Q 管財課で試行したレイアウトはどのようなものですか？ 班 班

第 22 号（2016.3） 発行：管財課
今号では、執務室のレイアウトなどについてお話しします。
管財課では｢生産性の向上｣を目的とした執務室レイアウトの変更（試行）を行いました！
Ｑ 管財課で試行したレイアウトはどのようなものですか？
■
これまでのレイアウト
各班の机を集めた
従来のレイアウト
班
班
班
班
■
これまでのレイアウトは、
決裁ルート重視の縦長の
配置で、班長と班員の距
離感が課題と考えられま
した。
またパソコン画面等が班
員のコミュニケーション
の障害となることもあり
ました。
試行したレイアウト
各班の人（いす）を集
めたレイアウト
机の方向を変える
ことで、人を中心に
した形に変更し、中
央に小型机も設け
て、班員の打合せが
活発にできる配置と
しました。
班
班
班
近年のオフィスは、情報の共有による知識創造が特に重要になっています。
知識創造を促す仕組を持った場は｢知識創造型ワークプレイス｣と呼ばれ、
民間企業での導入事例が多くあります。
班
これまでのレイアウト
班長と班員の距
離感がややある。
決裁ルート重視で、窓
際に課長、出入り口側
に若手職員が配置。
課長
ＰＣ画面や書類がコ
ミュニケーションを阻
害。
各班は島型
班
班内の打合せは、自
席を離れ、別の場所
で行う。
若手職員
レイアウト変更のねらい
中央に小型机を配置し、
振り返って打合せがで
きるようにする。
→班内の情報共有の場
を設ける。
班員のパソコン画面が
見える。
→仕事の状況が分か
る。
班
課長代理
課長～！
（課員にも自然
と情報共有）
課長
席次の上下を配慮しない配置。
→配置の自由度を高めるとと
もに、班単位のチームで仕事を
することを意識した配置とす
る。
班
あえて複雑な動線とする。
→他班の仕事を見ながら、ふら
ふら歩いて、仕事のヒントを得
やすくなる。
オフィスレイアウトは様々なものがあります。
わが国では多くのオフィスが①の
｢対向式｣を採用していますが、その他
にも様々なレイアウトがあります。
オフィスのレイアウトは、働く人の作
業効率を左右するため、業務内容や形
態に合ったレイアウトを採用する必要
があります。
また、個人の固定の机を設けずに共
用して利用するノンテリトリアルオフィ
ス（フリーアドレスオフィス）についても、
書類の電子化とともに検討していく必
要があります。
（図出典）総解説ファシリティマネジメント
管財課のレイアウトは、⑧の｢ベンゼン型｣を意識しています。既存の事務机
を使って、工夫できないか検討しました。
誰でもできるＦＭ
簡単なペンキ塗りは職員でもできる！
建物修繕の簡易な作業については、お金をかけず
に職員で対応していくことも必要となります。
管財課ではレイアウト変更に伴い、壁面の美観が
課題となりました。10 ㎡程度の塗装が必要となり
ましたが、職員で実施することで、迅速かつ安価に
対応できました。
県有施設は半数以上が老朽化の目安とされる築
30 年を超え、数多くの修繕が必要となってきます。
その中には職員で対応できる修繕もあると考えて
いますので、ぜひ挑戦してみてください。
やってみると、短時間で簡
単にできました。（できばえ
も良い感じ！？）
次号以降も、少しずつ掘り下げて
ファシリティマネジメントを紹介
していきます。
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塗装作業の様子