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豊田合成株式会社 本社・春日工場・稲沢工場 1/2 - TOTO:COM-ET
豊田合成株式会社 本社・春日工場・稲沢工場 本社外観 1/2 本社3Fトイレ図面 トイレ改修前より、大便器は洋式便器にウォシュレットが設置されているが、 床・壁がタイル仕上げで、湿式清掃を行っていたため、清掃後の床濡れや においの発生に対して、改善を求める声が上がっていた。 本社3Fトイレ 改修に伴い、油汚れに強く、滑りにくい長尺シートの床仕上げに変更。 ブ ブース扉は、便器をあらわにせず、かつブースの空き状況がわかるように、 扉は 便器をあらわ ず か ブ 空き状況がわかるよう 45度の角度で止まるように設定されている。 春日工場内トイレ図面 大便器は、節水性の高いエコ技術を搭載し、シンプルなデザインで空間を すっきり見せるRESTROOM ITEM 01を採用。壁掛式便器で、床面の清掃性に 優れている。 豊田合成株式会社は、トヨタ系の合成樹脂、ゴム製品の部品メーカー。 発光ダイオード(LED)など非自動車部門にも注力。 本社・春日工場では、自動車の基本性能を支える機能部品を製造している。 本社3Fトイレ改修前 本社3Fトイレ 本社3Fトイレ クリーンドライをカウンターにスッキリと納めた洗面コーナー。洗面器の間に クリーンドライを設置することで、手洗い後の床への水垂れを防いでいる。 荷物配慮として、ドライエリアとなる鏡下に棚を設置している。 本社3Fトイレ 小便器は、床面の清掃性のよい壁掛式自動洗浄小便器を採用。外部からの お客様 利用もある お客様の利用もあるフロアのため、傘などの手荷物を掛けられるよう、壁に ため 傘など 手荷物を掛けられるよう 壁 フックを設けた。 春日工場内既設トイレ 前回の改修トイレでは、明るいナチュラルカラーの木目調の内装材を採用し、 ライニング前板のカラーを男女で色分けした。(男子:グレー・女子:レッド) 春日工場内男子トイレ 3期目は、男性トイレ内装材のアクセントカラーをブルーに設定。衛生面に配慮 し してノンタッチで使用できる自動水栓を採用し、水垂れしないように洗面器の タ 使用 きる自動水栓を採用し 水垂れしな よう 洗面器 間にクリーンドライを設置した。 春日工場内トイレ 無機質になりがちな工場内トイレに、初年度モデルのナチュラルカラーの 木目調パネルを採用し、温かみのある空間とした。本社トイレの仕様に合わ せ、ブースの中が見えにくいように、扉角度をつけている。 春日工場内男子トイレ 小便器は、床面の清掃性のよい壁掛式自動洗浄小便器を採用。 衛生面に 配慮し 小便器はオ ト洗浄タイプを採用する と 非接触を実現 配慮し、小便器はオート洗浄タイプを採用することで非接触を実現。 2016.09 作成 無断複製・転載禁止 (C) TOTO. LTD. 2016 All Rights Reserved 31020 豊田合成株式会社 本社・春日工場・稲沢工場 春日工場内女子トイレ 女性トイレも男子トイレ同様、ブースに木目調パネルを使用。3期目のモデルと して、女性トイレは、淡いピンク色をアクセントカラーに用いて、女性らしく やわらかい空間を演出している。 稲沢工場内トイレ図面 2/2 稲沢工場外観 稲沢工場は、自動車の内外装部品を製造。1967年に稼動を開始し、今年で 49年目を迎える。 稲沢工場内食堂厨房トイレ 大便器は、連続使用できるフラッシュタンク式トイレに、電源工事が不要な エコリモコンを搭載したウォシュレットPSを採用。最奥のブースには、着替えや 荷物置きとして利用できるフィッティングボードを設置。 3交代勤務の従業員に対応するため、早朝から深夜まで稼動する食堂の厨房 トイレ。すべてのブースに洋式便器を採用し、衛生性と厨房従業員への負担に 配慮し、乾式清掃に変更した。 稲沢工場食堂厨房トイレ 稲沢工場食堂手洗い 稲沢工場内トイレ トイレサインは、四方向に向けてどの方角からも見やすいように、目に留まり やすいオブジェサインとなっている。 稲沢工場内男子トイレ 稲沢工場内女子トイレ 食堂厨房トイレには、出入り口付近に、大きな洗面ボウルのマルチシンクに、 ノンタッチで使用できる自動水栓を設置し、衛生面に配慮している。 建築概要 稲沢工場内女子トイレ 名 称 所 在 地 愛知県清須市春日長畑1番地 ほか 施 主 豊田合成株式会社 設 計 豊田合成株式会社 施 工 TGメンテナンス株式会社 竣工年月 男子トイレは、 春日工場トイレと同様に、3期目のモデルカラーである ブ ブルーがアクセントカラー。手洗い兼掃除用として、ボウル面が深い が クセ トカ 手洗 兼掃除用とし ボウ 面が深 洗濯流しを採用。手を差し伸ばして、しっかり手洗いができる。 豊田合成株式会社本社・春日工場,稲沢工場 (改修)2016年1月 食堂の一角に設けられた洗面コーナー。感染予防対策として、ノンタッチで 使用できる自動水栓を採用し、食事の前後に、手洗いが励行できるように 配慮されている。 水まわりの特長 <改修の経緯> 豊田合成株式会社は、トヨタグループの主要企業として、ゴム・樹脂を中心 とした自動車部品及びLEDを開発・生産し、グローバルサプライヤーとして 事業展開している。2013年から職場環境改善の一環として、 5ヵ年計画の トイレ改修を実施。改修にあたり、本社と工場の計5ヶ所にモデルトイレを設 置し、従業員へのアンケート調査を基に、「来客用トイレ」「事務所トイレ」 「工場内トイレ」の3パターンのトイレ仕様を決め、洗面器や小便器のピッチ 寸法や大便器ブース寸法などの基準整備を実施。初年度は、本社ビルトイ レ、春日工場トイレ、稲沢工場事務棟トイレ3ヶ所を対象に、来客の多いフロ アを優先的に改修。2期目の改修を踏まえ、今回3期目の改修に至る。 <トイレの特長> 今回の改修では、初年度に定めた寸法基準に準じつつ、器具には、連続使 用できるフラッシュタンク式便器や床の清掃性に優れた壁掛式自動洗浄小 便器などの最新機種を採用し、節水性・機能性・快適性をより向上させてい る。3期目のモデルとして、内装材に初年度と同素材を使用しながら、アク セントカラーで変化をつけている。5年の改修計画で、毎年、トイレ空間に変 化をつけることで、従業員の目を楽しませつつ、仕事の合間に気分転換で きる空間として、進化させている。 女性トイレは、 春日工場トイレと同様に、3期目のモデルカラーであるピンク色 を クセ トカ をアクセントカラーとしている。狭い空間を有効に使うため、ブース開口部に とし る 狭 空間を有効 使うため ブ 開 部 引き戸を採用した。 2016.09 作成 無断複製・転載禁止 (C) TOTO. LTD. 2016 All Rights Reserved 31020