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平成28年度 夏の交通・生活安全市民運動実施要綱 夏 号 2016

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平成28年度 夏の交通・生活安全市民運動実施要綱 夏 号 2016
2016
夏 号
平成28年度 夏の交通・生活安全市民運動実施要綱
1 交通安全市民運動
(1) 期間及び重点事項
期
間:平成28年7月11日(月)~20日(水)までの10日間
重点事項:高齢者の交通安全
夏休みを迎える子どもと若者の交通安全
自転車の安全利用促進
(2) スローガン
マナーアップなごや なくそう交通事故
~ 広めよう 交通安全スリーS運動 ~
(3) 主要実施事項
◇高齢者の交通安全 ~横断歩道のない道での、道路横断中の死亡事故発生~
①道路を横断するときには、ドライバーから良く目立つように、できるだけ手を上げて渡るよう
に助言しましょう。
② 加齢に伴う身体機能の低下により交通事故の危険性が高まることを、高齢者自らが理解するよ
う促しましょう。
③ドライバーに対しては、高齢者を見かけたらスピードを落とすなど「思いやり運転」を心がけ
るとともに、信号無視や一時不停止など、法令違反をすることのないよう強く呼びかけましょう。
◇子どもの交通安全 ~法令違反の3割は飛び出し~
①大人は、子どもの手本となるよう、交通ルールの遵守に心がけましょう。
②学校や幼稚園、保育園、地域では、夏祭りや盆踊り等各種行事を利用して、積極的に交通事故
防止の呼びかけを行いましょう。
③家庭では、普段から交通ルールやマナーを守ることについて、話し合いましょう。
◇若者の交通安全 ~県内で二輪車乗車中の死亡事故発生~
①二輪車は、他の車両から見えにくいことがあるため、慎重な運転を心がけさせましょう。
②自分自身が加害者になる可能性があること、運転には重大な責任が伴うことを認識させ、交通
ルールの遵守と安全確認の重要性を自覚させましょう。
③地域ぐるみで暴走族に対する監視を強め、暴走させない環境づくりを進めましょう。また、暴
走の源となる不正改造をしないよう呼びかけましょう。
④自転車も含め車両運転中の携帯電話の使用や、飲酒運転は絶対にしない、させないよう指導し
ましょう。
◇自転車の安全利用促進 ~左折の自動車に自転車が巻き込まれる死亡事故発生~
①交差点では信号や一時停止などを必ず守り、左右の安全を確認して通行するように
呼びかけましょう。
②自転車は、自動車やバイクと同じ「車両」であることを認識し、歩道を通行すると
きは、歩道の車道寄りをすぐに止まれる速度で通行するように呼びかけましょう。
2 生活安全市民運動
(1)期間及び重点事項
期
間:平成28年8月1日(月)~10日(水)までの10日間
重点事項: 女性・子どもを犯罪から守る活動の推進
自動車盗・部品ねらい・車上ねらいの被害防止
振り込め詐欺の被害防止
(2)スローガン
みんなで創ろう、安心・安全 なごや
「犯罪にあわない」 「犯罪を起こさせない」 「犯罪を見逃さない」 3N(ない)
(3)主要実施事項
◇女性・子どもを犯罪から守る活動の推進 ~道路上で約4割発生~
①注意力が散漫になる携帯電話(スマホ)や携帯音楽プレイヤーを使用しながら歩く「ながら歩き」は
やめて、時々、後ろを振り返るなど後方から近づく人がいないか注意しましょう。
②外出するときは、防犯ブザーを持ち歩き、いつでもすぐ使えるように身につけておきましょう。
③夏休み中は、子どもだけで外出する機会も増えます。子どもを犯罪から守る5つのおやくそく
「つ・み・き・お・に」を繰り返し教え、習慣づけるようにしましょう。
◇自動車盗・部品ねらい・車上ねらいの被害防止 ~自宅駐車場でも被害多発~
①車両から離れるときは、短時間でもカギを掛けましょう。
②ハンドルロック器具や警報機などの盗難防止機器は,、なるべく組み合わせて活用するようにしましょ
う。
③車内に荷物を置かないように注意しましょう。
④自動車のナンバープレートが悪用されるのを防ぐため、盗難防止ネジを活用しましょう。
◇振り込め詐欺の被害防止 ~引き続き多発、手口も巧妙化~
①家族で集まる機会などを利用し、現在、どのような手口があるか話し合うなど、家族全体で被害に遭わ
ないように注意しましょう。
②在宅中でも留守番電話にしておき、大事な電話か判断しましょう。また、家族や親しい人には在宅中
でも留守番電話にしていることを伝えておきましょう。
③息子や区役所などを名乗っての「レターパックや宅配便で現金を送れ」「還付金があるからATMに
行け」は詐欺です。慌てず本当の電話番号を調べて確認しましょう。
名古屋市
名古屋市交通・生活安全市民会議
編集 市民経済局地域安全推進課 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号(〒460-8508)
電話 (052)972-3124 FAX (052)972-4823 発行部数14,400部 通番39号
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夏の交通安全トピックス
◆高齢者の交通死亡事故防止のために…
・平成27年中の交通事故死者52人のうち、6割以上の32人が高齢者です。
32人のうち、18人が歩行中、12人が自転車利用中の事故で亡くなっています。
名古屋市内では、高齢者の方が信号無視や一時不停止で交差点に進入して車と衝突し
亡くなる事故が発生しています。
・高齢者の交通事故の特徴は
○進行方向のみに視線が集中し、周囲が見渡せていないことがあります。
○加齢に伴う運動機能等の衰えにより、自分が思っている以上に道路の横断に時間
がかかるようになったり、赤信号や標識を見落としたりすることがあります。
・高齢者の交通事故を防止するためには
○高齢者自身が高齢者の特徴をよく自覚して行動すること
○信号を必ず守ること
○「止まれ」のマークがある場所では必ず停止して、安全を確認すること
○高齢者の周りの人が「車に気をつけて」など声がけをすること
○ドライバーが高齢者の特徴をよく理解し、思いやりを持った運転をすること
などが重要です。
◆夏休みの子どもの交通安全
・夏休みはレジャーやイベントが多く、開放感などから交通事故が
起こりやすい時期です。
・また、夏休みには子どもだけで行動する機会も多くなるため、
出かける前には「飛び出してはいけない」など、
具体的にわかりやすく声をかけることが大切です。
◆夏は、若者の運転に注意!
・開放感のある夏は、若者のスピードの出し過ぎなど、自分の運転技術を過信した交通
事故や、交通違反による事故が発生しやすい季節です。
・若者が加害者側となる自動車等乗車中の事故は、
運転免許保有者10万人当たりで見ると、全年齢層の場合よりも
約2倍発生しています(全国
平成27年中警察庁交通統計資料)
~安全運転に心がけましょう~
◆自転車の安全利用
・自転車は自動車やバイクと同じ「車両」です。
信号を守り、「止まれ」のある交差点では必ず止まりましょう。
・自転車乗車中に亡くなられた方のうち、77.5%の方に安全不確認などの法令違反
がありました(全国
平成27年中警察庁交通統計資料)
~交通ルールを守って自転車を運転しましょう~
夏の生活安全トピックス
◆女性・子どもを犯罪から守る活動の推進
・ひったくりは、「20時から24時」、女性に対する声かけ・つきまといは
「16時から22時」に多発しています(平成27年中愛知県警察犯罪統計資料)
・下校時間帯や遊びなど、子どもだけで行動する時間帯に被害にあう
事案が多くなっています(平成27年中愛知県警察犯罪統計資料)
・出かける場所だけでなく、何かあったときには、きちんと知らせる
ようにさせましょう。また、防犯ブザーやホイッスルなどの
防犯用品を玄関など目のつきやすい場所に置いて、外出時に携帯させましょう。
◆自動車盗・部品ねらい・車上ねらいの被害防止
・名古屋市では、自動車盗の認知件数が平成20年から平成27年まで8年連続で
政令指定都市ワースト1位となっています。
・特定の自動車が集中的に被害に遭っています。また、盗難されている
自動車のうち、イモビライザー機能がある車両が約6割となってお
り、イモビライザー機能があるからといって、安心できません。
・子どもの送迎など、ほんの少し車を離れる隙も狙われています。
◆振り込め詐欺の被害防止
・ATMや窓口で犯人の口座へ現金を振り込ませる「振り込み型」のほ
か、郵便局のレターパックや宅配業者の宅配便、バイク便で現金を送
らせる手口、さらには現金を犯人に手渡しする手口「現金手渡し型」
が多発し、被害額が大きくなっています。
・公的機関が、電話のやりとりだけで、またはATMを操作させたり
して医療費等の還付手続きを行うことはありません。
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