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「1分ニュース」レジュメ・技術マニュアル(2014年度版)

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「1分ニュース」レジュメ・技術マニュアル(2014年度版)
「TVニュース」制作手順(修正版) { 撮 影 } スマートフォンで映像・音声を取材 { 編 集 } 斡旋機(Windows)または、Macで編集 { 提 出 } (ファイル変換して)mp4で映像を提出 テキストファイルで原稿提出 →いずれもAssit予定・11月17日月曜17時 →作品提出は、班の代表者が 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <iPhoneで取材> → MacはiTunes経由で取り込み、編集 → WindowsはUSBケーブル経由で取り込み →WindowsMovieMakerで編集 →MP4にファイル変換 <Androidで取材>→ WindowsはUSBケーブル経由で取り込み →WindowsMovieMakerで編集 →MP4にファイル変換 「注意」WindowsMovieMakerで書き出し時は、画質「コンピュータ」を選んでください 制作マニュアルは「@TVラボ 宇佐美」で検索 今日の原稿
(リード)
ニュースを作ろうの講義が、 今、佳境に入っています。
今日の講義を取材しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Q メディアホールには、メディアの一つの基礎である「ニュース」をどうのように
発掘して、どのように伝えるかを学ぶ 2年生300人余りが出席しました。
Q 指導は宇佐美教授です。
Q 宇佐美教授は、長年NHKなどの現場でテレビ番組など放送の実績を積んだ、
メディア論の専門家です。
Q 今日は、昨年 この講義で学んだ学生が製作したニュースを見ながら
「何を」伝えるか、大切なポイントが抜けているか、いないかなど、
実例を示しながら指導を行いました。
Q続いて、授業は、グループに分かれて、実際に取材し1分ニュースを制作し
来週、発表会を行うことになっています。
<ここで、インタビューを入れますが、今日は省略します。>
1
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おさらいと講義 〜ニュース・コンテンツを作ろう〜
2014年11月4日 堀田壽一
iPhone・デジカメなど 携帯型の発信ツール
*  その瞬間だけの映像ではなく、短くまとめられ、且つ「ニュー
ス」が誰にでも制作出来、伝えられる時代 *  YouTubeの投稿☞誰もが見られる NHKの投稿サイト「いつでも投稿募集中」 様々な溢れる情報で問われる内容の「信頼性」と 「権利・法的正当性」「中立性」・・・ ◎「ニュース」を作るには
ニュースを「企画」する
「企画」として提案するには ☞「テーマ」は何か <例:工科大にクリスマスツリー> 全体をイメージする ☞内容は・・ <ツリーは何で??> 事前取材(research・リサーチ)☞大学事務局に行き話を聞く 取材対象者には早く会うこと 構想を練る ☞自由闊達・大胆に、繊細に 遠慮はしないバカって言われ てもかわない 狙いを絞る ☞特に、これだけは見せたい 伝えたい 素材を吟味する ☞ 大丈夫か、面白いか 提案会議 プロデューサーとして「企画内容」をA-­‐4一枚にまとめる。 <演習:宇佐美教授に明快な趣旨説明が出来るか> 素晴らしいニュースを作るには以下の項目を満たすこと
*  1, Who・・・誰だ *  2,What・・・何を *  3, When・・・いつ *  4,Where・・・どこで *  5, Why・・・どうして *  6, How・・・どのように 企画が「採用」される <演習・宇佐美教授のOKが得られるか> 企画が決まったら。 企画者(プロデューサー) カメラマン・編集者・原稿(コメント)・リポーター (5役) 構成の検討会 5つの役割を決める。 それぞれが、発想する。狙いを絞る。構想を練る 見歩く(下見をする・現場をみる) 観察する、考える、どう見せるか、 想いを伝える素材・映像が撮れるか・あるのか、 どう撮影するか 情報の交換・大胆な発想・繊細な思考 「企画」が決まった。さあ、撮影だ。 <演習:宇佐美教授の疑問に答えられ取材許可が出た>
6
カメラを知ろう
故障しないカメラ☞誰も撮れるカメラ レンズは一個 (ズーム zoom lens) 1時間以上撮影出来る 写るんです、暗くても、まるで人間の目 音が収録出来る(with sound) もしも、噴火が音無しだったら https://www.youtube.com/watch?
v=rWNflLtj0Sk
Be ll&Howell フィルモ 70DR
*  撮影
*  「名カメラマンには愛がある」の名言あり 1、 カメラの性能を知る レンズ・ズーム・録画確認・音声確認 収録時間(テープレス)・バッテリー性能(持続時間・予備持参) 2、 カメラに振り回されない 撮影はカメラではない、「アナタの頭の中」で撮る (撮影時間が長く、全カット記憶にないと、名カットの使用を逃す) 3、 カメラを大切にする 故障しませんが、故障すると技術者でないと修復出来ない。 トライポッド(tripod 三脚)ごと落下 テープなどメディア交換を乱暴にする 何時でも使える準備が出来ている。 使えなければ、『カメラはゴミ』です。 カメラマンは体力と知恵の勝負
*  始めはカメラに任せなさい。 アナタよりカメラそのものの性能が上です。シャッターを押すだけで 良いです。(シャッタースピードなどはプロカメラマンです) *  両手でしっかりとカメラを構える。 *  モニターを見る (メディアは?バッテリーは?音は?) 始めの20秒は「捨てカット」です。テープレスになれば使えますが。 一カットは20秒以上撮りましょう。 極意は「カメラを動かさないで写真を一枚一枚撮る様に写します」 撮る対象をしっかりと見つめる事、 一方向からではなく、一周(会場)して (正面撮影を忘れないでね) (imaginary line・方向性を統一する) 「対象を良く吟味する」 ☞ 動きなさい!知恵を出し、人が驚く絵を見
つける *  方向性が一番わかる例は野球です。 左バッターは背中(正面は中継である) 右バッターは正面 打者は右へ走る ホームインは左へ走ってホームベースはない、でも理
解できる 初心者が陥りやすいミス
1, サイズを変えない ズームしてサイズを変えましょう。 2, ズームを使いすぎる ズーミング・zoomingの途中は不要の場合が多い 1分ニュース(60秒)で使うカット数は7〜10 ズームは数秒使う 3, カメラを持って撮影する(移動撮影) 見る人が酔うか気分が悪くなる 4, 対象にこだわりがない・執着心・撮りこぼしが多い Be ll&Howell フィルモ 70DR 最低でも3本のレンズを使って同じ対象を撮る
上手いカメラマンとは
「あのカメラマンは拾いやリアクションが上手い」って言われる 拾いと・リアクションとは 取材対象以外でも感覚的に「絵」になると思う事象を撮る (例) ・物を撮ったら、それを見る人 喜ぶ顔、悲しい顔 食べ物は食べている人を見る人 *  朝日・夕日 *  取材している町の駅前を行き交う人たち *  流れる川表・街路樹の木の葉 *  街中を犬を連れて散歩する人 *  会議の始まる前の人の動き<会場に入るシーン> *  鉄則・足で稼げ・腰は軽く *  紅華祭りのパンカツ NHKのカメラマン 技術系・芸術学部で映画製作を学んだ人 ・ 工学部電子工学(カメラを開発する) 文系 ・全くカメラを知らないニュースカメラマンを希望 文系のカメラマンは全くの素人からスタートする 誰もが「下手」から始まる。 絵コンテを書いた。 1分で10カット 漫画を良く読みました。最高は新聞の4コマ漫画 NHKニュースです
街の中に野生の鹿 鹿ばかりです、でも、町の人が写っていません。 ワンカット・理想は子供ですが、大人が見ている映像を撮ったら、満点ですね。 災害で移住した人が再会・ 全然、わかりません、おはらい、 お餅撒きじゃなく再会して喜ぶ映像が欲しい
です。 良いニュース 空撮・これはプロの領域です。カメラマンの特権 野生の鹿ではなく、見物人がいます。 山車が解ります。伝わります。 インタビュー
*  インタビューは納得する声が撮れるまで頑張る 企画提案した内容に必要な声が撮れるまで諦めない <取材者が相手のことを事前情報として知っている・しっかりと相
手と話し合っている 構成の打ち合わせで何を聞くか、答えが出るま
で聞く> テレビの街中のインタビューは「中立性」のために沢山取材しま
すが、 なかなか撮れない。かなりの時間がかかります。 ラッシュ・試写
*  映像取材が終わりました。 5役全員で見ます。 「ラッシュは合コンである」(協議する) 「名編集マンは悪魔である」(名カット映像でも使えないって切り捨てる) 「編集作業は無限である」(どんな映像でも使う) 「自由な時間を作る」(1秒を10秒に1時間を1分にできる) 「監督・カメラマンには巨匠がいる でも、編集には神様がいる」 カメラマンが撮った「拾い」を実にうまく使う 編集 ラッシュ(rush)試写 元々は撮影済みのフィルムから焼いたポジ・フィルムを見る・試写 最も面白い時間・5役全員でみる 編集者はタイム・テーブルを作る(使える映像は「どこにあるか」を知る
メモ) 長々と撮ると「どこに映像があるかカメラマンが分からないでは困る) 今・短い10分のメディアを作れ! 今・誰もがカメラを持って撮影する ◉荒編集(あら編) 粗く、おおままかに編集する事。 NGを抜いて順番どおり並べる編集ですが、30分番組を40~45分に作
り上げて 試写する。 撮影映像が多く、「確か、もっと良いカットがあった?」では、通用しな
いので 使えるカットは記録するか、何処にあると言える様にする事。 番組では、この時点でCPやデスクが立ち会う。(宇佐美教授ですね) 追撮もありますが、海外取材では出来ませんのでご注意を! ◉
美術史
*  若桑みどり(美術史学者・1935-­‐2007) 『イメージを読む』 美術史の知識や方法論といのは、過去の芸術品を理
解するばかりでなく、現在、身の回りにたくさんあふれ
ているイメージを解釈したり、イメージを作り出すために
大変い役に立つものなのだ。 人に「ニュース」(出来事や事柄)を知らせる 
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