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帰国報告書

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帰国報告書
組織的な若手研究者等海外派遣プログラム報告書
氏名
各務
友美
所属専攻・学科
情報工学専攻
学年
M1
指導教員名
佐藤
派遣先
ESIGELEC
派遣先指導教員名
Morgen ETIENNE
派遣国・地域
フランス・ルーアン
派遣期間
2012 年 8 月 30 日~2012 年 10 月 3 日(35 日間)
淳
教授
研
修
報
告
<研修内容>
ESIGELEC にて、introduce to France、 French、database、meta-heuristic の授業を英語
で受けた。 introduce to France, French ではフランスの地理や文化、あいさつ、食べ物や建物
の名前など基礎的な単語を学んだ。あいさつ、自己紹介が一通りできるようになった。
database では、データベースの概念から実装まで学んだ。まず、UML を用いて作成したい
データベースのテーブルや参照関係、プライマリーキーなどを整理し、SQL を用いて実装した。
そして、3人グループで競技大会に関するデータベース、クエリを作成し、プレゼンテーショ
ンを行った。
meta-heuristic では、タブーサーチ、遺伝的アルゴリズムについて学んだ。そして、3人グ
ループで巡回セールスマン問題について遺伝的アルゴリズムを用いて実装し、プレゼンテーシ
ョンを行った。パラメータや交叉の方法を工夫して最適解を求めた。
また、ESIGELEC の学生と食事会や視察などで交流をした。フランスの電力会社である EDF、
ノルマンディ地方最大の港であるルアーブルの見学を行った。
<達成した成果・今後の抱負>
授業では、日本のように一方的に講義を受けるだけでなく、先生や他の参加者と意見交換す
ることにより積極的な授業を受けることができ新鮮であった。また、講義で聴いた内容を実装
することにより、知識を身につけるだけでなく実践的な経験をすることができた。プロジェク
トワークでは、チームメンバーと議論することで要求されたものに対して一から作り上げるこ
とができ自信に繋がった。今回の研修において、初めての内容に対し英語での授業、質問、プ
レゼンテーションを行うことができ非常に良い経験となった。
フランス語の授業では基礎的なあいさつ、単語を学び生活の中で役立った。英語が通じな
いことも多く、あいさつ程度であるがフランス語を用いて積極的にコミュニケーションを図っ
た。
英語が不安要素であったが、授業では先生が遅めに話して下さったこともあり大体理解する
ことができた。グループワークでの質問なども英語でやり取りすることができた。また、
ESIGELEC の学生などと様々な会話をすることでスピーキング力が向上したと感じた。今ま
で、リスニングとリーディングは勉強してきたが、スピーキングに対しては日本でほとんどや
ることがなかった。そのため、言いたいことがあっても咄嗟に英語がでてこず話すことができ
なかった。しかし、単語を並べ、ジェスチャーを使い、言い換えを探したりして話すうちに少
しずつ文章にできるようになった。それでも、英語が分からず質問したい内容を正しく伝える
ことができなかったり、あきらめてしまうことが何度かあったのでもっと語彙や表現方法につ
いて勉強する必要がある。また、発音も悪く英語でも通じないことがあったので正しい発音を
身に着けることも必要だと思った。今回の研修を通して海外への抵抗が減ったので、時間があ
ればまた留学をしたいと思った。英語を用いたコミュニケーションも楽しく、今回友達になっ
た学生や留学生と積極的にコミュニケーションをとりたいと思った。
今後初めての内容に取り組んだり、プロジェクトワークを行うことは頻繁にあると思うので
今回の経験を活かしたい。
授業の様子
国際交流
プロジェクトワーク
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