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科目名 コミュニケーションスキル 【保育士必修】 授業形態 演習 学年 1年
科目名 授業形態 担当教員 内容および計画 コミュニケーションスキル 【保育士必修】 演習 学年 1年 開講時期 後期 単位数 1単位 今村 公治 福祉、保育などの対人援助職や社会生活の中で必要とされるさまざまなコミュニケーションスキルの基礎理 論を演習形式で学びながら、人前で話すことや他者に対する傾聴態度について実際的に学びます。他者に対 し自己を理解してもらうための効果的な話し方(伝達方法)や他者の話に耳を傾ける(傾聴する)ことの重 要性について実感し、より円滑なコミュニケーションを構築するための理論と共感的態度を学びます。 1 オリエンテーション(授業の内容と目標、評価についての説明) コミュニケーションとは何か。 アイスブレイキング技法(コミュニケーションの場作り) 2 自分の意見を他者にわかりやすく伝える ①自己紹介(聞き手の印象に残る自己紹介) 演習: 1分間で自己を語る練習。 3 自分の意見を他者にわかりやすく伝える ②自己PR(私はこんな人、私の強み。) 4 演習:1分間で自己PR(自分を売り込む、自分のことを他者に理解してもらう) 5 職場でのコミュニケーション・マナーの基礎 場面に応じた敬語の使い方。 ビジネスコミュニケーションの基礎:文書(上司へのメールによる連絡、報告の仕方) 6 傾聴力(他者の話を理解する。) 傾聴態度のあり方。対人援助における傾聴技法 演習:対話練習(伝達ゲーム、言葉のキャッチボール練習) 7 意見発表(プレゼンテーション)の基礎(聞き手にわかりやすい説明スピーチの方法) 8 演習:与えられたテーマについて自分の意見を話す。 他者の意見を聴く態度(ノッド法) 9 面談の場でのコミュニケーション(説明と相談のコミュニケーションスキル) 10 演習:ロールプレーイング(同僚同士、部下と上司、来客者、クレーム対応、電話対応) 11 対人援助職として必要なコミュニケーションスキルについて 12 福祉・保育の職場でのコミュニケーション事例 演習:ロールプレーイング(来談者、サービス提供者) 13 面接のコミュニケーション技法。 メタメッセージを理解することとは。 14 演習:模擬面接(グループ形式の面接場面) 15 演習:模擬面接(個人面接)と討論(職場での会議、問題解決のコミュニケーション) まとめ(グループ討論と発表:この講義で学んだことを語り合い、共有する) 教科書 適宜、資料等を配布します。 参考書 「福祉と医療に携わる人のためのコミュニケーション・マナーの基礎」監修・大竹榮 「ほめ言葉ハンドブック」本間正人。その他、講義テーマに関連した参考図書等を授業中に紹介します。 成績評価 評価方法 割合 出席状況と授業に対する積極的な取り組み姿勢 60 % 授業中の発表状況と発表して学んだことについての小レポートの提出 40 % 出席状況および授業への積極的な姿勢、発表および小レポートの提出状況を中心に総合的に評価する。 学習到達目標 先修条件 その他 さまざまな対人コミュニケーションについて改めて考察し、より円滑で豊かな共感的コミュニケーションの あり方を体験的に学ぶことを目標とします。