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門真市立沖小学校 外観 1971年に新築した校舎は、築45年が経過し老朽化が目立っていたが、大規模 改修により外壁はオレンジ色を基調とした明るい雰囲気に塗り替えられた。 大便器ブース 大便器はオートクリーンCとの組み合わせで洗浄水量5.5Lを実現。将来的に ウォシュレットへの変更にも対応できるよう、各ブース内に電源を設けている。 小便器コーナー トイレ入口 校舎の内装は、木質調でぬくもりのある教育環境を創出。 トイレ入口は、大きな開口部に、ひと目で男女トイレがわかるように、 床の色に変化をつけている。 職員用 男性トイレ 小便器コーナー 壁材は、ヨーロッパの紋章をモチーフにしたハイドロセラ・ウォール紋様柄を、 床は防汚・防臭機能を備えたハイドロセラ・フロアを採用。ライニング部分の 天板もダークブラウンの木目で落ち着いた空間を演出。 低リップ大便器 2階は低学年の教室があるため、小柄な体格の児童が使いやすいように 低リップ大便器を採用。使用中の姿勢保持や立ち座りをサポートするL型 手すりを、すべてのブースに設置している。 児童用トイレ 図面 改修後はすべての大便器を洋式にした。 小便器まわりの壁・床には、防汚・防臭機能を備えた ハイドロセラ・ウォールとハイドロセラ・フロアを採用している。 建築概要 洗面コーナー 名 称 所 在 地 大阪府門真市沖町28-1 施 門真市 主 実施設計 株式会社岡本設計 工事監理 株式会社前田都市設計 施 日本土建工業株式会社 工 竣工年月 小便器は、尿石の付着やニオイの元となるアンモニアの発生を抑制しながら、 大幅な節水を実現する 大幅な節水を実現するUFS900系。壁・床材には、防汚・防臭機能を備えた 系 壁 床材 は 防汚 防臭機能を備えた ハイドロセラ・ウォールとハイドロセラ・フロアを採用。 門真市立沖小学校 (改修)2016年3月 その他の水まわり 保健室にはケガをした患部を洗い流したり、プールで冷えた体を温めることが できるようシャワールームを設けている。 改修前 大便器はすべて和式便器。清掃方法は床清掃に水を使う湿式清掃。 ブース壁の傷みも目立ち、においも発生していた。 水まわりの特徴 <改修の経緯> 門真市では、「人・まち・“元気”体感都市 門真」の実現に向けて将来を担う 子どもが育つ学校施設の充実を図るため、小中学校の大規模改修を実施。 沖小学校は人口増加に伴い1971年に本校舎を新築。その後、児童数の増 加に合わせて校舎の増築を行ってきたが、築45年が経過し施設の劣化が 進んだため、設計・工事の3年計画で大規模改造工事を実施。現在、第1期 工事まで完了しており、第2期工事では多機能トイレの設置も予定されてい る。 <トイレの特長> トイレの改修の器具選定は、2013年度に先立って改修された同市立五月 田小学校のトイレ改修後の評価に基づいて実施。大便器は全洋式化とし、 特に低学年の教室がある2階ではすべての大便器に低リップタイプを採用。 さらに、改修後の清掃方法は乾式清掃を採用している。また、ハイドロセラ・ ウォールとハイドロセラ・フロアを改修前にモニターで設置したところ、にお いを軽減する効果が認められたため、校内すべての小便器まわりの壁と床 材に採用。職員用男性トイレでは、ヨーロッパの紋章をモチーフとした紋様 柄を採用し、ホテルを想起させる落ち着いた空間と評価されている。 白いカウンターとクリスタルアクアのボウルが、やさしくさわやかな印象を 与える 水栓金具は衛生面と節水性 配慮し 与える。水栓金具は衛生面と節水性に配慮し、ノンタッチで水の出し止めが タ 水 出し止めが できる自動水栓を採用。 2016.07 作成 無断複製・転載禁止 (C) TOTO. LTD. 2016 All Rights Reserved 29294