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議題2 - 横浜市

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議題2 - 横浜市
資 料 2
第5回創造都市政策推進ボードでの主な意見等
〈創造産業の展開について〉
○アーティスト・クリエイターの集積と創造産業の振興は分けて考えるべき。
○創造的産業振興の成果指標は、もともと数値目標が設定されているのだから、
それをきちんと検証すべき。
○経済波及効果の測定方法案を、イベント来街者数をもとにした計算方法とし
ているが、創造界隈拠点や関内外OPENの参加事業者がどれだけの経済活動
を行っているなども含めて計算すべき。
○産業の話は文化観光局だけやっていても広がりが持てない。他の部局と連携
して今後も話を進めていくべき。
○コラボレーションする場を行政がつくるだけでも、
(企業にとっても、アーテ
ィスト・クリエイターにとっても)刺激になるのではないか。
■政策ボード⑤ 創造的産業
◆横浜創造都市政策:創造的産業振興の方向性について
■政策推進ボードにおける論点
◆ 創造的産業振興の方向性
① 創造的産業の集積の推進
② デザイン性の高いリノベーションの推進
③ 付加価値の高い商品・サービスを生み出すビジネス
モデルの構築
2. 創造産業振興に向けたこれからの取組み
■アーティスト・クリエーターの集積推進
① 創造界隈の形成、アーティスト・クリエーター同士や地域とのネットワークづくりにより、横浜らしいまちづくりを推進し、賑わいづくりに繋げる.
② 都市整備局、建築局と連携して、横浜らしいデザイン性の高いリノベーションを推進し、横浜らしい創造的産業として確立する.
③ 経済局と連携し、マッチングコーディネーターのコーディネートにより、クリエーターやデザイナー等の力を活かして、横浜が持つ資源(中小企業
等) に新しい価値を加え、創造的産業のビジネスチャンスを創出する. また経済産業省の支援を受けられるよう、民間企業を中心としたプラット
フォーム の形成を進める.
◆ 創造的産業振興の成果指標
1. これまでの創造都市の取組みの経過
■現状
① 創造界隈拠点の形成が推進された:BankART、黄金町、急な
坂スタジオ等
② 各拠点にアートディレクターが存在している.
③ ACYが様々な支援を行った結果、関内・関外地区でアーティ
スト・クリエーターの集積が進んでいる.
④ 関内外OPEN!等によりアーティスト・クリエーター同士や
地域とのネットワーク化が進んでいる.
⑤ 芸術不動産事業については、物件オーナーからの相談はある
程度来ているが、入居者の確保が難しく、件数が伸びない状況
H25
① 創造的産業の集積の推進
事業を継続的、発展的に取組むことによっ
に向けて活用する.
*マッチングコーディネータチーム
◆観光
◆ファッション
【能力】
◆英国文化・メディア・スポーツ省(DCMS)による創造的産業分類2011
◆国連貿易開発会議(UNCTAD) による創造的産業分類2008/2010
◆クール・ジャパン官民有識者会議2011
「新しい日本の創造」におけるクリエイティブ産業の分野
【知識等】
③ 創造的産業に関する十分な知識と現場感覚
④ 商品やサービスの開発、市場や販路についての知
◆クリエイティブ産業の定義:野村総研レポート準用
「クリエイティブ産業に係る知的財産権等の侵害実態調査及び創作
環境等の整備のための調査」 2012.3
識
個別のヒヤリングにおいては認められるが、その実態や規模等
⑤ クリエーターの人脈・ネットワーク
の全容は把握できていない.
【活動】
⑧ 産業振興の柱として映像文化都市を標榜し、当初は横浜市が直
● アーティスト・クリエーターと企業と顔の見える
接業務執行することで複数の企業を誘致したが、平成20年度
・IT、バイオ、環境を中心に
・製造業振興(デザイン、ネットワーク)
・ソーシャルビジネス支援
・創業ベンチャー支援
◆住まい・暮らし
② 課題発見能力、調整能力
⑦ アーティスト・クリエイターと地元中小企業との受発注関係が
◆広告
◆地域産品
① フットワークとコミュニケーション能力
アートマーケットを創出することは困難との結果が出ている.
■成長産業への重点的取組み
◆デザイン
また、ネットワークを創造的産業振興
年度に実施した「ACYの取り組み及び調査」にて、横浜独自の
参考:経済局の取組み
◆コンテンツ
◆アート
ト・クリエーターの集積をより充実させる.
チャンスの創出、市内におけるアート産業については平成20
している.
創造産業
◆食
て、横浜の人材資源としてのアーティス
⑥ 産業振興については、アーティスト・クリエーターのビジネス
「IT関連」の中で、「映像情報制作業」を含め誘致の実績を残
【FIRST PHASE】
マッチングコーディネート
創造界隈の形成、関内外OPEN!等の
が続いている.
頃から誘致を行っていない.一方、経済局は、重点分野である
③ ビジネスモデルの構築
◆経済局の既存補助メニューの活用
*IDEC(横浜企業経営支援財団)
:起業家支援事業
*横浜市工業技術支援センター
連携
*中小企業新技術
*新製品開発促進事業
*知的財産戦略推進事業 等
● パートナーの紹介やビジネスモデルの提案など
日常的なコーディネート
創造的産業振興における
新たなビジネスモデルの構築
H27
H28
関係を構築し、動向、ニーズ、課題などを把握
旧関東財務局オープン
② デザイン性の高いリノベーション
現在取組んでいる「芸術不動産事業」の改変
・入居条件や助成対象の緩和
⇒事業対象、事業機会、事業量の拡大
・デザイン性の高いリノベーション
⇒建築家、デザイナーの起用、産業として育成
・ビルオーナーの掘り起し
⇒「点」から「面」へ
(民間企業を中心としたプラットフォームの形成へ)
2012.11.2
■政策ボード⑤ 創造的産業
◆横浜創造都市政策:創造的産業振興の成果指標について
参考2 創造的産業振興の実践事例
◆創造的産業集積の成果をどう把握するか? 測定の指標
① 創造的産業の集積の推進 →
◆台東デザイナーズビレッジ
関内外OPEN!への参加数
関内外OPENの活動実績を時系列にトレース:事業所(アーティストクリエーター)数
◇第1回
2009.9.4~6
◆関内外OPEN
◇第2回
2010.9.11~12
◇第3回
2011.11.3~5
18のビル
51の主体
12のビル
34の主体
◇第4回
2012.10.26~27
22のビル
113の主体
② デザイン性の高いリノベーションの推進 →
その空間的広がり
30のビル
170の主体
リノベーション総事業費
芸術不動産リノベーション助成の実施推移を見る
平成22年度
芸術不動産
リノベーション助成
累積件数:5件
累積助成金額:約3,300万円
平成23年度
3
約1,900万円
2
約1,400万円
(参考)平成23年度リノベーション総事業費
③ ビジネスモデルの構築 →
約3,800万円
ビジネスモデルの提
案・育成件数
(ビジネスとして動き
出したもの)
●インキュベーションマネージャーへの委託内容:
(1)入居者の成長・自立の支援
(2)地場産業との連携、地域との交流
(3)入居者の募集・選定
(4)PR(情報発信、HP運営管理等)
(5)その他
インキュベーションマネージャー
として必要な業務
◆施設概要
・敷地面積:
㎡
・延床面積:3,744.2㎡
件数
情報の収集、人材との積極的な
交流、イベント、セミナー等ビ
ジネスショーへ参加等マッチン
グの下地づくりの活動
●所在地:東京都台東区小島2-9-10
●設 立:2004年4月
閉校した台東区立小島小学校の校舎を改修
●村 長:鈴木淳氏
●運 営:台東区の直接管理運営.
:施設管理、賃料徴収等のマネージメントは
区が直接担当する.
インキュベーションマネージャー(村長)
委託して、経営やマーケティング、営業等
のソフトな支援を行っている
:現在19社が入居
ビジネスモデルの構築件数
(具体的に成果があり、他への波及
効果が想定されるもの)
参考1 現行の経済波及効果測定方法
1 (創造都市推進事業におけるイベント来場者数)
× (イベント来場者の消費単価)
を産業連関表上の「業種別の消費需要額」に変換
2 上記に逆行列表を乗じる
3 算出された第1次と第2次の波及効果を合計する
◆基本的な役割
・ファッション関連産業の分野で起業、自立しようとするデザイ
ナー、クリエーター(個人及び企業)を ハード・ソフト両面
から支援
⇒定額のオフィス、制作室、ショールーム等の場を提供
⇒経営やマーケティング、ネットワーク作り等のソフト支援
・地場産業とデザイナー等との橋渡し
⇒適切なデザイナーの紹介、商品企画・デザイン依頼、協働
による商品開発
◆入居者
・入居資格は、靴、鞄、ベルト、帽子、アクセサリー、ジュエリ
アパレル等のファッション産業およびデザイナー等を支援
・区の広報をベースに公募.
⇒基本的にはビジネスとしての成長性および支援の必要性が
判断基準となる
・原則3年以内の入居期間として、2年での卒業を目指し、半年
ごとに事業報告書を提示して事業計画を精査する.
◆活動状況
・入居者相互の交流が生まれ、原則1業種1事業者として、相互
に得意分野で補完しうる関係ができる.
・デザイナーが集まっているということがマスコミでもとりあげ
られ、注目を集めて、ビジネスチャンスが多い.
・精々2,3人のスタッフで、それ以上になる頃にはここを卒業
することになる.
・これまでに19組の卒業があった、そのうち11組が台東区内
で事業所を構えている.
・現在のこの施設で活動している企業全体の売り上げは規模的に
は小さいが、確実に成長しており、インキュベーション施設と
しての役割は充分に果たしている.
◆クリエイティブネットワークセンター大阪(MEBIC)
●所在地:大阪市北区扇町2-1-7
●設 立:2003年5月
●所 長:チーフコーディネーター 堂野智史氏
●運 営:公益財団法人大阪市都市型産業振興センター、設置主体:大阪市経済局)
●取組みの概要
・ 大阪市内のクリエイターを支援するコーディネート施設.デザイン、イラスト、ライ
ティング、編集、広告、企画、映像、写真、出版、印刷、ソフト系IT などに関わる企業
や個人クリエイターの支援を行う.
・メビック扇町では次の4 つのミッションを掲げ活動を進めている.
1. クリエイターのネットワークづくり
登録業種一覧
2. クリエイターの情報発信
・WEB制作 ・アプリケーション開発
3. クリエイターと他業種のビジネスマッチング
・システム開発 ・CG ・アニメーション
・イラスト ・広告企画 ・グラフィクデザイン
4. クリエイターのプロデュース能力の向上
・バッケージデザイン ・空間デザイン
・各ミッションは次のような具体的アクションの中で展開される.
・プロダクトデザイン ・ファッション ・写真
・コーディネーターによる事務所訪問
・映像 ・音楽 ・ライティング ・編集出版
・クリエイティブクラスターミーティング
・印刷 ・その他
・クリエイティブビジネスフォーラム
・コラボレーションイベント
・プロデューサー育成制作
●「大阪市内のクリエイティブ事業者1 万1 千社、16 万人の振興」
→「既存の事業者の競争力強化」大阪市のポテンシャルの発揮に焦点を定めた事業を展開
●関係をつくりだす『環境を提供する』
→関係づくりそのものには必要以上に介入しない
2012.11.2
第6回・第7回創造都市政策推進ボードでの主な意見等
〈創造都市横浜推進のためのセンターの将来像について(機能論)〉
○ ①「創造都市」の調査研究・推進機能、②「創造都市横浜」推進の実践機能、
③「創造都市」の情報発信機能、④場の活用による創造的活動実践機能は、
すべて必要と考える。
○ 文化芸術部門には ACY があるが、産業部門とまちづくり部門にはチームが
ない。創造都市の推進は財団だけではできないので再編すべき。
○ 場の活用とミッションの問題は分けて議論すべき。
〈創造都市横浜推進のためのセンターの将来像について(体制論)〉
○ 創造都市の推進をどのような組織でやっていくかを考えることが重要。民間
が主体となって3部門の事業を考え、横浜市と連携して進めていくべき。
○ 経済局や都市整備局との連携だと今までと変わらない。各局の業務として実
施してもらうべき。
○ 場の活用としての有償貸付は、他の拠点にも影響が出ることが懸念される。
創造都市のアピールと赤字解消については、専門家を交えて活用条件を考え
ていくべき。
【議論の前提】
≪創造都市横浜推進のためのセンター≫
*「ヨコハマ創造都市センター」として活用するため、横浜市と財団で平成27年3月31日までの基本協定*1を締結している
*現在は、YCC施設運営とACY事業実施をアルバイトを含めた18名で行っている
*1回目(本日)は機能論について議論し、2回目(12/21)では機能に最適な体制論を検討する
*長年の課題であり、将来像については実現性を優先する
これまで積み重ねてきた「創造都市横浜」形成に向けたさまざまな活動を集約し、それらの連携、総合化を図って新たな次元の活動の中心となる「基盤施設=プラットフォーム」を形成する。
また、旧第一銀行横浜支店は、「創造都市横浜」の象徴的な存在として、優れた歴史的建造物を有効に活用し活性化する。
≪センターに求められる機能≫
≪これまでの主な活動実績と今後の方向性≫
*はこれまでの主な活動実績
◆「創造都市」の調査研究・推進機能
・創造都市政策推進の原動力となる
*創造都市横浜の形成に向けての基本方針、施策等についての中心的な議論を行う場
⇒創造都市政策推進ボードにおける政策議論
⇒YCCスクールを活用した基礎的、戦略的調査研究
*基盤となる情報の蓄積と外部の多様な主体との連携を図る
⇒多様な活動、情報のデータベース、アーカイブ化。図書館機能の充実
⇒テーマに応じて、外部団体との協働 ←大学コンソーシアム、街づくりNPO,
シンクタンク等
従来センター
に課されてい
たミッション
を担う機能
過去の委員会
等での指摘を
踏まえて備え
るべき機能
◆「創造都市横浜」推進の実践機能
・創造都市形成の活動の一翼を担う
*アーティスト・クリエーターの集積促進
⇒「アーツコミッション・ヨコハマ」の強化による中間支援機能の充実
:アーティスト・クリエーターの誘致 活動助成、事務所等開設助成等のアーティスト・
クリエーター支援 一元的な情報提供
*「まちづくり」「創造産業」の取組み
⇒芸術不動産リノベーション助成 フィルムコミッション事業等
⇒他の主体(経済局等)との協働 (仮称)創造的産業振興モデル事業
◆場の活用による創造的活動実践機能
・象徴的建築物を有効に活用する
*象徴的な歴史的建造物を活用した創造活動のプレゼンテーション
⇒優れた建築物空間を有効に活用した多様なプレゼンテーションの実施
⇒BankART、黄金町,急な坂スタジオ等の創造界隈拠点の創作活動の発表と連携
*創造界隈の人々が日常的に集まり交流する場
⇒例えばアートカフェ、YCCクラブ:気軽に出入りできる交流の場
◆「創造都市」の情報発信機能
・情報受発信のポータルとなる
*創造都市横浜に関する取り組みを市民及び広く世界にアピール
⇒YCCWebの充実等により、横浜の創造都市活動の情報受発信のポータルの役割を担う
⇒リアルサイトとして、その場を活用した情報センターを形成する
*日本・世界の創造都市との連携・交流を図る窓口
⇒「世界創造都市会議」への取組み、創造都市間のネットワーク形成の窓口
⇒は今後の方向性
*「創造都市政策推進ボード」を設置し政策の振り返り等を実施
*「 YCCスクール」と連携し、創造界隈のアーティスト・クリエーターへのアン
ケート調査・国内外都市の事例調査を実施
⇒リノベーションや創造的産業振興を含めて具体的な議論ができる場として
ボードとスクールを充実
*「横浜創造界隈アーティスト&クリエイターズリスト」掲載スタジオ数 211
*各拠点では個別に活動状況をアーカイブ化
⇒これまでの創造都市の取組を網羅し体系的に整理
*相談件数 904件(H19〜H23)
*「先駆的芸術活動支援助成*2 」64件(H20〜H24)
「都市文化創造支援助成*2」4件(H24)
「クリエーター・アーティストのための事務所等開設支援助成」58件(H20〜23)
「芸術不動産リノベーション助成」5件(H20〜23)「関内外OPEN!」113件(H24)
⇒アーティスト・クリエーターの誘致強化のため経済局との連携
⇒物件オーナーの掘り起こしのため神奈川県宅地建物取引業協会・全日本
不動産協会神奈川県本部との連携
⇒アーティスト・クリエーターのビジネス機会の創出と支援への取組み
*H23利用率(利用日数/利用可能日数)・利用人数は、
1階 65%・38,018人、3階 49%・16,621人
地階 27%・7,932人、カフェ・ショップ 9,869人
撮影利用 58回
*H24自主事業としてNibroll、ポーランドポスター展を共催
* 有効活用について、H22.10.13に委員会へ4パターン*3を提案
⇒2階部分をセンター機能としてACY・まちづくり・産業部門で活用し、
他階は交流サロン・プレゼンテーションスペースとして活性化
⇒公共空間での広報展開(公開空地、馬車道駅)についての検討
*「ACY」ホームページの運用、「WEBマガジン ヨコハマ創造界隈」の発行
「創造界隈メールニュース」の配信
「関内外OPEN!」・「OPEN YOKOHAMA」ホームページの運用
「YCC」ホームページの運用
⇒創造都市のポータルとしてホームページの統合改修・多言語化
⇒各拠点事業と連携したプロモーションの実施
*国際シンポジウム・国際会議・AIR事業を実施
⇒創造都市間ネットワークの形成に向けた情報の一元化
◆創造都市横浜推進のための中核施設の将来像:体制論
YCCスクールと今後調整
(12−11−30 の議論)
*センターに求められる機能
⇒今後の方向性
◆「創造都市」の調査研究・推進機能
・創造都市政策推進の原動力となる
*創造都市横浜の形成に向けての基本方針、施策等についての中心的な議論を行う場
*基盤となる情報の蓄積と外部の多様な主体との連携を図る
⇒リノベーションや創造的産業振興を含めて具体的な議論ができる場としてボードとス
クールを充実
⇒これまでの創造都市の取組を網羅し体系的に整理
◆「創造都市横浜」推進の実践機能
27年度からの体制イメージ
・創造都市形成の活動の一翼を担う
活動評価・助言
横浜市創造界隈
形成推進委員会
情報共有
助言
(横浜市附属機関)
経済局との連携
・ヨコハマ創造都市センター
・BankART Studio NYK
・急な坂スタジオ
・初黄・日ノ出町文化芸術拠点
・象の鼻テラス
・新・港区(ハンマーヘッド・スタジオ)
・(旧関東財務局)
都市整備局との連携
*アーティスト・クリエーターの集積促進
*「まちづくり」「創造産業」の取組み
⇒アーティスト・クリエーターの誘致強化のため経済局との連携
⇒物件オーナーの掘り起こしのため神奈川県宅地建物取引業協会・全日本不動産協会神
奈川県本部との連携
⇒アーティスト・クリエーターのビジネス機会の創出と支援への取組み
♥文化芸術部門(アーツコミッション)
財
◆「創造都市」の情報発信機能
・情報受発信のポータルとなる
*創造都市横浜に関する取り組みを市民及び広く世界にアピール
*日本・世界の創造都市との連携・交流を図る窓口
⇒創造都市のポータルとしてホームページの統合改修・多言語化
⇒各拠点事業と連携したプロモーションの実施
⇒創造都市間ネットワークの形成に向けた情報の一元化
◆場の活用による創造的活動実践機能
団
♠産業部門
♦まちづくり部門
創造産業、創造化を目指す
産業、アーティスト・クリ
エイター等の中間支援
アーティストやアートNPO等の中間支援組織
♥関内外
OPEN!
♠マッチングコーディネート
♠創造的産業振興助成
♥先駆的芸術活動
支援助成
♥都市文化創造
支援助成
♥事務所等開設
支援助成
不動産オーナー、リノベー
ション事業者、建築家・デ
ザイナー等の中間支援
♦リノベーション推進事業
・象徴的建築物を有効に活用する
*象徴的な歴史的建造物を活用した創造活動のプレゼンテーション
*創造界隈の人々が日常的に集まり交流する場
ワンストップ窓口/創造都市の情報発信・プロモーション
財団/民間/NPO
⇒2階部分をセンター機能としてACY・まちづくり・産業部門で活用し、他階は交流サロ
ン・プレゼンテーションスペースとして活性化
⇒公共空間での広報展開(公開空地、馬車道駅)についての検討
活用の前提:歴史的建造物等を活用する「創造都市横浜」を象徴し、市民が誇れる建物として活性化する
■前回ボードでの主なご意見
*政策推進ボードで何を調査研究するのかを議論すべき。横浜の創造都市を推進するために
はシンクタンク機能は必要。大学は、外部資金をとったうえでの調査研究なので行政がイ
メージしているものとは違う。
*財団で建築や産業関連の専門スタッフを雇う方針はない。芸術不動産も民間のリーシング
ができる人材を活用しないと前進しない。文化芸術にはACYというチームがあるが、産業
とまちづくりにはチームがない。創造都市の推進は財団だけではできないので再編が必要。
旧第一銀行横浜支店
横浜市(普通財産)
施設管理者
財団
施設管理者
財団/民間/NPO
無償貸付部分
・アーツコミッション
(公益性有・収益性無)
*広報も常にリリースをしていくことができる専門家が必要。
*場所とミッションの問題は分けて議論することが必要。“賑やかでない”ことの背景に観
光客や一般客の来訪を強く求められている印象がある。創造都市政策で大切なのは「内発
性」で、BankARTなどの外部的要因を入れることで内発性を高めてきた。
有償貸付部分
・活用の前提に即した
利用
(公益性に応じた減免率)
民間ビル
直営
財団
運営委託
民間/NPO
有償貸付全体
・活用の前提に即し
た利用
(財団・NPOの場合、
公益性に応じた減免率)
賃借人
財団
賃料補助
・アーツコ
ミッション
参考
①建物購入費(H18)
16億円
②施設管理者選定の経過
H15~17:公募で選定
H18~20:非公募で継続選定
H21~26:非公募で財団選定
③24年度事業費
収入 約36百万円
・市補助金 約22百万円
・施設利用料等 約14百万円
支出 約36百万円
・建物管理費等 約18百万円
・人件費等 約15百万円
・事務費 約3百万円
2012.12.21
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