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【松江市交通局勤務管理・勤務実績システム
《 目
《 目
次 》
次 》
1.
1.
2.
2.
3.
3.
4.
4.
5.
5.
6.
6.
7.
目的及び概要
システム基本機能
支払対象と方法
機能要件詳細
システム基本機能
ハードウェア要件
機能要件詳細
ソフトウェア要件
ハードウェア要件
開発日程
ソフトウェア要件
保守管理体制
非機能要件
8.
開発日程
9.
入札要件
10. 参考データ
1
仕様書】
1.目的及び概要
1. 新システム導入の目的・方針
(1) 導入の目的
新システムの導入においては、長時間労働の実態がみられる自動車運転者について、労
働基準法及び労働省告示「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」
(以下「改善基
準告示」という。
)を遵守することにより、松江市交通局自動車運転士の労働時間等の労働
条件の向上に努めることを目的とする。
(2) 基本方針
・経営環境、技術環境の変化に柔軟に対応できることを目指す。
・新システム利用者へのフィードバックを早期より行う。
・新システム利用者にとって総作業時間が削減できる設計を行う。
・データベースを最大限活用し、重複入力がないようにする。
・新システムの設計段階から社内要員を育成し、稼働後もサービスレベルの維持に努める。
2. 狙いとする効果
(1) 労働基準法・改善基準告示の遵守
拘束時間と休憩期間の関係、拘束時間の限度(休息期間の確保)、運転時間の限度、時間
外労働及び休日労働の限度等の可視化とチェックの簡素化
(2)システムリスクの回避と拡張性の確保
経営環境・技術環境の変化にあわせて機能追加/変更が適時に行えるシステム基盤を
構築する。
(3)意思決定支援と部門間情報伝達の向上
情報の共有化を実現できる仕組みを構築することで、部門間の情報を共有し、迅速な意思
決定を可能にする。
3.契約の概要
(1)本業務は、新システムの導入及び利用に際して、システム構築費用及びシステムを維持する
ために必要な保守・運用支援等を含め、システム、ハードウェア等一式を「リース」として
調達するものである。
(2)履行期間
契約締結日の翌日からリース開始後5年間とする。なお、リース開始日については本局と受託
者で別途協議を行うものとする。
※地方自治法第234条の3に基づく長期継続契約とする。翌年度以降の予算額が削減され
た場合には、本契約を解除できることとする。
4.新システム利用者
(1)運用管理者
松江市交通局総務課1名、運輸課1名
(2) 利
用 者
松江市交通局職員5名程度
2
1.業務の目的及び概要
2.支払対象と方法
1.支払対象
システム、ハードウェア等一式を借上げる費用とし、その費用には、システム構築費用及びシ
ステムを維持するために必要な保守・運用支援を含むものとする。なお、消耗品については本局
が別に調達を行うので費用に含まないものとする。
2.支払方法・時期
契約金額は、リースの利用開始後、毎月のサービス利用に応じて、円単位で支払う。
毎月支払う額は、契約金額を、リースが開始する月から契約期間終了月までの月数で除した額
とする。なお、端数処理については、小数点以下第1位で切り捨て、差額は初回支払い月で調整
する。
3.契約中途で契約が終了した場合の支払方法
契約中途で契約が終了した場合、契約金額は、以下に従い、支払う。
(1)本局の責により契約を終了する場合
① リース開始前の場合
契約によりシステムの導入のため開発・構築を行っている部分については、システム構
築のための費用の履行済み割合を協議し、割合に応じた費用を本局が負担する。
② リース開始後の場合
システム構築のための費用及び契約が終了するまでのリース料は、本局が負担する。
(2)受託者の責により契約を解除する場合
① リース開始前の場合
契約によりシステムの導入のため開発・構築を行っている部分については、開発・構築
業務の進捗状況の如何を問わず、その費用を受託者が負担する。
② リース開始後の場合
契約が終了するまでのリース料は、本局が負担する。
3
3.システム基本機能
本システムは仕業への乗務員・車輌の割当てから実績管理・出退勤管理までを管理する機能を
中心とし、勤務実績システムについては、事務所配置職員の実績管理も併せて行うことができる
ものとして、下記の機能構成からなるシステムとする。
なお、各端末をネットワークで結び、サーバによる一括管理を可能とする。
また、システム使用の際、職員番号とパスワードの入力により特定の担当者のみ操作可能とし、
担当者別に操作可能な機能、範囲を制限できること。その際、5 名以上の利用者の設定が可能である
こと。さらに操作記録(ログ)を取得できる仕組みを持ち、過去の操作履歴を特定の担当者が確認
できることとする。
なお、システムの安定的な稼動のため、類似のバス事業者で採用実績のあるベンダーが開発する安
定性・信頼性に優れたシステムを採用することとする。
勤務管理システム
基本情報管理機能(マスタ管理機能)
・仕業情報(仕業マスタ)
・職員情報(職員マスタ)
・車輌情報(車両マスタ)
・操作担当者情報(操作担当者マスタ)
・仕業データ登録、修正機能
・カレンダー管理(カレンダーマスタ)
・改正日(世代)管理 (改正日マスタ)
勤務表作成機能
・乗務員ローテーション設定機能
・勤務割当て機能
・勤務変更処理機能
・仕業追加、挿入機能
運行計画管理機能
・車輌割当て、変更機能
・勤務状況確認機能
・乗務員変更入力機能
・乗務員労働時間チェック機能
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出退勤管理機能
・出退勤状況確認画面
・出退勤確認設定機能
・出退勤時刻記録機能
出力帳票機能
・勤務指定表(予定交番表)
・点呼記録簿
勤務実績システム
基本情報管理機能(マスタ管理機能)
・時間外勤務計算ルール設定・管理
・勤務実績計算ルール設定・管理
勤務実績確認機能
・勤務日報入力機能
・時間外勤務入力機能
・勤務日報集計機能
・勤退月次集計機能
v
出力帳票機能
・勤務日報一覧表(日別、個人別)
・個人別勤務実績一覧表
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4.機能要件詳細
前述の機能一覧各機能は、以下の要件を満たすこととする。
1.
勤務管理システム
1-1基本情報管理機能(マスタ管理機能)
(1) 仕業情報(仕業マスタ)
ダイヤ情報を元に次の情報が確認・設定・追加・変更ができ、ダイヤ改正毎に作成するこ
とが出来ること。
① 仕業内容の情報
仕業毎の出勤、出庫、休憩、入庫、退勤、勤務時間、実働時間、拘束時間のそれぞれの時
刻が管理でき、車両情報も管理できること。
また、仕業番号、仕業グループ等が確認、設定、変更ができること。
② ダイヤの種別
平日、土日祝、年末年始
※ダイヤの種別が追加・変更できること。
(2) 職員情報(職員マスタ)
職員の氏名、配属年月日、職種、採用年月日、退職年月日、免許証の有効期限の確認、設
定、追加、変更ができること。
① 職種
正規職員、非常勤職員等、各職種の設定、変更、登録が可能なこと。
② 班(仕業グループ)の設定
所属班ごとに勤務割当のルールを持ち変更、登録処理が可能とすること。
③ 有休休暇等残数
有休休暇、夏季休暇等の残数が種類別で管理できること。
(3) 車両情報(車両マスタ)
登録年月日、更新年月日、車種、車番が管理できること。
また、本システム内での廃車処理、新規登録が可能であること。
(4) 操作担当者情報(操作担当者マスタ)
操作する職員毎に ID/PW が設定、変更、追加でき、本システム内で使用できる機能を設
定することができること。
(5) 仕業データ登録、修正機能
勤務内容に変更があった場合、仕業データを修正、登録できること。
カレンダー管理(カレンダーマスタ)
日別に運行ダイヤが設定、変更できること。
また、日にちや曜日に応じて適応するダイヤ(平日、土日祝)等を設定できること。
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西暦表示であること。
(6) 改正日(世代)管理(改正日マスタ)
世代別にマスタ管理できること。
また指定日から自動的に切り換えを可能とする。
1-2 勤務表作成機能
(1) 乗務員ローテーション設定機能
乗務員、仕業(ダイヤ)配列の設定、変更ができ、ローテーションの登録、変更作成が可
能なこと。また、乗務員配列、仕業(ダイヤ)配列は基準日(改正日)管理が行え、配列
の段数設定、変更ができること。また、5 勤 1 休の予定交番が作成できる仕組みとするこ
と。その際インターバルや拘束時間のチェックができること。
(2) 勤務割当て機能
将来 6 週間の勤務表が作成可能とする。
割当結果画面は特定日の全勤務及び個人別の一定期間、特定勤務の数日間とする。
仕業は他の分割した仕業とセットで 1 つの仕業として処理ができること。
また、1つの仕業を分割する事ができ、同じ処理ができること。
勤務割当には通常の勤務の他に予備、臨時、貸切、研修等も含み、手動割当ができること。
変形労働時間制の労働時間の管理ができること。
(3) 勤務変更処理機能
勤務変更が随時、または何日前でも変更可能とする。
未割当仕業及び割当仕業なし乗務員が帳票及び、プレビュー機能で確認できること。
(4)仕業追加・挿入機能
臨時便の仕業を追加して作ることができる。
内容には系統番号、時間(出退勤時間、乗務時間、拘束時間)を入力できること。
また、作成した仕業を手動で割り当てる事ができること。
1-3 運行計画管理機能
(1) 車両割当、変更機能
仕業情報(仕業マスタ)に予め車種(及び車輌)を割り当てることが出来ること。
また、当日の車輌変更を可能とすること。
(2) 勤務状況確認機能
勤務割当画面で日付指定して乗務員の 6 週間の勤務状況(拘束時間、実働時間等)が確認
できること。
また前後数日間の勤務状況も確認できること。
(3) 乗務員変更入力機能
当日の乗務員の変更を可能とする。
勤務変更を行う場合、乗務員の基本勤務との時間差により生じる時間外勤務の時間数につ
いては日報に反映させること。
(休日出勤の際も同様)
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(4)乗務員労働時間チェック機能
勤務割当て時の労働時間について、改善基準告示に準じたものを含め、任意の条件により
拘束時間、休息時間、実働時間等のチェック機能を有すること。
また、勤務変更処理時に画面にエラーメッセージを表示させることが出来ること。
1-4 出退勤管理機能
(1) 出退勤状況確認画面
乗務員の出退勤の予定が確認できること。
(2) 出退勤確認設定機能
出退勤確認用として別途、交通局所管の東海電子製アルコール濃度測定システム(モデル
名:T-ALC-P200)と接続可能であること。
アルコール測定器で測定した内容を用いて出退勤が行える仕組みであること。
また、出退勤時刻までの時間に応じて画面の色別表示を行い、出勤時刻までに出勤しなか
った場合に警告音を鳴らすこと。
運行当日の勤務状況を一覧表で印字プレビュー出力できること。
(3) 出退勤時刻記録機能
出退勤時間についてはマスタで管理している予定時間より早い時間は記録しない。
予定時間より遅い時間は保持するという仕組みを組めること。
(4) その他
打刻忘れの場合は管理者権限で手入力修正が可能なこと。
1-5 出力帳票機能
すべての帳票は印刷プレビュー機能を有すること。
(1) 勤務指定表(予定交番表)
(2) 点呼記録簿
2.勤務実績システム
2-1 基本情報管理機能(マスタ管理機能)
(1) 時間外勤務計算ルール設定・管理
交通局が指定する時間外勤務の種類を設定、追加、変更内容を組込むことができること。
時間計算は交通局が指定するルールによる計算を組込むことができること。
(2) 勤務実績計算ルール設定・管理
① 勤務実績の集計単位と項目
日次・・・勤務内容(定期、貸切)
、出退勤時刻、勤務時間、深夜勤務時間、
時間外勤務の種類(超過勤務、公休出勤)
職種別勤務時間及び時間外勤務時間、その他手当
月次・・・出勤日数、手当回数集計、中休回数集計、上記日次項目の集計
② 時間計算の処理単位
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出勤、退勤の 2 つの時刻から時間計算ができること。
2-2 勤務実績確認機能
(1) 勤務日報入力機能
当日の乗務員の出退勤状況、臨時便運行等の状況を集計できること。
災害時の運行中止やその他事情による変更にも対応できること。
(2) 時間外勤務入力
当日に発生した時間外勤務他、勤務実績入力を可能とする。
また、後日に勤務実績の修正を可能とすること。
(3) 勤務日報集計機能
日毎の勤務内容、勤務時間、超過勤務時間等の集計ができ、数値の変更を可能とすること。
(4) 勤務月次集計機能
① 実出勤時間、日数、時間外勤務の種類別時間、休日出勤の出勤日数を集計し、表示および
数値の変更を可能とすること。
② 集計データのCSV出力
勤退データを月別でCSVデータ出力できること。
(交通局指定フォーマット)
データは職種別(正規職員、非常勤職員等)に出力でき、保存できること。
ダイヤ運行システムや給与系システムとの連携が取れること。
2-3 出力帳票機能
(1) 勤務日報一覧表(個人別、日別)
(2) 個人別勤務実績一覧表
※上記帳票は現在使用中の「時間外、手当等整理簿」に当たる帳票とする。
5.ハードウェア要件
システムが採用するハードウェアは下記の要件を満たしていることとする。
本業務を円滑に実施するために十分な仕様を提案し、導入すること。また、ハードウェアの機器等
は、業務が滞りなく運用できるよう構成を提案することとし、サーバ等、勤務管理用端末 2 台、点呼
業務用端末 1 台、プリンタ1台、ネットワーク機器を確保し本局内に設置すること。サーバ等とは、
サーバ機器、サーバ周辺機器、サーバにインストールするサーバ OS、ミドルウェアなどのソフトウ
ェア(以下「サーバ等」という。
)をいう。
1.サーバ等
本業務を滞りなく実施するために必要なサーバ等を用意すること。
(1)台数および実装
必要な台数、構成を見込んで設置すること。
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(2)レスポンス及び耐障害性
レスポンス、耐障害性について適切な対応となること。
(3)バックアップ
サーバのデータは適切にバックアップでき、データが破損した場合にも速やかに復旧できる
こと。
(4)サーバ周辺装置
サーバのデータのバックアップ、外部出力データの作成、外部データの取り込み等に使用する
外部記憶装置を整備すること。
2.端末・周辺機器等
以下の端末や周辺機器を整備すること。
(1)ハードウェアの採用基準
システムの安定的な稼動のため、実績がある安定性・信頼性に優れたハードウェアを採用する
こと。実績とは、類似の事業所で採用実績のあるハードウェアであること。また、サーバ構成、
周辺機器、クライアント台数などシステムの構成や組み合わせは、本局以外で採用実績がある
仕組みであること。
(2)ハードウェアのスペック
①業務を円滑に行うことが可能であり、また、利用者数等に対しても最適なものであること。
②カラーディスプレイは、20インチワイド液晶以上であること。
③端末の内蔵HDは、勤務計画データおよび実績データを保持及びバックアップ可能な容量
(200GB以上)を有すること。
③端末は、マウス用、キーボード用の他に USB 端子を一つ以上備えていること。
④プリンタは、システムから出力する帳票にすべて対応できること。
(3)拡張性
クライアント端末数、データ容量の増加等に伴うメモリ、ハードディスクの追加、もしくはサ
ーバの増設等、環境の変化にあわせた拡張が容易に実施できること。
3.その他
(1)停電対策
サーバ及び端末は落雷等の瞬電への対策を有すること。
(2)ソフトウェア
OS、データベースソフト、Microsoft 製品、その他ソフトウェア製品については、
適切なライセンス体系の商品が導入されること。
6.ソフトウェア要件
システムのソフトウェアは下記の要件を満たしていること。
1.データベース
システムデータベースは汎用のデータベース上に構築され、他の市販表計算ソフトでの読み出しが
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できること。
2.システムの拡張性
(1)システムの構造が将来の業務追加や機能修正に柔軟に対応できること。
(2)システムプログラムは一般ユーザーでもマスタデータの変更、追加、修正が行えるものである
こと。
(3)システムは情報の一元管理、ネットワーク構築性等の発展性のあるデータベースシステムで
構築されていること。
7.非機能要件
1.保守、修理体制
①本システム及び機器の保守作業の時間帯は、本局(土日祝日、年末年始12月29日~1月3日は
閉庁)の勤務時間内(9:00~17:45)とする。
ただし、緊急を要する場合には、協議の上、業務に応じるものとする。
②本局からの質問や保守、修理作業の要望に迅速、的確に対応できる体制であること。
③ハードウェア、ソフトウェア及び、データに障害が発生した場合には、 障害前の状態に速やかに
回復できるバックアップシステムを有し、インターネット回線を通じたオンラインでの復旧作業、
又は出張による復旧作業とすること。
システムに支障をきたさない範囲で迅速に対応できる保守体制であること。
④保守作業終了後は速やかに作業完了報告書を提出すること。
2.セキュリティ
①ウイルス対策
サーバ及び、端末に関しては、ウイルス対策ソフトの導入、パッチファイルの適用等、最適なセキ
ュリティ対策を実施すること。
②アクセス権
利用者に応じて機能を制限できること。
③アクセスログ
利用者 ID/利用端末/利用日時を蓄積し、参照できること。
3.ネットワーク
リモート保守等でネットワーク接続が必要な場合、セキュリティを考慮した最適なネットワーク
構成にて提案すること。
4. 移行方法
①データ移行
既存システムからのデータ移行の方法、時期、役割分担などを明示すること。
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②システム切替
既存システムから本システムへの切替方法について明示すること。
5. 個人情報等の保護
本業務の受託者は作業の過程で本局から提供した個人情報その他一切の情報について守秘義務を負
う。また、松江市の定める「松江市個人情報保護条例」等を遵守し、個人情報の保護及び情報セキュ
リティの確保に留意し、万全を期すること。
6. 再委託
本業務を第三者に委託する場合には、事前に本局の承諾を得ること。また、本局が承諾した場合、
委託を受けた第三者においても、個人情報等の保護の規定を遵守するものとする。
7. その他
契約期間満了時の機器等の返還にあたっては、受託者の責任・負担にて荷造り及び運送を行うもの
とする。
8.開発日程
1.開発スケジュール
平成28年12月までに仮稼働、平成29年4月までに本番稼働することを前提にシステム構築を
行うこと。また、そのために必要なテスト期間、操作研修の期間を充分に確保すること。
<案>
システム開発 平成28年
5 月着手
勤務管理・実績システム 仮稼働
平成 28年 12月~
検収
平成 29年
1月~
本番稼働
平成 29年
4月~
システム保守サポート開始
平成 29年
4月~
9.入札要件
入札金額は本リース契約に関する一式の費用の合計額を記載することとし、以下の2~3に記載す
るすべての項目の内容が含まれているものとする。
1. 契約方法
① 所有権移転外ファイナンス・リースとする。
② 契約期間は契約締結の日からリース開始後5年間とし、延長する場合は再契約とする。なお、
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再契約を行う場合の条件は、本事業の契約に準ずることとし、詳細については本局と受託者で
協議を行うものとする。また、初期費用及びシステムを維持するために必要な保守・運用支
援、回線使用料等のランニング費用は本契約のなかに含まれていることを前提とする。
③ 契約に際して、受託者は初期費用およびランニング費用の内訳を明示することとする。また、
再契約する場合の 6 年目から 10 年目の間に必要な費用について、概算見込を明示する事とす
る。
2.初期費用
①ハードウェア費用
・システムハードウェア費用(リモート保守用機器含む)
※機器仕様も提示すること。
②ソフトウェアライセンス費用
・パッケージ費用
・ミドルウェア費用
③設計・開発費用(導入・教育等付帯費用含む)
・カスタマイズ費用
・データセットアップ費用
・機器導入設置費用
・操作研修費用
・ネットワーク整備費用(リモート保守及び局内 LAN 環境整備のために必要な費用)
3.ランニング費用(月額及び年額)
①ハードウェア保守料
②ソフトウェアライセンス費用
・パッケージライセンス料
・ミドルウェアライセンス料
③システム保守料
・システムサポート保守料
・パッケージバージョンアップ費用
・ヘルプデスク費用
④設備費用
・ネットワーク回線費用(リモート保守のために必要な費用)
10.参考データ
1. 乗務員数(平成28年4月1日現在)
正規運転士:41名
臨時・嘱託運転士:52名 計93名
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2. 運行車両数(平成28年4月1日現在)
定期:57両
貸切:12両
3. 仕業数(平成28年4月1日現在)
平日:49仕業
土日:41仕業
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