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7-9月GDP、日銀会合で補正予算上積みや追加緩和への思惑に 業績面
Weekly Market Research Report 2015年11月16日号 今週の POINT 国内株式市場 7-9月GDP、日銀会合で補正予算上積みや追加緩和への思惑に 今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 - ぐるなび【 東証1部 2440 】ほか テーマ別分析 7-9月期GDP発表後は介護ロボットと農業ドローンに注目 話題のレポート 円高前提の企業群(みずほ証券) スクリーニング分析 第2四半期高進捗銘柄のリバウンドを意識 業績面の安心感と需給妙味で注目 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 1 展望 今週の市場見通し Vol. 143 Weekly 2015 11 16 国内株式市場 マーケット概観 3 新興市場 4 米国株式市場 2 3 マーケットを読む 今週の分析銘柄 為替市場 米ドル/円予想レンジ 6 債券市場 債券先物・長期国債利回り予想レンジ 6 今週のポイント 7 日経平均株価 8 FISCO Selection 読者の気になる銘柄 テクニカル妙味銘柄 4 5 カテゴリー考察 5 ぐるなび〈2440〉東証 1 部 9 オイシックス〈3182〉マザーズ 10 オプティム〈3694〉東証 1 部 11 アドバネクス〈5998〉東証 1 部 12 土木管理総合試験所〈6171〉東証 2 部 13 クラリオン〈6796〉東証 1 部 14 アドバンテッジリスクマネジメント〈8769〉JASDAQ 15 空港施設〈8864〉東証 1 部 16 日本郵政〈6178〉東証 1 部 17 三菱 UFJ フィナンシャル・グループ〈8306〉東証 1 部 17 三菱 UFJ フィナンシャル・グループ〈8306〉東証 1 部 18 カドカワ〈9468〉東証 1 部 18 テーマ別分析 19 スクリーニング分析 20 先週の話題レポート 21 信用需給動向 22 連載コラム 2 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の市場見通し 国内株式市場 マーケット概観 7-9 月 GDP、日銀会合で補正予算上積みや追加緩和への思惑に ■日経平均は 7 連騰、郵政グループ 3 社は好調 7-9 月期の GDP については、中国経済の減速や国内消費の低 迷を背景に 2 四半期連続でマイナス成長になると予想されて 先週の日経平均は上昇。6 日の米国市場では、予想を上回る いる。予想通りのマイナス成長となれば、今年度補正予算によ 雇用統計の結果を受けて、年内利上げへの思惑が高まり銀行株 る景気の下支えを求める声が強まっていることから、補正予算 に買いが広がっていた。これが好感されるなか、週明け 9 日の が上積みされるとの期待が高まる可能性がある。 日経平均は一時 400 円を超える大幅高から始まった。その後 も、経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通しの引き下 ■FOMC 議事録公表で 12 月利上げ確実視か げが嫌気される局面などもみられたが、押し目買い意欲の強さ が窺える展開が続いた。 米国では 18 日に FOMC(10 月 27、28 日分)の議事録が公表 とりわけ市場のセンチメントを明るくさせたのが、日本郵政 される。米国が 12 月利上げへの見方を固めてくる可能性によ <6178>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>の郵政グ り、波乱含みの局面もありそうだ。ただし、日本市場にも影響 ループ 3 社の好調であろう。また、メガバンクは週末に決算を が波及する可能性があるが、利ざや拡大を期待する格好から、 控えていたが、決算を前に買い戻しと見られる流れが強まっ 銀行や保険などには関心が集まりやすい。その他経済イベント た。地銀の決算なども買い安心感につながっている。 では、17 日に 11 月の独 ZEW 景況感指数、10 月の米鉱工業生産 さらに、米アップル下落の影響から売りが先行した村田製 が発表される。18、19 日にアジア太平洋経済協力会議(APEC) <6981>、TDK<6762>、日東電<6988>などが切り返すなど、売り 首脳会議がフィリピンで開かれるほか、18 日から 22 日まで東 込みづらい需給状況に。短期的な過熱感などから、日経平均は 南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議・関連会合がマレーシア 週末こそ 8 営業日ぶりに反落となったが、日中の動きを表すロ で開かれる。 ーソク足は、7 営業日連続で終値が寄付き価格を上回る陽線を 形成している。 ■金融や小売セクターに注目、地政学リスクに警戒 ■7-9 月期 GDP と日銀会合に注目 物色としてはメガバンクなど金融セクターや 10 月の訪日外 国人客数の発表から小売セクターなどの動向にも注目したい。 決算発表がピークを通過した。今後は業績内容を改めて見直 一方で、フランスの首都パリ市内と郊外の少なくとも 3 ヶ所で す動きのほか、18、19 日に日銀が金融政策決定会合を開くこ 13 日夜、同時多発的に銃撃や爆発が発生した。欧州で頻発す とから、追加の緩和政策への期待などが手掛かり材料になりそ るテロに対する地政学リスクへの警戒感が高まる可能性があ うだ。市場コンセンサスでは現状維持とみられており、追加緩 る。その他、国際エネルギー機関(IEA)はイラクやロシア、 和は 12 月と予想されている。過度なサプライズを期待する流 サウジアラビアの記録的な供給によって石油在庫が過去最大 れにはならないであろうが、16 日に 7-9 月期の国内総生産 の 30 億バレルに達しており、更なる原油価格の下落を招く可 (GDP、速報値)が発表されるため、内容次第では追加緩和へ 能性があるとの認識を示している。資源価格下落の影響が資源 の期待が高まる。 関連への重石となる可能性もありそうだ。 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の市場見通し 国内株式市場 新興市場 短期物色中心でもみ合いか、ロゼッタなどが IPO ■7-9月期GDP発表で政策期待が高まる展開も想定 マザーズ指数 今週の新興市場は、全体としてはもみ合いか。外部環境の 不透明感が強まっており、日経平均は上げ一服となりそう だ。新興市場でも積極的に上値を追う動きは限定的となるだ ろう。ジャスダックは決算の見直し買いなどで比較的堅調に 推移することが見込まれるが、マザーズでは引き続き短期の 値幅取り狙いの物色が中心となる可能性がある。 16日に7-9月期国内総生産(GDP、速報値)が公表されるが、 実質成長率は2四半期連続のマイナスが予想されている。こ れを受けて、補正予算の増額など政策期待が高まることが想 定される。政府が取りまとめている一億総活躍社会に向けた 緊急対策の内容なども報じられており、シダー<2435>などの 介護関連やベステラ<1433>などの設備投資関連、オイシック ス<3182>などのTPP・農業関連に注目しておきたい。なお、 今週は16日に日本マイクロニクス<6871>などが決算発表を 予定している。 シダー<2435> ■ロゼッタ、あんしん保証のIPOは好スタート期待 IPO関連では、19日にロゼッタ<6182>とあんしん保証 <7183>がマザーズへ、20日にベルシステム24HD<6183>が東証 1部へ新規上場する。マザーズ上場の2社はともに公開規模が 非常に小さく、好スタートが期待されよう。一方、ベルシス テム24HDは公開規模の大きさなどから、投資家の警戒感が根 強いようだ。なお、先週はダブルスタンダード<3925>(12/15、 マザーズ) 、ツバキ・ナカシマ<6464>(12/16、東証1部また は2部)など5社の新規上場が発表された。 円 日本マイクロニクス<6871> 円 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の市場見通し 米国株式市場 FOMC 議事録に注目 中で、なぜ年内の利上げを示唆するに至ったのか注目した ■先週の動き い。 10 月雇用統計の結果を受けた利上げ警戒感が週を通じて 今週は小売各社の 8-10 月期決算が多数予定されている。 相場の重しとなった。週初は軟調な中国の 10 月貿易統計が 主な決算には、アパレルのアーバンアウトフィッターズ(16 嫌気されたほか、経済協力開発機構(OECD)による世界経済 日)やギャップ(19 日) 、ホームセンターのホームデポ(17 見通しの引き下げで世界経済の減速懸念が強まり、軟調推移 日)やロウズ(18 日) 、ディスカウントストアのターゲット となった。週半ばにかけても、中国の 10 月消費者物価指数 (18 日)やウォルマート(17 日)などがある。先週は 10 月 (CPI)が予想を下振れたことで同国経済への懸念が強まっ 小売売上高が予想を下振れたほか、百貨店のメーシーズが通 たものの、11 日がベテランズ・デーの祝日で債券市場が休場 期の売上高見通しを引き下げた。JC ペニーも赤字幅が拡大す で閑散取引となる中、株式相場も揉み合う展開となった。そ るなど、小売市場には警戒感が広がっている。 の後、セントルイス連銀総裁やリッチモンド連銀総裁が相次 全米小売業協会(NRF)は、今年の年末商戦(11-12 月)で ぎ利上げに積極的な発言をしたことで 12 月の利上げ観測が の小売売上高について前年同期比 3.7%増と予想した。過去 一段と強まり、大きく下落。10 月の小売売上高や生産者物価 10 年間平均の 2.5%増は上回るものの、昨年の 4.1%増から 指数(PPI)など予想を下振れる経済指標も嫌気され、週末 は減速する。経済指標の一部には改善の兆しが確認できるも にかけて下げ幅を拡大した。結局、週を通じて主要株価は下 のの、消費者の購買意欲と実際の購買力には隔たりがあり、 落。ダウ平均株価や S&P500 指数は年初来でマイナスに転じ 慎重な購買活動が予想される。しかし、全米平均のガソリン た。 価格は現在、前年同期比で約 25%下落するなど低水準となっ ており、ガソリン価格の下落によって個人消費が後押しさ れ、予想を上振れる可能性もある。 ■今週の見通し 経済指標では 11 月 NY 連銀製造業景気指数(16 日) 、11 月 18 日に 10 月 27-28 日開催の FOMC 議事録が公開される。政 NAHB 住宅市場指数(17 日) 、10 月鉱工業生産・設備稼働率(17 策金利は据え置かれたものの、世界的な経済・金融情勢が経 日) 、10 月消費者物価指数(17 日) 、10 月住宅着工・建設許 済活動に与える影響について文言が削除されたほか、12 月の 可件数(18 日) 、10 月景気先行指数(19 日)などの発表が予 利上げを意識した表現が加わった。10 月雇用統計が予想を上 定されている。9 月の消費者物価は原油価格下落の影響が大 回ったこともあり、FRB 高官は相次いで利上げに積極的な発 きく、総合指数では 2 ヶ月連続のマイナスとなった。12 月の 言をしており、12 月の利上げ観測が強まっている。議事録で 利上げ観測が拡大する中で、景気関連指標の動向は最大の注 は中国経済への警戒感も強く、インフレ率も低調に推移する 目点となる。 5 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の為替/債券市場見通し 為替/債券市場 為替市場 米ドル・円 予想レンジ 今週のドル・円はもみあいか。米 12 月利上げは確実視され ているものの、123 円台では短期筋などの利食い売りが増える との見方があり、ドルの戻り売り興味が上値を抑える展開とな りそうだ。16 日発表される日本の 7-9 月期国内総生産(GDP) は前期比年率でマイナス成長が予想されているが、4-6 月期と の比較でマイナス幅は縮小する見込み。日銀金融政策決定会合 (18-19 日)での追加金融緩和は先送りされる公算のため、リ スク選好的な円売りは抑制される可能性がある。 ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録(10 月 27-28 日会合分)が 12 月利上げの可能性をより高める内容であれば、 ドルの押し目買い興味は低下しないとの声が聞かれている。今 後発表される経済指標が特に悪化しなければ、ドルが大きく売 られる状況ではないとみられる。 債券市場 121.00 124.00 円 【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公表】(18 日) 10 月 FOMC 会合後に 12 月利上げ観測が再燃した。会合後の 声明文で利上げに前向きであることを示したことから、ドル買 いの機運が高まった。10 月会合の議事録内容が 12 月利上げを 強く連想させるものであれば、ドル・円は上値を目指す展開と なろう。 長期国債利回り予想レンジ ■今週の見通し 今週の債券相場はもみあいか。日本銀行の金融政策決定会合 ~ 【日本の 7-9 月期実質国内総生産(GDP)】(16 日) 実質 GDP は年率換算で前期(4-6 月期)の-1.2%から-0.2% に改善する見込み。実質 GDP は 2 期連続でマイナス成長となる 見込みだが、成長率はやや改善することから、18-19 日開催の 日銀金融政策決定会合では金融政策の現状維持が決定される 公算か。ただし、追加緩和の見送りによってドル売り・円買い が一時的に優勢となる可能性があり、結果判明後の市場反応に は注意が必要。 債券先物予想レンジ ■先週の動き 債券相場はやや底堅い動きを見せた。10 月雇用統計の大幅 な改善を受けて米 12 月利上げの可能性は高まり、債券先物は 9 日に 148 円 09 銭まで下げたが、長期債の需要が確認された ことや米ドル高・円安が一服したことで債券先物は 13 日の取 引で 148 円 58 銭まで戻した。この日はアジア諸国の株価が総 じて下げており、リスク回避的な買いが観測された。債券先物 は 148 円 48 銭でこの週の取引を終えた。 なお、12 日に行われた 30 年国債入札では、最低落札価格が 100 円 25 銭、平均落札価格は 100 円 30 銭、応札倍率は 3.17 倍となった。最低落札価格は事前予想をやや上回った。 円 148.00 円 ~ 148.50 円 0.29 % ~ 0.34 % を見極める展開となる。市場関係者の大半は年内の政策変更 (追加緩和)はないと予想しているようだが、金融政策の現状 維持が決まっても景気、物価動向に関する日本銀行の判断や黒 田日銀総裁の会見内容を点検する必要はありそうだ。その結 果、早期追加緩和への思惑が後退した場合、長期債の売りがや や増える可能性がある。16 日に発表される 7-9 月期国内総生 産速報値は有力な手掛かり材料となりそうだが、成長率は 4-6 月期との比較で多少改善する見込み。予想通りならば、金融政 策の現状維持につながることから、債券先物の上値は重くなり そうだ。 なお、17 日に行われる 5 年国債入札は無難な結果となる見 込み。国内投資家の需要が期待できることから、入札状況に対 する懸念はないようだ。まずまず順調な結果となった場合、債 券先物は小幅高となる可能性が高い。 6 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 マーケットを読む 今週のポイント 政策期待銘柄やインバウンド関連銘柄などに関心 今週は週初に発表される 7-9 月期の GDP に関心が集まろう。 2 四半期連続でのマイナス成長が予想されており、発表後に は、補正予算上積みなどへの期待感の高まる余地が大きいと考 えられる。18-19 日には日銀金融政策決定会合も予定されてい るため、追加金融緩和などへの期待も高まる可能性があろう。政 策期待銘柄のほか、金融緩和メリット銘柄などにも関心が高まる 局面はありそうだ。ただ、週末の報道では、ジャパンパイルのデ ータ改ざんが発覚と報じられている。建設株や不動産株には、 あらためて買い手控えの動きが強まる公算が大きそうだ。 先週末で決算発表はほぼ一巡する格好になっているが、18 日には東京海上、MS&AD、損保 JPNK など損保株の決算発表 が予定されている。ほか、17 日には首都圏マンション発売、18 日には訪日外客数が発表される。とりわけ、訪日外客数は国慶 節のプラス影響が想定されるため、ポジティブなインパクトにつ ながって行く可能性も高いとみられる。一方、米国では、小売企 業の決算発表が相次ぐが、警戒感も高まっている中で、年末商 戦への期待感後退につながって行く可能性なども懸念される。 先週末には、自動運転関連の一角が賑わったが、週末の報 道では、日立製が自動運転車を公開などと伝わっている。あら ためて関連銘柄には関心が高まる余地。なお、先週末には郵政 3 社が決算発表、ややネガティブに捉えられる可能性はある が、17 日には 2 社の MSCI 新規組み入れが想定されている。 先週の日経平均は、週末こそ反落となったが、そこまでは 7 連騰を続けるなど、欧米株式市場が軟調な動きを続ける中で堅 調推移となった。米雇用統計の上振れで年内利上げの可能性 が一段と高まり、為替市場でドル高円安が進んだことが主要因と なる。また、海外投資家の資金流入も活発化、一部投資家の先 物買いが、連日で陽線を示現させる背景ともなった。 業種別では、建設セクターが上昇率トップ、マンション傾斜問 題をきっかけとした警戒感がやや薄れたほか、引き続き、好決 算を発表する銘柄も多く散見された。銀行株や保険株は、米国 の年内利上げ実施に伴う長期金利の先高感が買い材料に。銀 行株に関しては、資本規制の報道を受けて過度な警戒感が後 退したことも買い安心材料に。一方、資源価格の下落を背景に、 資源関連や素材セクターが総じて軟調な推移となる。 個別では、引き続き本格化する決算発表に関心が向かう。 NTT、スクリーン、オリンパス、JDI、横河ブリッジ、ケネディクス、 荏原、長谷工、アルバック、マツキヨ HD、日清食品などがポジ ティブ視され、THK、りそな HD、住友鉱、JUKI、アシックス、 KLab、森精機、東芝などが弱材料視される。国際帝石、NOK、 ブリヂストンなどはアク抜け感が台頭。丸井 G、日新製糖、トーヨ ーカネツなどは株主還元策の強化がポジティブなインパクトに つながる。日揮、安川電、ゼンショーなどはアナリストの高評価 で買われ、エーザイ、オークマなどは格下げで売られる。 先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く) 上昇率上位銘柄 コード 銘柄 下落率上位銘柄 終値(円) 騰 落 率 ( %) コード 銘柄 業種別騰落率 終値(円) 騰 落 率 ( %) 上位セクター 騰 落 率 ( %) 2117 日新製糖 4,095.0 45.11 6440 JUKI 1,161.0 -26.47 建設業 4.24 7608 エスケイジャパン 483.0 35.29 6839 船井電機 1,033.0 -22.27 精密機器 3.98 6369 トーヨーカネツ 252.0 27.27 3656 KLab 939.0 -20.29 保険業 3.49 6728 アルバック 2,757.0 24.25 4041 日本曹達 753.0 -18.33 繊維業 3.48 1722 ミサワホーム 3668 コロプラ 7714 905.0 22.30 8091 ニチモウ 2,512.0 21.94 7936 アシックス モリテックス 267.0 21.92 6941 山一電機 6315 TOWA 823.0 20.15 6274 新川 1860 戸田建設 734.0 18.77 6141 DMG森精機 4246 ダイキョーニシカワ 7,880.0 18.67 5714 DOWAHD 1879 新日本建設 650.0 18.61 2445 エスアールジータカミヤ 7550 ゼンショーHD 1,473.0 18.03 1968 太平電業 3436 SUMCO 1,250.0 17.37 6284 日精エー・エス・ビー機械 2196 エスクリ 1,082.0 16.97 6502 東芝 3088 マツモトキヨシHD 6,280.0 16.95 5713 住友金属鉱山 201.0 -18.29 銀行業 2.76 2,789.0 -15.99 金属製品 2.73 877.0 -13.94 食料品 2.64 610.0 -13.72 1,558.0 -13.30 パルプ・紙 -3.49 921.0 -13.03 非鉄金属 -3.34 500.0 -12.89 電力・ガス業 -3.08 1,120.0 -12.43 石油・石炭製品 -2.06 2,227.0 -12.08 海運業 -1.73 295.2 -11.91 鉄鋼 -0.97 1,342.0 -11.45 その他製品 -0.88 下位セクター 7 騰落率(%) 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 マーケットを読む 日経平均株価 陰転シグナル発生の可能性をダマシと出来るか注目 ■下値を固める形での日柄調整が意識される 先週の日経平均は週間ベースで 331.31 円上昇。前週からの上 昇基調が続くなか、週初はマドを空けての上昇となった。前週 末 6 日に発表された米雇用統計を受けて年内利上げ観測が高ま り、為替市場でドル高・円安が進んだこと、銀行株が買われた 流れを好感した。また、郵政グループ 3 社が引き続き好パフォ ーマンスをみせていることも、投資家心理を明るくさせた。 また、先物市場ではモルガン・スタンレーによる 225 先物・ TOPIX 先物の買いが話題となり、 売り込みづらい需給状況であっ た。そのため、日経平均は 11 月 5 日から 7 営業日連続で陽線を 形成する形状となっている。一目均衡表では転換線が支持線と して機能する格好で雲上限を上放れてきている。また、週間形 状では雲上限での攻防から、これを明確に上放れてきている。 ただし、遅行スパンは 5 月半ば以降の高値水準の期間 (20000-20800 円)に入るため、中期トレンドとしては実線を上 放れる格好での上方転換シグナル発生にはハードルが高い。そ のため、ここからの一段高よりは、26 週線が 19527 円に位置し ていることからも、下値を固める形での日柄調整が意識されや すいだろう。新値足は足元のじり高の影響もあり、3 本足が陰転 している。パラボリックの SAR 値は 19455 円辺りまで上昇して きており、いったんは陰転シグナルが発生しやすい。MACD はシ グナルとの乖離が縮小してきているため、陰転シグナルが発生 しやすい位置にいる。 今週は 16 日に 7-9 月期 GDP 速報値の発表、18-19 日に日銀金 融政策決定会合を控えていることから、 「GDP マイナス→景気下 支え→補正予算、金融緩和実施」といった思惑が高まる可能性 もある。思惑的な流れが強まる中、陰転シグナル発生の可能性 をダマシと出来るかが注目されよう。 一目均衡表(日経平均) ■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲) 円 8 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の分析銘柄 -1- ぐるなび〈2440〉東証 1 部 有料加盟店舗数の拡大ペースに加速の兆し ■事業展開の基盤を更に拡大・強化 グルメサイト「ぐるなび」を運営。「ぐるなび WEB 予約」利用件数 の増加など同社サイト「ぐるなび」のメディア価値向上を背景に飲 食店販促サービスが順調に拡大。また、地方営業所の増設、地 方自治体との連携強化などの施策を通じて、9 月末時点の有料 加盟店舗数は 54,458 店舗となり、その拡大ペースに加速の兆し がみられる。飲食店における外国人客受入態勢整備の支援、地 方自治体との連携強化に注力するなど、今後の事業展開の基盤 を更に拡大・強化している。今週は 18 日に10月の訪日外国人客 数が発表される。また、忘年会シーズンを迎えることから、シーズ ンストックといった見方も高まりそうである。 売買単位 100 株 11/13 終値 2380 円 目標株価 2660 円 業種 サービス ■ゴールデンクロス示現、雲突破などテクニカル妙味 けた年初来高値が意識されてきている。13 週線と 26 週線とのゴ ールデンクロス示現。週足の一目均衡表では雲を突破し、遅行 スパンは実線を突破する、上方転換シグナルを発生させるなど、 テクニカル妙味も材料視されよう。目標株価は年初来高値更新を 想定し 2660 円とする。 株価は上昇する 25 日線を支持線としたリバウンド基調が継続し ている。週間形状では 8 月の戻り高値をクリアしており、3 月につ ★リスク要因 訪日外国人客数の想定上回る減速。 2440:日足 上昇する 25 日線が支持線として機能 している。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3連 24,302 -3.7% 3,312 3,375 -0.9% 1,909 78.25 2013/3連 27,265 12.2% 3,116 3,153 -6.6% 1,959 80.31 2014/3連 30,518 11.9% 4,147 4,167 32.2% 2,420 99.12 2015/3連 32,636 6.9% 5,099 5,127 23.0% 3,279 67.26 2016/3連予 34,400 5.4% 6,000 6,000 17.0% 3,900 80.55 9 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の分析銘柄 -2- オイシックス〈3182〉マザーズ 時短献立キットや海外展開は政策関連として注目 ■上期決算発表後に株価下落も業績は順調 インターネットを通じて注文を受け、食品・食材などを宅配する EC事業が主力。10日に発表した上期(4-9月)決算は、営業利益 が前年同期比2.9 倍の 2.61 億円と従来予想(2.50 億円)を上回っ て着地した。第 1 四半期の高進捗を受けて事前に上振れ期待が 高まっていたため、決算発表後の株価は下落したが、13 週線が サポートとして意識されており更なる下落余地は小さいと見てよ いだろう。目標株価は 11 日高値 2432 円から 13 日安値 2255 円 までの下落分をリプレイスした水準の 2600 円に設定する。 ■人材活用や食品輸出などの政策関連のテーマ性も 下期は時短献立キット「KitOisix」の拡充に取り組むもよう。同サ ービスは定期購入会員数の増加や購入頻度の上昇に寄与して おり、「一億総活躍」政策で女性を含む人材活用が進めば同サ ービスの利用もさらに拡大しそうだ。また、海外では香港に事業 売買単位 100 株 11/13 終値 2309 円 目標株価 2600 円 業種 小売業 展開しているほか、台湾でも現地企業との提携で事業開始する が、今後他の国への進出も検討しているという。政府は環太平洋 経済連携協定(TPP)対策として食品・食材の輸出を推進する方 針で、こうした政策に沿った銘柄としても注目したい。 ★リスク要因 戻り待ちの売り圧力。 3182:日足 10 日の決算発表後に株価下落も、長 い下ヒゲを連続で付けており、下げ止 まり感が意識される。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3単 12,609 53.6% 579 596 75.3% 331 297.52 2013/3単 14,575 15.6% 733 733 23.0% 339 72.09 2014/3単 15,909 9.2% 740 775 5.7% 436 78.27 2015/3単 18,060 13.5% 648 668 -13.8% 347 59.74 2016/3単予 20,000 10.7% 750 770 15.3% 480 80.90 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の分析銘柄 -3- オプティム〈3694〉東証 1 部 補正予算で農業分野でのドローンに関心も ■ドローン対応のプラットフォームを提供 ネットワーク上の様々な端末を一括で運用・管理するサービス を提供。7-9 月期 GDP の発表後に今年度の補正予算が取りざた されているなか、TPP 対策に伴う農業の国際競争力強化と、高齢 化が進む農業分野での省力化ニーズの高まりから、ドローンの 農業利用への関心が集まるものと考えられる。同社は、ドローン に 対応し た 世界初の ビ ッ グデ ー タ 解析プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 「SkySight」を提供するほか、産学官連携によるスマートアグリ(IT 農業)の取組みを本格化していることから思惑が向かう展開を想 定した。 売買単位 100 株 11/13 終値 4590 円 目標株価 6000 円 業種 情報・通信 あることから、上半期までの高い進捗率で通期業績の上振れ期 待も高まろう。補正予算で農業ドローンに関心が向かえば、9 月 に演じた大相場を再び、という展開も考えられよう。目標株価は 節目の 6000 円に設定する。 ■ライセンス数が伸び業績は堅調に推移 ★リスク要因 足元の出来高は低水準。 13 日に発表された第 2 四半期(2015 年 4-9 月期)業績は各サ ービスとも順調にライセンス数を伸ばしており、50%営業増益で 進捗率 55%と堅調に推移している。業績は下半期に偏る傾向が 3694:日足 足元では 4500 円から 5000 円のボッ クス相場となり 5000 円が抵抗ラインと して意識される。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 2012/3単 1,301 3.0% 2013/3単 1,434 10.2% 2014/3単 1,709 2015/3単 2016/3単予 営業利益 経常利益 - 前期比 当期利益 1株益(円) 80 6.7% 37 49.93 95 98 22.5% 43 58.64 19.2% 111 113 15.3% 50 67.00 2,149 25.7% 402 403 256.6% 243 161.88 2,500 16.3% 500 500 24.1% 327 49.59 11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の分析銘柄 -4- アドバネクス〈5998〉東証 1 部 減収減益は事業売却が要因、本業の伸長に注目 ■本業ベースでは2ケタの増収増益 自動車機器やOA機器用を主力分野に精密ばねの製造販売を 展開。2015 年 3 月末に第一化成ホールディングス(プラスチック 事業)の全株式を売却した。11月6日に発表した第2四半期(4-9 月)決算は、プラスチック事業の売却が影響し減収減益となった が、同事業を除いたベースでは売上高・各利益ともに前年同期 比で 2 ケタの伸びとなった。自動車や医療向け、精密機器、住設 機器が伸びたほか、拠点再編ロスコストを海外拠点の収益改善 活動がカバーしたことで、期初計画を達成した。減収減益ではあ るものの本業が伸長していることで、改めて関心が向かう展開を 期待する。 売買単位 100 株 11/13 終値 1793 円 目標株価 2000 円 業種 金属製品 月期に売上高 350 億円、営業利益 40 億円を見込んでいる。グロ ーバル展開の加速化、自動車市場をコア、医療機器と住設市場 を重点とした市場戦略、規格品ビジネス拡大、M&A の 4 戦略を 推進する。目標株価は上値抵抗が意識される 2000 円とする。 ■2020年3月期に営業利益40億円目指す 通期業績の見通しは減収減益だが、プラスチック事業を除いた ベースでは 2 ケタ伸長の見通し。また中期計画では、2020 年 3 ★リスク要因 金属材料、樹脂原料価格の上昇。 5998:日足 急騰一服後はさえない動きが続く が、足元ではじりじりと下値を切り上げ ている。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3連 25,191 -19.9% 612 470 44.2% 226 5.60 2013/3連 23,551 -6.5% 426 542 15.3% 478 11.52 2014/3連 27,100 15.1% 820 820 51.3% 682 16.45 2015/3連 29,487 8.8% 1,081 992 21.0% 535 12.92 2016/3連予 19,800 -32.9% 880 860 -13.3% 550 134.08 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の分析銘柄 -5- 土木管理総合試験所〈6171〉東証 2 部 補正予算方針伝わり関心高まる展開に ■東証2部上場で知名度は向上へ 13 日に 3.5 兆円規模の補正予算の内容が伝わった。低所得者 の年金受給者向け給付金や、環太平洋戦略的経済連携協定 (TPP)発行に備えた農業対策などが盛り込まれ、16 日の 7-9 月 期 GDP 速報値発表後に安倍首相が指示するとのこと。この方針 に約2000億円の河川整備関連費が含まれることから同社に注目 する。同社は土木建設工事に必要となる試験・調査・分析を行う 試験総合サービス事業及び住宅地盤の安定性を高めるための 地盤補強サービス事業を展開する。防災・減災対策業務や、老 朽化した社会インフラの維持管理業務の需要が全国的に伸びて おり追い風の状況と言えよう。8 月の上場で知名度が向上したこ ともあり、基幹業務である土質・地質調査試験は堅調に推移して いるほか、自然環境調査、土壌汚染調査・分析、シックハウス調 査が受注は増加。また、マンション傾斜問題の影響で、地盤への 関心が高まっていることも材料視されよう。 売買単位 100 株 11/13 終値 1603 円 目標株価 1800 円 業種 サービス ■商いが多い1600円レベルをサポートに 10月20日に上場来高値2330円をつけた後は利益確定の売り が続いていたが、価格帯別売買高で商いが多い1600円レベル で下げ渋っている。8月、9月高値の1800円をターゲットとする。 ★リスク要因 流動性低下に伴う短期資金による乱高下。 6171:日足 25日移動平均線割れでさえないが、 週末下げ渋る。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2011/12単 2,695 7.0% - 145 23.9% 81 7037.76 2012/12単 3,078 14.2% - 287 97.9% 172 15323.97 2013/12連 3,809 - 337 348 - 199 17821.73 2014/12連 4,053 6.4% 294 295 -15.2% 151 13497.09 2015/12連予 4,356 7.5% 395 401 35.9% 256 101.66 13 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の分析銘柄 -6- クラリオン〈6796〉東証 1 部 日立グループ再編の動きにも改めて注目も ■自動運転関連銘柄として再度期待感 週末の報道では、日立製作所<6501>が初めて自動運転車を公 開したと伝わっている。コントロールユニットやセンサーなど心臓 部は全て自社製となっており、2020 年度に 1 兆円市場へ拡大す る見込みの自動運転市場で世界シェア 20%を狙うとしている。こ うしたなか、同社も自動運転実用化に向けたキーカンパニーの 1 社として位置づけが高く、先には、日立製作所や日立オートモテ ィブシステムズと共同で、歩行者などの行動変化を予測し衝突を 防止する基本技術を開発などとも発表している。以前から、日立 グループ再編の期待が材料視されてきたが、日立製作所の自動 運転車に対する積極的な取り組みの中で、あらためて思惑が高 まって行く可能性も高いと考える。なお、先週末には ZMP の株式 分割の広告が掲載されたことをきっかけに、自動運転関連銘柄 が賑わいをみせており、同社などにも思惑の波及する余地が大 きいといえよう。 売買単位 1000 株 11/13 終値 419 円 目標株価 472 円 業種 電気機器 ■上半期偉業利益は約5割増 上半期決算では、車載カメラの伸び悩みこそマイナス視された が、営業利益は前年同期比 49%の大幅増益を達成している。決 算発表後の調整はやや過剰とも受け止められ、目先は 10 月 23 日の高値 472 円奪回を視野に入れたい。 ★リスク要因 バリュエーション面での割安感乏しい。 6796:日足 400 円レベルでは調整一巡感、 リバ ウンド鮮明化の方向へ。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3連 186,711 4.7% 7,873 7,193 73.2% 7,532 26.71 2013/3連 177,288 -5.0% 3,210 3,326 -53.8% 1,358 4.82 2014/3連I 191,368 7.9% 5,462 4,568 37.3% 3,985 14.14 2015/3連I 198,632 3.8% 7,386 6,131 34.2% 4,875 17.30 2016/3連I予 220,000 10.8% 11,000 10,000 63.1% 7,000 24.83 14 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の分析銘柄 -7- アドバンテッジリスクマネジメント〈8769〉JASDAQ 12 月からのストレスチェック義務化で大相場も ■企業向けメンタルヘルス分野で国内トップ 企業向けメンタルヘルスケア分野における、国内トップで唯一 の上場企業。顧客企業の従業員に関するメンタルヘルス不調の 予防・対応から復職支援までのサポートプログラムを提供する。 12 月から施行される改正労働安全衛生法によって、企業には従 業員のストレスチェックと面接指導の実施等が義務付けられる。 企業は労働者のストレス状況について検査し、自身のストレス状 態への気づきを高めることで、労働者のメンタルヘルス不調を未 然に防止することになる。同社はストレスチェック義務化対策に ついて自社サイトやセミナー開催を通じて啓蒙を進めていること から注目した。 売買単位 100 株 11/13 終値 1768 円 目標株価 2000 円 業種 保険 機に同社サービスを利用する企業も増えると想定され、今後の 業績寄与にも期待したいところ。株価はストレスチェック義務化を 意識してか、8 月以降から動意付いている。引き続き関心を集め る展開となれば、2000 円の大台突破が意識されよう。 ■株価は2000円の大台突破が意識される展開へ 9 日に発表された第 2 四半期累計(2015 年 4-9 月期)決算は前 年同期比 61%営業増益と堅調である。ストレスチェック義務化を ★リスク要因 PBR10 倍、PER80 倍あたりの株価水準で割高感も。 8769:日足 11 月からは 5 日線をサポートに右肩 上がりに推移。25 日線を再度突破した ことで上放れる展開に。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3連 2,503 -5.6% 217 206 3.0% 92 589.21 2013/3連 2,656 6.1% 354 353 71.4% 172 1079.09 2014/3連 2,689 1.2% 269 269 -23.8% 124 14.86 2015/3連 2,727 1.4% 291 295 9.7% 158 18.64 2016/3連予 3,140 15.1% 350 350 18.6% 190 22.25 15 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 今週の分析銘柄 -8- 空港施設〈8864〉東証 1 部 訪日外国人の目標上積みで位置付け高まる ■訪日外国人受け入れ目標4,000万人超案が浮上 訪日外国人観光客の受け入れについて、9 日発足の官民会議 で、安倍首相が 2020 年に 2,000 万人としてきた目標の上積みを 指示したと報じられている。20 年ごろまでに国内総生産(GDP)を 600 兆円まで増やす目標に向けて政策の肉付けを急いでおり、 官邸では 4000 万人超を目指す案が浮上しているとされている。 格安航空会社(LCC)の受け入れ拡大などが加速要因とみてお り、羽田空港を拠点に国内 12 空港・海外 1 空港で多目的総合ビ ルや格納庫などの賃貸、熱供給事業、給排水(上下水道)運営そ の他事業を展開する同社の位置付けは、今後高まってくるものと みる。 売買単位 100 株 11/13 終値 580 円 目標株価 650 円 業種 不動産 ■第2四半期決算は上方修正で着地 着地となった。空室対策等の効果や電気・ガス料金の引き下げ、 修繕費等のコスト削減が寄与。今期は減収減益見込みである が、第 2 四半期の業績上振れを受けて今後関心が高まる展開を 想定。急落前に反発が意識されていた水準、650円を目標株価と する。 10 月29 日に発表した第2 四半期(4-9 月)決算は、売上高が従 来計画比 1.1%増、営業利益が同 31.6%増と上方修正されての ★リスク要因 不動産の入居率の低下。 8864:日足 急落の連れ安後は安値圏での推移 が続くも、足元は 25 日線を支持線とし た動き。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3連 20,806 -7.6% 2,771 2,711 13.1% 1,729 33.46 2013/3連 21,068 1.3% 3,363 3,490 28.7% 1,781 34.48 2014/3連 20,971 -0.5% 3,499 3,090 -11.5% 1,093 21.15 2015/3連 21,111 0.7% 3,166 3,164 2.4% 1,505 29.14 2016/3連予 20,670 -2.1% 2,690 2,730 -13.7% 1,720 33.29 16 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 読者の気になる銘柄 日本郵政 東証 1 部〈6178〉/郵政グループ 3 社の中では強い動き目立つ 先週末にかけて 4 日続伸、郵政グ ループ 3 社の中では、 いち早く 2 日目 に付けた高値水準を更新するなど、 強 い動きが目立っている。10 日の引け では FTSE リバランスで買い需要が発 生したが、その後も、全国の主要ター ミナル駅前での不動産開発を強化し ているなどと報じられて保有不動産 などへの関心があらためて高まる状 況となったほか、 ゆうちょ銀やかんぽ 生命の限度額上げなども伝わるなど、 規制緩和を好感した海外投資家の資 金流入加速も思惑視される状況に。 先週末には上半期決算を発表、純 利益は前年同期比 2%の減益となっ たが、ほぼ想定線と捉えられ、予想通 りの自社株買い実施も発表している。 インパクトは乏しいが、 安心感にはつ ながろう。一方、17 日には MSCI リバ ランスで、 約 400 億円の資金流入が見 込まれている。 一巡後は短期的ながら 利食い売りが優勢となる可能性も。 円 (株) 三菱UFJフィナンシャル・グループ 東証 1 部〈8306〉/自社株買い実施をポジティブ視 先週は堅調な動きが目立った。雇用 統計を受けた米国の早期利上げ観測 の高まりから長期金利が上昇、銀行株 には支援材料となった。また、資本規 制の内容が当初の想定よりもマイル ドなものにとどまるとの見方も買い 材料視された。さらに、週末には自社 株買い実施の観測報道が伝わり、一段 と上げ幅を広げる場面もみられた。 先週末の引け後には決算を発表し ている。上半期純利益は 5993 億円で 前年同期比 4%増益、通期計画に対し て順調な進捗率となっている。また、 自社株買いの実施も正式に発表、上限 は 1000 億円としている。新自己資本 規制の詳細が定まらない中での、この タイミングでの実施発表はポジティ ブに受け止められよう。また、政策保 有株式削減に係る数値目標の発表も、 5 年という期間はやや長い印象だが、 プラス材料と受け止められよう。 円 (株) 17 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 三菱 UFJ フィナンシャル・グループ 日足の一目均衡表。9 月 29 日安値 692.2 円をボトムに緩やかなリバウンド 基調が続いている。先週はマドを空けて の上昇で一気に雲上限を突破。その後、 利食いの局面もみられたが、雲上限が支 持線として意識されている(点線・四角 A)。雲上限を固めつつ、8 月の下落局面 で空けたマドを埋めに行くトレンドが 意識されやすい(点線・丸B)。週間形状 では 26 週線(835 円処)を捉えてきて おり、明確に上放れてくると、年初来高 値を意識したトレンドが強まりやすい だろう。 カドカワ 今週のテクニカル妙味銘柄 東証 1 部 〈8306〉 B A 東証 1 部 〈9468〉 日足の一目均衡表。10 月 14 日高値 1756 円をピークに調整が続いていたが、 雲をサポートにリバウンドを見せてき ている。週末には転換線、基準線を突破。 10 月高値を捉えてきている(点線・四角 A)。遅行スパンは実線に沿った上昇と なっている。急伸に対する反動も警戒さ れるが、今後、高値ピークを通過してく るため、実線を突破する形での、上方転 換シグナルを発生させてくる可能性が ある(点線・丸B)。 B 18 A 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 カテゴリー考察 テーマ別分析 7-9 月期 GDP 発表後は介護ロボットと農業ドローンに注目 ■補正予算では一億総活躍やTPP対策が中心と 今週は、介護ロボット関連と農業ドローン関連に注目したい。政府は 13 日、総額 3.5 兆円規模となる 2015 年度補正予算案を編 成する方針を固めたと報じられている。補正予算の編成方針について、甘利明経済財政・再生相は 13 日閣議後の会見で、 「基本的 には一億総活躍と TPP(環太平洋経済連携協定)の当面の対応が中心になる」との認識を示したと伝わっている。16 日に発表され る 7-9 月期の GDP 速報値を踏まえて補正予算編成が公式に指示される見込みだが、市場では今回発表の GDP は 2 期連続のマイナス 成長が想定されていることから、予算規模拡大の公算も。介護については、一億総活躍社会の実現に向けた具体策として特別養護 老人ホームなどの介護施設の整備や介護人材の育成強化が挙がっている。が、施設整備は先般の建築偽装問題もあって進みにくい だろう。また、介護人材を育成するにしても、低賃金との認識が高まっている介護分野に急激に人材が増えるとは考えにくい。介 護人材を外国から招聘することも急に実施は困難である。となると、少ない人数で介護できるような介護支援機器としてのロボッ トに関心が高まると考えた。また、農業については、TPP 対策の一環として新規就農者支援などが行われる見込みだが、こちらも 農業分野に急激に人材が増えるとは考えにくい。むしろ、急激に高齢化が進む農業の省力化の一環としてのドローン(ロボットも 含む)に注目が集まると考えた。なお、関連銘柄には中小型株も取り上げた。 ■介護ロボット関連銘柄・農業ドローン関連銘柄 コード 銘柄 ■介護ロボット関連 2163 アルトナー 2186 ソーバル 3444 菊池製作所 3741 セック 6104 東芝機械 6134 富士機械 6324 ハーモニック 6433 ヒーハイスト 6506 安川電機 6762 TDK 6845 アズビル 6954 ファナック 7266 今仙電機製作所 7779 サイバーダイン 7835 ウィズ 7867 タカラトミー 8137 サンワテクノス 9984 ソフトバンクG ■農業ドローン関連 2303 ドーン 2331 綜合警備保障 2667 イメージワン 3652 DMP 3653 モルフォ 3669 モバクリ 3681 ブイキューブ 3694 オプティム 4726 ソフバンテック 6310 井関農機 6326 クボタ 6479 ミネベア 6501 日立製作所 6758 ソニー 6807 日本航空電子 7272 ヤマハ発動機 8226 理経 9735 セコム 11/13終値(円) 時価総額(億円) 売買代金25MA (百万円) コメント 市場 技術派遣が主力、介護用ロボット分野にも人材を派遣 M&Aの買収先として介護用ロボット分野を検討も マッスルスーツは被介護者用のほか介護支援者用もあり ロボット制御に特化したソフトウェアを手掛ける FAコントローラーや産業用ロボットを手掛ける 高齢者支援ロボットの開発ベンチャーに出資 ロボットの関節部などに使われる精密減速機を提供 2足歩行ロボットに球面軸受とボールスプラインを提供 産業用ロボット大手、サービスロボットに強く思惑も ロボットのアーム位置を検出する磁気センサーを提供 高齢者向け歩行支援機やコミュニケーションロボなど 産業用ロボット大手、機械学習ベンチャーに投資で思惑 着用型の2足歩行アシストロボットを名大と共同開発 ロボットスーツHALは被介護者用のほか介護支援者用も ロボット介護機器開発・導入促進事業に採択実績あり 組み立て式人型ロボット「オムニボット」を手掛ける 成長市場として介護ロボット分野に注目する技術商社 感情を理解するPepperは高齢者支援に応用の可能性も JASDAQ JASDAQ JASDAQ JASDAQ 東証1部 東証1部 JASDAQ JASDAQ 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 マザーズ JASDAQ 東証1部 東証1部 東証1部 1,285 1,264 1,181 3,650 445 1,163 2,488 210 1,579 8,800 3,200 21,650 1,224 1,526 486 644 1,092 6,642 34.14 53.13 145.70 93.44 742.64 1,137.69 2,357.36 13.11 4,198.39 11,403.97 2,403.71 44,586.48 257.61 1,916.28 14.97 620.11 157.66 79,747.86 4.31 3.29 154.38 50.79 370.34 190.15 564.59 3.39 4,734.22 9,625.65 874.42 25,097.57 59.70 1,726.12 9.16 315.86 38.61 44,370.98 GISエンジンの開発と販売を手掛けており思惑も ドローンを活用した定期点検サービスが農業へ応用も UAV(小型無人飛行機)を用いたソリューション提供 3DグラフィックスIPコアを手掛けており思惑も 日本原子力機構のドローンに手ブレ補正ソフトが採用 ドローンの部品性能をチェックする検査装置を開発 RapyutaRoboticsとロボティクス関連サービスを展開 ドローン対応ビッグデータ解析プラットフォーム提供 ドローンなど向けのIoTプラットフォームを提供 全自動接木ロボットなど農作業の自動化を進める 農作業負荷軽減用アシストスーツなどロボット化推進 ハイエンドドローンのモーター向け部品など 生育環境をスマートフォンで確認できるシステムなど イメージセンサー技術を活用したドローン実用化へ ドローンにも使われる加速度センサーを手掛ける 農薬散布などに用いられる産業用無人ヘリコプター 米ドローンシールド社と販売代理店契約を締結 ドローンを活用した進入感知、追跡システム JASDAQ 東証1部 JASDAQ マザーズ マザーズ 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 855 5,770 377 1,993 4,615 452 2,193 4,590 1,278 191 1,998 1,467 720 3,387 2,156 2,884 181 8,107 15.21 5,887.71 14.89 53.68 229.32 104.67 206.33 303.47 136.45 439.01 24,899.45 5,855.79 34,791.26 42,751.25 1,990.04 10,091.02 28.08 18,912.71 20.49 2,664.62 404.15 1,124.46 1,518.14 77.63 444.87 169.48 10.64 241.33 6,635.25 8,598.17 17,805.71 23,442.03 2,398.29 6,248.61 50.84 6,945.83 出所:フィスコ作成 19 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 カテゴリー考察 スクリーニング分析 第 2 四半期高進捗銘柄のリバウンドを意識 ■業績面の安心感と需給妙味で注目 決算ピークが通過した。今後は改めて決算内容を見直す中で、出遅れ銘柄等を探る流れが意識されやすいだろう。そこで、第 2 四半期の進捗率と株価位置に着目。 (1)16.3 期決算企業の中で、 (2)通期計画に対する第 2 四半期営業利益の進捗率が 55%以上、 (3)25 日線からプラス乖離、 (4)26 週線との乖離が 5%以下(マイナス乖離含む) 、 (5)信用倍率が 3 倍以下の銘柄を挙げている。 業績面で安心感があり、25 日線を上回っていることで、短期トレンドはリバウンド基調に。26 週線突破若しくは接近している状 況を想定し、中期トレンドが強まる展開に期待。信用需給は悪くなく、取り組みに厚みが増してくる可能性もある。 ■進捗率が高くリバウンドが期待される銘柄 コード 銘柄 市場 業種 11/13株価 (円) 25日線 乖離率 (%) 26週線 乖離率 (%) 信用倍率 (倍) 2Q 進捗率 (%) 2Q 営業利益 (百万円) 16.3期予想 営業利益 (百万円) 7615 京都きもの友禅 東証1部 小売業 986.0 0.03 -2.02 0.74 484.38 155 32 4502 武田薬品工業 東証1部 医薬品 6,150.0 5.78 3.43 1.39 105.19 110,449 105,000 9533 東邦瓦斯 東証1部 電気・ガス業 757.0 0.02 1.69 0.07 86.40 39,745 46,000 6417 SANKYO 東証1部 機械 4,705.0 2.25 3.23 0.23 81.26 11,377 14,000 9900 サガミチェーン 東証1部 小売業 1,327.0 5.86 4.48 0.46 79.33 595 750 9046 神戸電鉄 東証1部 陸運業 359.0 0.25 -1.21 0.41 76.84 1,460 1,900 9783 ベネッセホールディングス 東証1部 サービス業 3,260.0 1.56 0.92 0.83 75.87 10,242 13,500 9012 秩父鉄道 JASDAQ 陸運業 206.0 0.43 1.27 0.60 75.56 136 180 4534 持田製薬 東証1部 医薬品 7,380.0 3.75 2.85 0.81 70.61 7,061 10,000 4951 エステー 東証1部 化学 1,039.0 1.48 -1.86 0.82 70.22 1,615 2,300 4337 ぴあ 東証1部 サービス業 2,255.0 3.37 -0.71 0.50 70.17 842 1,200 7274 ショーワ 東証1部 輸送用機器 1,144.0 5.28 0.72 0.71 69.02 11,526 16,700 2288 丸大食品 東証1部 食料品 470.0 3.09 0.57 0.54 68.94 2,137 3,100 9052 山陽電気鉄道 東証1部 陸運業 475.0 0.72 0.06 0.47 67.92 2,225 3,276 9437 NTTドコモ 東証1部 情報・通信業 2,419.0 4.57 1.60 1.68 65.15 462,574 710,000 8218 コメリ 東証1部 小売業 2,740.0 4.25 -0.78 1.67 64.20 11,235 17,500 9535 広島ガス 東証1部 電気・ガス業 468.0 6.50 1.78 0.75 63.52 2,795 4,400 5192 三ツ星ベルト 東証1部 ゴム製品 998.0 3.43 4.25 1.50 62.84 4,210 6,700 9014 新京成電鉄 東証1部 陸運業 432.0 2.32 3.47 1.04 62.71 2,016 3,215 4694 ビー・エム・エル 東証1部 サービス業 3,780.0 7.11 2.16 0.58 62.62 4,446 7,100 5273 三谷セキサン 東証1部 ガラス土石製品 1,711.0 2.03 -3.32 0.42 61.06 2,992 4,900 5451 淀川製鋼所 東証1部 鉄鋼 2,361.0 1.73 -6.72 0.28 59.96 3,118 5,200 9006 京浜急行電鉄 東証1部 陸運業 1,006.0 2.06 3.20 0.91 59.51 16,959 28,500 1,250,000 9432 日本電信電話 東証1部 情報・通信業 4,703.0 4.27 4.32 1.93 58.68 733,464 6379 新興プランテック 東証1部 建設業 1,015.0 3.68 0.28 0.27 57.92 3,012 5,200 9007 小田急電鉄 東証1部 陸運業 1,182.0 2.33 1.47 0.16 57.64 28,821 50,000 4626 太陽ホールディングス 東証1部 化学 4,345.0 5.60 -4.58 1.79 56.93 5,807 10,200 6841 横河電機 東証1部 電気機器 1,464.0 8.47 2.81 0.49 56.84 20,462 36,000 2400 メッセージ JASDAQ サービス業 3,050.0 4.94 -7.05 1.99 56.68 4,308 7,600 6586 マキタ 東証1部 機械 6,860.0 1.82 0.38 1.96 56.17 34,545 61,500 7988 ニフコ 東証1部 化学 5,010.0 4.91 1.72 1.36 55.65 14,192 25,500 9828 元気寿司 東証1部 小売業 2,387.0 8.61 3.51 1.36 55.60 695 1,250 5423 東京製鐵 東証1部 鉄鋼 777.0 0.09 -6.14 1.11 55.52 7,218 13,000 出所:FISCO アプリなどのデータを元にフィスコ作成 20 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 カテゴリー考察 先週の話題レポート 円高前提の企業群(みずほ証券) ■1 ドル=125-130 円の間であれば日銀は追加緩和しにくいと予想 みずほ証券では、経済の状況にもよるとしながらも、日本政府は 1 ドル=130 円超の円安を望んでいないと考えている。甘利明経 済産業相は 10 月 24 日のイタリアでの講演で、 「為替は過度の変動が望ましくない」としか言えないと答えたことを指摘。1 ドル =125-130 円の間であれば、日銀は追加緩和しにくいだろうと予想している。このような状況の中、2015 年度下期の業績予想の前 提を 1 ドル=115 円以上の円高にしている企業も少なくないとして、そうした企業をスクリーニングしている。 一方で、過去に米国利上げ直後に米ドル安が進展したことは米国のインフレ懸念の高まりが理由であると指摘。今回はインフレ 懸念が高まっておらず、12 月利上げも市場に十分織り込まれているため、為替や株式市場が大きく動くことはないだろう、とも予 想している。 ■1 ドル=115 円を超える円高を企業業績予想の前提にしている主な企業 コード 4989 6284 8170 7999 3355 3445 4047 4463 5184 5301 5970 6269 6277 6364 6707 7715 9386 6815 銘柄名 業種 イハラケミカル工業 日精ASB機械 アデランス MUTOH-HD クリヤマHD RS-Technologies 関東電化工業 日華化学 ニチリン 東海カーボン ジーテクト 三井海洋開発 ホソカワミクロン 北越工業 サンケン電気 長野計器 日本コンセプト ユニデンHD 化学 機械 他製品 電機 卸売 金属製品 化学 化学 ゴム ガラ土 金属製品 機械 機械 機械 電機 精密 運輸倉庫 電機 11/11株価 (円) 1,561 2,487 897 302 1,647 2,409 999 1,020 1,535 360 1,749 1,840 620 874 509 861 1,030 196 時価総額 (10億円) 年初来 株価変化率 (%) 80.9 38.2 33.4 16.6 18.4 13.1 57.5 18.1 17.0 81.0 76.8 103.8 26.7 26.4 63.9 17.7 13.5 12.4 14年度 実績PBR (倍) 23.6 -17.1 -21.0 -36.7 40.6 NA 63.0 16.6 5.1 1.4 52.4 -9.7 -10.8 -21.4 -47.5 23.4 29.3 -14.0 2.0 2.2 0.9 0.7 1.0 8.5 3.2 1.0 0.9 0.6 0.7 1.1 0.9 1.5 1.0 1.0 2.5 0.4 15年度 会社予想 為替前提 (円/ドル) 103 105 105 108 110 110 110 110 110 110 110 110 110 110 110 110 110 112 15年度東洋経済予想 予想PER (倍) 純利益 変化率(%) 23.8 11.9 7.8 19.5 8.4 29.1 10.0 8.6 6.1 50.6 14.2 34.6 16.7 9.1 9.1 12.7 10.8 13.3 38.2 4.0 -15.3 -68.3 24.3 -32.2 26.8 45.2 7.3 -37.5 16.1 -44.7 -30.3 7.3 -11.9 14.8 7.8 130.2 予想ROE (%) 8.4 18.2 11.7 3.5 11.8 29.3 32.3 11.0 14.8 1.2 5.2 3.1 5.7 16.0 11.2 8.3 22.8 3.0 出所:QUICK Astra Manager よりみずほ証券エクイティ調査部作成。 注:株価は 11 月 11 日時点、15 年度の為替前提を 115 円/ドル未満と公表した企業、時価総額 100 億円以上、このリストは推奨銘柄でない。 ■1 ドル=125 円の円安を企業業績予想の前提にしている主な企業 コード 4912 6703 6737 6758 9533 9534 銘柄名 ライオン 沖電気工業 EIZO ソニー 東邦瓦斯 北海道瓦斯 業種 化学 電機 電機 電機 電力ガス 電力ガス 11/11株価 (円) 1,192 156 2,797 3,497 769 279 時価総額 (10億円) 年初来 株価変化率 (%) 356.5 136.1 63.6 4,414.0 416.2 22.0 89.2 -32.8 18.5 41.4 29.9 -2.8 14年度 実績PBR (倍) 3.0 1.1 0.8 1.9 1.5 0.6 15年度 会社予想 為替前提 (円/ドル) 125 125 125 125 125 125 15年度東洋経済予想 予想PER (倍) 40.1 5.9 17.7 24.5 12.6 28.2 純利益 変化率(%) 20.8 -30.5 8.4 黒字 73.2 -57.2 予想ROE (%) 7.4 19.2 4.5 7.8 11.7 2.1 出所:QUICK Astra Manager よりみずほ証券エクイティ調査部作成。 注:株価は 11 月 11 日時点、15 年度の為替前提を 125 円/ドルと公表した企業、時価総額 100 億円以上、このリストは推奨銘柄でない。 21 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 カテゴリー考察-信用需給動向 Market Data リバウンド局面で取り組みに厚みが増す 信用残高 金額ベース 単位:百万円 6 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、金額ベースで買 い残が 55 億円増の 3 兆 1058 億円、売り残が 229 億円増 の 6615 億円だった。買い残高が 2 週連続増加、売り残高 は 5 週連続で増加した。売り残高の 6600 億円乗せは、8 月 14 日時点(6957 億円)以来、3 ヶ月ぶり。信用倍率(買 い残高÷売り残高)は前週の 4.86 倍から 4.69 倍に低下。 買い方の信用評価損益率は-9.82%から-10.70%に悪化。 売り方の評価損益率は+5.95%から+10.61%へ大きく改 善した。 この週(2-6 日)の日経平均株価は、前週末比 182.50 円高の 19265.60 円だった。郵政グループ 3 社の予想以上 の好人気が投資家のセンチメントを明るくさせた。決算 信用倍率(倍) が本格化する中、村田製<6981>など電子部品株のリバウ ンドが強まり、指数を押し上げている。 個別では古河電<5801>の信用倍率が 4.93 倍から 1.27 倍と大きく改善。第 2 四半期業績が会社計画やコンセン サスを大幅に上回ったことが好感され株価は急伸。この 急伸局面において、買い方の利益確定が進んだ一方で、 反動安を狙った新規売りが積み上がっている。TDK<6762> は 10.72 倍から 3.69 倍に改善。米 HDD ヘッド部品メーカ ー買収のほか、証券会社による投資判断引き上げの動き が材料視された。こちらもリバウンド局面で買い方の利 食いが進む半面、新規売りが積み上がっている。 取組みが改善した銘柄 コード 市場 銘柄 5801 東証1部 古河電 6762 6988 11/13終値 (円) 信用買残 (11/6:株) 247.0 7,098,000 東証1部 TDK 8,800.0 東証1部 日東電 8,673.0 6976 東証1部 太陽誘電 6981 東証1部 村田製 4183 東証1部 三井化学 4062 東証1部 イビデン 2914 東証1部 J T 4,428.0 7312 東証1部 タカタ 841.0 8750 東証1部 第一生命 2,316.5 7453 東証1部 良品計画 26,220.0 信用売残 (11/6:株) 信用倍率 (11/6:倍) 信用買残 (10/30:株) 信用売残 信用倍率 (10/30:株) (10/30:倍) 5,583,000 1.27 9,946,000 2,016,000 4.93 1,013,800 274,700 3.69 1,379,600 128,700 10.72 799,200 213,000 3.75 1,079,500 100,600 10.73 1,925.0 671,600 831,300 0.81 1,103,600 514,600 2.14 19,300.0 1,241,200 347,100 3.58 1,629,200 183,200 8.89 487.0 2,120,000 2,314,000 0.92 3,347,000 1,477,000 2.27 1,856.0 682,200 606,900 1.12 733,700 272,500 2.69 601,400 375,200 1.60 874,600 229,500 3.81 2,332,900 3,860,500 0.60 727,700 593,000 1.23 4,011,400 443,600 9.04 4,785,800 258,900 18.49 213,200 81,200 2.63 272,200 52,500 5.18 1.30 5214 東証1部 日電硝 665.0 1,167,000 1,697,000 0.69 1,837,000 1,411,000 9101 東証1部 郵 船 323.0 9,692,000 4,041,000 2.40 12,159,000 2,733,000 4.45 7752 東証1部 リコー 1,317.0 420,600 1,415,300 0.30 460,100 841,200 0.55 6841 東証1部 横河電 1,464.0 374,400 759,600 0.49 438,800 498,900 0.88 22 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 連載コラム ユーロはどこまで下がるか ユーロ・ドルが電子端末上で節目の 1.60 ドル台に乗せた瞬 間を記憶している。リーマン・ショック直前の 2008 年7 月のこと だ。「一体どこまで強くなるのだろう」と思ったが、その時をピ ークに転落していった。 あれから 7 年あまり。ユーロ・ドルは 3 割超切り下がり、最近 は1.0700ドル付近で推移している。今月6日に市場コンセンサ スを大幅に上振れた米雇用統計が発表された際、ユーロは大 きく売り込まれ、その後ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が 12 月に量的緩和の拡大を決めるとのスタンスを示すと、ユーロ は1.0707ドルまで下落。その後も売りが続き、直近では1.0675 ドルまで値を下げた。足元では下値を模索する展開となって いる。あの時の 1.60 ドルは遠ざかる一方だ。 米銀のある外為ストラテジストは、2017 年までの長期ユーロ 安トレンドの過程でパリティ(1 ユーロ=1 ドル)割れを予想して いるが、別に驚きはしない。今後も短期から長期まで、ユーロ 売りの材料がテンコ盛りだからだ。最近でも、欧州中銀による 預金金利引き下げの思惑やユーロ圏内の経済の不透明感の ほか、ギリシャ問題が片づいたと思ったらポルトガルやドイツ の政局、難民受け入れ問題・・・。残念ながら、買い材料は考え つかない。 これだけ売り材料ばかりがそろっているのだから、カラ売り で大儲けできそうだ、と考えるだろう。しかし、どうしても予測 通りに動かない不思議な特徴がある。ユーロ圏の経済指標が 堅調だと売り、低調だと買いとなる場合さえある。旧知の外為 ディーラーでさえ「ユーロで勝ったことはない」と打ち明ける。 「上がると思ったら売る、下がると思ったら買うというのがコツ ではないか」と邦銀関係者は話す。 外為取引でユーロを扱うのは、なかなか難しいようだ。ユー ロの下落局面でネガティブな材料が出ているのに下がらない 場合には、「売りポジションが積み上がっていることから、売り は限定的になった」という説明が最も説得力がありそうだ。思 惑通りに動かない場合は、ほとんどポジションの傾きが主要 因だ。しかし、ある局面では思惑通りに動かないとしても、や はり長期的にみれば売りが続くとみる方が常識的だろう。 2008 年 7 月時点の関心は、ユーロは「どこまで強くなるの か」だったが、今は「どこまで弱くなるのか」と逆になった。ドル に対抗する第二の基軸通貨を作る目的で創設されたユーロ は、決済通貨のはずだったのに今やキャリートレードのファン ディング通貨になり下がった。リーマン・ショック以降の低金利 政策が背景だが、欧米の金利差がこれほど鮮明な「真逆」に なったことは、過去にあっただろうか。それを考えてみても、 ユーロ売り・ドル買いは長期的に続くだろう。 ユーロがもたついている 7 年あまりの間に、人民元が台頭 し、それこそ第二の基軸通貨になりつつある。欧州ではリーマ ン・ショック前まで「原油取引の決済にユーロを」といった機運 も高まっていたが、人民元は地域限定であれ、それを実現し ようとしている。国際通貨基金(IMF)の国際準備資産 SDR(特 別引出権)の通貨バスケットに人民元が採用されれば、それ は人民元の国際化と同時に、ユーロの没落を意味する。ユー ロ創設に奔走したドイツのシュミット元首相は、天国で深いた め息をついていることだろう。 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 1 2 3 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 スケジュール レーティング 投資主体別売買動向 資料編 今週のMarket Data 経済カレンダー 2-4 決算カレンダー 5 格上げ・買い推奨 6 格下げ・売り推奨 7 総括コメント 8 市場別データ 9 4 新規上場銘柄 結果とスケジュール 10 5 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証 1 部) 11 雲下抜け銘柄(東証 1 部) 12 1 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 経済カレンダー - 1 Market Data 11 月 16 日~11 月 22 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 時間 11月16日 月 06:45 内容 NZ・小売売上高(7-9月) 08:50 GDP速報値(7-9月) 11:30 亜・タイGDP(7-9月) 15:30 印・卸売物価(10月) 17:00 業態別の日銀当座預金残高(10月、日本銀行) 19:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月15日まで1カ月間) 19:00 欧・ユーロ圏消費者物価指数改定値(10月) 19:25 ブ・週次景気動向調査 22:30 米・ニューヨーク連銀製造業景況指数(11月) 印・貿易収支(10月、20日までに) 欧・EU外相理事会 ウクライナ・GDP速報値(7-9月) フィリピン・アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会合(マニラ、17日まで) トルコ・G20首脳会議(アンタルヤ、15-16日) 11月17日 火 13:00 マンション発売(10月) 16:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月15日まで1カ月間) 16:00 欧・欧州新車販売台数(10月) 18:30 英・消費者物価コア指数(10月) 18:30 英・生産者物価産出コア指数(10月) 19:00 独・ZEW現状調査(11月) 19:00 欧・ZEW調査期待指数(11月) 19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(11月) 22:30 米・消費者物価コア指数(10月) 23:15 米・鉱工業生産指数(10月) 23:15 米・設備稼働率(10月) 24:00 米・NAHB住宅市場指数(11月) 米・タルーロFRB理事が講演 米・決算発表 ウォルマート・ストアーズ、ホーム・デポ 欧・EU国防相理事会 亜・インドネシア中央銀行が政策金利発表 11月18日 水 06:00 米・対米証券投資収支(9月) 08:50 貸出先別貸出金(四半期調査)(9月、日本銀行) 10:30 中・不動産価格指数(10月) 14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合(19日まで) 14:00 訪日外国人客数(10月) 17:00 南ア・消費者物価指数(10月) 21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週) 22:30 米・住宅着工件数(10月) 22:30 米・住宅建設許可件数(10月) 安倍首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のためフィリピンへ出発 決算発表 損保日興H、MS&AD、東京海上H 米・FOMC議事録公表(10月27-28日分) 米・ニューヨーク連銀総裁、クリーブランド連銀総裁、アトランタ連銀総裁がパネル討論に出席 米・ダラス連銀総裁が講演 フィリピン・アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(マニラ、19日まで) マレーシア・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議・関連会合(クアラルンプール、22日まで) 2 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 経済カレンダー - 2 Market Data 11 月 16 日~11 月 22 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 時間 11月19日 木 06:45 NZ・生産者物価産出指数(7-9月) 08:50 貿易収支(10月) 08:50 対外対内証券売買(先週) 09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)終了後直ちに結果発表 13:30 全産業活動指数(9月) 14:00 鉄鋼生産(10月) 14:00 民生用電子機器国内出荷(10月) 14:30 百貨店売上高(全国・東京地区)(10月) 内容 15:30 黒田日銀総裁が会見 16:00 スイス・貿易収支(10月) 18:00 欧・経常収支(9月) 18:30 英・小売売上高指数(10月) 19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(11月) 20:00 ブ・失業率(10月) 20:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(11月) 22:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 22:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月) 23:45 米・消費者信頼感指数(先週) 23:45 米・景気期待指数(11月) 24:00 米・景気先行指数(10月) ロゼッタが東証マザーズに新規上場(公開価格:695円) あんしん保証が東証マザーズに新規上場(公開価格:1460円) 南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表 米・アトランタ連銀総裁が講演 米・決算発表 ギャップ 欧・欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 11月20日 金 09:00 報告省令レート(12月分、日本銀行) 09:00 基準外国為替相場及び裁定外国為替相場(12月分、日本銀行) 09:00 公社債投資家別売買高(10月) 10:00 銅電線出荷統計(10月) 11:00 電力需要(10月) 14:00 金融経済月報(11月、日本銀行) 16:00 黒田日銀総裁が貨幣博物館リニューアルオープニング式典であいさつ 16:00 コンビニエンスストア売上高(10月) 16:00 独・生産者物価指数(10月) 22:30 加・小売売上高(9月) 22:30 加・消費者物価指数(10月) 24:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数速報値(11月) ベルシステム24HDが東証1部に新規上場(公開価格:1555円) 米・セントルイス連銀総裁が講演 ブ・株式市場は祝日のため休場 独・ドラギECB総裁が講演(フランクフルトで) 11月21日 土 11月22日 日 米・サンフランシスコ連銀総裁が講演 アルゼンチン・大統領選、決選投票 マレーシア・安倍首相が内外記者会見(クアラルンプール) 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 スケジュール 日米主要経済指標のポイント ■(日)7-9 月期国内総生産速報値 16 日(月)午前 8 時 50 分発表予定 (予想は、前期比年率-0.2%) 前期(4-6 月期)実績は前期比年率-1.2%。7-9 月期の成長率は前期比マイナスとなる可能性 があり、日本経済は景気後退局面に入りつつある。輸出伸び悩み、抑制気味の設備投資、個人消費の弱含みなどが成長率鈍化の 要因。中国経済の減速によって輸出増加への期待は後退しており、10-12 月期の成長率も低い水準にとどまる見込み。 -------------------------------------------------------------------■(米)10 月消費者物価コア指数 17 日(火)午後 10 時 30 分発表予定 (予想は前年比+1.9%) 参考となる 9 月実績は前年比+1.9%。賃貸家賃は前月比+0.4%で上昇率は 8 月の+0.3%を上回った。 その他のサービス価格は上昇基調を維持しており、コアインフレ率が鈍化する兆しはみられない。賃金上昇の兆候も出ているこ とから、10 月のコアインフレ率は 9 月実績と同水準となる可能性がある。 -------------------------------------------------------------------■(米)10 月鉱工業生産 17 日(火)午後 11 時 15 分発表予定 (予想は、前月比+0.1%) 参考となる 9 月実績は前月比-0.2%。石油・ガスの掘削事業は停滞しており、全体水準を押し下げ た。10 月については、鉱業、電子機器、家電などの部門で停滞が続くとみられているが、製造業と公共事業がやや堅調と予想 されていることから、前月比プラスとなる可能性がある。 -------------------------------------------------------------------■(日)日本銀行金融政策決定会合 19 日(木)決定会合の終了予定時刻は未定 (予想は金融政策の現状維持) 10 月 6-7 日の金融政策決定会合の議事要旨によると、複数の委員が「物価の基調は改善を続 けており、昨年とは明確に異なっている」との見解を示していた。物価の基調は 10 月時点と変わっていないことやアジア、欧 米各国の金融市場に特段の混乱はみられないことから、今回の会合では金融政策の現状維持が賛成多数で決まる見込み。 -------------------------------------------------------------------- 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 決算カレンダー Market Data ※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。 日付 11月16日 11月16日 11月16日 11月16日 11月16日 11月16日 11月16日 11月16日 11月17日 11月18日 11月18日 11月18日 コード 2134 2788 6096 6871 7446 8952 8973 9898 2304 8630 8725 8766 銘柄 サンキャピタル アップル レアジョブ マイクロニクス 東北化学 JRE 積ハSI サハダイヤ CSSHD NKSJHD(11/18) MS&AD 東京海上(11/18) 上場部名 ジャスダックS 東証2部 マザーズ ジャスダックS ジャスダックS 東証REIT 東証REIT ジャスダックS ジャスダックS 東証1部 東証1部 東証1部 時刻 15:00 15:00 15:00 15:00 15:00 15:00 16:00 15:00 日付 コード 銘柄 上場部名 時刻 15:00 14:00 14:00 5 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 レーティング 格上げ・買い推奨 格上げ・買い推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 11月9日 証券会社 コード 社名 レーティング JPモルガン 9513 Jパワー NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ UBS 3283 プロロジス NEUTRAL→BUY格上げ いちよし 7550 ゼンショーHD B→A格上げ 岩井コスモ 4021 日産化 B+→A格上げ モルガン 8410 セブン銀行 UNDERWEIGHT→EQUALWEIGHT格上げ 野村 11月10日 SMBC日興 岩井コスモ 245000→238000 600→650 8252 丸井G NEUTRAL→BUY格上げ 8333 常陽銀 2→1格上げ 2270 雪印メグ B+新規 6758 ソニー B+新規 - 9039 サカイ引越 B+→A格上げ - 三菱UFJ 7735 SCREEN UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ 岡三 9062 日通 中立→強気格上げ 11月11日 UBS 目標株価(円) 1700→2000 600→750 - 500→700 - 8358 スルガ銀 NEUTRAL→BUY格上げ 岩井コスモ 4820 EMシステムズ B+→A格上げ シティ 1925 大和ハウス 2→1格上げ 4527 ロート 4→3格上げ - 4980 デクセリアルズ 2新規 - 11月12日 大和 野村 2580→3000 3200 6506 安川電 NEUTRAL→BUY格上げ 1600→1900 6728 アルバック NEUTRAL→BUY格上げ 2100→2916 7239 タチエス NEUTRAL→BUY格上げ 2000→2300 11月13日 岩井コスモ 6586 マキタ B→B+格上げ - メリルリンチ 1942 関電工 中立→買い格上げ - 1963 日揮 UNDERPERFORM→買い格上げ 9024 西武ホールディングス 中立→買い格上げ 4704 トレンド 野村 NEUTRAL→BUY格上げ 6 4900→5600 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 レーティング 格下げ・売り推奨 格下げ・売り推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 11月9日 証券会社 コード 社名 レーティング 岩井コスモ 8801 三井不 B+→B格下げ ゴールドマン 6465 ホシザキ 買い→中立格下げ 野村 5714 DOWA BUY→NEUTRAL格下げ 11月10日 CS 目標株価(円) 8700 1350→1050 4041 日曹達 OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ いちよし 7906 ヨネックス A→B格下げ - シティ 4503 アステラス薬 1→2格下げ 2000 ドイツ 4902 コニカミノルタ BUY→HOLD格下げ 1700→1400 三菱UFJ 1951 協エクシオ NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ 1430→1050 岡三 9684 スクエニHD 強気→中立格下げ 4151 協和キリン OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 8354 ふくおか 1→2格下げ 11月11日 CS SMBC日興 930 2100→2200 650 岩井コスモ 6440 JUKI A→B+格下げ ドイツ 7752 リコー HOLD→SELL格下げ 1200→1000 2600→2000 野村 6141 DMG森精機 BUY→NEUTRAL格下げ 11月12日 野村 3834 朝日ネット BUY→NEUTRAL格下げ 590→520 6103 オークマ BUY→NEUTRAL格下げ 1400→1150 11月13日 CS 6135 牧野フ BUY→NEUTRAL格下げ 1500→1100 4523 エーザイ NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ 7800→7000 岩井コスモ 6480 日トムソン A→B格下げ ゴールドマン 4324 電通 買い→中立格下げ 三菱UFJ 2461 ファンコミ OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 7 7000 1500→1100 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 -1000 8 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 2015/10/13 事業法人 2015/10/5 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 2015/10/13 2015/10/5 信託銀 2015/9/28 2015/9/24 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 2015/10/13 2015/10/5 2015/9/28 2015/9/24 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 2015/8/17 2015/8/10 2015/8/3 2015/7/27 2015/7/21 外国人 2015/9/28 2015/9/24 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 2015/8/17 2015/8/10 2015/8/3 2015/7/27 2015/7/13 2015/7/6 2015/6/29 2015/6/22 2015/6/15 2015/6/8 2015/6/1 2015/5/25 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 -500 2015/8/17 0 2015/8/10 500 2015/8/3 単位:億円 2015/7/21 -300 2015/7/27 -250 2015/7/21 -200 2015/7/13 -150 2015/7/13 500 2015/7/6 -100 2015/7/6 1000 -50 2015/6/29 1500 0 2015/6/22 2000 50 2015/6/29 2500 100 2015/6/22 150 2015/6/15 3000 2015/6/8 単位:億円 2015/6/15 200 2015/6/1 -8000 2015/6/8 -4000 2015/5/18 -2000 2015/5/25 0 2015/5/18 4000 2015/6/1 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 単位:億円 2015/5/25 2015/10/5 2015/9/24 2015/9/28 2015/10/5 2015/10/13 2015/10/19 2015/10/26 2015/11/2 6000 2015/5/18 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 投信 2015/10/13 生・損保 2015/10/13 2015/9/28 2015/9/24 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 2015/8/17 2015/7/27 2015/8/3 2015/8/10 2015/8/17 2015/8/24 2015/8/31 2015/9/7 2015/9/14 2015/6/1 2015/6/8 2015/6/15 2015/6/22 2015/6/29 2015/7/6 2015/7/13 2015/7/21 2015/5/18 2015/5/25 個人 2015/10/5 2015/9/28 2015/9/24 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 2015/8/17 2015/8/10 2015/8/3 2015/7/27 2015/7/21 2015/7/13 2015/7/6 2015/6/29 2015/6/22 2015/6/15 2015/6/8 2015/6/1 2015/5/25 2015/5/18 展望 2015/8/10 2015/8/3 2015/7/27 2015/7/21 2015/7/13 2015/7/6 2015/6/29 2015/6/22 2015/6/15 2015/6/8 2015/6/1 2015/5/25 2015/5/18 週刊相場観測誌 Market 投資主体別売買動向 - 1 総括コメント 外国人投資家は総合で買い越し継続 し継続となった。また、個人投資家は 1695 億円と売り越し継続となった。 11 月第 1 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 1890 億円と買い越し継続となった。現物についても買い越 その他、都地銀は 16 億円と買い越し継続となった。投信は 782 億円、生・損保は 163 億円、信託は 899 億円と売り越し継続と なった。事法は 346 億円と売り越しに転じた。自己は現物、TOPIX 先物、225 先物買いで 2275 億円と買い越し継続となった。この 週の裁定残は、ネットベースで 1787 億円増加の 2 兆 5560 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 0.96%の上昇へ。 6000 単位:億円 4000 2000 2000 -2000 0 -4000 -6000 -6000 -10000 -8000 -12000 単位:億円 -500 0 -1000 -1500 -2000 6000 単位:億円 2000 1500 5000 1000 4000 3000 2000 1000 0 -1000 株式会社フィスコ 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 投資主体別売買動向 - 2 市場別データ 単位:億円 日付 現 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 15/07/27 ▲74 ▲528 ▲242 335 257 ▲126 77 302 15/08/03 1,660 ▲2,503 2,672 ▲736 315 ▲29 ▲79 ▲939 1,097 15/08/10 207 808 ▲3,179 109 941 20 ▲8 15/08/17 ▲1,449 3,270 ▲4,005 ▲6 1,671 53 76 ▲89 15/08/24 ▲4,323 4,277 ▲7,070 1,487 1,835 143 ▲8 2,631 15/08/31 ▲3,219 3,378 ▲4,817 312 827 42 41 2,553 15/09/07 8,037 ▲1,274 ▲10,348 735 906 ▲56 ▲89 2,023 15/09/14 591 935 ▲7,858 238 5,314 ▲71 ▲106 530 15/09/24 ▲1,998 1,585 ▲760 484 ▲0 8 48 164 15/09/28 ▲1,838 ▲441 ▲1,989 757 660 ▲25 ▲131 2,413 15/10/05 ▲252 ▲3,309 2,103 85 333 ▲151 ▲113 1,497 15/10/13 249 ▲620 ▲267 4 204 ▲14 ▲70 617 15/10/19 806 ▲3,888 1,882 ▲377 127 ▲176 ▲100 2,080 15/10/26 1,843 ▲1,261 912 ▲270 260 ▲144 ▲145 ▲1,192 15/11/02 1,928 ▲1,361 1,319 ▲116 ▲345 ▲125 ▲24 ▲1,386 単位:億円 日付 T O P I X 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 15/07/27 986 145 ▲659 ▲218 8 ▲146 7 15/08/03 ▲2,336 ▲8 2,206 ▲76 2 35 144 ▲106 61 15/08/10 ▲672 ▲147 993 ▲50 5 48 ▲56 ▲48 15/08/17 1,402 17 ▲1,072 61 ▲26 ▲139 ▲40 ▲252 15/08/24 4,078 ▲83 ▲4,423 232 5 199 80 11 15/08/31 2,983 ▲17 ▲1,753 ▲492 ▲0 ▲24 ▲233 ▲445 15/09/07 957 109 ▲392 ▲660 ▲1 78 20 ▲173 15/09/14 ▲573 ▲3 736 15 ▲0 2 26 ▲220 15/09/24 2,823 ▲34 ▲3,069 ▲13 ▲2 ▲35 248 101 15/09/28 ▲937 ▲95 ▲2,211 377 ▲31 120 ▲1 2,802 15/10/05 ▲1,249 ▲37 812 211 8 72 10 315 15/10/13 156 ▲57 ▲82 ▲4 ▲36 ▲33 ▲146 131 15/10/19 ▲717 100 78 364 4 110 ▲206 275 15/10/26 ▲403 164 988 ▲186 39 ▲124 ▲43 ▲451 15/11/02 77 ▲48 ▲177 ▲62 19 ▲36 44 161 単位:億円 日付 日 経 平 均 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 15/07/27 96 424 ▲2,193 2,056 ▲1 ▲33 ▲135 ▲1 15/08/03 448 ▲329 4,048 ▲2,956 ▲30 ▲15 107 ▲1,145 15/08/10 1,930 144 ▲2,711 847 ▲4 ▲10 ▲58 ▲390 15/08/17 1,016 820 ▲5,175 2,374 147 0 ▲260 889 15/08/24 113 ▲500 ▲7,634 6,208 ▲104 ▲59 ▲329 2,548 15/08/31 ▲687 ▲392 3,760 ▲1,519 4 ▲58 ▲88 ▲971 15/09/07 ▲3,194 453 ▲735 1,445 ▲1 ▲10 726 1,203 15/09/14 273 ▲161 ▲497 472 ▲4 ▲2 ▲214 190 15/09/24 526 ▲65 ▲1,224 773 16 0 ▲209 319 15/09/28 853 186 ▲2,383 1,317 ▲5 ▲35 ▲54 196 15/10/05 2,152 ▲389 ▲1,664 543 4 ▲81 185 ▲893 15/10/13 825 108 ▲1,211 1,015 43 0 ▲148 ▲577 15/10/19 558 ▲152 409 20 ▲34 ▲55 ▲496 ▲329 15/10/26 ▲615 367 799 ▲1,270 ▲36 ▲33 693 ▲143 15/11/02 270 ▲286 748 ▲604 ▲20 ▲2 ▲4 326 9 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market ※ 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 新規上場銘柄 結果とスケジュール データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。 証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。 銘柄名 あんしん保証 コード 市場 上場日 仮条件 (円) 公募株数 (株) 売出株数 (株) 公募価格 (円) 初値 (円) 7183 東M 11/19 1,320~1,460 110,000 130,000 1,460 11/19 645~695 231,600 168,400 695 34,275,400 1,555 - 主幹事 11/13終値 (円) SBI - 事業内容: 家賃債務の保証事業 ロゼッタ 6182 東M - SMBC日興 - 事業内容: 自動翻訳サービス事業、翻訳、通訳事業、企業向け語学研修事業 6183 ベルシステム24ホールディングス 東1 11/20 1,500~1,720 3,102,900 - SMBC日興、 MUMSS、 - みずほ 事業内容: 電話等を利用したコールセンター業務、治験支援業務等 ネオジャパン 3921 東M 11/27 2,710~2,900 110,000 110,000 - - SMBC日興 - - 事業内容: ウェブ技術をベースとしたグループウェアである「desknet's NEO」とその関連製品・サービスの開発、販売等 インベスターズクラウド 1435 東M 12/3 1,730~1,870 420,000 670,000 - - SBI 150,000 350,000 - - SMBC日興 - - - みずほ - - - 野村 - - SBI - 事業内容: 土地情報の提供、デザインアパートの企画、施工、賃貸管理 鎌倉新書 6184 東M 12/4 - 事業内容: ポータルサイトを通じたライフエンディングサービスに係るマッチング事業及び書籍販売事業 ラクス 3923 東M 12/9 - 400,000 0 事業内容: 問合せメール共有・一元管理システム等のクラウド方式による開発・販売、IT エンジニアの派遣 ランドコンピュータ 3924 東2 12/11 - 323,500 100,000 事業内容: 各種コンピュータシステムに関するコンサルティング、企画、設計並びにソフトウェア販売及び運用、保守管理 ダブルスタンダード 3925 東M 12/15 - 200,000 475,000 - 事業内容: 企業向けビックデータの生成・提供、データ生成過程で培った技術を活用したサービス企画・システム開発 ツバキ・ナカシマ 6464 東1 12/16 - 0 19,264,700 - - 野村 - 12/17 - 50,000 773,000 - - みずほ - - 217,500 108,500 - - MUMSS - - 732,000 732,000 - - 野村 - 事業内容: 鋼球の製造・販売等 オープンドア 3926 東M 事業内容: 総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」等の運営 ミズホメディー 4595 東M 12/17 事業内容: 体外診断用医薬品の開発・製造・販売 フリュー 6238 事業内容: 東1 12/18 プリントシール機及びその関連製品の企画・開発・販売、インターネット上のコンテンツ・メディアの企画・運営・開発、クレーンゲーム景品の企画・ 販売、家庭用・スマートフォン向けゲームの企画・開発・運営 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証1 部) 雲上抜け銘柄(東証1部) コード 終値 (円) 銘柄 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) コード 銘柄 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1379 ホクト 2365 2225.25 2193.5 1762 高松G 2672 2620.5 1865 青木あす 882 870 759.5 1982 日比設 1677 1632.75 2218.5 1591 2211 不二家 202 198.75 199.5 2413 エムスリー 2575 2357.75 2112.5 2418 ツカダグローバ 796 779.5 782.5 2433 博報堂DY 1311 1279.75 1168.5 2607 不二製油G 1853 1782 1629 2897 日清食HD 6330 5840 5692.5 3167 TOKAIHD 541 534.5 474 3186 ネクステージ 857 844 760 14880 3250 ADワークス 49 48.75 48 3349 コスモス薬品 17340 17285 3666 テクノスジャパ 2514 2368.25 2305 4025 多木化 730 729.25 729 4045 東亜合成 1063 1057.5 985 4215 タキロン 575 544.5 543 4299 ハイマックス 1216 1211 1075 4506 大日住薬 1444 1420.75 1360 4514 あすか薬 1238 1230.25 1209.5 4531 有機薬 298 281.5 272 4631 DIC 348 340.75 293 4718 早稲アカ 865 853.75 834 4929 アジュバン 963 928.5 955 5142 アキレス 158 154.25 152.5 5204 石塚硝 262 249.5 245 5481 山陽鋼 544 513.75 471 5482 愛知鋼 545 542.25 488.5 6080 M&Aキャピタ 1712 1594 1465 6146 ディスコ 11380 11332.5 9565 6315 TOWA 823 739 680.5 6355 住友精 485 483.5 462 6361 荏原製 572 536.75 567 6367 ダイキン 8563 8437.25 7624.5 6369 トーヨーカネツ 252 237.5 249.5 6393 油研工 259 257.75 244.5 6490 日ピラ工 1026 1013.5 919 6498 キッツ 575 571 541 6504 富士電機 560 559.75 519 6947 図研 1191 1124.25 1050 6985 ユーシン 783 781.75 707.5 7231 トピー工 282 280.75 251.5 7239 タチエス 1986 1840.75 1702 7278 エクセディ 2953 2886.5 2800 7414 小野建 1104 1049 1092 7447 ナガイレーベ 2191 2135 2072.5 7481 尾家産業 920 893 874 7506 ハウスローゼ 1447 1440.5 1422 7532 ドンキHD 4890 4748.75 4032.5 7554 幸楽苑HD 1596 1582.25 1527 7611 ハイデ日高 3085 3077.25 2607.5 7702 JMS 300 296 295 7723 愛知時計 343 332 316.5 7731 ニコン 1682 1624 1596.5 7733 オリンパス 4750 4317.5 3960 7962 キングジム 865 863.75 845 7981 タカラスタン 957 949.5 913 8012 長瀬産 1559 1552.75 1430 8028 ファミリーM 5310 5148.75 4892.5 8087 フルサト 1784 1755 1532.5 8142 トーホー 2418 2385 2232.5 8160 木曽路 2101 2041.5 2011.5 8276 平和堂 2842 2756.25 2296 8306 三菱UFJ 829.1 795 733 8342 青森銀 402 389.25 355.5 8521 長野銀 209 205.25 198 8537 大光銀 8541 愛媛銀 252 249 241.5 8551 北日本銀 8628 松井証券 1124 1109.5 1049 8703 KABUCOM 8732 マネパG 8871 ゴールドクレ 9308 乾汽船 1000 992 989 9366 9749 富士ソフト 2556 2485.25 2442 9880 9983 ファーストリテ 47490 46907.5 41340 423 422.25 398 8841 テーオーシー 2267 2227.25 2124.5 9009 京成 247 239.5 228.5 3405 3317.75 3000.5 402 401.5 343 990 929.5 851.5 1527 1509 1308 サンリツ 554 551.75 541.5 イノテック 525 500 516.5 11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 143 Weekly 2015 11 16 一目均衡表雲抜け銘柄 雲下抜け銘柄(東証1 部) 雲下抜け銘柄(東証1部) コード 終値 (円) 銘柄 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) コード 銘柄 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 2301 学情 1010 1194.5 1022 2899 永谷園HD 1071 1125.25 1084.5 3022 山下医 1798 1922.25 1891 3252 日本商業開発 1721 2206.25 1834 4182 菱瓦斯化 619 636.25 622 4465 ニイタカ 1557 1624.25 1558.5 4739 ICTS 2517 2617 2530 4826 CIJ 505 565.5 535.5 4958 長谷川香 1622 1720 1632.5 5017 富士石油 373 409.5 379 5101 浜ゴム 2115 2478.5 2223 5413 日新製鋼 1258 1488.5 1283.5 5631 日製鋼 457 506.75 461.5 5714 DOWA 921 1029.5 979 5981 東京綱 180 213.25 193 6141 DMG森精機 1558 1955.5 1745 6274 新川 610 815.25 709 6284 ASB機械 2227 2535.25 2371.5 6293 日精樹脂 975 1212.75 1007 6332 月島機 1157 1238.25 1171.5 6371 椿本チ 954 1034.75 958 6584 三桜工 757 845 784.5 6752 パナソニック 1409 1619 1452.5 6800 ヨコオ 641 727.25 664.5 6804 ホシデン 687 788.75 733.5 6817 スミダ 762 764.5 768 460.5 6839 船井電機 1033 1436 1288 6927 ヘリオステクノ 423 479.75 6935 日デジタル 1633 1662 1741 7213 レシップHD 849 863.5 855 7274 ショーワ 1144 1211.25 1154.5 7618 PCDEPOT 768 893.75 820.5 8007 高島 251 269.75 253 8022 ミズノ 594 623.5 597.5 8093 極東貿易 280 295.5 285.5 9070 トナミHD 352 413.25 366 9532 大ガス 452.1 491 463.5 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 【ご投資にあたって】 本レポート記載の内容に従ってお取引される場合、店舗における国内の金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満を除 く)の場合は約定代金に対して最大1.134%(税込み)(ただし、約定代金の1.134%に相当する額が2,700円(税込み)に満たない 場合は2,700円(税込み))の委託手数料をご負担いただきます。 また、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者の信用状況(財 務・経営状況含む)の悪化等、それらに関する外部評価の変化等により損失が生じる恐れ(元本欠損リスク)があります。 なお、信用取引などを行う場合は、対象となる株式等または指標等の価格変動により損失の額がお客様の差し入れた委託保 証金などの額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。なお、商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商 品等の契約締結前交付書面やお客様向け資料をよくお読みください。 【免責事項】 ■ 本資料は株式会社フィスコ(以下「フィスコ社」という)独自の調査・判断に基づくものであり、ひろぎんウツミ屋証券株式会社によ る投資情報ではありません。そのためひろぎんウツミ屋証券は本資料の正確性、完全性について一切の責任を負うものではな く、また、本資料の情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切の責任を負いません。 ■ フィスコ社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありませ ん。また、掲載される情報はフィスコ社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容及び情報の正確 性、完全性または適時性について、フィスコ社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。 ■ 本文、データなどに関しましては、著作権法などの法律、規制により知的所有権が保護されており、個人の方の本来目的以外で の使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除く)。 ■ 金融商品(投資信託・外貨預金・公共債等)は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。 ■ 商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、金融商品をお申込の際は、当該商品等の契約締結前交付書面もしくは投資 信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みください。 私たちはお役に立つ情報提供を常に考え、行動しています。 商 号 等:ひろぎんウツミ屋証券株式会社 金融商品取引業者 中国財務局長(金商)第20号 加入協会:日本証券業協会 本社 〒730-0032 広島市中区立町2-30 電話:082-245-5000(代) htt p://www.hirogin-utsumiya.co.jp 本 店営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ゆめタウン 広島市南区皆実町2-8-17 〒734-0007 広 島出 張所 ゆめタウン広島内 法 人営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ℡:082-245-5000 三 次 支 店 〒728-0013 三次市十日市東1-2-48 ℡:0824-62-3121 ℡:082-252-8415 可 部 支 店 〒731-0221 広島市安佐北区可部5-13-12 ℡:082-815-2600 ℡:082-245-5035 五日市支店 〒731-5127 広島市佐伯区五日市7-4-33 ℡:082-922-0161 福 山 支 店 〒720-0808 福山市昭和町1-1 ℡:084-922-1321 東広島支店 〒739-0014 東広島市西条昭和町3-21 ℡:082-422-3621 ℡:086-222-1561 廿日市支店 〒738-0024 廿日市市新宮1-9-34 ℡:0829-31-6611 ℡:0847-45-8500 岩 国 支 店 〒740-0017 岩国市今津町1-9-26 ℡:0827-22-3161 投 資 相 談 岡山市北区磨屋町1-3 〒700-0826 ブース岡山 広島銀行 岡山支店内 府 中 支 店 〒726-0004 府中市府川町337-1 尾 道 支 店 〒722-0035 尾道市土堂1-11-17 ℡:0848-23-8121 徳 山 支 店 〒745-0015 周南市平和通2-33 ℡:0834-31-5350 因 島 支 店 〒722-2323 尾道市因島土生町塩浜1894-10 ℡:0845-22-2291 防 府 支 店 〒747-0801 防府市駅南町4-1 ℡:0835-22-2871 竹 原 支 店 〒725-0026 竹原市中央1-5-3 ℡:0846-22-2295 宇 部 支 店 〒755-0043 宇部市相生町3-15 ℡:0836-31-1105 三 原 支 店 〒723-0014 三原市城町1-5-12 ℡:0848-67-6681 萩 〒758-0027 萩市吉田町64-2 ℡:0838-25-2121 呉 ℡:0823-21-6401 浜 田 支 店 〒697-0024 浜田市黒川町4185 ℡:0855-22-1515 別 府 支 店 〒874-0935 別府市駅前町12-11 ℡:0977-21-3111 東 京 支 店 〒103-0025 中央区日本橋茅場町1-12-4 ℡:03-3668-7551 支 店 〒737-0046 呉市中通2-4-13 支 店 ネットセンター(インターネット取引) http://www.hirogin-utsumiya.co.jp コールセンター(コール取引) フリーコール:0120-506-084 資料作成:株式会社フィスコ ■本レポートに関するお問合せ■ 株式会社フィスコ 営業開発部 電話:03-5774-2463 E-mail:[email protected] 〒107-0062