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インターンシップ報告書

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インターンシップ報告書
2012 年 11 月 7 日
王 旭陽
インターンシップ報告書
国際開発工学科 4 年
花岡研究室
王 旭陽
オウ キョクヨウ
受入企業と機密保守の契約を結んだため、本レポートにおいては、詳細の業務フロー、デ
ータや写真の使用を控えさせていただいております。ご了承ください。
1.概要
・勤務先:富士通株式会社(日本国内)
・所属部署:インフラ事業本部・部品統括部・計画部 /物流部 /工務部
・受け入れ人数:2
・実習テーマ:IT サービス物流(保守)におけるサプライティーンマネジメントの戦略立
案と ICT 技術等を活用したロジスティクス革新活動
・期間:9 月 10 日~9 月 28 日(土日祝日除き)
・場所:武蔵小杉
・手当:1000 円 /日(食事補助として)
、交通費全額
・スケジュール:
部署
9月10日 (月) 計画部
9月11日 (火)
9月12日 (水) 物流部
9月13日 (木)
9月14日 (金)
9月17日 (月)
9月18日 (火)
9月19日 (水)
9月20日 (木)
9月21日 (金)
9月24日 (月)
9月25日 (火)
9月26日 (水)
9月27日 (木)
9月28日 (金)
工務部
始業
8:40~12:20
昼休み
12:20~17:30
終業~
全体オリエンテーション
業務内容説明
(@武蔵中原)
(計画部・物流部)
リロケーション活動、
東京中央パーツセンター見学
計画部歓迎会
パーツフロントの説明
(@飯田橋)
パートナー制度、
EXPセンター見学(@水道橋)
QBR活動の説明
東日本補給センター見学(@川崎)
物流部歓迎会
資料整理、報告書作成 パーツセンター品質監査活動(@立川)
祝日
業務内容説明
配置、発注、補給作業の説明
(工務部)
手配作業の説明、
OSC見学、緊急配置とMSC
工務部部会
の説明
枯渇対策会議
QBR活動-
工務部歓迎会
(@武蔵中原)
物流品質対策会議
沼津工場見学(@静岡・三島)
資料整理、報告書作成
グローバル関連保守活
新人教育成果発表会
動の説明
資料整理、報告書作成
資料整理、報告書作成
資料整理、報告書作成
資料整理、報告書作成
資料整理、報告書作成
インターンシップ成果発表会 部品統括部送別会
富士通テクノロジーホール見
資料整理、報告書作成
学、全体インターンシップ成果
発表
2012 年 11 月 7 日
王 旭陽
2.インターンシップの準備
①情報収集
5 月ゴールデンウィックの後に、以下、日本の就職支援サイトに登録した。
・リクナビ<http://job.rikunabi.com/2014>
・マイナビ<http://job.mynavi.jp/14/pc/corpinfo/displayCorpSearchByIs>
・理系ナビ<http://www.rikeinavi.com/int/index.php>
企業の情報や就職活動に関する知識はインターネットで収集できる。そして 7 月から、
ほとんどの夏休み期間内のインターンシップ情報は調べるようになった。ウェブサイトを
通じて簡単に申し込むことができる。
②申し込み
今回のインターンシップについては、参加するまでには以下の流れがあった。
プレエントリー
(~7 月 29 日)
エントリー
(~7 月 29 日)
面接
(8 月中旬)
個人情報などを入れて、インターンシップ採用ウェブサイトのアカウ
ントを作る。
志望理由、
自己 PR とインターンシップで習いたいことをそれぞれ 500
字程度作成し、採用ウェブサイトでエントリーする。
書類が合格すると、企業から電話とメールがあり、面接の日時を相談
しながら決める。私の場合は、人事の方が会社情報と注意事項を説明
したあと、計画部部長が面接を行った。
採用決定
(面接後 1 週間程度)
合格・不合格のメールが届き、合格の場合は、2 日以内参加意
思の有無を返信しなければならない。期間内返信なしの場合は
参加放棄だとみなされる。
就職情報サイトには私の受け入れ先以外にもメーカ、商社、金融・保険・証券、通信・
情報など、多数の業界のインターンシップ情報が載せてある。ただ学科の単位として認定
されるものは限られているので、事前に担当の教授まで確認したほうが無難である。
3.業務(この部分は発表資料に参考する)
・概要:計画部・物流部・工務部の 3 つの部門で業務を体験したことにより、保守部品 SCM
の上流工程(調達、全国倉庫への配備等)から下流工程(保守管理、保守部品提供)まで
2012 年 11 月 7 日
王 旭陽
経験した。
・業務目標:SCM の一連の流れを経験したうえで、現状の問題点・改善点の提示とその解
決施策を提案する。
4.インターンシップ成果:
①IT 情報産業、特にインフラ施設に関する保守サービスの提供しかたを理解した。
②現在保守部品の物流活動の行いかたと以下の特性を理解した。
・保守部品の物流活動には、大量運送よりは精確性と迅速性が最も大切である。
・インフラ施設の保守について、緊急の場合が多いが、施設密度の高い都心部より地方施
設の故障は緊急になりやすい。
・倉庫の立地条件については、日本の諸事情により昔とは変化している。燃費が安く、用
地が高い時代は郊外に倉庫を建てることが多かったが、今は燃費が高く、用地が安くなっ
てきた。倉庫のロケーションを都心部に移すことにより、公共交通も活用することができ、
運送コストを下げるほか、運送時間も短縮することができる。
・製造業の物流活動は専門の物流会社に依頼することが主流である。そしてサービスを向
上させるためには、複数の物流会社に依頼したほうがいい。しかし依頼を受けた物流会社
は全部の作業を自分で行うことだけでなく、また他の会社に依頼することが多い。このや
り方では物流事故のリスク管理が困難になる。複数の会社の管理システムを統一すること
は考えられている。
・物流センターの規模が大きくなればなるほど、日常の整理整頓が大切になる。仕分け、
個装、ピッキング等の作業はまだ人手に頼る場合が多く、マニュアル通りに教育すること
が大事である。
・物流活動の品質監査については、厳密、同一の評価基準を作成したうえ、こまめにチェ
ックすることが大事である
③職場生活から以下のことを理解した。
・仕事は生活の一部だと認識しないといけない。
・社会人と学生の違いは、何事も責任をもってやっていることだと考えられる。
・日本企業の良さは、個々の人の力を合わせて、地味だと見えているところでも成功でき
る。
以上
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