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東部市場 経営展望計画 - 神戸市経済観光局中央卸売市場運営本部

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東部市場 経営展望計画 - 神戸市経済観光局中央卸売市場運営本部
神戸市中央卸売市場東部市場
経営展望計画
(概要版)
概要版)
平成2
平成24年3月
神戸市中央卸売市場東部市場
【目
次】
1.はじめに............................................................................................................................................................................. 1
2.卸売市場をめぐる状況の変化と卸売市場の動向.......................................................................................... 2
3.神戸市中央卸売市場東部市場の現状 .................................................................................................................. 2
4.基本戦略と行動計画 .................................................................................................................................................... 3
基本戦略1 産地及び他市場との連携強化による集荷力の向上............................................................... 4
基本戦略2 卸売業者及び仲卸業者の連携の強化による販売力の向上................................................ 6
基本戦略3 品質保持と実需者のニーズに即応できる付加サービスの強化 ...................................... 8
基本戦略4 開かれた卸売市場の推進................................................................................................................ 10
基本戦略5 ファシリティマネジメントの導入と適正な施設管理..................................................... 12
基本戦略6 時代に適合した卸売市場に向けての構想 ............................................................................. 14
1
はじめに
(1) 目的
卸売市場としての機能の強化と再構築を行い、活性化を図る
神戸市中央卸売市場東部市場(以下「東部市場」という。)を取り巻く環境は、
流通構造の変化、市場間競争の激化及び少子高齢化に伴う消費量の減少など、厳
しさを増している。
このような状況に対して、東部市場が今後とも生鮮食料品と花きの流通拠点と
しての役割を果たしていくためには、卸売市場としての機能の強化と再構築を行
い、活性化を図る必要がある。
そのため、東部市場においても「東部市場経営展望計画」
(以下「経営展望計画」
という。)を策定する。
(2) 経営展望計画の策定手順
経営展望計画の策定は、以下の3段階の手順により策定した。
■経営展望計画の策定手順
東部市場
あり方検討会
東部市場
開設者
東部市場
専門部会
○
今後のあり方について東部市場の事業者等の意見の聴取及び取りまとめ
○
「東部市場あり方検討会」の意見等に基づく経営展望計画の素案の作成
○
経営展望計画の検討及び策定
(3) 経営展望計画の推進と効果検証
経営展望計画の策定後は、行動計画の実施主体が中心となって、計画を実行して
いく。また、専門部会が計画の進捗状況の確認及びその効果の検証を行うこととす
る。(対象期間は5ヵ年)
卸売市場は、その供給主体である産地、出荷者と需要主体である実需者の双方が
経済変動や全国的な気候変動といった要素によって、大きな影響を受ける懸念があ
る。そのため、専門部会では計画内容の見直しも対象とする。
-1-
2
卸売市場をめぐる
卸売市場をめぐる状況
をめぐる状況の
状況の変化と
変化と卸売市場の
卸売市場の動向
中央卸売市場の取扱数量及び取扱金額の減少・場内業者の経営悪化
出荷者・実需者からの機能強化に関する要請
少子高齢化等による社会構造の変化、食料消費や消費者ニーズの更なる変化によ
る生鮮食料品等の消費量の減少、消費者の低価格志向の強まりと卸売市場価格の低
下、農水産物の生産構造の脆弱化、小売業の大規模化と競争の強まり、流通に関す
る規制の緩和や撤廃、食の安全安心の確保と品質管理の高度化や環境問題への対応
をはじめとする社会的要請の強まりなど、さらなる状況変化が進んでいる。
このような状況下において、中央卸売市場の取扱数量及び取扱金額は減少傾向が
続いており、中央卸売市場の卸売業者のうち営業損失を計上している割合はいずれ
の業種でも上昇しており、経営状況は悪化している。
加えて、出荷者及び実需者からは、卸売市場におけるコールドチェーンシステム
の確立、加工処理機能の強化、安定的な取引の確保などに対する要請も強まってお
り、対応が急がれている。
3
神戸市中央卸売市場東部市場の
神戸市中央卸売市場東部市場の現状
全国の中央卸売市場を上回る厳しい減少傾向
全国の中央卸売市場の取扱高は前述のとおり、減少傾向にあるが、東部市場
の取扱高は全国の中央卸売市場以上に減少傾向が大きい。
東部市場と全中央市場の取扱高の推移(水産物)
東部市場と全中央市場の取扱高の推移(青果)
120
120
100
97
95
100
(平成12年を100とする指数)
(平成12年を100とする指数)
110
93
94
87
89
87
90
86
82
93
89
80
83
81
77
70
78
73
69
60
65
50
H12
13
14
15
16
東部市場
17
18
19
20
102
90
90
95
89
86
81
93
80
86
78
74
84
70
81
80
67
78
69
60
50
55
H12
21
全中央市場
東部市場と全中央市場の取扱高の推移(花き)
112
120
112
114
112
110
111
112
103
100
101
100
99
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94
89
80
86
80
70
76
74
60
67
61
50
40
H12
13
14
15
16
東部市場
17
18
13
14
15
16
東部市場
130
(平成12年を100とする指数)
103
100
100
40
40
110
110
19
20
21
全中央市場
-2-
17
18
全中央市場
19
20
21
4
基本戦略と
基本戦略と行動計画
生鮮食料品等の流通を取り巻く環境は大きく変化し、その結果、市場間競争がま
すます厳しさを増している。東部市場は、他市場に比べて取扱高の減少が著しく、
卸売業者、仲卸業者などの市場関係業者の経営体力も弱まってきている。
このような厳しい状況ではあるが、我が国の食料需要は大幅に減少しているわけ
ではなく、消費者ニーズの変化や流通構造の変化に適切かつ機動的に対応すること
により、取扱高の増加が期待できる。
そのためには、東部市場が仕入取引先にとっても、販売取引先にとっても魅力あ
る機能を持ち、市場全体が信頼ある商品を提供するという価値観を共有し、一体と
なった市場運営を行うことが不可欠である。
東部市場の現状、抱える課題を踏まえ、今後の東部市場のビジョンは以下のとお
り設定する。
【東部市場のビジョン】
コンパクトで
コンパクトで時代に
時代に適合した
適合した機動性
した機動性のある
機動性のある卸売市場
のある卸売市場の
卸売市場の実現
東部市場は、近隣の大規模市場に比べて、卸売市場としてはコンパクトでありながら
も、消費者ニーズの変化や流通構造の変化への対応、経営の意思決定の迅速化、取引形
態の柔軟性など、機動性のある卸売市場を実現することで、東部市場の存在価値を高め
る。
このビジョンを達成するため、課題となっている東部市場の問題点を整理して、
効率的かつ効果的に改善するための戦略を明確にし、具体的な取り組み方法を明
らかにするため、基本戦略を6つの項目にまとめた。
① 産地及び他市場との連携強化による集荷力の向上
② 卸売業者及び仲卸業者の連携強化による販売力の向上
③ 品質保持と実需者のニーズに即応できる付加サービスの強化
④ 開かれた卸売市場の推進
⑤ ファシリティマネジメントの導入と適正な施設管理
⑥ 時代に適合した卸売市場に向けての構想
-3-
基本戦略
基本戦略1 産地及び他市場との連携強化による集荷力の向上
産地や出荷団体側は大ロットでの出荷が対応可能な大規模市場への出荷を集中
しつつあり、東部市場は近隣大規模市場に比べて取扱量が小さく逆風となってい
る。
そこで、品揃えの強化、取扱量の確保など、集荷力の向上を図るためには、次
の3つの方策を推進していくことが求められる。
〔方策 1〕 ・近隣の大規模市場との連携による大ロット化への対応
〔方策 2〕 ・産地との連携の強化による特色ある商品の集荷
〔方策 3〕 ・近隣の地方市場との連携による集荷力の強化
① 青果部
ア.中央拠点市場を
中央拠点市場を活かした集荷
かした集荷(
集荷(神戸本場との
神戸本場との連携
との連携)
連携)【重点事項】
重点事項】
▷▷神戸本場と東部市場が、それぞれ得意とする産地に対して共同集荷を行う。
また、新規の集荷先に対しても同様に共同営業を行う。
イ.近隣他市場との
近隣他市場との連携
との連携
▷▷中央拠点市場である東部市場が主体となって、「ひょうご卸売市場協働ネット
ワーク」を活用して協働集荷の拡大を図る。
▷▷近隣他市場と協議を行い、共同調達品目、数量の調整方法、各市場のへの配送
ルート、需給ギャップが生じた場合のリスク分担の方法を検討する。
ウ.「こうべ旬菜
こうべ旬菜」
旬菜」の集荷及び
集荷及び販売の
販売の強化【
強化【重点事項】
重点事項】
▷▷積極的に「こうべ旬菜」のPRを行い、新たな販路の開拓を行う。また、近隣
量販店や小売店と連携して地元産品フェアの開催や料理レシピの提案を行い、
消費者に「こうべ旬菜」の魅力を宣伝する。
② 水産物部
ア.神戸本場及び
神戸本場及び大阪市場との
大阪市場との連携
との連携と
連携と機動性の
機動性の確保【
確保【重点事項】
重点事項】
▷▷各市場それぞれの産地情報の共有データベースの構築と運用を図るとともに、
東部市場に直接入荷する方策の検討を行う。
イ.地元漁業者との
地元漁業者との連携
との連携による
連携による集荷及
による集荷及び
集荷及び販売の
販売の強化
▷▷近海物や普段量販店に陳列されないような魚介類を集荷し、他市場に対して特
色を出すようにして、近隣の大規模市場との競争力を高める。
▷▷近隣の中小規模量販店での「地元産品フェア」などの開催に向けて、「地元で漁
獲された魚介類」を特別に集荷するなど、出荷団体との調整や協議を行う。
-4-
③ 花 き部
ア.予定される
予定される卸売業者
される卸売業者の
卸売業者の経営統合後における
経営統合後における市場間
における市場間の
市場間の連携と
連携と棲み分け
【重点事項】
重点事項】
▷▷物流の効率化を図るため、大型産地からの集荷、販売及びネット販売を行う。
▷▷専門店やデザイナー系花店等向けの幅広い品揃え並びに商品企画力を強化す
ることなどにより、他卸売市場と棲み分けを図る。
イ.生産者との
生産者との契約栽培
との契約栽培による
契約栽培による安定供給
による安定供給の
安定供給の確保
▷▷安定供給が求められる商品、商品栽培に適した産地の調査等を行い、産地との
協議を進めて、契約栽培の範囲を拡大する。
ウ.売買参加者にとって
売買参加者にとって魅力
にとって魅力ある
魅力ある市場
ある市場へ
市場へ
▷▷場内業者が定期的に集荷販売会議を行い、生産状況及び販売状況の報告を行う。
また、売買参加者等にインターネット等を用いた情報発信を行う。
▷▷売買参加者の要望を分析した上で、必要に応じて産地の開拓を行う。
④ 共通
ア.東北復興支援への
東北復興支援への取
への取り組み
▷▷東北3県の産地と協議した上で、積極的な集荷を行い、東部市場内では「東部
市場お買物デー」や「市場横丁まつり」など、市場内で開催されるイベントで東
北復興支援への取り組みを行う。また、量販店や近隣商店街と連携し、「東北
産品フェア」を実施するなど、農水産物の集荷販売を通じて、積極的に東北復
興を支援する。
-5-
基本戦略2
基本戦略2 卸売業者及び仲卸業者の連携の強化による販売力の向上
卸売業者の集荷力と仲卸業者の販売力は表裏一体の関係にあるが、東部市場に
おいては、販売量の減少が集荷量の減少につながり、そのことがさらに販売量の
減少につながるなど悪循環に陥っている。
この悪循環を断ち切り、販売力を向上させるためには、量販店への対応力の強
化と販売チャネルの多様化が必要であるとともに、これまでの主要顧客である近
隣商店街等の活性化の下支えとなるような取り組みが必要である。
これらの取り組みについては、卸売業者と仲卸業者が連携し、共同で行うこと
が有効だと考えられる。
特に、量販店への対応では、特売品等の企画力、提案力の強化が求められるが、
そのためには、仲卸業者が量販店のニーズを充分に捉えつつ、そのニーズに見合
った産地の開拓や営業を卸売業者とともに行うことが効果的である。
新たな販売チャネルとしては、給食産業や外食チェーン、食料品製造及び加工
業などが挙げられる。これらの販売チャネルの獲得にあたっても、卸売業者と仲
卸業者共同での商品開発や産地連携が有効と考えられる。
① 青果部
ア.集荷と
集荷と販売の
販売のマッチングと
マッチングと新たな販売
たな販売チャネル
販売チャネルの
チャネルの獲得
▷▷現在の「集荷販売会議」を「戦略会議」に発展させ、仕入れと販売の双方の充
実を図る。
▷▷卸売業者と仲卸業者が共同で中小規模量販店、流通業者、他市場の卸売業者、
事業所、病院給食及び給食事業者等への働きかけを行い、魅力ある商品を提供
できるようにする。
▷▷仲卸業者の集荷の要望に応じるため、卸売業者に量販店対応の専属担当の設置
を検討する。
イ.量販店対応力の
量販店対応力の拡充【
拡充【重点事項】
重点事項】
▷▷量販店と取引のある仲卸業者については、財務体質の強化を図り、卸売業者と
協力して、商品の企画、提案力の向上、品揃えやロットを確保するなど対応力
の強化を図る。
▷▷卸売業者及び仲卸業者の組合が連携して、量販店等の顧客を持つ仲卸業者を新
規に誘致する。
▷▷現在、東部市場と取引のない量販店には、卸売業者が直接マーケティング、販
売を行う。
② 水産物部
ア.量販店対応力の
量販店対応力の拡充【
拡充【重点事項】
重点事項】
▷▷量販店と取引のある仲卸業者については、財務体質の強化を図り、卸売業者と
協力して、商品の企画、提案力の向上、品揃えやロットを確保するなど対応力
-6-
の強化を図る。
▷▷卸売業者及び仲卸業者の組合が連携して、量販店等の顧客を持つ仲卸業者を新
規に誘致する。
▷▷現在、東部市場と取引のない量販店には、卸売業者が直接マーケティング、販
売を行う。
イ.各種給食産業への
各種給食産業への参入
への参入【
参入【重点事項】
重点事項】
▷▷新たな販売チャネルを獲得するため、卸売業者と仲卸業者が共同して商品開発
などを行い、学校給食、事業所給食、医療・福祉施設への売り込みを行う。
ウ.外食産業への
外食産業への対応
への対応
▷▷外食産業との取引拡大を図るため、外食産業フェアなどの開催を検討する。
エ.集荷と
集荷と販売の
販売のマッチング
▷▷卸売業者と仲卸業者による既存の「集荷販売会議」を「戦略会議」に発展させ、
共同仕入れや共同営業に向けた取り組み方策を検討する。
③ 花 き部
ア.量販店等への
量販店等への提案型営業
への提案型営業
▷▷商品、売場そのものの提案及び販促スケジュールの共同企画を行う。
イ.仲卸業者の
仲卸業者の小売店及び
小売店及び売買参加者への
売買参加者への対応力
への対応力の
対応力の拡充
▷▷場内業者が定期的に集荷販売会議を行い、生産状況及び販売状況の報告を行う。
また、売買参加者等にインターネット等を用いた情報発信を行う。
▷▷売買参加者の要望を分析した上で、必要に応じて産地の開拓を行う。
④ 3部門(
部門(青果、
青果、水産物
水産物、花き)の連携による
連携による総合市場
による総合市場としての
総合市場としての
強みの発揮
みの発揮
▷▷部門間の情報交流を拡大し、顧客情報などを紹介することにより、新たな顧客
を開拓する。
▷▷共同してセールスやデリバリーに向けた検討を行い、実施する。
⑤ 近隣商店街・
近隣商店街・小売市場との
小売市場との連携
との連携
▷▷小売組合との連携強化を図るとともに、商店街が実施するイベントへの参加に
より、東部市場と商店街との共存共栄を図る。また、東部市場から食材を購入
している飲食店とのつながりを強化する。
-7-
基本戦略3
基本戦略3 品質保持と実需者のニーズに即応できる付加サービスの強化
実需者のニーズに即応できる付加サービスを強化するためには、仲卸業者によ
る個別対応では限界がある。よって、品質保持や加工、パッケージングやデリバ
リーのノウハウの一元化を図ることにより、新たな需要に効率的に対応できる体
制を確立するため、以下の3つの方策を図る。
〔方策 1〕
コールドチェーンの推進による鮮度の維持
〔方策 2〕
〔方策 3〕
加工機能の強化による量販店、給食産業、外食産業への対応
品質管理の強化による食の安全安心の確保
① 青果部
ア.コールドチェーンの
コールドチェーンの推進
▷▷現在の青果部と水産物部の卸売場の区分の見直しを行い、青果部の低温卸売場
の規模を拡大する。また、商品の種類に応じた温度帯の管理ができるよう、機
能を拡充する。
イ.加工機能の
加工機能の強化(
強化(場内加工場の
場内加工場の機能強化の
機能強化の検討)
検討)
▷▷購入した商品をすぐに加工場でパッケージングして、保冷庫に保管できるシス
テムを構築するなど、場内加工場の機能強化を図る検討を行う。
ウ.品質の
品質の確保
▷▷卸売業者の有する品質管理手法を仲卸業者へ波及させ、市場全体の品質管理の
向上を図る。
▷▷食の安全安心の確保のため、トレーサビリティの確立に向けた取り組みを行う。
▷▷食品衛生検査所と連携し、衛生管理機能の強化に向けた取り組みを行うととも
に、市場利用者や実需者向けに東部市場の衛生管理機能の高さをアピールする。
② 水産物部
ア.コールドチェーンの
コールドチェーンの推進
▷▷コールドチェーンの視点から現在の冷蔵庫利用に関して課題等を抽出し、早急
に適切な利用方法を検討し、全体の更新計画を立てる。
▷▷せり中の生マグロ用の低温卸売場の整備の検討を行う。
イ.加工機能の
加工機能の強化(
強化(場内加工場の
内加工場の機能強化の
機能強化の検討)
検討)
▷▷購入した商品をすぐに加工場でパッケージングして、保冷庫に保管できるシス
テムを構築するなど、場内加工場の機能強化を図る検討を行う。
ウ.品質の
品質の確保
▷▷卸売業者の有する品質管理手法を仲卸業者へ波及させ、市場全体の品質管理の
向上を図る。
-8-
▷▷食の安全安心の確保のため、トレーサビリティの確立に向けた取り組みを行う。
▷▷商品の直置きや指定場所以外での喫煙全廃、手洗い・靴洗いの徹底を図る。
また、せり場での駐車を禁止する。
▷▷食品衛生検査所と連携し、衛生管理機能の強化に向けた取り組みを行うととも
に、市場利用者や実需者向けに東部市場の衛生管理機能の高さをアピールする。
③ 花 き部
ア.パッキング及
パッキング及びデリバリー機能
デリバリー機能の
機能の強化
▷▷パッキングやデリバリーの対応が出来るよう事業者の能力拡充又は新規事業
者の誘致により、顧客の要望に対応する。
▷▷パッキングに必要なスペースの検討を行うとともに、現行施設の利活用の方法
を見直すことでスペースの確保が可能か検討を行う。
④ コンプライアンスの
コンプライアンスの確保
▷▷場内業者が企業行動規範を策定するとともに、定期的な研究会や勉強会を実施
して、社員一人一人に周知し、根付かせる。
▷▷食品関係法令の遵守に関わる研修を定期的に実施し、食品衛生検査所と連携し
た食品衛生に関わる取り組みについての勉強会を実施する。
-9-
基本戦略4
基本戦略4 開かれた卸売市場の推進
食の安全・安心に対する関心の高まりや食育や地産地消運動の推進により、消
費者にとって食に関しての情報は重要なものとなってきている。
地域社会における卸売市場の役割を重視し、市民の卸売市場への理解を醸成し、
「食」に関する卸売市場の知見を効果的に提供する観点から開かれた卸売市場の
推進を図り、地域や市民に親しまれる卸売市場を目指す。
① 情報発信の
情報発信の強化
▷▷市場事業者のホームページの内容を拡充する。また、ツイッター等の機能を取
り入れ、市場利用者のニーズの把握に役立てる。
▷▷テレビや雑誌、タウン誌等に放映、掲載してもらう取り組みを行う。
② 「東部市場お
東部市場お買物デー
買物デー」
デー」の推進
▷▷「東部市場お買物デー」を推進し、来場者を多く呼び込むための工夫を図る。
▷▷広告範囲を神戸市東部地域から阪神地域に拡大し、効果的なPRを行い、来場
者を増加させ、売上の増加につなげるとともに、東部市場の認知度を高める。
③ 関連事業者の
関連事業者の活性化
ア.魅力ある
魅力ある店舗
ある店舗の
店舗の展開
▷▷アンケート調査や他市場の研究を進め、新規募集も含めた市場利用者にとって
魅力ある店舗の展開を図る。
イ.「市場横丁
.「市場横丁まつり
市場横丁まつり」
まつり」の推進
▷▷「市場横丁まつり」を推進し、来場者を多く呼び込むための工夫を図る。
▷▷広告範囲を神戸市東部地域から阪神地域に拡大して、チラシ配布のほか、ホー
ムページ等で開催状況を公開するなど、効果的な周知方法を検討し、来場者増
加、売上増加につなげるとともに、東部市場の認知度を高める。
④ 場外での
場外での活動
での活動の
活動の推進
▷▷中央卸売市場のブランド力を活かして、隣接する量販店物流センターと連携し、
定期的な一般消費者に向けての場外販売活動を行う。
▷▷場外における広報宣伝活動として、近隣商店街やグルメイベントなどに積極的
に参加する。
- 10 -
⑤ 食育、
食育、花育の
花育の推進
▷▷夏休み親子見学会や小学校の社会見学会をより充実させる。
▷▷区役所等と連携して、東部市場の役割や、食品の生産から消費までの流通の仕
組みを紹介するなど、食育に寄与するイベントを実施する。
▷▷現在実施している花き教室を推進する。
⑥ 分かりやすいサイン
かりやすいサイン表示
サイン表示の
表示の整備
▷▷市場利用者の利便性向上のため、市場入口部へ施設配置図と案内誘導看板を設
置する。
▷▷主要道路の案内誘導看板についても、更新を検討する。
▷▷建物の色分けを行い、市場内の動線をスムーズにさせる。
⑦ 出張料理教室の
出張料理教室の開催及び
開催及び場内料理教室の
場内料理教室の整備の
整備の検討
▷▷現在行っている小学校等における出張料理教室を推進する。
▷▷場内料理教室の整備を検討する。
- 11 -
基本戦略5
基本戦略5 ファシリティマネジメントの導入と適正な施設管理
東部市場は約 11ha の敷地に 27 の施設建物が配置されている。
そのうち築 40
年を越える施設は全体の延床面積比で約 41%を超え、経年変化が進んでいる。
今後、施設に対する維持管理及び保全整備コストが増大することが避けられず、
また近く到来する施設の更新時期には莫大な更新投資が必要となる。
将来にわたって、東部市場が安全な公共施設として安心して利用でき、卸売市
場としての役割を果たし続けていくため、
「ファシリティマネジメント」を導入す
る。
併せて現在、市場施設に求められている「利便性の向上に向けた取り組み」、
「環
境対策の推進」、「施設の適正な管理」、「災害発生時の対応」、「場内の情報システ
ムの構築」を検討する。
①
ファシリティマネジメントの
ファシリティマネジメントの導入【
導入【重点事項】
重点事項】
[1] 基本戦略の検討を踏まえて、必要な施設の機能見直しを行い、望ましい市場施
設のあり方を検討し、最適保有量を実現するための「最適な資産管理」を行う。
[2] 良好な施設機能の確保のための「最適な日常管理」を行う。
[3] 長寿命化の実現と環境への配慮を行なう「最適な保全整備」を行う。
▷▷ファシリティマネジメント導入の前提として、施設毎の保全計画を策定する。
▷▷施設全体のファシリティマネジメントを構築する。
② 利便性の
利便性の向上に
向上に向けた取
けた取り組み
▷▷建設当初の利用想定の状況と異なってきたため、不便になっている施設など、
業務に支障、緊急性のあるものについて、順次、整備方針に基づいて改修を行
う。
③ 環境対策の
環境対策の推進
▷▷各場内業者がKEMS(神戸環境マネジメントシステム)の登録審査を受ける
ことで、市場全体の環境への取り組みを持続的なものとする。
▷▷管理棟や卸売市場棟の屋上スペースを活用した太陽光発電の導入を検討する。
また、場内の照明をLEDに変更する。
▷▷廃棄物は減量化し、資源化のため分別して回収、処分する。発泡スチロール、
段ボールは再資源化して売却する。
▷▷通い容器の適正利用の重要性の周知及び適正な利用の徹底を図る。
▷▷場内及び周辺部の植栽の見直し、管理を行うことで、デッドスペースの改善及
び場内環境の改善を図る。また、市場利用者にとって親しみやすい景観とする。
- 12 -
④ 施設の
施設の適正な
適正な管理
▷▷廃棄物排出ルールを徹底し、廃棄物の減量化を図る。また、場内の廃棄物の散
乱防止、クリーン作戦の実施及びカラス等の小動物の有効な対策に取り組む。
▷▷駐車場の適正な使用を推進する。効率的かつ効果的な方策の検討を行う。
▷▷買荷保管所の利用方法の検討を行い、施設の適正な使用を徹底する。
▷▷卸売市場及び仲卸売場にネットワークを利用した防犯カメラを設置する。
⑤ 災害発生時の
災害発生時の対応
▷▷震災を経験した卸売市場として、その経験を活かした災害発生時において物流
のストップが起こらないように、危機管理体制及び危機管理対応マニュアルを
整備する。
▷▷食のインフラ拠点として、災害時や流行性疾患の流行時等においても、食品の
安定的な供給を継続させるために必要な BCP(事業継続計画)を策定する。
▷▷全国中央卸売市場協会災害時相互応援に関する協定に基づき、被災都市の卸売
市場に供給する生鮮食料品等の提供及び搬送等を行う。
⑥ 場内の
場内の情報システム
情報システムの
システムの構築
▷▷情報を速やか且つ確実に伝達できる情報伝達用のディスプレイを設置する。
▷▷卸・仲卸業者の組合及び開設者間の届出や許認可などの事務続きの電子化を推
進する。
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基本戦略6
基本戦略6 時代に適合した卸売市場に向けての構想
食の安全安心の確保、家庭での調理離れ、低価格志向など、消費者の食に対す
るニーズは変化しつつある。また、食料品等の流通構造も、産地の大型化、量販
店の増加、小規模小売店の減少、加工食品や外食の増加などの変化が生じつつあ
る。
このような変化が生じているなかで、市場関係業者は時代に適合した取り組み
が重要であるが、同様に、卸売市場の施設面での対応も求められている。ここで
は時代に適合した市場施設の整備に関わる将来的な構想を示す。
① 物流センター
物流センター機能
センター機能の
機能の導入の
導入の検討【
検討【重点事項】
重点事項】
▷▷物流センター機能の強化を図り、他卸売市場への配送や量販店対応を図るため、
既存施設の活用や新規施設の導入を行う。
② 市場施設の
市場施設の高機能化
▷▷現在の青果部と水産物部の卸売場の区分の見直しを行い、定温卸売場を検討す
るとともに、商品の種類に応じた温度帯の管理が出来るよう機能の拡充を検討
する。コールドチェーン対応の商品の拡充を図り、中小規模量販店等の要望に
応え販売の増加につなげる。
▷▷場内の農水産物加工場と倉庫の抜本的な機能強化の検討を行う。
③ 花き卸売市場施設の
卸売市場施設の抜本的な
抜本的な対応
▷▷効率的に商品が流れる建物、保管スペース及び保冷施設の拡充など、新規花き
卸売市場としての調査を行う。
④ 市場施設の
市場施設の最適レイアウト
最適レイアウトの
レイアウトの検討
▷▷物流コストの低減やコールドチェーンの確立に向けて、卸売場、仲卸売場、農
水産物加工場、倉庫、冷蔵庫棟、関連事業所など、東部市場全体としての最適
な施設レイアウトを検討する。
⑤ 取引等規制の
取引等規制の緩和
▷▷今後の卸売市場法の動向と地方卸売市場との差異を踏まえた取扱事務の簡素
化のメリット、取引規制の緩和の必要性、緩和方策等について検討する。
⑥ 東部市場インターネット
東部市場インターネット店舗
インターネット店舗の
店舗の設置の
設置の検討
▷▷消費者がインターネットで東部市場の商品を購入できる仕組みを構築する。
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基本戦略3
品質保持と実需者のニーズに即応できる付加サービスの強化
①青果部
ア.コールドチェーンの推進
イ.加工機能の強化(場内加工場の機能強化の検討)
ウ.品質の確保
②水産物部
ア.コールドチェーンの推進
イ.加工機能の強化(場内加工場の機能強化の検討)
ウ.品質の確保
③花き部
ア.パッキング及びデリバリー機能の強化
④コンプライアンスの確保
基本戦略6
時代に適合した卸売市場に向けての構想
①物流センター機能の導入の検討
②市場施設の高機能化
③花き卸売市場施設の抜本的な対応
④市場施設の最適レイアウトの検討
⑤取引等規制の緩和
⑥東部市場インターネット店舗の設置の検討
基本戦略2
卸売業者及び仲卸業者の連携の強化による販売力の向上
①青果部
ア.集荷と販売のマッチングと新たな販売チャネルの獲得
イ.量販店対応力の拡充
②水産物部
ア.量販店対応力の拡充
イ.各種給食産業への参入
ウ.外食産業への対応
エ.集荷と販売のマッチング
③花き部
ア.量販店等への提案型営業
イ.仲卸業者の小売店及び売買参加者への対応力の拡充
④3部門(青果、水産物、花き)の連携による総合市場としての
強みの発揮
⑤近隣商店街・小売市場との連携
基本戦略5
ファシリティマネジメントの導入と適正な施設管理
①ファシリティマネジメントの導入
②利便性の向上に向けた取組み
③環境対策の推進
④施設の適正な管理
⑤災害発生時の対応
⑥場内の情報システムの構築
基本戦略4
開かれた卸売市場の推進
①情報発信の強化
②「東部市場お買物デー」の推進
③関連事業者の活性化
④場外での活動の推進
⑤食育、花育の推進
⑥分りやすいサイン表示の整備
⑦出張料理教室の開催及び場内料理教室の整備の検討
(4)東部市場の
東部市場の6つの基本戦略
つの基本戦略
③花き部
ア.東部市場の周辺の専門店やデザイナー系の花き小売店
イ.小売店の他、量販店、ネット販売にも力を入れる
②水産物部
ア.比較的ロットが大きな中小規模量販店
イ.東部市場周辺の中小規模量販店、地方の量販店
②水産物部
ア.「中央拠点市場」の流通網を活用した機動性の強化
イ.地元魚介の集荷など特徴ある商品の提供を強化
③花き部
ア.卸売業者の統合による集荷力の向上、量販店及び
ネット販売への対応
①青果部
ア.比較的ロットが大きな中小規模量販店
イ.東部市場周辺の中小規模量販店、地方の量販店
(3)ターゲットとする
ターゲットとする顧客
とする顧客
①青果部
ア.「中央拠点市場」としての役割の強化
イ.物流拠点としての役割
(2)東部市場の
東部市場の位置づけと
位置づけと役割
づけと役割
基本戦略1
産地及び他市場との連携強化による集荷力の向上
①青果部
ア.中央拠点市場を活かした集荷(神戸本場との連携)
イ.近隣他市場との連携
ウ.「こうべ旬菜」の集荷及び販売の強化
②水産物部
ア.神戸本場及び大阪市場との連携と機動性の確保
イ.地元漁業者との連携による集荷及び販売の強化
③花き部
ア.予定される卸売業者の経営統合後における市場間の
連携と 棲み分け
イ.生産者との契約栽培による安定供給の確保
ウ.売買参加者にとって魅力ある市場へ
④共通
ア.東北復興支援への取り組み
コンパクトで時代に適合した機動性のある卸売市場の実現
(1)東部市場の
東部市場のビジョン
基 本 戦 略
基本戦略2
重点
事項
⑧品質の確保
ア.品質管理規模、品質管理マ
ニュアルの策定と運用
イ.トレーサビリティの確立
ウ.食品衛生検査所との連携
(衛生管理の強化)
⑦加工機能の強化(場内加工場の
機能強化の検討)
⑥コールドチェーンの推進
基本戦略3
事項
⑤量販店対応力の拡充
ア.仲卸業者の量販店対応能
力の強化
イ.新規仲卸業者の誘致
ウ.卸売業者による直接販売
重点
④集荷と販売のマッチングと新たな
販売チャネルの獲得
ア.営業部門の強化
イ.仲卸業者の要望に応じた集荷
の実施
基本戦略2
③「こうべ旬菜」の集荷及び
販売の強化
基本戦略1
②近隣他市場との連携
ア.ひょうご卸売市場協働ネット
ワークの有効活用
イ.近隣地方卸売市場との連携
基本戦略2
重点
事項
⑩出張料理教室の開催及び場内
料理教室の整備の検討
ア.出張料理教室の開催
イ,場内料理教室の検討
基本戦略4
⑨品質の確保
ア.品質管理規模、品質管理
マニュアルの策定と運用
イ.トレーサビリティの確立
ウ.衛生面での管理の徹底
エ.食品衛生検査所との連携
⑧加工機能の強化(場内加工場の
機能強化の検討)
⑦コールドチェーンの推進
ア.既存冷蔵庫の更新方法の検討
イ.マグロ用低温卸売場の検討
基本戦略3
⑥集荷と販売のマッチング
・共同戦略会議の運営
⑤外食産業への対応
重点
④各種給食産業への参入
事項
・各種給食産業の取引シス
テムの研究
・各種給食産業への参入
③量販店対応力の拡充
ア.既存仲卸業者の量販店対
応力の強化
イ.新規仲卸業者の誘致
ウ.卸売業者による直接販売
基本戦略2
②地元漁業者との連携による集荷
及び販売の強化
・漁獲、販売動向の調査
・販路開拓、漁協との協議
・集荷販売の実施
基本戦略1
①神戸本場及び大阪市場との 事項
連携と機動性の確保
・産地情報共有データベース
の構築
・東部市場への直接入荷方策
の検討
①中央拠点市場を活かした集荷 事項
(神戸本場との連携)
ア.共同戦略会議の設置、運営
イ.産地情報共有データベース
の構築
ウ.得意産地の共同集荷
エ.新規出荷者の共同開拓
重点
基本戦略1
基本戦略1
重点
(2)水産物部
(1)青果部
重点
事項
基本戦略2
⑤パッキング及びデリバリー機能
の強化
ア.事業者のパッキング及びデリ
バリーの能力の拡充
イ.パッキングに必要なスペース
の確保と設備導入の検討
基本戦略3
④量販店等への提案型営業
基本戦略2
③売買参加者にとって魅力ある市
場へ
基本戦略1
②生産者との契約栽培による安定
供給の確保
①予定される卸売業者の経営
統合後における市場間の連
携と棲み分け
基本戦略1
(3)花き部
②「市場横丁まつり」の推
進
①魅力ある店舗の展開
・アンケート調査、他
市場の研究
・利用調整、新規募集
基本戦略4
(4)関連事業者
行 動 計 画
⑨わかりやすいサイン表示の整備
ア.入口部に施設表示図と案内
誘導看板の設置
イ.主要道路に設置してある
案内誘導板の更新
ウ.建物の色分け
⑧食育、花育の推進
ア.市場見学会の充実
イ.区役所等と連携した事業
の推進
ウ.花き教室の推進
⑦場外での活動の推進
ア.隣接する量販店物流センタ
ーと連携した場外販売活動
イ.場外イベントの積極的な
参加
⑥「東部市場お買物デー」の推進
⑤情報発信の強化
ア.ホームページの内容の充実
イ.マスメディアの積極的活用
基本戦略4
④コンプライアンスの確保
ア.企業行動規範の策定
イ.食品関係法令の遵守に関る
研修の実施
基本戦略3
③近隣商店街・小売市場との
連携
②3部門(青果、水産物、花き)
の連携による総合市場として
の強みの発揮
ア.部門間の情報交流の拡大
イ.共同営業等の実施
基本戦略2
①東北復興支援への取り組み
基本戦略1
(5)各部門共通
基本戦略6
(7)将来構想
重点
⑥場内の情報システムの
構築
ア.情報伝達用ディスプ
レイの設置
イ.事務手続きの電子化
⑤災害発生時の対応
ア.災害等の緊急事態に
強い市場づくり
イ.BCP(事業継続計画)
の策定
ウ.全国中央卸売市場
協会災害時相互応援
の対応
④施設の適正な管理
ア.場内の美化
イ.駐車場の適正な管理
ウ.買荷保管所の適正な
使用
エ.ネットワークを利用した
防犯カメラの設置・運用
③環境対策の推進
ア.KEMSの推進
イ.温室効果ガスの削減の
推進
ウ.廃棄物の再資源化
エ.通い容器の適切な流通
オ.植栽の整備及び管理
⑥東部市場インターネット
店舗の設置の検討
⑤取引等規制の緩和
④市場施設の最適レイア
ウトの検討
③花き卸売市場施設の抜
本的な対応
①ファシリティマネジメン 重点
①物流センター機能の 事項
事項
トの導入
導入の検討
ア.施設保全計画の策定
イ.ファシリティマネジメン
②市場施設の高機能化
トの構築
ア.密閉された低温卸売
場の検討
②利便性の向上に向けた取
イ.加工場及び倉庫の
り組み
再整備の検討
基本戦略5
(6)開設者
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