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民間主導による芸術不動産事業推進のための環境整備実施
「民間主導による芸術不動産事業推進のための環境整備実施業務委託」 業務説明資料 本説明書に記載した内容には、現在検討中のものも含まれるため、本プロポーザルのみの設定 条件とし、将来の業務実施の条件となるものではありません。 1 件名 民間主導による芸術不動産事業推進のための環境整備実施業務委託 2 履行期限 契約の日から平成28年3月22日(火)まで 3 履行場所 横浜市文化観光局 文化芸術創造都市推進部 創造都市推進課ほか 4 業務の背景及び目的 芸術不動産事業については、文化芸術創造都市施策を推進するため、アーティスト・クリエ ーターの集積を目的として、平成17 年度より開始した「アーティスト・クリエーターのための 事務所等開設支援助成」、また、平成22 年度より開始した「芸術不動産リノベーション助成」 (今年度は休止中)により、民設民営型のアーティスト・クリエーターの拠点形成を進めてき ました。 今年度休止中の「芸術不動産リノベーション助成」については、近年交付実績が減少してお り、制度の課題分析等を行うために、昨年度、アンケート及びヒアリング調査を実施しました。 調査から、次の成果と課題を本市では認識しています。 ・若⼿向け⼩規模低廉なアーティスト・クリエーターの拠点形成、助成物件内での相互交流・ コラボレーションの誘発、及び遊休不動産の新たな活⽤策として効果を上げている。 ・ただし、年に 1 件〜3 件の直接助成では、効果の範囲が限定的である。 ・加えて、不動産オーナーへの情報発信不⾜、空き物件情報と移転・⼊居希望者情報が相互 に把握されていない等が課題として挙げられる。 これらの成果と課題を踏まえ、今後は個別の助成によらず、不動産オーナー等、民間主導に よる芸術不動産事業推進のための環境整備を進めていくこととしました。 今年度は、その足がかりとして、担い手となる関内・関外地区の不動産オーナー等を発掘す るとともに、民間主導による芸術不動産事業推進のモデルとなりうる、関内・関外地区におけ る特色のある建築物において、活用を推進するための基礎調査を行うことを目的とします。 1 5 業務概要 (1) 民間主導による遊休不動産活用の促進に向けたセミナーの企画及び実施 ア 想定するセミナー内容 従来の不動産経営手法にとらわれず、先進的な不動産活用に取り組んでいる不動産オ ーナーや企画・マネージメントを行う事業者等を講師に招いて、活用事例の紹介や実例 物件の見学等を行う。 〔先進的な不動産活用例〕 ・老朽化したオフィスビルを、オーナーがリフォーム等実施しない代わりに低廉な家 賃でテナントに貸し出し、テナントが改修を行っている物件 イ 想定する開催回数 2回程度。 ウ 想定する参加者像 不動産オーナー、工務店、不動産仲介業者、マスターリース事業者等。これら参加者 を呼び込むための積極的な広報を実施する。 (2) 民間主導による芸術不動産事業推進のモデルとなりうる、関内・関外地区における歴史 的・景観的特色のある建築物において、活用を推進するための基礎調査 ア 既往調査等の整理及び分析 イ 民間主導による芸術不動産事業推進のために必要となる調査内容の検討 〔関内・関外地区における歴史的・景観的特色のある建築物の例〕 ・防火帯建築(※) ※ 防火帯を形成するために、1950-60年代に建設された、店舗・事務所・住宅を含む3 ~6階建て程度の複合ビル。 6 成果品 (1) 報告書(A4 判・冊子)3 部 (2) 成果品電子データ(CD 又は DVD 等※使用するソフトウェアとバージョンを記載するこ と。)1 枚 (3) 7 提出先 横浜市 文化観光局 創造都市推進課 その他 業務の進捗状況について、定期的に横浜市に報告すること。横浜市が進捗状況の報告や資料 の提出を求めた場合、特段の理由なくこれを拒んではなりません。 2