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グラフ新宿区(抄)
グラフ新宿区(抄) グラフ新宿区(抄) グラフ新宿区(抄) グラフ新宿区(抄) グラフ新宿区(抄) 「新宿駅周辺地区整備ガイドライン2010」(抄) 地区のまちづくり方針(都市像) 都市像 新宿区都市マスタープランでは新宿駅周辺地区の目標を「人を魅せるまち」 ・ 「活力と文化の *1 薫りあふれるまち」 ・ 「 (わ)のまち 」としています。これらの目標を具体化するため、本ガイ ドラインでは、 「人を魅せるまち」は賑わいと共に「わかりやすさ」を向上させること、 「活力 と文化の薫りあふれるまち」は「賑わいと交流のまち」とすること、 「 (わ)のまち」は「歩い て楽しいまち」とすることが必要であると考えました。これらを実現することで人が「まち」 にたたずみ、人とふれあい、交流することにより、新宿の多様性などの魅力を維持向上させ、 消費の活力回復、文化・情報発信等ポテンシャルの底上げを図ることが可能であると考えます。 これらから、基盤等(広場・道路における豊かな歩行者空間の確保とネットワーク化、たま り空間の確保、商業集積地等の賑わい空間への自動車の流入抑制)の再整備を行い、まちのコ ンテンツ(業務、商業、娯楽等)との連携(店舗と道路空間との一体的利用等)を深め、新宿 駅周辺地区を「歩いて楽しい」+「賑わいと交流」の地区とし、 「わかりやすいまち」として 整備することを目指します。 *1 「 (わ)のまち」とは、生活・文化・商業・遊びの空間を「輪(わ) 」状につなげ、人波が しなやかに流れるようにするとともに、人と人がふれあい「和(わ) 」みあるまち、環境に 配慮した「環(わ) 」境にやさしいまちを目指すことを意味しています。 都市像 回遊性を高める 滞留しやすい ⇒賑わいのまち ⇒交流のまち ⇒歩いて楽しいまち 歩いて楽しいまち 賑わいと交流のまち わかりやすいまち 回遊性を高める、滞留しやすい ⇒わかりやすいまち 「分かりやすいまち」;賑わい交流軸の整備 駅前広場の再整備とネットワーク化 ・軸としての景観を形成するため、東西の特色を活かしたまち ・駅前広場は各地区の玄関口として再整備し、新宿 なみ景観の形成 駅周辺地区のネットワークの基点(ハブ)として ・賑わい交流軸をまちの中心的な活動軸として、ゆとりある歩 機能するよう駅前広場相互を連結する。 行者流動空間、たまり空間を確保 賑わい空間の形成 西武 ・商業集積地を歩行者優先の地区として、さらなるまちの活性化に向け、以下 を展開します。 1. 地上における歩きやすさの確保(歩車分離、商業集積地等の賑わい空間へ フリンジパーキング*2 等による 地区内への流入抑制 の自動車流入抑制、人中心の街路の再整備等) 2. 地下も含めた全天候型の歩行者空間の確保 3. デッキ・地下を併せた駅東西南北の高密度のネットワークを確保 ・賑わい空間の自動車需要を受けとめ、 商業集積地等の賑わい空間へ自動車流 東口 西口 入抑制を図る。 4. たまり空間の確保 5. 東西の賑わい交流軸を特徴付け、分かりやすい街とする 6. 風格と活力が調和したまちなみ景観の形成 凡 例 南口 賑わいの軸 歩いて楽しいまち、賑わいと交流のまち 新南口 主な歩行者動線 駅前広場間ネットワーク = 時間消費型地区 駅前広場 オープンスペース 賑わい空間内でのネットワーク 賑わい空間 フリンジパーキングエリア 賑わい空間 業務・ホテル地区 商業集積地等の賑わい空間 *2 フリンジパーキングとは、中心部へ来訪する際、中心部周辺の駐車場に駐車し、そこから徒歩や循環バス等公共交通機関 で中心部にアクセスするシステムのことで、中心部への過度の自動車交通の集中を避け、中心部の自動車交通の円滑化や中 心部への自動車交通量の縮減を図るものです。 「新宿駅周辺地区整備ガイドライン2010」(抄) 新宿駅周辺地区整備ガイドラインの展開イメージ図 凡例 A「歩いて楽しいまち」の実現 :整備方針 フリンジパーキングを誘導する地域 幹線道路(既設) 幹線道路(計画・構想) :整備に向けた検討を実施 商業の集積地 幹線道路(駅中心部アクセス道路) (※)は関係機関(東京都・警視庁等)と検討を行う事項 重点施策(事業進行中) 重点施策 歩行者動線 通過交通を抑制する路線 事業中の幹線道路 :進行中事業の推進 整備方針:まちなみの再整備 ○まちなみ景観の向上を図るように誘導を行っていく B「賑わいと交流のまち」の実現 具体的な方策⇒街路空間、広告物等のデザインへの配慮 ⇒緑化 整備方針:歩行者の回遊性とネットワーク化 〇回遊性の向上を図っていく 整備方針:歩行者動線と自動車動線の輻輳緩和 具体的な方策⇒駅前周辺地区、地区内のネットワーク化による 回遊性の確保の検討 ○幹線道路網へ通過交通の転換を図っていく 具体的な方策⇒新宿通りの通過交通を放射6号線等へ 転換させる可能性の検討 ⇒西口広場の通過交通を副都心 8,9 号線へ 転換させる可能性の検討 整備方針:たまり空間の確保 〇たまり空間の整備を進めていく 具体的な方策⇒まちの玄関口としての駅前広場における 「たまり空間」の整備の検討 整備方針:歩行者動線と自動車動線の輻輳緩和 ○賑わい空間における歩車分離を図っていく C「わかりやすいまち」の実現 整備方針:顔としての広場、軸を意識したメリハリと 特徴をつけたまち空間の再整備 具体的な方策⇒地下駐車場ネットワークやフリンジパーキング等実施 の可能性の検討 ○特徴ある街路空間の形成を図っていく 整備方針:人中心の道づくりへ向けた道路空間の再整備 具体的な方策⇒賑わい交流軸、緑の回廊等まちの軸となる駅前広 場、街路(新宿通り、4号街路)の特徴づけとして の緑化やその他街路等公的空間として位置の認識 をしやすくして、まちのわかりやすさの向上を図る 検討 〇荷捌き・路上駐車対策の実施により街路空間をより歩行者へ開放し ていく。荷捌き施設の形態は地区の性質により選択していく。 具体的な方策⇒タイムシェア ⇒ポケットローディング等の整備 ⇒建替え時に共同荷捌き場を確保 等 靖国通り地下通路(※) 4 号街路整備(※) 歩いて楽しいまち 歩いて楽しいまち A:風格と活力が調和したみどり豊かなまちなみ景観を形 A:地下駐車場ネットワークの構築による 歩行者動線と自動車動線の輻轃を緩和 成する 賑わいと交流のまち B:地区相互のネットワーク化による回遊性の確保 賑わいと交流のまち B:主要街路における滞留空間の確保 わかりやすいまち 賑わいと交流のまち B:駅と歌舞伎町地区、新宿三丁目地区の 歩行者ネットワーク化 C:西口地区の賑わい交流軸形成 新宿通りモール化(※) 西口駅前広場整備(※) 歩いて楽しいまち 歩いて楽しいまち 賑わいと交流のまち A:新宿通りの通過交通を転換させて歩きやすい歩行者 歩いて楽しいまち A:風格と活力が調和したみどり豊かなまちなみ景観を 賑わいと交流のまち B:賑わい交流軸を中心とした歩行者動線のネットワー 空間を確保する A:幹線道路への通過交通の転換 A:地下駐車場ネットワークの構築による歩車分離 形成する B:西口地区の玄関口として歩行者中心の広場へ整備 賑わいと交流のまち B:縦動線の整備による各層の機能分担及び連携強化 賑わいと交流のまち B:周辺の商業地区の連携を図る わかりやすいまち 歩いて楽しいまち ク化による回遊性を確保する わかりやすいまち C:賑わい交流軸を人中心の街路として再整備する C:活動の中心となる顔としての広場の再整備 駅街路 10 号整備 賑わいと交流のまち 東西自由通路整備事業の推進 賑わいと交流のまち B:東西地区の回遊性の向上による商業地域の連 わかりやすいまち 新宿駅南口基盤整備事業(事業中) 携強化を図る B:地区間等のネットワーク化による回遊性の向上 C:賑わいのある人中心の街路として整備 東口駅前広場整備(※) 循環バスの運営 歩いて楽しいまち A:徒歩以外の移動手段として、まちの動向を踏 まえて循環バスの運行ルートを充実させる 駐車場整備計画の見直し 歩いて楽しいまち A:フリンジ駐車場整備の促進 A:荷捌き車対策、自動二輪車対策 地区計画 歩いて楽しいまち 賑わいと交流のまち わかりやすいまち A:景観形成 B:たまり空間の新たな整備 C:駅前広場、主要街路に特徴をつけたまち空間の再整備 賑わいと交流のまち B:東口地区の玄関口として歩行者中心の広場へ整備 賑わいと交流のまち B:周辺の商業地区の連携を図る C:活動の中心となる顔としての広場の再整備 わかりやすいまち 東西自由通路工事着工記念冊子(抄) 東西自由通路工事着工記念冊子(抄) 新宿三丁目モア4番街 ◆ オープンカフェ実施時間 4月~9月 平日 : 午 後 3 時 か ら 午 後 9 時 30分 日曜・休日:午後0時から午後6時 10月~3月 平日 : 午 後 3 時 か ら 午 後 7 時 30分 日曜・休日:午後0時から午後5時 店舗は、平日も午後0時から営業いたします。 新宿三丁目モア4番街 新宿三丁目のモア4番街は、違法駐車や駐輪等、道路の不正な利用が目立ち、新宿駅 東口の玄関口としてふさわしい環境が損なわれていました。このため、新宿区では、ま ちの賑わい創出と違法駐車防止のため、新宿駅前商店街振興組合と協力し、平成17年か ら社会実験として道路占用許可の運用上の特例により、オープンカフェを実施してきま した。 オープンカフェの実施に併せて、各種イベントも開催し、新たな道路の活用による、 にぎわいの創出も実現しました。 新宿クリエイターズ・フェスタ 美濃和紙あかりアート展 平成23年10月に都市再生特別措置法等が改正施行され、道路上に食事施設の設置がで きるようになりました。新宿区では、同法による手続きを進め、都市再生特別措置法に 基づく特例制度を活用したオープンカフェが設置されました。特例制度運用事例として は、全国初となります。 歌舞伎町ルネッサンスの主な取り組み(抄) 3 まちづくりプロジェクト(快適で魅力あふれるまちづくり) 歌舞伎町ルネッサンスでは、平成 19 年に策定した「歌舞伎町まちづくり誘導方針」に基づき、 道路や公園などのインフラを整備する等、快適で魅力あふれるまちづくりを進めています。 (1) 歌舞伎町街並みデザインガイドラインの策定 平成 25 年4月、歌舞伎町の街路整備や景観形成の指針となる「歌舞伎町街並みデザインガイドラ イン」を策定いたしました。今後、このデザインガイドラインに沿って、セントラルロードとシネシ ティ広場を整備します。 (歌舞伎町街並みデザインガイドラインの構成) 歌舞伎町地区全体の方針 Ⅰ.歌舞伎町地区のデザイン方針 1.全体方針 2.施設・空間のデザイン方針 2-1 公共施設・空間のデザイン方針 2-2 沿道施設・空間のデザイン方針 全体方針を実現するためのハード対策 に係る方針 ★公共施設・空間:街路、広場、公園等 ★沿道施設・空間:建築物、広告物等 3.エリアマネージメントの方針 全体方針を実現するためのソフト対策の方針 個別指針 Ⅱ.実現化に向けた取組み方針 上記Ⅰ.の実現に向けた段階的な取組みの実施 展開等 Ⅲ.セントラルロード~シネシティ広場の 整備指針 歌舞伎町地区全体のデザイン方針(上記Ⅰ、Ⅱ) を踏まえた、セントラルロードからシネシティ 広場までのより具体的な整備のあり方 (2) 道路の整備等 ① 歌舞伎町・花道通りの歩道を拡幅することで、快適な歩行者空間を確保するとともに、迷惑な違法 駐車を排除しました。 整備後 整備前 ② 歌舞伎町を訪れる外国人観光客の方々に、このまちを楽しんで歩いていただけるよう、多言語案 内板(日本語、英語、中国語、韓国語)を設置しました。 -7- 歌舞伎町ルネッサンスの主な取り組み(抄) (3) 大久保公園の整備 平成 22 年 6 月、区立大久保公園をイベント公園としてリニューアル(地面のアスファルト舗装、 電源及びトイレの整備等)しました。現在、憩いの場としてだけでなく、様々なイベントを開催する など、幅広く利用されています(P.5参照)。 整備前 整備後 (4) その他民間開発 平成 27 年春、旧新宿コマ劇場跡地に、歌舞伎町の新たなランドマークとなる「新宿東宝ビル」が オープンします。このビルには、都内最大級のシネマコンや約 1,000 の客室を誇るホテル、飲食店 舗などがテナントとして入る予定で、歌舞伎町の新たな賑わい創出の拠点となることが期待されて います。この他、シネシティ広場に面した一角で、APA ホテルの建設工事が進んでいます。こちら も平成 27 年春にオープン予定です。 完成予定図 (今後変更になる可能性があります) 【新宿東宝ビル】 階数:地下 1 階、地上 30 階、塔屋2階 高さ:130.25m 用途:1~2階 3~7階 8~30 階 飲食店舗他 シネマコンプレックス(12 スクリーン、約 2,500 席) ホテル(約 1,000 室) -8-