 ・ 自 主 健康福祉部 高齢福祉課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 介護予防及び要介護状態の悪化を防止するため、地域支援事業として介護予防の取り組みを推進し、高齢者が住み慣れた地域で可能な限り自立した生活を送る 今後の方針 ことができるよう支援する。 市内7ヵ所の地域包括支援センターに事業 委託し、①介護予防事業のケアマネジメント 法 委 ②総合相談③高齢者虐待防止等の権利擁護④ 定 託 ケアマネジャー支援及び資質向上のための事 業等を実施する。 高齢者及び要介護等認定者が増加する 中、民生委員・町内会・医療機関などさ まざまな社会資源との連携により、高齢 者を総合的に支援する拠点としてなくて はならない事業となってきており、より 充実した体制の整備を図っていく必要が ある。 高齢者及び要介護等認定者が増加する なか、高齢者の総合的支援の拠点として 、また介護予防の推進のためにも必要な 事業であることから、センターの機能強 化及び職員の資質向上を図りながら、今 後も継続実施していく。 要介護者及び要支援者を除く第1号被保険 者を対象に、基本チェックリストを実施し、 法 直 その結果により、要介護状態等となるおそれ 定 営 の高い高齢者(二次予防事業の対象者)を把 握する。 平成22年度まで実施してきた生活機能 評価(健診)が廃止となり、基本チェッ クリストのみで二次予防事業対象者を把 握する事となった。 高齢者が増加する中、要介護状態等とな るおそれが高い高齢者を早期に発見し、 要支援や要介護状態になることを予防す る事業(二次予防事業)に繋げる本事業 の役割は重要である。 要介護状態等となるおそれが高い高齢 者を早期に発見し、要支援や要介護状態 になることを予防する事業に繋げる重要 変更なし な事業であり、今後も継続して実施する 。 二次予防事業対象者把握事業により把握さ れた要支援や要介護状態になる可能性の高い 法 委 方に対し、運動機能向上や栄養改善、口腔機 定 託 能向上の通所型介護予防事業を実施する。 高齢者及び要介護等認定者が増加する 中、要支援・要介護状態になることを予 防するるため行うに本事業の役割はます ます重要になっており、参加者も増えて いる。しかし、二次予防事業の対象者の 中には、元気であると認識し不参加の方 もいるので、今後も事業の周知、啓発に つとめていく必要がある。 介護保険の地域支援事業として、一貫 性・連続性をもって高齢者が要支援・要 介護状態になることを予防することがで 変更なし きる事業であり、高齢者が健康でいきい きした生活を送ることに資することから 、今後も継続実施する。 高齢者が要支援・要介護状態になるこ とを防止することは、高齢者の健康でい きいきした生活を送ることに資すること から、今後も継続実施する。 認知症予防に対する市民の関心を高め るとともに、介護予防により、高齢者が 地域型認知症予防プログラム参加者数 健康でいきいきとした生活を送ることに と自主グループ数を増やすよう、参加者 資することから、今後も継続して実施す への周知・啓発方法を検討する。 る。 継 4 続 一次予防事業 健康福祉部 高齢福祉課 一 介護予防講座や介護予防教室の開催等によ 法 部 り介護予防の普及啓発を図る。 定 委 託 高齢者及び要介護認定者が増加する中 、高齢者が要支援・要介護状態になるこ とを予防するために、本事業の果たす役 割はますます重要となっており、市民の ニーズも高く、実施回数及び参加者数も 増加している。今後は、地域の特性に合 った、住民主体の介護予防の仕組みづく りをしていくことが課題である。 5 継 続 認知症予防事業 健康福祉部 高齢福祉課 一 専門医の講演会や認知症予防教室での地域 法 部 型認知症予防プログラムを実施する。 定 委 託 高齢化の進展に伴い、今後ますます認 知症高齢者の増加が見込まれることから 、認知症対策は重要な課題であり市民の 関心も高い。 25 高齢者福祉計画・第5期介護保険事業 計画の策定経過において、事業のあり方 や委託のあり方を検討する。また、まだ センターの存在を知らない市民も多いこ とから、よりいっそうの周知・広報に取 り組んでいく。 参加希望者全員を受け入れることが出 来ない状況であることから、実施会場を 増やす等の検討が必要である。また、地 域包括支援センターによる地域自主活動 組織の立ち上げや継続支援を強化する。 88,247 国 35,299 ・ 県 13,683 国 ・ 4,446 県 ・ 他 26,097 国 ・ 8,482 県 ・ 他 4,747 国 ・ 1,543 県 ・ 他 508 国 ・ 165 県 ・ 他 97,000 国 38,800 ・ 県 5,637 13,683 国 ・ 4,446 県 ・ 他 3,007 26,097 国 ・ 8,482 県 ・ 他 2,857 4,915 国 ・ 1,597 県 ・ 他 2,255 508 国 ・ 165 県 ・ 他 3,758 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-2-2-3 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 高齢者自立支援の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 介護保険法定サービスと相互に補完し合う各種福祉サービスの充実を通して、高齢者が住み慣れた地域で可能な限り自立した生活を送ることができるよう支援 今後の方針 する。 高齢化や社会情勢の変化にともない、 居宅で生活することが困難な高齢者は増 加しているが、介護保険制度の充実等に より待機者数は以前より減少してきてい る。 老人福祉法に規定されている事業であ り、環境的あるいは経済的事情により社 会的支援を受けられなかったり、虐待等 変化なし を受ける高齢者の生活を守るために必要 であることから、今後も継続して実施す る。 1 継 続 老人ホーム措置事業 健康福祉部 高齢福祉課 老人福祉法に基づき、身体上若しくは精神 上又は環境上の理由及び経済的理由により居 法 直 宅において養護を受けることが困難な高齢者 定 営 に対し、養護老人ホームへ入所措置を行う。 2 継 続 家族介護者支援事業 健康福祉部 高齢福祉課 一 家族介護者交流会、介護者慰労金の支給、 自 部 認知症サポーター養成講座を行う。 主 委 託 高齢化に伴い、認知症や要介護状態で 在宅生活を送っている高齢者が増加して おり、介護家族を支援する事業や地域住 民に認知症を正しく理解していただく事 業は、ますます重要になっている。 在宅介護支援センター運 健康福祉部 3 継 続 営事業 高齢福祉課 高齢者等に対し、在宅介護に関する相談に 自 委 応じ、必要なサービスにつなぎ在宅での生活 主 託 を支援する。 297,434 235,986 他 高齢者等を在宅介護している家族の身 体的、精神的、経済的負担の軽減を図る とともに、地域全体で認知症高齢者を支 変更なし 援する体制を充実させるために必要な事 業であり、今後も継続して実施する。 1,223 国 ・ 490 県 ・ 他 地域包括支援センターが日常生活圏域 ごとに設置されているが、湊地区につい ては地理的条件もあることから、地域包 括支援センターと連携を図りながら高齢 者を支援していく必要がある。 湊地区においては地理的条件もあるこ とから、地域の身近なところに相談でき る機関があることは、高齢者が住み慣れ 変更なし た地域で安心して生活できることに資す ることから、今後も継続して実施する。 360 360 360 360 38 高齢者自立支援短期入所 健康福祉部 4 継 続 事業 高齢福祉課 高齢者及びその家族の福祉の向上を図るた め、一時的に保護が必要と認められる在宅高 自 委 齢者を養護老人ホーム又は特別養護老人ホー 主 託 ムに短期間入所させる。 近年は、虐待による保護を理由とした 利用や認知症による徘徊で警察に保護さ れても身元が判明するまでに時間がかか ることも多くなっており、緊急事態のた め一時的に保護が必要な高齢者が増加し ている。 様々な理由により、短期入所を利用し なければならない高齢者やその家族が今 後増加することが見込まれ、その福祉の 変更なし 向上を図るために必要であることから、 今後も継続して実施する。 200 180 他 228 206 他 91 成年後見制度利用支援事 健康福祉部 5 継 続 業 高齢福祉課 成年後見制度の審判を家庭裁判所に申し立 てを行う。申し立て費用、後見人等への報酬 を負担できない方には、それを助成する。あ 自 直 わせて、後見人等と連携しながら本人の福祉 主 営 を図る。 高齢化や社会情勢の変化にともない、 判断能力が不十分な認知症高齢者や虐待 により親族の協力を得ることができない 方が増加していることから、この事業の 必要性はますます高まることと考えられ る。 高齢者数の増加に伴い、判断能力が不 十分である認知症高齢者等の増加も見込 まれ、成年後見制度の利用を必要とする 変化なし 方の増加が見込まれるため、今後も継続 して実施する。 5,256 国 ・ 2,102 県 ・ 他 5,500 国 ・ 2,201 県 ・ 他 3,383 継 健康福祉部 6 続 緊急通報体制等整備事業 高齢福祉課 一人暮らし高齢者等の居宅に緊急通報装置 自 委 を設置し、緊急時において迅速かつ適切な対 主 託 応がとれるよう体制を整備する。 一人暮らし高齢者等の増加が予想され る一方で、申請に際して必要な協力員3 名の確保が困難になりつつあり、併せて その高齢化も進行している。 一人暮らしの高齢者等にとって、不安 感の解消及び安全確保の観点から欠かす ことができない重要な事業であり、今後 も継続する。 7 継 続 訪問給食サービス事業 健康福祉部 高齢福祉課 一人暮らし高齢者等に対し弁当を配達し安 自 委 否確認を行う。 主 託 利用者の実態を具体的に把握するとと 一人暮らし高齢者等に係る介護予防及 事業の展開に際して地域包括支援セン もに、地域包括支援センターをはじめと び自立支援の観点から重要な事業であり ター及び社会福祉法人等との連携のあり する地域の関係者との連携のあり方につ 、今後も継続する。 方について検討を進める。 いて検討する必要がある。 寝たきり高齢者等紙おむ 健康福祉部 8 継 続 つ等給付事業 高齢福祉課 寝たきり等の高齢者が使用する紙おむつ及 自 補 びその交換に必要な介護用品購入費の一部を 主 助 金 助成する。 等 健康福祉部 9 継 続 日常生活用具給付等事業 高齢福祉課 東日本大震災においては、翌12日の午 前中には全利用者に係る安否確認が完了 したところであるが、災害時の対応のみ ならず、委託事業者及び民生委員をはじ めとする地域の関係者との役割分担など も含めよりいっそうの連携を確保し、利 用者を支援する体制を整備していく。 23,958 23,958 13,320 国 ・ 2,664 県 ・ 他 対象者世帯に係る経済的負担の軽減を 対象者が属する世帯に係る市民税の課 図るとともに、要介護者が可能な限り住 対象者及びその家族の意向や介護用品 税状況により助成額(支援額)が規定さ み慣れた居宅での生活を継続できるよう の利用実態を把握しつつ、給付券による れている。 支援するため、今後も継続して実施する 助成方法及び課税状況に応じた助成額の あり方などを検討していく。 。 17,684 国 ・ 3,539 県 ・ 他 一人暮らし高齢者等に火災警報器、自動消 自 補 火器、電磁調理器を給付し、老人電話を貸与 主 助 金 する。 等 本年6月1日から一般住宅にも火災警 低所得の一人暮らし高齢者等の日常生 報器の設置が義務化されることから、火 活を支援するため重要な事業であり、今 事業の展開に際して、地域包括支援セ 災警報器とともに自動消火器の給付申請 後も継続して実施する。 ンター等との連携のあり方に配慮する。 が増加するものと考えられる。 403 高齢者自立支援住宅改修 健康福祉部 10 継 続 事業 高齢福祉課 手すりの取付けや段差の解消など、現に居 自 補 住する住宅の改修を行った場合、対象費用20 主 助 金 万円を上限として、その9割を助成する。 等 高齢者の要介護状態への移行を防止す 介護保険給付としての住宅改修及び個 るため、住環境を改善することは有効な 人住宅改修支援事業補助金など他制度も 手段であることから、国の社会資本整備 変更なし 実施されている。 総合交付金事業を活用しながら、今後も 継続して実施する。 1,260 高齢者車いすタクシー利 健康福祉部 11 継 続 用助成事業 高齢福祉課 常時車いすを使用している65歳以上の高 自 補 齢者に対し、車いすタクシーに係る利用助成 主 助 金 を行う。 等 当該事業は、車いすタクシー運賃助成 事業(社会福祉課事業)の見直しに伴い 、65歳以上の高齢者を支援するため平成 20年度から再編して実施。対象者の範囲 には、施設入所者(住所地特例)も含ま れている。 身体機能の低下により外出が困難とな った高齢者等への支援及び経済的負担の 変更なし 軽減を図るため、今後も継続して実施す る。 3,009 高齢者はり、きゅう、マ 健康福祉部 12 継 続 ッサージ等サービス事業 高齢福祉課 補 はり、きゅう、マッサージ等にかかる費用 自 助 の一部を助成する。 主 金 等 当該事業については、助成対象年齢の 引き上げや、助成内容(枚数)の縮小な どサービス水準の見直しを行った経過に あるが、助成内容(枚数)については増 加を求める要望等が寄せられている。 高齢者の経済的負担の軽減及び健康の 保持・増進、さらには疲労回復を図るた 変更なし め、利用者の意見・要望等を踏まえなが ら今後も継続して実施する。 1,259 26 403 630 国 3,009 59 他 297,434 235,986 他 5,412 1,223 国 ・ 490 県 ・ 他 677 24,437 24,437 151 13,320 国 ・ 2,664 県 ・ 他 151 18,038 国 ・ 3,607 県 ・ 他 1,209 439 1,260 3,040 1,310 439 132 630 国 290 3,040 60 他 564 414 平成23年度施策評価票 施策№ 1-3-1 基本施策名 地域福祉を推進する 主管部課名 (政策名) 自立と社会参加を推進するまちをつくる 関連部課名 健康福祉部社会福祉課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○福祉を地域社会における生活全般の視点で見直し、様々な課題や問題について、地域住民と行政が協力して解決していく 仕組みの構築を図ります。 ① 目標 ○福祉関係団体との連携を図り、地域福祉活動を支える組織の育成や地域住民の共助の精神を醸成します。 (長期総合計画に ○高齢者や障がいのある方をはじめ、すべての人にやさしいまちづくりを推進します。 おける基本施策 の目標) ○東日本大震災の影響によりボランティアに対する関心が高まり、福祉ボランティアの登録者数も着実に増加しており、概ね計 画通りに推移している。また、地域社会を取り巻く環境は、核家族化、都市化、高齢化の進展等により、家庭や地域で支えあう 力が希薄化し、地域住民相互のつながりが弱くなる傾向が続いている。 成果指標推移 その一方で、市民の福祉活動に対する意識の高まりから、ボランティアやNPOなどの活動が活発化しつつある。 ○各種福祉施策の連携を図り、総合的な福祉サービスを提供します。 ○地域福祉計画の策定を通して、地域住民の生活上の課題等を明らかにし、適切な福祉サービスを提供します。 ② 目標達成の ○地域福祉を支える組織との連携を強化し、地域における社会福祉を充実します。 ための方針 ○地域の中で誰もがいきいきと暮らせる障壁のない社会づくりを推進します。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○地域福祉を推進するため、各種福祉施策の連携により福祉サービスを実施しているところであるが、地域社会における生活全 般にわたる視点での見直しや様々な問題や課題に対して、住民と行政が協力して解決していく仕組みづくり、さらには、地域福 祉活動を支える組織の育成や地域住民の共助の精神の醸成のために、市民や福祉団体を巻き込んだ展開が必要となっている。 ○今年度については、高齢者福祉計画と障がい者計画が策定中であることから、これまで個別に行っていた介護保険運営協議会 事業進捗 (前年度最終 と障がい者計画・障がい福祉計画策定調整会議の両会議の委員による合同会議を開催したところであり、地域活動の取り組みや 評価に係る取 支援のあり方等、それぞれの委員の経験や知見を踏まえた活発な意見等について現在策定中の両計画に盛り込むなど、関係各部 組みを含む) 署との連携を図っていく。 ○地域福祉の推進にあたっては、地域住民と行政との役割分担のもと、子ども、高齢者、障がい者等に係る様々な課題等に 対して協働しながら解決していくことが必要とされる。 ○特に、ボランティアやNPO等への地域・福祉活動への需要は高くなっていることから、その育成・活動支援のあり方につい ③ 前年度最終 ては、住民ニーズを把握するとともに、まちづくりの視点等も含め検討を行うものとする。 ○また重点的に取り組む内容として、市民協働や地域密着型の福祉の展開を踏まえた福祉サービスの検討を行うとしている 評価 (今年度の取組み が、外部評価を踏まえ、(地域)問題解決のための連携方法や福祉ニーズの再検討等についても検討する。 方針・考え方) ○このような取り組みを行いながら、既に策定されている子ども・高齢者・障がい等の個別計画の全体的な推進を図るもの とする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○各種福祉施策による福祉サービスのほか、社会経済状況も悪化していることから、市民生活に直接結びついている福祉サービ スの充実が求められてきている。 特に東日本大震災の教訓から地域で何ができるのか。地域で何をすべきか。など、「地域で支える」がキーワードとなってき 社会状況・ 市民ニーズの ている。 変化 ・会津若松市社会福祉協議会補助金 ・民生委員・児童委員活動事業費 (参考) ・日赤会津若松市地区業務 施策体系の中の ・手話奉仕員養成事業 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 福祉ボランティアの登録者数 ○地域福祉活動の推進 市民生活に直接結びついている公的サービスに限らず、その他の福祉サービス活動(社会福祉協議会、民生・児童委員、日本 赤十字活動等)の需要は高く市民福祉の向上に欠くことのできないものであることから、地域福祉を推進するため、これらの活 動を支える組織の育成や地域住民の共助の精神に基づくサービスの展開を検討していくとともに、関係各部署等との連携による 住民ニーズの把握に努める。 ⑴ 福祉ボランティアの登録者数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○平成22年12月に障害者自立支援法の一部改正が行われ、障がい児の通所サービスについては自立支援法から児童福祉法による サービス提供となった。また、障害者虐待防止法が成立し、平成24年10月施行となっている。障害者基本法も改正され、幼保一 体化による幼児教育・保育の一体的提供やバリアフリー施策の新たな目標の設定等、福祉を取り巻く環境においてここ数年に大 幅な制度改正等が見込まれている。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 5,900人 5,900人 6,500人 6,669人 6,299人 6,419人 - - - - - ○障がい者支援センターによる相談支援機能、就業支援機能、ボランティアの活動支援機能の強化が図られてきたところであり 取組み改善の 、社会福祉協議会においても東日本大震災を契機としたボランティアセンター活動の充実や取り組みの強化が図られてきている 視点 。また、企業、地域住民などによる除雪ボランティアなど住民主体の活動が活発化してきていることから、これらボランティア (他団体との の活動を支援するとともに、各種団体への補助については、地域福祉を推進するため、事業内容を精査し、適正かつ効果的な補 連携・補助事業 助を実施する。 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○会津若松市社会福祉協議会補助金 ○民生委員・児童委員活動事業費 地域福祉を推進するためには、社会福祉協議会や民生委員・児童委員等との係わりが重要であり、これら団体の育成・活動支 援を行いながら、地域住民との協働等を含めた地域密着型の福祉サービスのあり方を検討していく。 特に必要とされ ○地域福祉計画の調査・研究 る事務事業 ⑶ - - - - - - ・先進事例の調査研究 ・住民ニーズの把握に向けた検討 ⑷ 5.最終評価 ○東日本大震災の経験から、地域において高齢者や障がい者、子ども等を含めた住民相互が、地域での支え合いを模索し始めている。その一例 として福祉ボランティアの登録者数の増加が見られるが、地域福祉の推進に向けてボランティアやNPO等住民主体の活動のさらなる支援を図る ものとする。 ○また、社会福祉協議会や民生委員等の団体活動は、市民福祉の向上に不可欠のものであり、今後とも支援を行うとともに地域住民との協働を 含めた地域課題解決のための連携方法や福祉サービスのあり方について検討を行うものとする。 ○これらのことを踏まえ、地域福祉の推進に向け、市民協働の視点から地域福祉計画を含め効果的な手法等について調査、研究を行うものとす る。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 70,877 70,647 70,691 70,461 8,442 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 27 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-3-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 計画的な地域福祉の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 バリアフリー整備等に対する補助、融資制 自 直 度(県)の周知。 主 営 市内における主要施設は、バリアフリ ー化が進んでいるが、高齢者や障がい者 を含めた全ての人々が不自由なく快適に 生活できるような社会を目指して、継続 的な取り組みが必要である。 地域福祉計画の調査・研 健康福祉部 2 新 規 究 社会福祉課 地域福祉計画の策定にあたり、福祉施策を 決定していく過程から計画づくりそのものに 地域住民自身が積極的に加わり、自分たちの 意見を表明し、自らも何らかの役割を果たし ていくという提案型の住民参加によって、行 自 直 政と住民とのパートナー(協力・連携・仲間 主 営 )関係を築くとともに、子ども・高齢者・障 がい者、健常者など個別計画を包括する総合 的な福祉計画の策定に向けた調査・研究を行 う。 誰もが住み慣れた地域で安心して生活 できるよう、互いに助け合い、地域ぐる みで支えあう地域社会づくりが求められ ており、地域福祉計画の策定を契機とし て、その合意形成過程における市民との ー 協働や福祉に対する市民意識の高揚を図 り、保健・医療が一体となった総合的な 福祉施策の展開や地域の課題を解決する 仕組みづくりを目指す。 1-3-1-2 施 策 名 地域における社会福祉活動の充実 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 現有制度の周知を図るとともに、個別計画の推進と、将来的には地域福祉計画を策定し、各種関連計画との連携を図り、地域福祉の総合的な向上をめざす。 ひとにやさしいまちづく 健康福祉部 1 継 続 り推進事業 社会福祉課 施策№ 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 高齢者や障がい者等を含む全ての人々 が、快適に不自由することなく生活する 制度の利用者が増えるよう、周知方法 ことができるまちづくりを目指し、今後 について、検討する必要がある。 も継続した取り組みを行っていく。 ー 0 ー 0 ー 0 0 57 0 0 376 61,000 61,000 181 今後の方針 社会福祉協議会及び各種福祉団体に助成を行うとともに、各種ボランティア団体と協働して住民福祉の増進を図る。 継 会津若松市社会福祉協議 健康福祉部 1 続 会補助金 社会福祉課 本市における社会福祉事業の能率的運営と 組織的活動を促進するとともに、住民の理解 補 と自主的参加を求め、地域における総合的サ 自 助 ービス体制のネットワークを構築し、地域福 主 金 祉の推進を図るために、社会福祉協議会に対 等 して支援を行う。 本市の福祉施策向上のためには必要な 補助ではあるが、地域福祉を支える団体 としてふさわしい社会福祉協議会のあり 方の検討、また、より一層の効率化が求 められている。 市から補助金を受けている社会福祉法 人として、事務処理等については公認会 計士等の指導など外部チェックが入るよ うな体制を促すとともに、社会福祉協議 会のあり方については、民間事業者との 違いを明確にし、地域福祉を支える団体 としてふさわしい社会福祉協議会のあり 方について要請していく。 61,000 民生委員・児童委員活動 健康福祉部 2 継 続 事業費 社会福祉課 厚生労働大臣、県知事によって委嘱された 民生委員・児童委員が、生活上の問題がある 自 直 世帯に対し適切な助言・指導を行い、また関 主 営 係機関との仲介をする。 行政区と単位民生児童委員協議会の区 近年の経済雇用情勢の悪化をはじめ、 割りが一部一致しない地域がある。要望 児童や高齢者に対する虐待の増加等によ 福祉施策の充実のために必要であるた のある地域については、区割りの見直し り、事業の必要性はますます高まってい め、継続していく。 について、次回一斉改選時(平成25年度 る。 )に向けて検討していく。 7,944 会津若松市における赤十字活動の中核を担 自 直 うとともに市内全世帯を対象に実施する社資 主 営 募集の事務等の支援を行う。 近年、世界中で大規模な災害が発生し ており、日本においても東日本大震災が 発生し、日本赤十字社の国境・宗教・人 市民、国民、広くは世界の人々のため 事務局体制について、北会津支部と河 種を越えた人道的活動は、人の命の尊厳 必要な事業であるため、継続して支援し 東支部のあり方を含め、検討していく必 を守るため、赤十字活動は必要不可欠な ていく。 要がある。 ものとなっていることから、市としても 引き続き支援していく必要がある。 0 0 0 0 940 健康福祉部 社会福祉課 人命尊重の思想に基づき、献血の普及を図 自 直 り、献血運動を展開する。 主 営 全体的な献血量の確保はできているも のの、会津地域内における必要量の確保 には至っておらず、また、少子高齢化社 会の進展に伴い、献血可能な対象人数も 安全な血液を安定的かつ継続的に確保 年々献血協力者数が減少しており、今 減少している。特に、10~20代の献血者 するため、今後も献血の啓発活動に努め 後も、県、血液センターと連携を密にし が大幅に減少している。 、献血者の確保に努める。 さらに、市内事業所に協力を依頼して 、献血を呼びかけていく。 いる事業所献血においても、不況の影響 による従業員の減少とともに、献血者が 減少している。 158 158 158 158 376 会津若松地区保護司会活 健康福祉部 5 継 続 動補助金 社会福祉課 青少年を含め、非行、犯罪の予防・更生、 自 補 指導等を活動の中心に行っている保護司会に 主 助 金 対して助成し、市民福祉の増進を図る。 等 犯罪や非行のない明るい地域社会を創 るため、保護司の役割はますます重要と なっている。 犯罪予防や更正保護活動などは、地域 において重要であるため、それらの公的 変更なし 活動を行う団体には、資金面での支援を 行っていく。 340 340 340 340 151 6 継 続 遺族会運営補助金 健康福祉部 社会福祉課 会員の親睦を図り、戦没者の慰霊祭や英霊 自 補 の顕彰等の活動を中心に行っている遺族会の 主 助 金 運営に対し助成し、福祉の増進を図る。 等 会員数が年々減少している。 遺族会の運営のため、一定の支援を行 遺族会間の補助金額のバランスの問題 などもあり、遺族会の今後のあり方・方 っていく。 向性について検討していく。 269 269 269 269 151 7 継 続 傷痍軍人会運営補助金 健康福祉部 社会福祉課 会員の親睦を図り、恩給法、援護法等の充 自 補 実、福祉の増進を目指し活動している同団体 主 助 金 の運営に対し、助成をする。 等 会員数が年々減少している。会津若松 市傷痍軍人会、会津若松市傷痍軍人妻の 傷痍軍人会の運営のため、一定の支援 会員の高齢化、会員数の減少など、傷 痍軍人会の今後のあり方・方向性につい 会は平成23年度総会(平成22年度内 を行っていく。 て協議していく。 事業)で解散した。 217 217 31 31 76 先の大戦で亡くなった戦没者の遺族をはじ 自 一 め全市民を対象に参加を呼びかけ、追悼式典 主 部 委 を開催する。 託 平成22年度まで追悼式を会津若松市 、北会津地区、河東地区それぞれで開催 しており、協議により平成23年度は会 津若松市と河東地区の追悼式は統合して 開催する。今後、北会津地区を統合し、 北会津地区について、統合により会津 遺族の高齢化等により、参加者が減少 1箇所開催が望ましいと考える。しかし 若松市1箇所での開催に向けて、引き続 しているため、遺族だけでなく、一般市 ながら、自分たちでできる限りは各地区 き検討していく。 民も参加しやすい開催方法を検討する。 で実施したいとの強い意向もあり、毎年 、協議することを申し合わせている。 戦没者遺族も高齢化しており、全体的 に参列者の数が年々少なくなっている。 602 602 602 602 451 健康福祉部 3 継 続 日赤会津若松市地区業務 社会福祉課 4 継 続 献血推進事業 8 継 続 戦没者追悼式 健康福祉部 社会福祉課 本市の社会福祉を推進する上で、社会 福祉協議会への補助金は必要であること から継続とする。 また、社会福祉協議会の地域に密着し た地域の除雪活動支援等の推進について 要請していく。 28 61,000 7,916 県 7,944 7,916 県 5,262 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-3-1-3 1 継 続 手話奉仕員養成事業 2 継 続 各種講習会 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 人にやさしいまちづくりの推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 手話奉仕委員の養成や各種講習会(点字・手話)を通じて、人にやさしいまちづくりを推進する。 健康福祉部 社会福祉課 手話奉仕員養成カリキュラムに基づき、養 自 直 成を行う。 主 営 手話奉仕員派遣事業における登録手話 奉仕員の確保につながる重要な事業とな っている。今年度から本事業においては 厚生労働省手話奉仕員養成カリキュラム の「基礎」講座を開催。修了した受講生 を、県で開催する「手話通訳者養成講座 (基本・応用・実践)」へと繋げ、手話 通訳者数を増やし、手話通訳者派遣事業 の充実を図って行く必要がある。 健康福祉部 社会福祉課 点字講習会:点字サークル「ひよこ」に委 託し、点字や視覚障がいに関する講習会を開 催する。 自 委 手話講習会:「あいづ聴覚障害者協会」に 主 託 委託し、手話及び要約筆記に関する講習会を 開催する。 市民が障がい者に対する理解を深め、 福祉活動に関わる契機として、本事業の 役割は大きいことから事業継続の必要性 地域福祉の向上に貢献している状況だ がある。しかし、受講者数の伸び悩みも が、いずれの講習会も受講者数の伸び悩 あるため、引き続き講習後のボランティア活 みが課題の一つである。 動との連携の方策も探りながら、市民が 参加しやすい、また、魅力ある講習会と なるよう企画立案の更なる検討を進める 。 手話奉仕員派遣事業及び手話通訳者派 遣事業の充実を図るために、今後も引き 変更なし 続き事業を継続し、手話奉仕員及び将来 の手話通訳者の育成をしていく。 29 手話講習会については、今年度から内 容を変更し厚生労働省のカリキュラムに 沿った形式で進めている。また、講習会 後の手話奉仕員としての活動も視野に、 開催方法も昼の講習会のみと改めている 状況にある。 117 国 30 ・ 県 117 国 30 ・ 県 386 230 国 115 ・ 県 230 国 115 ・ 県 35 30 平成23年度施策評価票 施策№ 1-3-2 基本施策名 障がい者福祉を充実する 主管部課名 (政策名) 自立と社会参加を推進するまちをつくる 関連部課名 健康福祉部社会福祉課 4.基本施策の評価 健康福祉部健康増進課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○障がいのある方が、地域の中で一人の市民として自らの生活を自らの意思で選択、決定し、社会へ積極的に参画できるよ うな地域づくりを推進します。 ○難病患者の方が、病気を持ちながらも、地域の中で自分らしく暮らせる環境づくりを推進します。 ○平成23年度においてすべての旧法施設が新体系に移行することから、平成24年度はすべての事業所が障害者自立支援法による 体系でのサービス提供となる。 ○施設入所者の地域生活移行については、移行者数に大きな伸びはない。これは、施設入所者の多くは長期入所者であり、入所 成果指標推移 施設が24時間の支援体制があるのに比し、地域での生活においてはその支援体制が確保できるまでにいたっていないことや、地 域移行に向けた充分な相談支援が行えなかったことが主な要因として考えられる。 ○障がい者計画及び障がい福祉計画に基づき、障がいのある方が地域で暮らすために必要なサービスを提供します。 ○障がいのある方が就労を含めてその人らしく地域で暮らし、地域社会に貢献できる仕組みづくりを推進します。 ② 目標達成の ○難病患者の方の実態に応じ、必要なサービスを提供します。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○障がい者地域自立支援協議会の検討を踏まえ、平成22年度に立ち上げた障がい者支援センターが、センター内に入っている3 機関の連携により在宅の障がい者支援に効果を挙げてきている。特に生活支援と就労支援の両面からの支援を必要とする障がい 者については、各機関が相互の役割を分担することにより、効率的な支援となっている。 ○昨年度の最終評価にある障がい者地域自立支援協議会については、障害者自立支援法の一部改正により法に位置づけされたこ 事業進捗 (前年度最終 ともあることから、平成23年度中に自立支援協議会において市民との協働のあり方も踏まえた組織の再編について検討し、平成 評価に係る取 24年度から新たな組織による活動を行う。 組みを含む) ○障がい者の自立と社会参加に向けては、障がい者が地域で自分らしく生活することができるような環境づくり(ハード・ ソフト)が重要となる。本市においては、障がい者の地域生活移行者数は増えてはいるが、住まいの確保や就労支援、住民 理解等課題は多く、障がい者地域自立支援協議会を中心に今後も障がい者福祉の充実に向け対応を検討していくものとする ③ 前年度最終 。 評価 ○また、国においては、障害者総合福祉法(仮称)の制定等の各種の法整備を検討しており、国の動向を注視するとともに (今年度の取組み 障がい者支援センターから得られる情報(生活実態・ニーズ等)を活用し、行政・医療機関・関係団体(事業者)等の役割 方針・考え方) 分担や連携のあり方等を踏まえ、障がい者計画等の策定にあたるものとする。 ○このような事業展開を図りながら、障がい者地域自立支援協議会については、参加団体による主体的な活動が促進され地 域住民との協働が進展するよう検討していくものとする。 ・障がい者地域自立支援協議会の運営 ・障害者自立支援法に係る事業の着実な実施 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○県が実施している「精神障がい者地域生活移行支援対策事業」により、精神障がい者の地域生活移行が大きく推進されたこと により、通所サービスや居住系サービスのニーズがより高まっている。国は、今後はさらに「地域で生活する」ことを前提とし 社会状況・ た支援体制整備を進めることとしていることから、医療を含む他職種による訪問等を進めることとしている。 市民ニーズの また、東日本大震災により、災害時等における支援体制を早急に整備することが求められている。 変化 (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 施設入所者の地域生活移行者数 ⑴ 地域生活移行者数(累計) ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○平成22年12月に障害者自立支援法の一部改正が行われ、障がい児の通所サービスについては自立支援法から児童福祉法による サービス提供となった。また、障害者虐待防止法が成立し、平成24年10月施行となっている。障害者基本法の改正についても平 成23年8月に今国会において成立した。障害者基本法の主な改正点は、次のとおり。 ・障がい者は、障がいがある者であって、障がい及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状 態にある者 ・障がいを理由とする差別の禁止と社会的障壁の除去のための合理的配慮を行うこと ・障がい児が障がいのない児童・生徒と共に学べる 国の障がい福祉制度改革推進会議においては、さらに障害者自立支援法にかわる新法の策定を進めており、平成25年8月施行を 目ざすとしている。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 3人 17人 3人 5人 - - - - - - - - - - - ⑴ 平成24年度 最終目標値 ○障がい者地域自立支援協議会の再編による市民協働による計画推進にかかる仕組みづくり 取組み改善の ○相談支援事業における介護保険事業所との連携の検討 現在市の委託相談支援事業所は1ヶ所であるが、相談支援を必要とする障がい者は増えている。また、平成24年度に相談支援 視点 (他団体との 事業にかかる制度が改正され、障がい者福祉分野における相談支援はより大きな役割を担うこととなる。これらの要因から、よ 連携・補助事業 り効率的かつ効果的な相談支援事業のあり方を、高齢者福祉分野との連携の中で検討していく。 の活用・補助金 の適性化等) 現在策定中の第3期障がい福 現在策定中の第3期障がい福 祉計画において、数値目標を 祉計画において、数値目標を 設定する 設定する ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○障がい者地域自立支援協議会の再編による第2次障がい者計画・第3期障がい福祉計画の着実な推進 協議会組織を災害対応などの新たな課題の解決に対応できるよう再編し、官民協働のもと障がい者の暮らしにくさの解消等計 画の着実な推進に取り組む。 ○障害者自立支援法の一部改正にかかる事業の確実な施行 ・相談支援事業及び障がい児支援の充実 ○障害者虐待防止法の推進 ・福祉事務所職員及び福祉サービス事業所従事者等対象とした研修 ・虐待防止にかかる啓発等 ○障がい者地域自立支援協議会の運営 ○障がい者支援センター事業 いずれも、障がい者計画・障がい福祉計画における推進の視点となる障がい者の地域移行及び地域生活を推進し、支援してい くためには不可欠のものである。 特に必要とされ ○障がい者虐待防止事業 ○地域移行支援・地域定着支援事業 る事務事業 ○障がい者ワークシェアリング事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○国の「障がい者の権利条約」の締結に向けた国内法の整備により、障がい者政策は大きな転換期を迎えており、障がい者の人権確保や地域で の自立に向けた各種施策への対応が必要となっている。 ○そのため、本市の障がい者福祉施策推進の中核的な役割を担う地域自立支援協議会の機能強化に向けた再編を図り、障がい者計画・第3期障 がい福祉計画の着実な推進に努めるものとする。 ○また、障がい者の相談支援の拠点となる障がい者支援センター事業については、国の制度改正の動向を注視しながら障がい者にとってより活 用性の高いものとなるよう、介護保険事業所との連携のあり方を含め検討するものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 1,762,307 619,841 1,998,100 656,615 85,758 事業費等 31 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-3-2-1 担当部課名 障がい者地域自立支援協 健康福祉部 2 継 続 議会の運営 社会福祉課 1-3-2-2 実 施 方 法 施 策 名 計画的な障がい者福祉の推進 障がい者計画・第3期障が 健康福祉部 1 継 続 い福祉計画の推進 社会福祉課 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 ○障がい者計画 障がい者の状況等を踏まえ 、市町村における障がい者のための施策に関 する基本的な事項を定める計画。障害者基本 法(昭和45年法律第84号)第9条第3項の規定 により、市町村に策定義務がある。 法 直 ○障がい福祉計画 障がい福祉サービス、相 定 営 談支援及び地域生活支援事業の提供体制の確 保に関する事項を定める計画。障害者自立支 援法(平成17年法律第123号)第88条の規定 により、市町村が定めるものとされている。 国では「障害者の権利に関する条約」 締結に必要な法整備を行うため、障がい 者制度改革を進めており、障害者基本法 が平成23年8月に改正された。また、平 成25年8月までには「障害者自立支援法 」に代わる「(仮称)障がい総合福祉法 」が施行される予定であり、制度改革に 伴う法令改正や社会状況の変化を見極め ながら、必要に応じて計画の見直しを検 討する必要がある。また第3期障がい福 祉計画基本指針により、毎年数値目標の 進捗状況を国に報告するものとされてお り、計画の円滑な推進が課題である。 障がい者計画・障がい福祉計画を円滑 に推進するため、関係団体により構成す る会津若松市障がい者地域自立支援協議 会及び庁内の関係課長により構成する会 津若松市障がい者計画・障がい福祉計画 庁内連絡調整会議において実施状況の点 検等の進行管理を行う。 会津若松市障がい者自立支援協議会及 び関係各課との連携強化により、障がい 者計画・障がい福祉計画の効率的・効果 的な推進及び進行管理の手法を検討する 。 4,870 4,870 他 0 0 376 障がい福祉サービス事業者、雇用、教育、 医療機関等の関係者により構成される協議会 により、障がい者及び障がい児(以下「障が 自 直 い者等」という。)が地域で自立した生活が 主 営 できるような仕組みづくりを行うとともに、 会津若松市障がい者計画の進行管理を行う。 関係法令の改正をはじめとした国の方 向性を踏まえながらも、行政と住民との 協働のもと連携強化を図りながら、協議 会として地域課題の解決を図ろうとする 機運が醸成されつつある。地域全体への 関わりのあり方やアプローチの手法が課 題となっている。 障がい者自立支援法の一部改正により 自立支援協議会は法律上位置づけられる こととなる(施行:平成24年4月)。ま た、市の障がい者施策の指針となる第2 次会津若松市障がい者計画を現在策定中 であり、平成24年度から平成29年度が計 画期間となる。 自立支援協議会への参加団体、機関等 については、新たな障がい者計画の目標 、内容等を踏まえ、必要な見直しを図る 。 また、障がい者施策の推進に当たって は、福祉部門のみならず、障がい者への 配慮や公共施設等のバリアフリー化など 全庁的な対応が必要となることから、自 立支援協議会の下部組織である専門部会 への関係所管課職員の参加を図る。 1,021 国 933 ・ 県 1,042 954 2,601 施 策 名 福祉サービスの適切な提供 今後の方針 障がい者が地域の中で生活していくためには様々なサービスの提供や経済的名支援が必要となる。障がい者支援においてより効果的なものとなるよう、各事業 について検証を行い、必要な対応を図る。 健康福祉部 社会福祉課 医療の高度化、高齢化の進展と相まっ て障がい者の数は増加傾向にあり、継続 した障がい者支援、社会参加の促進が必 要である。 法定事務であり、市町村が行うことと されており、障がい者を支援するために も障がい者手帳の交付は有効な制度であ 変更なし る。障がい者が福祉サービスを受けるた めの基本となるものであることから、今 後も継続していく。 0 特別障害者手当等・特別 健康福祉部 2 継 続 児童扶養手当 社会福祉課 特別障害者手当等:精神又は身体に(著しく )重度の障がいがあるために、日常生活にお いて(常時)特別の介護を必要とする方に手 当を支給する。 法 直 特別児童扶養手当:身体又は精神に中度又は 定 営 重度の障がいを有する20歳未満の児童を監護 している父もしくは母、又は父母にかわって 児童を養育している人に手当を支給する。 市政だよりやHP、手帳交付時のハン ドブック等で周知を図っているものの、 なかなか徹底が図れず、受給対象者とな 法令により市が実施すべきものであり りうる市民への申請勧奨が課題である。 、その実施により障がい者の福祉の増進 変更なし 実際に対象となりうる方・その家族との が図られているものである。 関わりが大きい、介護事業所や医療機関 の医療相談室等との連携を充実させてい く。 82,765 3 継 続 諸証明事務 障害者手帳所持者のうち、自動車税、NH 法 直 K受信料、有料道路通行料の減免対象者から 定 営 の申請により、減免のための証明を行う。 障がい者の経済的な負担を軽減するこ 国通知に基づいて実施している事業で とにより、社会参加を促進するために今 あり、障がい者の社会参加の促進に有効 変更なし 後も継続が必要である。 な事業であることから今後も継続する。 0 健康福祉部 社会福祉課 継 重度心身障がい者医療費 健康福祉部 4 続 助成事業 社会福祉課 5 継 続 外出支援事業 健康福祉部 社会福祉課 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 第2次障がい者計画・第3期障がい福祉計画の着実な推進を図るため、障がい者地域自立支援協議会の改編を行い、官民協働による障がい者の地域生活支援のた めの仕組みづくりに取り組む。 障がい者から身体障害者手帳、療育手帳、 保健福祉手帳交付の申請を受け、県に進達す 法 直 る。県の専門機関において判定、決定された 定 営 手帳を対象者に交付する。 1 継 続 障がい者手帳事務 (参考) 次年度事業費見込(千円) 受給者の保険診療分の一部自己負担金を助 成する制度。対象者に登録制で受給者証を発 行し、受給者には申請による償還払い方式で 自 直 助成する。また、加入している医療保険から 主 営 高額療養費が支給されるものについては高額 療養費を差し引いた金額を助成する。 身体障害者手帳の取得理由は疾病によ るものが多く、特に手帳所持者に占める 高齢者の比率が大きいことから、高齢化 の進行に伴う医療費の増による本事業費 の伸びが想定される。 重度障がい者の経済的負担の軽減する ことを目指す本事業は受給者にとって必 要な制度であり、受給者数の増加や医療 費の伸びによって事業費が増大していく ことが予想される。診療報酬の改定や医 療制度の改正、高額介護合算にも対応し 高額介護合算療養費開始による返還金 適切な制度となるよう制度自体のあり方 算定のシステム改修は今年度進めている や手法について検討していく。 ため、次年度は手法等変更なし。 また、今年度は事務処理の負担軽減及 び就労体験の場として受給者証更新作業 の一部を提供した。人件費及び作業効率 等に課題が残るものの、手法改善の一つ の案として今後検証していく。 資格要件に応じ、市内公共交通機関で使用 できる利用券を交付する。 自 直 (交通機関=バス、タクシー、介護福祉タク 主 営 シー、会津鉄道) 年々障がい者や高齢者が増加する中、 移動に困難さを抱える交通弱者と呼ばれ る方が増加している。バスに乗り込むこ とが困難なためタクシーを利用せざるを 得なかったり、タクシーに乗り込むこと や座っていることができず、介護タクシ ーを利用せざるを得なかったりと、交通 弱者は費用負担が大きく発生している中 、この事業は負担軽減に大いに役立って いる。 障がい者の移動手段の確保に大いに役 立っている事業であることから、継続す る。ただし、今後は高齢者等も含む交通 変更なし 弱者への施策全体の中で効果的な支援の あり方について研究していく。 32 0 20,692 国 0 0 82,765 0 0 20,692 国 0 7,066 1,681 3,945 266,218 136,133 県 245,234 123,788 県 10,543 11,040 11,040 他 6,000 6,000 他 785 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 (参考) 次年度事業費見込(千円) 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 障がい者訪問給食サービ 健康福祉部 6 継 続 ス事業 社会福祉課 在宅の一人暮らしの障がい者宅で、疾病や 一 障がいにより外出が困難、調理が困難などの 自 部 理由により食事の確保が困難な方に対し、弁 主 委 当を宅配すると共に安否確認を行う。 託 利用者数は減少してきており、全体と しての配食数も減少傾向にある。今後、 地域生活移行等により単身の障がい者が 増えることが見込まれるも、民間業者の 配食サービスやヘルパーの利用等で代替 できるため、必ずしも必要となってくる サービスではなくなりつつある。また、 利用者の入院等での利用変更があるため にコンスタントな生産が困難であるため 事業者の損失が生じる場合もある。さら に、大量かつ広域にわたる配食であるた め、配食時間や衛生面、弁当が冷めてい る等、食の満足度からの課題もある。 障がい者の健康を守る点からも必要性 は高いが、配食サービスを実施する民間 事業所も増えており委託契約方法も検討 していく。 本事業のような大量配食の場合適切な 時間に利用者の自宅まで配食することが 困難であるが、実際に配食されいる時間 や内容について聴取することで今後も手 法等の改善に努める。 2,970 2,970 他 3,000 3,000 他 277 在宅重度障がい者対策事 健康福祉部 7 継 続 業 社会福祉課 治療材料・衛生器材用の給付券を給付対象 自 直 者に交付し、契約している薬局・薬店におい 主 営 て事前に指定してある対象品目と交換する。 在宅の重度障がい者のうち、65歳に達 した障がい者は高齢福祉課の制度へと移 行している。人工肛門・人工膀胱造設者 の多くは、身体障害者手帳を取得し、日 常生活用具へと制度移行していく、経過 措置的な意味合いが強い。 県の補助金交付要綱で定められた事業 であり、県内全市町村で実施しており、 県の補助金交付要綱で定められた事業 また、利用者の経済的負担の軽減に役立 であり、変更はない。 っていることから、今後とも継続してい く。 3,360 1,680 県 3,360 1,680 県 486 人工透析のため通院に要する交通費を助成 する。交通手段の優先順位は、列車・バス・ 自 直 自家用車・タクシーの順とし、助成額は月額 主 営 交通費から5,000円を差し引いた額(上限 25,000円)。 この事業が始まった頃にはなかった、 各医療機関における送迎サービスが充実 してきており、人工透析患者の多くはそ れを利用している。しかし、遠隔地であ るため送迎車が回らない地域の患者や身 体的理由で送迎車両に乗れない患者は、 タクシーや自家用車を利用せざるを得な い。現受給者の多くは、週3回の透析と 言う負担に加え、費用の負担を余儀なく されている。 人工透析患者にとっては、経済的負担 を軽減する重要な事業である。週に2~3 回の通院が必要で透析後は肉体的疲労が 極度に高まる治療である。対象者には高 齢者が多いためタクシー利用者がほとん どであり、タクシーで通院すれば月に2・ 3~6・7万円と高額である。受給資格要件 が厳しいため受給率は低いが、通院費の 負担が重い受給者にとってはなくてはな らない制度であり、継続していく。 1,248 624 県 1,248 624 県 225 事務事業名 担当部課名 継 人工透析患者通院交通費 健康福祉部 8 続 助成事業 社会福祉課 施策№ 1-3-2-3 事業の概要 施 策 名 自立と社会参加への支援 ー 成年後見制度利用支援事 健康福祉部 2 継 続 業 社会福祉課 成年後見制度の利用が適当と認められる者 のうち、市長による成年後見等審判の申立て が必要と認められるものを対象として、家庭 裁判所へ市長名での審判請求を行うとともに 法 直 、その費用を負担する。また、決定された後 定 営 見人等の援助活動に対し、被後見人が報酬の 支払いができない場合、その報酬の全部又は 一部を助成する。 障がい者の地域移行の推進や保護者の 高齢化等により成年後見制度が必要と認 められる対象者は年々増加している。平 成23年6月17日に障害者虐待防止法が成 立し(平成24年10月1日施行)、障がい 者の権利擁護を図るため、成年後見制度 の一層の活用が求められている。 また、改正自立支援法における平成24 年4月施行分の基幹相談支援センター制 度の創設について、総合的な相談業務及 び成年後見制度利用支援事業が位置づけ られており、障がい者の福祉を図るため 、相談業務と連携した成年後見制度の活 用についてスキームを構築する必要があ る。 成年後見制度の利用は知的障がい者及 び精神障がい者の権利擁護の手段として 効果的であり、今後、障がい者の地域移 行の推進、保護者の高齢化により、利用 対象者の増が見込まれることから、制度 の周知、対象者の把握、適切な成年後見 人等の選任のための組織の育成を推進し 、取組みを強化する。 社会福祉士会など、障がい者の権利擁 護に取り組んでいる団体との成年後見制 度活用における連携強化 市民後見人制度を見据えた人材育成 障がい者等の介護給付費 健康福祉部 3 継 続 等の支給に関する審査会 社会福祉課 障がい者が障がい福祉サービスを受ける際 に必要となる障がい程度区分の認定を行うた 法 直 め、有識者等による審査会を開催・運営する 定 営 。 本事業は障害者自立支援法に基づく事 業であるが、国においては、新法制定に 向け検討を進めていることから、法の動 向を注視していく必要がある。 障害者自立支援法に基づく事業であり 、自立支援給付を利用するための障害程 変更なし 度区分判定を行う事から、今後も継続さ れる。 自立支援給付(訪問系事 健康福祉部 4 継 続 業) 社会福祉課 障害者自立支援法に基づき、県が事業者を 指定。指定事業者が、在宅で生活する障がい 児・者に対して、居宅を訪問し、その障がい 法 直 の状況に応じて必要な支援を提供する。 定 営 ※介護給付事業:居宅介護、重度訪問介護、 行動援護 平成23年10月から新たに「同行援護」 が自立支援給付として位置づけられる。 なお、現在国において障害者自立支援法 の見直し作業が進められており、今後は 事業対象者や内容等が変わることも考え られる。 在宅で生活をする障がい者にとっては 、欠かせない事業であり、今後も継続の 必要があるが、障害者自立支援法の見直 しが進められており、その推移に応じて 対応していく。 継 5 続 障がい児通所給付事業 児童福祉法に基づき、障がい児に対して日 中時間帯において、県の指定を受けた事業者 により身辺に係る介助や創作活動の提供を行 う。主な事業メニューは次のとおり。 ・児童発達支援事業・・・身近な療育の場とし 法 直 て児童発達支援を提供 ・放課後等デイサービス・・・学校通学中の障 定 営 がい児に対して放課後や長期休暇中におけ る居場所作りを促進 ・保育所等訪問支援・・・保育所等を利用して いる又は利用予定の障がい児が専門的な支援 を必要とする場合に提供する 平成22年12月に障害者自立支援法が改 正され、障害児がより身近な地域で支援 を受けられるようにするため、平成24年 4月より児童福祉法における子ども施策 の中に障害児通所支援が位置づけられる こととなった。新たに「放課後等デイサ ービス」が創設されることで、地域生活 支援事業において放課後対策を行ってい たタイムケア事業との枠組みの調整が必 要となる。今後国からの通知等を精査し 事業体系について検討する。 健康福祉部 社会福祉課 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 第2次障がい者計画・第3期障がい福祉計画の障がい者福祉にかかる施策であることから、障害者自立支援法の一部改正を踏まえ着実に施行する。また、国の制 度改正の動向を念頭に置き、新法に柔軟に対応できるよう各事業の検証を行う。特に地域生活支援事業については、国の動向を見極めながら、実施していく。 平成23年6月17日に成立した「障害者虐待 の防止、障害者の養護者に対する支援等に関 する法律(平成24年10月1日施行)に基づき 法 直 、障がい者の虐待からの保護、防止、早期発 定 営 見、自立の支援と、養護者に対する障がい者 虐待防止の支援を行う。 健康福祉部 社会福祉課 事業費 自動車税・軽自動車税の減免を受けて いる場合は、すでに交通手段への助成を 受けていることから、本事業の対象とし ないこととする。 障がい者への虐待を防止し、権利擁護 を図るため、「障害者虐待の防止、障害 者の養護者に対する支援等に関する法律 」に基づき、虐待の発見、保護、防止と 、養護者に対する支援とその体制整備が 必須である。 また、虐待防止については、高齢者( ー 65歳以上)を対象とする「高齢者虐待の 防止、高齢者の養護者に対する支援等に 関する法律」、児童(18歳未満)を対象 とする「児童虐待の防止等に関する法律 」があるが、虐待の発見、防止のために 関係部局・関係機関の連携強化を図る必 要がある。 1 新 規 障がい者虐待防止事業 平成23年度予算(千円) ー ー 1,500 0 国 2,015 2,337 国 585 ・ 県 301 497 867 国 218 ・ 県 2,188 国 ・ 931 県 ・ 他 2,588 国 ・ 1,026 県 ・ 他 平成23年10月から新たに「同行援護」 が法定事業として開始されたため、予算 措置も含め、スムーズな事業実施を進め ていく。 57,287 国 14,323 ・ 県 76,279 国 19,071 ・ 県 4,340 平成24年4月からの新体制に向けて国 からの通知を精査し調整していくととも サービスの体系が変わることから、今 に、個別療育や集団療育その他預かりへ 後、国から示される指針により支給決定 のニーズに応え得る資源の整備を行って 事務を行なっていくものとする。 いく。 46,055 国 11,515 ・ 県 55,000 国 13,750 ・ 県 2,631 33 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 (参考) 次年度事業費見込(千円) 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 生活介護:常に介護が必要な障がい者に対す る制度で、通所による日中の活動の場として 入浴や食事の提供を行い、体力の維持・向上 を図るための事業を実施する。 法 直 療養介護:医療と常時介護を必要とする障が 定 営 い者に医療機関で機能訓練・療養上の管理、 看護、医学的管理の下における介護及び日常 生活上の世話を行う。 平成18年度に障害者自立支援法が施行 され、事業所数も増えてはいるものの、 生活介護事業所における医療処置の必要 な障がい者・障がい児等の重度障がい者 の受け入れ、事業所までの移動手段の確 保など、解決すべき課題も多く、また、 療養介護としてサービスを受けられる事 業所数が少ないため、障がい者及び障が い児が、安心して適切なサービスを受け られる環境整備が急務となっている。 障害者自立支援法に基づく事業であり 、利用者の日中活動の場を確保し、他者 との交流を促進するとともに、身辺の介 護を提供し、障がい者及び障がい児が安 障害者自立支援法に基づく事業である 心して自分らしい生活を送るためにも必 が、今後、法改正の動きもあるため、そ 要不可欠であり、今後も重要性が増して れらの動向を見据えていく。 いくものと思われるため、今後も事業を 継続していく。 303,877 国 75,970 ・ 県 442,458 国 110,615 ・ 県 8,471 障害者自立支援法(法律第123号)に基づ き、障がい者及び障がい児が、自立した日常 生活又は社会生活を営むことができるよう、 法 直 日中時間帯において、通所による一般就労な 定 営 どを見据えた訓練を行う。(対象事業:就労 移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B 型) 障害者自立支援法では、障がい者が望 む地域生活の実現に向けた支援が明確と なり、経済的自立や自己実現の手段とし ての一般就労や福祉的就労に向けたサー ビスが整備され、雇用に向けたスキルを アップして福祉サービスを受けている障 がい者の一般就労数は、市の障がい福祉 計画値を上回っているものの、依然とし て市域内の雇用環境は、法定雇用率を下 回るなど、芳しくない状況が続いており 、一般就職したくても適わない状況であ る。 障害者自立支援法に基づくサービスで あり、一般就労を目指す障がい者への支 援や日中活動の場を確保し、自分らしい 障害者自立支援法に基づく事業である 生活を送るためにも必要不可欠であり、 が、今後、法改正の動きもあるため、そ 今後も重要性が増していくものと思われ れらの動向を見据えていく。 るため、今後も事業を継続していく。 250,803 国 62,702 ・ 県 337,380 国 84,345 ・ 県 12,376 継 自立支援給付(日中系事 健康福祉部 8 続 業(自立訓練)) 社会福祉課 障害者自立支援法(法律第123号)に基づ き、障がい者が自立した日常生活又は社会生 活を営むことができるよう、事業所または居 法 直 宅において、入浴や排泄、食事など生活に必 定 営 要な訓練や相談及び助言、その他必要な支援 を行なう。 本事業は、2年間という標準利用期間 が設けられており、期間終了後は他の障 がい福祉サービスや就労など他の事業に 移行する必要があることから、利用者本 人の抱える課題や目指すべき将来像を見 据えながら、個々のニーズに沿った具体 的な支援が望まれる。その一方で、「2 年間で終了するサービス」というイメー ジから、長期的な支援を希望する利用者 (家族)から敬遠されることもあること から、利用者(家族)と事業者が2年間 で終了する事業であるということを踏ま えた上で、その後も見据えた支援計画を 立て、その計画に対して共通認識を持っ て取組む必要がある。 障害者自立支援法に基づく事業であり 、就労の前段階として、あるいは病院や 施設からの退院・退所後などにおいて、 基本的な日常生活習慣を習得し、その後 の地域生活を充実したものにするために も本事業は重要であり、今後も継続して いく。 障害者自立支援法に基づく事業である が、今後、障害者総合福祉法(仮称)が 平成24年通常国会提出、平成25年8月施 行予定となっており、制度改正等の動向 を注視していく。 18,275 国 4,570 ・ 県 24,440 国 6,110 ・ 県 790 自立支援給付(居住系事 健康福祉部 9 継 続 業) 社会福祉課 障害者自立支援法(法律第123号)に基づ き、障がい者が、自立した日常生活又は社会 生活を営むことができるよう、主に居住の場 を提供し、必要に応じて、食事や入浴・排泄 法 直 等の介護、日常生活の相談・家事支援などの 定 営 サービスを行う事業である。 ※介護給付事業:短期入所、施設入所支援、 共同生活介護 ※訓練等給付:共同生活援助 自立した生活を希望する障がい者や、 施設・病院等を出て支援を受けながら地 域での生活を希望する障がい者が増加し ており、地域生活移行を推進していくた めには、グループホーム等の地域での受 け皿の整備が不可欠である。 障害者自立支援法に基づく事業であり 、障がい者の地域生活移行の推進のため に必要な事業であることから、今後も継 続していく。 障害者自立支援法に基づく事業である が、今後、障害者総合福祉法(仮称)が 平成24年通常国会提出、平成25年8月施 行予定となっており、制度改正等の動向 を注視していく。 274,114 国 68,529 ・ 県 283,330 国 70,833 ・ 県 3,054 健康福祉部 社会福祉課 家庭への訪問による入浴の利用をしなけれ 一 ば、入浴が困難な最重度の障がい者(児)に 法 部 対し、家庭に訪問入浴車を派遣して、入浴の 定 委 機会を供与する。 託 訪問入浴により障がい者の心身機能の 維持が図られ、重度障がい者を介護する 家族の負担軽減が図られる。だが、通所 系サービスとの併用ができず、通所と居 宅での入浴を考えている方や現利用者よ り、その改善が求められている。 自宅浴槽での入浴・通所サービス利用 が困難な障がい者(児)の身体の健康管 理と清潔保持が図られ、心身ともに快適 変更なし な生活が可能となる事業であり、継続し ていく。 6,575 国 1,616 ・ 県 8,500 国 2,070 ・ 県 自立支援医療(更生医療 健康福祉部 11 継 続 ) 社会福祉課 身体障がい者が、障がいを軽減又は除去す るために行われる手術や治療に係る医療費の 法 直 自己負担分を支援する。対象者は原則医療費 定 営 の1割を負担する。 対象者の経済的負担を軽減し、治療を 身体に障がいを持つ人の治療費の負担 障害者自立支援法に基づく事業である 促す制度として、今後もますます必要に 軽減を図り、更生の為の治療を促すため が、今後、法改正の動きもあるため、そ に必要不可欠な制度であるため、今後も れらの動向を見据えていく。 なってくることが予想される。 維持・継続していく。 171,975 国 42,995 ・ 県 176,649 国 44,163 ・ 県 自立支援医療(精神通院 健康福祉部 12 継 続 医療) 社会福祉課 精神疾患を持つ方の通院に要する医療費の 負担を軽減する制度で、受理した申請書を県 法 直 に進達し、交付された受給者証を対象者に交 定 営 付する。 受給者証の申請者数は増加傾向にあり 、今後も増加が見込まれる。また、申請 に係る診断書の提出が「毎年の提出」か ら「2年に1度の提出」に変更になり、市 民のこれに係る負担が軽減された。さら に、新規・更新・再交付の申請は進達先 が変更になり、事務の効率化が図られた 。 障害者自立支援法に定められた精神疾 病を持つ人の医療費負担軽減制度の事務 である。全国共通の制度であり、精神疾 変更なし 病を持つ人の定期的な通院を促し、対象 者の社会的自立や社会参加促進のために 今後も継続していく。 健康福祉部 13 継 続 ガイドヘルパー派遣事業 社会福祉課 一 社会生活上必要不可欠な外出及び余暇活動 等の社会参加のため、外出の際の移動の介護 法 部 定 委 を行う。 託 以前と比べ障がい者が地域社会に出て 行く機会が増えてはいるものの、個々の ニーズや余暇活動の範囲も多様化してき ており、本事業の必要性は高い状況であ る。 移動が困難な障がい者(児)の外出を 支援する事で、社会参加の促進に繋がっ ており、今後も必要不可欠な事業である 。多様化する社会参加や余暇活動のニー ズに基づき、取扱要領の見直しをする予 定。 平成23年10月から重度の視覚障害者に 対し「同行援護」が創設される予定であ り、これに併せて、本事業についても現 状に見合った内容で取扱要領の見直しを する。 10,350 国 2,588 ・ 県 障害者自立支援法(法律第123号)に基づ き、障がい者及び障がい児が、自立した日常 一 生活又は社会生活を営むことができるよう、 法 部 自ら障がい福祉サービスの利用に係る連絡調 定 委 整が困難な障がい者に対し、サービス利用計 託 画の作成等の支援を行う。 病院や施設からの地域生活移行者や、 独居生活障がい者など、地域生活への定 着及び障がい福祉サービス利用に係る支 援が必要な障がい者にとって必要不可欠 なサービスである。 平成24年度より、相談支援の体系が大 きく変わり、これまで都道府県、市町村 事業と位置づけられていた地域移行支援 、地域定着支援が、個別給付化されるこ とになった。また、障がい児の通所サー ビス利用についても、市町村長の指定し た「障害児相談支援事業者」による計画 作成が可能となる。 厚生労働省会議等において、平成24年 度から新たな枠組みによる相談支援体制 の充実が図られることとなっているが、 詳細についてはまだ示されておらず、今 後国の動向を見ながら適切な対応をとる こととする。しかしながら、本事業は障 がい者が地域生活を送る上で不可欠なも のであり、対象者の拡大により、利用者 も増加していくものと思われることから 、サービスを必要としている障がい者に 適切な支援が行き届くよう事業者と協力 体制を構築していくこととする。 障害者自立支援法及び、児童福祉法に 基づく事業であるが、今後、法改正の動 きもあるため、それらの動向を見据えて いく。 3,361 国 841 ・ 県 事務事業名 担当部課名 継 自立支援給付(日中系事 健康福祉部 6 続 業(生活介護・療養介護 社会福祉課 )) 自立支援給付(日中系事 健康福祉部 7 継 続 業(就労支援)) 社会福祉課 10 継 続 訪問入浴サービス事業 継 健康福祉部 14 続 サービス利用計画作成費 社会福祉課 事業の概要 今後の方針 (事業期間を含む) 34 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 0 0 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 0 715 0 2,279 7,142 国 1,786 ・ 県 1,171 9,360 国 2,340 ・ 県 987 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 新 地域移行支援・地域定着 健康福祉部 15 規 支援事業 社会福祉課 施設入所者や精神科病院に入院している精 神障がい者が、退所退院後に地域生活を送る 上で必要とする支援(住宅確保に関する相談 や、地域移行のための福祉サービス事業所等 への同行支援等)を行う。 また、単身生活者や施設からの退所、家族 法 直 との同居から一人暮らしに移行した者などが 定 営 、地域生活を定着させることが出来るよう、 必要に応じて緊急訪問等の対応を行うなど、 常時の連絡体制を確保し、相談その他の便宜 を図る。 病院や施設からの地域生活移行者や、 独居生活障がい者など、地域生活への定 着及び障がい福祉サービス利用に係る支 援が必要な障がい者にとって必要不可欠 なサービスである。 平成24年度より、相談支援の体系が大 きく変わり、これまで都道府県、市町村 ー 事業と位置づけられていた地域移行支援 、地域定着支援が、個別給付化されるこ とになった。また、障がい児の通所サー ビス利用についても、市町村長の指定し た「障害児相談支援事業者」による計画 作成が可能となる。 16 継 続 障害程度区分認定調査 健康福祉部 社会福祉課 申請者宅に訪問し、申請者・介護者に面接 一 し、106項目についての聞き取り調査を実 法 部 施する。調査の一部を相談支援事業者に委託 定 委 する。 託 自立支援法制度の障害程度区分の更新 の年度が平成24年9月に集中し、区分認 定調査件数が増加となることから、年度 全般から調整を図り調査依頼が必要とな る。 平成24年度は、障害程度区分の認定更 新の年にあたり、調査が集中することか 変更なし ら、在宅の新規ケースを中心に調査を依 頼する。 健康福祉部 社会福祉課 障害者自立支援法に基づき、身体障がい者 (児)の失われた身体機能を補完又は代替す 法 直 る用具の購入または修理に要する費用を支給 定 営 する。 国の定めた一定の基準に基いて実施し ている事業であり、品目より判定の必要 なものについては県の判定機関による結 果に基いて支給する必要があるが、製作 日数もかかるため支給までに時間を要し ているため迅速化が求められている。 障害者自立支援法に規定された事業で あり、障がい者(児)の日常生活の向上 、社会参加促進に資するため、今後とも 円滑な実施にあたっていく。 ー 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 ー ー (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 1,560 国 390 ・ 県 407 104 国 52 ・ 県 139 国 87 ・ 県 90 利用者負担額が月額上限を超えた分を 償還する高額障害福祉サービス費につい て、平成24年度から補装具費も合算対象 とするよう、制度改正の予定である。 24,000 国 6,000 ・ 県 25,933 国 6,484 ・ 県 2,819 法 直 定 営 精神疾患の罹患者数の増加に伴い、本 法に規定されている事業のため、実施 法に規定されている事業のため、変更 事業の該当者の増加が見込まれる。 しなければならない。 なし。 0 法 直 定 営 事業の対象者は一部に限られているも のの、国が戦傷病者・戦没者の生活を保 障する観点から行っている事業であるた め、その必要性は高い。対象者は減少傾 向にある。 法令に基づく事業でもあり、対象者の 生活を保障するため必要な事業であるこ 変更なし とから、継続して実施しなければならな い。 障がい者支援センター事 健康福祉部 20 継 続 業 社会福祉課 市内に点在している相談支援機能・就業支 援機能及びボランティアによる活動支援機能 を集約し、ワンストップ相談窓口を設け、利 用者の利便性の向上や迅速かつ適切なサービ スの提供を図るため、市の公の施設であるノ 一 ーマライズ交流館パオパオ内に障がい者支援 自 部 センターカムカムを開設。具体的には、会津 主 委 若松市障がい者総合相談窓口((社福)会津 託 療育会)、会津障害者就業・生活支援センタ ー((社福)若樹会)及び会津若松市ボラン ティアセンター((社福)会津若松市社会福 祉協議会)が入所する。 ・障がい者支援センターカムカムは、平 成22年7月の開所後、相談件数も増加す るなど概ね順調に推移している。 ・相談支援機能(障がい者総合相談窓口 )については、障害者自立支援法の改正 (平成24年4月施行予定)により、障が い者 の地域移行や地域定着に関する相 談支援の個別給付化(地域移行支援・地 域定着支援)や地域の相談支援の中核と なる「基 幹相談支援センター」の市町 村での設置が可能となる等の制度の見直 しが行われることから、市として対応が 求められる。 ・障がい者支援センターカムカムについ ては、障がい者の相談支援拠点として重 要な位置を占めており、維持充実を図っ ていく。 ・障がい者支援センターの相談支援機能 を担う「障がい者総合相談窓口」につい ては、障害者自立支援法の改正内容を踏 まえ、平成24年度から次のような見直し を図る。 ①基幹相談支援センターの設置の可否 、設置する場合のそのあり方 ②現在、委託業務の一環である地域生 活移行者の定着支援については、個別給 付化されるため、委託内容からの分離 ③地域定着支援については、対象者と の常時連絡体制が求められるが、現行の 緊急時相談支援体制との住み分け 障がい者自立支援特別対 健康福祉部 21 継 続 策事業 社会福祉課 障害者自立支援法(平成17年法律第123号) の円滑な運用を図るための緊急的な事業を実 施し、同法に基づく制度の円滑な運用を図る 自 直 ため、国の障害者自立支援対策臨時特例基金 主 営 管理運営要領に定める特別対策事業に要する 経費について、県が造成した基金を原資に各 種事業を行っている。 本事業は、国の要綱上、平成23年度ま での事業とされている。しかし、福島県 障がい福祉課の見解(平成23年7月確認 )では、1年間延長される可能性がある とのことから、現時点では平成24年度分 の事業費を見込む必要がある。 本事業は、障害者自立支援法の施行に 伴う経過措置としての事業であり、事業 変更なし 実施は、その有無を含めて国の動向次第 となる。 健康福祉部 22 継 続 日常生活用具費助成事業 社会福祉課 市の地域生活支援事業として障害者自立支 補 援法に規定された事業であり、障がい者に対 自 助 し、自立生活支援用具等の購入に要する費用 主 金 を助成する。 等 対象者のニーズの変化や用具の進化が 進んでおり、障がい者の日常生活に有効 な品目等の情報収集をして、必要な見直 しをしていく必要性がある。 市の地域生活支援事業として障害者自 立支援法に規定された事業であり、障が い者(児)の日常生活の向上、社会参加 促進に資するため、今後とも円滑な実施 にあたっていく。 手話通訳者派遣事業(含 健康福祉部 23 継 続 頸肩腕障がい予防事業) 社会福祉課 聴覚に障がいのある市民と健聴市民のコミ 自 一 ュニケーションを円滑にするために、手話通 主 部 委 訳者を派遣する。 託 24 継 続 生活サポート事業 介護給付を希望する障がい者が障害程度区 一 分認定において「非該当」の判定結果となっ 自 部 た場合に、この事業により障がい者の居宅に 主 委 ホームヘルパーを派遣し、必要な支援を行う 託 。 手話をコミュニケーション手段とする 聴覚障がい者の高齢化に伴い、医療機関 や介護保険サービス関連の通訳件数が増 加している。しかし、それに対応するだ けの手話通訳者の数が確保されていない 。 現状では、本事業を担う事業所が限ら れており今後はより多くの事業所に本事 業の必要性と内容を理解してもらうべく 周知等が必要と考えられる。また、今後 については、現在、国では障害者自立支 援法の見直しを行っており、その見直し 内容によっては本事業の必要性も問われ る可能性がある。 17 継 続 補装具費支給事業 医療保護入院時における 健康福祉部 18 継 続 市長による保護者同意事 社会福祉課 業 19 継 続 戦傷病者援護事務費 健康福祉部 社会福祉課 健康福祉部 社会福祉課 ①精神科を標榜し、入院病棟を有する病院か ら医療保護の申請があった場合、「保護者同 意依頼聴取票」に基づき聞き取りを行い、同 意する。 ②「保護者同意依頼書」が送付されたら、同 意書を作成し、病院に送付する。 ③同意後、患者に面会を行い動向を把握する 。 戦傷病者、戦没者遺族等からの恩給、年金 、特別給付金に関する相談に対し、助言、指 導を行う。 戦傷病者に係る補装具の給付、修理等につ いて補装具製作業者への委託により実施して いる。 0 0 0 113 24 14 県 24 14 県 1,827 19,010 国 4,753 ・ 県 17,278 国 4,320 ・ 県 1,494 29,587 4,856 県 22,860 4,748 県 451 24,045 国 6,012 ・ 県 24,483 国 6,122 ・ 県 1,590 障害者自立支援法における地域生活支 援事業において、コミュニケーション支 援事業は市町村の必須事業として位置づ 変更なし けられているため、継続すべきである。 また、手話通訳の担い手を養成する手話 奉仕員養成事業の充実を図る。 1,200 国 600 ・ 県 1,200 国 600 ・ 県 3,810 精神障がい者や知的障がい者等は、身 体的には自立しているものの、特に家事 等の生活面での支援が必要場合が多いた め、その場面での福祉的サービスは欠か 変更なし せないものと考えられる。本事業を担う 事業所の数を確保すべく、よりよい周知 等を進めていく。 684 国 171 ・ 県 837 国 210 ・ 県 120 35 障害者自立支援法の改正に伴う相談支 援に関する見直しについては、具体的な 内容が明らかにされていないことから、 今後の国からの情報を踏まえて、市とし て適切な対応を検討していく。 障がい者(児)のニーズや他自治体の 実施状況を勘案しながら、必要な品目や 品目の基準額などを見直していく。また 、申請者の手続きの簡素化・迅速化のた めの手法を検討していく。手法について は変更なし。 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 介護者共働きの増加、障がい児(者) の家族の一時的な休息へのニーズの高ま りから、タイムケア事業の必要性は高い 。だが一者のみの実施であるために、急 な利用に対する受け入れや日・祝の利用 、平日日中の利用などのニーズに対応し きれていない現状がある。また、改正法 により平成24年4月からは自立支援給付 にて「放課後等デイサービス」が始まる ことを受け、タイムケア事業を放課後対 策として利用していた人の利用回数減が 予想される。 対象者にとって地域や他者との交流、 創作活動の場又は憩いの場の提供を行う 重要な事業となっている。 障がい者の地域移行が進み、本事業の ニーズが増加しており、受入体制の整備 が課題となっている。また、利用者のニ ーズも障がいの内容やその年齢等により 多種多様であるが、現在の利用者の多く は精神障がい者であり、3障がいへの対 応が課題となっている。 毎月2回程度の講習、イベント等の開 催や、余暇活動支援センターふらっとの 運営により、一定の利用者の定着が図ら れているが、新たな利用者、特に身体障 がい者や知的障がい者の利用が少ないな ど、誰もが利用、参加出来る事業として の課題検討が必要である。 平成23年度予算(千円) (参考) 次年度事業費見込(千円) 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 障がい児(者)の急な預かりや介護者 の就労支援・レスパイトのできるサービ スとして不可欠な事業であるが、平成24 年4月から施行される「放課後等デイサ ービス」の運用に合わせ、対象者の年齢 や開所時間の見直し、委託形態の検討し ていく。 「放課後等デイサービス」の運用によ っては、タイムケア事業の内容から放課 後対策については除き、対象者について も平日であれば就学児の利用は除くなど の変更が考えられる。また、現在の契約 形態は利用回数と賃金が反比例している 状態であり、事業者から改善を求める声 があること、利用者が希望通りに利用で きない原因の一つとなっていることから 、見直しを行っていく。 10,824 国 2,406 ・ 県 10,824 国 2,406 ・ 県 637 事業所への通所や地域生活の前段階の 支援として重要なサービスであり、今後 、利用のニーズの増加も見込まれるため 、継続して実施していく。 利用者のニーズの把握に努め、地域生 活支援会議等を活用しながらサービス提 供事業者との連携を図りながら進めてい く。 10,917 国 9,842 ・ 県 11,366 国 9,116 ・ 県 273 障がい者及び障がい児の社会参加促進 を図ると共に、地域における障がい者理 解の向上も期待できる重要な事業である ため、誰もが参加出来る体制づくりを検 討しながら、今後も継続して事業を実施 していく。 課題となっている新規利用者の掘り起 こしについては、事業周知方法の改善や 移動支援の活用など、利用希望者が目的 地に来ることが出来る方法を検討する。 また、イベント等の開催時に聞かれる利 用者の声を整理し、利用者の主体性がよ り発揮される事業を模索していく。 3,524 国 881 ・ 県 3,524 国 881 ・ 県 602 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業費 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 健康福祉部 社会福祉課 障がい児(者)に日中活動する場を提供し 自 一 部 、当該障がい児(者)の家族の就労支援又は 主 委 一時的な休息の確保を図る。 託 地域活動支援センター事 健康福祉部 26 継 続 業 社会福祉課 病院や施設等からの地域生活移行者や自立 支援給付事業の日中活動系サービスでは対応 自 一 困難な人に対して、日中の活動場所や生産活 主 部 委 動の機会を提供し、ニーズに即した他サービ 託 スの紹介や社会との交流促進等を行う。 27 継 続 余暇活動支援事業 健康福祉部 社会福祉課 障がい者及び障がい児に対し、各種講習や イベント等を開催し、社会参加のきっかけを 作るとともに、地域住民との交流を促進する 自 委 。また、気軽に立ち寄って交流や活動ができ 主 託 る集いの場として「余暇活動支援センターふ らっと」を運営する。 身体障がい者運転免許取 健康福祉部 28 継 続 得・自動車改造助成事業 社会福祉課 【免許】運転免許の取得に要した経費の一部 (限度額100,000円)を助成(申請は、免許 取得から30日以内) 自 直 【改造】障がい者本人が所有する自動車の操 主 営 向装置、駆動装置等の改造に要する経費の一 部(限度額100,000円)を助成 障がい者の社会参加が促進されている が、移動手段の確保が課題のひとつとな 対象者負担及び効果を考えればその必 変更なし 要性は高いため、維持していく。 っている。 600 国 150 ・ 県 600 国 150 ・ 県 30 29 継 続 障がい者雇用促進事業 障がい者雇用に理解を持ち社会意識の高い 企業を公募による募集を行い、社会貢献優良 企業として表彰し、その取り組みを市HPや市 政だより等により、市民や企業に対して広く 自 直 啓発する。併せて、一般就労に向けた訓練や 主 営 取り組みを行っている障がい者や福祉サービ ス事業所の取り組み等を時機を経て周知する ことで、障がい者雇用の理解の底上げを図る 。 障がい者の法定雇用率は1.8%である が、会津管内での実雇用率は、1.49%( 平成21年6月)と低迷している。これま でのアンケート等の結果から、障がい者 就労への理解不足が挙げられていること から、市内での障がい者雇用先進企業を 公募により選定し、広く周知することで 、障がい者雇用への理解の広がりを促す 。 290 国 290 ・ 県 290 国 290 ・ 県 470 障がい者ワークシェアリ 健康福祉部 30 新 規 ング事業 社会福祉課 行政機関としての市が、障がい者が可能な 業務の創出を図り、工賃アップのためにも、 福島県の最低賃金で雇用するワークシェアリ 自 直 ングを実施し、障がい者の更なる就労意欲を 主 営 喚起するとともに、企業に対する啓発も実施 し、地域におけるワークシェアリング、ひい ては障がい者の一般就労を牽引していく。 会津地域内の企業の障害者雇用率は 1.49%(平成21年6月)であり、法定雇 用率の1.8%に満たないなど、障がい者 の一般就労は依然進んでいない状況にあ る。その根底にある理由が、企業が、障 がい者をよく理解していないためであり 、市が率先してワークシェアリングを実 施し、障がい者があっても働くことが可 能であるということを、対外的に啓発し ー ていかなければならない。また、庁内に おいても、現に職員や臨時職員が行って いる業務でもあっても、障がい者ができ る業務を吸い上げ、また、それを障がい 者に実施してもらうことにより、時間外 及び臨時職員数の削減を図っていくため のモデル事業としても実施する必要があ る。 576 国 576 ・ 県 151 31 継 続 福祉ホーム運営事業 健康福祉部 社会福祉課 現に住居を求めている障がい者に対し、低 一 額な料金で居室その他の設備を利用させると 自 部 ともに、日常生活に必要な便宜を供与する。 主 委 法人等への委託により実施。 託 市内に実施事業所がなく、退院者等の 障がい者の地域移行を進める上で、大 本事業の目的、位置付けや自立支援給 ほとんどが、グループホームや一般住宅 きな役割を果たす事業であるため、継続 付における居住系事業との違い、委託事 業所への支払方式等関係市町村で協議を に住まいを確保している現状にある。 していく。 行っていく必要がある。 274 国 69 ・ 県 31 用地取得(身体障がい者 健康福祉部 32 継 続 療護施設用地買戻し) 社会福祉課 身体障害者療護施設アガッセの建設用地を 先行取得した会津若松土地開発公社に対し、 自 直 同用地を買い戻すため、償還金を償還してい 主 営 る。 障がい者支援施設アガッセの建設用地 の買戻しにかかる償還金であることから 、今後も償還の最終年度まで償還してい く。 用地取得(ノーマライズ 健康福祉部 33 継 続 交流館パオパオ買戻し) 社会福祉課 社会福祉法人会津療育会 健康福祉部 34 継 続 借り入れに係る損失補償 社会福祉課 継 25 続 タイムケア事業 健康福祉部 社会福祉課 平成22年度から開始した事業である が、本事業を広く地域に周知することが 重要である。そのため、各種経済団体等 と連携し、引き続き、さらに広く啓発し 、募集を行っていく。 本事業は、障がい者就労の促進に向け 、企業への直接的な働きかけとして立ち 上げた経過がある。 そのため、3年目を迎える次年度以降 は、受賞事業所に対するさらなるメリッ トを創出していく等改善し、各関係機関 や庁内各部局との連携を図りながら、多 くの事業所が障がい者雇用に積極的にな れるよう、より発展的に実施していく。 ー 対象となる土地に存する身体障害者入 所療護施設の必要性や返済相手方に対す 事業の性質上、あり方や手法の改善は る信義則を考慮すれば、計画どおり事業 困難である。 を継続していく。 ー ー 274 国 69 ・ 県 27,796 27,796 27,796 27,796 31 会津若松地方土地開発公社に対して、用地 自 直 取得に要した代金を償還する。 主 営 ノーマライズ交流館パオパオは、障が い者福祉のための施設であり、市民が利 用できる施設である。その土地の所有権 を県から市に移転する時、会津若松地方 当該施設が障がい者福祉の推進に寄与 変更なし 土地開発公社が市にかわって代金を県に していることから、継続して実施する。 支払ったため、その代金を今後、平成26 年度まで市が会津若松地方土地開発公社 に償還するものである。 11,246 11,246 11,246 11,246 376 社会福祉法人会津療育会の運営する身体障 害者入所療護施設アガッセの建設に伴う借り 自 直 入れについて、平成28年度までの計画で経済 主 営 的支援を行っている。 事業開始時には、必要とされ、議会の 議決により債務負担行為がなされたが、 社会経済情勢の変化から現在では、本事 業に類する社会福祉法人への損失補償や 助成措置は行っていない。 57,796 57,796 36,602 36,602 61 本事業による財政的支援は、施設(法 人)の安定した運営に不可欠なものであ 事業の性質上、手法等の改善は困難で り、信義則や施設に入所している障がい ある。 者の存在を考慮すれば、平成28年度まで 事業を継続していく。 36 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 障害者自立支援給付費の支払を国民健康保 自 委 険団体連合会に委託する。 主 託 自立支援給付費支払事務の平準化・適 正化のための全国共通の制度として、平 成19年10月より国民健康保険団体連合会 へ支払事務を委託している。統一化され たシステムのによる支払事務の効率化と 適正な支払処理が図れる。 障がい者自立支援システ 健康福祉部 36 継 続 ム機器及びシステム保守 社会福祉課 障がい者福祉業務を広範的に適切かつ確実 に行うため、障がい者福祉システム機器及び 自 委 システムの保守を行う。システム保守は、外 主 託 部業者に委託により実施する。 業務の効率化を図るためにシステム化 は必要不可欠でる。今後もサービス利用 者は増加することが予測されることから 、システムの運用保守は重要である。平 成25年8月の制度改正が予定されている が、国の動向が不透明であるため、素早 く対応できるように情報収集が必要であ る。 心身障害者扶養共済制度 健康福祉部 37 継 続 掛金助成事業 社会福祉課 福島県心身障害者扶養共済制度掛金払込者 のうち、低所得者の者の掛金を助成する。 自 直 所得割課税世帯→掛金の1/2 主 営 非課税世帯→掛金の全額 制度発足当時にくらべ、障害年金の増 額など、障害者を取り巻く環境は変化し てきており、共済の新規加入者はなく当 事業の対象者は少数固定している状態で ある。 38 継 続 公の施設利用支援 障がい者団体や心身に障がいをもった方に 自 直 対して、公の施設の使用料を減免する。 主 営 障がい者の地域生活以降に伴い社会参 障がい者の社会参加の促進を図るため 加が進んでおり、活動の場を提供する必 、今後も維持・継続していく。 変更なし 要は高まっている。 事務事業名 担当部課名 障がい者自立支援給付支 健康福祉部 35 継 続 払事務委託 社会福祉課 健康福祉部 社会福祉課 継 39 続 障がい者団体補助金 事業の概要 健康福祉部 社会福祉課 障がい者団体等の運営活動に対し、補助を 自 直 行う。 主 営 健康福祉部 40 継 続 福島県ろうあ者球技大会 社会福祉課 会津若松市を会場にして開催される「第49 自 直 回福島県ろうあ者球技大会」に地元負担金を 主 営 交付する。 ノーマライズ交流館パオ 健康福祉部 41 継 続 パオ管理運営費 社会福祉課 42 継 続 金川福祉館管理運営費 施策№ 1-3-2-4 1 継 続 難病患者等援護事業 健康福祉部 社会福祉課 障がい者に不利益が生じることが無い よう、各業務の効率化を図りかつ円滑に 遂行するためにもシステム化は必要不可 欠である。平成23年度は制度改正による システム改修(9月・2月)が予定されて おり、平成24年度以降も国の動向を把握 するとともにもシステムの安定的かつ確 実に運用するためにも保守を行っていく 。 一定の機能を果たしてきた事業である が、障がい者を取り巻く環境の変化もあ り、現在心身障害者扶養共済制度の掛金 者は4名、うち、当事業の対象者3名とい う状況は公的事業として対象者が偏りす ぎている。扶養共済制度自体に低所得者 に対する掛金軽減措置が組み込まれてお り、これに加えて市が助成をする政策的 意味も現状対象者の状況では見出せない 。以上のことから、本事業は7月から6月 で設定されている掛金期間に合わせ、24 年度6月分の掛金助成を最後に廃止する こととし、4月から6月を周知期間とする 。 廃止にかかる周知期間を3ヶ月とし、 平成24年6月末をもって廃止とする。 団体活動は有益であり、継続した団体 への支援により、団体及び団体活動の活 性化を促す必要があるが、補助金のあり かたについては検討していく。 ー ー 障がい者に対する福祉の充実を図るため、 自 直 施設を活用する。 主 営 障がい者の自主的活動の推進、さらに は障がいの枠を超えた積極的な地域社会 を築くため、継続して実施する。また、 効率・効果的な管理運営方法を検討し 障がい者の相談・就業支援機能、ボラン ていく。 ティアによる活動サポートの充実を図る 。 施設を活用し、障がい者の自主的活動を推 自 直 進する。 主 営 現在、あいづ聴覚障害者協会のみの入 居となっている。漏水による施設の老朽 化が著しい。雨漏り補修には大規模改修 が必要であるが、改修予算・解体予算も つかず、応急的な措置として毎年ブルー シートによる簡易修繕に止まっている。 障がい者の福祉向上を目的とした金川 福祉館の役割は薄れてきており、施設の 老朽化に加え、東日本大震災による雨水 送水管の倒壊なども発生していることか ら、施設の閉鎖と解体に向け取組んでい くものとする。 県が認定した特定疾患患者及びその及びそ の保護者(特定疾患患者が子供の場合)、及 自 直 び、慢性腎不全により血液透析を受けている 主 営 者に対して、1人年額10,000円の見舞 金を支給する。 施設の老朽化が著しく、東日本大震災 による雨水送水管の倒壊などの被害が見 受けられることから、安全性の確保の観 点からも金川福祉館の廃止に向けた課題 の整理を行う。 うち 補 一般財源 助 事業費 障害者自立支援法に基づき業務の効率 化を図るため実施している事業であるが 、今後は、平成25年8月に大規模な制度 改正が予定されており、現システム改修 費用又は新システム開発費用等の検討も 視野に入れ、障がい者へ不利益が伴わな いように素早く対応できる体制を整える 。 身体障がい者福祉協会会津若松支部で は、会員の高齢化に伴う組織弱体化で会 員が減っており、自らの組織強化策や会 員増の努力を強めているところであるが 、ただちに成果が出る状況には無い。障 害の重度化、高齢化のなかでは、障がい 者の増が必ずしも、当該団体参加者増に つながらない面があるとともに、福祉環 境の変化もある。今後はこうした変化を 踏まえた助言、関与により、団体の自立 的活性化を促していくこととする。 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 全国共通の制度であり、支払事務の適 正及び効率化が図られており、今後も必 全国共通の制度であるため、変更・手 要不可欠と考えられるため、継続してい 法改善の余地はない。 く。 施設も建設後10年が経過し、施設の老 朽化により、改修・修理が増え始めてい る。平成22年度においては雨樋、トイ レの修繕を実施した。 施 策 名 難病患者への支援 健康福祉部 健康増進課 障がい者、障がい児の親が、同じ悩み を持つ同士で交流するのは一般の交流と は比較できない効果が期待でき、行政の 直接的サービスで対応できない部分を補 完してもらえる有益な事業である。しか し、最近は事業者やNPОによる交流事 業ができるなど、補助対象団体に参加し ていない方も多く、団体の会員増が進ま ない面がある。又、補助を受けていない 団体との公平性の問題があり、補助のあ りかたについては検討していく。 毎年、県内持ち回りでこの大会を開催 しており、各開催市町村において補助金 又は地元負担金を交付している。本来、 平成23年度本市にて開催の予定であった が、東日本大震災の影響により中止、そ のまま24年度に持ち越しとなった。 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 1,800 1,800 2,196 2,196 498 4,181 4,181 2,323 2,323 379 107 107 24 24 19 0 0 0 0 38 445 445 445 445 16 250 250 8 ー ー 5,916 5,916 5,916 5,916 376 789 789 11,850 11,850 188 8,072 1,241 今後の方針 難病患者やその家族が安心して地域で暮らせるよう、本人や家族が必要とする福祉サービスを提供できる支援体制を整備する。 特定疾患にも障害者疾患にも該当しな い狭間の状態にある患者がいる状況で、 そのような状況の患者に対する対応策の 検討が必要である。 現在、国で平成24年度に向けて「障害 者基本法」の一部改正が進められており 、難病に対する制度内容の変動が見込ま れるため、関係各課との今後の事業調整 等が必要となってくる。 難病患者が直面する多種多様な困難に 対し、より実態に即した支援を図ること のできるよう、見舞金事業以外について も検討していく必要がある。 現在改正が進められている「障害者基 本法」の中で、難病がどのような内容で 含まれてくるかによって、関係課との今 後の事業のあり方等についても、検討し ていく。 37 一定要件に該当する難病患者に対する 年間1万円の見舞金支給という現行事業 は、様々な難病患者の実態に対して一律 的であり、効果に疑問もあるため、より 柔軟な支援策への転換を検討していく。 障害者基本法の見直しが行われており 、今回の見直しで難病支援事業が含まれ ることもあり、関係各課との事業内容の 調整等を行っていく。 7,929 7,929 8,072 38 平成23年度施策評価票 施策№ 1-3-3 基本施策名 低所得者福祉を充実する 主管部課名 (政策名) 自立と社会参加を推進するまちをつくる 関連部課名 健康福祉部社会福祉課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○生活に困窮した人に対し必要な支援を行います。 ○被保護者の自立に向けた支援体制を強化します。 ○自立する被保護者の世帯数は、目標値の平成28年(70世帯)とほぼ同じ値を示している。セーフティネット支援等対策事業に おける就業支援による就業開始者数もほぼ計画通りとなっている。 ○東日本大震災の影響により、雇用情勢は一段と厳しい状況にあり、低所得者を取り巻く環境は以前にも増して厳しいものとな 成果指標推移 っている。 ○低所得者層の生活基盤安定化のための相談・指導の充実を図ります。 ○自立について被保護者の自覚を促すとともに、必要な助言・指導を行います。 ② 目標達成の ○自立支援プログラムの活用により、更なる自立を促進します。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○昨今の経済情勢により被保護者数は増加しており、低所得者の生活基盤の安定化及び生活保護世帯の自立化等を強化して いくものとする。 ○特に、自立に向けた対応としては、セーフティネット支援等対策事業を軸とし関係機関との連携を強化して取り組むこと ③ 前年度最終 にする。とりわけ、就労支援については、就労意欲の喚起を図るとともに庁内関係各課の委託就労等の振分け等による雇用 の場の創出等も検討していくものとする。 評価 (今年度の取組み また、扶養義務関係の維持は重要であり、自立に向けての相談や支援等が可能となるように、ケースワーカーと被保護者 方針・考え方) 、扶養義務者との関係強化に努める。 ○さらに、生活保護世帯に至る前の段階での支援は重要であり、離職者住居対策など国県の事業を有効に活用しながら、扶 養義務者への協力要請や就労情報の提供等を図っていくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○経済状況や雇用情勢が東日本大震災の影響により大幅に悪化しており、生活安定のための支援、低所得者の福祉の充実を求め る要請が高まっている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・生活保護法に基づく各種扶助費 ・セーフティネット支援等対策事業 (参考) ・住宅手当緊急特別措置事業 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ○低所得者の生活の安定に向けた生活保護費の支給 ○被生活保護世帯への自立に向けた支援プログラムの実施 就労、日常生活、社会生活の3つの自立形態を促進するため、プログラムの策定と事業実施を推進する。 ⑴ 保護廃止世帯のうち死亡・転出を除いた世帯数 ⑵ 就業支援事業による就業開始者数 ⑵ 就業支援事業による就業開始者数 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 95世帯 95世帯 95世帯 70世帯 71世帯 - - - 35人 35人 35人 35人 30人 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ○低所得者の生活の安定には、就労支援が重要な位置を占めることから、公共職業安定所をはじめ庁内外関係機関との連携によ 取組み改善の り、低所得者の支援にあたる。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○憲法第25条に定める「健康で文化的な最低限度の生活」の実現に向け、生活保護費の給付やセーフティネット支援等対策事業 と並行して、国の新たなセーフティネット対策として生活保護に至らない低所得者層の生活の安定に向けた住宅手当の支給など 、低所得者向けの支援が強化されてきているが、平成24年度で終了予定となっている。 ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 自立する被保護者の世帯数(年間) 年 度 ○低所得者の生活の安定に向けては、生活保護法に基づく各種扶助費の支給をはじめ、自立に向けた支援プログラムを実施して いるところであるが、東日本大震災の影響により、経済情勢・雇用状況は一段と厳しい状況にあり、要保護世帯は増加傾向にあ る。これらの問題の根本的な解決については、市独自の取り組みで解決することは難しいものの、公共職業安定所や庁内外の関 係機関との連携を強化して対応していく。 ①生活保護法に基づく各種扶助費の支給 ②セーフティネット支援等対策事業による支援 特に必要とされ る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○東日本大震災の影響により、本市の経済情勢、雇用情勢は一段と厳しい状況にあることから被保護者数は増加しており、低所得者の生活基盤 の安定化及び生活保護世帯の自立に向けた取り組みを強化していくものとする。 ○特に、セーフティネット支援等対策事業を自立に向けた施策の中心とし、関係機関との連携を強化して取り組むものとする。 なお、自立に向けては、扶養義者を含めた相談や支援等が可能となるように、ケースワーカーと被保護者、扶養義務者との関係強化に努めるも のとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 2,588,472 599,833 2,791,367 651,810 150,997 事業費等 39 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-3-3-1 担当部課名 1-3-3-2 実 施 方 法 施 策 名 生活の安定への支援 生活保護法に基づく各種 健康福祉部 1 継 続 扶助費 社会福祉課 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 生活に困窮している世帯に対し当該世帯が その利用し得る資産、能力、民法に定める扶 法 直 養義務者からの援助など、あらゆるものを利 定 営 用してもなお最低限度の生活が維持できない 場合、生活保護を行う。 施 策 名 自立への支援 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 低所得者の生活の安定を図るため、生活保護を行う。 東日本大震災の影響による景気低迷が 続いている現状においては、就職困難な 現行のとおり行う。 状況にあり、生活困窮世帯の増加による 生活保護申請件数が増加している。 変更なし 国の委任事務でありながら、地方負担 2,536,193 があることから、全額国の責任において 負担するよう要請していく。 国 592,643 ・ 2,739,088 県 国 644,620 ・ 県 131,004 19,993 今後の方針 低所得者の生活の安定と貧困からの自立を促進するため、就労支援等さまざまなプログラムの実施により自立を支援する。 セーフティネット支援等 健康福祉部 1 継 続 対策事業 社会福祉課 就労支援相談員、日常生活支援員、高校就 学支援員、学童生活支援員の配置や診療報酬 明細書の点検充実、扶養義務者への援助依頼 法 直 などにより、生活保護受給者の自立支援を図 定 営 るとともに、医療扶助をはじめとする保護の 適正な実施に努める。 事業の実施により、被保護者の自立支 援と、保護の適正運用に努め、生活保護 費の圧縮に取り組んでいるものの、景気 現行のとおり行う。 の低迷が続く現状においては新規生活保 護世帯の増加もあることから、実質的な 成果が見えにくい状況にある。 変更なし 住宅手当緊急特別措置事 健康福祉部 2 継 続 業(離職者住居対策) 社会福祉課 国の新たなセーフティネット対策として離 法 直 職者の生活及び求職活動を支援するため、住 定 営 宅手当を給付する。 平成22年4月から住宅手当の支給対象 資格の緩和とともに、一定の条件のもと に支給期間の3ヶ月(当初6ヶ月から最 現行のとおり行う。 長9ヶ月)間が延長されており、平成24 年度も引き続き実施する予定。 変更なし 40 34,965 国 ・ 7,190 県 ・ 他 34,965 国 7,190 ・ 他 17,314 県 0 ・ 他 17,314 0 0 平成23年度施策評価票 施策№ 1-4-1 基本施策名 健康づくりを推進する 主管部課名 (政策名) 健康づくりが充実したまちをつくる 健康福祉部健康増進課 関連部課名 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○誰もが健康を保ちながら、心豊かにいきいきと生活できる社会づくりを推進します。 ○子どもを安心して産み、いきいきと育てることができるよう情報提供や相談体制の充実に努めます。 ○生活習慣病の予防に努め、健康寿命(寝たきりや認知症にならないで自立して生活できる期間)の延伸を図ります。 ○適正体重者の割合は、40代で男性は減少しているが、女性は増加、50代では男性、女性とも増加している。 体重は、生活習慣の影響を受けやすく、個人の健康のバロメーターとしてみることができる。女性に関しては、種々の情報が 届いているように考えられるが、男性についてはなかなか必要な情報が届きにくい状況にあると考えられる。 成果指標推移 ○次世代育成支援行動計画や市民の健康づくり計画に基づき、計画的に健康づくりを推進します。 ○地区組織や関係機関・団体と行政が、それぞれの役割を分担し、連携・協力しながら健康づくりを推進します。 ② 目標達成の ○市民の健康づくりの拠点である保健センターの整備充実を図ります。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○前年度最終評価で示した、健康づくりの環境整備は、本人のみならず、行政や地域、関係機関等が連携し役割分担のもと、さ らに協力体制を図り、健康わかまつ21計画の推進は、指標目標への進捗状況を確認しながら、推進を図っており、特に、生活習 慣病予防の対策として、子供の段階・若い世代への対策・広く市民を対象とした事業等、その年代にあわせたアプローチを展開 している。また、健康管理システムは、平成23年度に整備し、健康診査の結果に合わせて、さらに効果的な保健指導を展開して 事業進捗 (前年度最終 いく。 評価に係る取 ○乳幼児の健全な育成環境を整備するため、地域の社会資源の更なる活用と連携強化を図っていく。 組みを含む) ○誰もが健康でいきいきと生活できる環境を整備するためには、本人のみならず行政や地域、関係機関等が役割分担のもと 、連携・協力を図っていくことが重要となる。 ○特に、生活習慣病対策の推進は重要であり、食生活改善推進(食育推進事業)や運動習慣の普及等により自己の健康管理 ③ 前年度最終 意識を高められるよう健康施策の体系を再確認するものとする。 また、健康管理システムの整備にあたっても、健康診査の結果等を保健師の指導内容に反映できるよう、効果的な活用方 評価 (今年度の取組み 法については十分に検討するものとする。 方針・考え方) ○なお、母子保健については、乳児の健全な育成環境を整備することができるように、家庭と地域社会との連携強化にあた るものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○少子高齢社会の進行とともに、食生活や運動習慣・ストレス等を要因とするがん・心疾患・脳血管疾患、糖尿病等の生活習慣 病が増加している現状の中で、市民一人ひとりが自ら健康づくりを実践できるような支援体制の整備が求められており、また科 学的根拠に基づく予防可能な生活習慣病について、確実な対策を図ることが求められている。 社会状況・ 市民ニーズの また、少子社会、出産年齢の変化、家族形態の変化等の中で、妊娠や出産への安全性や経済的負担の軽減、子育ての孤立化を 防ぐための体制の整備が求められている。 変化 ・健康わかまつ21計画の推進 ・食育推進事業(食育推進計画) (参考) ・安全な妊娠・出産への支援及び乳児家庭全戸訪問事業 施策体系の中の ・がん検診の推進及び健康増進法に係る健康増進事業の実施 主な事務事業 ・食生活改善推進員の養成・育成及び保健委員会への支援 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 BMI18.5以上25未満の人数/特定健康診査受診者 ⑴ 数 ⑴ 適正体重者の割合 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 平成22年度 年 度 増加 ⑴ ○平成18年度の医療制度改革において「老人保健法」が「高齢者の医療の確保に関する法律」に改正されたことに伴い、生活習慣病 予防の観点からの取り組みについて、平成20年度より、老人保健事業として実施してきた基本健康診査は、特定健康診査・特定 保健指導として医療保険者に義務づけされた。 ○また、基本健康診査以外の老人保健事業は健康増進事業に基づく事業として市町村が引き続き実施することとされ、がん検診 については、平成10年度に一般財源化された際、老人保健法に基づかない事業と整理されたが、20年度からは健康増進法に基づ く事業と位置づけられ、引き続き市町村が実施する事業とされた。 平成23年度 重点的に 取組む内容 最終目標値 (平成28年度) 平成24年度 男:40代58.0% 50代63.0% 男:40代60.0% 50代65.0% 女:40代71.0% 50代72.0% 女:40代75.0% 50代75.0% 男:40代54.2% 50代60.8% 女:40代68.0% 50代69.1% ○妊婦健康診査支援基金事業を最大限活用しながら、安全・安心な出産に向けた支援を進める。 取組み改善の ○健診結果等のデータ管理の適正化を進め、支援に生かしていく。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) 24年度2次計画後による - - - - - - ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○生活習慣病対策の推進 脳血管疾患、虚血性心疾患、糖尿病、がん等の生活習慣病の発症や進行には、食習慣、飲酒、喫煙などの生活習慣が深くかか わっており、疾病の早期発見・早期治療の取り組みの強化や、健康を増進し病気にならないよう未然に防いでいくという「一次 予防」に重点をおいた事業の展開を図る。 ○母子保健の推進 妊娠や出産への安全性や経済的負担の軽減を図るため助成内容の拡大や、子育ての孤立化を防ぐため乳児のいる家庭と地域社 会を結ぶための体制の整備を行う。 ○食育の推進 平成23年3月「会津若松市食育推進計画」の策定に伴い、全市一丸となった市民運動として取り組んでいく。 ○がん検診の推進 ○安全な妊娠・出産への支援事業 〇乳児家庭全戸訪問事業 ○食育推進事業 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 ○健康でいきいきとした生活を送ることは誰しもの願いであり、食生活を始めウォーキングや健診等健康に対する関心は非常に高まっている反 面、脳血管疾患やガン等の生活習慣病が増加しており、その対応策が急務となっている。 ○そのため、食生活改善推進や運動習慣の普及等により市民一人ひとりの健康意識を高められるように、外部評価にもあるが効果的な広報活動 等の検討や健康推進施策の精査を行うものとする。 ○また、がん検診等各種健診の受診促進を図るとともに健診データを保健指導等に活かしていくものとする。 ○さらに、乳児の健全な育成環境を整備することができるように、乳児家庭全戸訪問事業等の充実を図るとともに、民生児童委員等を含めた地 域資源の活用と連携強化に努めるものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 629,712 284,809 333,564 317,932 97,875 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 41 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-4-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 健康づくり推進体制の整備と健康意識の高揚 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 健康わかまつ21計画、食育推進計画等の計画に基づき、健康づくり団体と行政が連携・協力しながら健康づくりを推進する。 継 健康わかまつ21計画の 健康福祉部 1 続 推進 健康増進課 健康増進法第8条の市町村健康増進計画で あり、市民の健康寿命の延伸を図り、生活の 質を豊かなものにしていくための計画である 。なお、「健康わかまつ21計画」は、「生活 習慣病を知る」「自分の体を知る」「身体活 法 直 動・運動」「栄養・食生活」「こころ・休養 定 営 」「歯」「たばこ」「アルコール」「骨折・ 転倒」の9分野で構成し、9分野それぞれに目 標値を設定し事業を展開する内容で組み立て ている。 国の「健康日本21計画」との整合性を 図った計画としているが、国は医療費適 正化計画等との整合性をはかるため、平 成24年度前期に2次計画を提示する予定 である。本市については、平成19年度の 中間評価結果により、引き続き市民への 積極的な情報提供、若い年代への健康へ の働きかけ等を実施していく。あわせて 、平成24年度は、2次計画づくりのため の評価を実施していく。 食の安全安心の揺らぐ社会情勢を受け 、現状の食育の取り組みの実施すら困難 であるという事例もある中、個人・団体 ・事業者等が取り組めることから各方面 への働きかけとすべく、その連携・協同 を支援するためのネットワークの設立が 望まれている。 国の自殺者数は平成10年に3万人を超 えその後も高い水準が続いており、自殺 率は、自殺の要因は種々あり、様々な角 度から取り組みが求められている。市の 相談業務行っている各部署においても自 殺予防にも視点を置いた相談体制の整備 ・充実とともに、市民に対する自殺予防 や心の健康の普及啓発活動の取り組みの 更なる強化が必要である。 食育推進事業(食育推進 健康福祉部 2 継 続 計画) 健康増進課 食育推進計画(1次計画:平成23年~32年 )に沿った推進により、食に関する知識や食 法 直 を選択する力を身につけ、健全な食生活の実 定 営 践と、生涯を通じた健康の保持増進を図る。 3 継 続 自殺対策事業 健康福祉部 健康増進課 平成18年度自殺対策基本法が施行され、本 市においても自殺予防や心の健康の普及啓発 法 直 活動が重要であることから、県の「自殺対策 定 営 緊急強化基金事業」を用いて、普及啓発事業 や人材養成事業を実施している。 放射線に対する健康管理 健康福祉部 4 継 続 対策 健康増進課 放射線による健康被害対策に関し、様々な 観点からの情報提供、及び適切かつ効果的な 対策を検討、実施し、不要な不安の払拭及び 長期的な健康管理へのサポートを行う。 妊婦に対する電子式線量計の貸与により、 自 直 妊婦のストレス軽減を図り、安心して出産を 主 営 迎えられるようにするとともに、中学生以下 の子どもにバッジ式線量計を貸与し、自らの 積算線量を確認することにより、保護者の不 安軽減を図る等の事業が実施されている。 東日本大震災による原発事故の長期化 に伴い、放射線量に対する市民の関心が 高まっており、外部被ばく、内部被ばく を含め、個人単位の被ばく量等、より日 常生活に即した情報提供及び対策が求め られている。 5 継 続 運動習慣普及特別事業 健康福祉部 健康増進課 平成17年度より、ウォーキング普及で健康 づくりを推進しており、具体的には、ウォー キングマップの配布、ウォーキング教室の開 自 直 催、地区組織主催のウォーキング大会や教室 主 営 を支援し、ウォーキングに関する知識の普及 や情報提供を行っている。 ウォーキング大会に参加したり、マッ プを利用して歩く人が増加しているが、 関節痛を起こさず、安全で効果的なウォ ーキングを定着していくための情報提供 の場面が必要である。 備品として購入した電子式線量計の妊 婦への貸与を継続するものとし、併せて 、今後の外部被ばく、内部被ばくへの関 心の高まりに対し、必要となる事業の速 やかな実施に備え、先行事例の情報収集 とともに、消費段階における食品の放射 変更なし 線測定、県が実施する県民健康管理調査 、甲状腺検査等の健康管理に関する施策 への協力等を行い、国県等の様々な事業 との関連性、放射線に関する状況等を見 極めながら、効果的な施策の実施に向け た検証等を行っていく。 安全で効果的なウォーキングを推し進 めていくために、ウォーキングマップ等 による普及啓発、学び体験する教室の開 変更なし 催、また、地区組織で展開しているウォ ーキング普及を支援し、健康づくりのた めのウォーキング普及を継続していく。 継 食生活改善推進員(ヘル 健康福祉部 6 続 スメイト)の養成及び育 健康増進課 成 ヘルスメイト養成講座の実施(20時間程 度)、養成講座修了者(主に食生活改善推進 自 補 連絡協議会員)の育成研修会の実施や、食生 主 助 金 活改善推進連絡協議会組織活動への支援及び 等 補助を行う。 へルスメイトは、自主的な活動として 食を通した健康づくりへの推進に貢献し ており、食育や生活習慣病予防への取り 組み等、活動の重要性は、高まりつつあ る。 養成事業の積極的な展開とともに、身 近な活動地域の特徴や地区資源について 情報収集し、会組織が自主的・積極的な 活動が展開できるよう育成支援方法につ いて更なる充実を図る。 7 継 続 保健委員会への支援 健康福祉部 健康増進課 地域住民の健康の保持増進を目的として活 動している会津若松市保健委員会に対し補助 自 補 を行うとともに、会活動の活性化を図るため 主 助 金 の支援として、研修会の開催、行政の情報提 等 供及び地域での活動への協力を行う。 平成24年度で「健康わかまつ21計画」 各種団体や地区組織等と連携しながら が10年を迎え終了することから、平成24 、今後も協働による健康づくりを進めて 年度は、評価とあわせ「健康わかまつ21 いく。 計画2次計画」の検討をすすめる。 28 28 1,890 1,890 3,608 平成23年から32年を計画年度とし、食 各場面を通して、市民との協働推進の 育ネットワーク(仮称)を始めとした、 あり方を検討していく。 市民との協働推進を図る。 1,492 1,492 1,539 1,539 5,773 引き続き、市民対象及び地域のリーダ ー対象の講演会の開催や全戸チラシの配 市民や関係者が自殺予防に対する理解 布等を実施し普及啓発活動の取り組みと を促進できるような普及啓発の方法や関 ともに、相談体制の整備・充実、関係機 係部署の連携のあり方を検討していく。 関との連携強化を図っていく。 927 0 県 927 305,490 3,615 県 3,500 400 134 県 400 養成事業参加者を今後も広く募り、地 区住民との連携の上、マンパワーを増や していく。 育成支援、組織運営支援の充実を図る 。 0 県 3,500 134 県 1,692 1,353 5,074 1,230 1,230 1,230 1,230 4,698 市の健康増進事業に連動した健康教室 開催等の活動を展開しており、平成18年 各地域の特性や健康増進に係る取り組 度からは、市運動習慣普及特別事業を協 みを尊重し、連携の強化を図りながら、 変更なし 働で行うことによりウォーキングの普及 共に市民の健康づくりを推進していく。 に成果をあげている。 3,026 3,026 3,000 3,000 1,353 健康管理システム整備事 健康福祉部 8 継 続 業 健康増進課 既存健康管理システムのソフト・ハード両 面の更新により、個人データ管理の安全性を 確保するとともに、事務の効率化、各種デー 自 委 タの分析、事業計画の策定・評価を効果的に 主 託 行い、住民の健康づくりに対する支援体制の 維持を図る。 既存サーバ等のハード機器面において 、耐用年数の経過により部品入手が困難 となる等、適正な保守管理が不可能とな り、各種データの管理に支障をきたすこ とも想定されることから、ソフトの更新 とともにハード機器の更新による安全な システムの運用管理が必要である。 予防接種・健康診査の受診率向上対策 をはじめとした健康づくりの推進に向け 、システムの安全性向上とともに、効果 的かつ効率的なデータ管理、分析等の運 用を図っていく。 平成23年度においてシステム入れ替え を完了し、平成24年度以降、通常のシス テムリース及び保守契約による運用を行 う。 7,571 7,571 8,849 8,849 151 健康福祉部 9 継 続 保健センターの整備充実 健康増進課 市民の健康づくりの拠点である保健センタ 自 一 ーで行う事業が滞りなく実施できるよう点検 主 部 委 ・管理及び必要に応じて修繕を行う。 託 3つの保健センター施設の特徴を踏ま え、有効活用を図っていく必要がある。 しかしながら、施設設備の老朽化解消や 駐車場敷地の新たな確保などの課題があ る。 保健センターは、地域住民や幅広い年 代層にわたり、健康づくりの拠点施設と して利活用していることから、3つの保 健センター施設の特徴を踏まえ、有効活 用を図っていく。 3つの保健センターのうち、会津若松 市保健センター(城前)については、駐 車場確保や施設の老朽化、旧急病センタ ー跡地の利活用等の課題から、新規整備 等を含め今後の利活用について検討して いく必要がある。 20,695 20,602 他 20,901 20,808 他 2,902 10 継 続 健康まつり事業 健康福祉部 健康増進課 健康情報の提供の場として、展示・体験・ 相談等のイベントを、健康づくりに関連する 自 直 団体から構成される実行委員会に委託し、環 主 営 境フェスティバルと同日で年1回開催する。 健康に関する情報があふれる現在、身 市民への情報提供の方策として引き続 近なイベントの一つとして内容の充実を き実行委員各団体と協働して事業を実施 変更なし 図る必要がある。 していく。 900 900 900 900 3,157 11 継 続 市民健康教室事業 健康福祉部 健康増進課 各年齢層や集団に対し、食生活や運動等の 生活習慣予防の最新情報や課題となっている 自 直 健康情報等について、タイムリーに情報を提 主 営 供する。 課題となっている健康情報についてタ 教室開催は、接点として密度の高い手 イムリーに健康情報を提供していく。ま 法であり、より多くの市民に対するタイ た、市民が生活習慣病を予防できるよう 子育て中の、保護者が安心して事業に ムリーな情報提供が望まれている。 、健全な生活習慣の獲得・改善につなげ 参加できるよう、配慮していく。 ていけるような健康情報を提供する。 124 124 136 136 677 42 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 12 継 続 健康づくり推進協議会 施策№ 1-4-1-2 健康福祉部 健康増進課 2 継 続 乳幼児健康診査事業 健康福祉部 健康増進課 3 継 続 育児支援事業 健康福祉部 健康増進課 継 4 続 乳児家庭全戸訪問事業 健康福祉部 健康増進課 施策№ 1-4-1-3 実 施 方 法 関係団体の代表者・各種団体の代表者・関 係行政機関の委員等19名が、市民の健康づく 自 直 りの推進に関する事項について調査審議する 主 営 。 施 策 名 母子保健の推進 継 安全な妊娠・出産への支 健康福祉部 1 続 援事業 健康増進課 5 継 続 思春期保健事業 事業の概要 法 定 ・ 自 主 健康福祉部 健康増進課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 関係団体の代表者・各種団体の代表者 ・関係行政機関の委員等で構成されてい 健康わかまつ21計画の2次計画策定に るが、公募等の必要性の有無等について おいて実施予定である。 も検討していく。 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 変更なし うち 補 一般財源 助 事業費 266 266 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 266 266 301 102,769 102,769 3,852 今後の方針 妊娠・出産が安心、安全に迎えることができ、子どもが地域社会の中で健やかに成長できるよう支援していくものとする。 母子健康手帳の交付と妊婦健康相談、ハイ リスク妊婦への支援として家庭訪問等を実施 法 直 するとともに、妊婦健康診査の公費負担(1 定 営 人につき14回分)を行っている。 県内の妊婦健康診査検査内容の格差を なくすため、平成23年度より県が示して いるすべての検査を実施している。 妊婦健康診査支援基金事業(一部項目 1/2補助)は、平成24年3月で終了予定で はあるが、現在行っている検査について は妊婦・胎児の健康のために重要な検査 であり、今後も県内市町村の状況を踏ま え実施する。 結婚観の変化等により出産年齢も変化 し高齢出産が増えており、母体及び胎児 の健康確保を積極的に支援していく必要 がある。 102,769 集団健診として4か月健康診査、1歳6か 月児健康診査、3歳6か月児健康診査を実施 し、施設健診として9~10か月児健康診査 、先天性股関節脱臼等検診を実施する。健診 内容として、小児科・歯科診察、身体計測、 相談(育児、栄養、歯科)、先天性股関節脱 臼等検診では整形外科診察、レントゲン撮影 を行っている。 電話での育児相談、自由来所で相談できる 乳幼児健康相談、離乳食教室、子育て支援健 康教育・健康相談を行い、また、発育や発達 で経過観察を要する方や育児に不安や悩みを もつ親子に健診事後相談、健診事後教室、家 庭訪問等を行う。 保育園に併設されている子育て支援センタ ーの職員、市より直接委託を受けた在宅助産 師・保育士・看護師及び市の保健師等の専門 職が、すべての乳児のいる家庭を訪問し、居 宅において様々な不安や悩みを聞き、子育て 支援に関する必要な情報提供を行い、支援が 必要な家庭に対しては、適切なサービス提供 につなげ、地域の中で子どもが健やかに育成 できる環境の整備を図る。 一 法 部 定 委 託 生活環境の変化や核家族化により子育 てが孤立化し、育児スキルの低下や育児 不安をもつ母親が増加傾向にある。その ため乳幼児健康診査において、乳幼児の 障害や疾病の早期発見と併せて受診者の 状況に応じた適切な事後支援につなげて いくことが必要である。 母子保健法により市町村による実施の 責務があり、今後も疾病や障がいの早期 発見に加え、虐待予防、育児支援を含め て実施していく。 福島県の発達障害児「気づきと支援」 マニュアルを参考に増加していると考え られる発達障がいの早期発見早期支援に 繋がる手法を取り入れていく。 19,892 19,892 20,690 20,690 24,052 自 直 主 営 経済状況の悪化等により、保護者や子 どもをを取り巻く環境が厳しくなってい る。核家族の進行や、地域のかかわりあ いの希薄化により子育て家庭が孤立化し 、子育てに対する困難感を感じる親がみ られる。 子育て支援センター等の関係機関と連 携を強化を図り、地域での育児環境や個 々のニーズを把握し、様々な子育ての不 安や悩みを軽減できるよう事業内容の検 討をしていく。 1,389 1,389 1,389 1,389 19,072 一 自 部 主 委 託 連絡がつきにくいケースや訪問実施後 の事後体制として、支援が必要な家庭に 対する地域の協力は重要であり、今後、 民生委員や主任児童委員等との連携を図 っていく必要がある。 乳幼児健康診査やその他相談や各種教 室等を通し、育児に不安や悩みをもつ親 子を早期に発見し、個々のニーズに応じ た子育てに関する情報の提供や集団又は 個別での支援により不安や悩みを軽減で きるよう計画・実施していく。 地域で子どもを育成できる環境整備に は、住民の身近に生活している人の協力 は必要であり、今後も子育て支援センタ ーや民生委員や主任児童委員等との連携 を図り、課題解決のため総合的な支援体 制の充実を図っていく。 また、訪問内容の充実を図るため、訪問 を行う従事者の検討等を行っていく。 実施方法や訪問方法等の検討を行う。 2,317 県の10代の人工妊娠中絶率は減少傾 向にあるが、20代~40代の人工妊娠 児童・生徒及びその保護者が正しい知 中絶率は依然高いままであり、さらに性 関係機関と連携しながら保護者向けに 識を持つことができるよう今後も、教育 感染症も増加傾向にあり、子供の健全な 本事業を行っていく。 委員会等と連携を深めながら社会全体で 心身を育むためには、子供だけでなく親 取り組んでいく必要がある。 自身も正しい知識を持つ必要性がある。 0 子供及び保護者向けに「性の大切さや性に 自 直 ついての正しい知識」を普及していく。 主 営 施 策 名 成人保健の推進 76,349 県 0 国 0 1,260 0 0 国 0 1,504 331 今後の方針 成人期以降に発症しやすい生活習慣病や重症化を予防するとともに、健康寿命の延伸を目指して、効率的・効果的な事業の実施を図る。 健康福祉部 健康増進課 肺がん・胃がん・大腸がん・子宮がん・乳 がん検診を、公民館等で実施する集団検診と 各医療機関で実施する施設検診の2方式で実 施する。 委 また、がん検診推進事業として、子宮頸が 自 ん・乳がん・大腸がん検診の無料クーポンを 主 託 配布するとともに、検診手帳を交付すること により、がんの正しい知識の普及啓発とがん 検診の受診促進を図る。 がんによる死亡者を減らすためには受 がん検診推進事業については、無料検 診者数の増加が課題であり、検診内容の 診の機会を公平にするため、国の要綱に 変更なし 充実や受診体制の整備が必要である。 沿って継続して実施する。 健康福祉部 2 継 続 健康教育・健康相談事業 健康増進課 栄養・運動・がんなどの生活習慣病予防の ための、正しい知識や実践方法が習得できる 自 直 健康教室や、団体へ出向く形式の講座を開催 主 営 する。また、より個人の生活に併せて対応で きるよう、個別的な相談の場も設定する。 生涯を通じた健康づくりのためには、 若い頃から体の状態を知り、生活習慣等 を見直すなどの取り組みを行うことが効 果的であるが、50歳代以下の参加者数は 中々伸びないなど、その世代を捉えて働 きかけることが難しい現状である。 3 継 続 肝炎ウイルス検診 4 継 続 骨粗しょう症検診 1 継 続 がん検診の推進 平成23年度予算(千円) 157,919 146,828 国 160,519 149,428 国 11,274 健康に関する適切な情報を提供してい くために、各種教室や相談を今後も継続 するとともに、若い世代へのアプローチ 変更なし を進めていくため、その世代が所属する 団体を捉え働きかけていく。 420 140 県 420 140 県 3,157 健康福祉部 健康増進課 公民館等の会場で行う集団健診と指定医療 自 一 機関で行う施設健診の2方式で血液検査を実 主 部 委 施する。 託 肝炎ウイルス感染は様々な経路があり 、個々人が肝炎ウイルスに感染した可能 性を判断することは困難である。感染の 肝炎ウィルス感染者を早期に発見し、 有無を確認するためには肝炎ウイルス検 適切な治療に結びつけるために引き続き 変更なし 査を受診する必要があり、未受診者対策 実施する。 及び新規対象者(40歳)の受診勧奨が重 要である。 827 298 県 827 298 県 376 健康福祉部 健康増進課 骨粗しょう症検診(かかとの骨の超音波測 定法)を実施し、その場で出る結果に合わせ 自 一 た骨粗しょう症予防のための栄養・運動の講 主 部 委 話や実技を実施する。また、市の各種保健事 託 業も紹介する場としている。 対象者全員に骨粗しょう症予防のパン フレットを同封することで情報提供にな っているが、検診結果に合わせた生活の 見直しのきっかけになるよう、受診者数 を上げる必要がある。 要介護状態にならず生涯自立した生活 をおくる対策事業の1つとして、転倒・ 骨折予防行動の実践が重要である60歳・ 変更なし 65歳の女性を対象に継続して実施してい く。 875 292 県 875 292 県 1,585 健康福祉部 健康増進課 会津若松歯科医師会へ委託し、市内の指定 自 委 医療機関において、対象者に口腔内診査を実 主 託 施しその結果に応じて口腔衛生指導を行う。 乳幼児期からの歯科保健の徹底がすす み、歯磨きやおやつの摂取の仕方の意識 が良い方向に変わってきている。成人で は、痛みなどの自覚症状がないと受診し ない傾向が強く、進行、重症化しやすい ことから若い年代からの適切な自己管理 が必要である。 歯周疾患予防のためには、若い年齢か らの適切な自己管理が必要であるため、 歯科健診をとおして正しい知識を普及し 、また、受診率の向上を図るため、実施 方法や内容を検討しながら取り組んでい く。 対象年齢を20歳~50歳と拡大し、母子 手帳交付時に歯科健診をすすめるなど、 若い年代へのアプローチを継続し、歯科 医師会の協力により指定医療機関で直接 受診可能とすることで、受診者数の増加 を図る。 415 386 県 415 386 県 579 継 健康診査(生活保護受給 健康福祉部 6 続 者等対象) 健康増進課 医療保険未加入の生活保護受給者等を対象 一 に、集団健診、施設健診において内臓脂肪型 自 部 肥満に着目した健康診査(問診、腹囲・身体 主 委 計測、血液検査、血圧測定等)を実施する。 託 受診勧奨、受診後の生活習慣改善に向 生活習慣病の早期発見・重症化防止の ため、必要な方が利用していただけるよ 社会福祉課と連携し健康診査の受診勧 けての働きかけが重要となる。 奨を行っていく。 うに計画・実施していく。 464 155 県 586 196 県 752 5 継 続 成人歯科健康診査 43 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 7 継 続 健康手帳の交付 担当部課名 健康福祉部 健康増進課 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 健康手帳を交付し、検診の結果、健康教育 や医療機関受診の記録など、健康管理のため 自 直 に必要な事項を記録して保持することにより 主 営 、健康状態を把握し、自己の健康管理をでき るようにする。 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 健診の結果や教室、相談等の記録及び 交付及び利用は市民の自由意思となる 医療機関受診の記録等を記入することで 変更なし ため、活用度にはバラつきがある。 、自己の健康管理に役立てるように活用 をはかっていく。 44 平成23年度予算(千円) 事業費 276 うち 補 一般財源 助 92 県 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 276 うち 補 (人件費) 一般財源 助 92 県 602 平成23年度施策評価票 施策№ 1-4-2 基本施策名 感染症対策を推進する 主管部課名 (政策名) 健康づくりが充実したまちをつくる 関連部課名 健康福祉部健康増進課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民が安心して生活できるよう、防疫事業等を推進し、衛生的な環境を確保します。 ○感染症発生を未然に防止し、まん延防止及び感染の予防の徹底を図ります。 ○国内における結核罹患率は徐々に低下しているものの、先進欧米諸国に比較すると大きな遅れがあることから、新たに結核に 罹患した者の数である新規登録者数を皆無にするには相当の年数を要すると推測される。 ○また、予防接種法において予防すべき疾病のうち、特に社会的な影響が大きく、罹患することにより個人の健康が大きく損な 成果指標推移 われる麻疹については、一定程度コントロールされている状況にあることから、現状維持により、今後も引き続き罹患者数を出 さない状況が維持できると推測される。 ○予防接種を勧奨し、接種率の向上を図ります。 ○国・県からの情報提供に基づき、感染症に対する啓発活動を行い、正しい知識を提供します。 ② 目標達成の ○万が一の発生時に備え、国県との連携による体制の充実を図ります。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○感染症の発生は、個人の健康を損なうだけでなく社会的な影響や損失も大きいことから、事前の疾病予防対策の予防接種の実 施や発生時の早期発見・早期受診が重要な取り組みとなってくる。予防接種については、感染予防に必要とされる接種率を維持 することで一定程度の感染症のまん延防止を実現していると考えられる。しかしながら、結核については、特に高齢者を中心に 感染あるいは発症しているが、検診受診率が低いことから、結核感染する割合が高い高齢者の受診率向上対策が必要となってく 事業進捗 (前年度最終 る。 評価に係る取 ○前年度最終評価で示した、感染症対策における実効性ある体制の整備については、今後とも会津若松医師会等関係機関との連 組みを含む) 携を確認していくとともに、新型インフルエンザ発生時に策定された行動計画等においても、継続した検証を行っていく。また 、予防接種等の推進に向けた取り組みについては、日本脳炎予防接種の接種対象年齢拡大、子宮頸がん・小児用肺炎球菌・ヒブ ワクチンの予防接種に対する助成の実施等、国の事業を踏まえた対応を行っている。 ○感染症対策については、疾病予防対策や感染症状の早期発見、早期受診の取り組みが重要であり、国・県、医療機関等と の連携や市民に対する情報伝達、対応等についてより実効性のあるものとすることが重要である。 ○特に、新型インフルエンザ対策においては、庁内における統一的な対応や医療機関との迅速な連携が求められており、対 ③ 前年度最終 応マニュアル等の検証や市民への周知方法等を検討するものとする。 ○また、予防接種や検診の接種率、受診率の向上を図るために、予防接種等の必要性や有効性等を関係機関との連携のもと 評価 (今年度の取組み 普及啓発に努めるとともに、予防接種法の改正など国の動向に注視しながら、予防接種のあり方についても検討を行うもの 方針・考え方) とする。 ○感染症の発生は、個人の健康への影響のみならず社会的な影響も大きいことから、市民の健康で安心した生活に向け、取 り組んでいくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・予防接種 ・結核予防検診 (参考) ・狂犬病予防事業 施策体系の中の ・公衆浴場施設整備事業補助金 主な事務事業 ・公衆浴場厚生事業補助金 ・そ族昆虫駆除事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ⑴ 結核の新登録者数(年間) ⑵ 麻疹罹患者数(年間) ⑵ 麻疹罹患者数(年間)(会津管内) 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 16人 13人 11人 0人 16人 - - - 0人 0人 0人 0人 0人 - - - ⑵ ○予防接種 ○結核予防検診 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ○予防接種の接種率向上 各年齢層に対し実施する予防接種については、限られた期間のみ公費負担により実施されることから、より多くの方に接種し てもらうような取り組みを図ると共に、ワクチンの進歩や、法制度対応にあわせた内容の充実を図る。 ○結核予防検診の受診率向上 受診率が全体的に向上するような取り組みを行う。 ○新型感染症の発生に備えた危機管理体制の整備 新型感染症の流行時には、緊急的な対策が急務となることから、行動計画等の再検証を進め、より実効性のあるものとする。 ○市民に対する感染症予防の必要性の理解促進に関する取り組み 取組み改善の 予防接種率の向上や結核検診の受診率の向上について、必要性や有効性について医療機関や学校等の関係機関の協力を得なが 視点 ら、普及啓発を行い、さまざまな角度から受診率や接種率の向上を目指す。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○感染症対策のうち、特に予防接種の分野において、日本は先進諸国と比べて大きく遅れをとっていることから、予防接種法に 規定されている、接種すべきワクチンや制度について見直しがなされており、その取り組みについては、今後とも継続した対応 強化が実施される見込みである。 ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 結核の新登録者数(年間) 年 度 ○予防接種については、感染症の未然防止、まん延防止対策に対し重要であり、国においても新たな予防接種の定期接種化の検 討等、その必要性は高まっている。また、平成21年度における新型インフルエンザを一例とした新型感染症の発生についても、 その発生は予測不可能であることから、疾病予防対策及び危機管理対策へのニーズは、今後も高まっていく傾向である。 ⑷ 5.最終評価 ○感染症対策については、疾病予防対策や感染症状の早期発見、早期受診の取り組みが重要であり、今後とも国・県、医療機関等との密接な連 携を図るとともに、市民に対する情報伝達、対応等についてはより実効性のあるものとなるよう取り組むものとする。 ○特に、過去発生した新型インフルエンザの個人的・社会的被害を踏まえ、新型感染症への対応については、庁内における迅速かつ統一的な対 応や医療機関との連携が必要であり、行動計画の再検証を進めるなど危機管理体制の整備を図るものとする。 ○また、予防接種や検診の接種率、受診率の向上を図るために、予防接種等の必要性や有効性等を関係機関と連携し普及啓発に努めるとともに 、予防接種法の改正など国の動向に注視しながら、予防接種のあり方についても検討を行うものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 347,145 274,429 363,311 362,511 21,745 事業費等 45 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-4-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 感染症の予防及び環境衛生の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 感染症の発生は、個人の健康を損なうだけでなく社会的な影響も大きいことから、予防接種の接種率や結核検診受診率の向上を図り、新型感染症発生時には、 市民生活の混乱を招かないよう、策定済みの行動計画等の再検証、再構築を行う。 予防接種法に基づき実施されるている 状況にあるが、多額の経費が伴っている 現状にある。さらに、現在、国において 定期接種化を検討している7つのワクチ ンや予防接種制度や費用負担の在り方な どについて検討されており、近年中に大 きな制度改革が見込まれる。公費助成の あるワクチンが拡大されることは、市民 及び感染症予防の公衆衛生に関しては望 ましいことではあるが、多額の財政負担 も伴うことから、制度上の財源の確保が 大きな課題となる。 感染症の未然防止とまん延防止のため に、今後も必要であり国の指針に沿って 継続して実施していく。また、国の予防 接種に関する審議会において、現在、疾 病に対する7ワクチンのうち、すでにヒ ブ・小児肺炎球菌・子宮頸がんはその疾 病予防効果等から定期接種を見据えたも のとして、一部国庫補助事業として一部 法に定められた指針に基づき、今後と 公費負担により接種が拡大されている。 も継続して市町村が主体となって対応し その他、震災等による高齢者の肺炎のま ていく。 ん延防止として、成人用肺炎球菌ワクチ ンや破傷風等の予防接種などが注目され ている中、それ以外のワクチンについて も評価や位置付けについて定期接種化を 見据えた検討が続けられていることから 、今後も必要となる対応を行っていく。 341,027 継 1 続 予防接種 健康福祉部 健康増進課 伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延 を予防するために、法令に定められた予防接 種を実施する。ポリオは集団接種、その他の 一 予防接種は個別接種により実施し、接種の実 法 部 施及び費用の助成を行う。 定 委 また、任意接種であるワクチンについても 託 、国の補助事業により接種経費の一部を助成 する事業を行う。 2 継 続 結核予防検診 健康福祉部 健康増進課 結核のまん延を予防するために、結核を実 一 施する。実施方法は集団健診時に胸部検診と 法 部 して撮影した胸部レントゲンフィルムをもと 定 委 に、健診委託機関において結核感染の有無を 託 判定する。 若年者に比べ高齢者の結核罹患率が高 結核の感染や蔓延を予防するために必 受診しやすい体制づくりのため、検診 いため、受診率向上を図る必要がある。 要な事業であり継続実施していく。 会場、実施時期等の検討をすすめる。 3,161 継 3 続 狂犬病予防事業 健康福祉部 健康増進課 狂犬病の発生を予防し、そのまん延を防止 法 直 しするため、畜犬の登録管理及び狂犬病予防 定 営 接種の推進及び接種状況の管理を行う。 小型犬が増え、室内犬が多くなってき たことに伴い、登録及び狂犬病予防接種 の必要性に対する認識が希薄になってき ている。 「狂犬病予防法」により、接種が定め られているため、今後も県などの関係機 関と連携し、畜犬登録及び予防接種の実 変更なし 施の推進を図る。 公衆浴場施設整備事業補 健康福祉部 4 継 続 助金 健康増進課 市民の公衆衛生の向上及び衛生的な生活の 確保のため、公衆浴場事業者に、補助金を交 自 直 付する。 主 営 (負担割合:市1/3、県1/3) 健康福祉部 5 継 続 公衆浴場厚生事業補助金 健康増進課 6 継 続 そ族昆虫駆除事業 健康福祉部 健康増進課 (参考) 次年度事業費見込(千円) 国 268,311 ・ 県 355,653 355,653 12,205 3,161 3,161 3,161 143 1,009 1,009 1,010 1,010 6,765 公衆浴場の老朽化が進んでおり改修し 利用市民の公衆衛生的な生活を確保す なければならないが、経営の悪化に伴い るため、入浴施設を確保し、県と連携し 変更なし 改修費用が捻出できず、廃業する業者が 事業を実施していく。 出てきている。 0 0 1,600 市民の公衆衛生の向上及び衛生的な生活の ため、市内公衆浴場経営者で組織する県公衆 自 直 浴場業環境衛生同業組合会津若松支部が実施 主 営 する、70歳以上の方等の入浴に対し、補助金 を交付する。 公衆浴場の利用者は減少傾向であるが 、風呂のない住宅に住んでいる方等のた 市民の公衆衛生的な生活を確保するた め、利用促進とともに、公衆浴場の経営 め、公衆浴場組合を通じ利用者に対し今 変更なし 安定による入浴施設の確保を図ることが 後も同様の補助を実施していく。 必要である。 1,800 1,800 1,800 1,800 151 ①水害発生時に感染症の発生を未然に防止す るため、薬剤散布や啓発など各種防疫活動を 実施する。 自 直 ②ハエや蚊等を媒体とした伝染病等の発生を 主 営 未然に防止し、安全で安心な生活環境を保全 していく。 ハエや蚊を病原体とした感染症は、発 生してはいないが、伝染病発生時には市 民生活に多大な影響が想定されることか ら、今後も継続した実施が必要である。 148 148 87 87 2,255 感染症の予防充実と環境衛生の確保は 、市民が健康な生活を送る上で欠かせな 変更なし いものである。今後も発生予防のため事 業を展開していく。 46 800 県 226 平成23年度施策評価票 施策№ 1-4-3 基本施策名 医療体制を充実する 主管部課名 (政策名) 健康づくりが充実したまちをつくる 関連部課名 健康福祉部健康増進課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民が、安心して医療を受けることができるよう、救急時の医療対応を含めた医療体制の充実を図ります。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○核家族化や共働きの増加等の社会状況から、医療に対する要求はより大きく多様化しており、休日、夜間時の救急医療の利用 についても、今後の増加傾向が見込まれる。 ○なお、受診者数は、感染症の流行状況等の流動的な要素が大きく影響するが、急病センター移転後の平成22年度については、 成果指標推移 新型インフルエンザ流行時の平成21年度と同等の受診者数を維持しており、翌年度以降の指標についても同程度の水準での推移 が見込まれる。 ○救急医療体制の充実において、市民ニーズとともに、救急医療の適切な利用についての啓発が重要な課題であることから、救 急医療機関として果たすべき役割を十分考慮しながら、体制の充実を図っていくことが必要である。 ○医療機関との連携の強化や、医師会及び関係機関との協力により、医療体制の充実を図ります。 ○河東町十文字地区に設置が予定されている県立会津統合病院としての会津医療センター(仮称)が円滑に整備されるよう ② 目標達成の 協力します。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○救急医療体制の整備に加え、市施設への自動体外式除細動器導入も進み、救急医療体制の確保は一定程度図られている。今後 は地域医療の現状を踏まえ現行の4事業(夜間急病センター運営事業・休日当番医制事業・救急医療病院輪番制運営事業・自動 体外式除細動器(AED)整備事業)を継続していくとともに、夜間急病センターの体制充実等、利用者の利便性及び安心感の向上 を目指していく。 事業進捗 (前年度最終 ○前年度最終評価で示した医療体制のさらなる充実についても、夜間急病センターの移転、年末年始における開院時間の拡大等 評価に係る取 、会津若松医師会等との連携を図りながら充実が図られている。また、自動体外式除細動器(AED)の設置推進についても、新た 組みを含む) に市行事等への貸し出し用AEDの整備等を図り、更なる体制整備の充実を目指していく。 ○市民の夜間・休日等を含めた救急時における医療体制の充実を求めるニーズは高くなっており、市民が安心して医療を受 けることができるように救急時を含めた医療体制の充実を図っていくことは必要である。 ○特に、夜間急病センター、病院輪番制、休日当番医制は本市の救急医療体制の根幹であり、今後とも適正な維持を図ると ③ 前年度最終 ともに、市民が安心して利用できるよう、更なる利便性の向上に努めるものとする。 ○市公共施設への設置が進められている自動体外式除細動器(AED)については、その利用方法についても関係機関との連携 評価 (今年度の取組み のもと住民への周知に努め、救急救命率の向上につなげていくものとする。 方針・考え方) ○このような事業展開を図りながら、市民が安心して日常生活を送ることができるように、医療機関(医師会)との役割分 担及や連携のもと適切な医療体制の整備に努めていくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・夜間急病センター運営事業 ・休日当番医制事業 (参考) ・救急医療病院輪番制運営事業 施策体系の中の 主な事務事業 ○医師不足への対応を含め、適切な医療を提供する体制の確保を図るため、医療法等の改正が行われており、必要な対応が図ら れつつある。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 夜間急病センター受診者数+休日当番医受診者 ⑴ 数+救急医療病院受診者数 ⑴ 救急医療機関における受診者数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○小児科や産科を中心とした医師の不足や地域偏在化等、地域医療を取り巻く環境は厳しい状況のまま推移しており、国等によ る様々な施策がとられる中、早急な改善は困難な状況である。対して、核家族や共働きの増加等、家族形態の変化が進む中、休 日・夜間における医療体制の充実に対するニーズは年々高くなっている。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 35,726人 38,560人 38,000人 36,000人 39,659人 - - - - - - ○夜間急病センター運営事業 取組み改善の 移転整備後の夜間急病センターについて、関係機関、利用者からの意見等を踏まえながら、充実を図っていく。 視点 ○救急医療病院輪番制運営事業 (他団体との 会津医療センター(仮称)の開院に向け、輪番制の維持、充実を図っていく。 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○夜間急病センター運営事業 ○休日当番医制事業 ○救急医療病院輪番制運営事業 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ○救急医療の充実 夜間急病センター、病院輪番制、休日当番医制は本市救急医療体制の根幹であり、市民ニーズを十分受け止め、事業内容を変 革しながら進めていく。 ○地域医療体制の充実 会津医療センター(仮称)の円滑な整備に向けて事業主体である県を支援協力する。 ○自動体外式除細動器(AED)の整備 市公共施設にAEDを適切に整備することにより、施設利用の安全度が高まり、市民の救命率向上に貢献する。 ⑷ 5.最終評価 ○市民が安心して医療を受けることができるように、これまで適切な医療体制の整備に努めてきている。 ○特に、市では休日・夜間等を含めた救急時における医療体制の強化として、夜間急病センターの運営や病院輪番制、休日当番医制を実施して きたところであり、今後とも市民ニーズを踏まえながら、更なる充実に努めるものとする。 ○なお、病院や夜間急病センターの位置や診療内容及び休日当番医等の広報については、外部評価にもあるように家庭内での確認しやすさの視 点から周知方法等について検討を行うものとする。 ○また、会津医療センター(仮称)へのアクセスについては、外部評価を踏まえ通院利用者の利便性が図られるよう県を含めた関係機関と協議 を進めていくものとする。 ○このような取り組みを行いながら、今後とも医療機関(医師会)との役割分担及び連携のもと医療体制の整備に努めるものとする。 ○なお、自動体外式除細動器(AED)については、外部評価にもあるようにその利用方法についても関係機関との連携のもと住民への周知に努 め、救急救命率の向上につなげていくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 64,444 27,425 62,989 26,041 5,504 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 47 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-4-3-1 担当部課名 健康福祉部 健康増進課 救急医療病院輪番制運営 健康福祉部 3 継 続 事業 健康増進課 自動体外式除細動器(AED) 健康福祉部 4 継 続 整備事業 健康増進課 施策№ 1-4-3-2 実 施 方 法 夜間時の初期急病患者の診療体制を確保す るため、年中無休により受付時間午後6時30 分から午後10時30分まで内科・小児科系の診 療を行うとともに、開業医が休診となる年末 年始においては午前9時から午後4時の日中時 間にも診療を行っている。休日は小児専門医 が担当し、診療業務は地元医師会に委託して いる。 日曜、祝祭日等の昼間における初期救急患 者の医療体制を確保するため、地元医師会及 び歯科医師会に委託し、内科系・小児科・外 科系・歯科の初期救急診療を行う。実施にあ たっては各医師会に所属する医療機関の当番 制により、診療科目ごとに当番となった医療 機関の施設において、内科系・小児科・外科 系は午前9時~午後5時まで、歯科系は午前10 時~午後4時まで行う。 日曜・祝祭日の日中及び夜間時に入院治療 を必要とする重症救急患者の受け入れのため 、通常の当直体制のほかに対応できる医師等 医療従事者を確保し、輪番制により医療を実 施している病院群に対し、その輪番制運営事 業の経費の助成を目的とし補助金を交付する 。 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 一 自 部 主 委 託 コンビニ受診等による医療機関への負 担が全国的に問題視される中、夜間にお ける二次救急医療機関の負担軽減は、救 急医療体制を維持する上での社会的な課 題であり、夜間急病センターの体制充実 は、市民のみならず医療機関からのニー ズにも応えるものである。 平成22年4月の移転により、長年の課 題であった施設面での課題の多くが解消 され、経営の黒字化が見込める体制とな っている。 今後も、年末年始の夜間急病センター 変更なし の日中対応の経常化をはじめとし、市民 ニーズを的確に把握し、健全経営ととも に、救急医療体制の充実を進める。 32,976 -3,458 他 33,009 -3,354 他 3,608 一 自 部 主 委 託 コンビニ受診等による医療機関への負 担が全国的に問題視される中、日曜、祝 祭日の日中における二次救急医療機関等 の負担軽減は、救急医療体制を維持する 上での社会的な課題であり、医療機関か らのニーズにも応えるものである。 初期救急医療体制の根幹をなすもので あり、休日においても市民が救急時に受 変更なし 診できる医療体制を確保していくため、 今後も継続的に体制を維持していく。 7,603 7,018 他 7,603 7,018 他 752 補 自 助 主 金 等 休日・在宅当番医や夜間急病センター 等の初期救急医療施設からの転送患者の 受入先になっており、住民の生命を守る 観点から救急医療体制を確保する必要が ある一方、実施している医療機関の採算 性の面では厳しい状況にある。 救急医療の中枢を担う二次医療救急施 設の運営を支えるものであり、初期救急 医療施設との連携を図る意味でも、継続 変更なし して医療体制を維持していく必要がある ことから、今後も継続して行っていく。 22,521 22,521 22,341 22,341 451 救急時の救命率向上の手段として自動体外 自 直 式除細動器(AED)を市の各施設へ設置する。 主 営 平成16年7月、非医療従事者による自 動体外式除細動器(AED)の使用が認めら れ、行政や医療関係者、公共交通機関等 でAEDの整備が全国各地で進められてお り、その重要性は社会的に認識されてい る。 各施設所管課に予算確保を要請してい 健康増進課所管施設への導入は、一旦 くとともに、財政負担軽減の視点を含め 終了とし、各施設への整備費用は、各所 設置方策を検討しながら公共施設への設 管課で予算措置される。 置を進めていく。 1,308 1,308 0 0 91 施 策 名 地域医療体制の充実 会津医療センター(仮称 健康福祉部 1 継 続 )整備への支援協力 健康増進課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 夜間及び休日における救急医療体制については、現状において円滑かつ効果的な体制を維持しており、今後も現行体制の確保及び社会状況を考慮し充実を図る とともに、救急医療の一環としてのAEDについても効果的な整備、活用を進めていく。 施 策 名 救急医療の充実 継 夜間急病センター運営事 健康福祉部 1 続 業 健康増進課 2 継 続 休日当番医制事業 事業の概要 法 定 ・ 自 主 県立会津総合病院及び県立喜多方病院を統 合し本市河東町十文字地区に設置される、会 自 直 津医療センター(仮称)の円滑な整備に向け 主 営 て事業主体である県を支援協力する。 今後の方針 事業主体は県であるが、地域医療環境の向上を図るため、平成24年度中の開所に向けた円滑な整備に向けて、今後とも県への最大限の支援と協力を行っていく 。 平成24年度中(平成25年2月)の供用 開始に向け本体建物等の建設が行われて 建物本体工事着工平成22年11月、供用 いる中、より一層の地域医療環境の向上 のため、供用開始後における利用者がよ 変更なし 開始平成25年2月。 り利用しやすい環境の整備についても県 と協議し、今後とも最大限の支援と協力 を行っていくものである。 48 36 36 36 36 602 平成23年度施策評価票 施策№ 1-4-4 基本施策名 医療保険制度を充実する 主管部課名 (政策名) 健康づくりが充実したまちをつくる 関連部課名 健康福祉部国保年金課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○今後予定されている医療制度改革の動向を的確に捉えながら、安定的な医療給付制度の充実を図ります。 ○成果指標は、平成21年度が98.1%、平成22年度が99.1%であり、目標値に到達していない。 ○これまで国保事業運営健全化指針に基づき、国保財政の健全化に努めてきているものの、1人当たりの医療費が年々増加して いるため医療費の削減が図れない一方で、景気の低迷により被保険者の課税所得が大幅に減少し、国保税収が減収となるなど、 成果指標推移 厳しい国保事業の運営を強いられおり、一般会計からの基準外繰入れにより収支の均衡を図っている状況にある。 ○しかしながら国保事業は、国民皆保険の根幹を担う事業であり、市民が安心して医療を受診できる環境整備に向けた運営に努 めており、基本施策への貢献は極めて高い。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○国民健康保険事業は、健全な運営のため、財源の確保とともに、医療費の抑制等を図ります。 ○老人保健事業は広域連合によって医療制度が運営される予定ですが、市民が安心して医療を受給できるよう体制を充実し ② 目標達成の ます。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○国保事業は、「国民健康保険事業運営健全化指針」に基づき、4つの項目において取組みを進め、国保財政の健全化に努めて きた。 ①国保税率については、2年ごとに国保財政を維持できる程度の見直しを行ってきた。 ②国保税の収納体制を更に強化するため。市税徴収部門と十分な連携を図りながら、納税相談の充実や、法令に基づいた厳正な 事業進捗 (前年度最終 滞納処分の執行に取り組んだところであり、平成22年度現年度分において90%台に回復したものの、景気の低迷などにより課税 評価に係る取 所得が大幅に減少し、国保税収が減少している。 組みを含む) ③レセプト点検専門員を設置し、重点的に医療費の適正化に努めてきた。 ④自己負担を無料化するなど特定健康診査等受診者の拡大を図り、またウォーキング事業をはじめ、市政だより等により、自宅 等で気軽に取り組める「ちょこっと運動」を紹介しながら、健康づくりを展開してきた。 平成23年度において、平成24年度から平成28年度までの5ヵ年計画とする新たな国保事業運営健全化指針を策定する。 ○医療保険制度の充実に向けては、国の医療制度改革の動向を踏まえながらも、本市の裁量が及ぶ賦課徴収や健康づくりに 重点を置き、戦略的に対策を検討していくものとする。 ○特に、収納体制の強化としては、徴収率の高い市税徴収のノウハウを共有化するなど庁内における所属間の連携強化等に ③ 前年度最終 あたるものとする。 ○また、健康づくりについては、食生活改善やウォーキング事業の展開のほかに、自宅でも気軽に楽しく取り組める運動等 評価 (今年度の取組み を取り入れ、健康維持、寝たきり防止等につながる、市民が興味・関心を持って継続してできるような事業を検討するもの 方針・考え方) とする。 ○このような事業展開のもと、市民が安心して医療受診ができるよう国民健康保険事業や各医療保険事業の健全化に努めて いくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ①国保税の収納率はほぼ横ばいで推移しているものの、長引く景気の低迷により課税所得が大幅に減少し、国保税収が減少して いる。 ①医療費である保険給付費の削減に向けて、特定健康診査実施率の向上やジェネリック医薬品の使用拡大などの取組みを進め、 社会状況・ 市民ニーズの 平成19年度以降の保険給付費は、3%前後の伸びに止まり、平成22年度の保険給付費は、前年度を下回り、削減された。 ②被保険者数は、人口の減少等により微減しているが、1人当りの医療費は増大してきている。 変化 ・国民健康保険特別会計事業 ・後期高齢者医療事業 (参考) ・高額療養費貸付事業 施策体系の中の ・国民年金事業の推進 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 一般会計基準外繰入金を除く国民健康保険特別 ⑴ 会計歳入決算額/国民健康保険特別会計歳入決 算額 ⑴ 国民健康保険特別会計の健全性 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○国においては、現在の後期高齢者医療制度を廃止し、平成25年度以降を第一段階として75歳以上について都道府県単位の財政 運営とし、平成30年以降において、全年齢を対象に都道府県単位の財政運営とすることを検討している。 ○県においては、これら国が進める都道府県単位化を視野に、平成22年12月に保険者規模別の国保税収納率の目標設定や標準的 国保税の算定方式などを盛り込んだ「福島県市町村国民健康保険広域化等支援方針」を策定した。本市の国保事業は、平成23年 度以降、この広域化等支援方針に基づく目標値を踏まえた取組みが必要となる。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 99.1% - - - - - - - - - - - - ○新たな健康づくりとして、日常生活からの健康づくりや生活習慣病予防への取組みを効果的、効率的に進めるため、 取組み改善の 特定健康診査とがん検診の一本化を含めた実施体制を検討していく。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○平成23年度においては、国保事業運営健全化指針に基づく4項目の取組みを継続するとともに、これまでの取組み を検証し、課題を整理しつつ、次年度以降の新たな国保事業運営健全化指針を策定する。 ○また次年度は、これまでの4項目の取組み ①国保税の適正賦課と収納率の向上への取組み ②医療費適正化への取組み ③健康づくりへの取組み ④その他の取組み を継続しつつ、新たな健康づくりへの取組みとして、国保加入者(市民)の疾病状況及び医療費等を分析し、最も多い疾病 や、最も医療費を要する疾病にならない仕組みを構築し、市民の健康増進と医療費の削減を目指す取組みを進めていく。 ○基本施策である「医療保険制度を充実する」を達成するためには、各事務事業は重要である。 ○国民健康保険事業は、国が定める制度の範囲内での制約があるものの、市民が安心して医療を受けられる環境整備のため、 市は保険者として国保事業の健全化に努めていく必要がある。 ○国民年金は国の事業であり、後期高齢者医療制度も県広域連合が事業主体となっているものの、市民に身近な窓口として役割 特に必要とされ を適切に果たす必要がある。 る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 14,768,874 4,867,513 15,064,704 5,033,369 270,265 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○医療保険制度の充実に向けては、これまで国保事業運営健全化指針に基づき様々な取り組みを行ってきたところであり、今後とも国の医療制 度改革の動向を踏まえながら、国保財政の健全化や健康づくりに取り組むものとする。 ○特に、新たな健康づくりとして、疾病と医療費の関係分析や特定健康診査とがん検診の一本化等の効果的な実施体制などを検討するものとす る。 ○また、収納体制についても庁内関係所管との連携を強化し、効果的な徴収体制の整備に努めていくものとする。 ○こうした取り組みにより、市民が安心して医療受診ができるよう国民健康保険事業や各医療保険事業の健全化に努め医療給付制度の充実を図 るものとする。 事業費等 49 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 1-4-4-1 担当部課名 1-4-4-2 実 施 方 法 施 策 名 国民健康保険事業運営の健全化 国民健康保険特別会計事 健康福祉部 1 継 続 業 国保年金課 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 国保の保険者として、国保税をはじめとし た収入の確保に努めながら、医療受診におけ 法 直 る安心を提供するとともに、健康づくりを推 定 営 進し、健全な国保運営を図る。 施 策 名 福祉医療の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 これまでの取組みを継続しつつ、生活習慣病予防など新たな健康づくりの推進体制の強化を図りながら、国保財政運営の健全化を目指す。 平成18年度に策定した「国民健康保険 事業運営健全化指針」に基づき、国保税 の適正賦課と収納率向上、医療費適正化 、健康づくりなどを進め、国保財政の健 全化に取り組んできた。しかしながら被 保険者数が減少する中、1人当たりに要 する医療費が年々増加する一方で、景気 の低迷などにより課税所得が大幅に減少 し、国保税の収入額が減収となるなどの 要因により、国保財政の収支均衡が図れ ず、平成19年度以降、一般会計からの基 準外繰入れを余儀なくされている。 現在の国保健全化指針は、平成19年度 から平成23年度までの5ヵ年の指針であ り、平成24年度以降も継続して国保財政 の改善を図る必要があることから、平成 24年度以降の新たな国保事業の運営指針 を平成23年度中に策定する。 新たな健全化指針も5ヵ年の計画とし 、現在の国保健全化指針における4つの 取組みを継続して実施していくとともに 、特に生活習慣病予防と特定健康診査等 の推進による新たな健康づくりに取組ん でいく。 また、国による新たな医療制度改革の 中で、国民健康保険財政運営の都道府県 単位化の検討も行われていることから、 今後の国の動向を見極めながら適切に対 応していく。 特定健康診査等は、引き続き自己負担 額を無料とするとともに、庁内関係課や 関係機関との連携のもと、がん検診との 国 国 一本化を含めた実施体制を検討していく ・ 。新たな健康づくりの取組みとして、被 13,290,996 3,667,758 ・ 県 13,557,966 3,809,024 県 保険者の疾病状況を分析し、最も多い疾 ・ ・ 病件数や高額な疾病を未然に防ぐなど、 他 他 日常生活からの健康づくり、生活習慣病 予防への取組みを検討していく。 218,470 今後の方針 国による高齢者医療制度の改革内容を踏まえつつ、市民の一番身近な窓口としての役割を適切に果たしながら、福祉医療の充実を図る。 後期高齢者医療事業(一 1 継 般会計)※特別会計への 健康福祉部 続 繰出等 国保年金課 後期高齢者医療制度の運営主体となる広域 連合と連携し、市は保険料の徴収・納入とと もに、市民にとって身近な窓口として各種申 法 直 請受付などの業務を行う。また医療給付実績 定 営 に基づいて市としての法定負担金を払い出し ていく。 国は、この後期高齢者医療制度を平成 24年度までに廃止し、平成25年度以降に 第一段階として75歳以上について都道府 県単位の財政運営を図ることしており、 現在検討を進めている。 今後も市民の一番身近な窓口としての 役割を担うとともに、引き続き保険料収 納率の向上と、健康づくりに取り組みな がら医療費の増加を抑制していく。 変更なし また、国が検討を進めている新たな高 齢者医療制度の動向を踏まえながら、適 切に対応する。 2 継 続 国民年金事業の推進 健康福祉部 国保年金課 事業主体である国の事業を全国の各市町村 が市民とのパイプ役として、国民年金適用等 法 直 の窓口業務にあたるとともにパンフレット配 定 営 布等を通じて制度の周知を図る。 市内の事業所の閉鎖等から、市民の雇 用形態に大きな変化が生じたため、国民 年金への加入者が増えており、窓口業務 が増大している。国においては、年金記 録問題の様々な作業が行われているが、 未だに出口が見えない状況にある。 この事業は、事業主体が国であるが、 年金記録問題などもあり、市民の身近な 窓口として市の関与は、必要である。 また法に定められた事務であることか 変更なし ら、今後とも国と協力・連携のもと事業 の推進を図っていく。 31,098 6,795 国 31,066 7,066 国 29,366 健康福祉部 国保年金課 窓口での医療費が高額になる場合、貸付事 業のための原資を事業委託先である会津若松 市社会福祉協議会へ預託し、その資金を貸し 自 委 付けることにより、生活困難者でも安心して 主 託 医療を受診できるとともに利用者の世帯の生 活の安定を図る。 平成19年度から高額療養費の現物給付 化に伴い、貸付実績は減少したが、外来 受診や低所得者などの国保税滞納者は、 現物給付化にならないため、利用者はほ ぼ横ばいで推移している状況にある。 生活困窮者が安心して医療を受診する ためにも、この制度は必要であり、引き 変更なし 続き社会福祉協議会に事業を委託してい く。 15,570 570 他 15,570 570 他 19 3 継 続 高額療養費貸付事業 50 県 県 1,431,210 1,192,390 ・ 1,460,102 1,216,709 ・ 他 他 22,410 平成23年度施策評価票 施策№ 2-1-1 基本施策名 生涯学習活動を支援・促進する (政策名) 誰もが生涯にわたり学習できるまちをつくる 教育委員会 生涯学習総合センター 主管部課名 関連部課名 4.基本施策の評価 教育委員会各地区公民館・教育総務課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○誰もが学びたいときに自由に学ぶことができ、また学びたい学習情報を容易に得ることができる環境づくりを推進します 。 ○生涯学習総合センターの新設により、施設の利用者数及び図書の貸出冊数については、大幅に増加しており、この状況を生か し、生涯学習指導者登録者数や公民館活動への参加者の増加も図って行く。 成果指標推移 ○各関係機関や団体等が実施する学習情報を収集し、市民の自主的な学習活動に役立つ情報を提供する仕組みを充実します 。 ② 目標達成の ○学習成果をボランティア活動などで地域に還元できるよう、人材に関する情報を収集するとともに、それらの情報の利用 ための方針 を希望する市民の要望に応じて提供します。 (長期総合計画に ○社会教育団体への支援をはじめとする推進体制の強化、地域の活性化につながる社会教育活動の推進など社会教育の充実 おける基本施策 を図ります。 の目標達成の ○関係機関や関係団体、高等教育機関、さらには民間教育団体等とのネットワークを強化します。 ための方針) ○図書館利用者の利便性の向上のため、資料の充実と図書管理の効率化に努めるとともに「会津若松市子ども読書活動推進 計画」に基づき、読書環境の充実と整備を図ります。 ○生涯学習総合センターの開館を契機として、生涯学習に関するネットワークを強化するとともに、学習情報の収集・提供体制 を整備し、市全体の生涯学習の推進を図っていく。 ○生涯学習課、中央公民館、会津図書館で行っていた事業を整理統合し、さらに複合機能を活かした事業展開を図っている。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○公民館活動に参加している市民の割合については目標を達成しているものの、生涯学習指導者登録者数については急激な 増加はなく、最終目標値の達成には、人材の情報の収集や市民の意識醸成など、生涯学習の成果を地域に還元するための取 り組みを強化する必要がある。 ③ 前年度最終 ○また、平成23年3月に開館予定の生涯学習総合センターについては、図書館と公民館の機能を備えた生涯学習における新た な拠点として、市民が集う場となり、まちの活性化につながるよう活用を図る必要がある。 評価 (今年度の取組み ○このため、生涯学習総合センターの開館に伴い、資料の整備やICタグの活用などの設備の充実に努めることはもとより 方針・考え方) 、生涯学習課・中央公民館・会津図書館が各々で行ってきた事業を整理し、魅力的で効果的な生涯学習の場を提供するとと もに、生涯学習に関する情報の収集・発信、ネットワークの構築についても強化するものとする。 ○また、地区公民館で行う事業のあり方については、生涯学習総合センターとの役割分担を踏まえ、効率的で質の高い事業 となるよう検討するものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○家庭の教育力、地域の教育力の向上が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・生涯学習推進事業 ・生涯学習情報提供事業 (参考) ・各地区公民館事業 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 生涯学習指導者登録者数 ⑴ 生涯学習指導者登録者数 ⑵ 公民館活動に参加している市民の割合 ⑵ 主催・共催事業等参加者数/人口 成果指標名 計算式等 ⑶ 図書館の貸出冊数(本館・移動図書館) ⑶ 年間の貸出冊数 ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 90人 100人 120人 300人 81人 - - - 20.2% 21.4% 21.6% 22.4% (計画の当初:20.2%) 21.2% - 220,000冊 494,000冊 543,000冊 741,000冊 207,930冊 (一時休館) - - - ⑵ ⑶ ○新設された生涯学習総合センターの開館に伴い下記事項に取り組む。 ・ライフステージに応じたあらゆる生涯学習情報の収集・提供を行なう。 ・生涯学習課・中央公民館・会津図書館でそれぞれ別に行なっていた生涯学習推進関連の事業(生涯学習指導者登録制度事業、 PTA研修会、市史大学、漆蒔絵教室、おはなしのへや、読み聞かせ講座等の各種講座)を生涯学習総合センターで一体的に推進 する。 ・子育て学習支援事業等の子供に関連した事業を一体的に実施し、家庭の教育力、地域の教育力の推進を図る。 ・生涯学習総合センター内の図書館において、資料の充実に努める。 ・ICタグを活用した図書サービスネットワークの拡大について検討する。 ○各地区公民館で行なわれている主催事業のネットワーク構築や中央館・地区館の役割分担について検討し、効率的で質の高い 取組み改善の 事業を実施できる体制づくりを図る。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○教育基本法、社会教育法、図書館法の改正 ・生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の 実現が求められている。 ・保護者に対する家庭教育の支援や学校、家庭及び地域の相互連携と協力が条文に謳われ社会全体で教育の向上に取組むことが 求められている。 ○生涯学習推進事業 ○生涯学習情報提供事業 ※最終目標値を既に達成しているため、 さらに上の目標へ最終目標値を変更 特に必要とされ る事務事業 ⑷ 5.最終評価 ○図書館と公民館の機能を備えた生涯学習の新たな拠点として平成23年4月に生涯学習総合センターが開館したことで、ハード面における生涯 学習の環境整備が大きく進展し、またこれまで生涯学習課・中央公民館・会津図書館が各々で行ってきた生涯学習に関する事業を整理し、生涯 学習総合センターで一体的に実施するなど、ソフト面からも利用しやすい生涯学習の場の提供に努めてきたところである。 ○一方、外部評価にもあるが、講座の内容など多様化する市民の生涯学習に対するニーズにさらに応えていくことが望まれており、また利用者 がさらに使いやすい施設となるよう生涯学習総合センターの運営を改善していく必要がある。 ○このことから、市民の学習ニーズを的確に捉えたさらなる生涯学習推進事業の充実を図るとともに、利用者の要望を取り入れながら、さらに 利用しやすいセンター運営に努めるものとする。 ○また、地区公民館で行う事業のあり方については、生涯学習総合センターとの役割分担を踏まえた効率的で質の高い事業となるよう、引き続 き検討するものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 28,988 15,723 37,743 37,743 129,836 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 51 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-1-1-1 継 1 続 生涯学習推進事業 2 継 続 教育委員会表彰経費 施策№ 2-1-1-2 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 学習活動の支援・促進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 生涯学習総合センターを拠点とし、地 生涯学習総合センターの開館に伴い、 し、また、市民の価値観の多様化などに 区公民館の事業を含め市全体で統一的な 中央公民館事業と会津図書館の市民学習 事業を統合して一括して行なう。またブ より市民に対して、学習機会・場をどの 考えで生涯学習推進を図る。 ックスタート事業のあり方についても検 ように提供していくことができるかが課 討を行う。 題となっている。 教育委員会 教育総務課 市民や団体からの推薦がないと表彰さ れなかっため、表彰すべき対象者をもら すことのないよう平成22年度に規則等を 改正し、教育委員会の課長・館長等から の推薦を可能とした。また受賞歴のある 個人団体が25年経過した場合の再受賞 も可能とした。 施 策 名 社会教育活動の充実 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 生涯学習総合センターの開館に伴い、本市の生涯学習活動を一体的に推進するとともに、学習情報の収集・提供体制を整備する。 本市の生涯学習活動の拠点として生涯学習 総合センターの開館に伴い、生涯学習課・中 央公民館・会津図書館でそれぞれ行なってい 教育委員会 生涯学習総合 た生涯学習推進関連の事業(学びのまちネッ 自 直 トワーク、出前講座、中央公民館事業、図書 主 営 センター 館市民学習事業等)を統合して実施するとと もに、様々な生涯学習機会の提供を行うこと で、本市の生涯学習活動の推進を図る。 市の教育の振興発展等に貢献した市民また 自 直 は団体を表彰する。 主 営 平成23年度予算(千円) 表彰の実施により啓発・PRとなるた め、平成22年度に変更した推薦・選考方 変更なし 法内容の周知に努めつつ、今後も引き続 き取り組む。 3,796 3,796 3,826 3,826 12,012 274 274 274 274 1,121 今後の方針 社会教育、生涯学習に求められる市民ニーズは極めて多様化しており、今後も社会教育活動の充実を図っていく。 本市の生涯学習活動の拠点として生涯学習 総合センターの開館に伴い、生涯学習課・中 央公民館・会津図書館でそれぞれ行なってい 教育委員会 継 【再掲】生涯学習推進事 生涯学習総合 た生涯学習推進関連の事業(学びのまちネッ 自 直 1 続 業 トワーク、出前講座、中央公民館事業、図書 主 営 センター 館市民学習事業等)を統合して実施するとと もに、様々な生涯学習機会の提供を行うこと で、本市の生涯学習活動の推進を図る。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 生涯学習総合センターを拠点とし、地 生涯学習総合センターの開館に伴い、 し、また、市民の価値観の多様化などに 区公民館の事業を含め市全体で統一的な 中央公民館事業と会津図書館の市民学習 事業を統合して一括して行なう。またブ より市民に対して、学習機会・場をどの 考えで生涯学習推進を図る。 ックスタート事業のあり方についても検 ように提供していくことができるかが課 討を行う。 題となっている。 【再掲】 3,796 【再掲】 3,796 【再掲】 3,826 【再掲】 3,826 【再掲】 12,012 ①市民の学習ニーズに応えるため、図書及び 視聴覚資料の充実を図るとともに、23年度に おいては、緊急雇用促進事業として「会津地 教育委員会 継 【再掲】生涯学習情報提 生涯学習総合 方新聞記事データ入力事業」を行う。 自 直 2 続 供事業 ②生涯学習総合センター及び各地区公民館に 主 営 センター おける講座や事業の情報提供を図る。 ③こどもたちを対象に、こどもが参加できる 行事等の情報提供を図る。 市民の多様な学習ニーズに応えるため には、図書館資料の充実及びさまざまな 学習機会の情報提供に努める必要がある 。 【再掲】 19,003 【再掲】 5,738 県 【再掲】 27,738 【再掲】 27,738 【再掲】 76,269 【再掲】 3,796 【再掲】 3,796 【再掲】 3,826 【再掲】 3,826 【再掲】 12,012 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 134 134 134 134 448 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 443 443 443 443 4,482 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 376 376 400 400 8,118 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 680 680 680 680 3,946 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 453 453 453 453 4,707 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 397 397 397 397 3,232 施策№ 2-1-1-3 施 策 名 公民館活動の充実 本市の生涯学習活動の拠点として生涯学習 総合センターの開館に伴い、生涯学習課・中 央公民館・会津図書館でそれぞれ行なってい 教育委員会 継 【再掲】生涯学習推進事 生涯学習総合 た生涯学習推進関連の事業(学びのまちネッ 自 直 1 続 業 トワーク、出前講座、中央公民館事業、図書 主 営 センター 館市民学習事業等)を統合して実施するとと もに、様々な生涯学習機会の提供を行うこと で、本市の生涯学習活動の推進を図る。 教育委員会 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 自 直 2 継 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 主 営 続 中央公民館神指分館事業 生涯学習総合 センター 提供を図る。 3 継 続 北公民館事業 教育委員会 北公民館 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 自 直 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 主 営 提供を図る。 継 4 続 南公民館事業 教育委員会 南公民館 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 自 直 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 主 営 提供を図る。 5 継 続 大戸公民館事業 教育委員会 大戸公民館 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 自 直 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 主 営 提供を図る。 6 継 続 一箕公民館事業 教育委員会 一箕公民館 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 自 直 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 主 営 提供を図る。 7 継 続 東公民館事業 教育委員会 東公民館 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 直 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 自 主 営 提供を図る。 市民の多様な学習ニーズに応えられる よう、資料の充実を図っていくとともに 、さまざまな方法で情報提供を行ってい 変更なし く。 今後の方針 公民館事業について、市全体で、その効果的で効率的な実施について検討する。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 生涯学習総合センターを拠点とし、地 生涯学習総合センターの開館に伴い、 し、また、市民の価値観の多様化などに 区公民館の事業を含め市全体で統一的な 中央公民館事業と会津図書館の市民学習 より市民に対して、学習機会・場をどの 考えで生涯学習推進を図る。 事業を統合して一括して行なう。 ように提供していくことができるかが課 題となっている。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 52 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 自 直 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 主 営 提供を図る。 8 継 続 湊公民館事業 教育委員会 湊公民館 9 継 続 北会津公民館事業 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 自 直 教育委員会 北会津公民館 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 主 営 提供を図る。 10 継 続 河東公民館事業 教育委員会 河東公民館 市民に対する多様な学習活動の機会提供お 直 よび自発的な学習活動の援助や情報の収集・ 自 主 営 提供を図る。 継 11 続 河東地域スポーツ事業 教育委員会 河東公民館 補 河東地区住民に対する多様なスポーツの機 自 助 会提供および自発的なスポーツ活動の援助や 主 金 情報の収集・提供を図る。 等 補 ふるさと創生基金を活用して、地域の特色 ふるさとスポーツイベン 教育委員会 ある運動会とスノーバトル大会(雪合戦)を 自 助 12 継 続 ト事業 北会津公民館 実施する。 主 金 等 施策№ 2-1-1-4 施 策 名 図書館事業の充実 1 継 続 生涯学習情報提供事業 ①市民の学習ニーズに応えるため、図書及び 視聴覚資料の充実を図るとともに、23年度に おいては、緊急雇用促進事業として「会津地 教育委員会 自 直 生涯学習総合 方新聞記事データ入力事業」を行う。 ②生涯学習総合センター及び各地区公民館に 主 営 センター おける講座や事業の情報提供を図る。 ③こどもたちを対象に、こどもが参加できる 行事等の情報提供を図る。 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 し、また、市民の価値観の多様化などに より市民に対して、学習機会・場をどの ように提供していくことができるかが課 題となっている。 地区内における少子高齢化の進展や地 域コミュニティーの変貌により、地域に おける生活環境が大きく変容し、また、 市民の価値観の多様化などに対して、ス ポーツに親しむ機会や場をどのように提 供していくことができるかが課題となっ ている。 運動会やスノーバトルは、地域の連帯 感を高め、コミュニティづくりに寄与し ており、事業の果たす役割は大きい。事 業費は「ふるさと創生基金」を活用して おり、基金活用終了後の財源確保と運営 手法が課題となっている。 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 264 264 264 264 2,075 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 374 374 374 374 7,664 市民の学習活動と、市民の協働による 生涯学習総合センターとの役割分担を まちづくりの根幹となる施設である公民 踏まえ、地域性を活かした魅力ある事業 館の役割は極めて大きく、今後とも事業 となるよう検討する。 の展開を図っていく。 829 829 829 829 4,059 地区住民のスポーツ振興と地域コミュ ニティーづくりの役割を大きく担う地域 スポーツ事業は、今後も住民との協働に 変更なし よる事業の展開を図っていく。 1,000 1,000 1,000 1,000 106 関係者によるスポーツイベント検討会 の提言【運動会は地域主体の運営により 継続、スノーバトルは参加者・協賛者の 変更なし 負担により実施】を踏まえ、基金活用終 了後にスムーズに移行できる体制を構築 する。 965 965 931 931 1,597 27,738 27,738 76,269 今後の方針 生涯学習総合センターの中核として、図書資料の充実と適切なレファレンスに努める。 市民の多様な学習ニーズに応えるため には、図書館資料の充実及びさまざまな 学習機会の情報提供に努める必要がある 。 市民の多様な学習ニーズに応えられる よう、資料の充実を図っていくとともに 変更なし 、さまざまな方法で情報提供を行ってい く。 本市の生涯学習活動の拠点として生涯学習 総合センターの開館に伴い、生涯学習課・中 央公民館・会津図書館でそれぞれ行なってい 教育委員会 【再掲】生涯学習推進事 生涯学習総合 た生涯学習推進関連の事業(学びのまちネッ 自 直 2 継 続 業 トワーク、出前講座、中央公民館事業、図書 主 営 センター 館市民学習事業等)を統合して実施するとと もに、様々な生涯学習機会の提供を行うこと で、本市の生涯学習活動の推進を図る。 急速な少子高齢化や核家族化、情報化 が進展し、個人の生活環境が大きく変容 生涯学習総合センターを拠点とし、地 生涯学習総合センターの開館に伴い、 し、また、市民の価値観の多様化などに 区公民館の事業を含め市全体で統一的な 中央公民館事業と会津図書館の市民学習 事業を統合して一括して行なう。またブ より市民に対して、学習機会・場をどの 考えで生涯学習推進を図る。 ックスタート事業のあり方についても検 ように提供していくことができるかが課 討を行う。 題となっている。 【再掲】生涯学習総合セ 教育委員会 一 ンター管理運営費 生涯学習総合センターの施設の維持管理を 自 部 3 継 生涯学習総合 続 行なう。 主 委 センター ※施策2-1-1-2に掲載 託 生涯学習総合センターを適切に管理し 、ランニングコストの削減や使用料等の 収入の増を図りながら、市民の快適な利 用を促進することが必要である。 高度化、多様化する市民の学習活動に 応え、快適な学習環境及び学習情報を提 供するため、生涯学習総合センターの適 変更なし 切な維持管理に努め、利用の促進を図る 。 53 19,003 5,738 県 【再掲】 3,796 【再掲】 3,796 【再掲】 3,826 【再掲】 3,826 【再掲】 12,012 【再掲】 162,598 【再掲】 他 150,915 【再掲】 162,598 【再掲】 他 150,915 【再掲】 136,303 54 平成23年度施策評価票 施策№ 2-1-2 基本施策名 学ぶ場を整備する 教育委員会 生涯学習総合センター 主管部課名 (政策名) 誰もが生涯にわたり学習できるまちをつくる 4.基本施策の評価 教育委員会各地区公民館 ・あいづっこ育成推進室 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○生涯学習社会に対応した多様な学習機会が確保され、市民の誰もが、自由に楽しみながら学べる環境が整備された社会の 実現をめざします。 ○生涯学習総合センターが4月に開館し、当初想定していた、利用者数の伸び(旧施設に対して公民館部門1.5倍、図書館部門2 倍)を大幅に超えるペースで順調に利用者数が伸びている。 成果指標推移 ○生涯学習総合センターについては、関係機関等とのネットワークの中枢機能を担う施設として強化を図ります。 ○生涯学習関連施設は、それぞれの固有の目的を踏まえ、適切な役割分担を図りながらネットワークを強化し、効果的な利 ② 目標達成の 活用を図ります。 ための方針 ○公民館については、適切な維持管理を行うとともに、施設の整備・充実を図ります。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○開館した生涯学習総合センターについては、光熱水費の節約に努めている。 ○地区公民館のあり方についての平成23年度の検討状況を踏まえ、生涯学習総合センターを中心とした公民館全体の体制を整え 、生涯学習推進を図る。 ○総合案内と図書館窓口業務のアウトソーシングを行い、図書館の利用時間の大幅な拡大を図るとともに、開架スペースの拡張 事業進捗 (前年度最終 や閲覧席の増設等により、学習環境の充実を図った。 評価に係る取 組みを含む) ○図書館と公民館の機能を備えた生涯学習総合センターの開館により、施設利用者数の更なる増加が期待されるものの、一 方で施設の維持管理費用の増大が課題となる。 ○このため、生涯学習総合センターをはじめとした各生涯学習関連施設の適正な維持管理に努めることに加え、アウトソー ③ 前年度最終 シングの導入など効率的な運営も進めるものとする。 ○また、地区公民館のあり方については、社会教育の趣旨を踏まえ、生涯学習総合センターとの役割分担や市民協働による 評価 (今年度の取組み 運営を検討するものとする。 方針・考え方) ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・生涯学習総合センター管理運営費 ・各地区公民館管理運営費 (参考) ・少年の家維持管理費 施策体系の中の ・子どもの森維持管理費 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) 成果指標名 中央公民館・会津図書館の利用者数(年間・延 ⑴ べ人数) ⑵ 生涯学習総合センターの来館者数(年間・延べ人数 ) ⑵ 生涯学習総合センターの来館者数(年間・延べ 人数) 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ ○生涯学習総合センターや地区公民館等の施設の適切な管理運営に努めながら、さらなる利用の促進を図る。また、利用者の要 望を可能な限り取り入れながら、より良い学習環境の提供に努める。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 130,000人 254,000人 279,400人 381,000人 (計画の当初:266,000人) 129,013人 - - 563,000人 619,300人 844,500人 - - - - ⑴ ○生涯学習総合センターの窓口業務等については、引き続きアウトソーシングを活用し、効率的な運営を図る。 取組み改善の ○生涯学習総合センターの図書資料・AV資料の充実を図る。 視点 ○地区公民館については、整備後、経年による施設設備の補修が必要な部分について、適切に対応する。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ※平成23年度より生涯学習総合センターの利用者数 ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○教育基本法、社会教育法の改正 ・生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の 実現が求められている。 ・保護者に対する家庭教育の支援や学校、家庭及び地域の相互連携と協力が条文に謳われ社会全体で教育の向上に取組むことが 求められている。 ③ 次年度の取組み及び進め方 中央公民館・会津図書館の利用者数(年間・延べ人 ⑴ 数) 年 度 ○生涯学習活動をする場に対する期待が高まってきている。 ○こどもとしょかんの親子利用や高校生の音楽スタジオのニーズが高まっている。 ○生涯学習総合センターの新築により学習環境が整い、新たな利用者・利用団体が増えている。 ○生涯学習総合センター管理運営費 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 ○生涯学習総合センターにおいては、総合案内と図書館窓口業務のアウトソーシングなどによる効率的な運営を行うとともに、開館時間の延長 など従前の図書館・公民館から大幅にサービスの拡充を行ったことにより、平成23年4月の開館以来、当初の予想を上回る施設利用があり、生 涯学習の場として有効に活用されているところである。 ○このため、市民へより良い生涯学習の場を提供できるよう、利用者の要望を取り入れながら改善に努め、さらなる利便性の向上と利用の促進 を図るものとする。 ○また、地区公民館をはじめとした各生涯学習関連施設について、計画的な修繕を行うなど適切な維持管理による効率的な運営に努めるものと する。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 223,172 208,967 227,308 213,769 160,023 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 55 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-1-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 社会教育施設等の整備充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 各施設において適切な維持管理に努めながら、さらなる効率化を検討する。 一 生涯学習総合センター管 教育委員会 生涯学習総合センターの施設の維持管理を 自 部 1 継 生涯学習総合 続 理運営費 行なう。 主 委 センター 託 生涯学習総合センターを適切に管理し 、ランニングコストの削減や使用料等の 収入の増を図りながら、市民の快適な利 用を促進することが必要である。 中央公民館神指分館管理 教育委員会 直 2 継 生涯学習総合 中央公民館神指分館の施設管理等を行う。 自 続 運営費 主 営 センター 3 継 続 北公民館管理運営費 教育委員会 北公民館 北公民館の施設管理等を行う。 継 4 続 南公民館管理運営費 教育委員会 南公民館 5 継 続 大戸公民館管理運営費 6 継 続 一箕公民館管理運営費 高度化、多様化する市民の学習活動に 応え、快適な学習環境及び学習情報を提 供するため、生涯学習総合センターの適 変更なし 切な維持管理に努め、利用の促進を図る 。 162,598 150,915 162,598 150,915 136,303 開館(建設)後経年による、施設・設備 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 ・器具等において老朽化・損耗等日常使 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 用に支障などをきたすなどの課題も多々 組む。 時的な経費の負担増を軽減していくなど 生じてきている。 の手法を検討する。 3,456 3,439 3,456 3,439 206 自 直 主 営 開館(建設)後経年による、施設・設備 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 ・器具等において老朽化・損耗等日常使 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 用に支障などをきたすなどの課題も多々 組む。 時的な経費の負担増を軽減していくなど 生じてきている。 の手法を検討する。 7,329 7,329 7,700 7,700 2,802 南公民館の施設管理を行う。 自 直 主 営 開館(建設)後経年による、施設・設 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 備・器具等において老朽化・損耗等日常 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 使用に支障をきたすなどの課題も多々生 組む。 時的な経費の負担増を軽減していくなど じてきている。 の手法を検討する。 6,688 6,673 7,994 7,994 5,412 教育委員会 大戸公民館 大戸公民館の施設管理等を行う。 自 直 主 営 開館(建設)後経年による、施設・設備 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 ・器具等において老朽化・損耗等日常使 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 用に支障などをきたすなどの課題も多々 組む。 時的な経費の負担増を軽減していくなど 生じてきている。 の手法を検討する。 5,868 5,217 5,458 5,458 4,886 教育委員会 一箕公民館 一箕公民館の施設管理等を行う。 自 直 主 営 開館(建設)後経年による、施設・設備 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 ・器具等において老朽化・損耗等日常使 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 用に支障などをきたすなどの課題も多々 組む。 時的な経費の負担増を軽減していくなど 生じてきている。 の手法を検討する。 5,892 5,892 7,892 7,892 583 6,206 5,987 6,519 6,300 4,510 7 継 続 東公民館管理運営費 教育委員会 東公民館 東公民館の施設管理等を行う。 自 直 主 営 開館(建設)後経年による、施設・設備 ・器具等において老朽化・損耗等日常使 用に支障などをきたすなどの課題も多々 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 生じてきている。また、車による来館者 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 時的な経費の負担増を軽減していくなど の増加により、駐車場が狭隘であること 組む。 の手法を検討する。 から、部屋が空いていても貸館を制限す るなどの問題が生じている。 8 継 続 湊公民館管理運営費 教育委員会 湊公民館 湊公民館の施設管理等を行う。 自 直 主 営 開館(建設)後経年による、施設・設備 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 ・器具等において老朽化・損耗等日常使 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 用に支障などをきたすなどの課題も多々 組む。 時的な経費の負担増を軽減していくなど 生じてきている。 の手法を検討する。 4,871 4,871 4,871 4,871 361 自 直 主 営 開館(建設)後経年による、施設・設備 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 ・器具等において老朽化・損耗等日常使 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 用に支障などをきたすなどの課題も多々 組む。 時的な経費の負担増を軽減していくなど 生じてきている。 の手法を検討する。 7,478 7,478 7,478 7,478 3,832 自 直 主 営 開館(建設)後経年による、施設・設備 安全・安心な施設環境を整え、必要最 施設・設備等の営繕にかかる長期計画 ・器具等において老朽化・損耗等日常使 小限の経費に努めながら維持管理に取り の策定により、破損・故障などによる一 用に支障などをきたすなどの課題も多々 組む。 時的な経費の負担増を軽減していくなど 生じてきている。 の手法を検討する。 9,776 8,156 9,776 8,156 752 284 284 840 840 196 2,726 2,726 2,726 2,726 180 継 教育委員会 9 続 北会津公民館管理運営費 北会津公民館 北会津公民館の施設管理等を行う。 10 継 続 河東公民館管理運営費 教育委員会 河東公民館 河東公民館の施設管理等を行う。 11 継 続 少年の家維持管理費 教育委員会 あいづっこ育 成推進室 少年の健全な心身の育成を図るための宿泊 施設として設置している。 自 直 施設の管理及び使用許可は市で行い、利用 主 営 者が自主的に利用している。 12 継 続 子どもの森維持管理費 用地内の巡視、施設の適正な維持管理を行 教育委員会 う。 直 生涯学習総合 管理に係る利用者への指導及び利用後の確 自 センター 認。定期的な草刈り、折れ枝回収等の労務作 主 営 業。公衆便所、仮設トイレの清掃。 市内に青少年が体験活動の場として気 団体生活の経験により、青少年の健全 軽に利用できる宿泊施設はほかになく、 青少年の健全育成を推進していく上から 変更なし 育成が期待される。 も維持すべきである。平成24年度には、 老朽化している屋根の塗装を行う。 利用者が急激に増えることは、環境へ 市民、特に小中学生が自然に対する理 の悪影響も懸念されるが市民にとって身 維持管理費について、その節減を検討 解を深める。 近に自然に触れることができる場所であ する。 るために適切な維持管理に努めていく。 56 平成23年度施策評価票 施策№ 2-1-3 基本施策名 高等教育機関との連携を強化する 主管部課名 (政策名) 誰もが生涯にわたり学習できるまちをつくる 企画政策部地域づくり課 関連部課名 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○会津大学との連携を強化し、教育・文化の振興を図ります。 ○多様化・高度化している市民の学習ニーズに応えることで、市民一人ひとりが自主的・自発的に学ぶことの出来る生涯学 ① 目標 習社会の実現を図ります。 (長期総合計画に ○地域における高等教育機関の充実を図ります。 おける基本施策 の目標) ○会津コミュニティカレッジ事業が終了したことから、平成22年度から行っている奨学寄附金を活用した講座の受講者数を成果 指標として設定し順調に進捗している。 成果指標推移 ○会津大学のコンピュータ教育や英語教育のノウハウ及び教育施設・設備を活用して、情報化・国際化に対応できる人材を 育成します。 ② 目標達成の ○会津大学の保有する資産を有効に活用しながら、地域との連携を強化します。 ための方針 ○地域における高等教育機関を充実させていくため、新たな高等教育機関の誘致に取り組みます。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○会津大学(コンピュータ理工学部)を活用したIT関連事業を実施する際に関係団体とともに事業に参画協力するほか、会津 大学地域教育研究等支援事業により会津大学へ奨学寄附金を行っている。平成22年度の奨学寄附金は、技術革新に挑戦する精神 と技術力を持つ創業意識の高い人材を育成することを目的とした「会津IT日新館」事業や、新たな産業の創出や地域産業の振 興を目的とした「地域貢献型公募研究」などに活用された。また、短期大学部とも、地域活性化センターを通じた連携を図って 事業進捗 (前年度最終 いる。 評価に係る取 組みを含む) ○地域における新たな高等教育機関として、平成21年4月に介護福祉士を養成する専門学校を旧河東第一小学校に誘致した。 〇IT企業が即戦力として求める専門技術を持った人材を育成し雇用促進を図るべく、会津大学が中心となって会津ソフトウェ ア・リンケージ・ファーム協議会が設立されたことから、協議会への参画を通じて協力を図っていく。 ○市民のニーズに応じた学習環境を整えることは、豊かで充実した生活の実現に寄与するものである。また、高等教育機関 については本市における教育水準の向上とともに様々な分野での連携により、地域活性化や新たな産業の創出、人材育成、 文化の創出などに結びつくものである。 ○こうした中で、会津大学との連携においては、コンピュータサイエンススクール開催への支援などを通じて全国の青少年 ③ 前年度最終 のコンピュータサイエンスに対する興味を高めるとともに、会津大学のみならず会津地域の知名度の向上、地域のPRに成 評価 果をあげてきたところであり、平成22年度から取組んでいる「会津大学地域教育研究等支援事業」についても、地域に貢献 (今年度の取組み する教育研究活動の支援を通じて産業振興や人材育成が期待できるものである。このことから当該事業については引き続き 方針・考え方) 取組を進め、連携の強化のもと地域の振興に結びつけるものとする。 ○また、高等教育機関を充実することは、多様化・高度化する市民の学習ニーズに寄与するとともに、進学、就労の選択の 幅を広げるものであり、引き続き誘致を検討していくほか、サテライト室やインターネット室で学べる(大学単位取得など )環境づくりも併せて検討していくものとする。 ・会津大学地域教育研究等支援事業 ・会津コンピュータサイエンススクール実行委員会負担金 (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 〇会津大学においては、平成18年度の公立大学法人化後、厳しい大学間競争やグローバル化の中で、学問や科学技術の進歩、産 業・文化の振興など県民の期待に応えるため、人材育成や研究、地域貢献、国際交流などに積極的に取り組みが行われている。 社会状況・ ○少子化に伴い、大学経営も厳しい時代を迎えており、地元自治体としても、優秀な学生の確保と魅力ある大学づくりを支援す 市民ニーズの ることにより、地域発展の貴重な資源である会津大学の更なる発展に向けて、大学と連携しながら、地域内外に対する情報発信 変化 を強めていくことが必要となっている。 〇地域における新たな産業の創出を促進させる環境づくりを進めるため、会津大学に対する奨学寄附金を平成22年度から開始し た。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ コミュニティカレッジ修了者の就職率 ○平成22年度から開始した奨学寄附金について、大学側の自主的な運用を前提としつつ、引き続き、地域貢献度の高い活用を働 きかけていく。 ⑴ 就職者数/修了者数 ⑵ 奨学寄附金を活用した講座の受講者数(累計) 成果指標名 ⑵ 受講者数累計 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) コミュニティカレッジ終了 コミュニティカレッジ終了 コミュニティカレッジ終了 コミュニティカレッジ終了 (計画の当初:100.0%) コミュニティカレッジ終了 - 25人 122人 183人 244人 61人 - - - ⑴ 取組み改善の 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ※平成19年度でコミュニティカレッジが終了 ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ①会津大学地域教育研究等支援事業 ②会津コンピュータサイエンススクール実行委員会負担金 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ○「会津コンピュータサイエンススクール」に関しては、地域の子どもたちにコンピュータサイエンス等の可能性や楽しさを体 験させるとともに、会津大学及び会津地域のPRに大きく貢献するものであることから、実行委員会への参画を通じて協力を図 っていく。 また、「パソコン甲子園」や「サイエンスカフェ」など会津大学が実施する子どもたちのコンピュータサイエンス等への関心 を高める取り組みについても、積極的に連携、支援を図っていく。 ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 10,700 10,700 10,700 10,700 467 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○市民のニーズに応じた学習環境を整えることは、豊かで充実した生活の実現に寄与するものである。また、高等教育機関については本市にお ける教育水準の向上とともに、様々な分野での連携により、地域活性化や新たな産業の創出、人材育成、文化の創出などに結びつくものである 。 ○平成22年度から行ってきた「会津大学地域教育研究等支援事業」については、「会津IT日新館」事業や「地域貢献型公募研究」などに活用 されており、今後もこの支援事業を通して、新たな人材育成や産業の創出に寄与していくこととする。 ○会津大学と連携して取組んでいる「コンピュータサイエンススクール」については、全国の青少年のコンピュータサイエンスに対する興味を 高めるとともに、会津大学のみならず会津地域の知名度の向上、地域のPRに成果をあげてきたところであり、引き続き実行委員会への参画を 通じて協力していく。 ○また「パソコン甲子園」や「サイエンスカフェ」など、会津大学が実施する子どもたちのコンピュータサイエンス等への関心を高める取り組 みについても、引き続き積極的に連携、支援を図っていくこととする。 事業費等 57 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-1-3-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 高等教育機関との連携の強化 会津大学に対して奨学寄附金を支出し、会 会津大学地域教育研究等 企画政策部 津大学における本市地域の特性やニーズを踏 自 1 継 続 支援事業 地域づくり課 まえた人材育成と教育研究活動の促進を図る 主 。 2-1-3-2 施 策 名 高等教育機関の充実 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 会津大学が掲げる目標でもある地域貢献度を高めるためにも、大学側のシーズと地域のニーズのマッチングに向けて連携・協議を図っていく。 補 助 金 等 会津コンピュータサイエ 企画政策部 3泊4日の日程で、会津大学においてプロ 自 補 助 2 継 ンススクール実行委員会 続 負担金 地域づくり課 グラミングやCGなどコンピュータサイエン 主 金 スの魅力を学ぶ講座を開催する。 等 施策№ 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 長期不況の続くなか、大学のもつ知的 奨学寄附金について、大学側の自主的 シーズを事業化する大学発ベンチャーへ な運用を前提としつつ、引き続き、地域 変更なし の期待が高まっている。 貢献度の高い活用を働きかけていく。 10,000 10,000 10,000 10,000 376 青少年にコンピュータサイエンスの可 能性と楽しさを体験させることで、創造 する心を育てるとともに、参加者同士の 変更なし ふれあいの場を提供しており、会津大学 及び会津地域のPRに大きく貢献してい ることから、継続していく。 700 700 700 700 91 少子化に伴い、学生の確保と教育水準 の維持のために、大学の魅力づくりがま すます重要になっている。 今後の方針 高等教育機関は、地域の人材の育成、学術研究、産業や文化の振興などの役割を果たしており、さらには学生及び教職員などの流入による消費や経済効果など も期待できることから、今後も誘致に向けて取り組んでいく。 58 平成23年度施策評価票 施策№ 2-2-1 基本施策名 教育環境を充実する 主管部課名 (政策名) 豊かな心と確かな学力を身につけた子どもを育むまちをつくる 教育委員会教育総務課 4.基本施策の評価 教育委員会学校教育課・総務部総務課 企画政策部北会津支所住民福祉課 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○児童生徒が安全で安心して学校生活を送ることができる環境を整備します。 ○多様な活動に柔軟に対応できる質の高い学習空間づくりを推進します。 ① 目標 ○教育、就学の機会均等を図り、有為な人材の育成を図ります。 (長期総合計画に ○園児・児童・生徒の健康・体力増進を図ります。 おける基本施策 ○幼児期の適切な教育環境を整備します。 の目標) ○学校施設の耐震化率については、北会津中学校の改築により平成22年度より耐震化率が向上した。 ○学校給食の強化磁器食器導入については、導入に伴い大規模な施設の改修等の必要が生じるため、大きな推進は難しいが、学 校の改修にあわせて徐々に導入を進めている状況にある。 成果指標推移 ○老朽化の著しい学校施設の建替えを行うとともに、耐震診断の結果、改築又は補強が必要と判断される施設について、段 階的に整備します。 ② 目標達成の ○グラウンド等の屋外教育環境を整備し、施設の適切な維持管理を図ります。 ための方針 ○教育活動への支援や就学援助を推進します。 (長期総合計画に ○健康診断・予防教育の充実などにより、健康・体力づくりを推進するとともに、学校給食における食器の改善などの食環 おける基本施策 境の整備や完全給食未実施校の解消を図ります。 の目標達成の ○幼児教育の充実を図るために、統合幼稚園を整備します。 ための方針) ○私立幼稚園・学校については、教育環境の向上が図られるよう支援します。 ○学校施設の耐震化については、北会津中学校の改築に引き続き、鶴城小学校の改築や耐震補強に取り組むなど、着実に事業の 推進を図っている。 ○学校給食施設の適切な維持管理や環境整備を進め給食の安全な提供に努めた。また、食物アレルギー対策について、個々人の 状況を把握し、きめ細かな対応を行った。あわせて米飯給食の回数を増やし、市内産コシヒカリに統一することで、伝統的な日 事業進捗 (前年度最終 本型食生活と地産地消を推進した。 評価に係る取 ○少子化傾向が続く中、河東地区の2幼稚園を集団活動確保のために河東第三幼稚園に統合し、幼児教育の推進に努めた。 組みを含む) また、県の基金を活用して、公私幼稚園施設にAEDを導入したり、図書の購入を行うなど施設環境の整備に努めた。 一方、国の幼保一元化の方針が検討される中、河東地区幼稚園の統合は実施できたが、北会津、河東両地区の整備構想を踏ま えた幼児教育施設の今後のあり方については、関係課と協議し、スケジュール等、早急に取りまとめる必要がある。 ○児童生徒の安全で良好な学習環境を確保するため、国の補助制度等を活用し、学校施設の耐震化、また学校屋外環境の整 備を進めることとする。 ○食の安全や食育などの食に対する関心が高まり、学校給食を通じた食育の充実や、厳しい経済状況下における保護者負担 ③ 前年度最終 の軽減など、教育環境の向上に向けた様々な取り組みが求められており、給食施設の適切な維持管理や学校衛生環境の充実 、保護者への経済的な支援などを継続し、引き続き教育環境の向上に努めるものとする。 評価 (今年度の取組み ○幼児教育においては、認定こども園制度が始まり、国において幼保一元化を検討するなど、幼稚園や保育所のあり方が変 方針・考え方) わろうとしている時期であり、国の対応を見据えていくとともに、引き続き幼児教育の振興に努めていくものとする。 また、定員充足率が高いとは言えない公立幼稚園については、国の動向を見定めつつ、今後のあり方を検討するものとす る。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災を経て、国は平成27年度までの耐震化完了を求めている。また、基本的な学習環境の維持修繕に加え、老朽施設 の改修等による長寿命化や環境対応、バリアフリーなどの課題への対応、特別支援教室の設置などのニーズも高まっている。 ○学校給食においては、原子力発電所事故に伴い、食材の安全確保対策と食材情報の保護者への提供が求められており、また、 社会状況・ 市民ニーズの 栄養や食事の取り方などについて、正しい知識に基づいて自ら判断し実践していく能力など、食育や教育的意義が求められてい る。 変化 ○少子化の進行や共働き世帯が増加する中で、国は、保育と幼児教育を一体化し、待機児童を減らすため、幼保一体化を推進し ており、平成23年7月にワーキングチームにより、中間とりまとめ(案)が示され、国や地方の費用負担のあり方や、補助のあ り方が示されてきている。 ○地震防災対策特別措置法が改正され、学校施設の耐震化に係る財政支援策等の拡充施策が平成27年度まで延長された。 ○食育基本法(平成17年)に基づいての食育推進計画(平成18年)、食に関する指導の手引(平成19年)の施行をはじめ、学校 給食における食育推進の充実が求められる。 法・制度の ○平成19年度に教育基本法が改正され、幼児教育にかかる良好な環境の整備が市の責務として明記された。平成23年度には幼保 変化 一体化にかかるワーキングチームの中間とりまとめ(案)が示されている。 ・小学校維持管理費 ・学校給食維持管理事業 ・中学校維持管理費 (参考) ・就学援助費 ・幼稚園就園奨励費補助 施策体系の中の ・学校環境衛生管理事業 ・私立学校運営補助 主な事務事業 ・体育大会運営費 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 公立小中学校の耐震化率 ⑴ 耐震基準を満たす棟数/全棟数 ⑵ 学校給食の強化磁器食器導入率 ⑵ 強化磁器食器導入校数/給食実施校数 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 63.4% 63.4% 65.3% 87.2% 63.4% - - - 27校/34校園 27校/33校園 28校/33校園 32校/33校園 27校/34校園 - - - - - - - - - ○学校施設の環境整備に関しては、国等の財政支援策を活用するほか、事業手法の見直しなどにより、一般財源の抑制に努めて 取組み改善の いく必要がある。 視点 ○北会津地区と河東地区の今後の幼稚園のあり方については、これまでの経過や財政状況を踏まえ、保護者の意向や関係部局と (他団体との も協議して方針を定める必要がある。 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○学校施設に関しては、学校施設の耐震化を可能な限り前倒して取り組むほか、東日本大震災に被災した学校の復旧事業や鶴城 小学校の改築事業、北会津中学校のプールやグラウンドの整備に取り組んでいく。また、学校施設の維持管理経費の抑制に取り 組むとともに、施設の老朽化が進むなかで計画的に修繕を行っていく必要がある。 ○経済的に厳しい世帯の就学の確保のため、引き続き就学援助制度を維持する。 ○学校給食の食材の安全確保の取り組み体制を構築し、児童生徒等に安全な給食を提供し、保護者に安心してもらえるよう努め る。また、給食施設の適切な維持管理や学校衛生の確保により、児童生徒の安全確保と心身の健全な成長を図る。 ○市全体の幼児教育のあり方を踏まえて、北会津地区と河東地区の幼児教育・保育施設の一体化を検討する。また、引き続き幼 児教育の振興を図るため、私立幼稚園や保護者に補助金等の支援を続ける。 ○学校施設耐震化事業 ○鶴城小学校改築事業 ○北会津中学校改築事業(プール及びグラウンドの整備) ○公立学校施設災害復旧事業(城北小学校北東棟及び渡り廊下棟、一箕中学校プール) 特に必要とされ ○就学援助費 ○学校環境衛生管理事業 る事務事業 ○学校給食維持管理事業 ○学校給食調理・洗浄業務委託事業 ○市立幼稚園運営事業 ○幼児教育振興事業 ○幼稚園就園奨励費補助 ○私立学校運営補助 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○東日本大震災を経て、学校施設の耐震化による児童生徒の安全確保が特に求められており、また原子力発電所事故により、学校給食における 食材の安全確保と保護者への正確な情報発信が必要とされている。 ○このため、学校施設の耐震化を可能な限り前倒しして進めるとともに、被災した学校の復旧事業や鶴城小学校の改築事業に取り組むこととし 、北会津中学校の改築についても年次計画に従い、着実に推進していくこととする。 ○学校給食においては、食材の放射線測定などの体制を構築し、安全な給食を提供するとともに保護者に情報を発信していくことで、保護者の 不安を取り除き、児童生徒が安心した学校生活を送ることができるよう努めるものとする。 ○また、幼児教育においては、北会津地区と河東地区について、本市の幼児教育のあり方や保護者の意向を踏まえて幼児教育・保育施設との一 体化や運営手法等の検討を行い、施設整備に向けた取り組みを進めるものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 1,766,024 1,247,682 2,447,469 1,417,108 231,835 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 59 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-2-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 学校施設の整備充実 継 1 続 小学校維持管理費 継 2 続 中学校維持管理費 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 児童生徒が安全・安心な学校生活を送るため、学校施設の耐震化を進めるほか円滑な学校運営を行うことにより、良好な学習環境を提供していく。 教育委員会 教育総務課 小学校における、施設の各種営繕、管理委 法 一 託、学校運営に係る光熱水費の支払い、学校 定 部 委 図書購入、各種物品の調達等を行う。 託 学校建築後20年以上経過した学校がほ とんどで施設、設備の老朽化が顕著であ り適切な営繕等の維持管理が求められて いる。 また、学校の営繕要望に対し迅速かつ 十分に対応するためにも修繕費等の一定 額の確保が必要である。 教育委員会 教育総務課 中学校における、施設の各種営繕、管理委 法 一 部 託、学校運営に係る光熱水費の支払い、図書 定 委 購入、各種物品の調達等を行う。 託 学校建築後20年以上経過した学校がほ とんどで施設、設備の老朽化が顕著であ り適切な営繕等の維持管理が求められて いる。 また、学校の営繕要望に対し迅速かつ 十分に対応するためにも修繕費等の一定 額の確保が必要である。 平成7年度から平成21年度にかけて行 った学校施設の耐震診断により、34校中 18校(105棟のうち44棟)について耐震 化が必要であるとの結果が出ている。 児童生徒等が安全・安心な学校生活を 送ることのできる教育環境を整備するう えで、耐震性の確保が不可欠であること から、改築及び補強による耐震化を同時 並行的に実施していく必要がある。 また、国が平成27年度までの学校施設 の耐震化完了を方針として打ち出してお り、速やかな事業進捗が求められている 。 平成21年2月の含有調査及び気中濃度 測定により、幼稚園2園、小学校3校、 中学校3校、公民館3館の計11施設にお いて天井等吹付け材中にアスベストの含 有を確認したが、いずれも表面は安定し た状態で空気中濃度も基準を大幅に下回 っている。通常の施設利用による飛散の 恐れはないものの、将来にわたって安全 な施設環境とするため、除去工事の実施 が必要となっている。 毎年多数の営繕要望があり、限られた 予算の中で最大限の対応をしているもの の、多額の経費が必要になるものなどに ついては、国の補助制度等を活用しなが ら、計画的な改修・修繕につなげていく 。特に、トイレ改修(洋式便器の設置) は早期に対応していく。 また、物品の購入のうち図書に関して 標準冊数の未達成校解消の措置を講じて いく。 毎年多数の営繕要望があり、限られた 予算の中で最大限の対応をしているもの の、多額の経費が必要になるものなどに ついては、国の補助制度等を活用しなが ら、計画的な改修・修繕につなげていく 。特に、トイレ改修(洋式便器の設置) は早期に対応していく。 また、物品の購入のうち図書に関して 標準冊数の未達成校解消の措置を講じて いく。 良好な教育環境を確保するためには施 設の適切な維持管理が必要であり、継続 していく。 340,637 国 273,456 ・ 県 339,750 302,950 国 34,972 良好な教育環境を確保するためには施 設の適切な維持管理が必要であり、継続 していく。 194,450 136,444 国 191,101 163,801 国 25,266 児童・生徒の安全・安心を確保するた 国も速やかな学校施設の耐震化の完了 め、また、国の財政支援策を活用するた を求めてきており、改築による耐震化に あわせ、補強工事による耐震化も着実に めにも早期の事業推進を図っていく。 進めていく。 10,540 640 185,078 22,479 国 6,765 建築物におけるアスベストの使用は法 施設利用者に対する安全な環境を確保 によって規制されており、特に文部科学 省では教育施設におけるアスベスト除去 するため、計画的に実施していく。 を進めることとしていることから、事業 を着実に進めていく。 35,580 210 国 18,241 941 602 教育委員会 教育総務課 一 法改正を踏まえ、耐震化の必要性が明らか な校舎・体育館のうち、特にIs値0.3未満 法 部 の棟について、早急に補強工事を実施する。 定 委 託 継 教育施設吹き付けアスベ 教育委員会 4 続 スト除去事業 教育総務課 北公民館 アスベストの含有が確認された吹き付け材 法 委 の除去工事を実施する。 定 託 継 5 続 北会津中学校改築事業 老朽化している北会津中学校の改築を行う 法 直 。 定 営 地域住民、市議会から早急な実施につ 事業の推進にあたっては、有効な財源 いての要望を受けて実施してきた事業で 年次計画に従って、着実に事業を推進 の確保とコストの縮減に努めるとともに あり、事業完了まで着実かつ計画的に実 していく。 、学校運営に極力支障をきたすことのな 施していく。 いよう十分に配慮していく。 237,734 0 282,522 0 9,621 教育委員会 教育総務課 老朽化し、耐震性も不足している鶴城小学 法 直 校の改築を行う。 定 営 鶴城小学校については、校舎等施設の 老朽化が著しいことから、新市建設計画 事業の推進にあたっては、有効な財源 に改築と位置づけている。また、耐震性 年次計画に従って、着実に事業を推進 の確保とコストの縮減に努めるとともに が低いことからも、児童の安全・安心を していく。 、学校運営に極力支障をきたすことのな 早期に確保していくため、着実に改築事 いよう十分に配慮していく。 業を推進していく。 16,928 16,928 301,182 28,482 4,736 公立学校施設災害復旧事 教育委員会 7 新 教育総務課 規 業 学校教育課 東日本大震災で被災した学校施設の復旧工 法 直 事を実施する。 定 営 東日本大震災で被災した学校施設のう ち、被害が大きく平成23年度内に復旧工 - 事を完了できない施設(城北小校舎、一 箕中プール)の復旧工事を実施する。 小中学校用務員代行業務 教育委員会 8 継 続 委託 教育総務課 学校用務員の業務を委託する。 3 継 続 学校施設耐震化事業 6 継 続 鶴城小学校改築事業 教育委員会 教育総務課 教育委員会臨時的任用職 教育委員会 9 継 続 員賃金 教育総務課 自 委 主 託 対象校(大規模校及び学級数の多い小中学 自 直 校)に臨時事務職員を年間90日(9ヶ月、月 主 営 平均10日)配置する。 - - - 150,000 0 国 5,637 用務員業務を委託することにより、費 用務員の退職者不補充により、順次委 用を抑えながら効果的な業務を行うこと 変更なし 託校数を増やしている。 ができることから、対応可能なところか ら、順次実施していく。 39,270 39,270 41,580 41,580 174 会津若松市教育予算確保協議会からの 陳情に、臨時事務員の全校配置と雇用期 間延長が要望されている。平成17年以降 、行財政再建プログラムに基づき、配置 校と雇用日数を減らしてきた経過にある が、平成19年・20年と県事務員が2人所 今後は、各校の児童数・学級数の減少 配置学校あたり1人の配置は変更しな 属していた学校で1人減員となり臨時事 を5年先までみすえながら配置決定して い。職務内容が、児童名簿や各種私会計 納入状況等、個人情報にふれるため臨時 務員の配置を行い、平成22年度には配置 いく。 職員の雇用形態を維持する。 校の中で児童数が最小の鶴城小学校以上 の児童数となっている学校に新たに配置 した。しかし、市雇用の不足をPTA費で 補充雇用している学校が18校中15校とな っている。 10,270 10,270 10,270 10,270 673 60 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 学校において財務会計処理を直接実施する 自 委 ための財務会計システムを導入し、システム 主 託 に係る機器等の保守・更新を行う。 機器導入から5年目を迎え老朽化に伴 う故障の発生リスクが高まってきている 。 特に、市役所ネットワークとの接続に 使用している機器が故障した場合、ネッ トワーク全体が被害を受ける恐れがある ため、定期的な機器更新が必要である。 また、プリンタについては老朽化に伴 う更新の必要性に加え、各校からの要望 が多い両面ユニットの導入により環境へ の配慮及び業務負担の軽減を図ることが 必要となっている。 学校における効率的な財務事務の執行 のため、また、財務会計システムのセキ ュリティ確保のため、必要な保守管理を 行うとともに、適正な時期での機器更新 に計画的に取り組んでいく必要がある。 さらには、適切な事務処理が行われるよ う、学校財務事務担当者研修の充実を図 る。 システム維持のための保守管理及び機 器更新等に必要となるコスト、効率的な 学校財務事務のあり方等を踏まえ、より 良い手法を検討する。 担当部課名 教育委員会 10 継 続 学校財務オンライン事業 教育総務課 法 定 ・ 自 主 事業の概要 境界未確認等の学校用地について測量等を 自 一 進め、適正な管理及び良好な教育環境を確保 主 部 委 する。 託 11 継 続 学校用地整理事業 教育委員会 教育総務課 12 継 旧小学校跡地利用事業 続 教育委員会 一 教育総務課、 旧学校の老朽施設の解体と、用地の登記整 自 部 総務部 理、跡地利用計画の検討を進める。 主 委 総務課 託 福島県立若松商業高等学 教育委員会 13 継 続 校記念事業補助金 教育総務課 施策№ 2-2-1-2 公立高等学校記念事業などに対する交付要 自 直 綱に基づき、学校創立記念事業に対して、補 主 営 助金を交付する。 施 策 名 就学支援の推進 1 継 続 就学援助費 教育委員会 学校教育課 学校教育法第19条に基づき、国の基準によ り、経済的理由によって就学困難な児童生徒 法 直 の保護者に対し、学用品費等、学校給食費、 定 営 医療費を支援する。 教育委員会 教育総務課 補 登下校時、通学困難地区と小中学校間でス 法 助 クールバスを運行する。 定 金 等 教育委員会 3 継 続 小中学校遠距離通学経費 教育総務課 遠距離通学児童・生徒の保護者に対し、バ 自 委 ス・列車の乗車券や補助金を交付する。 主 託 4 継 続 奨学資金給与 奨学生に対し、年額50,000円以内で奨学資 自 直 金を給与する。 主 営 2 継 続 スクールバス運行経費 教育委員会 教育総務課 教育財産の適正な維持管理のため、ま た、教育施設の整備改善を図っていくた めに不可欠な事業であり、継続して取り 組んでいく必要がある。 建築確認時には、敷地の所有権・地図 地図・権利の未整理校は小学校12校、 を整理する必要があることから、少しず 中学校8校あり、適正な管理のためには つでも、権利関係や地図の整理を進める 変更なし 今後も着実に整理を進めていく必要があ 必要がある。耐震化のための改築や補強 る。 の計画がある学校、権利関係人との関係 で急ぐ必要があるものを優先し、順次整 理を進めていく。 台帳や関係資料の整理、学校敷地内「 市道」および「法定外公共物」の所管換 などの事務的な作業を継続して進める。 (1)湊地区の旧小学校については、財 旧校舎の解体については、跡地の利活 政状況が厳しいため解体費を予算化でき 用計画と併せて検討していくべきと考え ないのが現状であり、利用計画も白紙の るが、旧学校跡地近隣の住民が安全で安 状態である。 心して生活できる環境を維持していくた 老朽化が著しい湊地区の旧校舎解体を (2)河東地区の旧小学校については、 進めるとともに、旧河東第二の有効活用 めにも旧学校の維持管理は適切に行い、 地域の活性化に資する利活用を基本に検 倒壊等の危険性にも考慮して計画的に解 討しているところであるが、土地の所有 のため、敷地の登記整理と併せ跡地利用 体するなど、地域住民の生活に十分配慮 計画を検討していく。 権にかかる登記等の整理について課題が していく。 多いのが現状。 また、登記整理については、膨大な時 (3)大戸中学校のポンプ小屋解体につ 間と労力が必要となることから、業務委 いては、平成23年度に実施予定。 託による対応を検討していく。 若松商業高等学校百周年記念事業に伴 う同窓会館建築は、平成23年8月末に竣 平成23年度で事業終了 工し、補助金交付は9月に終えたところ である。 - (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 1,191 1,191 2,233 2,233 1,504 1,660 1,660 1,600 1,600 1,444 1,641 1,641 31,148 31,148 722 2,000 2,000 - - - 今後の方針 教育の機会均等を図り、保護者負担の軽減するため、法令等に基づき実施していく。 長引く経済状況の低迷により年々受給 者数が増えており、事業費の増加傾向が 続いている。 就学援助は、法律が規定するとおり、 なお、東日本大震災により被災した児 地方自治体がなすべき事業であり、今後 変更なし 童生徒に対しては臨時特例交付金を活用 も継続して実施していくものである。 した被災児童生徒就学援助費にて対応す る。 平成21年度より、湊地区スクールバス (赤井・原コース)と北会津中学校スク ールバス(真宮南コース・真宮コース) について、それぞれ同じ路線を運行する 生活交通路線(原長谷川線)、北会津地 域巡回バスの利用への変更を行った。 なお、対象者については、遠距離通学 助成制度との整合性が求められるが、同 制度は北会津地区や河東地区等において 内容が異なっており、整理が求められて いる。 路線バスの運行維持に貢献する事業で もあり、平成21年度より、湊地区スクー ルバス(赤井・原コース)と北会津中学 校スクールバス(真宮南コース・真宮コ ース)を廃止して、それぞれ同じ路線を 運行する生活交通路線(原長谷川線)、 北会津地域巡回バスの利用へ変更し、定 期券の支給を行っている。 また、河東地区とそれ以外の地区に対 する制度が異なっており、整理が求めら れているほか、距離基準に満たない地区 からも助成の要望がある。 平成21年度より所得基準の見直しを行 い、より必要性の高い者への支援を行う 制度とし、また、平成22年度からは、公 立高等学校授業料の無償化に伴い、給与 額を月額12,000円から年額50,000円に改 定した。 なお、現在は2月に募集を開始し、年 度当初の4月に給付している。 92,362 91,458 国 96,673 95,701 国 5,379 対象者が同じで整合性が求められる遠 距離通学助成制度が、地区によって内容 が異なり、整理が必要となっており、ス クールバスについても併せて整理してい 今後も継続して適切なスクールバス運 く。 行を図っていく。 また、河東学園小学校スクールバスは 、平成19~23年度まで国の「へき地児童 生徒援助費補助金」の交付を受けている が、補助終了後は一般財源から補填する 必要がある。 47,758 39,312 国 47,758 47,758 1,494 今後も制度を維持継続していく。なお 、河東地区とそれ以外の地区において、 他の地区と異なる河東地区の制度につ 一部助成基準・助成内容が異なっており いて、地域の特殊性を考慮しながら統一 に向けた検討を行う。 、統一に向けた検討を行っていく。 12,093 12,093 12,050 12,050 449 平成21年度の所得基準見直しや、平成 募集期間が試験等の時期と重なること 22年度の給与額改定による結果の検証等 から、周知時期を早めるなどの検討を行 を行いながら、これまで同様にPRを行 う。 い、制度の周知徹底を図っていく。 1,650 1,650 1,650 1,650 299 61 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 継 5 続 板橋好雄奨学資金貸与 施策№ 2-2-1-3 教育委員会 教育総務課 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 河東地区に住所を有し、大学・短期大学に 自 直 進学する者で基準を満たしている者に板橋好 主 営 雄奨学資金を貸与する。 施 策 名 学校保健・体育活動の支援 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 平成22年12月の条例改正により、対象 者を河東地区から市全域に拡大するとと 基金の安定的な運用のためには、年間 もに、入学生だけでなく在学生も可とし 今後もPRに努め、利用者の増加を図 2、3件程度の貸与が限度と考えられる 、かつ、他団体による奨学資金制度との っていく。 。また、募集期間が入学試験等の時期と 併用も認めることとした。平成23年2月 重なることから、周知時期を早めるなど に募集を行い、新規4名に貸与を決定し の検討を行う。 た。 6 6 6 他 187 安全で快適な学校環境を確保し、園児 ・児童・生徒の健康を守るため、関係法 令に基づき環境検査等を実施する。 変更なし また、原子力発電所事故に伴う放射線 の安全対策を継続して実施する。 17,251 17,251 21,705 21,705 8,418 54,192 54,336 54,336 2,631 教育委員会 学校教育課 2 継 続 学校保健管理事業 教育委員会 学校教育課 学校保健法に基づく幼児、児童、生徒、教 法 直 職員の健康診断実施、学校医等設置による健 定 営 康相談の実施等。 新型インフルエンザを始めとする疫病 学校設置者として、学校保健安全法に や放射線被ばくに関する情報を的確に把 基づき、設置者の責任において実施して 変更なし 握し、速やかに適切な対応をする必要が いく。 ある。 54,192 3 継 続 学校受水槽改修事業 教育委員会 学校教育課 学校水道水の衛生管理の向上のために、地 法 直 下式受水槽を地上式受水槽に改修する。 定 営 平成23年度で事業終了 給水設備・プール設備の老朽化が進ん ※H22門田小、H23一中実施 でおり、修繕を必要とする箇所が年々増 鶴城小学校、行仁小学校の地下式受水槽 - 加している状況である。 については、学校の改築・大規模改修と 合わせた整備を検討する。 21,170 継 4 続 体育大会運営費 教育委員会 学校教育課 学校教育の充実と児童、生徒の健康増進、 体力・運動能力の向上を目的として、小学校 自 直 体育大会及び中学校体育大会の運営を支援す 主 営 る。 体育大会には、会津若松市内の小中学 校(私・県立も含む)が児童生徒の体力 および運動能力向上と部活動等教育活動 の成果を図るために参加しており、平成 23年度は、大熊中学校も参加している。 施 策 名 学校給食の充実 6 他 給水設備・プール設備の老朽化が進ん でおり、修繕を必要とする箇所が年々増 加している状況である。 また、特にプール設備については、原 子力発電所事故に伴う放射線の安全対策 を図る必要がある。 1 継 続 学校環境衛生管理事業 2-2-1-4 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 幼児・児童生徒の健康の保持増進と体力の向上を図るため、学校保健安全法等の関係法令に基づいて継続して事業を実施していく。 学校保健法に基づく飲料水水質検査等の各 法 直 種衛生検査の実施、給水設備・プール設備の 定 営 衛生管理及び安全管理を実施する。 施策№ (参考) 次年度事業費見込(千円) 児童生徒の健康増進、体力および運動 能力向上のため実施している体育大会の 運営等に要する経費であり、継続して実 変更なし 施していく。 14 国 - 4,487 4,487 - 4,487 - 4,487 602 今後の方針 安全安心な学校給食の提供と食育を推進するため、施設整備の維持管理や管理運営の充実を図り、効率的に事業を実施していく。 教育委員会 学校教育課 安心安全な給食を提供するために施設整備 の維持管理や管理運営の充実を図る。また、 一 学校給食における地産地消の取り組みなど食 法 部 育の推進を図るとともに、新たなアレルギー 定 委 食対応指針に基づいた学校給食の充実を図る 託 。 施設設備の老朽化による修繕や設備の 入れ替えが必要となっている箇所が増え ていることや、衛生管理面において安全 な給食施設の整備を早急に進めていく必 要がある。 効率的な学校給食運営に向け、新たな 給食センターの整備や、既存の給食セン ターを活用した受配体制の整備を図るな ど、本市における学校給食運営形態を検 証していく。 150,703 141,903 他 161,488 149,385 他 学校給食「調理・洗浄業 教育委員会 2 継 続 務」委託事業 学校教育課 学校給食業務の効率化を図るため、安心安 自 委 全な給食の提供を基本に、委託が可能な調理 主 託 洗浄業務について民間委託を図る。 民間調理事業所で十分に対応できる状 況であり、市調理員の高齢化も進んでい 学校給食の効率的な運営を図るため、 本市学校給食全体のあり方(自校方式 やセンター方式など)や運営形態の検証 ることから、職員の退職等にあわせて調 引き続き民間委託を推進する。 ・再構築を検証していく中でより効率的 理・洗浄業務の民間委託を推進できる状 な運営を検討する。 況にある。 226,745 226,745 230,196 230,196 1,128 学校栄養職員配置推進事 教育委員会 3 継 続 業 学校教育課 学校給食の中核を担う学校栄養職員を配置 自 直 し、食育や食物アレルギー対応の推進を図り 主 営 、安全安心な学校給食の充実を図る。 県費学校栄養士の引き上げに伴い、市 が独自に栄養士を配置する必要がある。 栄養士は学校給食の運営や食育の推進 に中核的な役割を担うが、臨時的任用職 員の採用が困難な状況になっていること から、勤務条件改善等のため非常勤特別 職での対応にする。 県費学校栄養職員未配置校に対して継 続して必要な栄養士を配置し、学校給食 を安全に提供し、食育や食物アレルギー 対応の取り組みを推進する。 給食センターについては、法令で県費 学校栄養士が配置されることから、本市 学校給食全体のあり方(自校方式やセン ター方式など)や運営形態の検証・再構 築を検証していく。 9,292 9,292 10,003 10,003 451 4 継 続 学校給食食器改善事業 教育委員会 学校教育課 学校給食における食環境の充実として、食 自 直 器の強化磁器、漆器椀の導入に向けて施設整 主 営 備等を図る。 強化磁器導入に向け、学校・保護者よ り改善要望があり、調理施設の状況を踏 まえながらも、早期に一部導入を含めて 進めていく必要がある。 学校給食の食環境の充実を推進するた 全校一斉導入を基本としながらも、一 めに学校の改修等にあわせて順次、施設 部導入の環境整備が図られる学校につい 設備等の整備を図りながら早期導入を目 て部分導入を進めていく。 指す。 835 835 2,012 2,012 1,121 学校給食維持管理事業( 教育委員会 5 新 規 給食食材放射線量測定) 学校教育課 学校給食で使用する食材の放射線量の測定 自 一 を行い測定結果を市のホームページ等により 主 部 委 公表する。 託 原子力発電所事故に伴う放射線の影響 等を心配し、学校給食で使用する食材の 検査とその公表を求める意見が寄せられ ー ている。また、他自治体において、同様 の要望への対応として独自に検査をする 自治体が増加している。 ー - - 16,409 16,409 752 新学校給食センター新設 教育委員会 6 新 規 事業 学校教育課 今後の本市全体の学校給食施設の整備や配 置のあり方を見直しする中で、市の中心部に 「新たな給食センター」を整備することを柱 に、効率的で安全な給食の提供体制の構築を 検討する。 一 あわせて、今回の震災の教訓を生かし、新 自 部 たな給食施設は使用エネルギーの分散化を図 主 委 るとともに、災害の際に食糧提供の役割や食 託 材検査を可能とする多機能型にすることを検 討する。具体的には、ガスから電気と熱を作 るガスコージェネーションシステムの導入や 太陽光発電等を取り入れ自立的なエネルギー 確保を図ることを検討する。 学校給食施設、特に自校方式校の老朽 化が進み維持管理コストが嵩んでおり、 また人件費削減やコストの低減が進まな い状況にある。さらに少子化に伴い、将 来的に必要とされる給食提供数は減少の 傾向にある。 こうした中で、新たな給食施設の整備 ー が求められているが、狭隘な学校施設の 効果的な使用のため、自校方式から転換 し、集約した給食センター化と、効率面 で課題がある現行の給食提供校の組み合 わせの見直しを検討する必要がある。 また、災害に強い施設や被災者支援の 役割が求められている。 ー - - 0 0 752 1 継 続 学校給食維持管理事業 安全安心な学校給食の提供とともに食 育の推進を図り、学校給食の継続的な運 営に努めていく。 施設設備の老朽化による修繕や設備の 入れ替えについて、継続的・計画的に進 めていく。 62 35,856 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-2-1-5 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 幼児教育の充実 教育委員会 学校教育課 市立幼稚園の幼児教育の充実を図るため教 材の整備や教育方法の研究等を行う。(北会 津地区は、保護者支援のため預かり保育を実 施している) 法 直 また、北会津・河東地区における施設建設 定 営 、さらには幼保一体化の推進による「こども 園(仮称)」としての整備やその運営手法に ついて検討を進める。 継 2 続 幼稚園維持管理費 教育委員会 教育総務課 市立幼稚園における施設の各種営繕、管理 法 一 委託、学校運営に係る光熱水費の支払い、各 定 部 委 種物品の調達等。 託 3 継 続 幼稚園就園奨励費補助 教育委員会 学校教育課 補 市立幼稚園にあっては保育料の減免、私立 法 助 幼稚園にあっては補助金の交付を行なう。 定 金 等 継 1 続 市立幼稚園運営事業 市立幼稚園マイクロバス 企画政策部 4 継 北会津支所 続 運行管理事業 住民福祉課 5 継 続 幼児教育振興事業 施策№ 2-2-1-6 1 継 続 私立学校運営補助 教育委員会 学校教育課 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 幼児教育の振興や幼稚園施設の環境改善、あらには子育て支援の事業を継続して実施する。なお、公立幼稚園については関係機関と連携し、今後のあり方につ 今後の方針 いて検討していく。 少子化が進行し園児数の減少が続いて いる。 少子化や幼稚園施設の老朽化が進んで また、国の幼保一体化の方向性とあわ 市全体の幼児教育のあり方を踏まえて おり、北会津・河東両地区の合併前の構 、北会津地区と河東地区の幼児教育・保 せて、公立幼稚園のあり方(施設や運営 育施設の一体化を検討する。 想等を踏まえて、将来を見据えた幼児施 方法等)について、関係部局と連携して 設の今後のあり方を検討する。 検討していく必要がある。 築年数が相当経過した幼稚園がほとん どで施設、設備の老朽化が顕著であり適 切な営繕等の維持管理が求められている 毎年多数の営繕要望があり、限られた 良好な教育環境を確保するためには施 。 予算の中で最大限の対応をしており、今 設の適切な維持管理が必要であり、継続 また、幼稚園の営繕要望に対し迅速か 後も継続して対応していく。 していく。 つ十分に対応するためにも修繕費等の一 定額の確保が必要である。 幼稚園に早期に支出する必要性や、幼 低所得世帯への補助が増額される傾向 が続き事業費が増加している。 国の補助事業であり、保護者の負担軽 稚園の繁忙期に交付にかかる事務が必要 平成23年度については、東日本大震災 減に資することから、本市における幼児 となることから、これまでの交付時期に による被災幼児の就園奨励費補助金につ 教育の振興を図る上で必要性の高いもの ついては見直しを検討する。 また、幼稚園の事務負担の軽減を図る いて、全額国費により補助が行われてい であり、今後も継続して実施する。 ため、保護者への直接交付とする等交付 る。(被災幼児就園支援事業) 方法についても検討する。 7,834 国 -3,095 ・ 他 6,934 10,330 8,330 国 10,342 173,654 115,738 国 173,654 国 -3,215 ・ 他 10,342 67,811 5,074 115,738 国 1,504 園児の住む町内と幼稚園間にマイクロバス 自 直 を運行させ、園児の送迎をする。 主 営 マイクロバスは園児の送迎のほか、園 外保育への活用も図られ幼稚園運営に大 きな役割を果たしているが、購入年度が 平成7年度と16年以上使用の車両のため 、今後故障時等への対応が求められてく る。 幼稚園所管の教育委員会学校教育課に て新市建設計画の統合幼稚園整備を市幼 児教育振興プログラムとの整合性、市立 変更なし 幼稚園の今後のあり方と併せた中で検討 する必要があり、新たな施設整備までの 間現行のとおり継続していく。 474 474 474 474 5,134 本市の幼児教育の基本方向を中心とした「 補 会津若松市幼児教育振興プログラム」に沿っ 自 助 て事業を推進する。私立幼稚園の預かり保育 主 金 事業を支援する。 等 幼児教育に対する市民の意識が高まっ ており、また、子育て支援として、預か り保育や心身障がい児の受け入れ等のサ ービス拡充が求められている。 私立幼稚園の各種事業を支援すること により、幼児教育環境の向上を図ること 変更なし ができるため、今後も継続して実施する 。 3,247 3,247 3,247 3,247 376 40,040 39,340 39,340 301 施 策 名 私立学校等の振興 教育委員会 学校教育課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 私立幼稚園14園、小中学校1校、高等学校3 補 校に対し、在籍する園児・児童生徒の教育環 自 助 境を向上させるために、補助金を交付し、そ 主 金 の経営を支援する。 等 今後の方針 少子化の進行に伴い、私立幼稚園や私立学校の経営が厳しいことから、補助水準のあり方について検討する。 園児・児童生徒の減少や経済状況の変 私立学校の安定運営を支援することで 化から、私立学校の運営が不安定となっ 、児童生徒の多様な学習機会の確保を図 今後も引き続き支援のあり方や補助の ている。特に幼稚園については、運営状 るため本事業を継続して実施する。 水準のあり方について検討する。 況が一層厳しくなっている。 63 40,040 64 平成23年度施策評価票 施策№ 2-2-2 基本施策名 特色ある学校づくりを推進する 主管部課名 (政策名) 豊かな心と確かな学力を身につけた子どもを育むまちをつくる 関連部課名 教育委員会学校教育課 4.基本施策の評価 教育委員会教育総務課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○確かな学力を身につけた児童生徒を育みます。 ○21世紀をたくましく生きるために、国際社会や高度情報社会の中で積極的に活動できる子どもを育みます。 ① 目標 ○学校・保護者・地域と連携を図りながら、開かれた学校づくりへの取り組みを推進するとともに、児童生徒の安全・安心 (長期総合計画に な生活を確保します。 おける基本施策 ○一人ひとりの個性の伸長を図り、豊かな心を育みます。 の目標) ○「学校が好きな児童生徒」の割合は、微増の状況である。 ○確かな学力を身につけるために、平成21年度に設立した「学校教育指導委員会」は、全市的な学力の底上げの取り組みを続け ており、今後取り組みを続けることで、指標についても上昇することが期待される。 成果指標推移 ○確かな学力を育成するため、小中学校ごとの課題を明確にし、学力向上の計画・実践・評価・改善を推進します。 ○総合的な学習の時間や特別活動等において、地域や学校、さらには子どもたちの実態に応じて、創意工夫をいかした特色 ② 目標達成の ある教育活動を推進します。 ための方針 ○特別な教育支援を必要とする児童生徒に対しては、学校、家庭、医療機関、スクールカウンセラー等との連携を強化し、 (長期総合計画に 指導方法の充実を図ります。 おける基本施策 ○地域の考えを学校運営に積極的に取り入れます。 の目標達成の ○保護者やスクールボランティア等と連携し、児童生徒の安全・安心な生活を確保します。 ための方針) ○郷土の自然や歴史、文化を学ぶ教育を推進します。 ○学力向上のための取り組みは充実してきており、英語教育や郷土理解学習においては他市と比較しても進んでいる。 しかしながら、特別支援教育の分野や保護者負担の軽減については、特別支援員の増員等改善を図っているものの、保護者や 学校の要望に応え切れていない状況で、今後更に改善が必要である。また、教材費を始めとした学習環境の充実については、国 の補助も活用しながら整備しているが、厳しい財政状況の中で十分とはいえない段階にある。 事業進捗 (前年度最終 現在、国の新たな指導要領を踏まえた学習指導が進められており、学校や保護者、関係機関の協力や地域の人材活用を推進し 評価に係る取 、本市の次代を担う子どもたちの育成を図って行く。 組みを含む) また、郷土学習については、副読本の活用策として「歴史検定」をモデル実施したり、地域の人材による歴史講話を実施し、 本市の歴史を児童生徒に伝えた。 ○確かな学力を身につけるため、全市的な学力の底上げの取り組みを継続する必要がある。 ○また、国においては、いわゆるゆとり教育から、学力向上を重視した教育へと方針を転換しており、授業時数の増加や小 学5・6年生の英語教育の必修化、道徳教育・郷土学習の充実など学習指導要領の改訂に対応した取り組みが必要となってい ③ 前年度最終 る。 ○このため、学力向上については、各学校での取り組みに加え、家庭や地域とも連携しながら取り組みを進めるとともに、 評価 (今年度の取組み 教材の充実など新学習指導要領への円滑な移行を進めるものとする。また、英語教育についても、国際交流協会等との連携 方針・考え方) による更なる成果向上策を検討するものとする。 ○障がいを持つ児童生徒への支援や、悩みを持つ児童生徒や保護者へのきめ細かな対応などを行う体制を整備し、充実した 学校生活を送ることができるよう努めるものとする。 ○郷土学習については、本市で作成した副読本を更に活用し、本市の歴史を児童生徒に広く伝えていくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○新たな学習指導要領においては、基礎学力の向上を目指した教育方針となっており、理科や国際理解のための英語教育の充実 や伝統文化、道徳教育、郷土学習の必要性が増している。また、相対的に「体験活動」の時間が少なくなっていることから、内 容を精査して有効な取り組み方が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの また、地域の歴史や文化を学び、地域愛を持った人材の育成が求められている。 さらに、障がいの有無にかかわらず、一緒の社会を生きる者として、ともに生きる「特別支援教育」が社会的に一層認識され 変化 てきており、本市でも人的支援や学習環境の整備を進めているが、今後より一層の充実が求められている状況にある。 ・教材費 ・特別支援学級関係費 (参考) ・英語指導外国青年招致事業 ・心身障がい児就学指導委員会経費 施策体系の中の ・教育用コンピュータ整備事業 ・特別支援員事業 主な事務事業 ・あいづっこ学力向上推進事業 ・総合的な学習支援事業 ・指導研究に要する経費 ・郷土理解学習推進事業 ・小中学校児童生徒各種大会出場補助金 ○平成19年度に教育基本法や学校基本法が改正され、幼児期の教育推進に関する規定や特別支援教育推進に関する規定が盛り込 まれた。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 「学校が好きな児童生徒」の割合 成果指標名 ⑵ 全国学力平均との比較値(平成22年度は全国学力テ スト、平成23年度以降は教研式全国標準学力検査) ⑵ 本市の学力平均値と全国の学力平均値の比較 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○児童生徒の学力向上対策 児童生徒が確かな学力を身につけるために、引き続き「学校教育指導委員会」により、学校や保護者と協力して全市的な学力 の底上げの取り組みを続けるとともに、スクールボランティアティーチャーなど、市民協働による個々の学力向上策を推進する 。 ○新学習指導要領への対応 新学習指導要領の実施に必要な、教科書や教師用指導書などを必要数購入する。また、英語や武道などの授業に対応できるよ 重点的に う英語指導助手やインストラクターの派遣、武道用具の整備を進める。 取組む内容 ○地域の歴史や文化、伝統産業を学ぶ機会を充実させ、地域愛を持った人材の育成を図る。 ○放射線対策としての保護者への情報提供 東日本大震災に伴い、従来以上に、学校や教育委員会からの「正確な情報提供」等が求められており、「スクスクウェブ」を 活用し、情報提供に努める。 ○特別支援教育の推進 特別支援学級の新設など支援環境を充実させるとともに、学校や保護者要望の高い特別支援員の増員配置を進める。 ○学校が楽しいと児童生徒が思える学習環境の整備 授業内容がわかる、学びが楽しい、教師と児童生徒が信頼しあえる学校を目指すため、教育委員会と学校が協力してよりよい 取組み改善の 授業の進め方や生活指導を検討していくとともに、必要な教材を整備し、また地域の声を取り入れる取り組みや地域の人材の活 視点 用を進めていく。 (他団体との ○障がいを持つ子も持たない子も「共に学ぶ」学習環境の整備 連携・補助事業 障がいを持つ児童生徒が必要な支援を受け、共に学ぶことができるよう、教員の資質向上や、関係機関と連携した支援を進め の活用・補助金 るとともに、人的な支援体制の充実を図っていく。 の適性化等) ⑴ 「学校が好き」と答えた児童生徒数/回答総数 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 88% 89% 90% 95% 88% 89% - - 小学校:各教科とも全国平均 を上回る 中学校:各教科とも全国平均 を上回る 小学校:各教科とも全国平均 を上回る 中学校:各教科とも全国平均 を上回る 小学校:各教科とも全国平均 を上回る 中学校:各教科とも全国平均 を上回る - - - ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) 小学校:A・B問題とも上回 っている 中学校:A・B問題とも上回 ⑵ っている 全国学力テストが抽出方式に 変更されたため全体的な全国 との比較ができなかった。 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ○「あいづっこ学力向上推進事業」による全市的な学力向上対策 ○「郷土理解学習推進事業」により郷土歴史学習と地域愛の育成 ○「特別支援員事業」の拡大による特別支援教育の推進 ○「小中学校児童生徒各種大会出場補助金」の維持による保護者負担の軽減 ○「スクールカウンセラー事業」や「適応指導教室事業」による教育相談体制の充実 ⑷ 5.最終評価 ○児童生徒の学力向上に引き続き取り組む必要があるが、今年度の小学校に続き、次年度は中学校においても新たな学習指導要領が完全実施さ れることから、新たな学習指導要領に対応した授業への円滑な移行が求められている。 ○また、東日本大震災に伴い、保護者への正確な情報提供がより一層求められている。 ○このため、学校や家庭と協力しながら全市的な学力の向上に向けた取り組みを継続するとともに、スクールボランティアティーチャーなど市 民との協働による個別の学力向上への取り組みを進めていくものとし、あわせて教材の充実など新学習指導要領への円滑な移行を進めるものと する。加えて本市の歴史や文化等の郷土歴史学習を推進し、郷土を愛する子ども達の育成を図ることとするが、学校が楽しいと児童生徒が思え るよう、授業の進め方等に配慮していくものとする。 ○また、教育情報ウェブサイト「スクスクウェブ」などを活用し、放射線の情報等を素早く正確に発信していくものとする。 ○障がいを持つ児童生徒についても必要な支援を行い、障がいの有無にかかわらず共に学ぶことができる環境づくりに努めるものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 206,554 196,352 202,700 198,315 32,419 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 65 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-2-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 確かな学力と豊かな心の育成 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 購入・修理ともに部活動用品(主に楽 器等)の希望が多く、緊急性を考慮し予 算の範囲内で対応している。 新学習指導要領の円滑な実施(小学校 H23、中学校H24)に向け、教材を計画 的に整備していく必要がある。 教材費(教師用指導書等 教育委員会 2 継 続 購入費) 学校教育課 学校教育法第5条「学校設置者である市が 学習活動に必要な経費を負担する。」に基づ 法 直 き小中学校教育に必要な教師用教科書・指導 定 営 書等を整備する。 平成23年度は小学校用教科書、平成24 年度は中学生用教科書の採択替えの年度 であり、通常年度と較べて大幅な予算増 教員が使用する教科書及び指導書を整 となっている。 変更なし なお、平成23年度は、東日本大震災に 備することは、学習活動に不可欠であり 伴い被災児童生徒が転入したことから、 、今後も適切な冊数を把握し購入する。 クラス数が増加し、追加対応が必要な状 況にある。 継 3 続 理科教育設備費 教育委員会 教育総務課 理科教育振興法に基づき、国庫補助制度を 法 直 活用し理科教育に必要な教材設備を整備する 定 営 。 国庫補助金を活用し整備を図っている が、各年度ごとに補助対象校を選定して いるため、市内各校が設備を整備するに は長期間を要する。 修学旅行等児童生徒引率 教育委員会 4 継 続 に要する経費 学校教育課 修学旅行で児童生徒を引率する教職員に対 法 直 し、県の通知に基づき拝観・入場料、旅行取 定 営 扱料金を支出する。 あいづっこ学力向上推進 教育委員会 5 継 続 事業 学校教育課 市指導主事と各校教員で組織する「学校教 育指導員会」を設置し、全市的な学力向上対 策を推進するほか、中学校区単位で「小中連 自 直 携推進会議」を開催し、また、長期休業期間 主 営 、希望校にスクールボランティアティーチャ ーを派遣し、個別指導の充実を図っている。 6 継 続 指導研究に要する経費 教育委員会 学校教育課 教員の指導力向上と児童生徒の学力向上の ため、指導主事研究協議会への参加や、教育 自 直 研究委託等の実施、知能検査の実施、教育ネ 主 営 ットへの接続等を行い、個々の学習状況確認 や情報収集に努めている。 児童生徒の学力向上や、教員の指導力 向上、教育環境の充実が求められている 。 継 スクールカウンセラー活 教育委員会 7 続 用事業 学校教育課 高度で専門的な知識や経験を有するスクー ルカウンセラーを小中学校に派遣することに 自 直 より、悩みを持つ児童生徒やその保護者、さ 主 営 らには指導を行う教員の相談に応じ、その解 決に資する。(小学校16校、中学校1校) 8 継 続 心の教室相談員事業 教育委員会 学校教育課 教育委員会 教育総務課 うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 本市の児童生徒の学力向上を図り、また思いやりの心をもった子どもたちを育成するためには、学習環境の整備はもとより、学校や保護者、地域と協力して全 今後の方針 市的な取り組みを続けて行く必要がある。今後も、学校教育指導委員会を核とした学力向上策、生活指導を継続する。また、児童生徒や保護者、教員等の悩みの 解決のため相談体制の充実や保護者負担の軽減を進める。 学校教育法第5条「学校の設置者(市)は 、その設置する学校を管理し、その学校の経 法 直 費を負担する。」に基づき、教育活動に必要 定 営 な教材等(部活動用品・修理費含む)を整備 する。 1 継 続 教材費 平成23年度予算(千円) 修学旅行の旅行先が各学校によって異 なるため、拝観・入場料についても様々 である。旅行先が東京方面の場合入場料 が高額となる傾向にある。 また、東日本大震災に伴い多くの学校 が旅行先を被災地以外に変更している。 本市の学力は、国や県と比較し、現段 階ではやや上回っている状況にあるが、 さらに学力向上を目指す取り組みを継続 する必要がある。 また、全国学力テストが「悉皆方式」 から「抽出方式」になったことから、学 力判断の指標を教研式全国標準学力検査 (NRT)に変換する必要がある。 学習内容や指導方法については、画一 的、固定的なものでなく常に改善されて いるため、現状を把握しながら計画的に 整備を継続していく。 理科教育にかかる設備は特に高額なも のが多く、実験等で教材を使用する頻度 も高いため、今後も国庫補助を活用し計 画的な理科設備の整備を図っていく。 教材の自主的選択や各学校の裁量の拡 大を促すため数量に関する事項は定めて いないが、今後は各教材の機能を重視し た教材選択に努めるとともに、必要数量 (整備目標)を定めるなどして、より計 画的、効果的な整備を検討していく。 補助制度のスケジュール上、実際の購 入が10月以降となってしまうため、整備 教材の利活用を年次的に計画し、弾力的 な教材の整備を図っていく。 教育活動にかかる経費の適正な負担と 、円滑な修学旅行の実施のため継続して 変更なし 実施する。 30,560 30,560 30,560 30,560 3,909 30,235 30,235 24,485 24,485 602 1,100 550 国 1,100 550 国 1,346 1,162 1,162 1,100 1,100 489 0 0 0 0 4,109 児童生徒の学力向上や、教員の資質向 上のために、引き続き本事業を継続し、 変更なし 情報収集や児童生徒の学習状況把握を行 っていく。 2,194 2,194 2,194 2,194 2,241 児童生徒の不登校や問題行動は多様化 しており、指導の専門性が求められてい る。県の派遣事業も併用している状況に ある。被災児童生徒に対しては、別途県 の緊急事業にて対応している。 児童生徒の不登校や問題行動等の対応 に果たすスクールカウンセラーの役割は 大きく、児童生徒の健全な育成に資する 事業であることから、事業を継続してい く。 2,610 2,610 2,610 2,610 1,868 児童生徒のいじめや不登校等の問題解決を 図るため、スクールカウンセラーが配置され 自 直 ていない学校に「心の教室相談員」を配置し 主 営 、児童生徒や保護者等の悩み相談に応じる。 (小学校2校、中学校2校) 配置校において年間相談件数が合計2 000回を超えるほどあり、児童生徒の 身近な相談者として必要性がある。 児童生徒や保護者等の悩みの相談に応 じることで、その問題解決や問題行動の 変更なし 未然防止につながっていることから、今 後も事業を継続していく。 1,600 1,600 1,600 1,600 897 教育委員会 9 継 続 適応指導・教育相談事業 学校教育課 教育相談員1名を委嘱し、いじめ、不登校 、虐待等の問題を抱える児童生徒やその保護 者の電話相談や来所相談に応じる。また、不 自 直 登校児童生徒を対象に適応指導教室を開設し 主 営 、学校への復帰や自立のための支援を行って いる。 いじめや不登校は減傾向にあるものの 、不登校長期化でひきこもりとなるケー スも増えており、相談体制の充実や不登 校児童生徒の居場所づくりが必要な状況 にある。 一方、本事業の財源となっている県の 補助金の確保が難しくなっている。 今後も不登校児童生徒の居場所確保及 び学校復帰への取り組みを継続していく 必要があることから、事業を継続してい く。 不登校児童生徒のうち、適応指導教室 に来ることができない児童生徒の在籍す る学校を訪問し、教職員とともに対策を 検討したり、家庭訪問を実施するなど、 手法の改善を図る。 2,307 2,520 2,520 1,943 小中学校児童生徒各種大 教育委員会 10 継 続 会出場補助金 学校教育課 市内小中学校の児童生徒が、学校教育活動 により、国、地方公共団体及び公的団体など 自 補 が主催する音楽、体育、英語弁論大会などに 主 助 金 出場する場合、必要となる経費に対し補助金 等 を交付する。 学校やPTAより、補助割合、補助単価 、対象となる大会枠の拡大による保護者 負担の軽減要望が継続して求められてい る。 補助金の交付により、児童生徒が安心 して大会に出場できることから今後もこ 補助金の水準や内容について引き続き の事業を継続していくが、保護者に受益 検討していくこととする。 者負担の観点から一定程度の負担は求め ていく。 17,327 17,327 20,504 20,504 902 11 継 続 放課後児童活動事業 教育委員会 学校教育課 小学校1~3年生を対象に、放課後活動を充 実させ、帰宅までの時間を有意義に過ごさせ 自 直 るため、学校や公民館を会場に学習活動、文 主 営 化活動、情操教育活動等を行っている。 (市内小学校16校) 少子化や核家族化等により、小学校低 学年は、家に戻っても1人でテレビやゲ ームなどで過ごすことが多い現状にあり 、このような児童の健全育成のため、放 課後を安全に有意義な時間を過ごさせる 居場所が求められている。 児童生徒の放課後活動を充実させ、帰 宅までの時間を有意義に過ごさせるため 、継続して実施していく。 変更なし 今後は、発達段階に応じた活動の提供 や安全な下校方法を検討する。 65 65 65 65 38 継 12 続 小学校芸術鑑賞事業 教育委員会 学校教育課 各小学校のPTAが主体となって実施する芸 自 補 術鑑賞事業(演劇や音楽公演等)に補助金を 主 助 金 交付する。 等 芸術鑑賞教室の教育効果を期待し、全 児童生徒が健やかに成長し、豊かな情 ての市立小学校PTAが実施し、情操教育 操や人間性を築いていく一助となる事業 変更なし に役立っている。 であるため継続して実施する。 1,680 1,680 1,680 1,680 136 全市的な学力向上を図るため、学校教 育指導委員会を継続し、研究成果を各学 校に発信していくとともに、個々の学力 向上のため、スクールボランティアティ ーチャーなど市民協働の取り組みを拡大 していく。 66 スクールボランティアティーチャー制 度の担い手が退職教職員に限られている が、これを広く地域の人材に拡大するた めの手法を検討する。 平成23年度に県の事業としてスクール ソーシャルワーカーが被災児童生徒を主 な対象として支援を行っており、今後そ の成果を検証していく。 739 県 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 教育委員会 13 継 続 小中学校音楽祭開催事業 学校教育課 年に一度、會津風雅堂において、市の主催 自 直 により市立小中学校児童生徒が一同に会する 主 営 音楽祭(合唱、演奏、演舞等)を開催する。 多くの児童、生徒が参加し、活動の成 果の発表の場となり、保護者等も多く鑑 賞に来ている。 児童生徒の音楽を通した学習、発表・ 事業の当初の目的は一定程度達成され 一方で、合唱等については大会が別に 交流の機会を確保する事業であることか てきているものと考えられることから、 事業の継続の必要性も含めて今後検討し あり、また、各学校の文化祭等学習・発 ら、継続して実施する。 ていく。 表の機会は一定程度整備されている状況 にある。 14 継 続 スクール議会開催事業 子どもたちが市政や議会を理解し、本市の まちづくりに参加してもらい、また、子ども 自 直 の意見を表明する機会として、中学校を対象 主 営 に「スクール議会」、小学校を対象に「市長 との懇談会」を開催する。 市民協働のまちづくりが進められてお り、児童生徒の意見を取り入れる機会が 市民協働のまちづくりの推進、児童生 多くの児童生徒の意見を取り入れられ 求められている。また、子どもたちに社 徒の意見表明権の推進のために、本事業 るよう手法の見直しを検討する。 会や政治に関心を持ってもらう必要があ が必要であり、今後も事業を継続する。 る。 施策№ 2-2-2-2 教育委員会 学校教育課 施 策 名 国際化教育・情報化教育の推進 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 706 706 706 706 752 0 0 50 50 747 今後の方針 本市英語教育の充実と児童生徒の国際理解・国際感覚の涵養、高度情報社会の中でのIT活用能力の育成や技術習得を図るなど、社会の変化に主体的・創造的 に対応できる児童生徒を育むために事業の継続が必要である。 英語指導外国青年招致事 教育委員会 1 継 続 業 学校教育課 外国青年英語指導助手(ALT)を小・中 学校に派遣し、中学校英語や小学校外国語活 自 直 動の指導補助に当たらせる。現在4名の指導 主 営 助手を中学校11校、小学校2校に派遣してい る。 国際化、グローバル化が進み、新しい 学習指導要領の中でも幅広いコミュニケ ーション能力育成のために中学校英語の 授業時数が増加するなど、児童生徒の英 語力向上が望まれている。 新学習指導要領に、中学校英語科の時 数増及び指導の更なる充実と小学校英語 教育インストラクター派遣事業との連 活動の必修化が盛り込まれたことを踏ま 携を検討し、手法等を整理していく。 え、本事業を継続し、英語指導外国青年 の指導力向上と活用の充実を図る。 20,644 20,644 20,644 20,644 1,494 教育インストラクター派 教育委員会 2 継 続 遣事業 学校教育課 小学校児童の英語コミュニケーション能力 の素地を養い、国際理解や国際感覚の涵養を 自 直 図るため、小学校の外国語活動の授業に外国 主 営 人インストラクターを派遣する。現在9名を 小学校17校に派遣している。 本市は、IT特区や国際化事業等の中 で、児童が外国人インストラクターとの 英語学習に慣れ親しみ、成果を上げてき た経過にある。 また平成23年度から小学校5、6年 生の外国語活動が必修化されている。 小学校英語教育の水準を維持し、国際 社会に生きる日本人を育成していくため 外国青年招致事業との連係を検討し、 、ネイティブな英語を指導できる外国人 手法等を整理していく。 インストラクターの派遣を今後も維持し ていく。 11,102 11,102 11,102 11,102 747 継 教育用コンピュータ整備 教育委員会 3 続 事業 教育総務課 各学校に教育用パソコンを年次的に整備す るとともに、コンピュータの有効活用ができ 自 直 るようソフトウェア等の整備を行う。 また、教職員が教材の作成等の作業を行う 主 営 ための一人一台パソコンの整備を進める。 教職員用のパソコンが整備されていな いため、教職員が私物のパソコンを使用 せざるを得ない状況にあり、ウイルスの 蔓延や情報漏えい等のセキュリティ事故 が発生する危険性が高い。 コンピュータ教育の環境整備は、情報 教育に欠かすことのできないものであり 情報教育に必要な機器やシステムを見 、また、効率的なコンピュータ学習やセ 極め、より効率的な情報環境の整備を進 キュリティ強化、さらには円滑な保守管 める。 理のため、計画的に更新していく。 59,643 59,643 54,874 54,874 4,736 施策№ 2-2-2-3 施 策 名 障がいのある子どもの教育の充実 特別支援教育の推進のためには、①施設の整備や学べる環境の整備(施設のバリアフリー化等)、②障がい児の支援体制の整備(特別支援員の配置、心身障が 今後の方針 い児就学指導委員会の開催)③指導教員の育成(各種研修会の開催)のいずれもが必要であり、関係事業の充実が社会的にも求められているところから、事業の 充実を図る。 教育委員会 学校教育課 国の法令に基づき、特別支援学級に就学す る児童生徒等の保護者の経済的負担を軽減す 法 直 るため、必要な学用品費や給食費等の一部を 定 営 支援する。 本事業は、国の補助事業として、全国 近年対象児童生徒が増加傾向にあり、 一律に実施されているもので、一定程度 対象世帯の経済的負担軽減に資する事業 変更なし 事業費も徐々に増加している。 であるところから、従来どおり事業を継 続して行く。 心身障がい児就学指導委 教育委員会 2 継 続 員会経費 学校教育課 心身障がい児の教育の充実を図るため、学 識経験者や医師、特別支援教育関係の教職員 法 直 等からなる「就学指導委員会」を置き、新入 定 営 学児童並びに在籍児童・生徒の就学指導及び 教育相談について調査・審議する。 心身に障がいを持つ児童生徒の割合は 増加傾向にあり、調査を行う「専門調査 員」の負担が大きくなっている。 また、幼稚園・保育園等や関係機関と の連携支援体制が徐々に構築されてきて いる。 3 継 続 特別支援員事業 心身に障がいを持ち、生活上、学習上の支 直 援を要する児童生徒に対し、「特別支援員」 自 主 営 や「教育ボランティア」を配置する。 対象となる児童生徒が増加傾向にあり 、保護者や学校からの配置要望が増えて いるが。現在、財源の一部を県の緊急雇 用事業に求めていることから、今後の経 費負担が課題である。 1 継 続 特別支援学級関係費 施策№ 2-2-2-4 教育委員会 学校教育課 施 策 名 地域に開かれた学校づくりの推進 1 継 続 学校評議員設置事業 教育委員会 学校教育課 「学校評議員設置要綱」に基づき、市内各 学校において、学校運営の改善に地域の声を 法 直 生かすため、校長の権限と責任の範囲内で、 定 営 学校評議員より、学校運営に関する事項につ いて意見をいただく。 2 継 続 学校評価事業 教育委員会 学校教育課 「自己評価」や「学校関係者評価」を通し て、自校の教育活動の成果や課題を明らかに 自 直 して、特色ある学校づくりを行うとともに、 主 営 結果を公表して開かれた学校づくりを行う。 教育委員会 学校教育課 児童生徒の通学路の安全確保に協力いただ いている地域ボランティアへの経費支援や不 自 一 法侵入や非行防止のための夜間安全巡視員へ 主 部 委 の経費支援、さらには、新入学児童に防犯用 託 ホイッスルを支給している。 3 継 続 児童生徒安全対策事業 3,408 1,773 3,606 本事業は、障がいを持つ児童生徒の学 習・生活上の支援を行うための基本とな る重要な事業であり、施策への成果も十 変更なし 分果たしていることから、今後も現体制 を維持し、事業を継続する。 342 342 本事業に対する要望は、学校並びに保 護者等から高まってきており、施策への 成果も大きいことから、配置人員の拡大 変更なし を図る。また、教育ボランティア事業も 取り組みを進めて行く。 15,444 県 11,095 ・ 他 1,871 国 598 342 342 934 18,533 18,533 449 地域に開かれた学校づくりの推進のためには、学校・保護者(関係者)・地域との三位一体の密なる連携が重要である。そこで、地域住民の声を積極的に取り入 今後の方針 れるために「学校評議員」制度を積極的に活用し、また学校情報を積極的に発信する取り組みを続けていく必要がある。一方、児童生徒の安全確保を図るため、 地域ボランティアの協力を得る現在の取り組みを継続していく。 学校運営に地域の様々な声を反映させ ることがのぞまれており、地域の関係者 法令に基づく事業であり、学校運営の 学校の情報提供のあり方や直接学校の を学校評議員に委嘱し、「学校関係者評 改善に地域の声を生かすことにつながる 教育活動を見てもらう機会の拡大など工 0 0 0 0 75 価者」として位置づけ、より学校運営に 事業なので今後も継続して事業を実施す 夫・改善を検討する。 意見を述べやすいように改善を図ってい る。 る。 特色ある学校づくりや開かれた学校づ 地域の声を学校運営に生かすことに資 くりのため、地域の声を学校運営に生か する事業であることから、今後も継続し 各学校に対して、より効果的な学校評 すことが求められており、学校教育法第 て実施する。 価とするため、評価内容の改善案を示し 42条において、「学校評価」が規定され 今後は、評価内容を改善したり、評価 たり、評価者への情報発信のあり方等を 0 0 0 0 75 た。本市においては、平成17年度より先 者への情報発信のあり方等を改善したり 示したりするなど、市が、制度改善に積 行実施している。 極的に関わっていく。 するなどの工夫改善を行っていく。 不審者事案等は減少傾向にあるが、継 続して、未然防止や悪質な事案への展開 を防ぐことが望まれている。 また、東日本大震災を踏まえ、これま で見落とされてきた校外での避難方法や 二次避難場所なども想定した避難訓練の 充実が求められている。 地域ボランティアに協力をいただきな がら児童生徒の安全確保を図ることは極 めて有効な手法であるので、本事業を継 続して実施していく。 変更なし また、地震等に対応できる避難訓練を 実施したり、避難に必要な用具の購入な どを進める。 67 1,259 1,259 1,259 1,259 376 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 教育用ポータルサイト設 教育委員会 4 継 続 置事業 学校教育課 河東学園センター開放事 教育委員会 5 継 続 業 教育総務課 施策№ 2-2-2-5 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 教育委員会や各学校の教育活動情報公開シ ステムとして「教育用ポータルサイト」を運 一 営し、関係者により教育活動や学校運営等各 自 部 種情報の共有化を図り、また地域に開かれた 主 委 学校づくりに資する情報の公開や防犯情報の 託 配信を行っている。 学校の取り組み等を公開することによ り、地域に開かれた学校づくりが求めら れている。また、児童生徒やその保護者 等に安全確保のための情報提供や関係機 関等との連携が重要性を増しており、適 切な情報発信が求められている。 河東学園センターの施設を学校運営に支障 自 委 がない範囲で市民に開放し、社会教育等の利 主 託 活用を図る。 各種団体が学園センターを社会教育活 動等で有効活用するとともに、児童と地 域住民が温かく触れ合う場となる。なお 施設を市民に開放することにより、社 、管理指導員の業務として、河東学園小 会教育活動の等の拠点としての活用が図 学校の施設設備管理(他の学校にはない れるとともに、児童と地域住民とのふれ 特殊な設備が多い)のノウハウに精通す 地域に開かれた学びの場として、学校 あいの場となるものである。今後はより ることが、求められており業務内容を検 、児童の安全面に配慮しながら市民への 一層の利用推進を図ることにより利用者 討していく必要がある。また、学校開放 開放を進めていく。 の増加が見込まれるため一定程度の事業 事業として、他の学校も体育館などの開 費拡大を検討していく。 放を実施しているが、維持管理に相当の 将来建設予定の中学校の設計の際には 費用を要していることもあり受益者負担 、学園センターのあり方、管理方法につ の観点からも、一定程度の利用者の負担 いて検討を行う。 を求めていくことを関係各署と協議して いく必要がある。 事業の概要 施 策 名 地域の特色を学ぶ教育の推進 1 継 続 総合的な学習支援事業 2 継 続 森林環境学習事業 3 継 続 郷土理解学習推進事業 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 開かれた学校づくりと合わせて、子ど もの安全を守るための各種情報の提供を 推進するため、今後も事業を継続する。 変更なし また、東日本大震災を踏まえて、学校 や教育委員会の取り組みを積極的に公表 していく。 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 247 247 247 247 301 240 240 240 240 188 今後の方針 次代を担う子どもたちが、自然体験や郷土の歴史を学ぶことで、「国や郷土を守ろうとする心」や「自然を守ろうとする心」を育てることにつながるので、実 施する事業を精選し、継続して実施する必要がある。 教育委員会 学校教育課 小・中学校の「総合的な学習」への取組に 対し学級数等に応じて奨励金を交付すること 自 補 により、講師謝金や交通費等の経費の一部を 主 助 金 支援し、各学校の体験活動や探究学習の振興 等 ・充実を図る。 新学習指導要領において、授業時数が 減っていることから、実施する事業を精 選して「生きる力」を身につける必要が ある。 特色ある学校づくりや児童生徒の「生 きる力」の育成や思考力・判断力・表現 変更なし 力等を育成する事業であるので、今後も 継続した支援を行っていく。 教育委員会 学校教育課 市民参加の森林づくりを促す目的で、県が 独自に「森林環境税」を設け、その一部を財 自 補 源として、市町村に森林環境交付金を交付し 主 助 金 ており、これを財源として児童生徒が森林に 等 関わる学習を行っている。 児童生徒が早期に森林環境へ主体的に かかわり、環境の保全等を学んでいくこ とが求められている。 また、事業を継続して実施しながら、 学習したことの日常化が図られる手立て を工夫していく必要がある。 自然環境を保全し、次の世代に伝えて 地域の森林ボランティアなどに協力を いくことの大切さを学ぶ機会となる大切 依頼し、市民協働を一層充実させていく な事業であることから継続して実施して ことを検討する。 いく。 2,100 教育委員会 学校教育課 学校の授業において、身近な地域の歴史や 人物を学ぶとともに、市独自に作成した郷土 理解学習副読本や、外部人材を活用した講話 自 直 、さらには「あいづっこ歴史検定」をモデル 主 営 的に実施することで、小中学校における郷土 理解学習を推進する。 郷土理解教育が一層重視されてきてお り、また、地域の人材が外部講師として 学習活動に協力する体制が構築されてい る。一方、教職員の資質向上が課題で、 引き続き研修を行う必要がある。 地域の人材を活用して、児童生徒に郷 本年度で「あいづっこ歴史検定」のモ 土の歴史や文化、地場産業への理解を進 デル実施を終了し、歴史講話とあわせて め、郷土を愛する子どもたちの育成を図 検定を行う手法を検討する。 る。 150 68 429 429 0 県 150 429 2,100 150 429 0 県 150 225 1,121 1,121 平成23年度施策評価票 施策№ 2-2-3 基本施策名 思いやりの心を持った青少年を育成する (政策名) 豊かな心と確かな学力を身につけた子どもを育むまちをつくる 主管部課名 関連部課名 教育委員会 あいづっこ育成推進室 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○思いやりの心を持ち、心身ともにたくましく主体的に行動できる資質や能力を身につけた、心豊かな青少年の育成を図り ます。 ① 目標 ○夢や希望を抱き、自己の個性や能力を伸ばし、創造性にあふれた青少年の育成を図ります。 (長期総合計画に ○自分自身を大切にするとともに、社会規範を守り、他者の立場に立って考え、行動できる青少年の育成を図ります。 おける基本施策 の目標) ○思いやりの心を持った青少年の育成推進にあたり地域、学校、家庭、行政が一体となって取り組んで来たことから、あいづっ こ宣言の認識度及び実践度については達成できているが、今後も関係者の連携を深めながら現在取り組んでいる事業を確実に展 開していく。 成果指標推移 ○少年非行の割合については、平成21年度までは目標を達成していた状況にある。しかし、目標数値として使用していた「居住 地別補導数」について、平成22年度からはデータ抽出方法が変更になったことから、数値が高くなった。 ○関係機関との連携を図りながら、青少年健全育成のより一層の充実を図ります。 ○市民一人ひとりが次代を担う青少年の育成を自らの課題と捉え、家庭、学校、地域、関係機関等がそれぞれの役割に応じ ② 目標達成の 、協調、連携して青少年の健全育成を図ります。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○小・中学校を中心に「あいづっこ宣言」の周知啓発活動の実施に努め、また少年センター補導員の街頭補導活動により青少年 の非行防止と健全育成を図っており、今後も市全体で取り組んで行く必要がある。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○思いやりを持った青少年の育成に関する取り組みが成果を上げている一方で、青少年を取り巻く社会環境は急激に変化し ており、これまでの取り組みを継続するとともに、社会環境の変化に対応した青少年の非行防止への取り組みが必要である 。 ③ 前年度最終 ○このため、関係団体をはじめ、家庭・学校・地域などと連携して「あいづっこ宣言」の周知・啓発に努めるものとし、大 人を含めた市民全体での青少年健全育成の取り組みの展開を図る。 評価 (今年度の取組み ○また、関係団体との役割分担や少年センターの業務内容など、庁内の組織体制の見直しも含め、社会環境の変化に対応し 方針・考え方) た青少年健全育成推進に努めていくものとする。 (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○前年度最終評価で示した「あいづっこ宣言」の周知啓発及び市民全体での青少年健全育成の取り組みについては、「あいづっ こ宣言」の策定から10周年を迎えたことから、11月の10周年記念式典・イベント開催にむけて現在青少年育成市民会議のあいづ っこ宣言推進部会を中心に企画進行している。 また、少年センター業務内容については、現在電話相談事業全般の見直しを検討中であるが、庁内関係各課と調整を図り、よ り良い組織体制にしていく。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○青少年を取りまく社会環境の急激な変化は深刻さを増していることから、青少年健全育成事業の必要度も増してきており、青 少年健全育成推進体制のあり方について、見直しが必要である。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・青少年の心を育てる市民行動プラン事業費 ・青少年育成事業 ○子ども・若者育成支援推進法(平成22年4月1日施行) ○青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(平成22年4月1日改正) 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ あいづっこ宣言の認識度 宣言を見聞きしたことのある児童の数/小学5年 ⑴ 生児童アンケート調査数(市内各校1クラス) ⑵ あいづっこ宣言の実践度 ⑵ 宣言の内容を実践している児童の数/小学5年生 児童アンケート調査数(市内各校1クラス) 成果指標名 計算式等 ⑶ 少年非行の割合(1,000人当たり) ⑶ 少年非行の割合(1,000人当たり) ⑷ ⑷ 年 度 ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% アンケートは5年に1度実施。 平成21年度に実施。100% - - - 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% アンケートは5年に1度実施。 平成21年度に実施。100% - - - 4.0人 10.0人 9.0人 8.8人 12.4人 - - - - - - ○青少年育成市民会議を推進母体として、学校、家庭、地域が連携して「あいづっこ宣言」の普及啓発と少年センターを中心と した民間有志者の協力のもと非行防止に努めて行く。 ○また、青少年健全育成推進体制組織の見直しを行う。 重点的に 取組む内容 ○青少年育成市民会議及び少年センター補導員の組織強化について検討する。 取組み改善の ○青少年健全育成推進体制組織の見直しを行う。 視点 ○大人を対象とした普及啓発に努め、子どものみならず大人も含めた全市民的な運動に展開していく。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ①青少年の心を育てる市民行動プラン事業費 「あいづっこ宣言」の周知と啓発を図るとともに推進母体である青少年育成市民会議の活動を支援していく。 ②青少年育成事業 「子ども会育成会」や「青少年育成市民会議」等の青少年関係団体の活性化を図りながら青少年の健全育成を推進する。 特に必要とされ ③少年センター運営費 少年センター補導員による街頭補導活動や電話による相談活動をとおして、少年の非行防止と健全育成を図る。 る事務事業 ④成人式 成人式を開催し、大人になったことの自覚を促し、祝い励ます。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○インターネットをはじめとした情報化の進展による有害情報の氾濫など青少年を取り巻く社会環境は急激に変化しており、これらに対応した 非行防止への取り組み等、地域が一体となって青少年健全育成を推進していく必要がある。 ○このため、青少年の健全育成推進強化に向け、平成23年1月に「あいづっこ育成推進室」を設置したところであり、関係団体をはじめ、家庭 ・学校・地域などと連携して「あいづっこ宣言」の周知・啓発に努め、大人を含めた市民全体での青少年健全育成の取り組みの展開を図るもの とする。 ○また、少年センターを中心に地域と連携して青少年の非行防止に取り組むこととするが、電話相談事業の見直しなど効率的な運営について検 討を行うものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 11,933 11,933 11,701 11,601 23,227 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 69 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-2-3-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 青少年の健全育成 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) プランを実現していくためには、市民 自らの問題として様々な団体が相互に連 携しながら、市民運動としての大きなう ねりにしていくことが望ましい。今後、 いかに多くの市民に浸透させていくかが 課題となっている。 家庭、学校、地域、関係団体等が協調、連 教育委員会 携して青少年の健全育成を図る。「子ども会 直 あいづっこ育 育成会」や「青少年育成市民会議」等の青少 自 成推進室 年関係団体の活性化を図りながら青少年の健 主 営 全育成を推進する。 少年センター補導員(150人)による街頭 補導活動及び環境浄化活動等の実施や、電話 自 直 相談員(15名以内)による青少年の悩み相談 主 営 を行う。 3 継 続 少年センター運営費 教育委員会 あいづっこ育 成推進室 4 継 続 成人式経費 教育委員会 大人になったことを自覚し、みずから生き 直 あいづっこ育 抜こうとする青年を祝い、励ますために、成 自 主 営 成推進室 人式を開催する。 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 青少年の心を育てる市民行動プラン“あいづっこ宣言”の周知・啓発を図るととに、家庭、学校、地域、関係団体等が協調、連携して青少年の健全育成を図る 。 今後とも、青少年の育成のため“あい づっこ宣言”の更なる普及・促進を図る ために、推進母体である青少年育成市民 会議において、あいさつ運動など様々な 事業を展開していく。また、小学生を対 大人を対象とした普及啓発に努め、子 象とした暗唱合格証授与制度やあいづっ どものみならず大人も含めた全市民的な 宣言にかかわる事業などを実施するとと 運動に展開していく。 もに、家庭、学校、地域等において一層 の普及が図られるよう、効果的な事業の 展開に努め、幅広く浸透させていく。さ らに、大人を対象とした普及啓発に努め 、全市民的な運動に展開していく。 “あいづっこ宣言”の周知・啓発を図ると 青少年の心を育てる市民 教育委員会 直 1 継 あいづっこ育 ともに、推進母体である青少年育成市民会議 自 続 行動プラン事業費 主 営 成推進室 の活動を支援していく。 2 継 続 青少年健全育成事業 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 698 698 1,150 1,050 他 青少年の健全育成にあたっては、学校 等の連携・協力による取組みが重要であ り、「青少年育成市民会議」や「子ども 会育成会」等の青少年関係団体を中心と した活動が、極めて効果的に施策の遂行 に大きく貢献している。今後は、さらに 多くの市民を巻き込んだ取り組みとする ことが求められてくる。 家族形態の変化や社会環境の変化に伴 い、コミュニケーションの希薄化や若者 の自立の遅れ、携帯電話やパソコンなど による有害な情報の氾濫等、青少年を取 り巻く環境は悪化している。地域の人や 健全育成ボランティア団体と連携してこ 変更なし れらの事業を実施することは、青少年が 心豊かに育つばかりではなく、地域住民 の意識啓発につながる。ひいては、地域 全体も安心して暮らせる町づくりにも結 びつくものであることから、現在取り組 んでいる事業を確実に展開していく。 6,040 6,040 6,076 6,076 10,214 補導活動においては、市街地を中心に 非行行為が行われやすい場所の計画的な 巡回補導により、不良行為少年の早期発 見を図っているところであるが、ゲーム センターや大型店の郊外進出により少年 の行動範囲も広がってきているため、全 体的な取り組みが課題となっている。ま た、地域に密着した取り組みを要すこと から、組織の強化について検討を要する 。 電話相談事業においては、相談件数が 減少しており、また、他機関で同様の相 談業務が開設されていることから存続の 検討を要する。 少年センターにおいては、関係機関・ 団体と市民が一致協力して少年の非行防 止と青少年の健全育成の活動拠点として 、地域に密着した補導活動を行っていく 少年センターにおいて組織の強化につ 。 電話相談事業においては、関係機関等 いて検討していく。 と調整を図りながら事業自体の見直しを 行いよりよい体制づくりを行っていく。 4,585 4,585 3,863 3,863 6,798 610 610 612 612 2,083 成人式そのものは継続して開催するこ とが適切と考えるが、現在、北会津地区 北会津地区、河東地区との統合開催に 、河東地区と分離開催をしていることか 向けて検討をしていく。 変更なし ら、今後、統合開催に向けた検討を要す る。 70 4,132 平成23年度施策評価票 施策№ 2-3-1 基本施策名 スポーツ・レクリエーションを振興する (政策名) スポーツ・レクリエーションが盛んなまちをつくる 主管部課名 教育委員会スポーツ振興室 4.基本施策の評価 関連部課名 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○暮らしのなかでスポーツが生活の一部として取り入れられ、いつでも、どこでも、誰でもが、スポーツに親しめるような 環境整備と仕組みづくりを推進します。 ○健康スポーツ都市宣言に基づき、精神的な豊かさと健康的な生活をもたらす「市民総スポーツ」をめざします。 成果指標推移 ○市民の多様なスポーツ活動の充実を図ります。 ○スポーツ環境の整備充実を図ります。 ② 目標達成の ○住民主導型のスポーツクラブを育成します。 ための方針 ○関係団体との連携を図り、市民の誰でもが気軽にスポーツに親しめるような体制づくりを推進します。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○市民がスポーツを行う機会が増えており、今後とも市民のスポーツに対するニーズを満たし、更に多くの市民がスポーツ を行うための環境づくりを進めて行く必要がある。 ○このため、コミュニティプールや学校体育施設などの既存の運動施設の積極的な活用を進め、身近で安全なスポーツを行 ③ 前年度最終 う環境を整備するとともに、市民への周知を図るものとする。 ○また、旧会津学鳳高校東側体育館については、以前よりスポーツ団体等からの利活用の要望があった施設であり、「鶴ケ 評価 (今年度の取組み 城周辺公共施設利活用構想」による方針のとおり、総合型地域スポーツクラブや武道団体による暫定的な利用に供するもの 方針・考え方) とする。 ○さらに、鶴ヶ城健康マラソン大会などのスポーツイベントの開催においては、スポーツ団体や実行委員会組織との協働に より、市民にとって魅力あるイベントとなるよう取り組んでいくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○既存スポーツ施設のハード・ソフト両面における整備と認知度を高める広報活動の充実が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・社会体育事業(鶴ケ城健康マラソン大会の開催) ・ニュースポーツ振興事業 (参考) ・総合型地域スポーツクラブ育成事業 施策体系の中の ・コミュニティプール管理事業 主な事務事業 ・学校体育施設開放事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ⑴ 利用者数(累計) ⑵ 総合型地域スポーツクラブの設立数 ⑵ 設立数 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 830,000人 950,000人 960,000人 1,000,000人 934,813人 - - - 2団体 3団体 3団体 5団体 2団体 - - - ⑵ <各種スポーツ大会事業の充実> ①社会体育事業(鶴ヶ城健康マラソン大会の開催) ②社会体育事業(体育協会等補助金及び事務局事務) 特に必要とされ <市民が「いつでも」「どこでも」「だれでも」「いつまでも」スポーツに親しむことができる環境の整備> ①コミュニティプール管理事業 る事務事業 ②市民スポーツ施設管理事業 ③学校体育施設開放事業 ⑶ - - - - - - 〇魅力ある各種スポーツ大会の開催 各種スポーツ団体との連携や実行委員会組織の充実を図りながら、市民がスポーツに触れ親しむ機会の創出に努める。また、 平成24年度竣工予定の新陸上競技場に伴い、本市のスポーツ施設機能がより高まることからも、大会等の誘致やトップアスリー トの招聘により、競技力向上とともにスポーツによる地域間交流を推進する。 〇スポーツ・レクリェーションの振興に市民スポーツ施設の充実 既存施設の有効活用を図るため、指定管理者等と連携しながら、より魅力的で安全な管理・運営体制を構築していくとともに 、地域住民の身近なスポーツ活動の拠点である学校体育施設の開放を推進する。 ○新陸上競技場の平成24年度完成に向け、関係団体と連携を図りながら各種スポーツ大会の誘致について検討していくとともに 取組み改善の 、鶴ヶ城健康マラソン大会をはじめとする既存大会の内容の充実に努める。 視点 〇既存施設を利用する市民や各スポーツ団体の要望等を集約しながら、よりよい管理運営体制の構築に努めるとともに、スポー (他団体との ツ愛好者の増加に向けた広報活動の充実を図っていく。 連携・補助事業 〇各種スポーツ大会の誘致・開催に向け、関係部局との連携を図りながら庁内ネットワークを強化していく。 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○平成23年6月24日にスポーツ振興法が改正され、新たにスポーツ基本法が公布された。8つの基本理念とともに、地域の特性に 応じた施策の策定と実施が盛り込まれたことから、今後、庁内関係部局及び関係団体との連携を図りながら、対応・協議を行う 必要がある。 ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ スポーツ施設利用者数(年間・延べ人数) 年 度 ○スポーツ施設利用者数については、計画通り順調に推移している。一方、利用者の増大と多様化するニーズにより、主にハー ド面(スポーツ施設数及び規模)の整備が求められている。また、施設の老朽化も並行して進んでいるため、長期的な展望の下 に整備計画の検討が必要となっている。 〇平成16年度の謹教スポーツクラブ、平成22年度にきたあいづスポーツクラブが設立され、総合型地域スポーツクラブに対する 認識は徐々に浸透してきているが、クラブマネジャーの育成や活動の中心となるクラブハウスの整備等、課題も多い。県内にお いては運営に支障をきたしているクラブもあることから、現在設立された2クラブへ、広報活動等の側面からの支援が当面の間 必要であり、併せて今後設立を予定・計画している団体については、その趣旨や運営体制を含めて、県広域スポーツセンターと 協議を進めていく。 〇年齢、障がいの有無等に左右されることなく楽しめるニュースポーツ事業の一環である、ジョイスポーツデーについては、実 行委員会を組織し体育施設のみならず鶴ヶ城周辺も利用した内容での開催を行っているところであり、次年度以降についても各 種スポーツ大会については、気軽に楽しく参加できる事業展開に向け継続して検討していく。 〇指定管理者制度を導入している各スポーツ施設については、独自のHPなどで広報活動に努めているところではあるが、利用 者の要望等への対応を含め改善すべき点も多く、今後についても連携を図りながら、管理運営体制の充実を図る。 〇旧会津学鳳高校東側体育館については、東日本大震災により、大熊中学校の教育活動の支援が求められており、武道団体並び に総合型地域スポーツクラブからは共同利用について一定の了解は得られたものの、引き続き市民に還元できる運営方法につい て、協議を進めていく。 ⑷ 5.最終評価 ○スポーツ施設利用者の増加に見られるように、スポーツを行う市民が増えており、多様化するスポーツへのニーズを満たすとともに、スポー ツに対する関心の高まりを競技力の向上やスポーツ団体の組織強化につなげて行く必要がある。 ○このため、鶴ヶ城健康マラソン大会などのスポーツイベントにおいては、スポーツ団体や実行委員会組織との協働により、市民にとって魅力 あるイベントとなるよう取り組んでいくとともに、平成24年度竣工予定の新たな陸上競技場を活用したスポーツ大会の誘致についても検討して いくものとする。 ○また、指定管理者等と連携しながら、コミュニティプールや学校体育施設などの既存の運動施設の活用を進め、「いつでも」「どこでも」「 だれでも」「いつまでも」スポーツに親しむことができる環境を整備するとともに、市民への周知を図るものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 109,048 90,673 85,409 68,917 14,496 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 71 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-3-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 社会体育の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 市民の誰もが、自分の体力や年齢に応じて、自らの意思で気軽にスポーツに親しめるよう、市民の多様なニーズにあった生涯スポーツの推進を図る。 会津若松市のシンボル「鶴ケ城」周辺をコ 社会体育事業(鶴ヶ城健 教育委員会 ースとして利用し、観光の街会津を、スポー 自 直 1 継 スポーツ振興 続 康マラソン大会の開催) 室 ツの側面から全国にPRするマラソン大会を開 主 営 催する。 平成25年度を予定している新陸上競技 場への会場変更に伴い、予算、コース、 運営体制等の整備が課題となっている。 県内はもとより、全国からの参加者を 募りながら、会津地域最大のスポーツイ ベントとして、より魅力ある大会を目指 し継続して実施していく。 各種市民大会を開催する。(県民スポーツ 社会体育事業(各種市民 教育委員会 直 2 継 スポーツ振興 大会北会津大会・市民水泳大会・市民体育祭 自 続 大会の開催) 主 営 室 ・市民スキー大会) すべて第50回以上の開催となっており 、本市恒例のスポーツ大会となっている 。スポーツの普及という観点から見れば 、市民は様々なスポーツを自由に選択で きる現状にあるが、競技人口の減少によ り参加者数が減少している大会もある。 しかしながら、大会は市内小中高の学童 ・生徒・一般参加者が、また各地区の競 技愛好者が集い交流できる大切な機会で もあることから、より多くの市民が気軽 に参加できる体制づくりを、実行委員会 等で引続き検討していく。 スポーツ・レクリエーション実践者の増加 を図るため、競技系スポーツになじめない層 教育委員会 が取り組める、ニュースポーツの用具等を整 継 直 3 続 ニュースポーツ振興事業 スポーツ振興 備するとともに、ジョイスポーツデーや出前 自 室 教室等のニュースポーツ関連イベントを開催 主 営 し、市民が気軽に継続・実践できるスポーツ 環境の整備充実を図る。 民間への一部(全部)委託については 、予算の確保並びに受託団体の有無等が 課題であることから、今後も規模の拡大 とともに、運営内容の検討を進めながら 、大会運営の自立を目指していく。 1,900 1,900 1,900 1,900 2,819 実行委員会での大会開催の在り方や運 営手法について、類似大会の実施状況・ 変更なし 開催形態を参考に今後も引き続き検討し ていく。 1,270 1,270 1,270 1,270 1,692 学校や地域に出向いて指導する出前教 室や、気軽にニュースポーツを体験でき るジョイスポーツデーなどの機会を提供 することにより、ニュースポーツに対す る認知度が高まり、ニュースポーツ愛好 者が増えてきている。それに伴い、指導 者の派遣や用具の借用依頼が増加してい ることから、指導者の育成や用具の整備 が必要である。 スポーツの振興を図るためにも、普及 活動の在り方や用具等設備の年次計画等 変更なし を検討しながら、引き続き継続・実施し ていく。 291 291 291 291 978 生涯スポーツ社会の実現に向け、地区体育 連盟を単位として子どもから高齢者まで、性 別や年齢、障がいの有無にかかわらず、いつ 教育委員会 総合型地域スポーツクラ スポーツ振興 でも・どこでも・いつまでも気軽にスポーツ 自 直 4 継 続 ブ育成事業 を楽しめる社会を実現するため、「総合型地 主 営 室 域スポーツクラブ」を育成し、地域住民が主 体的に運営するスポーツクラブの育成と定着 化を推進する。 既に設立されたスポーツクラブについ ては、全体での交流や種目・教室を増や すなど、徐々に安定したクラブ運営・活 動ができるようになってきた。しかし、 中心となって企画・運営できるクラブマ ネージャーの育成が困難であることから 、より具体的な活動も含めたクラブの方 針について不安な点があり、今後の課題 となっている。また、地域の住民の理解 がまだ十分ではない状況にあり、今後も 広報活動や説明会などを通しながら理解 を求めていく必要がある。さらに、クラ ブの拠点施設となるクラブハウスの確保 についても課題の一つとなっている。 総合型地域スポーツクラブの育成は、 生涯スポーツの振興やスポーツ実践に有 効であるが、主体となるのは市民である ため、既設クラブの運営や新たな設立が 変更なし 厳しい状況にあり、設立並びに運営に対 する支援策等について、県広域スポーツ センターと連携を図りながら検討してい く。 28 28 28 28 151 国際大会、全国的な規模で行われる各種大 会・スポーツ大会に参加出場する選手の所属 自 直 継 社会体育事業(スポーツ 教育委員会 5 続 大会等出場選手激励金) スポーツ振興 する体育・スポーツ団体に激励金を交付し、 主 営 室 市民の体育・スポーツの普及奨励と技術の向 上を図ることを目的とする。 制度の認知度が高まり、申請者が年々 増えてきている。平成21年度より要綱を 一部改正したため、予算の範囲内でより 制度の周知を図り、より多くの対象者 多くの対象者に交付できるようになった に実施する方針であるが、財政状況を見 変更なし が、今後も団体で申請された場合の限度 極めながら、予算の範囲内で継続する。 額や支給額の妥当性、交付要件について 引き続き検討していく。 620 620 620 620 188 平成16年9月に本県で開催された日本スポ ーツマスターズ2004福島大会では、スポーツ ボランティアが競技を支え、円滑な大会がな された。この大会を契機とし、スポーツボラ 教育委員会 スポーツボランティア養 スポーツ振興 ンティアの養成を継続して行いながら、市民 自 直 6 継 続 成事業 がさまざまな形でスポーツに参加できる環境 主 営 室 づくりに努めるとともに、各種大会運営を支 えることで、地域スポーツの振興や競技力の 向上など、市民の健康増進や活力ある地域社 会の形成を推進する。 個人の希望する活動内容と合致しない 場合が多々あることや日程等の調整がつ かないこと、また、遠距離の大会につい ては交通手段や費用等の問題があること などの理由から、登録者は少なく、実際 の活動に参加する人は偏っている。 「する」「みる」「ささえる」の3つ のスポーツ参加形態を柱に、スポーツ振 興計画の基本理念を実現するため、スポ ーツボランティアの活動等の紹介や県の 変更なし スポーツボランティア組織であるスポー ツルーターズとの情報交換を行いながら 、引き続きスポーツボランティアの養成 を図っていく。 12 12 12 12 19 姉妹都市やゆかりの地とのスポーツを通し 補 た相互交流の推進を図る。また、交流を通し 自 助 ながら、青少年の健全育成やスポーツ技術の 主 金 向上を図る。 等 ①姉妹都市むつ市とのスポーツ交流( 訪問と受入を交互に実施※むつ市より事 業の見直しが必要とのことから、平成18 年度以降当面の間中止) ②磐越道沿線サ ッカー交流(サンライズ・サンセット少 年サッカー大会に参加。平成19年度以降 は一定の成果を得たとの総括から終了) 。 ③平成21年度、尾道市との少年柔道 大会を会津若松柔道会が主催し開催(3 年ごとに訪問と受入を交互に実施・継続 中) 民間レベルでの交流を基本とし、側面 からの支援を継続していくとともに、受 入体制としては、各競技・種目団体主催 による交流試合または、市主催大会等へ の参加を基本に取り組んでいく。しかし ながら、現在唯一継続している尾道市と の少年柔道による交流については、平成 変更なし 24年度に尾道市への訪問を予定しており 、平成18年度の訪問において、市より 336千円を補助(平成12年度は970千円) していることから、平成24年度の当初予 算編成時までに団体及び関係課との協議 を進める。 0 0 336 336 76 7 継 続 スポーツ交流の推進 教育委員会 スポーツ振興 室 72 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-3-1-2 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 団体組織の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 体育協会等の組織機構の強化・充実に努めるとともに、学校や地域で活躍できる指導者の育成と活用により、競技力の向上を図る。 本市及び会津地域の各加盟団体からの運営 自 補 継 社会体育事業(体育協会 教育委員会 助 1 続 等補助金及び事務局事務 スポーツ振興 補助により、各団体主催大会や事業の開催並 主 金 ) 室 びに指導者の育成を行なう。 等 対象団体の主催する各種事業について は、参加者の固定化・高齢化が進んでい るものの、対象団体に加盟する各種目団 体並びに各市町村体育協会は、今後も各 種目毎の競技力向上や各自治体のスポー ツ振興事業の中心的な役割を担っていく ことから、現状に合わせた組織体制や運 営手法について、連携を図りながら検討 していく必要がある。 生涯スポーツの振興、競技力の向上と いう観点からも、その重要性は高まって くるものと考えられるため、今後も一定 の補助は必要であり、事務局事務の在り 方についても、現在の市に頼る手法から 移行し各団体で担って行く体制の構築に 変更なし 向け、引き続き検討していく。また、新 陸上競技場の竣工に向け、各加盟団体や 上部団体・機関と連携しながら、各種大 会の開催や誘致について協議・検討を進 めていく。 1,240 1,240 1,240 1,240 1,692 市のスポーツ行事への協力、住民へのスポ ーツの実技指導等を通じて地域スポーツの充 自 直 実を図るため、体育指導委員の人材育成や活 主 営 動の支援を行う。 現在40名の体育指導委員を委嘱して いるが、市の事業への参画が中心的な事 業となっていることから、各委員が各々 の地域で活躍できる指導力の向上を目的 とした、組織づくり、事業の充実等が当 面の課題となっている。 体育指導委員の活動は市の生涯スポー ツの振興に不可欠であり、現在の事業を 維持していくとともに、各地域で活動す 変更なし る基盤づくりについて連携を図りながら 強化していく。 1,264 1,264 1,800 1,800 561 市スポーツ少年団本部及び県スポーツ少年 教育委員会 団会津支部からの運営補助により、各単位団 自 補 継 社会体育事業(スポーツ 助 3 続 少年団補助金及び事務局 スポーツ振興 及び会津支部12市町村への連絡・事務文書等 主 金 事務) 室 の取りまとめを行うとともに、それぞれの主 等 催事業の充実、団員・指導者の育成を図る。 児童・生徒数の減少に伴い団員不足に 悩む単位団が多くあることから、市本部 ・会津支部が中心となり指導者、団員に 対する研修や交流会等を開催するなど、 より効果的な支援方法について検討する 必要がある。 スポーツを通じて青少年健全育成を目 指すスポーツ少年団活動について、各単 位団及び組織の充実を図るとともに、家 庭・学校・地域との連携により主体的な 活動を支援していく。日独スポーツ少年 団同時交流事業については、両国のスポ ーツ少年団員125名(指導者含む)が互 いに相手国を訪問し、ホームステイしな 他市の実施状況を調査し、適正な事業 がら、スポーツ交流や視察研修等のプロ 展開を行う。 グラムを約3週間にわたり実施するもの である。平成23年度は東日本大震災の影 響で中止となったものの、県内の他市町 村での受入が困難な状況にあることから 、平成24年度も引き続き本市へ受入要請 があることから、県と連携を図りながら 調整を進めていく。 80 80 1,280 580 2,406 うつくしまトライアスロンinあいづ大会を 補 教育委員会 はじめとする各種大会の開催を支援する。( 継 社会体育事業(各種大会 助 4 続 への補助金等) スポーツ振興 うつくしまトライアスロンinあいづ・東日本 自 室 少年剣道大会・市町村対抗野球大会・ふくし 主 金 等 ま駅伝大会) 平成23年度は東日本大震災の影響によ り、うつくしまトライアスロンinあいづ 大会は猪苗代町内に規模縮小しての開催 (市共催→後援に変更)、東日本少年剣 道大会は中止となったが、次年度以降に ついては通常開催となるため、ボランテ ィア対応も含めた事務局の在り方等、他 の事業同様、引き続き内容の精査・改善 に努めていく。 大会支援により競技人口の拡大や児童 ・生徒の体力・技術力に寄与できる体制 づくりを図りながら、スポーツ大会を通 変更なし したふるさと・観光振興の手法について も各団体・実行委員会と協議していく。 2,630 2,630 2,630 2,630 940 社会体育事業(体育指導 教育委員会 2 継 スポーツ振興 続 委員の委嘱) 室 施策№ 2-3-1-3 施 策 名 スポーツ施設の充実 今後の方針 既存スポーツ施設の適正な維持管理と機能充実に努めるとともに、身近なスポーツ施設である学校体育施設を地域と連携し利用の推進を図る。 通年で利用できる屋内温水プールの利用促 一 教育委員会 進により、市民のスポーツ人口の拡大と健康 継 コミュニティプール管理 部 1 続 事業 スポーツ振興 増進事業の推進を図る。(ただし、教育課程 自 室 シーズン中は河東学園小学校のカリキュラム 主 委 託 を優先する。) 平成22~25年度まで指定管理者制度を 導入し管理運営を行っており、安全監視 や設備等の管理等はもとより、各種事業 についても更なる市民サービスの向上を 図りながら、経費の節減に努める。 利用者からの要望や苦情に対して、指 定管理者とともに対応しながら、より良 い運営方法について引き続き検討してい く。また、指定管理者による自主事業の 変更なし 実施など、新たなサービスを提供しなが ら、利用者の拡大を図り、スポーツによ って市民が健康で豊かな生活を送るため の環境整備に努めていく。 37,925 21,603 37,787 21,995 846 子どもの安全な遊び場の確保及び地域スポ 教育委員会 自 直 スポーツ振興 ーツの普及のために、学校教育に支障のない 範囲で、学校の体育施設を市民に無料で開放 主 営 室 する。 年間を通して体育施設を開放するため 、利用団体が自ら管理する自主開放を推 進している。利用団体へは自己責任をさ らに明確にし、利用マナーについて意識 向上を高めていく必要がある。また、登 録団体は年々増加しており、学校によっ ては調整に困難をきたす場合もある。 学校体育施設は、地域のもっとも身近 なスポーツ施設として重要な役割を果た している。今後は、利用団体が責任をも って施設を利用する「自主開放」を推進 変更なし するとともに、良好な施設管理を維持す るために、光熱費等の受益者負担につい て検討していく。 3,126 3,126 3,126 3,126 188 市民スポーツ施設の管理(市民ふれあいス 自 一 市民スポーツ施設管理事 教育委員会 3 継 スポーツ振興 ポーツ広場、河東地区スポーツ施設、小松原 主 部 続 業 委 室 多目的運動場、旧会津学鳳高校東側体育館) 託 手軽にスポーツを楽しむ場として広く 市民に定着しており、今後も施設の更な る整備充実が必要である。なお、旧会津 学鳳高校東側体育館においては、大熊中 学校の教育活動支援に伴い、武道団体並 びに総合型地域スポーツクラブの利用に ついて調整が必要である。 身近なスポーツ施設の環境整備は重要 であり、市民の要望も高く利用者も増加 傾向にある中、今後も計画的、継続的に 気軽にスポーツができる環境づくりに取 り組んでいく。 旧会津学鳳高校東側体育館が、平成24 年8月から鶴城小学校体育館として位置 付けられることから、鶴城小学校利用を 最優先としながら、大熊中学校・武道団 体・総合型地域スポーツクラブとの事前 協議が必要となる。 58,662 56,609 33,089 33,089 1,917 県では早急な建設計画はないが、商工会議 所・市体育協会・武道種目団体を中心とする 教育委員会 「県営会津武道館建設促進期成会(構成:会 委 スポーツ振興 津若松商工会議所・市体育協会・会津体育協 自 室 会・会津方部商工観光団体協議会・会津武道 主 託 会他)」と連携しながら、継続して本市誘致 への要望活動を展開していく。 会津若松商工会議所が中心となり「福 島県営会津武道館建設促進期成会」を設 立し、県への要望活動を継続的に行って いる。会津総合開発協議会でも、平成13 年から県に対し継続して要望活動を実施 しているが、現時点において県から明確 な計画は示されていない。平成22年度に 「県立病院跡地」へとの方針が協議会内 で打ち出され、県にも要望されたが、県 自体も跡地利用についての明確な方針は 決定されておらず、市としても協議会独 自の判断であることから、明確な意思表 示はしていない。本市のほかにも、いわ き市・郡山市でも誘致に向けた動きがあ ったが現在はない。 県営武道館が設置されていないのは、 全国でも本県を含めた2県のみであり、 県や市の武道競技団体より強く建設が求 められている。本市においては、藩政時 代より武道が盛んな土地柄でもあり、武 道競技を通した青少年の健全育成にも力 を入れていることからも、県の動向を見 極めながら、関係団体との連携を密にし 、引き続き「県営会津武道館建設促進期 成会」を中心とした本市誘致への継続し た取り組みに協力・参加していく。併せ て、会津総合開発協議会要望事項として も県に働きかけていく。 市としては、期成会には市体育協会事 務局として参画しているため、今後の県 の動向によっては、市の状況や対応等を 整理し意見できる部局の参加が必要であ る。 0 0 0 0 23 2 継 続 学校体育施設開放事業 継 4 続 県営武道館の誘致 73 74 平成23年度施策評価票 施策№ 2-4-1 基本施策名 歴史・文化を継承し文化活動を振興する (政策名) 歴史・文化を守り育てるまちをつくる 主管部課名 関連部課名 教育委員会文化課 4.基本施策の評価 企画政策部地域づくり課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○幅広い芸術文化活動の一層の活性化を促進し、芸術文化の振興を図ります。 ○史跡、名勝、天然記念物等の保存整備を行うことにより、市民共有の文化遺産としての価値を高めるとともに、観光資源 ① 目標 としての活用を図り、後世に継承します。 (長期総合計画に ○本市の誇るべき歴史と伝統を次の世代に継承します。 おける基本施策 の目標) ○會津風雅堂ホール稼働率は、平成22年度においては前年度より増加している。 ○文化施設の鑑賞・利用者数については、ほぼ、計画通り推移しており、指定管理者による効率的な事業運営やサービス向上が 図られている。 成果指標推移 ○各種芸術文化の成果発表の機会の充実と美術作品の制作活動の促進を図ります。 ○質の高い芸術作品・舞台芸術の鑑賞機会の充実を図ります。 ② 目標達成の ○郷土に関する様々な調査・研究を奨励します。 ための方針 ○地域を代表する貴重な文化財や、史跡、名勝、天然記念物などの指定文化財について、保存整備を図るとともに、学習や (長期総合計画に 散策の場として利活用できるよう整備を推進します。 おける基本施策 ○埋蔵文化財保護のための分布調査・試掘調査や、主要な遺跡の保護・保存を図ります。 の目標達成の ○小中学生の体験学習による郷土学習の場や文化財講座などを設け、文化財保護への理解促進を図ります。 ための方針) ○市史編纂で収集した歴史資料を活用するとともに、優れた先人の遺産・業績を紹介し、郷土への誇りや歴史と伝統の理解 促進を図ります。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○芸術文化の振興については、文化施設利用者の安全確保を図るため、施設の経年劣化への計画的な対応が必要である。 ○文化財保護については、各計画に基づく適切な保護・整備に努め、文化財等の文化的・歴史的価値を高めるとともに、市 民の学習や憩いの場として行く必要がある。また、歴史資料等の適切な保管・管理を行う必要がある。 ③ 前年度最終 ○このため、文化センターや會津風雅堂の年次計画による適切な改修を図り、会津能楽堂とともに、本市の芸術文化振興の 拠点として更なる活用を図るとともに、市民が芸術文化に触れる機会を増やす取り組みを進めるものとする。 評価 (今年度の取組み ○また、生涯学習総合センターに機能が移転する会津図書館については、(仮称)歴史資料保管センターとして、歴史資料 方針・考え方) 等の保管・管理や郷土の歴史の調査・研究活動の拠点としての利活用を図るものとする。 ○院内御廟、御薬園、赤井谷地などの史跡、名勝、天然記念物については、本市の歴史や自然を学ぶ良い場所であり、長期 的な計画による整備・活用を図るものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○本市においては様々な文化活動が行われているが、その芸術文化に関する成果を発表する場の提供及び芸術文化への触れ合い と鑑賞機会の拡充を図っており、特に将来を担う子どもたちに対しては、情操豊かな人間形成と芸術文化に関する意識の高揚を 図る一助となっている。 社会状況・ 市民ニーズの ○市の代表的な文化財については、整備基本計画や保存管理計画に基づき、整備・保存を図っている。更に、市内には環境の変 化や自然摂理により衰退している天然記念物が存在し、回復させるための整備・保存が必要とされている。 変化 ・會津風雅堂管理 ・院内御廟保存整備事業 (参考) ・御薬園整備事業 施策体系の中の ・赤井谷地保存整備事業 主な事務事業 ・郡山遺跡発掘調査事業 ・(仮称)埋蔵文化財管理センター事業 ・史跡若松城跡御三階復元検討会事業 ○法・制度において大きな変化はないが、文化財に対する考え方の中で、文化的景観の保護の動きが広がってきていることや、 登録文化財制度において建造物以外の登録制度が拡充されてきている方向性にある。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 會津風雅堂ホール稼働率(年間) ⑴ 稼動日数/開館日数 ⑵ 文化施設鑑賞・利用者数(年間・延べ人数) 成果指標名 ⑵ 文化施設鑑賞・利用者数(年間・延べ人数) 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 75.0% 76.0% 77.0% 81.0% 67.4% - - - 245,000人 250,000人 255,000人 263,000人 220,461人 - - - - - - - - - ○伝統ある文化を身近に親しみ体験できる機会を提供し、さらには優れた美術芸術作品や演劇等を鑑賞する機会を提供すること は、鑑賞者の心に感動を与えるとともに文化に対する意識の高揚を図るうえで大きく寄与するものであり、今後も継続して実施 していく。また、郷土研究を目的とした寄付金を基金事業として効果的に活用し、郷土の理解促進に取り組んでいく。 ○国指定の史跡「院内御廟」、名勝「会津松平氏庭園」、天然記念物「赤井谷地沼野植物群落」及びその他の国・県・市指定の 文化財の保存・整備を行うことにより、市民共有の歴史的遺産としての価値を高め、市民参加の学習などの利活用を図る。 ○開発行為等で周知の埋蔵文化財包蔵地を掘削する行為で遺構等が破壊される可能性があるため、試掘調査を実施し、必要な場 合には記録保存のための発掘調査を行う。 ○図書館機能が生涯学習総合センターへの移転後、会津図書館を(仮称)歴史資料保管センターとして、歴史資料等の保管、管 理をはじめ郷土の歴史に関する調査、研究活動の拠点としての利活用を図る。 ○指定管理者制度の活用 取組み改善の 現在、會津風雅堂、文化センター、御薬園において指定管理者制度を導入しているが、平成21年度より管理することとなった 視点 能楽堂についても指定管理者制度の導入の可能性について検討を進める。 (他団体との ○国・県補助制度の活用 連携・補助事業 国指定文化財の保存・整備事業については、国庫補助の活用を引き続き進め、新たに県において国・県指定文化財に対する保 の活用・補助金 存活用事業補助金が創設されたことに伴い、その活用について取り組んでいく。 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○芸術文化の成果発表の機会を充実させるためには、文化施設の機能停止を防ぐための維持補修が重要であり、今後、年次的な 設備改修が必要である。 ○文化施設の指定管理者による効率的、効果的な管理運営や子どもを中心とした芸術鑑賞の機会の充実を図ることで、より活発 な芸術文化活動が期待できる。 ①文化センター改修事業 ②會津風雅堂改修事業 ③院内御廟保存整備事業 ④御薬園整備事業 特に必要とされ ⑤赤井谷地保存整備事業 ⑥郡山遺跡発掘調査事業 る事務事業 ⑦(仮称)歴史資料保管センター運営管理 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○本市が有する豊かな歴史・文化を後世に引き継ぐため、文化財等の適切な保護・整備、歴史資料等の適切な保管・管理に努め、文化的・歴史 的価値を高めるとともに、市民の歴史・文化に対する意識の高揚を図る必要がある。 ○また、文化施設利用者の安全確保を図るため、施設の経年劣化への計画的な対応が必要である。 ○このため、院内御廟、御薬園、赤井谷地などの史跡、名勝、天然記念物については、長期的な計画による保存・整備を行い、市民の学習や憩 いの場としての利活用を図るものとする。文化財については、各計画に基づく適切な保護・整備に努め、開発等により破壊される恐れがある場 合は、試掘・発掘等を行う。 ○文化センターや會津風雅堂については、年次計画による適切な改修を図り、会津能楽堂とともに、本市の芸術文化振興の拠点として更なる活 用を図るとともに、外部評価にもあるが、小中学生や高校生までも視野に入れた芸術文化振興の取り組みを進めるものとする。 ○また、(仮称)歴史資料保管センターについては、施設利用の状況を見極めながら、郷土の歴史に関する調査研究の拠点としての利活用を図 るものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 320,391 253,613 329,473 257,205 37,979 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 75 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-4-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 教育委員会 文化課 継 2 続 會津風雅堂管理 教育委員会 文化課 3 継 続 會津風雅堂改修事業 教育委員会 文化課 4 継 続 会津能楽堂管理 教育委員会 文化課 継 5 続 文化センター改修事業 教育委員会 文化課 6 継 続 芸術文化鑑賞促進事業 教育委員会 文化課 教育委員会 7 継 続 伝統文化こども体験教室 文化課 平成18年度から指定管理者制度を導入。平 成22年度~25年度までの4年間、芸術文化振 興の拠点である文化センターを、指定管理者 として指定した財団法人会津若松文化振興財 団に管理を行わせる。 平成18年度から指定管理者制度を導入。平 成22年度~25年度までの4年間、芸術文化振 興の拠点である會津風雅堂を、指定管理者と して指定した財団法人会津若松文化振興財団 に管理を行わせる。 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 36,439 36,439 940 法 委 定 託 会津若松文化振興財団による指定管理 公の施設の設置者として、今後も継続 が第2期目を迎え、さらなる効率的な管 的に施設の管理運営を、指定管理者制度 変更なし 理運営が期待できる。 により行う。 147,671 147,671 149,575 149,575 940 今後も、指定管理者の保守点検管理に 今後、指定管理者による日常管理以外 よる安全確保を徹底させるとともに、施 の修繕義務の範囲について検討協議する 設設置者として計画的な改修を行ってい 。 く。 11,701 501 16,500 900 1,504 一 法 部 定 委 託 利用について一定の制限がある施設で 伝統文化を継承する施設として位置づ 今後は、指定管理者制度導入の可能性 あり、利用者の増加を図るための努力が け、後継者育成に向けた運営を行い、利 を検討し、効率的な管理運営を行ってい 必要である。 用者の増加を図っていく。 く。 996 375 996 375 1,804 法 委 定 託 文化施設の設備は専門的で高額な機器 等が多く、機能停止を防ぐためにも維持 管理を行う指定管理者と連携を図りなが ら、年次的な改修が必要である。 今後も、指定管理者の保守点検管理に 今後、指定管理者による日常管理以外 よる安全確保を徹底させるとともに、施 設設置者として計画的な改修を行ってい の修繕義務の範囲について検討協議する 。 く。 18,673 973 1,128 小学生を対象に交通費の安価な会津鉄道を 利用して、東京都内の芸術・文化施設等の優 自 委 れた美術作品等を鑑賞できる日帰り旅行を年 主 託 6回を企画し、その旅行経費の一部について 、市が負担する。 会津では優れた芸術・文化作品等を鑑 賞する施設が少ないことから、その機会 を提供する。人間形成の大切な時期に優 れた作品等を鑑賞することにより芸術文 化に関する意識が育まれ、芸術文化の継 承が図られる。 今年度で5年目を迎え、大変好評であ り、毎回参加希望者は多数。児童期の人 間形成における重要な時期に、中央の優 れた芸術を鑑賞する機会を提供すること は大きな意義があるが、受益者の範囲、 企画の内容、参加に要する旅行経費の設 定、市の関わり方を十分に精査していく 。 現在、民間事業者(会津鉄道)に事業 を委託しているが、むしろ民間事業者が 主体となることで、幅広い事業展開が可 能となるため、今後はその企画運営をサ ポートする形での関与に切り替えること を検討していく。 844 844 844 844 1,023 普段、気軽に伝統文化に触れる機会が 少ない。また、国が行う地域の伝統文化 振興に対する支援も縮小している。 市内の伝統文化を行っている団体に積 極的に参加を促すとともに、団体自らが 後継者育成のための方策を企画実行して いく。 地域の伝統文化団体の後継者育成事業 の促進が図れるような体制づくりを検討 し、国の支援による事業展開を模索して いく。 100 100 150 150 241 3,672 3,672 3,468 3,468 1,504 1,981 1,981 1,981 1,981 301 33 33 33 33 1,398 460 60 460 60 113 1,653 1,105 1,680 1,169 181 200 200 200 200 151 平成6年6月・會津風雅堂開館後、15年を経 法 直 過していることから、館内の設備の更新や維 定 営 持補修等を計画的に行う。 本市の文化振興を図るために民間団体から 寄附を受けた「会津能楽堂」を、能をはじめ とする伝統文化や民俗芸能など幅広い分野の 研修及び発表の場として広く一般市民に開放 するため、施設の維持管理を行う。 公の施設である文化(福祉)センターを改 修することにより、利用者に安全で快適な施 設を提供する。 ※本改修事業は、平成24年度まで、合併特例 債事業により対応しており、平成18・19年度 の2ヵ年継続事業では、休館が必要な工事内 容を含めて可能な範囲で実施した。このほか 、舞台吊り物装置の改修を実施した。今後、 駐車場改修、自家発電装置改修等の改修整備 計画を、新市建設計画に位置づけている。 歴史と伝統の中から生まれ、守り伝えられ てきた伝統文化を、将来にわたって確実に継 承し、発展させるために、琴、民謡、太鼓、 日本舞踊、能、現代舞踊、お茶、生け花、工 芸(陶器)、おりがみなどの伝統文化活動の協 自 直 力団体を募り、その団体による実演と体験コ 主 営 ーナーを設けて、子どもたちが気軽に体験で きる機会を提供し、伝統文化の作法や技法に 直接触れてもらう。また、地域の伝統文化団 体が実施する体験教室等を支援していく。 補 市民が開催する文化祭や美術展の運営や文 自 助 化芸術活動を支援する。 主 金 等 一 適温・適湿度に保たれた倉庫で、市収蔵美 自 部 術作品の保管、管理を行う。 主 委 託 教育委員会 文化課 毎年4~5校を対象に、市内小中学校体育館 自 直 を利用した市収蔵美術作品展を開催する。 主 営 教育委員会 文化課 うち 補 一般財源 助 36,161 教育委員会 文化課 12 継 続 少年劇場の開催 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 36,161 継 9 続 収蔵美術品の管理 教育委員会 文化課 平成23年度予算(千円) 会津若松文化振興財団による指定管理 公の施設の設置者として、今後も継続 が第2期目を迎え、さらなる効率的な管 的に施設の管理運営を、指定管理者制度 変更なし 理運営が期待できる。 により行う。 教育委員会 文化課 11 継 続 郷土研究奨励事業 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 法 委 定 託 継 8 続 文化振興事業 10 継 続 ふれあい美術展 今後の方針 (事業期間を含む) 芸術文化に関する成果を発表する場の提供及び芸術文化への触れ合いと鑑賞機会の拡充を図っていくことで、特に将来を担う子どもたちに対しては、情操豊か 今後の方針 な人間形成と芸術文化に関する意識の高揚を図る一助となっており、今後も継続的に実施していくことが必要であるが、事業の実施方法を含め行政の関わり方に ついて検討を進めることとする。 施 策 名 文化活動の振興 1 継 続 文化センター管理 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 個人の寄附金の活用による基金事業として 、会津地方に関する史学・民俗学・考古学・ 美術史学・地理学・農学・生物学・地学など を調査・研究した作品を募集し、郷土研究奨 励金審査委員会の審査を経て、奨励賞及び副 賞を授与する。 少年劇場は劇団による演劇公演等を行なう もので、県の文化振興事業団と県内市町村が 共催し、市の単独事業ではできない格安の経 費で、中央で活躍する本格的な舞台芸術を會 津風雅堂に誘致し児童に鑑賞の機会を提供し ている。 文化施設の設備は専門的で高額な機器 等が多く、機能停止を防ぐためにも維持 管理を行う指定管理者と連携を図りなが ら、年次的な改修が必要である。 会津文化団体連絡協議会の登録団体や 会員数は減少しているが、市民による文 市民の活発な文化活動を支援するため 変更なし 化活動や文化行事への参加者は増加傾向 、今後も継続していく。 にある。 収蔵作品のうち一部は管理を委託して 良好な保管状態の維持とコスト削減を おり、温湿度が保たれた環境内にあるが 管理を委託している以外の作品につい 考えながら、旧図書館の書庫の活用を検 、すべての作品を適した環境の中で保管 ても、今後もその品質を保全できるよう 討する。平成23年度から温湿度のモニタ し、良好な状態に保っていくには、一定 な管理方法を模索していく。 リングを開始し、環境としてふさわしい の経費を伴う。 かどうか調査中。 今後も、普段、本物の美術作品に触れ 平成21年度で市内小中学校を一巡した る機会の少ない児童生徒を中心として、 ため、平成22年度より展示作品を見直し 市民に気軽な芸術鑑賞の機会を提供する 変更なし た。 とともに、市収蔵の美術作品の有効な利 活用を図っていく。 自 直 主 営 会津地方に関する調査・研究作品を募 集し、優秀な作品を奨励することにより 、特に若い人たちにおける関心が深まれ ば、郷土文化の振興発展に結びつくもの と考える。 一 自 部 主 委 託 情操豊かな児童育成の一助と舞台芸術 子どもたちにより身近に感じてもらう への意識の高揚が期待できる。しかし、 子どもたちが身近に生の舞台芸術に触 ためには、一回の観覧人数を限定し開催 近年、県内での開催市町村が減少傾向に れるための必要な事業であり、今後も継 回数を増やしていくことが必要となり、 ある。近隣市町村への呼びかけが必要と 続した取り組みを図っていく。 近隣市町村との共同開催や文化振興財団 なって来ている。 との連携を検討していく。 「エンジン01文化戦略会議会員」を招い 自 補 企画政策部 助 13 継 会津エンジン開催負担金 続 地域づくり課 たオープンカレッジである会津エンジンの開 主 金 催を支援する。 等 平成18年2月に「エンジン01文化戦 略会議」を開催し、日本の各界第一線で 活躍する会員の方々との交流・連携の窓 口が構築された。このネットワークを活 かして、商工会議所青年部が中心となっ て実行委員会を組織し、独自の会津エン ジンを開催しており、地域の活性化、文 化の向上に寄与している。 若年層の応募作品数を増やすためにも 、引き続き市内の小・中・高校へのPRを 変更なし 図るとともに、郷土史への関心を高める 事業と連携を図っていく。 これまでにない形での学習機会の提供 、文化振興に寄与しており、長期的に見 変更なし て地域振興への効果が期待できる事業で あることから継続的に支援していく。 76 29,740 1,606 国 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-4-1-2 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 史跡・名勝及び天然記念物等の保存・整備 1 継 続 院内御廟保存整備事業 教育委員会 文化課 史跡会津藩主松平家墓所は、墓施設のいた るところでき損、崩落、劣化が見られるため 一 、平成16年度に作成された「整備実施計画書 法 部 」に基づき専門委員および国・県の指導を受 定 委 け、これらの修復、復元、環境整備等を実施 託 していく。 2 継 続 御薬園整備事業 教育委員会 文化課 名勝会津松平氏庭園の主景観をなしている 一 心字の池の池護岸修復及び植栽整備等を平成 法 部 8年度作成の「会津松平氏庭園整備基本計画 定 委 」に基づき、専門委員及び国・県の指導を受 託 けながら実施する。 3 継 続 赤井谷地保存整備事業 教育委員会 文化課 乾燥化が進んでいる赤井谷地の水環境、植 生を本来の形に戻すため、関係機関と連携し 法 一 、文化庁や指導会議の指導を仰ぎながら、保 定 部 委 全のための調査、及び環境整備を行う。また 託 、公開・活用に向けた周辺整備を行う。 4 継 続 御薬園管理運営 教育委員会 文化課 平成18年度より導入した指定管理者制度に 基づき、財団法人会津若松市観光公社に管理 運営を委託している。平成21年度に指定管理 者の選定替えを行い、同財団が引き続き指定 法 一 管理者として指定されたことから、同財団に 定 部 委 対し指定管理料を支払うほか、維持管理に関 託 しては協議を行いながら進める。 また、平成9年に取得した御薬園西側駐車 場整備用地についての償還を行う。 継 5 続 文化財整備事業 教育委員会 文化課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 文化財の保存・整備を行うことにより、市民共有の歴史的遺産としての価値を高め、市民参加の学習や散策の場としての利活用を図るよう努めていく。 整備計画により、防災面、保存面及び 整備面において緊急性の高い事業から着 手していくが、来訪者が安全にわかりや すく見学できる「サイン及び説明板の設 置」や「見学路の新設」等の整備が求め 来訪者が安全にわかりやすく見学でき 史跡を保存しながら、安全で快適に見 学できるための整備を検討していく。 られている。 史跡をとりまく樹木林が病害虫の蔓延 また、史跡をとりまく樹木林が病害虫 る公開活用整備が求められており、サイ 等により枯損化しており、今後どのよう の蔓延等により枯損化しており、今後ど ンや見学路の整備を行っていく。 な樹木整備を行うか立案していく。 のような樹木整備を行うか立案する必要 がある。事業の財源となる院内御廟整備 基金の残高を見据えて取り組まなければ 成らない。 整備計画事業数のうち、現在進めてい 「会津松平氏庭園」として「あるべき る護岸修復については、景観に著しく影 県補助金要綱の新設により、活用事業 姿」に復元し、維持していくために計画 響のある場所を中心に庭園の復元に努め を行うことで、補助金申請対象となるた 的に取り組んでいるが、長期年度にわた ていく。その後は、植栽整備等の庭園景 め、広く市民に公開のできる活用事業を 観維持に向けて、整備を進めていく。東 る整備となっている。 日本大震災の影響のあった御茶屋御殿、 実施していく。 楽寿亭についても計画的に修復を行う。 事業が円滑に進めば、2万年前から形 湿原復帰策としてのハード事業は、今 会津若松市は、当該天然記念物の管理 成され、学術的にも貴重な植物相が見ら 年度で概ね終了する。その後は、水環境 団体となっているため、文化財保護法に れる湿原を後世に継承することになり、 や植生等、湿原回復状況の調査を継続的 より保存管理を行っている。また、保存 なおかつ自然・環境・歴史学習の場とし に行うことが必要である。また、これま 整備事業は管理団体が国・県補助により て人々に提供できるようになる。ただし で農政サイドとの連携で行ってきた湿原 行うこととなっているため、今後も市が 、湿原保全のためのハード事業がすぐに 回復の取り組みは、全国でもあまり例を 事業主体となって整備していく。 効果を生むとは限らず、長期的な視点で みない事例であるため、その取り組みを また、活用に向けては、地元との意見 調査を継続し、対策を講じる必要がある 含め、学術的価値が高い湿原を環境学習 交換を行い、保存管理指導会議において 。また、活用策も、湿原回復の妨げにな の場として提供できるよう、活用・公開 指導を受けながら計画策定を行っている らないよう、状況を確認しながら慎重に のための整備を行う。 が、本格的な取り組みは今後の検討課題 進める必要がある。 である。 7,130 国 ・ 0 県 ・ 他 1,203 国 6,462 ・ 県 22,210 国 8,755 ・ 県 1,015 4,548 2,825 国 2,182 指定管理者制度の導入により、事業の 広く公開することに努めながらも、貴 効率化が図られており、今後も指定管理 重な文化財を保護・保存していくことが 者に管理運営を委託する。また、御薬園 変更なし 求められている。 西側駐車場整備用地取得に係る償還につ いては、平成29年度まで行う。 23,262 23,443 他 23,262 23,443 他 181 一 市内の文化財の特性や環境、状況に応じて 法 部 、適正な保護と整備を行う。 定 委 託 文化財は「国民共有の貴重な財産であ り、国民の文化的向上に資する」という 理念から、受益者が特定されず、公の性 格であるため、教育委員会による管理が 妥当である。 10,121 県 7,925 ・ 他 11,500 県 9,301 ・ 他 3,758 教育委員会 6 継 続 高瀬の大木保存整備事業 文化課 高瀬の大木(ケヤキ)については、近年、 一 樹勢衰退が見られることから、樹木医の指導 法 部 を受けながら、3年次計画により樹勢の回復 定 委 を行う。 託 市は高瀬の大木(ケヤキ)の管理団体 に指定されており、適切な保護・保存を 今年度で事業完了 図っていく必要がある。 2,691 1,346 国 - - 7 継 続 文化財調査事業 教育委員会 文化課 文化財保護審議会は、教育委員会の諮問に 応じ、文化財の保存と活用に関する事項につ 法 直 いて調査・審議を行い、これらの事項に関し 定 営 教育委員会に建議する。 文化財保護審議会は、専門的見地から 市内の文化財に関して、調査及び指定 市指定文化財に関する調査、審議及び建 について建議することにより、文化財の 議を行うことで、文化財の保存に大きく 変更なし 保護が図られる。 寄与しているため今後も活動を継続する ことが求められている。 180 180 180 180 226 国指定文化財保存整備事 教育委員会 8 継 続 業補助金 文化課 国指定重要文化財に係る管理事業(防災設 補 備の保守点検、雪降し及び除雪、小修理等) 助 に対する補助であり、民間所有である国指定 法 重要文化財の国庫補助対象事業に補助金を交 定 金 等 付する。 国指定重要文化財の建造物は、日常管 理費用が民間所有者を圧迫しており、補 助金を継続的に交付することで、負担の 軽減を図る。 492 492 492 492 301 教育委員会 9 継 続 大窪山墓地保存整備事業 文化課 市指定の史跡として、旧会津藩大窪山共同 自 直 墓地の下草刈り等の整備を行う。 主 営 近年、会津藩士の一部の子孫が墓参り 毎年の刈払い作業により、史跡の荒廃 今後は、隣接する「こどもの森」や「 に訪れてきており、史跡の一定程度の維 を防ぎ、文化財の保存と後世への継承が 小田山公園」との一体的な活用を図って 持管理を望む声がある。 図られることから、継続して実施する。 いく。 254 254 390 390 451 史跡若松城跡石垣保護事 教育委員会 10 継 続 業 文化課 平成8・12年に実施した石垣診断の結果に 自 委 基づき、危険箇所の石垣移動量調査を行う。 主 託 また、石垣の現状調査も行う。 これまでの観測数値のデータからは、 今後も観測を実施し、データを蓄積・ 石垣の移動などの顕著な異常は見られな 分析することにより、異常の有無を確認 変更なし い。 する。 62 62 62 62 31 11 継 続 院内御廟歴史散策事業 院内御廟の歴史散策会を開催し、院内御廟 自 直 をはじめとする文化財の保護・保存に対して 主 営 啓発を図る。 事業の成果により、文化財の保護・保 存の重要性が周知できるとともに、市民 の関心も高まっている。 今後資料の作成・配布の必要がある。 史跡の清掃作業などを通して、市を代 表する歴史遺産である院内御廟の歴史や 価値、保存の重要性を学ぶとともに、歴 変更なし 史学習・郷土学習の場を提供するために 実施する。 0 0 0 0 181 教育委員会 文化課 文化財だよりにより地域の文化財を広 く紹介し、「地域の文化財は地域で守る 」の意識、啓発を図るとともに、地域の 文化財を保護し、次世代へ継承するため には、継続して実施していく。 文化財は、一度失われれば永久にその 価値を損なうことから、公開・活用に関 して規制を行う必要があり、事業を民間 に委託することは困難である。 ー 民間所有者の国指定文化財については 、「会津若松市文化財保存事業費補助金 変更なし 交付要綱」に基づいて予算の範囲内で交 付していく。 77 7,473 国 ・ 0 県 ・ 他 14,087 - 2,182 602 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 2-4-1-3 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 埋蔵文化財の調査・保護の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 会津郡衙を特定する事により、会津の 歴史解明に寄与する。市内には、古墳時 代の「大塚山古墳」、近世の「若松城」 といった史跡が存在するが、その過程に 位置する郡山遺跡の概要が解明されるこ とにより、当時の政治情勢がわかると共 に、会津という地域が形成されていった 過程が解明されることになる。 (仮称)会津若松市埋蔵文化財管理セ ンターは、出土遺物管理施設と一般向け の展示スペースが並存しているため、適 切に維持・管理することにより、古代か ら近現代に至る会津若松市の歴史の解明 や、市民の郷土理解への効果が期待でき る。ただし、埋蔵文化財管理センター及 び一箕町収蔵庫共に施設の老朽化、発掘 資料の増加に伴う資料保管スペースの減 少等は重要な問題であることから、施設 の移転・統合を含めて検討する必要があ る。 教育委員会 文化課 (仮称)埋蔵文化財管理 教育委員会 2 継 続 センター事業 文化課 市内で出土した遺物や民俗資料などの文化 財などについて、適切な保管と整理を行う。 法 直 また、これまでの発掘調査に係る遺物の整理 定 営 成果の一部を展示室で公開し、一般の人々に 見てもらう。 門田第4地区基盤整備試掘 教育委員会 3 継 続 調査事業 文化課 農業基盤整備事業が計画されている門田第 4地区について、計画区域内に埋蔵文化財が 存在することから、試掘調査を実施して保存 協議の資料とする。 直 なお、対象遺跡としては門田条里制跡、社 法 田A遺跡、社田B遺跡の3遺跡が存在するが 定 営 、対象面積が広大なため、平成22年度は門田 条里制跡を対象に実施し、他の2遺跡は平成 23年度に実施する。 (仮称)東長原地区県営 教育委員会 4 新 規 経営体育成基盤整備発掘 文化課 調査事業 東長原地区で計画されている県営ほ場整備 計画地内に、埋蔵文化財包蔵地が存在する。 法 直 工事により遺跡が消滅するので、事前に発掘 定 営 調査を実施し、記録として保存する。 ほ場整備の区域内に存する埋蔵文化財 について、事業主体である県農林事務所 、土地改良区と保存協議を行った結果、 工事で消滅する箇所について発掘調査実 施、記録保存という結論に至った。それ により、農業基盤整備工事が円滑に行わ れるようになる。 - - - (仮称)農地整備事業槻 教育委員会 5 新 規 ノ木地区試掘調査事業 文化課 河東町槻ノ木地区で計画されている県営ほ 場整備計画地内に、埋蔵文化財包蔵地が存在 法 直 する。事前に試掘調査を実施し、遺跡の範囲 定 営 、内容を確認する。 試掘調査を実施し遺跡の範囲内容を確 認する。その資料を基に遺跡の取り扱い について事業者側と協議することにより 、遺跡の保存が図られる。 - - 史跡若松城跡本丸に御三階を復元するため に、各分野の専門的知識を有する者で構成す 自 直 る検討会を設置し、文献・絵図などの史資料 主 営 の検討を行なうとともに、文化庁に提出する 書類の審議などを行なう。 文化課が事務局となって行っているが 、観光課・建築課・花と緑の課などと連 携して事業を行っている。 事業の性格上、文化財保護法・建築基準 法双方での問題の解決などの課題がある 。 1,372 史跡若松城跡御三階復元 教育委員会 6 継 続 検討会事業 文化課 施策№ 2-4-1-4 施 策 名 歴史の継承 (仮称)歴史資料保管セ 教育委員会 1 継 続 ンター管理運営 文化課 会津地方に残されている史料の所在調査及 び収集を行い、貴重な古文書の解読・筆耕・ 一 検証・整理を行い、併せて、センター内での 自 部 郷土資料等の保存、歴史に関する調査・研究 主 委 活動の拠点としての役割、更には、市が所有 託 する歴史資料等の保管、管理を行う。 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 埋蔵文化財にかかる学術・試掘調査は文化財の保護や研究に欠くことのできない事業であるため、継続して実施する。 古代(奈良・平安時代)会津郡の役所跡と 推定される郡山遺跡を発掘調査することによ り、遺跡の範囲内容を確認する。特に遺跡の 法 直 中枢部、及び外郭施設と考えられる地区を調 定 営 査し、遺跡の性格・規模等の内容を把握する 。 継 1 続 郡山遺跡発掘調査事業 (参考) 次年度事業費見込(千円) 古代役所の中枢部である建物跡を確認 し、役所が機能した具体的な時期や役所 の範囲、機能等を解明する。 当初23年度までの予定であったが、文 変更なし 化庁より、更なる調査延長が必要である との指導を受けている。 出土遺物の保管や管理・展示活用には 欠かせない施設であり、市民の郷土史へ の理解を深めるためには必要な施設であ るため、展示内容の更なる拡充及び市民 への広報を進めていく。 調査時期は田畑の収穫完了後となる。 今年度で事業完了 5,795 国 2,954 ・ 他 5,019 国 2,500 ・ 他 1,203 埋蔵文化財管理センター及び一箕町収 蔵庫共に施設の老朽化、発掘資料の増加 に伴う資料保管スペースの減少等は重要 な問題であることから、他の公共施設の 利活用の状況を見極めながら、施設の移 転・統合を含めて検討していく。 2,007 2,007 2,007 2,007 6,931 ー 5,883 国 3,093 ・ 他 - - - 平成27年度の復元完成を目指して復元 検討会事業を行っている。年1回から2 回、専門的知識を有する方によって構成 された、史跡若松城跡御三階復元検討会 今後は、復元に向けた調査検討と同時 を開催し、文化庁等に提出する設計図書 に、復元の方向性を早期に導き出す必要 等の検討と審査などを行う。復元終了後 がある。 の報告書刊行までは検討会を存続する。 今後は写真の解析、建物の調査検討を さらに進める。 10,411 国 ・ 519 県 ・ 他 902 - 4,771 国 2,352 ・ 他 902 1,369 他 2,303 2,300 他 1,648 6,555 7,216 今後の方針 散逸消滅が危惧される未調査資料の収集も含め、資料の解読・調査検証・整備保存を行うことで、文化的遺産を次代へ継承していく。 貴重な郷土資料を適切に保管及び整理 を行い、郷土の歴史をより多くの方々に 認識してもらうことが後世への忠実な継 承につながる。なお、現在は選挙管理委 員会が本センターの1・2階を使用してい ることから、資料の保管や史料の調査・ 研究活動の拠点施設としての役割は、今 後の経緯を見極める必要があり、当面は 史料(貴重文書)の解読や筆耕が主な事 業となる。 鶴ヶ城周辺公共施設利活用構想に基づ き、会津図書館が生涯学習総合センター (會津稽古堂)へ移転したことに伴い、平 成23年4月から(仮称)歴史資料保管セン ターとして、市史研究にあわせて、歴史 資料等の保管・管理をはじめ郷土の歴史 に関する調査・研究活動の拠点として利 活用する。 なお、東日本大震災以降、市選挙管理 委員会事務局が1・2階を利用する状況と なったことや、施設の大規模な改修は困 難なことから、(仮称)歴史資料保管セ ンターとしての役割は、今後の推移を見 極めながら段階的に取り組んでいく。 78 当初、センターの役割の一部である郷 土資料の保管・展示を平成25年度から開 始する予定であったが、選挙管理委員会 の事務所としての利用の推移によっては 、計画に変更もありうる。 6,952 6,892 県 6,555 平成23年度施策評価票 施策№ 3-1-1 基本施策名 誘客宣伝活動と誘客受け入れ体制を充実する (政策名) 観光を振興し活気のあるまちをつくる 主管部課名 関連部課名 観光商工部観光課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○受け入れ体制を充実するとともに、観光誘客に積極的に取り組み、入込数の増加を図ります。 ○市民一人ひとりに「おもてなし」の心による受け入れ体制が定着し、観光客を温かく迎える地域として、全国から目標と されるような観光地をめざします。 ○平成22年度は、往時の天守閣再現事業の実施により本市観光のシンボルである鶴ヶ城の外観が覆われたことや、会津藩公行列 が雨天中止となったことを主たる要因として、観光客は目標を大きく下回ったところである。 成果指標推移 ○赤瓦へとリニューアルした鶴ヶ城は多くの観光客から好評価であり、フィルムコミッションによる映像の活用等も含め、国内 唯一の赤瓦の天守閣を前面に打ち出したPRを展開し、誘客増につなげていくものである。 ○観光物産協会、観光公社をはじめとする観光関連団体との連携を強化し、様々な情報媒体を活用しながら、四季を通して 会津の魅力を全国に向け発信します。 ② 目標達成の ○フィルムコミッションによる映像の活用やホームページの充実による情報提供を積極的に推進し、「会津そのもの」のイ ための方針 メージの向上を図ります。 (長期総合計画に ○会津らしい「おもてなし」を大きな魅力とし、かつ最大の観光素材としていくために、市民総ガイドの意識の一層の浸透 おける基本施策 を図ります。 の目標達成の ○ボランティアガイドや多言語表記等、観光案内機能や便益施設の充実を図り、観光客の利便性の向上を図ります。 ための方針) ○各種テレビ番組、CM等への撮影支援や、NHK大河ドラマの署名活動を継続的に行ってきたところであるが、本年6月、N HKより、平成25年の大河ドラマが本市出身の新島八重を主人公とする「八重の桜」に決定したことが発表された。 ○観光物産協会の組織体制のあり方について、観光公社との連携、まつり事業などの地域振興事業の強化等の観点から見直しに 事業進捗 (前年度最終 向け検討していくことが総会で承認されたところであり、今後の組織体制について、協会とともに検討していく必要がある。 評価に係る取 組みを含む) ○情報発信においては、既存ホームページの新着情報発信に力を入れつつ、ツイッターによる桜情報発信などを積極的に展開し ていることに加え、観光物産協会ホームページのリニューアルを実施した。 ○観光誘客のため、テレビ・雑誌等の活用、フィルムコミッションによる撮影誘致、観光関連団体との連携など、様々な媒 体を通して本市の魅力を全国に発信することは、誘客宣伝活動の柱となるものであり、継続して取り組んでいくものとする 。 ③ 前年度最終 ○観光振興に取り組んでいく上での観光物産協会の役割は重要であり、組織体制の強化の取り組みと合わせ、観光関係団体 の連携を深め、一体となって観光振興に取り組むものとする。 評価 (今年度の取組み また、観光物産協会HPの管理運営及び情報発信については、従来のHP更新にとらわれず、ツイッターやブログ等の新 方針・考え方) たなコミュニケーションサービスを取り入れた効果的で経済的な管理運営、さらには迅速性のある情報発信につながるよう 努めるものとする。 ○ロケ地情報の発信については、「ゆかりの地ネットワーク」等を活かしながら会津を題材にした撮影を積極的に誘致して いくものとし、本市の魅力を全国に発信するよう努めるものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災及び原子力発電所事故により、観光客は大きく減少しており、風評被害の払拭、観光復興が強く望まれている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・八重の桜プロジェクト ・会津若松観光物産協会負担金 (参考) ・市民総ガイド運動事業 施策体系の中の 主な事務事業 ○平成19年に観光立国推進基本法が施行、平成20年には観光庁が発足し、国を挙げて観光政策の推進に力が注がれているところ である。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 観光客入込数(年間) ○映画「天地明察」及びNHK大河ドラマ「八重の桜」を活用した観光振興 平成24年秋に放映予定の映画「天地明察」、さらに平成25年に放映が決定したNHK大河ドラマ「八重の桜」を観光復興の活 用していくため、関係団体とともに推進体制を整え、観光誘客の重点事業として取り組んでいく。 ⑴ 観光客入込数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 ○観光物産協会の組織体制強化の支援 多様化する観光ニーズに対応した観光振興、さらに原子力発電所事故の影響からの観光復興に向けて、行政と両輪を形成する 民間活力の結集が必要であり、組織体制強化の取り組みを支援していく。 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 3,549,000人 2,780,000人 3,720,000人 4,000,000人 2,780,000人 - - - ○関係団体との連携強化 取組み改善の 観光物産協会の組織体制強化の取り組みに向けた連携強化、さらに、大河ドラマ「八重の桜」に合わせた観光誘客を強力に推 視点 進していくため幅広い団体との連携が重要。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) - - - ①「八重の桜」プロジェクト事業 大河ドラマ「八重の桜」に関する各種展示を行う「ドラマ館」の設置をはじめ、鶴ヶ城や県立博物館における企画展示との連 携を図りつつ、各種イベントの実施により、平成25年1月の放映開始に向けて各種事業を展開する。 ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) 特に必要とされ ②会津若松観光物産協会負担金 観光物産協会の役割は重要であり、必要な負担金を支出し、観光・物産の振興に連携して取り組んで行くものとする。 る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 ○東日本大震災及び原子力発電所事故による風評被害により観光客入込数が激減しており、NHK大河ドラマ「八重の桜」及び映画「天地明察 」を観光誘客の重点事業として活用していくものとするが、特に「八重の桜」については、市八重の桜プロジェクト協議会を中心とし県と事業 連携を図りながら、官民一体となって「八重の桜」に関連する各種事業を展開することで、最大限の効果を得ることができるよう努めるものと する。 ○引き続きホームページやツイッター等の様々な媒体を活用し、本市のイベント情報や安全安心に関する情報などを発信するとともに、観光復 興・観光誘客に向けて取り組んでいくものとする。 ○また、赤瓦へとリニューアルした鶴ケ城については、フィルムコミッションによる映像の活用なども含め、国内唯一の赤瓦の天守閣を前面に 打ち出したPRを展開し、誘客増につなげていくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 145,169 145,169 284,169 284,169 60,746 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 79 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-1-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 誘客宣伝活動の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 NHK大河ドラマ「八重の桜」を観光誘客の重点事業と位置づけ、強力に取り組んでいく。 「八重の桜」プロジェク 観光商工部 1 継 続 ト事業 観光課 平成25年のNHK大河ドラマ「八重の桜」 補 放映に合わせて、ドラマ館の設置をはじめ観 自 助 光誘客に向けた各種事業を強力に推進し、本 主 金 市観光復興、地域経済の発展を図る。 等 東日本大震災、原子力発電所事故によ り観光客が激減している状況を踏まえ、 大河ドラマ「八重の桜」を観光復興の起 爆剤として活用する。 大河ドラマ館は大きな集客効果が期待 できるとともに、収益性も見込めること から、収支見通しを精査しながら事業に 取り組んでいく。 5,000 5,000 160,000 160,000 47,433 会津若松観光物産協会負 観光商工部 2 継 続 担金 観光課 行政と民間が一体となった事業推進が不可 欠であり、民間の中核である会津若松観光物 産協会への負担金交付による活動支援を通し 自 直 て、観光振興、物産振興及びまつりの活性化 主 営 を図り、交流人口の増加、地域経済の発展を 目指す。 総会で、地域振興事業の分離独立に向 観光物産の振興にかかる費用負担、業 行政との両輪を形成する民間の中核と けて検討していくことが承認されたこと 務範囲を再検証し、効率的な事業展開を して組織体制の強化が求められている。 から、今後の運営体制の課題を含め組織 体制の強化について検討し、支援してい 図る。 く。 129,000 129,000 113,000 113,000 2,720 フィルムコミッション事 観光商工部 3 継 続 業 観光課 円滑な撮影環境を整え、映画やテレビ等の 撮影を積極的に誘致・支援し、放映を通して 自 委 本市の魅力を全国に発信することで観光誘客 主 託 を図る。 映像に触れる機会は極めて多く、本市 の魅力を広く伝える情報発信の手法とし て非常に有効であり、観光誘客に結びつ くことが期待できるため、効果的で質の 高い映像発信に向けた支援が必要である 。 ロケ誘致に向けたPR活動としてHP の充実を図り、多様なロケ地や宿泊施設 等の情報発信を実施するとともに、市民 変更なし や関係団体と連携しながら地域全体とし て撮影活動に対する支援体制の強化を図 っていく。 400 400 400 400 7,516 首都圏在住の会津出身者や会津愛好家で「 会津観光応援隊」を組織し、首都圏等での観 自 直 光誘客活動、キャラバン等を地元と連携して 主 営 実施する。 会津学生寮に首都圏連絡所を置き、学 生寮の寮生が中心となって活動している が、より多くの社会人や会津出身者以外 の会津愛好家にも参加してもらえるよう PR等の工夫が必要。また、行政としての 財政支援については極上の会津プロジェ クト協議会の最終年度を目途に見直しを 進め、自主的な活動への移行を目指す。 事業規模については、今後隊員の増加 を図り活動の拡大を進めるが、活動の拡 大とともに事業費の拡大にもつながるこ とから、事業及び組織のあり方について 検証を進める。 0 0 0 0 897 4 継 続 会津観光応援隊 施策№ 3-1-1-2 観光商工部 観光課 施 策 名 受け入れ体制の整備 平成25年の放映年に向けて関係団体を 含めたプロジェクト協議会を設立し、大 河ドラマ館の設置等、各種事業を実施し ていく。 今後は愛好会もしくはボランティア団 体として自立運営できるような仕組みづ くりについて検討し、行政の負担は逓減 させる方向で検討する。また、会津出身 者以外の会津愛好家にもより一層の参加 を募る。 今後の方針 全市民的なホスピタリティの向上や、便益施設の整備等を行っていく。 観光商工部 観光課 「6つのどうぞ」運動の普及啓発、観光ス ポット等が快適で安全な状況にあるかどうか 自 直 のチェックや修繕、観光に便利なモデルコー 主 営 スを掲載したパンフレットの作成を行う。 来訪者をおもてなしの心で温かく迎え ることで、魅力的な観光地づくりが推進 できる。 おもてなしの意識の醸成には地道な取 組みを積み重ねていくことが必要であり 変更なし 、この組織が中心となって、今後も活動 を続けていく。 300 300 300 300 451 まちなか観光ボランティ 観光商工部 2 継 続 アガイド事業(観光特会 観光課 ) 観光客に対し、鶴ヶ城等の観光施設で行う ガイド、乗用車・バスなどに添乗して行うま 自 補 ちなかガイドをボランティアで行うもの。ま 主 助 金 た、教育旅行等の要望に応じて滞在先(旅館 等 ・ホテル等)へ出向き講話を行う。 ボランティアガイドのニーズは高まっ 今後も継続的にボランティアガイド養 ており、ガイド登録者、利用件数は増加 成を行い、ニーズに対応していく。 変更なし している。 944 944 944 944 225 3 継 続 便益施設整備事業 観光商工部 観光課 受入体制の整備として、飯盛山無料駐車場 、飯盛山公衆トイレ及び観光案内所の運営管 自 一 理、東山及び芦ノ牧地域の公衆トイレ運営管 主 部 委 理、石部桜、中野竹子、新選組殉難の地への 託 仮設トイレ設置及び運営管理業務。 駐車場、公衆トイレ等の便益施設につ いては観光客や地域住民等の要望に応じ 引き続き、便益施設の設置・管理を継 変更なし て設置し、適切な維持管理してきたとこ 続し、受け入れ体制を確保していく。 ろである。 8,016 8,016 8,016 8,016 752 継 4 続 観光管理運営費 観光商工部 観光課 石部桜開花期間における駐車場での交通誘 一 導及び駐車場の整理業務。 部 各種観光案内看板の掲出、福島県自然公園清 自 掃協議会・(財)日本観光協会への負担金拠出 主 委 託 等 石部桜開花期間における駐車場での交 観桜期間中の観光客受け入れ体制を整 通誘導及び駐車場の整理業務については 備し、円滑な誘導と交通渋滞緩和ができ 変更なし 、桜の開花状況を見極めた対応が必要。 るよう事業を継続していく。 1,509 1,509 1,509 1,509 752 1 継 続 市民総ガイド運動事業 80 平成23年度施策評価票 施策№ 3-1-2 基本施策名 地域資源をいかした観光を推進する (政策名) 観光を振興し活気のあるまちをつくる 主管部課名 観光商工部観光課 4.基本施策の評価 企画政策部北会津支所まちづくり推進課 河東支所まちづくり推進課 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○本市のシンボルである鶴ヶ城天守閣・茶室麟閣への入場者数の増加を図ります。 ○中心市街地活性化策と連携して、まちなかへの観光客を誘導し、滞留性の向上を図り、賑わいのあるまちなか観光を推進 ① 目標 します。 (長期総合計画に ○東山温泉や芦ノ牧温泉に宿泊すること自体が会津観光の目的となるよう、民間と行政が連携しながら魅力の向上に努め、 おける基本施策 滞在型観光を推進します。 の目標) ○地域資源の掘り起こしや受け入れ体制を充実するとともに、教育旅行等のテーマ型観光を推進し、新たな魅力による観光 誘客を図ります。 ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) ○平成22年度は、往時の天守閣再現事業の実施により本市観光のシンボルである鶴ヶ城の外観が覆われたことや、会津藩公行列 が雨天中止となったことを主たる要因として、観光客は目標を大きく下回ったところである。 成果指標推移 ○赤瓦へとリニューアルした鶴ヶ城は多くの観光客から好評価であり、国内唯一の赤瓦の天守閣を前面に打ち出したPRを展開 し、誘客増につなげていくものである。 ○史跡若松城跡総合整備計画を踏まえ、保全・整備を推進するとともに、特色ある企画展時等の実施により、鶴ヶ城の魅力 の向上を図ります。 ○新たな魅力創出として、商店街等関係団体と連携して夜のまちなか散策ルートを設定します。 ○東山・芦ノ牧両温泉のホームページの充実や、温泉街のイメージ向上の取り組みを支援するとともに、全国に向け情報を 発信します。 ○民間と行政が連携して東山・芦ノ牧両温泉地域の「おもてなし」の向上や温泉街の整備を進め、本物のホスピタリティを 提供します。 ○将来リピーターとなりうる子どもたちの教育旅行を誘致するため、会津大学等と連携しながら、地域特色をいかして内容 の充実を図ります。 ○会津の食文化等の新たな地域資源や「什の掟」に代表される会津の精神文化等、他地域にない地域資源を掘り起こし、よ り一層の魅力の向上を図ります。 ○本施策は本市観光振興の柱であり、本市のシンボルである鶴ヶ城をはじめとする歴史的観光資源の保存や発掘、PRによ り観光地としてのさらなる魅力向上を図るものとする。 ○また、天守閣再建50周年に向けた史跡若松城跡の整備については、御三階の復元に向けて文化庁をはじめとした関係機関 と十分な協議、連携を図るものとする。 ○サムライシティ会津若松をアピールするサムライ演出の取り組みは、平成23年度まで緊急雇用創出基金事業を活用した以 降も、継続した事業実施のための財源確保や、観光関連事業者や市民も参加した協働事業につながる、効果的で戦略的な演 出、プロデュースの手法の検討をするものとする。 ○平成23年3月、往時の天守閣再現事業が完了し、国内唯一の赤瓦の天守閣として魅力向上を図った。また、平成27年度の天守 閣再建50周年に向け、御三階の復元に向けて関係機関と協議を行ってきた。 ○教育旅行誘致の専任職員3名を中心に、情報収集・分析、キャラバン実施等により教育旅行誘致に取り組んできたところであ 事業進捗 る。 (前年度最終 評価に係る取 ○まちなかサムライ演出事業、鶴ヶ城サムライ演出事業の実施により、サムライシティ会津若松のアピールに取り組んできた。 組みを含む) ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災及び原子力発電所事故により、観光客は大きく減少しており、風評被害の払拭、観光復興が強く望まれている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・史跡若松城跡総合整備事業 ・まちなか観光推進事業 (参考) ・温泉地域活性化推進事業 施策体系の中の ・教育旅行誘致推進事業 主な事務事業 ・地域伝統芸能全国大会負担金 ・地域振興事業負担金 ○平成19年に観光立国推進基本法が施行、平成20年には観光庁が発足し、国を挙げて観光政策の推進に力が注がれているところ である。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 鶴ヶ城登閣者数(年間) ○鶴ヶ城の魅力向上 平成22年度に完了した往時の天守閣再現事業に引き続き、御三階の復元に向けて関係者と検討を進めるとともに、ライトアッ プを継続実施し、また、来場者の便益提供のため、南口駐車場に公衆トイレを新設する。 ⑴ 鶴ヶ城登閣者数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 ○イベントの充実 会津まつりや地域伝統芸能全国大会の開催等により、賑わいのある観光地づくりに取り組んでいくものとする。 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 671,478人 500,510人 692,850人 745,000人 500,510人 - - - - - - - - - - - - 取組み改善の 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○教育旅行の推進 東日本大震災、原子力発電所事故により激減した教育旅行の復興を図るため、活動の中心的役割を担う観光物産協会インフォ メーションサポートセンターの機能を維持し、キャラバンをはじめとする各種事業に積極的に取り組む。 ○観光物産協会や観光公社をはじめとする観光関係団体と、一層の連携強化を図っていく。 ○史跡若松城跡総合整備事業 御三階の復元に向け、調査・検討を進める。 ○鶴ヶ城南口駐車場公衆トイレ新設事業 平成24年度に実施設計(直営)及び工事を実施する。 特に必要とされ ○教育旅行誘致推進事業 原子力発電所事故により激減した教育旅行の復興に向けて各種事業に取り組む。 る事務事業 ○地域伝統芸能全国大会負担金 第20回地域伝統芸能全国大会に関係機関とともに取り組む。 ○鶴ヶ城サムライ演出事業 サムライシティ会津若松のアピールのため、鶴ヶ城内に甲冑姿等の者を配置する。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 61,996 33,511 86,946 75,879 27,587 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○平成27年度の天守閣再建50周年に向けた史跡若松城跡の整備については、御三階の復元に向けて文化庁をはじめとした関係機関と十分な協議 ・連携を図り、調査・検討を進めるものとする。 ○また、東日本大震災及び原子力発電所事故による観光客の減少、とりわけ激減した教育旅行の復興を図るため、活動の中心的役割を担う観光 物産協会インフォメーションサポートセンターを維持するとともに、キャラバン等の各種事業の推進に向けて積極的に取り組むものとする。 ○さらに、平成24年度に、会津若松市及び郡山市を会場に第20回地域伝統芸能全国大会が開催されることから、主催する(財)地域伝統芸能活 用センター、福島県及び郡山市と連携し、地域伝統芸能の保存継承と伝統芸能への理解を深めるとともに、伝統芸能を活用した観光振興及び観 光誘客の促進を図るものとする。 ○なお、まちなかサムライ演出事業、鶴ヶ城サムライ演出事業の実施により、写真撮影などのサービスを提供することにより、引き続きサムラ イシティ会津若松のアピールに取り組むものとする。 事業費等 81 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-1-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 歴史観光の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 史跡若松城跡総合整備事 観光商工部 1 継 続 業(観光特会) 観光課 平成20年9月に天守閣再建50周年に向 けた史跡若松城跡の整備についての方針 を公表。御三階の復元については、阿弥 陀寺との協議及び建築基準法等への法令 適合について十分な検討が必要。 鶴ヶ城サムライ演出事業 観光商工部 2 継 続 (観光特会) 観光課 鶴ヶ城内に甲冑姿等に扮した者を配置し、 自 委 観光案内をはじめとして写真撮影などのサー 主 託 ビスを提供する。 サムライシティ会津若松を広くアピー これまでの取り組みの評価も高いこと 緊急雇用創出基金事業により実施して きたところであるが、市の自主事業とし ルしていくことが必要。 から、継続して実施していく。 て事業を継続していく。 鶴ケ城南口駐車場に公衆トイレを新設する 自 直 。 主 営 本市観光のシンボルである鶴ケ城周辺 における既存トイレは、武徳殿前、観光 公社事務所隣、西出丸駐車場、三ノ丸駐 平成23年度に基本設計を行い、平成24 車場の4箇所であり、南口駐車場は仮設 年度に実施設計(直営)及び工事を実施 変更なし トイレで対応してきたところであるが、 する。 観光客へのよりよい便益提供のため、公 衆トイレの新設を行う。 継 史跡若松城跡ライトアッ 観光商工部 4 続 プ事業(観光特会) 観光課 春と秋の年2回、史跡若松城跡の石垣や樹 木等を投光機によってライトアップする。 自 委 主 託 若松城は本市のシンボルとして市民に 親しまれ、また、本市観光施設の中心的 な存在である。 したがって、史跡の整備や賑わい創出 のための取組みなど、さまざまな施策を 展開しながら史跡の魅力向上を図り、本 市の観光誘客の促進及び観光振興を図る 必要がある。 鶴ヶ城体験事業(観光特 観光商工部 5 継 続 会) 観光課 鶴ヶ城は本市のシンボルとして市民に親し まれ、また本市の観光施設の中心的な存在で あるため、主に市内の小中学生などの若い世 自 直 代を対象として、城の持つ意味、成り立ち、 主 営 会津藩の歴史等を学習する機会を提供し、郷 土愛の醸成を図る。 自 直 主 営 天守閣等維持修繕事業( 観光商工部 6 継 続 観光特会) 観光課 施策№ 3-1-2-2 天守閣、麟閣のき損箇所を修繕する。 うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 御三階の復元に向けて調査・検討を進めるとともに、鶴ヶ城南口駐車場に公衆トイレを新設する。 鶴ヶ城は本市のシンボルとして市民に親し まれ、また、本市観光施設の中心的な存在で ある。 直 したがって、史跡の整備や賑わい創出のた 自 めの取組みなど、さまざまな施策を展開しな 主 営 がら史跡の魅力向上を図り、本市の観光誘客 の促進及び観光振興を図るものである。 鶴ケ城南口駐車場公衆ト 観光商工部 3 継 続 イレ新設事業 観光課 平成23年度予算(千円) 施 策 名 まちなか観光の推進 御三階復元に向けた各種調査の実施手 法などについて、文化庁をはじめとした 変更なし 関係機関と協議をしながら検討していく 。 459 459 9,115 0 県 459 459 12,026 9,115 9,115 187 0 0 15,000 15,000 2,406 まちなかライトアップと合わせて夜間 の魅力向上を図ることにより、夜間の観 光促進や宿泊需要の創出に有益であるこ 変更なし とから、内容の充実を図り、事業を促進 していく。 14,000 14,000 14,000 14,000 157 各種の体験事業を通して、天守閣をは じめとした史跡に直接触れ合う機会を創 出し、魅力の再発見、郷土愛の醸成につ ながっている。 鶴ヶ城の魅力を再発見し、本市の歴史 への理解、郷土愛の醸成を図るとともに 、観光施設としての魅力向上策として有 効であり、今後も、鶴ヶ城に関連する民 変更なし 間団体との更なる連携を図りつつ、事業 の効率化と効果の拡大を図りながら、事 業を継続して行く。 1,000 1,000 1,000 1,000 226 鶴ヶ城は本市のシンボルとして市民に 親しまれ、また、本市観光施設の中心的 な存在であることから、天守閣及び麟閣 の利便性や安全性が向上させ、観光施設 としてふさわしい景観を維持させる必要 がある。 鶴ヶ城は会津の観光の象徴でもあるこ とから、それにふさわしい設備、景観を 変更なし 維持するために、継続的に事業を行なっ ていく。 2,000 2,000 2,000 2,000 132 今後の方針 補助制度を活用しながらまちなかの魅力創出を図るとともに、夜間の魅力向上により滞在型観光の推進を図る。 観光商工部 観光課 補 まちなみ整備・活性化団体に対するPRや 看板のれん等の整備支援。七日町市民広場の 自 助 主 金 管理。大型観光バス駐車場の提供。 等 魅力的なまちなみづくりによって、ま ちなか散策をする観光客の増加を図り、 滞在型観光を推進する。 まちなか観光の需要は増加しており、 今後ともまちなみの整備・活性化団体と 変更なし 協力しながら、魅力あるまちなか観光を 推進していく。 1,537 1,537 1,537 1,537 1,804 観光商工部 2 継 続 夜の城下町観光推進事業 観光課 7月上旬から11月末にかけて、夜間、歴史 的建造物や史跡等市内各所でライトアップを 自 補 実施し、民間団体と連携しながら、夜のまち 主 助 金 なか観光の魅力創出を図る。(会津若松観光 等 ルネッサンス協議会で実施) 夜間ライトアップは定着してきており 、まちなか周遊バス「ハイカラさん」の 今後も継続した取り組みを行っていく 変更なし 夜間運行との連携により事業効果は高い 。 。 800 800 800 800 1,121 7,000 7,000 7,000 7,000 1,053 12,243 573 12,243 8,876 2,706 1 継 続 まちなか観光推進事業 施策№ 3-1-2-3 施 策 名 魅力ある温泉地づくり 観光商工部 1 継 続 温泉地域活性化推進事業 観光課 施策№ 3-1-2-4 東山・芦ノ牧の両温泉観光協会、両活性化 委員会が主体となって、誘客宣伝・イベント 自 補 ・温泉街環境整備など、温泉街を活性化する 主 助 金 ための事業について、メニュー方式にて補助 等 金を交付する。 施 策 名 テーマ型観光の推進 1 継 続 教育旅行誘致推進事業 観光商工部 観光課 教育旅行生は将来リピーターとなる可能性 が非常に高いことから、会津若松市教育旅行 プロジェクト協議会を中心として、関係団体 自 委 の連携協力体制を強化し、本市の多様な地域 主 託 資源を活かした魅力ある受入体制づくりや効 果的な営業活動など、積極的な教育旅行誘致 を推進するものである。 今後の方針 温泉街の創意工夫による各種取り組みに対して支援を行っていく 宿泊客の増加のため、観光客が温泉街 をそぞろ歩きできるための魅力創出や観 光誘客に向けた各種取り組みなどが必要 となっている。 温泉地域が中心となって作成した活性 化計画に基づき、各温泉街の特色を活か した自主的な取組みを継続して支援して 変更なし いく。又、滞在型観光を主眼とする観光 圏整備事業と連携しながら、連泊を推進 する取組みを促進していく。 今後の方針 原子力発電所事故により激減した教育旅行の復興に向けて、各種事業に取り組んでいく。 県ふるさと雇用再生特別基金事業を活 用して平成21~23年度の期間、教育旅行 プロジェクト協議会の事務局である観物 協会に事業を委託し、インフォメーショ ンサポートセンターの設置と専任職員の 配置により取り組みを強化しているとこ ろである。 農林業分野や本市の歴史・文化を生か した教育効果の高いメニューづくり、各 学校へのキャラバン等の積極的な営業活 動、効果的な情報発信ツールの作成等を 行い、地域住民との連携を図りながら、 ワンストップサービス体制構築を目指し 取り組んでいく。 82 東日本大震災、原子力発電所事故によ る観光客の減少、とりわけ教育旅行の激 減を踏まえ、ふるさと雇用等の制度継続 を要望するものとし、仮に制度が終了し た場合でも、引き続き専任職員2名の配 置により、インフォメーションサポート センターが中心となって、教育旅行の復 興を図っていく。 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 2 継 続 観光農業推進事業 3 継 続 湊四浜環境整備事業 施策№ 3-1-2-5 担当部課名 観光商工部 観光課 観光商工部 観光課 法 定 ・ 自 主 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 会津若松観光農業推進協議会の活動を中心 として、観光と農業の融和・連携を図り、本 自 直 市の観光・農業資源を広くPRするとともに 主 営 、受入体制の整備、向上及び誘客に努める。 本市は、歴史・文化を背景とした多様 な観光資源に加え、魅力ある農産物など の農業資源も有している。観光分野にお いて食や農に対する関心が高まる中、こ れらの連携・融和を図ることで、より効 果的な観光振興につながるよう事業を展 開する必要がある。 平成23年度の受付センター窓口一元化 を踏まえ、ワンストップサービスの提供 による観光農園への誘客促進と、テーマ 変更なし 型観光の新たな魅力の確立へ向けた取り 組みを行なう。 200 200 150 150 587 小石ケ浜、中田浜(内浜)、崎川浜の3箇 所を湖水浴場として開設するとともに、田面 自 委 浜を含め湖水利用者の便益施設の設置や維持 主 託 管理を行う。 毎年多くの湖水浴客が本市に訪れてお り、便益施設や湖岸の清掃などの環境整 備を実施しているが、今後とも、地元住 民との連携を密にしながら事業を進めて いく必要がある。 また、プレジャーボート利用に係る安 全対策について関係団体と連携しながら 対応していく必要がある。 湖水浴場の開設は市が行なうべきもの として、便益施設の設置をはじめとした 変更なし 各浜の管理等については、地元の関係団 体と協議しながら実施していく。 4,642 4,642 4,642 4,642 639 10,000 10,000 1,504 0 0 0 事業の概要 施 策 名 賑わいのある観光地づくり 地域伝統芸能全国大会負 観光商工部 1 新 規 担金 観光課 会津まつり等イベント開 観光商工部 2 継 続 催・共催事業 観光課 企画政策部 ホタル祭り実行委員会負 北会津支所 3 継 続 担金 まちづくり推 進課 補 平成24年度に、会津若松市、郡山市を会場 自 助 に第20回地域伝統芸能全国大会を開催する。 主 金 等 まちなかに賑わいを創出するため、民間団 体などが実施する各種イベントへの共催、後 自 直 援により、開催、運営、PRなどに協力する 主 営 。 北会津地域のシンボルであるゲンジボタル 補 の鑑賞会をメインに、ホタル市(農産物や特 自 助 産品の販売等)や地域住民手づくりの民話劇 主 金 などの各種イベントを実施する。 等 あいづ商工会において「かわひがし皆鶴ま つり実行委員会」を組織し、「かわひがし皆 鶴まつり」を開催する。イベントの内容は、 企画政策部 市民と地元企業・一般参加者を対象に、義経 補 継 ふるさとイベント事業補 河東支所 ・皆鶴姫発表会、墓前祭、地域団体の芸能発 自 助 4 続 助金 まちづくり推 表、子供対象のイベント、フリーマーケット 主 金 進課 、ヨサコイ、会津磐梯山踊り、花火打ち上げ 等 、模擬店等を行う。 市として補助金を支出し、行政と実行委員 会が連携して地域の活性化を推進する。 企画政策部 魅力ある町づくり推進事 河東支所 5 継 続 業補助金 まちづくり推 進課 施策№ 3-1-2-6 (参考) 次年度事業費見込(千円) 実 施 方 法 あいづ商工会や広田商店会が、JR広田駅 前のライトアップイルミネーションを実施( 12月中旬~翌年1月中旬)、また河東地域 自 補 の初市として「かわひがし八日市」(毎年1 主 助 金 月8日)を開催している。 等 市として補助金を支出し、行政と商工団体 等が連携して地域の活性化を推進する。 施 策 名 地域資源の見直しと活用 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 地域伝統芸能全国大会への取り組みとともに、観光物産協会からの地域振興事業の分離独立を支援する。 毎年1回開催している地域伝統芸能全 国大会の平成24年度の開催地が福島県に 決定した。 主催する(財)地域伝統芸能活用セン ター、福島県、郡山市と連携し、事業を 実施する。 会津まつりに代表される祭りやイベン トは、まちなかに賑わいを生み出し、地 域の活性化に繋がるものである。イベン トそのものの運営主体は民間を基本とす ることが望ましいが、年間を通じての開 催の時期、規模、開催の趣旨、運営の方 法、PRなどの面において、組織的によ り効果的な手法により戦略的に取り組む ことが必要であることから、市として共 催などにより密に連携していく必要があ る。 ホタル祭りは、例年3万人弱の来場者 で賑わっており、実行委員会をはじめと した住民参加による一大イベントとして 県内外に広く認識されている。農産物や 特産品の販売・PRにも一翼を担ってい るところであり、農業振興にも繋がって いる。事業費は「ふるさと創生基金」を 活用しており、基金払底後の取り組みに ついて事業の見直し、財源の確保が急務 となっている。 - - まちなかに賑わいを創出することによ り地域活性化と観光誘客につなげるもの 変更なし であることから、今後も民間主導を基本 として、柔軟な体制で継続して行く。 - 0 0 ホタル祭りの基本コンセプトを、ホタ ルをシンボルとして①水環境の美化・保 全に対する意識高揚を促すこと、②協働 による住民手づくりの祭りを通して、地 域コミュニティーの活性化を図ること、 ③農産物の安心・安全性をPRし、地域 産業の振興につなげること、とした上で 事業内容の見直しを進めていく。 事業費については、「ふるさと創生基 金」を活用しているが、市のイベントと して今後も継続していくため、環境にや さしい農業の紹介や下水道接続の推進な ど、来場者へのメッセージ性を高めると ともに、協賛金など自主的な財源の拡大 と会場設営費やイベント内容の見直しに よる経費縮減を図りながら、必要な改善 策を講じていく。 6,000 0 他 6,000 0 他 1,188 地元団体の芸能発表、子供対象のイベ ント、仮装や地元企業も参加した「ふる さと盆踊り大会」と後半の花火打上げに より、毎年世代を超えた賑わいをみせ、 河東地域のふるさとの良さを再認識でき る事業である。 大勢の入込みがある地域イベントとし て定着しており、賑わいを創出するとと もに地域活性化を図る重要なイベントで あることから、継続して実施する。 実行委員会反省会において出された内 容及び開催時に行ったアンケート内容を 精査し、改善可能な箇所について実行委 員会で十分な検討を行う。 1,700 0 他 1,700 0 他 376 商工会と地元商店会による冬の恒例イ ベントとして定着し、地域への誘客・商 店街の活性化がなされている。今後の地 域全体への拡大方法が課題となっている 。 ライトアップイルミネーション事業は 、冬期間に地域の中心である広田駅周辺 において光の演出を行うことで、イメー ジアップと防犯効果に寄与している。地 域の初市である「かわひがし八日市」と あわせ、誘客増による地域活性化に向け たイベントとして定着していることから 、JR広田駅前にある広田商店街の活性 化に努める。 以上の目的達成のため、今後とも行政 と商工団体等が連携を密に取り組む。 広田駅及びみなづる号利用者へ向け、 ライトアップやかわひがし八日市の周知 を行うことにより、広田商店街のPRと 集客増を図り、広田商店街の活性化を図 る。 300 300 300 300 166 今後の方針 観光ルネッサンス協議会において、先駆的テーマの調査研究、具現化に向けた取り組みを進める。 継 会津若松観光ルネッサン 観光商工部 1 続 ス協議会負担金 観光課 観光振興、まちづくり等に係る諸課題につ いての調査・研究を行い行政、各観光団体や 自 補 助 民間事業者等に具体的な提言を行うとともに 、自らも先駆的なテーマに取り組み、官民連 主 金 等 携による地域活性化に寄与する。 平成21年1月に、組織代表から各個人 に着目したメンバーに刷新し、本市の観 光振興・まちづくりに関し自主的・積極 調査研究事業とともに、その具現化に 変更なし 的に活動する協議会となり、この間、独 向けた取り組みを行っていく。 自の視点で調査研究に取り組んでいると ころである。 800 800 800 800 1,121 「論語」の素読による地 観光商工部 2 継 続 域活性化事業実行委員会 観光課 負担金 会津若松市・磐梯町の両地域で論語講座行 い、日新館から受け継がれる会津地域の「論 語の素読」を復興させるとともに、中国への 補 文化・教育交流活動を行い、地域の活性化に 自 助 寄与する。 主 金 「論語」の素読による地域活性化事業実行 等 委員会(磐梯町に事務局を置き、官民で組織 )が事業を運営。 平成22年度は「地域づくり総合支援 事業(サポート事業)」の補助を受け実 本年度は財団法人自治総合センターの 施。東日本大震災の影響で平成23年4 コミュニティ助成事業を活用し事業を実 変更なし 月、5月の論語講座は中止となったが、 施する。 6月より再開。今後論語講座の参加者を 増やしていく事が課題となっている。 200 200 200 200 188 83 84 平成23年度施策評価票 施策№ 3-1-3 基本施策名 広域観光を推進する 主管部課名 (政策名) 観光を振興し活気のあるまちをつくる 関連部課名 観光商工部観光課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○会津地方の市町村が連携し、地域資源や観光資材を地域の魅力として情報を発信することにより観光客の増加を図ります 。 ① 目標 ○山形県置賜地域や新潟地域などの近隣地域との回遊性を確立し、交流人口の増加を図ります。 (長期総合計画に ○市場の拡大が見込まれる外国人観光客の増加を図ります。 おける基本施策 の目標) ○平成22年度は、往時の天守閣再現事業の実施により本市観光のシンボルである鶴ヶ城の外観が覆われたことや、会津藩公行列 が雨天中止となったことを主たる要因として、観光客は目標を大きく下回ったところであるが、極上の会津プロジェクト事業や 観光圏事業などの取り組みにより、本市を起点とした交流人口が保たれているものと考えられる。 成果指標推移 ○民間と行政が一体となって、「仏都会津」などテーマ性のある広域観光の推進や新たな観光素材の掘り起こしに取り組むと ともに、イベントや宣伝活動を充実します。 ② 目標達成の ○関係機関との連携を強化し、各種の広告媒体による宣伝や旅行代理店の旅行開発への協力などにより、広域観光を推進し ための方針 ます。 (長期総合計画に ○公共交通機関が連携して実施している「会津ぐるっとカード」のPRに努め、広域観光の有効な交通手段として利用促進 おける基本施策 を図ります。 の目標達成の ○広域的な連携組織により、外国人誘客や多言語表記等受け入れ態勢を整備し、国際観光を推進します。 ための方針) ○極上の会津プロジェクト協議会事業については、会津地方17市町村の地域資源や観光素材を地域の魅力として発信し,JR東 日本等との連携のもと目標実現のために取り組んでいる。特に東日本大震災、原子力発電所事故以降、震災復興事業の「極上の 会津再生事業」を柱に、早急に観光産業の活性会に寄与できる事業を検討していく。 ○会津米沢地域観光圏整備推進事業についても、極上の会津事業同様に、震災復興事業として取り組んでいる。従来、着地型商 事業進捗 (前年度最終 品として造成してきた2泊3日以上を継続し、震災復興として県内を対象とした日帰り商品も造成して取り組む。 評価に係る取 組みを含む) ○会津デスティネーションキャンペーンで培われた広域観光連携体制を発展的に継続し、地域特性を活かしたエリア毎の施 策の展開と受け入れ体制の整備や交通アクセス等の充実強化を図りながら、隣県との連携強化と、回遊性を持たせた滞在型 観光を推進することは、観光交流人口の増大につながる重要な施策であり継続して実施するものとする。 ③ 前年度最終 ○平成18年度の極上の会津プロジェクト協議会設立後、平成23年度には2期目の初年度を迎え、管内観光の魅力の創出などの 改善に努めていくものとする。 評価 (今年度の取組み ○本市の歴史資源を活用した観光施策を更に戦略化するためには、かくれた地域資源や行事等を掘り起こし、サムライシテ 方針・考え方) ィをテーマとした観光キャンペーンプロデュースなどを、年間を通して確立することにより、効果的な情報発信への検討を 図っていくものとする。 (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災及び原子力発電所事故により、観光客は大きく減少しており、風評被害の払拭、観光復興が強く望まれている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・極上の会津プロジェクト事業 ・観光圏整備推進事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 市内主要観光施設入込数、各種イベント参加者 ⑴ 数等の合計 ⑴ 観光客入込数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○平成20年「観光圏整備法」が制定され、国際競争力の高い魅力ある観光地の形成による地域活性化を図るため、行政・観光業 者・商工業者等の連携のもと、滞在促進に重点的に取り組む施策が講じられた。 ○平成23年6月、観光庁の「外客受入地方拠点」の指定を受けた。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 3,549,000人 2,780,000人 3,720,000人 4,000,000人 2,780,000人 - - - - - - - - - - - - ○極上の会津プロジェクト協議会事業や会津米沢地域観光圏整備事業など広域観光の事業について関係機関で相互に連携を図り 取組み改善の 、震災復興事業として短期的に効果が期待できる事業に取り組む。 視点 ○観光圏事業で先進的に取り組んできた「着地型旅行商品」造成に関する能力などを広域観光のそれぞれの協議会で相互に共有 (他団体との するとともに、県内3地区(会津・中通り・浜通り)との連携強化、さらには従来進めてきた隣県(山形、栃木、新潟地域)と 連携・補助事業 の連携も考えながら広域ルートの設定を検討する。 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○震災復興による観光産業活性化が喫緊の課題である。極上の会津プロジェクト事業第2期の2年目であり、従来実施してきた 事業を検証し、震災復興状況の推移を見極め、事業を再構築しながら実施していく。また、平成24年度開催予定の県大型観光 キャンペーンの実施については現時点で不透明であるが、協議会としての関わり方等について県内の関係機関と協議をしていく 。 ○会津米沢地域観光圏整備推進事業についても、震災復興状況の推移を見極めながら、震災復興事業を検証しながら実施してい く。会津・米沢地域の特色と一体感を発信できる魅力ある観光地作りのため、継続して旅行商品を造成していくとともに、商品 の流通や販売について流通の確保と拡大に努めていく。 ○国際観光については、本市が平成23年6月、観光庁の「外客受入地方拠点」の指定を受けたことにより、今後は、会津若松・ 磐梯地区国際観光推進協議会として広域的な取り組みについて検証に努める。 ○極上の会津プロジェクト事業 会津デスティネーションで培われた17市町村による広域観光連携体制を発展継承させ、地域特性を活かしたエリア毎の施策 の展開により、回遊性を持たせた滞在型観光の基盤整備を行うとともに、首都圏を中心とした誘客キャンペーンを展開する。ま た、県との連携を図りながら地域の基幹産業としての観光の基盤づくりに努める。 特に必要とされ ○会津・米沢地域観光圏整備推進事業 「会津・米沢地域観光圏」において、それぞれの観光地の特性を活かしながら施策を展開するとともに、圏域内の観光地相互 る事務事業 の連携を図りながら、通過型観光から2泊3日以上への転換を推進し、宿泊客の増加と誘客に努める。 ○国際観光推進事業(会津若松・磐梯地区国際観光推進協議会) 平成23年度に観光庁の外客受入地方拠点の指定を受け、外国人観光客のニーズに対応した新たな観光素材の発掘や情報発信な どに努める。震災復興を見据え、関係機関と情報共有を図り、事態好転に備えた着実な取り組みを推し進めていく。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○会津デスティネーションキャンペーンで培われた広域観光連携体制を発展的に継続し、地域特性を活かしたエリア毎の施策の展開と受け入れ 体制の整備や交通アクセス等の充実強化を図りながら、隣県との連携強化と、回遊性を持たせた滞在型観光を推進することは、観光交流人口の 増大につながる重要な施策であり継続して実施するものとする。 ○また、平成18年度の極上の会津プロジェクト協議会設立後、平成24年度には2期目の2年目を迎えることから、従来実施してきた事業の検証を 行い、震災復興状況の推移を見極め、事業の再構築及び管内観光の魅力の創出などの改善に努めていくものとする。 ○さらに、平成23年6月に観光庁から「外客受入地方拠点」の指定を受けたことから、関係機関と情報共有を図り、外国人観光客のニーズに対 応した新たな観光素材の発掘や情報発信などに努めるものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 12,480 12,480 12,480 12,480 18,704 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 85 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-1-3-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 地域間ネットワークの形成による広域観光の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 地域の特徴を活かした「着地型観光」を推進し、交流人口の増加を図る。 平成18年度の協議会設立以降、第一期 5ヵ年計画で事業を展開してきたが、平 成23年度以降の第二期目の事業展開にあ たり、協議会組織の在り方・予算及び行 政主導体制から民間主導体制への移行に 係る検討を継続して行っていく必要があ る。 平成24年度に予定されていた「福島県 大型観光キャンペーン」については、東 日本大震災の影響により実施については 不透明であるが、今後震災復興に向けた 各種事業での関わり方・事業展開につい て、福島県等の関係機関と協議を行って いく必要がある。 本協議会としては、「着地型観光」推 進に係る体制構築、人材の育成・おもて なし啓発、PR素材の作成等を行ってい く。 協議会が目指す2泊3日以上の滞在型観 光を推進していくためには、官民が一体 となった観光基盤の整備や滞在時間の延 長につながるコンテンツの充実が必要で ある。特に、当観光圏の着地型旅行商品 の造成・販売の強化や各種イベント情報 等の情報発信の強化を図る必要がある。 さらには、圏域内の魅力向上と県境を越 えた広域的なメニューの創出、既存の着 地型旅行商品のブラッシュアップを図る ことにより、会津・米沢両地域への交流 人口や宿泊客の増加を目指していかなけ ればならない。 東日本大震災、原子力発電所事故後大 きく減少している観光客を呼び戻し、会 津地域の活気を取り戻すため、大震災を 受けての時限的な措置として、選択と集 中による事業計画・予算の構築を行い、 即効性のある短期的な誘客事業を重点的 に展開していく。 手法としては、情報発信力のある交通 事業者、エージェント、メディア等を対 象にしたモニターツアーや、地元提案型 の旅行商品の造成、震災復興支援を行う 首都圏および近隣県の企業や地域ならび に、従来から築いてきたネットワーク等 (ゆかりの地、姉妹都市等)を最大限に 活かした物産振興事業を行っていく。 5,720 5,720 5,720 5,720 11,274 観光関連団体等をはじめとした民間事 業者の圏域内連携による主体的・積極的 な取り組みが求められるが、今後、民間 主導型体制への移行も視野に入れながら 検討を図っていく。 1,703 1,703 1,703 1,703 3,758 会津DCで培われた広域観光連携体制を発展 的に継続し、地域特性を活かしたエリアごと 自 補 の施策の展開と受け入れ体制の整備、交通ア 主 助 金 クセス等の充実強化を図りながら、回遊性を 等 持たせた滞在型観光の基盤整備を行う。 ①会津全域としての更なる連携体制が求 められる。 ②会津全体での観光素材の 発掘や、メニュー化・商品化において、 時間、労力、コストもかかることから、 中長期的なスパンで取組みを行っていく 事が必要。 ③広く情報発信が求められ る町村をカバーしていくには、この広域 連携体制を継続・維持し、会津特有の回 遊性を促すメニュー作りが急務になって おり、地域間の意識や、情報発信ツール 等の格差を埋めていく必要がある。 観光圏整備法に基づき、国際競争力の高い 魅力ある観光地の形成による地域活性化を図 補 るため、圏域内の行政、民間業者との連携の 自 助 もと、2泊3日以上の滞在型観光の促進を図る 主 金 ため地域の魅力向上のための事業を展開する 等 。 会津・米沢両地域を周遊して旅行する といった観光地域としてのPRはもちろ ん、当観光圏での取り組みを広くPRす るための情報発信体制の強化や着地型旅 行商品の充実を図ることが必要である。 また、行政と民間事業者、あるいは民間 事業者同士が情報共有を十分にできるよ うな体制が整いつつあるため、今後は民 間主導による事業の推進体制を築ける仕 組みづくりが必要である。 継 会津・置賜間バス運行推 観光商工部 3 続 進委員会負担金 観光課 会津地方と山形県置賜地域における広域観 自 補 光の誘客促進を目的に、バスの運行等に関し 主 助 金 て協議、検討を行い2次交通の充実を図る。 等 昨年度の乗客数は運行要件の変更等に より大きな減少となったが、ETCの休 日割引の終了や高速道路の無料化実験の 終了など、二次交通を取り巻く環境は厳 しさを増している。引き続き利用者の増 加に向けた魅力向上や積極的なPR活動 、マスコットくんを活用した旅行商品の 開発が必要である。 山形県置賜地方と会津地方をつなぐ唯 一の二次交通であり、交流人口の増加や 滞在型観光を推進する上で必要性が高い 。今後、着地型旅行商品に二次交通を組 み込むなどの取り組み及び積極的なPR 活動等を通して、更なる利用率の向上を 図る。 二次交通を組み込んだ旅行商品の提案 や会津・米沢地域観光圏整備推進協議会 および極上の会津プロジェクト協議会等 と連携し、積極的なPRに努めるととも にその利用率を高めることで、将来的に は民間交通事業者が独自で運行できる体 制への移行を図る。 500 500 500 500 301 継 会津カード運営協議会負 観光商工部 4 続 担金 観光課 会津地方10市町村・各観光商工団体・交通 事業者の連携のもと、該当エリアの公共交通 自 補 機関が2日間乗り放題となる「会津ぐるっと 主 助 金 カード」の発行を通じて広域観光の実現を図 等 る。 東日本大震災及び原子力発電所事故の 影響による観光客の減少により利用者の 減少が懸念されるが、会津カードの新規 取扱い窓口の開拓等販路の拡大や、関係 団体のHP上及び首都圏イベント等にお けるPRに努めていく。 減少傾向にあるカードの販売枚数を回 復させるため、販売箇所の拡大や極上の 会津プロジェクト協議会や会津・米沢地 域観光圏整備推進協議会などと連携を図 りながら、その対策を図って行く。また 、利用者に配布するガイドブックの作成 費等についても費用負担のあり方に関し て検討していく。 カード利用エリアの拡大、利用期間の 延長、カード利用可能店舗のサービス向 上の検討が必要である。またガイドブッ クの内容について、アンケート等の実施 により利用者の立場に立った情報提供に ついても検討していく。 130 130 130 130 1,793 SLの定期運行が開始されてから10 年以上が経過し、乗車率の低下が懸念さ れている。このような状況を打開するた め、沿線地域の魅力向上とさらなるPR を図る必要がある。 東日本大震災、原子力発電所事故の影 響もあり、乗車数が減少している。当協 議会の本年度の方針は、福島県や会津地 方への復興支援が柱である。具体的には 、下り新潟→会津若松間の乗客アップさ せることにより、会津地方への観光旅行 を促進させたいとの方針である。 上記より、当協議会を始め商工会議所 ・関係団体と連携を図りながら利用促進 へ向けて取り組みを進める。 SLは重要な観光ツールの1つである ことから、継続的、安定的な運行を維持 するためにも積極的な宣伝・誘客活動を 展開し、乗客数の確保に努めていく一方 、SLを利用し滞在型に結びつくような 取り組みを検討していく。 855 855 855 855 225 3,572 1,353 観光商工部 1 継 続 極上の会津プロジェクト 観光課 2 継 続 観光圏整備推進事業 観光商工部 観光課 継 磐越西線SL定期運行推進 観光商工部 5 続 事業 観光課 施策№ 3-1-3-2 沿線市町村で負担金を拠出して組織してい る「磐越西線SL定期運行推進協議会」におい 自 補 て、SLと沿線市町村観光のPRを行うほか、地 主 助 金 域の観光資源の発掘や市町村間の連携を図り 等 観光誘客に努める。 施 策 名 国際観光の推進 国際観光推進事業(会津 観光商工部 1 継 続 若松・磐梯地区国際観光 観光課 振興推進協議会) 外国人観光客を誘致するため、多言語ホー 補 ムページ・DVD・パンフレット等の作成など 法 助 の情報整備や「Ⅴ」案内所の運営など受け入 定 金 れ整備の充実を図る。 等 今後の方針 観光庁の外客受入地方拠点の指定を受けたことを踏まえながら、外国人観光客のニーズに対応した新たな観光素材の発掘や情報発信を行う。 今般の東日本大震災、原子力発電所事 故発生以降、様々な分野で甚大な影響が 生じており、基幹産業である観光産業に 関しても、旅行者の減少とりわけ外国人 観光客については、大幅な減少を招いて いる。 国、県、東北観光推進機構や栃木南東 北国際観光テーマ地区推進協議会など関 係機関と連携を図り、安心して外国人観 光客に訪れていただけるような観光情報 の発信や受入体制の整備、誘客宣伝活動 等に積極的に取り組んでいく。さらに、 平成23年度に観光庁の外客受入地方拠点 の指定を受け、外国人観光客のニーズに 対応した新たな観光素材の発掘や情報発 信などに努める。震災復興を見据え、関 係機関と情報共有を図り、事態好転に備 えた着実な取り組みを推し進めていく。 86 国からの調査費を活用して在日外国人 留学生の受入を通した会津の安心・安全 の情報発信を図っていく。新潟市北京事 務所や福島県上海事務所等との連携を強 化し、PRの拡大を図っていく。特に、 新潟市とは空港を活用したルート案内や 中国新潟総領事館からの情報発信など地 域間連携の強化に努める。 3,572 3,572 3,572 平成23年度施策評価票 施策№ 3-2-1 基本施策名 地場産業をはじめとする既存産業を振興する (政策名) 商工業を振興し経済活力あふれるまちをつくる 主管部課名 関連部課名 観光商工部商工課 4.基本施策の評価 企画政策部地域づくり課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○民間と行政が一体となった取り組みを進め、地場産業の振興を図ります。 ① 目標 ○内外に誇れる「会津ブランド」の確立を図ります。 (長期総合計画に ○個々の企業の経営の質の向上や競争力の強化への支援に取り組みます。 おける基本施策 ○ものづくりによる産業の振興を図ります。 の目標) ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) 成果指標推移 ○技術後継者の育成を支援します。 ○市場動向を的確に把握し、販路拡大を図ります。 ○地場産品のPR、普及を図ります。 ○広く地域産業の振興に資する各種商工業団体を支援します。 ○会津ブランドの価値を高め、市内外での効果的な販売の仕組みを確立します。 ○中小企業に対して技術開発、人材育成、資金調達における支援など、各種支援策を講じ、中小企業の経営の安定化を図り ます。 ○既存誘致企業の安定操業や事業拡大を促進します。 ○地場産業などのものづくり活動を支援します。 ○本市経済の持続的な発展のためには、地域ブランド力の向上や地元産材の活用促進等による地域活性化の取り組みを支援 するものとする。特に会津ブランド推進については農商工連携により地域経済循環を確立し、地域産業全体のブランド力向 上に努めていくものとする。 ○地場産業の活性化については、漆器や日本酒など消費量が減少傾向の中、後継者の育成や販売促進の支援に努めるととも に「城下町が物産館」事業の取り組み等を通して、今後も多くの市民、観光客に対して事業の理解と地場産品の愛用普及に 努めていくものとする。 ○会津の住宅ブランドの確立の取り組みについては、民間建築業界に対する支援や建築普及活動の展開のため、今後も行政 によるより一層の情報発信、PRやさらなる支援に努めるものとする。 ○企業経営の基盤強化への支援については、企業ニーズや今後の経済状況に応じて制度金融などの事業のあり方を適切に見 極め、必要に応じて見直しを図るものとする。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災及び原子力発電所事故の甚大な影響(風評被害含む) ・観光入込みや地域産品の激減。企業活動の停滞。雇用環境の悪化。被災企業の事業再開。当面の経営資金需要の拡大。 社会状況・ 市民ニーズの ○消費者ニーズに的確に対応できる地場産業人材育成の再認識。 ○全国新酒鑑評会において、平成21年度の金賞受賞数日本一に引き続きH22年度は2位となり、ブランド力の向上や販路拡大への取り組みへの 変化 ・会津漆器技術後継者の育成及び自立支援事業及び販路拡大への支援 ・会津清酒消費拡大推進事業 (参考) ・会津ブランドものづくりフェア 施策体系の中の ・会津若松市中小企業相談所及び商工団体事業の支援 主な事務事業 ・会津ブランド推進事業 ・市中小企業未来資金保証融資制度及び信用保証料補助事業 ・商店街活性化の取り組みへの支援 更なる強化。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ⑴ 製造業の年間出荷額 ⑵ 経営品質取組企業数 ⑵ 経営品質関連事業に参加した企業数 成果指標名 計算式等 ⑶ 地場産業製造品出荷額(年間) ⑶ 漆器関連業、酒造業の年間出荷額 ⑷ ⑷ 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) (H21年目標)306,735百万円 309,652百万円 312,569百万 324,233百万円 (H21年実績)218,424百万円 - - - 78社 85社 87社 130社 78社 - - - (H21年目標)10,518百万円 10,623百万円 10,729百万 12,500百万円 (H21年実績) 6,371百万円 - - - - - - ○観光商工部・農政部において風評被害対策チームを編成し、首都圏企業での物販フェア等を積極的に展開している。この取り組みを一過性 ⑵ ○会津漆器技術後継者の育成及び自立支援・会津漆器技術後継者訓練校運営補助金 ・訓練校卒業生に対する自立支援強化や漆器の販路開拓等へシフトした支援の継続。訓練校新規募集再開による新たな視点での漆器技術後 継者の人材育成。 ○会津清酒の振興支援 ・全国清酒鑑評会での金賞受賞蔵元が多い地域としての優位性を最大限に活かし、消費拡大・販路拡大へ継続して取り組む。また、会津酒 造技術後継者育成協議会への支援を通し、後継者育成への取り組みを促進する。 特に必要とされ ○会津ブランドの推進 ・農商工連携による従来からの地域経済循環への取り組みとともに、風評被害対策として新たな結びつきを確立した首都圏企業との継続的 る事務事業 な提携の拡大に努める。 ○企業経営の基盤強化 ・東日本大震災に対応した時限付きの市融資制度の運用について、国や県の動向、経済状況に応じて柔軟に対応し、企業経営の正常化への 支援を継続する。 ・会津地域が南東北における流通ネットワークの拠点として位置づけられるよう国・県へ要請し、企業活動や経済活性化の基盤強化を目指 す。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 795,212 785,262 785,145 785,145 43,141 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○東日本大震災及び原子力発電所事故による風評被害により観光入込みや地域産品販売の激減があったことから、地域ブランド力の向上や地元 産材の活用促進等による地域活性化の取り組みを支援するものとする。特に会津ブランド推進については農商工連携により地域経済循環を確立 し、地域産業全体のブランド力向上に努め、安全・安心をPRし、地場産業の活性化を図るものとする。 ○また、地場産業の活性化については、今後とも後継者の育成や販売促進の支援を行うとともに、まちなか店舗との連携による新たな商品開発 や地場産品の愛用普及に努めるほか、首都圏での物販フェアや展示会などの販路拡大の継続・強化に努めるものとする。 ○なお、今後とも市融資制度の運用については、国や県の動向、経済状況に応じて柔軟に対応するとともに、会津地域が南東北における流通ネ ットワークの拠点として位置づけられるよう国・県へ要請するなど、企業活動や経済活性化の基盤強化に努めるものとする。 3.事業費等の推移 年 度 《会津ブランドの推進》 ○東日本大震災・原子力発電所事故の影響への対策として首都圏企業での物販フェア行ってきているが、これらの結びつきを契機として社員 食堂や社員旅行、企業誘致等へと提携を拡大する取り組みを促進。 《経営基盤強化》 ○東日本大震災に対応した市融資制度の条件緩和及び信用保証料全額補助制度は時限付きで実施しているが、今後の経済状況の変動により柔 軟に対応する。 《地場産業の活性化》 ○地場産業界とまちなか店舗との連携を推進し、実際の利用・体感を通じた新規需要の開拓、新たな商品開発を促進する。 ○技術指導、商品開発、展示会等への出展、研修、工房開設など漆器技術後継者の自立への支援の充実とともに、首都圏での展示会や大規模 集客施設での活用促進など販路拡大の一層の強化の継続。また、消費者ニーズに的確に対応できる漆器技術後継者の育成。 ○全国新酒鑑評会での実績を背景として、全国はもとより世界に向けて会津清酒の品質の高さを発信していくとともに、「会津清酒消費拡大 」事業の推進により会津清酒の新たな飲み方の提案やイベントを通じて、販路拡大を図る。また、酒造業界が行う伝統技法の継承や新技術の 導入指導、関連知識の習得等の取り組みに対し支援し、後継者の育成を促進する。 ○民間主導により設立された「会津ハウス(会津匠の家)普及推進協議会」を中心として、会津ブランド住宅の普及・建築を強化するとともに 、地域木材の使用にかかる奨励金制度の積極的な活用を促進し住宅関連業界の活性化及び地元小売店での購買促進を図る。 取組み改善の のイベントして終わらせることなく、社員食堂や社員の旅行誘客、社員への物産販売、企業誘致など今後の継続的な提携を図っていく。 ○会津漆器の後継者育成について、平成23年度に会津漆器技術後継者訓練校の新規入校生募集を再開。昨年度から強化している訓練校卒業生 視点 (他団体との に対する自立支援や漆器の販路開拓等への支援とともに、消費者ニーズを的確に把握し商品づくりができるよう、新たな視点に立った人材の 連携・補助事業 育成を図る。 ○会津ブランドものづくりフェア事業に「城下町が物産館」事業の視点を取り入れ、地場産業界とまちなか店舗との連携推進による新規需要 の活用・補助金 の開拓、新たな商品開発を促進する。 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○会津漆器技術後継者訓練校の新規訓練生の募集を再開 ○市中小企業融資関連制度の拡充(東日本大震災対応) ・未来資金保証融資制度…融資枠の拡大や融資利率の引き下げ。 ・上記融資にかかる信用保証料の全額補助。 ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 製造品出荷額(年間) 年 度 ○全体的な製造出荷額について、平成20年(1月~12月)の状況は調査集約時において未提出の企業が多数あり、これらの額を推計すると概ね順 調な推移となっていたが、平成21年は未集計要素が無い中で目標より約853億下回っている。平成20年は従業員4人以上と調査対象企業の制約 があったが、同条件で調査した平成19年実績との比較で約1,044億減少しており減少幅が拡大傾向を示している。平成20年秋の世界的金融危機 の影響が平成21年に拡大し、本市立地企業活動の急激縮小が最大の要因と考えられ、本年はじめには回復から一層の経済成長が期待されてい たが、東日本大震災や原子力発電所事故の影響により金融危機以上の経済混乱が懸念される。 ○企業の経営品質への取り組みとして、平成21年度に運営組織を再編し会員企業の参加強化や事業内容を充実するなど、取組企業の増加が図 られている。 ○地場産業の振興について、漆器関連業及び酒造業とも平成5年前後を最盛期として出荷額の減少傾向が続いており、平成20年は直近の調査比 較年度の平成15年度からそれぞれ20数億円の減少となっている。事業所も若干ながら減少傾向で後継者不足が拡大している。今後、後継者の 育成とともに、多様化する消費者ニーズをとらえた商品作りを積極的に支援し、販路拡大を図る。 《地場産業活性化》 ○地場産業界と商店街や飲食店などが一体となった市民協働により、地場産品のPRや活用・販路の拡大に継続して取り組んでいる。特に「城 下町が物産館」の主要事業を会津ブランドものづくりフェアへ融合し地場産品の一層の販路拡大を図る。 ○会津独自の住宅ブランド(会津ハウス)の推進について、平成22年度に「会津ハウス(会津匠の家)普及推進協議会」を民間主導により設置し 技術開発や販売促進へ向けた具体的な活動を行っており、会津ハウス仕様による住宅も建設されている。 《経営基盤強化》 ○市融資制度の条件緩和や信用保証料全額補助を継続し、東日本大震災の影響に対応した企業の資金調達の円滑化を図っている。 《会津ブランドの推進》 ○生産波及効果が高い食品関連分野をモデルケースとして農商工連携の推進を継続。 《東日本大震災・原子力発電所事故への対応》 ○風評対策として、首都圏において地域産品を直接販売するとともに地域の安全・安心をPRし、観光客の入り込みや消費活動の正常化を図っ ている。 事業費等 87 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-2-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 地場産業及びものづくり事業の振興 観光商工部 商工課 伝統産業や伝統工芸の振興のため、資料や 物品の展示、交流等を通して、市民及び市を 自 委 訪れる人に対して、伝統産業等に関する情報 主 託 を発信する。(指定管理者による運営) 継 会津漆器技術後継者の育 観光商工部 2 続 成及び自立支援事業補助 商工課 金 技術後継者の育成と自立を目的として下記 の事業を実施する。 ○育成支援事業:実際の製造過程で通用する 作業スピードとそれに応じた技術・技能の習 自 補 助 得を図るため、一定期間、漆器製造に係る作 主 金 業所を提供するとともに、熟練した職人によ 等 る技術指導を行う。 ○自立支援事業:技術後継者の新製品開発、 販路開拓、工房開設などを支援する。 継 3 続 地場産業振興事業 観光商工部 商工課 使用拡大支援補助や展示会、ジャパン漆サ ミットなどを通して、会津漆器を購入しやす 自 補 助 い環境の整備や展示会出展、各種PRなど、地 域内外に対して会津漆器の販路拡大を図って 主 金 等 いく。 会津漆器技術後継者訓練 観光商工部 4 継 続 校運営補助金 商工課 会津漆器の技術後継者を育成するため、技 自 補 術訓練を行う会津漆器技術後継者訓練校に対 主 助 金 し、運営補助金を交付する。 等 会津漆器技術後継者訓練 観光商工部 5 継 続 奨励金 商工課 雇用する従業員を会津漆器技術後継者訓練 補 校に通わせ、技術訓練を受講させている事業 自 助 主に対して、その訓練期間中に支払われる賃 主 金 金の一部を補助する。 等 継 会津酒造技術後継者育成 観光商工部 6 続 協議会負担金 商工課 会津酒造技術後継者育成協議会が行う事業 (夏期講習会、特別講演会等)に対して負担 金を交付する。技術講習会や講演会の開催、 補 先進地視察等を通して、技術者に必要とされ 自 助 る伝統製法の継承に加えて、新しい技術の導 主 金 入指導や、関連知識の習得(農業・飲食スタ 等 イル・市場ニーズ・先進地事例等)を推進す る。 会津ブランドものづくり 観光商工部 7 継 続 フェア 商工課 会津ブランドものづくりフェアを開催し、 企画展示や各種体験、実演等を通じて、幅広 補 い「会津地域のものづくり」を地域内外に広 自 助 く情報発信するとともに、ものづくり産業の 主 金 振興・人材育成・活性化を図る。(関連団体 等 で構成する実行委員会により運営) 1 継 続 会津町方伝承館事業 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 会津漆器技術後継者訓練校の新規募集を再開したことに伴い、消費者ニーズを的確に把握したものづくり人材育成への支援強化とともに、平成22年度からの後 継者の自立に向けた重点的な支援を継続していく。 今後の方針 また、漆器業界における若手後継者の積極的活動や全国新酒鑑評会で金賞受賞数が2年連続上位を占めるなど、こういった優位性を活かしブランド力の強化や全 国へ向けた発信を積極的に展開し販路拡大を図る。特に平成23年度は「伝統的工芸品月間国民会議全国大会」が本市で開催されたことを契機として、東日本大震 災からの復興を象徴したイベントとしてとらえ、観光誘客の復活へも大きな足がかりとしていく。 来館者に、伝統産業や伝統工芸に興味 平成22年度より既存の役割にあわせて 関心を深めてもらうためには、資料や物 時代にあった柔軟な発想で、新たな来 品の展示方法などに工夫を凝らし、効果 、まちなか観光拠点といった新たな機能 を付加させており、今年度は、まちなか 館者開拓に向けた幅広い情報発信に努め 的に情報を発信していく必要がある。 18,092 8,142 県 7,732 7,732 376 ていく必要がある。 また、指定管理者制度を有効活用し、 拠点というその強みを生かし、さらに伝 統産業や伝統工芸品についてガイドの充 管理費を抑えつつ、一層のサービスの向 実、担い手の紹介に努める。 上を図る。 会津漆器産地において、訓練校修了後 の後継者が地元に定着できない現状が大 きな課題であることから、H22年度の訓 練校の募集を一時停止したところである 訓練校修了後の後継者をどのように育 が、長期的ビジョンの中において、会津 成していくのかという、産地における大 漆器の技術や産業を次世代へつなげる人 きな課題に対し、本施策は直接的な効果 2,400 2,400 2,400 2,400 374 材の育成は、産地にとって必要不可欠で を期待できるものであり、今後は、後継 変更なし あることから、H23年度からの訓練校の 者の現状に合わせたより良い支援が行え るよう、事業の検証等を行うとともに、 募集を再開するに至った。 また、人材育成については、訓練校で 必要に応じて支援メニューを改善する。 の基礎的な技術習得に合わせて、訓練校 修了後に自立に至るまでの支援体制を一 体的に考える必要がある。 東日本大震災の影響により市内の観光 漆器の需要低下に歯止めがかからない 客が激減し、地域内の漆器需要は大きな 現状において、本施策は、業界の販路拡 打撃を受けているものの、首都圏を中心 大を支援する大きな柱の一つであり、今 としたマーケットには大きな変化は見ら 後も一貫した支援を行うとともに、変化 れず、逆に一時的な特需(記念品の発注 する現状やニーズに合わせたより良い支 変更なし 2,291 2,291 2,291 2,291 752 など)などもみられることから、当面は 援が行えるよう、会津漆器協同組合と協 首都圏を中心とした販路の拡大に注力す 議・検討しながら、必要に応じ事業内容 ることで、販売額の減少を食い止める必 を改善する。 要がある。 訓練校においては、今後、下記方針に 東日本大震災の影響により市内の観光 より、効果的な後継者の育成を図ってい 客が激減し、地域内の漆器需要は大きな く。 打撃を受けているものの、首都圏を中心 ①業界側が求める人材を育成できるよう としたマーケットには大きな変化は見ら 、継続したカリキュラムの再編(デザイ れず、逆に一時的な特需(記念品の発注 ン力強化、スクリーン技術習得など)を 変更なし 2,500 2,500 2,500 2,500 2,613 など)などもみられることから、当面は 行っていく。 首都圏を中心とした販路の拡大に注力す ②募集人数については、業界の現状に即 ることで、販売額の減少を食い止める必 して毎年検討する 要がある。 ③訓練校修了後の支援とあわせて、100% 地元定着化を目指す 会津漆器産地において、訓練校修了後 の後継者が地元に定着できない現状が大 きな課題であることから、H22年度の訓 漆器の需要低下に歯止めがかからない 練校の募集を一時停止したところである 現状において、本施策は、業界の販路拡 が、長期的ビジョンの中において、会津 大を支援する大きな柱の一つであり、今 漆器の技術や産業を次世代へつなげる人 後も一貫した支援を行うとともに、変化 6,912 6,912 6,912 6,912 113 材の育成は、産地にとって必要不可欠で する現状やニーズに合わせたより良い支 変更なし あることから、H23年度からの訓練校の 援が行えるよう、会津漆器協同組合と協 募集を再開するに至った。 議・検討しながら、必要に応じ事業内容 また、人材育成については、訓練校で を改善する。 の基礎的な技術習得に合わせて、訓練校 修了後に自立に至るまでの支援体制を一 体的に考える必要がある。 景気の低迷、消費者ニーズの多様化、 平成22酒造年度全国新酒鑑評会では、 東日本大震災及び原子力発電所事故によ 会津若松酒造協同組合管内から4つの蔵 る自粛ムードや風評被害の影響によって 元が金賞、3つの蔵元が入賞するなど、 、酒造業界は大変厳しい状況に陥ってい 協議会での技術後継者育成の取り組みの る。とりわけ技術後継者不足は大震災前 成果が表れている。 からの深刻な課題であるが、後継者を各 343 343 343 343 188 本協議会においては、東日本大震災及 事業所単位で育成することは困難なため 変更なし び原子力発電所事故による直接的な大き 、行政と業界が協力して育成事業を行っ な被害はなかったが、今年度の米作付け ている。 に対する被害が心配であり、来年の酒つ 成果は新酒鑑評会などの結果で表れて くりに与える影響が今から危惧される。 おり、引き続き地場産業の育成に繋がる 本協議会事業の取り組みを継続する。 毎年、2万人以上の来場があり、伝統 工芸品・地場産業の普及振興に関しては 一定の成果が見られるが、販売実績等に は直接繋がっていないことから、各業界 に対して来場者の購買意欲を刺激するよ うな新たな商品提案の手法、新商品開発 あいづドームを会場として実施してき をはじめとする品揃え等の再検討を求め た取組みを維持しながら、街なかの飲食 ていく必要がある。具体的には、この取 店・小売店などと連携しながら、伝統的 組みを恒常的に情報発信していくととも 工芸品や地場産品の素晴らしさを恒常的 変更なし 2,291 2,291 2,291 2,291 752 に、体感できる機能を街なかの店舗等と に表現できる仕組みを構築し、フェア開 協働で設けることが効果的と考えられる 催期間中は街全体をあげた伝統的工芸品 。 ・地場産業の振興、活性化を図る。 特に平成23年度は「伝統的工芸品月間 国民会議全国大会」の本市開催が決定さ れ、東日本大震災からの復興を象徴した イベントととしてとらえ、観光誘客の復 活へも大きな足がかりとしていく。 88 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 会津清酒消費拡大推進事 観光商工部 8 継 続 業 商工課 これまで日本酒を支持してきた消費者や本 物志向の消費者に加えて、女性や若者といっ た低アルコール中心で清酒に馴染みのなかっ た新たな消費者も訴求対象とし、地場特産品 補 や本市ゆかりの地の特産品との連携を図り、 自 助 食と合わせたお酒の提案などもしながら、会 主 金 津清酒の消費拡大に繋げていく。 等 ①新しい飲み方の提案②飲む楽しみの提案③ 会津清酒を身近に感じる提案 の3つの柱を軸に各種取り組みを展開する。 平成22酒造年度全国新酒鑑評会では、 会津若松酒造協同組合管内から4つの蔵 元が金賞、3つの蔵元が入賞するなど、 その品質は全国的にも高い評価を得てい るが、東日本大震災及び原子力発電所事 故による自粛ムードや風評被害の影響に よって、会津清酒の消費が低迷している 。当面は地域の安全性を消費者に直接訴 えかけていくことや、地域資源を活用し た収益性のある自主イベント等の開催を 検討・実施していく必要がある。 継 観光商工部 9 続 「城下町が物産館」事業 商工課 本市の中心市街地を市民・観光客のニーズ や利便性の向上に総合的に応えていく空間と して位置付け、街なかを散策するお客様に対 し、様々な店舗において地場産品を展示・販 売し効果的な物産振興を図る。 補 ①マップづくり(循環バス連携マップ) 自 助 ②目印(小旗)づくり 主 金 ③サービス向上運動の推進 等 ④参加店舗の取組内容の充実化 *店舗内容及び事業PRの充実を図りなが ら、質の高い事業展開、売上向上に寄与でき る取り組みを行う。 会津漆器協同組合融資制 観光商工部 10 継 続 度預託金 商工課 補 会津漆器協同組合に対し、組合員への融資 自 助 原資を預託する。 主 金 等 11 継 続 地場産業景気動向調査 地場産業界に対し景況動向に関するアンケ 自 直 ートを実施する(年4回) 主 営 事務事業名 担当部課名 観光商工部 商工課 事業の概要 会津若松市少年少女発明 観光商工部 12 継 続 クラブ負担金 商工課 市内小学校児童に対し、発明作品の製作指 導やものづくり関連施設の見学、地域を代表 する工芸品製作体験などの指導を行う。 補 指導体制…市内小学校教諭を中心に委嘱 自 助 活動内容…発明展等にむけた作品製作、施設 主 金 見学(ものづくり企業、大学など)、伝統工芸 等 品製作体験(外部講師による指導)、県発明展 見学など 継 13 続 会津若松市発明工夫展 市民自らが考え製作した独創性あふれる発 明作品を広く募集し、その作品の発表の場を 提供するとともに、優秀な作品については表 自 直 彰し県発明展へ出品する。(H21年度より会津 主 営 若松市と会津若松市少年少女発明クラブとの 共催により実施) 観光商工部 商工課 補 自 助 主 金 等 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 本事業への協賛店舗(飲食・小売)を 増やし、毎月25日の「会津清酒の日」を 地域でしっかり定着させ、①新しい飲み 方の提案②飲む楽しみの提案③会津清酒 を身近に感じる提案の3つの柱の各事業 について、協議会構成団体との連携のも 変更なし と充実・発展させながら会津清酒の販路 拡大やブランド力の向上を図り、会津清 酒の消費拡大を目指していく。また、風 評被害を払拭するべく、会津清酒の放射 性物質の検査による安全性のPRや即売会 を首都圏にて実施する。 0 0 0 0 1,316 事業開始から4年目を迎え、今後は、 地場産業界と商業界が連携し、現在のニ ーズに合った商品開発を進め、街なかに おいて地場産品が数多く活用されていく といった方向に導く。 0 0 0 0 1,316 中小零細の経営者が多い漆器業界にお いて、手形割引制度は資金調達を図る手 変更なし 段として重要な手法であるため、今後も 継続して支援する。 50,000 50,000 50,000 50,000 38 本市地場産業は輸入品との競合や長引 く景気低迷、そして今般の東日本大震災 本調査は本市地場産業の現状把握に有 変更なし の影響により、厳しい経営環境におかれ ており、こうした状況の中で柔軟かつ積 効であり、引き続き継続して実施する。 極的な行政対応が求められている。 68 68 68 68 136 幼少期の創造性の醸成を総合的に担う ものとして、平成20年度より会津若松市 発明工夫展を市とともに主催しており、 当該クラブは本市の将来を担うものづく り人材育成事業として継続していく必要 がある。 当該クラブは単なる発明品の作成にと どまらず、施設見学や伝統工芸品等の製 作体験を通じて創造性や科学への関心の 向上を総合的に図っていくことに意を用 いているが、これまで築きあげてきた関 連機関や団体、外部講師との協力関係を 一層深めるとともに、新たな協力機関や 指導者の掘り起こし行い、これまでにな い視点による指導内容を構築していく。 また、災害復興に資する活動として、 構造や設計、分解なども学ぶ講座を開催 し科学の楽しさを再発見させる。 150 150 150 150 5,863 市民の創作活動の活発化を担う事業と して、また本市産業界の活性化に資する ものとして、今後も継続していく必要が ある。 平成22年度までは、会場を中心市街地 の賑わいづくりの一助として民間施設で 開催してきたが、平成23年度からは生涯 学習総合センターを拠点として開催する 。 0 0 0 0 2,914 技術のさらなる向上、維持には、溶接 作業に携わる技能員の優れた技術が必要 であり、もって業界・企業の発展に寄与 するものである。競技会に向けた技術の 研鑽や出場することによる今後の業務へ 変更なし の意欲向上に必要不可欠な場であり、継 続して支援を行う。平成23年度につい ては、東日本大震災の影響により中止と なった。 30 30 30 30 113 街なかにおいて、市民及び観光客に対 して、地域の伝統産業や地場産品の素晴 らしさを、見て・触れる機会を多く演出 しているが、既存の取扱い商品と関連性 の高い商品の展示・販売を行っている店 舗がまだまだ少ないため、販売実績の向 上に結びついていないのが現状である。 ただし、平成22年度に実施した地場産品 新商品開発事業に参加した店舗において は、店舗オリジナルの商品開発を行った ことで、想い入れが商品に付加され、よ り質の高い商品PR・効果的な情報発信を 行っている。今後は地場産品新商品開発 事業の推進を強化していく必要がある。 漆器産業の経営環境は、以前からの後 継者不足や自立化に向けた問題に加え、 東日本大震災および原子力発電所事故に よる観光客減少等の影響により非常に厳 しい状況にあり、経営安定を図るために は資金調達面での支援をしていく必要が ある。 児童の理科や科学に対する興味関心の 希薄化が顕著となっている。 本市はものづくり関連企業(製造業)が 中心となって産業界を牽引しており、次 代を担うものづくり人材の育成は重要な 施策として位置づけられ、幼少期におけ る創造活動への興味・関心の醸成が必要 である。 本市はものづくり関連企業(製造業)が 中心となって産業界を牽引しており、次 代を担うものづくり人材の育成は重要な 施策として位置づけられる。また、産業 のグローバル化が進展する中では、常に 新たな技術開発や独自性のある製品開発 が求められ、当該事業を通して産業の活 性化を図る。 製造業の生産拠点が海外へ移転してい く中で、国内産業の空洞化が懸念されて いる。一方、国内の溶接技術は飛躍的に 発展をとげ、あらゆる分野で基幹技術と して重要性が増しており、高い技術をも った技能員を数多く輩出することで、産 業の振興が図られる。しかしながら、平 成23年度については、被災した事業所 が多いことから、中止となった。 地場産品新商品開発事業については、 会津ブランドものづくりフェアの新企画 である「まちなかサテライト会場(地場 産品の新規需要開拓と販売促進)」とし て実施する。 継 観光商工部 14 続 県溶接技術競技会負担金 商工課 福島県溶接技術競技会(毎年1回)の開催 を支援する。 15 継 続 会津漆器利子補給金 市内の漆器業者が、経営の安定化及び設備 補 投資のために公的資金を借り入れた場合、そ 自 助 の借入にかかる利子の1/4を2年間補助する 主 金 。(対象借入れ限度額500万円) 等 信用保証料の全額補助など市融資制度 の充実が図られ、当該利子補給制度の需 要が低下している現状から平成21年度を もって廃止となった。 会津漆器利子補給事業は平成22年3月 31日をもって廃止された。今後は市の融 平成21年度に事業見直し済。(23年度 資制度である「中小企業未来資金保証融 は、廃止要綱に基づく経過措置期間) 資制度」などの利用を促し支援する。 59 59 0 0 0 補 (財)伝統的工芸品産業振興協会が実施す 自 助 る事業に対する負担金を交付する。 主 金 等 東日本大震災の影響により市内の観光 客が激減し、地域内の漆器需要は大きな 打撃を受けているものの、首都圏を中心 としたマーケットには大きな変化は見ら れず、逆に一時的な特需(記念品の発注 など)などもみられることから、当面は 首都圏を中心とした販路の拡大に注力す ることで、販売額の減少を食い止める必 要がある。 (財)伝統的工芸品産業振興協会は、 首都圏や他産地の様々な情報を知ること ができ、また、産地全体や自治体単位で 変更なし 取り組む大規模な補助事業も数多く行っ ていることから、今後も協会と共に伝統 的工芸品の普及・振興に努める。 50 50 50 50 38 観光商工部 商工課 (財)伝統的工芸品産業 観光商工部 16 継 続 振興協会負担金 商工課 89 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-2-1-2 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 個性をいかした既存産業の振興 観光商工部 商工課 消費者(バイヤー含む)からの地域に対す る評価を高めるために、ブランド化しやすい 分野(食)に特化しながら、消費者を裏切ら 自 直 ない高い品質の商品づくりやマーケットに適 主 営 応した情報発信により地域イメージを高める 。 会津若松商工会議所補助 観光商工部 2 継 続 金 商工課 地域内の総合異業種経済団体として業種の 補 垣根を超えた地域開発や企業誘致、商店街活 自 助 性化、観光事業などといった地域経済全般の 主 金 振興に資する総合的な活動に対し支援する。 等 3 継 続 あいづ商工会補助金 観光商工部 商工課 平成22年4月に「河東町商工会」、「北会 津商工会」が合併し、「あいづ商工会」が発 足され、その機能を活用して小規模事業者の 経営の改善を支援するための措置を講ずる。 補 これにより、河東地区並びに北会津地区の特 自 助 性を活かし、地域並びに業種の垣根を超えた 主 金 地域経済全般の振興策や金融相談等を中心と 等 した支援内容に加え、創業・経営革新・情報 化支援などの地域経済活動の課題に考慮した きめ細やかな相談業務に対し支援する。 継 会津若松市循環型地域経 観光商工部 4 続 済活性化奨励金支給事業 商工課 会津若松市産材その他福島県産材を概ね 30%以上使用した木造住宅を地元建築会社を 利用して新築した個人に対して、地元小売店 自 補 での購買活動を証する申告により、建物分に 主 助 金 賦課された固定資産税相当額を3カ年支給する 等 。 (支給総額:500,000円を限度) 会津ハウス(会津匠の家 観光商工部 5 継 続 )普及推進事業 商工課 建築業、設計業等との協働により会津地域 独特の住宅ブランド開発の研究に取り組む。 関係業界団体と市などによる研究会を立ち上 自 直 げ、ワーキンググループ活動や研修活動など 主 営 を通し、新たな会津ブランドとしての住宅モ デルを構築する。 1 継 続 会津ブランド推進事業 施策№ 3-2-1-3 施 策 名 経営基盤強化への支援 会津若松市中小企業相談 観光商工部 1 継 続 所補助金 商工課 中小企業相談所の行う、企業の実態に即し たきめ細かい経営、金融、労務、税務等の指 補 導や企業の戦略策定等に向けた高度かつ専門 自 助 的な相談、さらには経営革新、再生支援、各 主 金 種助成金・制度資金等の支援メニューの普及 等 啓蒙などに対し支援する。 継 市中小企業未来資金保証 観光商工部 2 続 融資制度預託金 商工課 市が、市内各金融機関へ原資を預託し、金 融機関協調倍率運用を行うことにより、低利 自 委 かつ信用保証力の高い事業資金の融資を提供 主 託 する。 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 これまでの農商工連携の推進による地域経済循環の仕組みを確立する取り組みを継続し「地域ブランド力」を高め地域産業全体のブランド力の向上を図る。特 今後の方針 に、東日本大震災等の復興支援をいただいた首都圏企業との新たな結びつきを契機として、様々な形を通して連携を深め地域経済の活性化を図る。 また、会津ハウスの普及活動への支援を継続し、住宅業界における新たな会津ブランドの確立を図る。 さらに、平成22年度に合併した「あいづ商工会」や会津若松商工会議所等、経済団体の活動を支援し、より効率的できめの細かい経営指導活動を促進する。 首都圏等の企業や消費者は、原子力発 電所事故による食品の放射能汚染への不 安を抱えているなど本地域との取引に消 極的な状況が続いている。一方で、こう した本地域を支援しようとする首都圏の 企業等もあり、こうした企業との信頼関 東日本大震災からの復興支援として実 係を築き、新市場への参入を図る好機に 施している、首都圏での企業マルシェな ある。 どによって開拓された新市場への本格的 また、単に地域名を冠にした商品が数 な参入を図り、引き続き、生産波及効果 多くある現状において、商品などがその が高い「食品」、特に加工分野に事業を 現在の方針、事業内容を変えず、一貫 地域のイメージを具現化したものになっ 絞り込み、成功事例を作り上げながらブ して取り組んでいく。ただし、新市場へ ておらず、商品と地域の両方の評価が高 ランド事業全体を牽引する。 640 640 1,010 1,010 13,529 の参入に必要な原料・生産技術・保存技 まっていない。特にブランド化をはじめ 最終的には、「ブランド化」によって 術・品質管理・協力体制などを整える取 、生産波及効果が最も高いとされる食品 、地域から人・もの・金が流出する経済 り組みを新たに加える。 分野においては、地域内における農業者 構造の改善を図る。 ・食品加工業等の脆弱な体質(品質管理 「会津地域の食のブランド化による域 、マーケティング能力不足等)と地域内 内構造の改革」=「食品製造業の育成を 外におけるネットワーク不足、さらには 目的とした農商工の広域連携」 流通に課題があり、地域内経済循環の停 滞と差別化されたオリジナル商品が開発 されにくく、外貨に対する利益率の低下 や売上の安定化が図られていないといっ た状況を引き起こしている。 会員数の減少などから会議所運営上の 課題もあり、自主事業・連携事業など関 係団体、行政などとの連携調整を図りな 東日本大震災の影響からの復興はもと がら、効率的な事業運営を展開する必要 より、既存産業の振興、新規産業の成長 がある。 連携を蜜にし、事業の効率性、有効性 3,500 3,500 3,500 3,500 752 特に、今般の風評被害による経済的打 支援など地域経済を活性化させていくた を見極めながら必要な支援を行う。 めに行う商工会議所事業の継続的支援を 撃は観光業をはじめ多くの業種が大変厳 行っていく。 しい状況に立たされており、その経済復 興対策は急務であり、経済団体の積極的 な取り組みを推進する。 廃業倒産等による会員数の減少など商 工会運営の課題もあるが、自主事業・連 携事業など関係団体、行政などとの連携 を図りながら、効率的な事業運営を展開 する必要がある。 特に、今般の風評被害による経済的打撃 は観光業をはじめ多くの業種が大変厳し い状況に立たされており、その経済復興 対策は急務であり、経済団体の積極的な 取り組みを推進したい。 東日本大震災および原子力発電所事故 の影響等による経済の停滞により、今後 の市内における住宅着工件数は減少が予 想されるが、平成22年6月から販売開始 となった地元建築業界による「会津ハウ ス」との連携などにより、市・県産材使 用住宅の割合増加を図り、地域内の循環 経済を強化していく必要がある。 大手ハウスメーカーの地方進出、経済 情勢悪化の影響などにより住宅着工数が 逓減傾向にあり、地域建築業を取り巻く 環境は大変厳しい状況にある。また、住 宅建築に関連する業種業界は広く、地域 経済への影響も大きい。 このような中、大手メーカーに比べ、宣 伝販売力・資材調達力の劣る個々の地域 工務店では、競争力を強化するためにも 業界が一体となった住宅の推進が必要で ある。 社会環境に対応したIT化や経営革 新、新事業創出など、新たな分野での助 言・指導が望まれているため、内容に よっては、会津若松商工会議所との連 携、さらには、専門家などによる実態に 即した相談業務が望まれる。 また、新たな事業展開や事業の効率化 などが図られるよう助言していくととも に、商工団体の将来的な一本化へ向けた 取り組みを促進する。 住宅関連産業の中小企業者を積極的に 支援することにより、地産地消を促進し 、さらに地元中小商業者での購買活動を 増加させる地域経済循環型の事業で、本 市の経済活性化につながる取り組みであ り、平成22年6月より販売開始となった 会津ハウス事業等と連携を図りながら、 事業を継続する。 組織の合併による事業の効率化、他団 体事業との連携調整など必要かつ有効な 事業に対する支援を実施。 また、市内にあるもう一つの経済団体 である会津若松商工会議所への補助金も あることから、事業規模・効果など相互 間のバランスを配慮しながら支援する。 6,422 6,422 6,422 6,422 752 変更なし 2,049 2,049 2,049 2,049 527 今後、建築業界が主体となって会津ハ ウスの仕様・モデル住宅設計を活かした 建築普及活動を展開していくことから、 市は様々な機会をとらえて、事業に対す 変更なし る助言や会津ハウスの周知を行い、住宅 における新たな会津ブランドの確立を図 る。 0 0 0 0 752 東日本大震災の影響を受けた企業の資金繰りの円滑化のため、市融資制度の条件緩和とともに信用保証料全額補助制度を時限付きで実施しているが、今後の経 今後の方針 済状況の変動や国・県・金融機関の動向と歩調を会わせ柔軟に対応し、企業の資金調達環境の安定化を図る。 また、会津若松地域の経営品質への取組企業の拡大化や普及事業の充実化により、景気に左右されにくい企業体質の改善支援を図る。 相談内容が年々高度化・多様化してお り、 専門的な知識も必要なことから専 門家などによる実態に即した相談業務が 望まれる。また、経営指導員自身のスキ ルアップも必要であり、施策の知識・動 向など適確な情報提供とアドバイスがで きる人材の育成を図る必要がある。 東日本大震災および原子力発電所事故 の影響による観光客減少や風評被害等に より、市内経済は非常に厳しい状況にあ り、今後、地域経済を復興・活性化し、 雇用の維持に努めていくためには、中小 企業の経営環境を安定的なものとしてい く必要があり、低利かつ返済不能となっ た場合のリスクが少ない融資の提供が有 効と考えられる。 多様な会員企業の実態に即した経営改 善指導の充実を図るとともに、経営指導 変更なし 員の能力向上など人材育成への取り組み を促進する。 市経済の復興・活性化と雇用の安定を 図るためには、中小企業における経営の 経済状況の変動に応じ、預託額や運用 安定化が必要不可欠であるため、引き続 倍率などの見直しを図っていく。 き、金融機関との連携を図りながら中小 企業の経営基盤強化を支援する。 90 4,775 4,775 4,775 4,775 376 600,000 600,000 600,000 600,000 113 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 継 市中小企業未来資金保証 観光商工部 3 続 融資制度信用保証料補助 商工課 金 市中小企業未来資金保証融資制度を利用し 補 た中小企業者に対し融資にかかる信用保証料 自 助 を補助し、資金調達にかかる負担を軽減し、 主 金 経営の安定化を図る。 等 新たな物流システム構築 観光商工部 4 新 規 への対策 商工課 東日本大震災による物量網の寸断により東 日本経済は大きく混乱した経過に鑑み、古く から関東と東北や越後を結ぶ要衝として栄え てきた会津地域の特性を活かした新たな物流 自 直 システムの構築を検討する。 主 営 当面、国や県の動向を見極め、あらゆる機 会をとおして本市の物流機能整備の有効性や 優位性等について要望する。 各種融資制度に対する預 継 託金(市中小企業未来資 観光商工部 5 続 金融資制度預託金を除く 商工課 ) 融資原資及び保証債務残高に対応する資金 補 を金融機関、実施団体・組織に預託する。 自 助 (主な制度) 主 金 ・中小企業等協同組合融資制度預託金 等 6 継 続 市商店街連合会補助金 観光商工部 商工課 会津若松経営品質協議会 観光商工部 7 継 続 負担金 商工課 継 8 続 計量業務 観光商工部 商工課 日本貿易振興機構福島貿 観光商工部 9 継 続 易情報センター負担金 商工課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 東日本大震災および原子力発電所事故 の影響による観光客減少や風評被害等に より、市内経済は非常に厳しい状況にあ り、今後、地域経済の復興・活性化と雇 用の安定を図るためには、中小企業者の 経営環境を改善し安定的なものにしてい く必要がある。 東日本大震災の際には流通網が寸断さ れ、物資供給等に大きな混乱が生じた経 過にあり、国の復興基本方針においては 、災害に強い交通・物流網の構築や物流 システムのあり方を検討することを位置 付けていることから、本市が関東と東北 や越後を結ぶ要衝として栄えてきた歴史 的経過を踏まえ、国や県と歩調をあわせ 新たな物流システムの構築を検討する必 要がある。 東日本大震災および原子力発電所事故 の影響による観光客減少や風評被害等に より、市内中小企業は非常に厳しい経営 環境に直面しており、幅広く資金調達を 可能にすることで、中小企業の資金繰り を改善し、地域経済の活性化と雇用環境 の改善を図る必要がある。 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の経済状況に応じて補助率の見直 今後の経済状況を見極め、全額補助の しを図りながら、引き続き信用保証料の 特例措置継続の必要性について検討して 補助を実施することにより中小企業の融 いく。 資にかかる負担軽減を図っていく。 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 15,900 15,900 15,900 15,900 1,353 ー ー 0 0 1,540 中小企業者の多様な資金需要に対応す るためには、幅広く資金調達を可能にす ることが必要であり、引き続き、対象融 変更なし 資制度の有効性等を考慮しながら実施す る。 75,000 75,000 75,000 75,000 113 本市商店街を活性化するための各種事業を 自 補 実施している会津若松市商店街連合会に対し 主 助 金 て補助金を支出する。 等 地域経済においては企業収益や雇用情 勢、さらには個人消費等の悪化が見られ 、商店街を取り巻く環境も大変厳しい状 況となっている。このような状況下にお いて、地域経済の回復は重要であること から、地産地消や循環型地域経済の確立 といった「地元購買促進運動」の積極的 な取り組みによる地域経済の活性化を図 る必要がある。 また、市内各商店街の組織力は低下し ており、各商店街が連携した取り組みを 常時実施することなどにより、商店街や 中心市街地の活性化を実現するための環 境を整備する必要がある。 各商店街の組織強化への取り組みを積 極的に行い、商業振興を図っていくこと は、地域経済の活性化へと繋がるもので あり、各商店街の活力が低下してきてい る現状においては、商店街同士の横の連 変更なし 携は極めて重要であることから、行政と しても当該団体の活動を支援し、本市商 店街が一体となった活性化への取り組み を推進していく。 800 800 800 800 76 補 経営品質について理解を深めるための各種 セミナーの開催、受賞企業報告会の開催、会 自 助 主 金 津若松経営品質賞の募集・審査・表彰等。 等 東日本大震災および原子力発電所事故 の影響による観光客減少や風評被害等に より、市内中小企業は非常に厳しい経営 環境に直面しており、経済状況の変動に 左右されない元気な企業の育成を目指し 、企業の成長・発展を支援していくため に、経営品質向上プログラムを体系的に 学ぶ場を提供する必要がある。 激動化する社会経済環境において、本 市企業が復興・発展を遂げるためには、 顧客視点に立った経営品質の向上が鍵に なると考えられることから、引き続き、 経営品質向上活動の普及・推進を図るこ とで企業体質を強化し、地域経済の活性 変更なし 化・底上げへつなげる。 こうした取り組みをすべての企業に波 及することで、本市産業基盤が強化され るものであることから、取組企業の拡大 化に向けた強化を図る。 250 250 250 250 4,510 計量は「ものづくり」の原点であると ともに、消費者を主役とする政府の舵取 り役「消費者庁」の創設により、製品・ 食品の「安全」「表示」など消費者行政 及び計量行政に対する世間の関心はさら 変更なし に高まっており、県及び他の特定市との 連携を密に行い、市民の消費生活の保護 に努め、適正な計量の実施を確保してい く。 300 300 400 400 1,522 国際化社会において、海外進出を目指 す県内企業にとっては、海外の情報入手 や海外との情報交換の機会は必要不可欠 である。そういった状況の中、セミナー 等の開催や、海外の先進地の視察、海外 ミッションの受け入れといった協議会の 事業は重要な役割を持っており、その事 業を市が支援していくことで、施策の相 乗効果が期待できる。 255 255 247 247 113 国際化社会において、海外進出を目指 す県内企業にとっては、海外の情報入手 や海外との情報交換の機会は必要不可欠 である。そういった状況の中、セミナー 等の開催や、海外の先進地の視察、海外 変更なし ミッションの受け入れといった協議会の 事業は重要な役割を持っており、その事 業を市が支援していくことで、施策の相 乗効果が期待できる。 22 22 22 22 113 13 13 3 3 19 計量法により計量特定市として定められた 計量に関する職務を都道府県に代わって行い 法 直 、特定計量器の定期検査及び立入検査を実施 定 営 することで、適切な営業活動を確保し消費活 動の安定化を図る。 補 日本貿易振興機構福島情報センターが実施 自 助 する事業に対して負担金を交付する。 主 金 等 計量法に基づく定期検査は、都道府県 または特定市、さらには規定に基づいた 「指定定期検査機関」でしか行うことが できない。しかしながら、本市では、定 期検査業務を委託できるような「指定定 期検査機関」が存在せず、一部業務を民 間委託することは現在のところ非常に難 しい。また、民間委託が可能な環境が整 備されたとしても、委託コストが市自ら が事業実施する場合のコストより必ずし も安価になるわけではないことから、今 後も県内及び東北地区内の特定市との情 報交換を継続しながら適正な計量を確保 していく必要がある。 本市において、海外市場との取引企業 もあり、今後ますます経済の国際化の進 展が見込まれる。そのため、日本貿易振 興機構福島情報センターが有する能力・ ネットワークを活用するためにも、事業 内容の周知・啓発が必要である。 一方、日本貿易振興機構福島情報セン ターの財政状況は近年縮小傾向にあり、 事業の質・センターの運営を含めてその 維持が求められている。 ー ー 海外事情やニーズなどについて情報提 供の強化や本市会場とする相談業務、セ ミナー等の拡大化を要請し、市内企業の 参加を促進するなど海外販路拡大の強化 を図る。 継 福島県貿易促進協議会負 観光商工部 10 続 担金 商工課 補 福島県貿易促進協議会が実施する事業に対 自 助 して負担金を交付する。 主 金 等 本市において、海外市場との取引企業 もあり、今後ますます経済の国際化の進 展が見込まれる。 日本貿易振興機構福島情報センターと の連携と県機関としてのネットワークを 活用しながら、企業への海外取引の働き かけ・促進が望まれる。 11 継 続 県信用保証協会負担金 信用保証協会経由の預託制度が平成15年度 自 補 に廃止されたことに伴う、廃止前の債務残高 主 助 金 分についての負担金。 等 信用保証協会を存続させ、信用保証制 度(融資制度)を維持していくためには 、保証融資(残債)における制度信用保 債務残高に対して継続して負担し、信 変更なし 証料(各融資制度における保証料率)と 用保証制度(融資制度)を維持する。 基本信用保証料(保証協会が定める料率 )の差額を負担していく必要がある。 観光商工部 商工課 平成23年度予算(千円) 91 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 補 会津たばこ販売協同組合が実施する事業に 自 助 対して補助金を交付する。 主 金 等 禁煙の風潮が高まる中、たばこ値上げ などにより喫煙者数は年々減少している 。 現在では、単体でのたばこ販売店では営 業困難であり、閉店やコンビニエンスス トア等による営業形態が多くなっている 状況である。 一方、たばこ税収も年々減少傾向にあ ったが、昨年度の改正によりたばこの大 幅値上げにより税収増となった。 禁煙の風潮が高まる中で、会津たばこ 販売協同組合では、たばこの販売促進事 業のほかにも青少年健全育成運動も行う など多方面にわたり活動している。 今後は、未成年者喫煙防止対策や喫煙 マナーの向上活動など事業改善及びPR に生かせるような提案に努める。 販売活動以外にも喫煙マナーやクリー ン作戦などを展開しており、そういった 社会貢献活動の成果を指標としながら、 適切な組合活動を支援する。 金融機関と共同して地域振興に資する民間 一 地域総合整備資金(ふる 企画政策部 事業活動等を支援するために、地域総合整備 自 部 13 継 続 さと融資)貸付事業 地域づくり課 財団の支援を得て、民間事業者等に無利子の 主 委 貸付を行う。 託 平成14年度以降新規の貸付はなく、償 還事務のみとなっている。全国的にも昨 今の経済状況を反映し、貸付件数は減少 傾向にある。 また、貸付及び償還に係る一部業務の 委託先である地域総合整備財団が国の事 業仕分け対象となり、ふるさと融資事業 については廃止すべきと判定されたとこ ろである。 地域の振興・活性化につながる公益性 の高い事業活動を行う民間事業者からの 申し込みに対して適切に対処するととも に、国の事業仕分けにおいて、地域総合 変更なし 整備財団のふるさと融資事業については 廃止すべきと判定されたことを踏まえ、 国の動向等を見極めていく。 事務事業名 担当部課名 継 会津たばこ販売協同組合 観光商工部 12 続 補助金 商工課 事業の概要 92 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 100 100 0 0 0 0 0 0 0 79 平成23年度施策評価票 施策№ 3-2-2 基本施策名 企業立地と新規産業の創出を促進する (政策名) 商工業を振興し経済活力あふれるまちをつくる 主管部課名 関連部課名 観光商工部企業立地推進課 4.基本施策の評価 観光商工部商工課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○企業の集積や誘致、新規産業の創出に積極的に取り組み、産業振興や雇用拡大など地域経済の活性化を図ります。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 成果指標推移 ○企業誘致を強力に推進し、雇用の拡大を図り、定住人口の増加と市民所得の向上を図ります。 ○産学官連携の推進により、人材育成や起業環境の整備を図ります。 ○ITベンチャーなどに対し成長段階に応じた資金の調達や適切な経営を支援する仕組みを検討します。 ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○企業誘致や新規産業の創出は、本市の産業振興や雇用拡大など、地域活性化を図るために施策として重要である。 ○特に企業誘致については、企業訪問をはじめ、優遇制度の活用により、会津若松河東工業団地への立地促進を図り、今後 成長産業と呼ばれる医療福祉関連分野、IT産業関連分野、農商工連携関連分野を中心に誘致活動に取り組んでいくものとす ③ 前年度最終 る。 ○また、市内の製造業を中心とする企業の連携・協力体制については、これまでの実績を踏まえ、組織体制や運営方法等、 評価 (今年度の取組み 今後そのあり方について検討するものとする。 方針・考え方) ○新規産業の創出については、産学官の連携を一層深め、またITベンチャー企業に対しては地域資源を題材としてあらゆる 業種との融合が期待できることから、起業・創業の支援、経営の強化など、今後その成長段階に応じた推進、支援に努める ものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 《企業誘致》 ○会津地域においては、平成20年秋の世界的な不況から本格的な回復ができないままに、東日本大震災に見舞われ、未だ収束の見通せない原 子力発電所事故、さらには、急激な円高基調など、企業誘致を取り巻く環境は極めて厳しい状況にある。 《医工連携》 ○医療福祉県連分野は、高齢化の進行により、今後更なる成長産業分野として見込まれている。 社会状況・ 《IT》 市民ニーズの ○スピーディーな技術革新への対応や企業間競争の激化。 変化 ○スマートフォンの普及や新たなモバイル情報端末機器の誕生など、開発型ベンチャー企業を取り巻く環境は一層のスピード化・グローバル 化が求められている。 ○世界の動きに即応した人材、研究開発環境の整備。 ○販路拡大など広範囲なビジネスチャンスの確保。 ○会津若松市は平成21年度より、特許庁から知的財産先進都市に採択。 《企業誘致》 ○平成19年度に制定された企業立地促進法に基づき、会津地域産業活性化協議会を設立、基本計画を策定し税制上の優遇制度や緑地面積の緩 法・制度の 和はじめ、人材育成の取り組みを進めている。 変化 ○「ITベンチャー販路拡大展示会出展補助金」を平成3年度に創設し、会津産IT技術認定を受け更なる販路拡大や業務拡張を目指す企業に対 し、首都圏等で開催される大規模な展示会への出展を支援。 ・企業誘致活動 ・会津若松河東工業団地整備事業 (参考) ・会津若松医工連携推進プロジェクト事業 施策体系の中の ・会津産IT技術認定事業 主な事務事業 ・産学官連携推進事業 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 企業立地件数 ⑴ 実数 ⑵ ベンチャー企業数 ⑵ 実数 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 3社 3社 3社 20社(内新規立地10社) 4社(新規2社、増設2社) 3社(新設3社) - - 47社 50社 54社 70社 40社 - - - - - - - - - 《企業誘致》 ⑵ ⑶ ⑷ ○企業誘致活動 ○会津若松医工連携推進プロジェクト ○会津若松河東工業団地整備事業 ○企業立地奨励金 特に必要とされ ○企業誘致東京情報センター事業 ○会津産業ネットワークフォーラム ○企業立地促進成功報奨制度 ○会津産IT技術認定事業 る事務事業 ○IT特許支援事業 ○ITベンチャー販路拡大展示会出展補助金 ○産学官連携推進事業 ○会津ベンチャーランド構想の実現 5.最終評価 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 146,658 72,458 138,927 68,927 94,251 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○東日本大震災及び原子力発電所事故による風評被害等により本市を取り巻く経済情勢は厳しい状況にあり、本市の地域活力の再生に向けて、 新エネルギー関連企業の誘致や、医工連携推進プロジェクトの強化による医療福祉分野関連企業の誘致に取り組んで行くものとする。 ○特に、今般の震災で明らかになった地勢的優位性や安全性及び再生エネルギーポテンシャルの高い地域としての優位性、並びに企業立地奨励 金をはじめとした各種優遇制度などを効果的にPRし企業誘致活動を推進して行くものとする。 ○また、新規産業の創出については、会津大学のIT技術や知識、外国人研究者の海外ルート、ITベンチャー企業やNPO法人など、あらゆ るルート、販路や業種を活かすことができるよう産学官の連携強化を図るものとする。 3.事業費等の推移 年 度 《企業誘致》 ○会津地域においては、地震の直接的な被害は少なかったものの、首都圏等の企業への誘致活動を行う上で原子力発電所事故の影響は極めて 大きい。今後は、首都圏地域の企業誘致活動は、原子力発電所事故の収束を見極めながらのものとならざるを得ないものの、新エネルギー・ 環境関連分野においては、進展が見られることから、重点的に誘致活動を行っていく。また、被災企業の誘致、既存企業の増支援に向けた取 り組みも並行して行っていく。 《医工連携》 ○医療福祉関連分野における企業誘致の推進や新規参入促進などに向けた支援に取り組む。 《IT》 ○IT技術認定制度の継続 ・優秀な技術を持ちながら、経営基盤や認知度が低いベンチャー企業に市の認定を授与することで優位性の向上を図り、融資の実現や販売力 の強化、事業拡大を支援する。認定を受け更なる販路拡大や業務拡張を目指す企業に対しては、首都圏等での大規模な展示会への出展を支援 し、より広範囲かつ効果的なビジネスチャンスの提供を図っている。 ○産学官連携の推進 ・大学で調査研究している技術シーズの企業での活用、企業の技術シーズを大学の調査研究への反映、大学の外国人教授のもつ海外ルートを 活かした販路拡大など、様々な産学官連携の強化を図る。 ○新産業等の創出 ・産学官の連携を一層深め、会津大学の持つ最先端のIT技術や知識、優秀な人材を活用しながらあらゆる業種との融合が可能なIT産業の振興 へつなげる。 ・世界的に成長が見込まれる環境やエネルギー関連産業や新たな市場創出が見込まれる医療・介護・福祉分野などの動向を注視し、人材育成 を図るとともに新たな産業集積を目指す。 取組み改善の ○東日本大震災の発生により、移転を余儀なくされている企業の受入のため、福島県や被災市町村との連携を深める。 《IT》 視点 (他団体との ○大学技術シーズの企業活用だけでなく、企業ニーズに応じた大学技術開発の対応を促進するとともに、関連するNPO法人の積極的な参画意欲 連携・補助事業 が高まっており、コンソーシアム形成の実現を目指す。 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○企業誘致の状況は、平成20年度が2件(新設1件・増設1件)、平成21年度が1件(増設1件)、平成22年度が4件(新設2件、増設2件 )となっている。 ○平成13年度のベンチャー企業数16社から平成17年度は32社に増加してきたが、世界的不況の影響などにより起業増加割合が減少し目標値を 下回っている。 ○平成22年度は前年度から1社増加している。 《企業誘致》 ○会津若松河東工業団地については、区画1が平成22年3月に分譲を開始。区画3.4.5は平成24年3月に分譲開始する予定(区画3の造成工事は 前倒しで6月末に完了)、区画2を平成25年1月に分譲開始する予定で整備を進めてきた。このうち、本年2月に木質バイオマス発電事業を行う 企業が区画1に立地決定し、カメラ部品等を製造する企業が区画3に立地決定した。当該団地のほかは、平成22年度に、大手半導体企業の会津 工場の新設や医薬品製造業の増設が行われている。平成23年度は、IT企業の現地法人の立地が決定、さらに世界的なコンサルティング企業の 現地事務所の立地が本市に決定している。 《会津産IT技術認定制度》 ○市が優秀なIT技術やビジネスモデルの認定をすることで、金融機関からの融資やベンチャーキャピタルの活用が誘発され、売上の増加に結 びついている。(平成16年度からの認定件数累計…大賞:9件、奨励賞:16件) 《産学官連携の推進》 ○市が産学官連携推進員として会津大学に職員を派遣しており、企業ニーズと大学の持つ高度な技術や知識及び技術の橋渡しを行っている。 また首都圏や海外での商談参加の促進など新規産業の創出を支援している。また、市内NPO等も連携に積極的となってきており、コンソーシア ム形成の実現へ向けて前進している。 《販路の拡大支援》 ○平成23年度より、会津産IT技術認定を受け更なる販路拡大や業務拡張を目指す企業に対し、首都圏等で開催される大規模な展示会への出展 を支援しており、より広範囲かつ効果的なビジネスチャンスの提供を図っている。 事業費等 93 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-2-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 時代の要求する再生可能エネルギー関連企 業の誘致や創出、それに関連するスマートハ ウス・スマートグリット等の社会インフラ整 観光商工部 新 新たな時代を牽引する産 企業立地推進 備に関する企業の誘致や創出、さらにはクラ 自 直 1 規 業の創出 ウドデータセンターの誘致など、新たな時代 主 営 課 に対応する産業の総合的な誘致や創出を促進 し、もって雇用の新規創出と地域の活性化に 資する。 継 2 続 企業誘致活動 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 東日本大震災や原子力発電所事故によ り、これまでの首都圏に一極集中する電 力、物流、情報網はことごとく寸断され 、社会インフラの危機管理上の脆弱性が あらわにされた。 今後、原発から再生可能エネルギーの 大転換とそれに伴うスマートグリットの 整備をはじめ、物流や情報においてもグ リット化が進展する。 本市の企業誘致を取り巻く状況は、平 成20年秋からの全世界的な不況から一旦 、設備投資の回復が見られたものの、平 成23年3月の東日本大震災と原子力発電 所事故による放射能の影響等により、首 都圏等の企業誘致活動は極めて厳しい状 況となっている。そのような中にあって 、本年2月には、会津若松河東工業団地 の区画1への木質バイオマス発電所の立 地が決定し、6月には、大熊町より避難 したカメラ部品等製造の企業が立地を決 定した。さらに、7月にはIT企業の現地 法人の立地や世界的なコンサルティング 企業の現地事務所の立地が決定したとこ ろである。 ー ー 0 0 26,892 新たに、企業誘致に特化したホームペ ージを開設するとともに、首都圏列車で の車内ポスター掲示やラジオ放送による 宣伝広告を行う。さらに、企業マルシェ 事業などを通して、会津地域の安全性を 積極的にPRしていく。 2,984 2,984 2,984 2,984 25,254 平成20年秋からの世界的な不況から、 地域経済の回復が遅れている状況。 地域企業の医療福祉分野への参入や新 規企業の立地が増加し、会津地域の産業 基盤が充実安定することにより、会津地 域の産業基盤を充実安定させることが、 喫緊の課題となっている。 本市は医療機器や医薬品メーカー等の 集積ポテンシャルが高く、また、医療関 企業の誘致は本市の産業振興等に大きく 本年度がはじめての取り組みとなるた 寄与することから、医療機器関連分野展 め、事業実施の状況により適宜修正し進 示会出展支援や医療福祉関連分野への参 めていく。 入促進支援等の医工連携事業を引き続き 推進していく。 1,561 1,561 2,080 2,080 5,412 市内の工業団地はすべて完売しており 、分譲可能な用地を保有していない状態 にある。そのため、最近の本市における 企業立地は既存企業の増設がほとんどで あり、新規立地は停滞している状況にあ る。企業立地のニーズに迅速に対応する ためには先行造成型工業団地を整備し、 立地基盤(受け皿)を確保していく必要 があり、本市の産業振興をはじめ雇用拡 大など地域経済活性化に資するものであ る。 企業立地を促進することにより、産業 の振興、雇用の拡大、市民所得の向上に 早期完成を目指して、整備を進めてい 寄与することから、工業団地の整備は必 要であり、新たな企業誘致を図る観点か く らも早期完成を目指す。 0 0 0 0 0 自 直 主 営 企業立地促進法に基づく固定資産税の 課税免除条例が制定されたため、企業立 地奨励金のうち課税免除の対象となる部 分は除いて交付することとし、その調整 が必要となっている。 企業の立地手法について、空工場の中 古物件取得や賃貸借等、多様な手法によ る立地が現れはじめているため、これに 奨励金を交付すべく対応を検討する必要 がある。 企業立地の促進、及び会津若松河東工 業団地の分譲促進に向けて、課税免除条 課税免除条例との調整や企業立地手法 例との調整や多様化する企業立地手法へ への対応等適宜進めていく。 の対応を行ないつつ、企業立地奨励金及 び用地取得助成制度を継続していく。 60,980 60,980 51,591 51,591 963 自 委 主 託 企業の国内向けの設備投資意欲は、平 成20年秋の全世界的な不況を乗り越え一 旦上向きとなったものの、東日本大震災 の影響や円高基調により大きく減退して いる。更に本市においては、原子力発電 所事故の風評もあり、首都圏からの企業 誘致は厳しい状況におがれている。 会津地域においては、地震の直接的な 被害は少なかったものの、首都圏等の企 業への誘致活動を行う上で原子力発電所 事故の影響は極めて大きい。今後は、原 子力発電所事故の収束経過を見極めなが ら、委託先である日本立地センター、日 刊工業新聞社との協議し、首都圏地域の 誘致活動を行っていく。 首都圏の企業等については、企業誘致 独自のHPを開設したり、首都圏列車等へ の宣伝広告などを行ったり、さらには、 企業マルシェ事業を通して、会津地域の 安全性をPRするとともに、原子力発電所 事故の収束を見極めながら情報収集活動 を図って行く。 3,250 3,250 3,250 3,250 7,577 会津産業ネットワークフォーラム(A NF)の活動を通して、企業間の連携、 大学との産学連携、産業人材の育成など 、将来にわたり企業の経営基盤を強化す るとともに、地域の産業振興を図る観点 から重要な事業であり、継続する。 会津産業ネットワークフォーラム(A NF)の事務局は、市職員及び市が「ふ るさと雇用再生特別基金事業(平成21~ 23年度)」で委託している事務職員2名 をもって運営している。 本年は、ANFの運営基盤の確立と自 立化を図るため、事業の在り方と今後の 市の関わりについて検討する。 ANF設立3年目に当たり、市の工業 振興策の充実とANF活動の支援につい て、この間のANFの実績を基に今後の 目指すべき方向性を改めて確認する。 0 0 0 0 13,529 企業アンケートなどを通し、全国の企業立 地意向等調査や企業訪問を行う一方、市内の 自 直 既存立地企業においても適切な対応を行い、 主 営 新規の企業立地(設備投資)を実現する。 厳しい経済状況が続く中、本市では、成長 産業分野であるIT分野、農商工連携分野、 医療福祉関連分野の産業振興を図ることによ り、地域経済の活性化を目指すこととしてい る。 このうち、医療福祉関連分野について、本 市と会津若松商工会議所において、会津大学 観光商工部 継 会津若松医工連携推進プ 企業立地推進 の協力のもと、医工連携ネットワークを形成 自 直 3 続 ロジェクト し、医療福祉分野への参入や新事業の創出等 主 営 課 を促進することによって、会津地域の経済活 性化を目指す。 <プロジェクトの主な事業> ・企業誘致の展開 ・新規参入等に向けたセミナーの企画・開催 ・ネットワークや個別プロジェクトの形成( 関連展示会への出展支援等) 立地を希望する企業に対して、速やかに用 地を提供できるよう予め工業団地を整備する 観光商工部 継 会津若松河東工業団地整 企業立地推進 。平成19年度から着手し、平成21年度末には 自 直 4 続 備事業 一部分譲開始を行い、早期完成に向け整備を 主 営 課 推進する。開発面積は、国土利用計画に示す 20ヘクタール程度とする。 企業立地を促進するために次の2つの優遇 制度を実施する。 (1)企業立地奨励金 企業が工場等を設置した後、賦課された土 地及び建物の固定資産税に相当する金額を3 年間、償却資産(機械・装置)の固定資産税 観光商工部 継 企業立地推進 に相当する金額を1回、市内在住の常勤従業 5 続 企業立地奨励金 員を10人以上新規雇用した際に、1人当た 課 り10万円を1回交付する。 (2)用地取得助成制度 会津若松河東工業団地の分譲促進のため、 工業団地を取得し、工場、事業所・研究所を 立地しようとする企業に対し取得価格の4/ 10を交付する。 首都圏における企業誘致活動を円滑かつ積 極的に展開するため、(財)日本立地センタ ーに企業誘致東京情報センター機能を委託し 観光商工部 継 企業誘致東京情報センタ 企業立地推進 、主に情報発信に注力した取り組みとアンケ 6 続 ー事業 ート調査を行う。 課 さらに、より具体的な立地企業情報の収集 と企業訪問を行うために日刊工業新聞社に企 業情報収集等当業務委託を行う。 今後の方針 (事業期間を含む) 今後の方針 企業誘致を促進することは、雇用拡大による定住人口の増加や市民所得の向上、更には、地域経済の活性化を図るための重要な施策の一つである。このため、 会津若松河東工業団地の分譲促進を図るべく、本市の魅力と優位性を企業に積極的にPRしていく企業誘致活動を展開する。 施 策 名 企業誘致の推進 観光商工部 企業立地推進 課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 市内に立地する製造業を中心とする企業が 、企業間連携や地域社会との連携・協力体制 観光商工部 を確立し、企業自らの成長と地域の発展を目 継 会津産業ネットワークフ 直 7 続 ォーラム 企業立地推進 指して企業主体による新たな組織を設置する 自 課 。主な取組みとして、産業人材の育成、企業 主 営 間連携の推進、企業が必要とするインフラ整 備の検討などを行う。 東日本大震災や原子力発電所事故にと もなう風評被害に地域経済が打撃を受け る中、ものづくり企業による企業間連携 の促進や新規企業の立地により、会津地 域の産業基盤を充実安定させることが、 喫緊の課題となっている。 ー ー ①震災復興として、進展が期待される新 エネルギー・環境関連分野の企業誘致。 ②震災により被災した企業の誘致。 ③既存企業の増設。 の3点に注力し、企業誘致(立地)の取 り組みを進めていく。 94 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 企業立地促進成功報奨制 観光商工部 8 継 企業立地推進 続 度 課 9 継 続 市工場設置融資制度 10 継 続 工業団地対策事業 11 継 続 会津大使 施策№ 3-2-2-2 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 企業立地情報を有し、本市への企業誘致に 協力していただける方を企業誘致推進員とし て、企業立地に関する情報提供を依頼する。 自 直 提供された情報を基に立地が決定し、操業開 主 営 始に至れば、固定資産評価額に応じた成功報 奨金を交付する。 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 これまでの、企業誘致推進員、市政だ より、全職員への周知に加え、企業訪問 制度の周知をさらに進める必要がある 企業立地を促進するために、情報収集 活動は重要であり、今後も事業を継続し 活動に際しても本制度を周知し、訪問企 。 ていく。 業から関連企業への波及効果を求めてい く。 310 310 310 310 902 観光商工部 自 直 企業立地推進 企業に対し工場設置資金を融資する。(金 融機関に対して融資原資を預託する。) 主 営 課 平成20年度より3倍運用を開始。設備 投資意欲の減退から新規利用者が減少し たが、平成22年度は新規融資があった。 企業誘致(増設を含む。)は、地域経 済の活性化及び雇用の促進を図るための 設備投資意欲の減退から新規利用者が 有効な手法と考えられる。 このため、立地企業に対し、資金面で 減少したものの、今後の景気回復による の支援を行うことが重要と考えられ、有 需要の推移を注視していく。 効な施策であるため継続していく。 74,200 0 70,000 0 76 会津若松工業団地排水施設などの既存工業 団地に係る行政財産を適正に管理する。また 自 直 、工業団地の維持管理・環境美化に努め、立 主 営 地企業の安定操業及び事業拡大を図る。 会津若松工業団地排水施設は老朽化し ており、故障等により排水が出来なくな れば、立地企業の操業に支障を来たすこ ととなるため、注視して維持管理をして いく。 会津若松工業団地をはじめとする既存 老朽施設のため、適宜、補修計画を見 工業団地の機能維持や環境美化を推進す 直しながら、操業に支障が出ないよう施 ることにより、立地企業の安定操業を図 設の改善に努めていく。 っていく。 253 253 6,020 6,020 1,504 観光商工部 企業立地推進 課 会津若松経済情報ネットワーク協議会 観光商工部 (KJN)の解散(H21.3.31)に伴い、同協議会 直 企業立地推進 の事業であった「会津大使」事業を市が継承 自 課 した。任期は、平成21年7月3日から4年間で 主 営 、委嘱者数は、24人となる。 施 策 名 新規産業の創出 観光商工部 1 継 続 会津産IT技術認定事業 商工課 会津大学の技術系開発ベンチャー企業や、 創業希望者から様々なビジネスモデル等を募 集し、認証して支援する制度。優秀な案件は 「会津産IT技術」として認定され、称号と 自 直 賞金が授与される。認定された技術・サービ 主 営 スは行政機関での導入や、地元金融機関から の融資、東京圏等のベンチャーキャピタル (VC)の活用等が誘発されることが期待さ れる。 2 継 続 IT特許支援事業 観光商工部 商工課 ITベンチャー企業や、ITに関連した特許等 の知的財産に関して、自社開発の特許出願や 自 直 他特許の活用手法などに対する相談体制を整 主 営 備し、ベンチャー企業の育成や販路拡大等へ の支援を図る。 まちなかwi-fi創業支援事 観光商工部 3 新 規 業 商工課 総合特区による規制緩和や支援措置を利活 用しながら、情報通信分野における他地域に ない開発環境を整備するとともに観光地・ま 自 直 ちなかにおける新たな情報サービス・コンテ 主 営 ンツの充実を図るため、屋外向けの無線LA Nの整備を促進する。 ITベンチャー販路拡大 観光商工部 4 継 続 展示会出展補助金 商工課 会津産ITとして認定された認定技術を市域 補 外で開催される国内外の展示会に出展し、販 自 助 路拡大や業務拡張を目指す企業に対して、展 主 金 示会の出展にかかる経費の一部を補助する。 等 5 継 続 産学官連携推進事業 ①地域における産業技術の高度化による新規 事業の創出を図るため、大学等研究機関との 共同研究の支援。 ②企業の技術課題等の解決に向けた産学連携 の促進と地域における産業界同志のネットワ 自 直 ーク化を図るため、産学連携コンソーシアム 主 営 の体制確立。 そのため、企業の課題を探り、大学等との マッチングを図るコーディネータが会津地域 には不足していることから、産学官連携推進 員を大学(会津大学)に派遣する。 観光商工部 商工課 ・会津大使事業を通して、本市の豊かな 自然や歴史、文化等を幅広く宣伝できる 。 ・本市のイメージの高揚や観光の活性化 会津大使事業は、首都圏等における本 会津大使の効果的な活用方法を検討し 、企業誘致など、広範な効果が期待でき 市情報の受発信など、本市にとって重要 243 243 243 243 752 な事業であり、今後も本事業を充実して ていく。 る。 更なる効果を期待することができる。 ・企業誘致のみではなく、市全体の事業 として会津大使の積極的な活用を推進す る必要がある。 企業ニーズと大学の持つ高度な技術や知識及び人材の連携の強化、また首都圏や海外での商談参加の促進など新規産業の創出支援の一層の強化を図る。 今後の方針 また、平成23年度からの首都圏等で開催される大規模な展示会への出展支援を継続し、ビジネスチャンスの拡大を図り、世界において会津産IT技術のブランド 力向上を図る。 脆弱な経営基盤のITベンチャー企業 平成16年度から累計で大賞が9件、奨 に信頼性を与え初期の実績を支援するこ 励賞が16件選定されており、信用や認知 とは、本地域の特色ある産業として確立 度の増加により販売力の強化、事業拡大 する上で極めて重要である。特に過去に 、融資の実現等、平成21年度までに判明 認定されたベンチャー企業は、認定が実 しただけで約7,000万円の販売増加、融 績となって新規取引や、融資の実現、販 変更なし 1,474 1,474 1,474 1,474 376 資額でも約4,000万円もの効果があった 路拡大等、認定によって直接・間接的に 。行政、大学が信用力を付与する現在の 大きな効果を産み出しており、当該認定 制度は会津のベンチャー企業の有効な称 を目指すことが企業のモチベーション向 号として定着しつつある。 上につながるよう、継続して事業を展開 する。 スマートフォンの本格的な普及やデジ 平成16年度から国の知的財産推進計画 タルサイネージの拡大等により、開発型 や、うつくしま知的財産戦略等により技 ベンチャー企業が活躍するビジネスシー 術移転や特許ガードなど知的財産の、利 ンはスピード、グローバル化ともに急速 活用はますます盛んになっている。世界 に拡大しつつある。反面、他国からの知 に通用するIT産業の集積に向けて、な 的財産に関する課題や、クレームに対応 お一層、知財を活用した業務展開が重要 する契約作業等も飛躍的に増加の傾向に である。これまで本窓口への相談案件は ある。また、他社のライセンスを利用す 、ほとんど解決しており引き続き相談業 る傾向や、県内にはITに関する弁理士が 務の充実を目指す。脆弱な経営基盤を持 変更なし 372 372 372 372 376 存在しておらず、今後も本事業はITベン つITベンチャー企業に対し、特許に関 チャー企業にとり重要なバックオフィス する課題解決策を支援することは、本地 的な存在であり、脆弱な経営基盤のベン 域の特色ある産業として確立する上で極 チャー企業を支援する体制として確立し めて重要であり、今後も全ての課題を解 ている。 決に向けて努めていく。(県内にはITに 一方、平成21年度より特許庁から知的 関する弁理士がいないことから、今後も 財産先進都市の採択を受け、知財に関す 本事業はITベンチャー企業にとって重 るセミナー、人材育成等の支援がある。 要な事業である。) 厳しい経済情勢のなか、平成23年3月 の東日本大震災以降は一連の原発事故に よる風評被害等の影響が追い討ちをかけ ている状況にある。地域経済の一刻も早 い回復と将来的な経済成長を図るための 取組みとして、景況に左右されにくい新 ー ー ー ー 0 0 3,007 規産業の創出は必須であり、本市の地域 資源として成長著しいIT産業を起点に 新たな商品開発・情報サービスの提供に よる産業振興を図る必要がある。また、 様々な場面においてITを活用した新た なまちづくりが期待されている。 国においても海外販路拡大をJETROを 中心に急速に支援・展開しており、本市 においても大規模な展示会をターゲット 販売がWeb上で全て完結するスマート にして海外も含めた販路拡大を模索して ビジネスやサービス拡大の事業と捉え フォンアプリの方式等、販売方法も変動 いる。 している中で、販路拡大に寄与するため 600 600 600 600 3,007 展示会により得られた販路拡大の機会 、さらに国県の支援策を投入して補完し の展示会の効果や、市内ITベンチャーの つつ販路拡大等を図る。 をさらに強固なものとしていくためにも ニーズ等を的確に把握し、より効果の高 、より有効なマッチングを進めていくこ い販路拡大を支援していく。 とは事業規模や、雇用の拡大につながっ ていくものである。 産学連携の取り組みの円滑化を図るこ とにより、新たな事業展開を希望する事 業者等に活力が生まれる。また、国県等 の公募型補助制度を上手に導入していく ことにより、会津地域経済全体の活性化 と新規産業の創出が期待される。 市内のNPO等も本事業に積極的な意 欲を持って取り組んでおり、これを行政 側が同じ方向で支援するにより相乗効果 を生み出し、支援基盤を有するコンソー シアム形成の実現を目指す。 特に今後の成長が見込まれる環境やエ ネルギー関連産業、医療・介護・福祉分 野など、新たな産業の集積を目指す。 95 今までは会津大学の技術シーズを産業 に直結させようとしていたが、大学の技 術シーズをツールとして位置づけ、地域 のコンテンツを生かすため、課題解決や 業種転換、融合等に結び付けていくため に、企業の技術シーズを調査研究に反映 することや会津大学に在籍する外国人研 究者の海外ルート等を活かしていく連携 スタイルの確立を目指す。 0 0 0 0 3,007 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 会津ベンチャーランド構 観光商工部 6 継 続 想の実現 商工課 継 新規開業特別貸付等利子 観光商工部 7 続 補給金 商工課 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 会津大学を中心としたIT系ベンチャー企業 の集積を図るため、民間や外国人研究者に弊 害になっている法規制等に対しての規制緩和 自 直 や地域特例を目指し、外国人研究者の就労条 主 営 件や起業条件に対する規制緩和や公募型試験 研究事業に対する地域認定等を目指す。 iPhone、アンドロイド等のスマートフ ォン、iPad、kindle(キンドル)等の電 子書籍の登場により、ITを取り巻く環境 は大きく変貌を遂げつつある。 会津大学の人材を重要な地域資源と位 置づけ、人材育成の環境やシステムの基 盤整備の一層の強化は最重要課題である 。 補 融資に係る利子額の1/2を24ヶ月間補助す 自 助 る。(ただし平成21年度までの融資が対象) 主 金 等 創業期における資金調達環境の支援を 目的に利子補給を行ってきたが、補助額 が少額であることなど利用者メリットの 希薄化が顕著となり申請も減少したこと 平成21年度融資分を以って事業終了と から、平成21年度をもって事業を終了し した。今後は既融資分の対象者が不利益 た。なお、経過措置として、既利用者に を被らないよう適切な事務処理を行う。 は、補助対象期間が終了するまで利子補 給を継続する。 事業の概要 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) iPhone、アンドロイド等のスマートフ ォン、iPad、kindle(キンドル)等の電 子書籍の登場により、ITを取り巻く環境 は大きく変貌を遂げつつある。この開発 環境は電波帯の開放や本地域独自の実験 環境の提供など、予算を投入しなくとも 変更なし 法規制の緩和により可能であり、さらに 企業誘致や新規創業支援などの活発化へ と連動するものであり、今後も世界の動 きに即応した人材、作業、開発環境の整 備を目指す。 96 平成21年度融資分を以って事業終了。 経過措置として、既融資分の対象者に対 しては、補助対象期間が終了するまで支 給を行う。 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 0 0 0 0 1,504 431 431 3 3 113 平成23年度施策評価票 施策№ 3-3-1 基本施策名 商店街の魅力を向上し中心市街地の賑わいを創出する (政策名) 中心市街地を活性化し賑わいのあるまちをつくる 主管部課名 関連部課名 観光商工部商工課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○各商店街、まちづくり団体等の個性ある活性化事業の促進により、活気のある商店街、中心市街地を創造します。 ○中心市街地における歩行者通行量については、平成12年までの減少傾向から、中心市街地での様々な活性化の取組みにより、 平成19年までは、ほぼ3万人前後の横ばい傾向で推移してきていたが、長引く景気の低迷や郊外大型店等の影響により平成20年 、21年では2万4千人程度まで減少してきた。 成果指標推移 ○平成22年度はこれまでの活性化事業等の実施成果により、平日においてはほぼ目標値を達成し、休日においては目標値を上回 る実績値となっている。 ○歩行者通行量の減少は、中心市街地の「街の魅力の低下」が来街者の減少に大きく影響を及ぼしているところから、更なる街 の魅力の向上とイベントの工夫、さらには街なかへの来街者の誘導が個店消費に反映されるような仕組みづくりが必要である。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○商店街やまちづくり団体が行う共同施設整備やイベントの開催、人材育成事業、空地や空き店舗を活用した新規事業者へ の支援など、様々な取り組みへの支援を行います。 ○「福島県商業まちづくりの推進に関する条例」に基づき、市民や小売業者等と連携し、小売商業施設の適正配置を図り、 ② 目標達成の 商業まちづくりを推進します。 ための方針 ○歴史的建造物の保存等のため、「市民が市民を支援する」仕組みを検討します。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○各商店会やまちづくり団体によるイベント開催や空き店舗対策、人材育成等の取組みに対し、中小企業振興条例補助金による 支援を行い、賑わいのあるまちづくりに取組んでいる。 ○會津稽古堂の開館に伴い、市役所通り商店街におけるオープニングイベントの開催や、稽古堂利用者の利便性に配慮し「まち なかランチ」マップを作成する等、會津稽古堂利用者の中心商店街への回遊性の向上を図っている。 事業進捗 ○「取り戻そう!元気な会津。」事業補助金により、地域経済復興・避難者支援策として熱意と独創性にあふれる商業者の育成 (前年度最終 と商業や商店街の活性化を図るため、會津稽古堂に近接する空き店舗においてチャレンジショップ「Yui」を開設している。 評価に係る取 また、同補助金により「会津を元気にするイベント支援事業」において、まちなかの賑わい創出による中心市街地の活性化や市 組みを含む) 民の消費購買意欲の促進を図る、元気を取り戻すイベント開催の支援を行う。 ○今年度のプレミアム商品券発券事業については、東日本大震災及び原子力発電所事故による自粛ムードや風評被害の影響によ り、地域内の消費購買活動が委縮しているところから、「災害復興支援プレミアム商品券」の発券事業を支援し、消費購買意欲 の向上と地域商業の活性化を図る。 ○商業振興・賑わい創出等によるまちづくり活動を支援することは、地域の自立に向けた活性化策として有効かつ重要であ る。 ○特に中小企業振興条例補助金による支援については、戦略的中心市街地賑わい再生事業により空き店舗に出店したテナン ③ 前年度最終 トの家賃補助等による支援について、継続支援していくものとする。 ○また、平成23年3月の會津稽古堂の開館に伴う周辺商店街の取り組みへの支援については、利用者を対象とした商店街活性 評価 (今年度の取組み 化事業のイベントの開催等、地域の主体的な様々な取り組みに対して支援し、中心市街地の賑わいのあるまちづくりの推進 方針・考え方) に努めるものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・中小企業振興条例補助金 ・十日市実行委員会負担金 (参考) ・大規模小売店舗立地法出店調整会議 施策体系の中の ・プレミアム商品券発券事業補助金 主な事務事業 ・「取り戻そう!元気な会津」事業補助金 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ⑴ 歩行者通行量調査実測値 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ ⑴ ○平成21年8月に地域商店街活性化法が施行され、法に基づく商店街活性化事業計画について、神明通り商店街並びに大町四ツ 角中央商店街の両振興組合が第1次認定を受け、活性化事業に取組んでいる。 (地域商店街活性化法:商店街の活性化のための地域住民の需要に応じた事業活動の促進に関する法律、平成21年8月1日施行) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 中心市街地内における歩行者通行量(12時間当たり ) 年 度 ○中心市街地の居住人口の減少と高齢化の進行に歯止めがかからず、中心市街地における商業等の活力や魅力の低下につながっ ている。また、郊外への新たな大規模店舗の出店数は減少しているが、出店は続いている状況にある。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 平日:26,800人 休日:15,200人 平日:28,800人 休日:18,400人 平日:31,000人 休日:20,700人 平日:40,000人 休日:30,000人 平日:26,583人 休日:16,091人 平日:27,987人 休日:16,862人 - - - - - - - - - - - ○地域商店街活性化法に基づく商店街活性化事業への支援 取組み改善の 地域商店街活性化法に基づき認定を受けた商店街活性化計画に位置付けられた活性化事業の取組みに対し、事業主体である神 視点 明通り商店街振興組合、大町四ツ角中央商店街振興組合、㈱まちづくり会津との連携を図りながら支援する。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○中小企業振興条例補助金による支援 平成21年度に実施した戦略的中心市街地賑わい再生事業により、神明通りを中心としたエリアの空き店舗に出店したテナント を引き続き支援する。 中小企業振興条例補助金については、今年度実施している「取り戻そう!元気な会津。」事業補助金の事業効果等を総括し、 今後の振興条例補助金の運用について一部見直しを検討する。 ○會津稽古堂の開館に伴う周辺商店街の取組みへの支援 會津稽古堂の開館を機に来街する利用者をターゲットとした神明通り商店街及び市役所通り商店街等の商店街活性化事業等を 支援する。 ①中小企業振興条例補助金による支援 中小企業振興条例に基づくイベント事業補助金や商店街空き店舗対策事業補助金、商店街施設維持管理事業補助金等の各種補 助メニューにより、商店街の活性化やまちづくり活動を引き続き支援する。 ②十日市開催への支援 特に必要とされ ③大規模小売店舗出店に対する調整 る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○戦略的中心市街地賑わい再生事業により空き店舗に出店したテナントに対して引き続き支援を行い、魅力ある商業空間を創出できるよう努め るものとする。 ○また、平成23年度に実施した「取り戻そう!元気な会津」事業補助金による商業者の育成や商店街の活性化に関する効果の総括を行い、「中 小企業振興条例補助金」の運用を含め見直しを検討する。 ○さらに、平成23年4月の會津稽古堂の開館に伴う周辺商店街の取り組みへの支援については、會津稽古堂利用者を対象とした商店街活性化事 業のイベントの開催等、地域の主体的な取り組みに対して支援を行い、商店街活性化事業等の推進に努めるものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 89,251 81,498 29,327 21,574 1,392 事業費等 97 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-3-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 観光商工部 1 継 続 中小企業振興条例補助金 商工課 商店街振興組合、商工会等の商業団体が自 補 ら実施するイベント事業、施設維持管理事業 自 助 、空き店舗対策事業等に対し、その事業費の 主 金 一部を助成し、活動を支援する。 等 中心市街地の人口減少と高齢化、大規 今後も引き続き、魅力ある商業空間を 模小売店舗の郊外出店により、各商店街 創出するため、商店街等が自ら企画し、 一部見直しを検討する。 及び個店の商業活動は厳しさを増してい 実施する活動を支援する。 る。 観光商工部 2 継 続 十日市実行委員会負担金 商工課 400年以上の伝統を持つ会津地域最大の初 自 補 市である「十日市」を中心市街地において実 主 助 金 施し、本市商業の振興を図る。 等 約400年以上も前から行われ、会津地 方最大のイベントである「十日市」が地 域経済に与える経済効果は多大であり、 本市商店街及び中心市街地の活性化の原 点となるイベントとなっている。 大規模小売店舗立地法に基づき大型店の出 店に際して、市大規模小売店舗立地法連絡調 整会議を開催し、大規模店舗周辺の生活環境 に影響を与えることのないよう、出店者へ配 慮、対応を求める内容の意見を県に提出する 。 低迷する地域経済の活性化を図るため、会 津若松市、会津若松商工会議所、会津若松市 商店街連合会が連携して取り組んでいる「地 元購買促進運動」の一環として、会津若松商 工会議所が実施するプレミアム商品券発券事 業やあいづ商業まつりを支援する。 大規模商業施設の新設については、消 費購買の選択肢を広げるという観点や、 新たな雇用の創出といった効果も考えら れるが、適正配置が成されない場合には 、中小小売店への影響や、都市の郊外化 なども懸念される。 東日本大震災による自粛ムードや風評 被害の影響により、地域内の消費購買活 動が委縮している。 消費購買意欲の向上と地域商業の活性 化を図るための、行政への支援が求めら れている。 継 プレミアム商品券発券事 観光商工部 4 続 業補助金 商工課 「取り戻そう!元気な会 観光商工部 5 継 続 津」事業補助金 商工課 うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 商店街が主体的に行う共同施設の整備、イベントの開催、人材育成事業、空地や空き店舗を活用した新規創業への支援、賑わいの空間整備など、様々な取組み を支援することにより、地域の個性を活かした魅力ある商業空間を創出し、中心市街地の賑わいあるまちづくりを推進する。 施 策 名 個性と魅力にあふれた商業空間の整備 大規模小売店舗立地法出 観光商工部 3 継 続 店調整事務 商工課 平成23年度予算(千円) 補 自 助 主 金 等 補 自 助 主 金 等 イベント開催や避難者の出店、消費購買を 補 喚起する取り組み等を支援することにより、 自 助 本市経済を活性化させ、力強い経済復興を図 主 金 る。 等 自粛ムードや風評被害の影響によって 、幅広い業種で売上げが減少する中、飲 食業界が極めて大きな打撃を受けており 、市民の消費や購買意欲を刺激する施策 が求められている。 会津地域最大の初市、商業イベントで あり、その経済効果は大きく、中心市街 地活性化にも有効であることから、継続 して支援する。 来場者数の増加策、さらには、中心市 街地活性化と連携した継続性、話題性の ある企画運営、出店料の値上げなどにつ いて、今後検討する。 28,451 20,698 県 28,451 20,698 県 752 800 800 800 800 188 0 0 76 76 76 消費購買意欲の向上と地域商業の活性 事業内容や補助内容等について、事業 化を図るための事業に対する支援が求め 主体との協議を継続する。 られているため、継続していく。 35,000 35,000 0 0 376 市民の消費購買活動を喚起する取り組 今年度の事業を総括し中小企業振興補 みやまちの賑わい創出イベントの展開、 助金の制度について一部見直しを検討す 人材の育成など、様々な取り組みを支援 る。 する。 25,000 25,000 0 0 0 今後も引き続き、大規模小売店舗立地 変更なし 法の趣旨に基づいた調整を図る。 98 平成23年度施策評価票 施策№ 3-3-2 基本施策名 中心市街地の環境の整備と地域個性を創出する (政策名) 中心市街地を活性化し賑わいのあるまちをつくる 主管部課名 関連部課名 観光商工部商工課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○居住環境の整備やまちなか観光の推進により、中心市街地の賑わいを創出します。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○中心市街地における歩行者通行量については、平成12年までの減少傾向から、中心市街地での様々な活性化の取組みにより、 平成19年までは、ほぼ3万人前後の横ばい傾向で推移してきていたが、長引く景気の低迷や郊外大型店等の影響により平成20年 、21年では2万4千人程度まで減少してきた。 成果指標推移 ○平成22年度はこれまでの活性化事業等の実施成果により、平日においてはほぼ目標値を達成し、休日においては目標値を上回 る実績値となっている。 ○歩行者通行量の減少は、中心市街地の「街の魅力の低下」が来街者の減少に大きく影響を及ぼしているところから、更なる街 の魅力の向上とイベントの工夫、さらには街なかへの来街者の誘導が個店消費に反映されるような仕組みづくりが必要である。 ○市民や観光客が利用しやすいまちを形成するため、市街地環境の充実を図ります。 ○地域の個性をいかして、本市のイメージの向上を図ります。 ② 目標達成の ○商店街やまちづくり団体のみならず、地域との連携が重要であることから、中心市街地活性化法に基づく中心市街地活性 ための方針 化協議会などとの協働のもと情報の共有化に努め、活性化に向けた意識の高揚を図りながら、地域と一体となった活性化事 (長期総合計画に 業の具体化を支援します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○会津若松駅前地区再開発事業については、会津若松駅前地区再開発協議会を中心に関係団体と連携しながら再開発基本構想の 検討を引き続き支援する。 ○中合会津店跡地利活用対策については、会津若松商工会議所、㈱まちづくり会津と連携し、旧中合会津店跡地整備構想の実現 に向けて取組んできたが、関係団体等との調整が難航し、土地購入の優先交渉権が失効したところから、整備構想は一旦白紙と 事業進捗 (前年度最終 なり、民民による開発に委ねることとし、中合会津店対策協議会は平成23年3月24日に解散となった。 評価に係る取 しかし、民間開発の進展が期待できない現状にあるところから、民間による開発を基本としながらも市として主体的に関わる 組みを含む) ことも選択肢の一つとして、関係団体の意見を参考にその利活用を検討する。 ○今後の中心市街地の利便性や居住環境の向上を図る事業として、まちなか交流の場づくり事業の実施により、今後の事業展開 を検討する。 ○中心市街地の活性化を図るためには、商業の活性化のみならず多様な都市機能を集積した「歩いて暮らせるコンパクトな まちづくり」の推進が必要であり、地域住民、事業者、行政の連携・協働による取り組みが重要である。 ○また、事業を円滑に推進する役割を担う「中心市街地活性化協議会」と連携し、市民と事業者、地域と行政が一体となっ ③ 前年度最終 て推進・支援をするものとする。 ○特に会津若松駅前地区再開発事業や中合会津店跡地利活用対策については、関係団体と連携を図りながら継続して支援を 評価 (今年度の取組み 行うとともに、併せて戦略的中心市街地賑わい再生事業により出店したテナントの家賃補助等の支援、㈱まちづくり会津へ 方針・考え方) のソフト事業への支援等、継続して取り組むものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○旧会津サティ・旧中合会津店・まちづくり会津駐車場といった大規模空地や低未利用地の有効な利活用策の検討について支援 する。同時に中心市街地活性化基本計画の見直しを中心市街地活性化協議会との協働により推進する。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 【中心市街地の骨格づくり】 ・都市活力推進事業 ・野口英世青春広場管理運営事業 ・会津若松駅前地区再開発協議会負担金 (参考) ・まちなか交流の場づくり事業補助金 施策体系の中の 【まちなみを活かした地域個性の創出】 主な事務事業 ・中心市街地活性化事業 ・中心市街地活性化協議会負担金 ・株式会社まちづくり会津支援業務 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 中心市街地内における歩行者通行量(12時間当たり ⑴ ) ⑴ 歩行者通行量調査実測値 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ⑴ ○都市計画法(平成19年11月30日改正)、中心市街地活性化法(平成18年8月22日改正)、大規模小売店舗立地法(運用改正) からなる「まちづくり三法」改正の背景には、単に商業面のみではなく、住宅・病院をはじめとする都市福利施設等、様々な機 能を集積し、まちの付加価値を高め、中心市街地活性化への相乗効果を生み出し、市街地の拡大を抑制する等、コンパクトで賑 わいのあるまちづくりが求められている。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 平日:26,800人 休日:15,200人 平日:28,800人 休日:18,400人 平日:31,000人 休日:20,700人 平日:40,000人 休日:30,000人 平日:26,583人 休日:16,091人 平日:27,987人 休日:16,862人 - - - - - - - - - - - ○国、県、会津若松商工会議所、㈱まちづくり会津との、より一層の連携を図り、中心市街地の環境の整備と地域個性の創出に 取組み改善の 取組む。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○戦略的中心市街地賑わい再生事業のフォローアップ 街なかテナントミックス事業等により、神明通りを中心としたエリアの空き店舗に出店したテナントに対する支援を継続する と共に、認定を受けた商店街活性化計画に基づく各種イベント等のソフト事業の実施についても支援を継続する。 ○旧中合会津店跡地等への取組み 大規模空地や低未利用地の有効な利活用事業について、民間による開発を基本としながらも市として主体的に関わることも選 択肢の一つとして、必要に応じて検討・支援していく。また、事業進展の動向に合わせて、中心市街地活性化基本計画の見直し を中心市街地活性化協議会との協働により進める。 ①会津若松駅前地区再開発事業及び中合会津店跡地利活用対策 2箇所の大規模小売店舗の跡地の利活用に対する検討・協議を支援する。 ②中心市街地活性化基本計画(認定計画)の策定 中心市街地活性化協議会との連携を図りながら、内閣府との協議を進め、中心市街地活性化基本計画の策定作業を進める。 特に必要とされ ③㈱まちづくり会津への支援 ㈱まちづくり会津の運営に対する支援と共に、中心市街地の市民と観光客の交流拠点でもある野口英世青春広場の運営を支援 る事務事業 する。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○中心市街地は、商業業務機能のみならず、生活・居住機能、交流機能等の多様な機能が集積し、「まちの顔」として地域の活力状況を計るも のさしとなっている。 ○こうしたことから、会津若松駅前地区再開発事業については、会津若松駅前地区再開発協議会での協議の方向性を見極めながら、検討・協議 を支援していくものとする。 ○また、中合会津店跡地利活用対策については、中心市街地の中央に老朽化した大型空き店舗として数年経過した状況にあることから、賑わい の創出の視点からも早急な対応が求められており、有効活用が行えるよう当事者を含めた関係団体と協議を行うものとする。 ○なお、中心市街地の活性化については、中心市街地活性化協議会と連携し、中心市街地活性化基本計画の策定なども手法とし、賑わいあふれ るまちづくりを図るものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 23,023 16,555 15,987 15,987 27,209 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 99 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-3-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 「まちの顔」としての中心市街地の機能を取り戻し活力を創出するために、生活環境や居住環境、商業業務環境に関わる整備の推進を図るとともに、来街者と 生活者の交流とふれあいを促す街並みづくりや、まちなか観光に対応した歩行者の安全通行と的確な案内誘導を図るなど、都市基盤等の骨格づくりを推進する。 施 策 名 中心市街地の骨格づくり 観光商工部 商工課 市街地再開発事業、優良建築物等整備事業 補 等の面的事業の計画策定・条件整理など事業 自 助 立ち上げを支援するとともに、国・県・市から 主 金 の補助金による財政支援を行う。 等 旧会津サティ、旧中合会津店の跡地利 活用については、会津若松駅前地区再開 発協議会等による、具体的な跡地活用構 想の検討が望まれる。 大規模空地や低未利用地の民間による 有効な利活用事業について、民間活力を 変更なし 基本とし、必要に応じて検討・支援を行 う。 0 0 0 0 188 野口英世青春広場管理運 観光商工部 2 継 続 営事業 商工課 中心市街地に不足する「賑わい創出の場」 として整備された野口英世青春広場における 自 補 、物販・飲食、まちなか情報の提供、イベン 主 助 金 ト開催等、個店の魅力向上と商店街活性化の 等 取組みを促す。 広場整備により、通りとしての一体感 が増し、観光客の回遊性等も高まってい るが、多様 なイベントの展開による来 街者の増加を図るなど、より一層の活用 が望まれる。 地元商店街はもちろん周辺商店街への 波及効果も考慮し、より多様な発想、効 果のある事業展開、広報活動など、(株) 変更なし まちづくり会津及び地元商店街を支援す る。 16,132 16,132 15,764 15,764 113 会津若松駅前地区再開発 観光商工部 3 継 続 協議会負担金 商工課 会津サティの閉店(平成21年6月末)によ り、駅前地区における再開発事業の可否等を 補 検討するため、会津サティ周辺の地権者によ 自 助 り設立された「会津若松駅前地区再開発協議 主 金 会」に特別会員として参画するとともに、有 等 効かつ迅速な協議の進捗を支援する。 駅前サティ周辺地区再開発検討会が発 展し、平成21年6月に会津若松駅前地区 今後も引き続き、市として会津若松駅 再開発協議会が設立され、地権者の合意 前地区の再開発協議の推進を支援する。 変更なし 形成を図りながら再開発事業の検討・協 議の支援を継続している。 200 200 0 0 1,353 継 まちなか交流の場づくり 観光商工部 4 続 事業補助金 商工課 中心市街地の空き店舗を活用し、子育て世 補 代や高齢者、地域住民、来街者が交流できる 自 助 施設を整備し、子育て支援や多世代の交流に 主 金 関する各種事業を展開する。 等 中心市街地における居住人口は年々減 少を続けている。 まちなか居住を推進するためには、ま ちなかの利便性や居住環境の向上を図る ことが必要であり中心市街地の活性化に は急務である。 0 0 752 1 継 続 都市活力推進事業 施策№ 3-3-2-2 観光商工部 商工課 中心市街地活性化協議会 観光商工部 2 継 続 負担金 商工課 継 株式会社まちづくり会津 観光商工部 3 続 支援業務 商工課 改正中心市街地活性化法に示された「選択 と集中」の考えに基づき、「中心市街地活性 化基本計画」を見直すとともに、多様な団体 自 直 で構成される「会津若松市中心市街地活性化 主 営 協議会」と連携し、協議会を中心とした様々 な活性化事業を推進・支援する。 改正中心市街地活性化法に基づき、多様な 団体により設立された「会津若松市中心市街 地活性化協議会(平成19.2.21設立)」との 協働により、市が策定する中心市街地活性化 基本計画を推進する。 「中心市街地活性化協議会」の共同設立者 として、かつ協議会の事務局を担う組織とし て、これまで培ってきたマネジメントのノウ ハウを発揮するためには、行政との更なる連 携が必要なことから、事務事業の推進に際し て指導・助言、連携を図り積極的に支援する 。 6,468 0 県 「選択と集中」の考えに基づき、商業の活性化の観点のみならず多様な団体で構成される中心市街地活性化協議会との協働のもと情報の共有化に努め、地域の 今後の方針 個性をいかした活性化事業の確実な展開により、「人」中心の「歩いて暮らせるコンパクトなまちづくり」への転換を図る。 施 策 名 まちなみをいかした地域個性の創出 1 継 続 中心市街地活性化事業 当該事業の実施により、中心市街地に おける交流の場や子育て支援施設等の必 今年度の事業結果を検証し、今後の事 要性や中心市街地の利便性や優れた居住 環境の向上に寄与する事業として、今後 業展開等を検討する。 の事業展開等の検討が必要である。 補 自 助 主 金 等 補 自 助 主 金 等 人口減少・少子高齢化社会を迎えてい る中で、都市機能の無秩序な拡散に歯止 めをかけ、多様な都市機能がコンパクト に集積した、子供や高齢者を含めた多く の人にとって、暮らしやすい、歩いて暮 らせる、賑わいあふれるまちづくりの推 進が望まれている。 中心市街地活性化協議会は、市が策定 する中心市街地活性化基本計画に基づく 各種事業を円滑にかつ確実に推進する役 割を担うものであり、関係者との情報交 換と連携を図りながら、支援を継続する 。 中心市街地活性化事業の都市機能の促 進を図る機関としてハード事業の計画・ 展開、検証を行うとともに経営強化を図 る。また、商業面の活性化を担う会津若 松商工会議所との連携により中心市街地 活性化協議会機能の強化が望まれる。 中心市街地活性化協議会と行政との協 働による様々な事業の展開により、本市 の実状に応じた「歩いて暮らせるコンパ 変更なし クトなまちづくり」を目指し、支援を継 続支援する。 203 203 203 203 11,274 引き続き、市が策定する中心市街地活 性化基本計画に基づく各種事業を円滑に かつ確実に推進する役割を担うことから 変更なし 、関係者との情報交換、連携のもとに事 業の推進を支援する。 20 20 20 20 11,274 ㈱まちづくり会津のこれまでに取り組 んできた事業のノウハウを活かし、本市 の中心市街地活性化事業の着実な進展を 変更なし 図るために、安定的な事業の展開を支援 する。 0 0 0 0 2,255 100 平成23年度施策評価票 施策№ 3-4-1 基本施策名 雇用環境を充実する 主管部課名 (政策名) 雇用を安定的に確保し労働福祉が充実したまちをつくる 関連部課名 観光商工部商工課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○女性や高齢者・障がいのある方などすべての労働者が生きがいとゆとりを持ち、安心して働けるよう、雇用環境の充実を 図ります。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○平成20年秋からの世界的な経済不況の影響により、管内の有効求人倍率は平成20年の秋口より急激に悪化したが、相次ぐ経済 ・緊急雇用対策の実施による政策効果もあり、平成22年4月の有効求人倍率0.32倍からH23年3月は0.53倍となり雇用環境は徐々 に回復傾向を見せていた。 成果指標推移 ○しかし、東日本大震災により多くの人々や企業が被災し、経済活動の停滞から雇用環境は激変した。本市企業は直接的な被害 は比較的少なく、求人倍率は現段階での大きな落ち込みは見られず、世界的金融危機の影響が残る前年同時期よりも高い求人倍 率となっている。 ○企業誘致の推進による雇用の創出を図ります。 ○関係団体との連携を強化し、雇用促進に向けた法制度の周知や啓発を行います。 ○就職面接会の開催や就業相談窓口の設置により、就業支援を行います。 ② 目標達成の ○企業情報誌や求人情報紙の配布による就業情報の提供を行います。 ための方針 ○個人の職業能力の向上を図ります。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○東日本大震災により企業の直接・間接被害から企業活動は縮小している現状にあって、雇用・就労環境は厳しさを増している 。 ○このような中、国・県・市の金融政策による資金繰り強化を図り、また雇用調整助成金などの活用を周知しながら企業の雇用 維持の支援を行っている。 事業進捗 ○また、これまで国の補正予算と連動した2つの県基金事業を有効に活用し、出来る限り多くの市民の雇用につながるよう努め (前年度最終 てきたが、震災に対応した事業拡充を行っている緊急雇用基金事業を積極的に活用するとともに、国の被災者雇用助成金の周知 評価に係る取 により市民はもとより避難者の雇用についても積極的に対策を講じている。 組みを含む) ○さらに新規学卒者の雇用環境も悪化傾向にあり、3年以内既卒者を新卒扱いとする奨励金制度の周知、企業訪問による雇用の 要請活動など、県・ハローワーク等との連携による取組みを進めている。 ○多くの求人企業と求職者の結びつきの場として毎年度実施している合同求人就職フェアの開催について、国・県及び関係団体 との連携強化により、会津地域外からの求人企業の参加を促進することで、厳しさを増す雇用環境の中にあって雇用機会の多様 化を図っている。 ○世界同時不況以降、国の緊急経済雇用対策、補正予算により、国・県・市が一体となって雇用対策を行ってきたが、本格 的な景気回復に至っていない現状においては、依然として厳しい雇用状況が続いている。 ○このような中、今後も企業活動の支援、求人開拓、職業能力の育成の観点から、国の補正予算と連動した2つの県基金事 ③ 前年度最終 業を有効に活用した、雇用創出・拡大に向けた取り組みを、国、県はじめ関連団体、地元企業との連携により継続するもの 評価 とする。 (今年度の取組み 方針・考え方) ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災により多くの企業が直接・間接の被害を受けており、雇用環境が悪化傾向にある。 ・企業活動の停滞→企業体力の低下→休業・失業者の増加、新規雇用が困難⇒雇用環境の悪化。 社会状況・ ○東日本大震災及び原子力発電所事故の影響により数千人規模の被災者受け入れ。 市民ニーズの ・被災者の本市での就業ニーズ ・被災企業の本市での事業再開ニーズ 変化 ○高齢化の進行や年金支給年齢の引き上げなどに伴い、定年の引き上げや継続雇用制度の導入などの措置が求められている。 ・ふるさと雇用再生特別基金事業 (参考) ・緊急雇用創出基金事業 施策体系の中の ・合同求人就職フェア負担金 主な事務事業 ・会津若松市人財バンク事業 ・育児・介護休業者生活資金利子補給金制度 ・技能功労者表彰制度 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 有効求人倍率(年間) ⑴ 管内の有効求人倍率(年間) ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 0.80倍 0.82倍 0.84倍 1.00倍 0.47倍 0.44倍(5月) - - - - - - - - - - - ⑵ ①ふるさと雇用再生特別基金事業 正規就業につながるためには、職業能力の育成や資格取得等による人材育成を図ることが重要であり、当該事業の実施により すでに習得したスキルをもって起業したケースや別企業への正規就労に結びついた実績もあるなど一定の成果を得ており、今後 も正規就労に結びつくよう事業を推進していく必要がある。 ②緊急雇用創出基金事業 特に必要とされ 原則6ヶ月~1年以内の短期雇用であり、次の就業までのつなぎ雇用であるが、直接的な雇用効果のみならず個人の資質や力量 等について見定めることが可能なため、事業終了後においても事業所独自で継続雇用をしているケースもあり、雇用の維持に一 る事務事業 定の効果があることから、引き続き事業を推進していく必要がある。特に震災対応事業が創設されており、市民はもとより被災 者の雇用確保へも対応する。 ③合同求人就職フェア負担金 雇用機会の創出は重要な課題であり、管内で最大の就職面接会であるフェアの開催は認知度も高く、効果及び効率の点からも 継続が必要である。全会津の自治体等で構成する会津地域雇用創造推進協議会が合同求人就職フェア実行委員会から事務を引き 継ぎ実施する。 目標値(上段) 実績値(下段) ⑶ ⑷ 5.最終評価 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○世界的な経済不況及び東日本大震災よる経済活動の停滞から脱却するため、ふるさと雇用再生特別基金事業及び緊急雇用創出基金事業を実施 し、市民はもとより被災者の雇用確保による雇用環境の改善を図り、市民生活の安定を図るべく、平成24年度以降についても事業の継続を要請 するものとする。 ○また、合同求人就職フェアの実行委員会が解散したところであるが、求人側と求職側の面接機会の創出に係る効果及び効率の観点から維持し ていくことが必要であることから、会津全市町村及び主要経済団体で組織する会津地域雇用創造推進協議会において引き続き実施できるよう、 関係団体との調整を行うものとする。 3.事業費等の推移 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) ○雇用の維持・確保への企業支援 被災者雇用開発助成金や雇用調整助成金の積極的活用促進、合同求人就職フェアの開催。 ○求人開拓 企業訪問による雇用の要請活動。 ○雇用の拡大 ふるさと雇用再生特別基金事業及び緊急雇用創出基金事業の実施。特に緊急雇用創出基金事業については、震災対応事業が創 設されており、市民はもとより被災者の雇用確保へも対応していく。当該事業は平成23年度をもって終了が予定されているが、 地域の雇用創出の有効な施策であり、平成24年度以降の継続を要請する。 ○新卒未就職者への就労支援 新規高卒者を対象とした就職面接会の開催。就職促進支援員との情報共有と連携。特に、3年以内既卒者の新卒扱い採用につ いて、雇用奨励金の拡充・要件緩和の周知を一層強化し、若年者の雇用促進を図る。 ○合同求人就職フェアを主催する実行委員会が平成23年度中に解散。 取組み改善の ・事業を会津地域雇用創造推進協議会へ移管するとともに実行委員会残金は当該協議会へ寄付。 視点 ・平成23年度予算における実行委員会への本市負担金は、当該協議会への負担金として経費の一部を負担する。 (他団体との *会津地域雇用創造推進協議会…会津全市町村及び主要経済団体で組織する雇用対策組織。 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ 年 度 ○国の各種雇用関連支援 ・雇用調整助成金や失業給付等の支給要件の大幅な緩和、被災者雇用開発助成金の創設、各種申請への柔軟な対応。 ○緊急雇用創出基金事業 ・震災対応事業を新たに設け被災者の重点的な雇用の場の確保。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 778,383 2,459 1,466 1,466 3,197 事業費等 101 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-4-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 雇用環境の改善 ふるさと雇用再生特別基 観光商工部 1 継 続 金事業 商工課 県の「ふるさと雇用再生特別基金事業」に 基づく補助金の交付を受け、地域の実情や創 意工夫に基づく民間事業者等への委託事業を 自 委 実施し、離職者等の失業者の地域における継 主 託 続的な雇用機会を創出する。【雇用期間は、 原則として1年以上】 継 2 続 緊急雇用創出基金事業 観光商工部 商工課 県の「緊急雇用創出基金事業」に基づく補 助金の交付を受け、民間事業者等への委託事 業や市が直接実施する事業により、離職した 自 一 非正規労働者や中高年齢者等の失業者に対す 主 部 委 る次の雇用までの短期の雇用・就業機会を創 託 出・提供する。【雇用期間は、原則として合 計1年以内】 会津地域雇用創造推進協 議会負担金 観光商工部 3 継 続 (合同求人就職フェア開催 商工課 負担金) 就職フェアの開催を支援することで、求人 自 補 側(地元企業)と求職者側の面接機会の創出 主 助 金 を図る。 等 各種雇用・就職支援事業 観光商工部 4 継 続 (関係機関との連携支援) 商工課 雇用・就労支援は行政の自主的取り組みに 加え、国や県はじめ各関係機関と連携し企業 の雇用維持・促進や、求職者の就職意識の向 上を図ることが重要である。 直 そのため、国の各種雇用促進助成金や奨励 自 金等の周知・PR、企業説明会・就職相談会・ 主 営 就職セミナーの共催、さらには企業への雇用 拡大要望など、関係機関と一体となって対応 し雇用・就業の促進を図る。 施策№ 3-4-1-2 施 策 名 若年層の雇用の確保 会津若松市人財バンク事 観光商工部 1 継 続 業 商工課 会津若松地域への就職を希望する学生や社 会人の就職支援と、地元企業が求める人材の 確保を支援する。 直 (①会津若松市人財バンクHPの運用、②学 自 生等や地元企業への登録推進、③登録者と登 主 営 録企業とのマッチング支援、④各種就職フェ ア等の案内など) 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 一般財源 助 県基金事業を有効に活用し多くの市民の雇用につながるよう引き続き努める。特に、震災に対応した事業拡充を行っている緊急雇用基金事業を積極的に活用す 今後の方針 るとともに、国の各種雇用助成金・奨励金等の周知により市民はもとより避難者の雇用促進を図る。 また、管内で最大の就職面接会も継続が必要であり、就職フェア実行委員会から事務を引き継いだ会津地域雇用創造推進協議会の一員として、国・県の関係機 関を含め全会津が連携して雇用環境の更なる改善に努める。 近年の雇用失業情勢の急激な悪化によ り、派遣労働者の雇い止め、新規学卒者 の内定取消問題など雇用環境は大きく悪 化している。このような中、国の経済危 平成21年度~平成23年度の期限付き補 機対策により県基金(期限:平成23年度 助事業であるが、地域の雇用創出の有効 変更なし 162,486 0 県 0 0 0 )が造成されたことから、その基金を活 な施策であったが、平成24年度以降は基 用した事業展開により早急かつ効果的な 金終了が予定されている。 雇用・就業機会の創出を図り、地域の求 人拡大はもとより雇用環境の改善を図り 、市民生活の安定を図る必要がある。 近年の雇用失業情勢の急激な悪化によ り、派遣労働者の雇い止め、新規学卒者 の内定取消問題など雇用環境は大きく悪 平成21年度~平成23年度の期限付き補 化している。このような中、国の経済危 助事業であるが、地域の雇用創出の有効 機対策により県基金(期限:平成23年度 な施策であり、東日本大震災からの復興 613,438 0 県 0 0 0 )が造成されたことから、その基金を活 の目指し、基金継続の可能性があり、平 変更なし 用した事業展開により早急かつ効果的な 成24年度以降の継続を要請する。 雇用・就業機会の創出を図り、雇用環境 を維持し、市民生活の安定を図る必要が ある。 平成20年度~平成22年度まで当該 事業は、会津地域全市町村及び主要経済 団体等で構成する「会津地域雇用創造推 進協議会」により、厚生労働省の委託事 業として実施していた。当該事業は平成 全国的に有効求人倍率が低迷しており 22年度をもって委託期間が満了したこと 会津地域も例外なく厳しい雇用情勢が続 から、平成23年度からは従来の構成団体 く。このような中、多くの求職者の発生 が経費を負担し運営する実行委員会によ に対応し、より多くの就業機会の確保・ 厳しい雇用情勢が続く中、雇用につな る開催を予定していたところである。 創出は極めて高く、就職フェアの支援は がる面接会は極めて必要性が高く、会津 しかし、雇用対策は会津地域全体の問 必要である。 管内において最大の就職面接会である本 題であることから、会津地域雇用創造推 1,000 1,000 0 0 132 また、フェアでは多くの求人企業が参加 フェアの開催は認知度も高いため、効果 進協議会へ事業費を含め全ての業務を移 するものの、就職内定率が低迷しており 及び効率の点から考えても維持していく 管することで合意され、平成23年度に実 、職業ミスマッチの課題がある。求職活 ことが必要である。 行委員会を解散し、当該推進協議会が実 動の仕方や職業訓練の充実など総合的な 施するものである。これに伴い、事業経 雇用支援を併せて考えていく必要がある 費の負担金は推進協議会へ支出するもの 。 である。 なお、推進協議会は平成23年度におい て新たに厚生労働省の委託事業の採択を 目指しており、採択された場合は委託費 をもって事業を実施するものである。 ○雇用の維持・確保への企業支援 被災者雇用開発助成金や雇用調整助成 金の積極的活用促進、合同求人就職フェ 東日本大震災により企業の直接・間接 アの開催。 雇用の維持・確保へ向けた企業支援と 被害から企業活動は縮小している現状に ○求人開拓 して、被災者雇用開発助成金や雇用調整 あって、雇用・就職環境は厳しさを増し 企業訪問による雇用の要請活動。 助成金の積極的活用促進、合同求人就職 ている。これまで県基金事業を活用し、 ○雇用の拡大 多くの市民の雇用創出に努めてきたが、 ふるさと雇用再生特別基金事業及び緊 フェアを継続して開催する。また、国や 避難者の雇用対策を講じる必要がある。 急雇用創出基金事業の実施。特に緊急雇 県と連携し企業訪問による雇用の要請活 また、新規学卒者の雇用環境も悪化傾 用創出基金事業については、震災対応事 動を行い、求人の開拓を行う。 0 0 0 0 132 向にあり、県やハローワーク等との連携 業が創設されており、市民はもとより被 また、新規高卒者を対象とした就職面 接会の開催。就職促進支援員との情報共 による取り組みの一層の推進が必要であ 災者の雇用確保へも対応していく。 有と連携を密にし、特に、3年以内既卒 る。 ○新卒未就職者への就労支援 さらに、合同面接会について、会津地 新規高卒者を対象とした就職面接会の 者の新卒扱い採用について、雇用奨励金 域外からの求人企業の参加を促進し、雇 開催。就職促進支援員との情報共有と連 の拡充・要件緩和の周知を一層強化し若 用機会の多様化を図る必要がある。 携。特に、3年以内既卒者の新卒扱い採 年者の雇用促進を図る。 用について、雇用奨励金の拡充・要件緩 和の周知を一層強化し、若年者の雇用促 進を図る。 事業費 今後の方針 雇用情勢が低迷する中、新規学卒者を含む若年者の環境は一層厳しさを増しており、人材バンクへの登録促進をはじめ様々な就職支援機関との連携を強化し、 若年者人材と地元企業との結びつけの促進することにより、地元就職、定住促進を図る。 既存立地企業の技術系人材不足が深刻 化しつつあり、企業経営への影響も懸念 される中、若年者の地元定着、首都圏等 に在住している学生・既職者のUターン を促進し、技術系を主とした労働力人口 の確保に努め、企業誘致、既存立地企業 への支援とともに、定住人口の増加への 取り組みを図る必要がある。しかしなが ら厳しい経済情勢のもと、企業側の求人 数が減少し、事業の推進に大きな影響を 与えており、さらに東日本大震災の影響 により、学生らの求人数が大幅に減少し ている。 企業の人材確保はもとより、若年者の 地元定着や首都圏等に在住している学生 ・既職者のUターンの促進により、技術 系を主とした労働力人口を確保するとと もに、定住人口の増加への取り組みを図 る上で必要な事業であり、今後も事業を 継続していく。 102 様々な角度から中小企業の経営や広報 等を支援するような施策を展開しながら 、雇用の創出に努めていく。また東日本 大震災後、新規学卒者の就労の場の確保 に努めると共に、雇用推進に向けた事業 展開を図っていく。 0 0 0 0 564 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-4-1-3 継 1 続 高齢者の雇用支援 施策№ 3-4-1-4 担当部課名 3-4-1-5 観光商工部 商工課 3-4-1-6 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援 自 補 助 機構等と連携し、高年齢者の雇用の安定・確 主 金 保を図る。 等 施 策 名 障がい者の雇用促進 会津地区障害者雇用連絡協議会の構成機関 として、国や県、関係機関、さらに民間企業 補 と一体となった取組とともに、独立行政法人 自 助 高齢・障害・求職者雇用支援機構等と連携し 主 金 、障がい者の就業及び企業の雇用支援を行う 等 。 施 策 名 女性の雇用促進 育児・介護休業者生活資 観光商工部 1 継 続 金利子補給金制度 商工課 施策№ 実 施 方 法 施 策 名 中高年齢者の雇用促進 障がい者の雇用支援(会 観光商工部 1 継 続 津地区障害者雇用連絡協 商工課 議会負担金) 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 福島県育児・介護休業者生活資金貸付金制 補 度を利用した勤労者に対し利子相当額(遅延 自 助 利息を除く)を交付する。(借入限度額100 主 金 万円) 等 施 策 名 能力開発の促進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 中高年齢者の雇用促進は、人口減少対策とも密接に関連し、地域活力の向上が期待できるものあり、関係機関と連携を図りながら、今後も継続的に支援する。 従業員301人以上の企業においては、 高齢者雇用安定法に基づく雇用確保措置 の導入が図られているが、従業員300人 以下の企業では未導入企業が存在する。 今後、従業員31人以上の企業からの導入 報告が求められることから、中小規模の 企業における円滑な雇用確保措置の導入 が求められている。また、平成22年度を もって社団法人福島県雇用開発協会が解 散したことから、今後独立行政法人高齢 ・障害・求職者支援機構と連携し、事業 を展開していく。 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用 支援機構等と連携し、高年齢者の雇用の 安定・確保に向け、企業の理解を求めて 変更なし いくことが必要であり、今後も事業を維 持していく。 0 0 0 0 226 学校・行政・国や県機関・社会福祉団体・民間企業など地域が一体となり、企業の法定雇用率達成への啓発を行うとともに、障がい者の労働意欲や社会参加意 今後の方針 欲の向上に努めていく。 会津地域の障がい者雇用率及び雇用率 達成企業は全国並びに県平均に比べ低い 水準にあり、平成15年以降は達成企業が 50%に満たない状況が続いている。 また、平成22年度をもって社団法人福 島県雇用開発協会が解散したことから、 今後独立行政法人高齢・障害・求職者支 援機構と連携し、事業を展開する。 障がい者雇用については、支援を継続 することで企業の理解を求めていくこと が必要であり、今後も事業を維持する。 変更なし また、障がい者福祉所管課などと連携 を図りながら、雇用促進・啓発に努める 。 5 5 5 5 376 15 15 38 今後の方針 雇用環境の改善には今後も継続的に取り組む必要があり、金銭的な不安の軽減により育児・介護への支援充実に努める。 国や県、女性雇用支援関連団体等が実施する講座やセミナー開催への支援を行うと共に、関連法や制度の周知により理解の促進を図る。 厳しい経済・雇用情勢が続く中、今後 利用者が増えていくことも予想されるが 、貸付対象者が限定されるため、利用者 数が低迷している。 対象者が限定される為、利用者数が伸 び悩んではいるが、今後も育児や家族の 介護を行う労働者の経済的負担の軽減を 変更なし 図るため、当制度の活用促進を支援する 。 8 8 今後の方針 優秀な技能者の表彰制度を継続し、後継者の育成を促進する。 景気低迷が続く中、より優秀な労働力が不可欠であるため、技術を備えた優秀な人材を育成し、技能・技術の習得を支援する。 観光商工部 商工課 本市に在住し、市内で事業に従事する卓越 した技能者を表彰することにより、広く本市 自 直 の産業全般に技能尊重の気風を浸透させ、技 主 営 能者の地位及び技能水準の向上を図る。 近年、各組合からの推薦者が減少傾向 にあり、技能者数の減少や業種組合の弱 体化が懸念される。また、多くの業種に おいて、後継者不足の問題もあり、若年 後継者等人材育成の強化と併せ業界の活 性化が必要である。 観光商工部 2 継 続 会津職業訓練協会補助金 商工課 会津地域の建築大工の技能向上及び人材育 補 成を行う職業訓練法人会津職業訓練協会に対 自 助 し補助金を交付することで、訓練の充実を図 主 金 る。 等 大手ハウスメーカーの進出や住宅着工 数の減少など地元建築業界を取り巻く環 本市の産業界の基盤を形づくる重要な 年々、入校生が減少し、それに伴い県 境は厳しく、経営不振や後継者不足、事 事業であり、技術習得者を業界へ輩出し 補助金も減少傾向にある。運営費、固定 業継承などの課題があり、職業訓練校の ていくためにも継続的に支援していく。 費等を併せて事業規模に応じた補助算定 に努めていく。 入校者数が年々減少している。 1 継 続 技能功労者表彰制度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 本市の産業界の基盤を形づくる上で技 能者の地位及び技能水準の向上は重要で あり、技能者数の減少や業種組合の弱体 変更なし 化、後継者不足問題などが懸念される中 、表彰を継続して行うことで産業界の活 性化を図る。 103 271 271 271 271 1,353 1,175 1,175 1,175 1,175 376 104 平成23年度施策評価票 施策№ 3-4-2 基本施策名 勤労者福祉を充実する 主管部課名 (政策名) 雇用を安定的に確保し労働福祉が充実したまちをつくる 関連部課名 観光商工部商工課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○社会の変化に対応した雇用環境の充実や働きやすい職場づくりを進めるとともに、勤労者福祉の充実を図ります。 ○県の統計調査から「市内事業所における週休2日制の実施」については概ね順調に推移しているが、「あしすと」の加入率に ついては地域経済の低迷等の影響もあり、社員の福利厚生への対応が困難な事業所が多く、加入者が横ばい状況となっている。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 成果指標推移 ○国や県、労働福祉機関といった関連団体との連携を強化し、あらゆる機会を活用して、労働環境改善のための法令や制度 の啓発、周知を図ります。 ② 目標達成の ○中小企業勤労者福祉サービスセンター「あしすと」との連携を図りながら、中小企業勤労者全般の福利厚生施策を充実し ための方針 ます。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○中小企業勤労者福祉サービスセンター「あしすと」に対する国の補助が平成22年度をもって廃止されたことに伴い、センター の一層の効率的運用を指導しているとともに、サービスの低下をまねかないよう、これまでの国庫補助額の半額分を増額して市 補助を行っている。 ○勤労青少年ホームの管理運営については指定管理者制度を導入し、現在「あしすと」を管理者として指定し、ホームの管理運 事業進捗 (前年度最終 営を委託している。 評価に係る取 ○求職者の生活支援を目的に求職活動中の経済的負担の軽減を図るために「県求職者緊急支援資金」利用者に対し、償還利子の 組みを含む) 一部を補助している。 ○厳しい経済情勢が長期化する中、企業としては従業員の福利厚生を図ることが困難であり、未だ福利厚生制度が不足して いる中小企業勤労者に対する福祉の充実に努めるものとする。 ○特に、中小企業勤労者福祉サービスセンター「あしすと」に対する現行の国庫補助制度が平成22年度をもって廃止され、 ③ 前年度最終 更なる大企業と中小企業の労働条件や福利厚生制度の格差が生じることも予想されることから、労働者福祉の充実のため、 今後の積極的な財政支援のあり方等について、早急に検討するものとする。 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・(財)会津若松市中小企業勤労者福祉サービスセンター補助金 ・勤労青少年ホーム管理運営 (参考) ・県求職者緊急支援資金利子補給金制度 施策体系の中の 主な事務事業 ○「あしすと」に対する現行の国庫補助制度が平成22年度をもって廃止された。 ・国庫補助額の半額分を増額して市補助額とする。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 市内事業所における週休2日制の実施率 ⑴ 会津若松市労働事情実態調査 ⑵ 中小企業勤労者福祉サービスセンターの入会率 成果指標名 ⑵ 会員数/中小企業就労者数 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 平成22年度 年 度 ⑴ 平成23年度 重点的に 取組む内容 ○労働者福祉の充実 ・中小企業勤労者福祉サービスセンター「あしすと」への支援と加入の促進 ・勤労青少年の交流と福祉の増進 ○国庫補助の廃止への対応 ・市の財政支援のあり方の見直し。 ・運営体制の強化 管理運営経費の削減、事業内容及び参加者負担のあり方、資産運用の見直し、手数料収入等の新たな財源確保策を検討、 事業所等の福利厚生事務の受託を検討。 最終目標値 (平成28年度) 平成24年度 ○中小企業勤労者福祉サービスセンター補助金 取組み改善の 平成22年度をもって現行の国庫補助制度が廃止されたため、経費節減策や新規事業の構築による新たな財源の確保策への対 応を指導し、将来の自立化に向けた今後の対応方針について早急に検討を進める。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) 労働事情実態調査を実施しな 労働事情実態調査を実施しな 労働事情実態調査を実施しな 労働事情実態調査を実施しな いため算出できない。 いため算出できない。 いため算出できない。 いため算出できない。 (当初の計画:95%) 労働事情実態調査を実施しな いため算出できない。 - - - 5.6% 5.8% 6.0% 6.5% 4.4% - - - - - - - - - ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○厳しい経済情勢が長期化する中、中小企業としては従業員の福利厚生を図ることが困難であり、未だ福利厚生制度が不足して いる中小企業勤労者の福祉の増進を図る必要がある。また勤労青少年ホームについては平成18年度より指定管理者制度に移行し たことにより、活発な事業活動が展開され、勤労青少年の健全育成に寄与している。 ①中小企業勤労者福祉サービスセンター補助金 大企業と中小企業の労働者における福利厚生の格差を是正するためにも、当該団体への支援は必要である。自立した運営が求 められてはいるが、中小企業の経営環境が大幅に改善されたとはいえない状況下では、急速な会員増加が困難であり、また、平 成22年度をもって現行の国庫補助制度が廃止されたため、今後も継続した財政支援が必要である。 特に必要とされ ②勤労青少年ホーム管理運営 勤労青少年の健全な育成と福祉の増進、交流の促進を図るためには、当該施設は必要であり、指定管理者制度を活用しながら る事務事業 、各種講座の開設やクラブ活動への支援、施設の提供などを行っていく必要がある。 ③県求職者緊急支援資金利子補給制度 管内の雇用情勢は依然として厳しい状況が続いており、求職活動中の失業者に対する経済的支援策に取り組んでいく必要があ る。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○中小企業勤労者福祉サービスセンター「あしすと」に対する国庫補助制度が平成23年度から廃止されたことに伴い、大企業と中小企業の労働 条件や福利厚生制度の格差の拡大が懸念されることから、引き続き自立した運営に向けて支援していくものとする。 ○また、人件費等の管理運営経費の削減、事業内容、参加者負担及び資産運用の見直し、手数料収入等の新たな財源確保策を検討するとともに 、事業所等の福利厚生事務受託についても検討していくものとする。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 41,760 41,760 48,656 48,656 640 事業費等 105 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-4-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 労働者福祉の充実 勤労青少年ホーム管理運 観光商工部 1 継 続 営 商工課 勤労青少年の健全な育成を図るため、一般 教養・実務教育に関する講座を開設するほか 生活や職業に対する各種相談・アドバイスを 行う。また、勤労青少年の交流と福祉の増進 自 委 を図るため、施設及び付属設備を提供する。 主 託 なお、平成18年度からは指定管理者制度に よる管理を行っている。(管理者=市中小企 業勤労者福祉サービスセンター) (財)会津若松市中小企 観光商工部 2 継 続 業勤労者福祉サービスセ 商工課 ンター補助金 あしすと(中小企業勤労者福祉サービスセ ンター)への加入を促し、福利厚生に係るサ 自 補 ービスを促進する。市としては、事業を実施 主 助 金 している同センターの経営基盤を強化するた 等 め補助金を交付する。 県求職者緊急支援資金利 観光商工部 3 継 続 子補給金制度 商工課 福島県求職者緊急支援資金制度を利用した 自 補 人に対し利子相当額(遅延利息を除く)を交 主 助 金 付する。(借入限度額100万円) 等 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 大企業と中小企業との労働条件や福利厚生制度には格差が見受けられ、今後も中小企業者の福利厚生活動を確保・充実していく必要がある。また、求職者は資 金面の不安が大きく、引き続き県融資制度を補完し経済的負担の軽減に努め、求職者活動を支援する。 勤労青少年を取り巻く環境は、時代と ともに変化しており、平成15年の業務委 託以後、活動が活性化しているが、指定 管理者制度の活用により更なる活性化に 努めていく必要がある。また、施設建設 から30年以上が経過しており、平成18・ 19年に一定程度改修工事を行ったものの 、未改修部分等の老朽化が進んでおり、 計画的な改修が必要となっている。 中小企業においては、単独で福利厚生 制度の充実を図ることが困難であるため 、中小企業勤労者の福祉の増進を図るた めにも本事業は必要不可欠である。平成 22年度をもって国庫補助制度が廃止とな ったことから、今後は経費節減策や新た な財源の確保などにより、自立した(補 助に依存しない)経営基盤の確立が必要 となっている。 勤労青少年ホームは公の施設であって 、市が責任を持って勤労青少年の健全な 育成に資する必要があり、指定管理者制 度により業務の効率化とさらなるサービ 変更なし スの向上に努める。また、施設の老朽化 が進んでいることから、計画的に改修を 行う。 サービスセンターには自立した運営が 求められているが、中小企業の経営環境 は非常に厳しい状況にあり、急速な会員 増加は困難と思われるため、経費節減策 や新たな財源の確保策等の検討を要請し ながら、引き続き一定程度の補助を行う 。 平成23年度からの国庫補助金廃止に伴 い、人件費をはじめとする管理運営経費 の削減、事業内容及び参加者負担の見直 し、資産運用の見直し、手数料収入等の 新たな財源確保策の検討・実施とともに 、事業所等の福利厚生事務受託の検討な ど、可能な限り自立した運営に向けて支 援する。 失業期間が長期化し貸付の対象者要件 失業者の経済的不安を解消し早期に就 にあわない方が増えており、利用者数が 職ができるよう支援する。 変更なし 伸び悩んでいる。 106 25,998 25,998 32,887 32,887 226 15,750 15,750 15,750 15,750 376 12 12 19 19 38 平成23年度施策評価票 施策№ 3-5-1 基本施策名 消費者の視点に立った安全な食料の安定供給を図る (政策名) 生産性の高い農林業がいきづくまちをつくる 主管部課名 関連部課名 農政部農政課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○消費者の視点に立った安全な食料の安定供給を図ります。 ○特色のある産地づくりを推進し、農産物のブランドの確立を図ります。 ○長期総合計画において食料自給率を成果指標として設定したところであるが、国の統計調査制度の変更により、市町村毎の農 作物等の生産状況が公表されないこととなったため、食料自給率の算出ができないことから、地産地消認識度等を成果指標とし て設定したものである。 成果指標推移 ○地産地消認識度については、おおむね順調に推移している。(平成18年度59% → 平成22年度72%) ○地産地消協力店については、年々店舗数が増加している。(平成18年度55店 → 平成22年度125店) ○地産地消の推進により、生産者、消費者、加工業者との連携を図り、本市農産物の地域内流通体制を整備します。 ○安全・安心を求める消費者の視点から、流通の透明性による食品安全性の確保を図ります。 ② 目標達成の ○家庭、学校、地域において栄養バランスがとれた日本型食生活の実践を図ります。 ための方針 ○消費者ニーズの的確な把握と販売戦略に基づく農産物の生産振興や加工、有機栽培、特別栽培など付加価値の高い農業生 (長期総合計画に 産に向けた体制の確立により、特色のある産地づくりを推進します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○地産地消運動推進事業については、地産地消推進プランに基づく取り組みを進めたことにより、数値目標についても順調に推 移してきた。 ○地域ブランド確立事業については、概ね3年を事業期間と設定し本市農産物のブランド化に取り組んでおり、これまでの、「 会津伝統野菜」、会津ゆかりのりんご「緋の衣」、「会津身不知柿」の海外輸出への支援により、民間が主体となった取り組み 事業進捗 (前年度最終 として一定の成果を上げてきた。 評価に係る取 ○會津野彩の認証基準については、見直しを行った。 組みを含む) ○現在は、原子力発電所事故にともなう風評対策、モニタリング調査、販売対策、農業者・市民への情報提供などの事業を中心 に実施せざるを得ない。 ○安全な食料の安定供給を図るためには、食料自給率を高めることが重要であり、そのため地産地消を推進し本市農産物の 地域内流通を広めることが必要である。 ○その具体策として、観光業者と農業者のマッチングを行い、旬の食材をお店で提供できるような仕組みを構築し、観光地 ③ 前年度最終 のイメージアップにつなげる等の戦略的な地産地消運動を展開していくものとする。 ○また、會津野彩の認証基準については、消費者ニーズを踏まえながらも安定供給の可能性等も考慮し十分に検討するもの 評価 (今年度の取組み とする。 方針・考え方) ○こうした事業展開により、関係団体との連携のもと地域ブランドの確立にあたるものとするが、産地間競争が激しさを増 す中にあっては、全国的にも通用する新たな特産品の開発と産地づくりを目指すものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○原子力発電所の事故による放射能被害、風評被害による影響が大きいことから、これまでより以上に安全・安心な農畜産物が 求められている。 ○産地間競争が激化しており、ブランド力の向上が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・地産地消運動推進事業 ・農産物安全情報等提供事業 (参考) ・農業応援イベント及び商談会開催事業 施策体系の中の ・米消費・安全対策事業 主な事務事業 ○「戸別所得補償制度」の本格実施。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ○農畜産物のモニタリング調査を継続するとともに、その情報を公開し、消費者との信頼関係を築く。 ○農畜産物の安全性のPRイベントとあわせ、民間企業等との商談会を開催する。 ○観光業者・飲食店等と農業者のマッチングにより、会津産農産物のキャンペーンを展開する。 ○安全・安心な本市産米のPRのため、玄米・白米の放射性物質の調査を継続する。 ○産地間競争の激化を含め、ブランド化と販路拡大を引き続き目指す。 超過生産量を含まない供給量/消費量(カロリ ⑴ ーベース)×100 ⑴ 食料自給率(供給可能な農産物) ⑵ 地産地消認識度 ⑵ 認識者数/調査対象者数×100 成果指標名 計算式等 ⑶ 地産地消協力店数 ⑶ 地産地消協力店登録店舗数 ⑷ ⑷ 平成22年度 年 度 ⑴ 平成23年度 重点的に 取組む内容 最終目標値 (平成28年度) 平成24年度 ○ブランド化が一定程度進んだ事業は、民間主体により事業を継続する。 取組み改善の ○イベント中心の事業展開から、商談会など販路の拡大につながるような事業展開を図る。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) 国の統計調査が実施されなく 国の統計調査が実施されなく 国の統計調査が実施されなく 国の統計調査が実施されなく なったため算出できない。 なったため算出できない。 なったため算出できない。 なったため算出できない。 (計画の当初:92.7%) 国の統計調査が実施されなく なったため算出できない。 - - - 78% 90% 90% 90% 76% - - - 75店舗 80店舗 80店舗 80店舗 125店舗 - - - - - - ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○地産地消運動推進事業 ○農産物安全情報等提供事業 ○農業応援イベント及び商談会開催事業 ○米消費・安全対策事業 特に必要とされ る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 25,913 9,135 23,262 19,012 19,051 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○外部評価にもあるが、食の安全・安心に係る施策の着実かつ継続的な取り組みを進め、迅速な情報公開により消費者への理解促進を図るもの とする。 ○特に原子力発電所事故の影響が長期化する恐れがあることを踏まえ、農産物モニタリング調査の継続やその結果の公表、本市産農産物の安全 性のPRを充実し、風評被害の防止に努めるものとする。 ○また、地産地消については生産・流通・消費の各方面の連携により本市農産物の地域内流通を広め、安全な食料の安定供給を図る。 ○そのひとつとして、観光業者・飲食業者等と農業者のマッチングを行い、旬の食材を飲食店で提供できるような仕組みの構築や市場ニーズに 応じたお土産加工の開発など観光地のイメージアップにつなげた戦略的な地産地消運動を展開していくものとする。 ○こうした事業展開により、関係団体との連携のもと地域ブランドの確立、及び販路の拡大につなげていくものとする。 事業費等 107 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-5-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 地元産農産物の消費の拡大 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 原子力発電所事故を踏まえた、地産地消プランの見直しを行う。 これまでの取り組みにより、本運動の 意義・必要性が徐々に市民に浸透してき ており、地元農産物への関心・期待が高 まってきている。今後とも生産・流通・ 消費の各方面で取り組まれている地産地 消運動を結びつけ、より一体的な推進を 図っていく。 地産地消推進プランの目標値等見直し について平成23年度実施予定であったが 、東日本大震災の影響により実施が困難 であることから平成24年度に見直しを行 う。 平成23年度に市場ニーズの調査を行な ったお土産用加工品については、調査の 変更なし 結果を踏まえ、開発に取り組む。 また、旅館業者に会津産農産物に特化 したメニューの開発を啓発するとともに 、市内旅館において会津産農産物に特化 したメニューを提供するキャンペーンを 実施できるよう取り組む。 2,505 2,505 2,865 2,865 6,723 継 地産地消まつり実行委員 農政部 2 続 会負担金 農政課 東日本大震災および原子力発電所事故によ り、福島県の農産物の出荷規制が続いている 中にあって、農産物の安全性に関する正確な 情報の提供により、本市産農産物の風評被害 の払拭を図ることが必要である。 補 このため、本市産農産物のモニタリング結 自 助 果に基づき、安全性の積極的なPRや農産物 主 金 に対する放射能の影響についての正しい情報 等 提供を行いながら、地元農産物の販売、各種 体験・展示コーナーなどを通して、本市産農 産物の宣伝と地産地消運動の啓発、本運動に 対する意識の向上を図る。 東日本大震災および原子力発電所事故 により、福島県の農産物の出荷規制が続 いている中にあって、農産物の安全性に 関する正確な情報の提供により、本市産 農産物の風評被害の払拭を図ることが必 要である。 このため、本市産農産物のモニタリン グ結果に基づき、安全性の積極的なPR や農産物に対する放射能の影響について の正しい情報提供を行いながら、地元農 産物の販売、各種体験・展示コーナーな どを通して、本市産農産物の宣伝と地産 地消運動の啓発、本運動に対する意識の 向上を図る。 東日本大震災や原子力発電所事故によ る風評被害が発生している中、農産物へ の放射性物質の影響などについての正し い情報の提供を行うなど、本市産の農産 物の安全性をPRする場として重要であ る。事業全体としては、年度ごとの旬な 話題に関するテーマを設け展示・販売・ 体験を展開させる。「あいちゃんイラス トコンテスト」「各種体験(そば・味噌 ・納豆・料理教室)」等、より多くの市 民が参加でき、高い集客力のある体験ブ ースをメインに展開し、米粉・會津野彩 ・会津地鶏等、他事業で関わるブースを 展示の中心として展開する。これらのブ ース展開方針により、若年層・青年層の 来場者に占める割合が増加しており、来 場者の年齢層に適したイベント展開を図 る。 1,500 1,500 1,500 1,500 3,608 農産物安全情報等提供事 農政部 3 継 続 業 農政課 原子力発電所事故の影響により、懸念され ている農産物の安全性について消費者並びに 生産者に正確かつ迅速に情報提供を行うため 自 委 チラシ『農産物安全情報お届け便』を作成し 主 託 、福島民報・福島民友新聞朝刊に折り込むと ともに、各市民センターやコミュニティセン ター等へ掲出する。 放射能汚染に関し、前例の無いことで あるため情報が錯綜している現状であり 、情報の不確定さが不安へとつながって いることから、確実・正確な情報を提示 していくことが重要である。 原子力発電所事故収束までは、市民に 農産物の安全情報について広報する必要 があることから、平成24年度においても 継続する。 また、モニタリング検査の結果につい 変更なし ては農産物安全情報お届け便に掲載する 以外に、様々な手法で消費者へ伝えてい く。 4,499 4,499 2,249 2,249 1,353 継 1 続 地産地消運動推進事業 施策№ 3-5-1-2 農政部 農政課 地産地消推進プランに基づく事業活動等に 自 直 より、地産地消運動を推進し、地元農産物の 主 営 さらなる消費拡大を図る。 施 策 名 地域ブランドの確立 会津野菜等ブランド化推 農政部 1 継 続 進会議負担金 農政課 継 会津地鶏ブランド拡大戦 農政部 2 続 略会議負担金 農政課 若年層・青年層の来場者に占める割合 が増加しており、来場者の年齢層に適し た、魅力ある内容のブース展開を行う必 要がある。また、高年齢層の来場者に対 して意識したブース展開(休憩スペース の確保、動きやすい導線の確保)も行う 。また、生産者と不特定多数の消費者が 顔を合わせることのできる貴重なイベン トであり、風評被害からの回復を図るサ ポートの場としての展開を図る。 今後の方針 原子力発電所事故の影響を明らかにするとともにその結果を踏まえ、イベントへの参加と商談会の開催によりブランドの確立を図る。 農家、加工業者、流通業者、小売業者等を 構成員とする会津野菜等ブランド化推進会議 補 の活動により、安全・安心、旬にこだわった 自 助 、市独自の認証基準による「會津野彩」のブ 主 金 ランド化推進、加工品開発、販路開拓を図る 等 。 既に市場において“会津”の名前は一 定の評価があるが、全国各地で農産物の ブランド化が進んでいる中、本市では民 間主導による動きがまだ活発ではないこ とから、初動期である現状においては、 行政が主導する形で、生産者、流通業者 、加工業者が一体となった取組みの形成 が求められている。 また、他地域との差別化のためには、 単に“会津”という名前だけではなく、 有機・特別栽培などの付加価値、食味な どの品質、トレーサビリティ(追跡可能 性)などの安全管理、イメージ戦略など 、総合的な品質向上が必要となっている 。さらに、原子力発電所事故による風評 被害への対応を図るためにも、消費者へ の安全性に関する正確な情報の提供が必 要となっている。 会津地鶏に係る「生産、加工、開発、流通 補 、販売」業者や関係自治体において連携を図 自 助 りながら、ブランド確立に向けた事業を展開 主 金 する。 等 関係組織間の連携体制や品質の安定化 を図るとともに、地元並びに首都圏への PR活動を積極的に行い、ブランドの確 立を図る。 会津地鶏のブランド化を進める上では また行政からの支援については平成24 、関係市町村・団体が共通した認識を持 年度で終了し、その後については民間主 変更なし ち、品質の安定化、認知度の向上等に取 体による事業継続を図る。 ・平成22年度 ブランド化への意識づけ り組む必要がある。 、方向性づくり ・平成23年度 認証基準策定のための実 証実験、認証方法についての検討 ・平成24年度 認証制度の実施、事業引 継ぎ 平成23年度で行政による経費負担を終 了し、平成24年度以降は、会津野菜等ブ ランド化推進会議の組織体制を見直しな がら、原子力発電所事故による風評被害 への対応も踏まえたなかでの「會津野彩 平成23年度で市の経費負担は終了し、 」ブランド展開について、民間主体によ 民間団体で事業活動を継続。 る事業継続を図る。 なお、ブランド化の展開のためのPR 活動については、農業応援イベント事業 等により継続的な取り組みを進めるもの である。 108 531 531 0 0 1,504 100 100 100 100 2,255 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 会津地域農産食品等産業 農政部 3 継 続 活性化事業 農政課 農家、加工業者、流通業者で構成するあぐ り会津(代表片平忠秀)に委託であったが、 原子力発電所事故による出荷制限や風評被害 により、あぐり会津の生産者が作付けを困難 と判断したことから、事業継続が困難。 このため、放射性物質の影響があっても作 自 委 業継続が必要な「果樹」や、食品衛生法で放 主 託 射能物質の暫定規制値がない「花き」などを 中心とした農産物を対象とし、平成23年度は 会津若松市担い手育成総合支援協議会を事業 主体としながら、農作業補助員の雇用を行な う。 本市の農業構造は、総農家数、販売農 家数ともに年々減少し、農業就業者の高 齢化や減少、担い手の不足、耕作放棄地 の増加などにより、農業生産意欲の減退 や農村の活力低下が懸念されている。 農業応援イベント及び商 農政部 4 新 規 談会開催事業 農政課 原子力発電所事故以降の農業を応援するた め、被災地支援を行なう企業等との協力のも とイベント等を開催し、直接農産物の販売や 紹介を行なうことで、風評対策を行なう。 また、被災地支援を行なう企業の売店、社 自 補 員食堂、関連企業、取引企業などで、会津若 主 助 金 松市産農産物を使用してもらうため、商談会 等 等を開催し、農産物の販売促進を図る。 さらに、「會津野彩」や「会津地鶏」等の 地域ブランド農産物についても関係各所と連 携しながら広く周知し、販路拡大を図る。 原子力発電所事故収束の見通しが立た ず、また国や東電の対応が順調に進んで ないことから、消費者における農産物に 対する不信感が広がり、福島県産農産物 が倦厭される反面、被災地を支援しよう という企業や個人により需給バランスが ー かろうじて保たれている状況である。 被災地支援を行なう企業の関心が薄れ ないうちに、連携したイベント開催や将 来に繋がる取引ルートの確立が急務であ る。 ー ー 新 5 規 米消費・安全対策事業 米の放射能分析を行なうことで、本市産米 の放射性物質濃度を正確に把握し、消費者に 会津産米の安全性をPRし、販売の維持を図 自 委 る。 主 託 また、放射性物質の除去や吸収抑制対策な ど今後の営農技術対策を効果的に実施する。 米は主食であり摂取量が多いことから 消費者の関心も高い。 また、本市産米は優れた食味といった ブランド価値を持ち、本市農家所得の約 7割を占める重要な農作物であることか ー ら、他の農産物よりも、きめ細かな放射 能分析による状況把握と、これに基づい た正しい情報提供、営農対策が求められ ている。 ー ー 事務事業名 担当部課名 農政部 農政課 事業の概要 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 本事業については、平成23年度で終了 となるが、平成23年度雇用者のうち就農 に意欲的な者について、新規就農サポー ー ト事業への誘導(一定条件を満たす者に 限る)を図る。 109 平成23年度予算(千円) 事業費 16,778 うち 補 一般財源 助 0 県 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 ー ー ー ー 8,148 8,148 1,804 ー 8,400 4,150 県 1,804 110 平成23年度施策評価票 施策№ 3-5-2 基本施策名 担い手の育成により地域農業の持続的発展を図る (政策名) 生産性の高い農林業がいきづくまちをつくる 主管部課名 関連部課名 農政部農政課 4.基本施策の評価 農業委員会事務局 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○認定農業者・組織経営体の育成等、地域農業の担い手の育成・確保を図ります。 ○地域振興作物の産地化により収益性の高い生産体制の確立を図ります。 ① 目標 ○農地集積により生産性の高い農業構造の確立を図ります。 (長期総合計画に ○優良農地の確保と農地の有効利活用に取り組みます。 おける基本施策 ○IT技術を活用した農業生産を推進します。 の目標) ○認定農業者数は、会津若松市担い手育成総合支援協議会の活動により増加している。(平成19年度326人→平成22年度357人) ○農地流動化奨励事業などの活用により、担い手への農用地の集積が進んでいる。(平成19年度47.8%→平成21年度52.5%) ○農業産出額は、国が実施していた「福島農林水産統計年報」を基礎データとしてきたが、平成19年度の調査をもって国がこの 成果指標推移 調査を廃止したため、農業産出額の把握が困難となった。 ○担い手育成総合支援協議会における推進体制により、集落営農を通した認定農業者や営農組織の育成・法人化を促進し、 担い手の育成を図ります。 ② 目標達成の ○売れる米づくりや、青果物などの地域振興作物の生産振興により産地化を図ります。 ための方針 ○担い手への農地の集積により、優良農地の確保を図ります。 (長期総合計画に ○農業関連情報の収集・提供など、農業・農村を支援する情報システムを整備します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○担い手育成総合支援協議会の活動により、認定農業者など担い手の育成・確保が図られた。 ○新規就農者サポート事業により、新規就農者5名を予定したが、原子力発電所事故の影響により2名の確保にとどまった。 ○市の単独補助事業や、国による戸別所得補償交付金・県単独補助事業、主食用米の生産目標数量の県内調整により需給調整の 達成率が向上した。 事業進捗 (前年度最終 ○耕作放棄地の解消など、農地の有効利用と優良農地の確保にあたっては、生産組織などの取組みにより一部農地の再生が行わ 評価に係る取 れた。 組みを含む) ○集落営農の推進と経営スキルアップのためのコンサルティング、農業6次化のための講演会などを実施した。 ○地域農業の持続的発展のためには、担い手農業者や新規就農者の確保及び農業経営の安定化が必要であり、生産コストを 下げながら、より収益性の高い生産体制の確立を図っていくものとする。 ○そのために、農地の面的集積を促進させ、生産コストの縮減を図り経営基盤の強化につなげることや、農家所得向上に向 ③ 前年度最終 けた6次産業化支援については、より実効性の高いものとなるよう検討していくものとする。 ○また新規就農者サポート事業は、農業分野への参入を促進する事業と考えるが、事業内容については市の役割を踏まえ、 評価 (今年度の取組み 効果的な支援につながるよう精査を行うものとする。 方針・考え方) ○このような事業の展開を行うとともに、国の法制度等の動向を注視し、担い手確保及び農業経営の安定化に向け、関係機 関・団体等と緊密な連携を図っていくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○農作業の効率化による経費削減のため、連担した農地集積が求められている。 ○原子力発電所事故の風評被害により農家所得の減少が懸念されており、農家所得の確保が求められている。 ○原子力発電所事故の風評被害によって資金繰りの悪化した農家に対する支援策が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの ○農業者が自ら生産、加工、流通、販売を行う、「農業6次化」が求められている。 変化 ・担い手総合支援事業 ・戸別所得補償推進事業 (参考) ・水田利活用推進事業 施策体系の中の ・地域農業6次化等支援事業 主な事務事業 ・新規就農者サポート事業 ・農地集積事業 ○「戸別所得補償制度」の本格実施。 ○農業再生協議会の設立。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 農業産出額(年間) ○担い手の育成確保とスキルアップに向けた取組み ○戸別所得補償制度への加入推進に向けた取り組み ○認定農業者等への農地の面的集積を促進するための取り組み ○新規就農者の確保に向けた取組み ○農業6次化に向けた取組み ⑴ 農業産出額(年間) ⑵ 認定農業者数 ⑵ 認定農業者数 成果指標名 計算式等 ⑶ 効率的かつ安定的な農業経営体への農用地の集積率 ⑶ 担い手に集積された農用地面積/総農用地面積 ⑷ ⑷ 平成22年度 年 度 ⑴ 平成23年度 重点的に 取組む内容 最終目標値 (平成28年度) 平成24年度 ○米の需給調整等にあたっては、国の制度を踏まえた見直しを行う。 取組み改善の ○米粉の普及推進は、民間主体で実施する。 ○農業6次化等支援事業については、農家の熟度にあわせ、段階的に学習から実践に移行するよう推進する。 視点 (他団体との ○新規就農者の確保と担い手の育成にあたっては、相乗効果が得られように推進する。 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) 国の統計調査が実施されなく 国の統計調査が実施されなく 国の統計調査が実施されなく 国の統計調査が実施されなく なったため算出できない。 なったため算出できない。 なったため算出できない。 なったため算出できない。 (計画の当初:10,650百万円) 国の統計調査が実施されなく なったため算出できない。 - - - 370人 400人 400人 450人 357人 - - - 55.0% 57.5% 60.0% 70.0% 54.8% - - - - - - ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○担い手総合支援事業 ○戸別所得補償推進事業 ○水田利活用推進事業 ○地域農業6次化等支援事業 特に必要とされ ○新規就農者サポート事業 ○農地集積事業 る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 70,553 53,437 61,447 44,881 86,911 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○担い手農業者や新規就農者を確保するとともに、生産コストを下げながらより収益性の高い生産性を確立することにより、地域農業の持続的 発展を図っていくものとする。 ○また、農地の面的集積の促進により生産コストの縮減を図り、経営基盤の強化につなげるとともに、農家所得向上に向けた地域農業6次化支 援については、農家の熟度にあわせ実効性の高いものより順次推進する。 ○さらに、新規就農者サポート事業は、関係機関との連携をとりながら、より就農しやすい環境を整え効果的な支援につながるよう推進してい くものとする。 ○このような事業の展開を行うとともに、国の法制度等の動向を注視し、担い手確保及び農業経営の安定化に向け、関係機関・団体等と緊密な 連携を図っていくものとする。 事業費等 111 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-5-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 地域農業の担い手の育成 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 担い手への農地集積により経営改善を図るとともに、加工品開発、農業6次化に支援を行う。 農業者の高齢化・後継者不足などによ り地域農業の存続が危やぶまれつつある 一方で、加工品開発や商談活動により、 経営改善を図る動きが生まれている。ま た、需給調整に協力しない農業者も認定 農業者などの担い手なることができよう 制度改正がなされた。 農業経営の改善、自給率の向上を目指 す農業者戸別所得補償制度に関する取り 組み、担い手の育成・確保に関する取り 組み、農地の有効利用に関する取り組み が相互連携することが重要であることか ら、水田農業推進協議会、担い手育成総 合支援協議会、耕作放棄地対策協議会を 変更なし 統合する予定である。 平成24年度以降は、農業再生協議会 を中心として、引き続き、認定農業者や 集落営農組織などの担い手を育成・経営 改善を推進するとともに、新規就農希望 者向けの農業体験の開催による新たな担 い手の確保を図る。 625 625 625 625 15,032 1,023 1,023 1,550 1,550 1,398 農政部 農政課 農業関係機関・団体および農業者の代表か 補 らなる「会津若松市担い手育成総合支援協議 会」を推進母体として、認定農業者や集落営 自 助 農組織など担い手の育成を図るとともに、担 主 金 等 い手の経営改善支援を行う。 地域農業6次化等支援事 農政部 2 継 続 業 農政課 第一次産業である農業者が、農畜産物の生 産だけでなく、第二次産業である食品加工や 、第三次産業である流通販売を行なうことで 、今まで第二次・第三次の事業者が得ていた 、加工賃や流通マージンなどの付加価値を、 自 直 農業者自身が得ようとする主体的な取組みに 主 営 対し、相談窓口の設置、職員による相談受付 、専門家によるコンサルティング支援、広報 活動を行なうことで、地域の農業者の主体的 な6次化の取組みを支援する。 米価の下落傾向により農家収入も減少 傾向にあることから、園芸作物の栽培や 有機栽培の導入、農家民宿の開業など、 経営の多角化が進んでおり、この自発的 な取組みを支援することにより、農家収 入の増加を図る必要がある。 次年度においても研修会を開催し、6 次化への理解やきっかけ作りの場を提供 していく。また、コンサル事業や商談会 への参加についても継続し、6次化に取 組む農家の支援活動を行なう。 農業者と他業種間の連携を図るための また、第二次・第三次事業者との連携 システムを構築する。 を図るための、専門家による業種間のマ ッチング等の機会創出に向けたコーディ ネートシステムを構築し、付加価値の高 い商品開発や販路開拓を推進する。 農政部 3 継 続 新規就農者サポート事業 農政課 新規就農を希望する方を広く募集し、短期 農業体験、中期農業研修を実施。これらを通 して就農意志の確定した方向けに、就農計画 書作成指導を含めたセミナーを開催し、面接 方式による審査会を実施し翌年度実践研修の 対象者を選考。 対象者は翌年度一年間、就農支援資金を受 自 委 けながら実践研修に従事し、併せて県認定就 主 託 農者の認定取得も目指す。 また、実践研修対象者向けのセミナーを開催 し、関係機関との連携により農地や機械・施 設の取得をサポートするなど、就農しやすい 環境を整える。 ※ この事業により就農した方は、就農より 3年間、農地賃借料の8割を助成(予定) 農業担い手の減少、高齢化が進んでお り、新規就農者・農業後継者の育成確保 は重要な問題である。しかし、農家後継 者以外の新規就農者はほとんどいないの が現状であり、就農希望者自体もかなり 少数であることから、新規就農希望者の 確保、就農への誘導は大変難しい課題で ある。 また23年度においては、研修対象者 となりながらも原子力発電所事故等の影 響により辞退者が出るなど、先行きが不 透明な状況もあり、原子力発電所事故等 の状況を注視していく必要がある。 平成23年度については東日本大震災の 影響により次年度実践研修の募集選考を 実施しなかったが、24年度より再開予定 。24年度募集、25年度募集と2クール行 い、22年度実践研修対象者2名と合計で 12名の新規就農者を創出を目指す。 また、実践研修を行ないながら、県資 金の活用が可能となる認定就農者の認定 取得を目指すとともに、関係機関との連 携により農地の斡旋や機械・設備取得に 係る支援等を行い、更には就農後3年間 は農地賃借料の8割を助成するなど、よ りスムーズに就農できる環境を整える。 短期体験、中期研修、就農セミナー等 により募集・選考を実施、審査会を経て 実践研修に移行する手法については継続 。 周知・募集については、募集の期間も 含めてより効果的な募集方法を検討して 行く。 9,544 9,544 1,200 1,200 7,516 地域農業の担い手となる農業者等が農業経 営の改善のために、農業協同組合など市と予 補 め利子補給契約を締結した市内の金融機関か 自 助 ら資金を借りた際に、金融機関へ利子分を補 主 金 給することにより農業者の経済的負担の軽減 等 を図る。 農業経営は天候等の外的要因に大きく 左右される上、投資の回収に長期間を要 することから、民間金融機関だけでは必 要な資金の調達が困難である。認定農業 者をはじめとする担い手農業者の規模拡 大に伴い、年々、資金需要は増加傾向に あり、地域農業の振興のために、金融面 での支援は必要不可欠となっている。 なお、国県においても用途に応じた多 様な資金制度を設けていることから、国 県の資金との役割分担・住み分けを行い 、農業者にとって利用し易く、より農業 経営の改善に資する事業とする必要があ る。 地域農業を支える担い手農業者の経営 改善を促進し、地域農業を発展させるた めには、担い手農業者に対する金融面で の支援が必要不可欠であり、今後も、よ り利用し易く、農業経営の改善に資する 事業内容への改善を図りながら継続する 。 受益者が一部の農業者に偏らないよう にするため、平成22年度に利子補給金交 付要綱を改正し、借入上限額を考え方を 改めより多くの農業者が利用できるよう にしたところである。今年度、制度改正 の効果を検証しつつ、必要に応じて制度 改正を行っていく。 10,539 10,539 9,447 9,447 564 農業経営基盤強化資金利 農政部 5 継 続 子助成金 農政課 地域農業の担い手となる認定農業者が、経 補 営規模の拡大や経営の効率化を図るために、 自 助 農業経営基盤強化資金を借りた際に利子助成 主 金 を行う。 等 行政刷新会議による平成21年秋の事業 仕分けの判定を受けて国において制度の 見直しが行われ、結果、金利決定ルール が変更になり国及び地方自治体による利 子助成制度が廃止されることとなる。た だし、激変緩和措置により平成22年度の 新規借入については借入から5年間を限 度に利子助成が継続される。 平成21年度まで貸付された資金に対す る利子助成については償還完了までとな っているため、平成23年度以降も当事業 は継続される。 国の制度変更により、平成22年度以降 、新規借入に対する利子助成は廃止とさ れた(激変緩和のため、当分の間は新規 変更なし 借入当初5年間のみ継続)ため、長期的 には、予算額は逓減していく見込みであ る。 継 農業経営資金借換資金利 農政部 6 続 子補給金 農政課 原子力発電所事故の影響により、出荷制限 等の影響により収入が減少したために、借り 補 入れている市農業経営資金を約定通りに償還 自 助 することが困難となった農業者の資金繰りの 主 金 悪化を防ぐために、当該資金の借換制度を設 等 け、実質的に償還期限の延長を図る。 地域農業を支える担い手農業者の経営 改善を促進し、地域農業を発展させるた 原子力発電所事故の影響による出荷制 めには、担い手農業者に対する金融面で 限や単価下落により、農業者の資金繰り の支援が必要不可欠であり、今後も、よ の悪化が懸念されている。 り利用し易く、農業経営の改善に資する 事業内容への改善を図りながら継続する 。 1 継 続 担い手総合支援事業 継 農政部 4 続 農業経営資金利子補給金 農政課 112 実施初年度である23年度の事業効果 を検証し、必要に応じて、施策の達成に 向けた事業のあり方について改善を図っ ていく。 1,101 225 552 県 225 860 1,968 430 県 1,968 301 376 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 継 農政部 7 続 農業後継者団体育成事業 農政課 補 市内農業後継者団体への補助金交付により 自 助 、団体の活動を支援する。 主 金 等 これまで2団体ともに、構成員が減少 、活動が縮小傾向であったが、平成23年 度においては農業青年協議会について1 名、愛農クラブについては2名の新規加 入があった。今後も、新規加入者の開拓 等地域農業のリーダー的組織として育成 ・強化を図ることが必要であり、これま での背景や活動内容、年齢構成等に違い により、1本化にいたっていない組織の 統合について検討していく必要がある。 農業後継者の育成は重要な課題であり 、今後とも継続して支援していく。 支援については、補助金等の資金的な 面だけだなく、新規就農者を団体加入に 誘導する(団体にとっては構成員の増加 や活動の活性化、新規就農者にとっては 同じ農業後継者、先輩との繋がりを持て 変更なし る場が出来る)などの支援を行っていく 。 また、両団体の事業内容や後継者育成 に対する考え方を整理し、団体の1本化 も含め、地域農業のリーダー的組織とし てさらに強化を図っていく。 8 継 続 農地集積事業 市内の10アール以上の農用地について、新 たに6年以上の利用権を設定し、その農用地 を借り受けた認定農業者がこれまで耕作して 自 補 いた農用地と連担して1ha以上であり、かつ 主 助 金 主食用米の需給調整を実施する場合に、当該 等 農用地の貸出人に対し、面積に応じて補助金 を交付する。 これまでの農地集積においては、利用 権を設定しても連担性が確保されていな いため、農地が点在していたが、「農業 経営基盤の強化の促進に関する基本構想 」において面的集積の目標を定めたこと とあわせ、担い手の農作業の効率化を図 る必要がある。 23年度からの個別所得補償制度にお ける規模拡大加算措置にあわせ、効率的 かつ安定的な農業経営を営む認定農業者 等の経営農地の面的集積を促進し、さら なる生産性の向上を図る。 施策№ 事務事業名 3-5-2-2 担当部課名 農政部 農政課 事業の概要 施 策 名 集落営農体制による生産性の向上 1 継 続 戸別所得補償推進事業 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 実施初年度である23年度の事業効果 を検証し、必要に応じて、施策の達成に 向けた事業のあり方について改善を図っ ていく。 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 150 150 150 150 376 2,351 2,351 2,351 2,351 752 今後の方針 集落営農体制を確立し、広範な担い手による水稲に加え野菜・果樹・花卉・畜産などの振興により農家所得の向上を目指す。 農政部 農政課 販売価格が生産費を恒常的に下回っている 作物を対象に、その差額を交付することによ り、農業経営の安定と国内生産力の確保を図 自 直 り、食料自給率の向上と農業の多面的機能を 主 営 維持するため、国において「農業者戸別所得 補償制度」が実施されることから、加入者の 拡大により農業所得の向上を図るものです。 農産物の価格低迷による農家所得の減 少、農業後継者不足、耕作放棄地の増加 などにより、食料自給率の低下や地域農 業の維持が困難になっている。 農業経営の改善、自給率の向上を目指 すためには、農業再生協議会が中心とな り米の需給調整を図るとともに本制度の 変更なし 趣旨、内容の周知等により加入者の拡大 を図る。 農政部 農政課 「農業者戸別所得補償制度」の対象となら ない作物の生産振興に向けた支援を行うこと により、担い手を中心とした多様な経営戦略 自 直 による収益性の確保を図るとともに付加価値 主 営 の高い農業生産体制の確立収益性の高い営農 の確立を目指す。 国では、自給率向上の観点から、集団 転作における大豆だけが振興がなされ、 産地化が進んでいるという理由から集団 化が進んでいるそばに対する支援が薄く なるものと考えられる。 また、担い手の集団転作への取組みに 対し、具体的な支援がないなど、担い手 における農地集積などの推進が鈍化する 懸念がある。 地域自らの発想・戦略により、水田農 業の将来方向を明らかにした地域水田農 業ビジョンに基づき、需要に応じた作物 生産と良好な水田環境の保全を図りなが ら、水田の農業改革を推進し、消費者の 期待に応える産地を育成するとともに、 農家所得の向上を目指す。 4,841 0 他 4,841 0 他 26,280 平成23年度から本格実施された農業者 戸別所得補償制度の成果等を踏まえて、 市の単独支援策の内容等について、より 効果が高くなるよう検討する。 21,873 21,433 県 21,873 21,433 県 5,637 継 農業機械施設等導入支援 農政部 3 続 事業 農政課 認定農業者や集落営農組織など担い手農業 補 者が、園芸作物用パイプハウスや側条施肥田 自 助 植機等の農業機械施設等を導入する際に、一 主 金 部助成を行う。 等 市は、県農産振興事業(産地生産力強 化総合支援事業)の間接補助事業者とな っており、助成対象者は市を通じて補助 金を交付されている。なお、市独自助成 は行っていない。 県事業実施要領が毎年改正され、助成 対象となる園芸作物の作目や農業機械の 種類が毎年変更となっている。 園芸作物の産地化・ブランド化や米生 産コストの削減、大豆・そばの団地化な どを目指すとともに、品質や生産性の向 農業者の要望および農業経営の現状を 上による担い手農業者の農業経営の改善 踏まえて、農業機械施設導入に係る他の を図るため、本事業を引き続き実施する 国県事業の活用を検討する。 。 8,650 0 県 8,650 0 県 4,811 福島県青果物価格補償事 農政部 4 継 続 業 農政課 本制度については、3年間(H23.24.25年 度)を一つの業務対象期間として、県、市、 補 生産者がそれぞれの負担割合により準備金を 自 助 造成し、対象品目の市場価格が、補償基準額 主 金 を下回った場合に、準備金から補給金を交付 等 するものである。 第11業務対象年間(H20~22年度) における価格補償対象品目は、11品目 (トマト、きゅうり、ほうれんそう、ピ ーマン、身不知柿、つがる、ふじ、宿根 かすみそう、ストック、トルコキキョウ 、なめこ)対象であったが、現在の第1 2業務対象年間(H23~25)では、なめ こを対象外とし10品目とした。 地域振興作物の生産拡大と、ブランド 化による産地化を推進するうえで、青果 物の価格低落時の補給金交付により農家 変更なし 経営の安定を図る必要があることから、 今後も継続的に事業を進める。 2,319 2,319 2,319 2,319 301 継 産地確立種苗導入助成事 農政部 5 続 業 農政課 地域振興作物のうち、アスパラガスの生産 自 補 拡大を図るため、栽培面積の拡大を図る生産 主 助 金 者の種苗導入に対して補助する。 等 JAあいづは全農福島と連携して「ア スパラガス10億円産地」を目指してお り、そのため、共同選果場を整備し、栽 培農家の労力軽減と品質の均一化に取り 組んでいるところであり、その効果は着 実に上がっており、市場においても高い 評価を得ているところである。 一方、栽培農家の初期投資おいて種苗 費の占める割合が高いことが課題となっ ている。 アスパラガスの産地化・ブランド化を 図るとともに、農家の初期投資の負担軽 減を図るため実施してきたが、期限を切 って、集中的に生産の拡大を推進すべく 変更なし 、平成24年度をもって終了する。 平成25年度以降については、さらなる 産地確立に向けて補助体系の検討を図る 。 450 450 450 450 1,203 継 会津若松市農業振興協議 農政部 6 続 会負担金 農政課 会津若松市、あいづ農業協同組合、会津農 業共済組合で構成する「会津若松市農業振興 協議会」へ負担金を支出し、専門的な技術の 補 調査及び研修、指導の一元化に関する事業、 自 助 農業の生産対策に伴う技術指導及び農作物被 主 金 害の未然防止に関する事業、情報の収集及び 等 消費・販路の拡大対策に関する事業、その他 必要と認める事業を実施する。 従来、技術指導、営農指導対策等が主 たる役割であったが、あいづブランド維 持確立対策、地域農産物消費拡大対策、 地域農業6次化等対策が大きな役割とな っており、特に、東日本大震災以降、原 子力発電所事故に伴う農産物被害への対 策に重要な役割を担っている。 本市の農業振興を図るうえで、農業関 係団体の連携による協議会活動の展開に より、技術指導、営農指導、販路拡大な どを講じる必要があることから、今後も 積極的に協議会活動を進める。 特に、東日本大震災以降、原子力発電 変更なし 所事故に伴う農産物被害への対策に重要 な役割を担っており、原発事故の収束が 見通せない中で、今後も原発災害に対す る情報提供、イベント開催、商談などの 役割を担う必要がある。 710 710 710 710 1,053 7 継 続 農事組合活動事業 集落の代表として農事組合長を委嘱し、市 農政事務に関する調査伝達を円滑に行うとと 自 補 もに、農事組合長の組織である市農事組合長 主 助 金 連絡協議会に対し補助金を交付し、農事組合 等 長の活動強化・研鑽を支援する。 農業従事者の高齢化や農家の兼業化に より、集落内における農事組合の存在が 農事組合長制度は、農業振興策の連絡 希薄になり、農業振興に係る連絡事項の 調整にとって大変重要であることから今 変更なし 伝達に支障が生ずる懸念がある。また、 後も継続する。 農事組合長連絡協議会の活動の参加者が 減少している。 70 70 70 70 902 2 継 続 水田利活用推進事業 農政部 農政課 113 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 農政部 8 継 続 優良繁殖基礎牛導入事業 農政課 補 優良繁殖基礎牛導入をした畜産農家に対し 自 助 て補助金を交付する。 主 金 等 会津牛のブランド化に向けた取り組み 畜産農家の自助努力を促しながら導入 も推進する必要があることから、予算の 率の向上を目指すこととし、平成23年度 ー 確保については、今後検討が必要である をもって終了する。 。 240 240 ー ー ー 9 継 続 家畜防疫促進事業 農政部 農政課 市内の牛アカバネ病及び子牛5種混合・ヘ 自 補 モワクチン予防接種を実施した場合に費用の 主 助 金 10%以内を補助する。 等 昨年の宮崎県における口蹄疫発生など 法定の予防接種とその立会いは継続す 、緊急時における行政と畜産農家の連携 るが、補助については平成23年度をもっ ー 体制の 構築も必要である。 て終了する。 29 29 ー ー ー 農政部 農政課 補 福島県畜産振興協会に加入し、各種畜産振 自 助 興事業の向上を図る。 主 金 等 昨年の宮崎県における口蹄疫発生に加 え、原子力発電所事故の影響による対応 など、緊急時における行政と畜産農家と の連携体制の構築も必要である。 畜産農家にとって不可欠な事業を広範 囲にわたり展開しており、特に家畜伝染 変更なし 病予防については期待通りの成果が得ら れているため、引き続き継続する。 29 29 29 29 31 継 全会津家畜衛生畜産振興 農政部 11 続 協議会負担金 農政課 全会津の市町村及び関係機関による協議会 補 を設置し、自衛防疫事業(アカバネ病、牛ヘ 自 助 モフィルス等の予防)、その他畜産振興を図 主 金 る。 等 畜産農家にとって不可欠な事業を広範 昨年の宮崎県における口蹄疫発生等、 囲にわたり展開しており、特に家畜伝染 緊急時における行政と畜産農家との連携 病予防については期待通りの成果が得ら 変更なし 体制の構築も必要である。 れており、全会津家畜衛生畜産振興協議 会運営を継続して、協力していく。 20 20 20 20 76 会津若松市米粉利用推進連絡協議会(会津 若松米粉ネット)の活動により米粉の利活用 自 補 の普及・推進、消費拡大による食料自給率の 主 助 金 向上、地産地消の推進・ブランド化、地域産 等 業の振興を図る。 平成20年度に米粉利活用研究会を立ち 上げ、米粉利活用推進の課題と今後の方 向性について調査研究し、それを踏まえ 、平成21年5月25日に農業者関係機関や 商工業における米粉利用者などにより会 津若松市米粉利用推進連絡協議会(会津 若松米粉ネット)を立ち上げ、米粉の利 用推進等を図ってきた。小麦粉の高騰、 輸入食材の安全性の問題、食料自給率へ の貢献等から米粉が全国的に注目されて いる。 米粉が全国的に注目されており、市民 や製造業者からの需要の声も大きく、市 内の小売店等での一般販売も開始された 。市内・市外の製パン店・製菓店・飲食 店等でも、会津若松市産コシヒカリの米 変更なし 粉というブランドを前面に出した商品開 発・販売が行われており、取扱業者も増 加しているところであるが、今後は一般 家庭での普及推進に向けた活動を行って いく。 300 300 300 300 3,608 小麦粉の価格変動、輸入食材の安全性 の問題、食料自給率への貢献等から米粉 が全国的に注目されている。全国各地で 学校給食への米粉パンの導入が進んでい る。 園児・児童・生徒から「おいしい」と の評価を得ており、米粉を活用した新た な食文化の創造、給食をとおした食の安 全・安心や地産地消に対する理解の促進 に効果が高いことから、次年度において 変更なし も継続的に米粉パンの提供を行う。 また、更なる米粉の利用拡大に向け、 学校給食での米粉めんの提供についても 検討を行う。 1,507 1,507 1,507 1,507 1,203 0 0 0 0 1,804 10 継 続 県畜産振興協会負担金 会津若松米粉ネット負担 農政部 12 継 続 金 農政課 学校給食米粉供給事業負 農政部 13 継 続 担金 農政課 施策№ 3-5-2-3 学校給食に市産コシヒカリの米粉パンを提 補 供することにより、米粉パンの普及、啓発と 自 助 地産地消に対する小中学生の理解を促進する 主 金 。 等 施 策 名 優良農地の確保と農地の有効利用 今後の方針 担い手への農地集積により優良農地の確保と有効利用を図る。 農業振興地域の整備に関する法律に基づき 、農業を振興すべき地域内における農地の保 全・発展にかかる諸施策を定めるとともに、 法 直 集団的農地及び農業生産基盤整備事業の対象 定 営 地等の優良農地を農用地区域内に指定し、整 序ある土地利用を推進する。 国際的な食料事情の不安定化や輸入食 品等に対する安全性の懸念などを要因と して、食料自給率の増加が求められてい る。一方、価格などの面で市街化区域の 宅地等と比べて、開発意向も依然として 多い状況にあることから、農業生産に不 可欠な農地の転用の抑制、優良農地の確 保が求められている。 農業振興地域の整備に関する法律に基 づく事業であり、優良農地の確保、農業 振興策の計画的な整備等、地域農業の振 変更なし 興に向けて今後も計画の適正な進行管理 を行っていく。 平成21年12月15日、農地法改正により、新 継 農業委員会事 たな農業委員会の業務として、毎年1回 農 直 地利用状況調査を実施するとともに農地法第 法 2 続 農地制度実施円滑化事業 務局 3条に係る現地調査等を行い、適切かつ円滑 定 営 に農地の効率的な利用を推進する。 ・遊休農地が解消され、市内農地の効率 的な利用が推進され、食料の安定供給を 図るための重要な生産基盤である農 地が適切に利用される。 ・農地法第3条の現地調査を適切に行う ことで、権利移動後も地域との調和が保 たれながら適切に農地が耕作される。 農業委員会が、遊休農地解消のために 行う農地の利用状況調査や農地法第3条 に係る現地調査等を適切かつ円滑に実施 し、農地の効率的な利用を推進する。 耕作放棄地対策の主体として関係機関・団 体により設立された「会津若松市耕作放棄地 補 解消対策協議会」が実施する耕作放棄地解消 自 助 に向けた各種事業を支援するため、協議会の 主 金 活動に対して負担金を交付することにより、 等 市耕作放棄地解消計画の着実な推進を図る。 食料自給率の向上が喫緊の課題と言わ れて久しいが、東日本大震災の影響によ り耕作できなくなった農地の代替として 耕作放棄地を再生利用することの重要性 が高まっている。 ただし、耕作放棄された農地は、土地 条件が不良であるなど生産性の低い土地 が多く、国の支援策を活用してもすべて の耕作放棄地を農地として利用すること は困難であり、森林など農地以外の用途 への転用についても検討が必要となって いる。 農業経営の改善、自給率の向上を目指 す農業者戸別所得補償制度に関する取り 組み、担い手の育成・確保に関する取り 組み、農地の有効利用に関する取り組み が相互連携することが重要であることか ら、水田農業推進協議会、担い手育成総 合支援協議会、耕作放棄地対策協議会を 変更なし 統合する予定である。 平成24年度以降は、農業再生協議会 を中心として、引き続き、認定農業者や 集落営農組織などの担い手を育成・経営 改善を推進するとともに、新規就農希望 者向けの農業体験の開催による新たな担 い手の確保を図る。 農業振興地域整備計画推 農政部 1 継 続 進事業 農政課 継 耕作放棄地解消対策事業 農政部 3 続 負担金 農政課 114 平成22年度から遊休農地対策において 、農業委員会が主体となって取り組むこ ととなった事業であり、市内遊休農地の 解消が図られることによって、農地の効 率的な利用を推進できる。 1,810 100 10 県 100 1,379 100 10 県 100 3,608 3,758 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 南原開発農地維持管理事 農政部 4 継 続 業 農政課 5 継 続 農地利用集積事業 施策№ 3-5-2-4 1 継 続 農業情報化推進事業 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 大戸町南原開発農地区域内の分譲農地、法 面、地区内道水路、貯水槽等共用施設を適正 自 直 に維持管理する。 また、自然災害により当該農地区域が被災し 主 営 た際は、迅速かつ的確な対応を行う。 農業委員会に貸付、譲渡の申出があった農 地について、借り手、買い手を農業委員があ 農業委員会事 っせんし、認定農業者等担い手へ利用権設定 自 直 務局 、所有権移転を行う。また、農地保有合理化 主 営 法人、農地利用集積円滑化団体の活用により 賃借・売買を円滑に行う。 施 策 名 農業情報化の推進 農政部 農政課 農業者が、インターネットを活用して農業 関連情報の収集し、その情報を自らの農業経 営に活用することにより、農業所得の向上が 自 直 図られるようインターネット活用を推奨する 主 営 。ITを活用した新たな農業技術情報等を農 業者に提供することにより効率的かつ安定し た農業経営の確立を図る。 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 農地開発以降、入植者募集案内を行っ たが、農地面積約24ha(26区画)のうち 、約12ha(14区画)を分譲したが、農業 に対する社会情勢の変化や後継者不足等 の影響により、約12haの農地が未分譲で ある。今後、農地以外の利用も視野に県 ・公社との協議を行う。 また、県農業振興公社の「公益財団法 人」への移行に向けて、長期保有地のあ り方についても検討が必要とされている 。 認定農業者等担い手農家に農地利用が 集積し、生産コストの削減が図られると ともに、農地が効率的に有効活用される 。規模縮小農家の農地が遊休化すること を防止できる。所有権移転に係る譲渡所 得税の控除、嘱託登記により農家負担が 軽減される。 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 大戸町南原開発農地については、有効 入植者と協力しながら、当該農地区域 活用に向けた検討を行うとともに、適切 の道水路及び貯水槽等の維持管理に努め に維持管理を実施し、分譲促進及び災害 る。 の未然防止に取り組む。 成果指標である農地利用集積率は年々 増加しており、事業効果は高い。農業従 事者の高齢化と後継者不足が進んでいる 一方で、事業拡大の意欲のある担い手農 変更なし 家もあり、これらの農家の農地のあっせ ん活動は、規模縮小・認定農業者等担い 手農家の双方に必要な事業である。 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 1,211 836 1,211 0 県 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 212 836 212 0 県 2,526 3,608 今後の方針 ITを活用した農業生産及び経営改善を推進する。 会津若松市認定農業者協議会や、グリ ーンツーリズム・クラブは、独自にホー ムページを開設し会員の活動の状況など 公開している。 GPSを活用した高性能農業機械の開発 が進められている。 農業者がインターネット上にある情報 を農業経営に活かしきれていない。 新たな農業技術情報の収集や販路の開 拓を、インターネットの活用を通じて行 農業者等への情報提供のあり方につい うよう農業者・集落営農組織・農業者の て検討する。 団体などにさまざまな機会を通じて推奨 する。 115 0 0 0 0 187 116 平成23年度施策評価票 施策№ 3-5-3 基本施策名 交流と共生により農業・農村を活性化する (政策名) 生産性の高い農林業がいきづくまちをつくる 主管部課名 関連部課名 農政部農政課 4.基本施策の評価 企画政策部地域づくり課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○地域資源をいかした都市住民との交流活動、観光農業等を通し、農業・農村の活性化を図ります。 ○環境に配慮した生産活動など、自然・環境と調和した農業を推進します。 ① 目標 ○農村における連帯感の醸成を図ります。 (長期総合計画に ○農業への理解を深めるため、食農教育の推進を図ります。 おける基本施策 の目標) ○グリーンツーリズムによる都市農村交流人口は、年々増加している。 (平成18年1,706人 → 平成22年5,256人) 成果指標推移 ○滞在型を含め多様なニーズに対応したグリーンツーリズムや観光農業、農産物加工、直売、宅配等のアグリビジネスの展 開により農家所得の向上を図ります。 ② 目標達成の ○環境にやさしい生産や資源循環機能の推進により、環境と調和した営農活動を推進します。 ための方針 ○伝統文化の継承などにより、自然豊かな活力ある農村づくりを推進します。 (長期総合計画に ○食料供給や自然環境保全等の農業の持つ多様な役割について理解を深めるため、食農教育交流活動を推進します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○原子力発電所事故によりイベントを中止するなど、地域の主体的な活動が停滞している。 ○農業用使用済みプラスチックの適正な処理に対する農家の意識が向上したことにより排出量は増加している。 ○既成の補助要件にとらわれずに活用できる、農村活性化プロジェクト支援事業により、地域農業の活性化が図られている。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○農業や農村の活性化にあたっては、グリーンツーリズムや田舎暮らしへの関心、自然環境保全等の意識の高揚等もあり、 今後とも交流人口の拡大や自然との共生を活かした生産活動等を行っていくものとする。 ○特に、グリーンツーリズム事業については、グリーンツーリズム・クラブを中心とした一体的な事業展開が可能となった ③ 前年度最終 ことから、より主体的な活動が可能となるよう自立化に向けた調整を図るものとする。 なお、その活動については、外部評価にもあるが食育教育や伝統文化の体験等地域の特色が活かされるよう関係機関等が 評価 (今年度の取組み 連携し支援にあたることとする。 方針・考え方) ○また、農村活性化プロジェクト支援事業のように意欲ある個人・団体等を支援し、地域の活性化を促していくことは重要 であり、地域課題等に応じた柔軟な対応をしていくものとする。 ○このような事業を展開するとともに、農業や農村のもつ役割を理解し、農村が維持できるよう農業経営の安定化に向けた 様々な施策を講じていくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・グリーンツーリズム支援事業 ・農業用使用済みプラスチック適正処理事業 (参考) ・環境保全型農業直接支援対策事業 施策体系の中の ・農村活性化プロジェクト支援事業 主な事務事業 ・中山間地域等直接支払事業 ○環境保全型農業直接支援対策事業の実施 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 グリーンツーリズムによる都市農村交流人口(年間 ⑴ ) ○会津若松市グリーンツーリズム・クラブを中心としたグリーンツーリズム事業の推進 ○環境保全型農業直接支援対策事業によって、環境保全効果の高い営農活動の普及を図る。 ○農村活性化プロジェクト支援事業による農村地域の活性化の推進 ⑴ 都市農村交流人口(年間) ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○原子力発電所事故の影響による風評被害によって、観光客も含めて入込み者数が激減している。 ○有機農業をはじめとした環境にやさしい農業への関心が高まっている。 ○農業用使用済みプラスチックをはじめとした、資源リサイクルの意識が高まっている。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 3,000人 5,500人 5,500人 3,000人 5,256人 - - 見直しに向け調整中 - - - - - - - - - ○会津若松市グリーンツーリズム・クラブが数年のうちに独立できるような活動内容を確立し、受け入れ態勢が整った農家・地 取組み改善の 域については、既存の総合窓口機能を有する団体へ参加を促す。 視点 ○湊地区等のモデル地区での交流活動に対する行政関与の見直しを行い、自主的な地域活動への誘導を図る。 (他団体との ○市民農園は無料貸し出しを継続するものとするが、入園者による区割り、草刈等への参加を促す。 連携・補助事業 ○農村活性化プロジェクト支援事業は、取り組みの効果が高い事業と、熟度の高い農業6次化に向けた事業に対して支援する。 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○グリーンツーリズム支援事業 ○農業用使用済みプラスチック適正処理事業 ○環境保全型農業直接支援対策事業 ○農村活性化プロジェクト支援事業 特に必要とされ ○中山間地域等直接支払事業 る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○原子力発電所事故による環境や農産物に対する放射能の影響に関し、正確な情報を積極的に提供することで今後とも交流人口の拡大、農業や 農村の活性化を図るものとする。 ○その中で、環境保全型農業については、農業の持つ循環機能を生かし生産性との調和を図りながら、より環境保全効果の高い営農活動の推進 を図るものとする。 ○また、グリーンツーリズム事業については、グリーンツーリズム・クラブを中心とした一体的な事業展開が可能となったことから、より主体 的な活動が可能となるよう自立化に向けた調整を行うものとする。 ○さらに、農村活性化プロジェクト支援事業を通して、意欲ある個人・団体等をその効果や成熟度に合わせて支援し、地域の活性化を促してい くとともに、地域課題等に応じた柔軟な対応をしていくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 69,964 36,722 80,905 47,663 28,647 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 117 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-5-3-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 都市住民との交流活動による地域農業の活性化 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 農業・農村体験を中心とした都市農村の交 流活動を支援し、都市住民と地元農家との交 流や、農産物等の宣伝・販売を通して農家所 得の向上と地域活性化を図る。 湊地区等のモデル地区によるイベント運営 への支援、「会津若松市グリーンツーリズム 自 直 ・クラブ」事務局、農家民宿開設やワーキン 主 営 グホリデー受入案内による受入、さらに観光 農業推進協議会、市教育旅行プロジェクト協 議会、市定住・二地域居住推進協議会に加入 し観光部門や定住・二地域居住等との連携事 業を行っている。 農政部 2 継 続 市民農園等設置運営事業 農政課 直 市民農園・学校農園を設置し、運営する。 自 主 営 昨今の食品偽装や異物混入問題などか ら食に対する信頼が大いに揺らいでおり 「食の安全」が注目されている。またガ ーデニング・家庭菜園もひとつの趣味と して定着してきており、家庭菜園の延長 として市民農園の果たす役割が期待され ている。 一方で、福島第1原子力発電所の事故 を受け、福島県で野菜を育てることに不 安を感じている市民の方々もいるため、 その不安感を払拭していくことも求めら れている。 継 地域農業イベント支援事 農政部 3 続 業 農政課 「フルーツ&フラワーフェスティバル」・ 自 直 「新そばまつり」・「地そばまつり」の実施 主 営 に対する支援を行う。 施策№ 3-5-3-2 施 策 名 自然環境と調和した農業・農村の振興 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 「会津若松市グリーンツーリズム・ク ラブ」を中心とし、農家・農村の交流、 学習の場や情報の提供等の支援を継続す ることで、農業体験の受入れや、農家民 宿など農業の6次化に取り組む農家を増 やし受入態勢を確立していく。 また、観光部門や定住二地域居住部門 と連携し、教育旅行や定住誘致活動を継 続していく。 さらに、原子力発電所事故による市や 農業素材へ抵抗感を払拭するため、行政 と生産者が連携してHPの活用や友好親善 都市、旅行会社などへ地域や農産物の安 全性について積極的なPRを行っていく 。 農園の開設目的でもある、より多くの 市民に農作業を体験してもらうという視 点からも、今後も無料での貸し出しを継 続する。昨今の団塊のリタイア世代の増 加に伴い、余暇活動のひとつとして農業 への興味・関心が高まってきており、非 農業者が気軽に農作業に取り組める場と して市民農園は効果的であり、積極的に PRしていく。 さらに利用者が主体となって農園開き や収穫祭などのイベントを開催するなど 、利用者同士のふれあいの場としても当 農園が有効に活用されるよう支援してい く。 河東地区の2イベントについては、河 東地域ふるさと創生基金により実施する イベントの開催により、北会津地区の こととされている。また北会津・河東地 振興作物である果樹及び切り花、河東地 区住民が主体となる市民のための地域支 区の特産物であるそば等の産地イメージ 援イベントであり、各地区の特性を活か の向上に貢献している。 しながら地場産品を紹介する機会として 有効なイベントであることから引き続き 市が支援する。 595 8,659 これまで職員が行ってきた区画割や除 草作業等について、徐々に利用者との協 働により行っていくことで経費削減に努 め、利用者とのコミュニケーションを図 っていく。 150 150 150 150 1,053 変更なし 300 100 他 300 100 他 113 会津産米の良食味な品質と安全性を維持するため、関係団体と連携して対策を講じるとともに、農業用廃プラスチックのリサイクルによる適正処理を継続して 今後の方針 実施する。 環境保全型農業直接支援 農政部 2 継 続 対策事業 農政課 循環型で持続的に発展する農業を確立する ため、環境保全効果の高い営農活動に取り組 む農業者に対して、国と地方が直接支援する 制度。 本市で該当するのは、環境保全型農業直接 自 補 支払交付金で、取組を行なう農業者は市へ申 主 助 金 請し、市は国県へ報告。取組終了後に市が実 等 施面積、県が技術的内容を確認し、国と地方 がそれぞれ交付金を交付。支援水準は、国… 4,000円/10a、地方…4,000円/10a(県、市… 各2,000円/10a)。 平成23年4月に実施した要望調査で希 望者が30名程度と少数。 有機農業をはじめとして、本制度の支 援対象となっている取組の実施は技術的 に難易度が高く、単に交付金のみにより 普及させることは困難。 冬期湛水管理については、全市的な取 組に拡大するためには、利水権の問題に ついて国で整理する必要がある。 継続。 本事業の周知により、環境保全効果の 冬期湛水管理を実施しやすい環境を整 高い営農活動に取り組む農業者を支援す 備するため、水利権の問題について国が 整理するよう要望する。 る。 農村活性化プロジェクト 農政部 1 継 続 支援事業 農政課 うち 補 (人件費) 一般財源 助 595 農業用使用済プラスチックの適正処理 による環境に配慮した農業の展開を図る ため、啓発活動を積極的に行うとともに 変更なし 、計画的な収集・運搬・リサイクル処理 を実施する。 地域農業・農村の活性化に向けて頑張る人 ・地域が提案、取り組もうとする各分野(地 自 補 産地消、地場産品ブランド化、交流体験、環 主 助 金 境保全、情報管理、農業6次化等)における 等 事業に対して支援する。 事業費 627 農業用使用済プラスチックの排出量は 、年々増加しており、農家個人での適正 処理が困難であり、焼却や野積みも見受 けられる。 施 策 名 豊かで活力ある農村づくりの推進 うち 補 一般財源 助 627 補 農業用使用済みプラスチックリサイクル処 助 理のための一斉回収にあたり、補助金を交付 自 主 金 する。 等 3-5-3-3 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 「会津若松市グリーンツーリズム・ク ラブ」については、クラブ活動の着地点 を見出し、数年のうちに組織が独立でき るような活動内容を確立することで補助 金を廃止する。また、クラブ活動を通し 受入態勢が整った農家・地域については 、既存の総合窓口機能を有する団体への 参加を促す。 モデル地区については行政の関わり方 や実行委員会の体制の見直しを図り、地 域主体で取り組めるような事業内容にシ フトしていく。 農業用使用済みプラスチ 農政部 1 継 続 ック適正処理事業 農政課 施策№ 平成23年度予算(千円) 今後の方針 会津若松市グリーンツーリズム・クラブの活動を通し、教育旅行や滞在型の体験メニューにより交流人口の増加を図るとともに、地域産業イベントへの誘客に より地域農業の活性化を図る。 原子力発電所事故による市や農業素材 へ抵抗感を払拭する必要があることから 、HPの活用や友好親善都市、旅行会社な どへ地域や農産物の安全性について積極 的なPRを行っていく必要がある。 また、市内の農業・農村体験メニュー はあるものの、実際に受入未経験者が多 く、情報交換や学習の機会の提供を行う ことで受入態勢を整える必要がある。 また、市にはグリーンツーリズムに関 して代金精算まで対応できる総合窓口が ない。また、個人で旅行代理店等との取 引をしている、またはできる農家がごく 一部に限られている。 モデル地域については、長年の行政依 存脱却に向け事務局機能を地域に移行し たものの、東日本大震災によるイベント 休止のため、地域の主体的な活動が行わ れていない。 グリーンツーリズム支援 農政部 1 継 続 事業 農政課 今後の方針 (事業期間を含む) 220 3,134 220 1,614 県 220 3,134 220 1,614 県 5,379 376 今後の方針 地域農業・農村の活性化に向けて頑張る人・地域を今後も支援するとともに、農業生産条件の不利な中山間地域の農地を保全するため協定を締結した地域を今 後も支援する。 農業人口の減少・高齢化、輸入農産物 の増加、価格低迷など農業を取り巻く厳 しい情勢があり、食の安全・地域ブラン ド農産物が注目を浴びている。地域農業 の生き残りを図るために、創意工夫によ りがんばろうとする農家・地域集落の支 援を行う必要がある。 米価下落傾向による稲作農家への影響 に鑑み、今後とも農業・農村の持続的発 展を目指すには、小規模農家も含め、共 存できる集落営農体制の構築が大切であ り、そのためには、現行の均一した補助 の枠組みにとらわれず、意欲をもって頑 張ろうとする人・地域からの活性化計画 等に基づく提案、事業取り組みに対し支 援していく。 新規の取組を促すことを目的に、過去 、本事業による支援を受けた事業者によ る実績発表の場を設ける。 118 平成23年度から、事業種目として「6 次産業化プロジェクト事業」を加え、農 家民宿や農家レストラン等の開設に対す る支援を行なうこととした。 平成24年度から、審査基準の見直しに より、より高い波及効果や投資効果等が 見込まれるものに限って支援の対象とす ることとする。 2,000 2,000 2,000 2,000 2,030 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 (参考) 次年度事業費見込(千円) 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 中山間地域等の農業生産条件が不利な農用 補 地を保全するため、集落協定に基づき5年以 自 助 上継続して農業生産活動を行う農業者に対し 主 金 、補助を行う。 等 本事業は、第1期対策(平成12年度~ 平成16年度)、第2期対策(平成17年度 ~平成21年度)が終了し、第3期対策( 平成22年度~平成26年度)として継続と なる。中山間地域は生産条件が不利な農 地が多く、農業者の高齢化も進んでいる ことから耕作放棄地が発生しやすい。本 事業により地域農業者の主体的な取り組 みがなされ、国土保全機能、保健休養機 能、自然生態系への保全といった地域社 会全体によって重要な役割を果たしてい る。 中山間地域の農地保全、農業生産活動 の体制整備かつ積極的な農業生産活動が 変更なし 農業生産活動が各集落において進められ るよう引き続き支援する。 42,653 11,131 42,653 11,131 4,482 高枝切りバサミの貸出(巣取り防除)、防 自 直 除機の貸出(自主防除)、請負防除業者の斡 主 営 旋を行う。 高枝切りバサミの貸出(巣取り防除) 、防除機の貸出(自主防除)においては 毎年、一定程度の貸出があるため、事業 自体の必要性は高い考えられるが、防除 機の老朽化に伴い、修繕費が増加傾向に ある。 自主防除が定例行事化している地域も あり、必ずしもアメリカシロヒトリの防 除に繋がらない、無駄な出動も見られる 。 請負防除や自主防除は民間へ委託して おり、毎年一定程度の防除実績があるこ とから、事業自体の必要性は高いと考え られ、今後も継続していく。 定例行事化された自主防除をなくすこ 変更なし とで、防除機の使用回数を低下させ、機 械を長持ちさせるため、効果的な防除方 法についての周知を図る。 3,807 3,807 3,807 3,807 1,593 農林業の振興及び農山村の生活環境の向上 を図るため、研修室、会議室、多目的広場を 自 直 備えた基幹集落センターを適切に運営し、利 主 営 用者が快適に使用できるよう維持管理する。 施設整備から20年が経過し、雨漏りや 施設入り口への外階段に破損が見られる 等、大規模な修理が必要となっている。 また、施設利用者の多くが登録団体で あるため、使用料収入が少ないのが課題 である。 施設の改修を順次実施するなど適切な 維持管理に努め、利用者の拡大に努める 。 また、利用していただくにあたり、高 圧開閉器及びキュービクル内の高圧機器 が更新推奨期間を経過し、劣化している ため、周辺一体の停電等の重大事故発生 の前に更新する必要がある。 公民館等他の登録団体の登録条件やそ の見直しの有無も考慮し、利用料金や減 免基準なども含め、登録条件の見直しが 可能かの検討を行う必要がある。 3,730 3,730 9,233 9,233 902 北会津農村環境改善セン 農政部 5 継 続 ター管理運営事業 農政課 農林業の振興及び農山村の生活環境の向上 を図るため、大研修室、会議室、テニスコー 自 直 トを備えた北会津農村環境改善センターを適 主 営 切に運営し、利用者が快適に使用できるよう 維持管理する。 施設の利用申込は北会津公民館、管理 は農政課及び一部管理を北会津まちづく り推進課と分かれており、管理の一元化 が課題であるが、市民(利用者)の利便 性が損なわれないよう考慮する必要があ る。 施設利用者の多くが登録団体であるこ とから、使用料収入が少ないのが課題で ある。 今後も施設の改修を計画的に実施する など適切な維持管理に努め、利用者の拡 大に努める。 また、利用していただくにあたり、高 圧開閉器及びキュービクル内の高圧機器 が更新推奨期間を経過し、劣化している ため、周辺一体の停電等の重大事故発生 の前に更新する必要がある。 公民館等他の登録団体の登録条件やそ の見直しの有無も考慮し、利用料金や減 免基準なども含め、登録条件の見直しが 可能かの検討を行う必要がある。 5,107 5,107 10,700 10,700 902 河東農村環境改善センタ 農政部 6 継 続 ー管理運営事業 農政課 農林業の振興及び農山村の生活環境の向上 を図るため、多目的ホール、会議室、ゲート 自 直 ボール場を備えた河東農村環境改善センター 主 営 を適切に運営し、利用者が快適に使用できる よう維持管理する。 施設利用者の多くが登録団体であるこ とから、利用料収入が少ないのが課題で ある。 また、登録団体が多い上記の状況で利 用率があがると、施設の毀損だけが進む ことが懸念される。 指定管理者と協議しながら、利用者の 増加を図るとともに、併せて利用料収入 の増加につながるような取組が可能かの 検討を行い、利用者がより快適に使用で きるよう、維持管理を行っていく。 施設管理は、現在の指定管理者方式が 最善である。 公民館等他の登録団体の登録条件やそ の見直しの有無も考慮し、利用料金や減 免基準なども含め、登録条件の見直しが 可能かの検討を行う必要がある。 7,627 7,627 7,504 7,504 301 多目的農村広場管理運営 農政部 7 継 続 事業 農政課 農業者の連帯感の醸成と健康増進を図るた め、多目的広場、多目的コートを備えた多目 自 直 的農村広場を利用者が快適に使用できるよう 主 営 維持管理する。 施設の申込み受付は公民館、管理は農 政課及び一部北会津まちづくり推進課と 施設の適切な維持管理に努め、利用者 分かれており、管理の一元化が課題であ の拡大に努める。 変更なし るが、市民(利用者)の利便性が損なわ れないよう考慮する必要がある。 498 498 498 498 902 農政部 8 継 続 ヘリポート管理運営事業 農政課 多目的な航空交通の用に供するため、ヘリ 自 直 ポートを適切に維持管理する。 主 営 近年、農作物の輸送、航空防除での利 用がほとんど無く、訓練を含む緊急救急 利用日数は少ないものの、災害対応等 地域活性化に寄与することを目的した 活動や写真撮影等の利用になっているた の緊急救急活動などによる利用があるた 他用途への変更について今後検討する必 め、利用日数が少なく、使用料収入が少 め、当面は適切な維持管理に努める。 要があるが、当面は現行の通り。 ないのが課題である。 111 111 111 111 451 0 0 0 0 1,504 事務事業名 担当部課名 中山間地域等直接支払事 農政部 2 継 続 業 農政課 アメリカシロヒトリ防除 農政部 3 継 続 対策事業 農政課 継 基幹集落センター管理運 農政部 4 続 営事業 農政課 事業の概要 地区住民と行政のほか多様な主体の協働に 中山間地域等地域づくり 企画政策部 よる地域づくり活動の推進に向け、行政情報 自 直 9 継 続 支援事業 地域づくり課 等の提供や各種団体との調整などの支援を行 主 営 う。 中山間地域の一部集落において、主体 的な取り組みが推進されているが、今後 の取り組みをさらに進めるとともに他の 地域へ波及させるためには、住民意識の 醸成や集落内の合意形成が図られるよう な支援のあり方、しくみづくりが必要で ある。 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 中山間地域にあっては、全市的な傾向 より早く、少子高齢化が進行し、国土保 全やコミュニティ機能の維持が困難にな ることが予想されるため、課題意識を持 つ集落等の地域づくりを個別的に支援し 変更なし 、集落機能の維持と活性化を図るととも に他の地域へも波及できるような支援方 法、しくみづくりを研究しながら中山間 地域の振興を図る。 119 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 120 平成23年度施策評価票 施策№ 3-5-4 基本施策名 農業生産基盤と農村環境を整備する (政策名) 生産性の高い農林業がいきづくまちをつくる 主管部課名 関連部課名 農政部農林課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○生産性が高く、安定した経営を実現するため、農業生産基盤を整備します。 ○農村生活環境の改善を図ります。 ○担い手の育成や農地の集積等による効率的な生産活動を目指した基盤整備事業が農業の重点施策の一つとして全国で進めら れている。 ○ほ場整備率に示される事業の進捗は地域における農地の集積を示すものであり、ほぼ計画通りに推移している。 成果指標推移 ○意欲ある担い手の経営規模の拡大を図るため、農業用水の確保と農地の整備や農地の流動化による利用集積を推進します 。 ② 目標達成の ○農地の生産力を最大限に発揮できる農業生産構造を確立するため、農業生産基盤を整備します。 ための方針 ○活力ある農村づくりのため、暮らしやすい農村生活環境を総合的に整備します。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○生産性の高い安定した農業経営を実現させるために生産基盤整備事業を実施することは、目標達成のための方法として適切 であり、進捗率も高く、基本施策への貢献度も高い。・現在の基盤整備事業実施箇所は6箇所であり、農用地の集積目標を毎 年達成している。また、現在調査及び調査予定箇所が2箇所ある。 ○農村地域の環境整備については道路舗装・水路整備あわせ多くの要望が寄せられており、順次整備を進めている。生活環境 事業進捗 (前年度最終 の向上を目指し、今後とも効果的な整備を進めていく。 評価に係る取 ○施設整備の反面、老朽化の進む農業用施設の維持管理については、「ストックマネジメント事業」を今後の農業施策の最重 組みを含む) 要課題として重点的に推し進めていく。 ○農業生産基盤の整備は、安定的な農業経営に不可欠な事業であり、本市においてはほ場整備率も順調に推移していること から、今後とも国・県及び関係団体との連携のもと実施していくものとする。 ○特に、既存の農業用施設の老朽化に伴う維持修繕を計画的に行うストックマネジメント事業については、国・県及び関係 ③ 前年度最終 団体と事業選択や財源確保等について十分に調整を図り計画的に進めていくものとする。 ○また、農村地域の環境整備については、農村地域における生活環境の改善・向上に資するものであることから、要望内容 評価 (今年度の取組み や管理のあり方等地域(住民)と十分に調整を図り、効果的な整備を進めていくものとする。 方針・考え方) ○さらに、有害鳥獣駆除事業にあたっては、農作物の防除対策(捕獲制度上)の問題、更には捕獲隊員の確保等、様々な課 題があることから、地域住民の理解と協力を得ながら進めていくものとする。 ○こうした事業の展開を通し、農業生産基盤の強化や農村環境の改善を通して、活力ある農村づくりを行っていくものとす る。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○就農人口の減少・農業従事者の高齢化と併せ非農家等の増加による農村社会の混住化が進んでいる。これらのことにより集 落内の用排水路や道路、土地改良施設が適正に管理されていない現状が見られ、環境が悪化したり災害に繋がりかねない状況 もある。さらに、これまで集落内で実施してきた道水路等の維持管理にも支障を来たしており、行政への期待が高まってきて 社会状況・ 市民ニーズの いる。 ○有害鳥獣駆除事業に従事する捕獲隊員の確保が社会的にも課題になってきている。 変化 ・国・県・団体が実施する施設延命のための「ストックマネジメント事業」を初めとする各土地改良事業 ・農村地域環境整備事業 (参考) ・有害鳥獣駆除事業 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ ほ場整備率 ○生産性の高い安定した農業を実現させるために、国・県及び関係団体が行う土地改良事業を支援していく。 ○農村地域における生活環境を改善・向上させるために地域に密着した施設整備を進めていく。 ○鳥獣による農産物の食害や人的被害の未然防止のために、有害鳥獣捕獲を実施していく。 ⑴ ほ場整備面積/農地面積 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ⑴ ○農業基盤整備事業等の施設整備が進む反面、旧来の農業用施設は老朽化し維持修繕費用も増大してきている。このため施設 の延命化を図り、トータルコスト縮減を目指す「ストックマネジメント事業」が国の施策・制度として確立している。 ※「ストックマネジメント事業」とは、基幹的な農業水利施設の有効利用を図り、効率的な保全対策を推進するために施設の 劣化状況を調べ、機能保全に必要な計画を定める。これに基づき適時適切な保全工事を実施することで施設の延命化を図る事 業。 平成22年度 平成23年度 6,168ha/6,980ha 88.3% 6,197ha/6,980ha 88.7% 6,168ha/6,980ha 88.3% - 重点的に 取組む内容 最終目標値 (平成28年度) 6,290ha/6,980ha 6,216ha/6,980ha 90.1% 89.0% (計画の当初:88.7%) ※最終目標値の根拠となった農地面積の減少により、 最終目標値のほ場整備率を変更 平成24年度 ○各種土地改良事業の事業化に向け十分な事前調整を図る。 取組み改善の ○農村地域環境整備については事業が長期化する中、材料提供などにより地域に根ざした身近な整備となるよう、工事施工と 合わせ地元と調整協議を十分に行っていく。 視点 (他団体との ○鳥獣による農作物の被害や人的被害の未然防止のために、有害鳥獣捕獲隊員確保に向けた取り組みを進めていく。 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑵ - 目標値(上段) 実績値(下段) - ○国・県・団体が実施する施設延命のための「ストックマネジメント事業」を初めとする各土地改良事業 ○農村地域環境整備事業 ○有害鳥獣駆除事業 - 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 150,713 59,559 215,137 67,529 35,115 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○農業生産基盤の整備は、安定的な農業経営に不可欠な事業であり、本市においてはほ場整備率も順調に推移していることから、今後とも国・ 県及び関係団体との連携のもと実施していくものとする。 ○また、防災の面からも、既存の農業用施設の老朽化に伴う維持修繕を計画的に行うストックマネジメント事業については、国・県及び関係団 体と事業選択や財源確保等について十分に調整を図り計画的に進めていくものとする。 ○なお、農村地域の環境整備については、地域に密着した施設整備を進めるため、要望内容や管理のあり方等地域(住民)と十分に調整を図 り、効果的な整備を進めていくものとする。 ○さらに、有害鳥獣駆除にあたっては、有害鳥獣の防除対策に取り組むとともに、捕獲隊員の確保や待遇の改善を図りながら、地域住民の理解 と協力を得て進めていくものとする。 事業費等 121 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-5-4-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 農業生産基盤の整備により優良農地を確保することは、農業生産性向上及び後継者の確保・育成、さらに農業経営の改善や食料の安定供給を図る上で必要であ ることから、今後も継続的に事業を支援していく。 施 策 名 農業生産基盤の整備 継 県営経営体育成基盤整備 農政部 1 続 事業 双潟地区 農林課 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、土地改良法の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 補 営農計画 担い手や生産組織による農地の集 法 助 積 定 金 事 業 費 3,243,000千円 等 受益面積 176.6ha/受益戸数139戸 同意率 100% 事業年度 平成8年度~平成24年度 基盤整備事業によって、大型区画に農 地を整備すると共に、道路、用排水路を 系統的に配置し、暗渠排水(農地の排水 を良くする。)、客土による耕地の汎用 化(田及び畑として利用可能にする。) を行い農地の集積(地域担い手等に作業 依頼。)を推進し、担い手農家及び地域 農業の経営の安定と食糧の安定供給を図 る必要がある。 農業生産基盤整備で優良農地を確保し 、効率の高い安定的な経営体(担い手等 )を育成すると共に、農業の持続的発展 に資することから今後も継続していく。 農業の維持発展には農業生産の基礎的 な資源である農地の確保と保全を図る必 要があり、耕作放棄の発生を防止する等 の対策を検討していく。 2,159 継 県営経営体育成基盤整備 農政部 2 続 事業 赤井地区 農林課 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、土地改良法の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務営農計画 担い手や生産組織による 法 補 助 農地の集積 定 金 事 業 費 2,822,000千円 等 受益面積 169.7ha/受益戸数146戸 同意率 100% 事業年度 平成12年度~平成24年度 基盤整備事業によって、大型区画に農 地を整備すると共に、道路、用排水路を 系統的に配置し、暗渠排水(農地の排水 を良くする。)、客土による耕地の汎用 化(田及び畑として利用可能にする。) を行い農地の集積(地域担い手等に作業 依頼。)を推進し、担い手農家及び地域 農業の経営の安定と食糧の安定供給を図 る必要がある。 農業生産基盤整備で優良農地を確保し 、効率の高い安定的な経営体(担い手等 )を育成すると共に、農業の持続的発展 に資することから今後も継続していく。 農業の維持発展には農業生産の基礎的 な資源である農地の確保と保全を図る必 要があり、耕作放棄の発生を防止する等 の対策を検討していく。 572 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、土地改良法の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 営農計画 担い手や生産組織による農地の集 積 事 業 費 1,530,000千円 受益面積 90.0ha/受益戸数91戸 同意率 100% 事業年度 平成18年度~平成25年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、土地改良法の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 営農計画 担い手や生産組織による農地の集 積 事 業 費 1,064,000千円 受益面積 49.1ha/受益戸数28戸 事業同意率 100% 事業年度 平成17年度~平成27年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、土地改良法の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 営農計画 担い手や生産組織による農地の集 積 事 業 費 411,00千円 受益面積 22.7ha/受益戸数26戸 同意率 100% 事業年度 平成16年度~平成26年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、土地改良法の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 営農計画 担い手や生産組織による農地の集 積 事 業 費 460,000千円 受益面積 29.1ha/受益戸数43戸 同意率 100% 事業年度 平成21年度~平成26年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、土地改良法の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 営農計画 担い手や生産組織による農地の集 積 事 業 費 1,150,000千円 受益面積 65.0ha/受益戸数68戸 同意率 100% 事業年度 平成20年度~平成30年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、土地改良法の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 営農計画 担い手や生産組織による農地の集 積 事 業 費 849,000千円 受益面積 46.3ha/受益戸数26戸 同意率 100% 事業年度 平成24年度~平成32年度 補 法 助 定 金 等 基盤整備事業によって、大型区画に農 地を整備すると共に、道路、用排水路を 系統的に配置し、暗渠排水(農地の排水 を良くする。)、客土による耕地の汎用 化(田及び畑として利用可能にする。) を行い農地の集積(地域担い手等に作業 依頼。)を推進し、担い手農家及び地域 農業の経営の安定と食糧の安定供給を図 る必要がある。 農業生産基盤整備で優良農地を確保し 、効率の高い安定的な経営体(担い手等 )を育成すると共に、農業の持続的発展 に資することから今後も継続していく。 農業の維持発展には農業生産の基礎的 な資源である農地の確保と保全を図る必 要があり、耕作放棄の発生を防止する等 の対策を検討していく。 2,690 290 他 30,000 3,000 他 451 補 法 助 定 金 等 基盤整備事業によって、大型区画に農 地を整備すると共に、道路、用排水路を 系統的に配置し、暗渠排水(農地の排水 を良くする。)、客土による耕地の汎用 化(田及び畑として利用可能にする。) を行い農地の集積(地域担い手等に作業 依頼。)を推進し、担い手農家及び地域 農業の経営の安定と食糧の安定供給を図 る必要がある。 農業生産基盤整備で優良農地を確保し 、効率の高い安定的な経営体(担い手等 )を育成すると共に、農業の持続的発展 に資することから今後も継続していく。 農業の維持発展には農業生産の基礎的 な資源である農地の確保と保全を図る必 要があり、耕作放棄の発生を防止する等 の対策を検討していく。 2,250 250 他 15,000 1,500 他 451 補 法 助 定 金 等 基盤整備事業によって、大型区画に農 地を整備すると共に、道路、用排水路を 系統的に配置し、暗渠排水(農地の排水 を良くする。)、客土による耕地の汎用 化(田及び畑として利用可能にする。) を行い農地の集積(地域担い手等に作業 依頼。)を推進し、担い手農家及び地域 農業の経営の安定と食糧の安定供給を図 る必要がある。 農業生産基盤整備で優良農地を確保し 、効率の高い安定的な経営体(担い手等 )を育成すると共に、農業の持続的発展 に資することから今後も継続していく。 農業の維持発展には農業生産の基礎的 な資源である農地の確保と保全を図る必 要があり、耕作放棄の発生を防止する等 の対策を検討していく。 1,700 200 他 2,500 300 他 301 補 法 助 定 金 等 基盤整備事業によって、大型区画に農 地を整備すると共に、道路、用排水路を 系統的に配置し、暗渠排水(農地の排水 を良くする。)、客土による耕地の汎用 化(田及び畑として利用可能にする。) を行い農地の集積(地域担い手等に作業 依頼。)を推進し、担い手農家及び地域 農業の経営の安定と食糧の安定供給を図 る必要がある。 農業生産基盤整備で優良農地を確保し 、効率の高い安定的な経営体(担い手等 )を育成すると共に、農業の持続的発展 に資することから今後も継続していく。 農業の維持発展には農業生産の基礎的 な資源である農地の確保と保全を図る必 要があり、耕作放棄の発生を防止する等 の対策を検討していく。 6,000 600 他 9,000 900 他 602 補 法 助 定 金 等 基盤整備事業によって、大型区画に農 地を整備すると共に、道路、用排水路を 系統的に配置し、暗渠排水(農地の排水 を良くする。)、客土による耕地の汎用 化(田及び畑として利用可能にする。) を行い農地の集積(地域担い手等に作業 依頼。)を推進し、担い手農家及び地域 農業の経営の安定と食糧の安定供給を図 る必要がある。 農業生産基盤整備で優良農地を確保し 、効率の高い安定的な経営体(担い手等 )を育成すると共に、農業の持続的発展 に資することから今後も継続していく。 農業の維持発展には農業生産の基礎的 な資源である農地の確保と保全を図る必 要があり、耕作放棄の発生を防止する等 の対策を検討していく。 2,567 523 県 0 0 602 補 法 助 定 金 等 基盤整備事業によって、大型区画に農 地を整備すると共に、道路、用排水路を 系統的に配置し、暗渠排水(農地の排水 を良くする。)、客土による耕地の汎用 化(田及び畑として利用可能にする。) ー を行い農地の集積(地域担い手等に作業 依頼。)を推進し、担い手農家及び地域 農業の経営の安定と食糧の安定供給を図 る必要がある。 2,280 他 602 県営経営体育成基盤整備 農政部 3 継 続 事業 原地区 農林課 継 県営経営体育成基盤整備 農政部 4 続 事業 経沢地区 農林課 県営経営体育成基盤整備 農政部 5 継 続 事業 小谷地区 農林課 県営経営体育成基盤整備 農政部 6 継 続 事業 東長原地区 農林課 継 県営経営体育成基盤整備 農政部 7 続 事業 門田第4地区 農林課 県営経営体育成基盤整備 農政部 8 新 規 事業 槻ノ木地区 農林課 122 ー ー 259 他 2,453 72 他 ー ー 253 他 ー 2,280 1,203 ー 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 継 県営農業用水再編対策事 農政部 9 続 業(地域用水機能増進型 農林課 ) 日橋堰地区 県営かんがい排水事業 農政部 10 継 続 北会津地区 農林課 新農業水利システム保全 農政部 11 継 続 対策事業 吉ヶ平地区 農林課 継 県営防災ダム事業 宮川 農政部 12 続 地区 農林課 鶴沼川防災ダム管理事業 農政部 13 継 続 県営及び連合協議会 農林課 県営農業用河川工作物応 農政部 14 継 続 急対策事業 下野堰地区 農林課 継 県営農業用河川工作物応 農政部 15 続 急対策事業 西後庵堰地 農林課 区 県営農業用河川工作物応 農政部 16 継 続 急対策事業 牛川地区 農林課 県営農業用河川工作物応 農政部 17 継 続 急対策事業 鶴沼三堰地 農林課 区 事業の概要 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 整備計画 施設の老朽化に伴う危険箇所の改 修 事 業 費 2,425,000千円 受益面積 953ha/受益者859名 同意率 100% 事業年度 平成7年度~平成24年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 整備計画 施設の老朽化に伴う危険箇所の改 修 事 業 費 375,000千円 受益面積 977ha/受益戸数1,127戸 同意率 100% 事業年度 平成16年度~平成23年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 整備計画 施設の老朽化に伴う危険箇所の改 修 事 業 費 280,000千円 受益面積 599ha/受益戸数304戸 同意率 100% 事業年度 平成19年度~平成28年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 整備計画 防災施設の機能維持と管理適正化 事 業 費 496,500千円 受益面積 3,077haうち市617ha/受益戸数 5,452戸 同意率 100% 事業年度 平成15年度~平成25年度 事業主体となる県との連絡調整、事業への 一部負担及び事業負担に関する事務及び関係 市町村設立の鶴沼川防災ダム連合協議会への 管理負担及び管理負担に関する事務 事業計画 宮川・二岐・栃沢の3防災ダムの 適正な施設管理 受益戸数7,679戸 ・県営:県50%・市町村50% ・連合:市町村100% (市町村内訳:美里65%・若松及び坂下 17.5%) 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 整備計画 農業用水の取水機能維持 事 業 費 165,000千円 受益面積 24.3haうち市13.8ha/受益戸数38 戸 同意率 100% 事業年度 平成17年度~平成23年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 整備計画 農業用水の取水機能維持 事 業 費 185,000千円 受益面積 22.5ha/受益戸数50戸 同意率 100% 事業年度 平成17年度~平成26年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 整備計画 農業用水の取水機能維持 事 業 費 200,000千円 受益面積 560.0haうち74.0ha/受益戸数400 戸 同意率 100% 事業年度 平成17年度~平成26年度 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 整備計画 農業用水の取水機能維持 事 業 費 218,000千円 受益面積 200.0ha/受益戸数120戸 同意率 100% 事業年度 平成18年度~平成28年度 法 定 ・ 自 主 (参考) 次年度事業費見込(千円) 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 補 法 助 定 金 等 用水供給機能を確保することに加え、 排水条件を改善することにより浸水被害 を防止する必要がある。 着手後16年が経過しており、早期の完 了が期待されている。 農業用水の安定供給による管理コスト の軽減と市民の財産と生命を守る観点か 安定的な用水供給機能を確保・維持し ら今後も継続していく。 、計画的に適正な管理及び更新等を行う 県営事業の進捗に合わせ財源を確保し ことにより施設の延命化を図って行く。 、早期の完了を目指す。 25,396 補 法 助 定 金 等 用水供給機能を確保することに加え、 農業用水の安定供給による管理コスト 安定的な用水供給機能を確保・維持し 排水条件を改善することにより浸水被害 の軽減と市民の財産と生命を守る観点か 、計画的に適正な管理及び更新等を行う を防止する必要がある。 ら今後も継続していく。 ことにより施設の延命化を図って行く。 1,485 補 法 助 定 金 等 用水供給機能を確保することに加え、 農業用水の安定供給による管理コスト 安定的な用水供給機能を確保・維持し 排水条件を改善することにより浸水被害 の軽減と市民の財産と生命を守る観点か 、計画的に適正な管理及び更新等を行う ことにより施設の延命化を図って行く。 を防止する必要がある。 ら今後も継続していく。 当初事業名:県営かんがい排水事業 0 補 法 助 定 金 等 施設の機能を強化することにより用水 自然災害に強い施設を整備し、農業経 農地や農村地域を洪水等の災害から未 の安定供給と洪水防止に努め、より安定 営の安定を図るため、今後も事業を継続 然に防止するため、施設の機能を維持し 、計画的に適正な管理及び更新等を行う 的な農業経営を図る必要がある。 していく。 ことにより施設の延命化を図って行く。 1,485 補 法 助 定 金 等 本市および会津美里町にまたがる鶴沼 川流域の農業用ダムを総合的に運用し、 広域的な観点から農地及び農業用施設を 災害から守る必要がある。 農地や農村地域を洪水等の災害から未 然に防止するため、施設の機能を維持し 、計画的に適正な管理及び更新等を行う ことにより施設の延命化を図って行く。 また、協議会の運営にあっては適正な 事務処理を徹底するように助言する。 3,827 3,827 3,827 3,827 151 補 法 助 定 金 等 施設の機能を強化することにより用水 自然災害に強い施設を整備し、農業経 農地や農村地域を洪水等の災害から未 の安定供給と洪水防止に努め、より安定 営の安定を図るため、今後も事業を継続 然に防止するため、施設の機能を維持し 、計画的に適正な管理及び更新等を行う 的な農業経営を図る必要がある。 していく。 ことにより施設の延命化を図って行く。 538 538 66 66 451 補 法 助 定 金 等 施設の機能を強化することにより用水 自然災害に強い施設を整備し、農業経 農地や農村地域を洪水等の災害から未 然に防止するため、施設の機能を維持し の安定供給と洪水防止に努め、より安定 営の安定を図るため、今後も事業を継続 、計画的に適正な管理及び更新等を行う 的な農業経営を図る必要がある。 していく。 ことにより施設の延命化を図って行く。 72 72 1,632 1,632 301 補 法 助 定 金 等 施設の機能を強化することにより用水 自然災害に強い施設を整備し、農業経 農地や農村地域を洪水等の災害から未 の安定供給と洪水防止に努め、より安定 営の安定を図るため、今後も事業を継続 然に防止するため、施設の機能を維持し 、計画的に適正な管理及び更新等を行う 的な農業経営を図る必要がある。 していく。 ことにより施設の延命化を図って行く。 27 27 208 208 301 補 法 助 定 金 等 施設の機能を強化することにより用水 自然災害に強い施設を整備し、農業経 農地や農村地域を洪水等の災害から未 の安定供給と洪水防止に努め、より安定 営の安定を図るため、今後も事業を継続 然に防止するため、施設の機能を維持し 、計画的に適正な管理及び更新等を行う 的な農業経営を図る必要がある。 していく。 ことにより施設の延命化を図って行く。 0 0 126 126 301 今後の方針 (事業期間を含む) 県、市町村及び土地改良区が一体とな って農業水利施設の管理を強化する方策 を講じるなかで、大規模で公共性の高い 施設については、適正管理に要する費用 を今後も市町で負担し管理していく。 123 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 11,596 他 29,024 185 他 ー 0 185 他 2,903 他 ー 0 1,650 451 ー 0 301 250 他 151 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業主体となる県と地区受益者との連絡調 整、採択申請等の手続きに関する一連の事務 整備計画 生産物輸送コストを削減する他町を連 補 絡する幹線道路 法 助 事 業 費 330,000千円 定 金 受益面積 1,126haうち市22ha/受益戸数 等 1,242戸 同意率 100%(西部幹線関連) 事業年度 平成16年度~平成28年度 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 県道会津若松・会津高田線から国道 401号と交差し県道橋本・会津高田線ま での間についての基幹農道及び市道を整 備することにより、旧広域農道(パール 現行のとおり行う。 ライン)に至る物流路を確保する必要が ある。 広域的な観点から基幹農道の通年供用 のあり方について今後検討していく必要 がある。 11,698 補 法 助 定 金 等 共公益的、多目的機能(環境、防災、 国土保全等)を有する農業水利施設及び 農業水路の維持管理について、社会情勢 の変化に伴い高度な管理が必要とされる 土地改良区の管理体制の整備と強化を図 る。 県、市、土地改良区が一体となって農 業水利施設管理を強化する方策を講じ、 洪水による地域住民、農地及び農作物の 被害の未然防止や効率的・安定的な農業 用水の供給等、地域農業確立及び農村地 域振興が図られる。 県営事業での事業化から国営事業へ変 更することで市及び事業受益者の負担軽 減を図る。 当初:県営基幹水利施設ストックマネ ジメント事業 0 補 法 助 定 金 等 農業水利施設は農業生産基盤の中核を 成す重要な施設であると共に、環境、防 災、国土保全等に資する機能を果たすな ど、社会情勢の変化に伴って公共性・公 益性は益々高まってきており、施設機能 の適正な管理が必要とされる。 県、市町村及び土地改良区が一体とな って農業水利施設の管理を強化する方策 安定的な用水供給機能を確保・維持し を講じるなかで、大規模で公共性の高い 、計画的に適正な管理及び更新等を行う 施設については、適正管理に要する費用 ことにより施設の延命化を図って行く。 を今後も市町で負担し管理していく。 補 法 助 定 金 等 農業施設の維持管理にかかる事業受益 者及び土地改良区の負担を軽減し、農業 用水の安定供給を図る必要がある。 国営土地改良事業により造成した農業 水利施設や付帯県営造成施設について、 安定的な用水供給機能を確保・維持し 地域における多面的機能の発揮を促す観 、計画的に適正な管理及び更新等を行う 点から、土地改良区の施設管理に係る支 ことにより施設の延命化を図って行く。 援を行い高度な管理や、管理体制の強化 を図る。 土地改良施設維持管理適 農政部 22 継 続 正化事業 農林課 農業生産施設を適正に維持管理するために 法 補 土地改良区等が実施する県補助事業に対して 定 助 金 支援する。 等 農業の持続的発展をとおし安全で安心 できる食料の安定供給を確保することと 、生産コストの軽減による農業所得の増 益を図るために施設を適正に維持管理す る必要がある。 農政部 23 継 続 土地改良事業等事務事業 農林課 福島県土地改良事業団体連合会や各種関係 団体への賦課及び負担金・補助などの事務や 法 補 助 連絡調整を行う。 県土地改良事業団体連合会は農業農村整備 定 金 等 の技術的な支援を行う。 土地改良事業の施行において、技術面 及び営農面にわたる指導など、市町村等 に対して助言やその他のサービス等の組 織活動に利用する。また、農村地域の振 興と環境の改善、整備を進める必要があ る。 国営かんがい排水事業 農政部 24 継 続 会津宮川地区 受益者償 農林課 還金補助金 平成16年度完了の国営かんがい排水事業の 受益者償還額の一部補助に係る土地改良区等 との事務調整及び事業償還の補助に関する事 務 補 事業計画 国営事業完了後に編入した地域へ 法 助 の事業負担支援 定 金 受益者償還額 50,691千円 受益面積 77.1㏊ 等 償還期間 平成16年度事業 受益戸数84戸 ・平成17年度~平成41年度 毎年度償還額 1,047千円 農業用水を確保することと併せ受益農 営農者の償還額を軽減し、農業生産性 地の土地基盤整備を実施し、大型機械の の向上と農業経営の安定を図る必要があ 導入による省力化と複合経営の推進を図 変更なし る。 り、農業生産性の向上と農業経営の安定 を図ることから今後も継続していく。 1,047 1,047 1,047 1,047 151 補 法 助 定 金 等 受益農地の土地基盤整備を実施し、大 営農者の償還額を軽減し、農業生産性 型機械の導入による省力化と複合経営の の向上と農業経営の安定を図る必要があ 推進を図り、農業生産性の向上と農業経 変更なし る。 営の安定を図ることから今後も継続して いく。 355 355 192 192 151 補 法 助 定 金 等 受益農地の土地基盤整備を実施し、大 営農者の償還額を軽減し、農業生産性 型機械の導入による省力化と複合経営の の向上と農業経営の安定を図る必要があ 推進を図り、農業生産性の向上と農業経 変更なし る。 営の安定を図ることから今後も継続して いく。 1,612 1,612 1,612 1,612 151 継 県営基幹農道整備事業 農政部 18 続 宮川2期地区 農林課 国営施設機能保全事業 農政部 19 継 続 会津南部地区 農林課 継 基幹水利施設管理事業 農政部 20 続 馬越頭首工 農林課 国営造成施設管理体制整 農政部 21 継 続 備促進事業 会津南部地 農林課 区 継 県営担い手育成基盤整備 農政部 25 続 事業 せせらぎ東部地区 農林課 受益者償還金補助金 県営経営体育成基盤整備 農政部 26 継 続 事業 河東西部地区 受 農林課 益者償還金補助金 事業主体の県及び事業申請者(地区受益者 )との連絡調整、採択申請等の手続きに関す る一連の事務、事業費に対する一部負担に関 する事務 事業計画 施設の老朽化に伴い危険箇所の改 修 事業費 786,000千円 受益面積 4,364ha/受益戸数4,441戸 同意率(仮) 100% 事業年度 平成16年度~平成30年度 農林水産省所有の国営造成施設「馬越頭首 工」の通年維持管理及び関係負担団体との調 整事務 事業計画 国所有の施設を管理委託され補助 事業で管理業主体は会津若松市(代表)、会津 美里町、湯川村 事業期間 平成9年1月から施設管理 受益面積 3,032ha 受益戸数 3,576戸 国営造成施設及び県営附帯施設を対象とし た農業用施設の適正な維持管理に係る費用に 対し、当市が事業主体となり、関係土地改良 区へ負担及び補助を行う事務。 事業計画 国営施設及びその付帯施設を管理 する団体へ管理支援 事業主体 会津若松市 事業期間 平成12年10月から改良区へ管理支 援 受益面積 3,032ha/受益戸数3,576戸 事業年度 平成12年度~平成28年度 平成11年度に事業完了の県営ほ場整備事業 の県施工負担以外の事業受益者負担借入に一 部補助を行うため、償還金補助に係る土地改 良区等との事務調整及び事業償還の補助に関 する事務 事業計画 受益者負担の一部支援 償還補助額 15,437千円 受益面積 301.0㏊ 受益戸数136戸 償還期間 平成7年度~平成26年度 平成20年度に事業完了の県営ほ場整備事業 の県施工負担以外の事業受益者負担借入に一 部補助を行うため、償還金補助に係る土地改 良区等との事務調整及び事業償還の補助に関 する事務 事業計画 受益者負担の一部支援 償還補助額 24,368千円 受益面積 100.2㏊ 受益戸数136戸 償還期間 平成10年度~平成31年度 用排水路の老朽箇所を整備補修するこ とによって用水を適正に配分し、効率的 ・安定的な農業用水の供給による管理コ ストの軽減が図られ、生産基盤整備の十 分な効果が得られることから今後も継続 していく。。 都道府県、市町村及び各種団体が一体 となって農業が食料の安定供給という基 本的役割を担うため、各種事業等の推進 ・導入による農業者の経営の安定化に努 めるとともに、消費者の視点に立った食 料・地域農業の構築に向け取り組む。 124 262 他 0 11,134 0 334 他 902 0 151 902 5,587 国 ・ 832 県 ・ 他 6,906 国 ・ 1,031 県 ・ 他 11,189 国 2,894 ・ 県 10,518 国 2,630 ・ 県 602 0 151 847 他 151 安定的な用水供給機能を確保・維持し 、計画的に適正な管理及び更新等を行う ことにより施設の延命化を図って行く。 0 農地や農業用水の整備・保全、農村の 振興に必要であり、県、市、各種団体が 一体となった取り組みを推進する。また 、協議会の運営にあっては規約等に則っ た運営を指示する。 847 0 847 他 0 847 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 事業費 うち 補 一般財源 助 農政部 農林課 国の補助事業により、会津若松市戸ノ口堰土 地改良区が事業主体となって、5年間で水路 補 を整備する。 法 助 事業計画 受益者負担の一部支援 定 金 全体事業費15,000千円 等 受益面積 52㏊ 事業年度 平成22年度~平成28年度 用排水路の老朽箇所を診断し、補修を 施設の機能を強化することにより用水 行い用水の適正配分、維持管理の節減を 平成23年度より、地域農業水利施設ス の安定供給と洪水防止に努め、より安定 図る為ため、地域農業水利施設ストック トックマネジメント事業に統合する。 ー 的な農業経営を図る必要がある。 マネジメント事業に統合し、今後も継続 していく。 ー 新 地域農業水利施設ストッ 農政部 28 規 クマネジメント事業 農林課 事業主体の施設管理者(事業申請者)との 連絡調整、採択申請等の手続きに関する一連 の事務、事業費に対する一部負担に関する事 補 務 法 助 事業計画 受益者負担の一部支援 定 金 全体事業費 415,000千円 等 受益面積 503㏊ 受益戸数3,402戸 事業年度 平成23年度~平成28年度 用排水路の老朽箇所を診断し、補修を 行い用水の適正配分、維持管理の節減を ー 図る。 ー 農地・水・保全管理支払 農政部 29 継 続 事業 農林課 事業計画 農村地域の環境保全活動に対する 支援 補 事 業 費 24,980千円 法 助 活動集落 11組織 定 金 事業面積 428.9㏊ 等 事業年度 平成19年度~平成23年度 平成24年度より次期対策事業実施予定 引き続く担い手不足・高齢化が進む農 事業効果を含め国の評価が出されてい 業集落において、農業用施設の維持管理 平成23年度は本交付金事業の最終年度 ないため次期対策が示されていない。 は非常に困難となっている。事業終了以 となるが事業実施期間は事業の趣旨に基 国県の動向を注視していく。 降の次期対策が明確に示されていない。 づく指導助言を行う。 県営ため池等整備事業 27 継 続 戸ノ口地区 施策№ 3-5-4-2 施 策 名 農村環境の整備 ー (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) ー 4,724 事業費 ー ー 3,800 0 他 うち 補 (人件費) 一般財源 助 4,724 ー 3,800 0 他 76 1,203 今後の方針 農業生産施設の整備・保全や、鳥獣による農作物・人的被害の防止・軽減により、農山村の生産活動や生活環境の改善を図り、住みよい地域づくりを目指し今 後も継続的に事業を実施していく。 農業用用排水施設維持管 農政部 1 継 続 理事業 農林課 市街地内から発生するゴミ等の除去を関係 補 土地改良区に業務委託し、さらに土地改良区 自 助 が実施する農業用用排水施設の維持管理事業 主 金 に対して補助金を交付する。 等 老朽化した農業用施設や未整備の水路 も多く農業生産施設環境を改善する必要 がある。また、塵芥・不法投棄による農 業用水取水障害を減少させる必要がある 。 市と土地改良区との水路管理区分に基 づく維持管理が不可欠であり、農業用施 変更なし 設を良好に維持するために事業を継続し ていく。 9,326 2 継 続 農村地域環境整備事業 農政部 農林課 農村集落地域の環境改善に向けた様々な取 り組みを行う。主に地域から要望のある道路 ・水路等の整備について、現状に応じた工法 自 直 で集落内の環境を整備する。現地を調査し、 主 営 道水路等の工事を発注するほか地域に対して 二次製品等を提供する。 農村集落部の住環境を改善・活性化し 定住化を促進する必要がある。 しかしながら、寄せられる要望に対して 整備が追いつかず、年々要望箇所が増加 している。 さらに農村集落地域全体が高齢化、混住 化しているため、維持管理にも支障をき たしており、行政への期待も高くなって きている。 地域からの要望件数も多く、農業生産 施設や生活に密接に関連する公共性の高 変更なし い案件であるため、引き続き事業を継続 していく。 28,170 国 12,170 ・ 他 32,670 16,670 他 9,020 継 3 続 砂塵防止事業 農政部 農林課 地域から舗装要望のある道路について農道 自 直 や4級市道など農業生産に緊密な道路の簡易 主 営 舗装(t=4cm)を実施 社会資本の整備として最も基本的な事 農村集落の生活環境向上及び農作物集 項であり、農村集落生活環境向上及び農 出荷の効率化を図る必要がある。 作物集出荷の効率化のため、引き続事業 変更なし を継続していく。 14,700 900 他 23,000 1,200 他 4,510 農政部 農林課 農村公園(旧若松1箇所・北会津町10箇所 ・河東町9箇所 計20箇所)の主な施設(ブ ランコ・シーソー・滑り台・砂場・鉄棒・水 自 委 のみ台・トイレ・照明灯)の維持管理を実施 主 託 する事業。軽微な維持管理について地域に業 務を委託。 快適な住環境の整備のための地域と協 快適な住環境の整備のための地域と協 働し、地域に密着した管理を行うことに 働し、地域に密着した管理を行っていく 変更なし より、施設を良好に維持管理する必要が 。 ある。 2,471 2,471 2,748 2,748 1,504 農政部 農林課 農道を維持管理するために、農道台帳の管 補 理・農道占用にかかる事務を行い、また農道 自 助 を良好に維持するために補修に必要な砂利等 主 金 の資材を提供する。 等 農道機能の保持、管理の省力化と農村 農道機能の保持と適正な管理に加え、 集落生活環境向上を図る目的から一部に 農村集落生活環境向上及び効率的で安定 は舗装要望に変化している。 した農業経営を図るため、事業は今後も 継続して取り組み、資材の提供は現行の 市道との一体管理を視野に入れながら ※基幹農道の管理について、冬期間は農 とおり行っていくものとする。また、基 、経済効果を勘案し除雪の必要な区間・ 業生産物の流通を目的とした通行が発生 幹農道の一部については、平成22年度か 程度を検討する。 していないことから、除雪は見合わせて ら除雪を実施し、通年共用を実施してい いたが、国道のバイパス的な利用がみら る。 れ、地域から除雪要望がある。 4,725 4,725 5,353 5,353 6,013 農政部 農林課 有害鳥獣による農作物への被害が発生後、 一 区長等からの申請を受け、捕獲(駆除)の必 自 部 要がある場合、年度当初に委嘱した捕獲隊員 主 委 による捕獲隊を編成し、捕獲駆除にあたる。 託 ・生活環境や農林水産業に実被害があっ た場合は鳥獣の捕獲駆除を行うことにな るが、鳥獣保護の観点もあることから、 防除対策を重視した事業展開が求められ ている。 ・捕獲隊員の確保に向けた取り組みが必 要である。 3,494 3,494 3,494 3,494 2,255 継 4 続 農村公園維持管理事業 継 5 続 農道維持管理事業 6 継 続 有害鳥獣駆除事業 ・有害鳥獣対策マニュアルを活用し、防 除対策の必要性について住民啓発に努め 、鳥獣被害の防止に取り組む。 ・県及び県猟友会並びに各市町村との連 変更なし 携強化により、捕獲隊員確保の調整を行 っていく。 125 9,326 9,326 9,326 602 126 平成23年度施策評価票 施策№ 3-5-5 基本施策名 森林を保全し林業を活性化する (政策名) 生産性の高い農林業がいきづくまちをつくる 主管部課名 農政部農林課 関連部課名 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○森林の持つ水源のかん養や山地災害の防止などの多面的機能が高度に発揮されるよう森林を保全します。 ○資源循環型社会の実現をめざし、森林資源の有効な利活用を図ります。 ○森林環境の保全と市民全体で森林を守り育てる意識の醸成を図ります。 ○森林の整備・保全を推進する上での成果指標において、森林施業面積及び保安林整備面積は目標値をやや下回っているが、間 伐実施面積は、県の森林環境基金森林整備事業による水源区域の間伐等により概ね目標値に沿った実績で推移している。 成果指標推移 ○被災、荒廃、崩壊した山林や山林施設の復旧を図ります。 ○森林における病害虫等を駆除・予防します。 ② 目標達成の ○森林施業に不可欠な地域活動に対して支援します。 ための方針 ○人工造林地(スギ)における森林施業(間伐)を推進します。 (長期総合計画に ○林道の整備・維持管理を行います。 おける基本施策 ○多面的な機能を持つ身近な森林を快適な森林レクリエーション、憩いの場、そして自然環境を活かした学びの場として整 の目標達成の 備します。 ための方針) ○森林ボランティアや森林環境学習、林業体験交流会等を通して森林を守り育てる意識を醸成します。 ○成果指標毎の実績値によれば、各事業の進捗については概ね進んでいる。特に、舟子地区緊急間伐事業については、平成12年 度から平成20年度に実施し人工林に係る約64haの集約化施業を行い、また、県の森林環境基金事業森林整備事業については、平 成18年度から22年度までに約253haの水源区域の間伐等を実施した。しかしながら、第6次長期総合計画における基本施策であ る「森林を保全し林業を活性化する」ための目標達成に向けた事業の取り組みについては、森林整備に係る集約化施業の取り組 事業進捗 (前年度最終 み等を通して、森林所有者の林業経営に対する意識の高揚を図る必要がある。 評価に係る取 組みを含む) ○森林環境の保全及び林業の活性化に向けて、森林の持つ水源かん養や山地災害の防止等の多面的機能の発揮、低炭素社会 に向けた森林資源の有効活用等を今後とも図っていくものとする。 ○そのため、病害虫等防除や間伐促進、森林施業の集約化等の森林環境の整備を進めると共に、より積極的な低炭素社会に ③ 前年度最終 向けた取り組みのため本市におけるオフセット・クレジット制度の導入の調査・研究を行うものとする。 ○また、市民の自然環境保全や森林レクリエーションに対する意識も高くなっていることから、各種イベント等の機会を通 評価 (今年度の取組み して森林ボランティア活動についての理解を広め、ボランティアの育成に努めるものとする。 方針・考え方) ○こうした事業を展開しながら、安定的な林業経営に向けての基盤づくりを行い林業の活性化を図るものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○木材価格の長期低迷、林業従事者の減少・高齢化等による林業経営に対する意識の低下などに起因し、計画的な森林施業が進 まない状況にある。 ○市民の余暇活動に対する需用は増大する傾向にあり、快適な森林レクリエーション、憩いの場、自然環境を活かした学びの場 社会状況・ 市民ニーズの における各種イベントの参加に対する意識が高まっている。 変化 ・森林病害虫等防除事業 ・森林環境整備事業 (参考) ・間伐促進事業 施策体系の中の ・森林居住環境整備事業 主な事務事業 ・治山事業 ・市民と共生の森整備事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 森林施業面積(累計) ⑴ 森林施業面積(累計) ⑵ 保安林整備面積(累計) ⑵ 保安林整備面積(累計) 成果指標名 計算式等 ⑶ 間伐実施面積(累計) ⑶ 間伐実施面積(累計) ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 1,177ha 1,301ha 1,425ha 1,917ha 912ha - - - 4,112ha 4,240ha 4,368ha 4,880ha 3,433ha - - - 1,512ha 1,612ha 1,712ha 2,112ha (計画の当初:1,007ha) 1,477ha - ⑵ ⑶ ○林業事業体が行う森林経営計画に基づく集約化施業の推進 ○森林における病害虫等の駆除・予防の実施 ○林道を含めた路網整備の促進 ○会津漆器協同組合との連携による特用林ウルシ液安定供給のためのウルシ樹育成 ○快適な森林レクリエーション、憩いの場、自然環境を活かした学びの場とするための身近な森林の環境整備の推進 ○森林ボランティアや森林環境学習等を通して森林を守り育てる意識の醸成 ○バイオマス発電施設に対する燃料チップ材の安定供給システムの構築 ○林業事業体とのさらなる連携強化により、森林所有者の合意形成に向け、集約化施業への意識の高揚を図るとともに、林業事 取組み改善の 業体が行う森林経営計画の策定や集約化施業の実施について継続して支援する。 視点 ○森林の整備、森林環境の保全に向けた森林ボランティア活動に対する積極的な支援を行う。 (他団体との ○バイオマス発電施設に対し、会津地域内の原木チップを安定供給するため、会津材供給倍増協議会の活動を通し、会津流域に 連携・補助事業 おける原木の安定供給体制の早期整備へ向けた取り組みを進める。このことにより、山林未利用材が木質チップとして有効活用 の活用・補助金 され、林業経営の安定化や雇用の創出が図られ、地域林業の活性化、資源循環型社会の構築が期待できる。 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○国では、低炭素社会の実現、コンクリート社会から木の社会への転換、木材自給率50%を目指し、平成21年12月に「森林・林 業再生プラン」が策定され、今後10年間を目途に路網の整備、森林施業の集約化及び必要な人材育成を軸として、効率的かつ安 定的な林業経営の基盤づくりを進め、木材の安定供給と利用に必要な体制を構築することとした。 ○また、この森林・林業再生プランの実現に向けた各種施策のほか、東日本大震災で被災した木材加工・流通施設の復旧や海岸 保全林の再生などを盛り込んだ新たな「森林・林業基本計画」が平成23年7月に策定された。 ○間伐材搬出運搬支援事業 ○森林病害虫等防除事業 ○森林環境整備事業 ○森林居住環境整備事業 特に必要とされ ○治山事業 ○市民と共生の森整備事業 る事務事業 ○特用林ウルシ樹育成事業 ※最終目標値を既に達成しているため、 さらに上の目標へ最終目標値を変更 ⑷ - - - 5.最終評価 ○森林の持つ水源かん養や山地災害の防止等の多面的機能を発揮できる多様で健全な森林を目指し、計画的な森林整備の推進による森林環境の 保全及び林業の活性化を図るものとする。 ○特に、山林未利用材を有効活用し、バイオマス発電施設への木質チップの安定供給体制を整え、環境負荷の少ない循環型社会の形成を目指す ものとする。 ○また、市民の自然環境保全や森林レクリエーションに対する意識も高くなっていることから、各種イベント等の機会を通して森林ボランティ ア活動についての理解を広め、ボランティアの育成に努めるものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 103,614 21,293 103,742 38,097 18,270 事業費等 127 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-5-5-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 森林環境の保全 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 松くい虫被害については、平成14年度 より守るべき松林を定め、区域を限定し て防除を行った結果、守るべき松林内で の被害の発生は抑制されている。 また、近年、カシノナガキクイムシ、 カツラマルカイガラムシなどによる広葉 樹の被害が確認されており、被害状況、 経過を観察していく必要がある。 森林環境税制度は、平成22年7月の県 森林審議会において環境税のあり方の最 終答申が行われ、平成23年度以降も継続 することとされた。しかし、東北地方太 平洋沖地震の発生により、森林環境税( 県税)の税収見通しが立たないため、平 成23年度事業は執行保留となっている。 平成23年7月の時点では、県の判断待ち の状況である。 森林病害虫等防除は、被害木の駆除の みならず、未被害木の健全度を高めるこ と等による予防措置をはじめとした対策 を平行して実施することが効果的・効率 的であり、森林機能の保全を図る上でも 重要な対策となることから、今後も被害 木の駆除対策と未被害木の予防対策を継 続的に実施する。 本年度の松くい虫防除事業は、県の財 政状況から当初予算化した知事命令の代 替え措置として、森林整備加速化・林業 再生基金事業の里山再生対策事業(10 0%国県補助)により伐倒駆除を実施す る。ただし、加速化事業は本年度で終了 するため、次年度以降は今後示される県 の方針に基づき事業を継続する。 農政部 農林課 2 継 続 森林環境整備事業 農政部 農林課 県森林環境交付金により、水源区域の森林 整備の推進、県産間伐材の利活用推進、及び 木質バイオマスの利活用推進により、森林環 自 補 境の保全を図りながら、市内の小・中学校の 主 助 金 森林環境学習の支援などを実施し「市民一人 等 ひとりが参画する新たな森林づくり」を効果 的に進める。 3 継 続 治山事業 農政部 農林課 豪雨等によって被災した山林を復旧するこ 自 直 とにより、再被災の防止を図る。 主 営 近年多発しているゲリラ豪雨や集中豪 雨等で、山腹崩壊や荒廃渓流が増大する 可能性がある。 日常生活や経済活動において避けることが 出来ないCO2等の温室効果ガスの排出分を 植林やクリーンエネルギー関連事業などで相 自 直 殺するオフセット・クレジット制度が創設さ 主 営 れたことから、本市の林業におけるオフセッ ト・クレジットの可能性を探る。 京都議定書に基づくJ-VER制度のクレ ジット発行対象期間は、2008年4月1日( 平成20年度)~2013年3月31日(平成24 本市の公有林を対象に調査・研究を実 年度)である。本市の公有林を対象とし 国の制度に準拠した独自の制度を運用 施した結果、申請に係る経費負担が大き たJ-VER間伐推進型プロジェクトは、対 象となる間伐実施面積の規模が小さく、 している他県の取り組みを基に、新制度 いなどの制度上の理由から、本市の公 の確立について県に継続して要望する。 有林整備計画規模では採算に合わないこ 制度利用に必要な経費負担が大きいこと から、採算が合わないが、本事業は森林 とが明らかとなった。 整備によるCO2吸収量を売却できる有 効な事業であることから、今後、制度の 改善等を注視する。 オフセット・クレジット 農政部 4 継 続 調査事業 農林課 施策№ 3-5-5-2 施 策 名 森林整備の推進 国 2,070 ・ 県 7,536 国 2,070 ・ 県 1,729 東北地方太平洋沖地震の影響で、県が 次年度以降の事業を実施するのか不透明 であるが、平成23年度と同規模の事業を 変更なし 想定し、森林環境の保全のため継続して 取り組む。 11,461 0 県 11,461 0 県 940 治山事業は、災害復旧や災害防除的な 要素が強く、国土保全や災害弱者を守る 変更なし 観点から、行政が実施すべき必要性が極 めて高いため、継続して取り組む。 45 45 45 45 1,504 0 0 0 0 188 今後の方針 木材価格の長期低迷、林業従事者の減少、高齢化等のより、森林の維持・保全が厳しい状況にある現在、国の「森林・林業再生プラン」に基づき効率的かつ安 定的な林業経営の再生を図るため、森林整備を継続して推進する。 木材価格の長期低迷、林業従事者の減 少、高齢化等により、森林の持つ多面的 機能の維持・保全が厳しい現状にある現 在、各種林業団体における調査研究や情 報交換が必要である。また、少年少女期 変更なし から緑とのふれあいを通し、緑を愛し、 守り育てる心を養うことが重要であるこ とから、緑の少年団への支援を継続して 実施する。 公用車を含む機械器具の維持管理等の林業 法 補 助 用務に係る諸経費 定 金 各種林業関係団体等の負担金・補助金 等 森林の維持・保全が厳しい状況の中で 、林業経営の再生、活性化を図る必要が ある。また、緑の少年団を中心とした多 くの少年少女に緑の大切さの意識を醸成 する必要がある。 新 会津若松市間伐材搬出運 農政部 2 規 搬支援事業 農林課 間伐材を建築用材等や燃料チップに利活用 するため、会津材供給倍増協議会(事務局: 会津流域林業活性化センター)の協力を得な がら、構成団体である会津管内の関係市町村 、森林組合、林業事業者、林業関係団体、及 補 び流通加工団体との連携強化を図り、会津産 自 助 材の利用拡大やバイオマス発電等の大口需用 主 金 等 に対応できるように、会津流域における間伐 材の安定供給へ向けた取り組みを進める。 また、間伐材を有効活用するため、県の基 準に基づく間伐事業を行う林業事業体に対し 、搬出運搬経費の一部を支援する。 これまで人工林(スギ)の間伐材につ いては山林未利用材として林内に放置さ れてきたが、建築用材等や木質チップと して有効活用されることは、放置林の再 造成等が促進され、林業従事者の安定経 営に寄与する。 また、未利用材の運搬やチップの加工 ・運搬等、新たな雇用が創出され、地域 林業の活性化、さらには資源循環型社会 の構築へつながる。 ー ー 森林整備地域活動支援事 農政部 3 継 続 業 農林課 森林経営計画の作成を通じた計画的かつ適 切な森林整備の推進を図る観点から、林業事 業体等による計画作成に必要な森林情報の収 自 補 集活動、施業集約化に必要な立木・路網の線 主 助 金 形調査、境界確認作業及び森林所有者の合意 等 形成、作業路網の改良活動等、地域活動に対 して支援を行う。 小規模経営者が多く、林業従事者の高 齢化と後継者不足、さらに木材価格の低 迷により経営意欲が減退している状況に おいて、林業事業体等が行う地域活動に 対して、支援を行う必要がある。 市町村は交付金の実施機関として、交 付金制度の中核的な存在と位置づけられ ていることから、地域の森林整備を推進 するため、5年間(平成24年度~28年度 )の事業期間において林業事業体に対し 継続して支援する。 今年度に見直しを行う市町村森林整備 計画(10ヶ年計画)との整合性を図る ため、林業事業体が進める森林経営計画 作成に協力する等の支援を行う。 4 継 続 間伐促進事業 補 間伐適齢期を迎えた森林に対して、県の規 定に基づく間伐を行う林業事業体へ、市造林 自 助 主 金 補助金を交付する。 等 本市においては、小規模な造林地が多 く存在しており、間伐を促進するために は、森林施業の集約化、施業の機械化に よる効率化、低コスト化を推進していく 必要がある。 平成24年度より間伐材を建築用材等や 燃料チップに利活用するため、間伐材搬 出運搬支援事業を実施することから、本 事業については平成24年度より廃止する 。 ー 農政部 農林課 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 7,536 農政部 農林課 1 継 続 林業管理費 うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 今後の方針 水源のかん養、地球温暖化の原因である二酸化炭素の吸収、及び山地災害の防止などの多面的機能を持つ森林を保全・復旧するとともに、森林・林業に対する 市民の意識の高揚と市民参加の促進を図るために、森林環境の維持・保全を継続して実施する。 森林資源の確保と自然環境保全を目的とし て、被害枯損木の伐倒駆除、感染源(未被害 自 委 木)の除去、感染予防(樹幹注入剤による予 主 託 防)、病原体への抵抗性を持つ樹種の育成に より、病害虫被害の拡散を抑制する。 1 継 続 森林病害虫等防除事業 平成23年度予算(千円) 128 2,077 2,074 2,077 2,074 752 ー ー 3,150 3,150 752 4,866 575 国 395 ・ 県 575 3,590 ー 国 75 ・ 県 ー 1,203 ー 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 施策№ 3-5-5-3 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 一 漆器の原材料であるウルシ液を生産するた 自 部 め、ウルシ樹の育成を進める。 主 委 託 昭和52年度~56年度に植栽した約 15,000本の中から平成4年度よりウルシ 木の掻取りを実施している。掻き取りを 開始して18年を経過し、掻き取り本数も 平成22年度までに約1,000本を数えてい る。平成16年度の毎木調査では約940本 の成長木(胸高直径12cm以上)を確認した 。その後、平成22年度までに270本の掻 き取りを行った。平成22年7月に、毎木 調査を実施した結果、枯損木等が多く見 受けられることから今後のウルシ液の生 産に課題が残る。 担当部課名 継 農政部 5 続 特用林ウルシ樹育成事業 農林課 法 定 ・ 自 主 事業の概要 施 策 名 林業生産基盤の整備 継 1 続 森林居住環境整備事業 農政部 農林課 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 本市の代表的な伝統工芸である漆器産 業の更なる発展のため、会津産ウルシ液 ウルシ樹育成に向けた下刈等について の継続的な供給が必要であり、そのため 、会津漆器協同組合との連携によるボラ 、伐採後の自然萌芽等の育成、管理を積 ンティア等の協力を得ながら進める。 極的に行い、ウルシ液の供給に努める。 平成23年度予算(千円) 事業費 860 うち 補 一般財源 助 675 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 860 うち 補 (人件費) 一般財源 助 704 602 国産材の生産コストの高騰を防ぎ、安価な外材との市場競争力を保ち、国内林産業に寄与することが必要である。そのためには、森林資源の有効利用や林業生 今後の方針 産基盤の整備を継続して取り組む。 森林資源の開発や森林施業のため、林業生 一 産基盤の整備を図る。 自 部 林道開設事業 林道谷地平線 主 委 全体計画延長6,200m 託 開設年度 昭和61年度~平成27年度 木材価格の低迷による林業経営の採算 性が低下しているため、林道開設事業の 整備促進により効率的な森林施業(間伐 等)が可能となる。 大戸町闇川地区と黒森地区を連絡する 生活道路や避難路にも利用できる林道谷 地平線の開設工事を、継続して実施する 変更なし 。 47,256 国 2,276 ・ 県 47,256 近年自然環境に対する意識が向上して おり、自然に接する場所が求められてい る。林道も森林施業等の目的だけに留ま らず、森林浴や山菜採取など余暇を楽し めるレクリエーションやコミュニティの 変更なし 場として利活用が図られるようになって おり、本事業により継続して林道通行の 安全に努める。 15,971 971 県 12,235 12,235 2,406 国 2,212 ・ 県 4,209 継 2 続 林道維持管理事業 農政部 農林課 林道や作業道を点検し、路肩の草刈り、側 一 溝や横断溝の土砂撤去、路面整備等を行う。 自 部 また、軽微な破損や崩壊箇所の修繕工事を実 主 委 施する。 託 林道の通行の安全確保は、林道管理者 の責務であり、平成21年度から平成23年 度までは県補助の緊急雇用創出基金事業 により維持管理を実施してきたが、この 制度がなくなる平成24年度からは単独費 で実施しなければならなくなり、同様の サービス提供ができなくなる可能性があ る。 継 3 続 林道用地整備事業 農政部 農林課 民有林林道用地は地権者からの寄付を受け 自 委 、林道用地の測量・用地登記を行うことによ 主 託 り、管理区分の明確化を図る。 事業を進めた結果、林道維持管理の円 林道用地の境界を明確にして速やかな 滑化、用地寄付者への税負担解消が図れ 用地登記を行い、林道維持管理の円滑化 変更なし るが、山林は相続問題等が多くあるため を図るため継続して実施する。 登記が出来ない場合もある。 1,000 1,000 4,000 4,000 2,105 平成11年度に完成した緑資源幹線林道米沢 自 補 ・下郷線会津若松区間の受益者賦課金返済の 主 助 金 補助を行う。 等 本市の低未利用森林の多面的機能を高 度に発揮し、広域的な交通ネットワーク 本市の森林資源の開発や低位未利用森 の形成を図ることにより、本市のみなら 林の多面的機能を高度に発揮することが ず他の市町村も含めた総合的な地域経済 の振興を図るため、既に完成している会 変更なし できる。 津若松区間の受益者賦課金返済に対する 補助は必要であるため継続して実施する 。 10,107 10,107 9,672 9,672 752 大規模林業圏開発林道事 農政部 4 継 続 業 農林課 施策№ 3-5-5-4 施 策 名 自然に親しむ機会の充実 継 農政部 1 続 市民と共生の森整備事業 農林課 会津東山自然休養林整備 農政部 2 継 続 事業 農林課 今後の方針 市民に快適な森林レクリエーション、憩いの場、そして自然環境を活かした社会教育の場を提供し、市民の福祉の増進に寄与するため、市民と共生の森の整備 や会津東山自然休養林の遊歩道等の維持管理について、継続して取り組む。 市有林の健全な育成とともに、市民に憩い と学びの場、森林レクリエーション、森林ボ 自 一 部 ランティア活動のフィールドなどを提供し、 主 委 森林の機能や林業に対する理解を深める場と 託 して整備を図る。 これまで市民生活の基礎的資材であっ た林業は、木材の生産及び供給をするこ とで森林の保全を行ってきたが、木材価 格の低迷や森林施業の厳しさなどによる 経営意識の低下のため荒廃の傾向にある 。このため、森林の整備が十分に行われ ず木材供給以外の国土保全、水源涵養と いった多様な機能の発揮が困難な状況に なる恐れがある。 市民に対し自然に親しむ機会の提供を 行うためには健全な森林の整備が必要で 市民と共生の森について、市民共有の あり、その利活用にあたっては、今後も 財産との意識付けによる森林ボランティ 市民共有の財産としての市有林の整備、 アの育成に取り組む。 管理等を行う。 快適な森林レクリエーション・社会(野外 )教育の場を提供するために維持管理等を実 自 一 施し、市民及び観光客へ広報誌・パンフレッ 主 部 委 ト等により入山(遊歩道)に関するPRを行 託 い、利用者の増加を図る。 会津東山自然休養林は昭和48年に林 野庁より指定され、保護管理を目的とし て昭和49年に会津東山自然休養林保護 管理協議会が発足した。以来、協議会と 市がタイアップして継続的に保護管理を 実施し現在に至っている。一般市民等に 潤いと安らぎを提供する憩いの場として 、また、森林レクリエーションの場とし て需要の増大が予想される。 市民や観光客への快適な森林レクリェ ーション、憩いの場、自然環境を活かし た社会教育の場を提供するため、遊歩道 変更なし 等の維持管理は必要であり、継続して取 り組む。 129 1,561 299 806 県 299 1,561 299 1,561 県 752 299 376 130 平成23年度施策評価票 施策№ 3-5-6 基本施策名 卸売市場の利用を促進する 主管部課名 (政策名) 生産性の高い農林業がいきづくまちをつくる 農政部公設地方卸売市場 関連部課名 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○地方都市における生鮮食料品等の円滑かつ効率的な流通を確保し、競争力のある市場をめざします。 ○生鮮食料品の集散地としての役割は依然として大きく、青果物・花きの産地市場、水産物の消費地市場として市民の食生活の 安定に貢献しているものの、量販店の大型化や外食産業の増加、小売店舗の高齢化等により市場取扱高は年々減少傾向にある。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 成果指標推移 ○時代に対応してより円滑に市場を運営するとともに、市場機能の強化を図ります。 ○市場のあり方について市場内業者と協議を進め、市場の活性化を図ります。 ○公設地方卸売市場活性化プランに基づき販路対策や市場開放に取組み、平成21年度からは「小売店不在区域における移動販売 」を実施し、小売店が撤退し買い物に苦慮している区域の住民から好評を博している。また、平成22年度からは毎月第4土曜日 に「旬の食彩市」を開催し一般消費者に市場の一部を開放するなど、新たな取組みを実現してきた。 ○平成23年度に整備する水産棟低温加工施設については、単年度の経費を圧縮するため、5年間のリース契約により施設整備を 事業進捗 (前年度最終 行い、リース期間終了後に市に対して所有権を移転する。 評価に係る取 組みを含む) ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○地方卸売市場を取り巻く流通環境は、小売店舗の廃業、量販店や外食産業の増加、産地直接取引やインターネット取引の 増加もあり、厳しい状況にあるが、依然として生鮮食料品の集散地としての役割は大きく、安全かつ安定的な食料品の供給 に向け卸売市場の機能強化に努めていくものとする。 ③ 前年度最終 ○そのため、「公設地方卸売市場活性化プラン」に基づき各種事業を展開するものとするが、事業の実施にあたっては事業 の効果性をより高めることができるよう関係団体と連携し戦略的に行うものとする。 評価 (今年度の取組み ○また、生鮮食料品の安定した供給と衛生管理の高度化を図るため、法令を遵守した施設整備(水産棟低温加工施設)は必 方針・考え方) 要であり、運営のあり方等を整理し整備にあたるものとする。 ○こうした事業の展開とともに市場開放に取り組み、卸売市場の機能や役割について市民の理解促進に努めながら、地産地 消の推進や効率的な流通を確保し競争力のある卸売市場を目指していくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○量販店の大型化や外食産業の増加に伴う商社系の物流の増加や、小売店舗の高齢化・後継者不足による廃業等により市場経由 率は年々減少傾向にあるが、地元産の安全な食料品を求める消費者の要望は高まっている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・地方卸売市場事業 ○平成16年度に行なわれた卸売市場法の改正により、卸売業者などの事業活動に対する規制が緩和され、卸売委託手数料率の弾 力化が施行されるなどより自由な事業展開が可能となった。 (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 市場の卸売業者の売上高(年間) ○卸売業者等の市場取扱高を増加させ、市場関係事業者の経営体質の強化を図るため,「公設地方卸売市場活性化プラン」に基 づき、集荷・販路対策・市場の開放等各方策の具体化に向け、関係事業者等との連携・協力により取り組んでいく。 ○開設から35年が経過し、市場内施設の老朽化が顕著となっており、計画的な施設改修に取り組んでいく。 ⑴ 市場内卸売業者の毎月の売上高の累計 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 12,125百万円 11,474百万円 11,474百万円 13,407百万円 11,474百万円 - - - - - - ○市場運営のあり方の検討 取組み改善の 市場外流通の増大等により市場経由率が低下し、厳しい市場運営が続いている中で、市場内事業者の創意工夫による主体的・ 視点 弾力的な運営により市場活性化を図るため、指定管理者制度を含む運営形態のあり方について検討を行う。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○地方卸売市場事業 施設の維持管理による適正な市場運営の推進 ○市場活性化事業 公設地方卸売市場活性化プランに基づく活性化策の推進 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 191,376 32,046 161,831 15,810 26,938 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○小売店舗の廃業、量販店や外食産業の増加などで市場取扱高は年々減少しているが、卸売市場の生鮮食料品の集散地としての役割は依然大き く、今後とも流通環境の変化等に弾力的に対応しながら、外部評価にもあるように、小売店不存在地域住民へのサービスの充実など柔軟に役割 を果たし、安全かつ安定的な食料品の供給に向け卸売市場の機能強化に努めていくものとする。 ○そのため、「公設地方卸売市場活性化プラン」に基づき各種事業を展開するものとするが、事業の実施にあたっては事業の効果性をより高め ることができるよう関係団体と連携し戦略的に行うものとする。 ○また、原子力発電所事故に伴う放射能汚染に係る風評被害に対して会津産農産物の安心安全を広く周知し、消費者の不安を払拭し、円滑な流 通拡大を図る。 ○こうした事業の展開とともに市場開放に取り組み、外部評価にもあるように、指定管理者制度など運営形態についての検討や卸売市場の機能 や役割について市民の理解促進に努めながら、地産地消の推進や効率的な流通を確保し競争力のある卸売市場を目指していくものとする。 事業費等 131 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 3-5-6-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 卸売市場の充実と利用促進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 卸売業者等の市場取扱高を増加させ、市場関係事業者の経営体質の強化を図るため,「公設地方卸売市場活性化プラン」に基づき、集荷・販路対策・市場の開放 今後の方針 等各方策の具体化に向け、関係事業者等との連携・協力により取り組んでいく。 併せて、安心安全な生鮮食料品の供給基地としての機能を十分に果たせるよう、卸売市場としての機能の充実を図る。 直 公設市場としての地域における重要性など 農政部 営 を考慮し、堅実な市場の運営を図るとともに 自 公設地方卸売 、老朽化した施設の計画的な改修を実施し、 主 ・ 市場 補 適正な保守管理を行う。 助 開設から35年が経過し、市場内施設 の老朽化が顕著となっており、青果棟・ 水産棟・関連店舗等の建物については作 業効率や衛生面からも多くの問題点を抱 えていることから、特別会計単独では対 応が不可能となっており、一部一般会計 繰出金による対応が必要である。 流通の変化等に弾力的に対応しながら 卸売等業務の活性化を誘導する必要があ ることから、当面は施設の老朽化への対 変更無し 応を優先しながらも、指定管理者制度を 含む運営形態のあり方についても検討し ていく。 水産棟低温加工施設整備 農政部 2 継 公設地方卸売 続 事業 市場 流通の中枢を担う卸売市場として消費者か ら求められる安全安心な食材を安定的に提供 自 直 するため、食品衛生法等の法令の基準にのっ 主 営 とった施設整備を行なう。 市場開設当初は一般の鮮魚店の販売能 力が高く、大型の生魚をそのまま販売す ることができたが、現在では量販店の台 頭により解体しなければ販売できない状 況となっている。このため、調理施設の 設置により衛生的なカット品を供給する ための機能を付加し、水産物の消費地市 場としての機能を強化することが必要で ある。 安全安心な食材を求める消費者の要望 に応えるとともに、法律の規制をクリア できる市場取引を実現できる施設運用に 努め、当市場の評価の向上を図る。 会津産農産物安全安心P 農政部 3 継 公設地方卸売 続 R活動事業 市場 原子力発電所事故に伴う放射能汚染により 、会津産農産物が風評被害を受け、会津地方 補 においても生産・販売に大きな影響を受けて 自 助 いることから、安全安心な会津産農産物を一 主 金 般消費者に販売し、PRすることでその円滑な 等 流通拡大を図る。 原子力発電所事故に伴う放射能汚染に 係る風評被害により、会津地方において も生産・販売に大きな影響を受けており 、消費者の不安を払拭する必要がある。 原子力発電所事故の収束の見通しも不 透明であることから、今後とも各モニタ リング調査を踏まえ、場内事業者との連 変更なし 携を図りながらPR事業のあり方につい て検討を進めていく。 4 継 続 市場活性化事業 卸売業者等の市場取扱高を増加させ、市場 関係事業者の経営体質の強化を図るため、公 補 農政部 自 助 公設地方卸売 設地方卸売市場活性化プランに基づき、集荷 対策・販路対策・市場の開放等各方策の具体 主 金 市場 化に向け、関係事業者等との連携・協力によ 等 り市場の一部開放に取り組む。 量販店の大型化や外食産業の増加、小 売店舗の高齢化等により市場取扱高は年 々減少傾向にあるため、集荷対策、販路 対策を中心とした新たな活性化策に取り 組んでいく。 市場まつりについては、開設記念事業 であることから当面の開催予定はない。 移動販売は、既に軌道に乗り順調に利 用者も確保していることから現状を維持 するものとし、新たな展開については、 関係事業者との調整や地域の需要に基づ き推進して行く。 継 5 続 市場開放事業 卸売業者等の市場取扱高を増加させ、市場 関係事業者の経営体質の強化を図るため、公 補 農政部 自 助 公設地方卸売 設地方卸売市場活性化プランに基づき、集荷 対策・販路対策・市場の開放等各方策の具体 主 金 市場 化に向け、関係事業者等との連携・協力によ 等 り市場の一部開放に取り組む。 公設地方卸売市場活性化プランに基づ き実施される、関連店舗を核とした市場 の定期的な開放を支援し、新鮮で安全安 心な生鮮食料品等を市価よりも安価に提 供できると言う卸売市場の機能への消費 者の理解を深めることで、実需拡大によ る市場流通の活性化を図る。 関連店舗を中心に組織された旬の食彩 市の運営に関する支援は一定の成果を見 たことから終了し、今後は組織・運営形 態の見直しを行い、「会津産農産物安全 安心PR事業」との一体化を踏まえ、検 討していく。 1 継 続 地方卸売市場事業 平成23年度予算(千円) 132 185,134 25,804 156,431 10,410 5,242 5,242 5,400 5,400 ※地方卸 売市場事 業に含む 1,000 1,000 0 0 ※地方卸 売市場事 業に含む 新たな需要に基づく移動販売による販 路拡大や、旬の食材情報の提供による地 産地消の推進等、公設地方卸売市場活性 化プランに基づく活性化策を検討してい く。 0 0 0 0 ※地方卸 売市場事 業に含む - 0 0 単年度の経費を圧縮するため、5年間 のリース契約により施設整備を行い、リ ース期間終了後に市に対して所有権を移 転する。 - - 26,938 - 平成23年度施策評価票 施策№ 4-1-1 基本施策名 地球環境保全活動を推進する 主管部課名 (政策名) 環境と調和した地球にやさしいまちをつくる 市民部環境生活課 4.基本施策の評価 企画政策部北会津支所まちづくり推進課 建設部道路維持課 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○身近な環境を保全し、豊かな自然を次代に引き継ぎます。 ○市民、事業者、各種団体とともに地球環境問題、特に温暖化対策に取り組みます。 ○学校版環境ISOの参加校は33校となり、市内の公立、私立全ての小中学校が環境ISOに取り組んでいる。 ○猪苗代湖の水質は、中性化の進行とともに湖心部のCOD値も僅かながら上昇し、水質悪化がの状態が続いている。 ○ホタルの生息地についても、順調に増加している。 成果指標推移 ○環境基本計画に掲げる施策の進行管理を行い、環境保全に関する各種事業を推進します。 ○市民、事業者、各種団体の環境意識の高揚を図ります。 ② 目標達成の ○豊かな自然を有する猪苗代湖等の環境保全を県や周辺市町村と協力して推進します。 ための方針 ○野生生物の生息環境の保全を図ります。 (長期総合計画に ○本市の豊かな水環境を守り、水質改善を図ります。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○新エネルギーへの関心も高まり、太陽光発電システムの導入も増加している。 ○学校版環境ISOの参加校は順調に増加し、壁新聞方式の参加校同士の情報交換や、緑のカーテン事業の取組みなどに発展し ている。 事業進捗 ○猪苗代湖の水環境保全にも関心が高まり、様々な団体による湖岸清掃等も活発化しているものの、環境省による湖沼水質ラン (前年度最終 キングにおいて平成22年度も再びランク外となる見込みとなった。 評価に係る取 ○ホタル飼育による安定した幼虫の確保により、年々生息地域が拡大し、ホタルの育つ環境が整ってきている。 組みを含む) ○地球温暖化をはじめとする地球規模での環境問題が深刻化し、地域から環境保全対策を進めるために、市民、事業者、行 政がともに連携し一層の取り組み強化が求められている。 ○その中でも、二酸化炭素の排出量抑制のため新エネルギー(太陽光発電や風力発電など石油に代わるエネルギー)の普及 促進を図ることは、地域から地球温暖化防止に取り組む有効な手法の1つであるが、導入にあたっては、一定の財源が必要と なるため、国・県等の動向を注視し、財源の確保に努めていくこととする。さらに、バイオマスタウン構想に基づき、経済 的・効率的な循環システムを構築するため、民間企業や住民との協働により、プロジェクトを推進し、地域からの二酸化炭 素排出の抑制を目指していくこととする。 ○一方、猪苗代湖環境保全事業については、近年、中性化の進行による水質悪化が懸念されており、県や関係団体と連携し た水質浄化に向けた具体的な対策を講じる必要がある。そのため、地域住民の方々と連携した事業展開を図るとともに、広 く情報を提供し、市民一人ひとりの環境保全に対する意識啓発につなげていくものとする。 ○こうした事業を展開することで、市街地の水環境を含め、本市おける豊かな自然環境を保全し、環境と調和した地球にや さしいまちづくりが推進されるところであるが、国・県等をはじめ関係機関と連携しながら、より効果的な施策・制度のあ り方について検討するものとする。 ・地域版環境ISO事業 ・新エネルギー推進事業 ・猪苗代湖水環境保全推進事業 ・ホタル生息地拡大事業 ・環境用水確保事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○原子力発電所の事故を受け、電力不足が懸念される中、住宅用太陽光発電システム等の再生可能エネルギーに対する関心が高 まっている。 ○ISO14001認証取得について、ここ数年多くの自治体が外部認証を取りやめる傾向にあり、県内では県や南相馬市がすでに返上 済みである。 社会状況・ ○ホタル飼育については行政で飼育管理を行っており、今後は、飼育管理を移行する必要であると考えるが、住民団体の育成が 市民ニーズの 必要である。 変化 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 学校版環境ISO参加校数 ○猪苗代湖の水質が再びランク外になることから、関係機関と連携のもと、対応を図る。 ○住宅用太陽光発電システム設置補助制度やバイオマスエネルギーの利用を促進するなど、新エネルギーの普及促進を図る。 ○温暖化対策の上からも、バイオマスタウン構想を推進するため、事業者との協議を行っていく。 ○ホタルは北会津のシンボルであり、自然環境の保全・環境美化に対する住民意識の高揚を図っていく。 ○新エネルギービジョンやバイオマスタウン構想と環境基本計画の一体的な見直しについて検討して行く。 ⑴ 学校版環境ISO参加校数 ⑵ 猪苗代湖の水質(湖心部COD) ⑵ 湖心部COD 成果指標名 計算式等 ⑶ ゲンジボタル生息地 ⑶ ゲンジボタル生息箇所数 ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 33校 33校 33校 33校 (計画の当初:32校) 33校 - 0.5㎎/ℓ 0.5㎎/ℓ 0.5㎎/ℓ 0.5㎎/ℓ 1.1mg/ℓ - - - 17箇所 18箇所 19箇所 24箇所 17箇所 - - - - - - ⑴ ○猪苗代湖の水質保全に向け、啓発事業もさることながら、CODなど有機物負荷の削減への対応を周辺市町で協議し、より実 取組み改善の 質的な取り組みを進める。 視点 ○市民・事業者・行政が連携して環境基本計画の実現や地球温暖化対策の推進に取組むことにより、地球環境の保全に貢献する (他団体との 。 連携・補助事業 ○ホタルによるふるさとづくりは、市民との協働が不可欠であり、ホタル生息に良好な環境の保全・整備に地域ぐるみで取り組 の活用・補助金 んでいく仕組みづくりを進める。 の適性化等) ※中学校が1校新設されたため、最終目標値を変更 ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○国の太陽光発電システムに対する補助が再開し、平成22年度より市でも住宅用太陽光発電システム設置補助制度を創設した。 ○ホタル生息地拡大事業は、北会津地域ふるさと創生基金を活用しており、基金払底後の事業のあり方について検討が必要であ る。 ○国のエネルギー基本計画が今年度より見直しが予定されている。 ○環境基本計画推進事業 ○新エネルギー推進事業 ○猪苗代湖環境保全推進事業 ○環境用水確保事業 特に必要とされ ○バイオマスタウン推進事業 る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○地球温暖化をはじめとする地球規模での環境問題が深刻化し、地域から環境保全対策を進めるために、市民、事業者、行政がともに連携した 一層の取り組み強化が求められている。また、今般の東日本大震災さらには原子力発電所事故に伴い、新たなエネルギーの創出が求められてい る。 ○このことから、新エネルギー(風力・太陽光発電・バイオマスなど)の普及促進を図るとともに、バイオマスタウン推進事業において、企業 や住民との協働によるプロジェクトを推進し、持続可能なエネルギー供給体制の構築を目指していくこととする。しかし、導入にあたっては、 一定の財源が必要となるため、国・県等の動向を注視し、財源の確保に努めていくこととする。さらに、これらの事業を効果的に取組んでいく ために、環境基本計画の見直しについても検討を行うこととする。 ○一方、猪苗代湖環境保全事業については、水質浄化に向けた具体的な対策を講じる必要があるため、広く情報を提供し、市民一人ひとりの環 境保全に対する意識啓発を行うとともに、県や関係団体及び地域住民と連携し、より実質的な取り組みを進めることとする。 ○こうした事業を展開することで、本市における豊かな自然環境を保全し、環境と調和した地球にやさしいまちづくりが推進されるところであ るが、国・県等をはじめ関係機関と連携し、より効果的な施策・制度のあり方について検討するものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 19,292 17,188 21,432 17,808 25,793 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 133 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 4-1-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 環境都市の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 市民部 環境生活課 環境基本計画の実現や地球温暖化対策 の推進には、市民・事業者・行政が連携 して取組む必要がある。このためには、 幅広い情報を適切に提供し、環境問題に 対する理解と知識を深め、自主的な環境 保全活動への取組みを推進していく必要 がある。 2 継 続 新エネルギー推進事業 市民部 環境生活課 市の施設への新エネルギー設備の導入を推 進し、その効果や、温室効果ガスの排出量を 抑制することの重要性を、市政だよりや市ホ ームページへの掲載、環境教室、出前講座等 自 補 の開催により、市民・事業者に広く周知し、 主 助 金 導入促進を図っていく。 等 また、住宅用太陽光発電システム設置補助 制度により、一般家庭における導入を促進し 、地球温暖化対策を推進する。 3 継 続 地域版環境ISO事業 市民部 環境生活課 環境マネジメントシステムの手法を取り入 れながら、学校生活、家庭生活、事業所での 自 直 取り組みを、それぞれの役割に応じた事業を 主 営 実施し、地域から省エネ、省資源等の環境保 全活動を実施する。 市の施設への新エネルギー設備の導入 は、太陽光発電、小型風力発電、地中熱 ヒートポンプなど徐々に増えているもの の、庁内における新エネルギー導入まで の流れがシステム化されていない。 また、住宅用太陽光発電システムの設 置実績は、平成22年度末で590件、平成 18年度からの毎年度の平均設置件数は、 年間83件となっており、類似他団体の設 置実績と比較すると少ない状況にある。 平成17年2月に発効された京都議定 書により、地球温暖化対策の強化が必要 となっている。地域から環境保全意識向 上を図ることは、地球環境問題とりわけ 地球温暖化防止施策の推進に繫がってい くものである。 6 継 続 環境活動推進事業 施策№ 4-1-1-2 ○現環境基本計画(第2次改訂)の目標 年度が平成25年度となっており、地域新 エネルギービジョンやバイオマスタウン 構想の見直しと同時期となることから、 これらと一体とした計画として見直しを 行う。 ○引き続き環境基本計画の実績報告とい 変更なし う位置付けの「会津若松市の環境」を編 集・発行し、取組み実績や、市内の環境 の状況、大気・水質等の測定結果等につ いて、市民・事業者等へ周知し、環境に ついての意識啓発を図る。 ○平成22年度に創設した住宅用太陽光発 電システム設置補助制度については、国 ・県の動向を見ながら維持拡大を検討す る。 ○今後、国・県のエネルギー政策の動向 変更なし を見ながら環境基本計画と一体として地 域新エネルギービジョンの改訂を行う。 ○家庭用燃料電池(エネファーム)を含 め、太陽光発電以外の新エネ設備の導入 支援制度の創設を検討する。 うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 26 26 26 2,706 4,004 2,004 5,604 2,084 1,128 71 71 101 101 1,692 3 3 3 3 3,608 ○省エネ法や地球温暖化対策実行計画の 推進と整合させ、更なるエネルギー・温 室効果ガスの削減を目指す。 ○改正省エネ法への対応や地球温暖化対 策のため、外部認証にかかっていたコス トを省エネに結びつく設備改修や新エネ ルギー構築のための費用などに充て、エ ネルギー使用量や温室効果ガスの削減に つなげることについて検討していく。 783 783 1,418 1,418 2,237 853 853 861 861 4,600 家庭版環境ISO事業については、22年5 事業所版環境ISOは、ISOの認証取得で 月に申込方法の簡素化を図ったことによ はなく、事業所省エネルギーセミナーの り、参加申込世帯の大幅な増加しており 実施など省エネルギーの推進を目指す。 、今後は取組みの活発化を図って行く。 市域におけるバイオマスの総合的な利活用 システムに関する計画書(バイオマスタウン 構想、平成20年度策定)により、経済的・効 自 補 率的な循環システムを構築することで、市域 主 助 金 全体の二酸化炭素排出を抑制するとともに、 等 地域循環型農業システムの構築等により地域 経済の活性化を図る。 ○市民・事業者・行政等により構成する バイオマス利活用推進協議会における検 討を進め、市内から発生する廃棄物系及 び未利用バイオマスの利用率を上げるこ とにより、環境基本計画や地域新エネル ギービジョンによるバイオマスエネルギ ーの導入を進展させ、経済的・効率的な 変更なし 循環システムの構築を目指す。 ○バイオマス活用推進基本計画(平成22 年12月17日閣議決定)に基づき、バイオ マスタウン構想を見直し「バイオマス活 用推進計画」とする。なお、環境基本計 画と一体とした計画とする。 市民部 環境生活課 市役所の事務事業全般の環境負荷の低減の 一 ため、環境マネジメントシステム(EMS)を構 自 部 築・維持し、PDCAサイクルによる継続的改善 主 委 を行っていく。 託 ここ数年、多くの自治体がISO14001の 外部認証を取りやめる傾向にあり、県内 では県や南相馬市がすでに返上済みであ る。本市のISO認証取得による環境都市 としてのイメージはすでに定着している 。 マンパワーによる環境負荷の低減への 取組みは既に限界が現れており、外部認 証の継続に関する毎年の審査手数料の負 担、審査に要する各課の事務量の増大な ど、費用対効果も低下してきている。 本市では、平成13年2月にISO14001認 証を取得し、以来10年に渡りPDCAサイク ルによる継続的な環境改善を行ってきた 。近年の各施設のエネルギー使用量の実 績や取り組み状況を見ると、職員が環境 マネジメントシステムを十分に習熟し、 環境配慮の取り組みが定着しているとい える。 このため、ISO14001認証については、 外部審査を受けずとも、全職員がこれま でのノウハウを活かし、環境マネジメン トシステムに基づく取り組みを継続し、 環境改善を図ることについて検討を行っ ていく。 市民部 環境生活課 身近な自然環境保全活動や学習会の開催。 市内の環境保全活動団体・企業等による「環 境フェスティバル」の開催支援。環境省主催 自 一 の「こどもエコクラブ」等の環境活動への支 主 部 委 援。さらに、「環境大賞」として、環境保全 託 活動に長く取り組んでいる個人・団体の顕彰 等を実施し、環境保全活動を推進していく。 環境フェスタについては、毎年約3000 人の来場者数の実績がある。こどもエコ 市民の環境意識の高揚につながる重要 内容の充実を図りながら、環境保全活 クラブについては、参加団体数が年々増 な事業であり、継続して実施していく。 動に関する参加人数・団体数の増加を図 加している等、環境意識の高まりが感じ っていく。 られる。 施 策 名 豊かな自然環境の保全 平成23年度予算(千円) 26 バイオマスタウン構想策定時(平成19 年度数値)における市内から発生するバ イオマスの利用率は、廃棄物系が65%、 未利用が16%となっている。本市におい ても地球温暖化対策として、従来の化石 燃料に替わるエネルギーへの転換が急務 となっており、下水浄化工場において発 生する汚泥消化ガスの全量活用をはじめ 、バイオマスの有効利用が課題となって いる。 バイオマスタウン推進事 市民部 4 継 続 業 環境生活課 継 5 続 ISO14001推進事業 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 市民・事業者・行政が連携して環境基本計画の実現や地球温暖化対策の推進には取組む。 平成20年5月に改訂した環境基本計画の市 民・事業者等への周知を図る。また、環境基 本計画の実績報告という位置付けの「会津若 法 直 松市の環境」を編集・発行し、取組み実績や 定 営 、市内の環境の状況、大気・水質等の測定結 果等について、市民・事業者等へ周知し、環 境についての意識啓発を図る。 1 継 続 環境基本計画推進事業 今後の方針 (事業期間を含む) 今後の方針 猪苗代湖の水環境保全や野生生物の生息環境を保全するためには、市民への情報提供をはじめ、自然観察会の開催など、今後も継続して事業を展開していく。 猪苗代湖環境保全推進事 市民部 1 継 続 業 環境生活課 猪苗代湖環境保全推進連絡会及び猪苗代湖 ・裏磐梯湖沼水環境保全対策推進協議会の事 業により、猪苗代湖及び流入水系の裏磐梯湖 自 直 沼の水環境保全への意識啓発活動を実施する 主 営 。また、市推進計画において、関係各課と連 携し環境保全に努める。 事業を始めて10年程経過して、猪苗代 湖の水環境保全に対する住民の意識は高 まってきていると思われるが、この事業 は短期間で結果が出るものではなく、ま た、将来にわたり継続していくことが重 要である。 猪苗代湖の環境保全に取り組むことは 、市のみならず県及び関係市町村と連携 連絡会の事業内容を、湖内の水草回収 することで、高い効果が期待できること など、より実践的な活動にしていく。 から、継続して事業を展開していく。 野生生物生息環境保全事 市民部 2 継 続 業 環境生活課 市内に生息する野生生物の生息状況を把握 自 直 し、出前講座や自然観察会、ホームページで 主 営 情報提供を行う。 本市においてはまだ貴重な自然環境や 野生生物が残されており、生物多様性の 重要性の認識とともに、これらを保全す ることが将来の財産となること等につい て広く周知を図る必要がある。 野生生物の生息環境を保全するために は、市民への野生生物の現状を継続して 情報提供を行う必要があり、自然観察会 変更なし や定点調査による経年変化の動向把握は 有効な手段であるので今後も継続して事 業を展開していく。 134 1,530 1,530 1,530 1,530 2,255 104 0 104 0 3,383 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 3 継 続 ホタル生息地拡大事業 施策№ 4-1-1-3 1 継 続 環境用水確保事業 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 「ホタルの里」としての地域づくりのため にホタルの飼育を行い、生息可能な場所へ放 流し生息地拡大を目指す。また、ホタル生息 自 直 調査を行い、発生状況を情報発信するととも 主 営 に、ピカリン塾を通してホタルの生態や生息 環境に対する理解を深めてもらう。 生息地拡大事業は、鑑賞案内所の設置 や生息調査等一部委託を行いながら実施 しているが、安定的にホタル幼虫を確保 するホタル飼育については、飼育棟で行 政が飼育管理を行っている。今後は、飼 育管理を移行する必要があると考えるが 、住民団体の育成強化が必要である。ま た、事業費は「ふるさと創生基金」を活 用しており、基金払底後の事業継続の検 討が必要である。 ホタルは北会津のシンボルで水辺環境 のバロメーターであり、自然環境の保全 ・環境美化に対する住民意識の高揚や地 域のイメージアップに重要な役割を果た しているため、今後も継続して実施する 。 ホタル生息地拡大事業は、行政と地域 住民団体との協働による主体的な取り組 みが必要である。そのため、ピカリン塾 に加えて小学校や公民館事業などとの連 携を図りながら、ホタル生息に良好な環 境の保全・整備に地域ぐるみで取り組ん でいく仕組みづくりを進める。 担当部課名 企画政策部 北会津支所 まちづくり推 進課 法 定 ・ 自 主 事業の概要 施 策 名 水資源対策の推進 建設部 道路維持課 鶴ヶ城お濠の浄化及び市街地水路等の修景 自 委 用水としての環境用水を確保する。 主 託 平成23年度予算(千円) 事業費 418 うち 補 一般財源 助 418 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 285 うち 補 (人件費) 一般財源 助 285 801 今後の方針 鶴ヶ城お濠の浄化及び市街地水路等の修景用水として、現在市街地を流れている水量を維持し、将来にわたって安定した水を利用していくことができるように 、環境用水水利権を維持していく。 鶴ヶ城お濠の浄化及び市街地水路等の 修景用水として、現在市街地を流れてい る水量を維持し、将来にわたって安定し た水を利用していくことができるように 、環境用水水利権を維持していくことが 必要である。 環境用水の取水経路として戸ノ口堰土 地改良区が管理するかんがい用施設(用 水路)を使用することから、今後ともこ 変更なし の用水路の維持管理を他の利水者と共同 して行なうために要する費用を負担して いく。 135 11,500 11,500 11,500 11,500 3,383 136 平成23年度施策評価票 施策№ 4-1-2 基本施策名 生活環境を保全する 主管部課名 (政策名) 環境と調和した地球にやさしいまちをつくる 市民部廃棄物対策課 4.基本施策の評価 市民部環境生活課・東日本大震災対策室 健康福祉部健康増進課・建設部道路維持課 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民一人ひとりの意識高揚やモラルの向上を図り、まちの美化を推進します。 ○公害の未然防止や低減を図るとともに、河川の水質の向上などに取り組み、清潔で快適な生活環境を保全します。 ○湯川の水質は、年度ごとにばらつきはあるものの、概ね目標を達成しており、水質の改善傾向が見られている。 ○騒音測定の結果を見ると、一部の時間帯で環境基準を超過している地点があるものの、改善の傾向が見られている。 成果指標推移 ○関係団体と連携し、環境美化活動を推進します。 ○ポイ捨てや不法投棄の未然防止、早期発見を図ります。 ② 目標達成の ○各種環境調査を実施し、また、その結果を公表することで、公害の未然防止を図ります。 ための方針 ○公害苦情や相談に適切に対応することで、地域の環境保全を図ります。 (長期総合計画に ○周知活動やパトロール活動を通じて、市民や事業者が守るべきモラルの向上を図ります。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○生活環境保全推進員の巡回、市清掃指導員の啓発指導等により、ポイ捨てや犬ふん放置の件数は年々減少傾向にあり、まちの 美化は着実に推進しているが、心無い者によるポイ捨てや犬ふん放置等はまだまだ多い。 ○生活環境に関する苦情件数は、横ばいの傾向が続いているものの、ほとんどが解決しており、環境調査の結果からも本市の環 境は特に悪化の傾向は見られていない。 事業進捗 (前年度最終 ○公共用水域の水質調査結果からも市内全域の水質状況は改善の傾向が見られている。 評価に係る取 組みを含む) ○前年度最終評価で示した市民一人ひとりの意識高揚やモラル向上については、巡回指導等における抑止効果により、一定の成 果があるものの、さらなる改善に向け、市民の方々へ協力を求めるとともに、関係機関・団体等との連携強化を図っていくもの とする。 ○まちの美化の推進を図るとともに、都市型・生活型公害対策の推進を図ることは、市民の生活環境を守るための重要な施 策である。 ○特に、市民一人ひとりの意識高揚やモラル向上については、巡回指導等における抑止効果により、一定の成果があるもの ③ 前年度最終 の、さらなる改善に向け、市民の方々へ協力を求めるとともに、関係機関・団体等との連携強化を図っていくものとする。 ○また、地域が主体的に環境美化及び保全活動に取り組んでいる「各地区環境美化推進協議会」については、引き続き支援 評価 (今年度の取組み を行うとともに、地域の課題解決に向け、連携し取り組んでいくこととする。 方針・考え方) ○これらの事業展開により、生活環境を保全することは、安心して暮らせるまちづくりの基礎となるため、効果的な事業推 進を図るべく、より実効性の高いものとなるよう手法等について検討するものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・生活環境保全事業(生活環境保全推進員・不法投棄監視員委嘱による巡回指導等、地区環境美化推進協議会活動の支援) ・ごみステーション設置補助事業 (参考) ・ポイ捨て・犬ふんマナー向上推進事業 施策体系の中の ・生活環境対策事業(公害対策及び環境調査) 主な事務事業 ・飲用地下水調査事業 ・公共用水域水質調査事業 ・湯川水環境整備事業(湯川への導水) ○電波法の一部改正によるテレビのアナログ放送が終了することに伴い、アナログテレビの不法投棄の増加が懸念されている。 (平成23年7月24日で終了予定であったが、東日本大震災により、福島県内は平成24年3月31日まで延長された。) ○町内会やPTA等で実施する地域内の除染作業についての県による支援制度が創設された。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 湯川の水質(下流地点BOD) ⑴ 下流地点BOD ⑵ 騒音環境基準の達成率 ⑵ 環境基準達成地点数/騒音調査地点数 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 3.7mg/ℓ以下 3.0mg/ℓ以下 3.0mg/ℓ以下 3.0㎎/ℓ以下 2.8mg/ℓ以下 - - - 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 95.8%(23/24) - - - ⑵ ○生活環境保全事業 ○環境放射線調査事業 特に必要とさ れる事務事業 ⑶ - - - - - - ○ごみのポイ捨てや不法投棄の未然防止、早期発見を図るために、巡回パトロール、啓発活動を工夫しながら市民等の意識高揚 とモラル向上に努める。 ○犬ふん放置禁止の啓発について、狂犬病予防法に基づく登録や予防注射時にチラシを配布するとともに、生活環境保全推進員 と連携しながら巡回パトロールを強化し、飼い主のマナー向上に努める。 ○まちの美化の推進及び地域の自主的な生活環境保全活動を支援するために、地区環境美化推進協議会事業や町内会等のごみス テーション整備事業に補助金を交付する。 ○環境放射線量の測定値の公表と、放射線に対する正しい知識の普及を図り、不安の払拭に努める。 取組み改善の ○地区環境美化推進協議会への補助金交付による活動支援 まちの美化を図るには市民一人ひとりのモラル向上、及び市全体での監視する姿勢が大切であり、各地域での課題等も異なる 視点 (他団体との ことから、今後も引き続き各地区環境美化推進協議会に補助金を交付し、自主的な環境美化活動を支援していく。 連携・補助事 ○市ポイ捨て・犬ふんマナー向上市民会議との連携 業の活用・補 平成20年8月に設立された「市ポイ捨て・犬ふんマナー向上市民会議」との連携をとりながらイベント等を行い、市民一人ひ 助金の適性化 とりのマナー向上を図っていく。 等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○平成23年3月の原子力発電所事故により、放射線の影響を調査する必要が生じた。 ○ごみのポイ捨てや山間部などへの不法投棄は減少傾向にあるが、依然としてなくならない現状にある。 ○ペットを飼う人が増え、散歩時の犬ふん放置が市民への迷惑行為となっており、飼い主のマナー向上が課題となっている。 ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 44,768 10,756 12,980 11,868 92,810 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○まちの美化の推進を図るとともに、都市型・生活型公害対策の推進を図ることは、市民の生活環境を守るための重要な施策である。 ○特に生活環境を保全するためには、地域・市民との連携が不可欠であり、巡視指導や啓発活動等を通し、市民のモラル向上に向けた取組みを 強化していくこととする。加えて、地域が主体的に環境美化及び保全活動に取り組んでいる「各地区環境美化推進協議会」については、引き続 き支援を行うとともに、地域の課題解決に向け、市民との協働により取組んでいくこととする。 ○また、原子力発電所の事故以来、放射能による健康被害への影響が心配されている。このことから、国・県等と連携し広く情報収集に努める とともに、市内における環境放射線量について県での調査に加え市独自でも調査を行い、さらには放射線測定器の貸し出しにより、積極的な情 報収集・公開を行っていくものとする。並びに、国の除染対策の基準・動向を見極めながら放射線対策に取り組んでいくものとする。 事業費等 137 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 4-1-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 まちの美化の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 今後も巡回指導や啓発活動等を実施しながら、市民1人ひとりの意識高揚やモラルの向上を図り、まちの美化を推進していく。 生活環境保全推進員・不法投棄監視員を地 区に配置し、情報収集や指導、啓発活動を行 う。屋外に飲料水等自動販売機を設置する場 自 補 市民部 助 廃棄物対策課 合は届出をしてもらい回収容器の設置を確認 する。各地区の環境美化推進活動を行ってい 主 金 等 る「環境美化推進協議会」に補助金を交付し 支援する。 ポイ捨て報告件数は減少している。観 光客や近隣市町村からの通勤通学者も多 く訪れることから、市民だけに対してモ ラル向上を啓発しても限界があるが、ま ちを常にきれいにしておけば誘発を防ぐ ことができるため、今後も引き続き啓発 活動等に努める。 地域・市民との連携を図り、ポイ捨て などのマナー向上に努めるとともに、巡 回重点地区の設定など、より実効性のあ 変更なし る方策を取り入れながら、生活環境の保 全に努めていく。 7,336 7,336 7,336 7,336 81,199 衛生的で機能的なごみステーションの設置 自 補 ごみステーション設置補 市民部 助 2 継 続 助事業 廃棄物対策課 を図るため、ごみステーションを設置又は改 主 金 修する町内会に対し、補助金を交付する。 等 中心市街地などで、地理的条件等から ごみステーションを設置できない町内会 等では歩道などにごみを排出しており、 それらの地域の解消に努めなければなら ない。 衛生的で機能的なごみステーションの 設置を図ることで、市民の快適な生活環 境が保全され、併せてごみ収集の効率化 を向上させるためにも継続して実施して いく。 1,200 1,200 1,200 1,200 561 市生活環境の保全等に関する条例に規定さ れている禁止事項(ポイ捨て、犬ふん放置等 )の周知徹底のため、関係機関、関係団体及 自 直 び市民が協働で、ポイ捨て・犬ふんに関する 主 営 モラル・マナーの向上に取り組み、美しく住 み良いまちづくりを目指す。 啓発用の看板設置希望者も多く、ポイ 捨てや犬ふん放置に困っている市民が多 く存在すると思われる。効果的な意識啓 発の手法を検討していく必要がある。 看板を設置した市民の方からは、効果 があったとの声が寄せられており、看板 設置の希望者も多いため、今後も継続し 変更なし て看板の配布を行っていく。また、市民 会議としての清掃・啓発活動については 各地区を輪番で実施して行く事とする。 100 100 100 100 902 1 継 続 生活環境保全事業 ポイ捨て・犬ふんマナー 市民部 3 継 続 向上推進事業 環境生活課 施策№ 4-1-2-2 施 策 名 公害防止対策の推進 衛生的で機能的なごみステーションの 設置は、地域においても重点的、計画的 に取り組む事業であると認識されており 、毎年度の支援要望が多いことから、補 助件数を継続し、まちの美化を図る。 今後の方針 今後も環境調査を実施するとともに、問題解決に向けた原因者に対する適正な指導や、当事者間の調整等を図っていく。 継 生活環境対策事業(公害 市民部 1 続 対策) 環境生活課 市民から寄せられる公害や生活環境の悪化 に関する苦情、水質事故などに対応し、現地 法 直 調査及び原因の特定を行い、発生源者に対す 定 営 る適正な指導等を行う。 環境意識の高まりなどにより、苦情処 理件数は増加する傾向にある。また、地 これまでどおり、問題解決に向けた原 公害や水質事故を未然に防止するため 域における人間関係の希薄化などにより 因者に対する適正な指導や当事者間の調 、市政だよりや市ホームページなどの広 報を利用した啓発活動にも力を入れて取 、問題が複雑・長期化するケースも増え 整などを継続して実施していく。 り組む。 ている。 292 182 292 182 2,594 生活環境対策事業(環境 市民部 2 継 続 調査) 環境生活課 公害や生活環境の悪化の未然防止及び市内 一 の環境基準達成状況を把握し、今後の環境対 法 部 策に資するため、騒音調査、非飲用地下水調 定 委 査、悪臭調査を実施する。 託 過去に苦情申立てがなされた経過があ 市民の生活環境の実態が把握でき、公 調査を継続して実施していくことで、 公害防止対策に資する基礎資料の充実を る箇所を経年調査するなど、より効果の 害防止対策を図ることができる。 図っていく。 高い方法で行っていく。 544 544 544 544 865 0 0 1,000 1,000 3,042 34,131 1,231 1,343 1,343 902 93 93 93 93 301 70 1,692 東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所 の事故により、放射能汚染対策が喫緊の課題 市民部 となっている。 継 福島原子力発電所事故対 直 3 続 策 東日本大震災 市民の安全・安心を守るため各部署におい 自 対策室 て種々の対策を講じているが、統一した方針 主 営 で対応にあたる必要があることから一元的な 情報の集約や庁内調整を行う。 4 継 続 環境放射線調査事業 継 5 続 飲用地下水調査事業 施策№ 4-1-2-3 ①未だ原子力発電所事故は収束しておら ず、除染対策が喫緊の課題といえる。 市民の感情(要望)や国の方針、補助 本市における総合的な放射線対策を講 の有無などの情報を的確に捉え対応して じるため、情報の集約や関係機関等との 変更なし いくことが求められている。 調整を行う。 ②除染作業には、多くの時間と経費を要 する。 市民部 環境生活課 市内の環境放射線量を継続的に調査し、市 内の安全性を確かめるとともに、専門家(会 津若松市放射線管理アドバイザー)による助 言を受けながら公表することにより、市民の 安心を図る。 また、放射線測定器を町内会等に貸し出し 自 直 、市民自らが放射線量を測定することで、よ 主 営 り安心を得られるとともに、測定データを集 計することで、市内の詳細な放射線量のデー タを得ることが出来、放射線に関する様々な 情報と合わせて、ホームページや出前講座な ど、分かりやすい形で市民に伝えることで、 市民の安心を図る。 会津若松市の環境放射線量は比較的低 く、健康影響は心配ないものの、市民の 中には様々な情報により、放射線に対し て過剰な心配をしている方もいる。国は 追加的被ばく量を年間1mSv以下にす るとしており、本市は局所的な除染が必 要な地域になる。市民からも詳細な放射 線量の測定と公表が求められるようにな っている。 健康福祉部 健康増進課 会津若松市飲用井戸等衛生対策要領に基づ き、飲用井戸に関する総合的な衛生の確保を 図るため、市内の飲用井戸の有機塩素化合物 自 委 3項目ならびに14項目の水質調査を実施する 主 託 。 (検査地区:神指町高久地区2箇所、門田町 徳久地区1箇所、河東町八田地区2箇所) 飲用水の確保は住民にとって必要最低 地下水汚染は確認されていないが、確 限の生活基盤であり、利用している飲用 認された場合は適切な指導等を行い、衛 水が安全で衛生的なものか、行政として 変更なし 生の確保を図る必要がある。 も一定程度調査し、利用者に情報提供す る必要がある。 施 策 名 都市型・生活型公害対策の推進 市政だより、ホームページ、出前講座 など、様々な方法で、放射線に関する正 しい知識の周知を図るとともに、放射線 市独自の放射線量測定に加え、放射線 測定器の貸出し事業により、市域の放射 測定器の貸し出しにより、市民との協働 線量を詳細に調査し、市民に公表して行 による放射線量の測定を実施して行く。 くことで、市民の過剰な不安を取り除き 、日常生活における安全・安心を取り戻 すことを目指す。 今後の方針 湯川の水質改善と水量確保の両面を達成するために、国・県・市が一体となり阿賀川本川から導水を行い、湯川の水環境を改善していく。 市民部 1 継 続 公共用水域水質調査事業 環境生活課 調査を実施し、その水質調査の結果をもと 自 直 に、生活排水対策の実践を呼びかけ意識啓発 主 営 を図ることで、河川水質の向上を目指す。 この事業を継続しなければ河川の水質 状況が把握できなくなる。環境に対する 社会の意識や要求は年々高まってきてい る。 猪苗代湖を含め、市域全体の水質状況 の調査を継続して実施するとともに、水 質調査の結果を公表し、生活排水対策及 変更なし び水環境保全の重要性について広く市民 に啓発していく。 70 湯川水環境整備事業(湯 建設部 2 継 続 川への導水) 道路維持課 阿賀川本川から取水し、門田幹線用水路及 補 び会津総合運動公園外周水路を経由し、古川 自 助 に着水した後、湯川に導水するために水門操 主 金 作を行い、流域全体の水環境改善を図る。 等 湯川及び古川は、会津若松市街地を流 れる貴重な水辺のオープンスペースとな っているが、都市化の進展に伴い水質汚 濁が進み、古川や新湯川の水質は環境基 準値を上回ることが多い状態となってお り、鳥や魚などが住みにくい環境になっ ている。 湯川の水質改善と水量確保の両面を達 成するために、国・県・市が一体となり 変更なし 阿賀川本川から導水を行い、湯川の水環 境を改善していく。 1,002 138 70 0 国 70 1,002 0 国 752 平成23年度施策評価票 施策№ 4-2-1 基本施策名 資源循環型社会を実現する 主管部課名 (政策名) 環境への負荷が少ないまちをつくる 関連部課名 市民部廃棄物対策課 4.基本施策の評価 市民部環境生活課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民・事業者・行政が「もったいない」をキーワードとして一体となり、それぞれが主体的に「3R運動」に取り組み、 環境への負荷を抑制し、持続的な発展が可能な「資源循環型都市」の創造をめざします。 ○1人1日当たりのごみ排出量は、計画以上に減少し、平成21年度の時点で、最終目標値を上回る実績となった。 ○一方、リサイクル率は、その分子にあたる古紙、びん、缶などが、ごみ全体の量を上回って減量しているため、計画値よりも 下回っている。しかしながら、資源物も含めた全てのごみの減量が第一であるため、概ね目標は達成している。 成果指標推移 ○ごみの発生を抑制するとともに、発生したごみを可能な限り資源化し、資源が円滑に循環される、ごみ減量・リサイクルの システムを構築します。 ② 目標達成の ○ごみの収集・運搬から中間処理、最終処分に至る過程において効率化を図り、環境への負荷の低減と可能な限りの資源物 ための方針 の回収を図ります。 (長期総合計画に ○公共施設での省エネルギー・省資源の取り組みを推進します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○プラスチック製容器包装の分別収集が、平成18年10月から全市で実施されるなど、ごみ減量・リサイクルの取り組みは着実に 進んでいる現状に鑑み、昨年度一般廃棄物処理基本計画(後期計画)を策定した。 ○特に、市自らの取り組みとして、本年度より、給食施設から排出される調理くず等の分別収集・堆肥化の取り組みを開始して おり、今後、環境教育及び食育の視点からの意識啓発を進めて行く。 事業進捗 (前年度最終 ○また、一般家庭における生ごみの自家処理の促進を図るため、従来電動式生ごみ処理機に限っていた補助制度を、それ以外の 評価に係る取 ものにも活用できるよう拡充を図った。 組みを含む) ○ごみの発生を抑制するとともに、発生したごみを可能な限り資源化するなど、環境負荷の低減や省エネルギーの推進に取 り組むことは、持続的な発展が可能な資源循環型社会の実現において、必要不可欠な施策である。 ○特に、平成20年3月に改訂された国の循環型社会形成推進基本計画において、低炭素社会・自然共生社会への取り組みが明 確に位置づけられ、地域から循環型社会への取り組み強化が求められる中、「会津若松市バイオマスタウン構想」に基づき ③ 前年度最終 、新たに給食施設から排出される調理くず等を回収し堆肥化することは、環境教育及び食育の視点からもその効果が期待で 評価 きるところである。 (今年度の取組み ○また、ごみ減量化推進事業では、「一般廃棄物処理基本計画」に基づく一人一日あたりのごみの排出量が最終目標値を達 方針・考え方) 成するなど、市民の間に3R運動の定着がみられるが、多様化する生活様式に対応すべく、ごみ減量・リサイクルの推進に向 け、補助制度等のあり方を含め検討するものとする。 ○これらの事業展開のもと、資源循環型社会の実現を目指すため、市民と協働で取り組みを進めるとともに、制度の見直し 等を含め、より効率的で効果的な事業展開について検討するものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災の影響で発生したガレキや倒壊家屋等の解体材など、災害等廃棄物の処理について、国の補助制度を活用しつつ 、できるかぎり迅速に推進していかなければならない。 ○震災により、他自治体からの避難者が市内におり、日常のごみ排出量(総量)が増えている状況にある。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・廃棄物処理法及び容器包装リサイクル法に基づく事業の着実な実施 ・東日本大震災に伴う災害等廃棄物の適正な処理 (参考) ・給食施設生ごみのリサイクルの推進(バイオマスタウン構想に基づく事業) 施策体系の中の ・地球温暖化対策推進事業 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 1人1日当たりのごみ排出量 ○災害等廃棄物の迅速な処理 国の補助制度を活用しつつ、適正に処理を行っていく。 ○会津若松地方広域市町村圏整備組合における、新たな廃棄物処理施設の整備の取り組みを促進する。 ○老朽化した庁舎(廃棄物対策課庁舎)の適正管理を実施する。 ○市役所としてのみならず、市域全体の温室効果ガスの発生抑制に取り組む。 ⑴ ごみ排出量/人口/365日 ⑵ 資源物のリサイクル率 ⑵ 集団回収及び市収集資源物量/ごみ発生量 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成27年度) 1,118g 1,039g 1,028g 988g (計画の当初:1,090g) 1,070g - 18.9% 16.7% 15.8% - ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○東日本大震災及び原子力発電所事故により、災害等廃棄物はもとより、清掃活動等から出た土砂等の処理に関しては、国の特 措法が8月30日に公布され、平成24年1月1日から省令で細部基準等が示される状況にある。 ○仮設住宅等におけるごみの処理経費の負担の詳細について検討している状況にある ○エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)の改正により、国へのエネルギー使用量の届出やエネルギー使用量の削 減のための「中長期計画」の策定が義務付けられた。 ○ごみやし尿の排出状況や市民の居住状況に応じ、処理体制の適正化を図る。 取組み改善の ○仮設住宅等におけるごみの処理経費の負担の適正化を図る。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ※最終目標値の根拠になった、一般廃棄物処理基本計画の 変更により、最終目標値を変更 17.0% (計画の当初:20.1%) 16.7% ○災害等廃棄物処理事業 国の補助制度を活用しつつ、適正に処理を行っていく。 ○廃棄物処理法及び容器包装リサイクル法に基づく一般廃棄物の処理 一般廃棄物の処理は、法の規定に基づき、市が総括的な責任を有することから、着実に実施していく。 特に必要とされ ○給食施設生ごみリサイクル事業 給食施設から排出される調理くず等を回収し、堆肥化することで、更なるごみの減量とリサイクルの推進を図る。 る事務事業 ○地球温暖化対策推進事業 「地球温暖化対策推進実行計画」に基づき、市が直接管理運営を行う施設について、温室効果ガスの発生抑制に努めるととも に、市域全体に係る温室効果ガスの削減についても検討する。 ※最終目標値の根拠になった、一般廃棄物処理基本計画の 変更により、最終目標値を変更 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 1,831,229 1,511,926 1,659,073 1,484,067 123,980 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○ごみの発生を抑制するとともに、発生したごみを可能な限り資源化するなど、環境負荷の低減や省エネルギーの推進に取り組むことは、持続 的な発展が可能な資源循環型社会の実現において、必要不可欠な施策である。 ○こうした中、外部評価においては、これまでの取り組みが基本施策に貢献しているとの評価とともに、減量・負荷軽減・省資源という「量」 から、「質」への推移の必要性並びにより分かりやすい成果指標についても検討すべきであるとの評価があったところである。 ○このことから、多様化する生活様式に対応すべく、町内会をはじめ関係団体等と連携し、ごみ減量とリサイクルの推進に向けた取組を強化し ていくこととする。 ○また、「地球温暖化推進実行計画」については、温室効果ガス削減に向け取り組みを強化すべく、改定にあたっては市役所のみならず、市域 全体の温室効果ガスの発生抑制に取り組むこととする。 ○これらの事業展開のもと、環境への負荷が少ない資源循環型社会の実現を目指すため、市民と協働で取り組みを進めるとともに、制度の見直 し等を含め、より効率的で効果的な事業展開について検討するものとする。 事業費等 139 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 4-2-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 ごみ減量とリサイクルの推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 給食施設の生ごみのリサイクルの更なる推進を行うとともに、包装紙、ティシュやお菓子の箱などの雑がみを燃やせるごみではなく、古紙類として雑誌ととも に出してもらうなど、多様な啓発活動等を通じ、更なるリサイクルの推進を図る。 現在のところ、リサイクル率は計画を 下回っていることから、今後も様々な啓 発活動を実施し、更なるリサイクルの推 進を図る。 一方、祝日の収集については、月曜日 に祝日が集中する年度にむけて、対応方 法について検討を進める。 継 1 続 分別資源物回収事業 容器包装リサイクル法に基づき、一般家庭 市民部 から排出される資源物(びん、かん、古紙、 法 委 廃棄物対策課 ペットボトル、プラスチック製容器包装)の 定 託 分別収集を実施する。 祝日には収集を行わないため、市民か ら祝日収集の要望が寄せられている。 また、「雑がみ」が「燃やせるごみ」 に排出されている、お菓子の袋などが汚 れたまま排出されているなど、分別排出 の方法がまだまだ浸透していない。 包装紙、ティシュの箱、お菓子の箱等 の雑がみのリサイクルをはじめ、リサイ クルの徹底のための啓発活動を継続して 実施する。 241,621 223,759 241,621 223,716 12,537 2 継 続 ごみ減量化推進事業 「一般廃棄物処理計画」に基づき、もった いない精神をキーワードにして出前講座、電 動式生ごみ処理機設置補助、集団回収奨励金 自 補 市民部 助 廃棄物対策課 、有価物抽出委託等を実施し、さらにはレジ 袋削減運動の普及・拡大や廃食用油の集団回 主 金 等 収の促進等図りながら、ごみ減量・リサイク ルを促進する。 昨年度、一般廃棄物処理基本計画後期 一般廃棄物処理基本計画後期計画に基 一般廃棄物処理基本計画後期計画に基 計画を策定し、新たな目標に向けた取り づき、ごみ減量・リサイクルの推進に努 づくごみ減量化施策を着実に実施する。 組みを実施することとした。 める。 20,756 20,756 20,825 20,825 11,557 5,584 5,584 5,556 5,556 28 一般廃棄物処分業の許可を有する事業者の 給食施設生ごみリサイク 市民部 施設において、給食施設から排出される調理 自 委 3 継 続 ル事業 廃棄物対策課 くずや残飯等の生ごみを堆肥化処理し、更な 主 託 るリサイクルの推進を図る。 施策№ 4-2-1-2 施 策 名 廃棄物の適正な処理 給食施設の生ごみのリサイクルにより 、ごみ焼却施設に投入されるごみの減量 と資源としての利活用を図る。(バイオ マスタウン構想に基づく事業の一つでも ある。) また、環境教育や食育の面での効果も 期待できる。 資源循環型社会の実現のため、給食施 設から出る調理くずや残飯等の生ごみを 堆肥化処理する。また、同時に調理の工 夫や食べ残しをできるだけしない教育に より、学校給食の生ごみの発生そのもの を抑制する。 生ごみとそれ以外のごみとの混合を防 止するため、教育委員会や事業者と協力 して分別排出の徹底を図り、事業の適正 な運営を目指す。 今後の方針 東日本大震災の影響で生じた災害等廃棄物はできるかぎり迅速に処理する。ごみの発生抑制に向け、多様な啓発活動を継続するとともに、排出されたごみやし 尿は、衛生的に処理する。また、会津若松地方広域市町村圏整備組合における、新たな廃棄物処理施設の整備に向けた取り組みを促進する。 一般廃棄物を適正に処理するため、会津若 一 継 市民部 松地方広域市町村圏整備組合若しくは会津若 法 部 1 続 廃棄物収集運搬処理事業 廃棄物対策課 松再生資源協同組合又は沼平第2最終処分場 定 委 まで収集運搬する。 託 市民の良好な生活環境の保全のために 着実に事業を実施しなければならないが 、環境負荷の低減や処理施設の延命化の ために、更なるごみの減量を実施する必 要がある。 一般廃棄物処理基本計画後期計画に基 づき、廃棄物の適正処理に努める。 仮設住宅等のごみ処理も実施するが、 費用負担の詳細については、今後の入居 状況やごみの排出状況を見ながら検討す る。 ごみの排出状況やごみステーションの 分布状況に応じ、適正に排出頻度、委託 台数を設定し、効率的な収集体制を維持 する。 275,191 274,506 280,483 279,798 65,300 旧会津若松市区域において、民間業者への 委託によりし尿くみ取りを実施し、くみ取っ 市民部 たし尿は会津若松地方広域市町村圏整備組合 法 委 廃棄物対策課 のし尿処理施設に搬入して処分してもらう。 定 託 市ではくみ取りの申し込み等の受付、清掃手 数料の徴収を行う。 下水道等の整備(水洗化)により、年 々し尿の処理量及びくみ取り世帯が減少 するが、下水道等による処理への転換が 完了する直前まで、事業の規模を縮小し つつも、適正な処理の確保に努めなけれ ばならない。 このことにより、業務縮小を余儀なく されるし尿くみ取り業者に対し、「下水 道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の 合理化に関する特別措置法」に基づく対 応を適切に実施していく必要がある。 し尿くみ取りは、衛生的で快適な市民 生活の確保のため、円滑かつ安定的に実 施していかなくてはならないことから、 今後も、状況を見極めながら適切に対応 していく必要がある。 清掃手数料については、受益者負担の 観点を原則とし、廃棄物処理運営審議会 において定期的な見直しを図ることとす る。 し尿等の適正かつ安定的な処理の実施 を図るため、水洗化の動向とし尿のくみ 取り減少量を把握しつつ、適正な規模の 収集運搬体制の確保に努める。 241,248 122,231 202,478 87,512 29,313 会津若松地方広域市町村圏整備組合に人口 補 割合や、環境センターのごみ及びし尿等の処 法 助 理量に応じて負担金を支払い、ごみ及びし尿 定 金 等の適正な中間処理や最終処分を行う。 等 現有施設の適正管理をする一方で、新 たな施設整備に向けた対応を行う必要が ある。 現有施設の適正管理をする一方で、会 津若松地方広域市町村圏整備組合におけ る新たな施設整備に向けた取り組みを促 進する。 施設整備にあたっては、費用対効果は もちろん、低炭素社会や自然共生社会に 向けた取り組みと整合性を図るよう、要 請していく。 861,719 861,719 861,719 861,719 374 2 継 続 し尿くみ取り事業 会津若松地方広域市町村 市民部 3 継 続 圏整備組合衛生事業負担 廃棄物対策課 金 継 4 続 災害等廃棄物処理事業 市民部 東日本大震災の影響で生じた災害等廃棄物 法 委 廃棄物対策課 の処理を実施する。 定 託 生活環境の保全と危険性の除去のため 、ガレキ等の処理や一定以上の被害のあ 平成23年度から平成24年度での処理を 変更なし った倒壊家屋等の解体を行う必要がある 目途とする。 。 179,499 80 国 41,500 5 継 続 管理庁舎維持管理事業 廃棄物対策課庁舎・設備の保守管理、修繕 市民部 、改修、及び光熱水費の管理、電話機器、清 自 直 廃棄物対策課 掃、警備業務等の業務委託を計画的、かつ、 主 営 効率的に行う。 築37年を経過して老朽化が進み、し ばしば部分的な不具合が生じている。ま 職員の執務環境と来庁者等の利便性と た、屋外で使用する廃棄物処理機器類の 安全の確保を図るため、計画的な修繕を 変更なし 騒音や粉塵が1日中続き、庁舎事務室の 行い、適切な庁舎管理に努める。 扉・窓等を開放しての執務は困難な状況 である。 5,594 3,274 国 4,874 施策№ 4-2-1-3 施 策 名 環境負荷の低減や省エネルギーの推進 継 市民部 1 続 地球温暖化対策推進事業 環境生活課 市が直接管理運営を行う施設について、温 室効果ガス排出量の把握、削減目標、取組内 法 直 容、組織体制及び公表を規定した「地球温暖 定 営 化対策推進実行計画」(以下「計画」という 。)に基づき、排出量抑制に努める。 50 国 4,874 1,233 30 今後の方針 エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)への対応に併せ、より一層のエネルギー使用量削減、ひいては温室効果ガス排出量削減を目指す。 エネルギーの使用の合理化に関する法 律(省エネ法)が平成22年に改正された ことにより、毎年国へエネルギー使用量 の届出を行い、エネルギー使用量を削減 するため、設備投資を伴う省エネ計画( =「中長期計画」)の策定が義務付けら れている。 本計画の計画期間は平成18~22年度で あるため、平成22年度までのエネルギー 使用量削減状況を勘案しながら、今年度 中に計画の改訂を行う。次年度以降は、 エネルギーの使用の合理化に関する法律 (省エネ法)への対応に併せ、より一層 のエネルギー使用量削減、ひいては温室 効果ガス排出量削減を目指す。 140 平成22年度より省エネ法への対応が必 要となったことから、事務の効率化・合 理化を考慮し、省エネ法におけるエネル ギー削減目標、本計画の削減目標及び環 境マネジメントシステムの分類4におけ る目標の3つが相互に連動するように留 意する。 17 17 17 17 3,608 平成23年度施策評価票 施策№ 4-3-1 基本施策名 消防防災体制を充実する 主管部課名 (政策名) 安全で安心できるまちをつくる 関連部課名 市民部防災安全課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○防災意識の高揚を図り、防災体制の充実を図ります。 ○消防体制の充実を図ります。 ①火災発生件数は、年間40件前後で推移している。 ②消防団の充足率は、100%に達しないものの毎年95%を超える高い水準で推移している。 〈参考〉全国94.1%(平成22年10月1日) 成果指標推移 県平均95.1%(平成21年4月1日) ○行政と市民が一体となって防災意識の高揚を図ります。 ○地域防災計画による災害発生時の実務的な応急体制を充実します。 ② 目標達成の ○消防体制の充実を図り、火災発生時における万全な体制を確立します。 ための方針 ○消防団の維持充実に努め、地域の消防力を強化します。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ①危機管理体制の充実 ・平成20~21年度にかけて「洪水ハザードマップ」を作成し、浸水想定区域において説明会を実施した。 ・福島県総合情報通信ネットワークシステムの機器更新に着手しており、来年度に事業が完了する予定。 ・体制の充実を図るため、平成22年度に「全国瞬時警報システム(J-アラート)」を整備した。 事業進捗 (前年度最終 ②消防体制の充実 評価に係る取 ・消防活動に必要な施設である消防屯所は、第18分団の基幹屯所の更新が完了(平成22年度の事故繰越)し、今年度は第14分 組みを含む) 団の建替えを行う。 ・ポンプ自動車及び小型ポンプは更新計画に基づき更新を行っており、今年度は第18分団のポンプ自動車を更新する。 ・消防水利の強化のため、消防署と協議しながら優先度の高い地区から消火栓を新設している。 ○近年、大地震や大雨による水害など大規模な災害が地球規模で多発しており、市民の防災に対する関心が高まっている。 会津地域は比較的災害の少ない地域ではあるが、万が一に備え、危機管理体制を充実する必要がある。 ○特に、地震などの自然災害や火災に対する防災体制の強化を図るため、「地域防災計画」に基づき、各種訓練を通して関 係機関との連携に努めていくこととする。さらに、近年、全国的に多発しているゲリラ豪雨による内水被害に備えるべく、 水防団など関係機関との連携を強化するとともに、水防資機材の整備・充実を図ることとする。 ○また、消防体制の充実を図る観点から、消防活動に必要な施設・装備については、計画的に更新・整備するため、補助制 度の活用など財源確保にも努めていくものとする。 ○更に、地域防災の「要」である消防団については、少子・高齢化の進行や地域コミュニティの希薄化といった社会情勢を 鑑み、より効率的・効果的に活動できるよう、本市の実情に沿った組織・機構の見直しに向けた調査・検討を行うこととす る。 ○これらの取り組みにより、市民の生命・身体・財産を守り、安全で安心して暮らせるまちづくりのため、危機管理体制及 び消防体制の充実を図るべく関係機関等との連携強化を図っていくものとする。 ・防災対策事業 ・消防団管理運営事業 ・消防施設整備事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 (東日本大震災に関し)災害救助法については、弾力的な運用が図られている。 ※ 今後は、災害救助のあり方について、法律改正なども予想される。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 火災発生件数(年間) ⑴ 火災発生件数(年間) ⑵ 消防団員定数充足率 ⑵ 団員実員数/団員定数 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 34件 33件 32件 28件 32件 - - - 96.8% 96.7% 97.4% 100.0% 96.1% - - - - - - - - - ①危機管理体制の充実 ・地域防災計画の検証を行い、改訂作業に取り組む。 ②消防施設・資機材の整備(充実) ・老朽化した消防施設(屯所)の建替えを行うとともに、消防団(地域)から要望がなされた地区への新設を検討する。 ・ポンプ自動車については計画的に更新を行う。 ・消防水利を強化するため、消防署と協議しながら消火栓の整備を行う。 平成20~21年度は、国の臨時交付金を活用して消防資機材の充実を図った。今後もそうした交付金があれば活用して消防資機 取組み改善の 材の充実に努める。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ①地球環境の変化等から災害が大規模化・多発化する傾向にあり、防災に対する意識が高まっている。 とりわけ、3月に発生した東北地方太平洋沖地震に伴い、地震に対する関心が高まっている。 ②福島第一原子力発電所の事故に対する対応が求められている。 ③人道的な観点から浜通りを中心とした避難者に対し支援を行う必要性がある。 ○消防団管理運営事業 地域防災の「要」となる消防団の環境整備は必要不可欠である。 ○防災対策事業 福島県総合情報通信ネットワークの更新は、4ケ年(平成21年度~平成24年度)をかけて行う。 特に必要とされ 東日本大震災に伴ない「地域防災計画」の検証を行う必要性が生じた。 J-アラートを活用して速やかな情報伝達体制を確立する。 る事務事業 ○消防施設整備事業 消防力を維持するためには、消防水利の確保と老朽化した消防設備等の更新が必要である。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○大地震や大雨による水害など大規模な災害が地球規模で多発しており、災害に備え、災害に強く、すべての人が安全で安心して暮らせる環境 をづくり求められている。今般の東日本大震災においても、直接的な被害が比較的少なく、災害に強い地域であることが実証されたところであ るが、万が一に備え、危機管理体制を充実させる必要がある。 ○このことから、地震などの自然災害や火災に対する防災体制の強化を図るため、「地域防災計画」の検証を行うとともに、各種訓練を通して 関係機関との連携を強化し、必要な機材の整備・充実を図ることとする。 ○また、消防体制の充実を図る観点から、消防活動に必要な施設・装備については、補助制度の活用など財源確保にも努めながら、計画的に更 新・整備していくこととする。 ○これらの取り組みにより、市民の生命・身体・財産を守り、安全で安心して暮らせるまちづくりのため、危機管理体制及び消防体制の充実を 図るべく関係機関等との連携強化を図っていくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 252,205 171,314 180,895 136,395 17,418 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 141 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 4-3-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 危機管理体制の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 市民部 防災安全課 地震等自然災害や火災など災害時にお ける防災体制の構築が求められており、 市民が安心して暮らせる災害に強いまち づくりが課題となっている。 2 継 続 避難所運営事業 市民部 防災安全課 東日本大震災に伴う対応として、避難者が 一 応急仮設住宅等へ移行するまでの当面の間、 法 部 避難所を設置・運営することにより、避難者 定 委 の避難生活における支援を行う。 託 避難所生活が長期化する中、避難生活 における環境改善を図るため、応急仮設 住宅等への早期移行が必要であるが、避 難元自治体によっては、応急仮設住宅の 整備状況に差があるなど、移行の見通し が不透明な面がある。 3 継 続 水防活動事業 市民部 防災安全課 水防計画に基き、水防用資機材の充実、連 法 直 絡体制の構築により、水害に対する防災体制 定 営 の確立を図る。 大規模な洪水に加えゲリラ豪雨による 内水被害も近年全国で頻発しているため 、本市でも同様の災害発生に備える必要 がある。 4 継 続 自衛官募集事務 市民部 防災安全課 法 直 定 営 5 継 続 自主防災組織支援事業 施策№ 4-3-1-2 市民部 防災安全課 市民に[自衛官募集]を周知する。 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 市民の安全・安心を守る観点から、各種訓練等を通して市民の防災意識を高めるとともに、防災用資機材の充実を図る。 防災訓練の実施や情報連絡体制の構築、避 法 一 難救助体制の確立などにより防災体制の充実 定 部 委 を図る。 託 1 継 続 防災対策事業 今後の方針 (事業期間を含む) 自主的な防災組織の結成を呼び掛けるとと 直 もに、活動団体への助成及び情報提供等を行 自 主 営 う。 施 策 名 消防体制の充実 今後とも、災害時における必要資機材 ・飲食料等の確保体制(災害協定の締結 )確立に努めるほか、地域防災計画に基 づく各種行動マニュアルの作成や自主防 災組織等防災関係機関との連携強化など 、地域及び住民の防災意識啓発に努め防 災体制の充実を図る。 避難者の避難生活における環境改善を 図るため、応急仮設住宅等への早期移行 を支援する。 また、避難所においては避難者が大幅 に減少しており、業務が原子力発電所事 故の対応が中心となりつつあるため、新 たな専任組織を設置する。 水防における市の役割の重要性に鑑み 、市水防計画に基づいた水防団ほか関係 水防機関との連携強化及び水防資機材の 整備・充実に努める。また併せて、地域 への土のう配備の積極的な支援など、大 規模な洪水だけでなく、内水被害などの あらゆる水害に対応したまちづくりを、 住民と一体となって進めていく。 変更なし 13,104 避難者の応急仮設住宅等への早期移行 を実現するため、引き続き、県の緊急雇 用創出基金事業を活用する。 73,375 変更なし 地球環境の変化等から、近年、災害が 多発する傾向にあり、災害救助の観点か 法定受託事務であり、今後とも継続し 『市政だより』による広報を基本とし 、本市が重点市町村に指定された際に設 ら自衛隊に対する期待が高まっている。 て実施する。 置した『掲示板』や『パンフレットスタ ※特に「東北地方太平洋沖地震」におけ ンド』も活用して広報活動を行う。 る活動は、国民から賞賛を得ている。 近年見られる大規模災害では、公共の 防災組織だけでは対応が困難となり、地 域における自主的防災活動の必要性がよ り重視されてきているが、自主的な組織 化までには至らない地域が多いと捉えて いる。 今回の震災を受け、被災地における活 動事例の紹介や組織化へ向けた助言など 側面的な支援が必要。 災害に強い地域社会を形成するうえで 、被災地の事例等から、自主防災組織の 果たす役割の重要性が指摘されている。 また、組織の設立、活動においては、 一定程度の側面的な支援が必要と考えら れる。したがって区長会を通じ自主防災 変更なし 組織結成の働きかけや、出前講座等によ り防災意識の啓発、さらには、防災資機 材購入の助成事業の紹介など、組織の状 況に応じた望ましい支援策を実施してい く。 509 100 180 7,304 36,660 他 509 0 国 8,443 6,943 3,758 0 0 0 533 533 602 100 0 国 91 180 180 180 414 122,327 122,327 122,327 9,020 49,312 6,412 3,533 今後の方針 地域を守る消防団の体制を強化していくことは重要であり、計画的に消防施設・装備の更新など充実を図る。 安全で安心して暮らせるまちづくりの ために、昼夜を問わず活動する消防団の 環境整備を行い、万が一の災害時におけ る機動力の確保・強化を図るため、今後 も消防団員の確保に努める。 また、平成23年度より消防団協力事 業所表示制度を導入し、事業所の消防団 活動への協力を得やすい体制づくりを目 指していく。 合併から一定の期間が経過しているこ とや、少子高齢化等の社会情勢の変化な どを鑑み、より効果的で活動しやすい体 制を目指し、消防団組織の見直し(定数 、小規模班の統廃合など)へ向けた調査 ・研究を進めているところであり、消防 団の役員改選となる平成26年度から、見 直し後の新体制で運用していく考えであ る。 122,327 42,610 1 継 続 消防団管理運営事業 市民部 防災安全課 消防団の装備品や資機材を充実するととも 法 直 に、団員の任免・福利厚生等の事務を処理す 定 営 る。 消防団員の充足率は、高い割合を保っ ているが、少子高齢化や就業構造の変化 、地域社会への帰属意識の希薄化などに より、新たな消防団員の確保が困難な状 況となってきている。 2 継 続 消防施設整備事業 市民部 防災安全課 消防団の施設・設備の維持・更新を行うと 法 直 ともに、消防水利確保のため消火栓等の整備 定 営 を行う。 消防施設・設備については、老朽化( 消防活動のために必要な施設・設備で 持続可能な消防施設・設備のあり方に 経年劣化)に伴い計画的な更新・修繕が あり、今後とも計画的に整備していく。 ついて検討の可能性 消防団員見直しに伴う小規模屯所、小 必要である。 型動力ポンプのあり方の検討 142 4,334 国 平成23年度施策評価票 施策№ 4-3-2 基本施策名 交通防犯体制を充実する 主管部課名 (政策名) 安全で安心できるまちをつくる 市民部防災安全課 関連部課名 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○交通安全対策や防犯活動を充実し、子どもからお年寄りまで誰もが安心して暮らせる社会の構築をめざします。 ①交通事故発生件数は、前年比で平成21年は33件増加したものの、平成22年は92件減少し経年的には減少傾向にある。 ※交通事故発生件数 平成20年707件→平成21年740件(+33件) 平成21年740件→平成22年648件(△92件) ②刑法犯発生件数のうち、自転車盗、万引きを含む窃盗犯罪件数は増加しているが、全体件数は経年的には減少を続けている。 成果指標推移 ※刑法犯発生件数 H17(1,950件) H18(1,646件) H19(1,550件) H20(1,503件) H21(1,509件) ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○市民の交通事故防止のため交通安全意識の高揚を図ります。 ○自転車・自動車の運転者のモラルの向上を図ります。 ② 目標達成の ○高齢社会の進展等、社会情勢の変化を踏まえ、交通安全関係団体との連携のもと、社会情勢の変化に応じた交通安全対策 ための方針 を推進します。 (長期総合計画に ○防犯への市民意識の啓発と防犯活動の充実を図るとともに、防犯灯の整備など、防犯対策を推進します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ①交通関係団体がより連携を図りながら、交通事故発生件数の減少に向け、交通安全運動を推進しており、今後も継続していく 。 前年度最終評価で示した「関係機関等と連携し様々な機会を捉えて交通事故防止に向けた啓発活動を展開」については、より 地域に密着した啓発を関係機関等と連携して継続する。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 ②街頭犯罪の抑止活動や、暴力追放活動を官民一体となって積極的に展開しているが、窃盗犯罪発生件数は増加している。また 組みを含む) 、刑法犯罪で少年が検挙された割合が高まっている。 前年度最終評価で示した「犯罪防止に対して一人ひとりの意識を高め、市民と地域、行政が一体となって安全・安心なまちづ くりを進める必要」については、関係機関、団体等との連携のもと地域の実情に応じた犯罪発生の抑止を継続する。 ○全国的に高齢者の運転による交通事故や高齢者が被害者となる交通事故の発生件数の増化傾向がみられ、それら交通安全 対策の充実を図るためには、一人ひとりの交通安全意識を高めることが何よりも重要である。そのため、関係機関等と連携 し様々な機会を捉えて交通事故防止に向けた啓発活動を展開していくものとする。 ○また、全国的に犯罪が多発し、その手口が巧妙化され、特に犯罪の加害者と被害者がともに低年齢化する傾向があるなど ③ 前年度最終 、犯罪防止に対して一人ひとりの意識を高め、市民と地域、行政が一体となって安全・安心なまちづくりを進める必要があ る。 評価 (今年度の取組み ○あらゆる暴力行為を根絶し、平和で住みよいまちづくりを実現するため、市民と地域と行政が一体となった取り組みが重 方針・考え方) 要であり、関係機関・団体等と緊密な連携を図っていくものとする。さらに、防犯灯設置事業においては、誰もが安心して 夜間の歩行が出来るよう、地域と連携しながら公設防犯灯を設置・管理するとともに、町内会管理の防犯灯に対して、継続 した助成を行うこととする。 ○こうした事業展開を行うことで、子どもからお年寄りまで誰もが安心して暮らせる社会の構築に向け、関係機関・団体等 との連携強化を図っていくものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ①高齢運転者による交通事故や、高齢者が被害者となる交通事故発生件数が増加している。 ②刑法犯の検挙人数に占める少年の割合が高くなっている。 ③町内会が維持管理を行う防犯灯の老朽化が進み、新たに防犯灯を交換設置する箇所が増加している。 また、町内会でも省電力で環境に配慮したLED防犯灯を設置する箇所が増えている。 社会状況・ 市民ニーズの なお、公設防犯灯については、毎年町内会等より設置要望が出されている。 変化 ・交通安全推進事業 (参考) ・会津若松市交通対策協議会事業 施策体系の中の ・暴力追放事業 主な事務事業 ・防犯推進事業 ・防犯灯設置等事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 交通事故発生件数(年間) ⑴ 交通事故発生件数(年間) ⑵ 犯罪発生件数(年間) ⑵ 犯罪発生件数(年間) 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ①福島県道路交通規則改正 平成21年7月1日施行 (自転車の全ての道路での傘差し運転・携帯電話等使用運転・ヘッドフォンを使用するなど周囲の音が聞こえない状態での運転 の禁止) ②福島県暴力団排除条例 平成23年7月1日施行 (暴力団の排除に関する県の基本的施策、少年の健全な育成等を図るための措置、事業者による利益の供与の禁止等) 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 717件 628件 609件 537件 (計画の当初:730件) 648件 - 1,463件 1,616件 1,666件 - ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ①交通関係団体がより一層の連携を図り、更なる交通安全運動を推進する。 ②市民の暴力追放意識の高揚を図り、官民一体となって積極的に暴力追放活動を展開していく。また、各行政機関や関係団体と の連携のもとに、更なる防犯意識の普及高揚を図っていく。 ③交通安全対策の充実と防犯対策の推進のためには、関係団体との連携が必要不可欠であり、今後とも連携のもと一層の推進を 図る。 ④防犯灯設置事業については、県内他市の制度との比較からも、現行制度を継続する。 ○平成22年度の国の臨時交付金(補正対応、23年度へ予算繰越)を活用し、平成23年度に公設防犯灯を設置していく。今後もそ 取組み改善の うした交付金等を活用し、公設防犯灯設置の推進に努める。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ※最終目標値をすでに達成しており、平成22年度の実績値 を基に、さらに上の目標へ最終目標値を変更 1,386件 (計画の当初:1,590件) ※計画当初の最終目標値を平成21年度に達成したが、平成 22年度の実績値において再び未達成の状態になったため、 その実績値を基に、最終目標値を変更 1,568件 ○交通安全推進事業 ○会津若松市交通対策協議会事業 ○暴力追放事業 ○防犯推進事業 ○防犯灯設置等事業 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 ○交通事故発生件数は、経年的な減少傾向にあるが、一方で窃盗犯罪件数が増化しており、犯罪防止に対して市民意識の啓発と関係団体と連携 した防犯活動の充実を図っていく必要がある。 ○また、福島県暴力団排除条例が施行されたことに伴い、あらゆる暴力行為を根絶し、平和で住みよいまちづくりを実現するため、関係機関・ 団体等と連携し、市民、地域、行政が一体となって取組んでいくこととする。 ○防犯灯設置事業においては、誰もが安心して夜間の歩行が出来るよう、地域と連携しながら公設防犯灯を設置・管理するとともに、町内会管 理の防犯灯に対して、継続した助成を行うこととする。 ○こうした事業展開を行うことで、子どもからお年寄りまで誰もが安心して暮らせる社会の構築に向け、関係機関・団体等との連携強化を図っ ていくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 28,752 26,826 28,597 26,671 22,119 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 143 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 4-3-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 交通安全対策の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 交通関係団体がより一層の連携を図り、更なる交通安全運動を推進する。 会津若松地区交通安全協会は、地域に 根ざした交通事故抑止活動を活発に行っ ており、今後も支援を行っていく。 交通安全母の会連合会の、組織拡大に 変更なし 努めるとともに、会費の額を含めた加入 しやすい組織の見直しを検討する。 更なる交通安全思想の普及と交通安全 意識の向上を図っていく。 1,075 1,075 1,075 1,075 2,879 市民部 防災安全課 交通安全を推進するため、会津若松地区交 通安全協会、市交通安全母の会連合会の活動 自 直 に対し支援する。また、各季の交通安全運動 主 営 期間を中心に交通安全思想の高揚を図る。 高齢化社会に伴い、高齢運転者による 交通事故や、高齢者が被害者となる交通 事故発生件数が増加している。 交通安全母の会連合会の会員数が減少 している。 会津若松市交通対策協議 市民部 2 継 続 会 防災安全課 会津若松市交通対策協議会に負担金を交付 し、会津若松市交通安全市民大会や交通安全 自 補 パレード等を開催し、交通関係団体がより一 主 助 金 層の連携を図りながら、交通事故防止を啓発 等 し、交通安全運動を推進する。 高齢化社会に伴い、高齢運転者による 交通事故や、高齢者が被害者となる交通 事故発生件数が増加している。 各行政機関や関係団体との強い連携の もとに、市交通対策協議会として事業予 変更なし 算を確保し、市民大会や交通安全パレー ド等の事業を継続的に実施する。 133 133 133 133 3,495 市民部 防災安全課 市内16箇所の通学路において、朝の立哨 を通し児童生徒・通勤者を交通事故から守っ 自 直 ている。また、各保育所、幼稚園、小学校等 主 営 の交通安全教室で講師となり交通安全思想の 普及を図っている。 通教育専門員の朝の立哨は、朝の通勤 時の交通量が多い時間帯に街頭指導を行 い、登校時における生徒や通勤者の安全 を守り、交通事故防止に大きな役割を担 っている。 幼児・児童や高齢者等の交通弱者に対 する交通安全思想の普及を図るため、交 通安全教室の講師となる専門員の教育指 導能力の向上が求められている。 登校時の立哨による交通指導と合わせ 、幼児・児童生徒・高齢者を対象に行っ ている交通安全教室をより充実させるた 変更なし め、学習会を開催し、教育指導能力の向 上を図っていく。 6,203 6,203 6,203 6,203 4,893 継 市民部 4 続 駅前自転車置場管理事業 防災安全課 一 朝夕の通勤通学者の時間帯に合わせ、市営 自 部 駐輪場の自転車整理と、市営駐輪場の放置自 主 委 転車撤去を行っている。 託 駐輪場の利用者は、市内高校に通学す る高校生が多く、マナーが良くない傾向 駐輪スペースの確保に努めるとともに にある。今後も、利用者のマナー向上対 、高校生等の乗捨て防止や駐輪マナーの 変更なし 策と、駐輪場内の放置自転車対策が必要 向上を図っていく。 である。 2,320 2,320 2,320 2,320 726 継 5 続 市民交通災害共済事業 市民交通災害共済への加入募集、取りまと 自 直 め及び見舞金請求受付・支払い等、共済事務 主 営 全般を行う。 民間保険事業の制度充実により、市民 交通災害共済への加入者が減少している 。 1 継 続 交通安全推進事業 3 継 続 交通教育専門員事業 施策№ 4-3-2-2 市民部 防災安全課 施 策 名 防犯対策の推進 県市長会により運営されている制度で アパート等の住居者に対し、町内会の あり、会津若松事務所として位置づけら 推進員を通して加入推進をより活発に行 れているため、県内統一の制度で継続し う。 て取り組んでいく。 1,926 0 他 1,926 0 他 4,431 市民の暴力追放意識の高揚を図り、官民一体となって積極的に暴力追放活動を展開していく。また、各行政機関や関係団体との連携の下に、更なる防犯意識の 今後の方針 普及高揚を図っていく。 地区住民の団結した組織による活発な 活動と関係機関との連携により、暴力団 組事務所の移転という成果をあげている 。 福島県暴力団排除条例が平成23年7月1 日施行されたので、市民に対し広報して いく。 今後も暴力追放にあっては、官民一体 となった取り組みが重要であり、暴力追 変更なし 放活動団体と連携しながら、市民の意識 の高揚を図っていく。 405 405 405 405 1,466 1 継 続 暴力追放事業 市民部 防災安全課 あらゆる暴力行為を根絶し、平和で住みよ 補 いまちづくりを実現するため、暴力追放会津 自 助 若松市民会議に負担金を交付し、市民会議の 主 金 事業を支援する。 等 2 継 続 防犯推進事業 市民部 防災安全課 会津若松地区防犯協会連合会に負担金を交 補 付し、会の円滑な発展を推進し、防犯活動を 自 助 支援する。防犯思想の高揚と犯罪を未然に防 主 金 止することに寄与する。 等 自転車盗や万引きといった窃盗犯罪が 多発している。 また、少年犯罪の増加が懸念される。 自主防犯意識の高揚により犯罪を未然 に防ぐ役割が大きくなっている。 犯罪発生の減少をより確かなものとし ていくため、各行政機関や関係団体との 変更なし 連携のもとに、さらに防犯意識の普及高 揚を図っていく。 1,746 1,746 1,746 1,746 264 町内会で設置する防犯灯について、設置工 事費及び電気料金の一部を補助する。また、 自 直 町内会区域外の通学路を対象に公設防犯灯を 主 営 新設し維持管理する。 町内会が維持管理を行う防犯灯の老朽 化が進み、新たに防犯灯を設置する箇所 が増加している。 また、町内会でも省電力で環境に配慮 したLED防犯灯を、設置する箇所が増 えている。 公設防犯灯については、町内会等から 設置要望が出されている。 安全なまちづくりのため、市として町 内会設置の防犯灯への補助を続けていく 。また、公設防犯灯の設置及び維持管理 について、地区の要望や優先順位等に配 変更なし 慮しながら継続していく。 さらに、町内会の防犯灯、公設防犯灯 ともに、環境に配慮したLED灯の設置 を奨励していく。 14,944 14,944 14,789 14,789 3,965 3 継 続 防犯灯設置等事業 市民部 防災安全課 144 平成23年度施策評価票 施策№ 4-3-3 基本施策名 消費者保護体制を充実する 主管部課名 (政策名) 安全で安心できるまちをつくる 関連部課名 市民部環境生活課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民が安全な消費生活を送れる環境を整備します。 ○複雑多様化する相談に適切かつ迅速に対応できる体制を整備します。 ○平成22年度においては、消費者相談件数、消費者啓発度とも目標値には届かなかったものの、啓発については、繰り返し利用 する回覧板を活用することにより配布件数以上の効果を上げることができた。 成果指標推移 ○積極的な情報提供や啓発活動等により「自立した消費者」を育成します。 ○様々なトラブルの相談に対応するため、相談体制を充実します。 ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○「食」に関する安全性の問題や、「振り込め詐欺」の発生など、危険性が増大するとともに、消費生活に対する問題が複 雑多様化している中、賢い消費者としての「自立」を促すとともに、様々なトラブルの相談に対応することは、市民が安全 な消費生活を送るために必要な施策である。 ③ 前年度最終 ○特に、複雑化、高度化した相談内容に対応するためには、相談員の技術の向上が求められるとともに、関係機関との連携 により相談事例に応じた適切な対応が必要となる。また、多重債務者対策においては、連絡会議の効果的な活用を図り、庁 評価 (今年度の取組み 内での連携を強化し、市民の不安解消や問題解決にあたっていくものとする。 方針・考え方) ○消費生活に関するトラブルを未然に防止するためにも「自立した消費者」を育成する必要があり、積極的な情報提供や啓 発活動の取り組みを進めるため、消費生活相談室のセンター化に伴い、体制の充実を図ることとする。 ○これらの取り組みにより、安全で安心できるまちをつくるため、関係機関・団体等と緊密な連携を図っていくものとする 。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○電子商取引や電子決済などに代表されるように、契約構造は日々変化するとともに、複雑化している。それに伴い、相談内容 も複雑化、高度化しており、相談員の技術や知識の向上が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・消費者保護 ・市民相談(無料法律相談・一般相談) (参考) ・若松人権擁護委員協議会補助事業 施策体系の中の 主な事務事業 ○平成21年9月に消費者庁が発足し、平成22年6月には新たな多重債務者の発生を抑制するための改正貸金業法が完全施行される など、消費者行政が推進されている。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 消費者啓発度 ○市政だよりやホームページ等を活用し、積極的な情報提供や啓発活動を行なう。 ○相談員の研修受講機会を拡大することにより相談員の技能向上を図る。 ○研修参加支援を含めた相談員の処遇改善を図り、相談員の意欲向上を図る。 ⑴ 各種講座参加者及びパンフレット配布者/人口 ⑵ 消費者相談件数(年間) ⑵ 年間相談件数 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 2.5% 1.8% 1.8% 1.8% 1.0% - - - 1,400件 1,400件 1,311件 1,311件 903件 - - - ○他機関で実施している各種相談会と連携しながら、市民の不安解消や問題解決にあたっていく。 取組み改善の ○福島県消費者行政活性化交付金を活用し、より一層の啓発に努めていく。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○平成23年4月1日より消費生活センターとして相談にあたっており、相談体制及び内容の充実に努めている。 ○多重債務者対策庁内連絡会議を活用し、多重債務者対策に継続して取り組んでいる。 ○相談員の技術向上については、弁護士会と連携した相談員の勉強会を継続し、法律に関する基礎的知識等を習得することがで きた。 ○消費者保護 ○市民相談(無料法律相談・一般相談) ○若松人権擁護委員協議会補助事業 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 ○今般の東日本大震災さらには原子力発電所事故に乗じた悪質商法が発生する中、正しい情報を提供するとともに、消費者保護の体制を充実さ せる必要がある。 ○多重債務者対策においては、他機関で実施している相談会と連携するとともに、多重債務者対策庁内連絡会議の効果的な活用を図り、市民の 不安解消や問題解決にあたっていくものとする。 ○さらに、消費生活センターへとしての機能及び相談体制の充実に努めるとともに、「自立した消費者」を育成するため、積極的な情報提供や 啓発活動の取り組みを進めていく。 ○これらの取り組みにより、安全で安心できるまちをつくるため、関係機関・団体等と緊密な連携を図っていくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 8,591 5,260 8,212 5,244 6,074 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 145 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 4-3-3-1 1 継 続 消費者保護 施策№ 4-3-3-2 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 消費者保護の推進 市民部 環境生活課 賢い消費者としての基礎知識の習得を目指 し、消費生活講座や出前講座等を実施する。 広報や啓発により消費者トラブルの未然防 自 直 止に努める。 主 営 専門の消費生活相談員による相談室を設置 し、さまざまなトラブルの相談に対応する。 施 策 名 市民相談の充実 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 消費者トラブルを未然に防止するための啓発活動を強化していく。 地方公共団体は、消費者基本法に基づ き消費者政策を推進する責務を有してい る。 国が、地方消費者行政活性化を推進し ており、相談体制の充実や、教育・啓発 活動の強化が求められている。 平成23年4月1日より消費生活センター として相談にあたっており、相談体制及 び内容の充実に努めている。 相談員の専門研修や情報収集体制を充 実させることにより相談の質の向上を図 変更なし る。また、消費者の自立を支援するため の啓発活動を強化していく。 7,600 4,316 県 7,221 4,300 県 3,683 2,165 今後の方針 市民に身近な相談窓口を確保するために今後も継続していく。 市民相談(無料法律相談 市民部 1 継 続 ・一般相談) 環境生活課 行政に関すること、民事一般的な相談につ いては職員が常時対応する。専門的な相談に 自 直 ついては、弁護士による法律相談、司法書士 主 営 及び土地家屋調査士による登記相談や公証人 による公証相談などを実施している。 市民からは、行政への苦情や要望、民 市民に身近な相談窓口を確保するため 事・家事的トラブルに関する相談など、 に今後も継続していく。 変更なし さまざまな相談が寄せられている。 633 633 633 633 若松人権擁護委員協議会 市民部 2 継 続 補助事業 環境生活課 若松人権擁護委員協議会に対し補助金を交 付しその活動を支援する。一方、国・県の補 自 補 助を受けて、啓発物品の作成や小学校を対象 主 助 金 とした「人権の花」運動などの啓発活動を行 等 う。 国民に保障されている基本的人権を擁 護し、自由人権思想の普及高揚を図るた め、人権擁護委員は人権啓発活動や人権 相談、人権侵害による被害者救済などの 活動を行なっている。 358 311 県 358 311 県 人権擁護委員は、人権擁護員法に基づ き法務大臣が委嘱した民間のボランティ 変更なし アであり、その活動は人権擁護に寄与す るために、今後も継続していく。 146 226 平成23年度施策評価票 施策№ 4-4-1 基本施策名 地域情報化を推進する 主管部課名 (政策名) 情報化が進んだまちをつくる 関連部課名 総務部情報政策課 4.基本施策の評価 市民部環境生活課・防災安全課・市民課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○行政サービスのより一層の電子化を推進し、住民が身近なところでICTの恩恵を受けることができる情報社会をめざし ます。 ① 目標 ○利便性やサービスの向上を図るとともに、安全で安心な生活ができる地域社会づくりをめざします。 (長期総合計画に ○情報通信技術の活用により、地域産業の育成を支援し、地域経済の振興に貢献します。 おける基本施策 の目標) ○オープンオフィスの取組みが全国的に注目され、平成20年5月以降の市公式サイト(ホームページ)のアクセス数が爆発的に 増加したことに伴い、より適正な数値として、検索ロボット等によるアクセス数を排した実際の利用者による訪問数を値とした 。 成果指標推移 ○市公式サイトアクセス数は、計画を上回るペースで増加しており、継続して増加傾向が続いているため利用が順調に進んでい ると考えられる。 ○特に、東日本大震災が発生した平成23年3月においては、市公式サイトへのアクセス数が例年の3倍に急増し、以降、減少 傾向ではあるものの例年のアクセス数を大幅に超える数値を維持している。 ○電子申請やICカードのサービスの充実、申請窓口の一元化による手続の簡素化、業務間の連携強化など、利便性の高い 行政サービスの提供を推進します。 ② 目標達成の ○ICTを積極的に活用し、生活における情報化を推進します。 ための方針 ○安全で安心な生活環境整備のため、ICTを活用した情報発信の充実を図ります。 (長期総合計画に ○コンピュータウイルスや情報流出等の不安要素に対して、地域住民へのPRや対応策等の情報を提供することで、ICT おける基本施策 を安心して利用できる環境を整備します。 の目標達成の ○高速・大容量の通信環境未整備地区の整備方策を通信事業者等と検討します。 ための方針) ○教育機関や民間企業と連携を図り、次代を担う人材の育成や地域の情報リテラシーの向上を図ります。 ○関係機関との連携を図りながら、地元ICT企業との情報共有や協働により、ICT産業の振興を図ります。 ○地域情報化の推進については、市の地域情報化基本計画を策定し、情報通信基盤が整備された利便性の高い地域社会づくりに 向けて、市内全ての地域でブロードバンドの利用が可能な環境整備を達成するとともに、各地区公民館への「公共フリースポッ ト」等の整備により、市民が負担を強いられることなくインターネットを利用できる環境づくりを進めてきた。また、住基カー ドを活用した住民票等のコンビニでの交付などICTを活用した市民サービスの拡充を行なっている。 事業進捗 (前年度最終 ○これらの取り組みにより高度に情報化が進んだ社会基盤を活用し、全ての市民がタイムリーに情報を受け止め活用することが 評価に係る取 できるようにするため、利用する知識や機会を持つ人と持たない人との格差の解消を図る取り組みを継続している。 組みを含む) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○高度情報化社会の浸透に対応すべく、情報通信基盤の整備や地域の情報化の推進が求められるとともに、利用する知識や 機会を持つ人と持たない人との格差の解消が求められている。 ○特に、地域情報化推進事業において情報リテラシーの向上(情報格差の解消)を図るため、「地域ICT利活用啓発推進 員」を配置し、多様化する住民ニーズに対応することは、市内全域における情報化の推進に寄与するとともに、市民協働の まちづくりの視点からも取り組みを進めていくものとする。なお、外部評価にもあるように、情報化社会は、ICTを享受 することが前提であり、享受できる市民の権利・利益にまで高められる技術の向上と行政サービスが問われているため、よ り効果的・効率的な環境整備について、取り組み手法等について検討していくものとする。 ○これらの取り組みにより、情報通信基盤が整備された利便性の高い地域社会づくりをすすめ、ICTを活用した積極的な 情報発信・提供を行うとともに、市民がタイムリーに情報を受け止め活用することができるよう取り組んでいくものとする 。 ○また、コンビニエンスストアを利用した住民票等の交付など、ICTを活用した市民サービスの向上に取り組んでいくも のとする。 ・会津地方市町村電子計算機管理運営協議会負担金 ・庁内情報化推進事業 ・インターネット活用推進事業 ・地域情報化推進事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○第3次地域情報化基本計画(平成19~21年度)の取り組みでは、コンピュータやインターネットを活用するためのサービスや環 境の整備を進めてきたが、第4次計画(平成22~24年度)の策定に向けて実施した「地域情報化に関する市民アンケート」の結果 では、これらの環境を十分に利活用できない市民が存在し、インターネット上で提供されるサービスの利用において、市民の間 に存在する「知らない・使えない」の壁(情報格差)が解消されていない実態が明らかになっている。 社会状況・ 市民ニーズの ○東日本大震災の発生以降、災害に強いインターネットの多様な情報伝達能力が評価されると同時に、「デマや風評」に惑わさ れない迅速で正確な情報の発信源として行政機関等の公式サイトへのニーズが高まっている。 変化 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 検索ロボット等を排した、実際の利用者による 訪問数 ⑴ 市公式サイト(ホームページ)アクセス数(年間) ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○国においては、国民主役の「デジタル安心・活力社会」の実現を目指して、2015年までの施策として「i-Japan戦略2015」を 推進しており、電子政府・電子自治体の早急な構築・整備を重点課題のひとつに位置付け、法・制度の見直しも含めた取り組み を進めている。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 1,200,000件 1,300,000件 1,350,000件 1,500,000件 1,242,507件 - - - - - - - - - - - - ○身近な情報機器の活用 取組み改善の 情報化社会を身近なものとし、なるべく多くの市民が気軽に地域ICTの各種サービスを利用できるよう間口を広げる意味か 視点 ら、パソコンはもとより、手軽にインターネットが利用できる携帯電話やテレビ・家庭用ゲーム機などの様々な情報家電の活用 (他団体との を推進する。 連携・補助事業 ○地域情報化を牽引する人材の育成 の活用・補助金 地域の実情をよく知りかつ情報リテラシーの高い市民が、地域ICT利活用の中心的な存在となり、ボランティア的にこれら の適性化等) の活動をリードしていくことが、今後の地域情報化の進展には必要不可欠となる。 ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○地域における情報通信基盤の運営・利活用に重要な役割を果たす人材とその確保や育成の支援に重点を置き、市民の誰もが主 役となって地域情報化を推進することを目指す。 ○特に、パソコンはもとより、比較的操作の習得が容易な携帯電話などのモバイル機器やテレビ・家庭用ゲーム機などの様々な 情報家電の活用を、地域情報化の重要な手法のひとつとして、より多くの市民が情報化社会の一員と成り得る、地域全体での情 報化推進を目指す。 ○情報化の進展に伴い行政事務の遂行において必要不可欠となっている、情報リテラシー及び情報セキュリティのスキルを備え た、情報化人材の育成・確保を推進することにより、行政事務全般の高度化・効率化を目指す。 ○安全で安心な生活環境を整備するため、防災や災害時の支援ツールとして有効な情報基盤の整備を目指す。 ○地域情報化推進事業(市民ICTスキルアップセミナー) ICTの利活用ができる市民とできない市民の間に存在する「知らない・使えない」の壁を無くすための取組みが求められて いるため、「地域ICT利活用啓発推進員」の育成などを通して地域ICTの利活用を促進する必要がある。 ○情報管理費(職員の情報リテラシー及び情報セキュリティのスキル向上) 特に必要とされ 情報化技術水準の進展や高度化、情報セキュリティリスクの増大に伴い、職員の情報リテラシーや情報セキュリティ意識の向 上を図るための庁内研修を充実させる必要がある。 る事務事業 「ITパスポート試験」や「情報処理技術者試験」などによる資格認定をめざした職員の自主研修活動を促進し、行政事務の効 率化に不可欠な情報化人材を育成・確保する。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○高度情報化社会の浸透に対応すべく、情報通信基盤の整備や地域の情報化の推進が求められるとともに、利用する知識や機会を持つ人と持た ない人との格差の解消が求められている。 ○特に、地域情報化推進事業において情報リテラシーの向上(情報格差の解消)を図り、多様化する住民ニーズに対応することは、市内全域に おける情報化の推進に寄与するとともに、市民協働のまちづくりの視点からも有益であり取り組みを進めていくものとする。加えて、情報化技 術水準の進展や高度化等に伴い情報リテラシー及び情報セキュリティのスキルを備えた職員を育成していくこととする。 ○一方、今般の東日本大震災においても災害に強いインターネットにより多様な情報伝達が行われたことから、今後も市ホームページ等を通し て迅速で正確な情報を発信していくこととする。 ○これらの取り組みにより、情報通信基盤が整備された利便性の高い地域社会づくりをすすめ、ICTを活用した積極的な情報発信・提供を行 うとともに、市民がタイムリーに情報を受け止め活用することができるよう取り組んでいくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 234,794 234,794 238,382 238,382 27,666 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 147 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 4-4-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 ICTを活用した行政サービスのより一層の向上 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 ICTを効果的に活用するとともに、職員の情報活用・管理能力の向上を図り、行政運営の質的向上と市民のニーズを的確に反映したよりきめの細かい行政サ ービスの提供を継続する必要がある。 総務部 情報政策課 コンピュータの高度利用により庁内情報化 を推進する。 出先施設等ネットワーク回線の維持管理を 自 直 行う。 庁舎内へのパソコンの設置及び庁内ネット 主 営 ワークへの接続作業、職員への操作サポート 、トラブル対応などを行う。 東日本大震災のような広域的な大規模 災害での情報システム及び業務データの 消失を防ぐため、庁内情報システムをセ キュリティレベルの高い民間データセン コンピュータの仮想化やクラウドサー タ等に分散して設置するなどの対策を検 ビス等の活用により、庁内各業務の情報 討する必要がある。 通信技術の活用は今後も継続するため システムやデータベースの統合を進める また、「クラウド」と呼ばれる新たな 、本事業も継続していく。 とともに、民間データセンター等を活用 情報システムのサービス形態やコンピュ したシステムの分散設置などを含めた大 ータの仮想化などの新しいICT技術の 規模災害等への耐性強化に努める。 普及が進んでいることから、これらを有 効に活用した、より効率的な情報化の推 進が望まれる。 会津地方市町村電子計算 機管理運営協議会負担金 総務部 2 継 続 (会津iDC行政情報シ 情報政策課 ステム) 会津地方市町村電子計算機管理運営協議会 補 において、情報システムの導入・開発・運用 自 助 の合理化の調整を継続するとともに同協議会 主 金 をとおして、市の情報処理システムを会津i 等 DCに外部委託する。 継 1 続 庁内情報化推進事業 平成23年度予算(千円) 1,644 1,644 2,327 2,327 1,015 情報処理システムの管理・運用の負担 が軽減される。 会津地方市町村電子計算機管理運営協 情報処理システムの管理・運用を継続 変更なし 議会から脱退する市町村が見受けられる するため、本事業も継続していく。 ことから、これまでの共同化からさらに 進んだ標準化を目指す。 145,729 145,729 127,729 127,729 4,510 補 市の業務を遂行するためのパソコンやサー 自 助 バ、ネットワーク機器等の維持管理を行う。 主 金 等 現在、庁内のパソコンのほとんどはマ イクロソフト社のWindows XPが基本ソフ トとして導入されている。しかしマイク ロソフト社の方針により、Windows XPの 販売は終了しており、年々調達が困難と パソコンや情報通信ネットワークの活 なっている。現在、マイクロソフト社が 用は今後も継続するため、本事業も継続 変更なし 提供する後継の基本ソフト(Windows して実施していく。 Vista、Windows 7)では動作しない業務 系プログラムが多数存在しており、新し い基本ソフトへの移行が困難となってい る。 52,696 52,696 56,476 56,476 4,059 継 地域イントラネット基盤 総務部 4 続 整備事業 情報政策課 公共施設、学校等を光ファイバケーブルで 自 直 接続し、高速・大容量の情報通信基盤を整備 主 営 する。 ①通信回線の高速化により、動画、音声 等を用いた、より高度な行政サービスの 提供が図られている。 高度情報社会における行政サービスの ②小中学校での授業やクラブ活動でのコ 提供に必要不可欠であり、今後も事業を 変更なし ンピュータの利用が増え、今後の高度情 継続して実施していく。 報化社会を担う人材の育成が図られてい る。 18,466 18,466 17,084 17,084 902 総合行政ネットワーク事 総務部 5 継 続 業 情報政策課 福島県のネットワークと専用線で接続し、 自 直 総合行政ネットワークに参加する。 主 営 オンライン受付システムを始めとして 総合行政ネットワークは、電子自治体 、様々なサービスが総合行政ネットワー 構築のための基盤となるネットワークで 変更なし クを使用して提供されている。 あり今後も継続していく。 2,175 2,175 2,364 2,364 451 6 継 続 情報管理費 ・情報化推進に係る旅費の管理 ・情報セキュリティポリシーに基づくセキュ リティ対策の徹底 自 直 ・庁内ITリーダーの設置 ・職員の情報リテラシー及び情報セキュリテ 主 営 ィのスキル向上に向けた研修の実施 などの他情報化に係る一般事務 情報化に係る各事業の旅費管理を一元 化し事務の効率化を図っている。 「ITパスポート試験」や「情報処理技 情報化技術水準の進展や高度化、情報 今後も情報化の推進に向けて事務を継 術者試験」などによる資格認定をめざし セキュリティリスクの増大に伴い、職員 続して実施していく。 た職員の自主研修活動を促進し、行政事 の情報リテラシーや情報セキュリティ意 務の効率化に不可欠な情報化人材を育成 識の向上を図るための庁内研修を充実さ ・確保する。 せる必要がある。 639 639 639 639 2,255 ・市が導入する各種システムにオープンソー スソフトウェアを積極的に活用する。 自 直 ・当面の取組みとして、オープンオフィス及 主 営 びODF文書の利活用を促進する。 ・継続した取組みにより、市内外でのオ ープンオフィス及びODF文書の認知度 が向上しており、他自治体等での導入事 例も増えてきている。 ・業務システムにおいても、活用可能な オープンソースソフトウェアが増えてお り、具体的な導入検討ができる状況にな っている。 オープンソースソフトウェアの活用に より、ソフトウェアの初期導入コストの 業務システム等の更新においても積極 抑制等を図るとともに、情報処理業者の 的にオープンソースソフトウェアの活用 競争性の確保と地元企業への発注機会の を検討する。 増加を図るため継続していく。 0 0 0 0 1,804 合併に伴い増加した公共施設の予約管理業 務の効率化、さらには、施設の予約情報を提 自 直 供するために新たな公共施設予約システムを 主 営 導入、市民の利便性向上を図る。 公共施設予約システムは、ハードウェ アの保守が終了しており、システムの更 新に迫られている。 現在のシステムは、ハードウェア及び ソフトウェアの経費を合併特例事業とし 公共施設管理の効率化・利用者の利便 システム更新及び維持管理経費の削減 て買い取りしたため、維持管理に必要な 性の向上のため、継続して実施していく に向けて、オープンソースソフトウェア の活用などシステムの選定方法を検討す 経費は保守費用のみであったが、システ 。 る。 ムの更新においては、新規にソフトウェ アの開発費用、ハードウェアの費用など が発生することから、事業費の増が見込 まれる。 2,472 2,472 5,214 5,214 1,015 会津地方市町村電子計算 機管理運営協議会負担金 総務部 3 継 続 (庁内情報機器維持管理 情報政策課 ) 総務部 情報政策課 庁内情報化推進事業 総務部 7 継 続 (オープンソースソフト 情報政策課 ウェアの有効活用) 継 庁内情報化推進事業 総務部 8 続 (公共施設予約システム 情報政策課 ) 148 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 (参考) 次年度事業費見込(千円) 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 県及び県内市町村の共同運用による電子申 自 補 請システムにより、インターネットを利用し 主 助 金 た申請手続きの手段を提供する。 等 電子申請システムは、インターネット を利用して行政手続を行うことを目的と したものである。 しかし、公的個人認証カードや対応し たカードリーダ等を用意しなければなら ない手間や、申請したあと交付物を窓口 で受け取らなければならないなどの利便 性の低さから、本市のみならず、全国的 に利用が伸び悩んでいた。 本市では現在、公的個人認証カード等 を使用した、厳格な本人確認を必要とす る手続きは運用せず、必要事項のみを記 入してイベントなどの参加申し込みがで きるオンライン受付システム(簡易申請 )のみの運用を行っている。 現在は、電子署名などが不要な手続き のみの運用を行っているが、今後電子申 変更なし 請の利便性や普及等の状況を見ながら、 利用する手続きの拡充を検討する。 702 702 513 513 902 情報管理費 総務部 10 継 続 (県高度情報化推進協議 情報政策課 会負担金) 福島県における産・学・官が協力・連携し 補 て、県全体の高度情報化の推進を図り、もっ 自 助 て産業振興等、地域の活性化に寄与すること 主 金 を目的とする当該団体への加入を継続する。 等 市町村合併や景気低迷に伴う財政事情 等により会員数が減少傾向にある。 協議会設立後20年余が経過し、ブロー ドバンド環境の拡大や携帯電話の飛躍的 今後も地域の活性化のため事業を継続 変更なし な普及など、情報化を取り巻く状況が大 していく。 きく変化してきており、協議会の役割や 活動内容もこうした変化に対応していく ことが求められている。 20 20 20 20 151 継 情報管理費 総務部 11 続 (東北情報通信懇談会負 情報政策課 担金) 東北地方における産・学・官を集結して、 ニューメディアの普及及び促進、情報通信の 自 補 発展を図り、もって産業経済の活動の活性化 主 助 金 、住民生活の向上に寄与することを目的とす 等 る当該団体への加入を継続する。 景気低迷に伴う財政事情等により会員 今後も地域の活性化のために事業を継 変更なし 数が減少傾向にある。 続していく。 30 30 30 30 38 情報管理費 総務部 12 継 続 (地方自治情報センター 情報政策課 負担金) 地方公共団体のためのコンピュータ専門機 関として、全国の地方公共団体におけるコン 自 補 ピュータの有効かつ適切な利用の促進を図る 主 助 金 ことを目的とする当該団体への加入を継続す 等 る。 会員向けに提供されている人材育成の 今後もコンピュータの有効かつ適切な ための研修メニュー等を活用し、職員の 利用を促進するために事業を継続してい 変更なし 情報リテラシー及び情報セキュリティの く。 スキル向上を図っている。 180 180 180 180 31 会津大学教員に情報化推進アドバイザーを 自 委 依頼する。 主 託 専門的な観点からの意見をもらうこと により、本市の情報化をより効果的・効 率的に推進することができる。 日々進展する高度情報化社会にあって 、会津若松市の情報化推進に当たっては 第5次地域情報化推進計画の策定にあ 、職員の視点だけに頼らず、専門的見地 たり、情報化推進アドバイザーとの検討 からの意見を取り入れていく必要がある 機会を増やす。 ことから、今後も重要な取り組みとして 継続していく。 19 19 38 38 113 会津若松市民カード(Aoiカード)を利用 したサービス(医療費助成、銀行等キャッシ 自 直 ュカード)については、既存利用者へのサー 主 営 ビス提供を当分の間継続する。 既にAoiカードの発行は終了しており 、住基カードによる住民票等のコンビニ 交付など住基カードのサービスの拡充に 伴い、Aoiカード利用者の住基カードへ の移行を促しているが、印鑑登録証やキ ャッシュカードなどAoiカード単体で機 能するサービスについては、既存利用者 に限りカードの取扱いを継続している。 住基カードによる住民票等のコンビニ 交付など住基カードのサービスの拡充に 伴い、Aoiカード利用者の住基カードへ 変更なし の移行を促すとともに、本事業の終了に 向けて、継続しているサービスの今後の あり方を検討する。 0 0 0 0 181 事務事業名 担当部課名 総合行政ネットワーク事 業 総務部 9 継 続 (電子自治体共同運営シ 情報政策課 ステム負担金) 地域情報化推進事業 (情報化推進アドバイザ 総務部 13 継 続 ー) 情報政策課 総務部 14 継 続 会津若松市民カード事業 情報政策課 施策№ 4-4-1-2 事業の概要 施 策 名 ICTを活用した情報交流の促進 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 ホームページ利用者のニーズに合わせた提供情報の拡充とアクセシビリティの向上、さらには、情報の鮮度を保つなど運用面での効率的な維持管理に継続して 取り組むとともに、地域ICTの利活用促進における地域間及び利用者間の情報格差解消に向けた取組みを継続する必要がある。 インターネット活用推進 総務部 1 継 続 事業 情報政策課 インターネットを通じた情報公開、地域交 自 直 流の活性化を図る。 主 営 情報セキュリティ対策に配慮しつつイ CMS(コンテンツ マネジメント システム)をこれま 市民の行政への参加推進・地域産業の ンターネットを積極的に活用し、利用者 でより高機能なものに更新することによ 活性化を促す情報発信が必要である。 に対するより良いサービスの提供と、行 り、閲覧者の検索性の向上や魅力的・効 果的な情報発信を実現するウェブサイト 政への積極的な参画を促していく。 のリニューアルを目指す。 災害支援システム事業( 市民部 2 新 市民課 規 統合型GIS(地図情報 システム)構築) 防災安全課 今回の震災では、津波による被害や原発事 故の際に求められた様に、災害の影響範囲を 正確に把握し、市民に対して迅速な情報提供 を行う体制を整えることが自治体にとって急 務となっている。また、家屋の喪失や住民の 離散により、住民情報上の所在地が行政運用 の基盤として役割を果たせないという想定外 自 直 の状況が起こったことから、住民の所在地な 主 営 どの情報を多面的に把握・管理することが必 要になっていくものと思われる。これらのこ とから、災害の影響範囲や避難者支援などの 情報を含む様々な行政情報を相関的に把握・ 管理し、市民に提供することが可能な情報シ ステムの導入が必要である。 県内では先の大震災や南会津の水害な ど、大規模な災害が身近に起こり、これ ら災害への現実的な対応が自治体に求め られている。特に今回の大震災では、津 波による被害や原発事故の際に求められ た様に、災害の影響範囲を正確に把握し 、市民に対して迅速な情報提供を行う体 制を整える事が自治体にとって急務とな っている。災害への備えとして、一定の 仕組みをシステムとして事前に確立して おくことは、どのような災害があっても 市民の安全を確保するという観点から重 要である。 ー ー 大規模災害等においても有効な連絡手段を 確保するとともに、日常生活での地域ICT の利活用を促進するため、パソコンはもとよ り比較的操作の習得が容易な、携帯電話など 自 直 のモバイル機器やテレビ・家庭用ゲーム機な 主 営 どの様々な情報家電を活用して、これまでイ ンターネット上のサービスを利用していなか った市民でも手軽に活用できるインターネッ ト公共連絡網システムを整備する。 東日本大震災の発生当初は、電話等の 通信手段が機能しない中で、インターネ ットを介した連絡手段が機能したことか ら、大規模災害時等においても有効な連 絡手段を検討する必要がある。 また、Jアラート(全国瞬時警報シス テム)との連携等、緊急時におけるIC T関連機器の効果的な利活用を図るため には、これまでインターネットを利用し てこなかった市民を含めた全ての市民が 手軽に利用できるサービスを提供するこ とで、利用者を拡大していく必要がある 。 - - 地域情報化推進事業(地 総務部 3 新 規 域公共連絡網システム) 情報政策課 平成23年度予算(千円) 149 8,024 8,024 9,409 9,409 3,383 ー ー 8,630 8,630 3,608 5,565 5,565 677 - - 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 地上デジタル化共聴施設 市民部 4 継 続 整備事業 環境生活課 施策№ 4-4-1-3 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 山間地等の地理的条件による難視聴解消を 補 目的として設置された既存の自主辺地共聴施 自 助 設や新たな難視聴地域のデジタル化を、国庫 主 金 補助制度等を活用しながら支援する。 等 施 策 名 地域情報化を担う人材の育成 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 福島県においては平成24年3月31日で 地上アナログ放送が終了する。既存の自 新たな難視地区についての情報収集に 新たな難視地区への支援について検討 主辺地共聴施設のデジタル化改修が終了 努め、関係機関と連携しながら必要に応 していく。 した現在、新たな難視地区における対策 じて支援していく。 が課題である。 うち 補 一般財源 助 事業費 4 4 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 4 4 1,879 今後の方針 情報格差の解消と情報リテラシーの向上を図るため、多様化する住民ニーズに即した研修の実施や研修環境の整備などを継続する必要がある。 総務部 情報政策課 ①地域情報化基本計画の策定及び進行管理を 行う。 ②市民の情報化に対する意識を高め、ICT 活用による利便性向上や生活コストの低減を 自 直 図る。 主 営 ③市内公共施設等にパソコンやフリースポッ ト(無線LANアクセスポイント)を設置し、 開放する。 ①福祉・教育・産業などの各分野で情報 通信技術の活用による利便性の向上を促 進する必要がある。 ②市民誰もが、パソコンやインターネッ トなどの情報資産を活用し、生活の質を 向上できるようにする必要がある。 ③市民の情報リテラシーの向上(情報格 差の解消)が求められている。 第4次地域情報化推進計画に基づき情 報格差解消に向けた取り組みを継続する さらなる情報化の推進に向けて、第5 とともに、新たな情報化推進計画の策定 次地域情報化推進計画の策定を進める。 を検討する。 地域情報化推進事業 総務部 2 継 続 (市民ICTスキルアッ 情報政策課 プセミナー) ・インターネットや市ホームページの利活用 方法、ソフトウェアの操作方法等を学ぶ講習 会を主に高齢者向けに開催する。 ・また、受講者の中から希望者を「地域IC T利活用啓発推進員」として育成し、地域に 自 直 密着したボランティアとして活動して頂く事 主 営 により、市内全域での地域情報化を推進する 。 ・「地域ICT利活用啓発推進員」の活動継 続に向けて連絡協議会を設置し、情報提供や 交流を図る。 ICTを利活用ができる市民とできな い市民の間に存在する「知らない・使え ない」の壁を無くすための取組みが求め られている。 「地域ICT利活用啓発推進員」の育 成などを通して地域ICTの利活用を促 変更なし 進するため、セミナーを継続して開催す る。 継 1 続 地域情報化推進事業 平成23年度予算(千円) 150 1,994 1,994 2,160 2,160 241 0 0 0 0 451 平成23年度施策評価票 施策№ 5-1-1 基本施策名 花と緑のある都市環境を創出する (政策名) 花と緑にあふれたまちをつくる 主管部課名 関連部課名 建設部花と緑の課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民一人ひとりが主役となり、花や緑、水辺、都市景観に配慮した美しいまちづくりを推進します。 ○市民との協働により、花と緑のある環境の整備を目指し、花と緑のスタッフ活動、緑化愛護会活動、公共施設等へのプランタ ー配布事業を継続して実施している。花と緑に対する市民の関心は高く、目標に向かって推移している。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 成果指標推移 ○「花と緑のスタッフ」を組織化し、協働により緑化を推進します。 ○住民ボランティアによる、地区内の公園・緑地の愛護活動の促進を図ります。 ② 目標達成の ○公共施設等において、花壇などの緑化に努め、住民の意識高揚を図ります。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○市民参加による活動については、花と緑のスタッフによる活動のほか、町内会等に呼びかけて参加者を募り、花苗生産基地で 行っている花苗生産活動への参加人数は増加しているが、花と緑のスタッフの会員数は伸び悩んでいることから、退会者に対し て、花と緑のスタッフ活動のPRや、知り得た知識を近所の方々に伝えてもらう等の依頼も行い、会員増に対する取り組みや活動 の普及拡大を進めている。 事業進捗 (前年度最終 ○第2次緑の基本計画の策定については、平成23年度において前計画の検証、課題整理を直営にて取りまとめを進めている。 評価に係る取 ○緑化美化に関しては、花と緑のスタッフが5箇所の公共花壇を、花の植え付けから定期的な水やり・除草・花摘み等を実施し 組みを含む) て良好な状態を保っている。 ○当該施策においては、花と緑に関する市民意識が高まりを見せる中で、花と緑のスタッフ活動や緑化愛護活動、公共施設 等へのプランターの配布など目標達成に向けた制度運用が図られており、市民参加による活動は拡大してきている。 ○こうした中で、花と緑のスタッフについては活動を通じて緑化意識の高揚に結びつける目的もあることから、緑化美化の ③ 前年度最終 輪を広げるため、新たなスタッフ登録の拡大について、さらに取組を進めるとともに、退会者を通じた地域緑化活動の展開 についても検討を進めることとする。 評価 (今年度の取組み ○また、「第2次緑の基本計画」の策定により、近年の社会情勢や合併による市域の拡大に対応した施策展開を図るととも 方針・考え方) に、市民や企業と行政の連携をさらに強化し、活動の輪を広げながら、一体となって緑化に関する取組を図るものとする。 ○さらに、緑化美化に関する取組においては、市民さらには本市を訪れる方々も安らぎと潤いを享受できるよう、観光シー ズンなどにおける集中的な観光施設等の緑化や草刈などについても検討するものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○市民の花と緑に対する関心は、年々高まっており、花と緑のスタッフ活動に登録する新規の市民は増加しているものの、高年 齢層の市民が多く、年齢や健康上の問題を理由とした退会者も多い状況にあり、花と緑のスタッフの会員数は伸びていない。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・国際的ふるさと会津創生事業 ・花と緑の推進事業 (参考) ・第2次緑の基本計画策定事業 施策体系の中の 主な事務事業 ○変化なし 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 花と緑のスタッフ登録者数 ⑴ 花と緑のスタッフ登録者数 ⑵ 公園等緑化愛護会数 ⑵ 公園等緑化愛護会数 成果指標名 計算式等 ⑶ 植栽を実施する公共施設数 ⑶ 植栽を実施する公共施設数 ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 75人 75人 80人 100人 70人 - - - 80団体 81団体 82団体 86団体 80団体 - - - 110箇所 110箇所 110箇所 112箇所 110箇所 - - - - - - ○花と緑の推進事業 取組み改善の 口コミや市のHPを活用するなど、積極的に啓発活動を行い、花と緑のスタッフ会員や花苗生産活動への参加促進を図る。特に、花と緑の スタッフ会員を拡大するため、PR活動の充実や北会津・河東両地区での花と緑のスタッフ活動の展開、若い市民も参加できる内容の検討など 視点 に取組む。また、会員相互の交流を中心とする比較的体力の消耗の少ない活動を交え、会員の意見・要望等を更に反映させた活動を充実する (他団体との とともに、町内会から花苗生産活動へ参加している人を勧誘するなど、花と緑のスタッフ会員の増員に努める。 連携・補助事業 ○第2次緑の基本計画策定事業 の活用・補助金 当初策定した計画から2回の市町村合併を経るなど、市を取り巻く状況が大きく変化したことから、平成23年度に前計画の検証、課題整理を の適性化等) 直営にて実施し、平成24年度に最新の緑の現況を把握するための調査と、緑に関する市民のニーズを把握するための意向調査を委託にて実施 ⑴ し、計画内容の見直しを図る。 ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○花と緑の推進事業 市民参加による「美しいまちづくり」を推進するため、花苗生産基地をベースとした市民との協働による花苗生産活動、公共 花壇への植栽等を実施する花と緑のスタッフ活動、近隣の都市公園・緑地等の緑化美化を目的とした緑化愛護会活動など、花と 緑にあふれる美しいまちにするための事業を実施する。また、町内会で緑地の管理や花壇の手入れなどの活動している人を勧誘 するなど、花と緑のスタッフの会員増に取り組む。 ○第2次緑の基本計画策定事業 当初計画策定より10年が経過し、その間「旧北会津村」「旧河東町」との合併を経て、学校や道路などのインフラ整備が進み 、大きな土地利用の変化があったことから、前計画の検証、課題整理を行うとともに、新たな社会状況に対応した計画を策定す るため、最新の緑の現況や市民のニーズを調査し、最新データに基く計画の見直しを図る。 ○花と緑の推進事業 公共施設等への花の植栽等を実施しながら、花と緑のスタッフの活動を中心に、市民参加による「美しいまちづくり」の推進 を目指す。更に、花苗生産基地において、市民自らが花苗を生産し、市内の公共施設や商店街等を花で彩ることにより、本市の 特色を活かした良好な環境の形成を進めるとともに、地域の緑化美化の推進を図る。 特に必要とされ ○国際的ふるさと会津創生事業 都市公園及び緑地等を対象に、近隣の町内会等に緑化愛護会の結成を呼びかけ、都市公園等の緑ある公共施設を快適に利用し る事務事業 、公園愛護の精神の啓発及び都市の緑化美化の推進を図る。 ○第2次緑の基本計画策定事業 本市の緑の現状や目標とする緑の将来像を示し、緑に関する多様な施策を市民と行政が一体となって展開するための総合的な 指針として、新たな計画を策定する。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 8,035 4,133 15,050 11,135 10,124 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○当該施策においては、花と緑に関する市民意識が高まりを見せる中で、花と緑のスタッフ活動や緑化愛護活動、公共施設等へのプランターの 配布など目標達成に向けた制度運用が図られており、市民参加は拡大してきている。 ○一方、活動への参加人数が増加しているものの、花と緑のスタッフの会員数は伸び悩んでおり、若い市民も参加できる取り組みなど、会員増 に向けた新たな取り組みを検討し実行することで、市民の緑化意識の高揚と緑化美化の拡大を図る。 ○「緑の基本計画」については、前計画の検証や課題整理を行ってきたところであり、引き続き、本市の緑の将来像と市民と行政が一体となっ て進める緑に関する取り組みなどを位置づける「第2次緑の基本計画」の策定に向け、緑の現況や市民ニーズの調査などを進めることとする。 ○外部評価においては、景観施策に関して「植栽等も含めた美しいまちづくりについてPRに努めるべき」との意見があったところであり、緑 化についての市民意識の高揚について、引き続き取組みを進めることとする。 事業費等 151 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-1-1-1 担当部課名 5-1-1-2 1 継 続 花と緑の推進事業 施策№ 5-1-1-3 実 施 方 法 施 策 名 「花と緑」の推進体制の整備 国際的ふるさと会津創生 建設部 1 継 続 事業(公園等緑化愛護会 花と緑の課 ) 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 町内会等を母体とする「公園等緑化愛護会 自 直 」のボランティア活動により、公園・緑地の 主 営 愛護活動を行う。 施 策 名 「花と緑」の推進 建設部 花と緑の課 花と緑のスタッフ活動、花苗生産基地での 直 花苗の生産・育成、公共花壇への花の植付け 自 及び公共施設等へのプランター配布を行う。 主 営 施 策 名 緑の基本計画に基づく都市環境の整備 継 第2次緑の基本計画策定 建設部 1 続 事業 花と緑の課 本市の緑の現状や目標とする緑の将来像を 示し、緑に関する多様な施策を市民と行政が 自 直 一体となって展開するための総合的な指針と 主 営 して、新たな計画を策定する。 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 公園等の愛護会活動により、「美しいまちづくり」が推進されており、愛護会活動の拡大啓発と併せ、今後も事業を推進していく。 各地区の公園・緑地において、自主的 ・主体的に花の植付けや育成、草地管理 に取組み、「美しいまちづくり」を進展 させている。しかしながら、公園等緑地 愛護会の未結成地区も多いことが課題と なっている。 公園等の愛護会活動により、「美しい まちづくり」「地域住民の相互交流」が 図られていることから、愛護会の結成に 向けた啓発活動を更に推進していく。 公園等緑化愛護会活動を拡大し、継続 的に公園・緑地等を町内会等に活用して もらうため、広報誌・市ホームページの 更なる活用による愛護会活動の趣旨の徹 底や町内会長等への周知など、適時継続 した普及啓蒙活動を進める。 3,887 0 3,900 0 1,996 市民参加による花苗の育成や、市民との協働による公共花壇や公園等の管理を実施しており、「美しいまちづくり」の具現化を図るため、今後も事業を推進し 今後の方針 ていく。 市民の花と緑に対する関心は、年々高 まっており、花と緑のスタッフ活動に登 録する新規の市民は増加しているものの 、高年齢層の市民が多く、年齢や健康上 の問題を理由とした退会者も多い状況に あり、花と緑のスタッフの会員数は伸び ていない。 市民参加による「美しいまちづくり」 を推進するため、花苗生産基地をベース とした市民との協働による花苗生産活動 、公共花壇への植栽等を実施する花と緑 のスタッフ活動、近隣の都市公園・緑地 等の緑化美化を目的とした緑化愛護会活 動など、花と緑にあふれる美しいまちに するための事業を実施する。また、町内 会で緑地の管理や花壇の手入れなどの活 動している人を勧誘するなど、花と緑の スタッフの会員増に取り組む。 口コミや市のHPを活用するなど、積 極的に啓発活動を行い、花と緑のスタッ フ会員や花苗生産活動への参加促進を図 る。特に、花と緑のスタッフ会員を拡大 するため、PR活動の充実や北会津・河東 両地区での花と緑のスタッフ活動の展開 、若い市民も参加できる内容の検討など に取組む。また、会員相互の交流を中心 とする比較的体力の消耗の少ない活動を 交え、会員の意見・要望等を更に反映さ せた活動を充実するとともに、町内会か ら花苗生産活動へ参加している人を勧誘 するなど、花と緑のスタッフ会員の増員 に努める。 4,148 4,133 4,150 4,135 6,155 0 7,000 7,000 1,973 今後の方針 花と緑のある都市環境を保全、創出するため、概ね33年度を目標とした「第2次緑の基本計画」を策定する。 前計画を策定した後、二回の市町村合 併を経るなど、市を取り巻く状況が大き く変化したことから、最新の緑の現況や 緑に対する市民の新たなニーズを把握し 、計画内容を見直す必要がある。 当初計画策定より10年が経過し、その 間「旧北会津村」「旧河東町」との合併 を経て、学校や道路などのインフラ整備 が進み、大きな土地利用の変化があった ことから、前計画の検証、課題整理を行 うとともに、新たな社会状況に対応した 計画を策定するため、最新の緑の現況や 市民のニーズを調査し、最新データに基 く計画の見直しを図る。 152 平成23年度に前計画の検証、課題整理 を直営にて実施し、平成24年度に最新の 緑の現況を把握するための調査と、緑に 関する市民のニーズを把握するための意 向調査を委託にて実施し、計画内容の見 直しを図る。 0 平成23年度施策評価票 施策№ 5-1-2 基本施策名 市民に親しまれる潤い環境を整備する (政策名) 花と緑にあふれたまちをつくる 主管部課名 関連部課名 建設部花と緑の課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○鶴ケ城公園は市民の憩いの場である都市公園として、また、市民共有の財産である史跡公園として、利用者の満足度を高 めるための維持管理を推進します。 ① 目標 ○会津総合運動公園をスポーツの拠点として整備します。 (長期総合計画に ○身近な公園や広場については、質が高く管理の行き届いた空間として整備します。 おける基本施策 ○国・県と共同して河川敷の利用による水辺環境を整備します。 の目標) ○墓地の需要を踏まえ、市民生活に支障のないよう整備を推進します。 ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○お濠の水質調査におけるBOD及び透視度は、夏場などに一時的に悪化することはあっても、年間を通しての平均値は成果指標 の目標値をクリアしている。 ○会津総合運動公園の供用面積割合は、75.3%となっているが、平成24年度末には100%となる予定である。 成果指標推移 ○供用を開始している街区公園数は、平成23年度現在41箇所あり、今後、扇町土地区画整理事業区域内の公園の移管を受け、供 用を図っていく。 ○鶴ケ城公園内の整備を推進します。 ○会津総合運動公園を市民のスポーツ・レクリエーションやスポーツ観戦等の拠点として整備します。 ○既存の公園や広場について、必要に応じてリニューアルを図ります。 ○自然に配慮した河川や水路の整備を推進します。 ○阿賀川の高水敷を利用した河川敷の整備を推進します。 ○市民の墓地需要に応えるため、墓地の造成や納骨堂の整備を推進します。 ○会津総合運動公園整備事業については、平成22年度は陸上競技場の整備に向けメインスタンドの建築工事に着手し、平成23年 度はフィールド・トラック工事に着手するなど、平成24年度完了に向け、順調に進捗している。 ○老朽化した遊具等施設の更新が求められている一般公園等の維持管理については、公園施設長寿命化計画を策定し、計画的な 事業進捗 改修を実施していく。 (前年度最終 ○鶴ヶ城公園については、東日本大震災で被災した鶴ヶ城体育館の軒天井や崩落した石垣の早期復旧に努める。 評価に係る取 組みを含む) ○市民に親しまれる潤い環境を整備するためには、市民の憩いの場となる公園やスポーツ施設の整備とともに、適切な維持 が不可欠である。 ○特に市民の憩いの場、会津観光の拠点である鶴ケ城公園については、今後も継続して適切な維持管理に努める必要があり 、これまで進めてきた市民との協働による環境の維持など、協働による取組を広げていくものとする。 ○都市公園や緑地など市民の身近な公園については、より身近な公園として愛着をもって利用されるよう、日ごろの管理に おいて地域住民の自発的な参加を促す仕組みづくりを検討するとともに、市民が安全に施設を利用できるよう安全性の確保 に主眼をおいた管理体制の構築を進めていくこととする。 ○また、安全な施設の提供にあたっては、策定に取組んでいる公園長寿命化計画に基づき、社会資本整備総合交付金事業等 を有効に活用しながら、計画的な改修や更新に努めていくこととする。 ○会津総合運動公園においては、公園整備事業の認可期間である平成24年度末の全体完成に向けて陸上競技場及び周辺外構 の整備を継続し、市民のスポーツ・レクリエーションの拠点として環境の充実を図ることとする。 ・鶴ケ城公園整備事業 ・会津総合運動公園整備事業 ・一般公園管理事業 ・会津総合運動公園等維持管理事業 ・扇町土地区画整理事業区域内公園整備事業 ・公園施設長寿命化事業 ・墓園・納骨堂管理事業 ・公園施設災害復旧事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○扇町土地区画整理事業の進展等に伴い、公園整備に対する市民のニーズが高まっている。 ○東日本大震災により公園施設の棄損等もみられており、早期の復旧が求められいる。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ○変化なし 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ お濠のBOD ⑴ ∑各月のデータ/年間検査回数 ⑵ お濠の透視度(平均値) ⑵ ∑各月のデータ/年間検査回数 成果指標名 計算式等 ⑶ 会津総合運動公園供用面積割合 ⑶ 供用済面積/都市計画決定面積 ⑷ 街区公園数 ⑷ 街区公園数 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 3.0mg/ℓ 3.0mg/ℓ 3.0mg/ℓ 3.0㎎/ℓ以下 3.0mg/ℓ - - - 50.0㎝ 50.0㎝ 50.0㎝ 50.0㎝ 50.0㎝ - - - 75.3% 75.3% 100.0% 100.0% 75.3% - - - 41箇所 41箇所 41箇所 42箇所 41箇所 - - - ○公園施設長寿命化事業 取組み改善の 既存公園施設の維持補修に対する予算の確保が困難な中で、公園施設長寿命化計画を策定することにより、社会資本整備総合 視点 交付金の活用が可能となることから、これにより公園施設の計画的な改修・更新を進めていく。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○会津総合運動公園整備事業の陸上競技場整備に重点的に取り組み、平成24年度の全体完成を目指す。 ○鶴ヶ城公園の老朽運動施設の改修を行うなど、安全・安心な施設の提供に努める。 ○公園施設長寿命化計画を策定し、遊具等、既存公園施設の改修・更新やバリアフリー化を検討、実施していく。 ○移管を受けた扇町土地区画整理事業区域内の公園について、安全施設等を整備のうえ供用を開始するほか、未整備であっても 安全上問題がなければ地元と協議のうえ開放していく。 ○東日本大震災により被災した公園施設の早期復旧に努める。 ○会津総合運動公園整備事業 昭和58年から実施している会津総合運動公園整備事業の中で、最後の施設となる陸上競技場の整備を、平成24年度の完成を 目指した3ヵ年の継続事業として整備する。 ○一般公園管理事業 特に必要とされ 引き続き、都市公園・緑地等約320ヶ所の安全性、快適性の確保に努める。 ○公園施設長寿命化事業 る事務事業 交付金事業により、公園施設長寿命化計画を策定し、計画的な改修、更新に努める。 ○公園施設災害復旧事業 東日本大震災で被災した、東部公園のトイレや鶴ヶ城公園内の体育館軒天井、石垣などの早期復旧に努める。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○市民に親しまれる潤い環境を整備するためには、市民の憩いの場となる公園やスポーツ施設の整備とともに、適切な維持が不可欠である。 ○特に市民の憩いの場、会津観光の拠点である鶴ケ城公園については、東日本大震災で石垣の崩落等の被害を受けており、他の公園施設におい ても被害が見られたことから、引き続き復旧に向けた取り組みを進めていくこととする。 ○また、今般の鶴ケ城公園の石垣崩落の被害に鑑み、石垣上部の樹木の扱いなど、石垣保全のあり方について関係機関との協議を含め検討を進 めることとする。 ○さらに、会津総合運動公園においては、平成24年度末の全体完成に向けて、引き続き陸上競技場の整備に取組むとともに、施設運営のあり方 についても検討を進めることとする。 ○なお、公園施設の改修、更新を着実に進め適切な公園の利用環境を維持するため、公園施設長寿命化計画の策定を進めることとし、特に市民 に身近な公園については、引き続き地域住民との協働による日常的な維持管理に努めることとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 1,056,399 207,521 903,324 237,398 47,128 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 153 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-1-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 鶴ヶ城公園の整備 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 鶴ヶ城は本市のシンボルであるとともに、重要な観光施設でもあり、現在の良好な環境を保全していく必要がある。その一方で老朽化が進んでいる施設や、バ リアフリーに対応していない施設も見られることから、計画的な改修・更新に取り組んでいく。 建設部 花と緑の課 史跡区域を管理している(財)会津若松市 一 観光公社と連携し、施設の更新及び維持管理 自 部 や、不足している便益施設等の整備を検討し 主 委 ていく。 託 鶴ヶ城は本市のシンボルであり、重要 老朽化の進んでいる施設、バリアフリ な観光施設でもあるので、良好な環境を 落ち葉清掃や、濠沈砂池の浚渫など、 ーに対応していない施設があり、計画的 保全していく。また、老朽化した施設も NPOによる市民協働の取り組みが行われ に改修、更新していく。 見られるため、計画的に改修・更新し、 ており、取り組みがさらに広がるよう図 っていく。 安全・安心な公園を市民に提供する。 20,052 20,052 20,052 20,052 1,556 建設部 2 継 続 鶴ヶ城公園お濠浄化事業 花と緑の課 平成9年に会津若松建設事務所で作成した お濠の「水環境改善総合計画」に基づき、各 自 直 課に役割分担した中の花と緑の課の業務で、 主 営 お濠の水質の測定や水位の調整を行う。(実 際の水質検査は、下水道課に依頼) 安定した流入水の確保により、濠水の 環境水利権の取得により、一定量の流 継続的に水質調査及び水位調整を行い 循環が図られ、水質浄化に対する効果が 、流入水確保の効果を検証するなど、お 入水を確保できるようになった。 濠の浄化に向けた取り組みを実施する。 期待できることから、引き続き水質調査 及び水位の調整を行っていく。 0 0 0 0 181 1 継 続 鶴ヶ城公園整備事業 施策№ 5-1-2-2 施 策 名 会津総合運動公園の整備 会津総合運動公園整備事 建設部 1 継 続 業 花と緑の課 施策№ 5-1-2-3 会津総合運動公園は、昭和58年度に総面積 補 30.0haについて国の事業認可を受け、施設の 自 助 整備を進めてきた。今回は、平成24年度まで 主 金 に最後の施設となる陸上競技場を整備する。 等 施 策 名 身近な公園・広場の整備 今後の方針 会津総合運動公園整備事業の現在の事業認可期間である平成24年度末までの全体完成を目指し、取り組んでいく。 社会資本整備総合交付金事業で取り組 んでおり、計画どおり平成24年度に事業 を完了するため、交付金の確保に努める 。 平成23年度は、最後の施設である陸上 競技場のメインスタンドを完成させ、陸 上競技場フィールド・トラック整備工事 に着手し、平成24年度の完了を目指す。 陸上競技場整備完了後の維持管理につ いては、指定管理者に委託する予定であ るが、その運営方針について検討してい く。 740,985 4,495 国 557,905 16,805 国 6,609 今後の方針 新たな公園の整備を進めるとともに、既存公園等の良好な環境を維持していくために、日常の維持管理を充実させ、合わせて老朽化している施設の計画的な改 修・更新を行い、安全・安心な憩いの空間を提供していく。 建設部 花と緑の課 一 既存の公園・緑地等全般の維持管理を行う 自 部 。 主 委 託 草刈りや清掃等、日常の維持管理に対 する市民要望がますます大きくなってき ており、施設の老朽化に伴う日常の点検 、補修と合わせ、利用者の安全・安心の 確保の観点からも、本事業は大変重要で ある。 市民協働によるまちづくりの観点から 、草刈りや花壇の手入れなど軽微な日常 管理について、地域住民の自発的な参加 を促す仕組みづくりに取り組む。 44,551 35,174 県 35,600 35,574 20,782 会津総合運動公園等維持 建設部 2 継 続 管理事業 花と緑の課 会津総合運動公園、鶴ヶ城公園、大川緑地 、大川南四合緑地、門田緑地、蟹川緑地に設 自 一 置された運動施設の管理・運営を指定管理者 主 部 委 へ委託すると共に、老朽施設等の改修等を行 託 う。 管理運営については、指定管理者から 指定管理者制度を継続し、さらなる利 施設の老朽化が進むなかで、計画的な の定期的な事業報告とモニタリングの実 施により、利用者サービスの向上と経費 用者サービスの向上と、経費削減を目指 改修に取り組む。 節減を目指す。また、老朽施設の計画的 す。 な改修を行っていく。 164,465 147,300 県 184,387 149,787 4,600 3 継 続 公園施設災害復旧事業 建設部 花と緑の課 補 東日本大震災にて被災した公園施設につい 助 て、市民の安全・安心を確保するため早期復 自 主 金 旧を行う。 等 被災箇所のブルーシート等による被害 拡大防止策やバリケードなどの安全対策 早期復旧を行うことにより、良好な公 国の災害復旧事業として取り組んでい を施しているが、早期復旧による良好な 園施設を市民に提供する。 く。 公園施設の提供が望まれている。 63,000 0 国 41,500 0 国 1,737 4 継 続 公園施設長寿命化事業 建設部 花と緑の課 都市公園の既存施設について、進行する老 一 朽化に対する安全強化のため、公園施設長寿 自 部 命化計画を策定し、計画的な改修・更新を行 主 委 う。 託 公園施設全般の老朽化が進む中で、専 門的な視点で施設のチェックを行い、計 画的な修繕を行う。 都市公園施設の計画的な改修、更新に より、利用者の安全・安心を確保すると ともに、公園施設のライフサイクルコス トの最小化を目指す。 これまで起債を中心に実施してきた公 園施設の改修、更新を公園施設長寿命化 計画を策定することにより、交付金事業 として実施していく。 10,000 500 国 50,000 1,300 国 2,075 扇町土地区画整理事業区 建設部 5 継 続 域内公園整備事業 花と緑の課 扇町土地区画整理事業で造成された12ヶ所 の公園が、順次公園管理者へ引き継がれるた め、引き継ぎに合わせ地元とも協議しながら 自 直 、早期開放のため、整備を行う。 主 営 平成27年度(予定)から公園用地費(公管金 )を扇町土地区画整理事業者へ支払う。 公園用地については、扇町土地区画整 今後発生する公共施設管理者負担金( 扇町土地区画整理事業で生み出された 理事業で確保し、その後財産の引継ぎを 公管金:約614百万円)の計画的な支払 公園を順次整備し、良好な住環境の創出 受け、施設整備の後、供用を開始する。 なお、公管金の支払い、施設整備につい いが課題である。 を図る。 ては、社会資本整備総合交付金の活用を 検討していく。 0 1 継 続 一般公園管理事業 公園・緑地の安全性、快適性の確保は 、公園管理者の責務であり、維持管理の 予算、人的体制を確保し、よりよい維持 管理に努める。 0 500 500 施策№ 5-1-2-4 施 策 名 水辺環境の整備 今後の方針 合併特例事業として計画されている蟹川緑地の整備について、関連する阿賀川新橋梁整備計画の進捗に合わせ検討していく。 施策№ 5-1-2-5 施 策 名 墓園の整備 今後の方針 新たな市民ニーズについて、墓地・納骨堂の需要動向や、民間の墓地開発計画の進捗状況を見ながら、長期的な視野に立った既存計画を検討していく。 継 1 続 大塚山墓園管理事業 建設部 花と緑の課 一 適切な墓園の維持管理を行い、良好な墓園 自 部 環境を保持する。 主 委 託 昭和58年度より分譲を開始した墓地で 、2,994区画全て貸付済となっており、 返還で空が生じた際には市政だよりで広 新規貸付区画はないが、返還があれば 通常の維持管理については、会津若松 報し、抽選により再貸付を行っている。 再貸付を行うほか、今後とも良好な環境 市シルバー人材センターへ業務委託して 良好な環境維持を図っており、今後も継 大塚山墓園は都市公園として制約を受 維持を図る。 けているため、良好な環境保持のため、 続した管理に努めていく。 28年を経過した立木の管理や施設補修な ど適宜実施する。 2 継 続 大塚山納骨堂管理事業 建設部 花と緑の課 一 適切な納骨堂の維持管理を行い、良好な施 自 部 設環境を保持する。 主 委 託 納骨堂は市民ニーズに合った施設と考 えられるが、15年間の墓地需要に応える ための施設として位置づけられているた め、今後の利用状況を見極めていく。 納骨堂の適正な管理により、今後も利 用者の安心を確保すると共に、良好な環 境維持を図り、今後の利用状況を見極め 、北側納骨室の内装工事や納骨壇の増設 を適宜実施する。 建設部 花と緑の課 一 適切な墓地の維持管理を行い、良好な墓地 自 部 環境を保持する。 主 委 託 旧北会津村で昭和59年度から供用を開 始した墓地で、近隣が宅地造成されたこ とにより墓地需要が高く、139区画全て 貸付済となっている状況から墓地の拡張 を希望する声も聞かれるため、市民動向 を検証する。 新規貸付区画はないが、返還があれば 再貸付を行うほか、今後とも良好な環境 維持を図る。 また、墓地の拡張を希望する意見もあ ることから、市民動向を見極め、検討を 進める。 3 継 続 真宮墓地公園管理事業 154 75 11,486 0 他 11,500 11,500 他 3,564 現在、収蔵にあたって職員2名で対応 しているが、収蔵手法については、業務 委託の可能性も含めて今後検討を進める 。 497 0 他 500 500 他 3,338 通常の維持管理については、会津若松 市シルバー人材センターへ業務委託して 良好な環境維持を図っており、今後も継 続した管理に努めていく。 358 0 他 360 360 他 872 継 優 続 先 ・ 順 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 4 継 続 一本木墓園管理事業 建設部 花と緑の課 一 適切な墓地の維持管理を行い、良好な墓地 自 部 環境を保持する。 主 委 託 旧河東町で昭和49年度から供用を開始 した墓地で、平成23年度において、142 新規貸付区画はないが、返還があれば 通常の維持管理については、会津若松 区画全て貸付済となっている。 再貸付を行うほか、今後とも良好な環境 市シルバー人材センターへ業務委託して 良好な環境維持を図っており、今後も継 墓地内に2区画市有墓地があり、行路 維持を図る。 続した管理に努めていく。 病者1名が収蔵されている。 214 0 他 220 220 他 867 5 継 続 冬木沢墓園管理事業 建設部 花と緑の課 一 適切な墓地の維持管理を行い、良好な墓地 自 部 環境を保持する。 主 委 託 旧河東町で平成12年度から供用を開始 未貸付区画がまだ残っており、随時貸 通常の維持管理については、会津若松 した墓地で、現在、空区画があり、随時 付を行い、市民ニーズに応えるとともに 市シルバー人材センターへ業務委託して 良好な環境維持を図っており、今後も継 貸付を行っている。 、今後とも良好な環境維持を図る。 続した管理に努めていく。 791 0 他 800 800 他 872 155 156 平成23年度施策評価票 施策№ 5-2-1 基本施策名 総合的かつ計画的な都市づくりを推進する (政策名) 快適な都市空間が形成されたまちをつくる 主管部課名 建設部都市計画課 4.基本施策の評価 建設部区画整理課・道路維持課 農政部農林課・市民部市民課 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○人口減少や高齢社会が進展していくなかでも、持続可能なまちづくりが図られる都市構造の構築をめざします。 ○真の豊かさが実感できる都市型社会を構築するために、きめ細かな制度・まちづくりにおける様々なルールづくりを推進 します。 ○安全な建築物がたち並ぶ秩序あるまち、安全で安心なまちづくりをめざします。 ○計画的かつ有効な土地利用と良質な宅地開発を誘導します。 ○地域の自主性・特性をいかしたまちづくりを推進します。 ○土地区画整理事業の推進により、ゆとりある都市空間と良好な住環境を創出します。 ○民間活力をいかして良好な宅地を供給し、定住人口の増加を図ります。 ○分かりやすい住居表示のために、計画的な整備事業を進めます。 ○市町村合併を踏まえた新たな都市像を構築するため、都市計画マスタープランの改訂を進めます。 ○違反建築物を未然に防止するため建築確認申請の事前調査の徹底を図ります。 ○関係機関と調整し効率的な違反建築パトロール、防災パトロール等を実施します。 ○開発許可制度を有効活用するとともに、新たなまちづくりへ向けて適正な誘導により地域の活性化を推進します。 ○扇町土地区画整理事業では、交通ネットワークや安全な市街地の形成等、事業効果が早期に発現できるよう、都市計画道 路を優先して整備します。 ○組合施行五月町土地区画整理事業では、行政と民間の協働のまちづくりにより良好な市街地を形成するため、施行者の自 主的な事業施行を促進します。 ○住居表示整備計画の見直しを行い、住居表示整備事業を推進します。 ○総合的かつ計画的なまちづくりは、良好で秩序ある都市の構築とともに、本市の特性を活かしたまちづくりや社会資本の 整備にかかる費用等の削減にも結びつくものであり、今後も引き続きかかる施策への取組を図っていく必要がある。 ○特に人口減少や少子、高齢化などの社会状況や低迷する経済情勢の中で、本市らしさをもった持続可能なまちづくりが求 められており、その礎となる「都市計画マスタープラン」については、現在の社会経済状況はもちろんのこと国が進める地 域主権改革の動向も十分視野に入れるとともに、地域振興との連動等についても配慮しながら市の将来像の構築に向けてそ の改訂の取組を進めることとする。 ○また、扇町土地区画整理事業については平成21年度変更を行った事業計画に沿って、社会資本整備総合交付金事業等によ り財源の有効活用に努めながら着実に事業の推進を図ることとする。 ○こうした事業の展開とともに、都市計画法、建築基準法に基づく各制度を適切かつ適正に運用することにより、良好で秩 序ある都市が形成されるものであるが、制度の運用にあたっては、地域主権への取組が進む中で、より本市らしいまちづく り、地域活力の再生に向けたまちづくりへの寄与についても検討を進めることとする。 ・都市計画マスタープラン改訂業務 ・都市計画の決定・変更 ・まちづくりを推進する条例の制定、都市計画制度の活用 ・開発許可制度及び建築確認制度の適正な運用 ・木造住宅耐震診断促進事業 ・扇町土地区画整理事業 ・国土調査事業 ・住居表示整備事業 ○市街化区域内の主な低未利用地である飯寺・徳久地区について、土地利用区分に応じた民間開発の適正な誘導により、商業・ 工業とも調和した良好な住宅地としての土地利用が進められている。 ○建築確認の完了検査率については、受検率の向上に向けて、引き続き制度の周知徹底を図っている。 成果指標推移 ○扇町土地区画整理事業(宅地・区画道路の整備)について、良好な市街地形成の面的整備が着実に図られている。 ○都市計画マスタープラン改訂業務について、「北会津地域」及び「河東地域」を加えた、合併後の一体的で新たな都市の将来 像の構築に向けて、本市の都市を取り巻く現状や課題の整理、対応方針、住民参加のあり方などの検討を進めている。 ○地域の特性や特色を活かした地区計画制度の活用により、地域の振興を図る計画的なまちづくりが図られている。 ○建築確認申請の事前調査の徹底や違反建築パトロール等の的確な実施、開発許可制度や建築確認制度による適正な指導、木造 事業進捗 住宅耐震診断促進事業を通じ、良好な宅地水準の維持や、安全安心な居住環境の確保が図られている。 (前年度最終 ○扇町土地区画整理事業においては、区画整理地内の都市計画道路全5路線が平成20年10月に供用開始し、交通ネットワー 評価に係る取 クの形成と面的整備による快適な都市空間の形成が促進されている。また、平成21年度に、地域要望に即した事業の早期進捗 組みを含む) や新たな補助を活用する事業計画の変更を行い、着実な事業推進に努めている。 ○国土調査事業は、全体で約37%の認証率であり、特に市街地や山間部での認証率が低い状況である。 ○住居表示整備事業については、平成21年2月に住居表示整備事業基本計画を改訂し、平成22年8月23日に第22次の事 業が完了した(八角町、飯盛三丁目)。平成23年度においては、引き続き実施要件が整備された地区から選定し、第23次の 事業を進める。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○人口減少社会や少子高齢社会の進行、長引く地域経済の低迷、中心市街地における大型小売店舗の撤退など、地域活力の低下 が危惧され、中心市街地の活性化や地域活力の維持再生が求められている。 ○扇町土地区画整理事業では、事業の早期進捗が求められており、平成21年度に地域要望に即した事業計画に変更している。 社会状況・ ○国土調査事業について、都市部における地籍調査の優先的な実施が求められている。 市民ニーズの ○住居表示整備事業による町名等の変更について、各地区から要望されている。 変化 ○東日本大震災により、建築物の耐震化の推進が一層求められている。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 市街化区域低未利用地 ⑴ 市街化区域低未利用地 ⑵ 建築確認の完了検査率 ⑵ 完了検査申請件数/建築確認申請件数 成果指標名 計算式等 ⑶ 扇町土地区画整理事業宅地整備率 ⑶ 整備済面積/全体計画面積 ⑷ 扇町土地区画整理事業区画道路整備率 ⑷ 整備済延長/全体計画延長 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) - - - 6.7ha 8.5ha - - - 95.0% 95.0% 63.0% - 80.0% 81.2% 80.1% - 75.0% 79.9% 73.4% - ⑵ ⑶ ⑷ 95.0% (計画の当初:90.0%) ※最終目標値の根拠となった福島県建築物安全安心推進計 画の変更により、最終目標値を変更 95.0% ○都市計画マスタープラン改訂業務 ○都市計画の決定・変更 ○まちづくりを推進する条例の制定、都市計画制度の活用 ○開発許可制度及び建築確認制度の適正な運用 特に必要とされ ○木造住宅耐震診断促進事業 ○扇町土地区画整理事業 る事務事業 ○国土調査事業 ○住居表示整備事業 100.0%(平成35年度) (計画の当初:100.0%(H28)) 83.1% ※最終目標値の根拠となった事業計画の変更により、最終 目標年度を変更 100.0%(平成35年度) (計画の当初:100.0%(H28)) 83.3% ※最終目標値の根拠となった事業計画の変更により、最終 目標年度を変更 5.最終評価 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 1,539,783 993,579 1,547,581 981,905 213,452 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○総合的かつ計画的なまちづくりは、良好で秩序ある都市の構築とともに、本市の特性を活かしたまちづくりや社会資本の整備にかかる費用等 の削減にも結びつくものであり、今後も引き続きかかる施策への取組を図っていく必要がある。 ○特に「都市計画マスタープラン」については、人口減少や少子、高齢化などの社会状況、さらには低迷する経済情勢の中で、本市らしさをも った持続可能なまちづくりを進めるために必要不可欠なものである。加えて今般の東日本大震災において、本市が福島県の復興に貢献するため には、国、県と連携した施策展開を図ることが重要であり、「都市計画マスタープラン」の改訂作業においては、こうした国、県の施策と歩調 をあわせた施策の展開が円滑に図られるような視点、さらには防災、減災といった視点を持って取り組むこととする。 ○また今般の震災を踏まえ災害に強いまちづくりを進めるため、「木造住宅耐震診断促進事業」の一層の展開を図る。 ○扇町土地区画整理事業については、一箕小学校周辺地区の重点的な整備を継続して進めることとする。 ○こうした事業の展開とともに、都市計画法、建築基準法に基づく各制度を適切かつ適正に運用することにより、良好で秩序ある都市が形成さ れるものであるが、制度の運用にあたっては、より本市らしいまちづくり、地域活力の再生に向けたまちづくりへの寄与についても検討を進め ることとする。 3.事業費等の推移 年 度 ○都市計画マスタープラン改訂業務 地区懇談会やワークショップにより市民の意見を広く取り入れ、国の都市環境改善支援事業(エリアマネジメント支援事業)を活用しなが ら、長期総合計画や県が策定を予定している区域マスタープラン等に即した都市計画マスタープラン案を作成し、関係機関との協議、庁議、 パブリックコメント、都市計画審議会等を経て合併後の新たな都市計画マスタープランを策定する。 ○きめ細やかな都市計画制度の活用による計画的なまちづくりの推進 引き続き、地区計画を活用した都市計画の決定等により、地域の振興に資する計画的なまちづくりを推進する。 ○開発許可制度及び建築確認制度の適正な運用 引き続き、建築確認申請の事前調査の徹底、違反建築パトロールの的確な実施、開発許可や建築確認による適正な指導により、民間開発の 適正な誘導と違反建築物の防止を図り、良好な宅地水準の確保や、安全安心な居住環境の確保に努める。 ○木造住宅の耐震化の促進 東日本大震災の状況を踏まえ、木造住宅の耐震改修を支援する「木造住宅耐震診断促進事業」の一層の利用促進に努める。 ○扇町土地区画整理事業の推進 一箕小学校周辺地区は既存の市街化率が高い地域であり、狭隘道路が多く、区画道路等の整備率が低い現状にあることから、引き続き重点 的な整備を図ると共に、平成35年度までの事業完了に向け着実な事業進捗に努める。 ○国土調査事業の推進 資産価値や土地利用の需要の高い都市部(人口集中地区内の旧市街地)での事業化を図り、土地の有効利用によるまちづくりの促進と課税 の適正化を図る。 ○住居表示整備事業の推進 住居表示整備事業基本計画に基づき、第23次実施予定地区における「新町割り、新町名、街区割り」を決定する。 取組み改善の ○扇町土地区画整理事業については、平成22年度からの社会資本整備総合交付金事業を活用し、着実に事業を進める。 ○国土調査事業の都市部における事業化にあたっては、土地の資産価値や権利意識に留意しながら、法務局との連携のもと、事 視点 (他団体との 業を進めていく。 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○都市計画マスタープランの改訂については、県では、平成24年度を目途に新たな都市計画区域マスタープランの策定を進め ており、これに即した内容としていく必要がある。 ○国による地方の社会資本整備への支援については、平成22年度から「社会資本整備総合交付金」に移行している。また、「 地域の自主性を確立するための戦略的交付金(地域自主戦略交付金)」(仮称)については、平成24年度から市町村への導入 が検討されている。 事業費等 157 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-2-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 総合的な都市計画の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) うち 補 一般財源 助 事業費 ・人口減少社会や少子高齢社会の進行、 地球環境問題への対応、財政的制約、経 済のグローバル化など、都市を取巻く社 会経済情勢の大きな変化に対応した持続 可能な社会の構築や、地域主権の推進に 向け、国において都市計画制度の見直し が検討されている。 ・県では、新しい時代の変化に対応した 都市づくりの基本理念として「都市と田 園の共生」を掲げており、今後予定され る福島県復興ビジョンの策定など、東日 本大震災後の国、地域の動向を踏まえ、 平成24年度中を目途に新たな都市計画区 域マスタープランの策定を進めており、 これに即した対応が求められている。 ・中心市街地活性化に向けた今後の対応 など、都市の求心性や都市機能の集積が 求められるエリアにおける整合や調整を 図る必要がある。 住民の生活スタイルの多様化、本格的 な少子高齢社会などを踏まえ、都市の将 来像及び、地域の実状や市民ニーズに対 応した適切な都市計画の推進が求められ ている。 地区懇談会やワークショップにより市 民の意見を広く取り入れ、国の都市環境 改善支援事業(エリアマネジメント支援 事業)を活用しながら、第6次長期総合 計画や県が策定を予定している区域マス 変更なし タープラン等に即した都市計画マスター プラン案を作成し、関係機関との協議、 庁議、パブリックコメント、都市計画審 議会等を経て合併後の新たな都市計画マ スタープランを策定する。 8,000 都市計画法に基づいて実施される事業 であり、健康で文化的な都市生活と機能 的な都市活動の確保を図るために不可欠 変更なし であることから、今後とも適切に都市計 画を推進していく。 165 165 都市計画マスタープラン 建設部 1 継 続 改訂業務 都市計画課 2 継 続 都市計画の決定・変更 建設部 都市計画課 都市計画法に基づき、都市計画(土地利用 法 直 、都市施設、市街地開発)の決定・変更を行 定 営 う。 都市計画制度の活用(法 建設部 3 継 続 に基づく許認可) 都市計画課 都市計画法、駐車場法、その他関係法令に 法 直 基づく許認可の事務処理を行う。 定 営 適正な土地利用や建築物等の規制・誘 都市計画法に基づく許認可事務であり 導により、健全な都市としての機能や環 、今後とも適正に実施していく。 変更なし 境の維持増進が求められている。 0 建設部 4 継 続 地図の作成、販売、管理 都市計画課 直 都市計画図の作成、販売、管理を行う。 自 主 営 各種施策の基礎データとして活用され るとともに、都市計画情報の市民への提 供が図られる。 地図の管理運営については、都市計画 の基礎データとして、また、市民サービ 変更なし スとしても定着しているため、今後とも 、継続して実施する。 継 長期未着手都市計画道路 建設部 5 続 の検証 都市計画課 福島県長期未着手都市計画道路見直しガイ ドラインに基づき、本市の都市計画道路のう ち長期にわたり事業が着手されていない路線 自 直 について、まちづくりにおける必要性、道路 主 営 機能上の必要性、道路網としての必要性の観 点から総合的な検証を行う。 人口減少社会や少子高齢社会の進行、 地球環境問題への対応など都市を取り巻 く社会経済情勢の大きな変化に対応し、 人と車が共生し、歩いて暮らせるまちづ くりに向けて、本市の特性を踏まえた持 続可能な都市構造の再構築を図る必要が ある。 継 まちづくりを推進する条 建設部 6 続 例の制定 都市計画課 まちづくり(都市づくり)に関する様々な ルールについて、市民参加のあり方、開発行 自 直 為の基準のあり方、建築行為のあり方、緑地 主 営 のあり方等について、条例(自主、委任)で 定める。 新市の都市計画マスタープランにおけ るまちづくりの方向性との整合を踏まえ 、法的措置(条例制定)による規制、誘 導のあり方や手法も含めた条例の方向性 、条例策定過程における住民参加のあり 方、意見の反映手法等を検討する必要が ある。 5-2-1-2 施 策 名 土地の適正利用の促進 4,000 国 19,542 165 165 2,932 0 0 0 1,955 186 -164 186 -164 245 地域レベルでの更なる検証が必要な路 線について地域との合意形成を図るとと もに、県などの関係機関との協議を行い ながら検証結果としての見直し計画の素 案の作成を行い、パブリックコメント等 変更なし を経て、条件整理が整った路線毎に都市 計画法に基づく変更等の手続きを進める 。 0 0 0 0 2,932 都市計画法の適正な運用を担保し、本 市の特色を活かしたまちづくりの推進に 必要であることから、引き続き検討を行 変更なし っていく。 0 0 0 0 489 平成15年度に県の事務委任により開発 現行の法令による開発許可の技術基準 美しく住みやすい快適で安全で安心し 許可に係る全ての権限を受諾し、これを 運用することにより都市の健全な発展と のみの運用では、一部不都合が認められ て暮らせるまちづくりを推進する。 秩序ある整備を図り、当市のまちづくり ることから、現在県において基準の見直 しを始めている。 に寄与していくものである。 建設部 都市計画課 確認申請の受付、審査及び確認済証の交付 法 直 。中間、完了検査申請の受付、検査及び検査 定 営 済証の交付等 建築確認業務については、民間の指定 確認検査機関に移行している。 また、平成22年6月に施行された建築 確認手続きの運用改善(第一弾)により 、確認審査の迅速化が図られつつあるも のの、手続きの簡素化等については、よ り一層の円滑化を図るため建築確認手続 等の運用改善(第二弾)により改正省令 が平成23年5月に施行された。さらに、 県内の特定行政庁は「福島県建築行政マ ネジメント計画」を策定し、計画に基づ く建築行政の取組みを行うこととした。 継 建築確認申請前調査(都 建設部 3 続 市計画法施行規則60条証 都市計画課 明) 建築基準法による建築確認を要する事項に ついて、規則60条により都市計画法の開発行 法 直 為等の土地利用と適合しているのかどうかの 定 営 証明をすることにより、適正かつ合理的な土 地利用を促進するものである。 市行政区域内の適正かつ合理的な建築 土地利用の整合性を調査し、証明する ことにより、適正な土地利用の促進に寄 変更なし 確認と適正な土地利用を促進する。 与する。 継 2 続 建築確認に要する経費 建設部 都市計画課 4,300 国 8,000 今後の方針 適正な土地利用と建築物の規制・誘導により、都市の健全な発展と、安全安心で快適な都市機能や都市環境の維持増進を図る。 開発許可制度に従い、開発に関する事前協 議、32条協議、開発許可、完了検査、検査済 法 直 証の交付、完了公告、公共施設の帰属及び開 定 営 発登録簿等の台帳整備。 1 継 続 開発許可に関する業務 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 合併後の本市の新たな都市の将来像を市民協働により構築し、本市の特色を活かした持続可能な都市づくりを計画的に推進する。 平成16年3月に策定した都市計画マスター プランについて、第6次長期総合計画、国土 利用計画、県の都市計画区域マスタープラン 等の内容に即しながら、「北会津地域」及び 法 一 「河東地域」を加えた合併後の新たな枠組み 定 部 委 において見直しを行い、新市としての一体的 託 な都市づくりや都市基盤の基本方針として、 新たな都市の将来像と都市計画の目標を市民 協働により改訂する。 施策№ (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 建築確認については、民間の指定確認 検査機関に移行してるが、違反建築物を 未然に防ぐ観点から 確認申請の事前調 査の徹底を図る。 県内の特定行政庁は「福島県建築行政 マネジメント計画」を策定し、計画に基 づく建築行政の取組みを行うこととした 。 158 「福島県建築行政マネジメント計画」 により、県内の指定確認検査機関、指定 構造計算適合性判定機関、消防署等の関 係機関と連携し計画の実施に努める。 20 -1,808 20 -1,808 11,745 742 -3,486 800 -3,200 4,397 0 -24 0 -24 978 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 継 耐震改修促進計画の策定 建設部 4 続 ・実施 都市計画課 耐震改修促進法に基づき、平成19年1月に 策定された「福島県耐震改修促進計画」を踏 法 直 まえて、地域の状況を勘案し、建築物の耐震 定 営 診断及び耐震改修の促進を図るための計画を 策定する。 既存建築物の耐震性の向上を図ること により、地震に対して安全な建築物とな り、地震による被害を最小限に食い止め るとともに緊急輸送道路や避難路の確保 ができる。また、早期の復旧、復興にも 繋がる。平成20年に「会津若松市耐震 改修促進計画」を策定し、計画に基づき 木造住宅耐震診断促進事業に取り組んで いる。 継 5 続 土地利用規制対策 建設部 都市計画課 県からの委任により、一定規模以上の土地 法 直 売買等届出の受理及び県への進達、遊休土地 定 営 調査の実施についての事務処理。 適正かつ合理的な地価水準と適正な土 土地取引の届出制の実施により、適正 地利用を促進する。また、遊休土地の積 な地価水準の形成と適正な土地利用を推 変更なし 極的利活用を図る。 進する。 建設部 都市計画課 建築基準法第42条第1項第4号若しくは第5 号、第2項若しくは第4項又は第68条の7第1項 法 直 の規定による指定された道路について、既存 定 営 台帳の調査、現地調査を踏まえ新「指定道路 図」、「指定道路調書」を作成する。 平成19年6月の建築基準法施行規則 改正により、指定道路台帳の整備につい て特定行政庁に義務化されたが、平成2 0年4月の再改正により義務化が撤廃さ れた。今後、県内各行政庁の進捗状況を 見ながら内部での整備作業を進めるもの とする。 県内各行政庁の進捗状況を見ながら、 今後とも、指定道路の「指定道路図」、 「指定道路調書」調製、整備作業を内部 で進めるものとする。 一 後退用地を市が買取り、または寄附してい 自 部 ただき、法に適合するような4メートルの道 主 委 路に拡幅整備する。 託 一つの路線の全ての宅地に建築行為が 行われないと4m道路の確保ができず機 能が発揮しづらいが、将来的に安全で快 適な街づくりを行ううえでは長期的に事 業を継続する必要がある。 平成15年度より、後退用地の保存登 記について外部委託していたものを内部 事務作業とし経費節減を図ってきた。平 成18年度は、不動産登記法が改正され 分筆登記が全筆測量となり委託費が増大 した。今後においては、迅速な事務処理 を検討し進めると共に、過年度ストック 分の処理を計画的に進める。 事務事業名 担当部課名 継 6 続 指定道路台帳の整備 継 7 続 みなし道路整備事業 施策№ 5-2-1-3 建設部 都市計画課 施 策 名 土地区画整理事業の推進 1 継 続 扇町土地区画整理事業 建設部 区画整理課 建設部 2 継 続 五月町土地区画整理事業 区画整理課 施策№ 5-2-1-4 1 継 続 国土調査事業 事業の概要 200 1,955 208 7 208 7 1,955 平成24年度以降、道路情報登録閲覧シ ステム(ハード)の導入を検討するもの とする。また、今後、台帳の精度の観点 から道路測量調査委託費の可能性が見込 まれる。 0 0 1,500 1,500 4,397 過年度ストック分の中には、セットバ ック部に支障物があるものや、抵当権解 除に支障のあるもの等があり、これらの 処理方法を検討する。 3,700 3,700 5,000 5,000 3,909 今後の方針 扇町地区については、平成21年度の事業計画の変更により、事業期間を平成35年度までとしたところであり、五月町については平成23年度までとなって いる。 民間活力を生かした組合施行の土地区画整 理事業 法 直 施行面積9.7ha(主な公共施設整備:都市計画 定 営 道路531.3m、区画道路2,225.0m) 現在の経済情勢の中で民間活力を生か した組合区画整理によるまちづくりは、 健全な市街地の造成に有効であり、市民 の住宅・宅地需要に対して充分に貢献し ている。また、公共施設が整備されるこ とで地区外の市民にも受益がある。 なお、事業の終了時期にあることから 、事業のあり方や手法については、現行 によるものである。 施 策 名 住居表示整備事業の推進 市民部 市民課 650 事業完了に向けた庶務事務が残事業と なっていることから平成23年度まで事業 期間を延長したものであるが、東日本大 震災の影響により事務処理が遅れている 。市として事業の完了に向けた継続した 指導を行う。 法定外公共物(赤道・水路等)の財産管理 法 直 、占用許可や工事施行承認等を行う。 定 営 平成21年2月に改定した市住居表示整備 事業基本計画に基づき、住居表示に関する法 法 一 律に即した分かりやすい住居表示整備の実施 定 部 委 、住居表示台帳の整備及び街区表示板等の維 託 持管理を行う。 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 200 事業費ベースでの進捗率は、約99%と 高く事業完了に向けた庶務事務が残事業 となっている。近年の土地価格の低迷に より保留地処分金が減額し事業費の不足 が見られるが、組合において事務費の圧 縮による対応に努めている。 さらに東日本大震災により基準点の移 動があり、これに対しての関係庁におけ る方針の決定に時間を必要とし、完了事 務が遅れている。 一 国県の補助の下、課税の適正化・土地の有 法 部 効利用を進める。 定 委 託 (参考) 次年度事業費見込(千円) 650 国庫補助金や保留地処分金、市単独費 等の財源確保と、より一層のコスト縮減 1,519,093 に努め、平成21年度に変更した事業計 画に沿って、事業を推進する。 法定外公共物管理事務事 建設部 3 継 続 業 道路維持課 1 継 続 住居表示整備事業 うち 補 一般財源 助 事業費 土地区画整理 施行面積107.3ha(主な公共 施設整備:都市計画道路5,250.2m、区画道路 17,884.8m、公園12箇所) 総合的かつ計画的 法 直 な都市づくりを推進するため、市施行による 定 営 区画整理方式により都市計画道路等の公共施 設とあわせて宅地までを一体的に整備する。 国土交通省により地籍整備の推進を図るこ 法 直 とを目的として、平成17~18年度に設置され 定 営 た街区基準点を適正に維持管理する。 5-2-1-5 平成20年度より、耐震改修促進計画 平成20年度住宅土地統計調査の結果 に基づき木造住宅耐震診断促進事業に取 が公表されたことから、耐震化率の検証 り組んでいることから、今後も、同事業 を行う。 を継続する。 平成23年度予算(千円) 本市の市街地の玄関口におけるまちづ くりの手法としてその有効性は変わるも のでなく、依然大きな役割を担っている 。 平成23年3月末現在、事業費ベースで 83.4%の進捗にあり平成35年度事業完 了に向け着実な整備を進めていく。 地区内の都市計画道路5路線は供用開 始を行なったが、区画道路や街区整備が 残っていることから財源の確保に努め事 業を推進する。 継 農政部 2 続 街区基準点維持管理事業 農林課 施策№ 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) ・本事業は、区域内全ての権利者から減 歩という形で個々の宅地の受益の度合い に応じ、公平に土地の提供をいただき、 道路や公園等の公共施設用地や整備費に 充て事業を行うものである。 ・都市計画道路亀賀門田線外4路線の供 用開始による交通ネットワークの整備と 、面整備により安全で良好な市街地の形 成が着実に進展している。 ・平成23年3月末現在、事業費ベースで は83.4%の進捗にあるが、平成35年度 事業完了に向け引き続き着実な事業進捗 が求められる。 施 策 名 土地の有効利用の促進 農政部 農林課 今後の方針 (事業期間を含む) 986,393 1,521,816 969,716 111,374 0 0 0 1,804 国 2,519 ・ 県 27,058 0 今後の方針 土地の適正な管理や円滑なまちづくりを推進するため、都市部において事業化を継続する。 今後、市街地内での調査となり、図面 東日本大震災のために遅延しているが 事業を進めるにあたりトラブルが発生 等も複雑で、現地立会いには十分時間を 、第六次十箇年計画に基づき、計画的に しないように、地権者等と十分に調整し かける必要があり、調査期間も長期にな 実施していく。 ながら進めていく。 る事が考えられる。 街区基準点を適正に維持管理すること により、市街地域の地籍整備の状況を改 善。 (平成23年3月11日に発生した東北 地方太平洋沖地震のため、街区基準点の 成果が使用できない状況にあるが、国土 地理院より地殻変動補正パラメータの発 表後、成果の補正を行なう必要が生じる 。) 法定外公共物はこれまで国有財産法に より、国(県)が管理を行ってきたが、 平成12年の地方分権一括法の施行に伴い 、各自治体が国から譲与を受け管理する ことになった。 5,242 国 2,519 ・ 県 5,242 街区基準点を適正に維持管理すること により、市街地域の地籍整備の状況を改 善し、都市開発事業や公共事業の円滑化 変更なし ・迅速化及び安心のできる土地取引に寄 与する。 300 300 300 300 602 平成16年度で譲与事務が完了したとこ ろであるが、地域の公共物であり、その 占用等については公平適正な管理事務が 変更なし 必要であるため、財産の管理課として維 持管理していくものとする。 194 194 194 194 5,412 3,500 3,500 9,771 今後の方針 平成21年2月に改定した住居表示整備事業基本計画に基づき、実施要件が整備された地区から順次事業を進める。 実施にあたっては、関連する複数の電 算システムの処理が必要であることから 、その予算の確保が課題となっている。 今後は、実施要件が整備された地区か ら順次事業を進める。 第23次住居表示整備事業を平成24年度 変更なし 、平成25年度の2カ年で実施していく。 159 1,283 1,283 160 平成23年度施策評価票 施策№ 5-2-2 基本施策名 魅力ある景観を創造する 主管部課名 (政策名) 快適な都市空間が形成されたまちをつくる 関連部課名 建設部都市計画課 4.基本施策の評価 建設部道路建設課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民、事業者、行政が協力し一体となって、良好な景観の形成をめざします。 ○景観を構成する要素は多岐にわたっており、全体的な調和に配慮しながら、点から線、線から面へと築く長期的な視点で ① 目標 景観の形成を推進します。 (長期総合計画に ○先人から受け継いできた本市の歴史、文化、地域の特性をいかし、市街地景観、歴史的景観、自然景観の3つを柱に、魅 おける基本施策 力ある都市景観を創出します。 の目標) ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○景観協定の認定地区数は、目標に向け推移しているところであるが、昨今の経済状況等から、協定地区内の修景については、 順調に進んでいない状況も見受けられる。 ○歴史的景観指定建造物指定件数、自然景観指定緑地の指定件数は、目標値を達成している。 成果指標推移 ○良好な景観を形成するため、基本指針に沿って、総合的かつ計画的な景観形成を推進します。 ○市民一人ひとりの取組みを促すため、あらゆる機会を通じて景観形成の普及・啓発、情報の提供を行い、息の長い市民運 動として景観づくりを推進します。 ○「私たちのまちをみんなで育てる」という意識のもとで、景観協定を活用した住民主体のまちなみづくりを支援します。 ○景観形成の先導的な役割を果たす公共施設の景観に配慮した整備を行うとともに、民間建築物や屋外広告物等の適切な誘 導を図ります。 ○地区のまちづくりの象徴となる歴史的建造物や貴重な緑の保存・活用を図ります。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○「まもり、つくり、そだてる」という理念のもと、本市らしい魅力ある景観を創造することは、個性ある快適な都市空間 の形成のための重要な施策である。こうした中で、地域の住民が主体となり地域にふさわしい景観の形成を目指す「景観協 定」については制度運用以降、締結地区の拡大が図られてきており、また、歴史的景観指定建造物、自然景観指定緑地の指 定件数も目標値を達成している状況で、施策目標の達成に向け制度運用がなされてきている。 ○一方で、昨今の経済状況等から、協定地区内の修景が進まない状況や歴史的に貴重な建造物の取り壊しなども見られると ころであり、引き続き社会資本整備総合交付金等を活用しながら修景を支援するとともに、歴史的な建造物については、そ の利用について斡旋するなどの支援策についても検討を進めることとする。 ○また景観行政団体への移行を受け、現行条例における制度を景観法に基づく法的根拠のある制度としてより効果的に運用 し、さらなる景観施策の推進を図るため、その基本となる景観法による「景観計画」策定の検討を進めることとする。その 際においては、地域に根ざした建築物等を例としたデザインや色彩の提案を行うなど、本市らしい景観に対する意識を喚起 し、市民や企業等の理解と協力のもと施策が推進できるような内容を検討するものとする。 ○さらに、会津まちなか灯篭整備事業については、地域の景観形成におけるキーワードとなるものであり、設置する地域特 性を十分踏まえながら取組を進めることとする。 ・景観形成事業(景観法活用の制度改正、景観計画の策定等) ・景観形成事業(景観形成PR・表彰事業) ・景観形成事業(景観協定地区支援事業) ・会津まちなか灯篭整備事業 ・景観形成事業(大規模建築物等への助言、指導) ・屋外広告物対策事業(屋外広告物の規制・誘導) ・景観形成事業(歴史的景観指定建造物の指定) ・景観形成事業(自然景観指定緑地の指定) ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 法・制度の 変化 ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 景観協定地区の認定地区数 ⑴ 景観協定地区の認定地区数 ⑵ 歴史的景観指定建造物指定件数 ⑵ 歴史的景観指定建造物指定件数 成果指標名 計算式等 ⑶ 自然景観指定緑地の指定件数 ⑶ 自然景観指定緑地の指定件数 ⑷ ⑷ 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 12地区 12地区 13地区 15地区 12地区 - - - 34件 34件 34件 34件 (計画の当初:33件) 34件 - 32件 32件 32件 32件 32件 - - - ⑵ ※平成21年度に最終目標値を上回ったため 最終目標値を変更 特に必要とされ る事務事業 ⑶ 5.最終評価 ⑷ - - (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 43,235 23,323 21,309 5,453 26,462 ○景観形成事業(景観法活用の制度改正、景観計画の策定等) ○景観形成事業(景観形成PR・表彰事業) ○景観形成事業(景観協定支援事業) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○「まもり、つくり、そだてる」という理念のもと、本市らしい魅力ある景観を創造することは、個性ある快適な都市空間の形成のための重要 な施策である。また今般の東日本大震災さらには原子力発電所事故に伴う風評により、本市への来訪者が減少するなかで、震災前にも増した魅 力あるまちづくりを進める必要がある。 ○特に東日本大震災に伴う歴史的景観指定建造物の棄損修繕等に関しては、引き続き景観助成制度の活用を図るとともに、歴史的な建造物の活 用を促進する施策についても更なる検討を進めることとする。 ○また、鶴ケ城を中心とする景観形成地区のあり方については、外部評価にもあるように、城下町らしさを主とした地域づくりに、「快適な都 市空間との調和」といった視点を加え、景観法への移行を図る中で、引き続き検討を進めることとする。 ○なお、外部評価では「景観形成計画等を策定しなければ景観法の成立や本市が景観行政団体となったことが活かせない」といった意見があっ たところであり、これまでの景観条例の制度を法的根拠のある制度としてより効果的に運用するため、その基本となる「景観計画」(色彩計画 等)の策定を進めることとする。 ○今後とも住民主体による地域資源を活かした景観形成、まちづくりを進めるとともに、景観形成の市民意識を高めるため、景観協定地区の増 加に努めることとする。 - 3.事業費等の推移 年 度 ○平成17年6月に全面施行された景観法に基づく景観行政団体となったことを受け、景観法を活用した景観施策への移行を段階 的に進める。また、この中で、景観条例の一部改正や景観計画の策定、市独自の屋外広告物条例の制定等に向けた取り組みを図 る。 ○景観啓発事業を展開し、市民の景観に対する意識の高揚と景観法活用に向けた意識の醸成を図る。 ○住民主体のまちづくりを広め、地域に相応しい景観を形成していくため、景観協定地区の認定を進め、修景の助成等の支援を 行っていく。 ○東日本大大震災に伴う歴史的景観指定建造物の棄損修繕等に関しては、引き続き景観助成制度を活用の活用を図る。 ○法委任条例への移行により、現状において課題となっている点について解決に向けた取り組みを進める。 取組み改善の ①大規模行為の届出制度については、法を根拠とした指導により指導力の向上を図る。 視点 ②歴史的景観指定建造物については、法制度の活用により景観重要建造物として位置づけ、法により保存を担保する。 (他団体との また、維持管理を行う民間組織(景観整備機構)を指定することにより、保存に向けた所有者の負担軽減を図る。 連携・補助事業 ○歴史的景観指定建造物や自然景観指定緑地について更に情報発信を行うことで広く周知を図り、公開性を高めその活用に繋げ の活用・補助金 ていく。 の適性化等) ○「美しい会津若松景観助成金」については、昨年に引き続き、社会資本整備総合交付金対象事業の活用を図る。 ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○人口減少社会や少子高齢社会の進行、長引く地域経済の低迷、中心市街地における大型小売店舗の撤退など、地域活力の低下 が危惧されている。こうした中で、他の地域活性化の施策とともに、長期的な視点に立ち、個性と魅力ある景観形成に取り組む ことで、地域活力の維持再生を図り、次の世代に受け継いでいくことが望まれる。 ○東日本大震災によるき損により、歴史的景観指定・登録建造物の解体が危惧されている。 ○平成17年6月に景観法が施行されたことを受け、本市は平成21年3月31日付けで景観行政団体に移行した。 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) 年 度 ○景観形成については、景観条例に基づく各種施策やPR事業等により取り組みを進めているところであり、一定の成果も現れ てきているところである。今後、さらに本市らしい魅力ある景観を創造するためには、一層の市民意識の醸成を図るとともに、 景観法に基づく各種制度への移行等により、より担保性のある助言や支援について検討を進める必要がある。 ○また、歴史的景観指定建造物や自然景観指定緑地については、保存とともに、公開性を高めていくことが課題となっている。 事業費等 161 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-2-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 市民参加による景観形成の推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 個性的で魅力ある会津若松市らしい良 好な景観形成のために、法を活用した景 観条例への移行、法に基づく景観計画策 定、市独自の屋外広告物条例の制定をし ていく。 1,155 1,155 5,945 景観への意識づくりを目的に市内の小 ・中学生を対象とした「大好きな会津絵 画コンクール」については、年々応募数 が増加している状況にある。 法活用を契機に、市民の景観形成への 意識の高揚を図るとともに、自主的・主 体的な取り組みを促進し、個性的で魅力 ある会津若松らしい景観形成のために、 本事業を継続して推進していく。また、 景観法で位置づけられている景観整備機 構の活用についても検討していく。 法を活用した新たな景観施策に向けて 、更なる市民意識の高揚と法活用に向け た意識の醸成のため、景観フォーラム・ 景観探索会等の景観啓発事業についても 実施していく。 688 688 930 景観協定は、地区景観形成の先導的・ 先進的取り組みとして重要な役割を果た しており、住民主体のまちづくりが広ま り、また、協定区域内の建物の修景も徐 々に点から線、線から面へと進みつつあ り、魅力ある都市景観の形成が期待され るが、現状は不景気のあおりをうけ、な かなか進捗が進まない状況にある。 本市の地区景観形成の根幹となる事業 であり、住民主体のまちづくりを広め、 地域に相応しい景観を形成するため、今 後も継続していく。 住民主体のまちづくりを広め、地域に 相応しい景観を形成するため、住民の連 帯感の醸成と活性化を図っていくことが 重要であるので、修景の助成などについ て必要に応じて説明会等を実施していく 。 0 0 9,880 景観形成地区の取扱いについての方向 性を見出す必要性、歴史的景観指定建造 物の解体の恐れ、大規模行為の届出制度 における指導力不足が大きな課題である 。 景観形成事業(景観形成 建設部 2 継 続 PR・表彰事業) 都市計画課 ・個性的で魅力ある会津若松らしい景観創造 に向け、市民一人ひとりの取組を促すため、 様々な機会を通じて景観形成の重要性につい て普及・啓発、情報の提供を行い息の長い市 民運動として景観づくりを推進する。 自 直 ・現在、景観法を活用した新たな景観施策に 主 営 向けて、更なる市民意識の高揚と景観法活用 に向けた意識の醸成のため、景観フォーラム ・景観探索会等の景観啓発事業についても実 施する。 継 景観形成事業(景観協定 建設部 3 続 支援事業) 都市計画課 景観形成のため協定を締結し個性あるまち づくりを進めようとする方々を「景観協定区 域」として認定し、区域内の建築物等の修景 自 直 や活動費(3年度限度)に対する助成等の支 主 営 援をする。なお、景観法における「景観協定 」制度への移行の必要性等についても検討し ていく。 施 策 名 市街地景観の形成 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 景観行政団体へ移行したことを受け、 法を活用した景観条例への移行や、独自 の屋外広告物条例の制定を早急に行う必 要が生じている。また、法的根拠を持つ ことにより、本市の景観形成の目標、方 針とともに、建築物等の形態、色彩、意 匠等の基準やガイドラインを明確に定め た法に基づく景観計画を策定し、景観形 成の誘導を図る必要がある。また、こう した取り組みの中で、景観形成地区の指 定のあり方についても見直しを図ってい く。 景観形成事業(景観法活 建設部 1 継 続 用の制度改正、景観計画 都市計画課 の策定等) 5-2-2-2 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 景観形成地区の指定制度の取扱いについての方向性を見出し、法的根拠を持つ景観条例への移行や景観計画の策定をしていく。 ・平成17年6月に全面施行された景観法に基 づく景観行政団体へ移行したことを受け、法 を活用した新たな景観施策のあり方について 検討を進める。 ・法を活用した景観条例の一部改正、景観計 自 直 画の策定、市独自の屋外広告物条例の制定等 主 営 に向けた取組を進める。 ・併せて、景観啓発事業を展開し、市民の景 観に対する意識の高揚と法活用に向けた意識 の醸成を図る。 施策№ 今後の方針 (事業期間を含む) 平成21年度から平成23年度に実施した 事業実施にあたっては、まちなみ環境 マイロード周辺(市道若3-234号線、若 3-227号線)の整備で一時、終了する。 変更なし 整備事業等の補助事業を導入する。 整備した箇所の検証を行い、今後の方針 を検討していく。 景観形成事業(大規模建 建設部 2 継 続 築物等への助言、指導) 都市計画課 一定規模以上の建築物、工作物や土地の区 画形質の変更等の行為に対し、景観的な助言 、指導を行う。なお、景観法活用の中で、景 自 直 観法による「一定の行為の届出制度」への移 主 営 行も含めた見直し等を行っている。 現行条例は法的根拠に乏しいため、大 規模建築物等への助言・指導について強 制することができない。条例の理念より も法的根拠に争点を置く企業が急増して いるため、例えば、色彩において、企業 カラーと称した全国一律の色を使う計画 があり、その色が周辺景観に対して悪影 響の色であると判断し、色を変えるよう 指導した場合、企業から法的に不可能な のかと問われれば可能であるといわざる を得ない状況にある。 景観形成に大きな影響を与える大規模 建築物等については、適正な誘導が不可 欠であり、景観法活用の、より実効性の 高い制度にして今後も継続していく。 法活用の景観条例の改正で大規模行為 の届出制度を定め、景観計画の策定で大 規模行為景観形成基準の検証をしていく ことにより、良好な景観の形成を図って いく。 0 0 500 屋外広告物対策事業(屋 建設部 3 継 続 外広告物の規制・誘導) 都市計画課 福島県屋外広告物条例により、屋外広告物 を規制する。また、景観行政団体に移行した ことにより本市独自の屋外広告物条例の制定 自 直 が可能となったことから、景観行政と連携し 主 営 た屋外広告物行政を推進し会津若松らしい景 観を形成するため、独自条例の制定について 検討を進める。 平成21年3月31日付けで景観行政団体 に移行したが、現状として、県屋外広告 物条例に準じて規制している物件がある ため、早急に市独自の屋外広告物条例を 制定する必要がある。 屋外広告物は景観に与える影響が大き いことから、会津若松らしい景観に調和 した屋外広告物を誘導するため、本市の 景観行政と連携した独自の屋外広告物条 例の制定について、検討していく。 法を活用し、景観重要地区等の規制強 化、都市機能充実を図る地区の規制緩和 等を加味した市独自の屋外広告物条例を 制定する。また、屋外広告物の規制エリ アの色分けや指針作成、景観に配慮した 屋外広告物へ誘導するための仕組みづく りについて具体的指針などの屋外広告物 規制基準の策定もあわせて行っていく。 244 -4,414 342 施策№ 5-2-2-3 施 策 名 歴史的景観の形成 景観形成事業(歴史的景 建設部 1 継 続 観指定建造物の指定) 都市計画課 施策№ 5-2-2-4 歴史的・文化的に価値が高く、本市のまち 並み景観を形成する上で重要な役割を果たす 建造物を指定し、保存・活用を図る。 また、指定された建造物等の維持修繕に対 自 直 し、経費の一部助成等の支援を行う。なお、 主 営 景観法活用を検討する中で、景観法における 「景観重要建造物」制度への移行も含めた制 度の見直し等を行う。 施 策 名 自然景観の形成 景観形成事業(自然景観 建設部 1 継 続 指定緑地の指定) 都市計画課 本市の景観形成上重要な樹木、巨木や樹林 、緑地等を指定し、その保存を図る。また、 指定された緑地等の維持管理に対し、経費の 法 直 一部助成等の支援を行う。なお、景観法活用 定 営 の中で、景観法における「景観重要樹木」制 度への移行も含めた制度の見直し等を行う。 9,771 930 978 4,940 国 978 0 76 今後の方針 景観法を活用し、より実行性の高い制度への見直しを行い、市独自の屋外広告物条例を制定していく。 歩道上や歩道に面する公共空間を利用し、 左官業の伝統的な技術を活用した城下町らし い灯篭の外観でデザインした道路照明の「会 津まちなか灯篭」を整備することにより、会 自 直 津若松らしさを演出し、市街地の景観形成に 主 営 向けた本市の先導的役割を果たすとともに、 夜間の歩行者の安全確保及び防犯性の向上を 図る。 会津まちなか灯篭整備事 建設部 1 継 続 業 道路建設課 3,550 国 7,000 400 国 0 250 国 -6,179 1,955 8,794 今後の方針 景観法における「景観重要建造物」制度への移行も含めた制度の見直し等を行っていく。 景観形成上重要な歴史的建造物等の保 存と活用を図ることは、本市の魅力ある 歴史的景観の創出には不可欠であるが、 維持管理費がかさむため、経済状況等に より解体の対象になりやすい。 法を活用した条例へ移行し、景観法に 基づく景観重要建造物の指定制度を活用 していく。保存・活用に関する業務は、 景観整備機構の活用についても検討して いく。 法に基づく景観重要建造物の指定制度 を活用することにより、法的に景観行政 団体の長の許可なく当該物件の増改築、 解体等の変更行為を行うことはできなく なるため、解体等の計画を法的に事前に 把握することができ、防衛策を講じるこ とができる。 33,936 25,282 国 3,500 1,750 国 1,955 212 1,955 今後の方針 景観法における「景観重要樹木」制度への移行も含めた制度の見直し等を行っていく。 景観形成上重要な緑地等の保存を図る ことは、本市の魅力ある自然景観の創造 には重要であるが、樹木の高齢化のため に維持管理についての専門的な知識や処 理が必要になってきている。 法を活用した条例へ移行し、景観法に 基づく景観重要樹木の指定制度を活用し ていく。維持管理に関する業務は、景観 整備機構の活用についても検討していく 。 162 自然景観の保存は、緑があふれ潤いを 感じる景観形成の推進に寄与するもので あり継続すべきものであるが、景観法を 活用した景観施策の見直しの中で、より 実効性の高い制度となるよう検討してい く。 212 212 212 平成23年度施策評価票 施策№ 5-3-1 基本施策名 総合的な道路網を整備する 主管部課名 (政策名) 都市交通対策が進んだまちをつくる 関連部課名 建設部道路建設課 4.基本施策の評価 建設部都市計画課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○緊急医療体制の確立や、自然災害時の安全性を確保するため、地域高規格道路の早期整備を促進します。 ○城下町としての歴史的景観に配慮した市街地の道路の整備を推進するとともに、通過交通の排除を進め、都市の利便性向 ① 目標 上を図ります。 (長期総合計画に ○高齢者や障がいのある方も安全安心に通行することが可能で、地球環境にも配慮した自転車歩行者道の整備や、雨水の地 おける基本施策 下還元を積極的に進めます。 の目標) ○都市計画道路及び幹線市道の整備率は、現在の進捗状況では平成28年度の最終目標の達成は難しい状況にあることから、コス ト削減と効率的な施工に努めながら、さらなる整備を推進していく必要がある。 ○生活道路の整備率については、平成23年度には最終目標値を超える見込みであるが、各地区から舗装・拡幅について多くの要 成果指標推移 望がなされていることから、今後も緊急度に応じて計画的に整備を進めていく必要がある。 ○関係機関・団体と連携して、高速・高規格道路ネットワークの構築を図ります。 ○市街地内の環状線や幹線道路の整備により、市街地における通過交通の排除を進め交通混雑の解消を図ります。 ② 目標達成の ○市民生活に密着した生活道路の整備により、生活環境の向上及び交通安全の確保を図ります。 ための方針 ○誰もが安全で安心に通行できる歩道を整備します。 (長期総合計画に ○幹線道路や歩道の整備に際しては、地球環境に配慮し雨水の地下還元を積極的に推進します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○同盟会等で要望している国県の事業については、すでに着手済みの路線や区間は概ね着実な進捗が図られているが、新規未着 手分については事業化が遅れている。 ○生活道路の整備については、国の緊急経済対策等により実績を確保できているが、都市計画道路や幹線市道などの国庫補助事 事業進捗 業については、補助金や交付金の削減等により事業の進度が鈍くなっている。 (前年度最終 ○今後の道路整備にあたっては、こうした厳しい財政状況を踏まえ、これまで以上に、整備の内容について必要性を十分精査す 評価に係る取 るとともに、コスト削減を図っていく必要がある。 組みを含む) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○道路網の整備は人々の安全な移動の確保、地域間交流の促進と連携の強化、移動時間の短縮、災害時等における避難ある いは物資の移動、緊急車両の円滑な交通など、果たす役割は多く、市民生活に欠くことのできない施策である。 ○また近年においては、ユニバーサルデザインの考えのもと、より安全な歩行空間の確保や環境面からの自転車の利用への 対応など、新たな道路整備に対するニーズも発生してきており、引き続き、財政状況を十分踏まえながら、限られた財源の 中で市民満足度の高い整備が行われるよう、交付金事業の活用や事業手法等を十分に精査しながら取組むものとする。 ○こうした中で、都市計画道路については、特に合併特例事業を中心に事業を進めてきているところであり、「会津若松駅 中町線」については、適切な経費で最大の効果が得られるよう、整備手法等を十分検討しながら取組を進めることとする。 ○さらに幹線市道については、引き続き市道幹Ⅰ-6号線の早期整備に向け重点的に事業を進めることとする。 ○また、これまでの取組により、安全で安心な歩道の整備に効果をあげてきた「ひとにやさしいみちづくり歩道整備事業」 については、継続して取組を進めることとし、環境的な側面、安全な自転車交通の確保といった観点から、自転車交通のネ ットワーク化についても検討を図っていくこととする。 ・高速道路や国県道などの整備促進に向けた要望活動 ・都市計画道路や幹線市道の整備推進 ・市民の生活道路(3級・4級市道)の舗装整備 ・歩道や自転車歩行者道の整備 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ⑴ 整備済延長/都市計画決定延長 ⑵ 幹線市道の整備率 ⑵ Ⅰ・Ⅱ級市道整備済延長/Ⅰ・Ⅱ級市道認定延 長 成果指標名 計算式等 ⑶ 生活道路の整備率 ⑶ 3・4級市道整備済延長/3・4級市道認定延 長 ⑷ 歩道整備による安心感割合 ⑷ 安心と感じる人/アンケート回答者数 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 61.0% 61.0% 61.4% 70.0% 60.8% - - - 91.4% 91.4% 91.5% 97.0% 91.3% - - - 59.9% 60.1% 60.3% 60.0% 59.9% - - - - - - 70.0% (※平成17年度 60.0%) - - - 重点的に 取組む内容 ⑵ ①都市計画道路藤室鍛冶屋敷線 未整備区間の用地補償と段階的な整備改良を進め、事業効果の早期発現に努めていく。 ②都市計画道路会津若松駅中町線 工事着手へ向け、まちなみ環境整備事業の基本計画に基づいた詳細設計と、関係機関との整備スケジュールの調整を実施して いく。 特に必要とされ ③市道幹Ⅰ-6号線道路整備 平成26年度完成へ向け用地補償と踏切拡幅工事を行う。 る事務事業 ④市道幹Ⅰ-22号線道路整備 通学路としての安全確保のため道路整備を行う。 ⑤市道幹Ⅰ-32号線道路整備 平成26年度完成へ向け整備を進めていく。 ⑥ひとにやさしいみちづくり歩道整備事業 市内の歩道のバリアフリー化を推進するため、継続して計画的に事業を進める。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 478,744 17,894 515,666 19,116 28,357 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○道路網の整備は人々の安全な移動の確保、地域間交流の促進と連携の強化、移動時間の短縮、災害時等における避難あるいは物資の移動、緊 急車両の円滑な交通など、果たす役割は多く、市民生活に欠くことのできない施策である。 ○そのため、都市計画道路については、藤室鍛冶屋敷線(竹田総合病院周辺)の整備、改良を継続して進めるとともに、引き続き地域の方々と の協議、連携を図りながら、会津若松駅中町線の整備に向けた取組みを進めることとする。 ○また、幹線市道については、市道幹Ⅰ-6号線(会津若松駅踏切周辺)の早期整備完了に向け事業の推進を図るものとする。また市道幹Ⅰ-22 号線については、全体の道路整備の状況を踏まえ整備に向け検討することとする。 ○さらに、安全で安心な歩道整備に効果をあげてきた「ひとにやさしいみちづくり歩道整備事業」については、引き続き計画的な取組を進める こととする。 ○また、今般の東日本大震災において、被災地域への物資の供給や被災された方々の移動等に大きな役割を果たしてきた「磐越自動車道」の4 車線化、さらには東北地方を南北に結ぶ幹線道路の代替性の確保の観点から「会津縦貫南道路」の早急な事業着手について、国を始めとする関 係機関への要望活動を強化するものとする。 3.事業費等の推移 年 度 ○地方の道路整備財源の確保 本市が加盟する同盟会等の要望活動に積極的に参加し、要望路線の整備促進とともに、地方における道路整備の必要性・緊急 性を訴え、必要な財源の確保に努めていく。 ○都市計画道路・幹線市道の整備推進 交通渋滞の緩和や中心市街地の活性化、さらには地域間の交流や連携の強化を図るために、円滑で快適な道路交通網の形成を 目指し、合併特例事業を中心に都市計画道路や幹線市道の整備を進めていく。 ○安全安心なみちづくり まちなか観光や環境にやさしい自転車が注目されていることから、歩行者や自転車利用者が安全に安心して通行できる歩行系 のネットワークを整備していく。 ○市民要望の高い生活道路の舗装整備を計画的に着実に進めていく。 ○歩道整備にあたっては、社会福祉団体等と話し合いの場を持ち、バリアフリー化を推進する。 取組み改善の 視点 ○関連するまちづくり団体との連携による効率的な道路整備を目指す。 (他団体との 連携・補助事業 ○国県事業や他課工事との整備スケジュール等の調整を図りながら、より効率的で効果的な事業の執行に努めていく。 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○平成21年度から道路特定財源が廃止され、一般財源化された。 ○平成22年度から、政府・与党に対する要望受付システムが一本化された。 ○平成22年度から、公共事業にかかる事務費補助金が廃止され、「社会資本整備総合交付金」が創設された。 ○平成23年度から県において、基本的に地方が自由に使い道を決められる「一括交付金制度」が導入され、平成24年度からは市 町村への導入を予定している。 ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 都市計画道路の整備率 年 度 ○公共事業に対する一般世論の評価や国の予算は厳しさを増しているが、町内会からの陳情・要望や「市長への手紙」において 、道路整備に対する市民要望は依然として高い。 ○東日本大震災の影響により、道路整備に対する国からの予算配分が、更に厳しくなると予測される。 事業費等 163 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-3-1-1 担当部課名 継 会津縦貫南道路整備促進 建設部 2 続 期成同盟会 都市計画課 福島県東北横断自動車道 建設部 3 継 続 建設促進期成同盟会 都市計画課 5-3-1-2 実 施 方 法 施 策 名 高速・高規格道路の整備 継 会津地区東北横断自動車 建設部 1 続 道建設促進期成同盟会 都市計画課 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 高速交通体系の整備構築に向けて、関係機関・団体との連携を深めながら、引き続き要望活動を継続していく。 本路線は、東日本大震災時において、 人的・物的な交通ネットワークの大動脈 として多いに寄与したところであり、今 後の東北地方の早期復興を支援するため にも、本路線の完全4車線化が強く求め られている状況にある。 今後も引き続き、関係機関との連絡調 整を行いながら、効果的に要望活動を実 施していく必要がある。 本路線の4車線化については、走行の 迅速性・定時性・安全性の確保及び東北 地方の早期復興支援に大変有益であるた め、今後とも整備延伸のため、効果的な 要望活動を継続していく。 また、近年は要望書印刷業務を外注せ 変更なし ず、自前で作成しており、経費節減を図 ってきた経緯にあるが、次年度に向けて 、事業内容の充実化・負担金額の減額等 を検討し、今後、負担金額の適正化を図 っていく方針である。 会津縦貫南道路(会津若松~南会津間)の 自 直 整備促進要望活動 主 営 東日本大震災の早期復興の支援や、各 幹線道路の代替性確保が急務である社会 情勢から、東北内陸部と北関東地域を結 ぶ広域幹線道路である会津縦貫南道路の 早期整備の必要性は益々高まっており、 地方の道路整備財源の確保や、国直轄権 限代行事業による早期の事業採択につな げるための、より効果的、効率的な要望 活動のあり方を検討していく。 会津地域の広域的な連携強化、地域振 興、地域住民の安全性の確保、利便性の 向上に不可欠の事業であり、会津地域の 関係市町村の合意(関係市町村の首長、 市町村議会議長、関係市町村の商工会議 所会頭、商工会長が構成員)に基づき期 成同盟会を設立、要望活動を実施してい る経過からも、会津縦貫南道路の整備完 了まで事業を継続する。 また、東日本大震災の被災地における 早期復興や各幹線道路の代替性確保に資 することからも、国直轄権限代行事業に よる事業採択を目指し、更なる早期整備 を訴え続ける必要性がある。 東北横断自動車道いわき新潟線(磐越自動 自 直 車道)の全線4車線化に向けた建設促進要望 主 営 活動 本路線は、東日本大震災時において、 人的・物的な交通ネットワークの大動脈 として多いに寄与したところであり、今 後の東北地方の早期復興を支援するため にも、本路線の完全4車線化が強く求め られている状況にある。 今後も引き続き、関係機関との連絡調 整を行いながら、効果的に要望活動を実 施していく必要がある。 本路線の4車線化については、走行の 迅速性・定時性・安全性の確保及び東北 地方の早期復興支援に大変有益であるた 変更なし め、今後とも整備延伸のため、効果的な 要望活動を継続していく。 東北横断自動車道いわき新潟線(磐越自動 自 直 車道)の全線4車線化に向けた建設促進要望 主 営 活動 施 策 名 国県道の整備促進 会津地域の各市町村が整備促進の意志 を一丸となって表明する意義は大きいこ とから、期成同盟会の存続については、 変更の余地はない。社会情勢を踏まえた 要望活動の手法等については、政府、所 管官庁等に対し随時、要望を継続するこ とが不可欠であることから、改善の余地 はない。 98 98 98 98 294 140 140 140 140 564 34 34 34 34 60 今後の方針 広域交通ネットワークの強化改善に向けて、関係市町村・団体との連携を深めながら、国・県への要望活動を継続していく。 継 国道118号会津若松バイパ 建設部 1 続 ス建設促進期成同盟会 道路建設課 国県等の関係機関へ、一般国道118号若松 自 直 西バイパスの建設促進にかかる要望を行う。 主 営 神指城跡については、国県から現状保 存の方針が示されており、この区域を避 けるため、県では道路計画の見直し作業 を進め関係機関との調整を行ってきた。 県は今年度、線形やルートを決定する ための測量を実施する予定である。 阿賀川新橋梁建設促進期 建設部 2 継 続 成同盟会 道路建設課 県へ阿賀川への新たな橋梁の建設にかかる 自 直 要望を行う。 主 営 橋梁路線の接続先である「若松西バイ パス」について、神指城跡の現状保存の 県に新橋梁ルートの確定と、今後の整 ため道路計画の見直しを進めてきた。 備スケジュール及び計画期間内の早期の 変更なし 県は今年度、線形やルートを決定する 事業完了を強く要望していく。 ための測量を実施する予定である。 国道121号改良促進期 建設部 3 継 続 成同盟会 道路建設課 国等関係機関へ国道121号の改良促進にか かる要望を行う。 政府・与党に対する要望受付システム が一本化されたため、加盟自治体や関係 機関との調整を図りながら、効果的な要 望活動のあり方を検討していく必要があ る。 都市計画道路高瀬東山線 建設部 4 継 続 整備促進期成同盟会 道路建設課 継 その他の国県道の整備促 建設部 5 続 進 道路建設課 国県道の整備促進を国・県に要望する。 その他の国県道の整備促 建設部 6 継 続 進(街路) 道路建設課 若松西バイパスは、本市の外環状線とし て、また周辺市町村からのアクセス道路 変更なし として重要な路線であることから、バイ (H21に負担金の引き下げを実施) パス全線の早期完成に向けて引き続き要 望活動を展開していく。 138 138 138 138 451 20 20 20 20 339 国道121号は、会津地方を縦貫する 広域幹線道路であり、沿線市町村の産業 H20に負担金を引き下げ、H21には幹 経済や観光の振興、地域間の交流を深め 事会の持ち回りを廃止し、会員の負担軽 る上で大変重要な役割を担っていること 減と事務の効率化を図っている。 から、引き続き改良促進を要望していく 。 60 60 60 60 602 県へ都市計画道路高瀬東山線の整備促進に 自 直 かかる要望を行う。 主 営 計画ルート沿線に「会津稽古堂」が開 本路線の重要性や高い整備効果を訴え 変更なし 館し、今後の交通需要の増加が予想され ながら、早期事業化に向けて引き続き要 (H21に、要望区間の見直しと負担金の 、本路線を整備する必要性は高まってい 望活動を展開していく。 引き下げを実施) る。 40 40 40 40 451 自 直 主 営 国道等の幹線道路から生活道路までバ ランスのとれた道路ネットワークの整備 各加盟団体と連携強化を図りながら、 一部の同盟会等で、負担金の引き下げ 、東日本大震災の復旧・復興、社会資本 引き続き関係機関への要望活動を実施し や要望活動などの見直しを実施。 整備の一括交付金化の動きなど、道路整 ていく。 備を巡る環境は、厳しさを増している。 1,176 1,176 1,100 1,100 1,804 都市計画道路の速やかな整備・充実を積極 自 直 的に推進し、啓発活動や街路関係事業予算獲 主 営 得のための要望等を行う。 国道等の幹線道路から生活道路までバ ランスのとれた道路ネットワークの整備 各加盟団体と連携強化を図りながら、 H22に全国街路事業促進協議会で、負 、東日本大震災の復旧・復興、社会資本 引き続き関係機関への要望活動を実施し 担金の引き下げを実施。 整備の一括交付金化の動きなど、道路整 ていく。 備を巡る環境は、厳しさを増している。 38 38 36 36 113 自 直 主 営 164 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-3-1-3 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 都市計画道路の整備推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 市街地における交通環境の改善に向けて、関係機関・団体との調整を図りながら、計画的な整備を推進していく。 都市計画道路 インター 建設部 1 継 続 南部幹線 道路建設課 まちづくり交付金事業として国の補助を受 け、会津若松インターチェンジ及び国道49号 自 直 と市街地を結ぶ幹線街路である都市計画道路 主 営 インター南部幹線の整備を実施する。 平成17年度に合併した河東町との新市 建設計画対象路線として位置づけられて いる道路でもあることから、本計画の目 的達成のため継続した整備が必要である が、現在認可を得ている北小路~磐見町 通りL=252.3mの整備が今年度で完了 し、国道49号から北小路までの相互通行 が可能となり、整備効果が発現されるこ とから、先線の整備時期を再検討する。 先線の藤室街道踏切区間については、 当面、市道幹Ⅱ-5号線を代替ルートとし て使用することとし、完成区間の交通の 利用状況や財政状況、さらに、市全体の 都市計画道路の整備状況を踏まえながら 整備時期を検討していく。 インター南部幹線は、北小路~磐見町 区間の整備で一旦休止し、代替ルートと なる市道幹Ⅱ-5号線の一部狭隘区間の整 備を行い、より円滑な交通を確保する。 0 身近なまちづくり支援街 建設部 2 継 続 路事業 藤室鍛冶屋敷線 道路建設課 身近なまちづくり支援街路事業として国の 補助を受け、中心市街地と市街地西部地区及 自 直 び北会津地区を結ぶ都市計画道路藤室鍛冶屋 主 営 敷線の整備を実施する。 竹田綜合病院は平成25年度に病院の建 替え完了を目指しており、中核的な医療 施設への導線として、藤室鍛冶屋敷線は 重要な役割を担うため、道路ネットワー クの早期整備が求められている。 未整備区間について、建物移転が終了 した区間ごとに段階的に整備を進めるこ とにより、整備効果の早期発現につなげ 変更なし る。当面の目標として竹田綜合病院前交 なお、「会津若松市障がい者計画」の 差点の東西区間を優先し整備を進め、交 対象事業に位置づけられている。 通混雑の解消と歩行者の安全を確保する 。 100,000 2,300 国 110,000 2,500 国 2,255 継 まちなみ環境整備事業 建設部 3 続 会津若松駅中町線 道路建設課 まちなみ環境整備事業として国の補助を受 け、本市の玄関口である会津若松駅と大町四 自 直 ツ角を結ぶ会津若松駅中町線の整備を、沿道 主 営 の環境整備とあわせて実施する。 工事着手へ向け、まちなみ環境整備事 業の基本計画に基づき、エリアマネージ 沿道整備と道路整備が一体となったま メント(都市環境改善)支援事業を活用 変更なし ちなみ環境整備を進めるため、整備内容 し、市民協働によるまちづくりの整備手 なお、「会津若松市障がい者計画」の についての地元との調整が必要である。 法を検討し、決定していく。また、詳細 対象事業に位置づけられている。 設計等や、関係機関との整備スケジュー ルの調整を実施していく。 3,000 100 国 10,000 300 国 1,879 110,000 2,500 国 110,000 2,500 国 2,255 10,000 300 国 1,504 施策№ 5-3-1-4 施 策 名 地域を連携する道路の整備推進 0 0 0 0 今後の方針 地域内・地域間の連携を強化するため、市内道路交通の骨格をなす幹線市道の整備を進めていく。 市内の幹線道路の道路交通体系を構築する 道路事業として、また、JR会津若松駅の東 自 直 西の連絡幹線道路であり、国道49号にアクセ 主 営 スする幹線市道として補助事業にて道路整備 を実施する。 今後、JRとの協議により踏切拡幅の 平成26年度完成へ向け、用地補償・踏 変更なし 整備スケジュールを確定する必要がある 切拡幅工事を行う。 なお、「会津若松市障がい者計画」の 。 対象事業に位置づけられている。 市道幹Ⅰ-22号線道路整備 建設部 2 新 規 事業 道路建設課 市内の幹線道路の道路交通体系を構築する 道路事業として、また、隣接する小学校等へ の通学路にもなっている幹線市道であること 自 直 から、安全で安心に通行できる歩道も併せて 主 営 整備するもので、補助事業にて道路整備を実 施する。 日新町徳久線(市道幹Ⅰ-17号線)の 完成により、本路線を通過する車両が増 えている。現在、近隣の小中学校の通学 路になっているが、道路が狭隘で、通学 時に多くの車両が通行しており、危険な 状況になっていることから、門田地区を 東西にアクセスする道路として、また、 安全で安心に通行できる通学路の歩道整 備として、周辺地区において早期の整備 が望まれている。 西部幹線道路整備事業( 建設部 3 継 続 市道幹Ⅰ-32号線) 道路建設課 北会津町の西部を南北に縦貫し、南は県が 事業を進めている基幹農道を経由して旧会津 自 直 高田町を通る国道401号から、北は広域農道 主 営 へ接続する幹線道路を整備する。 先線の県が進めている基幹農道と連動 平成26年度の完成を目標に整備を進め 変更なし した道路整備が必要となっている。 ていく。 50,000 1,200 国 50,000 1,200 国 1,504 継 建設部 4 続 その他の幹線市道の整備 道路建設課 市内の幹線道路の道路交通体系を構築する 道路事業として、幹線市道の道路整備を実施 自 直 する。 (幹Ⅰ-26号線、幹Ⅱ-5号線、幹Ⅱ-21号線、 主 営 門3-583号線) 道路特定財源の一般財源化や公共事業 予算の大幅削減等により、道路整備に必 要な財源の確保が難しくなってきている 。 85,000 3,850 国 95,000 4,350 国 4,510 4,800 国 60,000 4,900 国 5,262 69,000 国 1,400 ・ 県 4,510 市道幹Ⅰ-6号線道路整備 建設部 1 継 続 事業 道路建設課 施策№ 5-3-1-5 継 1 続 新市道舗装整備計画 施策№ 5-3-1-6 施 策 名 生活に密着した市道の舗装整備 建設部 道路建設課 市道の砂利道の舗装を実施する新舗装整備 計画を策定し、当面5年間の整備について計 画的に実施する。(現在平成19年度~平成23 自 直 年度計画)なお、市民よりの舗装要望は多数 主 営 あることから、これ以降も引き続き整備を継 続するものである。 施 策 名 人と環境にやさしい道づくり 人にやさしいみちづくり 建設部 1 継 続 歩道整備事業 道路建設課 交通バリアフリー基本構想及びあんしん歩 行エリア等にて定めた市内の歩道を一般者は もとより高齢者や障がい者また観光客の方々 自 直 が、安全で安心して通れる歩道整備を実施し 主 営 同時に環境に配慮した歩道の整備を推進する 。 - - 地域間を連携する幹線道路の整備は必 要不可欠で、各地区から要望もなされて いることから、優先順位等を考慮し、計 変更なし 画的な整備に努めていく。 - - 今後の方針 財政状況を勘案しながら、新市道舗装整備計画に基づいて、市民に身近な生活道路の整備を着実に進めていく。 変更なし 各地区より生活道路の改良・舗装につ 市道を計画的に舗装することにより、 通行時の安全確保と生活環境の改善を図 (H22から5ヵ年の計画で市道舗装の いて多くの要望がなされている。 一部路線を道整備交付金事業(補助率5 っていく。 0%)の採択を受けて実施している) 60,000 今後の方針 交通弱者の安全安心を確保するため、自転車歩行車道の整備を推進するとともに、環境にも配慮した道づくりを進めていく。 まちなか観光の人気に加え、健康志向 によるウオーキング愛好者や環境にやさ 今後も市内の歩道のバリアフリー化を 変更なし。 しい自転車の利用者が増加傾向にあり、 推進するため、継続して計画的に事業を なお、「会津若松市障がい者計画」と 「会津若松市次世代支援行動計画」の対 安心して利用できる歩道や自転車道の整 進め、平成26年度完了を目指す。 象事業として位置づけられている。 備ニーズは高まってきている。 165 69,000 国 1,400 ・ 県 166 平成23年度施策評価票 施策№ 5-3-2 基本施策名 身近な道路環境を整備する 主管部課名 (政策名) 都市交通対策が進んだまちをつくる 関連部課名 建設部道路維持課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○道路に関連した市民サービスを適切に提供することができるよう、道路の適正な財産管理を行います。 ○道路はすべての人の共有財産であることから、誰もが安全に安心して通行できるよう維持管理を強化し、常に良好な状態 ① 目標 をめざします。 (長期総合計画に ○地域に守り育てられ、市民生活に密着した道路をめざします。 おける基本施策 の目標) ○新たな道路の整備や宅地開発等により年々管理すべき道路は増加しており、また市民が道路に求めるニーズも多様化してきて いる。道路本来の機能や安全を確保し、さらに道路を正しく利用するために道路台帳の整備及び補正に努めている。 ○道路の安全性確保のため、日常の道路巡視等による異常箇所の早期発見・早期修繕を実施している。 成果指標推移 ○道路愛護には市民との協働を推進していく事が大切な要件であるため、区長会等への積極的な働きかけなど、市民参加の普及 に努めている。 ○道路管理のシステム化を推進し、道路台帳閲覧など、事務の効率化と市民サービスの向上を図ります。 ○安全に安心して道路が利用できるよう、維持補修を強化します。 ② 目標達成の ○交通安全に必要な施設を整備します。 ための方針 ○生活道路として利用されている私道の整備に対する支援を行います。 (長期総合計画に ○市民による道路愛護活動を促進します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○安全で安心に通行できる道路環境を適切に管理することは、交通体系を維持し、市民生活を守るため必要不可欠な施策で ある。 ○新たな道路整備や宅地開発等により年々管理すべき道路は増加し、その財産管理及び維持・修繕の対象物は増加している ③ 前年度最終 状況にある。また、市民が道路に求める機能、通行におけるニーズが多様化する中で、適切な市民サービスの提供も求めら れているところである。 評価 (今年度の取組み ○こうした中にあって、道路については、安全な交通の維持がその普遍的な機能であり、安全性の確保には万全を期す必要 方針・考え方) があることから、道路巡視の強化等により、異常箇所の早期発見、早期修繕に努めることとする。 ○また安全な道路環境を持続するため、適切な費用配分、人的配分をもって施策を維持していく必要があるが、近年の財政 状況に鑑み、国庫補助事業等を最大限に活用するとともに、地域住民との協働による日ごろの維持管理活動、地域道路の美 化活動などをとおし、市民の道路愛護意識の高揚を図りながら、かかる費用の抑制に努めていくこととする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・道路管理事務事業 ・道路維持修繕事業 (参考) ・交通安全施設等整備事業 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 道路台帳整備率 ⑴ 台帳整備済延長(㎞)/市道認定実延長(㎞) ⑵ 道路愛護活動への市民参加の延べ人数 ⑵ 当該年度における道路愛護活動への市民参加の 延べ人数 成果指標名 計算式等 ⑶ 道路・河川巡視員による年間補修箇所数 ⑶ 年間補修箇所数 ⑷ ⑷ ⑴ 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 100% 100% 100% 100% 100% (1,400㎞/1,400㎞) - - - 11,000人 12,000人 13,000人 18,000人 11,535人 - - - 5,000箇所 5,000箇所 5,000箇所 5,000箇所 5,783箇所 - - - - - - ○道路に関連した市民サービスを適切に提供できるための道路の適正な財産管理 道路台帳のデジタル化について、関係機関と調整を図りながら整備を行い、道路管理のシステム化による事務の効率化と市民サ ービスの向上に努める。 ○安全に安心して道路が利用できるための維持管理の強化 道路の維持管理に必要な道路維持修繕事業や、交通安全に資する交通安全施設等整備事業などを行い、誰もが安全に安心して通 行できるよう、道路巡視の強化等により、異常箇所の早期発見、早期修繕に努める. ○地域住民の日頃の維持管理活動が極めて大きなものとなっていることから、美化活動などをとおし、市民の道路愛護意識の高 揚を図りながら、かかる費用の抑制に努めていくことに努める。 ○新たな道路の整備や宅地開発等により年々管理すべき道路は増加している現状において、安全な道路機能を確保し、道路の維 取組み改善の 持管理を堅持するためには着実な事業執行が必要となることから、国庫補助事業の活用や市民協働による役割の分担などに取り 視点 組んでいく必要がある。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○道路に求められる基本的機能は安全性であり普遍的であるものの、道路に関連する市民サービスについては多様化してきてい るため、着実な事業実施が求められている。 ○新たな道路の整備や住宅開発等により年々管理すべき道路は増加している。 ○変化なし 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) 年 度 ○道路台帳のデジタル化などによる適正な財産管理を進め、事務の効率化と道路に関連した市民サービスの提供に努めて行く必 要がある。 ○道路の安全性確保のため、日常の道路巡視等による異常箇所の早期発見・早期修繕の実施や、交通安全施設の整備など維持管 理強化に努めて行く必要がある。 ○道路管理事務事業 ○道路維持修繕事業 ○道路橋長寿命化修繕事業 ○交通安全施設等整備事業 特に必要とされ ○災害復旧事業 る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○安全で安心に通行できる道路環境を適切に管理することは、交通体系を維持し、市民生活を守るため必要不可欠な施策である。 ○新たな道路整備や宅地開発等により年々管理すべき道路は増加し、その財産管理及び維持・修繕の対象物は増加している状況にある。また、 市民が道路に求める機能、通行におけるニーズが多様化する中で、適切な市民サービスの提供も求められているところである。 ○こうしたことから、道路については、安全な交通の維持がその普遍的な機能であり、安全性の確保には万全を期す必要があることから、道路 巡視の強化、さらには市民の方々の発見等により、年間約5,000箇所の補修を行っているところであり、今後も地域の方々とともに、道路通行 の安全の確保や道路美化に努めていくものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 563,522 139,781 214,612 129,626 128,697 事業費等 167 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-3-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 道路維持管理の推進 1 継 続 道路管理事務事業 142,731 老朽化する道路橋の増大に対応するため、 長寿命化修繕計画を策定し予防的な修繕や計 法 直 画的な架替え行い、道路の安全性を確保する 定 営 。 平成24~25年度で橋梁長寿命化修繕計 画を策定し、以降、修繕計画に基づく橋 梁の修繕事業を実施していく必要がある 。 今後、老朽化が進行する橋梁に対し、 橋梁長寿命化修繕計画を策定することで 変更なし 、市民生活の保全並びに交通の安全確保 を図る。 0 建設部 道路維持課 豪雨や地震など、異常気象等に伴う自然現 法 直 象により被災した公共土木施設(道路・河川 定 営 )について、災害復旧工事を行う。 公共土木施設(道路・河川)は市民生 活に直結する施設であることから、安全 ・安心な市民生活の確保のため、早急な 復旧を図る必要がある。 異常気象等により、公共土木施設(道 路・河川)が被災した際には早急に復旧 し、安全・安心な市民生活の確保に努め 変更なし る。 375,000 20,015 国 0 建設部 道路維持課 国・県道の維持管理のための除草作業につ 法 委 いて、市が地元地区と業務委託契約を結び実 定 託 施し、県が必要な費用を市に支出する。 国県道の除草作業について、県より委 託を受け実施しているところであるが、 道路の維持管理のために道路除草を行 本来、道路管理者である県自らが行うべ い、安全な道路交通の確保を図る。 変更なし き事業であることから、将来的な実施方 法について検討する必要がある。 530 0 県 610 建設部 道路維持課 道路愛護に成果をあげた団体及び個人を市 自 直 区長会地区会長からの推薦により道路愛護会 主 営 長(市長)が毎年1回表彰する。 多様化するニーズに的確に対処してい くためにも、地域住民の日頃の維持管理 活動が極めて大きなものとなっている。 市民による道路愛護活動は、意識を向 上させる啓発活動の必要性は増大してい る。 継 4 続 災害復旧事業 5 継 続 国県道除草作業業務 施策№ 5-3-2-3 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 新たな道路の整備や住宅開発等により 年々管理すべき道路は増加しており、ま た市民が道路に求めるニーズも多様化し 変更なし てきていることを踏まえ、道路本来の機 能や安全を確保し、さらに道路の維持管 理を堅持していく。 建設部 3 継 続 道路橋長寿命化修繕事業 道路維持課 法 直 定 営 施 策 名 私道の整備支援 1 継 続 生活道路整備補助事業 うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 新たな道路の整備による管理すべき道 路が毎年増加している状況において、道 路の基本的とする安全・安心の確保につ いて、維持管理の強化を図る必要がある 。 建設部 道路維持課 5-3-2-2 平成23年度予算(千円) 23,261 安全な道路を確保するため、パトロールや 維持管理のための業務委託及び修繕工事(側 法 直 溝整備・舗装補修・災害防除・緊急補修工事 定 営 等)、また必要な資材の購入を行う。 施策№ 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) さまざまな市民活動の存立基盤である 市道のデータを,市民の要望に応じた各 道路法に基づく市道管理の基本となる 種情報サービスの開示ができるように、 業務であり、継続して推進していく。 変更なし 常に最新データによる整備が必要とされ る。 市道の財産管理を行う。 6 継 続 会津若松市道路愛護会 今後の方針 (事業期間を含む) 今後の方針 道路に求められる機能は安全性であり、今後も安全な道路のための維持管理を強化すると共に、道路に関連した市民サービスを適切に提供していく。 建設部 道路維持課 2 継 続 道路維持修繕事業 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 建設部 道路維持課 補 生活道路として利用されている私道路の整 自 助 備に対し、補助金を交付する。 主 金 等 施 策 名 道路交通安全施設の整備 建設部 1 継 続 交通安全施設等整備事業 道路維持課 道路交通の安全に必要な施設(道路標識・ 法 直 道路区画線・防護柵・道路反射鏡・道路照明 定 営 等)の整備を行う。 地域道路の美化等といったソフト面で の地域施策を展開する上では市民との協 働を推進していく事が大切であり、本団 変更なし 体の設置意義は重要で、区長会等への更 なる積極的な働き掛けと、市民への啓発 普及に努めていく。 23,261 国 96,505 ・ 県 0 23,261 23,261 62,233 148,731 国 96,805 ・ 県 63,135 19,000 8,550 国 1,128 0 151 0 県 151 0 0 10 10 301 0 0 1,000 1,000 94 今後の方針 日常に密着した生活道路を整備するため、私道路を整備しようとする町内会の活動に対して助成を行う。 私道路も市民生活に密着した道路であ 私道路を整備しようとする町内会の活 ることから、市民が均等に住みやすいま 動に対して助成をすることにより、日常 変更なし ちと感じるために整備の支援が求められ に密着した生活道路を整備する。 ている。 今後の方針 道路の交通安全に不可欠な事業であり、道路の新設による管理すべき道路延長の増加や自動車保有数の増加に対応すべく、継続して事業を推進する。 モータリゼーションが一般化する現在 、交通事故の未然防止や事故発生時にお ける被害の最小限化など、歩行者や自動 車などが安全に通行できるための交通安 全施設の整備が必要とされる。 道路の交通安全に不可欠な事業であり 、道路の新設による管理すべき道路延長 変更なし の増加や自動車保有数の増加に対応すべ く、継続して事業を推進する。 168 22,000 0 国 22,000 0 国 1,504 平成23年度施策評価票 施策№ 5-3-3 基本施策名 公共交通機関の利用を促進する (政策名) 都市交通対策が進んだまちをつくる 主管部課名 企画政策部地域づくり課 4.基本施策の評価 市民部環境生活課・建設部都市計画課 企画政策部両支所まちづくり推進課 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○日々の生活の中に豊かさが実感できる都市型社会を構築していくため、多様な都市交通政策を推進し、過度に車に依存し ている社会からの転換をめざします。 ○鉄道やバスは、高齢者などの交通弱者にとって重要な交通手段であり、環境への負荷が低減されることから、利便性の向 上を促進し、利用者の拡大をめざします。 ① 目標 (長期総合計画に ○行政区域の広域化に対応し、主要公共施設を結ぶ交通手段を確保します。 おける基本施策 の目標) ○本市における地域公共交通としては、鉄道及び路線バスが基幹的な役割を果たしてきている。 ○本市が出資している第3セクターの会津・野岩両鉄道については、首都圏と直結する観光路線として、また地域住民の生活路 線として年間100万人以上に利用されているが、沿線人口の減少等を要因とし利用者数は年々減少している。 ○また、市内の路線バスは27路線が運行し、年間200万人以上の利用に供されており、公共交通機関として最も大きな役割 を担っている。このうち、国・県とともに市が協調し補助している生活交通路線及び市町村生活路線は12路線あり、年間10 成果指標推移 0万人以上の地域住民が利用している重要な公共交通機関となっている。一方、こうした路線も、モータリゼーションの進展と 人口減少社会の中で、利用者数の減少傾向が続いている。 ○更に本市の公共交通機関としては、平成18年10月に運行を開始したピカリン号については、平成22年会計年度には 16,003人の利用があったほか、冬期間の増便により、北会津中生の通学の足として延べ8,689人の利用も行われており、年間の 総利用者数は24,692人(←長期総合計画の成果指標)となっている。また、平成20年10月に運行を開始したみなづる号につ いては、平成22年(H21.10~H22.9)に14,774人に利用されているが、今年度もほぼ前年と同程度の利用状況である。 ○関係団体等と連携して、磐越西線の複線化やスピードアップ化など鉄道網の充実を図ります。 ○沿線市町村や関係機関と連携して、利便性向上や利用促進キャンペーンを行うなど、会津鉄道並びに野岩鉄道の利用拡大 を図ります。 ○県や関係市町村と連携して、バスの利便性を向上し、効率的かつ効果的な生活路線バスの運行を確保します。 ○生活路線バスを補完しながら利便性の高い市域内を巡回するバス路線を運行します。 ② 目標達成の ○交通需要マネジメント施策の展開により交通渋滞の解消を図ります。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○会津鉄道は平成20~24年度の5ヵ年計画を、野岩鉄道は平成21~23年度の3ヵ年計画を策定し、それぞれ経営改善に努めている。 そうした中で、市としても県並びに沿線市町と共同歩調のもと、当該計画を踏まえた補助金を支出することにより両鉄道の経営を支えている 。加えて、両鉄道とも老朽化した施設の更新が必要となっており、施設整備に対しても、県や沿線市町と連携しながら補助金を交付すること により安全な施設の確保に努めてきている。 ○路線バスについては、利用者の減少傾向に対応するため、バス事業者においては、平成18年度に廃止を含む既存路線の大幅な見直しを行 うとともに、企業の通勤ニーズに対応した路線バス運行やクリーン定期券の発売開始など経営改善に努めるとともに、市公共交通会議でもわ かりやすい時刻表を発行・全戸配布するなど利用促進をしているが、路線バスを取り巻く環境は依然として厳しいものがある。とりわけ平成 23年3月には企業再生支援機構の支援により経営再建中の会津乗合自動車株式会社から4路線の廃止を含む自主運行路線の統廃合案が提出さ 事業進捗 (前年度最終 れたことを受け、市と事業者との協議はもとより、法定上の会議でもある市地域公共交通会議における市民意見聴取を行うなど、バス路線の 評価に係る取 統廃合への対応を協議し、最終的には統廃合案を承認した。他方で、生活交通路線及び市町村生活交通路線については、国・県、更には関係 組みを含む) 市町村と連携しながら、補助金交付による支援によって地域住民の足の維持・確保に努めてきているが、このうち、市と事業者で委託契約を 結び運行している市町村生活交通路線について、平成23年10月1日からの運行分から費用の算出方法が改定されることとなった。さらに、同年 7月20日、公共交通空白地帯解消に向けた新たな生活交通システムとして「金川町・田園町コミュニティバス」の実証実験を開始した。 ○コミュニティバスについては、利用者の声の把握や乗降調査の実施を通して、効率的で利便性の高い運行ダイヤ・経路への見直しを行いな がら利用促進と収支の改善に努めている。しかし、いずれも1,000万円前後の欠損が見込まれ厳しい収支状況にある。 ○TDM(交通需要マネジメント)施策については、観光都市としての本市の交通特性を活かしたまちなか周遊バス(ハイカラさん、あかべ ぇ)が運行されており、観光客のみならず、多くの市民が利用している状況にあり、移動交通手段の転換によって、交通が集中する市内中心 部における交通渋滞の緩和に寄与している。 ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○公共交通機関は、車社会の進展に伴い利用者数は減少してきているところであるが、高齢者などの交通弱者にとっては通 院や買い物など基本的な生活の維持と社会参加を促進するために欠かすことができない重要な移動手段であり、その利用促 進は環境面及び安全で円滑な道路交通の確保など本市のまちづくりに寄与するものである。 ○このことから、公共交通機関の利用促進については、平成21年度に策定した「会津線活性化連携計画」、「会津若松市地 域公共交通総合連携計画」に基づき引き続きかかる取組を推進するとともに、会津・野岩鉄道については、県及び沿線自治 体等と協調しながら持続的な運行及び安全性の確保のための支援を行うこととする。 ○また、路線バスについては、利用しやすい環境を整えるため、わかりやすい時刻表の作成や行先表示の工夫改善など事業 者との協議を進めつつ、会津稽古堂の開館に合わせた企画乗車券の発行なども検討し、より利便性を高めながら更なる利用 促進を図るものとする。 ○さらに、コミュニティバスについては、増便や運行の効率化等の対応及び広報活動等を通して利用者の増加が図られてき ているところであるが、地域住民のニーズを踏まえつつ、より利便性を高めながら更なる利用促進を図るものとする。 ・会津総合開発協議会特別負担金会津・野岩鉄道 ・会津・野岩鉄道施設整備事業補助金 ・生活交通路線対策事業 ・地域公共交通活性化推進事業 ・北会津地域巡回バス運行事業 ・河東地域コミュニティバス運行事業 ・TDM(交通需要マネジメント)施策の展開 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災及び原子力発電所事故による影響・風評は、観光客激減を通じて、公共交通の観光輸送需要や市内の観光周遊需 要に大きな影響を与えている。 ○鉄道・路線バスなど公共交通機関の利用者数は減少傾向にあるものの、高齢社会の進展に伴い、移動の足を確保するための貴 社会状況・ 重な手段として、改めてその重要性が見直されている。 市民ニーズの ○加えて、路線バスの走っていない地域、いわゆる交通空白地域の存在と、その対策の必要性が高まりつつある。 変化 ○このような社会情勢の変化を踏まえ、国では交通基本法案が平成23年3月に閣議決定されたところであるが、その後の東日本 大震災の影響により、法の制定及び施行まで至っていない。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 巡回バス輸送人員数(年間) 成果指標名 ⑴ 巡回バスの輸送人員数(年間:10~9月) ⑵ 計算式等 ⑵ ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 24,800人 25,000人 25,500人 48,000人 24,692人 - - - - - - - - - - - - ⑵ ⑶ ⑷ ○会津総合開発協議会特別負担金 会津・野岩鉄道 ○会津・野岩鉄道施設整備事業補助金 特に必要とされ ○生活交通路線対策事業 る事務事業 ○地域公共交通活性化推進事業 ○コミュニティバス運行事業 5.最終評価 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 110,824 86,125 119,685 94,986 18,930 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○公共交通機関は車社会の進展に伴い利用者数が減少しているが、高齢者などの交通弱者の生活の維持や社会参加の促進に必要不可欠な移動手 段であり、またその利用促進は環境負荷の低減や交通事故の減少、さらには観光の振興などまちづくりに寄与するものであることから、引き続 き施策の推進に努めるものとする。 ○このことから、平成21年度に策定した「会津線活性化連携計画」、「会津若松市地域公共交通総合連携計画」の施策の着実な取組みを進める こととする。 ○また、東日本大震災・原子力発電所事故の影響により経営状況が厳しさを増す第3セクター鉄道については、県及び関係市町村と共に、国へ の支援拡充を要望するとともに平成25年度以降の支援のあり方について協議・検討することとする。 ○さらに、交通空白地帯の解消については、金川町・田園町コミュニティバス実証実験地域での結果を十分に分析しながら、本格運行の可否、 他地域での導入を検討することとする。 ○なお、コミュニティバスについては、引き続き、地域住民のニーズを踏まえつつ、より利便性を高めながら更なる利用促進を図るものとする 。 3.事業費等の推移 年 度 ○鉄道、路線バスをはじめとする地域公共交通は、社会経済活動の基盤であることから、総合連携計画に基づき、高齢者等の交 通弱者の移動手段として維持・確保を図るための施策の研究・検討を行う。 ○東日本大震災及び原子力発電所事故の影響により経営状況が厳しさを増す第3セクター鉄道については、県及び関係市町村と 共に、国への支援拡充を要望するとともに平成25年度以降の支援のあり方について協議・検討する。 ○公共交通空白地帯の解消に向けた新交通システムについては、平成24年3月までの金川町・田園町コミュニティバスに係る実 証実験運行の検証結果及び本格運行の可否を踏まえるとともに、実証実験運行の導入方法、環境整備等の研究も行いながら、他 地域での導入を検討していく。 ○コミュニティバスについては、各地域住民の移動の足として認知度をさらに高めながら、利用促進を図っていく。 ○TDM(交通需要マネジメント)施策について、道路整備を補完するソフト施策による交通渋滞緩和、環境対策として、まち なか周遊バスの運行など、今後とも、本市の交通特性を踏まえた持続的な事業展開や検討を進めていく。 取組み改善の ○鉄道・バスに係る各総合連携計画に基づき、国の補助を有効活用しながら、公共交通機関の利用促進を図る。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ 目標値(上段) 実績値(下段) ○平成19年 9月 会津若松市地域公共交通会議を設置 ○平成19年10月 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の施行 ○平成21年 3月 会津若松市地域公共交通会議に活性化・再生法に基づく法定協議会機能を付加 〃 会津線活性化連携協議会(会津若松市・南会津町・下郷町)を設置 ○平成21年10月 タクシー事業適正化・活性化法の施行 ○平成22年 3月 会津線活性化連携計画及び会津若松市地域公共交通総合連携計画を策定 〇平成23年 6月 会津若松市地域公共交通会議に福島県生活交通対策協議会の分科会を設置 事業費等 169 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-3-3-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 地域住民の移動手段及び地域活性化のための社会インフラとして、鉄道の必要性は高いことから、第三セクター鉄道への支援と利便性向上のための要望活動等 を継続していく。 施 策 名 鉄道路線の利用促進 会津・野岩鉄道の経営安定化を図るため、 それぞれに策定した経営改善計画に基づく経 自 補 継 会津総合開発協議会特別 企画政策部 助 1 続 負担金会津・野岩鉄道 地域づくり課 常損失額(計画値)を、福島県と会津17市 町村が支援することで、地域における公共交 主 金 等 通機関を維持する。 沿線人口の減少などにより、会津鉄道 及び野岩鉄道の利用者は長期的に減少傾 向にあり、経営状況も厳しくなっている 。また、東日本大震災及び原子力発電所 事故による風評被害等の影響により、観 光輸送人員減を要因に、さらに経営状況 が厳しくなっている。 運賃収入のみでは両鉄道の経営は困難 な状況にあり、会津地域と首都圏を結ぶ 鉄道路線として維持するために、県及び 変更なし 地元自治体による財政支援は必要不可欠 であることから、協調して支援を継続し ていく。 39,247 39,247 40,726 40,726 752 会津鉄道及び野岩鉄道へ補助金を交付する ことにより、鉄道施設を整備し円滑で安全な 自 補 継 会津・野岩鉄道施設整備 企画政策部 助 2 続 事業補助金 地域づくり課 運行を維持するとともに、所要時間を短縮す るなど利便性を向上させ、鉄道の利用促進を 主 金 等 図る。 沿線人口の減少などにより、会津鉄道 及び野岩鉄道の利用者は長期的に減少傾 向にあり、経営状況も厳しくなっている 会津・野岩鉄道の安全運行の確保と利 。また、東日本大震災及び原子力発電所 便性向上のために、国、県、沿線自治体 変更なし 事故による風評被害等の影響により、観 と協調しながら支援を継続していく。 光輸送人員減を要因に、さらに経営状況 が厳しくなっている。 20,763 20,763 20,111 20,111 121 地域公共交通活性化・再生法に基づき、会 津鉄道、沿線自治体、関係団体で設置した協 自 直 継 会津線活性化連携計画事 企画政策部 3 続 業 地域づくり課 議会において、同法に基づく国庫補助を活用 し、会津線活性化のために策定した会津線活 主 営 性化連携計画に基づく各種施策に取り組む。 沿線人口の減少などにより、会津鉄道 及び野岩鉄道の利用者は長期的に減少傾 向にあり、経営状況も厳しくなっている 。また、東日本大震災及び原子力発電所 事故による風評被害等の影響により、観 光輸送人員減を要因に、さらに経営状況 が厳しくなっている。このような中、地 域公共交通活性化・再生法による国庫補 助については、平成22年度~24年度まで 支援が受けられる計画であったが、事業 仕分けによる制度変更により23年度をも って終了となった。 平成23年度については、国庫補助を活 用し、会津線活性化連携計画事業の推進 を図っていくが、平成24年度以降は国庫 変更なし 補助が終了となることから、計画事業の 精査を図りながら、その推進に努める。 0 0 0 0 902 会津・野岩鉄道利用促進協議会へ負担金を 会津・野岩鉄道利用促進 企画政策部 支出し、沿線市町村等と鉄道によって、利用 自 4 継 続 協議会負担金 地域づくり課 促進を図る宣伝及び利用者への支援、沿線の 主 観光資源の調査などを行う。 補 助 金 等 沿線人口の減少などにより、会津鉄道 及び野岩鉄道の利用者は長期的に減少傾 向にあり、経営状況も厳しくなっている 。また、東日本大震災及び原子力発電所 事故による風評被害等の影響により、観 光輸送人員減を要因に、さらに経営状況 が厳しくなっている。 沿線人口の減少や少子高齢化の進展に より定期客(通勤・通学)の増加を図る ことは困難な状況にある。よって、今後 も本協議会を通じ、鉄道、沿線地域、関 変更なし 係団体が一体となり、沿線住民のマイレ ール意識の醸成・啓発に努めるとともに 、首都圏との交流人口の拡大を図り、定 期外の利用者を増やしていく。 383 383 383 383 902 福島県と会津地方の市町村等によって、会 自 補 福島県会津線等対策協議 企画政策部 助 5 継 続 会負担金 地域づくり課 津鉄道及び野岩鉄道の安定的な経営を維持す るための協議、広報、要望活動を実施する。 主 金 等 沿線人口の減少などにより、会津鉄道 及び野岩鉄道の利用者は長期的に減少傾 向にあり、経営状況も厳しくなっている 。また、東日本大震災及び原子力発電所 事故による風評被害等の影響により、観 光輸送人員減を要因に、さらに経営状況 が厳しくなっている。 会津鉄道、野岩鉄道に対する国による 財政的支援について継続して要望してい くとともに、東日本大震災及び原子力発 変更なし 電所事故による損害賠償や経営安定化の ための支援制度の創設等について、本協 議会を通じ要望していく。 133 133 133 133 53 福島県と県内の鉄道敷設市町村等によって 、新幹線及び在来線の利便性等の改善促進並 自 補 継 福島県鉄道活性化対策協 企画政策部 助 6 続 議会負担金 地域づくり課 びにその活性化のために必要な協議、調整及 び広報を行うとともにその目的達成のための 主 金 等 要望活動を実施する。 沿線地域の少子高齢化やモータリゼー ションの進展などにより利用者の減少が 沿線人口の減少などにより、在来線利 進んでいるが、利便性等の向上や施設の 変更なし 用者は長期的に減少傾向にある。 改善を図り、地域公共交通を維持し、さ らには地域の活性化に努めるため、本協 議会を通じ要望を継続していく。 21 21 21 21 151 補 只見線活性対策協議会負 企画政策部 只見線の利便性等の改善のため協議、広報 自 助 7 継 続 担金 地域づくり課 、要望活動を行う。 主 金 等 沿線人口の減少などにより、利用者は 長期的に減少傾向にあり、特に只見線は 、JR東日本管内で下から2番目の輸送 密度となっている。また、平成23年7月 に発生した新潟・福島豪雨により鉄道施 設に甚大な被害を受けた。 沿線地域の少子高齢化やモータリゼー ションの進展などにより利用者の減少が 進んでいるが、利便性等の向上や施設の 改善を図り、地域公共交通を維持し、さ 変更なし らには地域の活性化につなげるため、本 協議会を通じ要望活動を継続していく。 また、新潟・福島豪雨による復旧に対し ても要望活動を実施していく。 39 39 39 39 61 170 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-3-3-2 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 施 策 名 生活路線バスの利用促進 1 継 続 生活交通路線対策事業 市民部 環境生活課 5-3-3-3 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 補 助 金 等 施 策 名 コミュニティバスの運行 ・会津若松市地域公共交通総合連携計画 (平成22年3月策定)に位置付けた事業 の着実な推進を図る。 ・国における新たな支援制度を活用して の公共交通サービスの維持改善について 引き続き検討を行う。 市町村合併に伴う新市の一体感の更なる醸 補 成と地域間の交流促進を図るため、北会津地 自 助 域と市中心部、主要公共施設等を結ぶコミュ 主 金 ニティバスを運行する。 等 企画政策部 河東地域コミュニティバ 河東支所 2 継 続 ス運行事業 まちづくり推 進課 市町村合併に伴う新市の一体感の更なる醸 成と地域間の交流促進を図るため、河東地域 自 委 と市中心部、主要公共施設等を結ぶコミュニ 主 託 ティバスを運行する。 自家用車の普及等により、路線バスを 必要とする人数が減少しているが、他に 交通手段のない交通弱者のため、さらに は高齢社会の確実な進展を踏まえ、利用 者拡大を図りながら運行を継続していく 必要がある。 施 策 名 交通需要マネジメント施策の推進 TDM(交通需要マネジ 建設部 1 継 続 メント)施策の展開 都市計画課 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 車の利用者の交通行動の変更を促すことに より、都市や地域レベルの道路交通混雑を緩 一 和する。 部 観光都市としての本市の交通特性に対応す 自 るため、平成9年度~平成11年度に計画を 主 委 託 策定し、まちなか周遊バス「ハイカラさん」 「あかべぇ」の運行により実施している。 地域公共交通は、社会経済活動の基盤 であり高齢者等の交通弱者の移動手段と して重要な役割を担っていることから、 会津若松市地域公共交通総合連携計画に 基づき、市民の利便性をより向上させる 変更なし とともに、交通事業者や市民との連携に より、新たな公共交通サービスの導入に より、市内の公共交通空白(不便)地域 の解消に努める。 27,006 1,000 24,182 県 1,000 35,540 500 32,716 県 2,887 500 5,637 今後の方針 地域住民の移動の足として路線定期運行を補完しつつ、合併後における新市の一体感を醸成に資する。 企画政策部 北会津地域巡回バス運行 北会津支所 1 継 続 事業 まちづくり推 進課 5-3-3-4 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) マイカー依存及び少子化による利用者 バス路線は、他に移動手段を持たない 平成21年度に策定された会津若松市地 数の減少傾向の中で、バス機能をいかに 児童・生徒や高齢者にとって、通学・通 域公共交通総合連携計画に基づき、公共 院等に必要不可欠な公共交通手段であり 交通機関の利用促進や路線の見直しにつ 維持していくかが課題である。 継続する。 いて検討する。 車社会の進展により、路線バスの利用 者は減少しているが、他に交通手段のな い交通弱者の移動手段を確保するため、 利用拡大を図りながら運行を継続してい く必要がある。ただし今後は、財源とし ている「ふるさと創生基金」が枯渇する ことや、ピカリン号の消耗が進み修繕費 の増嵩が予想されることから、現在の固 定客や交通弱者の足を確保しながら、運 行コストの縮減に向けたルート・ダイヤ 等の見直しや、グリーンツーリズムなど 地域資源を活用したさらなる利用促進へ の取り組みが必要である。 施策№ 今後の方針 (事業期間を含む) 今後の方針 バス以外に移動手段を持たない市民に対し、地域の実情に応じた日常生活における移動手段を確保する。 市町村生活交通路線の運行に係る欠損額に 補 ついて、県と関係市町村で補助する。また、 国県補助対象の生活交通路線における経常欠 自 助 損額と国県補助金額との差額について、路線 主 金 等 毎に関係市町村で補助する。 路線バス事業に係る運行の効率化、公共交 地域公共交通活性化推進 企画政策部 通空白地域等の解消及びコミュニティバスの 自 2 継 続 事業 地域づくり課 利用促進等を通して、市民の生活交通の維持 主 ・確保を図る。 施策№ 実 施 方 法 交通弱者の日常生活における足の確保 を基本とし、利用者の利便性の向上を図 るため適宜運行内容の検証を行うととも に、乗車率を上げ収支欠損額(補助金) の縮減を図るため、観光や余暇・レジャ ー目的での利用についても促進していく 変更なし 。 北会津地域巡回バス運行サポート委員 会を中心に、行政、産業、観光、社会福 祉等に関する団体との相互連携により利 用促進策を検討する。 7,678 0 他 7,678 0 他 3,758 適宜運行内容の検証を行いながら、河 東地域コミュニティバス運行サポート委 員会の開催等を通じて地域との連携によ る利用促進策を講じていくものである。 変更なし また、PRについて、市政だよりや市の HP、会津若松市地域公共交通会議等と 連携しながら行っていく。 14,554 357 県 14,554 357 県 3,608 今後の方針 道路整備を補完するソフト施策による交通渋滞緩和、環境対策として、今後とも、本市の交通特性を踏まえた持続的な事業展開や検討を進めていく。 まちなか居住者や来街者の減少、空き 店舗の増加など、まちなかの魅力や賑わ いの喪失が懸念されており、中心市街地 の再生と、観光客等のまちなかへの誘導 が求められている。また、公共交通や徒 歩、自転車などへの転換により二酸化炭 素削減による自然環境への負荷の軽減が 求められている。 ソフト施策による渋滞緩和、環境対策 であり、費用対効果からも有益な施策で 変更なし あるため、今後とも持続的な事業展開を 行っていく。 171 0 0 0 0 98 172 平成23年度施策評価票 施策№ 5-4-1 基本施策名 良質な住宅環境を提供する 主管部課名 (政策名) 身近な住環境が整備されたまちをつくる 関連部課名 建設部建築課 4.基本施策の評価 建設部都市計画課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○高齢社会における良好な住宅ストックを確保し、高齢者の居住の安定を図ります。 ① 目標 ○子育て世代の居住費負担の低減を図るとともに良好な子育て住環境を提供します。 (長期総合計画に ○安全で適切な環境をもった公営住宅を市民共有の居住のセーフティネットとして提供し、市民の生活の安定を図ります。 おける基本施策 ○定住人口を確保するため、魅力ある良好な住環境を創造します。 の目標) ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○成果指標値については、5年ごとに実施される国勢調査及び住宅・土地統計調査の数値としていることから毎年度の変動はな いが、公営住宅等におけるバリアフリー住宅ストックの割合は14.0%となっており、高齢社会に対応するため今後も着実な供給 が望まれる。 成果指標推移 ○高齢者や子育て世代に向けた良質な賃貸住宅の供給を促進します。 ○安全性、住環境の悪化が懸念される公営住宅の更新と整理を進めるとともに、既設公営住宅の適切な維持管理を図ります 。 ○良質な宅地の供給や持ち家取得を促進します。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○定住人口の確保は、持続的な本市の社会構造を維持するため重要な課題であり、良質で低廉な住宅の供給や良好な居住環 境の形成は魅力あるまちづくりの一つとして求められる施策である。 ○一方、近年の核家族化や高齢化の進行、経済の低迷などから、公営住宅の需要も高い状況にあり、市民共有の居住のセー フティーネットとして、適切な居住環境の維持と提供が求められている。 ○こうした中で、特に公営住宅については、日常の維持管理や大規模改善などにより適切な居住環境維持のための取組を図 ってきているところであるが、建設年度の古い住宅のストックも多く、多額の修繕費をもって居住環境の維持を図っている 状況も見られる。 ○このことから、こうしたストックの今後のあり方も含め、公営住宅全体の活用のあり方を再度整理するため、「公営住宅 等長寿命化計画」を策定し、適切な供給に努めていくこととする。 ○さらに、城前団地については既に施設の耐用年数を経過した住宅もあることから、居住の安全性の確保を第一に建替を行 うべきであり、入居者意向を十分に踏まえながら建替に向けた計画の策定を行うものとする。 ○また、公営住宅の管理にあたっては、指定管理者制度の導入などより効率的な管理のあり方について検討を進めることと する。 ○持ち家については、住宅エコポイント制度など国の取組も進められていることから、こうした動きとあわせ、新築住宅建 設における循環型地域経済活性化奨励金制度の有効な活用を図るとともに、住宅リフォームにおける新たな支援制度を検討 するなど、地域経済の活性化と連動した良好な住宅ストックの形成への取組を図ることとする。 ○その際においては、外部評価にもあるように、旧市街地の不在建物(住宅)を再生し、新たな住宅ストックとして活用す るといった観点での制度運用も検討するものとする。 ・公営住宅等維持管理事業 ・高齢者向け優良賃貸住宅供給促進事業(民間供給) ・公営住宅大規模改善事業 ・公営住宅用地取得事業 ・公営住宅下水道切替事業 ・会津若松市個人住宅改修支援事業 ・城前団地建替事業 ・三本松地区宅地整備事業(特会) ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○昨今の社会経済状況の中で、市民の住宅のセーフティネットとして市民生活の安定を図るため、安全で安心して居住できる住 環境をもった住宅を供給する必要性は依然として高い。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) 成果指標名 ⑵ 高齢者対応型共同住宅数/賃貸住宅数 計算式等 ⑶ ⑷ ⑷ ⑵ 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 75㎡ 75㎡ 75㎡ 75㎡ 48.90㎡ (平成17年度国勢調査) - - - 20.0% 20.0% 20.0% 20.0% 5.9% - - - - - - - - - (平成20年度住宅・土地統計調査) 目標値(上段) 実績値(下段) ○安全で適切な環境を持った公営住宅等の供給促進と維持管理。 既存公営住宅の大規模改善事業や下水道切替事業を推進し、施設の長寿命化や居住環境の向上を図る。 また、城前団地については、建替計画に基づき、入居者の意向等を確認しながら計画的に事業を実施していく。 国勢調査における公営借家、民営借家の一世帯 ⑴ あたりの床面積の平均値 ⑶ ⑴ ○公営住宅法などの法令に基づき、施設の適切な管理・運営が求められている。 ○国における緊急経済対策として、平成21年度から住宅版エコポイント制度が創設され、住宅投資を通じた景気回復策が実施さ れている。 ③ 次年度の取組み及び進め方 賃貸住宅環境充足度(面積) ⑴ ※国の第8期住宅建設5ヵ年計画の「都市居住型誘導 居住水準」における人員3人の場合の目標住戸面積 賃貸住宅環境充足度(バリアフリー) ⑵ ※国の第8期住宅建設5ヵ年計画の「住宅性能水準」 におけるバリアフリー住宅ストックの目標割合 年 度 ○高齢者や子育て世代に向けた賃貸住宅の供給と共に、住宅改善など維持管理も継続して行っているほか、公営住宅全体の活用 のあり方などを再度整理する「公営住宅等長寿命化計画」及び「城前団地建替計画」の策定を進め、老朽化している施設の更新 や長寿命化を更に図っていく。 また、水季の里の分譲については平成20年度に全区画の分譲が完了し、定住化の促進が図られている。 ○公営住宅の管理については、平成19年度の公の施設のあり方の中で、「当面、市の直接管理を継続しつつ、管理のあり方につ 取組み改善の いて検討する」としており、県が先行して導入している指定管理者による管理状況を研究しながら、メリット・デメリットを踏 視点 まえ指定管理者制度の導入を検討する。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ①公営住宅等維持管理事業 公営住宅を市民の共有財産として適切に提供するため、日常的な管理、さらには施設の長寿命化に向けた計画的な修繕等は必 要不可欠であり、今後も継続して取り組んでいく必要がある。 ②城前団地建替事業 特に必要とされ 建替計画に基づき、入居者の意向等を確認しながら計画的に事業を実施していく。 る事務事業 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○定住人口の確保は、持続的な本市の社会構造を維持するため重要な課題であり、良質で低廉な住宅の供給や良好な居住環境の形成は魅力ある まちづくりの一つとして求められる施策である。 ○また、公営住宅については今般の東日本大震災においても居住のセーフティネットとして重要な役割を担っているところであり、本市におい ても公営住宅全体の活用のあり方等を再度整理する「公営住宅等長寿命化計画」に基づき、市民共有の居住のセーフティネットとして供給を図 るとともに、安全で適切な居住環境の維持に努めることとする。 ○なお、城前団地については「城前団地建替計画」に基づき、入居されている方々の意向等を確認しながら、計画的に事業を進めていくものと する。 ○加えて、公営住宅の管理にあたっては、指定管理者制度の導入などより効率的な管理のあり方について引き続き検討を進めることとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 428,189 184,886 375,582 121,619 33,938 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 173 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-4-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 住宅環境整備の推進 建設部 1 継 続 公営住宅等維持管理事業 建築課 建設部 2 継 続 公営住宅大規模改善事業 建築課 公営住宅を市民の共有財産として適切 に提供するため、日常的な管理、さらに は施設の長寿命化に向けた計画的な修繕 等は必要不可欠であり、今後も継続して 取り組んでいく。 公営住宅の外壁劣化部や屋上防水等及び、 法 直 電気設備や給排水設備等を改善し、経年によ 定 営 り低下した安全性や居住性の向上を図る。 昭和40年代後半から供給された公営住 宅を対象としているが、現在の公営住宅 ストックの状況から、事業の対象となる 住宅数は経年により今後も増加するため 、計画的な事業実施に取り組まなければ 、将来的に施設を良好に維持できなくな る可能性がある。 4 継 続 城前団地建替事業 城前団地の公営住宅等は、その多くが建設 から50年程度経過し、老朽化が進行している 法 直 ことから、建替によって施設を更新すること 定 営 により、住環境の改善を図る。 高齢者向け優良賃貸住宅 建設部 5 継 続 供給促進事業(民間供給 建築課 ) 6 継 続 公営住宅用地取得事業 建設部 建築課 継 会津若松市個人住宅改修 建設部 7 続 支援事業 都市計画課 施策№ 5-4-1-2 三本松地区宅地整備事業 建設部 1 継 続 (特会) 都市計画課 平成23年度以降は浄化槽が設置され ていない汲み取り式住宅の下水道切替工 事のみとなり、便槽の解体や便器の洋式 化など室内工事を伴うことから、戸当た りの工事費が浄化槽からの切替よりも高 くなる。 また、浄化槽が設置されていない住宅 の生活雑排水は、建設当初から道路側溝 に放流しており、生活環境向上の面から 早急に下水道へ切替するよう求められて いる。 公営住宅等は住宅に困窮する低額所得 者に低廉な家賃で供給するという目的か ら、住宅のセーフティネットとしての役 割を担っているが、城前団地は経年によ り施設の老朽化が進んでいるため、安全 面、あるいは居住環境の面から建替によ り施設の更新を図ることとしており、今 年度は入居者の意向等を確認しながら、 事業実施に必要となる建替計画の策定を 進める。 公営住宅の管理については、平成19年 度の公の施設のあり方の中で、「当面、 市の直接管理を継続しつつ、管理のあり 方について検討する」としており、県が 先行して導入している指定管理者による 管理状況を研究しながら、メリット・デ メリットを踏まえ指定管理者制度の導入 を検討する。 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 60 国 140,465 50 国 18,790 建物の経年による老朽化は避けられず 、対象となる住宅戸数は増加していくこ 変更なし とから事業の継続を図り、建替の対象と なる前に改善を行っていく。 42,300 50 国 28,300 0 国 3,007 公営住宅の住環境向上のため、さらな 公共下水道へすみやかに接続すること るコスト縮減と効率的な事業の実施に努 が求められているため、供用開始された めながら、継続していく。 住宅から順次切替工事を行っていく。 41,700 50 国 37,300 50 国 1,654 建替計画で設定した建替順序等に基づ き、初期に除却対象となる既存建物の入 居者の移転や、実施設計を行うために必 要となる地質調査等を実施していく。 変更なし なお、移転等の事業実施にあたっては 、入居者の意向等を十分確認しながら進 める。 18,000 9,150 国 17,600 50 国 7,216 4,896 2,448 国 4,896 2,448 国 301 25,857 57 28,062 62 1,504 53,150 53,150 - - - 119,921 119,921 118,959 118,959 1,466 民間が行なう高齢者に配慮した仕様を持っ 自 補 た賃貸住宅の供給支援(建設費の一部、入居 主 助 金 者の家賃の一部に対する補助)を行う。 等 本事業は平成15年度に供給に向けた要 綱等の制定・事業者選定等を行い、平成 16年度に住宅建設に伴う建設費の一部の 補助を経て供給事業に着手し、平成17年 度から入居者の家賃の一部に対する補助 を実施しているが、その後、新たな整備 を行う事業者がない状況が続いている。 公営住宅敷地の中で、賃借している土地を 自 直 取得する。 主 営 主に耐火構造の住宅用地を事業対象と するものの、地権者の高齢化に伴う相続 などの事情などを考慮し、住宅の安定供 給が保たれない事態を避けるように用地 を取得していく。 本市の市営住宅敷地に関しては、市有 地・賃借地が混在している状況にあり、 住宅入居者及び市にとって不安定な中で の管理・運営となっていることから、用 変更なし 地取得事業を行うことにより、着実に借 地割合を縮小させ、安定的に住宅の供給 を行っていく。 市内施工業者を利用して、環境対策、バリ 補 アフリー化、防犯・防災対策、耐震対策や下 自 助 水道接続に伴う個人住宅の改修(リフォーム 主 金 )を行う市民に対し、改修費用の一部を補助 等 する。 既存の社会資本としての住宅ストック を活用し、安全安心で、環境に配慮した 快適な住環境の確保を図っていく必要が ある。 また、長引く景気低迷の中、国におけ 平成23年度で終了する。 る緊急経済対策と連動しながら、個人消 費の拡大による市内経済の活性化を図っ ていく必要がある。 北会津地域の均衡ある発展と地元経済の活 性化のため、良好な田園環境と調和した区画 自 直 数127区画の住宅地を造成し、分譲する。 平成20年完売後は、事業地内の維持管理を 主 営 行い、良好な住環境の維持向上に努める。 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 122,365 近年の急速な高齢化の進行に対応する 事業であり、高齢者の居住の安定に果た す役割、さらには公営住宅を補完する役 割は大きいため、家賃補助については継 続して事業に取り組んでいく。また、入 居者の家賃の一部に対する補助の補助期 間は、会津若松市高齢者向け優良賃貸住 宅補助金交付要綱に基づく事業者との契 約により20年間であることから、平成 17年度から実施している現在の15戸 については、平成36年度まで実施して いく。 施 策 名 良質な宅地の供給 平成23年度予算(千円) 今後の方針 高齢者や子育て世代に向けた良質な賃貸住宅の供給及び、公営住宅等の安全で適切な住環境の確保に向け継続して事業を推進していく。 近年の社会経済状況から、市民の市営 住宅への需要は高い状況が続いており、 住宅のセーフティーネットとして市民生 活の安定を図るため、安全で安心して居 住できる住環境をもった住宅を供給する 必要性は高い。 公共下水道の供用開始に合わせ、側溝排水 法 直 又は浄化槽により汚水処理されている公営住 定 営 宅の排水設備を公共下水道に接続する。 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 住宅施設を適切に管理供給するため、入退 去管理、使用料の賦課・徴収、空家修理、計 画的修繕、用地管理などを行う。また、市営 法 直 住宅等管理員による日常の巡回や訪問、ある 定 営 いは使用料滞納者に対する納付指導、法的措 置等により、適正な管理を図る。 建設部 3 継 続 公営住宅下水道切替事業 建築課 建設部 建築課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 この事業にあっては、公的支援がない 場合、事業の採算上の観点から民間賃貸 住宅市場での供給は見込まれず、代替手 段は、公営住宅として整備することとな る。 - 今後の方針 分譲完了後の良好な住環境の維持増進に努め、特別会計の精算に向けて検討を進める。 分譲完了後の良好な住環境の維持増進 平成20年度に全区画が完売し、主な に努めていく。 事業目的は達成したため、特別会計の清 また、住環境の維持管理水準等を踏ま 変更なし。 算に向けて検討を進める必要がある。 え、特別会計の清算に向けて検討を進め る。 174 平成23年度施策評価票 施策№ 5-4-2 基本施策名 上下水道の整備を推進する 主管部課名 (政策名) 身近な住環境が整備されたまちをつくる 関連部課名 水道部総務課・施設課 4.基本施策の評価 健康福祉部健康増進課・建設部下水道課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○安全な水を安定的に供給します。 ① 目標 ○水道普及率の向上を図ります。 (長期総合計画に ○下水道普及率の向上により、衛生的な生活環境の確保と公共用水域の水質汚濁の防止を図ります。 おける基本施策 の目標) ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○本市の水道普及率(飲料水供給施設を除く)は、平成23年3月末で95.1%で、福島県の92.4%(平成22年3月末)は上回っている ものの全国平均97.5%(平成22年3月末)に比べると低い水準となっている。 ○本市の公共下水道、農業集落排水施設及び合併浄化槽を含めた汚水処理人口普及率は76.8%(平成23年3月末現在)に対して 成果指標推移 、福島県の汚水処理人口普及率(参考:平成22年3月末で73.1%)を上回っているものの、全国の汚水処理人口普及率(参考: 平成22年3月末で85.7%)に比べると低い水準にある。特に、農業集落排水事業北会津西部地区の水洗化率が30.6%と低い状況 から、普及活動を重点的に行い水洗化率の向上に努める必要がある。 ○水道施設、設備の良好な維持管理及び整備を推進します。 ○老朽管の更新、漏水調査等を年次計画により推進します。 ○安全で安定した飲用水の供給を図るため、配水管布設事業を年次計画により実施し、未給水区域を解消します。 ○湊地区における良好な飲用水の安定供給を図ります。 ○地域に適した汚水処理事業を実施し、下水道(公共下水道事業、農業集落排水事業、個別生活排水事業)の普及促進を図 ります。 ○上水道給水区以内について、配水管布設工事及び老朽管更新工事を計画的に実施し、上水道の普及・整備に努めている。 ○地区が行う水道施設整備に対して「会津若松市給水施設工事費補助金の交付等に関する要綱」により市が事業費を補助し、安 定した給水と住民の衛生的生活を確保している。 ○公共下水道の面整備率:会津若松処理区(80.4%)、北会津北部処理区(100%)、河東処理区(75.1%)となっている。 事業進捗 (前年度最終 ○農業集落排水事業の面整備率:赤井・共和・界沢・宮木・上米塚・下荒井地区(100%)、北会津西部地区(72.6%)となっ 評価に係る取 ている。 組みを含む) ○上水道については、市民生活や産業の振興に欠くことのできないものであり、引き続き水道普及率の向上に努める必要が ある。 ○このため、経営の健全化を図りながら老朽管の更新や配水管布設を推進するものとするが、景気悪化により水需要が減少 しており、工場などの水需要の状況も注視していく。また、給水未普及地区における水源の確保についても引き続き行うも のとする。 ○下水道については、衛生的な生活環境の確保に加え、河川等の水質汚濁の防止など良好な環境の保全に寄与するものであ ③ 前年度最終 り、引き続き汚水処理人口普及率・下水道普及率の向上に努める必要がある。 評価 ○このため、特に水洗化率の低い地域における重点的な普及活動の展開を図るものとする。 (今年度の取組み ○さらに、長期の取組となる下水道の普及においては健全で安定的な経営が不可欠であり、今後もコストの縮減に努めなが 方針・考え方) ら、歳入と歳出の均衡を図るものとする。 ○また、適正な使用料の徴収は事業推進にあたって基本的な事項であり、その効率化を図ることは市民サービスの向上にも 結びつくものであることから、下水道使用料徴収事務のアウトソーシングを含めた徴収事務のあり方について検討を進める ものとする。 ○加えて、下水道汚泥肥料化事業については、循環型社会の形成といった観点から、本市のまちづくりに寄与するものであ り、汚泥処分費の低減といった点からも取組を図るものとする。 (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○市民の節水意識の高まりや景気の低迷などにより水需要が減少傾向にある。 ○快適で衛生的な生活や河川等の水質保全、安全安心なまちづくりの実現は行政の最も根本的な責務であり、事業の重要性・緊 急性は益々高まっている。また、平成21年度において公共下水道(河東処理区)の全体計画見直しにおいて、集合処理から個別 社会状況・ 市民ニーズの 処理へ整備手法を変更した。 変化 ・上水道の整備(上水道事業) ・公共下水道事業(特会) ・個別生活排水事業(特会) ・農業集落排水事業(特会) ・湊町簡易水道事業(特会) ・西田面簡易水道事業(特会) ・水道未普及地区給水施設補助整備事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 水道普及率 ⑴ 給水人口/人口 ⑵ 汚水処理人口普及率 ⑵ 汚水処理施設整備人口/人口 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 95.3% 95.5% 95.6% 95.7% 95.4% - - - 77.5% 78.6% 79.6% 81.1% 76.8% - - - - - - - - - ○経営の健全化を図りながら、施設の整備及び老朽管更新事業・配水管布設事業を推進し、水道普及率の向上に努める。 ○公共下水道事業については、面整備率の向上を計画的に進めながら水洗化率の向上と整備費や維持管理費等のコスト縮減に努 め歳入と歳出の均衡を図るなどの経営の健全化と安定化を図る。 ○平成24年度の事業採択に向けた下水浄化工場の長寿命化計画を策定し、国などからの財源確保を図りながら下水浄化工場の改 築・更新を行う。 ○農業集落排水事業北会津西部地区においては、事業期間の延長(平成23年度から平成26年度に変更)を行った。これを踏まえ コスト縮減に努めながら建設事業を継続するとともに普及活動を重点的に実施し、水洗化率の向上に努める。 ○会津若松市バイオマスタウン構想における下水汚泥等の有効利活用として、下水汚泥肥料であるあいづ土根性の増産や平成23 年度に認可変更し平成24年度から下水消化ガスによる発電施設整備を計画する。 ○今後も未普及解消のための下水道施設整備を計画を進めることに伴い、公共下水道使用料の徴収件数の増加が見込まれる。限 られた予算や職員数の中で使用料徴収担当職員を増員することが厳しいなか、農業集落排水施設使用料や個別生活排水施設使用 料も含めた下水道の使用料の徴収に関する事務のアウトソーシングも視野に効率的で適正な徴収処理を継続できる執行体制を検 討する。 ○下水浄化工場や北会津北部浄化センターの敷地内に仮置きしている放射性物質を含んだ下水汚泥の処分について、国や県等の 方針を踏まえ適正に処理を進めていく。 ○下水道にかかる使用料の徴収に関する事務については、アウトソーシングも視野に効率的で適正な徴収処理を継続できる執行 取組み改善の 体制を検討する。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○下水道事業、個別生活排水事業、農業集落排水事業の整備においては、国庫補助事業を活用し整備を進めているなか、国庫補 助金制度については、平成22年度から一括交付金化への改正があった。また、東日本大震災からの復旧・復興による財政運営が 大きく影響を与えることが予想されることから、国の政策の動向について、今後も注視していく必要がある。 ○上水道の整備(上水道事業) ○水道未普及地区給水施設補助整備事業(水道未普及地区で給水不安な地区に対し、地区が行う水道施設整備に対し市が事業費 を補助していく。) ○公共下水道事業(特会) 特に必要とされ ○個別生活排水事業(特会) ○農業集落排水事業(特会) る事務事業 ○下水道使用料徴収事務 ⑶ ⑷ 5.最終評価 ○上水道については、市民生活や産業の振興に欠くことのできないものであり、引き続き普及率の向上に努める必要がある。 ○このため、老朽管の更新や配水管布設を推進するものとするが、工場などの水需要の状況も注視し、健全性な経営に努めるものとする。また 、水道未普及地区の解消に向け、地区に対する支援についても引き続き行うものとする。 ○また、今後とも水道水のモニタリングを継続し、水道水の正確な情報を引き続き発信していくものとする。 ○下水道(公共下水道事業、農業集落排水事業、個別生活排水事業)については、衛生的な生活環境の確保に加え、河川等の水質汚濁の防止な ど良好な環境の保全に寄与するものであり、引き続き地域に適した手法により普及率の向上に努める必要がある。 ○このため、コスト削減に努めながら計画的な整備を行うとともに、水洗化率の低い地域における重点的な普及活動の展開を図るものとする。 ○また、農業集落排水施設使用料や個別生活排水施設使用料も含めた下水道の使用料の徴収については、業務のアウトソーシングも含め、効率 的で適正な執行体制を検討を行うものとする。 ○加えて、放射性物質を含んだ下水汚泥については、国県の方針も踏まえた上で、適正な処分を行うものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 8,667,128 1,111,263 7,861,499 1,028,212 612,472 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 175 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-4-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 上水道の整備(上水道事業) 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) ①安全な水を安定して供給する ②経営の健全化 ③市民サービスの向上 を経営方針として事業運営にあたる。 変更なし また、滝沢浄水場の整備に向け、概算 事業費・建設場所等の具体的な検討を進 める。 上水道の整備(上水道事 水道部 1 継 続 業) 水需要が減少傾向にある中での健全な 事業経営の維持及び老朽化施設の計画的 な更新・整備のための財源の確保が大き な課題である。 継 2 続 水道水のモニタリング 福島県から貸与されたゲルマニウム半導体 法 直 検出器を使用し、県から依頼された水道水中 定 営 の放射性物質の測定を行う。 本来は国が実施すべき事業であるが、 現状は県と市が実施することになり、そ 放射性物質には半減期が長い物質もあ 国にすべての費用負担を求めていく必 の費用等の負担責任が明確になっていな り、長期的な事業の継続が必要である。 要がある。 い。 上水道事業へ統合される前の簡易水道の建 設改良のために発行された企業債にかかる元 利償還金相当額を水道事業会計へ負担する。 自 補 ※総務省通知 繰り出し基準 統合水道に係 主 助 金 る統合前の簡易水道の建設改良のために発行 等 された企業債に係る元利償還金の2分の1とす る。 公営企業の経営の健全化を図るため公 公営企業法その他法令に準拠した措置 営企業法その他法令に準拠した措置であ であるため、継続する。 変更なし る。 北会津地区水道事業会計 健康福祉部 3 継 続 負担金 健康増進課 施策№ 5-4-2-2 施 策 名 簡易水道の整備 うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 ①安全な水を安定して供給する ②経営の健全化 ③市民サービスの向上 を経営方針として事業運営にあたる。 直 施設の更新・整備を推進し、水道使用者に 法 営 安全な水を安定して供給する。 定 ・ 委 託 水道部 施設課 平成23年度予算(千円) 4,231,847 0 国 3,958,224 0 国 377,850 77 77 20 20 5,445 24,123 24,123 23,997 23,997 0 今後の方針 地区住民へ清浄豊富な飲料水を継続して給水していく。 湊町簡易水道事業(特会 健康福祉部 1 継 続 ) 健康増進課 補 簡易水道施設により、対象となる地域住民 自 助 の飲料水を供給する。 主 金 等 住民の衛生的な生活を確保するために 地区住民へ清浄豊富な飲料水を継続し 変更なし 簡易水道を適正に運営する必要がある。 て給水していく責務があるため、継続す る。 11,192 11,192 5,472 5,472 376 西田面簡易水道事業(特 健康福祉部 2 継 続 会) 健康増進課 補 簡易水道施設により、対象となる地域住民 自 助 の飲料水を供給する。 主 金 等 住民の衛生的な生活を確保するために 地区住民へ清浄豊富な飲料水を継続し 変更なし 簡易水道を適正に運営する必要がある。 て給水していく責務があるため、継続す る。 2,773 2,773 2,801 2,801 376 施策№ 5-4-2-3 施 策 名 水道未普及地域の解消 今後の方針 飲料水は生活基盤の根幹をなすものであり、安全で安定的な飲料水を供給をするため、給水施設整備事業を進め給水不安地区の解消にあたる。 継 水道未普及地区給水施設 健康福祉部 1 続 補助整備事業 健康増進課 水道未普及地区で給水不安な地区に対し、 補 新たな水源の確保など地区が行う水道施設整 自 助 備に対し市が事業費を補助し、安定した給水 主 金 と住民の衛生的生活を確保する。 等 飲料水は生活基盤の根幹をなすもので あり水の安定供給と安全確保をめざし、 地区の意向を十分ふまえながら、すみや 安全で安定的な飲料水の供給を確保す かに給水不安地区の解消にあたる。 るために給水施設整備事業を進めるにあ ※湊地区はじめ上水道給水区域以外の地 たっては、執行体制の強化と地区との協 区については簡易水道ほか、さまざまな 変更なし 力が必要不可欠となっている。 給水施設が混在する中、水の安定確保に 不安をかかえる状況が続いてきたため、 これをより安定的なものにするため、方 策を検討する必要がある。 一箕町石畑地区飲料水確 健康福祉部 2 継 続 保対策事業 健康増進課 水道未普及地区である一箕町石畑地区につ いては鉱山跡地という歴史的及び地理的条件 自 委 により、水源の確保が困難な地区であるため 主 託 、何らかの対策を講じる必要がある。 平成22年度に水源調査を行ったが、 良好な結果が得られず、引き続き、対策 の検討が求められている。 施策№ 5-4-2-4 施 策 名 衛生的な汚水処理の推進 26,000 26,000 39,000 39,000 7,216 地下水調査を実施した結果、地区全体 を賄える水源の確保にいたらなかったた め、水質の改善を図る。 ※水源確保が困難な地区であるため、水 変更なし 量確保については引き続き市として検討 を進める必要がある。 0 0 1,575 1,575 188 快適で衛生的な生活や河川等の水質保全、安全・安心なまちづくりは行政の根本的な責務であることから面的整備を計画的に進め、普及率並びに水洗化率の向 今後の方針 上を図るとともに、整備コスト縮減や効率的な維持管理に努めながら、経営の健全化を図る。 建設部 1 継 続 公共下水道事業(特会) 下水道課 汚水排水管きょ及び処理場の計画的な整備 により快適で衛生的な生活環境を提供すると ともに、生活排水による公共用水域の水質汚 法 直 濁を防止する。 全体計画面積:2,699㏊(会津若松処理区: 定 営 2,379㏊、北会津北部処理区:123㏊、河東処 理区:197㏊) 市民ニーズを的確に捉え、未整備地区 の面的整備を計画的に進めるとともに水 洗化率の向上を図り、真に豊かな生活環 境を広く提供していかなければならない 。また、管理運営費等の節減に努めなが ら、経営の健全化・安定化を図る。 下水道管きょ等の計画的な整備と適正 な維持管理を進め、さらに下水浄化工場 の改築更新に向けた長寿命化事業に取り 組むとともに、使用料収入や市債等の歳 変更なし 入と、維持管理費や公債費支出(資本費 )等の歳出の均衡を図るなど、経営の健 全化と安定化を図る。 個別生活排水事業(特会 建設部 2 継 続 ) 下水道課 合併浄化槽の設置及び適正な維持管理を行 い、市街化調整区域内の住環境の向上を図る 法 直 とともに、生活排水による公共用水域の水質 定 営 汚濁を防止する。 集合処理に替わる市街化調整区域にお ける生活排水対策の柱であり、1戸当た りの整備率、経済性、事業効果の早期発 現を考慮すれば極めて有効で、かつ緊急 性の高い施策である。 使用料収入で維持管理経費を賄えない 上下水道一体の徴収委託を次年度から 状況であり、今後、整備コストの縮減、 行うために、今後も水道部との協議を進 効率的な維持管理に努めながら、経営の める。 健全化を図る。 216,235 国 61,875 ・ 県 農業集落排水事業(特会 建設部 3 継 続 ) 下水道課 汚水管きょ及び処理場の計画的な整備によ 法 直 り農村部の住環境の向上を図るとともに、公 定 営 共用水域の水質汚濁を防止する。 面的整備の進捗と比較して水洗化率が 低迷している。 特に、北会津処理区における水洗化率が 低いことから、普及活動を通して水洗化 率の向上に努める必要がある。 北会津西部地区においては事業期間を 延長し、コスト縮減に努めながら建設事 変更なし 業を継続するとともに、水洗化率の向上 に努める。 491,965 建設部 4 継 続 浄化槽事務に関する経費 下水道課 地域の衛生的な生活環境の確保と公共用水 域の水質保全を図るため、浄化槽に関する届 法 直 出書、法定検査結果書の受理、審査及び、浄 定 営 化槽管理者に対し適切な維持管理への指導を 行う。 浄化槽法により浄化槽の適切な管理を 求めているところであるが、設置基数が 適切な浄化槽管理の指導、法定検査受 膨大であることから、広報や県および福 検率向上、浄化槽台帳の整備等を中心に 変更なし 島県浄化槽協会と連携し指導を行ってい 取り組んでいく。 る。 142 176 3,652,974 国 806,485 ・ 3,237,570 県 国 733,859 ・ 県 189,310 215,897 国 64,115 ・ 県 6,058 173,338 県 365,306 150,278 県 11,274 132 県 142 132 県 6,389 継 優 続 先 ・ 順 新 規 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 継 浄化槽設置整備事業補助 建設部 5 続 金 下水道課 公共下水道認可区域(7年以上整備が見込 まれない区域を除く)、農業集落排水事業区 域及び、個別生活排水事業による整備区域を 自 補 除いた区域において、10人槽以下の浄化槽を 主 助 金 設置するものに対して、設置に必要な経費に 等 ついて予算の範囲内で補助金を交付し、公共 用水域の水質汚濁防止を図る。 平成20年度より補助限度額の引き下げ 、平成21年度より県が補助対象を既存の 単独処理浄化槽・くみ取り便槽を使用し ている住宅等の増改築による合併処理浄 化槽の設置のみを対象としたことから、 補助金額が減少している。 公共下水道の計画区域および認可区域 の整備が進めば、いずれ当該事業の補助 対象の世帯はなくなる。そのため、当該 変更なし 事業は公共下水道事業の進捗に大きく影 響される。 9,370 継 地域汚水処理施設整備事 建設部 6 続 業 下水道課 処理対象人員350人以上の能力を有し、設 置後7年以上を経過した地域汚水処理施設( 合併処理浄化槽、管路施設、附帯設備)の適 自 補 正な維持管理に必要な整備を実施する自治会 主 助 金 等へ補助対象経費の4/10以内で補助金を交 等 付し、衛生的な環境と公共用水域の水質保全 を図る。 現在、補助対象に該当している自治体 下水道未整備区域での地域汚水処理は で設置した浄化槽は、設置後、年数が経 重要であり、代替手段はないことより継 変更なし 過したことより老朽化が進み補修が必要 続していく。 になっている。 下水道(公共下水道事業、農業集落排水事 業、個別生活排水事業)の使用料を徴収して いる件数は、約30,500件(平成23年6月現在 自 委 )である。現在、公共下水道事業、農業集落 主 託 排水事業については、上下水道一体の徴収を 水道部に委託しており、個別生活排水事業に ついても、徴収業務の委託を進める。 本市の人口における汚水処理施設の整 備率は76.8%(平成23年3月末現在)で あり、今後も未普及解消のための下水道 施設整備を計画的に進める。それに伴い 、下水道使用料の徴収件数の増加が見込 まれるなか、現在でも煩雑な汚水排出量 の認定と多くの徴収件数を少人数の職員 で下水道使用料の一連の徴収事務に苦慮 している。限られた予算や人員の中で使 用料徴収担当者を増員することが厳しい なかで、効率的で適正な徴収処理を継続 できる事務体制のあり方を検討する。 事務事業名 継 7 続 下水道使用料徴収事務 担当部課名 建設部 下水道課 事業の概要 今後の方針 (事業期間を含む) 現在、下水道(公共下水道事業、農業 集落排水事業、個別生活排水事業)使用 料のうち公共下水道事業と農業集落排水 事業の使用料を水道部へ徴収業務を委託 している。上下水道一体の徴収委託は利 用者への利便性の向上や滞納対策として も効果的である。今後も水道部との協議 を進め、個別生活排水事業の使用料につ いて次年度から上下水道一体徴収の業務 委託の実施を目指す。 177 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 使用料の徴収に関する一連の事務(積 算、調定、請求、返還・追徴など)の委 託について、水道部との協議や他の先進 事例を参考にしながら、市民サービスの 向上や事務処理の効率化などの観点から より一層の改善を進める。 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 国 4,838 ・ 県 9,370 国 4,838 ・ 県 430 430 1,200 1,200 579 0 0 925 925 1,398 6,013 178 平成23年度施策評価票 施策№ 5-4-3 基本施策名 総合的な治水対策を推進する 主管部課名 (政策名) 身近な住環境が整備されたまちをつくる 関連部課名 建設部道路維持課 4.基本施策の評価 建設部下水道課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○河川改修や下水道の雨水幹線の整備を進めるとともに、溢水・浸水対策の向上を図ることで、治水安全性を高め、水害に 対して安全なまちづくりを進めます。 ○これまで実施した対策の効果を踏まえ、平成21年度より10年間を目途に浸水被害が軽減されていない16地区について重点的に 対策を進めることとし、短期計画及び長期計画として整備を進めているところである。 ○平成22年度末の進捗率は、短期計画では47.8%、長期計画では16.1%、短期・長期合わせて19.8%となっている。また、平成 成果指標推移 23年度末の目標値進捗率は、短期計画で63.3%、長期計画で31.5%、短期・長期合わせて35.2%となる予定である。 ○排水路及び下水道の雨水幹線の流末となる河川整備を進めていくとともに、下水道の雨水幹線の整備を推進します。 ○急な降雨に際し迅速な対応を可能にし、増水に対する安全性の向上を図るために、自動化した水門を常時、遠隔により操 ② 目標達成の 作できるシステムを導入します。 ための方針 ○緑地の保全、緑化の推進、貯留施設や浸透施設の設置を検討するなど、保水・遊水機能の向上と確保を図ります。 (長期総合計画に ○流水の適正な管理を行うため、堤防や河床に繁茂する雑草の刈払い等を行います。 おける基本施策 ○年次計画に基づき、部分的な水路及び側溝の改修を推進します。 の目標達成の ための方針) ○溢水の常習箇所である栄町・西栄町地区の抜本的な対策として、栄町1号バイパス雨水幹線の整備を最重点的に進め、平成23 年度には完了する予定となっており、当該地区の浸水被害が軽減されることになる。 ○水路整備については、平成22年度に3地区について整備を行ない、計画延長1,688mに対して整備延長が728.4mとなっている (整備延長率 43.2%)。平成23年度は、前年度に引き続き3地区(住吉町地区、南花畑地区、下居合地区)について水路整備 事業進捗 (前年度最終 を行ない、その他の地区についても浸水被害の軽減に努める。 評価に係る取 ○水門自動化については、平成22年度に一ノ堰工業団地調節池水門が完了し、平成23年度には不動川水門及び吹屋川水門の測量 組みを含む) 設計が完了、平成24年度には不動川水門及び吹屋川水門の自動化を図ることにより市街地中心部への流水が抑えられ、浸水被害 が軽減されることになる。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○「ゲリラ豪雨」といわれる短時間に集中した降雨に伴い、特に市街地においては常習的な溢水箇所がみられ、浸水等の被 害など市民生活に不安を与えている状況にあることから、総合的な治水対策を施すことは、安全で安心なまちづくりを進め る上で必要不可欠な施策である。 ③ 前年度最終 ○こうした中で、これまで水路の改修や下水道事業における雨水幹線の整備、市街地への雨水流入に迅速に対応するための 水門自動化事業に取組み、着実に成果が現れてきていることから、引き続き事業の推進を図ることとする。 評価 (今年度の取組み ○なお、雨水幹線の整備においては、より効率的で効果的な手法を検討しながら、事業を進めることとする。 方針・考え方) ○さらに、個別住宅等における雨水貯留施設の設置等についても治水対策の一つの手法として研究を進めることとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○平成14年度に三度にわたり浸水被害を受けたことから、浸水箇所51地区の現地調査を行い、溢水の原因と対応策を検討し、平 成15年2月に短期・長期にわたる溢水対策を策定し、順次対策を施してきたところである。 ○平成21年2月に、これまでの事業の成果をもとに対策が必要とされる浸水箇所51地区のほか、新たな浸水箇所として確認され 社会状況・ 市民ニーズの た1地区を含め、全52地区について浸水被害の軽減が必要となっている。 変化 ・溢水対策事業(短期計画)水路改修事業 ・溢水対策事業(短期計画)水門自動化事業 (参考) ・溢水対策事業(長期計画)公共下水道事業(雨水)(特会) 施策体系の中の 主な事務事業 ○変化なし 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 溢水対策事業(短期計画)の進捗率 ⑴ 累計実施済額/累計実施済額+残計画事業費 ⑵ 溢水対策事業(長期計画)の進捗率 ⑵ 累計実施済額/累計実施済額+残計画事業費 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 50.6% 64.8% 82.5% 47.8% - 23.1% 34.0% 16.1% - ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) 重点的に 取組む内容 ○浸水被害の軽減 通水を阻害している水路の改修を行なうとともに、市街地中心部への流水を抑えるため、不動川水門及び吹屋川水門の自動化 ・遠隔化を実施する。 ○溢水の常習箇所である栄町・西栄町地区の抜本的な対策として進めている栄町1号バイパス雨水幹線の整備を平成23年度に完 成する予定である。 ○溢水対策での長期計画として、大町2号・日吉1号・小田幹線・八角6号幹線の雨水幹線の整備及び南四合川の河川整備を図る 。 ○溢水対策における上流部での雨水排水対策として雨水幹線における東山1号幹線の整備を検討する。 最終目標値 (平成28年度) ○水環境と総合治水に関する勉強会 取組み改善の 国・県・市が情報を共有し、水環境の改善及び総合治水対策の実施のために連携していくことを目的として、平成22年2月か 視点 ら定期的に意見交換する場として設立された。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) 100.0%(H25) (計画の当初:100%(H28)) ※最終目標値の根拠となった溢水計画の変更により、最終 目標値を変更 100.0%(H30) 41.7% (計画の当初:25.7%(H28)) ○溢水対策事業(短期計画)水路改修事業 ○溢水対策事業(短期計画)水門自動化事業 ○溢水対策事業(長期計画)公共下水道事業(雨水)(特会) ※最終目標値の根拠となった溢水計画の変更により、最終 目標値を変更 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 ○「ゲリラ豪雨」といわれる短時間に集中した降雨に伴い、特に市街地においては常習的な溢水箇所がみられ、浸水等の被害など市民生活に不 安を与えている状況にあることから、総合的な治水対策を施すことは、安全で安心なまちづくりを進める上で必要不可欠な施策である。 ○特に溢水対策については、これまでも水路の改修や下水道事業における雨水幹線の整備、市街地への雨水流入に迅速に対応するための水門自 動化事業に取組み、着実に成果が現れてきており、今後も有効な手段を検討しながら、引き続き事業の推進を図ることとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 327,626 82,646 161,359 33,813 30,105 事業費等 179 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-4-3-1 担当部課名 建設部 道路維持課 準用河川改修事業(第2 建設部 2 継 続 沼川) 道路維持課 3 継 続 一級河川整備促進事業 5-4-3-2 建設部 道路維持課 溢水対策事業(短期計画 建設部 2 継 続 )水路改修事業 道路維持課 5-4-3-3 施策№ 5-4-3-4 1 継 続 河川管理業務 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 市街地の拡大等により洪水流量が増加し、 自 直 冠水被害が発生している河川の整備を行う。 主 営 補 会津治水事業促進期成同盟会を通じて、会 津地方における河川改修事業に関する事業の 自 助 主 金 促進と、関係機関との密接な連携を図る。 等 阿賀川は、会津盆地を貫流して沿川地 域に豊かな恵みを与えている一方で、幾 多の洪水被害をもたらしており、治水事 業の重要性がより求められている。特に 、長井地区の下流狭窄部の改修、弱小堤 防の解消、湯川洗堰の改築と可動堰化、 防災拠点の整備について実現を図り、阿 賀川の安全性を向上させ、地域に果たす 機能の一層の充実強化を図り、さらには 周辺部の自然環境の保全を図る必要があ る。 流水の正常な機能管理を図り、洪水等 による災害を防止し、市民の生命と財産 を守り、河川の持つ水辺環境の保全を図 変更なし る必要があることから、適正な河川の管 理に努める。 9,000 - 安全で安心して暮らせるために一級河 川の整備は必要であるが、今後は負担金 変更なし を抑えながら効果のある要望活動を行っ ていく。 143 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 9,000 - 143 2,700 - 143 3,383 38 143 376 今後の方針 平成21年2月に概ね10年間を目途に策定した短期・長期計画に基づき、浸水被害の軽減のため重点的に対策を進める。 雨水排水機能の強化を図り、浸水被害を解 自 直 消するため、雨水幹線の整備を行う。 主 営 浸水被害を解消し、安全で安心なまち づくりを推進するための事業であり、コ 変更なし スト縮減を図りながら雨水排水機能の強 化のため整備推進を図る。 270,267 水路等の本来の機能を維持し、浸水被害を 自 直 解消するために、水路の改修や土砂のしゅん 主 営 せつ等を行う。 昨今、ゲリラ豪雨と言われる局地的、 短時間に激しく降る雨が多くなっている ことや、市街地の宅地化によって降った 雨が地中に浸透しづらくなり、下流地域 に一気に流れることにより、低地部の水 路や道路側溝に排水能力以上の水量が流 れ込んで浸水被害が発生している。 これまでの降水量と浸水被害の状況や 実施した対策の効果を踏まえ、平成21年 度より10年間を目途に浸水被害が軽減さ 変更なし れていない16地区に対し重点的に対策を 進める。 30,600 出水時の水門の適正な調整を行うとともに 、河川区域内の除草を実施し、洪水時の正常 法 委 な機能を図る。また、河川敷内で地域の人々 定 託 の憩いの場となっている箇所に花苗えを植付 けし、河川の持つ水辺環境の保全を図る。 9,000 - 昨今、ゲリラ豪雨と言われる短時間に 強く降ることが多くなっていることから 、溢水の軽減を図るべく抜本的な対策と しての雨水幹線の整備は有効であるが、 相当の期間と多額の事業費を要すること から、長期的な視点に立ち計画的に進め ていくことが必要である。 水路水量の増減により自動的に水門を開閉 するとともに、降雨が予想される場合の迅速 自 直 な対応を図るために、水門の開閉を任意に行 主 営 なえる遠隔制御システム化を導入する。 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 今後の方針 阿賀川の安全性を向上させ、地域に果たす機能の一層の充実強化を図るとともに周辺部の自然環境の保全を図る。また、河川の整備や生活排水路等の整備によ り流水の正常な機能を維持するとともに良好な水辺環境の保全を図る。 第2沼川は本来、町北・高野地区の広 大な農地を潤す農業用排水路であったが 、近年の著しい経済成長の中、市街地の 拡大や宅地開発、さらには駅西地区の面 最近の降雨による浸水被害がなく整備 昨今の財政状況の中で、完成断面にて 的な整備構想により、流域における資産 の緊急性が低いことから、当面事業を見 整備を行うには多額の事業費を要するこ の増加や集中が進むなかで、洪水流量が 合わせることとする。 とから、現況断面の拡幅のみで事業を完 増加の一途をたどり内水被害の増加が深 了する。 刻な社会問題となっていることから、本 河川の整備が今日の社会的、経済的状況 からも急がれるところである。 施 策 名 河川の維持管理 建設部 道路維持課 今後の方針 (事業期間を含む) 出水による損壊や、生活雑排水の滞留 による悪臭が多く発生しており、整備に 対する市民の要望が多い中で、流水の正 常な機能管理を図り、河川の持つ水辺環 境の保全を図る必要がある。 施 策 名 雨水流出抑制施設の整備 溢水対策事業(短期計画 建設部 1 継 続 )水門自動化事業 道路維持課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 通称水路と呼ばれている排水路等について 自 直 、水路の整備を行う。 主 営 施 策 名 雨水排水施設の整備 溢水対策事業(長期計画 建設部 1 継 続 )公共下水道事業(雨水 下水道課 )(特会) 施策№ 実 施 方 法 施 策 名 計画的な河川の整備 1 継 続 普通河川整備事業 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 国 33,903 ・ 県 77,500 国 11,370 ・ 県 30,600 39,100 9,800 10,147 5,000 23,000 5,800 1,504 11,274 今後の方針 平成24年度に不動川水門及び吹屋川水門を自動化・遠隔化の整備を図り、水門自動化事業を完了する。 本市のかんがい用水は、市街地を経由 して下流の農地に流れていることから、 平成24年度に不動川水門及び吹屋川水 大雨時には市街地への雨水の流入を抑え 門を自動化・遠隔化の整備を図り、水門 変更なし るため速やかに主な水門の開閉を行い、 自動化事業を完了する。 河川や雨水幹線に流してやることが必要 である。 5,000 今後の方針 河川浄化作業、河川緑化作業を通して地域住民の河川に対する認識を深め、河川愛護思想を高めるとともに、継続的な河川環境の保全を図る。 県管理の河川の水門管理や河川浄化作 業、河川緑化作業について、県より委託 地域住民の河川に対する認識を深め、 を受け実施しているところであるが、本 河川愛護思想を高めるとともに、継続的 変更なし 来、河川管理者である県自ら行うべき事 な河川環境の保全を図っていく。 業であることから、将来的な実施方法に ついて検討する必要がある。 180 12,616 4,000 12,616 4,000 3,383 平成23年度施策評価票 施策№ 5-5-1 基本施策名 雪対策を推進する 主管部課名 (政策名) 雪に強いまちをつくる 関連部課名 建設部道路維持課 4.基本施策の評価 企画政策部地域づくり課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民と行政が一体となって、様々な雪害から身を守り、助け合い、さらには雪を利用し生活に取り入れるなど、雪に強い まちをめざします。 ① 目標 ○冬期における安全な歩行者空間を確保します。 (長期総合計画に ○通学・通勤、バス路線や物流を考慮した交通輸送網並びに生活に必要な道路通行の確保を図ります。 おける基本施策 の目標) ○歩道融雪整備延長 概ね計画通りに推移している。 ○除雪車1台あたりの除雪延長 成果指標推移 「除雪車1台当りの除雪延長値」について、事業サービスの低下につながることの無いよう必要な除雪機械数の確保に努めて いるものの、毎年住宅開発等による除雪路線延長が増加しており、計画的な除雪機械の更新に努めていく必要がある。 ○市民との協働で雪の問題に対処していくための組織・体制を整備します。 ○都市計画道路の整備に際し、歩道融雪施設の設置を推進します。 ② 目標達成の ○歩道を利用するすべての人に配慮し、歩道を拡幅したり滑りにくい歩道構造とするなど歩道の整備を推進するとともに、 ための方針 歩道除雪の充実を図ります。 (長期総合計画に ○除雪車両の増車をはじめとする除雪体制の強化と、豪雪時の排雪体制の強化を図ります。 おける基本施策 ○利雪・克雪についての研究を推進するとともに、意識の高揚を図ります。 の目標達成の ○雪を利用した冬期のイベント・レクリエーションを推進します。 ための方針) ○歩道融雪については、会津若松市冬期バリアフリー基本構想に基づき実施しているが、最終目標値へ向け、今後も財政状況を 踏まえながら事業を展開していく必要がある。 ○大雪時においてもスムーズな除排雪を図るためには、除雪車1台当たりの除雪延長を少なくすることが必要であり、目標達成 に向け努力するところであるが、昨今の景気の低迷による建設会社の倒産や、建設業における維持管理費の節減等により、自社 事業進捗 (前年度最終 保有の除雪機械数が減少傾向にある。今後は新たな除雪機械保有者の発掘に向けた情報収集を行うと共に、市政だより等への広 評価に係る取 報掲載など広く周知を行い、必要な除雪機械数の確保に努めていく必要がある。 組みを含む) ○全国雪寒都市対策協議会に加盟し、国への要望活動や利雪・克雪対策に関する調査・研究を行なっている。 ○雪を利用した冬期のイベントとして、会津絵ろうそくまつり及びスノーバトルinきたあいづを毎年開催している。 ○本市においては、冬期間の降雪、積雪が多く、雪への対策は市民生活を守る上で必要不可欠な施策であり、これまでも道 路、歩道の除排雪とともに、歩道融雪の整備にも取り組んできているところである。 ○しかしながら、道路整備の進捗や宅地開発等により新たに除排雪を行うべき道路、歩道が増加する一方で、近年の経済状 ③ 前年度最終 況から、除雪機械を所有しない企業が増えている状況にあり、民間除雪機械の確保が大きな課題となっている。 ○こうしたことから、直営除雪車両における除雪体制の維持を図るとともに、引き続き、民間除雪機械の確保に積極的に取 評価 (今年度の取組み り組むこととする。 方針・考え方) ○また、高齢などにより除雪後の雪処理に対する要望も多く寄せられてきており、高齢者世帯などの除雪後の雪処理や歩道 の除雪について、地域の中で対応できるような仕組みづくりや地域における除雪体制への支援などの制度の確立について早 急 に検討を進めることとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○冬期間における除排雪対策は、市民生活に密接していることから関心も高く、ニーズも多様化してきているため、今後、様々 な課題への対応が必要になってくる。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・除排雪対策事業 ・防雪柵整備事業 (参考) ・雪寒機械整備事業 施策体系の中の 主な事務事業 ○平成21年度をもって国の豪雪地帯特別対策事業が廃止され、社会資本整備総合交付金へ統合された。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 歩道融雪整備延長 ⑴ 整備累計延長 ⑵ 除雪車1台当りの除雪延長 ⑵ 除雪路線延長/(直営車除雪車台数+委託除雪 車台数) 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 450m 640m 640m 3,160m 450m - - - 4.7km/台 4.6km/台 4.5km/台 4.2㎞/台 4.74km/台 - - - ○雪対策を推進していく上では、市民と行政が一体となって対応していくことが重要であることから、今後、市民団体や町内会 取組み改善の といった様々な分野との連携を深めながら、雪に強いまちづくりを目指す。 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○除排雪対策事業 ○防雪柵整備事業 ○雪寒機械整備事業 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - - - - - - ○冬期交通の安全確保 必要な民間の除雪機械の確保を図るとともに、市保有機械の適正な管理・更新を行いながら除排雪体制の充実を図り、また必 要な防雪施設の整備を進めながら、安心して通行できる道路交通の確保を行う。 ○市民協働による雪対策の推進 市民との協働で雪の問題に対処していくための組織・体制の整備を進めていくとともに、高齢者・障がい者のみの世帯への負 担軽減について、地域コミュニティの充実を図りながら進めていく。 ⑷ 5.最終評価 ○本市においては、冬期間の降雪、積雪が多く、冬期間の交通の確保は市民生活を守る上で必要不可欠な施策であり、これまでも道路、歩道の 除排雪とともに、歩道融雪の整備にも取り組んできているところである。 ○しかし、一方で道路の除排雪については、近年の経済状況から、除雪機械を所有しない企業が増えている状況にあり、民間除雪機械の確保が 大きな課題となっている。また昨年から今年にかけての豪雪など、通常の除雪対応では困難な状況もみられている。 ○こうしたことから、引き続き、市保有機械の適正な管理・更新を行いながら除排雪体制の維持に努めるとともに、除雪機械保有者の発掘や市 政だよりでの広報等により、新たな民間除雪機械の確保に取組んでいくものとする。 ○加えて、市民と行政が一体となった対応について、市民団体や町内会との協議を進めていくこととし、市民、特に高齢者世帯などの除雪後の 雪処理や歩道の除雪については、地域と協働で対処するための組織、体制づくりや、負担軽減に向けた支援等について、試験的な取組みを行う こととする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 320,125 284,654 314,276 283,120 40,244 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 181 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 5-5-1-1 1 継 続 除排雪対策事業 担当部課名 5-5-1-2 1 継 続 防雪柵整備事業 継 2 続 雪寒機械整備事業 施策№ 5-5-1-3 建設部 道路維持課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 市民生活に支障が生じないよう、除排雪体制のさらなる強化を図り、冬期における交通輸送網並びに生活に必要な道路通行を確保する。 直営及び民間委託除雪車両等により除排雪 法 直 作業を行う。 定 営 道路は市民生活に密着していることか ら、降雪による市民生活に支障が生じな いよう、除排雪体制の強化による安全な 道路交通の確保が必要とされる。 冬期間における除排雪対策事業は市民 生活に密接に関わっており、市民からの 要望は多く期待も高い。また、除排雪に 変更なし 対するニーズも多様化してきており、今 後も引き続き堅実な対応を図っていく。 291,355 会津若松商工会議所や市内の商工団体・企 業などを会員として組織された協力会員の会 費負担金により、市の除雪対策を支援してお 自 直 り、その主なものは市への除雪機械の寄付や 主 営 町内会の除雪機械借上げ及び除雪機械等の購 入に対する補助をする。 会は加入団体の負担金により運営され ており、公金は投入されていないが、職 員が事務局として取りまとめをしている ことから、人件費を市で負担している。 これら人件費の負担や会の会長が商工会 議所会頭ということから、本会の運営を 民間へ転換とする考え方もあるが、本会 の目的は、非営利を目的とした市の除排 雪作業への協力であることから民間への 転換はなじまないものである。 市と民間との連携により、官民一体と なった除排雪作業の取り組みができるこ とから、今後もこの運営形態により取組 を継続する。しかし、年々加入団体が減 少するなか予算についても減少する一方 で、除雪機械寄付などの事業実施が図れ ない状況となっている。このような中で 変更なし 、除排雪作業の住民ニーズの多様化が叫 ばれていることから、一定の予算で住民 ニーズに合った事業の効果的な展開を検 討する。また、会の事業展開にかかわる 会員の脱退に歯止めをかけ、新規会員を 募る方策についても検討を進める。 0 施 策 名 除排雪・防雪施設の整備 県 281,351 ・ 他 291,355 0 0 県 281,351 ・ 他 0 36,829 376 今後の方針 除排雪体制の強化を図る上で、必要な除雪機械の整備や、防雪施設の整備を図り、冬期における安全な道路の通行確保を図る。 建設部 道路維持課 道路に防雪柵を設置することにより、冬期 法 直 間の風雪等による交通障害を防止する。 定 営 冬期間における雪対策は市民生活に密 冬期交通の安全を確保するための施設 接に関わっており、市民からの要望は多 として有効な施設であることから、整備 く期待も高い。また、除排雪に対するニ 変更なし 促進が望まれる事業である。 ーズも多様化してきており、今後も安全 な道路の通行確保を図っていく。 10,000 200 国 10,000 200 国 1,504 建設部 道路維持課 冬期間の除排雪事業を行う直営除雪車両( 雪寒機械)について、耐用年数を経過した車 法 直 両を順次更新し、常に万全な除雪体制を整え 定 営 る。 冬期間における除排雪対策事業は市民 冬期間の安全な通行確保を図るための 生活に密接に関わっており、市民からの 除雪機械の整備は、常に安定した状態に 要望は多く期待も高い。また、除排雪に 変更なし 対するニーズも多様化してきており、今 努める必要がある。 後も安全な道路の通行確保に努めていく 。 18,690 3,023 国 12,835 1,483 国 752 施 策 名 利雪の推進 雪対策に関する施策目的を達成するため、 全国雪寒都市対策協議会 企画政策部 全国雪寒都市対策協議会へ負担金を支出し、 自 1 継 続 負担金 地域づくり課 国への要望活動や利雪・克雪対策に関する調 主 査・研究を行なう。 2 継 続 福島県雪対策協議会 実 施 方 法 施 策 名 除排雪体制の充実 建設部 2 継 続 会津若松除雪対策協力会 道路維持課 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 建設部 道路維持課 今後の方針 雪を活用したイベントを継続するとともに、全国の積雪自治体と連携しながら雪対策を推進し、利雪・克雪による雪に強いまちづくりを推進する。 補 助 金 等 雪対策に関する、国の諸施策実施及び地方 自 補 予算の確保など、施策目的を達成するための 主 助 金 各種要望活動などを行う。 等 近年の異常気象を受け豪雪による被害 が深刻となっている現状であり、ますま 現行のとおり行う。 す雪寒都市の整備振興並びに雪寒諸対策 の充実強化が求められている。 この協議会の全国的な組織(全国雪対 策連絡協議会等)と共に、情報収集や要 望活動等の統一行動により、国の諸施策 予算の確保と情報交換によるより適切な 地域の雪対策ができる。 変更なし 0 0 6 6 31 関係市町村が結束して、さらに全国雪 対策連絡協議会と連携を図り、国の諸施 策予算の確保等のため、県内積雪寒冷地 変更なし 域の21市町村とともに、雪対策の推進を 図るため、今後とも維持していくものと する。 80 80 80 80 752 182 平成23年度施策評価票 施策№ 基本施策名 ユニバーサルデザインの理念に基づくまちづくりを推進す る 6-1-1 (政策名) ユニバーサルデザインによるやさしいまちをつくる 主管部課名 関連部課名 企画政策部企画調整課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している ② 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○ユニバーサルデザインの理念に基づき、安全・安心で、すべての人にやさしく、暮らしやすいまちづくりを推進します。 ○平成20年度県政世論調査における会津地方振興局管内でのユニバーサルデザインの認知度は、37.6%であり、その後同様の 調査は行われていないものの、認知度向上に向け事業展開をしてきている。 なお、県の調査は必要に応じて実施するものであり、毎年実施してはいないところから、今後の指標については、毎年市政モ 成果指標推移 ニターのアンケート調査により把握していく。 ○様々な機会における情報の提供や研修会の開催などにより、意識づくりのための普及啓発を行います。 ○様々な分野で、ユニバーサルデザインの導入を積極的に推進します。 ② 目標達成の ○安全・安心で快適なまちづくりを推進するため、すべての人が利用しやすい施設整備を図ります。 ための方針 ○互いの個性を理解し、共生しあうことができる社会づくりに向けて、心のユニバーサルデザインを広めるための事業を展 (長期総合計画に 開します。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) 〇会津若松市ユニバーサルデザイン推進プランの重点施策31項目に対し、平成22年度の庁内推進状況における各課の取り組 みとして153事業を実施したところである。年々取り組み事業が増加しており、全庁的にユニバーサルデザインの考え方が浸 透し、ハード、ソフト両面にわたって確実に推進が図られているものと認識している。 〇前年度の最終評価で示したユニバーサルデザインの理念のさらなる普及と認知度の拡大については、市ホームページへの掲載 事業進捗 (前年度最終 や各種イベントへの出展等により市民への啓発は行ってきたが、普及に向けてのさらなる取り組みが必要である。また、公共施 評価に係る取 設等の整備にあたっては、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、整備に関わる事業者へも啓発を行ったところであり、ま 組みを含む) た交通バリアフリーへの取り組みについても、計画的に「人にやさしいみちづくり歩道整備事業」や道路改良工事等を実施しな がら安全で快適な歩行空間の整備を着実に進めてきているところである。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○ユニバーサルデザインについては、社会において当然に求められる理念であり、この理念の普及啓発を行うとともに、こ の理念に基づいたまちづくりを進めることは、「はじめからすべての人にとって障壁のない社会」の構築のため必要不可欠 な施策である。 ○こうした中で、最近ではユニバーサルデザインによる製品なども多く見られ、市民生活に溶け込んできているものである ③ 前年度最終 が、理念については、未だ市民に根付いているとは言えない状況にある。 評価 ○こうしたことから、ユニバーサルデザインの理念のさらなる普及と認知度の拡大を図る必要があり、ユニバーサルデザイ (今年度の取組み ンのまちについてイメージが醸成されるよう現行のユニバーサルデザイン推進プランの見直しを行うこととする。 方針・考え方) ○また、公共施設などの施設整備においてはユニバーサルデザインの視点からの整備を基本とするとともに、これまで取組 んできた「人にやさしいみちづくり歩道整備事業」など交通バリアフリーへの取組をさらに推進し、ユニバーサルデザイン による施設をバリアフリー化した道路で結ぶことにより、すべての人にやさしい暮らしやすいまちづくりのさらなる展開を 図ることとする。 ・ユニバーサルデザイン推進事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 〇社会の少子高齢化、国際化等が進み、様々な方のニーズが増えてきており、すべての人にとって暮らしやすく、人権に配慮さ れたユニバーサルデザイン(共生)社会の実現が求められている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 〇変化なし (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ ユニバーサルデザインの認知度 ユニバーサルデザインの考え方を知っている人 ⑴ /アンケート回答者数(会津地方振興局管内) ⑵ ユニバーサルデザインの認知度 ⑵ ユニバーサルデザインの考え方を知っている人 /アンケート回答者数(市政モニター) 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ⑴ 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 50.0% 51.0% 53.0% 60.0% 県において調査を実施しなか った - - - - 51.0% 53,0% 60,0% - - - - 取組み改善の 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) - - - - - 〇市政だよりへのユニバーサルデザインの事例掲載など、効果的に市民に伝わる情報提供のあり方を検討する。 〇ユニバーサルデザイン推進事業 会津若松市ユニバーサルデザイン推進プランの改訂版に基づき、市、市民、事業所、市民団体等がそれぞれの立場から全市的 に推進していく。 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - 〇見直しを進めている会津若松市ユニバーサルデザイン推進プランの改訂版については、市民啓発・理解促進に重点をおいたプ ランとし、パンフレット型の冊子を活用しながら積極的な情報提供を図り、さらなる認知度の拡大と意識啓発に努めていく。 〇また、そうした理念の普及を図ることにより、市民にユニバーサルデザインによる暮らしやすいまちのイメージが醸成され、 自発的な取り組みの拡大につながるよう促進に努めていく。 〇庁内横断的な取り組みを行う組織「会津若松市ユニバーサルデザイン推進チーム」を効果的に機能させながら、庁内のさらな るユニバーサルデザインの推進に取り組んでいく。 〇また、ユニバーサルデザインの取り組みの一つである「情報」に焦点をあて、市民にわかりやすい、効果的な情報提供のあり 方について研究していく。 〇市民との協働による様々なユニバーサルデザインの取り組みについて検討していく。 ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 150 150 358 358 7,573 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○ユニバーサルデザインは、社会において当然に求められる理念であり、この理念の普及啓発、さらには、この理念に基づいたまちづくりを進 めることは、「はじめからすべての人にとって障壁のない社会」の構築のため必要不可欠な施策である。 ○こうした中で、ユニバーサルデザインによる製品や取組みは市民生活の中で多く見受けられるようになってきたものの、理念については未だ 十分に根付いているとはいえない状況にある。 ○このことから、市民が手に取りやすく分かりやすいパンフレット型で作成した「ユニバーサルデザイン推進プラン改訂版」を有効に活用し、 ユニバーサルデザインについての積極的な理念の普及、情報提供を進め、理解促進と啓発を図るものとする。 ○また、理念の普及により、「すべての人が暮らしやすいまちづくり」の実現に向けた取組みが全市的に拡大するよう、その方策についても引 き続き市民、事業者、市民団体等とともに検討を進めていくものとする。 事業費等 183 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 6-1-1-1 担当部課名 6-1-1-2 実 施 方 法 施 策 名 ユニバーサルデザインの理念の普及啓発 ユニバーサルデザイン推 企画政策部 1 継 続 進事業 企画調整課 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 会津若松市ユニバーサルデザイン推進プラ ン」に基づき、市、市民、事業者及び市民団 体等、全市的にユニバーサルデザインの推進 自 直 に取り組んでいく。また、現行プランの計画 主 営 期間が今年度で終了することから、プランの 見直しを行う。 施 策 名 安全・安心・快適なまちづくりの推進 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 今年度見直しを進めている「会津若松市ユニバーサルデザイン推進プラン」の改訂版に基づき、市、市民、事業所、市民団体等それぞれが取り組み、よりよい 社会を目指していく。 社会の少子高齢化、国際化等が進む一 方だが、ユニバーサルデザインの認知度 がまだ低い状況にある。既存施設・設備 の整備や人の意識、社会制度を含めて、 社会環境に対応し切れていない課題があ り、今後、ハード・ソフト両面から対応 していく必要がある。 現在見直しを行っている「ユニバーサ ルデザイン推進プラン」の改訂版に基づ き、今後もさらなる推進を図っていく。 具体的には、ユニバーサルデザインの考 え方の必要性、重要性を市民や事業者に 理解していただき、さまざまな視点から 今年度検討している現行プランの見直 取り組んでいくことが、生きやすい、活 し作業の中で今後の事業・手法のあり方 動しやすい、よりよい社会につながるこ も検討していく。 とから、市民等への意識啓発を重点に取 り組んでいく。また、庁内においても少 子高齢化、国際化等に対応し、様々な方 のニーズに応えられるよう引き続き全庁 的に取り組んでいく。 150 150 358 358 7,573 今年度見直しを進めている「会津若松市ユニバーサルデザイン推進プラン」の改訂版に基づき、市、市民、事業所、市民団体等それぞれが取り組み、よりよい 今後の方針 社会を目指していく。 184 平成23年度施策評価票 施策№ 6-2-1 基本施策名 男女共同参画を推進する 主管部課名 (政策名) 男女がともに自立して尊重しあうまちをつくる 関連部課名 企画政策部企画調整課 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○すべての市民が、性別にかかわりなく一人の人間として尊重され、その個性や能力を十分に発揮することができ、あらゆ る分野にともに参画し、支え合い、責任を担う社会をめざします。 ○国が、男女共同参画基本計画(第3次)に「「2020年30%」の目標を社会全体で共有するとともに、その達成のために官民を 挙げて真剣に取り組んでいかなければならない。」という目標を明記していることから、市においても委員会・審議会における 女性委員の割合については、平成28年度までに30.0%を目標値として掲げて女性委員の登用に努めているが、平成22年度は 成果指標推移 19.9%、平成23年度は見込みで20.1%であり、増加傾向ではあるが、平成22年の国の33.8%、都道府県33.9%、市区の27.1%の 平均値に比べて依然として低い数値となっている。 ○女性人材リストの充実や制度の見直しを図るなど環境を整えるとともに、女性自身も主体的な様々な課題に取り組む行動力を 身につけることや、潜在能力の開発が求められている。 ○男女共同参画推進プランに基づき、市民一人ひとりが当事者としてこの問題を捉え、理解を深めていくことができるよう 、意識づくりを推進します。 ○性別による固定的役割分担意識を解消するため、人権に対する意識啓発と男女平等教育を推進します。 ② 目標達成の ○関係機関と連携し、ドメスティック・バイオレンス、セクシュアル・ハラスメント等の防止に関する幅広い普及啓発活動 ための方針 を推進します。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○平成21年度を計画期間初年度とするプラン(第3次会津若松市男女共同参画推進プラン改訂版)に基づき、全庁的に各施策の 推進に努めた。その中でも次の4つについて、取り組みの重点化を図り、推進を行った。①固定的な性別役割分担意識の解消や ②男女平等教育の推進に向け、事務負担の軽減を図りながら子ども人生講座や男女平等に関する作文コンクールを実施した。③ 女性のエンパワーメントとして、前年度と比べ人とのつながりや社会活動等に興味・関心を持てる仕掛けづくりにポイントを置 事業進捗 き、きらめき女性塾を開催し、女性人材リストへの積極的登録を図った。④ワークライフバランスの促進に向け、受賞事業者の (前年度最終 PRの工夫を図り男女共同参画事業者表彰を実施した。 評価に係る取 ○その他、男女共同参画の拠点となる機能の整備について、男女共同参画推進活動ネットワーク加入団体会議の中で、役割や機 組みを含む) 能、施設についての意見交換を行った。 ○前年度最終評価で示した市民活動との連携については、市民による自主的な活動のネットワークのさらなる発展に向け、市民 協働の視点を取り入れ、男女共同参画推進活動ネットワークアドバイザーを活用し、ともに考え、実践につなげる組織づくりの ためのワークショップや研究会を開催した。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○すべての人が性別にかかわりなく一人の人間として尊重され、その個性や能力を十分に発揮できることは社会の基本であ るが、現在においても、性別による労働条件、労働環境の格差や役割分担意識が根強くあることも事実である。 ○こうした中で、男女の平等や人権が尊重される社会を形づくるためには、市民一人一人の意識づくりと教育が必要不可欠 ③ 前年度最終 であり、引き続き「第3次会津若松市男女共同参画推進プラン改訂版」に基づき各種事業の推進を図るものである。 ○また、各種事業の推進にあたっては、これまで培ってきた市民による自主的な活動のネットワークを活かしながら、連携 評価 (今年度の取組み した取組を進めることとする。 方針・考え方) ○さらに、市自らの取組として、市の委員会や審議会等における女性委員の割合をさらに向上させ、政策立案等への積極的 な参加を促し、より公平な視点から市政運営が図れるよう努めるとともに、庁内組織においても性別にとらわれない資質、 能力等に応じた適正な職、業務配分を進めていくものである。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○これまでの研修等による男女平等意識啓発の取り組みにより、固定的な性別役割分担を見直そうとする市民意識の高まりとと もに男女共同参画の推進についても着実に進展しつつあるものの、少子高齢化や社会経済情勢が急激に変化するなかで、仕事と 生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)がより重要視されてきている。 社会状況・ 市民ニーズの ○また、東日本大震災をうけ、「東日本大震災からの復興の基本方針」(東日本大震災復興対策本部、平成23年7月29日)に「 男女共同参画の観点から、復興のあらゆる場・組織に、女性の参画を促進する。」と明記されるなど、いっそう男女共同参画の 変化 取り組みが重要視されてきており、東日本大震災における対応の評価、課題の抽出等を行いながら、復興と今後の災害に備えた 対策の改善、取組の強化等も含め、更なる男女共同参画の推進が必要である。 ・男女共同参画推進事業 (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 市の委員会・審議会における女性委員の割合 ⑴ 女性委員数/委員総数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○政策・方針決定過程への女性の参画の拡大は我が国の社会にとって喫緊の課題であり、平成22年12月に閣議決定した第3次男 女共同参画基本計画においても、特に早急に対応すべき課題の一つとして、実効性のある積極的改善措置(ポジティブ・アクシ ョン)の推進を挙げている。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 21.0% 22.0% 23.0% 30.0% 19.9% 20.1% - - - - - - - - - - - ○地域における男女共同参画推進のためには、これまでの行政が主体となった研修、講習会、知識習得や意識啓発を中心とした 取組み改善の 取り組みに加えて、今後も、男女共同参画推進活動ネットワークアドバイザーを活用した男女共同参画の視点を活かした多様な 視点 主体の連携・協働による課題解決型の実践的活動を中心とする取り組みを推進する。 (他団体との ○また、男女共同参画の効率的な推進に向け、男女共同参画社会づくり推進活動支援補助金の有効的な活用方法やそのあり方自 連携・補助事業 体について検討していく。 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○国や県の平均に比べ成果指標値が依然として低いことから、委員会・審議会における女性委員の割合の目標値30.0%達成に向 け、きらめき女性塾の開催や女性人材リストへの積極的登録を図り、女性のエンパワーメント事業を通して女性の参画について さらに積極的に支援する。引き続き、固定的な性別役割分担意識の解消や男女平等教育の推進、ワークライフバランスの促進に ついても各事業を重点的に推進していく。 ○平成20年度プラン改訂前の平成19年度に実施した市民意識調査を平成24年に再度実施し、平成19年度との比較を行うことによ り平成25年度までを計画期間とする現行プランの改訂への活用を図るほか、調査結果を公表することで市民意識の啓発を促す。 ○東日本大震災をうけ、「東日本大震災からの復興の基本方針」(東日本大震災復興対策本部、平成23年7月29日)に「男女共 同参画の観点から、復興のあらゆる場・組織に、女性の参画を促進する。」と明記されるなど、いっそう男女共同参画の取り組 みが重要視されてきており、復興や防災の分野における男女共同参画の推進を図るとともに、次期プランへの盛り込みの検討を 行う。 ○男女共同参画をさらに推進するためには、市民が自らの問題として捉え積極的に活動することが重要であるため、引き続き男 女共同参画推進活動ネットワークアドバイザーの活用により事例研究など行い、市民団体等が専門知識の深化やネットワークの 連携強化を図りながら、情報の共有と研究・活動意欲の促進や、地域に根付いた事業を展開することを支援する。 ○男女共同参画推進事業 第3次会津若松市男女共同参画推進プラン改訂版に基づき、全庁的に男女共同参画の推進を図っていくほか、子ども人生講座 の開催等による①固定的な性別役割分担意識の解消や②男女平等教育の推進、きらめき女性塾の開催や女性人材リストへの積極 的登録による③女性のエンパワーメントや参画促進、男女共同参画推進事業者表彰の実施等による④ワークライフバランスの推 特に必要とされ 進の4点について重点的に推進を図っていく。 市民意識調査を実施することにより、平成25年度に予定しているプランの改訂に活用するほか、市民の意識啓発を図る。 る事務事業 男女共同参画推進活動ネットワークアドバイザーの活用によりワークショップや事例研究を行いながら、市民団体等による男 女共同参画推進に向けた自発的な取り組みへと誘導していく。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 1,882 1,882 1,653 1,653 15,145 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○すべての人が性別にかかわりなく一人の人間として尊重され、その個性や能力を十分に発揮できることは社会の基本である。しかしながら現 在においても、性別による労働条件、労働環境の格差や役割分担意識が根強くある。 ○こうした中で、男女の平等や人権が尊重される社会を形づくるためには、市民一人ひとりの意識づくりと教育が必要不可欠であり、引き続き 「第3次会津若松市男女共同参画推進プラン改訂版」に基づき、①固定的な性別役割分担意識の解消②男女平等教育の推進、きらめき女性塾の 開催や女性人材リストへの積極的登録③女性のエンパワーメントや参画促進、男女共同参画推進事業者表彰の実施等④ワークライフバランスの 推進について重点的に取組んでいくこととする。 ○また、市民団体等による男女共同参画推進に向けた自発的な取り組みの展開を図るべく、男女共同参画推進活動ネットワークアドバイザーの 活用やワークショップ、事例研究等に継続して取組んでいくものとする。 事業費等 185 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 6-2-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 男女平等のための意識づくり 1 継 続 男女共同参画推進事業 企画政策部 企画調整課 第3次会津若松市男女共同参画推進プラン 自 直 改訂版の34の事業に基づく施策展開を図る。 主 営 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 家庭や地域における男女共同参画の広がりや実践の拡大を目指す。 少子高齢化社会や労働力人口の減少、 現役世代の負担増など、これまでの社会 システムのひずみとしてさまざまな諸問 題が発生している。 これには、男女の労働条件、労働環境 の格差や根強い固定的役割分担意識、女 性の社会参画できない風土、女性の意識 の低さ、男女のジェンダーの視点なども 要因の一つとして考えられるところから 、社会問題解決の切り口として男女共同 参画社会の実現は大きな課題である。 市男女共同参画推進プラン改訂版の着 実な推進を図るために重要な役割を担っ ており、今後も男女共同参画社会実現の ために様々な角度から意識改革、啓蒙活 動を推進していく。 特に市民団体等がネットワークを広げ 、相互に連携を図りながら、地域に根付 いた事業を展開することを支援する。 また、市民意識調査を実施し、平成25 年度までを計画期間とする現行プランの 見直し等への活用を図るほか、調査結果 を公表することで市民意識の啓発を促す 。 これまでの行政主体の取り組みから、 徐々に多様な主体との連携、協働を進め ることにより、実践的な取り組みが着実 に全市民への広がりにつながるような仕 掛け作りを検討していく。 1,882 1,882 1,653 1,653 15,145 施策№ 6-2-1-2 施 策 名 男女共同参画の社会環境づくり 今後の方針 市民団体等がネットワークを広げ、相互に連携を図りながら、地域に根付いた事業を展開することを支援する。 また、男女共同参画推進のモデルとなる事業者を表彰し、仕事と家庭生活を両立できる仕組みの整備などの事業主への理解促進を図る。 施策№ 6-2-1-3 施 策 名 人権が侵害されることのない社会づくり 関係機関と連携し、ドメスティック・バイオレンス、セクシュアルハラスメント等の防止に関する普及啓発活動を推進することにより、人権擁護に敏感な社会 今後の方針 づくりのための市民意識の高揚を図る。 186 平成23年度施策評価票 施策№ 6-3-1 基本施策名 ボランティア・NPOなどの活動を振興する (政策名) 市民活動が活発なまちをつくる 主管部課名 企画政策部企画調整課 関連部課名 4.基本施策の評価 - ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○市民と行政がパートナーとして連携し、それぞれの役割と責任を分担し、協力しながらまちづくりに取り組む社会の実現 をめざします。 ○市民活動団体については、市で把握できる団体以外にも様々な分野で活動しているため、正確な団体数を把握することは困難 であるが、福祉や環境の分野を中心に様々な事業展開をしており、年々増加の傾向が見られる。 成果指標推移 NPO法人認証状況(福島県認証) 平成22年度 41団体(平成21年度39団体) ○市民活動支援窓口を設けて市民活動団体の紹介や市民公益活動に関する情報を提供し、市民公益活動に対する理解の促進 や活動参加者の拡大を図ります。 ② 目標達成の ○ボランティアやNPO等が活動しやすい環境を整備します。 ための方針 ○地域の課題解決のため、企業・ボランティア・NPO等とのネットワークの拡充を図ります。 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○市民活動に対する理解促進と活動参加の機運づくりを進めるため、市ホームページにより「協働」の考え方や地域で活動して いる市民団体等の紹介、各種補助制度等についての情報の提供を行っているほか、FMあいづや市政だよりも活用し、広く情報 発信を行っている。 ○また、市政モニターや市民活動団体に対するアンケート調査を実施し、市民活動の実態把握やボランティア・NPO等が活動 事業進捗 (前年度最終 しやすい環境整備・ネットワーク構築に向け取り組んでいる。 評価に係る取 ○さらには、市民や庁内職員等を対象とした各種研修会(先進事例等の研究等:千葉県市川市の1%支援制度、新潟県上越市の 組みを含む) 自治基本条例)、有識者を招いての「まちづくりフォーラム」を開催し、「協働」や「住民自治」についてこれまで以上に深く 考えるきっかけづくりを行い、意識の啓発を図っている。 ○市民の価値観や社会活動の多様化などにより、ボランティアや各種市民団体に参加する市民や社会的な使命の実現を目指 して活動するNPOも増えてきている状況にあり、これまでも様々な行政課題の解決に向けて、活動団体との協働を進めて きたところである。 ○こうした中で、外部評価においては、「協働のまちづくり」について市民にわかりやすく説明し、共通理解を広め、深め ③ 前年度最終 ていくべきとの評価とともに、ボランティアやNPOなどの活動実態を踏まえた新たな可能性が検討されるような仕組みづ 評価 くり、予算等を含め市の取組もより推進すべきとの評価があったところである。 (今年度の取組み ○このことから、よりこうした市民団体との協働の効果を高めるため、庁内組織間の市民活動に関する情報の共有と協働に 方針・考え方) 対する意識の高揚を図るとともに、市の協働事業に関する情報の積極的な発信等について検討を進めることとする。 ○また、市民の主体的な活動を発展させるため、先進自治体のボランティア等との協働によるまちづくりの事例を参考に、 市民団体等との協働により、活動団体の活動内容等に関する情報の発信や相互のネットワークの構築に取組んでいくことと する。 ・市民活動支援事業 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ○地方分権の進展により、新たな時代の状況と課題に的確に対応するため、自己決定、自己責任の「住民自治」による個性ある まちづくりが求められている。 ○市民の価値観や生活様式の多様化による様々な市民ニーズに的確に応じていくためには、市民と行政が役割を分担しながら、 相互に補い合い、ともに協力して課題解決に向けた取組みを行っていく必要がある。 ○変化なし (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 市民活動団体数 ⑴ 市民活動団体数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 133団体 200団体 200団体 220団体 (計画の当初:170団体) 192団体 - ⑴ ○市民活動が活発なまちをつくるためには、まずは市民活動団体の活動内容等を、市民(市職員を含む)がしっかりと理解し、 取組み改善の そういった取組みに対して参加を促すような仕掛けが必要であり、また行政や各団体、各団体相互のネットワークの構築が必要 視点 不可欠である。 (他団体との ○そのため、具体的な先進事例等を学ぶことで「協働」事業のイメージをしっかり持ち、さらには行政と各団体、各団体相互の 連携・補助事業 情報交換の場を設定し、ネットワークの拡大・構築を図っていく。 の活用・補助金 の適性化等) ※最終目標値をすでに達成しており、 さらに上の目標へ最終目標値を変更 ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) - - - - - - - - - ○NPOやボランティア団体等、市民活動団体の情報発信を継続し、一人でも多くの市民が市民活動に参加できるよう、市ホー ムページやFMあいづ、市政だより等の積極的な活用を図りながら促していく。 ○また、各市民活動団体や市職員を対象に、協働事業の先進事例に関わる団体と行政担当者を他県より招いた講演会を開催し、 具体的な協働の手法などを学ぶ機会づくりを行うことで、「協働」に対する理解・イメージを深めるきっかけづくりを行う ○行政と各団体、また各団体相互の情報交換等を主目的とした「市民活動団体交流会」を開催し、行政を含めた横のつながりの 幅を広げ、団体相互の理解促進と、新たな活動に向けた意欲の向上、連携意識の醸成を図ることで、市民活動全体の拡大と活性 化を推進する。 ○市民協働の指針の必要性について、市民の意見や先進事例等を参考にしながら検討を進めるとともに、それに伴う市民活動活 性化に向けた各種施策について調査・研究を行う。 ○市民活動支援事業 ・市民活動についての積極的・持続的な情報発信 ⇒市ホームページ等による情報提供のほか、受け手側を意識した効果的な情報発信手段を検討する。 ・「協働」イメージの確立 特に必要とされ ⇒行政と市民活動団体による協働事業の成功事例を学び、「協働」の手法等に対する具体的イメージを広く共有する。 ・行政と団体、団体相互のネットワーク構築 る事務事業 ⇒行政担当者や各市民活動団体の情報交換・交流の場を設定し、各々のつながりを深めることで、「連携」「協働」した事業 展開への機運の醸成を図る。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○市民の価値観やライフスタイルの多様化等により、市民が社会に求めるニーズは多様化している。また一方で、こうしたニーズに応えるべく 、ボランティアや各種市民団体、社会的な使命の実現を目指して活動するNPOも増えてきている状況にあり、行政は、様々な行政課題の解決 に向けて、こうした活動団体との協働を進めてきたところである。 ○こうした取組みをさらに推進するため、市民活動団体の紹介等を含めた市民協働に関するホームページを開設したところであり、今後もホー ムページ等を通じて、市民活動団体等と行政の協働、市民活動の機運づくり、市民活動団体相互の連携の強化を図っていくものとする。 ○さらに、行政と市民の協働のあり方を明確にする「指針」については策定に向け検討を行うものとする。 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 294 294 315 315 7,573 事業費等 187 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 6-3-1-1 継 1 続 市民活動支援事業 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 ボランティア・NPOなどの活動の機運づくり 企画政策部 企画調整課 市民活動についての情報の提供やネットワ ークのための仕組みづくりなどをとおして、 自 直 市民活動の拡大と活性化を推進し、市民と行 主 営 政が連携し、協力しながらまちづくりに取り 組む社会の実現を図る。 施策№ 6-3-1-2 施 策 名 ボランティア・NPOなどの活動がしやすい環境の整備 施策№ 6-3-1-3 施 策 名 ボランティア・NPOなどとの連携の強化 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後のまちづくりを進めるうえでは、市民と行政が連携し、協力しながら取り組んでいくことが必要不可欠である。 今後の方針 そのため、市民が主体的にまちづくりに参加するための機運を高めるとともに、市民活動について広く情報の提供を行い、ボランティアやNPO等が活動しや すい環境整備を目指す。 今後のまちづくりを進めるうえでは、 市民と行政が連携し、協力しながら取り 市民の価値観や生活様式の多様化によ 組んでいくことが必要不可欠である。 る様々な市民ニーズに的確に応じていく そのため、市民が主体的にまちづくり 市民協働に関する先進事例等を参考に ためには、市民と行政が役割を分担しな に参加するための機運の醸成に向けて、 しながら、行政と市民等の具体的な連携 294 294 315 315 7,573 がら、相互に補い合い、ともに協力して 市民活動団体等について広く情報の提供 手法、協力しながら取り組んでいくため 課題解決に向けた取組みを行っていく必 を行うとともに、行政、ボランティア団 のネットワーク構築のあり方等を検討し 要がある。 体、NPO等のネットワークの構築に向 ていく。 けた取組みを実施し、相互連携による幅 広い活動に対する機運の醸成を図る。 今後のまちづくりを進めるうえでは、市民と行政が連携し、協力しながら取り組んでいくことが必要不可欠である。 今後の方針 そのため、市民が主体的にまちづくりに参加するための機運を高めるとともに、市民活動について広く情報の提供を行い、ボランティアやNPO等が活動しや すい環境を整えていく。 今後のまちづくりを進めるうえでは、市民と行政が連携し、協力しながら取り組んでいくことが必要不可欠である。 今後の方針 そのため、市民が主体的にまちづくりに参加するための機運を高めるとともに、市民活動について広く情報の提供を行い、ボランティアやNPO等が活動しや すい環境を整えていく。 188 平成23年度施策評価票 施策№ 6-3-2 基本施策名 地域コミュニティを活性化する (政策名) 市民活動が活発なまちをつくる 主管部課名 関連部課名 市民部環境生活課 4.基本施策の評価 企画政策部河東支所住民福祉課 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○地域の絆を大切にすることを基本としながら、様々な活動を通じた住民相互のコミュニケーションを図り、地域社会にお ける連帯意識を育みます。 ① 目標 ○住民一人ひとりが自分の住む地域を理解し、地域の活動への参加を促進することにより、暮らしやすい地域社会をめざし (長期総合計画に ます。 おける基本施策 の目標) ○地域社会の活動拠点となる施設整備については計画どおりとなっている。 ○町内会の活動支援については、概ね計画おりであるが、町内会加入率については目標達成までに至っていない。 ○そのため、今後さらに、市民のまちづくりに対する意識の高揚と、魅力ある地域社会・地域活動を図っていく必要がある。 成果指標推移 ○地域の自治組織となる町内会の活動を支援します。 ○市民憲章を推進し、まちづくりに対する住民意識の高揚を図るため、推進母体を支援します。 ② 目標達成の ○地域社会における活動拠点となる施設を整備し、地域住民の連帯意識の形成と自治意識の高揚を促進します。 ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○地域社会の活動拠点となる施設整備については計画どおりとなっている。 ○地域のコミュニティ組織や活動を支援することにより、住民との協力関係の推進に寄与することができた。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○中心市街地の空洞化や周辺部の都市化の進展など都市構造の変化、生活様式の変化や価値観の多様化などにより、住民間 の結びつきが希薄化し、地域社会の機能低下が懸念されている。 ○そのような中、地域における様々な活動を通して住民相互のコミュニケーションを図るとともに、地域での問題解決など ③ 前年度最終 、町内会活動の担う役割は非常に重要であり、それらの活動について継続して支援していくものとする。 ○一方、地域コミュニティ活動の拠点となる施設整備については、地域の要望等に対応すべく補助制度を設けているが、本 評価 (今年度の取組み 市の財政状況からすべての要望に対応することが困難な状況である。より地域の状況に応じた効果的な支援ができるよう、 方針・考え方) 行政としての支援のあり方について検討するものとする。 ○地域主権への取り組みが進む中で、地域コミュニティを活性化させ、市民と行政が協働でまちづくりを進めるため、制度 等を含め検討するものとする。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○少子高齢化や、防犯・防災という観点からも地域住民のコミュニケーションや地域の連帯意識などが重要となっている。 社会状況・ 市民ニーズの 変化 ・町内会活動事業 ・区長会補助事業 (参考) ・市民憲章推進事業 施策体系の中の ・集会所整備補助事業 主な事務事業 ・コミュニティセンター運営事業 ・八田地区交流センター運営事業 ○変化なし 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 町内会加入率 ⑴ 町内会加入世帯数/全世帯数 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 94.4% 93.5% 94.5% 99.0% 93.4% - - - - - - 取組み改善の 視点 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) - - - - - ○住民相互の自治意識の低下や連帯意識の希薄化を防ぐため、関係機関との円滑な協力関係を推進し、活動を支援していく。 ○町内会活動事業 ○区長会補助事業 ○集会所整備事業 特に必要とされ る事務事業 ⑶ - ○コミュニティ組織の育成 活力ある住みよい地域社会の実現をめざし、住民と行政の協働のもと、地域のコミュニティ組織やさまざまな活動を支援して いく。 ○コミュニティ活動施設の整備 コミュニティ活動の拠点であるコミュニティセンター等の修繕・改修を計画的に実施し、適切な運営・管理に努めるとともに 、地区の活動拠点である集会所の整備を支援していく。 ⑷ 5.最終評価 ○都市構造の変化、生活様式の変化や価値観の多様化などにより、住民間の結びつきが希薄化し地域社会の機能低下が懸念されているところで あるが、今般の東日本大震災において地域コミュニティの重要性が今まで以上に認識されている状況にある。 ○こうした中、外部評価においては、市民と行政の協働によるまちづくりを進めるためには、区長会活動として地域の課題解決等に向けての研 修を重ねるべきであるとの評価とともに、さらなる地域活動の活性化を望むとの評価があったところである。 ○このことから、区長会及び町内会活動について継続して支援していくとともに、関係機関との円滑な協力体制のもと、地域の絆を大切にし、 様々な活動を通じた住民相互のコミュニケーションを図っていくこととする。 ○また、地域コミュニティ活動の拠点となる施設整備については、より地域の状況に応じた効果的な支援ができるよう支援のあり方について検 討するものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 82,373 82,372 81,237 81,236 14,771 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 189 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 6-3-2-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 コミュニティ組織の育成 1 継 続 町内会活動事業 市民部 環境生活課 行政と市民のパイプ役として区長を委嘱し 、市の作成する広報紙の配布やその内容の周 自 補 知徹底、各種調査の実施等により、市民福祉 主 助 金 の増進と市政との円滑な協力関係を推進する 等 。 2 継 続 区長会補助事業 市民部 環境生活課 全市における環境美化推進事業や各種研修 補 会、広報活動など、区長会活動を円滑に運営 自 助 し、地域振興につなげるため補助金を交付す 主 金 る。 等 3 継 続 市民憲章推進事業 市民部 環境生活課 「会津若松市民憲章」を周知、推進するこ 補 とによって、市民のまちづくりに対する意識 自 助 の高揚を図るために、その推進団体である市 主 金 民憲章推進委員会を支援する。 等 施策№ 6-3-2-2 施 策 名 コミュニティ活動施設の整備 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 活力ある住みよい地域社会の実現を目指し、住民相互の自治意識の低下や連帯感の希薄化を防ぐためにも、継続して実施していく。 区長は、町内会の推薦により市長が委 嘱するものであり、行政への協力を求め られている。区長等に関する規則で定め られた業務以外でも、地域での問題解決 など、調整役として地域コミュニティの 形成に対する貢献度は非常に大きい。 市政に関する町内会の要望は増加して おり、各町内における行政需要を整理・ 調整する役割は非常に大きい。 また、市民参加のまちづくりのため、 地域の自治組織の活動を支援していく必 要がある。 地域の問題解決やさまざまな活動を通 じて住民相互のコミュニケーションを図 変更なし るために、町内会が果たす役割は大きい ことから、今後も継続していく。 42,818 42,818 43,010 43,010 1,804 市民の声を行政に反映させ、円滑な市 政運営を実現させるためにも、区長会事 変更なし 業は重要であり、今後も継続していく。 5,065 5,065 5,065 5,065 7,817 市民憲章推進委員会では、市民憲章の 周知と実践を呼びかけるための事業を企 市民憲章の啓発・推進を効果的に行い 画・実施しており、事業参加者について 、市民のまちづくりに対する意識高揚を 変更なし は一定の成果が得られていると思われる 図るため、今後も継続していく。 。 413 413 413 413 3,007 今後の方針 地域の活動拠点として地域コミュニティの活性化を促進するためにも継続して実施していく。 補 町内会等の集会所整備に係る経費の一部を 自 助 補助する。 主 金 等 財政的に困難な状況の中で、当該補助 制度を存続させ、限られた財源の中でで きるだけ多くの町内会に活用してもらう ために平成17年度より制度の改正を行な った経過にある。その改正で新築案件は 年度あたり原則1件とするよう制限を設 けたが、このことで複数の町内会が競合 する状況にある。 また、近年、新築の希望が増加傾向に あるとともに、東日本大震災後は災害復 旧の要望が多くなっている。 集会所は町内会活動の拠点として重要 だが、地域住民が主体的に設置・管理し ていくべき施設であることから、行政と しては側面からの支援を行なっていく。 変更なし また、東日本大震災により被害を受け た集会所については、優先して対応して いく。 7,243 7,243 5,668 5,668 226 コミュニティセンター運 市民部 2 継 続 営事業 環境生活課 コミュニティセンターの適切な維持管理を 自 委 図る。 主 託 住民が住みよいまちづくりを推進する うえで、地域コミュニティの果たす役割 は今後さらに重要になると想定されるこ 施設の老朽化等や利用者ニーズの変化 とから、その活動拠点となるコミュニテ により、修繕、改修を必要とする箇所が ィセンターのよりよい管理・運営に引き 変更なし あり、今後、計画的に実施していく必要 続き努めるとともに、地域の自主的な活 がある。 動を側面から支援していく。 また、修繕・改修については、効率的 に実施されるよう優先順位をつけるなど 計画的に実施していく。 26,597 26,597 26,844 26,844 1,015 八田地区交流センター運 企画政策部 3 継 河東支所 続 営費 住民福祉課 交流センター(地区集会施設)の適正な維 自 直 持管理を図る。 主 営 平成20年度に、外壁補修工事とトイレ 改修工事、平成22年度に和室の畳表替え を実施して利用者の利便を図り、利用者 数は増加している。 八田地区の交流センターとして、市民 相互の交流及び健康の増進に資するとと もに、地域における連帯意識、自治意識 変更なし の高揚に寄与するため、更なる利用促進 を図っていく。 237 1 継 続 集会所整備補助事業 市民部 環境生活課 190 236 他 237 236 他 902 平成23年度施策評価票 施策№ 6-4-1 基本施策名 広域的交流を推進する 主管部課名 (政策名) 連携と交流が盛んなまちをつくる 総務部総務課 4.基本施策の評価 企画政策部企画調整課・地域づくり課 議会事務局 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○国内外の友好都市等との交流を推進し、相互の理解と友好を深めます。 ○国際的な広い視野を持った人づくりと、外国人が暮らしやすい環境の整備を進め、互いの文化を認め合い共生する平和な ① 目標 社会をめざします。 (長期総合計画に ○田舎暮らし志向を持つ都市住民を受け入れるとともに、地域社会に貢献できる環境を整備することで、地域の活性化を図 おける基本施策 ります。 の目標) ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) (参考) 施策体系の中の 主な事務事業 ○会津若松市国際交流協会に加入している市民の割合については、基準年度(平成17年度)の0.5%と比較して下がっている状 況にあり、国際交流協会の活動をPRするとともに新規会員の獲得を支援し、民間による国際交流の推進に努める必要がある。 成果指標推移 ○ゆかりの地との交流をさらに深め、次代に継承します。 ○民間レベルを中心とした相互の交流を促進し、またホームページ等もさらに情報を充実させながら、理解と連携を促進し ます。 ○民間交流団体と連携を図りながら、外国人との交流の機会を提供し、国際感覚豊かな人づくりを推進します。 ○在住外国人への生活情報の提供、生活相談等を実施し、外国人が安心して暮らせる環境の整備を推進します。 ○定住・二地域居住に関する情報の収集・提供を行うとともに、受け入れ体制を整備します。 事業進捗 (前年度最終 評価に係る取 組みを含む) ○歴史的つながりのある国内外の都市等との交流を促進し、相互の理解と友好を深め、次世代へ継承するとともに、一層進 展する国際化に対応した社会づくりを推進することは、共生社会を形成するうえで重要な施策である。 ○特に、姉妹都市・親善交流都市等交流事業により、「人・物・情報等」の交流を促進させることは、観光・物産振興の面 からもその効果が期待できるところである。これからも情報発信等の充実を図りながら、節目の年には、その歴史の再認識 と交流発展のための事業に積極的に取り組む必要がある。 ○また、荊州市とは友好都市締結20周年の節目の年であり、市代表訪中団による荊州市訪問や民間団体と連携した記念事業 を行うことは、両市相互のさらなる理解促進や友好交流の深化が図られることから、国際状況を見極めつつ、事業実施に向 け関係団体等と協働で取り組むこととする。 ○一方、定住・二地域居住を推進することは、人口増加に加え、移住者のこれまでの経験等を活用することにより、地域活 性化へ繋がる事業であるため、今後も、関係団体及び地域と連携し、受け入れ体制の支援等、さらなる取り組みの強化を図 っていくものとする。 ○これらの事業を展開し、都市間交流の推進及び国際化に対応した社会づくりに向け、また行政と民間との役割分担に留意 し、関係機関・団体等と緊密な連携を図っていくものとする。 ・姉妹都市・親善交流都市等交流事業 ・国際交流推進事業 ・会津若松市定住・二地域居住推進協議会負担金 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○ゆかりの自治体との交流事業参加者数や交流事業回数は年々増加しているため、都市間交流に対する市民の意識は、高くなっ てきていると考えられる。 ○本市の人口が減少する中で在住外国人は増加しており、外国人が暮らしやすい環境の整備が一層求められているとともに、外 社会状況・ 市民ニーズの 国人の能力の活用が企業にとって重要度を増している。また、国の新成長戦略においても訪日外国人の増加を掲げており、受け 入れ体制の整備とともに、外国人についての市民の理解を更に深める必要がある。 変化 ○観光庁の「外客受入地方拠点」指定を契機として、放射能に関する情報の発信も含め、さらなる訪日外国人旅行者の受入環境 の整備・充実を図っていく必要がある。 ○平成23年度より小学校5・6年生で英語が必修となり、更に早い時期から外国語能力の向上や外国語を通じた文化の理解、コ ミュニケーション能力の向上などを図っていくこととなった。 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 ⑴ 会津若松市国際交流協会に加入している市民の割合 ⑴ 会員数/人口 ⑵ ⑵ 成果指標名 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○ゆかりの自治体との交流事業参加者数・交流事業回数は年々増加しており、また多くの分野で相互交流が定着してきている。 ○市独自での事業展開のほか、会津若松市国際交流協会と連携して、在住外国人への情報提供や外国人と市民との交流の機会を 提供するなど、国際的な広い視野を持った人づくりと、外国人が暮らしやすい環境の整備を進めている。 ○前年度最終評価で示した荊州市との友好都市締結20周年記念事業については、東日本大震災のため延期となった。 重点的に 取組む内容 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 0.48% 0.50% 0.55% 1.0% 0.46% - - - - - - - - - - - - ○友好都市交流事業 取組み改善の 中学生の派遣費用の一部を本人負担としていることや、派遣後のホームステイ受け入れ体制づくりも課題であることから、今 視点 後の交流のあり方を検討する。 (他団体との 連携・補助事業 の活用・補助金 の適性化等) ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○都市間交流の推進 歴史的つながりのある都市との交流を促進させることは、「人・物・情報等」の交流による地域の活性化につながるものであ る。今後も引き続き、ゆかりの地等との民間交流や産業・文化・教育等の交流事業に取り組みながら、戦略的に都市間交流を進 めることとする。 ○民間交流団体との連携による国際交流の推進 引き続き国際交流を進めて行くとともに、東日本大震災からの復旧・復興に資する取り組みについて、在住外国人への情報提 供や国内外への情報発信等により本市の安全性をPRしていく。 延期となった中国荊州市との友好都市締結20周年記念事業を民間交流団体と連携して実施し、友好と信頼関係をより一層深め る。また、平成24年度はアメリカ合衆国リーサミット市との姉妹都市締結10周年にあたることから、中学生ホームステイを実施 するとともに今後の交流のあり方を検討する。加えて、企業提携をはじめとする経済交流を通じた中国長沙市との都市間交流に ついて検討する。 ○姉妹都市・親善交流都市等交流事業 ゆかりの自治体との交流を推進し、共通の歴史を礎とした相互理解を深め、「人・もの・情報」の交流推進に努めていく。 ○国際交流推進事業 国際交流協会と連携し、国際感覚豊かな人づくりや外国人が安心して暮らせる環境づくりに取り組んで行く。また、在住外国 特に必要とされ 人への情報提供や国内外への情報発信等により本市の安全性をPRしていく。 ○友好都市交流事業 る事務事業 荊州市との友好都市締結20周年を記念し、市代表訪中団による荊州市訪問や民間団体と連携した記念事業などを行う。また、 荊州市からの本市観光や農産加工食品商談会の実施など、友好交流を観光や農業等の拡充に繋げていく。 リーサミット市へ中学生ホームステイ訪米団を派遣するとともに今後の交流のあり方を検討する。 ⑶ ⑷ 5.最終評価 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 23,274 20,374 26,394 22,243 6,084 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 ○歴史的つながりのある国内外の都市等との交流を促進し、相互の理解と友好を深め、次世代へ継承するとともに、一層進展する国際化に対応 した社会づくりを推進することは、共生社会を形成するうえで重要な施策である。 ○特に姉妹都市・親善交流都市等交流事業により、「人・物・情報等」の交流を促進させることは、観光・物産振興の面からもその効果が期待 できるところであることから、継続して取り組んで行くものとする。 ○また、東日本大震災により延期になっていた荊州市友好都市締結20周年記念事業においては、友好交流を観光や農業等の拡充につなげるべく 国際状況を見極めつつ、事業実施に向け関係団体等と協働で取り組むこととする。さらに、国際的な視野に立った物の見方や考え方ができる人 材の育成を図るため、リーサミット市との姉妹都市締結10周年を記念した中学生ホームステイ訪米団の派遣について検討を行うこととする。 ○一方、東日本大震災及び原子力発電所事故による放射線等に関する情報提供を在住外国人及び国外へ発信し、本市の安全性をアピールしてい くものとする。 ○これらの事業を展開し、都市間交流の推進及び国際化に対応した社会づくりに向け、また行政と民間との役割分担に留意し、関係機関・団体 等と緊密な連携を図っていくものとする。 事業費等 191 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 6-4-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 都市間交流の推進 姉妹都市・親善交流都市 総務部 1 継 続 等交流事業 総務課 姉妹都市むつ市との交流 議会事務局 2 継 続 事業 本市と各都市を結ぶ共通の歴史や人物の情 報を発信しながら、都市間交流の窓口として 自 直 民間交流を支援し、その活性化を図る。また 主 営 、節目の年には、記念事業へ積極的に取組み 、歴史の再認識を効果的に促す。 本市と姉妹都市であるむつ市との都市間交 自 直 流を深め、相互の市政発展を図る。 主 営 磐越自動車道沿線都市交流会議の各種交流 自 補 磐越自動車道沿線都市交 企画政策部 助 3 継 続 流会議負担金 地域づくり課 イベント、ホームページ運営等を通して、沿 主 金 線地域の都市間連携・交流促進を図る。 等 福島空港利用促進協議会に負担金を支出し 自 補 福島空港利用促進協議会 企画政策部 助 4 継 続 負担金 地域づくり課 、福島空港の利用促進のためのPR活動など 主 金 を行う。 等 施策№ 6-4-1-2 1 継 続 国際交流推進事業 2 継 続 友好都市交流事業 施策№ 6-4-1-3 施 策 名 国際化に対応した社会づくり 6-4-1-4 ゆかりの自治体との交流事業回数、交 流事業参加者数は年々増加しており、ま た多くの分野での相互交流が定着したこ とにより、都市間交流に対する市民の意 識は、高くなってきている。 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 都市間交流は相互の地域の活性化につ ながることから、その基礎となる「人・ もの・情報」の交流推進に努める必要が ある。 そのため、情報発信等の充実を図りな がら、節目の年には、その歴史の再認識 と交流発展のための事業に積極的に取り 組んでいく。 各課における交流の状況や各種交流情 報を庁内で共有化することなどにより、 新たな分野での交流やより地域の活性化 につながる交流の展開を図るための仕組 みづくりを検討する。 537 537 501 501 301 姉妹都市交流を推進することにより、 相互の理解促進と市政発展につながるも のであり、さらには観光、物産面での経 変更なし 済効果も期待できることから、継続して 実施する。 0 0 0 0 113 本事業については、防災や観光などを 始め、様々な分野において交流を深め、 磐越自動車道沿線都市の相互発展を目指 すこと目的としている。特に平成23年度 変更なし においては、東日本大震災における被災 地復興支援事業等の新たな取組みを行う など、地域活性化に寄与するものとして 事業を継続していく。 50 50 50 50 151 地方空港は他の高速交通網との競合な どにより、その9割が赤字であり、福島 空港においても、路線の廃止などによる 利便性の低下により利用者が減少する悪 循環に陥っている。 福島空港は、本市においても、経済、 文化交流の振興や住民の移動手段として 重要な施設であり、路線の維持・拡大の 変更なし ためにも引き続き本事業を継続していく 。 77 77 77 77 151 今後の方針 市独自での事業展開のほか、会津若松市国際交流協会と連携しながら、国際的な広い視野を持った人づくりと、外国人が暮らしやすい環境の整備を進めて行く 。 企画政策部 企画調整課 企画政策部 企画調整課 本市と友好都市等の協定を結んだ海外の都 市との交流を行う。 ・中国荊州市(友好都市)とは、政府代表団 や専門団の派遣と受入・技術研修生の受入・ 青少年書画交換などを実施する。 自 直 ・アメリカ合衆国リーサミット市(姉妹都市 主 営 )とは、中学生の派遣と受入を実施する。 ・アメリカ合衆国自治領サイパン市(親善交 流都市)とは、民間を中心とした交流活動を 展開する。 平成23年度に実施予定の中国荊州市と の友好都市締結20周年記念事業について は、東日本大震災のため実施を延期する こととなった。 海外の友好都市等との交流は、一定の 経費を要することや限られた市民の交流 になり易い傾向にあることから、コスト の縮減に努めるとともに、事業の目的や 費用対効果の視点からの実施内容の精査 が必要である。 施 策 名 会津ナンバーの普及促進 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 姉妹都市交流として両市議会の相互訪 問を行うことにより、議員同士の情報交 換等を通じ、事業意図の実現につなげる ことを目指しており、今後さらにその成 果を観光・産業をはじめとする地域の発 展につなげる必要がある。 平成23年6月をもって、高速道路料金 の休日特別割引制度が廃止されたものの 、新たに東日本大震災の被災者を対象と した高速道路料金無料化制度が導入され ていることに加え、さらには今後、東北 地方の高速道路の無料化が全利用者・全 車種へと拡大される見通しとなっている ことから、磐越自動車道の利用者数につ いても更なる増加が見込まれる。また、 磐越自動車道については、震災後の比較 的早い段階から首都圏や関西圏方面から の人や物資を被災地域に供給するための 重要ルートとして利用されたことから、 今後、災害時の物資供給のリスク分散を 図るための交通網として拡充整備は必要 であると思われる。 東日本大震災以降、国際交流協会と連 携して在住外国人への情報提供等の支援 を行っているところであり、国際交流の 推進とともに在住外国人への支援を引き 続き実施する必要がある。また、国際交 流協会は市に代わって相談業務等を行っ ており、適正な負担による国際交流協会 の健全な運営を支援する必要がある。 施 策 名 定住・二地域居住の推進 今後の方針 (事業期間を含む) 都市間交流の推進については、本市の魅力のPRが必要不可欠であり、特に「ゆかりの自治体」との交流については、共通の歴史を礎とした相互理解が必要で 今後の方針 ある。今後も、ホームページを活用し、「歴史・人物・場所・観光物産情報」の紹介、並びに「磐越自動車道沿線都市交流会議」では、各種イベント情報の提供 を行っていく。これらの内容の充実をより一層図るとともに、歴史の節目の年には、効果的な取組みを展開していく。 本市で生活する際に必要な情報を英語で発 信するとともに、英語の通訳・翻訳等を行う 自 補 。また、会津若松市国際交流協会に負担金を 主 助 金 支出し、民間による国際交流活動を支援する 等 。 本市や商工会議所、JAなどで組織する会 津若松市定住・二地域居住推進協議会を通じ 自 補 継 会津若松市定住・二地域 企画政策部 助 1 続 居住推進協議会負担金 地域づくり課 、団塊の世代をはじめとする田舎暮らし志向 者へ定住・二地域居住に関する情報提供・相 主 金 等 談業務などを行う。 施策№ 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 引き続き事業を実施し、市民・民間団 体・行政が一体となって、国際感覚豊か な人づくりや外国人が安心して暮らせる 環境づくりに取り組んで行く。また、東 日本大震災からの復旧・復興に資する取 り組みについて、在住外国人への情報提 供や国内外への情報発信等により本市の 安全性をPRしていく。 ・荊州市とは、延期となった友好都市締 結20周年記念事業を民間団体と連携して 実施する。 ・リーサミット市とは、姉妹都市締結10 周年にあたることから、中学生ホームス テイ訪米団を派遣する。また、姉妹都市 締結書での目的である「文化的教育的交 流」に沿った対応策について、学校教育 の課題も踏まえ、検討する。 ・サイパン市とは、民間を中心とした交 流活動を展開する。 ・企業提携をはじめとする経済交流を通 じた中国長沙市との都市間交流について 検討する。 市と国際交流協会の持つ特徴を活かし た、国際交流の推進並びに在住外国人へ の支援をさらに進めるため、国際交流協 会との協議を続けていく。 15,300 中学生の派遣費用の一部を本人負担と しており、参加機会の平等の観点や教育 の観点からの課題がある。また、派遣後 のホームステイ受け入れ体制づくりも課 題であることから、今後の交流のあり方 を検討するとともに、ホームステイ受け 入れに関する市民の意識改善についても 検討する。 5,810 15,300 3,810 他 15,300 15,300 1,309 8,966 5,715 他 2,255 1,500 600 他 1,804 今後の方針 引き続き受け入れ体制の整備を図るとともに、会津若松の魅力を発信しながら、定住・二地域居住を推進して行く。 定住・二地域居住の実践者数は、概ね 順調に推移しているが、東日本大震災及 び原子力発電所事故による影響により、 県内居住者より疎開の問い合わせが増え る傾向がある一方で、県外より子育て世 代の福島県への定住・二地域居住が慎重 になることが予想される。 定住・二地域居住をした方々により地 域づくりへの寄与をもたらすためには、 今後も息の長い継続した取り組みが必要 である。 取り組みにあたっては、東日本大震災 及び原子力発電所事故の影響に関して、 会津地域のおかれている状況について正 変更なし 確な情報を的確に発信することにより、 首都圏の方々が漠然と抱える会津地域へ の不安の払拭に努めるとともに、さらに 県内から本市へ移住・二地域居住を検討 する人にも対応していく。 1,500 600 他 あいづふるさと市町村圏協議会など3団体が中心となって構成する「会津ナンバー支援会議」は、当初の設置期間である3年間をもって解散となったが、会津 今後の方針 ナンバーホームページなどにより引き続き制度のPRを行っていく。 192 平成23年度施策評価票 施策№ 7-1-1 基本施策名 PDCAサイクルによる行政運営を行う (政策名) 市民満足度を重視するまちづくりを推進する 主管部課名 企画政策部企画調整課 4.基本施策の評価 企画政策部秘書広聴課 ・両支所まちづくり推進課 関連部課名 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○行政の生産性を高め、市民満足度を向上させる行政運営を行います。 ○昨年度調査はなく、全体かつ詳細な指標順位は不明であるが、行政革新度は、透明度、効率化・活性化度、市民参加度、利便 性の4つの側面から評価されており、平成20年度調査では46位で市民参加度や利便性が低く評価されていた。 その後、平成22年度にはコンビニでの住民票交付やフロアマネージャーの設置などに取り組んでおり、今後市民協働指針づく 成果指標推移 りなど調査項目の指標に取り組み、サービス向上に努めていく。 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ○市民の満足度の視点に立って、達成すべき目標を明確にした上で、計画・施策の実施・評価・軌道修正を行うというPDCA サイクルに基づく行政運営を行います。 ○行政評価システムにより、事務事業全般にわたり、必要性・重要性・効率性等の検証を行いながら改善を図り、人員、予 ② 目標達成の 算などの行政資源を適切に配分します。 ための方針 ○多様化する市民の意向の把握に努めるとともに、各種計画の策定や制度づくりに際して市民参画を推進します。 (長期総合計画に ○行政情報の積極的な提供に努め、情報の共有化を図ります。 おける基本施策 の目標達成の ための方針) ○第三者の視点から客観的に施策の評価を行うことや住民参加を促すために市民公募を取り入れた外部評価委員会を実施してい るが、今年度は評価対象施策の絞込みや会議回数の増加(5回→7回)など協議環境の整備を図ってきたところである。 また、現行の行政評価システムについては、各部マネジメントの強化により、より必要とされる事業の絞込みを行い事業の選 択と集中に努めてきた。 事業進捗 さらに、東日本大震災に伴い主要事業の見直しを行い、迅速な復旧・復興支援にあたってきた。 (前年度最終 ○平成21年度に実施した市政だよりの月一回発行や、市政だよりの紙面買い取りなどによりチラシの削減を行ってきたが、今回 評価に係る取 の震災により関連のチラシが増えてきている。ただ、震災の情報については市民に最も伝えなければならない情報であり、今後 組みを含む) とも必要な情報の提供については柔軟かつ積極的に広報をしていく。 また、前年度よりメールマガジンへの登録者数が増加しており、媒体に対する認知度が高まってきているものと考えている。 【H23.1.31:336人 → H23.8.9:438人】 ○行政評価は、行政施策の意思決定過程の一つであり、透明性を確保し市民への説明責任を果たすために、行政評価内容を 公表し協働のまちづくりに資するものとして本市では活用している。 ○また、行政評価は長期総合計画の具現化を目指し、各部間の事業連携や重点的に取り組む内容の明確化等、各部のマネジ メント力を強化し政策の質の向上を図ることに有益であり、今後とも行政評価システムの更なる充実・改善に努めるものと ③ 前年度最終 する。 評価 ○さらに、市民へ行政情報を的確に提供し、市民のニーズを把握することは、市民満足度の高い市政運営、協働のまちづく (今年度の取組み りを目指すにあたり重要であり、広報紙をはじめとし各媒体を活かした効果的な手法については、十分に検討を行うものと 方針・考え方) する。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ○東日本大震災及び放射能汚染被害により本市の経済状況は悪化しており、少子高齢化や人口減少、地域活力の低下等これまで の課題と相まって、復興に向けた財源確保、安全安心な生活の維持が問われており、事業の改善・改革、経営の合理化が求めら れている。 社会状況・ ○パソコンや携帯電話の普及などにより、インターネットやメールなどを駆使して、欲しい情報を、自ら手軽に求める市民が増 市民ニーズの えていることから、即効性のあるタイムリーな情報の提供が求められている。また、受け取る側の幅広い年齢層や伝える情報が 変化 増大している現状を踏まえ、より読みやすく分かりやすい情報の提供が望まれている。 ○震災の影響により市内に転入した避難者や市外へ避難する市民にとって、インターネットやメールは大きな情報源であり、震 災関連の情報など提供していく内容などにも精査が必要となる。 ・行政評価システムの推進 (参考) ・広報発行 施策体系の中の ・パブリックコメント 主な事務事業 ・北会津地域審議会 ・河東地域審議会 法・制度の 変化 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ③ 次年度の取組み及び進め方 行政革新度(日本経済新聞社と日経産業消費研究所 ⑴ が実施する「行政サービス調査」による) 成果指標名 ⑵ ※平成23年度から全国市区経営革新調査に変更とな った。 ⑴ 行政革新度順位 ⑵ 計算式等 ⑶ ⑶ ⑷ ⑷ 年 度 ○「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第1次一括法案)」が交付 され、「義務付け・枠付けの見直し」「権限移譲」「補助金の一括交付金化」等がより推進されることや、国の「東日本大震災 からの復興の基本方針」にも見られるように、地方自治体が復興の主体になることから、これまで以上に実効性の高いPDCAサイ クルの確立や住民参加の仕組みの形成が求められる。 重点的に 取組む内容 ○PDCAサイクルの充実 行政評価→予算編成→施政方針→各部行政運営方針→実施のPDCAサイクルを基本とし行政運営を行っているが、部のマネジメ ントの更なる強化や外部評価の拡充(人数・開催回数)あり方、予算との連動及び各部横断的な対応の解決方策に取り組む。 (例)再生可能エネルギー対策 ⇒環境対策の面と産業政策の面がある。 ○市民ニーズの把握。より的確な分かりやすい情報の提供 情報過多の時代にあって、市のお知らせにおいても市民のニーズを見極めていくことが重要であり、即効性や重要度合を鑑み 、的確な情報の提供に努めていく。そのためには、見やすく分かりやすい広報こそが、情報を的確に伝える最善の方法であり、 担当各課との協力態勢を整え、より一層、市民の目線に立った広報に取り組んでいく。 平成22年度 平成23年度 平成24年度 最終目標値 (平成28年度) 全国30位 全国27位 - 全国10位以内 調査なし - - - ○外部委託、事業連携等の推進 取組み改善の 特区制度や国県等の補助金活用及びアウトソーシング等費用対効果や事業の効率性の視点から事業連携や事業の見直しについ 視点 て検討する。 (他団体との 連携・補助事業 ○市民の要望する事項への調査・対応(相談・協議) の活用・補助金 区長会など市民からの要望等については、真摯に受け止め、説明責任を果たす取り組みを行う。 の適性化等) - - - ○行政評価システムの推進 行政資源の適切な配分や市民満足度の向上が図られるように、既存事業の改善や事業連携の推進など部局内のマネジメントの 更なる強化を図るとともに部局を越えた横断的な事業連携等を含めた現行システムの充実を図っていく。 ⑴ ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) 特に必要とされ ○広報広聴活動 放射線や風評被害など震災関連の情報に対しての市民の関心が高まっていることから、関連部署との連携を図りながら伝える る事務事業 べき情報を精査し、広報紙などの紙媒体はもとより、インターネットやメールマガジンなどを駆使し、今まで以上に的確で即効 性の高い情報の提供に努めていく。 ⑶ - - - - - - ⑷ 5.最終評価 ○本市では、行政評価を行政施策の意思決定過程の一つとして捉え、透明性を確保し市民への説明責任を果たすために評価内容を公表し、協働 のまちづくりに資するものとして活用しているところであり、今後とも継続していくものとする。 ○また、行政評価は事業改善や次年度の重点的に取り組む内容の明確化など各部のマネジメント力の強化、政策の質的向上に有益であり、今後 とも各部横断的な対応や予算との連動等行政評価システムの更なる充実・改善に努めるものとする。 ○さらに、広報については、市民の目線に立ち分かりやすく的確で即効性の高い情報提供に努めるほか、市民要望を含めた広聴対応についても 市民の立場からの対応を心がけ説明責任を果たして行くものとする。 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 25,697 25,697 25,655 25,655 45,588 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 事業費等 193 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 優 続 先 ・ 順 新 規 施策№ 事務事業名 7-1-1-1 担当部課名 7-1-1-2 1 継 続 広報発刊費 2 継 続 広報活動費 3 継 続 広聴活動費 施策№ 7-1-1-3 実 施 方 法 長期総合計画に基づく全ての施策、新規事 務事業を含む全ての事務事業について、効率 性や必要性等の観点から評価を行う。 また、学識経験者や市民公募の委員による 自 直 外部評価委員会を開催し、第三者の意見を伺 主 営 う。 さらに、施策評価結果については情報公開 をしていく。 企画政策部 秘書広聴課 企画政策部 秘書広聴課 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 東日本大震災及び放射能汚染の影響に より、本市としても放射性物質に係る安 全対策への取組みや地域活力の再生に向 けた取組みなどを重点的に行っていく必 要がある。そのためより一層の効果的、 効率的な行財政運営が求められており、 事業の選択と集中を促す一体性のある本 市のPDCAサイクルの確立が必要となって いる。 昨年度は、長期総合計画における基本 施策による進捗状況の把握や各部のマネ ジメントの強化により、特に必要とされ る事業の洗い出しを図るための行政評価 の見直しを行い、本年度は最終評価の検 証を行った。 これにより、行政評価⇒予算編成⇒施 政方針⇒各部行政運営方針の一体的なマ ネジメントサイクルを可能にしたところ である。 次年度については、予算への反映や外 部評価のあり方等を検討し、市民目線を 踏まえた、効果的で客観性のある行政評 価システムの運用強化を図る。 これまで行政評価システムについては 、PDCAサイクルの中核としてより効率的 ・効果的なシステムづくりに努めてきた ところであるが、予算編成前における事 務調整ではなく、市民に対し事業の実施 に向けての説明責任を果たすという意味 での行政評価の認識を庁内に高めていく 。 336 336 294 294 3,383 広聴、広報とも既存システム・媒体を充分に活用しながら、さらなる市民サービスの拡充に努めることを主眼としていく。今後とも多くの市民の声に耳を傾け 今後の方針 、的確に市政に反映し、また、市政情報や行政の取組み、加えてそれらの重要性について、可能な限り多くの市民に分かりやすく伝えていくものとする。 施 策 名 広報広聴活動の充実 企画政策部 秘書広聴課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 行政運営にあたっては、財政健全化の観点から、限られた財源の有効活用を図り、効果的に事務事業を実施することが求められており、行政評価システムの継 続的な改善を行いながら、引き続き施策及び事務事業の検証・改善と行政資源の適切な配分に取り組んでいくものとする。 施 策 名 評価システムによる行政運営 継 企画政策部 1 続 行政評価システムの推進 企画調整課 施策№ 事業の概要 法 定 ・ 自 主 市政だよりを月1回発行し、町内会等を通 自 直 じて全世帯への配布を行う。 主 営 市政だよりと同時配布するチラシ等が 多く、仕分けをする町内会などから「減 らして欲しい」との要望がよせられてい る。市や外郭団体等からの配布物の低減 化が必要。 市政情報を網羅する媒体として、市政 情報を戦略的に提供するとともに、より 多くの市民に読んでもらえるよう、今後 とも質・内容の充実を図りながら、分か りやすい紙面づくりを進めて行く。 同時配布チラシ等については、所管部 署がチラシによってPRしている内容を 、市政だよりの紙面上に掲載していくな どの対応をとりながら、低減化に努めて いく。 11,905 11,905 11,905 11,905 30,290 市政情報をより多くの人に伝えるため、テ 自 直 レビ、ラジオ、インターネットなどを活用し 主 営 た広報活動を実施している。 これらの媒体による広報手段は、市政 だよりとは異なり、居ながらにして手元 に届くものではなく、市民の選択(意志 市政だよりを読んでいる人の割合は8 市政情報を分かりやすく、一人でも多 )により目に触れるものである。 7%を超えており、他の情報媒体の市内 くの市民に伝えていく手だてとして、こ そのため、利用者増を図るには、これ 全域における利用割合は低く、市政だよ れらの媒体による広報は不可欠であり、 まで以上に「見てもらう」「聞いてもら りの補完的な位置付けになっている。 今後もさらに積極的に活用していく。 う」ための手だてが不可欠であり、番組 のPRの仕方や利用者を引きつける番組 ・HP作りについて、委託事業者の協力 を得ながら行っていく。 12,505 12,505 12,505 12,505 2,180 市民の意見を市政に反映するため、市長へ 自 直 の手紙、対話集会、ふれあいの日などの広聴 主 営 機会を設けている。 多様化する市民ニーズは、今後ますま す広がりを見せていくものと思われる。 件数の増大はもとより、内容も市政のみ ならず、建設事務所や警察など国・県の 所管のものも見受けられ、行政の枠を超 えた対応が今後ますます重要となってく る。 202 202 202 202 4,510 近年、市民のニーズは多様化し増加を 続けており、行政サイドはそれを的確に 把握する必要があることから、これまで 変更なし の取り組みを基本としつつ、より一層、 市民との市政情報の共有化が図れるよう に努めていく。 今後の方針 今後、地域主権改革が進むことで、地域に住む住民が自らの責任において地域の諸課題に取り組むことができるようになっていく。このため、行政としても市 民参加のあり方については、十分に検討していくものとする。 施 策 名 市民の市政への参画の推進 地方分権の進展により住民自治の理念 が実行段階へと移り、一方で情報化が進 むなど、市民と市との距離が縮まってき ている。また、地域のために積極的に行 動する市民も増えてきており、市民と市 とがともに協力し合いながら地域づくり を進めていく仕組みと手法が今後ますま す必要となっている。 市民生活に密接に関連する市の重要な 施策について、市民等の意見を広く求め ることにより市の政策に反映させること は、市民との協働のまちづくりを進める うえで重要であり継続して取り組んで行 く。 今後、この制度の市民認知度をどのよ うに上げるのか、そして、各所属が計画 づくりにおいて確実に組み込むなど、周 知を図る手法について検討していく。 0 0 0 0 113 自 直 主 営 新市建設計画の主要事業及び合併時に 新市において調整するとされた事業につ いて、その進捗状況を報告するとともに 、地域の課題について意見を頂戴しなが ら、編入合併された地域の方々の意見の 市政への反映と不安の解消に努めている 。 地域審議会からの意見を踏まえながら 合併特例法に基づく市の付属機関とし 、新市建設計画の推進並びに地域の課題 て、その機能が十分発揮できるよう努め 解決に努め、新市としての一体的な発展 ていく。 を図っていく。 308 308 308 308 2,706 自 直 主 営 新市建設計画の主要事業及び合併時に 新市において調整するとされた事業につ いて、その進捗状況を報告するとともに 、地域の課題について意見を頂戴しなが ら、編入合併された地域の方々の意見の 市政への反映と不安の解消に努めている 。 地域審議会からの意見を踏まえながら 合併特例法に基づく市の付属機関とし 、新市建設計画の推進並びに地域の課題 て、その機能が十分発揮できるよう努め 解決に努め、新市としての一体的な発展 ていく。 を図っていく。 308 308 308 308 1,203 企画政策部 住民と行政との協働により、北会津地域の 自 直 北会津地域まちづくり推 北会津支所 4 継 続 進会議 まちづくり推 まちづくりを推進するため、住民と行政が対 等な立場での議論を展開する場を設定する。 主 営 進課 地域の課題を住民と行政が共通の目的 の基に意見交換する。 今後、この会議の活性化により、まち づくりに対する参加団体の意識の醸成を 図り、まちづくりの担い手の育成につな げていくことが課題である。 住民と行政の協働により、北会津地域 のまちづくりを推進するため、地域の課 事業効果等の検証を踏まえ、会議の活 題の把握に努めるとともに、住民と行政 性化を図っていく。 が対等の立場で意見を交換していく。 133 133 133 133 1,203 パブリックコメント制度 企画政策部 1 継 続 の推進 企画調整課 2 継 続 北会津地域審議会 3 継 続 河東地域審議会 条例や計画の案、参考資料を市民に公表し 、市民からの意見を募集する。寄せられた意 自 直 見を市で検討し、条例案や計画の決定をうけ 主 営 、検討結果を市民に公表する。 編入合併地域の住民の声を市政に反映させ るため、市長の諮問に応じ新市建設計画の変 企画政策部 更・執行状況、地域振興のための基金の活用 北会津支所 、新市の基本構想の作成及び変更等に関する まちづくり推 事項について調査審議し、その結果を市長に 進課 答申する。また、審議会自らが必要と認める 事項について調査審議し、市長に意見を述べ る。 編入合併地域の住民の声を市政に反映させ るため、市長の諮問に応じ新市建設計画の変 企画政策部 更・執行状況、地域振興のための基金の活用 河東支所 、新市の基本構想の作成及び変更等に関する まちづくり推 事項について調査審議し、その結果を市長に 進課 答申する。また、審議会自らが必要と認める 事項について調査審議し、市長に意見を述べ る。 194 平成23年度施策評価票 施策№ 7-2-1 基本施策名 効率的で効果的な行政運営を行う (政策名) 行財政改革を推進し効率的な行政運営を行う 主管部課名 企画政策部企画調整課 関連部課名 4.基本施策の評価 各部局 ① 基本施策の状況(目標の実現に向けての貢献度及びその取組み状況) 1.基本施策の概要 ① 目標 (長期総合計画に おける基本施策 の目標) ② 目標達成の ための方針 (長期総合計画に おける基本施策 の目標達成の ための方針) ③ 前年度最終 評価 (今年度の取組み 方針・考え方) 1 貢献している 2 概ね貢献している 3 あまり貢献していない ○持続可能な行政システムを構築し、限られた行政資源の選択と集中により、最小の経費で最大の効果をあげる行政運営を 行います。 ○職員の能力を最大限に発揮できる人事管理制度と行政機構を整備します。 ○自主財源の最も基幹となる市税の確保を図るとともに、住民の負担に見合った効率的、効果的な財政運営を行います。 ○共通する事務事業や広域的な事務等について近隣市町村と共同で取り組むなど連携を強化し効率的な行政運営を行います 。 ○行政運営の枠組みの転換を行うとともに、持続可能な行政システムを構築していくために、不断の行財政改革、組織文化 の改革を推進します。 ○アウトソーシングや指定管理者制度の拡充を図るとともに、任用・勤務形態の弾力化や多様化、さらには職員の能力開発 により、定員管理計画を着実に推進します。 ○税制度に関する国等の動向の的確な把握や業務上の知識の向上を図ります。 ○市民の納税意識の高揚に努め、税収の確保を図ります。 ○健全な財政運営のため、財務諸表の整備と活用を図ります。 ○市民の権利や個人の情報を大切に取り扱い、市民の信頼のもとに業務を適切に推進します。 ○行政サービスの拠点として、さらには、地震等の自然災害発生時の防災の拠点として、本庁舎機能を有する庁舎の整備を 検討します。 ○広域的一部事務組合の事務統合を一層進めるとともに、ごみ・し尿の共同処理や介護保険事務執行体制の充実、地域資源 を活用した交流・連携を積極的に推進します。 ○広域的な対応が必要とされる諸課題について、近隣市町村との連携強化を基本として、より一層の効率的な行政運営に向 けた広域行政のあり方について検討していきます。 ○県から譲与される会津学鳳高校の建物と土地については、市の財産として有効活用を図った後、市民の合意を得た上で地 域振興に資する利活用を図ります。 ○長引く景気の低迷、これに伴う厳しい財政状況の中にあって、市民に将来にわたって安定した行政サービスを提供するた めには、より効率的で実効性のある行政運営とともに、健全な行財政基盤を確立することが不可欠である。また、経済状況 や社会構造が変化し、加えて地域主権改革が進む中で、これまでの制度や慣例にとらわれることなく、市民満足度を重視す るまちづくりを進める必要がある。 ○こうしたことから、引き続き業務のアウトソーシングや職員の意識改革と能力開発、さらには適切な定員管理を進め、ス リムで効率的な組織体制の構築に努めることとする。また、組織力を高めるため、職員研修や自己啓発支援等の充実を図る こととする。 ○さらに、これまで以上に健全で適正な財政運営に努めるため、年度間の財源調整、健全な財政運営に資することを目的と して、地方財政法の趣旨に基づき、 財政調整基金の積立てを継続するとともに、今後においては外部評価にもあるように、 市民サービスの向上や経済情勢等を踏まえた柔軟な活用方法について検討を進めることとする。 ○一方、こうした取組とともに、地方分権の進展を契機とし、より効率的に魅力あるまちづくりを進めるため、改めて住民 自治について広く市民とともに考えていく取組について、研究を進めることとする。 ○また、公共施設については、各々の施策の取組の中で的確に市民ニーズを把握しながら、限られた財源の中で、計画的か つ効率的な整備、維持に努めるとともに、「鶴ケ城周辺公共施設利活用構想」に位置づけた各施設についても、財政状況等 を十分勘案しながら、具現化に向けて個別具体的な取組を進めることとする。 ○さらに、近隣市町村との連携による取組が有効な事務、事業については一部事務組合等を通じて、相互に、より効率的で 効果的な行政運営に向けた協議、研究を進めることとする。 2.成果指標の推移(長期総合計画における主な指標等) ⑴ 年間を通じてフルタイム勤務の職員数 ⑵ 実質公債費比率(公債費負担適正化計画) 成果指標名 計算式等 実質的な公債費に充てた一般財源が標準財政規 ⑵ 模(臨時財政対策債を含む)に占める割合 ⑶ 標準財政規模に対する財政調整基金額の割合 ⑶ 財政調整基金額/標準財政規模 ⑷ 市税徴収率 ⑷ 市税収入額/調定額 最終目標値 (平成28年度) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 1,027人 - - 1,001人 987人 18.5% 17.4% 16.6% 14.2% 18.5% - - - 5.3% 6.0% 6.9% 10.0% 5.2% - - - 96.00% 96.00% 96.00% 96.50% 95.11% - - - ⑴ 919人 (当初の計画:1,027人(H22)) ※最終目標値の根拠となった定員管理計画の 変更により、最終目標値を変更 ⑵ 目標値(上段) 実績値(下段) ○地方分権の進展に対応し、住民に根ざした行政運営を考える手始めとして、市民協働に関するワークショップや市民との先進 自治体の研究、協働や住民自治について考えるまちづくりフォーラムなどの開催を行ってきた。 ○「鶴ケ城周辺公共施設利活用構想」に位置づけた各施設の利活用については、旧会津学鳳高校東側体育館の活用や鶴城小学校 の仮設校舎建設に向けた取組みを進めてきている。 ○会津総合開発協議会(会津若松地方部会)においては、通常の要望活動に加え、今般の震災に鑑み国・県等へ要望活動を行う とともに、有識者を招聘した意見交換会や「新潟県中越大地震復興基金」等の事例研究を行うなど会津地方の復興、地域活力の 再生に向けた取組みを進めてきた。 ○新規市債発行額を元金償還額以下に抑制する取り組みを継続してきたことにより、平成22年度決算においては、実質公債費比 率が18%以下となった。また、年度間で差異はあるものの、着実な積み立てを継続し、近年の決算においては、財政調整基金の 残高が増加している。 ○市税収入の安定確保については、数次に亘る3ヵ年計画を策定し、戦略的な取り組みにより機能分担型の徴収体制を図り、徴 収率も95%台となるなど徴収状況は着実に成長基調にある。 事業進捗 ○さらに、年度間の財源調整、健全な財政運営に資することを目的として、地方財政法の趣旨に基づき、財政調整基金の積立て (前年度最終 を継続するとともに、外部評価にもある、市民サービスの向上や経済情勢等を踏まえた柔軟な活用方法について検討を行ったと 評価に係る取 ころであるが、昨年末の豪雪や東日本大震災への対応として、財政調整基金を活用したところである。 組みを含む) ○効率的で効果的な行政運営を担うのは職員であり、その職員を育成するために「第2次人材育成基本方針」及び「人材育成推 進プラン(第1次)」に基づき職員研修等を行い、職員の能力開発や意識改革を進めている。 ○また、市民満足度を高め、無駄のない持続可能な行政システムを構築する観点から、「第2次行政システム改革プラン」や「 定員管理計画」、「行政機構の見直し」により、組織のスリム化や行財政改革を進めている。 ○斎場の管理運営については、労務職の退職不補充により、今後職員数が不足し管理運営に支障をきたすことが明らかなことか ら、任期付職員を活用するとともに、今後の管理運営のあり方について指定管理者制度の導入も含め検討を進めている。 ○自動交付サービス事業については、住民基本台帳カード(以下「住基カード」)の利用により、平成23年2月より全国のセブ ンイレブン(市内では33箇所)で住民票の写しと印鑑証明書の交付(以下「コンビニ交付」)が可能である。 ○議会基本条例及び議員政治倫理条例を平成20年6月に制定し、以来、議会改革に取り組んでいる。市民との意見交換会をは じめ市民参加を基軸として政策形成サイクルの確立と実践によって、積極的な政策形成を行い、まちづくりに貢献していくとい った取り組みが着実にかつ加速している。 ② 長期総合計画初年度(平成19年度)からの状況の変化 ※前年度からの変化を含む ⑴ 職員数 年 度 ○中期財政見通し及び公債費負担適正化計画に基づき、確実な実質公債費比率の低減を図っており、順調に推移している。また 、決算剰余金等の確実な積み立てにより、財政調整基金の積み増しを図っている。 ○徴収率向上3ヶ年計画に基づき、「早期納税の推進」「滞納整理の促進」「経営戦略の明確化と組織活力の醸成」に取り組み 、最終目標96.40%に向けて順調に推移している。 ○職員数は定員管理計画(平成18年度~平成22年度)以上の削減が図られており、合併時から5年で約10.5%、120人の削減計 成果指標推移 画に対して、12.7%、146人の削減を実現した。 ○平成23年3月に、新たな定員管理計画(平成23年度~平成28年度)を定め、平成28年4月の目標職員数を919名程度としている 。 ○市民の貴重な財産である市有財産について、その有効な活用が求められている。 ○東日本大震災さらには原子力発電所事故による放射能汚染は市民生活に大きな影響を与えており、柔軟で迅速な行政対応に加 え、広域的な取り組みが求められている。 ○防災拠点、被災時の避難場所となる市役所庁舎を始めとする公共施設の耐震化の促進や災害対策機能の付加が必要となってい る。 ○世界的な景気低迷による税収減、少子高齢化の進行による扶助費の増など、地方財政を取り巻く状況が厳しくなっており、安 定的かつ持続的な市政運営を行うため、収支均衡の取れた財政運営並びに財政健全化を推進していく必要性が増している。 ○情報通信技術の急激な発展により、納税義務者の利便性を高める仕組み(e-TAX、eLTAXなど)も確立され、全国的に利用者が 拡大していることから、市としての対応(システム導入)が迫られているところである。 ○今般の東日本大震災や原子力発電所事故による風評被害など先行き不透明な経済情勢であり、雇用状況も改善しない中での新 たな徴収対策を講じなければならない現状にあり、高い水準での徴収指標の維持向上を図る必要がある。 社会状況・ 市民ニーズの ○本市においては少子高齢化が進み、人口が減少し、さらには社会経済状況も悪化しているところであり、職員の資質や職員数 、職員給与に対する市民の見方も厳しくなっており、より効率的、より効果的な行政運営が求められている。 変化 ○市民ニーズも高度化・多様化しており、より質の高い行政サービスや市民満足度の向上も求められている。 ○個人情報の外部提供や目的外利用の制限などについて適正な運用が求められている。 ○指定管理者制度の創設以後、他の自治体においては斎場の指定管理者制度導入が進められているところもある。 ○証明書等の交付手数料の伸び悩みはあるもののニーズはあるため、住基カードを平成23年度末まで無料発行を行い、コンビニ 交付の普及推進に努めている。 ○社会経済・雇用環境の厳しい状況が続く中、市税の収入状況や公金の使われ方に対する市民の関心は高まっており、従来にも 増して適切・適法な会計処理を行っていくことが求められている。 ○議会基本条例を制定し、議会改革に取り組んでいる。その一つとして市民と議会との公式の話し合いの場としての市民との意 見交換会を開催し、市民の意見、要望を聞き、それを起点としながら議会内での議論、そして政策形成へとつなげていくなどの 取り組みを行っている。この一連の取り組みに市民も関心を寄せるとともに期待も生まれてきている。 ⑶ ⑷ 法・制度の 変化 3.事業費等の推移 年 度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 事業費 うち一般財源 事業費 うち一般財源 (人件費) 2,851,287 2,670,627 2,924,660 2,800,593 1,234,317 事業費等 195 ○国が地方に優越する上下の関係から対等なパートナーシップの関係へと転換させる「地域主権改革」が検討されており、自治 体の権限や裁量、財源が拡充する一方、自己責任が増すことになり、地域の持続的な発展に向け、透明性の高い健全な行財政運 営を維持することが、より一層求められていくこととなる。 ○東日本大震災関連法の制定や震災に伴う法律改正等が多数行われており、各種制度の創設、改定に柔軟に対応するとともに、 広く市民への周知を図る必要がある。また、原発避難者特例法を受け、本市に避難されている方々への行政サービスのあり方に ついても避難自治体と協議しながら検討を進める必要がある。 ○国、県においては、それぞれ「東日本大震災からの復興の基本方針」、「福島県復興ビジョン・計画」を策定しており、これ らに対応した本市施策の展開が望まれている。 ○国の地方財政健全法に基づいた財政の健全化を推進しているところであるが、さらに財政の透明性を確保するため、本市にお いても財務書類4表による情報開示に取り組んでいる。国は、地域主権改革を進めるなかで国庫支出金の一括交付金化について 具体的な対応を進めている。 ○公的年金に係る住民税の公的年金からの特別徴収制度、国税とのデータ連携など、情報通信技術を前提とした制度・運用が開 始されており、各自治体もその対応を迫られている。 ○徴収業務にノウハウを有する民間事業者を活用すること等を通じて、徴収能力の向上や徴収事務の効率化を図ることが重要な 課題となっており、地方税の徴収に関する民間開放を一層推進する必要がある。 ○地方自治法の改正により、行政財産の貸付け範囲が拡大された。 ○平成15年9月の地方自治法の一部改正により、公の施設の管理に関し、指定管理者制度が創設され、斎場の指定管理者制度の 導入も可能な環境となった。 ○公共サービス改革基本方針の改定により、窓口関連業務の一部を民間事業者へ委託することが可能となった。 ③ 次年度の取組み及び進め方 ①健全な財政運営 ○これまで9月補正予算での決算剰余金等を財政調整基金に積み立てることを基本としてきたところであるが、今後においても 、実質収支の1/2を下らない金額を計画的に基金へ積み立てることを基本として、着実な基金残高の確保に努め、持続可能な財 政運営を図る。 ○情報通信技術を活用して、納税義務者の利便性の向上と事務の効率化を図る。 重点的に 取組む内容 ②安定した行政サービスの提供 ○東日本大震災、原子力発電所事故により大きな被害と影響を受けた、本市経済の再生と、市民、本市に避難されている方々の 生活の安定と安心を確保するため、国、県の支援策を有効に活用しながら、必要な施策を着実に推進する。 ○特に震災対策等について、会津総合開発協議会等を通じた国、県へ要望活動を強化する。 ○外的要因に左右されない内部マネジメントの強化を進めながら、第3次徴収率向上3ヶ年計画に基づき、早期納税の推進、滞 納整理の強化、経営戦略の明確化と職員の意識改革に引き続き取り組む。 ○「第2次人材育成基本方針」及び「人材育成推進プラン(第1次)」に基づき、職員研修の充実、組織文化の醸成、人事管理 の最適化、働きやすい環境の整備に取り組み、着実かつ継続的に人材育成を推進していく。 ○「第2次行政システム改革プラン」に基づき、効率的かつ効果的で無駄のない持続可能な行政システムの構築を図っていく。 ○現行の行政機構について、その効率性や妥当性を検証し、市民本位の行政運営を実現するために必要な組織体制を整備する。 ○定員管理については、定員管理計画を基本としながらも、東日本大震災及び原子力発電所事故への対応等による業務増や人員 が割かれている状況も踏まえ、柔軟に対応していく。 ○職員の心身の健康保持等のために、安全衛生管理事業、福利厚生事業を実施していく。 ○入札制度にかかる諸課題への速やかな改善措置の検討と実施及び入札契約事務の効率化の検討、並びに厳正な検査事務を行う 。 ○市民の知る権利を保障するとともに、個人のプライバシーを保護する。 ○市有財産が持つ経済性を最大に発揮するよう、有効活用と適正管理に努める。 ○斎場の管理運営については、現在、業務の一部を委託しているが、今後、職員が足りなくなることから、指定管理者制度の導 入や委託業務の範囲の拡大について検討していく。指定管理者制度導入や委託業務の範囲の拡大については、受け皿となる民間 業者の確保及び確実に業務が遂行される具体的な方法についてに検討していく必要がある。 ○コンビニ交付サービス事業が開始されたことを踏まえ、行政窓口サービスコーナーが果たしてきた役割を見直す時期となって おり、証明交付の約9割が住民票の写し及び印鑑登録証明書の交付であることなどから、年度内の廃止に向けて地元説明を進め る。 ○市民課窓口業務のアウトソーシングについて、関係課と協議し検討を進めてきたが、現時点では様々な課題等があることから 、引き続き検討を進める。 ○外国人登録事務については、「入管法及び入管特例法の一部を改正する等の法律」及び「住民基本台帳法の一部を改正する法 律」の施行(平成21年7月15日から3年以内に施行予定)に伴い、平成24年7月を期限として外国人登録事務が廃止されることから 、関係法令等に基づき、新たな事務処理及び制度の周知等を進めていく。 ○多様化した住民のニーズに応え、ICTを活用した閉庁時のサービス提供としてコンビニ交付を推進するとともに住民基本台帳 カードの普及拡大に努める。 ○会計管理に関する事業では、予算執行課との連絡調整を密にしながら、関係法令等を遵守した適正な会計処理を行っていく。 また、公金の取り扱いについては、確実性・迅速性が求められ、内容も複雑多岐にわたるため、引き続き指定金融機関に行わせ るとともに、市場金利などの情報に細心の注意を払いながら安全かつ効果的な公金管理を行っていく。 ○収入管理業務では、迅速かつ正確に収入額を集計することができ、財務会計システムや各収入科目の消し込みデータを自動的 に作成することができるOCR読取機器(光学式文字読取機器)を引き続き活用し、収納データの集計・作成業務を行っていく。 ○議会改革の取り組みの推進 議会基本条例の制定を契機として、様々な議会改革の取り組みが進められている。それは、市民参加を基軸とし、政策形成を 通してまちづくりに貢献していくという考え方に立ち、そのための仕組みづくりと実践である。この議会改革をさらに推進し、 基本理念である「市民の負託に応えうる議会づくり」を目指していくものである。 ○次年度に任期満了を迎える選挙については、関係法令の規定に基づき、適正な執行管理に努める。 ①財政管理 ○財政管理に要する経費 今後も中期財政見通し及び公債費負担適正化計画に基づき、実質公債費比率の低減に向けて取り組んでいく必要がある。 ○財政調整基金積立金 地方財政法等に基づいて、標準財政規模の10%程度を目標としながら、着実な基金残高の確保に努め、持続可能な財政運営を 図る。 ○課税事務電子化推進事業 納税者義務の利便性向上を図る電子申告システム(給与支払報告書、法人市民税申告書、償却資産申告書提出)への対応と、 そのデータに対応した課税システムの改修。 ○電話催告民間委託事業 電話催告等の徴収に関する業務にノウハウを有する民間業者の活用により、市税等の滞納者に対してきめ細やかな初期納付勧 奨などを行い、滞納市税の早期完納と累積滞納の未然防止を図る必要がある。 ②行政システム改革推進 ○職員研修事業 行政運営の担い手は職員であるところから、職員研修(庁内外研修・自己啓発支援・派遣研修等)を効果的に実施し、職員の 能力開発と意識改革を推進し、組織の力を高めていく。 ○官民の役割分担の見直し 厳しい財政状況と抑制基調の職員数の中で、行政需要の拡大に対応していくためには、公的領域における公共サービスのあり 方を再検討していくことが必要であり、事務事業の実施主体の検討やアウトソーシングの推進に取り組んでいく。 ○情報公開・個人情報保護に関する事務 情報公開制度・個人情報保護制度を適正に運用する。 ③効率的で適正な行政運営の推進 ○自治基本条例調査・研究事業 より効率的に魅力あるまちづくりを進めるため、自治基本条例など地方分権、住民自治に関する制度の研究を進める。 ○本市活力再生に向けた施策の推進 地域活力再生戦略に掲げる取組みの強化・拡充を図るとともに、東日本大震災、原子力発電所事故に伴う様々な影響を払拭す るための取り組みを進め、市民、本市へ避難されている方々の生活の安定と安心なまちづくりを進める。 ○会津総合開発協議会負担金 特に必要とされ 東日本大震災さらには原子力発電所事故による放射能汚染対策について、国、県への要望活動等を強化し広域的な対応を図る る事務事業 。 ○会津若松地方広域市町村圏整備組合消防事業負担金 ○市有財産管理事務 十分に利活用されていない財産のうち売却可能な物件を一般競争入札等により処分する。 ○斎場運営 ○自動交付サービス事業 ○市民課窓口業務のアウトソーシング ○会計管理に関する事業 ○収入管理業務 ○政務調査費交付金 議会基本条例制定後、議会改革の取り組みが進む中で、政策づくりのための調査研究の重要性が一層強く認識されてきている ことから、交付金の効果的な活用と充実を図っていくことが重要となってきている。 ○各委員会行政調査 政務調査費と同じく、政策づくりのための調査研究の重要性が一層強く認識されてきており、他団体への調査のみならず、学 識経験者を招くなど新たなかつ効果的な手法の活用と調査研究の充実を図っていくことが重要となってきている。 ○戸ノ口堰土地改良区総代選挙 ③市民参加によるまちづくりの推進 ○住民自治や行政と市民のかかわりなどを考える機会を設け、住民自治をさらに発展させるため、自治基本条例調査・研究事業 の発展を図る。 ○東日本大震災の影響を受けた市民生活を安心で安定なものとするため、既存制度に加え、国、県が新たに創設する制度を有効 5.最終評価 (留意点)次年度の取組み及び進め方に掲げる事項を中心に評価したものである。 に活用する。 ○市民サービス確保の視点から、当面は当初予算編成において必要額の基金活用を行うとともに、実質収支の1/2を下らない ○市民参加により快適で魅力ある地域づくりを進めていくため、住民自治について広く市民とともに考える取組について、引き続き研究を進め 金額を計画的に基金へ積み立てることを基本とし、年度を通して基金残高の着実な確保に努める。さらに、基金活用にあたって ることとする。 は、地方財政法や財政調整基金条例を基本としながら、経済情勢等を踏まえた活用方法について検討を進める。 ○また、東日本大震災さらには原子力発電所事故による風評被害は、再生途上にあった本市地域経済に大きな影響を与えていることから、市民 ○納税義務者の利便性の向上の視点から、事務の改善を図るとともに、事務の効率化と事務経費の削減を目指す。 や本市に避難されている方々の安心と安全の確保を図るとともに、生活の安定を図るため、本市活力再生のための取組みを精査し、かかる施策 ○前納報奨金制度は、創設から半世紀以上が経過し、社会情勢の変化や納税意識の向上により所期の目的が達成され、また、市 を進めることとする。 県民税を給与や公的年金から天引きされる方には適用がなく公平でないことなどの理由により、制度改正を進める。 ○特に、東日本大震災さらには原子力発電所事故に伴う様々な影響への対応については、会津総合開発協議会等を通して国、県への要望活動を ○斎場運営のあり方について、現状維持をはじめ、指定管理者制度導入や委託範囲の拡大等を含め、効率的に安定した業務が遂 継続するとともに、広域的な連携の中で、会津地域の再生に向けた取組みを強化するものとする。 行できるよう検討していく。 ○東日本大震災により被害を受けた市長公舎については、総合的な視点から今後のあり方について検討を行うものとする。 ○城西コミュニティセンター内の行政窓口サービスコーナーを廃止し、コンビニ交付サービスへ移行する。また、コンビニ交付 取組み改善の ○引き続き庁舎整備に向け、庁舎整備基金の積み立てを行うとともに、整備について検討を進めることとする。 の利用拡大を推進するために住民基本台帳カードの普及を図る。 視点 ○長引く景気の低迷や今般の東日本大震災の影響による先行き不透明な経済状況、これに伴う厳しい財政状況の中にあって、市民に将来にわた ○市民課窓口業務について、アウトソーシングの課題や問題点を整理し解決策を模索するとともに、総合窓口体制等を含め市民 (他団体との って安定した行政サービスを提供するためには、より効率的で実効性のある行政運営とともに、健全な行財政基盤を確立することが不可欠であ の利便向上に向け、関係課と協議を行う。 連携・補助事業 る。 ○現在、市民課、北会津支所、河東支所でしか本会議を見ることが出来ない。また、仕事やその他の事情により、傍聴すること の活用・補助金 ○こうしたことから、これまで以上に健全で適正な財政運営に努めるため、今後も中期財政見通し及び公債費負担適正化計画に基づき実質公債 が難しい市民に対し、インターネットで本会議を公開することで、いつでもどこでも市民が本会議を見ることが出来る環境を整 の適性化等) 費比率の低減化に努めるものとする。 備することで、市民に分かりやすく、かつ、市民が参加しやすい開かれた議会運営を行う。 ○また、財政調整基金は今後とも着実に確保するものとするが、市民サービスの向上や経済情勢等を踏まえた柔軟な対応について検討するもの ○国民(市民)の政治的関心の高まりを、選挙啓発等を通して投票率向上へつなげることが必要である。 とする。 ○さらに、市税等の徴収率の向上は本市の安定的な財政基盤の維持に必須であり、今後とも効果的な徴収手法や事務処理の効率化、職員の徴収 スキルの向上など徴収体制の強化に努めるものとする。 ○持続可能な行政システムを構築するため、引き続き業務のアウトソーシングや職員の意識改革と能力開発、さらには適切な定員管理を進め、 スリムで効率的な組織体制の構築に努めることとする。 196 6.基本施策を構成する事務事業(優先順位順) 継 番 続 号 ・ 新 規 施策№ 事務事業名 7-2-1-1 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 施 策 名 行政システムの改革と職員の能力開発 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 総務部 人事課 市民ニーズが高度化・多様化している ことや社会経済情勢が激しく変化してい ることから、これらに対して、的確かつ 柔軟な対応ができる職員をいかに育成し 、質の高い行政サービスと市民満足の向 上を図るかが課題となっている。 スリムで効率的な組織体制が求められ る中で、高度化・複雑化しながら増大す る行政ニーズに的確かつ迅速に対応して いくためには、職員一人ひとりの能力開 発と意識改革が必要不可欠である。 今後も引き続き、費用対効果を見極め ながら、職員研修や自己啓発支援等の充 実を図る。 また、人材育成推進プラン(第1次) が平成23年度で終了することから、第1 次プランの検証を行いながら、平成24年 度から実施する第2次プランの策定を平 成23年度内に実施する。 2 継 続 安全衛生管理事業 総務部 人事課 職場環境の改善(職場巡視)、労働安全講 法 一 座、衛生教育、健康相談、各種検診、保健指 定 部 委 導、予防接種等を実施する。 託 近年の業務量の増大や業務の複雑化、 さらには執務環境の状況などにより、職 員の労働環境は厳しい状況にある。この ような状況の中、身体的にも精神的にも 職員の健康を維持することが重要である 。 職員の健康の維持のためには、身体的 ・精神的な面での対策が重要である。そ のために、過重労働による健康障害防止 変更なし の面談及びメンタルヘルス対策等を重点 に安全衛生管理事業を実施していく。 12,249 3 継 続 職員採用 総務部 人事課 実力ある少数精鋭の体制づくりを目指すた め、各種方策により高い資質と意欲を有する 自 一 人材を選抜し、採用する。また、市が求める 主 部 委 能力や人材像を広く発信し、目的を持って入 託 庁する優秀な人材が増えるように努める。 人物重視の採用試験を行なっているが 、より多くの優秀な人材に採用試験を受 験してもらい、より優秀な人物を採用す るための試験のあり方を検討していく必 要がある。 応募者数の状況や新規採用者の勤務状 況を把握し、必要があれば実施時期、試 変更なし 験科目、手法、内容などを検証し、見直 しを図っていく。 1,991 1,991 第2次行政システム改革プランに基づく改 革の取り組みを通じて、市民満足度のさらな 自 直 る向上を目指した行政システムへの改革を推 主 営 進していく。 多岐に渡る取組項目について、関係課 だけでなく、職員一人ひとりの意識改革 に繋げることが、プランを推進していく ためには重要となる。このため、全庁的 な共通認識を図る取り組みが必要である 。 持続可能な行政システムを構築する観 点から、第2次行政システム改革プラン (20年度~24年度)に基づき行財政改革 を推進していく。なお、計画期間の後期 にあるところから、これまでの課題を検 証し、事務事業の徹底した見直しや事業 のスクラップ・アンド・ビルド、選択と 集中による効率的な財政運営と業務のア ウトソーシングなどの視点にたって、次 期計画の策定に向け取り組んでいく。 各部の企画副参事等で構成する行革推 進会議の設置により、全庁的な推進を図 るとともに、組織風土の改革にも取組ん でいく。 0 行政機構の見直しは、社会経済情勢が 急速に変化する今日、迅速かつ的確に実 施することが必要である。また、長期総 合計画の着実な推進や職員数の減少に見 合った簡素かつ効率的な組織体制、さら には、人口減少や少子高齢化に対応でき る行財政基盤の強化のため、継続的に見 直すことが不可欠である。 大規模な機構の見直しを行う際には、 行政機構審議会による審議を行うととも に、庁内においても検討チームを設置す るなど、より広範かつ多角的な観点から 見直しを行っていく。 職員の産休、育休、病休等の代替、業 務繁忙への対応、さらには時間外勤務抑 制対策の一つとして臨時職員の有効的な 変更なし 活用を図り、行政の効率性を高め、市民 サービスの維持・向上を図る。 総務部 4 継 続 行政システム改革推進費 人事課 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 今後の方針 持続可能な行政システムを構築していくために、行財政改革を不断の課題として取り組んで行くとともに、行政運営を担う職員には、人物重視の採用職員試験 により優秀な人材を確保し、入庁後は研修等により能力の開発を図っていく。 「第2次会津若松市人材育成基本方針」及 び「人材育成推進プラン(第1次)」に基づき 、職員研修(庁内外研修・自己啓発支援・派 遣研修等)を効果的に実施し、職員の能力開 発と意識改革を推進することにより、市民ニ 法 一 ーズや時代の要請に的確に応えることのでき 定 部 委 る人材を育成する。 託 実施にあたっては、「組織文化の醸成」、 「人事管理」及び「働きやすい環境の整備」 を関連付けて取り組む「人材育成システム」 により、相乗効果を発揮していく。 1 継 続 職員研修事業 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事務事業を推進していくに当たり、先 進的な事務・事業を実施している自治体 への派遣研修を今年度から新たに実施す る。また、長期的な人材育成の視点から 、自己啓発に係る支援の充実や研修科目 の見直しなど、職員研修事業について継 続的に検討していく。 継 5 続 行政機構の整備 総務部 人事課 現行の行政機構について、その効率性や妥 自 直 当性を検証し、市民本位の行政運営を実現す 主 営 るために必要な組織体制を整備する。 社会構造の変化(人口減少や少子高齢 化など)により、行政需要の増大や歳入 の減少が想定される。 職員数の抑制が進む中、職員一人ひと りの力を最大限に発揮できる組織が求め られている。 6 継 続 臨時的任用職員 総務部 人事課 職員の産休、育休、病休、欠員補充等や職 場の繁忙等に応じ、各職場の事務事業に支障 自 直 がないよう臨時職員を配置する。また、組織 主 営 の効率化、見直しによる補充要員として配置 する。 産休、育休、病休等の事態に対し、市 民サービスの低下や事務事業への支障を きたさないよう迅速かつ適正な臨時職員 の配置が必要。 継 7 続 職員共助会交付金 総務部 人事課 地方公務員法第42条により職員の福利厚生 事業費を実施する必要があるところから、会 自 補 助 津若松市職員の互助会設置に関する条例に基 づき、会津若松市職員共助会へ交付金を交付 主 金 等 する。 8 継 続 ほう賞及び表彰経費 総務部 人事課 顕著な功績があり、他の職員の模範として 推奨に値する業績があった職員を表彰する。 自 直 具体的には、勤続20年、30年の職員や退職者 主 営 を表彰する。 平成23年度より交付金の使途を人間ド 公務員の互助団体等と民間企業等で実 ック及び運営費に限定し適正化を図った 他市等も参考にしながら、適切・適正 施する福利厚生事業の格差や交付金の使 が、今後も適正な交付金のあり方や共助 な交付金のあり方や使途について検証し 会の運営(事業の内容・収支のバランス 途が問題視されている。 ていく。 等)について、必要に応じて検証をおこ なっていく。 長年勤務した職員及び優れた功績をあ 職員の勤労意欲の高揚と業務能率の向 げた職員を表彰することにより、他の職 上を図ることにより、市民サービスに貢 長年勤務した職員の表彰だけでなく、 員の勤労意欲を高め、業務能率の向上を 献できる人材維持のために重要な役割を 優れた功績を挙げた職員についての表彰 図ることが、ひいては職員の資質や意識 担っており、今後とも継続して実施して も検討していく。 が向上し市民サービスに貢献できる人材 いく。 の維持につながっていく。 9 新 規 特別職報酬等審議会 総務部 人事課 市長からの諮問に基づき、適正な特別職の 自 直 報酬額について検討し、市長へ答申する。 主 営 特別職の報酬額に対する市民の意向の 把握。 197 - 8,000 - 8,000 7,694 他 8,000 15,145 9,236 他 7,516 2,141 2,141 2,255 0 210 210 4,690 225 225 375 375 3,758 165,074 163,275 161,819 160,375 1,504 12,163 12,163 12,163 12,163 16 377 377 315 315 564 375 375 902 - 12,800 8,000 継 続 番 ・ 号 新 規 施策№ 事務事業名 7-2-1-2 担当部課名 財務部 財政課 継 新地方公会計制度に対応 財務部 2 続 した財務書類4表の整備 財政課 施策№ 7-2-1-3 実 施 方 法 施 策 名 財政運営効率化の推進 1 継 続 財政管理に要する経費 3 継 続 財政調整基金積立金 事業の概要 法 定 ・ 自 主 財務部 財政課 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 今後の方針 堅実で収支均衡が取れており、かつ弾力性があり、適正な行政水準を確保できる財政の実現のため、引き続き財政運営効率化を推進していく。 行財政再建プログラムによる改革の成果を 活かし、収支均衡のとれた財政運営並びに公 法 直 債費の適正化等、財政健全化を推進し、堅固 定 営 な財政基盤を確立する。 国の財政構造改革による国庫支出金や 地方交付税の見直し、世界的な景気低迷 により、地方財政を取り巻く状況が厳し くなっている中で、東日本大震災からの 復旧・復興に向けた取り組みを行ってい くために、国の地方財政健全化法に基づ く安定的かつ持続的な市政運営を行い、 収支均衡の取れた財政運営並びに財政健 全化を推進していく必要性が増している 。 これまで公債費負担適正化計画を策定 し、実質公債費比率を18%以下とするこ とに取り組んできたが、その結果、平成 22年度決算において基準値である18%を 下回る状況まで改善されてきたところに ある。 しかしながら、安定的に18%を下回る 状況を確保するためには、市債残高の低 減には今後も意を用いることが必要であ ることから、今後においても、継続して 公債費負担適正化計画を策定し、着実な 公債費の低減に努め、持続可能で安定的 な財政基盤の確立を図る考えである。 財政健全化の基準である実質公債費比 率は18%以下となったが、市債残高が一 般会計で450億円超、公債費の予算総額 に占める割合は約13%となっている(平 成23年度当初予算後)。 再度18%の基準を超えないためにも、 今後においても新規市債発行額を公債費 の元金償還額以下に抑制する対応を継続 することにより、市債残高の低減を図り 、一つの目安として公債費の割合が予算 総額に対して10%以下となるよう、更な る健全化に向けた取り組みを継続してい く。 134,291 134,291 134,291 134,291 62,534 市民に会津若松市の資産・財務状況を公表 するため、財務書類4表(貸借対照表、行政 法 直 コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支 定 営 計算書)を整備する。 平成17年に閣議決定された「行政改革 の重要方針」により地方自治体の資産・ 債務改革の必要性が打ち出され、「地方 公共団体における行政改革の更なる推進 のための指針の策定について(総務事務 次官通知)」や「公会計の整備推進につ いて(自治財政局長通知)」等の国から の通知により、人口3万人以上の都市は 財務書類4表、または4表の作成に必要な 情報の開示に取り組む必要がある。 行政経営の透明性を確保し、財政に対 する市民の理解を深めるとともに、財務 書類の整理・分析により資産管理の適正 化と財政の効率化を図っていく。 経年比較や類似団体比較の実施等、財 務書類の多角的な分析を進めることによ り、財政運営に関するマネジメント力の 一層の向上に取り組んでいく。 0 0 0 0 1,804 年度間の財源調整、その他財政の健全な運 法 直 営に資するため、財政調整基金の計画的な管 定 営 理を行う。 これまで、当初予算において、一般財 源の必要額を取り崩してきたところであ 経済情勢の悪化による税収減、少子高 これまで、9月補正予算での決算剰余 り、補正予算においても、その財源とし 齢化の進行に伴う扶助費増等の影響によ 金等の積立を基本としてきたところであ て活用してきたところである。今後も厳 り、さらには東日本大震災からの復旧・ るが、今後は計画的に実質収支の1/2を しい財政運営にあっては、予算編成時の 復興経費の確保など、厳しい財政運営が 下らない金額を財政調整基金へ積み立て 基金活用は必須であることから、市民生 続いていることから、将来的な収支不足 ることとし、着実な基金残高の確保に努 活を守る上で必要な時における活用と、 に備えるため、適正規模の財政調整基金 め、持続可能な財政運営を図る。 積み立てるべきとしている実質収支の を確保する必要がある。 1/2を下らない金額の積み立ての考えを 明確にして、メリハリの利いた取り組み を行っていく。 1,125 0 401,125 400,000 188 40,513 64,400 60,000 351,111 40,958 0 202,582 施 策 名 適正な課税による税の確保 今後の方針 適正、かつ効率的な賦課・徴収事務を推進していく。 財務部 税務課 地方税法等の規定に基づき、市の財源の根 一 幹となる市税(市民税・固定資産税・軽自動 法 部 車税・市たばこ税・入湯税)の賦課事務を適 定 委 正に実施する。 託 複雑な制度の中で、大量かつ一斉に発 生する課税に係る資料を的確に処理し、 適正な課税を実施しなければならない。 地方税法の規定に基づき、今後も継続 課税事務電子化推進事業を進めること して、適正な課税事務の実施により、市 により、市税課税事務に係る事務効率の の歳入の基幹である市税の確保に努める 向上を図る。 。 45,271 徴収事務(第3次徴収率 財務部 2 継 続 向上3ヶ年計画) 納税課 納税意識の啓発や納付環境(納税貯蓄組合 、口座振替、特別徴収等)の整備拡充を推進 法 直 するとともに、滞納者に対する適正な処分を 定 営 強化し、市税収入の安定確保を図る。 今般の東日本大震災や原子力発電所事 故による風評被害など先行き不透明な経 済情勢であり、雇用状況も改善しない中 での新たな徴収対策を講じなければなら ない現状にあり、高い水準での徴収指標 (現年分99%・滞納繰越分30%)の維持向 上を図る必要がある。 納期内納付の推進と新規未納案件の早 期解決を図るため、滞納者の財産調査を 第3次徴収率向上3ヶ年計画の最終年度 徹底し、高額、困難、焦付き事案の処理 の成果を見極め、次年度以降の成長戦略 促進を当該計画書に基づき戦略的に取り を立てる。 組み強化していく。 40,958 地方税法等の規定に基づき、固定資産課税 直 台帳に登録された価格に関する不服を審査決 法 定 営 定するために設置しなければならない。 法定の設置委員会であることから、現 行を継続する。 実質審査となった場合には、複雑な固 地方税法の規定により、不服の審査決 ただし、固定資産税の課税事務と固定 定資産の評価を審査するものであるため 定機関として設置が義務付けられており 資産評価審査委員会の事務が同一の課内 、委員には、相当の知識と経験が求めら 、今後も継続して設置する。 に存在している状況は、違法とまではな れている。 らないまでも、適正でないとの判断もあ ることから、その体制について検討を要 する。 80 80 80 80 57 市税(市民税・固定資産税)の賦課事務を 実施するにあたり、事務の効率化、納税義務 者の利便性の向上を図るため、eLTAXを経由 自 一 した課税資料収受システムに加え、電子申告 主 部 委 システム(給与報告書提出、法人市民税申告 託 書提出、償却資産申告書提出)を導入し、課 税事務の電子化を推進する。 平成21年度から実施された公的年金に 係る住民税の公的年金からの特別徴収の 開始、平成22年度から実施された所得税 確定申告書データの国税データ連携の導 入により、すべての自治体がeLTAXを利 用することとなった。これに併せて給与 支払報告書、法人市民税申告書、償却資 産申告書の提出の電子化に対応する自治 体が増加しているところから、納税義務 者の利便性を高めるため、早急に対応す る必要があるところである。 6,915 6,915 18,544 18,544 20,294 1 継 続 市税課税事務 固定資産評価審査委員会 財務部 3 継 続 事務 税務課 財務部 4 継 続 課税事務電子化推進事業 税務課 電子申告(給与支払報告書提出、法人 市民税申告書提出、償却資産申告書提出 )に係るサービスを開始するための環境 構築と課税システムの改修を実施する。 198 現行の課税システムの改修にあたって は、改修項目ごとに、その効果と経費に ついて充分に検討・検証しながら進める 。 0 県 継 続 番 ・ 号 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) 事業費 財務部 納税課 市県民税(普通徴収)及び固定資産税の第 1期の納期限内に、税額の全額を納付した場 合に一定の割合で交付するものであるが、制 度の創設時から社会情勢は、大きく変化し、 自 直 金融機関での窓口納付や口座振替制度の普及 主 営 により自主納付が浸透するなど創設目的が達 成された理由により、制度の一部改正を行う ものである。 ①創設以来60年以上の経過で社会情勢が 大きく変化し、所期の目的である税収の 早期確保と納税意識の高揚などが達成さ れてきたことの理由により県内市町村を はじめ全国的にも制度の見直しが実施さ れている。 ②市県民税を給与や公的年金から天引き 平成24年度を目途に制度の見直しを行 変更なし される納税者は、本制度の対象にならな う。 いため、恩恵を受ける納税者との不公平 感が大きくなってきた。 ③納付したくても一括納付する資力がな い人には、本制度の恩恵がなく、納税の 公平性に欠ける。 新 市税課税事務(軽自動車 財務部 6 規 税・新課税標識普及事業 税務課 ) 軽自動車税の新課税標識について、新規登 自 一 録者への交付に留めず、既所有者に対しても 主 部 委 交換(無償)により交付する。 託 東日本大震災からの復興事業を実施す る中で、市が交付する原動機付自転車の 課税標識に新デザインを導入・交付する 事業を本市の情報発信の機会とし、市の 事業としての統一感を演出したものとす るため。 - - 新 徴収事務(電話催告民間 財務部 7 規 委託事業) 納税課 電話催告等の徴収に関する業務にノウハウ を有する民間業者の活用により、市税等の滞 自 一 納者に対してきめ細やかな初期納付勧奨など 主 部 委 を行い、滞納市税の早期完納と累積滞納の未 託 然防止を図る。 近年の未曾有の経済不況下において持 続的成長を進めていくためには、事務処 理の更なる効率化や職員の徴収スキルの 一層の向上など、引き続き徴収体制の強 化が必要不可欠である。また、市税以外 の公課についも滞納繰越額の圧縮、収納 率の向上を図る観点から、効率的な徴収 体制が求められている。 - - 5 継 続 前納報奨金制度 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 88,000 事業費 79,680 うち 補 (人件費) 一般財源 助 34,000 34,000 0 - 3,000 3,000 1,128 - 30,000 30,000 25,242 8 継 続 北会津支所税務協力員 企画政策部 北会津支所 総務課 税務協力員が滞納者宅を戸別訪問し、市税 及び国民健康保険税等の納税勧奨、収納及び 自 直 口座振替の加入依頼並びに電話による納付催 主 営 告を行う。 長引く景気低迷により、新規滞納者が 増加している傾向にある。安定した財政 滞納者の納税意識の高揚と収納率の向 徴収システム全体の中での税務協力員 基盤の確立には、滞納者に対し納期内納 上を図るためには大変重要であることか の有効な活用方法について、継続的に検 付の推進を図るとともに徴収体制の強化 ら、今後とも継続していく。 討する。 が重要である。 2,498 2,486 2,498 2,486 782 9 継 続 河東支所税務協力員 企画政策部 河東支所 総務課 税務協力員が、滞納者宅を個別訪問し市税 及び国民健康保険税等の納税勧奨、収納及び 自 直 口座振替の加入依頼並びに電話による納付勧 主 営 告を行う。 長引く景気低迷により、新規滞納者が 増加している傾向にある。安定した財政 滞納者の納税意識と、収納率の向上を 徴収システム全体の中での税務協力員 基盤の確立には、滞納者に対し納期内納 図るためにも大変重要であることから、 の有効な活用方法について、継続的に検 付の推進を図るとともに徴収体制の強化 今後とも継続していく。 討する。 が重要である。 2,498 2,486 2,498 2,486 782 施策№ 7-2-1-4 今後の方針 国の行財政改革や地域経済の低迷など、先行き不透明で厳しい財政状況が続く中にあって、持続可能な行政システムを構築するとともに、市民との協働による まちづくりのための環境整備を進め、効率的で効果的な行政運営を確立する。 施 策 名 効率的で適切な行政運営の推進 地域活力再生に向けたシ 企画政策部 1 新 規 ンポジウムの開催 企画調整課 自治基本条例調査・研究 企画政策部 2 継 続 事業 企画調整課 平成23年11月14日現在、本市市長が会員と なる予定のプラチナ構想ネットワークのシン ポジウムが本市で開催されることから、その 受け皿として地元経済界、まちづくり団体等 と実行委員会組織を立ち上げ、この機会を活 用し本市の安全性や優位性等をプラチナ構想 ネットワーク会員に発信し、企業誘致等につ なげていく場とする。 自 ※プラチナ構想ネットワークとは・・・小宮 主 山宏東京大学総長顧問が会長となり、日本国 中にエコで快適なまちづくり、人材が育ち高 齢者も参加する活力あるまちづくりの構想を 推進するために自治体、企業、研究機関等が ネットワークを結び、各地域の意欲的な取組 み事例、政策的課題の解決策の紹介等を行う 連携組織。自治体会員数99名(9/30現在) 地方分権の進展により、自治体の権限の拡 大や、市民参加や協働によるまちづくりを進 めるにあたって、他自治体においても様々な 自 取組が進められている。その中で、市民と行 主 政の役割を明確にするための条例を制定する 動きも見受けられており、そうした取組につ いて調査・研究を行う。 直 営 直 営 補 ダム・発電関係市町村全 企画政策部 ダム・発電関係市町村全国協議会への負担 自 助 3 継 続 国協議会負担金 地域づくり課 金の支出 主 金 等 地域におけるまちづくり、産業おこし等、 補 継 地域活性化センター負担 企画政策部 地域づくりや地域活性化を支援している財団 自 助 4 続 金 地域づくり課 法人地域活性化センターへ負担金を支出し、 主 金 地域振興を推進する。 等 本市が直面している地域経済の閉塞感 に加え、原子力発電所事故に伴う風評被 害等が重くのしかかっており、現状を打 破して地域活力の再生を図るためには、 本市の放射能汚染からの安全性や経済活 動における地勢的優位性、並びに新エネ ルギー産業集積に向けたポテンシャル等 を国内外に発信していく必要がある。 また、少子高齢社会における持続可能 なまちづくりに対して有益な情報等を収 集していく必要がある。 地方分権の進展により、自治体の権限 の拡大や、市民参加や協働によるまちづ くりを進めるにあたって、他自治体にお いても様々な取り組みが進められている 。その中で、市民と行政の役割を明確に するための条例を制定する動きも見受け られている。 電源立地地域対策交付金については平 成22年度までの時限措置の期間延長であ ったが、本協議会を中心とした要請活動 により交付額が1/4程度削減されたもの の、交付期間が10年間(平成32年度まで )延長された。今後、制度の恒久化・交 付金の削減抑制などに向けて関係省庁へ の要望を継続していく必要があり、本協 議会を中心とした取り組みが重要となっ てくる。 支援制度を活用する際の自主財源の確 保が困難な状況となっており、申請件数 が減ってきている。また、地域活性化セ ンターの事業が国の事業仕分け対象とな り、各種支援制度については廃止すべき と判定されたところである。 市民・議会・行政が協働でまちづくり を行うための基本的なルールの仕組みや あり方、さらには、市民とともに取り組 みを進める手法等について、調査・研究 を進めるとともに、地方分権の進展に伴 う新たな自治に対する市民意識の醸成に 向けた取り組みを進める。 - 自治基本条例等の検討にあたっては、 市民の方々の機運の高まりのもとで十分 に論議を深めていくことが重要であるこ とから、引き続き市民の機運を醸成する 取り組みを進めることとする。 発電関係市町村の振興対策の充実強化 には、関係市町村の連携が不可欠であり 変更なし 、今後も、協議会に加盟し事業を継続す る。 近年、支援制度への申請件数が減少し ていること、地域活性化に関する情報に ついては他の手法で収集が可能であるこ とから来年度から「終了」とする。 199 - - 3,250 市民活動 支援事業 に含む 市民活動 支援事業 に含む ※施策6- ※施策63-1-1に掲 3-1-1に掲 載 載 20 20 140 140 市民活動 支援事業 に含む 3,250 市民活動 支援事業 に含む ※施策6- ※施策63-1-1に掲 3-1-1に掲 載 載 20 - 2,255 市民活動 支援事業 に含む ※施策63-1-1に掲 載 20 - 31 - 継 続 番 ・ 号 新 規 事務事業名 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 市長公舎は、築85年以上を経過し、 平成22年7月以降利用されていない状 況にある。県の近代和風建築物に選定さ れているが、建物の老朽化及び東日本大 震災による被害により修繕料の増が見込 まれることから、今後のあり方について 検討していく。 県の近代和風建築物に選定されている など貴重な財産であることを考慮し、寄 附物件の売却等の前例の調査を行うなど 、総合的な視点から今後のあり方につい て検討していく。 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 継 5 続 市長公舎管理費 企画政策部 秘書広聴課 市長公舎の警備等、維持管理に係る業務を 自 直 行う。 主 営 市長公舎は築85年以上経過し、建物 の老朽化が顕著である。東日本大震災に より建物に大きな被害を受けたため、今 後、公舎利用にあたっては大規模修繕の 必要があることから、多額の経費を要す ることが見込まれる。 継 6 続 秘書事務費 企画政策部 秘書広聴課 市長・副市長の日程調整、随行、情報管理 自 直 等の秘書業務を行う。 主 営 地方分権の推進や広域的行政課題、多 様な社会ニーズへの対応等により、市長 今後も引き続き業務の効率化を図りな の政策判断の領域や活動の範囲は拡大す がら適切な行政対応を行うこととし、維 変更なし る傾向にあり、市長の公務を支援する業 持継続していく。 務もますます重要になるものと考える。 10,270 10,210 他 10,270 10,210 他 37,862 41,200 国 29,075 ・ 他 31,644 23,693 他 978 国 ・ 17,910 県 ・ 他 22,015 21,642 他 11,500 企画政策部 7 継 続 北会津庁舎等管理運営費 北会津支所 総務課 8 継 続 河東庁舎等管理運営費 企画政策部 河東支所 総務課 継 河東地域公共施設除雪業 企画政策部 河東支所 9 続 務委託事業 総務課 471 庁舎整備等の維持管理を行う。 自 直 主 営 庁舎建設後の年数経過に伴い、設備の 修繕等が見込まれるが、突発的なものを 除き計画的に進めていくことが課題とな っている。 来庁者の安全を確保し、職員の良好な 職務環境を確保することにより、よりよ 庁舎修繕計画の見直しや時期の検討を い市民サービスの提供が図られるよう、 する。 支所庁舎設備を計画的に修繕していく。 庁舎整備等の維持管理を行う。 自 直 主 営 庁舎建設後の年数経過に伴い、設備の 修繕等が見込まれるが、突発的なものを 除き計画的に進めていくことが課題とな っている。 来庁者の安全を確保し、職員の良好な 職務環境を確保することにより、よりよ 庁舎修繕計画の見直しや時期の検討を い市民サービスの提供が図られるよう、 する。 支所庁舎設備を計画的に修繕していく。 34,368 雪に強いまちづくりのため必要な事業 合併の経過措置として実施してきた事 なので、今後も効率的な事業運営を図る 業であることから、今後については各主 。 管課での実施を現在検討中である。 1,527 河東地域の公共施設駐車場を民間委託除雪 自 直 車により除雪を行う。 主 営 合併の経過措置として実施してきた事 業であり、公共施設の除雪は基本的には 、各主管課が対応するべきである。 除雪機械一台で行っているため、降雪 が多くなると各施設管理者の要望時間に 対応できない時がある。 施設の老朽化により大規模な修繕や設 備の更新が必要である。また、省エネル ギー法の改正によりエネルギー使用の合 理化を図る必要があり、庁舎施設の安全 性、快適性の確保と環境負荷の低減を図 ることが求められている。 保存を要する文書が増える一方で、書 庫の保存容量には限りがあるため、保存 年限を経過した文書の廃棄の徹底を図る 必要がある。文書管理システムを更に効 率的に活用し、文書の電子化を進め、効 率的に文書の保存管理を行う必要がある 。 471 1,527 471 471 188 1,527 1,527 1,579 164,856 158,356 3,668 庁舎の計画的な修繕に努め、来庁者の 利便性と安全の確保及び職員の執務環境 の整備を図っていく。また、内部管理経 変更なし 費及び温室効果ガスの削減のため、省エ ネルギー対策を推進していく。 145,131 行政の運営上、文書収発及び文書管理 のための維持経費は必要不可欠なもので あるが、文書管理については、保存文書 変更なし の適正管理に努めながら、事業を進めて いく。 7,209 7,209 7,327 7,327 4,135 総務部 総務課 行政事務の適正な執行、紛争等の法律問題 を適切に解決するため、弁護士の法律相談体 一 制を確保する。 自 部 官報等、行政情報誌の購入。 主 委 予算書、決算書等の印刷製本を行う。 託 商店街が管理する庁舎周辺の街路灯の電気 料を負担する。 行政を取り巻く環境がめまぐるしく変 化している状況において、事務の適正な 事務の適正な執行、紛争の未然防止等 執行、紛争等の法律問題を適切に解決す を図るために不可欠な事務・内容であり 変更なし るため、情報の収集や弁護士による法律 、今後も継続して実施していく。 相談の体制を確保する必要がある。 2,306 2,306 2,107 2,107 542 13 継 続 法規事務 総務部 総務課 条例・規則等の審査を行う。 他の所属からの法令等の解釈の相談に応じ 一 る。 自 部 条例等を電子化し、データベースによる管 主 委 理を行うとともに、そのデータを定期的に更 託 新し、庁内及び市民に公開する。 市民等が本市の例規を自由に検索・閲 覧できることにより、市民の市政参加に 寄与する。また職員の法制執務の支援を 行うことにより、事務の効率化を図るこ とができる。 本事業は、条例・規則等の改正等に伴 う本市例規の管理及び法制執務の支援を するためのものであり、市政運営上、必 要不可欠である。例規データシステムに 変更なし ついては、バージョンアップを含め、シ ステムの利便性の向上について検討して いく。 5,279 5,279 5,496 5,496 76 14 継 続 印刷機等管理事務 総務部 総務課 議案書や各課から依頼された印刷物の印刷 自 直 業務を行う。印刷用機器の管理を行う。 主 営 全庁的な印刷製本費の削減等のため、 直営での印刷が増え、それに伴う事業費 の増加が見込まれる。また印刷用機器の 老朽化によるメンテナンス費用の増加、 機器の更新が課題である。 本事業は、本市の事務事業全般に係る 各種資料等の印刷を実施しており、市政 変更なし 運営上、必要不可欠であることから、今 後も継続して実施していく。 6,982 6,982 7,150 7,150 1,944 総務部 15 継 続 公平委員会に関する事務 総務課 地方公務員法に規定する公平委員会の所掌 法 直 事務を行う。 定 営 公務員制度改革が進められ、公務員に 対する労働基本権の付与について議論が なされるなど、公務労働をとりまく環境 は近年大きく変化している。そうした中 現行のとおり行う。 で、人事行政の中立・公平性の確保とい う責務を担う公平委員会の役割は一層重 要になっている。 変更なし 283 283 290 290 98 入札契約事務 総務部 16 継 続 (物品購入、委託及び工 事に係る入札契約業務) 契約検査課 本市の事務事業に必要な各種物品の調達、 業務の委託、工事等の発注において、地方自 法 直 治法、公共工事の入札及び契約の適正化の促 定 営 進に関する法律、会津若松市財務規則など関 係法令に基づき入札契約事務を遂行する。 入札契約における競争性、透明性、公 適正かつ適切な入札契約事務の遂行に 平性及び公正性の確保、入札契約事務の よる市民に信頼される公共業務等の発注 軽減並びに談合等不正行為の排除を図る 変更なし が求められている。 とともに、契約内容に基づく適正な履行 の確保を図る。 717 717 817 817 52,481 総務部 17 継 続 庁用共通物品調達等業務 契約検査課 庁内において共通に必要とする物品(机、 いす、蛍光灯、ゴミ袋等)の調達及び修理を 法 直 行うとともに、庁内の不用品(車両等)の処 定 営 分を行う。 物品の一括購入による予算執行の効率 必要物品の効率的な調達及び不用物品 化及び不用物品の売却処分による歳入確 の売却による適切かつ効率的な処分を行 変更なし 保が求められている。 う。 1,349 1,349 1,466 1,466 527 18 継 続 工事検査業務 市発注工事(130万円超)の検査(竣工・ 部分払い・部分引渡し・中間)を関係書類及 法 直 び現場において行い、その検査結果に基づい 定 営 た工事成績評定を実施する。 優良建設工事の表彰により、受注者の 公共工事の品質確保、受注者の技術力 建設意欲を高め、施工技術の向上を図る 向上、さらには工事コスト等の縮減が求 とともに、不良工事に対する修補の指示 変更なし められている。 、不適格業者の排除等を厳格に行い、公 共工事の品質を確保する。 363 363 352 352 22,718 10 継 続 庁舎管理事務 総務部 総務課 庁舎施設・設備の保守管理・修繕・改修。 自 一 庁舎受付案内・電話交換・清掃・警備体制の 主 部 委 確保。 託 継 11 続 文書事務 総務部 総務課 本市が作成又は取得した文書の適正な保存 管理を行う。 自 直 本市宛の文書の収受や本市からの文書の発 主 営 送を行う。 12 継 続 行政管理事務 総務部 契約検査課 200 145,022 県 継 続 番 ・ 号 新 規 事務事業名 19 継 続 基幹統計調査 担当部課名 総務部 情報政策課 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) これまでの指定統計調査が、統計法の改正 により、基幹統計調査として再編されたもの 法 直 。 調査員が調査票を配布・取集する。その後 定 営 調査票を審査し県を経由して国へ報告する。 本格的な少子・高齢化社会を迎え、人 口減少の下、各種行政施策の基礎資料等 となる統計情報を提供する重要性は増し ている。 個人情報保護意識の高まりや、生活様 式の多様化等の社会経済情勢の変化によ り、統計調査への非協力や昼間不在等が 増しており、調査環境は厳しくなってい る。 統計法に基づく法定受託事務のため継 続。 経済活動や国民生活の実態等を明らか にするとともに、各種行政施策の基礎資 料等となる統計情報を提供するため、事 務事業を継続する。市民負担を軽減しつ つ、正確な調査結果を得るため、より一 層の調査技術の向上や統計思想の普及発 展を図り、市民との信頼関係の向上に努 める。 統計調査を取り巻く厳しい環境の下、 正確な調査結果を得るため、より効率的 で適切な調査方法等について、国・県等 と連携して見直し、検討を行う。 事業の概要 平成23年度予算(千円) 事業費 うち 補 一般財源 助 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 7,089 0 県 4,260 0 県 12,553 福島県の届出統計調査のため継続。( 県統計調査条例・県現住人口調査規則) 市町村別人口及び世帯数並びに人口異 動の実態を把握、公表することにより、 変更なし 各種行政施策の基礎資料等となる市勢の 基本的な統計情報を提供するため、事務 事業を継続する。 31 0 県 31 0 県 1,759 庁内の事務事業の円滑な遂行を確保す るとともに、車両の安全な運行と維持管 変更なし 理経費の節減を図るため、公用車のより 効率的な活用を推進していく。 11,021 11,021 12,870 12,870 53,007 8,503 8,503 7,776 7,776 15,032 105 105 57 57 226 20 継 続 福島県現住人口調査 総務部 情報政策課 市民の出生・死亡・転入・転出の異動届出 法 直 を月ごとにまとめ県に報告する。 定 営 本格的な少子・高齢化社会を迎え、人 口減少の下、各種行政施策の基礎資料等 となる統計情報を提供する重要性は増し ている。 21 継 続 車両管理事務 総務部 総務課 公用車の点検・整備、公用車の運転業務、 自 直 自動車保険の加入・保険請求を行う。 主 営 本庁公用車については集中管理を導入 し公用車の効率的な活用を図るとともに 、低公害車への切替えにより環境への負 荷の軽減に努めてきた。 22 継 続 市有財産管理事務 総務部 総務課 市有財産の利用状況について定期的な調査 を実施し、十分に利活用されていない遊休財 自 直 産については、有償貸付又は売却処分するこ 主 営 とで有効活用を図る。 財産の有効活用を図るうえで、処分や 貸付けにおける公平性や透明性の確保が 普通財産の貸付又は処分により収益を 今後も定期的な調査を行い、未利用財 課題となっている。 上げることで、間接的に行政に寄与する 産の解消及び有効活用に努める。 このため、未利用財産の管理、処分に 。 おける有効活用の課題を明らかにし、そ の取扱いの考え方と進め方などの基本方 針を定める。 23 継 続 一般事務費 総務部 情報政策課 統計知識及び統計技術の向上を図り、統計 事務の円滑化を推進するための、各種会議等 自 直 への出席や、各種調査の結果等を掲載したポ 主 営 ケット版統計書(市勢統計データ)の作成に 要する事務費(旅費・印刷製本費) 各種統計調査の調査環境が厳しくなる 中、より精度の高い統計データを提供す るためには市民の理解と協力が欠かせな いことから、統計思想のより一層の普及 発展を図る必要がある。 本市を取り巻く社会経済情勢の変化を 、市HP(データ蔵)、ポケット版統計 書(市勢統計データ)等の各媒体を通じ て、市民により分かりやすく、より利用 しやすい方法により情報提供していく。 情報公開・個人情報保護 総務部 24 継 続 に関する事務 総務課 市民の市政参加の推進、信頼される市政の 実現を図るため、市が保有している情報を常 時適正に管理するとともに、公文書の開示請 自 直 求等の各種請求に応じて対応する。 制度の公平かつ公正な運用の確保を目的と 主 営 する情報公開及び個人情報保護審査会の所掌 する事務を行う。 行政が保有する情報については、市民 の関心が年々高まっており、市民の市政 参加の推進と市政の信頼の確保のために 情報公開制度は必要不可欠な制度である 。 また、個人情報保護に対しても市民の 関心が年々高まっており、市が保有する 個人情報については、適正かつ厳格に取 り扱わなければならず、市の機関におい て個人情報の外部提供や目的外利用の制 限などについて適正な処理が行われる必 要がある。 市民の知る権利を保障し、市民の市政 参加の推進と市政の信頼の確保のために 、不可欠な事務であり、また、個人情報 をはじめとして、市が保有する情報につ 変更なし いては適正かつ厳格に取り扱わなければ ならないため、現状のとおり継続して実 施していく。 150 150 150 150 564 核兵器廃絶平和都市宣言 総務部 25 継 続 事業 総務課 広島への市内中学生代表の派遣、被爆体験 自 直 者の講話・原爆パネル展・フィルム上映会の 主 営 開催 核兵器廃絶と平和に対する市民意識の 広島・長崎に原爆が投下されてから半 高揚、特に次代を担う世代への平和への 世紀以上が経過し、若い世代への戦争や 願いを継承するとともに、市民団体との 変更なし 被爆体験の継承が課題とされている。 連携を図り、より幅広い市民参加が可能 となるような事業の展開を目指す。 1,302 1,302 1,329 1,329 542 県内各市における統計調査を巡る問題等を 補 協議したり、統計職員研修会を開催するなど 自 助 の事業を行っている協会の活動経費の一部を 主 金 、構成団体として負担する。 等 人口減少・少子高齢化社会の到来とい った、急激な社会経済情勢の変化ととも に、各種行政施策の計画策定等の基礎資 料等を提供する統計調査の果たす役割は 、益々増大してきている。また、近年の 個人情報保護意識の高まり等から、調査 の拒否や非協力などが増加するとともに 、生活様式の多様化や社会性の希薄化に より、調査の困難性が増すなど、統計調 査を取り巻く環境は、年々厳しくなって いる。 このような中、社会の情報基盤となる 統計を提供するとともに、統計調査への 市民の積極的参画を促進するなど、統計 思想の普及発展を図る責務がある。 各種統計調査の調査環境が厳しくなる 中、情報の提供や研究会を実施し、統計 思想の普及発展を図る必要があることか 平成23年度総会において、当年度以降 ら、円滑な協会活動を継続するとともに の負担金を徴収しないことが承認された 、情報提供の方法の改善や統計担当職員 ため、当該負担金は不要となる。 のスキルアップを通して、活動の成果を 行政サービスの向上に還元していく。 30 30 0 0 226 一般事務費 総務部 27 継 続 (市統計調査員協議会補 情報政策課 助金) 総会の開催や永年表彰、統計調査に係わる 補 研修会等を実施することにより、統計調査員 自 助 の質の向上を図るための事業を行う団体に対 主 金 し、運営経費の一部を補助する。 等 各種統計調査における、質の高い調査 協議会の会員の高齢化、加入数の低減 員の安定的な確保を図るため、協議会活 傾向が続いており、統計調査を取り巻く 新規会員の加入促進を図る。調査員の 動をより一層活発化させる必要がある。 環境が厳しさを増す中、各種統計調査に 充実に向け、研修会や啓発活動を行って そのためには、安定的な収入の確保、積 おける、調査員の安定的な確保を図るた いく。 極的な事業展開を事務局として支援して め、協議会活動をより一層活発化させる いく。団体運営補助を今後とも継続して 必要がある。 いくとともに、会員・事務局が一体とな った協議会運営を更に充実させる。 184 184 184 184 1,083 28 継 続 労働団体補助金 労働団体の活動を支援するため、メーデー 自 補 及び会津若松地区労働福祉協議会運営費の一 主 助 金 部を助成する。 等 団体の自主的な活動が期待されること 労働福祉の向上のため必要最小限の助 変更なし から、助成額を漸次縮小してきた。 成を継続していく。 240 240 240 240 12 一般事務費 総務部 26 継 続 (県市部統計協会負担金 情報政策課 ) 総務部 総務課 201 より利用しやすい情報を提供するため 、ポケット版統計書〈通常判〉を作成し 、統計情報利用者の利便性の向上を図る 。 継 続 番 ・ 号 新 規 事務事業名 29 継 続 住民基本台帳事務 継 30 続 戸籍事務 担当部課名 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 市民部 市民課 住民基本台帳法・印鑑条例・手数料条例等 法 直 に基づき住民票の写しや各種証明書の交付及 定 営 び住民基本台帳の整備を行う。 市民部 市民課 国民の出生、死亡、婚姻、離婚等による身 分経歴及びその関係を登録、公証することに 法 直 より、国民個人の社会的存在と基本的人権の 定 営 享有行使を保証し、全ての国民の福祉向上を 図る。 市民部 市民課 墓地、埋葬等に関する法律に基づき、火葬 一 業務を行う。 法 部 また、霊柩自動車の運行や、祭壇の貸付等 定 委 の業務も行っている。 託 継 住民基本台帳ネットワー 市民部 32 続 クシステム事業 市民課 各市町村の住民基本台帳のネットワーク化 を図ることにより、全国共通で本人確認が可 能となり、住民負担の軽減や住民サービスの 法 直 向上を図られる。 定 営 住民基本台帳カード及び広域住民票の交付 、転入転出手続きの簡素化(付記転入・転出 )が図られる。 31 継 続 斎場運営 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 外国人に対する住民基本台帳法改正に 伴うシステムの整備や住民基本台帳カー ドの普及が課題である。 平成23年2月から開始したコンビニエ ンスストアでの住民票及び印鑑証明書の 発行に伴い、平成23年5月末を以って自 動交付機による交付を終了した。 また、城西コミュニティセンター内に 設置した行政窓口サービスセンターにつ いても廃止に向けた調整が必要となって いる。 民法及び戸籍法に基づく国民個人の身 分関係の記録及び公証原簿として、各種 データの保存期間の伸長とその管理が更 に重要となっている。 戸籍の電算化を行った際に、常用漢字 等で定めれらていない文字から正字に置 き換える必要がある方の一部に対し、周 知が徹底されていなかったため、該当者 に対しあらためて告知を行う必要がある 。 今後、再任用職員の任期切れに伴い職 員が減っていくため、業務を継続できな くなる恐れがある。 会葬者が増加の傾向にあり、待合室が 手狭になってきている。 また、待合室や火葬炉等の施設が老朽 化してきているため、改修が必要である 。 法令により国、県への各種申請、届出 等の際に住民票の写しの添付が不要とな り、住民の負担軽減及び行政事務の効率 化が図られている。また、申請により住 民基本台帳カードは、身分証明書や電子 証明書の格納媒体として利用されている 。 今後は、外国人に対する住民基本台帳 法改正に伴うシステム改修が必要となる 。 日本に入国し在留する外国人の増加に より、外国人住民に対する行政サービス の必要性が高まっている。本市に住む外 国人の居住実態及び身分関係を把握する ことで、様々な行政サービスの活用に生 かすことができるが、一方で本人からの 申請形式であるため、外国人の居住実態 を正確に把握しにくい現状にある。 また、平成24年7月を期限として「外 国人登録法」が廃止(平成21年7月15日 から3年以内に施行予定)され、「住民 基本台帳法」に移行されることから、短 期間の中で、システムの改修等を実施し なければならない。 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) コンビニ交付サービスや住基ネットに より事務事業の効率化を図り、市民サー ビス向上のため継続的に事業を実施して いく。 コンビニ交付サービスや住基ネットに また、行政窓口サービスコーナー(城 より事務事業の効率化を図る。 西コミセン内)の廃止に向けて地域関係 者等との協議を進めるとともに、住基カ ードの普及に向けた推進策を進める。 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 (参考) 次年度事業費見込(千円) 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 3,269 0 他 3,543 0 他 96,454 10,003 0 他 11,858 0 他 47,351 33,000 300 他 45,510 地方自治法に定める法定受託事務であ り、国民個人の戸籍簿管理事務として厳 正かつ迅速な事務処理とこれを支える機 器データの安全管理に努め、戸籍事務の 信頼性を高めながら市民サービスの向上 に努めて行く。 戸籍の電算化から6年が経過し、老朽 化によるシステム事故の発生が危惧され ているため、現戸籍システムの更新を進 めていく。 斎場の運営については、現在、業務の 一部(霊柩自動車運輸業務、祭壇運搬等 業務)を委託しているが、今後、職員が 足りなくなることから、指定管理者制度 の導入や委託業務の範囲の拡大について 検討していく。 ただし、斎場業務は、市民生活にとっ て重要な業務であることから、指定管理 者制度導入や委託業務の範囲の拡大につ いては、受け皿となる民間業者の確保及 び確実に業務が遂行される具体的な方法 について慎重かつ十分に検討していく。 斎場運営のあり方について、現状維持 をはじめ指定管理者制度導入や委託範囲 の拡大等を含め、効率的に安定した業務 が遂行できるよう検討していく。 32,302 国 ・ 360 県 ・ 他 各市町村の住民基本台帳のネットワー ク化により、住民の負担軽減及び行政事 務の効率化が図られることから継続する 。 また、住民基本台帳法の施行後、速や かに実施できるシステムの整備を図る。 住民基本台帳法の改正に伴うシステム 改修により、外国人登録者の住民票発行 や住基カードの継続利用が可能となるほ か、戸籍附票記載事項の住基ネットを通 した通知等、従来と比較し利便性が拡大 する。 9,309 9,298 他 13,613 13,110 他 5,412 外国人住民に対する行政サービスの根 底となる重要な役割を担っているため、 今後とも公正な管理に向けて事務を行っ ていく。 また、「入管法及び入管特例法の一部 を改正する等の法律」及び「住民基本台 帳法の一部を改正する法律」の施行(平 成21年7月15日から3年以内に施行予定) に伴い、平成24年7月を期限として外国 人登録事務が廃止されることから、関係 法令等に基づき、新たな事務処理及び制 度の周知等を進めていく。 外国人の居住実態の把握について、住 民基本台帳法の改正後も法の趣旨を踏ま え、さらなる外国人の居住実態及び身分 関係の的確な把握に努めていく。 外国人登録事務の廃止に伴い、新たな 制度の中で、関係法令等に基づき、事務 処理及び制度の周知等を進めていく。 289 0 国 289 0 国 9,020 0 県 128 0 県 2,241 33 継 続 外国人登録事務 市民部 市民課 日本に在留する外国人の新規登録申請及び 法 直 既に登録している内容の変更登録申請等を行 定 営 う。 継 34 続 人口動態調査 市民部 市民課 本市に届出された戸籍届のうち出生、死亡 法 直 、死産、婚姻、離婚について市が所定の項目 定 営 、様式に従い人口動態調査票を作成する。 特になし。 法定受託事務である戸籍届出の受理に 伴う人口動態調査令に基づく調査票作成 変更なし であり、方針は今後とも変わらない。 128 継 公的個人認証サービス事 市民部 35 続 業 市民課 インターネットを通じて安全・確実な行政 手続き等を行うために、他人によるなりすま し申請を防ぎ、電子データが通信途中で改ざ 法 直 んされていないことを確認するための機能を 定 営 全国どこに住んでいる人に対しても提供する 。 国税の電子申告開始から3年が経過し 、利用件数は伸び悩んでいる。 また、電子証明書の発行は、電子署名 に係る地方公共団体の認証業務に関する 法律第3条(電子証明書の発行)に基づ き、市が行うこととなっている。 電子申告による所得税控除が平成24年 分まで延長さたれが、電子証明書の発行 件数の伸び悩みも見られるため、格納媒 体である住民基本台帳カードの普及促進 変更なし とあわせてより一層のPRを図る。 また、関係機関との連携により、県の 電子申請受付システムの利用促進も図る 。 279 279 297 297 1,278 0 0 1,000 1,000 4,056 東日本大震災により、大熊町を始め、浜通 り等の自治体から多くの住民が本市で避難生 市民部 活を送っている。 継 避難者生活基盤づくり支 東日本大震災 いわゆる原発避難者特例法においては「住 自 直 36 続 援 対策室 民票を異動しなくても避難先(自治体)で特 主 営 定の行政サービスを受けられる」と規定され ており、同法に基づき適切な対応を図る。 ①避難が長期化する可能性もあり、こう した場合は、当該支援の期間も長期に亘 る可能性がある。 ②指定市町村及び業務の種類は告示され たが、実際に本市が提供する業務量や具 関係法令に基づき、県及び関係市町村 変更なし 体的な事務の流れは、現時点では不明で と協議しながら適切に対応する。 ある。 ※ あくまで特例(例外)的な措置であ るため、事態の早期解消が望まれる。 202 継 続 番 ・ 号 新 規 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 市民部 市民課 市民カード(Aoiカード)又は住民基本台 帳カードを利用して、印鑑登録証明書及び住 民票の写しを市内3箇所の自動交付機から交 付していたが、老朽化が著しいことから平成 自 直 23年5月31日で自動交付機によるサービスを 主 営 終了した。 今後は、平成23年2月7日から開始したコン ビニエンスストアからの自動交付サービスに 移行し、利用拡大を図る。 国は、電子政府・電子自治体への実現 やICTの活用に向けた基盤整備に取り組 んでいる。また、ライフスタイルの変化 等による閉庁時の利用増加傾向から維持 拡大が望まれている。 今後とも多様化した住民のニーズに応 コンビニ交付の利用拡大を推進するた え、ICTを活用した閉庁時のサービス提 め、住民基本台帳カードの普及を図りな 供について継続・拡充を図るため、コン がら自動交付事業を継続する。 ビニ交付を推進する。 12,239 行政窓口サービスコーナ 市民部 38 継 続 ー事業 市民課 市内西地区への市民センター設置の地元要 望に基づき、城西コミュニティセンター内に 住民票の写し、戸籍謄抄本、印鑑登録証明書 などの交付が受けられる窓口を設置した。 自 直 現在、事務取扱員1名を配置し、2名によ 主 営 る隔週交代制勤務により、月曜日から金曜日 までの午前9時30分から午後4時まで業務を行 っている。 コンビニ交付サービス事業が開始され たことを踏まえ、行政窓口サービスコー ナーが果たしてきた役割を見直す時期と 平成23年度をもって行政窓口サービス 行政窓口サービスコーナーを廃止し、 なっており、証明交付の約9割が住民票 コーナーを廃止する。 コンビニ交付サービスへ移行する。 の写し及び印鑑登録証明書の交付である ことなどから、年度内の廃止に向けて地 元説明を進める。 2,339 現行の市民課業務について、業務内容や市 民サービスの維持等を検証し、効率的な市民 自 直 本位の行政運営を実現に向けて必要な体制整 主 営 備を行う。 会津若松市定員管理計画、第2次行政 システム改革プラン及びユニバーサルデ ザイン推進プランに基づくアウトソーシ ングの推進並びに平成20年1月に改定し た公共サービス改革基本方針により、窓 口関連業務の一部を民間事業者へ委託す ることが可能となったことを受け、市民 課業務へのアウトソーシング導入を検討 する。 事務事業名 37 継 続 自動交付サービス事業 市民課窓口業務の 39 継 続 アウトソーシング 担当部課名 市民部 市民課 事業の概要 40 継 続 会計管理に関する事業 会計課 帳票の審査業務、公金の出納業務、公金の 法 直 管理業務、決算の調製を行う。 定 営 41 継 続 収入管理業務 会計課 OCR機器(光学式文字読取機器)を用いた納 入済通知書の集計及び収入金額の確定、収支 法 直 日報の数値確認、各収入科目ごとの個人の収 定 営 納データの作成を行う。 42 継 続 政務調査費交付金 議会事務局 会派(議員)に対し半期(4月、10月)ごと に政務調査費を交付し、交付を受けた会派( 法 直 議員)は、市政発展のため調査研究等を実施 定 営 する。 議会事務局 常任委員会及び議会運営委員会の委員と随 行員が、先進的な取り組みを行っている全国 の都市を訪問し、その事例について直接説明 法 直 及び現地案内をしてもらうことにより調査を 定 営 行う。また、学識経験者を招へいし、専門的 な見地から指導を受ける。 議場マイク及びカメラシ 議会事務局 44 継 続 ステム運営事業 議場内における音声の拡張や市民課、北会 津、河東両支所へのテレビ映像配信により開 かれた議会を実現する。 直 また、地方自治法第123条に規定する会議 自 録作成業務の前提となる記録のため、更新し 主 営 た音声と映像のシステムの安定的な維持管理 を行う。 43 継 続 各委員会行政調査 会議録検索システム運営 議会事務局 45 継 続 事務 46 継 続 議会広報の発行 議会事務局 継 市議会議長会関係事務(福 47 続 島県・東北・全国) 議会事務局 48 継 続 会津若松市の市政の発行 議会事務局 会議録検索システムを運営し、インターネ ットで会議録の公開を行う。 また、キーワード、対象年、発言者による 会議録の検索や閲覧を可能とする。 さらに、検索した会議録から発言集を作成 することを可能にしている。 議会の活動状況について情報を提供するた め、「広報議会」を年4回発行し、各世帯( 視覚障がい者世帯へは音声媒体の配布)へ配 布している。 また、市のホームページにも掲載している 。 地方自治の拡充強化に関することや都市の 興隆発展に関すること、市議会の制度及び運 営に関することなどの調査研究を行うため福 島県、東北、全国それぞれの市議会議長会に 加盟し、様々な活動を実施している。特に、 東北、全国では国に対する要望活動等により 、地域振興につながるよう対応している。 自 直 主 営 自 直 主 営 自 直 主 営 各種施策、統計等市政全般にわたる主要事 自 直 項を掲載した冊子を作成し、議員の調査研究 主 営 用資料とする。 今後の方針 (事業期間を含む) 市民課窓口業務のアウトソーシングに ついて、関係課と協議し検討を進めてき たが、現時点では様々な課題等があるこ とから、引き続き検討を進める。 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 市民課窓口業務について、アウトソー シングの課題や問題点を整理し解決策を 模索するとともに、総合窓口体制等を含 め市民の利便向上に向け、関係課と協議 を行う。 平成23年度予算(千円) うち 補 一般財源 助 事業費 11,079 他 (参考) 次年度事業費見込(千円) うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 22,156 2,040 他 - 20,996 他 - 3,082 - 0 0 0 0 4,059 1,969 1,969 1,969 1,969 60,579 2,527 2,527 2,527 2,527 15,145 12,600 12,600 12,600 12,600 264 4,140 4,140 4,140 4,140 1,504 2,005 2,005 2,005 2,005 23 1,091 1,091 1,091 1,091 301 2,916 2,916 2,916 2,916 3,007 福島県、東北、全国の各市議会議長会 での活動のあり方については、それぞれ の議長会の活動手法により対応していく 。なお、より効果的・効率的な活動のあ り方については、課題等があった際には 、それぞれの議長会に提案していく。 2,078 2,078 1,573 1,573 1,804 予算(印刷製本費)を削減するため、 平成22年度より外部配布用の印刷製 市議会議員の調査研究活動に有効活用 平成22年度より議員の調査資料という 本を止め、市議会議員分についてのみ庁 されるよう、内容(データ、情報量)を 位置づけとし、外部配布用の印刷製本を 内印刷で対応することにしている。 精査しながら作成していく。 止め、議員分を庁内印刷で対応すること としてきた経過にある。 0 0 0 0 752 予算の執行課が市民の皆さんの満足度 を重視した事務事業を行えるよう、その 社会情勢の変化に対応した緊急性の高 緊急性や優先度に応じた柔軟な対応に努 い事務事業の増加に伴い、より迅速で的 め、適正で迅速な会計処理・また安全で 変更なし 確な会計処理が求められている。 効果的な公金管理を遂行していく。 公金の取り扱いについては、引き続き 指定金融機関をもって行わせていく。 迅速かつ正確に収入額を集計すること ができ、財務会計システムや各収入科目 日々の収入金額・支出金額の集計・確 の消し込みデータも自動的に作成するこ 定、個人の収納データの作成は市の責務 変更なし とができるOCR機器の活用により、効率 であるため、引き続き適正な収入管理を 的に収入管理業務を行うことができてい 遂行していく。 る。 二元代表制の一翼を担う議会として、 二元代表制の一翼を担う議会として、 市政運営に関し、会派が独自に先進地 よりよい市政運営のために、先進地調査 市民との意見交換会等を起点として、政 調査や情報収集などの調査研究活動を行 、シンポジウム、研修会等に参加するな 策提言などに取り組んでいる。また、地 うために必要なものであるとともに、市 ど、情報収集、調査研究に努め、市民ニ 方分権の進展により、議会の果す役割は 民ニーズを的確に把握することで市政へ ーズを的確に把握することを目指してお ますます重要になっていることから、政 の反映に資することから、事業のあり方 り、今後もその取り組みは必要である。 務調査費は必要である。 やその手法を変更する必要性は低い。 当該事業により得た知識を政策づくり 事業のさらなる効率的・効果的な手法 のための調査研究に生かし、成果(政策 を検討・導入しながら、事業をより自主 先進地の調査研究のみならず、学識経 提言、立案等)として具現化していくこ 的・積極的に活用・展開することにより 験者の活用を図るなど、効率的・効果的 とが、質・量ともに今まで以上に進めら 、さらに効果的な成果(政策提言、立案 な手法を取り入れ、実効性を高めながら れており、その重要性は一層増している 等)をあげることでまちづくりに貢献し 当該事業を実施していく。 。 ていく。 会議録を作成するために当該システム を適正に維持管理し、本会議の様子を安 定的かつ確実に音声と映像で記録するこ 本会議の様子を安定的かつ確実に記録 会議録作成義務の前提となる記録のた とは重要であり、継続すべきである。な することで、安定的な会議録作成が可能 め、当該システムの継続的な維持管理を お、住民の利便性やユニバーサルデザイ ンの観点からも本会議の様子を市民課、 となる。 行う。 北会津、河東支所のみならず、インター ネット等を通じて中継配信、また、映像 記録により自由に閲覧できるよう改善す べきであると考えられる。 利便性やわかりやすさのさらなる向上 今後はユニバーサルデザインの観点か 目標達成に向けて、事業のPR方法等も を図りながら、誰もがいつでも容易に利 ら、障がいの有無や年齢にかかわらず利 含め、さらに利用しやすいシステムづく 用できるシステム運営を推進していくた め、また、職員や議員の事務及び活動の 用しやすいシステム作りが必要と思われ りのための方策を検討していく。 効率化を図っていくため、継続的に実施 る。 していく必要がある。 議会として市民への説明責任を果すた 議会基本条例に定めた議決責任、市民 め、また、市民の議会に対する関心と理 紙面づくりにおいて、読みやすい記事 への説明責任を果す一つのツールとして 解を深めてもらうため、一層の開かれた 、みやすい文字の大きさなど読み手の立 必要であり、かつ内容の充実を図る必要 議会とするためにも、「広報議会」の作 場にたった広報紙づくりに努める。 がある。 成は必要であり、より充実した紙面づく りに努めていく。 各市の現状を見据えたうえで課題の解 決方策や情報交換などを通じ、各市の興 隆・発展につなげ、市民福祉の向上を目 指すものである。 各市との連携を図りながら、福島県、 東北、全国の各市議会議長会の各種会議 において、地域振興につながるよう提言 ・要望等を行っていく。 203 継 続 番 ・ 号 新 規 事務事業名 担当部課名 議会映像配信システム導 議会事務局 49 新 規 入事業 継 50 続 選挙啓発推進運営費 事業の概要 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 市議会の様子をインターネットで公開する ことにより、どこでも本会議の生中継を見る 自 直 ことができる環境を整えるとともに、映像デ 主 営 ータを保存することで、過去の本会議の情報 を提供することができる。 「会津若松市明るい選挙推進協議会」との 選挙管理委員 連携を中心に、各種選挙啓発事業(パンフレ 自 直 会事務局 ットの配布、研修会の開催、ポスターコンク 主 営 ール等)を実施する。 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 今後の方針 (事業期間を含む) インターネットでいつでも、どこでも 本会議の生中継を見ることができ、また その映像データを保存することで過去の 本会議の様子の検索や閲覧もできるよう になる。これにより、市民の市政や市議 会への関心が高まり、開かれた議会の一 助とする。 - 事業費 - 明るい選挙推進協議会の事業計画との 明るい選挙推進協議会の事業計画との 効果的な選挙啓発のあり方について、 調整等を図りながら、より効果的な選挙 調整等を図りながら、より効果的な選挙 明るい選挙推進協議会と連携・協議しな 啓発のあり方について検討を進める。 啓発のあり方について検討を進める。 がら具体的な事業を検討する。 225 国の方針同様、県からの選挙執行委託 金が削減される見通しであることから、 平成23年度において完結 より効率的な事業執行が求められる。 - 32,301 市議会議員一般選挙及び 選挙管理委員 任期満了に伴う市議会議員一般選挙及び市 法 直 52 継 続 市長選挙経費 会事務局 長選挙を執行する。 定 営 国・県の選挙執行委託金を削減する方 針に準じ、市の独自選挙においても同様 平成23年度において完結 の対応が求められるものであり、事務執 行の内容について見直しが必要である。 - 109,144 会津東部土地改良区総代 選挙管理委員 任期満了に伴う会津東部土地改良区の総代 法 直 53 継 続 選挙経費 会事務局 総選挙を執行する。 定 営 土地改良法及び同施行令の規定に基づ き、適正かつ効率的な選挙事務を執行す 平成23年度において完結 る。 - 継 会津若松市湊土地改良区 選挙管理委員 任期満了に伴う会津若松市湊土地改良区総 法 直 54 続 総代選挙経費 会事務局 代選挙を執行する。 定 営 土地改良法及び同施行令の規定に基づ き、適正かつ効率的な選挙事務を執行す 平成23年度において完結 る。 選挙管理委員 任期満了に伴う農業委員会一般選挙を執行 法 直 55 継 続 農業委員会委員一般選挙 会事務局 する。 定 営 戸ノ口堰土地改良区総代 選挙管理委員 任期満了に伴う会津東部土地改良区の総代 法 直 56 新 規 選挙経費 会事務局 総選挙を執行する。 定 営 施策№ 7-2-1-5 福島県都市監査委員会へ負担金を支出し、 監査委員制度及び運営に関する調査研究や資 自 直 料の発表交換などを行い、監査委員制度の円 主 営 滑な運営を図る。 施 策 名 広域行政の推進 うち 補 一般財源 助 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 - 選挙管理委員 任期満了に伴う県議会議員一般選挙を執行 法 直 51 継 続 県議会議員一般選挙経費 会事務局 する。 定 営 福島県都市監査委員会負 監査事務局 57 継 続 担金 (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 225 2,380 2,380 301 225 225 1,203 - - - - - 641 0 他 - - - - 491 0 他 - - - 農業委員会等に関する法律及び堂施行 令の規定に基づき、適正かつ効率的な選 平成23年度において完結 挙事務を執行する。 - 3,165 - - 土地改良法及び同施行令の規定に基づ き、適正かつ効率的な選挙事務を執行す る。 - 地方財政の悪化等、今日の地方自治体 監査委員制度の重要性から、今後とも を取り巻く状況は厳しく、監査事務の更 制度の円滑な運営を図るためにも必要で 変更なし なる効率化・実効性が求められている。 ある。 - 4 県 - 109,144 3,165 - 32 - 1,215 32 32 0 他 374 32 30 1,487,807 1,487,807 76 今後の方針 広域的な対応が必要とされる諸課題に近隣市町村が一体となって取り組み、行政運営の効率化と魅力ある地域づくりを推進していく。 会津若松地方広域市町村 企画政策部 1 継 続 圏整備組合消防事業負担 企画調整課 金 会津若松市ほか7町2村の消防事業等に関す 自 補 る経費を各市町村で負担し、消防・救急業務 主 助 金 を行う。 等 少子高齢化の進行や人口減少等の厳し い状況が予測される中で、消防力(救急 を含む)の維持・向上と消防の広域化な どによる効率化が求められている。また 、消防設備の老朽化による更新対策とそ の財源確保も必要となっている。 (例) ・消防救急無線のデジタル方式への移行 ・通信指令システム老朽化による喜多方 地方広域圏整備組合との共同設置 ・消防・救急需要に応じた設備の更新に 向けた協議(積み立てなどへの対策を含 む) 一部事務組合等にかかる 企画政策部 2 継 続 負担金 企画調整課 近隣市町村と共同で対応することが必要と 補 される一部事務組合等の事業に対して、負担 自 助 金を支出することにより、広域的事業を実施 主 金 する。 等 生活様式の変化に伴う生活圏の拡大に 伴い、行政に対するニーズが複雑化・多 様化しており、水の安定供給、ゴミの共 同処理などをはじめ、様々な事務におい て広域行政に対する需要が拡大してきて いる。 消防救急無線は、電波法第26条に規定 する「周波数割当計画」の一部変更に基 づき、平成28年5月31日までにアナログ 方式からデジタル方式に移行する必要が あることから、デジタル化に向けた取組 みを進める。 平成23年度 電波伝搬調査 平成24年度 基本設計 平成25年度 実施設計 平成26~27年度 整備工事 平成28年度 運用開始 1 アナログ方式とデジタル方式の併存 :消防本部毎にデジタル方式への移行時 期が違うことから、一定範囲のアナログ 方式の設備を維持する。 2 財政支援の拡充に係る国への要望: 多額の経費を要することから、財政支援 1,487,807 1,487,807 の拡充について、国への要望活動を展開 する。 3 消防の広域化の進捗状況に応じた見 直し:喜多方地方広域圏整備組合と共同 で設置する消防指令センターの適切な運 営を図る。 近隣市町村と一体となって広域的に地 域課題の解決や、共同による事務処理を 行うことにより、事務事業の効率化や会 津地域全体の魅力ある地域づくりに取組 んでいく。 東日本大震災さらには原子力発電所事 故による風評被害は甚大であり、会津地 域が一丸となって払拭に向けた取組み進 めることが効果的である。このため、「 あいづふるさと基金」の活用等について 構成市町村において協議を進めていく。 204 99,895 99,895 99,895 99,895 76 継 続 番 ・ 号 新 規 事務事業名 担当部課名 会津若松地方広域市町村 圏整備組合消防事業負担 企画政策部 3 継 続 金(通信指令センター構 企画調整課 築) 会津総合開発協議会負担 企画政策部 4 継 続 金 企画調整課 施策№ 7-2-1-6 法 定 ・ 自 主 実 施 方 法 事業を取り巻く状況・課題 ※新規事業の場合は事業を実施する背景 今後の方針 (事業期間を含む) 事業のあり方の変更・手法等の改善 (横断的対応・アウトソーシング・ 補助金や負担金のあり方を含む) 喜多方広域消防本部との共同による通信指 令センターの構築、及び通信指令システムの 更新を行う。 補 システム構築・運用経費の負担軽減(共同 自 助 設置による補助均等の優遇性を含む)、管轄 主 金 区域を越えた効率的・合理的な部隊編成など 等 の消防行政のサービス向上などの観点から、 通信指令センターの構築を進めていく。 現在の通信指令センター(システム) は、会津若松地方:H6年、喜多方地方: H7年に構築され、永年使用により、装置 ・設備が老朽化し、更新時期を迎えてい ることから、効率化のため喜多方地方広 域圏整備組合との共同設置を行う。 消防指令の合理的かつ効果的な運用を 図るため、喜多方地方広域圏整備組合と 共同でシステムを構築し運用を図る。 平成23年6月 入札 平成23年7月 広域議会による議決、 本契約締結 平成23年度末 高機能通信指令センタ ー運用開始予定 共同設置の消防指令センターについて は、今年度内でシステムの構築を完了し 、運営を図る。 なお運営にあたっては、協議会を設置 し、派遣職員により対応する。 206,526 206,526 会津地方の急速かつ計画的な開発を促進す 補 るため、国・県等に対する地域の課題への対 自 助 応に関する要望に係る経費を各市町村で負担 主 金 し、課題の解決を図る。 等 全会津17市町村が一体となった要望を 行うことは、市町村単独で実施する活動 よりもアピール力が強く有効であるが、 負担金額については、継続して圧縮を働 きかけていく。 また、地域的専門事項の調査審議を行 う会津若松地方部会として、会津地方の 復興(地域活力の再生)対策などの観点 から、国・県等に対して効果的な要望活 動(提案・提言等を含む)に資するため 、先進事例等の研究・調査並びに有識者 を招聘した懇談会の開催などを行ってい く。 会津が一丸となって要望活動を行うこ とは効果的であり、引き続き継続して取 り組んでいく。 また、会津若松地方部会独自の研究・ 調査活動を以下のとおり行った。 平成23年7月 有識者を招聘しての意 見交換会 平成23年9月 「新潟県中越大地震復 興基金」の事例研究 これまでは、会津若松地方部会として 独自の研究・調査活動を行うことはなか ったが、東日本大震災及び原子力発電所 事故に基づく風評被害対策として、より 効果的な要望活動を行うべく、会津若松 地方部会独自の事業を行っていく。 873 873 事業の概要 施 策 名 本庁舎機能を有する庁舎の整備検討 企画政策部 企画調整課 庁舎整備基金の利息分を基金に積み立てる 自 直 。 主 営 現本庁舎は老朽化が進んでおり、また 庁舎機能の分散、災害時における業務継 続の観点などからも施設更新の必要性が 庁舎の施設更新に不可欠な財源であり 変更なし 高まっており、更新に必要な財源を確保 、引き続き適切な管理を行う。 する必要がある。 2 継 続 庁舎の整備検討 企画政策部 企画調整課 「第6次長期総合計画」に位置づけた「庁 舎整備の検討」進める。 現本庁舎は老朽化が進んでおり、また 庁舎機能の分散、災害時における業務継 続の観点などから、第6次長期総合計画 において、本庁舎機能を有する庁舎の整 備検討を位置づけているところである。 7-2-1-7 自 直 主 営 施 策 名 旧会津学鳳高校建物・土地の有効活用と整備 継 旧会津学鳳高校校舎暫定 総務部 1 続 活用事業 総務課 うち 補 一般財源 助 事業費 うち 補 (人件費) 一般財源 助 事業費 - - 873 - 873 752 今後の方針 行政サービスの拠点として、さらには、地震等の自然災害発生時の防災の拠点として、本庁舎機能を有する庁舎の整備を検討していく。 1 継 続 庁舎整備基金積立金 施策№ (参考) 次年度事業費見込(千円) 平成23年度予算(千円) 平成19年10月に県より譲り受けた旧会津学 鳳高校については、長期総合計画において「 市の財産として有効活用を図った後、市民の 合意を得たうえで地域振興に資する利活用を 自 直 図る」方針としており、旧校舎については、 主 営 当面は、庁舎機能を補完する利用を図るとと もに、公共的団体の事務所としての利用も視 野に入れながら暫定的に活用する。 第6次長期総合計画、さらには平成22 年度の「鶴ケ城周辺公共施設利活用構想 変更なし 」における取組みの方向性を踏まえ、引 き続き庁舎整備について検討を進める。 2,719 0 1,981 0 19 0 0 0 0 1,128 0 0 0 0 76 今後の方針 施設の利活用が図られるよう取組を進め、市民の財産である施設を有効活用していく。 旧校舎の一部を大熊町の役場出張所及 び中学校施設として、使用を許可してい る。 なお、グラウンドについては、鶴城小 学校改築に伴う仮校舎用地として、平成 23年8月より教育財産として管理してい る。 鶴城小学校改築に伴い、平成27年度ま での間、仮校舎用地等として活用を図る 。 旧校舎については、今後の大熊町の動 変更なし 向を踏まえ、庁舎機能の補完や公共的団 体の事務所等の利用について検討する。 205