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Page 1 金沢大学学術情報州ジトリ 金沢大学 Kanaraพa University
Title
Ⅳ型コラーゲンとゼラチンの分解能をもつヒト骨肉腫培養細胞
(OST株)由来金属依存性蛋白分解酵素
Author(s)
清水, 宏和
Citation
金沢大学十全医学会雑誌, 97(3): 715-726
Issue Date
1988-06-20
Type
Departmental Bulletin Paper
Text version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/2297/8050
Right
*KURAに登録されているコンテンツの著作権は,執筆者,出版社(学協会)などが有します。
*KURAに登録されているコンテンツの利用については,著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲内で行ってください。
*著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲を超える利用を行う場合には,著作権者の許諾を得てください。ただし,著作権者
から著作権等管理事業者(学術著作権協会,日本著作出版権管理システムなど)に権利委託されているコンテンツの利用手続については
,各著作権等管理事業者に確認してください。
http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/
第9 7 巻
泉沢 大 字 十 全医 学 会 稚誌
型コ ラ
N
ゲ
ー
第こり子 7 1 5一
肌7 2 6
と ゼラ チ
ン
H 醐8 j
71 5
分 解 能 を も つ ヒ ト骨 肉腫 培養
ン の
株1 由 来 金属 依 存 性 蛋 白 分 解 酵 素
細 胞 くO S T
金沢 大 学 医 学 部 整 形 外 科 学講 壇 く主 任 二 野 村
清
宏
水
道 教 授ラ
和
仙洞口6ニ
う年 6 月 2 日 夏付1
一
骨 肉腫 の 浸潤
間
S
マ
トリ
a rc o m
胞をヌ
ッ
ク ス
T
a
ド
マ
a
ー
察され た
k
転移 に 関 す る メ
,
a se
O S T 株l の 転 移 能 と
,
ウ ス 腹腔 内 に 移植 す る と
O S T 細 胞 は 培養 液 中 に ゼ
.
分泌 す る こ と が サ ブ ス ト レ
に
カ
ズ ム を明 らか に す る た め に は
ニ
分 解酵 素 を 研 究 す る こ と が 重 要 で あ る
より 阻害さ れ たが
ph
,
トゲ
ー
e n yl m
ル
ラ
チ ン と工V 型
よ
et h a n
ト 骨 肉 腫 培 養 細 胞 くO st e
つ
て 検討 し た
い
o
enic
g
OST 細
.
異 所性 の 骨 誘 導 と リ ン パ 節 転 移 お よ び 肺動 脈 校 内の 膿 瘍 塞 栓が 観
,
に
骨 肉 腫細胞 か ら 分泌 さ れ る 細胞
,
ヒ
,
れ に 由来 す る 蛋 白 分 解酵 素 の 性 質 に
こ
,
本研究で は
.
コ
ラ
て 示 され た
っ
s u lf o n y l
fl u
ゲ ン を 分 解 す る 分 子 量 7 5 0 00 の 蛋 白分 解酵 素 を
ー
,
酵 素活 性 は
こ の
.
o rid e
N
,
et h
−
yl
al ei m
m
e th
id
yl
e n di a
mi
n e
t e tr
a a c e ti c
お よ び p e p st a ti n A
e
a cid
は 阻害
で
14
ゲン
さ れ ず 金 属依 存 性 蛋白 分 解酵 素 に 属 す る こ と が 明 ら か と な っ た し か し 本 酵素 活 性 は じ コ ラ
3
フ
ェ リ ン を基 質と した ア ッ セ イ で は認 めら れ ず
また
C−ゼ ラ チ ン 仁H コ か レ ポ キ シ メ チ ル 化 ト ラ ン ス
ー
,
.
,
1 4
,
ー
,
t is
,
i n h ib it o
su e
r
of
e t all o
m
を除 去 し た 後 で も 検 出 さ れ な か
ei n a s e s
t
ro
p
在型 酵 素 と し て 分 泌さ れ て い る 可 能 性 を 示 唆 し て い る
各セ リ ン
カ
リ
プ
テ ィナ
ロ
ゼ
ー
p
,
.
mi
a
h
n op
e ny
l
活性化され た
及 び工V 型
コ
S DS
.
ラ
胞 腫 瘍 結節 の
に
よ る 活性 化 に 伴
い
ジネ
ホ モ
ラ チ ン 及 び押 型
コ
ラ
トや
ー
っ
たが
,
a c et at e
S Odiu m
,
od ec
タは
本 酵 素が 潜
,
ラ ス ミ ン な どの
プ
,
オ シ ア ン 化ナ トリ ウ ム お よ び
チ
,
d
キモ ー リ プ シ ン
ー
yl
s u lf a t e
処理 に よ
くS D Sl
レ
,
ー
トゲ
ル
上観察さ れ た
ヌ
.
ー
ド
マ
腹壁 に 浸潤し た O S T 細
ウ ス
で
.
これ
らは
あ る と考え ら れた
ず れ も 金 属依 存 性 蛋白 分 解酵 素 で あ り
い
以 上 の 結果 よ り
.
本 膿 瘍細 胞 に 由 来 す るt V 型
,
w o
r
d
s
o st e o
C O ll a
g e ni c
コ
ラ
ー
組織 や 脈管
と し て 他臓 器
の
あり
で
トリ
マ
際
ッ
ク ス
,
,
ゲ ン とゼ ラ チ ン を分 解する金
構成 成 分 の 分解
Abbr
m et h
e v i a ti o n s 二
N H
−
ク ス
−
A
y l at e d t r a n sf e r ri n ニ E D T A
M M P 3
−
,
m a
れら
t ri x
こ の
.
ゼ
よう
m e t a ll o
p
実
.
c
,
p
,
e
r ot ei n a s e
−
a m
in
o
い
ラ
p
r
o
t e in a s e
t y p e IV
,
叫
コ
ラ
を は じ め工Y 型
コ
ラ
は
,
ゲ ン を分 解 す る
ー
ゲ ン 分 解酵素
ー
ブ
フィ
,
1 21
ロ
テ オ ブ リ カ ン 分解 酵 素
パ
リ ン 分 解酵 素
p h e n yl m e r c
3 三 N E M
ハ
ゲ ン 分解 酵 素1 0 1
ー
th yl e n d i a m in e te t
−
工 1 II 型
に
そ
川
,
ラ ゲナ
ト 91
V 型
5
コ
,
ロ
ネ ク テ ン 分解 酵素1
エ
ラ ス
り
,
テ ン 分解酵素彗
な どが知ら れ て い る
.
また
,
ー
コ
プ
ヘ
れらの
こ
酵 素 活性 の 上 昇 と 癌細 胞 の 転 移 と の 間 に 強 い 相 関 が あ
構成成分を分 解す
ph H g
−
2
m e t all o
,
.
そ の 結果
,
破壊が 必 須 で あ る
,
t a S t a Si s
.
る 種 々 の 酵 素 括性 を 有 す る こ と が 報 告 さ れ て い る
周 囲組 織 や 脈 管 に 存 在 す る 細胞 間
腫瘍細 胞 は細 胞 間 マ ト リ ッ
,
m e
直接 浸 潤 や 播 種 な ら び に 転 移 巣 の 形
成を き た す こ と は よ く 知 ら れ た 事 実 で あ る
な 浸潤性発 育 に は
,
腫癌細胞が 周囲
,
浸潤 性 に 発 育 す る こ と
へ
c e ll
c o m a
r
,
O S T 細 胞 は骨 肉腫 細胞 と
g e n d e g r a d a ti o n
悪 性 腫瘍 を最 も 特徴 づ け る 性 質 は
へ
sa
ゼ
の
,
,
.
属依存 性蛋 白 分解 酵 素 が 骨 肉 腫 細 胞 の 局 所 浸 潤 や 転 移 形 成 に 重 要 な 役割 を 果 た す と 推 定 さ れ た
y
まれに
腹 水 中 で 増 殖 し た O S T 細 胞 の 培 義 液 中 に は 分 子 量 9 4 0 00 と 75 0 0 0
,
し て の 性質 を 有 す る こ と が 明 ら か と な り
e
化
ウ
l
後 者 は O S T 細 胞 培 養液 中 の そd L と 同1d
K
て
っ
ヨ
,
ゲ ン 分解酵素活性 が検出さ れ た
ー
尿素
,
デ
こ の
.
l
分 子 量 7 5 0 0 0 の 酵 素 活性 だ け で な く 分 子 量 4 5 0 0 0 の ゼ ラ チ ン
,
ゲ ン 分解 活 性 が サ ブ ス ト
ー
e r c u ri c
m
処 理 で は 本 酵素 は 活性 化 さ れ な か
ウム
トリ プ シ ン
.
た
っ
−
,
N
−
et h
r
ic
u r
a ac e
ti c
a c et a
a c id
t e ニ E3 Hj
ニ H
−
y l m a l e i m id e i O S T
E
,
,
h
C
m
e m a
−
Tf
,
C ar
b
o x
y
−
t o x yli n e O S i n 三
O st e o g e nic S
−
a rc o m
a
71 6
3 ほ1 1 4
る と報告され て い る
伽1
しか し
.
こ
,
と ん ど が 上 皮 性 悪 性腫 瘍 で あ る 癌 腰 や
れ ら の研 究は ほ
透析 した
悪 性 異 色腰
臓器 をホ
,
線 推 肉腫 お よ び リ ン パ 腫 由来 の 細 胞 を 用 い
お
り
骨 肉腫 細 胞 に
,
なく
骨 肉腫 の 浸 潤 や 転 移機 構 に つ
,
れて い な
い
行わ れ て
て
王
Il
は 全 く 解明 さ
て
い
腫 瘍結 節 の
,
ド
ー
ウ ス の全
マ
廿E 染
,
.
酵 素活 性 の 測 定
.
O S T 細胞調整培地 に
性 ゼ ラテ ナ
きトラ ンス フ
つ
ゼお よ び
ー
,
.
部と ヌ
一
リ ン で 固定 後 パ ラ フ ィ ン 包 埋 し
ル マ
色標本 で観察 し た
て は こ れ ま で ほ と ん ど 報 告が
い
つ
,
また
.
ラゲ ナ
コ
リ ン 分 解括
ェ
ゼ活性 を測定した
ー
.
本 研究 で は
化 した
金 沢 大 学 医学 部 整形 外 科学 教 室 で 樹立
,
卜 骨 肉腫 由来 O s t e
と
くO S T う株 を用
い
腫細胞 で ある
こ
て
o
e ni c
g
S
ar c o m
k
a
と をヌ
ド
ー
ウ ス を用
マ
チ ン を 分解 す る 酵 素活 性 に
つ
て
い
て証明 し
い
ラ
コ
そ
,
ゲ ン とゼ ラ
ー
検討 した
くc a r b o
材料 お よ び 方 法
ト 骨 肉腫 培 養 細 胞 くO S T 株うの 培養 と 培 養液
の
調整
よ り分離
15 歳 女 子 の 大 腿 骨 に 発 生 し た 骨 肉腫
,
樹 立 化 さ れ た 細胞 株 で
,
金 沢 大学 整 形 外 科
,
る2 り
O S T 細 胞 は 1 5 % 牛胎 児 血 清 くGI B C O
.
L
ab
Gi
.
1 4
.
ン フ ル
コ
エ
ト に 達 す る直前 に
ン
ン
ハ
ト皮膚 よ り 工 型
j
p
.
in
a m
−
使用 し た
に
工工
0
37 C
ド
ー
マ
腹腔 内
ウス
m
ヌ
c
ド
ー
マ
x
lO
7
30 分
,
マ
.
.
し い
ン
ウス を
細胞が
で
継代第 1
.
−
用
C
a
た
い
さらに
.
M
m
,
3 代 の 各細 胞 を
p H 7A1 0 15 M
−
C 1 21 0 0 2 % N
.
a
,
ジネ
ー
N ,l で 十 分 洗 浄 後
殿 法 く2 5
T
a
P
ar
Of
k
ase
k M
m e
トを作製した
へ
N
.
含 む 同緩 衝 液 と 混 和 し テ フ
モ
.
ロ
ホ モ
ン
,
M
m
製ホ
ジネ
ー
.
A
e m o ri a l
,
a
C l1 1 0
,
ティ ナ
ロ
モ
ジ ナイ ザ
t a ll o p r o t e i n a s e s
.
ー
で
ed i a
−
ホ
同緩 衝 液 に
,
N H
Ph
−
2
−
ュ
3
.
ゼお よ び
ー
コ
ル
1
旬
d ii s
,
o
s odiu m
ッ
C
a
M
m
p
,
S Odi u m
d od
e c
と とも
ト後 ト ラ ン ス フ
ラ ゲナ
コ
ー
ェ
ゼ 活性
r o
d
トリプシ
の
トラ ン ス フ
,
ゲナ
.
ン
50 ノ上g ノm り
へ
p
エ
く0 1
お
,
タ
h y l fl u
o ro
10 0 鵬 ノ
よ び膵
ラス
エ
ティナ
ロ
ゼ
ー
0
0
ゼ で は 37 C で それ ぞれ
ー
h
p
o sp
h
各活性 を測定 した
,
へ
.
ト リ プ シ ン で は22 C
モ
キ
.
ラ ス
リ ン 分解活
ェ
ゼ活性を測定した
ー
o d e c y l s ulf a t e
a
t
e
く3
m
Ml
lj
m
.
くS D S l
,
尿 素お よ びカ
ク イ オ ン に よ る活性化
T ri s H Cl
−
Cl 21 0 0 2 % N
.
c
−
0 0 月 g ノm り の 各 セ リ ン プ
a
,
1
.
24 時間反応 した 後に
液 く5 0
−
ー
0 0 J L gl mi
1
へ
ラ
O S T 細胞調 整培地を 0
1
Ph H g A
−
2
,
で 反 応 を止 め
ー
て反 応 を止 め
に
ベ
存 在 ドで 22 C
0
の
0 1 % T ri t o
.
,
p
% S DS
H 7 A IO 15 M
.
N 31 に 透 析 し て S D S
n
N
y l s u lf a t e ニ T I M P
,
,
を 含 む緩衝
X
a
C l1 1 0
を除去した
1 6 40
p h e n y l m e t h a n s u lf o n y l fl u o rid e ニ R P M I−
1 64 0 三 S D S
くN H
1 2 時 間反 応 後 5 倍 量 の ト リ プ シ ン
へ
プ ラ ス ミ ン と膵
オ トロ ピ
M
ト上 清 よ り 硫 安 沈
,
30 分間熱
,
ゼ に よ る活性化
ー
.
ゼ く1
反応後
.
p e P S t a ti n A 三 P M S F
I n s ti t u t e M
m
ゲ ン を作 製し
ー
a c et at e
ゼお よ び
ー
よ る 活 性 化 を検 討 し た
0 0 5 % B rij 3 5 を
6 0 % 飽和 度う に よ り 蛋 白 を 得
ニ p eP
ー
腹壁に 形成さ れ た腫瘍結節を旗衝液
T ri s H Cl
,
酸
.
e r c u ri c
m
プ ラ ス ミ ン く0 1
,
トに 達 した時点で トリ プ シ ン に よ り剥離
へ
一無 水 酢
ゲ ン を 60 C
同様 の 方法 で キ モ ト リ プ シ
,
lう
タ
無 血清 培地 で 4 日 間 培 養後 そ の 培 養 液 を 採 取 し 実験 に
く50
また
m
.
ラ
C
.
,
に
3 代ま で継代 した
v
yl
ゼ ラ チナ
,
リ ンプ
性 ゼラチナ
る細胞を牛胎児
−
1 4
コ
測定し
て
ゲ ン を 精製し
ー
0
ラ
ー
2 時間イ ン キ
へ
と 22 C で 5 分
腹 水 を細 胞 診 で
い
血 清 を 含 む R P M l 1 6 4 0 培 養 液 中で 培 養 し た
エ
セ
.
イ ン ヒ ビタ
個ノm り
l を 注 入 し た 移植 4 過 後 に
腹 水 と 腫 瘍結 節 を 採 取 し た
ン フ ル
e n
0
ン
移植
の
へ
ウ ス くn u ノn ul 腹 腔 内
観 察 す る と と も に 腹水 中 に 浮遊 し て
コ
C
コ
−
従っ
に
ラ
コ
よ り
.
匹あたり1
,
I 4
ゼ活性 は それぞれ
方法
の
に
O S T 細胞 調 整培地 を0 1
を 4 適齢 の 雄 B A L B I
屠殺し
2
.
継 代培 養 さ れ た O S T 細 胞 浮 遊 液 く1
に 1
I
2 5
O S T 細 胞 調 整 培地 を 1
に
6 0 %飽和 度うに よ り 約 2 5 倍 濃縮 し て 実験
O S T 細胞 の ヌ
.
h
op
を測定 した
調 整 培地 を 硫 安
こ の
.
T fl を基
酢 酸 に 可溶
ロ
O S T 細 胞 由 来酵 素 の 活 性 化
.
1
養 し O S T 細 胞 調整 培 地 と し た
ー
ら
ー
で 標識 し放 射 性
リ ン 分 解 活性
.
ノ
a r ri s
C−ゼ ラ チ ン は
む R P M 工1 6 40 培 養 液 く無 血 清 培 養 液ユ に て 4 日 間 培
沈殿 法 く2 5
2 4I
処理 す る こ と に よ り 作 製 し た
ク ス
.
,
ラ ゲナ
コ
ら の 方 法
w
リン
ェ
H g−A cう に よ る 活 性 化
.
て 3 回洗浄 し 0 2 %水酸 化 ラ ク ト ア ル ブ ミ ン を 含
液に
ゼ と
ッ
e r sh a m
m
IV
.
O S T 細胞が
s sl o
ロ
−
リ ン 分解産 物 の 放射活性 を測定し
ェ
ー
と H
モ ル モ
.
,
−
.
m
,
.
23I
ら
st o n
a w
た
ン ス フ
ゼ ラ テナ
.
.
U S A 1 を 含 む R P M I 1 6 4 0 培 養 液 中 で 継代 培 養 し た
仁HコC
3
a n sf e r ri n
,
性の ト ラ
学 教室 で 1 9 6 4 年 以 来今 日 ま で 継 代 培 養 が 続 け ら れ て
い
y
ポキシ メ チル 化トラ ンス フ
yl a t e d t r
0
くA
O S T 細胞 は
e th
m
,
た
ヒ
.
x
ら の 方 法2 2 服 従
ad a
質と して 37 C で 反応後 3 3 %ト リ ク
C
工
3
た
.
リ ン 分解活性 は O k
ェ
仁Hコ 標識 カ ル
い
a se
本 腰 癌細 胞 が 転 移 能 を 有 す る 骨 肉
,
転 移 に 関 与 す る 可能 性 を も つ工V 型
の
T
a
トラ ンス フ
,
R
m
M
.
o s w ell
ti s s u e i n hibit o r
ト骨 肉腫 培 養細 胞 くO S T 株ラ 由 来 蛋 白 分 解 酵 素
ヒ
た 同 様 に 同培 地 を 8 M
尿素 3 M
ウ ム
M
5
,
応後
0
,
試料に
ナ
ゼお よび
ー
つ
S D S
.
H ib b
リ
ゲナ
ラ
コ
261
らの 方法
s
従い
に
び 腹水中 の O S T 細胞 継 代第 1
0
れ ぞ れ 非還 元 状 態 で 4
M
m
反応し
で
,
活性化 が 生 じ る た め
N 31
a
.
トゲ ル で は
ー
ト
ー
ン
ー
すなわ ち
.
電気 泳 動後 上 記綬 衝 液 で 洗 浄 し
et h a n e
m
s u lf o n
e n di a m
in
et h y l m
al ei m
t et
e
id
yl
fl
くN
e
くp e p A う の 各種 プ
た
べ
で 反応 さ せ
VI
た
た
っ
コ
ラ
ドゲ
ミ
コ
た
っ
Vll
−
1
.
5
ン社
ml
レ
N
で平
ゼ
,
N 31
c m
l
a
C ell
,
m
a
ー
ン
を調
m
岡田
,
,
ービオ チ ン
ペ
ー
ル
オキシ ダ
ー
と 反 応後
,
アピジ
ゼ 複合 体 くA B Cつ 法 に
.
工
ド
ー
ウス 腹 腔 内
マ
et h
yl
ド
ー
O S T 細 胞移 植
の
へ
ウ ス の 腹腔内で 著明 に 増殖 し
マ
,
移植 後 4 過 で は 腹 水貯 留 に よ り 腹 部 は 著 し く 膨 隆 を 示
っ
yl
した
−
M
ヌ
.
O S T 細胞 はヌ
en
績
成
.
また
.
,
.
後 腹膜
,
腹壁 に 多数 の 腫
,
腹 水 浮遊 細 胞 を 細 胞 診 で 観 察 す る
大型異型 核を も つ O S T 膿瘍細胞の ほ か多数の 好
,
パ
中球 や リ ン
−
大網 や 牌 周 囲
瘍 結節 を 形成 し た
と
−
N
p s t a ti n
t ri
x
球
および
,
ク
マ
ロ
フ
ー
ァ
ジ様 細胞 が 認 め
A
T y p
e
トゲ ル と
ー
た
べ
反応
で
また
.
,
.
.
m
り を 硫 安 沈殿 法
,
m
.
M
m
l に 濃 縮 し さ ら に 限 外 濾過 装
C
a
m
l に 濃縮 し た
T ri s H Cl
M
に か
け
ゼラチナ
性関節リ ウ
ー
,
C l 21 0 0 5 %
.
ラ ク シ
ョ
.
,
B rij 3 51 0 0 2 %
.
ラ ム
ン に つ いて
ゼお よ び トラ ン ス フ
さらに
.
試
1
p H 7 5J
く1 5
.
X
培 養 液 中の 蛋 白 質 を 分 子 量 の 大 き さ
各フ
.
こ の
.
−
衡 化 し た U l t r o g el A c A 4 4 カ
り 分離 し た
r o t ei n a s e
m
U S A 1 で 2
,
C ll 1 0
性 を測 定 し た
p
抗
,
く金 沢 大学 医 療 技術 短 期 大 学 郡
ト ゲ ル と 同 様 の 方法 で 阻 害試 験
ー
を 緩衝 液 く5 0
N
−
によ
転写 し
部分精製
の
ー
0 15 M
l1 5
ドゲル
ア ミ
.
置 くア ミ コ
a
5
電 気 泳 動 後 33 C
で
ゲ ン の 分解 パ タ
ー
60 %飽和 度ンで 7
ィ
料の
M
0
OS T 細 胞 調 整 培 地 く
2 00
1
に
OS T 細胞由 来蛋 白 分 解 酵 素 活 性 と イ ン ヒ ビ
.
タ
ほ5
膿
ス
ー
トゲ ル
ー
ゼ ラチ ン サブ ス トレ
.
試料 を 4 C
.
ラ
ゼラ チ ン サ ブ ス ト
を行
m
e
p
ゲ ンサ ブ ス ト レ
ー
0
同様 の 方法 で
させ汀 型
ロ
セ ル
m
を 作製 し た
ル
ロ
gノ l の 濃 度 で 含 む 1 0 % ポ リ ア ク リ ル ア
m
.
−
ゼ 阻 害剤 を 含 む 緩 衝 液 中
ー
ゲ ン く新 田 ゼ ラ チ ン
ー
I Vう を 0 5
ラ
コ
.
IV 型
ph
,
M
e t all o
.
S D S IV 型
,
m
m
bl o t 法 に よ
e st e r n
早 川 太 郎 教授 よ り供 与1
学歯 学 部
トゲル に
ー
15
,
ト
ニ
ゼ ラチ
.
M
m
くE D T A l
.
ティ ナ
ロ
.
a cid
E M l お よ び0 5
−
2
,
くP M S F l
u o rid e
r a a c e ti c
M M P 3 抗体
271
よ り検討し た
試料を ゼラ チ ン サ ブ ス ト レ
,
.
保典 博 士 よ り 供 与1 及 び 抗 丁工M P 抗 体 細 く愛 知 学 院大
M
上 記 材料 の ゼ ラ チ ン 分 解能 に 対 し て 阻 害 試験 を 行
た
W
の
た
0
活 性化 処 理 は 不 必 要 で あ
,
くT I M P l
っ
of
r
細胞 調 整 培 地 を 1 0 % ポ リ ア ク リ ル
−
S DS 処 理 や電気泳動中に
,
イ を行
セ
ッ
i n h i bi t o
洗浄後37 C
で
を調
ss u e
ei n a s e s
C l 21 1 0
m
リンア
ェ
検討
ン
n
〆り
0
3 と ti
S D SI P A G E 後
に
よ
お
,
t
r o
−
ら の 試料 く1 0 〆り を 2 2 C で 3 0 分
ン ス フ
−
ゲ ル を緩 衝
.
Z
.
X1 0 02 % N
n
ゼ ラ チ ン の 分解パ タ
,
ブス ト レ
ンサ
H 7 51 1 JL M
p
−
.
OST
りを
m
ア ミ ドう
ル
処 理 後 の 同培 養
C で 電 気泳 動 し た
T ri s H Cl
1
C a C1 2 , 2 5 % T rit o
gl
m
リ
ク
3 代細胞培養液 を そ
へ
M M P
.
る
.
く1 0 % ア
ル
Vl封
定 量 の 活性 型 M M P 3 く1 0
一
,
ンか
ョ
間反応後 トラ
ゼラ チ
,
ク シ
ラ
p
ゼ ラ チ ン eO 5
,
れ
こ
.
と
すなわち
.
各フ
.
ド マ ウ ス 腹 壁 腫瘍 結 節の ホ モ ジ ネ
ー
液 く5 0
時 間反
4
,
討し た
トゲ ル
ー
細胞 調 整 培J 也 S D S
.
ヌ
22 C
リ ン 分解活 性
ェ
ゼラチンサブス トレ
一
を作 製 し た O S T
,
0
で
ゼ 活性 を 測定 し た
ー
含むポリ ア ク リ ル ア ミ ドゲ
液
存在下
ウ ム の
きト ラ ン ス フ
ら の
V
カ
5 % B r ij 3 5 を 含 む 同緩 衝 液 に 透析 し た
0
.
ウ化
ヨ
チ オ シ ア ン化 ナ トリ
,
,
71 7
,
同フ
ラ ク シ
ェ
ョ
コ
ラ ゲナ
ー
リ ン 分解 酵 素活
ン に つ
き と 卜慢
Fig 1
.
マ
チ 滑膜 細胞 由 来
3 くM M P 3l
−
2 21
m
a t ri x
m
e t all o
−
活性 に 対 す る 阻害活性 を検
of
E c t o pi c b
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.
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−
.
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.
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abd o m
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OS T
w
a1l
c ell s
7 18
られ た
しか し
.
腹 水細 胞 を 培 養 す る と 継 代 第 1 代以
,
降 は 多 角形 を 示 す O S T 腫 瘍 細 胞 の
よう に な
っ
た
.
み か
頬骨や 骨形 成像 は認 め ら れ な か
ら構成 され る
腫 瘍 細 胞 は 腹腔 面
O S T 腫 瘍細 胞 は 多角 形 の 胞 体 と 大 型 異
型 核 を も ち し ば し ば 核 分裂 像 を 示 し
,
へ
は し ば し ば 剥離 消失 し て
索状 な い し胞 巣
被膜 か ら肝実質 へ
の
っ
た
腹膜 で は O ST
.
突出 した結節 を形 成し
た
い
さらに
.
浸 潤 をも示 した
細 胞 集 団 を 形成 し て 腹 壁 筋 層 内 へ 浸潤 性 に 発育 し
OS T
てい
た
内と肺動脈校内に 腫 瘍塞栓を形 成 して
腫 瘍 細胞 の 浸 潤 し た 筋 肉 及 び 筋膜 組 織 中 に は
.
へ
,
また
く図
細 胞 の 転 移 巣 が 観 察 さ れ た く図 − 3 う
−
1
う し か し O S T 腫 瘍細 胞 自 身 に よ る 明 ら か な
.
,
Fi g 2
.
a
Fig 3
.
m
T
.
ul m
p
.
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.
ph
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th
い
た く図 −2 j
ン パ
.
o u se
中 皮細胞
浸 潤 し 肝 中心 静脈
反 応性 の 軟 骨 及 び 骨 組織 の 形 成 が し ば し ば 観 察 さ れ た
.
,
腫 瘍 細胞 は肝
腹膜 で 増殖 し た
.
状の
腫 瘍 細 胞 は 腹 膜 の 門脈 校 内
,
.
節中 に O S T
ト 骨 肉腫 培 養細 胞 くO S T 株1
ヒ
培養 O S T 細胞 由来 蛋 白 分 解 酵素
IL
1
ラ ゲナ
コ
.
ゼ
ー
ン 分解酵 素活 性 の
ゼラチナ
,
ア
O S T 細胞培養液中に は
ゼ ラチ ナ
ゼ
,
検出さ れ な か
用
活性化 に
を行
セイ
また
た
.
ゼ
ー
た
っ
種々
.
られ る
い
Ph H g A
−
−
2
て も こ れ らの 酵素活性 は認 め ら れ な か
っ
トリ プ シ ン
,
膵エ ラ ス タ
トリ プ シ ン
キモ
,
ゼの 各セ リ ン プ
ー
ティナ
ロ
2
た
っ
ラゲナ
コ
,
.
た
っ
,
く図−4 A l
,
ウ化カ リ ウ ム
ヨ
,
か
チオ シ ア ン化ナ トリ ウ
,
ト ゲル に よ る検討
ー
バ
ドが 認 め ら れ た
ン
ン ス フ
2
3
4
S D S
別
5
+
−
リ ン分
ェ
た材料で は上記の バ ン
ドの ほ
,
両試料 に つ き
.
各種 プ ロ テ ィ ナ
,
る 阻害 剤 の 存 在 下 で ゲ ル を 反 応 さ せ る と
1
部位 に
の
,
4 5 00 0 の 位 置 に 低 分 子 の バ ン ド も 観 察 さ れ た
,
く図−4 別
A1
トゲル に
ー
分子 量 7 5 00 0
,
,
解酵 素 活性 の 出 現 を 認 め
尿素
レ
方 S D S 処理 に よ り トラ
一
.
8 単 位ノ
.
.
ゼ ラ チ ン 分解 酵 素活性 を 示 す
ゼ処理 に よる
1
へ
.
ゼ ラチ ン サ ブス ト
−
ゼ 分解
ー
た S D S 処理 に よ る活性化の
っ
そ の 活性化の 程度も 0 2
,
定し なか
S DS
.
ゼ とゼ ラチ ナ
ー
非還 元 状 態 で 電 気 泳 動 す る と
.
SDS
しか し
.
時間処
4
へ
リ ン 分解 酵 素活性 が 検
ェ
O S T 細胞 培 養液 を ゼ ラ チ ン サ ブ ス ト レ
活性化 で も O S T 細 胞 培 養 液 中 に 酵 素 活 性 は み ら れ な
か
l と
っ
プラ ス ミ ン
,
ー
m
存在 下 で ア ッ
の
c
−
一
で3
.
頻 度 は 約 20 %で
リ ン 分 解酵 素 活 性 は
ェ
よ る活性 化で は0 1 %S D S
に
酵素活 性 は み ら れ な か
ー
金属 依存 性 蛋 白 分解 酵 素 の
の
N H
.
ラゲナ
コ
719
理 した場合に の み トラ ン ス フ
リ
ェ
出さ れ た
未処理 状態 で
,
トランス フ
,
処理
ム
トラ ン ス フ
,
イ に よ る検 出
セ
ツ
ゼ
ー
由来 蛋 白 分 解 酵 素
ラチ
分 解 酵素 活 性 は E D T A
ン
た く図−5 A I
3
れらのゼ
こ
,
て の み阻害さ れ
っ
.
S D S 工V 型
ラ
コ
−
.
よ
に
ゼ に 対す
ー
ゲ ンサブス ト
ー
レ
トゲ ル に よ
ー
る検討
F ig 4
.
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T ri s−H Cl p H 7
Of S D S b y di al y si s a g a i n st 5 0 m M
51 O 1 5 M N a C l1 1 0 r n M C a C1 2 1 1 % T rit o n X 1 0 0 2 %
N aN 3
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M
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T rit o n X 1 0 0 2 % N a N 3 a n d i n c u b a t e d w it h t h e
W a S hi n g b u ff e r O a n e ll t h e b u ff e r c o n t a i n i n g 1 5
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1 a n e 21 2
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0
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OS T
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C 12 1 1 0 m M C a C 1 2 1 2 5 % T ri t o n X 1 0 0 2 % N a N 3
f o r 8h
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37 C
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C o o m a s si e
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くBl O S T c u lt u r e m e d i a
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5
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M
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5
.
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R 25 0
.
.
720
水
O S T 細胞培養液 を汀 型
ゲ ル 上 に電気泳動する と
コ
ラ
ラ
コ
分子 量 7 5 0 0 0
,
,
ゲ ン 分 解酵 素 活 性 を 示 す
ー
ゲ ンサ ブス ト
ー
バ
ン
レ
ド が み られ
,
6A I
−
分解 活性 の 分 子 量 は ゼ
れに
一
致 した
また
.
完 全 に 阻害 さ れ た
4
タ
ー
.
の
OS T
に
c m
ラ
に
全 く検出さ れ な か
ン
トゲ
ゲン
ー
よ
関 節 リ ウ
p
ン ヒ ビ
部 分精製
う
に か
5
A 44 カ ラ ム く1 5 X
,
よ り分 離 した ク
ロ
ト グ ラ ム を 図−7 A
マ
に
示 す
1
a
ラク シ
ン
ョ
62
3
2
ロ
1
4
est er n
分 子 量 28 000
,
,
2
3
4
5
a
Fig 6
V i s u ali z a ti o n o f t y p e IV c oll a g e n d e g r a d i n g a ct i vi ti e s
I V c o ll a g e n s u b s t r a t e g el el e c t r o p h o r e si s くA l a n d i n h ib iti o n
a c ti v
i ti e s i n c ul t u r e m ed i u m o f t h e a s citi c O S T c ell s i n th
g e n e r a ti o n くBl
−
.
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S D S ty pe
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I a n e l l h o m o g e n a t e of
1 a n e 2 I C ult u r e m e d i u m o f t h e fir st p a s s a g e
く
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O S T C ell s く
1 a n e 3J a n d th e O S T
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1 a n e 4I w e r e r u n o n a S D S−
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1 0 % t o t al a c r y l a mi d eJ u n d e r th e u n r ed u c e d c o n d iti o n a t 4 C
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Fig 4
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.
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S D S t y p e I V c oll a g e n
b st r a t e g el く1 0 % t o t al a c r y l a mi d eJ u n d e r t h e u n r e d u c ed c o n d iti o n s a t 4 C
A c c o r di n g t o t h e m e t h o d d e s c rib ed i n F i g 5 t h e g el w a s sli c e d i n t o s t ri p s
Of e a ch l a n e
i n c u b a t e d f o r 1 8 h a t 3 3 C w it h t h e b u ff e r く
1 a n e l J t h e b u ff e r
.
0
Su
.
.
.
,
0
,
,
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1 a n e 21 2 m M
ph e n y ト
m e th a n
s ulf o n y l fl u o rid e く
1 a n e 31 5 m M
I a n e 41 O r O 5
N e t h y l m a l ei mi d e く
m M
1 a n e 引 a n d fi n all y st ai n e d wi t h C o o m a s si e B ri11i a n t b l u e
p e p st a ti n A く
R 25 0
C O nt a
,
−
,
.
ヒ
,
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ト慢性
e t all 。
,
bl o t 法 に よる 検
膜 上 に 転 写 さ れ た O S T 細胞培葦
ス
ー
液中の 蛋 白の う ち
k D
仏J
t
8 0 に 阻 害 活性 が 認
へ
B
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.
m
.
A
kD
フ
M M P 3 と TIM P の W
トロ セ ル
ニ
コ
.
如く
−
.
方
一
.
ー
ゼラ チ
つ
討
.
培 養液 中の 蛋白 質 を 分子 量 の 大 き さ
け
の
め られ た
く図−7 B う
チ 滑膜 細 胞 由来
マ
クをも
ー
3 活性 に 対 す る 阻害活性 を検 討 し た軌
r o t ei n a s e
図 −7 A
c
47 付近 に ピ
ン
リ ン 分 解酵
ゼ ラチ ン サ ブス トレ
−
,
ョ
ェ
存在 及 び 非 存在 下 に お い て
たが S DS
っ
上 フ ラ クシ
トラ ン ス フ
,
c
−
ン 分 解酵素活性が 認 め ら れ た
て
っ
ル
ゼ
ー
g A
−
.
細胞 由来蛋 白分 解 酵 素活性 と イ
O S T 細胞 培養 液 を U l t r o g el A
l 15
コ
ゼ ラチ ナ
,
,
トゲ ル の そ
ー
れ らの 活性 は E D T A
こ
,
チンサブス ト
ラ
レ
バ
ゼ
ー
素 活 性 は N H 2−P h H
SDS
,
の
,
れ ら の工V 型
こ
.
ラゲナ
部位 に工V 型
の
処 理 し た 同培 養 液 で は 分子 量 7 5 0 00 と 4 5 00 0
ドが 認 め ら れ た く図
ト
ー
,
.
の
バ
ン
ド が抗
ヒ
T 工M P 抗 体 に よ
M M P 3 抗体に よ
1II
ヌ
.
ヌ
た
っ
.
認識さ れ る蛋 白 バ
て
っ
−
れなか
認 識 さ れ た く図− 8 う し か し 抗
て
っ
ト骨 肉 腫 培 養細 胞 くO S T
ド は 検 出さ
トと
腹 水中
,
た O S T 細胞の 継代第 1 代細胞培 養液を ゼ ラ
に浮遊 し
バ
の
ド マ ウ ス 移 植 O S T 細胞 由 来 蛋 白 分 解 酵 素
ー
チ ンサ ブ ス ト
レ
ト ゲ ル と工V 型
ー
ラ
コ
に
ル
ン
72 1
電気 泳 動 す る と
図 −4 A と 図
,
型
コ
ラ
ン
バ
.
観察され た
ドが 新 た
.
,
ゲ ン 分 解 酵 素 活性 は 継代 2 代 で は 低下 し
ー
示
し か し 分 子 量 94 0 0 0 の ゼ ラ チ ン 及 び工V
図−5 B と 図−6 B
に
示 す よう に
れ ら の 工V 型
こ
,
ー
よ
に
っ
た
っ
,
考
.
ラ
コ
阻害 さ れ 他 の 阻 害剤 で は 影 響 を う け な か
03
継
,
た く図 −4 A I
っ
ゲ ン と ゼラ チ ン を 分解す る酵素活性は E D T A
ての み
に
.
ド 以 外 に よ り 高 分子 の 9 4 0 0 0 の
に
6A
−
細胞培 養液 で み ら れ た 分子 量 75 000
代 3 代 で は ほ と ん ど認 め ら れ な く な
ゲン サ ブ ス ト
ー
トゲ
ー
すよう に OS T
.
ー
ドマ ウ ス 腹壁 の 腰 瘍塊ホ モ ジネ
ー
由来 蛋 白 分 解 酵 素
レ
,
ン
株J
.
察
O S T 細 胞 は と 卜 骨 肉腫 よ り 分 離 樹 立 化 さ れ た 細 胞
,
−
ハ
−
U
つ
ム
株で
.
一
動物 に 異種 移植 す る と 宿 主 動 物 の 線 維性 組織 中
,
.
一
.
を有す る の み な ら ず
に 骨 誘 導能
−
一
.
.
,
腫 瘍性 頬 骨や 骨 形成
O
.
.
を き た す と 報 告 さ れ て い る 2 91
.
0
黒
川
本研 究 に お
.
い
ても
,
ヌ
ー
V
ド マ ウ ス 腹 壁 中 に 浸 潤 し た O S T 腫 瘍細 胞 は 明 ら か な
骨誘 導 能 を も つ
F ig 7
.
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S u b s tr a t e s
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…
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骨 肉腫 に よ る 骨
.
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と が確か め られ た
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.
.
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by
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.
722
水
誘 導 能 は 腫 瘍 細胞 の 骨 芽細 胞
ら れ て い る こ と か ら3 0 1
胞 の 機能 の
る
さら に
.
本研究 で は
部を 保持す る細胞株 で あ る と 考 えら れ
腹 腔 内 に 播種 し た O S T 細 胞 は 脈 管 内侵 入
出さ れ ず
とが本実験に お
て 示 され た
い
これ
.
い
ら の 所見
は O S T 細胞 が 骨 肉腫 細 胞 で あ る こ と を 示 し て い る
,
悪 性 腫 瘍細 胞 が 浸潤,
転移 を き た す た め に は
細胞周囲の 細胞間 マ トリ
解が必須で あり
これ
,
を 分解 す る
ン 分 解酵 素5
ト 引
川
タ
勅
及び
ヘ
プ
,
ラ ス チ ン 分解酵 素用
1 8j 工g
ゼ1
ー
V 型コ ラ
,
ネ ク チ ン 分 解酵 素
ー
それ ら に はI
パ
コ
ラ
を は じめ 汀 型
コ
ラ
川
1II 塾
ゲ ン 分解 酵 素
ー
川
フィ
,
リ ン 分解 酵 素
ゲ ン アクチ
ー
な どが 含 まれ
ナ
ゼで
ー
ナ
して い る
ゼ
ー
お
ナ
粗
ゼ
れ らの 酵素の ほと ん どは プ
ティ ナ
ロ
ロ
ゼ セ リン プ
ー
ロ
,
り
癌細胞由来の ア ス
,
パ
ラギ ン酸プ
報告はき わ めて 少な く その 基質 に つ
の
明 らか に さ れ てい ない
ロ
て確実 に
い
サ ブス ト
活性が 検出さ れ る の も
そ の も の や 試料を S D S
IV 型
エ
ベ
ー
ス ミ ノ
い
,
ラ
コ
滞在型 の
ラゲ ナ
コ
さ れ て い る 7ほ り
ティ
化さ れ な い
ティ
活性 化 は 考 え に く く i n
も
.
ヌ
ド
ー
ジネ
い
本酵 素 は プ ラ ス
,
viv o
い
つ
タ
ー
っ
が プラ
ー
さ ら に プラ ス ミ ン が これら
,
と か らそ の よう な カ ス ケ
こ
酵 素 の 晴 性化 機 序 に
ティ
ベ
ゼ を 活性 化 す る と
ー
しか し
−
腫 瘍細胞によ
,
ゲ ンアクチ
ー
こ れま
.
ゼ や 線鮮肉 鷹由来の
ー
ゲ ン 分 解酵 素 に 関 し て は
ー
ゲ ン を 活性 化 し
ー
ラゲナ
コ
分 泌 さ れ た プラ ス ミ ノ
て
ト
ー
を含む旗衝 液と反 応 する こ と
悪 性 黒 色腰 細 胞 由来 の
ロ
レ
電 気泳動
,
で
プ
い て
変 化 を生 じ自己
,
ゲ
ー
お よ び 金 属依 存 性蛋 白分 解 酵 素の い ず れ か に
,
属 して
ー
こ
テイ ン プ
シ ス
,
.
ゲル に お
ン に
ョ
また
.
よ り自己活性化 をき た す ため と推定さ れ る
ず れ も 細胞 間 マ ト リ ッ ク ス 構成 成 分 の 分 解 能 を も つ 点
で共通
シ
ー
に
,
叫
ン フ ォ メ
コ
ゲ
ー
テ オ グ リ カ ン 分 解酵 素1 2 ,
ロ
プ ラス ミ ノ
,
へ
も 活性 は 全 く検
て
っ
み 不 完全な
リ ン 分 解活性が 検出さ れ たに すぎ
な
ェ
活性 化 を き た す と 想 像 さ れ る
ク ス や 血 管 周 囲基 底 膜 の 分
ッ
.
ラゲナ
コ
腫瘍
ま で 悪 性腫 瘍 に 由来 す る 種 々 の
酵 素が 報 告 さ れ て い る
ン
,
方法に よ
る3 4 1 3 5 一
い
そら く 酵素蛋 白に 付着 し た S D S が透 析で
除去
お
,
され る 際に その
.
の
つ
の
S D S に よ る 本 酵素 の 活 性 化機 序 は 明 ら か で は い
な
.
が
2
こ の
,
機序が 知 られ て
つ
酵 素 を S D S 処理 し た 場 合 に の
,
がらトラ ンス フ
肺 動脈 校 内 の 腫 瘍 塞栓 と リ ン パ 節 転移 を 形
,
こ
よ る 自 己 活 性化 の 2
に
一
,
を きた し
成す る
分化度 を示 すと 考え
の
へ
本腰 瘍 細胞 は 少 く と も 骨 芽 細
,
ー
う 仮 説が 提唱
は 活性
ミ ン で
ド 反 応 に よる
お け る O S T 細 胞由来
に
て は全く不 明 で あ る
.
ウ ス 内 で増殖 した O S T 細胞 の 腫瘍塊 ホモ
マ
ト と 腹 水 中 の 腰 癌 細胞 培 養 液 に
高 分 子 の 酵素
活 性 く分子 量 9 4 0 佃 が 新 た に 検 出 さ れ た こ と はき わ
ー
,
,
本研 究 で は
培 養 O S T 細 胞 がI V 型 コ ラ
,
ー
ゲ ンとゼ
め て 興 味深 い 所 見 で あ る
こ の 酵 素 も工V 型 コ ラ
ゲン
と ゼ ラ チ ン を 分解 す る 金 属依 存 性 蛋 白 分解 酵 素で
ある
ー
.
ラ チ ン を 分解 す る 酵 素活 性 を 分泌 す る こ と が 明 ら か と
な
た
っ
レ
汀塾
.
トゲ
ー
ラ
コ
ゲ ン とゼ ラ チ ン を用 い たサ ブス ト
ー
ー
に
よ り失活す る こ と か ら
害さ れ る こ と は
,
この
よ
に
っ
の 酵素が
ラ
ッ
ゲン
ー
セ
1 4
,
C ゼ ラチ ン
E
−
,
3
H コC
イ で は 全 く検 出 さ れ な か
e t all o
p
ro
t
in
e
る 可 能性 が 第
一
くT I M P l
a s es
に考
1 4
,
m
−
た
っ
え られ る
33I
.
C
−
T f を基 質 と した
そ の 理 由と し て
.
in hi bit
。r
,
。f
が 培養 液 中 に 共存 す
実際
,
O S T 紳胞 培 養 液
ゲ ル 濾過分画分 に 金属依存 性蛋 白分解酵 素で
ある
M M P 3 に 対 す る 阻害晴性 が み ら れ る こ と や
e st e r n
,
blo t 法 で 抗 TI M P 抗 体 と 反 応 す る 分子 量
28 000 の 蛋 白 が 検 出 さ れ る こ と は O S T 細 胞 が
,
TIM P
を培 養 液 中 に 分 泌 し て い る こ と を 示 し て い る
と は そ の 分 子 量 と 阻 害 剤 に 対 す る 反 応 か ら明 ら か で
L
e w
また
.
す な わ ち 活 性 化 の 障害
,
ロ
フ ァ
拘
,
種 々 の 金 属 依 存性 蛋 白 分解 酵 素
トリ プ シ ン な どの セ リ ン プ
ゼ に よ る活性化 と N H
.
2
Ph H g A
−
−
c
ロ
ティ ナ
ラ
ー
ゲ ン を 分解 す る 金
フ
よ
ラ
こ
.
とである
る
ー
な ど の 水銀 化 合物
もOS T 細
こ の
,
高 分 子 の工V 型 コ
また
.
,
腹 水 中 の O S T 細 胞 を 継代 す る と 本酵
こ
と は こ の 考 え を 支持 し て
.
工V 型
として
る
て 調節され
ゲ ン 分解 酵 素 の 合 成 が 誘 導 さ れ る こ と は 可 能 な こ
ー
い
っ
お い て
れ ら の 細 胞 か ら 放 出 さ れ た 種 々 の 因子 に
O S T 細 胞 が 刺激 をう け
て
っ
本 実験 に
.
ジ 及 び リ ン パ 球 な ど の 著 明 な 炎症 性細 胞 浸潤が
ー
ァ
.
悪 性黒 色 腫 細胞 3 8I に よ る カ テ プ
.
,
コ
,
こ
ラ
こ
ー
ゲ ン を 分解 す る 金 属 依存 性 蛋 白 分解 酵素
れ ま で 少 く と も 4 種類 の 酵 素 が 報 告さ れ て
れ ら の う ち 悪 性 黒 色 腰細 胞 由来 で工V 型
ゼ ラ チ ン 及 び 工塾
コ
ラ
ー
コ
ラ
ー
ゲ ン を 分 解 す る 酵素
39,
は 分 子 量 が 5 9 0 0 0 で あ る こ と や 細 胞 外 に 分 泌さ れ な
,
,
の活性化に は
ジ由来 の 液性因子が
ー
コ
増殖 し た 腹 膜 や 腹 水 中 に は 好 中球 や マ ク ロ
,
み ら れた
ゲン
.
ク
B の 分泌 が 何 ら か の 液性 因子 に よ
胞 の 浸潤
出 で き ない
を強く示 唆 して い る
マ
V 2 癌細 胞 株 や
,
シ ン
い
,
と は 他 の 可能 性
ら 36J は
a e s
る こ と が報告 され て い る
し か し ゲ ル 濾過 に よ り T I M P を 除 去 し て も 活 性 が 検
こ
V
.
i s 肺 癌細 胞 を 刺 激 しI V 型
素の 分泌が み られ な く なる
−
W
こ
ある
属 依 存 性 蛋 白分 解 酵 素 を 分 泌 さ せ る と 報 告 し て い る
.
酵素 が 金 属依 存 性 蛋 白 分解 酵 素
本酵 素 に 対 す る 阻 害物 質 で あ る t i s s u e
の
一
属 す る こ と を 示 し て い る し か し 本酵 素 活 性 は
ア
m
同
て の み そ の 活 性が 阻
.
コ
,
ゲ ン とゼ ラチ ン を分解す る と考 えら れ る
各 種 阻 害剤 の う ち E D T A
に
で
,
あり E D T A
IY型
ラ
コ
上 そ の 酵 素 の 分子 量 は い ず れ も 7 5 0 00
ル
い こ
と か ら O S T 細胞由来酵素と は異な る と考えられ
,
る M M P 3 2 2 1 は st r
−
.
o m
el
y
si n
4 0I
と も よ ばれ
,
H
r a S
−
癌遺
ト骨 肉腫 培 養細 胞 くO S T 株さ 由 来 蛋 白 分 解 酵 素
ヒ
伝子 に よ
て 形質 転換 さ れ た線 推 芽細 胞 や 実 験 的 マ ウ
っ
一I
ス扁 平上 皮癌細 胞 よ り 分 泌 さ れ る
素に
致す る
一
41 J4 2−
しかし
.
r a n si n
t
,,
と
い
O S T 細胞 由来 酵 素 と は
,
その 分子 量 と活性化機序が異る
こ
とや
W
,
−
い
こ
と か ら両 者は 異 る酵素と考 え られ る
一
み
ら
方
とが実証さ れ た
工V 型
,
,
コ
ラ
質特異性 や 分 子 量 が 類 似 し て
ゲナ
ゼ
ー
軋
やゼラテナ
考え ら れ る
し
か
.
し
工V 型
,
ゼ4 3 拍車 に き わ め て 似 て
ー
れ ら の 酵 素が N H
こ
,
る こと か ら
い
い
ラ
コ
ると
Ph H g A
−
−
2
c
−
液 中に 分 泌 す る の
3
本酵素は
.
ス ミ ン
N H
膵
,
エ
Ph H g A
−
2
−
い
こ
と は 大き な相違点 で あ
れら の 酵素と O S T 細胞由来酵素と の 異同に
て は現 在 の と こ ろ 不 明 で
タ
尿素
,
上 検出され た
4
ヌ
.
胞は
関係が あ る
る3
こと
糊 1 4 卜 201
の間に
が 多 く の 研究 者 に よ
しか し
.
方で
一
,
て
っ
指摘 さ れ て
い
ら酵 素活性と転移能と
これ
仰 臥
相関 関係 が な い と い う 報 告
乳
多種類の 酵
素活性 と の 関連 は あ る も の の 特 別 な 酵 素 活性 と は 相 関
頼
しない と い う 報告 も み られ る
デ
ー
タは
また
.
こ の こと
,
ゲナ
4 ヰ8 I
い 1
.
個
々の
つ
い て
もラ
本研 究 で
こ
ッ
とを示 唆 し
,
ト骨 肉 腫 細 胞 が
は O S T 骨 肉 腫 細 胞 が工V 型
,
分解酵 素 を 培養 液 中 に 分 泌 す る だ け で な く
腔中 に 浸 潤
子量 の 異 る1 V 型
明ら か と な
コ
ラ
ー
っ
た
ラ
コ
,
IV 型
.
コ
構成成 分 で あ る こ と か ら
ラ
,
ー
こ
れ ら の 酵 素 は 骨 肉腫 細 胞
割 を果たす と推定さ れ た
今 後 O S T 細 胞 の 転移 と
ヒ
れ ら酵
こ
け る 活性 化機 序 を解 明
稿 を終 え る に あ た り
い
1
−
ヌ
ー
ド
,
マ
論
物に 骨誘 導 と リ
以下 の 結果を得た
,
.
,
,
.
,
した
金沢大学医学部第
第
病 理 学 教 室 数 室 員 の 方 々 に 心 よ り 感 謝致 し ま す
一
D
り
J
D
.
r esd e n
病理学教 室中西功夫教授 な らび に
一
.
献
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g
.
こ
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.
ウ ス に 移植し た O S T
ンパ
,
.
ト 骨 肉腫 由来 培 養細 胞 くO S T 株う を 用 い て
て 検討 し
御 指 導 御 校 閲 を賜 り ま し た 恩 師 野
,
ま た 終始御指導御協
力 を 戴 き ま し た 富 田膠 郎 助 教 授 と 本 研 究 を直 接 御 指 導 御
教 示 戴 き ま し た 金 沢 大 学 医 療 技 術 短 期 大 学 都 岡 田保 典 助 教
授 に 心 よ り 謝 意 を表 し ま す さ ら に 本 稿 の 御 校 閲 を賜 り ま
C
細胞 と し て の 性 質 と 本 腰 癌 細胞 が 分 泌 す る 酵 素 惰 性 に
つ
ゲ ンと ゼ
ー
辞
村進 教授 に 深 甚 な る 謝 意 を 表 し ま す
m
結
ラ
コ
.
謝
B i o ph y
する こ と が 重 要 な 課題 と 考 え ら れ る
腫 瘍の 局 所 浸 潤 や
,
腹壁 や 腹
ゲ ン は 血 管基 底 膜 の 主 要
に お
とが明 らか と な り
ラ チ ン を 分 解 す る 金属 依 存性 蛋 白 分解 酵素 が 重 要 な 役
ある と 考 え ら れ る
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こ
転 移 形成 に 本腰 瘍細 胞 に 由来 す る1V 型
S
.
,
性質を有す る
が血 管 内便 入 を す る 際 に 重 要 な 役 割 を 果 た す 可 能性 が
素活性 と の 相 関 や i n
.
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ー
文
,
ゲ ン 分解 酵 素 を 分泌 す る こ と が
ー
い
トゲ
ー
ゲ ン と ゼ ラ チ ン を 分 解 す る 金属 依 存性
ー
ゲン
増 殖 し た 腫 瘍 細胞 が そ の 酵 素 に 加 え て 分
,
以上 の デ
と に 基づ く と考
ゼ を分泌 す る とい う以 外に 報告 はみ ら れな
ー
ラ
コ
癌細
骨 肉腫 細 胞 の 転 移 機序 に 関 し て は 全 く 不 明 で
.
骨肉腰細 胞 由来 の 酵素 に
コラ
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は 癌 細胞 の 転 移 機構 は 個 々
検討 され ね ばな ら な い
の 癌細胞 に つ い て
て いる
多 様性 を も
い
S DS 処理 に
,
S D S に よ る 活 性化 に 伴
.
れ ら の 矛盾 し た
す で に 指摘 さ れ て い る よ う に
,
胞 は生物 学 的 に 著 し
えら れ る
こ
.
,
ト リウ ム 及 び
酵素に 加 えて分子 量 94 000 を
の
,
蛋 白 分解 酵 素 を 分 泌 し た
酵 素 悟性 と の 間 に 正 の 相 関
ゼ
.
より明らか に な る もの と 考え られ る
の
ン化ナ
ー
ド マ ウ ス 腹 壁 や 腹 水 中 で 増殖 し た O S T 細
ー
分子 量 7 5 0 0 0
,
プラ
,
ティナ
ロ
低分子酵素活性が サ ブ ス ト レ
の
,
示 す工V 型
癌細胞 の 転 移 能 と 種 々
.
キ モ トリ プ シ ン
,
チオシア
,
抗体 を 用 い た 免疫 学 的 交 叉 性 や ア ミ ノ 酸 配 列 の 決 定 に
.
特 異抗体 と 反 応 す る
,
ゼの 各セ リン プ
ー
まれ に清性化さ れた
て
っ
つ
将来 これ ら酵素に 対す る
,
ならず
ウ化 カ リ ウ ム で は活性化さ れ ない が
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酵素 は 全 く 活 性 化 さ れ な い
.
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トリ プ シ ン
,
ラ ス
分子 量 4 5 0 0 0
る
ゲ ン と ゼ ラ チ ン を分解
ー
を 分泌 す る こ と が 示 さ れ た
やト リ プ シ ン で 活性 化 さ れ る の に 対 し O S T 細 胞 由来
,
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コ
,
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ゲ ン と ゼ ラ チ ン を 分解 す る 基
ー
.
O S T 細 胞 はI V 型
.
す る 分子 量 7 5 0 0 0 の 金 属依 存 性 蛋 白 分解 酵 素 を 培 養
培養 液 中 に 分 泌 さ れ る O S T 細 胞 由 来 酵 素 く分 子 量
75 0 00ヨ は
ト 骨 肉腫 細 胞 と し て の 性質 を 維持 し て い る
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