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アジア・オセアニア地域の状況

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アジア・オセアニア地域の状況
情報提供用資料
アジア・オセアニア
ニュースウェーブ
Vol.162
2016年7月30日
∼8月12日
今号の内容
株式市場
・内外環境が改善する中、概ね上昇
債券市場
・債券市場は、多くの国で利回りが低下
為替市場
・為替市場はアジア・オセアニア通貨の多くが対円で下落
各国の状況
アジア・オセアニア地域の状況
・アジオセ辞典/そこが知りたい/岡三アジオセ新聞
本資料に関してご留意いただきたい事項
■本資料は、投資家の皆様へのアジア・オセアニア地域の情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特
定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見
解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものでもありません。■本資料は、当社が信頼できる
と判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
株式市場と債券市場
株式市場
内外環境が改善する中、概ね上昇
8月1日∼8月12日のアジア・オセアニア地域の株式市場は一部を除いて堅調な値動きになりました。米国市場が過去
最高値を更新した流れを引き継いだほか、原油価格の反発などを受けて投資家のリスク回避姿勢が後退しました。また、
域内では、各国が発表した経済指標が景気の底入れを示唆する中、投資資金が海外から流入するとの期待が続きました。
香港は、中国証券当局が深港通(深セン−香港ストック・コネクト)に関する専門チームを設置したことを受けて深港
通の開始期待が強まり、ほぼ全面高になりました。インドネシアは、4-6月期の実質GDP成長率が前年同期比+5.18%
と市場予想を上回ったことに加え、7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比+3.21%と市場予想と前月実績をともに下
回ったことから追加利下げ観測が強まり、株価指数が年初来高値を更新しました。韓国は、米格付け会社スタンダー
ド・アンド・プアーズ(S&P)が同国の信用格付けをAA-からAAに引き上げたことが好感され、上昇しました。
<各株式市場の株式指数の騰落率(2016/8/12 現在)>
インデックス
インド・ムンバイSENSEX30種
インドネシア・ジャカルタ総合
オーストラリア・S&P/ASX 200
韓国・韓国総合
シンガポール・ST
タイ・SET
台湾・加権
中国・上海総合
ニュージーランド・NZSX 浮動株50
フィリピン・フィリピン総合
ベトナム・VN
香港・ハンセン指数
香港・ハンセン中国企業株 (H株)
マレーシア・FTSEブルサマレーシアKLCI
8/12 現在
7/29 比
0.4%
3.1%
-0.6%
1.7%
-0.04%
1.9%
1.8%
2.4%
0.2%
-0.1%
0.5%
4.0%
6.7%
1.9%
28,152.40
5,377.20
5,530.91
2,050.47
2,867.40
※1 1,552.64
9,150.39
3,050.67
7,363.10
7,955.86
655.71
22,766.91
9,554.85
1,684.15
騰落率
3ヵ月前比
9.2%
11.9%
3.2%
3.7%
4.4%
11.0%
12.9%
7.6%
6.4%
8.6%
7.1%
14.3%
13.6%
2.1%
<7/29 比の騰落率>
-8%
-4%
0%
4%
8%
1年前比
2.3%
20.0%
2.8%
3.8%
-6.3%
※2
10.2%
10.5%
-21.5%
27.9%
6.1%
8.5%
-4.8%
-13.5%
4.6%
※1は2016/8/11の値、※2は2015/8/11の値で算出。
債券市場
債券市場は、多くの国で利回りが低下
8月1日∼8月12日の債券市場は、オーストラリアとニュージーランドがそれぞれ0.25%の利下げを実施し、またイギ
リスが追加金融緩和に踏み切った影響から、世界的に投資家の利回り追求の動きが強まり、多くの国で利回りが低下(価
格は上昇)しました。また商品市況が堅調に推移するなど市場センチメントの改善が続いたことも、アジア地域の利回り
低下(価格上昇)に寄与しました。
<各国債券市場の5年債利回りの変化幅(2016/8/12 現在)>
発行国
インド
インドネシア
オーストラリア
韓国
シンガポール
タイ
台湾
中国
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
香港
マレーシア
利回り(%)
※1
7.04
6.65
1.53
1.25
1.33
1.74
0.50
2.48
1.76
3.11
6.07
0.56
3.20
7/29 比
-0.01
-0.11
-0.02
0.01
-0.10
-0.002
-0.01
※2
-0.10
-0.12
0.29
-0.13
※2
-0.08
-0.002
変化幅
3ヵ月前比
-0.38
-0.91
-0.26
-0.27
-0.23
0.25
-0.04
-0.25
-0.36
-0.22
-0.21
-0.39
-0.27
<7/29 比の変化幅>
-0.4 -0.2
0.0
0.2
0.4 (%)
1年前比
-0.90
-1.89
-0.51
-0.67
-0.68
※3
-0.30
-0.35
※4
-0.68
-0.90
-0.74
-0.58
-0.63
-0.78
※1は2016/8/11の値、※2は2016/7/28の値、※3は2015/8/11の値、※4は2015/8/10の値で算出。
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
1
為替市場
為替市場
為替市場はアジア・オセアニア通貨の多くが対円で下落
8月1日∼8月12日の為替市場は、日銀による今後の金融緩和策に対して不透明感が増したことや、オーストラリア
とニュージーランドでそれぞれ0.25%の利下げが実施された影響を受けて、アジア・オセアニア通貨の多くが対円で
下落しました。一方、台湾・ドルは7月の輸出が18ヵ月ぶりに増加に転じたことや、消費者物価指数(CPI)が市場予想
を上回り、追加金融緩和観測が後退したことなどを受けて、対円で上昇しました。
<各為替レート(対円)の騰落率(2016/8/12 現在)>
国・通貨
対円レート
インド・ルピー
インドネシア・ルピア
オーストラリア・ドル
韓国・ウォン
シンガポール・ドル
タイ・バーツ
台湾・ドル
中国・人民元
ニュージーランド・ドル
フィリピン・ペソ
ベトナム・ドン
香港・ドル
マレーシア・リンギット
1.51
0.77
77.52
9.18
75.31
2.91
3.22
15.23
72.88
2.19
0.45
13.05
25.35
7/29 比
-0.6%
-0.8%
-0.01%
-0.1%
-1.1%
-0.7%
0.9%
-1.2%
-0.9%
-0.5%
-0.7%
-0.7%
-0.5%
騰落率
3ヵ月前比
-7.4%
-5.9%
-2.9%
-1.5%
-5.2%
-5.6%
-3.8%
-8.7%
-2.0%
-6.3%
-7.0%
-7.1%
-6.3%
<7/29 比の騰落率>
-2% -1%
1年前比
-20.9%
-14.2%
-15.4%
-13.3%
-15.2%
-17.3%
-16.1%
-21.7%
-11.4%
-18.8%
-19.5%
-18.5%
-18.1%
0%
1%
2%
※インドネシア・ルピア、韓国・ウォン、ベトナム・ドンは100倍して表示。
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年8月1日∼8月12日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年8月12
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
インド
中央銀行は9日、インフレ率が約2年ぶりの高水準となったことから、政策金利を6.50%に据え置いた。
ラジャン総裁は声明で「金融政策の緩和的スタンスを維持し、流動性の適切な供給を引き続き重視して
いく」との考えを示した。
(ポイント)
28,500
(%)
7.15
株式指数(インド・ムンバイSENSEX30種)
5年債利回り
7.10
28,000
7.05
27,500
7.00
6.95
27,000
8/1
(円)
1.54
8/5
8/9
(月/日)
8/1
(ポイント)
40,000
対円レート(インド・ルピー)
8/5
8/9
長期推移(株式・対円レート(インド・ルピー))
株式
(月/日)
(円)
2.5
対円レート(右軸)
1.52
30,000
2.0
1.50
20,000
1.5
1.48
10,000
8/1
8/5
8/9
(月/日)
11/01
1.0
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
2
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年8月1日∼8月12日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年8月12
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
インドネシア
ジョコ・ウィドド大統領は1日、法人税減税を提案する意向を示した。2017年3月末にタックス・アム
ネスティ(租税特赦)法の失効を控え、同国企業の競争力を改善するため。法人税の適切な税率について
は計算中だとしているが、財務省は現在の25%から20%に引き下げる可能性を示唆している。
(ポイント)
5,500
(%)
6.75
株式指数(インドネシア・ジャカルタ総合)
5,400
6.70
5,300
6.65
5,200
5年債利回り
6.60
8/1
(円)
0.79
8/5
8/9
(月/日)
8/1
(ポイント)
6,000
対円レート(インドネシア・ルピア)
8/5
8/9
(月/日)
(円)
1.2
長期推移(株式・対円レート(インドネシア・ルピア))
0.78
5,000
1.0
0.77
4,000
0.8
0.76
3,000
株式
8/1
8/5
8/9
(月/日)
※インドネシア・ルピアは100倍して表示
対円レート(右軸)
0.6
11/01
13/01
15/01
(年/月)
※インドネシア・ルピアは100倍して表示
オーストラリア
政府は9日、国家の安全保障に「前例のない」脅威が生じているとして、テロ資金、資金洗浄(マネーロ
ンダリング)、およびネット金融不正を特定するため、サイバーインテリジェンス部門を設立した。
(ポイント)
5,600
(%)
1.60
株式指数(オーストラリア・S&P/ASX200)
5,500
1.50
5,400
1.40
8/1
(円)
79.00
8/5
8/9
5年債利回り
8/1
(月/日)
(ポイント)
7,000
対円レート(オーストラリア・ドル)
8/5
8/9
長期推移(株式・対円レート(オーストラリア・ドル))
(月/日)
(円)
120
78.00
6,000
100
77.00
5,000
80
76.00
4,000
株式
60
対円レート(右軸)
3,000
75.00
8/1
8/5
8/9
(月/日)
11/01
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
40
(年/月)
3
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年8月1日∼8月12日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年8月12
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
韓国
日経/マークイットがまとめた7月の韓国の製造業購買部担当者景気指数(PMI)は、季節調整済みで50.1
となり、6月の50.5と比べて低下した。新規輸出受注は上向いたものの、内需の弱さが響いた事が要因。
(ポイント)
2,100
(%)
1.30
株式指数(韓国・韓国総合)
5年債利回り
2,050
1.25
2,000
1.20
1,950
8/1
(円)
9.40
8/5
8/9
8/1
(月/日)
(ポイント)
2,500
対円レート(韓国・ウォン)
8/5
9.00
8.80
(月/日)
(円)
14
長期推移(株式・対円レート(韓国・ウォン))
株式
9.20
8/9
対円レート(右軸)
2,250
12
2,000
10
1,750
8
1,500
8/1
8/5
8/9
(月/日)
※韓国・ウォンは100倍して表示
6
11/01
13/01
15/01
(年/月)
※韓国・ウォンは100倍して表示
シンガポール
通産省(MTI)は11日、2016年の実質国内総生産(GDP)の伸び率見通しを従来の前年比1.0∼3.0%から
1.0∼2.0%に下方修正した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)や中国の債務リスク拡大に伴う世界
経済の減速、内需減退など、景気の先行きに懸念材料が目立つことが背景。
(ポイント)
2,900
株式指数(シンガポール・ST)
(%)
1.50
2,850
1.40
2,800
1.30
2,750
5年債利回り
1.20
8/1
(円)
77.00
8/5
8/9
(月/日)
8/1
(ポイント)
4,000
対円レート(シンガポール・ドル)
8/5
8/9
長期推移(株式・対円レート(シンガポール・ドル))
(月/日)
(円)
95
76.00
75
2,000
75.00
株式
対円レート(右軸)
55
0
74.00
8/1
8/5
8/9
(月/日)
11/01
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
4
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年8月1日∼8月12日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年8月12
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
タイ
商務省が1日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比0.1%上昇となり、4ヵ月連続の上昇となっ
た。食品とたばこの価格上昇が要因。
(ポイント)
1,600
(%)
1.75
株式指数(タイ・SET)
5年債利回り
1,550
1.70
1,500
1,450
1.65
8/1
(円)
2.95
8/5
8/9
8/1
(月/日)
(ポイント)
2,000
対円レート(タイ・バーツ)
8/5
8/9
長期推移(株式・対円レート(タイ・バーツ))
株式
(月/日)
(円)
5.0
対円レート(右軸)
1,600
4.0
1,200
3.0
2.90
2.0
800
2.85
8/1
8/5
8/9
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
台湾
日本経済新聞社とマークイットが発表した7月の台湾製造業購買担当者景況指数(PMI)は51.0と、前月
の50.5から上昇し、4ヵ月ぶりの高水準となった。輸出受注が小幅ながら過去18ヵ月で最大の伸びを
示した。
(ポイント)
9,400
株式指数(台湾・加権)
(%)
0.53
5年債利回り
0.52
9,200
0.51
9,000
0.50
8,800
0.49
8/1
(円)
3.30
8/5
8/9
(月/日)
8/1
(ポイント)
12,000
対円レート(台湾・ドル)
8/5
8/9
長期推移(株式・対円レート(台湾・ドル))
株式
(月/日)
(円)
5
対円レート(右軸)
3.25
10,000
4
3.20
8,000
3
2
6,000
3.15
8/1
8/5
8/9
(月/日)
11/01
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
5
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年8月1日∼8月12日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年8月12
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
中国
国家統計局が12日に発表した7月の主要経済指標は、鉱工業生産額が前年同月比6.0%増。同局は足元の
経済状況について「上がり下がりの波はあるものの、全体としては良い方向へ向かっている」との認識を
示した。
(ポイント)
3,100
(%)
2.70
株式指数(中国・上海総合)
5年債利回り
2.60
3,000
2.50
2.40
2,900
8/1
(円)
15.50
8/5
8/9
8/1
(月/日)
8/5
(ポイント)
対円レート(中国・人民元)
8/9
長期推移(株式・対円レート(中国・人民元))
(月/日)
(円)
6,000
30
株式
15.40
対円レート(右軸)
4,000
20
2,000
10
15.30
15.20
0
15.10
8/1
8/5
8/9
0
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
ニュージーランド
中央銀行は11日、政策金利を0.25%引き下げ、過去最低の2.0%とした。また、今後最低1回の追加利
下げが必要になるとの見方を示唆した。
(ポイント)
7,400
(%)
1.90
株式指数(ニュージーランド・NZSX 浮動株50)
5年債利回り
7,350
1.80
7,300
7,250
1.70
7,200
8/1
(円)
74.0
8/5
8/9
(月/日)
8/1
(ポイント)
8,000
対円レート(ニュージーランド・ドル)
8/5
8/9
長期推移(株式・対円レート(ニュージーランド・ドル))
株式
(月/日)
(円)
110
対円レート(右軸)
73.0
6,000
90
72.0
4,000
70
71.0
2,000
8/1
8/5
8/9
(月/日)
11/01
50
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
6
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年8月1日∼8月12日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年8月12
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
フィリピン
中央銀行は11日、政策金利を予想通り3.0%に据え置いた。景気は力強いとし、インフレ率はこの先も抑
制されると予想している。
(ポイント)
8,100
(%)
3.50
株式指数(フィリピン・フィリピン総合)
5年債利回り
8,000
3.00
7,900
7,800
2.50
7,700
8/1
(円)
2.20
8/5
8/9
8/1
(月/日)
(ポイント)
9,000
対円レート(フィリピン・ペソ)
2.15
8/5
8/9
(月/日)
(円)
3.0
長期推移(株式・対円レート(フィリピン・ペソ))
7,500
2.5
6,000
2.0
株式
4,500
1.5
対円レート(右軸)
2.10
3,000
8/1
8/5
8/9
1.0
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
ベトナム
2016年1∼7月期のベトナムの財政赤字は78兆5,000億ドン(約3,570憶円)で、国会が定めた通年の上
限の31%に収まっている。財務次官は、年々歳出の確保が困難になる一方、歳出が増加傾向にあること
から、財政赤字の上限を超えないためには支出の切り詰めが必至との考えを示した。
(ポイント)
680
(%)
6.30
株式指数(ベトナム・VN)
5年債利回り
660
6.20
640
6.10
620
6.00
600
8/1
(円)
0.47
8/5
8/9
8/1
(月/日)
(ポイント)
700
対円レート(ベトナム・ドン)
0.46
8/5
0.5
500
0.4
株式
対円レート(右軸)
300
8/5
※ベトナム・ドンは100倍して表示
8/9
(月/日)
(円)
0.6
600
400
8/1
(月/日)
長期推移(株式・対円レート(ベトナム・ドン))
0.45
0.44
8/9
11/01
0.3
0.2
13/01
15/01
(年/月)
※ベトナム・ドンは100倍して表示
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
7
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年8月1日∼8月12日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年8月12
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
香港
政府観光局(HKTB)によると、7月に香港を訪れた旅行者(速報値)は前年同月比2.6%増で、14ヵ月ぶ
りにプラスに転じた。主力の中国本土客が増えて全体を押し上げたことが要因。
(ポイント)
23,000
(ポイント)
10,000
株式指数(香港ハンセン指数、H株)
ハンセン指数
H株(右軸)
(%)
0.60
5年債利回り
0.58
22,500
9,500
0.56
22,000
9,000
21,500
8,500
8/1
(円)
13.40
8/5
8/9
0.54
0.52
8/1
(月/日)
8/5
(ポイント)
30,000
対円レート(香港・ドル)
8/9
長期推移(株式・対円レート(香港・ドル))
(月/日)
(円)
20
13.20
20,000
10
株式(ハンセン指数)
13.00
対円レート(右軸)
10,000
12.80
8/1
8/5
8/9
0
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
マレーシア
統計局が11日に発表した6月の鉱工業生産は前年比5.3%増と、5月の2.7%増から加速し、市場予想の
2.8%増も上回った。鉱山、製造業、電力部門が好調だったことが要因。
(ポイント)
1,700
(%)
3.30
株式指数(マレーシア・FTSEブルサマレーシアKLCI)
5年債利回り
1,680
3.25
1,660
3.20
1,640
3.15
1,620
8/1
(円)
8/5
8/9
(月/日)
8/1
(ポイント)
対円レート(マレーシア・リンギット)
25.50
8/5
8/9
長期推移(株式・対円レート(マレーシア・リンギット))
2,100
24.50
対円レート(右軸)
1,900
35
1,700
30
1,500
25
1,300
8/1
8/5
8/9
(月/日)
(円)
40
株式
25.00
(月/日)
11/01
20
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
8
アジア・オセアニア地域の状況
アジア・オセアニアのニュースがよく分かる
アジオセ辞典
今回のテーマは・・・白物家電
【白物家電】しろものかでん
一般の生活に深く関係した家電製品の一般名称。生活家電や家事家電ともよばれる。冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、炊
飯器など。普及し始めた当初は白い塗装が多かったことから「白物」と呼ばれる。英語ではHome appliance。
(出所)各種資料より岡三アセットマネジメント作成
韓国の家電販売が復調
∼製品の「高級化」が奏功∼
韓国の家電販売が復調しています。LG電子が7月28日に
発表した2016年4∼6月の連結業績(暫定)で、本業のもうけ
を示す営業利益は前年同期に比べ2.4倍の5,846億ウォンと
なりました。好業績を支えたのは高級ブランド「シグニチャ
ー」シリーズを打ち出した生活家電とテレビ事業です。
同4∼6月期の生活家電事業の営業利益は4,337億ウォンと
前年同期比で約5割増加しました。テレビ事業も赤字から
3,567億ウォンの黒字に転換しました。
LG電子は2016年以降、プレミアム家電市場に進出してい
ます。前述の「シグニチャー」シリーズは、性能とデザイン
の両面で最高級を追求した商品群で現在はテレビ、冷蔵庫、
洗濯機、空気清浄器、オーブン、食洗機がラインナップされ
ています。
冷蔵庫は2回ノックすると、ガラス製の扉が透明になり扉
を開けずとも中を確認することができるほか、下部のセンサ
ーが人の足を認識して扉が自動に開いたり、利便性の高いも
のとなっています。さらに、新開発のコンプレッサーを採用
することで冷蔵庫本来の性能も高めています。
洗濯機はドラム式と縦型洗濯機を組み合わせた従来にない
もので、容量に応じて使い分けることができるほか、上着と
下着を分けて洗濯することができる点などが消費者の心をつ
かみ、関連製品は韓国で計画の2倍以上のペースで売れてい
ます。
サムスン電子も家電部門の売り上げを伸ばしています。
7月28日に発表した2016年4∼6月期の連結決算で、営業
利益は8兆1,400億ウォンと前年同期比で18%増となりまし
た。家電などを取扱うCE(コンシューマー・エレクトロニク
ス)部門の営業利益は、前年同期比で約5倍の1兆300億ウォ
ンにまで拡大しました。画面の中央が窪んだ曲面タイプのテ
レビはリオデジャネイロ五輪などのスポーツイベントに合わ
せた販促が奏功し売り上げを伸ばしています。
冷蔵庫は21.5型のフルHD対応タッチパネルディスプレイ
を搭載するほか、スマートフォンと連動して冷蔵庫内の食材
の状況を外出先で映像で確認することができます。また冷蔵
庫のディスプレイをタッチするだけで必要な商品を購入する
ことができるサービスも提供するなど、最新技術を活用した
製品を打ち出しています。
サムスン電子・LG電子 生活家電部門の営業利益
(億ウォン)
12,000
10,300
2015年4-6月期
10,000
2016年4-6月期
8,000
6,000
4,000
4,337
2,918
2,100
2,000
0
サムスン電子
LG電子
家電の世界シェア(2015年)
薄型テレビ
冷蔵庫
洗濯機
1
サムスン
電子(韓)
ハイアール・
グループ(中)
ハイアール・
グループ(中)
2
LG電子(韓)
ワール
プール(米)
ワール
プール(米)
3
ソニー
エレクトロラックス
(スウェーデン)
美的集団(中)
4
ハイセンス(中)
LG電子(韓)
LG電子(韓)
5
スカイワース(中)/
TCL(中)
サムスン
電子(韓)
エレクトロラックス
(スウェーデン)
LG電子:洗濯機
上がドラム、下が縦型
サムスン電子:TV
画面が曲面
LG電子、サムスン電子の家電部門は高級化により2014年後半を底に営業利益は拡大傾向にあります。しかし、現
在市場をリードしている中国メーカーや、近年、力を付けつつある新興国の地場メーカーに打ち勝ち、新興国市場の
取り込みが出来るか否かに注目が集まります。
(出所)各社HP、その他各種資料をもとに岡三アセットマネジメント作成
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
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9
アジア・オセアニア地域の状況
川のサファリパーク?
岡三アジオセ新聞
川のサファリパーク
∼ シ ン ガ ポ ー ル ・ アマ ゾン リ バ ー ク エス ト∼
リバーサファリで最も人気のある
アトラクションが﹁アマゾンリバー
クエスト﹂です。
ボートで川を下りながら、アマゾ
ン川流域に生息するジャガーやカピ
バラ、ブラジルバク、フラミンゴな
ど約30種類の野生動物を、触れら
れそうなほどの距離で見ることがで
きます。但し、その日にどんな動物
が見られるかは運次第です。
10分程度の川下りの途中にはト
ンネルをくぐったり、急流を下った
りと、乗り物としても十分楽しむこ
とができます。
なお、アマゾンリバークエストは
完全予約制のアトラクションですの
で、リバーサファリ入場前にオンラ
インサイトで予約するか、入場後に
チケットカウンターで予約をするこ
とを忘れないようにしましょう。
日本は夏本番を迎えておりますが、
アマゾンリバークエスト
皆様体調など崩されてはおりません
でしょうか?暑い日は涼を求めて海
やプールなど水辺に向かう方も多い
かと思います。
今回は﹁川﹂に焦点をあてたシン
ガポールのサファリパークを特集し
ます。
20 13年 に シン ガポ ー ルに オー
プンした﹁リバーサファリ﹂は、
世 界 中の 8つ の 大 河 ︵ミ シ シッ ピ川 、
コ ン ゴ 川 、 ナ イ ル川 、 ガ ン ジ ス 川 、
メアリー川 、メコン川 、長江、アマ
ゾ ン川 ︶ を 再 現 し 、そ こ に 生息す る
生 物を間近 に 見 るこ とが で きる野生
動物公園です。
広 大 な 敷 地 に は6 千 頭 以 上の 生 物
が 生 息 し てお り 、 この な か に は絶 滅
危 惧 種 に 指定 さ れ て い る 40 種 類の
動物も含まれています。
なお、長江エリ
アではジャイアン
トパンダも飼育さ
れています。パン
ダとの間にガラス
はなく、生のパン
ダを見ることがで
きます。
2016年(平成28年)8月16日(火曜日)@岡三アセットマネジメント(隔週発行)
2016年
8月16日
火曜日
それぞれのエリアでの見どころをご紹介!
【ミシシッピ川】Mississippi River
【メコン川】Mekong River
重さが最大100㌔を超えるワニガメや
ヘラのように長く飛び出た鼻から微弱
電流を流して餌を探知するヘラチョウ
ザメ、世界最大級の淡水魚アリゲー
ターガーなどを見ることができます。
巨大なパノラマ水槽には、コイ科では
世界最大級のバーカーホーや最長3.2
m、体重300㌔を超えるメコンオオナ
マズなどが飼育されています。
右図上:ワニガメ、右図下:ヘラチョウザメ
【コンゴ川】Congo River
メタリックに輝く体色が美しいコンゴ
テトラやシクリッドなど、色鮮やかな
熱帯魚を見ることができます。
右図:コンゴテトラ
【ガンジス川】Ganges River
独特の細長い口ときのこのような鼻を
もつ絶滅危惧種インドガビアルや人を
襲うこともあると言われる巨大淡水魚
グーンチキャットフィッシュなどをみ
ることができます。
右図:インドガビアル
【メアリー川】Mary River
メアリー川はオーストラリア最長の川
です。原始的な特徴をよく残すオース
トラリア肺魚などに珍しい魚を見るこ
とができます。
右図:オーストラリア肺魚
【長江】(Yangtze River:揚子江)
長江エリアで最も人気があるのは先述
したジャイアントパンダです。パンダ
舎にはレッサーパンダも放し飼いにさ
れています。
右図:レッサーパンダ
【ナイル川】(River Nile)
「アフリカの牙」の異名を持ち、ナイ
フのような鋭い歯をもつタイガー
フィッシュを見ることができます。
右図:タイガーフィッシュ
(出所)各種資料等より岡三アセットマネジメント作成
岡三アセットマネジメントについて
商号:岡三アセットマネジメント株式会社
当社は、金融商品取引業者として投資運用業、投資助言・
代理業および第二種金融商品取引業を営んでいます。
登録番号:関東財務局長(金商)第370号
加入協会:一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
投資信託に関するご質問は、フリーダイヤルまでお気軽に
お問い合わせ下さい。
0120-048-214(営業日の9:00-17:00)
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
10
皆様の投資判断に関する留意事項
【投資信託のリスク】
投資信託は、株式や公社債など値動きのある証券等(外貨建資産に投資する場合は為替リスクがあ
ります。)に投資しますので、基準価額は変動します。従って、投資元本が保証されているもので
はなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
投資信託は預貯金と異なります。投資信託財産に生じた損益は、すべて投資者の皆様に帰属します。
【留意事項】
• 投資信託のお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適用はあり
ません。
• 投資信託は預金商品や保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
また、登録金融機関が取扱う投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
• 投資信託の収益分配は、各ファンドの分配方針に基づいて行われますが、必ず分配を行うものではなく、ま
た、分配金の金額も確定したものではありません。分配金は、預貯金の利息とは異なり、ファンドの純資産
から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。分配金は、計算
期間中に発生した収益を超えて支払われる場合があるため、分配金の水準は、必ずしも計算期間における
ファンドの収益率を示すものではありません。また、投資者の購入価額によっては、分配金の一部または全
部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金
額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
【お客様にご負担いただく費用】
„ お客様が購入時に直接的に負担する費用
購 入 時 手 数 料 :購入価額×購入口数×上限3.78%(税抜3.5%)
„ お客様が換金時に直接的に負担する費用
信託財産留保額:換金時に適用される基準価額×0.3%以内
„ お客様が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬)の実質的な負担
:純資産総額×実質上限年率2.052%(税抜1.90%)
※実質的な負担とは、ファンドの投資対象が投資信託証券の場合、その投資信託証券の信託報酬を含めた
報酬のことをいいます。なお、実質的な運用管理費用(信託報酬)は目安であり、投資信託証券の実際
の組入比率により変動します。
その他費用・手数料
監 査 費 用:純資産総額×上限年率0.01296%(税抜0.012%)
※上記監査費用の他に、有価証券等の売買に係る売買委託手数料、投資信託財産に関する租税、信託事
務の処理に要する諸費用、海外における資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息、
借入金の利息等を投資信託財産から間接的にご負担いただく場合があります。
※監査費用を除くその他費用・手数料は、運用状況等により変動するため、事前に料率・上限額等を示すことは
できません。
●お客様にご負担いただく費用につきましては、運用状況等により変動する費用があることから、事前に合計金額若しくは
その上限額又はこれらの計算方法を示すことはできません。
【岡三アセットマネジメント】
商
号:岡三アセットマネジメント株式会社
事 業 内 容:投資運用業、投資助言・代理業及び第二種金融商品取引業
登
録:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第370号
加 入 協 会:一般社団法人 投資信託協会/一般社団法人 日本投資顧問業協会
上記のリスクや費用につきましては、一般的な投資信託を想定しております。各費用項目の料率は、委託会社で
ある岡三アセットマネジメント株式会社が運用する公募投資信託のうち、最高の料率を記載しております。投資
信託のリスクや費用は、個別の投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前に、個別の投資信
託の「投資信託説明書(交付目論見書)」の【投資リスク、手続 ・手数料等】をご確認ください。
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