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Ⅰ 基本情報 Ⅱ 平成26年度管理業務等の検証

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Ⅰ 基本情報 Ⅱ 平成26年度管理業務等の検証
様式3-1
事業名
札幌コンベンションセンター
所管課(電話番号) 観光文化局観光コンベンション部観光企画課(011-211-2376)
Ⅰ 基本情報
1 施設の概要
名称
札幌コンベンションセンター
所在地
札幌市白石区東札幌6条1丁目1番1号
開設時期
平成15年6月1日
延床面積
20,310㎡
目的
内外の優れたコンベンションの開催の場を提供することにより、人々の来訪や交流を促し、もって
地域経済の活性化及び市民文化の向上をはかる。
事業概要
大ホール、特別会議場その他の施設を使用に供すること。その他センターの設置目的を達するた
めに必要な事業。
主要施設
大ホール、中ホール、小ホール、特別会議場、会議室(16室)、レストラン
2 指定管理者
名称
SORA-SCC共同事業体(代表団体:㈱コンベンションリンケージ、構成団体:㈱東洋実業)
指定期間
平成26年4月1日~平成30年3月31日
募集方法
公募
非公募の場合、その理由:
施設数:1施設
指定単位
複数施設を一括指定の場合、その理由:
業務の範囲
施設維持管理業務、貸館業務(利用料金制度)、コンベンション誘致業務、施設使用承認業務、事業の計画及び実施業務
3 評価単位
施設数:1施設
複数施設を一括評価の場合、その理由:
Ⅱ 平成26年度管理業務等の検証
項 目
指定管理者
の自己評価
実施状況
1 業務の要求水準達成度
(1)統括管 ▽ 管理運営に係る基本方針の策定
理業務
アジアで初めて開
札幌コンベンションセンター条例における設置目的を 催される国際学術
会議の誘致に成功
理解し、管理運営を行うとともに、以下3つの方針を策
した。また札幌市が
定した。
主管する各種イベ
①稼働率および国際会議誘致件数の増加に努める
ントに積極的に参
②市民文化・地域連携の強化
画した。省エネにつ
③省エネ施設の確立を目指す
いても積極的に取り
組んだ。
▽ 平等利用に係る方針等の策定と取組実績
センターの設置目
法令を遵守し、公正・公平な運営を行う等方針を策定 的も達成した。
し、徹底をした。またホームページ上では、主催団体よ
り公開許可を得られた催事情報を可能な限り積極的に
公開した。
▽ 地球温暖化対策及び環境配慮の推進
一昨年来取り組ん
できた、省エネ対策
▼ ガス、水道の使用については、節約に努めた結
果、使用量が削減できた。電気使用量については札幌 が評価され「北国の
市の率先節電対策にのっとり目標削減率を達成した。 省エネ・新エネ大賞
▼ 職員に対し、省エネ・節電研修を10月2日に実施し (北海道経済産業
局長表彰)」を受賞
た。
▼ 省エネに積極的に取り組んだことにより、経済産業 した。
省北海道経済産業局の平成26年度「北国の省エネ・ また、電気料金値
上げを控えた10月、
新エネ大賞」を受賞した。
11月に時宜を得た
▼ 外部研修へ積極的に参加した。
・省エネ診断・技術事例発表会(11月7日省エネルギー 研修を行った。
センター主催)
・省エネ対策講習会(11月11日札幌市主催)
1
所管局の評価
A B C D
要求水準が達成
されており、国際
会議にも積極的に
取り組んでいる。
また、各種省エネ
対策の結果として
「北国の省エネ・
新エネ大賞」を受
賞したこと等環境
に配慮した取り組
みとして市の政策
実現に寄与するも
のと認められる。
様式3-1
▽ 管理運営組織の確立(責任者の配置、組織整備、従 第一期目の指定管
事者の確保・配置、人材育成)
理者受託時からの
責任者体制を継続
▼ 統括管理責任者を定め、その管理下で組織整備 しており、管理運営
に精通した体制を
し、従事者を配置した。
▼ 業務分担、指揮命令系統、連絡系統等を定めた。 取ることができた。
▼ 人材育成においては、年間を通して研修を実施し 研修においても、省
エネ、無線LAN,基
た。
▼ 研修計画に基づき職員研修を以下の通り実施し 幹避難所等時宜を
得た内容で実施し
た。
た。
4月 設備業務研修
5月 会議運営研修
6月 設備業務研修、警備員教育(法定)
7月 清掃業務研修(法定)
8月 設備業務研修
9月 無線LAN研修、警備員教育(法定)、
防災機器操作研修、他施設見学研修
10月 設備業務研修、節電・省エネ研修
11月 国際プロトコール研修、警備員教育(法定)、
清掃業務研修(法定)
12月 設備業務研修、防犯研修
1月 基幹避難所研修
2月 会議運営研修、警備員教育(法定)
3月 設備業務研修
▽ 管理水準の維持向上に向けた取組
共同事業体の定例会議のほか、実務者全体会議、グ
ループ会議等を最低月1回定期的に行うとともに、イン
トラネット、クラウドストレージ等を利用して情報共有お
よび改善事項・依頼事項等の意見交換を行い、業務
の向上に努めた。
▽ 第三者に対する委託業務等の管理(業務の適正確
保、受託者への適切監督、履行確認)
レストラン運営事業、舞台技術業務、各種設備保守点
検を第三者委託とし、業務が適正に履行されるよう管
理監督を行った。委託先とは都度協議を行い、サービ
スクオリティを向上するための協力を得て、業務履行し
ていることを確認した。
▽ 札幌市及び関係機関との連絡調整(運営協議会等
の開催)
開催回
協議・報告内容
第1回
6月25日
・26年度修繕計画
第2回
9月22日
・誘致/営業報告
第3回
12月18日
・誘致/営業・修繕進捗報告
・自主事業報告
・インターンシップ受入報告
・利用状況・自主事業報告
・26年度修繕実施報告
第4回
3月26日
・誘致/営業進捗報告
・利用状況・自主事業報告
<協議会メンバー>
札幌市、㈱コンベンションリンケージ、㈱東洋実業
2
年4回の実施を行う
と共に、第3回から
は札幌市のMICE
担当者の出席もい
ただき、より具体的
な誘致関連の情報
共有、意見交換が
はかれた。
様式3-1
▽ 財務(資金管理、現金の適正管理)
▼ 資金管理については、指定管理業務、自主事業ご
とに区分経理を実施するとともに共同事業体の代表団
体による会計監査を実施している。また、現金の取扱
については、取扱規定に基づき適正に管理を行った。
▽ 要望・苦情対応
▼ 要望・苦情対応についてはマニュアルを作成し、職
員に周知している。
▼ ホームページ上に「お客様の声」ボタンを設置し、
意見を寄せられた方へは迅速に対応し、適切な処理を
行った。
▼ 地域住民から苦情があったタクシー待合時の運転
手の路上喫煙については、タクシー協会に申し入れを
行うとともに、注意喚起の表示板を設置するなど、徹底
した対応をとっている。
地域住民が誇れる
国際会議場として
の環境整備に努力
した。
▽ 記録・モニタリング・報告・評価(記録、セルフモニタリ
ングの実施、事業報告、札幌市の検査等への対応、自
己評価の実施)
▼ 施設内にアンケートボックスを設置するとともに、
自主事業開催時での配布、催事終了時での主催者へ
の依頼等を積極的に行い、客観的な指針の一つとして
サービス向上に努めた。
▼ セルフモニタリングにより業務改善を行った。
(2)労働関 ▽ 労働関係法令遵守、雇用環境維持向上
係法令遵守、 ▼ 関係法令を遵守し、必要な届出は監督官庁に行
雇用環境維
なった。
持向上
▼ 職員に対する給与、賃金等の支払を適切に行なっ
た。
▼ 労働基準監督署からの行政指導を受けなかった。
関係法令を遵守し、 A B C D
法令及び定期点検 要求水準が達成
を行い、安全管理を されている。
徹底できた。
▼ サービスの向上、管理経費の縮減に取り組むた
め、各部門別および全体で定期的にミーティングを
行った。
▼ ワーク・ライフ・バランスの取組(振替休暇制度や
さっぽろ市民子育て支援宣言等)を適切に実施した。
(3)施設・設 ▽ 総括的事項(利用者の安全確保、市民サービス向上 今年度も盗難事件 A B C D
備等の維持 への配慮、連絡体制確保、保険加入)
等は1件も発生せ 要求水準が達成
管理業務
ず、館内の安全管 されている。
▼ 樹木・外壁等の事故を未然に防ぐため、定期的な 理を遂行できた。
外周点検を行い、利用者の安全に努めた。
またサービス向上
の配慮として、各種
▼ 不審者対応マニュアル、防災計画、震災時等の非 イベントの告知、館
常時マニュアルを整備した。
内のインフォメー
ションコーナーの充
▼ 市民・利用者サービス向上のため、臨時休館日は 実、館内サインの増
減らし、通常の電話受付時間も延長して対応した。
設等を行ないサー
ビス力の向上に努
▼ 緊急連絡網を整備し、職員並びに札幌市はじめ関 めた。
係機関に周知をはかった。
▼ 損害賠償保険は仕様に適合したものに加入した。
3
様式3-1
▽ 施設・設備等の維持管理(清掃、警備、保守点検、修
繕、備品管理、駐車場管理、緑地管理等)
施設設備の維持管
理においては、常に
▼ 施設・設備等の維持管理については仕様書の通 施設を清潔な状態
り、業務を遂行した。
でご利用いただけ
▼ 警備業務では、防犯強化のため、適宜臨時巡回を るよう、また機器や
増やし業務にあたった。
備品などの利用に
▼ 備品管理においても利用者に不便が起こらないよ 不便がないよう適
う、都度営繕を実施し、破損や故障備品を使用可能な 切に管理し、アン
状態にするよう努めた。
ケートでも高評価を
▼ 定期的に各種保守点検を実施すると同時に、必要 得た。
な修繕を行い、維持管理を行った。
▼ 駐車場管理は、大会や展示会等混雑する日を予
め想定し、周辺への影響回避のための誘導スタッフ配
置等を行った。
▼ 白石区の環境美化活動として春(5月)と秋(11月)
に隣接する白石サイクリングロード清掃活動に参加し
た。
▼ 開館当初から匂いがすると苦情が寄せられていた
会議室内のカーペット張替え作業を完了した。
▽ 防災
基幹避難所として
▼ 消防法の規定に基づき、消防用設備等の点検を
札幌市危機管理対
実施した。
▼ 防災訓練および職員への研修を年2回実施し職員 策室に協力いただ
き、シミュレーション
の意識向上につなげた。
▼ さらに、札幌市の基幹避難所として備蓄物資の保 研修を行うなど、職
員のスキルアップに
管など有事の際の体制作りに努めた。
▼ LED投光器や簡易担架等防災グッズを購入した。 努めた。
▼ 9月の豪雨時の避難勧告では、基幹避難所として
館内を開放し避難者を受け入れた。
▼ 町内会と協力し合同で避難訓練を実施した。
(4)事業の計 ▽ コンベンション誘致・営業に関する業務
画・実施業務 ▼ 日本への会議誘致のためのキーパーソン視察受
け入れ、ビッドペーパー作成、立候補プレゼンのため
の戦略会議を実施し、国際会議誘致に成功した。
大型国際会議の誘 A B C D
致に成功した。その 要求水準が達成
他、国内学会や会 されている。
議等の複数件数の
誘致に成功した。
▼ 政府系国際会議の国内開催地立候補のための提 札幌市としてMICE
分野に力を置いて
案書作成補助や情報収集を積極的に行った。
いることからも、引
き続き誘致案件に
▼ 誘致営業活動は、札幌市、札幌コンベンション
ビューロー、札幌市東京事務所等各関係機関と協力を 着手し、
し、政府・国連、大学や研究機関、企業等、幅広い分 活動・サポートを行
う。
野においてアプローチを行った。
誘致にとどまらず、
準備段階~会議開
催当日まで積極的
にサポートを行い、
主催者・参加者から
好評を得ることがで
▼ さっぽろMICE推進委員会の一員として、「札幌
MICEリーダーズサミット」を実施し、札幌におけるMICE きた。
推進に取り組んだ。国内外のキーパーソンと意見交換
をし、また視察受け入れを通してコンベンションセン
ターのアピールにつなげた。
▼ 代表団体東京本社内にある東京オフィスや会議運
営部門によるピンポイント営業およびフォローアップを
行い、国際会議や学会、全国大会、企業系展示会等、
誘致件数を伸ばした。
▽ 主催者へのサービス提供業務
▼ 館内情報コーナーには、札幌市観光情報やサービ
ス、飲食店、市内他施設の情報量も充実させ、より多く
の情報収集に努めた。
▼ 札幌観光協会等と連携し、観光情報の提供を冊子
やアプリなどツールを積極的に紹介した。
4
様式3-1
▼ 主催者の利便性を高くするため、ワンストップサー
ビスの提供を行った。
(各種手配業務のサポート、運営スタッフの手配等)
(5)施設利用 ▽ 利用件数等
に関する業
名称
務
H25実績 H26計画 H26実績
大ホール
84.0
80.0
82.9
中ホール
72.0
60.0
66.9
小ホール
71.2
60.0
67.1
特別会議場
55.0
60.0
45.4
会議室(15室)
76.4
60.0
74.0
来館人数
348,109
今年度は、全館貸
切催事や大型学会
などが少ない年で
あったが、会議室利
用の営業を積極的
に行い、来館人数
は昨年実績を上回
ることが出来た。
A B C D
特別会議場は計
画を下回ったが、
全体として要求水
準を上回ってお
り、また休館日を
減らし自主事業を
行う等により来館
人数も増加してい
ることから要求水
準が達成されてい
ると認められる。
コンベンションセン
ターの広報業務だ
けではなく、札幌市
のシティプロモー
ション活動も広く積
極的に行った。
A B C D
要求水準が達成
されており、広く意
見や要望を収集
することを目的と
したホームページ
上での『お客様の
声』ボタンの設置
等のほか、市の施
策の広報にも大き
く貢献しており、市
の政策実現に大
きく寄与していると
認められる。
353,971
▽ 不承認 0件、 取消し 0件、 減免0件、 還付 0件
▽ 利用促進の取組
▼ 例年閉館していた夏季お盆期間も開館し自主事業
を実施した。
▼ 貸出備品の営繕業務を常に行い、利用者に不便さ
を感じさせないようにした。
▼ 稼働率の低い特別会議場の利用促進に努めた。
自主事業では長期開放し、特別会議場に訪れていた
だく機会を増やした。また、会議以外での開催例として
コンサートや映画会等を行った。
(6)付随業務 ▽ 広報業務
▼ 札幌市のMICEへの取り組みについてのインタ
ビュー記事の掲載や札幌コンベンションセンターの全
面広告等、日本全国へ向けた広報活動を積極的に
行った。
▼ 「さっぽろ雪まつり」「さっぽろライラックまつり」や
「さっぽろオータムフェスト」などの事業において広告掲 札幌市観光企画課
載や看板設置を行うほか、「雪まつり大雪像“雪の国 が主管となり行って
いる各種イベントに
のアリス” 」への協力を行った。
おいて、協賛金協
▼ 施設内に設置している情報コーナーやポスター掲 力や広告の掲載、
示コーナーには、札幌市の施策にかかる情報を積極 電飾看板の設置等
行い、広く宣伝し
的に広報した。
た。
▼ 札幌市シティプロモートの推進の一つである
「SAPP‿ROパートナーズ」会員登録企業となっている。 また札幌市の施策
職員には「SAPP‿ROロゴバッジ」を着用させている。 にかかる事業の情
報も収集し、コンベ
▼ 札幌国際プラザが事務局を行っている「ミュンヘン ンションセンターを
クリスマス市 in Sapporo」のパンフレットに広告掲載を 発信拠点とした。
行った。
マスコミとの連携に
▼ ホームページは公開可能な催事を随時更新し、ま より、TV CMでコン
た自主事業の開催情報などはホームページに加えブ ベンションセンター
開催告知を繰り返し
ログやSNSにも掲載し、広報展開を行った。
行い、市民道民へ
▼ ラジオやTV CM等マスメディアと連携するタイアッ の広報宣伝を行
い、認知度アップに
プ事業を通して、利用促進と連動し広く広報活動を
つなげた。
行った。
▼ 前年度に続き、羽田空港への電飾看板の掲出、経
済紙への全面広告、MICE情報専門誌への広告掲載を
行った。
5
様式3-1
▽ 引継ぎ業務
(前回から継続指定のため、引継業務なし)
▽ その他
● 各種委員として活動した。
・さっぽろ MICE 推進委員会
・札幌市国際観光誘致事業実行委員会
・札幌市国内観光プロモーション実行委員会
・北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会
・白石区ふるさと会(役員)
2 自主事業その他
▽ 自主事業
設置目的の実現及
び、市の政策を踏ま
えた企画を展開で
きた。
▼自主開催(共催、後援、協力含む)
以下をポイントにイベントを企画・実施した。
①札幌市施策との連携
②市民への情報発信・国際交流
③地域との連携・協働
④社会貢献
⑤福祉支援
● 札幌国際芸術祭連携事業として、7月に開催された国際
会議において、会議参加者と地元の小学生が協同でタイル
アートを制作し、白石サイクリングロードのトンネルに設置し
た。
● 札幌市が推奨するウォームシェアの取り組みとして、地域
住民が参加できる下記のイベントを実施した。
・SORAこそだてフェスティバル2014
・白石おもしろいし!ニュースポーツ&すこやかフェスタ
・懐かしのシネマ上映会
・映画ポスター展
A B C D
札幌国際芸術祭
関連イベントや
ウォームシェア普
及啓発に資するイ
ベントの実施、さ
らには関係団体
や地域と連携した
事業の実施等、社
会貢献や札幌市
会議参加者と地元 の政策実現に寄
住民との交流の場 与していると認め
を提供ことができ、 られる。
新聞にも紹介され
た。
市の施策と連動し
たイベントを実施
し、市民への啓発も
行ったと同時に、コ
ンベンションセン
● 子育て支援を目的とした「SORAこそだてフェスティバル」 ターの認知促進に
を12月に開催した。札幌市・北海道に加え、大学や企業、関 もつなげた。
連団体と協力をし、約4000名の来場があった。
また各協力団体と
は非常に良好な関
● 地域との連携・協働事業として、町内会と協力し下記の内 係を築くことが出来
容で「SORA秋まつり」を実施した。
た。
①札幌国際芸術祭連携事業:
・福祉施設の絵画展
・障がい者による演奏会
②福祉施設支援事業:
・作業所・授産施設10か所以上による物産展
③町内会との連携事業:防災訓練他
● 医学会開催に合わせて市民公開講座を実施し、市民の
学習機会の提供に努めた。
▼飲食物販
● レストラン事業を行った。
▼その他手数料収入等
● 弁当・ケータリングサービス等行った。
▽ 市内企業等の活用、福祉施策への配慮等
▼ 第三者委託はおおむね市内企業に発注した。
▼ 管理業務には、障がい者を雇用している。
▼ 障がい者作業所・授産施設による物産展を実施した。
6
様式3-1
3 利用者の満足度
▽ 利用者アンケートの結果
実施方
法
施設内にアンケートボックスを設置すると同時に、利用
者および来場者に対して、アンケートを実施した。
5段階の回答を数値換算して100点満点とし、各項目80
点以上を目指した。(回答件数 203件)
また自主事業においても毎度アンケートを実施し、市
民の声を次の企画に参考とするようにした。
目標回収数を達成
できた。
また会場利用の希
望・要望の声を参考
に施設管理を行
い、満足度をあげて
いくことが出来た。
結果概
要
① センターの総合的な印象について 92.7点
② スタッフの対応について 91.0点
③ サービスの提供について 91.6点
④ センターの清掃状態について 91.0点
利用者 ・担当者の対応と使いやすさが良い。
からの ・開放的でホワイエも広いため雰囲気が良かった。使
意見・要 い勝手もよくまた利用したい。
望とそ ・インターネット環境(全国でのTV会議)をもう少し充実
の対応 しているとよい。
A B C D
アンケートの回収
率も向上してお
り、また全ての項
目において目標
値を10%以上上
回っており、満足
度向上の取組に
高い成果があった
と認められる。
4 収支状況
▽ 収支
(千円)
指定管理業務収入
においては全館貸
切等の大型物件が
少なく、利用料金収
入は計画を下回っ
たが、備品使用、外
注物の増により、そ
の他収入は計画を
上回ることが出来
た。
自主事業収入はほ
ぼ計画通りであっ
た。
A B C D
利用料金収入が
項目
H26計画
H26決算
差
計画より減収と
収入
527,000
527,825
825
なったもののその
指定管理業務収入
他収入により収入
501,000
502,448
1,448
全体としてはほぼ
指定管理費
0
0
0
計画通りであり、
利用料金
282,000
277,351
▲ 4,649
また消費増税や
光熱水費での支
その他
219,000
225,097
6,097
出増を勘案する
自主事業収入
26,000
25,377
▲ 623
と、その他で補完
することにより全
支出
410,889
413,579
2,690
体収支への影響
指定管理業務支出
385,946
388,927
2,981
を最小限に抑えて
支出においては、
自主事業支出
24,943
24,652
▲ 291 消費税のアップ、電 いる点で評価でき
る。
収入-支出
116,111
114,246
▲ 1,865 気料金の大幅アッ
プ等極めて厳しい
利益還元
100,000
100,504
504
状況のなか、光熱
法人税等
1,168
317
▲ 851 水使用量の節減、
純利益
1,751
475
▲ 1,276 諸費用の圧縮、電
力契約先の新電力
▽ 説明
への移行などを行
い最小限のアップ
*収入は計画をわずかながら上回ったが、支出が電気料金の大幅
に抑えることが出来
な値上等による増額となり、純利益は計画を下回った。
た。
<確認項目> ※評価項目ではありません。
▽ 安定経営能力の維持
▼選定時と同様、安定経営能力を維持している。
適
不適
▽ 個人情報保護条例、情報公開条例、行政手続条例、オンブズマン
条例及び暴力団の排除の推進に関する条例への対応
適
不適
▼ 利用申込者に渡す利用案内に暴力団排除の文言を入れてい
る。
▼ 各条例の規定に則り、全て適切に対応した。
7
様式3-1
Ⅲ 総合評価
【指定管理者の自己評価】
総合評価
指定管理2期目として、更に広範囲に及ぶネットワーク
構築、連携強化を行いながら事業展開、および誘致営
業活動を積極的に行った。
アジアで初めての開催となる国際学術会議の誘致に成
功した(2018年開催)。また2週間にわたる国連機関主催
の国際会議の誘致に成功し開催された。
自主事業においては、札幌市の政策を踏まえながら引
き続き施設認知度を上げるための企画を実施し、総合
的な情報発信の拠点として事業展開できた。
来年度以降の重点取組事項
札幌市をはじめ関係機関と連携し、サミット閣僚会合の
誘致成功に向け積極的に協力していきたい。
国際会議、国内学会の誘致も引き続き積極的に行い、
稼働率アップに努めたい。
自主事業においても、地域連携を図りながら企画・実施
するとともに、札幌市の政策の一助となるべく、総合的な
情報発信の拠点として事業展開していきたい。
【所管局の評価】
総合評価
改善指導・指示事項
全体を通じて、ほぼ計画通り各事業を実施し、目標を達 継続6年目となる27年度も、これまでの実績を活かし、
成できたと評価できる。
適切な運営管理及び利用者満足度向上のための取組
を展開していただくとともに、利用率向上のため、積極的
な誘致活動やセールス活動を実施していただき、利用
料金の増収を図っていただきたい。
8
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